JPH0880348A - 弾性の管を通る流体の流れを選択的に止める機構および方法 - Google Patents

弾性の管を通る流体の流れを選択的に止める機構および方法

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JPH0880348A
JPH0880348A JP7109716A JP10971695A JPH0880348A JP H0880348 A JPH0880348 A JP H0880348A JP 7109716 A JP7109716 A JP 7109716A JP 10971695 A JP10971695 A JP 10971695A JP H0880348 A JPH0880348 A JP H0880348A
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arm
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静脈内(IV)注入装置において、ポンピン
グ機構が静脈内注入管(IV管)との係合を解除される
前にIV管を自動的に閉塞する装置と方法を提供する。 【構成】 本発明はIV管がタワー16を介して保持さ
れるベース12と、ベースとIV管に対し摺動し得るス
ライドクランプ14とを備えた流れ止め装置10から成
る。IV管はスライドクランプの細長い開口20に通さ
れ、スライドクランプはベースに摺動自在に結合され
る。開口20はその一端部にIV管を絞縮することなく
受容してそれを開放状態に維持する開端部を有し、か
つ、他端部に狭いスロットを有する。ベースは可撓の片
持ちの鎖錠アーム28であってスライドクランプ上の鎖
錠突起30と係合してIV管をスロット内で絞縮して閉
塞状態に維持し得るものを有する。ポンピング装置のド
アがスライドクランプ14と相互に作用してそれをIV
管開放位置とIV管閉塞位置との間で運動させ得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は蠕動ポンプのような静脈
内(IV)注入装置および関連する可撓の静脈内(I
V)管およびその他の関係装置の分野に関するものであ
る。特に、本発明は注入ポンプがIV管から外されると
きIV管内への流体の自由流れを止めるのに使用される
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】蠕動
ポンプのようなポンピング装置によって患者の静脈内に
薬剤のような流体を投与することは普通慣行的に行われ
ている。そのようなポンプは高度に制御された態様で薬
剤を投与し得るから、かつ、薬剤と接触することなしに
投与し得るから有用である。可撓のIV管を閉塞するの
に十分なほどIV管に対してポンピング部材を押圧し、
次いでIV管に沿ってポンピング部材を動かし、閉塞部
の下流に捕捉されている流体を前進させることによって
流体はIV管を通じて移動される。
【0003】ポンピング部材が1行程を完了したあと、
第2のポンピング部材がIV管を閉塞し、次いで流体の
第2の捕捉量を第1の捕捉量の後に沿って移動すること
によって前記過程を反復する。閉塞部間の距離およびポ
ンピング部材の運動速度は、患者の体内への流体の注入
率を効果的に制御するため精密に制御され得る。IV管
はポンピング部材の一つによって常に閉塞されており、
それによって、ポンピング部材の作用以外の手段による
流体の「自由流れ」を阻止している。
【0004】普通、枢着されたドアを有するハウジング
内に蠕動ポンピング機構は収容されている。流体が移動
されるIV管は前記ドアの内側でポンピング機構と接触
して配置されており、典型的にIV管の両端部はドア開
口の頂部および底部から突出している。ドアがIV管に
対して閉じられるとともに、ドアの内側のプラテンがI
V管を押圧して、ポンピング部材がIV管を閉塞し得る
支持面を提供する。
【0005】ポンピング機構に相対するIV管のこのよ
うな配列は、ドアが開いているときIV管の内部の流れ
を阻止するため何らかの手段が存在することを必要とす
る。もしそうでなければ、注入装置の組立てまたは分解
過程の間に、IV管の内部において所望されていない流
体流れが生じる可能性がある。その結果として、IV管
内の静水頭の影響下で患者の体内へ薬剤が制御されるこ
となしに注入されることになる。または、患者の血液が
IV管内に逆流するおそれがある。IV管内への所望さ
