JPH0880549A - プリプラ式射出成形機 - Google Patents
プリプラ式射出成形機Info
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- JPH0880549A JPH0880549A JP24484094A JP24484094A JPH0880549A JP H0880549 A JPH0880549 A JP H0880549A JP 24484094 A JP24484094 A JP 24484094A JP 24484094 A JP24484094 A JP 24484094A JP H0880549 A JPH0880549 A JP H0880549A
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- resin
- plasticizing
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Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 射出時に樹脂注入口18右の射出スクリュ1
5溝内に生ずる空間に逆流する樹脂を実用上無視できる
程度に減らし、射出量を一定に保つ。 【構成】 射出装置2は先端部15aから後部15bへ
行くに従ってねじ溝断面積が減少する射出スクリュ15
を挿嵌して、射出の際に樹脂注入口18の右側の該射出
スクリュ15のねじ溝にできた空間を小さくする。
5溝内に生ずる空間に逆流する樹脂を実用上無視できる
程度に減らし、射出量を一定に保つ。 【構成】 射出装置2は先端部15aから後部15bへ
行くに従ってねじ溝断面積が減少する射出スクリュ15
を挿嵌して、射出の際に樹脂注入口18の右側の該射出
スクリュ15のねじ溝にできた空間を小さくする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はゴムやプラスチックを可
塑化と射出の別々の装置で行うプリプラ式射出成形機に
関し、特にスクリュを内蔵した射出装置を用いたものに
関する。
塑化と射出の別々の装置で行うプリプラ式射出成形機に
関し、特にスクリュを内蔵した射出装置を用いたものに
関する。
【0002】
【従来の技術】発明者の一人は先に提案した実公昭59
−5556に於いて基本的なプリプラ式射出成形機での
考案の開示を行っている。この考案は通常のプリプラ式
射出成形機に比べて二つの特徴を有している。
−5556に於いて基本的なプリプラ式射出成形機での
考案の開示を行っている。この考案は通常のプリプラ式
射出成形機に比べて二つの特徴を有している。
【0003】一つ目は樹脂の可塑化と逆流阻止に関する
ことである。可塑化装置は先端部の直径をd1とし、後
部フライト部の直径d2より大きくし、直径d1からd
2に縮径する部分をテーパ状にした形状の可塑化用のス
クリュと、内径を可塑化用スクリュの外径に対応して2
段とし、段部をテーパ状にした可塑化シリンダより構成
されている。スクリュは可塑化シリンダ内で回転と僅か
な往復動が許容されている。
ことである。可塑化装置は先端部の直径をd1とし、後
部フライト部の直径d2より大きくし、直径d1からd
2に縮径する部分をテーパ状にした形状の可塑化用のス
クリュと、内径を可塑化用スクリュの外径に対応して2
段とし、段部をテーパ状にした可塑化シリンダより構成
されている。スクリュは可塑化シリンダ内で回転と僅か
な往復動が許容されている。
【0004】可塑化時はホッパから供給される樹脂をス
クリュのd2部ねじ溝で可塑化しスクリュの先端側へ移
送するが、スクリュと可塑化シリンダのテーパ部を接近
するように外部から力を加え、該テーパ部を通過する樹
脂に剪断力を行使する。d2部ねじ溝で可塑化溶融され
た樹脂はテーパ部で尚溶融され均一な可塑化状態とな
る。また射出時に於いてはスクリュと可塑化シリンダの
該テーパ部を接触させ、射出装置から逆流して来る樹脂
を阻止するする機構となっている。この装置では他に逆
流阻止の為の弁類を持たないので、弁類に特有の樹脂の
滞留部分が殆ど無いことと自己洗浄作用があり樹脂の滞
留が無いのが特徴である。
クリュのd2部ねじ溝で可塑化しスクリュの先端側へ移
送するが、スクリュと可塑化シリンダのテーパ部を接近
するように外部から力を加え、該テーパ部を通過する樹
