JPH0880027A - リニアモータ - Google Patents

リニアモータ

Info

Publication number
JPH0880027A
JPH0880027A JP6206557A JP20655794A JPH0880027A JP H0880027 A JPH0880027 A JP H0880027A JP 6206557 A JP6206557 A JP 6206557A JP 20655794 A JP20655794 A JP 20655794A JP H0880027 A JPH0880027 A JP H0880027A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
linear motor
secondary side
primary side
pole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6206557A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Nashiki
政行 梨木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Machinery Works Ltd
Priority to JP6206557A priority Critical patent/JPH0880027A/ja
Publication of JPH0880027A publication Critical patent/JPH0880027A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Electric Motors In General (AREA)
  • Control Of Linear Motors (AREA)
  • Linear Motors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 2次側の1次側に対する位置により2次側の
磁気抵抗の差があることを利用して回転力を発生する同
期電動機において、2次側の磁極が向いている方向の電
動機電流成分により界磁磁束が悪影響を受け難いリニア
モータを得、低推力リップル、高ピークトルク、高力
率、高効率、を実現し、さらには、リニアモータの低価
格化を実現する。 【構成】 2次側162の磁極部材162に磁極方向に
は磁気抵抗が小さく磁極の横方向には磁気抵抗の大きな
磁極構造とするため積層電磁鋼板を使用し、隣合う磁極
へ磁気的に独立した複数の分割磁路1を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ほぼ直線的に駆動する
改良されたリニアモータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のリニアモータとしては、その目的
等によりいくつかの種類のリニアモータがある。図15
に一般的なリニアモータの基本構成を示す。リニアモー
タは、可動子61と固定子62とで構成される。可動子
61は、矢印の方向に移動可能で本説明では1次側と呼
称する。固定子62は、リニアモータの移動ストローク
に応じた長さとなり、本説明では2次側と呼称する。勿
論可動子と固定子とは1次側でも2次側でもどちらでも
よい。
【0003】図16にリニアモータの従来例の進行方向
断面図を示す。
【0004】1次側61は電磁鋼板が積層されたもの
で、各スロットには三相交流巻き線U1,U2,V1,
V2,W1,W2が巻回され、その巻き線図は巻き線回
数が1ターンの場合で表すと図17に示すようになって
いる。通常は数10ターンの巻き線回数となっているこ
とが多い。各相巻き線の結線はスター巻き線となってお
り、交流回転機の場合、図18に示したようなシンボル
で表す巻き線21、22、23に相当し、U1−U2、
V1−V2、W1−W2の各巻き線である。図における
U,V,Wは各巻き線の端子である。
【0005】2次側62は、永久磁石19とその磁路2
0とで構成されている。2次側62の磁極は永久磁石の
N極、S極が図のように交互に1次側61に対向するよ
うな配置となっている。
【0006】次にその動作について説明する。
【0007】リニアモータの移動方向の2次側磁極の位
置をX軸とし、X軸のプラス方向に向かう時2次側磁極
がS極からN極に移り変わる磁極境界位置の一つをX=
0と定義する。2次側62の磁極の磁束密度Bは図19
(a)に示すようにX軸位置に応じて周期が磁極ピッチ
PP、即ち電気角で360度ピッチ、振幅B0の正弦波
状であると仮定する。一方、1次側61の位置RPは、
U1の巻き線がX=0の位置にある時のスライダ位置を
RP=0と定義する。
【0008】今、三相各相巻き線に図19(b),
(c),(d)に示すような三相交流電流IU,IV,
IWを流すとフレミングの左手法則に従ってX軸のプラ
ス方向に推力FFが発生する事になる。
【0009】
【数1】B =B0・SIN(X) IU=IA・SIN(RP) IV=IA・SIN(RP−120゜) IW=IA・SIN(RP−240゜) FF=B・I・L =[ B0・SIN(RP)・IA・SIN(RP)+
B0・SIN(RP−120゜)・IA・SIN(RP
−120゜)+B0・SIN(RP−240゜)・IA
・SIN(RP−240゜)]・WT・2・WL =3・B0・IA・WT・WL ここで、WT各相巻き線のターン数、WL各巻き線1/
2ターンの巻き線有効長である。なお、上記式をまとめ
て式(1)とする。
【0010】推力の大きさは、式(1)の通りであり、
三相交流回転機理論で良く知られているように、X軸位
置には関係なく三相交流電流の振幅IAに比例した推力
FFを得る事ができ、ここに示した制御範囲内では良好
な制御特性を得る事ができる。
【0011】図20に他の従来例の進行方向断面図を示
す。1次側61は図16と同じである。2次側65は図
に示すように軟磁性体で作られた突極構造の磁極が連続
して配置された構造となっている。このリニアモータの
動作は1次側61の三相巻き線U1,U2,V1,V
2,W1,W2によって作られる起磁力の最大値が位置
する部分へ2次側65の突極中心部24が磁気的に引き
