JPH0879904A - パンタグラフの異常検出装置 - Google Patents

パンタグラフの異常検出装置

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JPH0879904A
JPH0879904A JP20657194A JP20657194A JPH0879904A JP H0879904 A JPH0879904 A JP H0879904A JP 20657194 A JP20657194 A JP 20657194A JP 20657194 A JP20657194 A JP 20657194A JP H0879904 A JPH0879904 A JP H0879904A
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JP
Japan
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pantograph
train
image
amount
slit laser
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JP20657194A
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Koji Enami
宏治 榎並
Ikuji Hanao
育治 花尾
Hiroyuki Nakayama
博之 中山
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低速走行中の列車についてパンタグラフの摩
耗量、割損、フレームの変形等が自動的に検出すること
ができる装置を実現する。 【構成】 列車7の進入によりレーザ光が遮断される光
センサ4a,4bと、列車7のパンタグラフ5に側面よ
り光を照射する照明装置3と、パンタグラフ5にスリッ
トレーザ光を照射する複数のスリットレーザ発振器1
a,1b,1cと、パンタグラフ5を撮像する複数のビ
デオカメラ2a,2b,2cと、同カメラ2a,2b,
2cより画像を入力する画像処理装置29と、同装置2
9に接続された記録表示装置28と制御装置30を備え
たことによって、パンタグラフ5の摩耗量、割損、フレ
ーム15の変形が自動的に同時かつ瞬時に検出すること
ができるとともに、構造が簡単で可動部がないため信頼
性が高く、データの収集が高速のため列車7の低速走行
中にも測定することができ、遠隔操作のため安全性の高
い装置を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、低速走行中の列車に適
用されるパンタグラフの異常検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】走行する列車が架線より受電するための
パンタグラフについて、図5により説明する。
【0003】図5に示すパンタグラフ5は、車両7の屋
根に絶縁碍子33で固定されており、屈曲上下動する菱
形のフレーム15と、その上部に取付けられた2枚のそ
り板状の舟体34と、それぞれの舟体34に固定されそ
れぞれが架線6と摺動して受電するすり板13により構
成されている。
【0004】上記架線6はハンガ等で吊支され、振れ止
め具などにて固定されているが、これらの支持物に何ら
かの異常が発生すると、パンタグラフ5の舟体34やす
り板13に衝突することがあり、舟体34の変形、すり
板の割損、パンタグラフ5の変形、破損等が起る場合が
ある。このような事態が発生すると、パンタグラフ5は
受電不良となり、列車運行に支障が出るため、異常事態
を早期に発見し、対策することが必要である。
【0005】従来のパンタグラフの異常検出において
は、図6(a)に示すように、車両軌道上部にパンタグ
ラフ5全体が撮影できるビデオカメラ03を設け、その
画像信号を画像処理するなどして異常の検出が行われて
いた。
【0006】即ち、パンタグラフ5の形状を認識するこ
とにより、図6(b)中に破線で示すようなパンタグラ
フ5における舟体34やフレーム15の変形やすり板1
3の異常の有無の検出がなされていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のパンタグラフの
異常検出においては、ビデオカメラの撮影画像を二値化
処理し、舟体やすり板などの形状を認識して、正常時の
画像との比較により変形量を検出していた。
【0008】しかしながら、この変形の検出分解能がビ
デオカメラの撮像画素数により制限され、撮影範囲が制
約されるため、小さな変形を正確に測定することは困難
であり、比較的大きな変形のみの測定に限定されるとい
う課題があった。
【0009】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたもので、低速走行中の列車におけるパンタグラフの
すり板の摩耗、割損、舟体の変形、およびパンタグラフ
の変形などの異常を同時に自動検出することができる装
置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のパンタグラフの
異常検出装置は、列車の進入路を挟み対向して設置され
た光センサと、同光センサの近傍に配設された照明装置
と、上記光センサの設置位置の進入路方向前方に配設さ
れパンタグラフを撮像する複数のビデオカメラと、同そ
れぞれのカメラと一定間隔を保持して配設されそれぞれ
のカメラと対をなしそれぞれスリットレーザ光をパンタ