脂に剪断力を行使する。d2部ねじ溝で可塑化溶融され
た樹脂はテーパ部で尚溶融され均一な可塑化状態とな
る。また射出時に於いてはスクリュと可塑化シリンダの
該テーパ部を接触させ、射出装置から逆流して来る樹脂
を阻止するする機構となっている。この装置では他に逆
流阻止の為の弁類を持たないので、弁類に特有の樹脂の
滞留部分が殆ど無いことと自己洗浄作用があり樹脂の滞
留が無いのが特徴である。
【0005】二つ目は射出装置に関することであるが、
該射出装置は加熱シリンダに回転且つ往復動可能に射出
スクリュが挿嵌してある。そして可塑化装置で可塑化し
圧送されてくる樹脂を受け取り、射出スクリュを回転さ
せて受け取った該樹脂を順に先端部の樹脂溜りに移し射
出するので、樹脂の滞留を許さない構造となっている。
射出用ピストンを使用した他の方式では最初に注入され
た樹脂は最後に押し出される傾向になりがちで、どうし
ても最初に注入した樹脂が長期間加熱シリンダ内に滞留
する傾向があるのでこれを改善するのが目的である。
該射出装置は加熱シリンダに回転且つ往復動可能に射出
スクリュが挿嵌してある。そして可塑化装置で可塑化し
圧送されてくる樹脂を受け取り、射出スクリュを回転さ
せて受け取った該樹脂を順に先端部の樹脂溜りに移し射
出するので、樹脂の滞留を許さない構造となっている。
射出用ピストンを使用した他の方式では最初に注入され
た樹脂は最後に押し出される傾向になりがちで、どうし
ても最初に注入した樹脂が長期間加熱シリンダ内に滞留
する傾向があるのでこれを改善するのが目的である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図2は従来技術の射出
装置が樹脂のチャージを完了して射出を始める時の状態
を示している。樹脂注入口57より注入される樹脂を、
射出スクリュ54を回転して樹脂溜り53に送り込み、
射出スクリュ54自身は回転と同時に樹脂溜りの樹脂に
押されて後退し、チャージが完了した位置で停止したと
ころである。この場合樹脂注入口57より右側のねじ溝
56には樹脂が充満しているとは限らない。即ち射出ス
クリュは回転して樹脂を先端部に移送する作用を発揮す
るが、樹脂注入口57より右に移動したねじ溝56は外
部から樹脂の補充が無いため、先端部に移送された樹脂
の跡が空間となる可能性がある。
装置が樹脂のチャージを完了して射出を始める時の状態
を示している。樹脂注入口57より注入される樹脂を、
射出スクリュ54を回転して樹脂溜り53に送り込み、
射出スクリュ54自身は回転と同時に樹脂溜りの樹脂に
押されて後退し、チャージが完了した位置で停止したと
ころである。この場合樹脂注入口57より右側のねじ溝
56には樹脂が充満しているとは限らない。即ち射出ス
クリュは回転して樹脂を先端部に移送する作用を発揮す
るが、樹脂注入口57より右に移動したねじ溝56は外
部から樹脂の補充が無いため、先端部に移送された樹脂
の跡が空間となる可能性がある。
【0007】この様な状態にあるので射出スクリュ54
を前進させ射出を行うと、樹脂圧により樹脂はねじ溝5
5を逆流してねじ溝56の空間部に入り込み、射出量が
減るためにバラッキを生ずる恐れがある。このようなこ
とが起きないよう、そして射出スクリュを内蔵する射出
装置の特徴が保てるような機構が必要である。本発明は
前記実公昭59−5556にて開示した射出成形機の尚
詳細な部分に関する発明である。
を前進させ射出を行うと、樹脂圧により樹脂はねじ溝5
5を逆流してねじ溝56の空間部に入り込み、射出量が
減るためにバラッキを生ずる恐れがある。このようなこ
とが起きないよう、そして射出スクリュを内蔵する射出
装置の特徴が保てるような機構が必要である。本発明は
前記実公昭59−5556にて開示した射出成形機の尚
詳細な部分に関する発明である。
【0008】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
に樹脂注入口の右側のねじ溝に生じた空間に樹脂が逆流
するのを実用上無視できる程度に出来るだけ少なくする
機構が必要である。以上の問題を解決するために先端か
らの距離の増加に従ってねじ溝断面積が次第に減少する
射出スクリュの使用を提案する。この射出スクリュは、
可塑化時にチャージしながら後退し樹脂注入口より右側
に移動したねじ山部分は該射出スクリュの先端から遠い