寄せられる力をリニアモータの発生推力とするものであ
る。従って、三相電流の位相をシフトすることにより任
意の方向へ推力を発生することができ、位置制御するこ
とが可能である。推力の大きさは、相対的位相の大きさ
と三相電流の大きさに関係した値となる。
【0012】図21に他の従来例として、ステッピンモ
ータの原理で駆動するリニアモータの例の進行方向断面
図を示す。1次側63は、A,B,C,Dの4相の巻き
線を持っている。例えば、B相巻き線は、B1,B2の
部分に巻回され、さらに直列に、B3,B4に逆巻きに
巻回されている。B相巻き線に誘起される磁束は図示す
るように、B相巻き線を通り2次側64を通過しループ
を描くようになっている。
【0013】図21のリニアモータの駆動原理は、例え
ば1次側63をX方向に駆動する場合、図示するように
B相に電流を通電し、位置の移動にともない順次磁気吸
引力の働く相の巻き線へ通電するものである。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】図16に示した従来例
では、永久磁石の性能にもよるが比較的効率よく大きな
推力を発生することができる。しかし、例えば特性の良
い希土類磁石等を使用すると永久磁石が高価でコスト高
になるという課題、永久磁石を固定するための部材が必
要、組立コストがかかるというコスト上の課題がある。
【0015】また特性的には、永久磁石による一定界磁
なのでリニアモータの駆動装置のパワー電源電圧で駆動
できるリニアモータの電圧制限により駆動速度の限界が
ある。言い換えると、永久磁石型直流電動機あるいは永
久磁石型同期電動機の高速回転限界と同様に、駆動速度
の限界があるという課題がある。この対策として、巻き
線回数を減少させ誘起電圧を下げる方法もあるが、この
場合は同一推力を得るためには駆動電流値を上げる必要
が出てきて駆動装置の駆動電流容量を上げる必要が出て
くる。即ち、駆動速度の限界と駆動装置容量とがトレー
ドオフ関係にある。
【0016】また他の課題として、瞬時大推力を得るた
め大きな電流を流すと永久磁石が減磁するという課題も
ある。
【0017】図20に示した従来例の課題は、大きな推
力を得にくいこと、推力が駆動位置により変動し、推力
リップルの発生、駆動騒音の発生となり易いことであ
る。大きな推力が得られない原因は、2次側の磁極全体
が方向性の無い磁性体であるため巻き線電流の大きさと
位相により、磁極の磁束中心の位置が変化し易いことに
よると考えることができる。推力リップルの発生、駆動
騒音の発生の原因は、2次側の磁極形状と1次側のスロ
ットとが不連続なため、1次側からみた2次側の磁気抵
抗が大きく変化するためと見ることができる。
【0018】図21に示した従来例の課題は、大きな推
力を得にくいこと、推力が駆動位置により変動し、推力
リップルの発生、駆動騒音の発生となり易いこと、駆動
時の各相巻き線の通電デユーテイが図21の場合で約1
/4と低くその分だけ駆動効率が低いこと、各相巻き線
が励起する磁束の増減に伴った磁気吸引力がこのリニア
モータ推力の源なので、供給電力の内の内部磁気エネル
ギ供給分と機械的推力のエネルギ供給分とが同位相とな
り、駆動装置のパワーデバイス負担が大きいこと、であ
る。
【0019】本発明は、以上の課題を解決するためにな
されたものであり、その目的は、2次側の磁極が向いて
いる方向の電動機電流成分により界磁磁束が悪影響を受
け難くすることで、低推力リップル、高ピークトルク、
高力率、高効率、を実現し、さらには、低価格化を実現
するリニアモータを提供することにある。
【0020】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、2次側とその2次側の長
さ方向に相対的に移動する1次側とで構成されるリニア
モータにおいて、前記1次側は、巻回された2相以上の
多相巻き線を有し、前記2次側は、複数の磁極を有し、
前記磁極は、前記各磁極からの磁路を複数に分割し、各
磁極からそれぞれ隣合う磁極へは磁気抵抗を小さく、リ
ニアモータ駆動方向の各磁極両端からみた磁極内の磁気
抵抗を大きくする磁気絶縁手段と、を備える事を特徴と
する。
【0021】請求項2記載の発明は、2次側とその2次
側の長さ方向に相対的に移動する1次側とで構成される
リニアモータにおいて、前記1次側は、巻回された2相
以上の多相巻き線を有し、前記2次側は、複数の磁極を
有し、前記各磁極は、隣合う磁極間に通じている各磁極
の磁路が複数に分かれており、リニアモータ駆動方向の
各磁極両端の間の磁気抵抗が隣合う磁極間に通じている
磁路の磁気抵抗より大きくなっていることを特徴とす
る。
【0022】請求項3記載の発明は、請求項2記載のリ
ニアモータにおいて、2次側磁極の複数の磁路は、磁性
鋼板の一部を除去して磁極内の磁気絶縁部を作り、電磁
鋼板をリニアモータの駆動方向にほぼ平行に配置し、リ
ニアモータの駆動方向に直角な方向に積層された構造で
あることを特徴とする。
【0023】請求項4記載の発明は、請求項2記載のリ
ニアモータにおいて、2次側磁極は、リニアモータの駆
動方向に直角な方向に配置した電磁鋼板が積層された構
造であることを特徴とする。
【0024】請求項5記載の発明は、2次側とその2次
側の長さ方向に相対的に移動する1次側とで構成される
リニアモータにおいて、前記1次側は、巻回された2相
以上の多相巻き線を有し、前記2次側は、複数の磁極を
有し、前記磁極は、各磁極を構成する部材が隣合う磁極
への磁路の方向へは磁気抵抗が小さく、リニアモータ駆
動方向の各磁極両端からみた磁極内の磁気抵抗は大きい
磁気方向性のある部材で構成されている事を特徴とす
る。
【0025】請求項6記載の発明は、請求項5記載のリ
ニアモータにおいて、前記磁気方向性のある部材は、棒
状の磁性部材と非磁性部材とを束ねた構造であることを
特徴とする。
【0026】請求項7記載の発明は、請求項1乃至6記
載のリニアモータにおいて、前記1次側と前記2次側と
の複数の組合わせ、あるいは前記1次側または前記2次
側の一部を共用していることを特徴とする。
【0027】請求項8記載の発明は、請求項1乃至7記
載のリニアモータにおいて、前記1次側は、巻き線が設
けられている部分の進行方向前後の片方あるいは両方に
1次側巻き線により励起される磁束を通す磁気回路を設