れない流体流れを阻止するための既知装置は、注入ポン
プから独立した手動クランプ、および注入ポンプに取付
けられた自動閉塞装置を含んでいる。
【0006】手動装置は付添技術者の側におけるある程
度の操作練度を必要とし、かつ、技術者がポンピング装
置のドアの開放に対してIV管の閉塞を適正に調時する
ことを忘れる可能性が常に存在する。さらに、前記ドア
は偶然によって開くことがあり、その結果、IV管内に
自由流れが生じ得る。
【0007】注入ポンプに装備された既知の自動装置
は、IV管の閉塞および釈放を、それぞれ、ポンピング
部材の係合解除および係合と調時させることにおいて一
様の信頼性を有しない。典型的に、ドアを開く動作はI
V管の閉塞を開始することに依拠しており、ドアを閉じ
る動作はIV管の釈放を開始することに依拠している。
したがって、流体の少なくとも瞬間的な自由流れはこれ
ら装置のあるものにおいては起こり得るし、または、閉
塞機構の作用面の極めて正確かつ反復的な整合が要求さ
れ得る。また、ある既知装置はIVポンプの閉塞装置
が、偶然によってまたは意図的に、ドアが閉じられるこ
となしに独立して係合を解除されるのを許す。その結果
として、明らかに流体の自由流れが生じる。
【0008】したがって、本発明の目的はポンピング機
構がIV管との係合を解除される前にIV管を自動的に
かつ確実に閉塞する装置を提供することである。本発明
のもう一つの目的は、ポンピング機構がIV管と係合さ
れた後までIV管をその閉塞状態に自動的にかつ確実に
維持する装置を提供することである。さらにもう一つの
目的は、IV管を信頼性をもって閉塞する装置であっ
て、高くない費用で製作できかつ容易に使用できる装置
を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、一例として、
その好ましい実施例において、それにIV管が固定的に
結合されるベース部材と、該ベース部材に対してかつ前
記IV管に対して摺動するスライドクランプとから構成
されている。管形の塔状物すなわちタワーがIV管のた
めの結合点を構成するためベース部材に取付けられてい
る。タワーはその長手方向軸線をベース部材の本体に対
して垂直に保って取付けられており、タワーは中空であ
りかつ両端部において開いている。
【0010】ベース部材に結合された端部であるタワー
の開いている下端部は、液密で構造的に堅固な嵌め合い
をもって内部にIV管を受容するように寸法を決定され
ている。タワーの内部へのIV管の結合は、しまりばめ
または圧縮ばめによって行われ得、接着等によって容易
に達成され得る。IV管はタワーの底から出て患者に向
かって延びている。ポンピング管がタワーの頂部に結合
されていて、蠕動ポンプのようなポンプ機構を通って延
びている。
【0011】スライドクランプはベース部材の本体に摺
動自在に取付けられており、相対摺動は前記タワーの長
手方向軸線に対して傾いた、または垂直の方向に生じ
る。したがって、前記摺動の方向はまたIV管の軸線に
対しても傾いている、または垂直である。IV管はスラ
イドクランプの細長い開口を通過しており、前記開口の
細長い寸法は前記摺動の方向に平行して配列されてい
る。前記細長い開口の一端部はIV管を絞縮することな
しに受容するような寸法にされた相対的に開いた穴であ
る。一方、前記開口の他端部はIV管の完全な閉塞を生
じさせるのに十分なほどIV管を絞縮するような寸法に
された相対的に狭いスロットである。
【0012】前記開口内におけるIV管の正確な位置は
ベース部材に対するスライドクランプの位置によって決
定される。これに関してスライドクランプは2つの機能
位置を有する。閉塞位置はスライドクランプがベース部
材から部分的に摺動して引込められたとき画定される。
スライドクランプがこの閉塞位置に置かれているとき、
IV管は相対的に狭いスロットを有する開口端部を通過
している。スライドクランプの開放位置はスライドクラ
ンプがIV管を完全に閉塞しないとき画定される。スラ
イドクランプが完全開放位置に置かれているとき、IV
管は相対的に開いた穴を有する開口端部を通過してい
る。
【0013】少なくとも1つの片持ちの可撓の鎖錠アー
ムがスライドクランプの鎖錠突起と互いに係合するため
にベース部材に形成されている。鎖錠アームはベース部
材の本体に対し概ね平行して、かつ、摺動の方向に概ね
平行して横たわるように形成されている。鎖錠アームの
片持ち自由端部はスライドクランプの方へ偏倚されてい
る。スライドクランプがその閉塞位置まで運動させられ