部分であるため、ねじ溝断面積が小さくなっている。
に樹脂注入口の右側のねじ溝に生じた空間に樹脂が逆流
するのを実用上無視できる程度に出来るだけ少なくする
機構が必要である。以上の問題を解決するために先端か
らの距離の増加に従ってねじ溝断面積が次第に減少する
射出スクリュの使用を提案する。この射出スクリュは、
可塑化時にチャージしながら後退し樹脂注入口より右側
に移動したねじ山部分は該射出スクリュの先端から遠い
部分であるため、ねじ溝断面積が小さくなっている。
【0009】
【作用】加熱シリンダの樹脂注入口の右側に移動した射
出スクリュのねじ溝は断面積が小さいため、例え該ねじ
溝間に存在する樹脂中に空間部分が存在しても、空間部
分は極端に小さくなって射出をした際の樹脂の逆流は使
用上支障の無い程度に減少する。
出スクリュのねじ溝は断面積が小さいため、例え該ねじ
溝間に存在する樹脂中に空間部分が存在しても、空間部
分は極端に小さくなって射出をした際の樹脂の逆流は使
用上支障の無い程度に減少する。
【0010】
【実施例】図1はプリプラ式射出成形機の概要を示す図
である。固定盤13に取り付けた固定型11と可動盤1
2に取り付けた可動型10は閉鎖の状態を示している。
図示しない型締シリンダにより成形品取り出し時には開
くことが可能である。射出装置2は図示しないシフトシ
リンダにより射出装置2と可塑化装置1を同時に移動し
てノズル14を固定型11に押し付け、又は後退してノ
ズル14が離れる作動が可能である。加熱シリンダ23
内に射出スクリュ15が前後進及び回転可能に挿嵌して
ある。加熱シリンダ23の側部に可塑化装置1から可塑
化した樹脂を注入する樹脂注入口18が設けてある。
である。固定盤13に取り付けた固定型11と可動盤1
2に取り付けた可動型10は閉鎖の状態を示している。
図示しない型締シリンダにより成形品取り出し時には開
くことが可能である。射出装置2は図示しないシフトシ
リンダにより射出装置2と可塑化装置1を同時に移動し
てノズル14を固定型11に押し付け、又は後退してノ
ズル14が離れる作動が可能である。加熱シリンダ23
内に射出スクリュ15が前後進及び回転可能に挿嵌して
ある。加熱シリンダ23の側部に可塑化装置1から可塑
化した樹脂を注入する樹脂注入口18が設けてある。
【0011】射出スクリュ15の右側の駆動軸25はベ
アリング装置24で受けられベアリング装置24のハウ
ジング部を介して射出シリンダ4のピストンロッドに接
続している。またベアリング装置24の軸はオイルモー
タ20に接続して、該オイルモータ20の回転力を射出
スクリュ15に伝えている。
アリング装置24で受けられベアリング装置24のハウ
ジング部を介して射出シリンダ4のピストンロッドに接
続している。またベアリング装置24の軸はオイルモー
タ20に接続して、該オイルモータ20の回転力を射出
スクリュ15に伝えている。
【0012】可塑化装置1の可塑化シリンダ33内部に
は先端34が直径d1で他の部分の直径がd2であるス
クリュ32が挿嵌されている。スクリュ32の先端34
がd1からd2に変化する部分はテーパ部35を形成し
ており、可塑化シリンダ33も当該部分にテーパ状の段
部を有している。スクリュ32の右側駆動軸30はベア
リング装置29によって受けられ、ベアリング装置のハ
ウジング部を介してスクリュ移動シリンダ3のピストン
ロッドに接続している。またベアリング装置の軸はオイ
ルモータ31に接続して、該オイルモータ31の回転力
をスクリュ32に伝えている。
は先端34が直径d1で他の部分の直径がd2であるス
クリュ32が挿嵌されている。スクリュ32の先端34
がd1からd2に変化する部分はテーパ部35を形成し
ており、可塑化シリンダ33も当該部分にテーパ状の段
部を有している。スクリュ32の右側駆動軸30はベア
リング装置29によって受けられ、ベアリング装置のハ
ウジング部を介してスクリュ移動シリンダ3のピストン
ロッドに接続している。またベアリング装置の軸はオイ
ルモータ31に接続して、該オイルモータ31の回転力
をスクリュ32に伝えている。
【0013】可塑化装置1で可塑化された樹脂は樹脂通
路19通り、樹脂注入口18から射出装置2に注入され
る。可塑化装置1と射出装置2は別々の装置であり樹脂
通路19により接続されているから両装置の配置如何に
よっては樹脂通路19は長くなることもある。また図示