けたことを特徴とする。
【0028】
【作用】リニアモータ内部に生成される磁束が2次側の
複数の磁路にそって生成され易く他の方向には磁気抵抗
が大きい磁気回路構造となっているため、界磁磁束を磁
極位置とほぼ同期した位置に生成する事ができる。
【0029】従って、界磁磁束が存在する位置に推力を
発生する電流成分を流しても界磁磁束が乱される程度が
少なく、磁束に鎖交する電流を通電でき、効率よく推力
を得る事ができる。
【0030】特に大きな推力を得るため1次側に大きな
通電電流を流す時、界磁磁束位置が変化し難く、大きな
推力を得ることができる。
【0031】また、推力の場所に依存した推力リップル
については、磁気抵抗、内部磁気エネルギの観点で表現
すると、本発明におけるリニアモータでは各三相巻き線
の磁気抵抗の総和の位置Xによる変化、リニアモータの
位置Xによる内部磁気エネルギ変化が小さくできる幾何
学構造となっているので推力リップルを小さくする事が
できる。
【0032】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
について説明する。
【0033】図1は本実施例のリニアモータの駆動方向
断面図であり、駆動方向に磁極が隣接している。各磁極
範囲は図1にS極、N極、S極、N極、S極、N極と図
示した範囲である。
【0034】1次側161は、図16の従来例と同様
に、電磁鋼板を積層したもので各スロットには三相交流
巻き線が巻回されている。図1の1次側161は図16
の従来例に比較し、1次側の巻き線が設けられたスロッ
トの進行方向前後に巻き線の入っていない磁気回路30
を設けている。このリニアモータ進行方向前後の磁気回
路30によって界磁磁束が三相巻き線電流により有効に
励起される。もしこの進行方向前後の磁気回路がなけれ
ば、1次側の位置によっては界磁磁束が一部欠落する事
になり、その分だけ推力が部分的に低下し、また、推力
のリップルの原因にもなる。
【0035】なお、この巻き線の設けられない空きスロ
ットは使用されないので磁性物質でふさいで無くするこ
とも可能である。また、磁気回路30は、進行方向の前
後いずれか一方でもよく、配置される個数は適宜調整す
ればよい。図1では集中巻きで進行方向の長さは三相巻
き線が一組の例を図示しているが、三相以外の二相、四
相、五相等の多相巻き線でも同等の特性を得る事ができ
る。巻き方も集中巻きの例を記述しているがもちろん分
布巻きにもでき、重ね巻きなど種々巻き線の変形が可能
である。
【0036】また、1次側の大きさも所望推力の大きさ
により図1に示すユニットを複数個連結した構造とし、
各相巻き線をシリーズに接続する事も可能である。磁気
特性的には1次側と2次側とを相対的にスキューし、磁
気的不連続性を軽減する事なども可能である。全体構造
も、図15、図1に示すような直方体が対向した構造に
限定するものではない。
【0037】2次側162は、磁極の磁路を9磁路に分
割した分割磁路1の一つであり、材質は軟磁性体であ
る。また、磁極磁路の磁性部である分割磁路1の間には
磁極磁路の非磁性部であり磁気絶縁手段としての磁気絶
縁部2が層状に設けられ、樹脂層、空気層等の非磁性体
で構成されている。2次側162の長さは、図1では4
磁極分の長さしか図示していないがリニアモータの駆動
ストロークの大きさに必要な長さとなっている。
【0038】まず、界磁磁束について説明する。
【0039】図1において、磁極の境界部に対向する位
置の1次側巻き線に電流を流すと、各磁極には磁束が励
起され、図示したようなS極、N極あるいは逆極性の磁
極が生成される。磁極間の磁極境界部に対向する位置の
1次側電流成分を界磁電流成分と呼ぶことにする。
【0040】磁極の中心位置に対向する位置の1次側巻
き線に電流を流すと、この電流による起磁力は全て磁気
絶縁層2に鎖交する方向に働き、この方向の磁気抵抗が
大きいのでこの電流成分により励起される磁束成分の大
きさは小さい。磁極の中心位置に対向する位置の1次側
電流成分を電機子電流成分と呼ぶ事にする。
【0041】次に、界磁電流成分と電機子電流成分とが
重畳して流れている場合の界磁の動作について説明す
る。
【0042】まず、界磁電流成分が既に流れていて各磁
極に界磁磁束が存在している状態を想定し、その後電機
子電流成分を零から増加させていくと仮定すると、前述
したように電機子電流成分による起磁力が働く方向へは
磁気抵抗が大きく磁束は発生しにくいのであるから、界
磁磁束は電機子電流成分により大きな影響は受けない。
この時、電機子電流成分と電機子電流成分に鎖交する界
磁磁束との関係でリニアモータの推力を発生する。
【0043】次に、リニアモータの発生する推力を数式
を用いて説明する。
【0044】リニアモータの発生推力、注入電気エネル
ギ、リニアモータの内部エネルギ等の間の基本的考え方
は次の通りである。
【0045】
【数2】 [△X微小変位する間の注入電気エネルギEIN]−[内部損失ECS] =[発生推力FF]×[微小変位量△X] +[△X微小変位したときの内部エネルギの変化△EST] ・・(2) 今、説明を単純化するために、[内部損失ECS]即ち
銅損、鉄損等は零であると仮定する。[△X微小変位し
たときの内部エネルギの変化△EST]は、内部エネル
ギが大きく変化するような機器構造あるいは制御方式の
場合は、この項が重要であるが、今、内部エネルギがあ
まり変化しない場合について考えてみることにし、この
項が零であると仮定する。このような前提条件では式
(2)は次のようになる。
【0046】
【数3】 [△X微小変位する間の注入電気エネルギEIN] =[発生推力FF]×[微小変位量△X] ・・(3) また、電気機械について注入電気エネルギEINは一般
的に次式となる。
【0047】
【数4】 EIN=[巻き線に誘起する電圧VG]×[巻き線へ通電する電流値IX] ×△TM =WT×△FL/△TM×IX×△TM ・・(4) 但し、WTはこの電気機械に巻かれた巻き線のターン
数、△FLは△X微小変位するときのこの巻き線の磁束
変化、△TMは△X微小変位する時間、IXはこの巻き
線に通電している電流値、である。
【0048】一方、この電気機械の機械的出力は次の関
係式が成り立つ。
【0049】