るとき、鎖錠アームの自由端部は、スライドクランプが
摺動接近するとともに、スライドクランプ上の鎖錠突起
の後にパチンと入り、鎖錠アームを鎖錠突起に対して互
いに係合させる。これによってスライドクランプは、鎖
錠アームが鎖錠突起から釈放されるまで、閉塞位置から
開放位置へ戻るのを阻止される。釈放タブが鎖錠アーム
から突出していて、該タブをタワーの方へ押圧し、それ
により鎖錠アームの自由端部をスライドクランプから遠
ざかるように曲げることによって鎖錠アームを鎖錠突起
から釈放することを容易にしている。
【0014】前記流れ止め装置は、スライドクランプを
その開放位置からその閉塞位置まで、またはその逆に、
運動させるためポンピング装置のドアまたはその他の運
動機構と相互に作用するようにポンピング装置の内部に
据付けられる。より詳細に言えば、前記ドアはそれが閉
鎖されるにつれて釈放タブと接触し、それにより鎖錠ア
ームを鎖錠突起から釈放するように配置されたボスまた
はその他の特別の手段を有し得る。
【0015】前記ドアは、また、前記ドアのボスが鎖錠
アームを釈放した後にサイドクランプを押してそれをベ
ース部材と完全に係合させるようにドアの閉鎖後に作動
されるラッチ機構を有し得る。最後に、前記ドアは開か
れる前にスライドクランプを引張ってベース部材との係
合から部分的に離脱させ、それによりIV管を閉塞する
ために、スライドクランプ上の第2の突起に対して引っ
掛けるようにされたフックまたはその他の手段を有し得
る。また、このフックは前記ラッチ機構に形成されるこ
とも可能であり、それによって、ラッチが掛けられると
ともに、スライドクランプは開放位置まで運動させら
れ、ラッチが外されるとともに、スライドクランプは閉
塞位置まで運動させられる。したがって、スライドクラ
ンプの両運動はドアが閉じられている間に、かつ、ポン
ピング機構がポンピング管と結合している間に達成され
る。
【0016】したがって、ドアの開放に先立って、ラッ
チが外されるとともに、ラッチ上のフックはスライドク
ランプ上の突起と係合して、スライドクランプをベース
部材から部分的に引張り、それによりIV管を閉塞す
る。これはドアが爾後開かれかつポンプが作動不能であ
るときIV管内への流体の自由流れを阻止する。ドアが
ポンプの作動を再び続けるため閉じられるとき、ドア上
のボスは釈放タブを押圧し、続いて、ラッチ機構が係合
されてスライドクランプをベース部材と係合するように
押し、それによりIV管が開くことを可能にする。これ
により、ポンプが作動するとともに、流体がIV管の内
部を流れることが可能にされる。
【0017】本発明の新規の特徴ならびに本発明それ自
体は、その構造およびその作用に関して、同一符号が同
一部品を表している添付図面から、上記説明と関連して
検討されるとき、最も明快に理解されるであろう。
【0018】
【実施例】図1に示されているように、流れ止め装置1
0は一般的に相対的に開いた、箱形のベース12と、嵌
合するスライドクランプ14とから構成されている。両
部分は各種の可塑性材料から射出成形によって形成され
得る。スライドクランプ14の中実矩形の本体15はベ
ース12内に摺動自在に嵌合するように形づくられかつ
寸法を決定されている。ベース12はその上面25上に
塔形物すなわちタワー16を形成されており、該タワー
16はベース12に対して実質的に垂直にベース12か
ら上方へ延びている。タワー16の上端部21は、ポン
ピング管を結合できる雄管コネクタ18として形成され
ている。もし望まれるならば、ポンピング管はその他の
手段によっても結合できる。タワー16の開いた下端部
23はベース12に取付けられており、それはIV管
(静脈内注入管)をその内部に取付けることができる雌
管コネクタとして形成されている。もし望まれるなら
ば、IV管とポンピング管は単にタワー16を通過する
同一の管にされることも可能である。
【0019】スライドクランプ14の本体15は、その
上面17からその下面19まで細長い開口20によって
貫通されている。開口20の細長い寸法は、スライドク
ランプ14上において、ベース12とスライドクランプ
14との間における相対摺動運動の方向に平行するよう
に配列されている。本体15の2つの側縁はレール22
を設けられており、これらレール22は前記相対摺動運
動の方向に平行して位置している。スライドクランプ1
4が摺働してベース12と係合させられるとき、レール
22はベース12の上部に2つのレール溝27を上方へ
