JPH0879158A - 伝搬特性測定装置 - Google Patents
伝搬特性測定装置Info
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- JPH0879158A JPH0879158A JP6211031A JP21103194A JPH0879158A JP H0879158 A JPH0879158 A JP H0879158A JP 6211031 A JP6211031 A JP 6211031A JP 21103194 A JP21103194 A JP 21103194A JP H0879158 A JPH0879158 A JP H0879158A
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- Japan
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- transmitting
- propagation characteristic
- antennas
- receiving side
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 移動体通信におけるマルチパスフェーディン
グを生じる伝搬路の伝搬特性を測定する伝搬特性測定装
置に関し、短時間のうちに多重伝搬路の各伝搬特性を単
一の信号処理部により同時に測定することを目的とす
る。 【構成】 送信手段1から広帯域な送信信号が送出さ
れ、多重伝搬路でマルチパスフェーディングを生じて受
信側に到達する。受信側の複数の受信手段4,5がその
送信信号をそれぞれ受信し、複数の周波数変換手段6,
7が、互いに異なる局部発振周波数により各受信信号を
IF帯信号にそれぞれ周波数変換する。そして、合成手
段8が、複数の周波数変換手段6,7から出力された各
IF帯信号を合成する。複素フーリエ変換手段9は、合
成手段8で合成された各IF帯信号を同時に複素フーリ
エ変換し、解析手段10は各受信波の伝搬特性を解析す
る。
グを生じる伝搬路の伝搬特性を測定する伝搬特性測定装
置に関し、短時間のうちに多重伝搬路の各伝搬特性を単
一の信号処理部により同時に測定することを目的とす
る。 【構成】 送信手段1から広帯域な送信信号が送出さ
れ、多重伝搬路でマルチパスフェーディングを生じて受
信側に到達する。受信側の複数の受信手段4,5がその
送信信号をそれぞれ受信し、複数の周波数変換手段6,
7が、互いに異なる局部発振周波数により各受信信号を
IF帯信号にそれぞれ周波数変換する。そして、合成手
段8が、複数の周波数変換手段6,7から出力された各
IF帯信号を合成する。複素フーリエ変換手段9は、合
成手段8で合成された各IF帯信号を同時に複素フーリ
エ変換し、解析手段10は各受信波の伝搬特性を解析す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伝搬特性測定装置に関
し、特に移動体通信におけるマルチパスフェーディング
を生じる伝搬路の伝搬特性を測定する伝搬特性測定装置
に関する。
し、特に移動体通信におけるマルチパスフェーディング
を生じる伝搬路の伝搬特性を測定する伝搬特性測定装置
に関する。
【0002】移動体通信においてマルチパスフェーディ
ングにより伝送品質の劣化が生じるが、そうしたマルチ
パスフェーディングが発生する伝搬路の伝搬特性等を測
定して、基地局の局舎設計やダイバースチ受信等に利用
する。
ングにより伝送品質の劣化が生じるが、そうしたマルチ
パスフェーディングが発生する伝搬路の伝搬特性等を測
定して、基地局の局舎設計やダイバースチ受信等に利用
する。
【0003】
【従来の技術】移動体通信において、データ伝送が高速
化されるに伴い、受信電力の変動だけを考慮するのでは
なく、マルチパスフェーディングによる影響をも考慮す
る必要が出て来ている。
化されるに伴い、受信電力の変動だけを考慮するのでは
なく、マルチパスフェーディングによる影響をも考慮す
る必要が出て来ている。
【0004】マルチパスフェーディングによる影響を測
定する方法として、従来、代表的なものとして、多重伝
搬の遅延時間を計測する方法があった。すなわち、多重
波伝搬の遅延量と受信電力とから遅延プロファイルを計
測していた。
定する方法として、従来、代表的なものとして、多重伝
搬の遅延時間を計測する方法があった。すなわち、多重
波伝搬の遅延量と受信電力とから遅延プロファイルを計
測していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、多重伝搬の遅
延時間を計測する方法は測定に長時間を要し、したがっ
て、高速で移動するような移動体における伝搬特性を測
定するには不向きであった。
延時間を計測する方法は測定に長時間を要し、したがっ
て、高速で移動するような移動体における伝搬特性を測
定するには不向きであった。
【0006】また、多重伝搬路に対応して複数の受信部
および複数の信号処理部を必要とし、またそれらの互い
の時間の同期をとらねばならないという問題点があっ
た。本発明はこのような点に鑑みてなされたものであ
り、短時間のうちに多重伝搬路の各伝搬特性を単一の信
号処理部により同時に測定できる伝搬特性測定装置を提
供することを目的とする。
および複数の信号処理部を必要とし、またそれらの互い
の時間の同期をとらねばならないという問題点があっ
た。本発明はこのような点に鑑みてなされたものであ
り、短時間のうちに多重伝搬路の各伝搬特性を単一の信
号処理部により同時に測定できる伝搬特性測定装置を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明では上記目的を達
成するために、図1に示すように、疑似ランダムパター
ンによるディジタル拡散変調を行い、送信を行う送信手
段1と、受信側に設けられた複数のアンテナ2,3と、
受信側に設けられ、各アンテナ2,3を介して送信手段
1からの送信信号をそれぞれ受信する複数の受信手段
4,5と、受信側に設けられ、それぞれ発振周波数が互