【数5】 EIN=[変位方向に発生する力FF]×[微小変位量△X] ・・(5) 式(4)と式(5)とから発生力FFの関係式を次のよ
うに求める事ができる。
【数6】EIN=WT×△FL/△TM×IX×△TM
=FF×△X より、 FF=WT×△FL/△X×IX ・・(6) 整理すると、電気機械の機械的出力FFは巻き線のター
ン数WTとその巻き線に流れる電流値IXと微小変位△
X動いた時にその巻き線に鎖交している磁束の変化量△
FL/△Xとの積として表すことができる。
【0050】また、式(4)、(5)、(6)の関係式
が注入エネルギが誘起電圧と電流との積であるという単
純で明らかな関係式だけを用いたものなので、例えば巻
き線が図1の三相巻き線のように複数組ある場合の解析
方法は、各巻き線について各巻き線電流と鎖交磁束との
関係を式6を適用し、それぞれの推力を加算合計するこ
とにより求める事ができる。
【0051】さらに、一つの巻き線に流れている電流I
XをIX=IX1+IX2と二つの電流に分解したとき
IX1とIX2についてそれぞれ式(6)を適用し、そ
の結果を加算合計することもできるという関係も成り立
つ。即ち具体的には、一相の電流を界磁電流成分と電機
子電流成分とにベクトル分解して考え、それぞれを式
(6)で計算した後加算しても結果は同じである。
【0052】また、式(6)において、特定条件とし
て、仮定としてスロットと歯の部分とが均一な磁束密度
Bの場であり、通電する導体1ターンの磁束と鎖交する
部分の長さがLである場合について考えてみると、
【数7】△FL=B×L×△X となるので、 FF=WT×△FL/△X×IX =WT×B×L×IX ・・(7) となり、フレミングの左手の法則と全く同じ式に変形で
きる。即ち式(6)は、磁束の分布が均一でない場合に
も成り立つ一般式であるといえる。
【0053】前記説明において、推力FFは、各相電流
と電流に鎖交する磁束との相関関係で計算できる事を示
したが、各相電流が流れる巻き線と磁束との間で前記計
算された力が働くわけではない。特に図1のように各相
巻き線が磁性材料で囲まれている場合は、力は1次側1
61と2次側162との間に存在する磁力線の間に働く
引力として観測することもできる。
【0054】また、前記したように、式(6)、(7)
が成り立つ条件は、[△X微小変位したときの内部エネ
ルギ変化△EST]が小さく無視できる事である。
【0055】次に、本実施例におけるリニアモータの特
性を説明するため、その制御装置例を含めた制御の方法
について説明する。
【0056】図2に本実施例におけるリニアモータの制
御装置の一例を示す。
【0057】図2において、制御装置は、1次側161
と2次側162との相対的位置を検出しその検出信号D
Sを出力する位置検出器163と、検出信号DSから位
置信号RPを検出する位置検出回路55と、検出信号D
Sから速度信号SDを検出する速度検出回路56と、速
度指令SIから速度信号SDを減じて速度誤差信号ES
を得る加算器51と、速度誤差信号ESをPID補償な
どを行う事により推力指令SAを作る速度制御部57
と、を有している。
【0058】更に、制御装置は、速度信号SDと位置信
号RPとを入力として三相U,V,W相の各相界磁電流
指令SFIU,SFIV,SFIWを出力する界磁電流
指令回路59を有している。
【0059】今、界磁電流指令の振幅をSFとすると、
三相の界磁電流成分は、
【数8】SFIU=SF・SIN(RP−90゜) SFIV=SF・SIN(RP−90゜−120°) SFIW=SF・SIN(RP−90゜−240°) となる。なお、上記式をまとめて式(8)とする。
【0060】界磁電流指令の振幅SFは定推力領域の速
度範囲、即ち速度信号SDが零から一定速度VLC迄の
範囲では、各磁極の界磁磁束が物理的に飽和磁束密度に
近い値となるような最大値SFMXとなり、速度が一定
速度VLC以上では界磁電流指令の最大振幅値SFMX
から速度SDに反比例して減少する値を取る。通常の設
計では、一定速度VLCの時、各巻き線の誘起電圧が制
御装置の駆動可能な最大電圧となるように設計される事
が多い。一定速度VLC以上では、各巻き線の誘起電圧
は界磁磁束の大きさSFと速度SDとの積に比例するの
で、速度が一定速度VLC以上では各巻き線の誘起電圧
はほぼ一定値となり、制御装置で駆動可能な最大電圧に
なる。位置信号RPは単位をリニアモータの電気角で表
し、U1の2次側磁極に対する巻き線位置は、図1にお
いて、位置信号RPのプラス方向に移動すると仮定した
時、RP=0の位置でU1の巻き線が2次側磁極のN極
からS極に移り変わる磁極の境界に位置するものとす
る。
【0061】また、電機子電流指令回路58は、速度が
一定速度VLC以下では推力指令値に比例した値となる
電流振幅指令SAと位置信号RPとを入力とし三相電機
子電流指令SAIU,SAIV,SAIWを出力する。
【0062】
【数9】SAIU=SA・SIN(RP) SAIV=SA・SIN(RP−120°) SAIW=SA・SIN(RP−240°) なお、上記式をまとめて式(9)とする。加算器72、
73、74は、それぞれ三相界磁電流指令と三相電機子
電流指令とを加算し三相電流指令SIU,SIV,SI
Wを電流制御回路60へ出力する。
【0063】
【数10】SIU=SFIU+SAIU SIV=SFIV+SAIV SIW=SFIW+SAIW なお、上記式をまとめて式(10)とする。式(10)
は、他の計算手法として、界磁電流成分と電機子電流成
分とをそれぞれのベクトルとして表し、両ベクトルをベ
クトル加算して合成ベクトルを求め、合成ベクトルの振
幅と位相から三相分配して三相電流指令SIU,SI
V,SIWを求めても結果は同じ値となる。
【0064】また、電流制御回路60は、電力増幅しリ
ニアモータの各三相巻き線U,V,Wへ駆動電流IU,
IV,IWを流す。この時の具体的な磁束分布と各相電
流値と発生推力とについて考えてみる。
【0065】2次側162の磁極位置を図1に示すよう
にX軸として表し、X軸の正方向に向かってS極からN
極に変わるある境界点をX=0とする。また、検出器1
63により検出される1次側位置RPは、巻き線U1が
X=0の位置にある時をRP=0とする。また、説明の
簡略化のため、リニアモータに発生する磁束分布は、正
弦波分布であると仮定し、RP=360度の時、磁束分