通りかつベース12の縁に形成された2つのフレーム2
4を越えて摺動自在に嵌合する。スライドクランプ14
とベース12との整合は、フレーム24を越えるレール
22の嵌合によって、かつ、フレーム24の間における
スライドクランプ14の本体15の嵌合によって達成さ
れている。
【0020】2つの可撓の片持ちにされた鎖錠アーム2
8がベース12の上部に成形されており、それらの自由
末端部26はベース12の上面25よりも低く下方へ偏
倚している。自由末端部26の偏倚は鎖錠アーム28を
下方へ傾いた形状に成形することによって達成されてい
るが、該偏倚はばねまたはその他の手段の使用によって
も達成され得る。釈放タブ32が鎖錠アーム28に形成
されていて、タワー16の長手方向軸線に対し実質的に
平行して鎖錠アーム28から上方へ突出している。鎖錠
アーム28がベース12の上面25に対して下方へ傾い
ている自由状態においては、釈放タブ32はタワー16
の外面から間隔をあけて位置している。鎖錠アーム28
の自由末端部26はタワー16へ向かって釈放タブ32
を押圧することによって曲げられ得る。本発明の精神か
ら逸脱することなしに、図示された2つの鎖錠アーム2
8に代えて、1つの鎖錠アームが使用され得、または各
鎖錠アーム28が別々の釈放タブ32を有し得る。
【0021】鎖錠突起30がスライドクランプ14の本
体15の上面17に成形されており、該突起30はラン
プ(傾斜台)の形式にされている。鎖錠突起30は、ス
ライドクランプ14がベース12内に挿入されていると
き鎖錠アーム28の自由末端部26と整合するようにス
ライドクランプ14上に横方向に配置されている。ま
た、鎖錠突起30はスライドクランプ14がその閉塞位
置からその開放位置まで運動するため、ベース12内に
極度に深く挿入されるのを防ぐように縦方向に配置され
ている。
【0022】図2において見られるように、スライドク
ランプ14を貫いた細長い開口20は開端部34を有
し、本質的に開端部34は選択されたIV管(静脈内注
入管)が閉塞されることなしに該開端部34を通過する
のを許すのに十分なほど大きい直径を備えた円形の穴と
して形づくられている。開端部34の直径はIV管がそ
の非絞縮状態を依然として維持するのに十分なほど大き
いことが好ましい。開口20の他端部は相対的に狭いス
ロット36である。スロット36の幅はスロット36を
通過する選択されたIV管が完全に閉塞されて該IV管
内の予想流体圧力範囲に抗して閉塞状態を維持するのに
十分なほど小さい。それに抗してIV管が閉塞状態を維
持する圧力範囲は、少なくとも注入装置の規定使用の間
に予想される静水頭を含んでいる。
【0023】図3において見られるように、鎖錠突起3
0はスライドクランプ14の本体15の上面17から上
方へ突出しており、スライドクランプ14がその閉塞位
置に在るとき、鎖錠アーム28の自由末端部26と係合
する実質的に垂直の鎖錠面38を構成している。1つま
たはそれ以上の引張突起40が本体15の下面19から
下方へ突出している。各引張突起40はポンプハウジン
グ(図示されていない)のドアが開かれる前にスライド
クランプ14をベース12から部分的に離脱するように
引張るため前記ドア上のラッチと相互に作用する実質的
に垂直の引張面42を有する。スライドクランプ14を
ベース12から離脱するように引張ることによって、ス
ライドクランプ14はその開放位置からその閉塞位置ま
で運動する。また、スライドクランプ14の本体15は
一端部に実質的に垂直の押し面44を有し、それに対し
て前記ハウジングのドアがスライドクランプ14をベー
ス12内に完全に挿入するように押した後、前記ドアが
閉じられる。スライドクランプ14をベース12内に完
全に挿入するまで押すことによって、スライドクランプ
14はその閉塞位置からその開放位置まで運動する。
【0024】図4は鎖錠アーム28の自由末端部26を
鎖錠突起30の鎖錠面38と係合させるのに必要な下向
偏倚を生じさせるため鎖錠アーム28に成形されている
鎖錠アーム28の下向傾斜を例示している。釈放タブ3
2とタワー16の側面との間の分離もまた、鎖錠アーム
28が抑制されていないとき、分離が存在するごとく、
認められる。図5はタワー16に向かって釈放タブ32
を押圧することによって生じる鎖錠アーム28の自由末
端部26を上方へ曲げた位置を示している。この図面に
おいて、釈放タブ32はタワー16と接触して示されて
いるが、自由末端部26は実際に釈放タブ32をタワー