いに異なる内蔵の各局部発振手段6a,7aによって各
受信信号をIF帯信号にそれぞれ周波数変換する複数の
周波数変換手段6,7と、受信側に設けられ、複数の周
波数変換手段6,7から出力された各IF帯信号を合成
する合成手段8と、受信側に設けられ、合成手段8で合
成された各IF帯信号を一括複素フーリエ変換する複素
フーリエ変換手段9と、受信側に設けられ、複素フーリ
エ変換手段9からの出力データに基づき、各受信波の伝
搬特性を解析する解析手段10と、を有することを特徴
とする伝搬特性測定装置が、提供される。
成するために、図1に示すように、疑似ランダムパター
ンによるディジタル拡散変調を行い、送信を行う送信手
段1と、受信側に設けられた複数のアンテナ2,3と、
受信側に設けられ、各アンテナ2,3を介して送信手段
1からの送信信号をそれぞれ受信する複数の受信手段
4,5と、受信側に設けられ、それぞれ発振周波数が互
いに異なる内蔵の各局部発振手段6a,7aによって各
受信信号をIF帯信号にそれぞれ周波数変換する複数の
周波数変換手段6,7と、受信側に設けられ、複数の周
波数変換手段6,7から出力された各IF帯信号を合成
する合成手段8と、受信側に設けられ、合成手段8で合
成された各IF帯信号を一括複素フーリエ変換する複素
フーリエ変換手段9と、受信側に設けられ、複素フーリ
エ変換手段9からの出力データに基づき、各受信波の伝
搬特性を解析する解析手段10と、を有することを特徴
とする伝搬特性測定装置が、提供される。
【0008】また、送信側に、送信手段1と異なる周波
数の送信信号を出力する複数の送信手段がさらに設けら
れたり、或いは、送信側に、送信手段1と異なる周波数
の送信信号を出力する複数の送信手段がさらに設けられ
るとともに、受信側には、受信手段と周波数変換手段と
が1組だけ設けられるように構成される。
数の送信信号を出力する複数の送信手段がさらに設けら
れたり、或いは、送信側に、送信手段1と異なる周波数
の送信信号を出力する複数の送信手段がさらに設けられ
るとともに、受信側には、受信手段と周波数変換手段と
が1組だけ設けられるように構成される。
【0009】
【作用】以上のような構成において、送信手段1から広
帯域な送信信号が送出され、その送信信号が、多重伝搬
路でマルチパスフェーディングを生じて受信側に到達す
る。
帯域な送信信号が送出され、その送信信号が、多重伝搬
路でマルチパスフェーディングを生じて受信側に到達す
る。
【0010】受信側の複数の受信手段4,5がその送信
信号をそれぞれ受信し、複数の周波数変換手段6,7
が、互いに異なる局部発振周波数により各受信信号をI
F帯信号にそれぞれ周波数変換する。そして、合成手段
8が、複数の周波数変換手段6,7から出力された各I
F帯信号を合成する。複数の周波数変換手段6,7と合
成手段8とにより、各IF帯信号が周波数軸上で互いに
無干渉となる間隔に並べられる。
信号をそれぞれ受信し、複数の周波数変換手段6,7
が、互いに異なる局部発振周波数により各受信信号をI
F帯信号にそれぞれ周波数変換する。そして、合成手段
8が、複数の周波数変換手段6,7から出力された各I
F帯信号を合成する。複数の周波数変換手段6,7と合
成手段8とにより、各IF帯信号が周波数軸上で互いに
無干渉となる間隔に並べられる。
【0011】複素フーリエ変換手段9は、合成手段8で
合成された各IF帯信号を同時に複素フーリエ変換し
て、結果的に、複数のアンテナ2,3で受信された各受
信信号の周波数スペクトラムを一括出力する。この複素
フーリエ変換手段9からの出力データに基づき、解析手
段10は各受信波の伝搬特性を解析する。
合成された各IF帯信号を同時に複素フーリエ変換し
て、結果的に、複数のアンテナ2,3で受信された各受
信信号の周波数スペクトラムを一括出力する。この複素
フーリエ変換手段9からの出力データに基づき、解析手
段10は各受信波の伝搬特性を解析する。
【0012】以上のように、短時間のうちに多重伝搬路
の各伝搬特性を単一の信号処理部により同時に測定でき
る。また、送信側に、送信手段1と異なる周波数の送信
信号を出力する複数の送信手段をさらに設けることによ
り、送信および受信の各種ダイバーシチ特性の同時測定
が可能となる。
の各伝搬特性を単一の信号処理部により同時に測定でき
る。また、送信側に、送信手段1と異なる周波数の送信
信号を出力する複数の送信手段をさらに設けることによ
り、送信および受信の各種ダイバーシチ特性の同時測定
が可能となる。
【0013】さらに、送信側に、送信手段1と異なる周
波数の送信信号を出力する複数の送信手段をさらに設け
るとともに、受信側には、受信手段と周波数変換手段と
を1組だけ設けることで、送信の各種ダイバーシチ特性
の同時測定が可能となる。
波数の送信信号を出力する複数の送信手段をさらに設け
るとともに、受信側には、受信手段と周波数変換手段と
を1組だけ設けることで、送信の各種ダイバーシチ特性
の同時測定が可能となる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の伝搬特性測定装置の実施例を
図面に基づいて説明する。図2は、第1の実施例のうち
の送信部の構成を示すブロック図である。送信部は、符
号化信号発生回路11と、帯域制限回路12と、ディジ
タル変調回路13とからなる。符号化信号発生回路11
が疑似ランダムパターンを発生し、帯域制限回路12が
帯域制限を行い、ディジタル変調回路13が、符号化信
号発生回路11が発生した疑似ランダムパターンにより
ディジタル拡散変調を行い、この被変調波を送信波とし
て送出する。この送信波は、拡散変調により広帯域な送
信信号となっている。
図面に基づいて説明する。図2は、第1の実施例のうち
の送信部の構成を示すブロック図である。送信部は、符
号化信号発生回路11と、帯域制限回路12と、ディジ
タル変調回路13とからなる。符号化信号発生回路11
が疑似ランダムパターンを発生し、帯域制限回路12が
帯域制限を行い、ディジタル変調回路13が、符号化信
号発生回路11が発生した疑似ランダムパターンにより
ディジタル拡散変調を行い、この被変調波を送信波とし
