JPH0879145A - 無線通信装置の自動周波数調整方式 - Google Patents
無線通信装置の自動周波数調整方式Info
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- JPH0879145A JPH0879145A JP6208487A JP20848794A JPH0879145A JP H0879145 A JPH0879145 A JP H0879145A JP 6208487 A JP6208487 A JP 6208487A JP 20848794 A JP20848794 A JP 20848794A JP H0879145 A JPH0879145 A JP H0879145A
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- frequency
- circuit
- automatic frequency
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- band filter
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高周波数領域でAFC回路を有効に働かせる
とともに高いS/N比が得られるダイバーシティ方式の
無線通信装置を提供する。 【構成】 無線通信装置10の自動周波数調整(AF
C)方式は、二組の受信系A、Bを有するダイバーシテ
ィ方式を採用した無線通信装置にAFC回路1を挿入し
たものであって、使用する水晶発振器の周波数変動範囲
をカバーする広い周波数帯域幅の帯域フィルタ回路BP
F2B、BPF3Bを有する一方の受信系Bの検波出力
fS のみを自動周波数調整回路1の入力に固定接続して
該自動周波数調整の効果を二組の受信系A、B双方へフ
ィードバックするように構成するとともに、前記自動周
波数調整回路1の入力に接続されていない受信系Aの帯
域フィルタ回路BPF2A、BPF3Aには前記広い周
波数帯域幅の帯域フィルタ回路BPF2B、BPF3B
よりも狭い通過帯で最適な音声帯域幅の帯域フィルタ回
路とした回路構成である。
とともに高いS/N比が得られるダイバーシティ方式の
無線通信装置を提供する。 【構成】 無線通信装置10の自動周波数調整(AF
C)方式は、二組の受信系A、Bを有するダイバーシテ
ィ方式を採用した無線通信装置にAFC回路1を挿入し
たものであって、使用する水晶発振器の周波数変動範囲
をカバーする広い周波数帯域幅の帯域フィルタ回路BP
F2B、BPF3Bを有する一方の受信系Bの検波出力
fS のみを自動周波数調整回路1の入力に固定接続して
該自動周波数調整の効果を二組の受信系A、B双方へフ
ィードバックするように構成するとともに、前記自動周
波数調整回路1の入力に接続されていない受信系Aの帯
域フィルタ回路BPF2A、BPF3Aには前記広い周
波数帯域幅の帯域フィルタ回路BPF2B、BPF3B
よりも狭い通過帯で最適な音声帯域幅の帯域フィルタ回
路とした回路構成である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はダイバーシティ方式の無
線通信装置のための自動周波数調整回路(略称AFC回
路)の動作方式に関し、特にギガヘルツ領域(UHF、
マイクロ波領域)の高い周波数帯域において良好な信号
対雑音比(S/N比)とダイバーシティの効果が得られ
るようにしたAFCの動作方式に関するものである。
線通信装置のための自動周波数調整回路(略称AFC回
路)の動作方式に関し、特にギガヘルツ領域(UHF、
マイクロ波領域)の高い周波数帯域において良好な信号
対雑音比(S/N比)とダイバーシティの効果が得られ
るようにしたAFCの動作方式に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にダイバーシティとは、互いに相関
が小さい、つまり同時に回線品質が劣化する確率が小さ
い二つ以上の系を用意して、その出力を選択または合成
することによりフェージングの影響を軽減するものであ
り、スペースダイバーシティ(SD)、周波数ダイバー
シティ、ルートダイバーシティのような種類がある。
が小さい、つまり同時に回線品質が劣化する確率が小さ