はされていないが可塑化シリンダ33,樹脂通路19,
加熱シリンダ23は樹脂を溶融状態に保つためバンドヒ
ータが巻かれ、温調がなされている。
路19通り、樹脂注入口18から射出装置2に注入され
る。可塑化装置1と射出装置2は別々の装置であり樹脂
通路19により接続されているから両装置の配置如何に
よっては樹脂通路19は長くなることもある。また図示
はされていないが可塑化シリンダ33,樹脂通路19,
加熱シリンダ23は樹脂を溶融状態に保つためバンドヒ
ータが巻かれ、温調がなされている。
【0014】図5において、スクリュ移動シリンダ3の
内部構造を説明する。ピストン50の両方に伸びたピス
トンロッドのうち右側のピストンロッド50bは一部が
細くくびれており、くびれ50aの間隔よりも幅の狭い
補助ピストン49が嵌め込まれ、外径をスクリュ移動シ
リンダ3と嵌合している。ピストン50と補助ピストン
49の間で形成している油室27は有効面積が他の室2
6,28より大きくなっている。
内部構造を説明する。ピストン50の両方に伸びたピス
トンロッドのうち右側のピストンロッド50bは一部が
細くくびれており、くびれ50aの間隔よりも幅の狭い
補助ピストン49が嵌め込まれ、外径をスクリュ移動シ
リンダ3と嵌合している。ピストン50と補助ピストン
49の間で形成している油室27は有効面積が他の室2
6,28より大きくなっている。
【0015】次に図1に戻り外部の油圧回路の説明をす
ると、2台の可変ポンプ37と38の内、可変ポンプ3
7には吐出口にリリフ弁40と電磁弁6が接続さてい
る。電磁弁6の出口はオイルモータ20に接続していて
ソレノイド6が励磁するとオイルモータ20により射出
スクリュ15を回転させる。可変ポンプ38は吐出口に
リリーフ弁41と電磁弁5,7,8,9が接続してあ
る。電磁弁5は出口が射出シリンダ4の油室21と22
に接続され、射出シリンダ4を前後進させる目的があ
る。
ると、2台の可変ポンプ37と38の内、可変ポンプ3
7には吐出口にリリフ弁40と電磁弁6が接続さてい
る。電磁弁6の出口はオイルモータ20に接続していて
ソレノイド6が励磁するとオイルモータ20により射出
スクリュ15を回転させる。可変ポンプ38は吐出口に
リリーフ弁41と電磁弁5,7,8,9が接続してあ
る。電磁弁5は出口が射出シリンダ4の油室21と22
に接続され、射出シリンダ4を前後進させる目的があ
る。
【0016】電磁弁7は出口がスクリュ移動シリンダ3
の油室26と28にバルブ類を介して間接的に接続し、
スクリュ移動シリンダを前後進させる目的がある。油室
26の接続口に接続してある減圧弁42はポンプ側の圧
力が高い場合油室26内の油圧力を設定値に保持し、ポ
ンプ側の圧力が設定値より低い場合ポンプ側の圧力をそ
のまま油室26に導入する機能がある。油室28の接続
口の絞り弁45は通過する作動油を通路を狭めて絞る作
用があり、シーケンス弁44はポンプ側の圧力が設定値
より低い場合、作動油が油室28に通ずるのを阻止し、
ポンプ側の圧力が設定値より高い場合作動油を油室28
に導入する作用がある。
の油室26と28にバルブ類を介して間接的に接続し、
スクリュ移動シリンダを前後進させる目的がある。油室
26の接続口に接続してある減圧弁42はポンプ側の圧
力が高い場合油室26内の油圧力を設定値に保持し、ポ
ンプ側の圧力が設定値より低い場合ポンプ側の圧力をそ
のまま油室26に導入する機能がある。油室28の接続
口の絞り弁45は通過する作動油を通路を狭めて絞る作
用があり、シーケンス弁44はポンプ側の圧力が設定値
より低い場合、作動油が油室28に通ずるのを阻止し、
ポンプ側の圧力が設定値より高い場合作動油を油室28
に導入する作用がある。
【0017】また43,46のチェック弁は油室26又
は28が体積縮小した場合排出する作動油を電磁弁7を
介してタンク47に戻す役目を持つ。電磁弁8はソレノ
イド8が励磁した場合にピストン50のピストンロッド
50bに加工した通路48を通じ、スクリュ移動シリン
ダ3内に補助ピストン49を組み込んで設けた油室27
に作動油を導入し、該油室27を拡張する目的がある。
電磁弁9はソレノイド9が励磁した場合可変ポンプ38
をオイルモータ31に接続すると共に射出シリンダ4の
油室22を背圧用のリリーフ弁39に接続する目的があ
る。
は28が体積縮小した場合排出する作動油を電磁弁7を