て送出する。この送信波は、拡散変調により広帯域な送
信信号となっている。
【0015】図3は、第1の実施例のうちの受信部の構
成を示すブロック図である。受信部は、まず、複数のア
ンテナ14,15,16と、これらにそれぞれ接続され
た複数の受信回路17,18,19とからなる。複数の
アンテナ14,15,16は、送信部からの送信波が多
重伝搬路によりマルチフェーディングを受けた各受信波
をそれぞれ受信する。受信回路17では、RF帯帯域制
限回路17aが、アンテナ14が受けた受信波の帯域制
限を行い、RF/IFダウンコンバータ17bが、帯域
制限された受信波を、受信局部発振器17cからの局部
発振周波数に基づいてIF帯受信波に周波数変換を行
い、IF帯増幅器17dで増幅する。他の受信回路1
8,19も受信回路17と同様な構成であり、同様な動
作を行うが、各RF/IFダウンコンバータでは、内蔵
の受信局部発振器が互いに異なる局部発振周波数を出力
し、これらに基づいて周波数変換が行われる。各局部発
振器からの局部発振周波数は、各受信回路17,18,
19から出力されるIF信号が、結果的に周波数軸上で
互いに無干渉となる間隔に並ぶように設定される。
成を示すブロック図である。受信部は、まず、複数のア
ンテナ14,15,16と、これらにそれぞれ接続され
た複数の受信回路17,18,19とからなる。複数の
アンテナ14,15,16は、送信部からの送信波が多
重伝搬路によりマルチフェーディングを受けた各受信波
をそれぞれ受信する。受信回路17では、RF帯帯域制
限回路17aが、アンテナ14が受けた受信波の帯域制
限を行い、RF/IFダウンコンバータ17bが、帯域
制限された受信波を、受信局部発振器17cからの局部
発振周波数に基づいてIF帯受信波に周波数変換を行
い、IF帯増幅器17dで増幅する。他の受信回路1
8,19も受信回路17と同様な構成であり、同様な動
作を行うが、各RF/IFダウンコンバータでは、内蔵
の受信局部発振器が互いに異なる局部発振周波数を出力
し、これらに基づいて周波数変換が行われる。各局部発
振器からの局部発振周波数は、各受信回路17,18,
19から出力されるIF信号が、結果的に周波数軸上で
互いに無干渉となる間隔に並ぶように設定される。
【0016】各受信回路17,18,19から出力され
るIF信号は、合成部20において同一周波数軸上で合
成される。そして、複素フーリエ変換回路21が、一括
複素高速フーリエ変換を行い、周波数スペクトラムを出
力する。この出力信号を受けた伝搬特性解析回路22
は、例えば、多重伝搬路の伝送品質を解析したり、各受
信波の相関を推定したりする。伝搬特性解析回路22は
プロセッサで構成される。
るIF信号は、合成部20において同一周波数軸上で合
成される。そして、複素フーリエ変換回路21が、一括
複素高速フーリエ変換を行い、周波数スペクトラムを出
力する。この出力信号を受けた伝搬特性解析回路22
は、例えば、多重伝搬路の伝送品質を解析したり、各受
信波の相関を推定したりする。伝搬特性解析回路22は
プロセッサで構成される。
【0017】つぎに、こうした伝搬特性測定装置におい
て実施される各種測定方法について説明する。まず、測
定に当たって、送受信部の送信手段1、受信手段4,
5、周波数変換手段6,7、合成手段8の影響を除去す
ることを試みる。そのために、予め、送信部のアンテナ
と受信部のアンテナとを直結するようにして、受信部
が、マルチパスフェーディングの無い状態の受信を行
う。すなわち、図4(A)に示すような、マルチパスフ
ェーディングの無い状態での周波数スペクトラムを得
て、伝搬特性解析回路22で記憶しておく。つぎに、測
定時にマルチパスフェーディングのある状態の受信を行
い、図4(B)に示すような周波数スペクトラムを得
る。そして、伝搬特性解析回路22では、マルチパスフ
ェーディング無しの各受信波についての周波数スペクト
ラム〔図4(A)〕に対する、マルチパスフェーディン
グを受けた各受信波についての周波数スペクトラム〔図
4(B)〕の比〔図4(C)〕を求める。この比は、対
数デシベル計算では差となる。
て実施される各種測定方法について説明する。まず、測
定に当たって、送受信部の送信手段1、受信手段4,
5、周波数変換手段6,7、合成手段8の影響を除去す
ることを試みる。そのために、予め、送信部のアンテナ
と受信部のアンテナとを直結するようにして、受信部
が、マルチパスフェーディングの無い状態の受信を行
う。すなわち、図4(A)に示すような、マルチパスフ
ェーディングの無い状態での周波数スペクトラムを得
て、伝搬特性解析回路22で記憶しておく。つぎに、測
定時にマルチパスフェーディングのある状態の受信を行
い、図4(B)に示すような周波数スペクトラムを得
る。そして、伝搬特性解析回路22では、マルチパスフ
ェーディング無しの各受信波についての周波数スペクト
ラム〔図4(A)〕に対する、マルチパスフェーディン
グを受けた各受信波についての周波数スペクトラム〔図
4(B)〕の比〔図4(C)〕を求める。この比は、対
数デシベル計算では差となる。
【0018】この比に基づき、伝搬特性解析回路22で
は、マルチパスフェーディングを受けた各受信波につい
ての周波数スペクトラムから、送信手段1、受信手段
4,5、周波数変換手段6,7、合成手段8の影響を除
去するようにする。
は、マルチパスフェーディングを受けた各受信波につい
ての周波数スペクトラムから、送信手段1、受信手段
4,5、周波数変換手段6,7、合成手段8の影響を除
去するようにする。
【0019】また、伝搬特性解析回路22では、複素フ
ーリエ変換回路21からの出力データを複数の測定回数
(例えば1000回)に亘って加算して平均化するよう
にする。これにより、データに含まれる雑音成分が除去
される。
ーリエ変換回路21からの出力データを複数の測定回数
(例えば1000回)に亘って加算して平均化するよう
にする。これにより、データに含まれる雑音成分が除去
される。
【0020】また、この伝搬特性測定装置は、移動体通
信におけるマルチパスフェーディングについて測定する
ことが主であることから、受信部を移動させながら測定