グラフに照射するスリットレーザ発振器と、上記光セン
サと照明装置とビデオカメラとスリットレーザ発振器が
接続された画像処理装置と、同装置に接続された記録表
示装置と制御装置を備え、上記画像処理装置が、パンタ
グラフに照射されたスリットレーザ光の高さからパンタ
グラフの摩耗量を測定する手段と、画像の陰影からパン
タグラフの割損を検知する手段と、3次元座標を計算し
フレームの変形量を測定する手段とにより形成されたこ
とを特徴としている。
【0011】
【作用】上記において、列車が進入路を進入して、光セ
ンサからのレーザ光を遮断すると、複数のスリットレー
ザ発振器がパンタグラフにスリットレーザ光を照射し、
複数のビデオカメラがパンタグラフを水平方向に分割し
て撮像し、それぞれの画像を画像処理装置に入力する。
【0012】上記画像を入力した画像処理装置は、パン
タグラフに照射されたスリットレーザ光を抽出し、これ
を画像処理してパンタグラフの中央の高さを求め、摩耗
量を算出する。
【0013】また、パンタグラフの側面の低い角度から
照明装置で照射することにより、割損部分がある場合に
この部分に形成される陰影を抽出して、割損の大きさと
位置を求める。さらに、得られたパンタグラフ上におけ
る複数のスリットレーザ光照射部分の特定位置について
の3次元座標を計算し、フレームの変形量を求める。
【0014】上記により得られたパンタグラフの摩耗
量、パンタグラフの割損、及びフレームの変形量のデー
タは記録表示装置に入力され、同装置により自動的に表
示される。
【0015】
【実施例】本発明の一実施例に係るパンタグラフの異常
検出装置を図1に示す。図1に示す本実施例に係る装置
は、列車7の進入路を挟み対向して設置された光センサ
4a,4b、一方の光センサ4aの近傍に配設された照
明装置3、上記光センサ4a,4bの設置位置より進入
路方向前方に配設され列車7がその中を通過する門型の
架台8、同架台8上に一定間隔を有して配設されそれぞ
れパンタグラフ5の右側部、中央部、左側部を撮影する
ビデオカメラ2a,2b,2c、同ビデオカメラ2a,
2b,2cの近傍にそれぞれ配設されたスリットレーザ
発振器1a,1b,1c、上記光センサ4a,4bと照
明装置3とビデオカメラ2a,2b,2cとスリットレ
ーザ発振器1a,1b,1cが電線により接続された画
像処理装置29、および同画像処理装置29が接続され
た記録表示装置28と制御装置30を備えている。
【0016】上記において、列車7が進入路を進行し、
所定の位置に到達し、光センサ4a,4bからのレーザ
光を遮断すると、制御装置30による制御により、スリ
ットレーザ発振器1a,1b,1cがスリットレーザ光
を放射し、続いて、ビデオカメラ2a,2b,2cがパ
ンタグラフ5を撮像する。なお、上記カメラ2a,2
b,2cは、列車7が走行中のため、高速シャッタ付ビ
デオカメラを使用する。
【0017】上記ビデオカメラ2a,2b,2cにより
得られた画像は画像処理装置29に入力され、画像処理
装置29は、パンタグラフ5の摩耗量の測定、パンタグ
ラフ5の傾きとフレーム15の変形の測定、およびパン
タグラフ5の割損の検出のための処理を行うが、まず、
パンタグラフ5の摩耗量の測定要領について、図2によ
り説明する。
【0018】なお、摩耗量の検出は、架線6との摺動に
よりパンタグラフ5の中央付近が摩耗するため、この部
分にすり板13を張付けているが、これが摩耗した場合
に取替える必要があるために行うものである。
【0019】図2(a)において、上記ビデオカメラ2
a,2b,2cから入力された#1,#2,#3画像1
0,11,12には、照射されたスリットレーザ光9の
高さhが周囲より特に明るく撮像されている。
【0020】したがって、スリットレーザ光9の強度と
周囲の明るさから予め設定したしきい値以上の明るさを
抽出することにより、スリットレーザ光9の高さhを得
ることができる。なお、このスリットレーザ光の高さh
は、パンタグラフ5が曲面を持たない部分に形成される
ものであるから直線である。
【0021】ビデオカメラ2bにより撮像された原画像
11は、図2(c)に示すように画像処理がなされる
が、この画像11は横512画素、縦480画素で構成
されているため、1画素が何mmに相当するかを計測し、
パンタグラフ5の製作時の高さh0を予め計っておくこ
とにより、摩耗量Δhはh0−h=Δhから求められ
る。
【0022】次に、パンタグラフ5の傾きとフレーム1
5の変形量の測定要領について、図3を用いて説明す
る。この計測は、3次元計測により特定点の座標を求め
て行うものであり、この座標は、次のように求められ
る。
【0023】即ち、スリットレーザ発振器1a,1b,
1cはビデオカメラ2a,2b,2cから一定の距離L
の位置にあるため、スリットレーザ光9は一定の角度で
パンタグラフ5を照射する。いま、受光点が画像10
a,11a,12aにおけるAのとき、画素数i1 から
1 方向の距離が求められ、画像10b,11b,12
bにおけるBのときは画素数i2 からy2 方向の距離が
求められる。
【0024】図1に示すパンタグラフ5は、支持してい
るフレーム15が変形すると傾く。このパンタグラフ5
の傾きは、図3(b),(c),(d)に示すL1,L
2,L3の位置を解析することによりわかる。
【0025】即ち、フレーム15の変形がないときは図
3(c)に示すように横に真直ぐな直線となり、フレー
ム15に変形があるときは図3(d)に示すように水平
線17に対して傾斜する。前記の図3(a)に示す画像