16と接触させることなしに、鎖錠アーム28を鎖錠突
起30から釈放するのに十分な量をもって、上方へ曲げ
られ得ることは理解されるであろう。
【0025】図6および図7は本発明の流れ止め装置1
0がポンプハウジングのドアと相互に作用する態様を概
略的に示している。図6はスライドクランプ14をベー
ス12に相対するその閉塞位置において示しており、ス
ライドクランプ14はベース12から部分的に引込めら
れて、鎖錠アーム28の自由末端部26が鎖錠突起30
と係合してスライドクランプ14をその閉塞位置に保持
している。スライドクランプ14のこの位置はドアが開
かれる前に到達され、ドアが閉じられた後まで維持され
る。図7はスライドクランプ14をその開放位置におい
て示しており、スライドクランプ14はベース12内に
完全に挿入されて、鎖錠アーム28の自由末端部26は
鎖錠突起30を通過するのに十分な量をもって上方に曲
げられている。
【0026】ドア・ラッチ機構の作動要素は概略的に図
示されて要素A、B、およびCとして表されており、本
発明の流れ止め装置10とのそれらの相互作用を例示し
ている。釈放ボスAがドアに形成されて、ドアが閉鎖位
置まで運動するとともに釈放タブ32と接触し、かつ、
釈放タブ32をタワー16に向かって押圧するように配
置され得る。押しボスBがラッチ機構に形成され、ラッ
チがスライドクランプ14をその閉塞位置からその開放
位置まで押すために係合されるとともに、スライドクラ
ンプ14の押し面44と接触するように配置され得る。
最後に、1つまたはそれ以上の引張フックCがラッチ機
構に形成されてラッチがスライドクランプ14をその開
放位置からその閉塞位置まで引張るため外されるととも
に引張突起40と接触するように配置され得る。
【0027】前記ドアの要素Aはドアが閉鎖位置へ運動
するとき図面上で見たとき一般に右方へ運動する。ラッ
チ機構の要素BおよびCは通常ラッチが外されつつある
ときは図面上で見たとき左方へ運動させられ、ラッチが
掛けられつつあるときは右方へ運動させられ得、ラッチ
機構の他の要素(図示されていない)は閉鎖位置におい
てドアの実際のラッチ係脱を行うと理解される。さら
に、引張フックCはばねの偏倚力に抗して、ラッチ機構
の残部に対して、図示位置から時計回りの方向に回転で
きる。
【0028】本発明の流れ止め装置10を使用するた
め、スライドクランプ14は開口20の開端部34がタ
ワー16の長手方向軸と整合するまでベース12内に完
全に挿入される。釈放タブ32はスライドクランプ14
の完全挿入を可能にするのに必要な程度までタワー16
に向かって手によって押圧される。ポンピング管46は
その適切な寸法、可撓性および耐久性の点に関して選択
される。選択されたポンピング管46の一端部はタワー
16の上端部21に在る雄管コネクタ18のまわりに嵌
合されることによって取付けられる。選択されたIV管
(静脈内注入管)48の一端部は開口20の開端部34
に通されてタワー16の下端部23内に嵌通されること
によってベース12に取付けられる。次いで、スライド
クランプ14はIV管48を閉塞するためにベース12
から手によって引込められる。
【0029】ポンピング管46の他端部はポンピングさ
れるべき選択された流体の給源(図示されていない)に
結合される。ポンプハウジングのドアが開かれて、流れ
止め装置10がドアの内側に配置され、ベース12がポ
ンプハウジングに固定的に据付けられ、鎖錠アーム28
の自由末端部26がポンプハウジングから外部に突出し
て位置する。ポンピング管46はポンピング機構と接触
して配置され、ドアが閉鎖される。図6はスライドクラ
ンプ14をその閉塞位置において示しており、釈放ボス
Aはドアが閉鎖されるにともなって釈放タブ32にまさ
に接触しようとしている。ドアが完全に閉鎖されると同
時に、釈放ボスAは釈放タブ32をタワー16に向かっ
て押圧して、鎖錠アーム28を上方に曲げる。ドアが閉
鎖された後、ラッチ機構がラッチ掛けされ、押しボスB
がスライドクランプ14をその開放位置へ押すようにす
る。図7はスライドクランプ14をその開放位置におい
て示しており、引張フックCは引張突起40の後側へ枢
動移転している。次いでポンプが従来の方式で作動され
てIV管48から空気を排除し、IV管48は静脈アク
セス部位に結合され得る。
【0030】もしポンプのドアを開こうとするならば、
最初にラッチ機構が係合を解除されなくてはならず、そ
れによって要素BおよびCが左方へ運動して、引張フッ
クCは引張突起40と接触してスライドクランプ14を