を行うことがある。その場合には、複数のアンテナ1
4,15,16を、受信部の移動方向に沿って配置す
る。すなわち、図5(A)に示すように、複数のアンテ
ナ14,15,16を、受信部の移動方向23に沿って
間隔Lで直列に配置する。このとき、図5(B)に示す
ように、測定周期をT、測定時間をΔtとし、受信部の
移動速度をvとすると、T=L/vとなるような測定周
期Tで測定を行えば、受信部は同一の地点で連続的に測
定を行っていることと同じになる。すなわち、同一の地
点で測定時間Δtに亘って測定を行い、その後の時間
(T−Δt)の間に、伝搬特性解析回路22がそれらの
処理を行うようにする。例えば、移動体が列車である場
合、L=30m、v=30m/secとすると、T=1
secとなり、Δt=100msecならば、T−Δt
=900msecとなる。そして、連続的に測定された
データを、伝搬特性解析回路22で前述のように加算し
て平均化を行い、雑音成分を除去するようにする。ま
た、Δtを500msec位までの値に設定して平均化
を強調することも可能である。
信におけるマルチパスフェーディングについて測定する
ことが主であることから、受信部を移動させながら測定
を行うことがある。その場合には、複数のアンテナ1
4,15,16を、受信部の移動方向に沿って配置す
る。すなわち、図5(A)に示すように、複数のアンテ
ナ14,15,16を、受信部の移動方向23に沿って
間隔Lで直列に配置する。このとき、図5(B)に示す
ように、測定周期をT、測定時間をΔtとし、受信部の
移動速度をvとすると、T=L/vとなるような測定周
期Tで測定を行えば、受信部は同一の地点で連続的に測
定を行っていることと同じになる。すなわち、同一の地
点で測定時間Δtに亘って測定を行い、その後の時間
(T−Δt)の間に、伝搬特性解析回路22がそれらの
処理を行うようにする。例えば、移動体が列車である場
合、L=30m、v=30m/secとすると、T=1
secとなり、Δt=100msecならば、T−Δt
=900msecとなる。そして、連続的に測定された
データを、伝搬特性解析回路22で前述のように加算し
て平均化を行い、雑音成分を除去するようにする。ま
た、Δtを500msec位までの値に設定して平均化
を強調することも可能である。
【0021】以上のように、高速移動を行いながら多重
伝搬路の伝搬特性を測定できるので、ドップラ周波数シ
フトがある移動体での伝搬特性が解析可能となる。ま
た、複数のアンテナ14,15,16を、図6に点で示
す各位置に立体的に配置して、伝搬特性解析回路22
が、受信のスペースダイバーシチ特性の同時解析を行
う。なお、立体的に配置された複数のアンテナ14,1
5,16を固定して測定してもよいし、全部のアンテナ
を移動しながら測定してもよい。移動する場合には、移
動方向に沿って配置されたアンテナが、上記の同一の地
点での連続的測定に寄与し、他のアンテナは2次元の受
信スペースダイバーシチ特性の同時解析に寄与する。
伝搬路の伝搬特性を測定できるので、ドップラ周波数シ
フトがある移動体での伝搬特性が解析可能となる。ま
た、複数のアンテナ14,15,16を、図6に点で示
す各位置に立体的に配置して、伝搬特性解析回路22
が、受信のスペースダイバーシチ特性の同時解析を行
う。なお、立体的に配置された複数のアンテナ14,1
5,16を固定して測定してもよいし、全部のアンテナ
を移動しながら測定してもよい。移動する場合には、移
動方向に沿って配置されたアンテナが、上記の同一の地
点での連続的測定に寄与し、他のアンテナは2次元の受
信スペースダイバーシチ特性の同時解析に寄与する。
【0022】また、複数のアンテナ14,15,16を
シャープな指向性を有するアンテナでそれぞれ構成し、
図7に示すように、各指向性の方向が放射状になるよう
に配置する。そして、伝搬特性解析回路22が、受信の
角度ダイバーシチ特性の同時解析を行うようにする。
シャープな指向性を有するアンテナでそれぞれ構成し、
図7に示すように、各指向性の方向が放射状になるよう
に配置する。そして、伝搬特性解析回路22が、受信の
角度ダイバーシチ特性の同時解析を行うようにする。
【0023】つぎに、本発明の第2の実施例を説明す
る。図8は、第2の実施例の構成を示すブロック図であ
る。送信部は、複数の送信回路(Tx)31,32,3
3と、これらの送信回路31,32,33にそれぞれ接
続された送信用アンテナ34,35,36とから構成さ
れる。送信回路31,32,33は、図2に示す第1の
実施例の送信部とそれぞれ同一の構成となっており、送
信周波数だけが互いに異なる。
る。図8は、第2の実施例の構成を示すブロック図であ
る。送信部は、複数の送信回路(Tx)31,32,3
3と、これらの送信回路31,32,33にそれぞれ接
続された送信用アンテナ34,35,36とから構成さ
れる。送信回路31,32,33は、図2に示す第1の
実施例の送信部とそれぞれ同一の構成となっており、送
信周波数だけが互いに異なる。
【0024】受信部は、単一の受信アンテナ37と、こ
の受信アンテナ37に接続された単一の受信回路(R
x)38と、複素フーリエ変換回路(FFT)39と、
伝搬特性解析回路(ANL)22とから構成される。受
信回路38は、図3に示す第1の実施例の受信部の複数
の受信回路17,18,19のうちのいずれか1つと同
じ構成となっている。
の受信アンテナ37に接続された単一の受信回路(R
x)38と、複素フーリエ変換回路(FFT)39と、
伝搬特性解析回路(ANL)22とから構成される。受
信回路38は、図3に示す第1の実施例の受信部の複数
の受信回路17,18,19のうちのいずれか1つと同
じ構成となっている。
【0025】送信回路31,32,33は、互いに周波
数が異なった各送信波を出力し、受信部では、受信回路
38が1つの受信アンテナ37を介して複数の送信波を
同時に受信してIF帯信号にそれぞれを変換し、複素フ
ーリエ変換回路39が一括複素高速フーリエ変換を行
い、周波数スペクトラムを出力する。この出力を受けた
伝搬特性解析回路40が、多重伝搬路の伝送品質を解析