い二つ以上の系を用意して、その出力を選択または合成
することによりフェージングの影響を軽減するものであ
り、スペースダイバーシティ(SD)、周波数ダイバー
シティ、ルートダイバーシティのような種類がある。
【0003】このうちスペースダイバーシティとは図3
の通常の受信装置であるスーパーヘテロダイン回路のブ
ロック図に示すように、二組の受信系A、Bを内蔵し、
それぞれの受信アンテナANTA、ANTBを空間的に
離すことにより二つの伝搬路を構成して伝搬の影響の相
関を小さくする方式であって、現在の移動無線通信装置
では、より安定した通話品質を得るために二組の受信系
A、Bのうち少しでも良好な状態にある受信系の検波出
力fS の信号強度をダイバーシティ切換スイッチ回路D
ivSW(コンパレータである。)にて比較して選ぶ方
式(所謂切替式スペースダイバーシティ)が多く採用さ
れている。
の通常の受信装置であるスーパーヘテロダイン回路のブ
ロック図に示すように、二組の受信系A、Bを内蔵し、
それぞれの受信アンテナANTA、ANTBを空間的に
離すことにより二つの伝搬路を構成して伝搬の影響の相
関を小さくする方式であって、現在の移動無線通信装置
では、より安定した通話品質を得るために二組の受信系
A、Bのうち少しでも良好な状態にある受信系の検波出
力fS の信号強度をダイバーシティ切換スイッチ回路D
ivSW(コンパレータである。)にて比較して選ぶ方
式(所謂切替式スペースダイバーシティ)が多く採用さ
れている。
【0004】上記スペースダイバーシティ方式を採用す
る場合、BPF2A、BPF2B及びBPF3A、BP
F3Bはそれぞれ同じ帯域フィルタとするのが一般であ
る。
る場合、BPF2A、BPF2B及びBPF3A、BP
F3Bはそれぞれ同じ帯域フィルタとするのが一般であ
る。
【0005】尚、図3のブロック図を受信系Aについて
概説すれば、アンテナ(ANTA)で受けた到来波fを
まず高周波帯域フィルタ(BPF1A)を通し高周波増
幅器(HFA)で増幅する。これを第一局部発振器(L
o1A)の出力f01とともにミクサといわれる第一混合
器MIXに加えて第一中間周波(fi1=f−f01)とす
る。fi1は不可聴音であるから可聴音にするために第二
局部発振器Lo2Aの出力f02とともに第二混合器MI
Xに加えて第二中間周波(fi2=fi−f02)とし、こ
れを検波(DET)して該検波出力fS をダイバーシテ
ィ切換スイッチ回路(DivSW)に入力する。
概説すれば、アンテナ(ANTA)で受けた到来波fを
まず高周波帯域フィルタ(BPF1A)を通し高周波増
幅器(HFA)で増幅する。これを第一局部発振器(L
o1A)の出力f01とともにミクサといわれる第一混合
器MIXに加えて第一中間周波(fi1=f−f01)とす
る。fi1は不可聴音であるから可聴音にするために第二
局部発振器Lo2Aの出力f02とともに第二混合器MI
Xに加えて第二中間周波(fi2=fi−f02)とし、こ
れを検波(DET)して該検波出力fS をダイバーシテ
ィ切換スイッチ回路(DivSW)に入力する。
【0006】ダイバーシティ切換スイッチ回路(Div
SW)は上記同様にして入力された他方の受信系Bの信
号と比較し、より感度の良い方を選択して出力し、低周
波増幅(LFA)してスピーカーを鳴らす。
SW)は上記同様にして入力された他方の受信系Bの信
号と比較し、より感度の良い方を選択して出力し、低周
波増幅(LFA)してスピーカーを鳴らす。
【0007】一方、近年の無線通信利用者数増大に伴う
チャンネル数の増加から、より高い周波数へと使用周波
数は移行しているが、この高い周波数管理には殆どのも
のが水晶発振器を用いている。
チャンネル数の増加から、より高い周波数へと使用周波
数は移行しているが、この高い周波数管理には殆どのも
のが水晶発振器を用いている。
【0008】しかしながらそれも限界に近づき、現行の
利用周波数であるUHFないしマイクロ波領域の(1G
Hz以上)においては上記水晶発振器では十分なものと
は言えない状況となってきている。
利用周波数であるUHFないしマイクロ波領域の(1G
Hz以上)においては上記水晶発振器では十分なものと
は言えない状況となってきている。
【0009】即ち、通常の無線通信装置に使用される水
晶発振器は温度変化に起因する発振周波数変動があり、