布は図3の(a)に示すようにする。正確には図1のモ
デルでは1次側161のX軸両端部では2次側162の
磁路が欠落しており図3の(a)の様な磁束分布になら
ないのであるが、この磁束の乱れの補償法については後
で説明することにし、図3の(a)の様な磁束分布にな
っているものと想定し説明する。実際に、1次側161
に三相交流巻き線がX軸方向に複数MP組直列に配設さ
れた場合には、1次側161両端の磁束の乱れによるリ
ニアモータの出力推力の誤差は1/MPと相対的に小さ
くなる。また、1次側161は3組以上の三相交流巻き
線がX軸方向に直列に接続されていて、その中央部の1
組の交流巻き線部を切りとって図1の1次側161に表
現していると見る事もできる。式(8)、(9)、(1
0)に示した各相の各電流は、図3の(b),(c),
(d)のようになる。
【0066】このような動作を行った時、式(8)で示
される界磁電流成分SFIU,SFIV,SFIWは、
図1のリニアモータにおいて、常に2次側162の磁極
に図3の(a)に示される界磁磁束を作るように動作す
る。式(9)で示される電機子電流成分SAIU,SA
IV,SAIWはこの磁束に直交し交差するように流れ
る。そして、電機子電流成分が作用する起磁力方向の磁
気抵抗が大きいので、既に説明したように電機子電流成
分が界磁磁束に与える影響は小さい。
【0067】この時発生する推力FFについて説明す
る。界磁磁束の分布が1次側161についても正弦波分
布であると仮定して式(7)に従って考えてみる。
【0068】まず界磁電流成分の推力FFFについて式
(7)を各三相巻き線に適用すると下式となる。
【0069】
【数11】 FFF=B・I・L =[ B0・SIN(RP)・SF・SIN(RP−90゜) +B0・SIN(RP−120゜) ・SF・SIN(RP−90゜−120°) +B0・SIN(RP−240゜)・SF ・SIN(RP−90゜−240°)]・WT・2・WL =0 ・・(11) 従って、界磁電流成分は推力を発生しない。
【0070】次に、電機子電流成分の推力FFAについ
て式(7)を各三相巻き線に適用すると下式となる。
【0071】
【数12】 FFA=B・I・L =[ B0・SIN(RP)・SA・SIN(RP) +B0・SIN(RP−120゜)・SA・SIN(RP−120゜) +B0・SIN(RP−240゜)・SA・SIN(RP−240゜)] ・WT・2・WL =3・B0・IA・WT・WL ・・(12) この結果、B0とIAとを可変制御する事により任意の
推力を発生する事が可能となる。例えば、図2の様な制
御を行えば、良好な速度制御が実現する。また、原理的
には推力のリップルも無い。ピーク推力については、電
機子電流成分が界磁磁束を大きく乱さない範囲において
式(12)は成り立つので、2次側162の磁気絶縁設
計を界磁磁束が電機子電流成分により乱されにくい用に
設計すれば実用的に大きなピーク推力を得る事ができ
る。また、式(12)は式(1)と同じ形であり、同様
の原理で推力を発生する事が解る。機能的に異なる点
は、本実施例では界磁電流成分を制御し自在に式(1
2)のB0を制御できることである。
【0072】リニアモータの推力は正確には、[△X微
小変位したときの内部エネルギ変化△EST]が機械的
出力となる成分についても加える必要がある。図1の本
実施例に比較し図21の従来例は特に[△X微小変位し
たときの内部エネルギ変化△EST]が大きいタイプの
リニアモータであり、この成分を無視する事はできな
い。
【0073】図4に本発明に係る他の実施例を示す。
【0074】1次側261は、図1の161に相当する
ものであるが、進行方向前後を2点鎖線で記述し、省略
して記述している。実際には図4に示す2点鎖線で区切
られたユニットが複数接続され、さらに図1に示したよ
うな進行方向前後の磁気回路が付加された構造となって
いる。
【0075】2次側262は分割磁路3、磁気絶縁部4
で組み合わされており、図1に比較し、2次側の1次側
に対向する部分が部分的に磁気的に接続している。
【0076】2次側262の具体的構成は、図4の形状
の電磁鋼板を外形と内部の磁気絶縁部4とをプレス加工
等により除去して形状加工し、その後、リニアモータの
駆動方向に直角な方向に積層した構造、即ち、図4にお
いて紙面の表側から裏側の方向へ積層した構造となって
いる。
【0077】この構造の効果は、製造的な問題では、図
1の2次側162が図1の形状の電磁鋼版の積層したも
のである場合、電磁鋼板をプレスなどにより形状加工し
たとき複数部品に分かれてしまい組立が困難になるが、
図4の形状であれば一部がつながっており1枚の板金と
して取り扱う事ができ、単に板金を積層すれば良いので
あるから組立が容易である。
【0078】また、磁気的には2次側262の磁極表面
で回転方向に漏れ磁束が発生するという欠点があるもの
の、磁極表面の磁束密度が平均化され、リニアモータ推
力のリップルを低減するという効果がある。
【0079】図5は、隣合う磁極の境界部の磁気抵抗を
高め、磁極の磁束の位置がより変化しにくい様に工夫し
た本発明例のリニアモータである。261は1次側、3
62は分割磁路5、磁気絶縁部6で組み合わされた2次
側である。2次側362の磁極の境界部に凹みを作り磁
極境界部の磁気抵抗をより大きな値とし、各磁極の磁束
が電機子電流成分によりずれる事を防止している。
【0080】図1、図4、図5のリニアモータにおい
て、2次側の補強の意味で部分的に各磁路に接続部をそ
の漏れ磁束が問題とならない範囲で設ける事もできる。
【0081】図6は、本発明に係る他の実施例であり、
図1を単純化し、2次側462の磁極の中央部分に磁気
絶縁部8を設け、各磁極界磁束の電機子電流成分による
乱れを小さくしたものである。7は分割磁路である。
【0082】図7は、2次側562を、図6の分割され
た各分割磁路7をごく一部だけ接続した例であり、接続
部の漏れ磁束は好ましくはないが、その量は全体として
はごく一部であるので、実用上特性的には大きな問題と
はならない。9は分割磁路、10は磁気絶縁部である。
図4のリニアモータと同様に、2次側562を電磁鋼板
の積層した構造とすれば製造的にも容易である。
【0083】図8は、本発明に係る他の実施例である。
14は図11に示すようなコの字型の形状の電磁鋼板で