したり、各受信波の相関を推定したりする。
数が異なった各送信波を出力し、受信部では、受信回路
38が1つの受信アンテナ37を介して複数の送信波を
同時に受信してIF帯信号にそれぞれを変換し、複素フ
ーリエ変換回路39が一括複素高速フーリエ変換を行
い、周波数スペクトラムを出力する。この出力を受けた
伝搬特性解析回路40が、多重伝搬路の伝送品質を解析
したり、各受信波の相関を推定したりする。
【0026】ここで、送信用アンテナ34,35,36
を、立体的に配置することにより、伝搬特性解析回路4
0では、送信のスペースダイバーシチ特性を同時解析す
ることができる。
を、立体的に配置することにより、伝搬特性解析回路4
0では、送信のスペースダイバーシチ特性を同時解析す
ることができる。
【0027】また、送信用アンテナ34,35,36を
シャープな指向性を有するアンテナでそれぞれ構成し、
各指向性の方向が放射状になるように配置する。そし
て、伝搬特性解析回路40が、送信の角度ダイバーシチ
特性の同時解析を行うようにしてもよい。
シャープな指向性を有するアンテナでそれぞれ構成し、
各指向性の方向が放射状になるように配置する。そし
て、伝搬特性解析回路40が、送信の角度ダイバーシチ
特性の同時解析を行うようにしてもよい。
【0028】つぎに、本発明の第3の実施例を説明す
る。図9は、第3の実施例の構成を示すブロック図であ
る。送信部は、複数の送信回路(Tx)41,42,4
3と、これらの送信回路41,42,43にそれぞれ接
続された送信用アンテナ44,45,46とから構成さ
れる。この送信部は、図8に示す第2の実施例の送信部
と同一であり、互いに送信周波数が異なった各送信波を
出力する。
る。図9は、第3の実施例の構成を示すブロック図であ
る。送信部は、複数の送信回路(Tx)41,42,4
3と、これらの送信回路41,42,43にそれぞれ接
続された送信用アンテナ44,45,46とから構成さ
れる。この送信部は、図8に示す第2の実施例の送信部
と同一であり、互いに送信周波数が異なった各送信波を
出力する。
【0029】受信部は、複数の受信アンテナ47,4
8,49と、この受信アンテナ47,48,49に接続
された複数の受信回路(Rx)50,51,52と、合
成部53と、複素フーリエ変換回路(FFT)54と、
伝搬特性解析回路(ANL)55とから構成される。こ
の受信部は、図3に示す第1の実施例の受信部と同じ構
成となっている。
8,49と、この受信アンテナ47,48,49に接続
された複数の受信回路(Rx)50,51,52と、合
成部53と、複素フーリエ変換回路(FFT)54と、
伝搬特性解析回路(ANL)55とから構成される。こ
の受信部は、図3に示す第1の実施例の受信部と同じ構
成となっている。
【0030】以上のような構成において、送信部の送信
アンテナ44,45,46から出力された各送信波は、
多重伝搬路によりマルチフェーディングを受け、各受信
アンテナ47,48,49へそれぞれ到達する。したが
って、複素フーリエ変換回路54から出力される周波数
スペクトラムは図10に示すようになる。すなわち、送
信用アンテナ44,45,46から出力される送信波の
各周波数を、fT1,f T1,・・・fTmとし、受信回路5
0,51,52に内蔵される各局部発信器の局部発信周
波数をfR1,fR2,・・・fRnとするとき、IF帯の周
波数軸上では、受信アンテナ47で受信された各受信信
号のIF帯変換信号群が信号群61で示され、受信アン
テナ48で受信された各受信信号のIF帯変換信号群が
信号群62で示され、受信アンテナ49で受信された各
受信信号のIF帯変換信号群が信号群63で示される。
信号群61の各信号の周波数は、(fT1−fR1),(f
T2−fR1),・・・(fTm−fR1)となり、信号群62
の各信号の周波数は、(f T1−fR2),(fT2−
fR2),・・・(fTm−fR2)となり、信号群63の各
信号の周波数は、(fT1−fRn),(fT2−fRn),・
・・(fTm−fRn)となる。
アンテナ44,45,46から出力された各送信波は、
多重伝搬路によりマルチフェーディングを受け、各受信
アンテナ47,48,49へそれぞれ到達する。したが
って、複素フーリエ変換回路54から出力される周波数
スペクトラムは図10に示すようになる。すなわち、送
信用アンテナ44,45,46から出力される送信波の
各周波数を、fT1,f T1,・・・fTmとし、受信回路5
0,51,52に内蔵される各局部発信器の局部発信周
波数をfR1,fR2,・・・fRnとするとき、IF帯の周
波数軸上では、受信アンテナ47で受信された各受信信
号のIF帯変換信号群が信号群61で示され、受信アン
テナ48で受信された各受信信号のIF帯変換信号群が
信号群62で示され、受信アンテナ49で受信された各
受信信号のIF帯変換信号群が信号群63で示される。
信号群61の各信号の周波数は、(fT1−fR1),(f
T2−fR1),・・・(fTm−fR1)となり、信号群62
の各信号の周波数は、(f T1−fR2),(fT2−
fR2),・・・(fTm−fR2)となり、信号群63の各
信号の周波数は、(fT1−fRn),(fT2−fRn),・
・・(fTm−fRn)となる。
【0031】送信回路41,42,43は、互いに周波
数が異なった各送信波を出力し、受信部では、受信回路
50,51,52が対応の受信アンテナ47,48,4
9を介して複数の送信波を同時に受信してIF帯信号に
それぞれを変換し、合成部53で1つのIF帯軸上にそ
れらを並べ、複素フーリエ変換回路54が一括複素高速
フーリエ変換を行い、図10に示すような周波数スペク
トラムを出力する。この出力を受けた伝搬特性解析回路
55が、多重伝搬路の伝送品質を解析したり、各受信波
の相関を推定したりする。
数が異なった各送信波を出力し、受信部では、受信回路
50,51,52が対応の受信アンテナ47,48,4
9を介して複数の送信波を同時に受信してIF帯信号に
それぞれを変換し、合成部53で1つのIF帯軸上にそ
れらを並べ、複素フーリエ変換回路54が一括複素高速
フーリエ変換を行い、図10に示すような周波数スペク