その使用許容温度範囲での安定度は±2PPM(1GH
zで±2KHz)程度であり、それ以上の周波数のもの
は恒温漕等を用いる以外には安定に発振させることは実
現困難である。
晶発振器は温度変化に起因する発振周波数変動があり、
その使用許容温度範囲での安定度は±2PPM(1GH
zで±2KHz)程度であり、それ以上の周波数のもの
は恒温漕等を用いる以外には安定に発振させることは実
現困難である。
【0010】近年の無線通信においてはより小さく、軽
く、且つ省電力型が望まれているため、先の恒温漕の仕
様は該要求に合わないものとなっている。
く、且つ省電力型が望まれているため、先の恒温漕の仕
様は該要求に合わないものとなっている。
【0011】この点、使用周波数が1GHzを越える無
線通信において±2KHz以上の周波数がずれることは
致命的な問題となる。(通信音の悪化、通信距離の減
少、最悪には通信開始不能等) これらを避けるために自動周波数調整回路(以下、略し
てAFC回路とも称する。)が既に考案され、テレビ受
信機やFMラジオ受信機等に採用されている。(但し、
移動無線通信装置、所謂トランシーバーには未だ採用さ
れている例は無いものと思われる。) 図3において、AFC回路(AFC)1はダイバーシテ
ィ切換スイッチ回路(DivSW)にて選択された受信
系AまたはBの検波器DET出力fS の中心周波数のず
れを検出して受信系A、B双方の第一、第二局部発振器
Lo1A、Lo2A、Lo1B、Lo2Bにフィードバ
ックしてミクサMIXで合成する局部発振周波数f01、
f02を調整する。
線通信において±2KHz以上の周波数がずれることは
致命的な問題となる。(通信音の悪化、通信距離の減
少、最悪には通信開始不能等) これらを避けるために自動周波数調整回路(以下、略し
てAFC回路とも称する。)が既に考案され、テレビ受
信機やFMラジオ受信機等に採用されている。(但し、
移動無線通信装置、所謂トランシーバーには未だ採用さ
れている例は無いものと思われる。) 図3において、AFC回路(AFC)1はダイバーシテ
ィ切換スイッチ回路(DivSW)にて選択された受信
系AまたはBの検波器DET出力fS の中心周波数のず
れを検出して受信系A、B双方の第一、第二局部発振器
Lo1A、Lo2A、Lo1B、Lo2Bにフィードバ
ックしてミクサMIXで合成する局部発振周波数f01、
f02を調整する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかながら、現行のA
FC回路は起こり得る周波数変動以上に帯域を広げたフ
ィルタ回路を受信系に使用しなければ効果が得られな
い。
FC回路は起こり得る周波数変動以上に帯域を広げたフ
ィルタ回路を受信系に使用しなければ効果が得られな
い。
【0013】つまり、システムの周波数管理の基本とな
る水晶発振器の周波数がずれてしまった場合、通常の最
適な帯域フィルタを用いた受信系では相手の信号の有無
さえ検出できなくなってしまいAFC回路は正常に動作
しなくなってしまう。
る水晶発振器の周波数がずれてしまった場合、通常の最
適な帯域フィルタを用いた受信系では相手の信号の有無
さえ検出できなくなってしまいAFC回路は正常に動作
しなくなってしまう。
【0014】例えば、使用周波数1GHz、使用水晶発
振器の安定度±2.5PPMの場合において、音声帯域
幅を±3.75KHz程度とすると、これに水晶発振器
の起こり得る変動周波数±2.5KHzを加えると±
6.25KHzとなり、これ以上の帯域幅を有するフィ
ルタ回路が必要となる。これは本来周波数ずれがゼロの
状態では最適な帯域幅として±4KHz程度の帯域フィ
ルタで済むものが、より広い帯域フィルタを使用する必
要があることになり、受信のS/N比を悪化させてしま
うのである。
振器の安定度±2.5PPMの場合において、音声帯域
幅を±3.75KHz程度とすると、これに水晶発振器
の起こり得る変動周波数±2.5KHzを加えると±
6.25KHzとなり、これ以上の帯域幅を有するフィ
ルタ回路が必要となる。これは本来周波数ずれがゼロの
状態では最適な帯域幅として±4KHz程度の帯域フィ
ルタで済むものが、より広い帯域フィルタを使用する必
要があることになり、受信のS/N比を悪化させてしま
うのである。