介してタンク47に戻す役目を持つ。電磁弁8はソレノ
イド8が励磁した場合にピストン50のピストンロッド
50bに加工した通路48を通じ、スクリュ移動シリン
ダ3内に補助ピストン49を組み込んで設けた油室27
に作動油を導入し、該油室27を拡張する目的がある。
電磁弁9はソレノイド9が励磁した場合可変ポンプ38
をオイルモータ31に接続すると共に射出シリンダ4の
油室22を背圧用のリリーフ弁39に接続する目的があ
る。
【0018】図6の作動表に従って作動説明をすると、
可塑化では可塑化装置1側のソレノイド7b,8,9が
励磁して、可変ポンプ38がオイルモータ31を駆動し
てスクリュ32を回転させる。ホッパ36に投入された
樹脂は可塑化装置1内で可塑化され、先端の出口より樹
脂通路19,樹脂注入口18を通り射出装置2に送り込
まれる。この時油室26には同じ油圧を減圧弁42によ
り減圧して導入し、該油室26の圧力を制御してテーパ
部35の隙間を狭める方向にスクリュ32に力を与えて
いる。この力によりテーパ部35を通過する樹脂に剪断
を与えている。しかしこのような機構の為テーパ部35
が直接接触すると金属同士の接触となり焼き付きの起き
る恐れがある。従って接触せずに最低の隙間は確保でき
るように油室27にも圧油を導入してテーパ部35の接
触を防止している。
可塑化では可塑化装置1側のソレノイド7b,8,9が
励磁して、可変ポンプ38がオイルモータ31を駆動し
てスクリュ32を回転させる。ホッパ36に投入された
樹脂は可塑化装置1内で可塑化され、先端の出口より樹
脂通路19,樹脂注入口18を通り射出装置2に送り込
まれる。この時油室26には同じ油圧を減圧弁42によ
り減圧して導入し、該油室26の圧力を制御してテーパ
部35の隙間を狭める方向にスクリュ32に力を与えて
いる。この力によりテーパ部35を通過する樹脂に剪断
を与えている。しかしこのような機構の為テーパ部35
が直接接触すると金属同士の接触となり焼き付きの起き
る恐れがある。従って接触せずに最低の隙間は確保でき
るように油室27にも圧油を導入してテーパ部35の接
触を防止している。
【0019】射出装置(2)側ではソレノイド6を励磁
して可変ンポンプ37でオイルモータ20を駆動してい
る。これにより射出スクリュ15を回転し、樹脂注入口
18で受け取った樹脂を先端の樹脂溜り16に移送する
のである。射出スクリュ15は樹脂が樹脂溜り16に移
送されるに従ってその圧力で後退する。射出シリンダ4
の油室22は電磁弁9の切り換えが完了しているので電
磁弁9を通じて背圧用のリリーフ弁39に接続してい
る。射出スクリュ15の後退で油室22は縮小し、作動
油は押し出されてリリーフ弁39を通過する。したがっ
てこのリリーフ弁39で射出スクリュ15の背圧を調整
できる。
して可変ンポンプ37でオイルモータ20を駆動してい
る。これにより射出スクリュ15を回転し、樹脂注入口
18で受け取った樹脂を先端の樹脂溜り16に移送する
のである。射出スクリュ15は樹脂が樹脂溜り16に移
送されるに従ってその圧力で後退する。射出シリンダ4
の油室22は電磁弁9の切り換えが完了しているので電
磁弁9を通じて背圧用のリリーフ弁39に接続してい
る。射出スクリュ15の後退で油室22は縮小し、作動
油は押し出されてリリーフ弁39を通過する。したがっ
てこのリリーフ弁39で射出スクリュ15の背圧を調整
できる。
【0020】樹脂溜り16に樹脂が一定量溜ると射出ス
クリュ15の位置で検出し、可塑化が完了する。次の射
出に備えて可塑化用のスクリュ32を後退させ、テーパ
部35を接触させる。この作動はソレノイド7bを励磁
して行う。接触完了後はソレノイド7bは解磁する。
クリュ15の位置で検出し、可塑化が完了する。次の射
出に備えて可塑化用のスクリュ32を後退させ、テーパ
部35を接触させる。この作動はソレノイド7bを励磁
して行う。接触完了後はソレノイド7bは解磁する。
【0021】次の射出工程ではソレノイド5aが励磁す
る。射出シリンダ4の油室22に可変ポンプ38の圧油
を導入し、射出スクリュ15を前進させる。そして可塑
化装置1側では発生した樹脂圧をテーパ部35により受
け逆流を阻止している。先端34に発生する力が大きい
のでテーパ部35の面を損傷させる恐れがあり、これを
緩和する為ソレノイド7aを励磁し、スクリュ移動シリ
ンダ3の油室28に同じく可変ポンプ38の油圧を導入
している。