その閉塞位置まで左方へ引張られる。前記ラッチ機構は
この閉塞が生じた後にのみドアがラッチを外されるよう
に既知手段によって構成され得る。この時点において、
ドアは開かれ得る。鎖錠突起30に係合した鎖錠アーム
28は、たとえスライドクランプ14が相当な力によっ
てベース12の方向へ押されても、スライドクランプ1
4をその閉塞位置に保持する。
【0031】またドアがラッチを外されたとき、ラッチ
機構が、ドアが閉鎖されるまで、そのラッチ掛け位置へ
戻るように運動され得ないようにラッチ機構は既知手段
によって構成され得る。したがって、もしドアを閉めよ
うとするならば、釈放ボスAが釈放タブ32をタワー1
6に向かって押圧して鎖錠アーム28を鎖錠突起30と
の係合から解放し、その後、スライドクランプ14が既
に説明されたように開放位置へ移動され得る。
【0032】以上詳細に示されて明らかにされたごとき
格別の二段階静脈内注入(IV)流体流れ止め装置は完
全に前記目的を達成するとともに以上記述された利点を
提供し得るが、それは本発明の現在好ましい実施例を単
に例示するにすぎないことと、請求項に記載されたそれ
ら以外のここに示された構造または設計の細部に対する
いかなる制限も意図されないこととが理解されるべきで
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベースから完全に引込められたスライドクラン
プを示している、本発明の流れ止め装置の斜視図。
【図2】図1に示されたスライドクランプの上部分の平
面図。
【図3】線3−3に沿って切られた、図2に示されたス
ライドクランプの断面図。
【図4】線4−4に沿って切られた、図1に示されたベ
ースの断面図。
【図5】タワーに対して押圧された釈放タブを示してい
る、図4と同じ線に沿って切られた、図1に示されたベ
ースの断面図。
【図6】閉塞位置に鎖錠されたスライドクランプを示し
ている、図1に示された装置の断面図。
【図7】スライドクランプが開放位置に存在している、
図1に示された装置の断面図。
【符号の説明】
10 流れ止め装置 12 ベース 14 スライドクランプ 16 タワー 18 雄管コネクタ 20 開口 22 レール 26 自由末端部 28 鎖錠アーム 30 鎖錠突起 32 釈放タブ 34 開端部 36 スロット 38 鎖錠面 40 引張突起 42 引張面 44 押し面 46 ポンピング管 48 静脈内注入管(IV管)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アフマド − マヘル エム.マウベイド アメリカ合衆国カリフォルニア州サン デ ィエゴ,カミニト バスウッド 10623 (72)発明者 ジョン トンプソン アメリカ合衆国カリフォルニア州サン ク レメンテ,フロンテラ 2924

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性の管を通る流体の流れを選択的に止
    める機構において、 前記管を配置するための手段と、 前記管を選択的に閉塞するように前記管と係合するた
    め、前記管配置手段に取付けることができ、かつ、前記
    管配置手段において閉塞位置と開放位置との間で運動す
    ることができる閉塞手段と、 前記管配置手段に形成された鎖錠手段であって前記閉塞
    位置から前記開放位置への前記閉塞手段の運動を選択的
    に阻止するため、前記閉塞手段と係合することができる
    鎖錠手段と、 前記鎖錠手段を前記閉塞手段から釈放して前記閉塞位置
    から前記開放位置への前記閉塞手段の爾後の運動を可能
    にするため前記鎖錠手段上に形成された釈放手段とを有
    する機構。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の機構において、 前記管配置手段がベースを有し、 前記閉塞手段が前記ベースに摺動自在に取付けられたス
    ライドクランプを有し、 前記スライドクランプが、通される前記管を受容するた
    めの開口を形成されており、 前記管が、前記スライドクランプが前記閉塞位置に在る
    とき、前記管を通る流体の流れを止めるため、前記開口
    の第1閉塞領域を通っており、かつ前記管が、前記スラ
    イドクランプが前記開放位置に在るとき、流体の流れが
    前記管を通るのを可能にするため、前記開口の第2開放