【0015】1GHz以上になると上記AFC回路1を
有効に働かせるためにはさらに広い帯域幅のフィルタ回
路を採用しなければならなくなる。
有効に働かせるためにはさらに広い帯域幅のフィルタ回
路を採用しなければならなくなる。
【0016】水晶発振器の安定度は±2.5PPM(1
GHzで±2.5KHz)程度が一般であり、それ以上
の安定度(±1.5PPM以下)のものは非常に高価で
あってコストに問題があり、且つこれも数GHzでは恒
温漕が必要になる。
GHzで±2.5KHz)程度が一般であり、それ以上
の安定度(±1.5PPM以下)のものは非常に高価で
あってコストに問題があり、且つこれも数GHzでは恒
温漕が必要になる。
【0017】一方、ダイバーシティ方式の無線通信装置
における二組の受信系A、Bは帯域フィルタ回路の帯域
幅を含めて同等に設計されるのが当然の前提とされてい
るので、高い周波数領域で上記AFC回路を組み入れる
際には、結果的に二組の受信系共に広い帯域フィルタを
用いることになり、S/N比は悪化してしまう。
における二組の受信系A、Bは帯域フィルタ回路の帯域
幅を含めて同等に設計されるのが当然の前提とされてい
るので、高い周波数領域で上記AFC回路を組み入れる
際には、結果的に二組の受信系共に広い帯域フィルタを
用いることになり、S/N比は悪化してしまう。
【0018】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、ダイバーシティを利用しつつもフィルタの帯域
幅を無意味に広げることなく十分な自動周波数調整(A
FC)効果と良好なS/N比が得られる新しいAFC回
路方式を提供するものである。
であり、ダイバーシティを利用しつつもフィルタの帯域
幅を無意味に広げることなく十分な自動周波数調整(A
FC)効果と良好なS/N比が得られる新しいAFC回
路方式を提供するものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、二組の受信系
を有するダイバーシティ方式を採用した無線通信装置の
自動周波数調整方式において、使用する水晶発振器の周
波数変動範囲をカバーする広い周波数帯域幅の帯域フィ
ルタ回路を有する一方の受信系の検波出力のみを自動周
波数調整回路の入力に固定接続して該自動周波数調整の
効果を二組の受信系双方の局部発振器へフィードバック
するように構成するとともに、前記自動周波数調整回路
の入力に接続されていない受信系の帯域フィルタ回路に
は前記広い周波数帯域幅の帯域フィルタ回路よりも狭い
通過帯で最適な音声帯域幅の帯域フィルタ回路としたこ
とを特徴とする無線通信装置の自動周波数調整方式を提
供することにより上記目的を達成するものである。
を有するダイバーシティ方式を採用した無線通信装置の
自動周波数調整方式において、使用する水晶発振器の周
波数変動範囲をカバーする広い周波数帯域幅の帯域フィ
ルタ回路を有する一方の受信系の検波出力のみを自動周
波数調整回路の入力に固定接続して該自動周波数調整の
効果を二組の受信系双方の局部発振器へフィードバック
するように構成するとともに、前記自動周波数調整回路
の入力に接続されていない受信系の帯域フィルタ回路に
は前記広い周波数帯域幅の帯域フィルタ回路よりも狭い
通過帯で最適な音声帯域幅の帯域フィルタ回路としたこ
とを特徴とする無線通信装置の自動周波数調整方式を提
供することにより上記目的を達成するものである。
【0020】
【作用】通常ダイバーシティ方式の無線通信装置におい
て、二つの受信系A、Bは全く同じ性能とは限らず、信
号系の違いによりアンバランスとなっているのが現状で
ある(図3から判るように、片側には送信系TXとの送
信/受信切替回路3(TX/RXSW)が余分に挿入さ
れていることによる)。
て、二つの受信系A、Bは全く同じ性能とは限らず、信
号系の違いによりアンバランスとなっているのが現状で
ある(図3から判るように、片側には送信系TXとの送
信/受信切替回路3(TX/RXSW)が余分に挿入さ
れていることによる)。
【0021】逆に言えば二つの受信系A、Bは多少アン
バランスでも、各々の受信系の内何れかが不感地帯に入
ったときに他方が補足できればダイバーシティ機能は果
たしたといえる。
バランスでも、各々の受信系の内何れかが不感地帯に入
ったときに他方が補足できればダイバーシティ機能は果