る。射出シリンダ4の油室22に可変ポンプ38の圧油
を導入し、射出スクリュ15を前進させる。そして可塑
化装置1側では発生した樹脂圧をテーパ部35により受
け逆流を阻止している。先端34に発生する力が大きい
のでテーパ部35の面を損傷させる恐れがあり、これを
緩和する為ソレノイド7aを励磁し、スクリュ移動シリ
ンダ3の油室28に同じく可変ポンプ38の油圧を導入
している。
【0022】さて、図3は射出装置2の加熱シリンダ部
の詳細図である。射出スクリュ15は先端部15aから
後部15bへ行くに従ってねじの谷径が次第に大きくな
っており、逆に言えばねじ溝の断面積が先端15aから
後部15bに行くに従って次第に小さくなっている。こ
の射出スクリュ15のねじのピッチは全長にわたって同
一である。この図に於いて、樹脂注入口18の右側は後
部15bに近く、ねじ溝の断面積は小さく可塑化時に発
生する空間も僅かである。従って射出シリンダ15を前
進させ射出を行っても空間への逆流は僅かである。
の詳細図である。射出スクリュ15は先端部15aから
後部15bへ行くに従ってねじの谷径が次第に大きくな
っており、逆に言えばねじ溝の断面積が先端15aから
後部15bに行くに従って次第に小さくなっている。こ
の射出スクリュ15のねじのピッチは全長にわたって同
一である。この図に於いて、樹脂注入口18の右側は後
部15bに近く、ねじ溝の断面積は小さく可塑化時に発
生する空間も僅かである。従って射出シリンダ15を前
進させ射出を行っても空間への逆流は僅かである。
【0023】図5は可塑化装置1の詳細な図である。可
塑化時はソレノイド9を励磁してオイルモータ31によ
りスクリュ32を回転し、ホッパ36に供給された樹脂
を可塑化する。電磁弁9の切り換えにより射出シリンダ
4の油室22はリリーフ弁39に接続して、油室22に
樹脂チャージの際の背圧をかけることができる。同時に
ソレノイド7bを励磁してスクリュ移動シリンダ3の油
室26に作動油を導入する。スクリュ32は右方向へ引
かれテーパ部35を狭めるように力がかかる。こうして
可塑化されてスクリュ32の先端34に移送される樹脂
に剪断力を加えて、樹脂を更に可塑溶融する。減圧弁4
2は油室26内の圧力を調節して、樹脂に加える剪断力
を変える目的がある。
塑化時はソレノイド9を励磁してオイルモータ31によ
りスクリュ32を回転し、ホッパ36に供給された樹脂
を可塑化する。電磁弁9の切り換えにより射出シリンダ
4の油室22はリリーフ弁39に接続して、油室22に
樹脂チャージの際の背圧をかけることができる。同時に
ソレノイド7bを励磁してスクリュ移動シリンダ3の油
室26に作動油を導入する。スクリュ32は右方向へ引
かれテーパ部35を狭めるように力がかかる。こうして
可塑化されてスクリュ32の先端34に移送される樹脂
に剪断力を加えて、樹脂を更に可塑溶融する。減圧弁4
2は油室26内の圧力を調節して、樹脂に加える剪断力
を変える目的がある。
【0024】以上の作動に於いて樹脂の可塑化をおこな
う場合、可塑化の初期やホッパ36内の樹脂の不足等で
テーパ部35に樹脂が存在せずに回転しながら金属接触
を起こしてテーパ部35面を破損する心配がある。この
ため可塑化時には同時にソレノイド8を励磁して油室2
7に作動油を導入する必要がある。もともと油室26の
作用でピストン50は右側に移行しており、このままで
はテーパ部35は接触するのであるが油室26より有効
面積の大きい油室27へ作動油導入により、補助ピスト
ン49がくびれ50aの間隔内を移動する距離分スクリ
ュ32は左方向へ押し戻される。くびれ50aの間隔と
補助ピストン49の幅を調整して可塑化時はテーパ部3
5が接触せずに最接近した場合にも最低間隔tを保持す
るように寸法を規制している。
う場合、可塑化の初期やホッパ36内の樹脂の不足等で
テーパ部35に樹脂が存在せずに回転しながら金属接触
を起こしてテーパ部35面を破損する心配がある。この
ため可塑化時には同時にソレノイド8を励磁して油室2
7に作動油を導入する必要がある。もともと油室26の
作用でピストン50は右側に移行しており、このままで
はテーパ部35は接触するのであるが油室26より有効
面積の大きい油室27へ作動油導入により、補助ピスト
ン49がくびれ50aの間隔内を移動する距離分スクリ
ュ32は左方向へ押し戻される。くびれ50aの間隔と