あり、少しずつ大きさの異なる電磁鋼板14がリニアモ
ータの駆動方向に直角な方向に積層されて2次側662
を構成している。電磁鋼板14が図11に示す矢印の方
向へ磁気的に方向性のある電磁鋼板である場合は、磁気
的に方向性のある電磁鋼板だけで分割磁路を構成してい
る事になり、単純に積層しただけで、隣合う磁極間の磁
気抵抗は小さく、リニアモータ駆動方向の各磁極の両端
間からみた磁極内の磁気抵抗は大きい磁気方向性のある
部材で構成されており、本発明の目的に沿う特性を得る
事ができる。
【0084】また、図8のリニアモータにおいて、図1
1の形状の積層された電磁鋼板の間に図11の形状の磁
気抵抗の大きい磁気絶縁板を挟み込む事により、各磁極
の両端間の磁気抵抗をより大きい構造とし、リニアモー
タの特性を向上する事ができる。前記磁気抵抗の大きい
磁気絶縁板は、エアギャップで代用しても良く、リニア
モータ特性としてはその方が磁気抵抗が大きく、好まし
い。前記磁気抵抗の大きい磁気絶縁板を挟み込む場合
は、必ずしも磁気的に方向性のある電磁鋼板である必要
はない。
【0085】また、図8のリニアモータにおいて、その
進行方向へ磁極の磁束が変動し易い場合は電磁鋼板に渦
電流が流れ渦電流損が発生するので、図9に示すように
電気的絶縁のため電磁鋼板にスリットを入れることも有
効である。
【0086】図10は、本発明に係る他の実施例であ
り、2次側762が矢印の方向に比透磁率が高く、他の
方向へは比透磁率が低い構造となっている。
【0087】さらに、この分割磁路12、13の具体的
な材質の例は、図12のような形状になっており、棒状
の電磁部材15を例えば樹脂などの非磁性部材16で束
ねた構造となっている。
【0088】また、上記のようなリニアモータの形態の
みならず、1組の1次側と2次側とを複数組み合わせた
り、1次側または2次側の一部を共用することもでき
る。
【0089】図13は、図1に示したリニアモータを二
組組み合わせた例であり、2次側862のヨークの部分
を共用しているため図1のリニアモータを二組並列させ
た場合より小型化されている。17は分割磁路、18は
磁気絶縁部である。また、2次側862に及ぼす磁気吸
引力は、相反する両方向から受けるのでキャンセルさ
れ、駆動方向だけの推力だけとなるという効果もある。
【0090】このように、リニアモータを複数組み合わ
せることにより、一部部材の共用による小型化、磁気吸
引力のキャンセルなどが可能である。
【0091】図14は、本発明の一実施例である図4に
示したリニアモータを1次側261の背中合わせに組み
合わせ、さらに巻き線の方法をU相巻き線はU1からU
2、U3からU4、V相巻き線はV1からV2、V3か
らV4、W相巻き線はW1からW2、W3からW4へと
巻く方法とすることにより、コイルエンドの短縮、巻き
線の単純化/容易化を実現している。また、2次側26
2に加わる進行方向以外の吸引力も二組のリニアモータ
でキャンセルするという効果もある。同様に、本発明に
係るリニアモータを複数組み合わせて一部部材の共用、
不要な力のキャンセルなどの効果を得る事ができる。
【0092】以上、本発明に係る多種にわたる実施例に
ついて説明したが、1次側、2次側共に種々変形が可能
であり、本発明に含むものである。
【0093】例えば、巻き線の相数、磁極極数、巻き線
の巻き方等についてそれぞれ種々方法があり、ニーズに
応じた選択が可能である。
【0094】また、リニアモータの推力のリップルを低
減するため1次側、2次側の片方あるいは両方をスキュ
ーする、あるいは磁極間ピッチを少し変えるなどの通常
の電動機に使われているテクニックを応用する事も勿論
可能である。
【0095】また、1次側と2次側とが平面で対抗して
いる例について説明したが、曲面形状、筒状、多角形状
等の変形が可能である。
【0096】また、1次側と2次側とを相対的にスキュ
ーして推力のリップルをさらに低減することが可能であ
る。
【0097】また、本実施例においては、2次側が固定
で1次側が可動な場合について説明したが、勿論、相対
的な動きであり、どちらが固定でも可能である。
【0098】また、ストロークについても2次側が短
く、1次側がリニアモータのストローク分だけの長さを
持っている事も可能である。
【0099】特に、可動側への配線が難しく、可動側を
ごく軽量にしたい場合は、1次側をストロークの長さ分
だけ長く持ち固定し、2次側を短くし可動側とする方法
が有効である。但し、この場合は複雑な構成である1次
側を長くするのであるからコスト的には不利である。
【0100】また、駆動方向は、本発明はリニアモータ
と称しているが、直進するだけでなく曲線を描いて駆動
する事、円弧状の駆動等も可能である。
【0101】
【発明の効果】本発明によれば、永久磁石型のリニアモ
ータにおいては、高価な永久磁石が不要となりコスト低
減、永久磁石を固定するための部材が必要、組立が不要
となりコスト低減、界磁制御が自在なため界磁弱め制御
を行うことができ、高速制御が駆動装置の容量を上げる
ことなく実現可能なためトータルシステムコストを低
減、永久磁石の減磁現象がなく高信頼、等の効果があ
る。
【0102】また、本発明のいわゆる突極形状でリラク
タンス型のリニアモータにおいては、駆動効率が良く、
ピーク推力が大きく出力でき、駆動原理的に推力のリッ
プル、騒音が小さく駆動特性良好、高速駆動が容易、等
の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気抵抗の方向性を有するリニア
モータの断面図である。
【図2】本実施例におけるリニアモータの駆動装置を示
した構成図である。
【図3】本実施例におけるリニアモータの動作タイムチ
ャートを示した図である。
【図4】本発明に係るリニアモータの他の実施例を示し
た図である。
【図5】本発明に係るリニアモータの他の実施例を示し
た図である。
【図6】本発明に係るリニアモータの他の実施例を示し
た図である。
【図7】本発明に係るリニアモータの他の実施例を示し
た図である。
【図8】本発明に係るリニアモータの他の実施例を示し
た図である。
【図9】図8に示したリニアモータの構成部材形状を示
した図である。
【図10】本発明に係るリニアモータの他の実施例を示
した図である。