たしたといえる。
【0022】とすれば、各受信系A、Bに挿入された帯
域フィルタは同じ帯域幅のものを使用する必要はなく、
一方の受信系(例えばA)の帯域フィルタは周波数ずれ
がない状態で最適な狭い帯域幅(音声帯域幅しか通さな
い)として高いS/N比を得るようにし、且つ他方の受
信系(例えばB)の帯域フィルタは広い帯域幅を確保し
て、ずれた周波数に乗った音声信号を必ず検波後に補捉
して検出するように構成し、該検波出力のみをAFC回
路に入力すれば、当該高い使用周波数にてもAFC回路
を有効に働かせることができる。
域フィルタは同じ帯域幅のものを使用する必要はなく、
一方の受信系(例えばA)の帯域フィルタは周波数ずれ
がない状態で最適な狭い帯域幅(音声帯域幅しか通さな
い)として高いS/N比を得るようにし、且つ他方の受
信系(例えばB)の帯域フィルタは広い帯域幅を確保し
て、ずれた周波数に乗った音声信号を必ず検波後に補捉
して検出するように構成し、該検波出力のみをAFC回
路に入力すれば、当該高い使用周波数にてもAFC回路
を有効に働かせることができる。
【0023】AFC回路による周波数調整は二組の受信
系A、B双方にフィードバックされ、双方の受信系A、
Bの周波数ずれが同時に同様にずれゼロに調整される。
系A、B双方にフィードバックされ、双方の受信系A、
Bの周波数ずれが同時に同様にずれゼロに調整される。
【0024】一般には、周波数ずれゼロの状態では受信
感度の良い受信系Aがダイバーシティ切換スイッチ回路
にて選択され、受信感度が向上する。(電波伝搬状態に
よっては、受信系Aのほうが受信状態が悪く、かえって
広い帯域フィルタを有する受信系Bが選択されることも
ある。) この結果、全体の受信感度を上げることが可能となり、
さらにAFCも十分に働かせることができる。
感度の良い受信系Aがダイバーシティ切換スイッチ回路
にて選択され、受信感度が向上する。(電波伝搬状態に
よっては、受信系Aのほうが受信状態が悪く、かえって
広い帯域フィルタを有する受信系Bが選択されることも
ある。) この結果、全体の受信感度を上げることが可能となり、
さらにAFCも十分に働かせることができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係わる無線通信装置の自動周
波数調整方式について図面に基づいて詳細に説明する。
尚、前記従来と同様な構成部分は図面上で同一符号にて
表す。
波数調整方式について図面に基づいて詳細に説明する。
尚、前記従来と同様な構成部分は図面上で同一符号にて
表す。
【0026】図1は本発明に係わるダイバーシティ方式
の無線通信装置における自動周波数調整方式を示すブロ
ック図である。
の無線通信装置における自動周波数調整方式を示すブロ
ック図である。
【0027】図2は本発明に係わる無線通信装置の帯域
フィルタ回路の通過帯と音声帯域幅及び水晶発振器の周
波数ずれとの関係を説明するための図である。
フィルタ回路の通過帯と音声帯域幅及び水晶発振器の周
波数ずれとの関係を説明するための図である。
【0028】図1において、無線通信装置10の自動周
波数調整方式は、二組の受信系A、Bを有するダイバー
シティ方式を採用した無線通信装置にAFC回路1を挿
入したものであって、使用する水晶発振器の周波数変動
範囲をカバーする広い周波数帯域幅の帯域フィルタ回路
BPF2B、BPF3Bを有する一方の受信系Bの検波
出力fS のみを自動周波数調整回路1の入力に固定接続
して該自動周波数調整の効果を二組の受信系A、B双方
へフィードバックするように構成するとともに、前記自
動周波数調整回路1の入力に接続されていない受信系A
の帯域フィルタ回路BPF2A、BPF3Aには前記広
い周波数帯域幅の帯域フィルタ回路BPF2B、BPF
3Bよりも狭い通過帯で最適な受信帯域幅の帯域フィル
タ回路としたブロック回路構成であるところに特徴を有
する。
波数調整方式は、二組の受信系A、Bを有するダイバー
シティ方式を採用した無線通信装置にAFC回路1を挿
入したものであって、使用する水晶発振器の周波数変動
範囲をカバーする広い周波数帯域幅の帯域フィルタ回路
BPF2B、BPF3Bを有する一方の受信系Bの検波
出力fS のみを自動周波数調整回路1の入力に固定接続
して該自動周波数調整の効果を二組の受信系A、B双方