トラムを出力する。この出力を受けた伝搬特性解析回路
55が、多重伝搬路の伝送品質を解析したり、各受信波
の相関を推定したりする。
【0032】ここで、送信用アンテナ44,45,46
を、立体的に配置することにより、伝搬特性解析回路5
5では、送信のスペースダイバーシチ特性を同時解析す
ることができる。
を、立体的に配置することにより、伝搬特性解析回路5
5では、送信のスペースダイバーシチ特性を同時解析す
ることができる。
【0033】また、送信用アンテナ44,45,46を
シャープな指向性を有するアンテナでそれぞれ構成し、
各指向性の方向が放射状になるように配置する。そし
て、伝搬特性解析回路55が、送信の角度ダイバーシチ
特性の同時解析を行うようにしてもよい。
シャープな指向性を有するアンテナでそれぞれ構成し、
各指向性の方向が放射状になるように配置する。そし
て、伝搬特性解析回路55が、送信の角度ダイバーシチ
特性の同時解析を行うようにしてもよい。
【0034】また、受信用アンテナ47,48,49
を、立体的に配置することにより、伝搬特性解析回路5
5では、受信のスペースダイバーシチ特性を同時解析す
るようにしてもよい。
を、立体的に配置することにより、伝搬特性解析回路5
5では、受信のスペースダイバーシチ特性を同時解析す
るようにしてもよい。
【0035】また、受信用アンテナ47,48,49を
シャープな指向性を有するアンテナでそれぞれ構成し、
各指向性の方向が放射状になるように配置する。そし
て、伝搬特性解析回路55が、受信の角度ダイバーシチ
特性の同時解析を行うようにしてもよい。
シャープな指向性を有するアンテナでそれぞれ構成し、
各指向性の方向が放射状になるように配置する。そし
て、伝搬特性解析回路55が、受信の角度ダイバーシチ
特性の同時解析を行うようにしてもよい。
【0036】さらに、送信用アンテナ44,45,46
および受信用アンテナ47,48,49に対して、立体
的に配置することや、指向性の方向が放射状になるよう
に配置することを組み合わせるようにして、送信および
受信の各種ダイバーシチ特性の同時解析を行うようにし
てもよい。
および受信用アンテナ47,48,49に対して、立体
的に配置することや、指向性の方向が放射状になるよう
に配置することを組み合わせるようにして、送信および
受信の各種ダイバーシチ特性の同時解析を行うようにし
てもよい。
【0037】つぎに、以上の第1乃至第3の実施例の伝
搬特性測定装置における各測定方法について説明する。
送信部において、ディジタル変調を無変調にして送信
し、受信部の複素フーリエ変換回路が受信レベルのみを
測定し、伝搬特性解析回路が、この受信レベルを所定時
間に亘って記憶して受信レベルの変動および各受信波の
相関を解析するようにしてもよい。これにより、従来な
らば各受信波毎に受信部において受信レベルの測定をし
なければならなかったのに対し、1つの系で複数の受信
レベルの測定処理が可能となる。
搬特性測定装置における各測定方法について説明する。
送信部において、ディジタル変調を無変調にして送信
し、受信部の複素フーリエ変換回路が受信レベルのみを
測定し、伝搬特性解析回路が、この受信レベルを所定時
間に亘って記憶して受信レベルの変動および各受信波の
相関を解析するようにしてもよい。これにより、従来な
らば各受信波毎に受信部において受信レベルの測定をし
なければならなかったのに対し、1つの系で複数の受信
レベルの測定処理が可能となる。
【0038】また、送信部におけるディジタル変調を、
例えばFSK変調方式のような定振幅変調方式によって
行うようにする。また、送信部において、複数の無変調
波を離散的に配置して送信するようにして、事実上のブ
ロードな送信周波数帯域を有した送信波を確保するよう
にしてもよい。この場合には、伝搬特性解析回路が、例
えばラグランジュの公式を用いた内挿法または外挿法に
より、不足しているスペクラム部分を推定するようにす
る。
例えばFSK変調方式のような定振幅変調方式によって
行うようにする。また、送信部において、複数の無変調
波を離散的に配置して送信するようにして、事実上のブ
ロードな送信周波数帯域を有した送信波を確保するよう
にしてもよい。この場合には、伝搬特性解析回路が、例
えばラグランジュの公式を用いた内挿法または外挿法に
より、不足しているスペクラム部分を推定するようにす
る。
【0039】あるいは、送信波を周波数掃引するように
して、事実上のブロードな送信周波数帯域を有した送信
波を確保するようにしてもよい。また、受信部の伝搬特
性解析回路が測定毎に位相のずれを検出し、それに基づ
き、伝搬特性解析回路が複素フーリエ変換回路の出力に
対して位相補正を行うようにしてもよい。これにより、
C/Nが改善される。
して、事実上のブロードな送信周波数帯域を有した送信
波を確保するようにしてもよい。また、受信部の伝搬特
性解析回路が測定毎に位相のずれを検出し、それに基づ
き、伝搬特性解析回路が複素フーリエ変換回路の出力に
対して位相補正を行うようにしてもよい。これにより、
C/Nが改善される。
【0040】また、送信部が、図2に示す符号化信号発
生回路11、帯域制限回路12、およびディジタル変調
回路13を1組とする送信回路を複数組備え、各送信回
路の出力を合成して送信アンテナから出力する構成にす
る。そして、各送信回路のキャリアが互いに異なる周波
数を有するようにしてもよい。すなわち、送信部が、複
数のキャリア(マルチキャリア)をそれぞれディジタル
変調するマルチキャリアディジタル変調方式をとるよう
にしてもよい。
生回路11、帯域制限回路12、およびディジタル変調
回路13を1組とする送信回路を複数組備え、各送信回
路の出力を合成して送信アンテナから出力する構成にす
る。そして、各送信回路のキャリアが互いに異なる周波
数を有するようにしてもよい。すなわち、送信部が、複
数のキャリア(マルチキャリア)をそれぞれディジタル
変調するマルチキャリアディジタル変調方式をとるよう
にしてもよい。
【0041】この場合に、伝搬特性解析回路が、例えば
ラグランジュの公式を用いた内挿法または外挿法によ