    領域を通っている機構。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の機構において、 前記開口の前記第1閉塞領域が前記管を閉塞する寸法に
    された細長いスロットとして形成されており、かつ前記
    開口の前記第2開放領域が前記管が開放状態に保たれる
    ことを可能にする寸法にされた実質的に円形の形状とし
    て形成されている機構。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載の機構において、 前記鎖錠手段が前記ベースに取付けられた片持ちの可撓
    アームを有し、 前記可撓アームが、それが前記スライドクランプと係合
    して前記閉塞位置から前記開放位置への前記スライドク
    ランプの運動を阻止する鎖錠位置の方へ偏倚されてお
    り、かつ前記可撓アームが、前記スライドクランプから
    外される釈放位置の方へ片寄らされることが可能である
    機構。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の機構において、 前記ベースには流体通路が形成されており、かつ前記管
    が前記通路と流体連通関係に結合されている機構。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の機構において、 前記釈放手段が前記可撓アームに形成されたタブを有
    し、かつ前記タブが前記可撓アームを前記釈放位置の方
    へ片寄らせるために運動可能である機構。
  7. 【請求項7】 請求項4に記載の機構において、 前記スライドクランプが鎖錠突起を形成されており、か
    つ前記鎖錠突起が、前記可撓アームが前記鎖錠位置に在
    るとき、前記スライドクランプを前記閉塞位置に保持す
    るために前記可撓アームと係合可能である機構。
  8. 【請求項8】 請求項1に記載の機構において、 前記管配置手段がベースを有し、 前記閉塞手段が、通される前記管を受容するための開口
    を形成されたスライドクランプを有し、 前記スライドクランプが、前記開口が前記管を通る流体
    の流れを止めるため、前記管を閉塞する前記閉塞位置
    と、前記開口が前記管を通って流体が流れるのを可能に
    する前記開放位置との間を運動するため、前記ベースに
    摺動自在に取付けられており、 前記鎖錠手段が前記ベースに取付けられた複数の片持ち
    の可撓アームを有し、 各前記可撓アームが、前記閉塞位置から前記開放位置へ
    の前記スライドクランプの運動を阻止するため、前記可
    撓アームが前記スライドクランプと係合するそれぞれの
    鎖錠位置の方へ偏倚されており、かつ各前記可撓アーム
    が、前記閉塞位置から前記開放位置への前記スライドク
    ランプの爾後の運動を可能にするため、前記可撓アーム
    が前記スライドクランプから外されるそれぞれの釈放位
    置の方へ片寄らされることが可能である機構。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の機構において、 前記スライドクランプが複数の限度手段を形成されてお
    り、 各前記限度手段が、前記可撓アームが前記それぞれの鎖
    錠位置に在るとき、前記スライドクランプを前記閉塞位
    置に保持するためにそれぞれの前記可撓アームと係合可
    能であり、 前記釈放手段が前記可撓アーム上に形成された少なくと
    も1つのタブを有し、かつ各前記タブが前記可撓アーム
    を前記鎖錠位置から前記釈放位置の方へ片寄らせるため
    に係合可能である機構。
  10. 【請求項10】 弾性の管を通る流体の流れを選択的に
    止める機構において、 前記管を保持するためのベースと、 閉塞位置と開放位置との間を運動するため前記ベースに
    摺動自在に取付けることができるスライドクランプと、 通される前記管を受容するため前記スライドクランプに
    形成された開口と、 前記開口に形成された実質的収縮領域であって、前記ス
    ライドクランプが前記閉塞位置に在るとき、前記管を通
    る流体の流れを止めるため前記管を閉塞する収縮領域
    と、 前記開口に形成された実質的開放領域であって、前記ス
    ライドクランプが前記開放位置に在るとき、前記管を通
    って流体が流れるのを可能にする開放領域と、 前記ベースに取付けられた片持ちの可撓鎖錠アームであ