へフィードバックするように構成するとともに、前記自
動周波数調整回路1の入力に接続されていない受信系A
の帯域フィルタ回路BPF2A、BPF3Aには前記広
い周波数帯域幅の帯域フィルタ回路BPF2B、BPF
3Bよりも狭い通過帯で最適な受信帯域幅の帯域フィル
タ回路としたブロック回路構成であるところに特徴を有
する。
【0029】尚、通常は高周波域の帯域フィルタBPF
1AおよびBPF1Bの帯域幅は受信信号に対して十分
広い帯域を持っているため、AFCの動作に関して無視
でき、従来と同等である。
1AおよびBPF1Bの帯域幅は受信信号に対して十分
広い帯域を持っているため、AFCの動作に関して無視
でき、従来と同等である。
【0030】上記のように本発明ではあくまでもAFC
回路1は一方の受信系Bの検波出力のみで動作させ、図
2の(a)に示される如くAFCが正常に働くように中
心周波数のずれf0→f0´が生じた場合にも帯域フィル
タBPF2B、BPF3Bが各々ずれた第一中間周波f
i1´、第二中間周波数fi2´を必ず通して検波回路DE
Tにて検出しAFC回路1に入力させるように比較的広
い帯域幅(通過帯BP)のフィルタとしているのであ
る。
回路1は一方の受信系Bの検波出力のみで動作させ、図
2の(a)に示される如くAFCが正常に働くように中
心周波数のずれf0→f0´が生じた場合にも帯域フィル
タBPF2B、BPF3Bが各々ずれた第一中間周波f
i1´、第二中間周波数fi2´を必ず通して検波回路DE
Tにて検出しAFC回路1に入力させるように比較的広
い帯域幅(通過帯BP)のフィルタとしているのであ
る。
【0031】そしてAFC回路1による周波数ずれの調
整は受信系A、B双方の局部発振器Lo1A、Lo1
B、Lo2A、Lo2Bに対して行なわれる。
整は受信系A、B双方の局部発振器Lo1A、Lo1
B、Lo2A、Lo2Bに対して行なわれる。
【0032】一方、AFC動作と関係しない他方の受信
系Aは帯域フィルタの帯域幅をAFCのために必要以上
に広げる必要は無くなり、図2の(b)に示される如く
周波数ずれが無い状態を前提として第一、第二中間周波
fi1、fi2を通すために最適な狭い帯域フィルタとする
ことができ、S/N比のよい受信系とすることができ
る。(通過帯BPが広いとそれだけノイズも通過するこ
とになりS/N比は劣化することは云うまでもない。) 周波数ずれゼロの状態ではこの最適フィルタを有し受信
感度の良い受信系Aがダイバーシティ切換スイッチ回路
DivSWにて選択される。
系Aは帯域フィルタの帯域幅をAFCのために必要以上
に広げる必要は無くなり、図2の(b)に示される如く
周波数ずれが無い状態を前提として第一、第二中間周波
fi1、fi2を通すために最適な狭い帯域フィルタとする
ことができ、S/N比のよい受信系とすることができ
る。(通過帯BPが広いとそれだけノイズも通過するこ
とになりS/N比は劣化することは云うまでもない。) 周波数ずれゼロの状態ではこの最適フィルタを有し受信
感度の良い受信系Aがダイバーシティ切換スイッチ回路
DivSWにて選択される。
【0033】もっとも電波伝搬状態によっては、受信系
Aのほうが受信状態が悪く、かえって広い帯域フィルタ
を有する受信系Bの方が選択されることもあろう。
Aのほうが受信状態が悪く、かえって広い帯域フィルタ
を有する受信系Bの方が選択されることもあろう。
【0034】また、受信系Aが選択状態で急に大きな周
波数ずれが生じた場合には受信系Aは狭帯域フィルタの
ため受信不可状態となりうるが、この場合でも受信系B
は感度が悪いながらも受信は可能なのでダイバーシティ
切換スイッチ回路1は受信系Bを選択し、且つAFCが
働いて周波数ずれを調整するのである。すると再び受信
系Aが選択される可能性が高く受信感度は良好となる。
波数ずれが生じた場合には受信系Aは狭帯域フィルタの
ため受信不可状態となりうるが、この場合でも受信系B
は感度が悪いながらも受信は可能なのでダイバーシティ
切換スイッチ回路1は受信系Bを選択し、且つAFCが
働いて周波数ずれを調整するのである。すると再び受信
系Aが選択される可能性が高く受信感度は良好となる。
【0035】結果として、無線通信装置全体の受信感度
を上げることが可能となり、さらにAFCも十分に働か
せることができる。