補助ピストン49の幅を調整して可塑化時はテーパ部3
5が接触せずに最接近した場合にも最低間隔tを保持す
るように寸法を規制している。
【0025】次に射出の際に可塑化用のスクリュ32に
設けたテーパ部35で樹脂の逆流を阻止する場合の機構
について説明する。射出を行う際に事前にソレノイド7
bを励磁して可塑化用スクリュ32を後退させ、テーパ
部35を接触させておく。これはシールが遅れて樹脂が
逆流しないようにする措置である。テーパ部35の接触
を確認の上、ソレノイド5aを励磁して射出スクリュ1
5を前進させる。加熱シリンダ23の樹脂溜り16内の
樹脂が圧縮されて金型10,11内のキャビティ内に射
出されるわけであるが、樹脂圧Pは最高値で2188k
g/cm2 にもなる。
設けたテーパ部35で樹脂の逆流を阻止する場合の機構
について説明する。射出を行う際に事前にソレノイド7
bを励磁して可塑化用スクリュ32を後退させ、テーパ
部35を接触させておく。これはシールが遅れて樹脂が
逆流しないようにする措置である。テーパ部35の接触
を確認の上、ソレノイド5aを励磁して射出スクリュ1
5を前進させる。加熱シリンダ23の樹脂溜り16内の
樹脂が圧縮されて金型10,11内のキャビティ内に射
出されるわけであるが、樹脂圧Pは最高値で2188k
g/cm2 にもなる。
【0026】この樹脂圧Pは樹脂注入口18と樹脂通路
19を通り、可塑化用のスクリュ32の先端34にかか
り、スクリュ32を右側に押し、テーパ部35のシール
を行う。先端34にかかる力はP×π(d1)2 /4と
なる。若しこの力をテーパ部35のみで受けるとテーパ
部35の面積は略算でπ(d12 −d22 )/4である
ので、このテーパ部35に発生する面圧力νは、ν=P
(d1)2 /(d12 −d22 )となる。現実的な考察
のためd1=60mm,d2=40mmとするとν=3
938kg/cm2 となりテーパ部35に極めて大きな
負担がかかることが判る。
19を通り、可塑化用のスクリュ32の先端34にかか
り、スクリュ32を右側に押し、テーパ部35のシール
を行う。先端34にかかる力はP×π(d1)2 /4と
なる。若しこの力をテーパ部35のみで受けるとテーパ
部35の面積は略算でπ(d12 −d22 )/4である
ので、このテーパ部35に発生する面圧力νは、ν=P
(d1)2 /(d12 −d22 )となる。現実的な考察
のためd1=60mm,d2=40mmとするとν=3
938kg/cm2 となりテーパ部35に極めて大きな
負担がかかることが判る。
【0027】上記の問題解決のため通常は射出の際にソ
レノイド7aを励磁してスクリュ移動シリンダ3の油室
38に射出に使用した作動油を導入して、先端34にか
かる力の約半分を該スクリュ移動シリンダ3で受けてい
る。この場合のνは2188kg/cm2 と約半分にな
る。油室28入口に接続したシーケンス弁44は以上の
面圧力νを適正値に緩和する目的がある。図7に於いて
この目的の説明をすると、グラフは油圧力に対するテー
パ部35の面圧νの関係を表すグラフである。油圧力は
0〜175kg/cm2 として計算を行っている。図に
於いて点線Aはスクリュ移動シリンダ3の助けが無い場
合であり、実線Bはスクリュ移動シリンダ3の助けがあ
る場合を示す。
レノイド7aを励磁してスクリュ移動シリンダ3の油室
38に射出に使用した作動油を導入して、先端34にか
かる力の約半分を該スクリュ移動シリンダ3で受けてい
る。この場合のνは2188kg/cm2 と約半分にな
る。油室28入口に接続したシーケンス弁44は以上の
面圧力νを適正値に緩和する目的がある。図7に於いて
この目的の説明をすると、グラフは油圧力に対するテー
パ部35の面圧νの関係を表すグラフである。油圧力は
0〜175kg/cm2 として計算を行っている。図に
於いて点線Aはスクリュ移動シリンダ3の助けが無い場
合であり、実線Bはスクリュ移動シリンダ3の助けがあ
る場合を示す。
【0028】ここで例えばシーケンス弁44で油圧の設
定値を100kg/cm2 に設定すると、油圧が0〜1
00kg/cm2 の場合シーケンス弁44は閉鎖してい
てソレノイド7aが励磁しているにも拘らずスクリュ移
動シリンダ3の助けが無く、油圧が昇圧するに従ってν
は点線Aを右上がりに移動しC点の2250kg/cm
2 で最高値となる。油圧が100kg/cm2 を越えシ