り、不足しているスペクラム部分を推定するようにし
て、マルチキャリア全体の伝搬特性を得るようにする。
ラグランジュの公式を用いた内挿法または外挿法によ
り、不足しているスペクラム部分を推定するようにし
て、マルチキャリア全体の伝搬特性を得るようにする。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、多重伝
搬路でマルチパスフェーディングを生じた受信信号が、
受信側の複数の受信手段で受信され、それらが複素フー
リエ変換手段により同時に複素フーリエ変換され、解析
手段により各受信波の伝搬特性が一括解析される。した
がって、短時間のうちに多重伝搬路の各伝搬特性を単一
の信号処理部により同時に測定できる。
搬路でマルチパスフェーディングを生じた受信信号が、
受信側の複数の受信手段で受信され、それらが複素フー
リエ変換手段により同時に複素フーリエ変換され、解析
手段により各受信波の伝搬特性が一括解析される。した
がって、短時間のうちに多重伝搬路の各伝搬特性を単一
の信号処理部により同時に測定できる。
【0043】また、受信側の複数のアンテナを立体的に
配置したり、シャープな指向性を持たせ、放射状に配置
したり、さらにまた、送信側に、互いに異なる周波数の
送信信号を出力する複数の送信手段および複数の送信ア
ンテナを設け、これらの複数の送信アンテナを立体的に
配置したり、シャープな指向性を持たせ、放射状に配置
したりすることにより、送信あるいは受信の各種ダイバ
ーシチ特性の同時測定が可能となる。
配置したり、シャープな指向性を持たせ、放射状に配置
したり、さらにまた、送信側に、互いに異なる周波数の
送信信号を出力する複数の送信手段および複数の送信ア
ンテナを設け、これらの複数の送信アンテナを立体的に
配置したり、シャープな指向性を持たせ、放射状に配置
したりすることにより、送信あるいは受信の各種ダイバ
ーシチ特性の同時測定が可能となる。
【0044】さらに、複数の受信側のアンテナを、受信
側の移動方向に沿って配置する。そして、受信側を高速
移動しながら多重伝搬路の伝搬特性を測定する。これに
より得られた連続的な測定データを、伝搬特性解析回路
が加算して平均化を行い、雑音成分を除去するようにす
る。この測定法により、ドップラ周波数シフトがある移
動体での伝搬特性が解析可能となる。
側の移動方向に沿って配置する。そして、受信側を高速
移動しながら多重伝搬路の伝搬特性を測定する。これに
より得られた連続的な測定データを、伝搬特性解析回路
が加算して平均化を行い、雑音成分を除去するようにす
る。この測定法により、ドップラ周波数シフトがある移
動体での伝搬特性が解析可能となる。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】第1の実施例のうちの送信部の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】第1の実施例のうちの受信部の構成を示すブロ
ック図である。
ック図である。
【図4】帯域制限の影響の除去を説明する図である。
【図5】受信アンテナの直列配置を示す図である。
【図6】立体配置されたアンテナを示す図である。
【図7】放射状に配置された指向性アンテナを示す図で
ある。
ある。
【図8】第2の実施例の構成を示すブロック図である。
【図9】第3の実施例の構成を示すブロック図である。
【図10】第3の実施例において得られる周波数スペク
トラムを示す図である。
トラムを示す図である。
1 送信手段 2 アンテナ 3 アンテナ 4 受信手段 5 受信手段 6 周波数変換手段 6a 局部発振手段 7 周波数変換手段 7a 局部発振手段 8 合成手段 9 複素フーリエ変換手段 10 解析手段
Claims (11)
- 【請求項1】 移動体通信におけるマルチパスフェーデ
ィングを生じる伝搬路の伝搬特性を測定する伝搬特性測
定装置において、 疑似ランダムパターンによるディジタル拡散変調を行
い、送信を行う送信手段(1)と、 受信側に設けられた複数のアンテナ(2,3)と、 受信側に設けられ、前記各アンテナ(2,3)を介して
前記送信手段(1)からの送信信号をそれぞれ受信する
複数の受信手段(4,5)と、 受信側に設けられ、それぞれ発振周波数が互いに異なる
内蔵の各局部発振手段(6a,7a)によって各受信信
号をIF帯信号にそれぞれ周波数変換する複数の周波数
変換手段(6,7)と、 受信側に設けられ、前記複数の周波数変換手段(6,
7)から出力された各IF帯信号を合成する合成手段
(8)と、 受信側に設けられ、前記合成手段(8)で合成された各
IF帯信号を一括複素フーリエ変換する複素フーリエ変
換手段(9)と、 受信側に設けられ、前記複素フーリエ変換手段(9)か
らの出力データに基づき、各受信波の伝搬特性を解析す
る解析手段(10)と、 を有することを特徴とする伝搬特性測定装置。 - 【請求項2】 前記送信手段(1)は帯域制限手段を含
み、また前記各受信手段(4,5)は、帯域制限手段
と、前記送信手段(1)からの送信信号をマルチパスフ
ェーディング無しにそれぞれ受信する直結受信手段とを
含み、前記解析手段(10)は、マルチパスフェーディ
ングを受けた各受信波についての前記複素フーリエ変換
手段(9)からの出力データと、前記直結受信手段によ
るマルチパスフェーディング無しの各受信波についての
前記複素フーリエ変換手段(9)からの出力データとの
比を求め、この比により前記送信手段(1)および前記
受信手段(4,5)の各帯域制限手段の影響を、前記複
素フーリエ変換手段(9)からの出力データから除去せ
しめる除去手段を含むことを特徴とする請求項1記載の
伝搬特性測定装置。 - 【請求項3】 前記解析手段(10)は、前記複素フー
リエ変換手段(9)からの出力データを複数の測定回数
に亘って加算して平均化するための加算手段を含むこと
を特徴とする請求項1記載の伝搬特性測定装置。 - 【請求項4】 前記複数のアンテナ(2,3)は、受信
側の移動方向に沿って配置されることを特徴とする請求
項1記載の伝搬特性測定装置。 - 【請求項5】 前記複数のアンテナ(2,3)は、立体