処理方法により、次の関係を求める。
【0026】Y=f(X .Z) Z=g(X .Y) この関係よりパンタグラフ5の傾きとフレーム15の変
形を求めることができる。
【0027】次に、パンタグラフ5に生じる割損の検出
要領について、図3(b)により説明する。図3(b)
に示すように、パンタグラフ5は照明装置3により側面
の低い角度から照射されており、割損16があると陰影
が生じるため、この陰影より割損16の大きさと位置を
検出することができる。
【0028】上記により画像処理装置29で得られたパ
ンタグラフ5の摩耗量、傾き、及び割損に関するデータ
は記録表示装置28に入力され、同装置28により表示
される。
【0029】上記のように、本実施例に係るパンタグラ
フの異常検出装置は、3台のカメラで各1枚、計3枚の
パンタグラフの画像を形成し、パンタグラフの摩耗量と
割損、フレームの変形量が同時に検出できるが、さら
に、カメラの台数を増加することにより、パンタグラフ
以外の機器の異常を検出することもできる。
【0030】図4は、本実施例に係る装置により行われ
る諸データの検出についての処理手順をフローチャート
に示したものであり、以下このフローチャートに従って
処理手順を説明する。
【0031】列車7が進入し、光センサ4a,4bから
のレーザ光の遮断21が行われると、ビデオカメラ2
a,2b,2cがパンタグラフ5の撮像22を行い、#
1,#2,#3画像10,11,12を得る。この画像
10,11,12は画像処理装置29に入力され、同装
置29は画像の影の抽出23を行い、パンタグラフ5に
生じた割損16を求める。
【0032】続いて、画像処理装置29はパンタグラフ
5に照射されたスリットレーザ光9の抽出24を行い、
このレーザ光9の高さhの抽出25を行って、摩耗31
を算出する。さらに、パンタグラフ5上のL1,L2,
L3の位置について3次元座標を計算26し、直線の式
27を求めて、フレームの歪み32を算出する。上記に
より求められた割損、摩耗、フレームの歪みは記録表示
装置28で記録、表示させる。
【0033】
【発明の効果】本発明のパンタグラフの異常検出装置
は、列車の進入によりレーザ光が遮断される光センサ
と、列車のパンタグラフに側面より光を照射する照明装
置と、パンタグラフにスリットレーザ光を照射する複数
のスリットレーザ発振器と、パンタグラフを撮像する複
数のビデオカメラと、同カメラより画像を入力する画像
処理装置と、同装置に接続された記録表示装置と制御装
置を備えたことによって、パンタグラフの摩耗量、割
損、フレームの変形が自動的に同時かつ瞬時に検出する
ことができるとともに、構造が簡単で可動部がないため
信頼性が高く、データの収集が高速のため列車の走行中
にも測定することができ、遠隔操作のため安全性の高い
装置を実現する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る異常検出装置の斜視図
である。
【図2】上記一実施例に係るパンタグラフの摩耗量測定
の説明図で、(a)はスリットレーザ光が照射された状
態の画像、(b)はビデオカメラにより撮像された原画
像、(c)は画像処理された画像の説明図である。
【図3】上記一実施例に係るフレームの変形量測定の説
明図で、(a)は3次元計測、(b)は3台のビデオカ
メラにより撮像された画像を結合した状態、(c)はフ
レームに変形がある場合、(d)はフレームに変形がな
い場合の説明図である。
【図4】上記一実施例に係る処理手順を示すフロー図で
ある。
【図5】パンタグラフの説明図で、(a)は側面図、
(b)は斜視図である。
【図6】従来の装置の説明図で、(a)は側面図、
(b)は作用説明図である。
【符号の説明】
1a,1b,1c スリットレーザ発振器 2a,2b,2c ビデオカメラ 3 照明装置 4a,4b 光センサ 5 パンタグラフ 6 架線 7 列車 8 架台 9 スリットレーザ光 10,11,12 画像 13 すり板 15 フレーム 16 割損 28 記録表示装置 29 画像処理装置 30 制御装置 33 絶縁碍子 34 舟体 35 ホーン棒

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車の進入路を挟み対向して設置された
    光センサと、同光センサの近傍に配設された照明装置
    と、上記光センサの設置位置の進入路方向前方に配設さ
    れパンタグラフを撮像する複数のビデオカメラと、同そ
    れぞれのカメラと一定間隔を保持して配設されそれぞれ
    のカメラと対をなしそれぞれスリットレーザ光をパンタ
    グラフに照射するスリットレーザ発振器と、上記光セン
    サと照明装置とビデオカメラとスリットレーザ発振器が
    接続された画像処理装置と、同装置に接続された記録表
    示装置と制御装置を備え、上記画像処理装置が、パンタ
    グラフに照射されたスリットレーザ光の高さからパンタ
    グラフの摩耗量を測定する手段と、画像の陰影からパン
    タグラフの割損を検知する手段と、3次元座標を計算し
    フレームの変形量を測定する手段とにより形成されたこ
    とを特徴とするパンタグラフの異常検出装置。
JP20657194A 1994-08-31 1994-08-31 パンタグラフの異常検出装置 Withdrawn JPH0879904A (ja)

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