【図11】図8に示したリニアモータの構成部材形状を
示した図である。
【図12】図10に示したリニアモータの構成部材形状
を示した図である。
【図13】本実施例においてリニアモータを二組組み合
わせた例を示した図である。
【図14】本実施例におけるリニアモータを二組組み合
わせた例を示した図である。
【図15】リニアモータの一般的概観の例を示した図で
ある。
【図16】従来のリニアモータを示した図である。
【図17】図16に示したリニアモータの巻き線図であ
る。
【図18】図16に示したリニアモータの巻き線をモデ
ル化した図である。
【図19】図16に示したリニアモータの動作タイムチ
ャートを示した図である。
【図20】従来の他のリニアモータを示した図である。
【図21】従来の他のリニアモータを示した図である。
【符号の説明】
1、3、5、7、9、12、13、17 分割磁路 2、4、6、8、10、18 磁気絶縁部 14 電磁鋼板 15 電磁部材 16 非磁性部材 61、161、261 1次側 62、162、262、362、462、562、66
2、762、8622次側 U1,U2 U相巻き線 V1,V2 V相巻き線 W1,W2 W相巻き線 X 駆動方向

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2次側とその2次側の長さ方向に相対的
    に移動する1次側とで構成されるリニアモータにおい
    て、 前記1次側は、巻回された2相以上の多相巻き線を有
    し、 前記2次側は、複数の磁極を有し、 前記磁極は、前記各磁極からの磁路を複数に分割し、各
    磁極からそれぞれ隣合う磁極へは磁気抵抗を小さく、リ
    ニアモータ駆動方向の各磁極両端からみた磁極内の磁気
    抵抗を大きくする磁気絶縁手段と、 を備える事を特徴とするリニアモータ。
  2. 【請求項2】 2次側とその2次側の長さ方向に相対的
    に移動する1次側とで構成されるリニアモータにおい
    て、 前記1次側は、巻回された2相以上の多相巻き線を有
    し、 前記2次側は、複数の磁極を有し、 前記各磁極は、隣合う磁極間に通じている各磁極の磁路
    が複数に分かれており、リニアモータ駆動方向の各磁極
    両端の間の磁気抵抗が隣合う磁極間に通じている磁路の
    磁気抵抗より大きくなっていることを特徴とするリニア
    モータ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のリニアモータにおいて、 2次側磁極の複数の磁路は、磁性鋼板の一部を除去して
    磁極内の磁気絶縁部を作り、電磁鋼板をリニアモータの
    駆動方向にほぼ平行に配置し、リニアモータの駆動方向
    に直角な方向に積層された構造であることを特徴とする
    リニアモータ。
  4. 【請求項4】 請求項2記載のリニアモータにおいて、 2次側磁極は、リニアモータの駆動方向に直角な方向に
    配置した電磁鋼板が積層された構造であることを特徴と
    するリニアモータ。
  5. 【請求項5】 2次側とその2次側の長さ方向に相対的
    に移動する1次側とで構成されるリニアモータにおい
    て、 前記1次側は、巻回された2相以上の多相巻き線を有
    し、 前記2次側は、複数の磁極を有し、 前記磁極は、各磁極を構成する部材が隣合う磁極への磁
    路の方向へは磁気抵抗が小さく、リニアモータ駆動方向
    の各磁極両端からみた磁極内の磁気抵抗は大きい磁気方
    向性のある部材で構成されている事を特徴とするリニア
    モータ。
  6. 【請求項6】 請求項5記載のリニアモータにおいて、 前記磁気方向性のある部材は、棒状の磁性部材と非磁性
    部材とを束ねた構造であることを特徴とするリニアモー
    タ。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至6記載のリニアモータにお
    いて、 前記1次側と前記2次側との複数の組合わせ、あるいは
    前記1次側または前記2次側の一部を共用していること
    を特徴とするリニアモータ。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至7記載のリニアモータにお
    いて、 前記1次側は、巻き線が設けられている部分の進行方向
    前後の片方あるいは両方に1次側巻き線により励起され
    る磁束を通す磁気回路を設けたことを特徴とするリニア
    モータ。
JP6206557A 1994-08-31 1994-08-31 リニアモータ Pending JPH0880027A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6206557A JPH0880027A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 リニアモータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6206557A JPH0880027A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 リニアモータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0880027A true JPH0880027A (ja) 1996-03-22

Family

ID=16525370

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6206557A Pending JPH0880027A (ja) 1994-08-31 1994-08-31 リニアモータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0880027A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2269012A1 (es) * 2006-11-17 2007-03-16 Julio LUCAS TORRALBA Generador/motor lineal de reluctancia conmutada.