を上げることが可能となり、さらにAFCも十分に働か
せることができる。
【0036】以上のようにダイバーシティ方式の無線通
信装置においてギガヘルツ領域の高周波数を使用する場
合にはAFCを用いる必要があるが、本方式では一方の
受信系のみをAFC動作用に用い相手側との周波数ずれ
をゼロに合わせ、且つ他方の受信系は最適な音声帯域幅
の帯域フィルタを持った受信系とすることにより、1G
Hz以上の高い周波数の移動通信でも水晶発振器等の周
波数ずれによる不具合を解消しつつ良好なS/N比とダ
イバーシティの効果を得ることができ、特に小型化が要
求される移動無線装置において本方式は今後の高周波領
域への使用周波数のシフトに対応できるものである。
信装置においてギガヘルツ領域の高周波数を使用する場
合にはAFCを用いる必要があるが、本方式では一方の
受信系のみをAFC動作用に用い相手側との周波数ずれ
をゼロに合わせ、且つ他方の受信系は最適な音声帯域幅
の帯域フィルタを持った受信系とすることにより、1G
Hz以上の高い周波数の移動通信でも水晶発振器等の周
波数ずれによる不具合を解消しつつ良好なS/N比とダ
イバーシティの効果を得ることができ、特に小型化が要
求される移動無線装置において本方式は今後の高周波領
域への使用周波数のシフトに対応できるものである。
【0037】尚、ここでのAFC機能は常時動作してい
る必要はなく、通信の開始時もしくは開始後一定時間毎
の動作でも問題はない。
る必要はなく、通信の開始時もしくは開始後一定時間毎
の動作でも問題はない。
【0038】また、本発明においては二組の受信系A、
Bのどちら側でAFCを行っても構わないし、AFCの
出力をどのように使うかを規定するものでもなく、狭い
帯域フィルタを持った一方の受信系で受信感度を向上さ
せるとともにAFC機能を正常に動作させる方法に限定
する。
Bのどちら側でAFCを行っても構わないし、AFCの
出力をどのように使うかを規定するものでもなく、狭い
帯域フィルタを持った一方の受信系で受信感度を向上さ
せるとともにAFC機能を正常に動作させる方法に限定
する。
【0039】
【発明の効果】本発明に係わるダイバーシティ方式を採
用した無線通信装置の自動周波数調整方式では、水晶発
振器の周波数ずれが問題となるギガヘルツ領域で自動周
波数調整回路を有効に働かせるとともに従来のダイバー
シティ方式よりも高いS/N比が得られ全体としての受
信感度が向上するという優れた効果を有する。
用した無線通信装置の自動周波数調整方式では、水晶発
振器の周波数ずれが問題となるギガヘルツ領域で自動周
波数調整回路を有効に働かせるとともに従来のダイバー
シティ方式よりも高いS/N比が得られ全体としての受
信感度が向上するという優れた効果を有する。
【図1】本発明に係わる無線通信装置の自動周波数調整
方式を説明するための受信回路ブロック図である。
方式を説明するための受信回路ブロック図である。
【図2】本発明に係わる無線通信装置の帯域フィルタ回
路の通過帯と音声帯域幅及び水晶発振器の周波数ずれと
の関係を説明するための図である。
路の通過帯と音声帯域幅及び水晶発振器の周波数ずれと
の関係を説明するための図である。
【図3】従来のダイバーシティ方式の受信回路(スーパ
ーヘテロダイン回路)のブロック図である。
ーヘテロダイン回路)のブロック図である。
1 自動周波数調整(AFC)回路 3 送信/受信切替回路(TX/RXSW) 10 無線通信装置 A、B ダイバーシティ受信系(RX) ANTA、ANTB アンテナ BPF1A、BPF1B 第一帯域フィルタ BPF2A、BPF2B 第二帯域フィルタ BPF3A、BPF3B 第三帯域フィルタ Lo1A、Lo1B 第一局部発振回路 Lo2A、Lo2B 第二局部発振回路 MIX 混合器(ミクサ) DET 検波器 DivSW ダイバーシティ切換スイッチ回路 HFA 高周波増幅器 LFA 低周波増幅器 TX 送信系 f 到来波 fi1 第一中間周波 fi2 第二中間周波 f01 第一局部発振周波数 f02 第二局部発振周波数 fS 検波出力 f0 中心周波数 f0´ ずれ周波数 BP 通過帯
Claims (1)
- 【請求項1】 二組の受信系を有するダイバーシティ方
式を採用した無線通信装置の自動周波数調整方式におい
て、使用する水晶発振器の周波数変動範囲をカバーする