的に配置されることを特徴とする請求項1記載の伝搬特
性測定装置。 - 【請求項6】 前記複数のアンテナ(2,3)はそれぞ
れ指向性を有し、各指向性の方向が放射状になるように
配置されることを特徴とする請求項1記載の伝搬特性測
定装置。 - 【請求項7】 前記送信手段(1)は、ディジタル変調
を無変調にする無変調手段を含み、前記複素フーリエ変
換手段(9)は、前記無変調手段が作動しているとき
に、各受信信号の受信レベルを測定する受信レベル測定
手段を含み、前記解析手段(10)は、前記受信レベル
測定手段の出力に基づき、各受信信号の受信レベル変動
を検出する検出手段、または前記受信レベル測定手段の
出力に基づき、各受信信号の相関を検出する検出手段を
含むことを特徴とする請求項1記載の伝搬特性測定装
置。 - 【請求項8】 移動体通信におけるマルチパスフェーデ
ィングを生じる伝搬路の伝搬特性を測定する伝搬特性測
定装置において、 送信側に設けられ、疑似ランダムパターンによるディジ
タル拡散変調を行い、互いに異なる送信周波数による送
信を行う複数の送信手段と、 送信側に設けられた単一のアンテナと、 受信側に設けられ、単一のアンテナを介して前記各送信
手段からの各送信信号を一括受信する単一の受信手段
と、 受信側に設けられ、前記受信手段で受信された各受信信
号を各IF帯信号に周波数変換する周波数変換手段と、 受信側に設けられ、前記周波数変換手段から出力された
各IF帯信号を一括複素フーリエ変換する複素フーリエ
変換手段と、 受信側に設けられ、前記複素フーリエ変換手段からの出
力データに基づき、各受信波の伝搬特性を解析する解析
手段と、 を有することを特徴とする伝搬特性測定装置。 - 【請求項9】 前記複数のアンテナは、立体的に配置さ
れることを特徴とする請求項8記載の伝搬特性測定装
置。 - 【請求項10】 前記複数のアンテナはそれぞれ指向性
を有し、各指向性の方向が放射状になるように配置され
ることを特徴とする請求項8記載の伝搬特性測定装置。 - 【請求項11】 移動体通信におけるマルチパスフェー
ディングを生じる伝搬路の伝搬特性を測定する伝搬特性
測定装置において、 送信側に設けられ、疑似ランダムパターンによるディジ
タル拡散変調を行い、互いに異なる送信周波数による送
信を行う複数の送信手段と、 送信側に前記複数の送信手段に対応して設けられた複数
の送信アンテナと、 受信側に設けられた複数の受信アンテナと、 受信側に設けられ、前記各受信アンテナを介して前記各
送信手段からの送信信号をそれぞれ受信する複数の受信
手段と、 受信側に設けられ、それぞれ発振周波数が互いに異なる
内蔵の各局部発振手段によって各受信信号をIF帯信号
にそれぞれ周波数変換する複数の周波数変換手段と、 受信側に設けられ、前記複数の周波数変換手段から出力
された各IF帯信号を合成する合成手段と、 受信側に設けられ、前記合成手段で合成された各IF帯
信号を一括複素フーリエ変換する複素フーリエ変換手段
と、 受信側に設けられ、前記複素フーリエ変換手段からの出
力データに基づき、各受信波の伝搬特性を解析する解析
手段と、 を有することを特徴とする伝搬特性測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6211031A JPH0879158A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 伝搬特性測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6211031A JPH0879158A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 伝搬特性測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0879158A true JPH0879158A (ja) | 1996-03-22 |
Family
ID=16599223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6211031A Withdrawn JPH0879158A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | 伝搬特性測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0879158A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006234602A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Device Co Ltd | 電磁界測定装置 |
| JP2007325165A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Fujitsu Ltd | インパルス無線装置 |
| JP2008301528A (ja) * | 2008-09-01 | 2008-12-11 | Kddi R & D Laboratories Inc | Ofdm信号復調装置 |
-
1994
- 1994-09-05 JP JP6211031A patent/JPH0879158A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006234602A (ja) * | 2005-02-25 | 2006-09-07 | Device Co Ltd | 電磁界測定装置 |
| JP2007325165A (ja) * | 2006-06-05 | 2007-12-13 | Fujitsu Ltd | インパルス無線装置 |
| JP2008301528A (ja) * | 2008-09-01 | 2008-12-11 | Kddi R & D Laboratories Inc | Ofdm信号復調装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011106 |