JP2007312449A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Yaskawa Electric Corp 周期磁界発生装置およびこれを用いた電動機
WO2008026642A1 (en) * 2006-08-30 2008-03-06 Thk Co., Ltd. Power supply device for permanent magnet field type linear motor and pwm inverter for permanent magnet field type motor
DE102011054727A1 (de) * 2011-10-21 2013-04-25 Hochschule Offenburg Elektromotorischer Aktor, insbesondere für einen mobilen Roboter
CN109951049A (zh) * 2019-04-03 2019-06-28 诺丁汉(余姚)智能电气化研究院有限公司 同步磁阻式直线电机
CN110190727A (zh) * 2019-04-26 2019-08-30 南京航空航天大学 一种基于直线同步磁阻电机驱动的电车系统
CN112615515A (zh) * 2020-12-04 2021-04-06 南京航空航天大学 双边错位磁障永磁辅助磁阻同步直线电机
CN112821709A (zh) * 2021-01-29 2021-05-18 同济大学 一种双边短初级同步磁阻直线电机

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007312449A (ja) * 2006-05-16 2007-11-29 Yaskawa Electric Corp 周期磁界発生装置およびこれを用いた電動機
WO2008026642A1 (en) * 2006-08-30 2008-03-06 Thk Co., Ltd. Power supply device for permanent magnet field type linear motor and pwm inverter for permanent magnet field type motor
JP5315053B2 (ja) * 2006-08-30 2013-10-16 Thk株式会社 永久磁石界磁型リニアモータ用電力供給装置、及び永久磁石界磁型モータ用pwmインバータ
ES2269012A1 (es) * 2006-11-17 2007-03-16 Julio LUCAS TORRALBA Generador/motor lineal de reluctancia conmutada.
ES2269012B1 (es) * 2006-11-17 2007-10-16 Julio LUCAS TORRALBA Generador/motor lineal de reluctancia conmutada.
DE102011054727A1 (de) * 2011-10-21 2013-04-25 Hochschule Offenburg Elektromotorischer Aktor, insbesondere für einen mobilen Roboter
CN109951049A (zh) * 2019-04-03 2019-06-28 诺丁汉(余姚)智能电气化研究院有限公司 同步磁阻式直线电机
CN110190727A (zh) * 2019-04-26 2019-08-30 南京航空航天大学 一种基于直线同步磁阻电机驱动的电车系统
CN112615515A (zh) * 2020-12-04 2021-04-06 南京航空航天大学 双边错位磁障永磁辅助磁阻同步直线电机
CN112821709A (zh) * 2021-01-29 2021-05-18 同济大学 一种双边短初级同步磁阻直线电机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8283815B2 (en) Electrical machine
US6960858B2 (en) Motor using permanent magnet
US9093943B2 (en) High power density switched reluctance machines with hybrid excitation
JPWO2006126552A1 (ja) モータとその制御装置
JP2008514175A (ja) 電気機械
Shin et al. Transverse-flux-type cylindrical linear synchronous motor using generic armature cores for rotary machinery
CN109951038B (zh) 双边励磁型切向磁钢混合励磁无刷电机
CN114072988A (zh) 无永磁体的开关磁阻机器
JPS61180019A (ja) 磁気軸受
JPH0880027A (ja) リニアモータ
JP2014007853A (ja) 電動機
US7737597B2 (en) Toothed module for primary parts of permanent-magnet synchronous motors
JPH0880018A (ja) 電動機
JPH0638475A (ja) 永久磁石回転電機とその制御方法及び制御装置並びにそれを使用した電気自動車
JP2012023904A (ja) 永久磁石型回転電機
Davis A comparison of switched reluctance rotor structures
CN104362827B (zh) 直线磁阻电机
Basak et al. A DC linear motor with a square armature
Jeong et al. Performance comparison of conventional and segmental rotor type switched reluctance motor
JP2642240B2 (ja) リニアモータ
Bilgin et al. Comparative evaluation of 6/8 and 6/10 switched reluctance machines for traction application in plug-in hybrid electric vehicles
Chung et al. Development of flux reversal linear synchronous motor for precision position control
CN106961203A (zh) 一种横向磁通磁场调制式直线电机
JP2010166761A (ja) スイッチドリラクタンスモータ
JP2526819B2 (ja) リニアモ―タ