広い周波数帯域幅の帯域フィルタ回路を有する一方の受
信系の検波出力のみを自動周波数調整回路の入力に固定
接続して該自動周波数調整の効果を二組の受信系双方の
局部発振器へフィードバックするように構成するととも
に、前記自動周波数調整回路の入力に接続されていない
受信系の帯域フィルタ回路には前記広い周波数帯域幅の
帯域フィルタ回路よりも狭い通過帯で最適な音声帯域幅
の帯域フィルタ回路としたことを特徴とする無線通信装
置の自動周波数調整方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6208487A JPH0879145A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 無線通信装置の自動周波数調整方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6208487A JPH0879145A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 無線通信装置の自動周波数調整方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0879145A true JPH0879145A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16556983
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6208487A Pending JPH0879145A (ja) | 1994-09-01 | 1994-09-01 | 無線通信装置の自動周波数調整方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0879145A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5977839A (en) * | 1996-11-28 | 1999-11-02 | Nec Corporation | Compensated frequency source with latched temperature compensation, and method for it's control |
| WO2000007767A1 (en) * | 1998-08-08 | 2000-02-17 | Nt Engineering Kabushiki Kaisha | Machine tool and method of communication |
| WO2000009289A1 (en) * | 1998-08-12 | 2000-02-24 | Nt Engineering Kabushiki Kaisha | Apparatus for detecting operation of machine tool |
-
1994
- 1994-09-01 JP JP6208487A patent/JPH0879145A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5977839A (en) * | 1996-11-28 | 1999-11-02 | Nec Corporation | Compensated frequency source with latched temperature compensation, and method for it's control |
| WO2000007767A1 (en) * | 1998-08-08 | 2000-02-17 | Nt Engineering Kabushiki Kaisha | Machine tool and method of communication |
| WO2000009289A1 (en) * | 1998-08-12 | 2000-02-24 | Nt Engineering Kabushiki Kaisha | Apparatus for detecting operation of machine tool |
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