    って、前記閉塞位置から前記開放位置への前記スライド
    クランプの運動を阻止するため前記鎖錠アームが前記ス
    ライドクランプと係合する鎖錠位置の方へ偏倚されてお
    り、かつ、前記閉塞位置から前記開放位置への前記スラ
    イドクランプの爾後の運動を可能にするため前記鎖錠ア
    ームが前記スライドクランプから外される釈放位置の方
    へ片寄らされることが可能である鎖錠アームとを有する
    機構。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の機構において、 前記開口が涙滴状の形にされており、 前記実質的収縮領域が細長いスロット部分であり、 前記実質的開放領域が実質的円形部分であり、 前記管が前記スライドクランプが前記閉塞位置に在ると
    き前記スロット部分に置かれており、かつ前記管が前記
    スライドクランプが前記開放位置に在るとき前記円形部
    分に置かれている機構。
  12. 【請求項12】 請求項10に記載の機構において、 前記ベースには貫通した流体通路が形成されており、 前記管が前記通路と流体連通関係に結合されており、 前記鎖錠アームにタブが形成されており、かつ前記タブ
    が前記釈放位置の方に前記鎖錠アームを片寄らせるよう
    に運動可能である機構。
  13. 【請求項13】 請求項10に記載の機構において、 前記スライドクランプには鎖錠突起が形成されており、
    かつ前記鎖錠突起が、前記鎖錠アームが前記鎖錠位置に
    在るとき、前記スライドクランプを前記閉塞位置に保持
    するため前記鎖錠アームと係合可能である機構。
  14. 【請求項14】 請求項10に記載の機構であって、さ
    らに、前記ベースに取付けられた複数の片持ちの可撓鎖
    錠アームを有し、各前記鎖錠アームがそれぞれの鎖錠位
    置の方へ偏倚されており、前記鎖錠アームが前記閉塞位
    置から前記開放位置への前記スライドクランプの運動を
    阻止するため前記スライドクランプと係合し、各前記鎖
    錠アームを釈放位置の方へ片寄らせることが可能であ
    り、前記鎖錠アームが前記閉塞位置から前記開放位置へ
    の前記スライドクランプの爾後の運動を可能にするため
    前記スライドクランプから外される機構。
  15. 【請求項15】 弾性の管を通る流体の流れを選択的に
    確立する方法において、 前記管を保持するための保持手段を設ける過程と、 前記管が閉塞される閉塞位置と前記管が開いている開放
    位置との間を運動するように前記保持手段に取付られた
    閉塞手段を設ける過程と、 前記閉塞位置に前記閉塞手段を鎖錠するため前記保持装
    置に鎖錠手段を設ける過程と、 前記鎖錠手段を前記閉塞手段から外す過程と、 前記閉塞手段を前記閉塞位置から離れ去るように運動さ
    せる過程とを有する方法。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載の方法において、さ
    らに、 前記保持手段に前記保持手段を通る流体通路を設ける過
    程と、 前記管を前記流体通路と流体連通関係に結合する過程
    と、 前記閉塞手段から前記鎖錠手段を外すため前記鎖錠手段
    から延びているタブを設ける過程と、 前記閉塞手段から前記鎖錠手段を外すように前記タブを
    運動させる過程とを有する方法。
  17. 【請求項17】 請求項16に記載の方法において、前
    記鎖錠手段を外すように前記タブを運動させる過程がさ
    らに前記タブを手動的に運動させる過程を有する方法。
  18. 【請求項18】 請求項16に記載の方法において、さ
    らにハウジングを備えた静脈内注入ポンプであって前記
    ハウジングにドアを取付けられており、かつ前記ドアに
    ハンドルを取付けられた静脈内注入ポンプを設ける過程
    と、 前記ハウジング内に前記保持手段を配置する過程と、 前記タブを運動させ、それにより前記鎖錠手段を前記閉
    塞手段から外すため前記ドアを前記鎖錠手段と係合する
    ように運動させる過程と、 前記閉塞位置から前記開放位置まで前記閉塞手段を運動
    させるため前記ハンドルを前記閉塞手段と係合するよう
    に運動させる過程とを有する方法。
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