ーケンス弁44が開くとスクリュ移動シリンダ3が力を
発生してνはC点からD点へ移行する。油圧が100〜
175kg/cm2 の間は実線上をD点を右上がりに移
動し、油圧の最高値が175kg/cm2 の時にνは2
188kg/cm2 となる。最初からスクリュ移動シリ
ンダ3の助けを用いない理由は、射出時の樹脂圧と油圧
の遅れの微妙な違いによりテーパ部のシール力が弱まる
ように力が働くと樹脂の漏れが起き易いので、テーパ部
35の面圧νが破損しない範囲で高くして安全度を高め
る為である。
定値を100kg/cm2 に設定すると、油圧が0〜1
00kg/cm2 の場合シーケンス弁44は閉鎖してい
てソレノイド7aが励磁しているにも拘らずスクリュ移
動シリンダ3の助けが無く、油圧が昇圧するに従ってν
は点線Aを右上がりに移動しC点の2250kg/cm
2 で最高値となる。油圧が100kg/cm2 を越えシ
ーケンス弁44が開くとスクリュ移動シリンダ3が力を
発生してνはC点からD点へ移行する。油圧が100〜
175kg/cm2 の間は実線上をD点を右上がりに移
動し、油圧の最高値が175kg/cm2 の時にνは2
188kg/cm2 となる。最初からスクリュ移動シリ
ンダ3の助けを用いない理由は、射出時の樹脂圧と油圧
の遅れの微妙な違いによりテーパ部のシール力が弱まる
ように力が働くと樹脂の漏れが起き易いので、テーパ部
35の面圧νが破損しない範囲で高くして安全度を高め
る為である。
【0029】シーケンス弁44に直列に接続してある絞
り弁46の目的は次の様である。前記の説明で射出の際
に樹脂溜り16内で発生した樹脂圧は樹脂注入口18と
樹脂通路19を伝わり可塑化装置1内のスクリュ32の
先端34に届く。然し樹脂の粘性により伝達は遅れ気味
である。テーパ部35でこの樹脂の逆流を阻止するが該
テーパ部35の面圧を緩和するために可塑化装置1のス
クリュ移動シリンダ3の油室28に同時に射出に使用し
たと同じ可変ポンプ38の油圧を導入している。
り弁46の目的は次の様である。前記の説明で射出の際
に樹脂溜り16内で発生した樹脂圧は樹脂注入口18と
樹脂通路19を伝わり可塑化装置1内のスクリュ32の
先端34に届く。然し樹脂の粘性により伝達は遅れ気味
である。テーパ部35でこの樹脂の逆流を阻止するが該
テーパ部35の面圧を緩和するために可塑化装置1のス
クリュ移動シリンダ3の油室28に同時に射出に使用し
たと同じ可変ポンプ38の油圧を導入している。
【0030】ところが油圧は伝達が速く樹脂圧が先端3
4に届くよりもスクリュ移動シリンダ3の力の発生が早
い場合がある。特に射出の開始時に高い圧力が発生した
場合等は、先端34に発生する力が無いためテーパ部3
5が開き樹脂の逆流が起きる。この問題の為、絞り弁4
5は油圧の通路を絞ることにより油圧の伝達を遅らせる
為のものである。
4に届くよりもスクリュ移動シリンダ3の力の発生が早
い場合がある。特に射出の開始時に高い圧力が発生した
場合等は、先端34に発生する力が無いためテーパ部3
5が開き樹脂の逆流が起きる。この問題の為、絞り弁4
5は油圧の通路を絞ることにより油圧の伝達を遅らせる
為のものである。
【0031】前記の「課題を解決するための手段」に於
いて、射出スクリュは先端からの距離の増加に従ってね
じ溝断面積が次第に減少する形状である提案を行った。
図4に示す射出スクリュ17はこの提案に従って、先端
からの距離に従ってねじ溝のピッチが次第に狭くなる射
出スクリュである。この射出スクリュ17を該射出装置
2に挿嵌した射出スクリュ15と置き換えても該課題を
達成できることは勿論である。
いて、射出スクリュは先端からの距離の増加に従ってね
じ溝断面積が次第に減少する形状である提案を行った。
図4に示す射出スクリュ17はこの提案に従って、先端
からの距離に従ってねじ溝のピッチが次第に狭くなる射
出スクリュである。この射出スクリュ17を該射出装置
2に挿嵌した射出スクリュ15と置き換えても該課題を
達成できることは勿論である。
【0032】
【発明の効果】射出装置2の射出スクリュ15は先端1
5aから後部15bへ行くに従ってねじの有効面積が小
さくなっている。このような形状であるから可塑化によ
り該射出スクリュ15がチャージ後退すると、加熱シリ
ンダ23の側部にある樹脂注入口18の右側に移動した
ねじ溝部分について言えば、該ねじ部分には樹脂と空間
が存在するがねじ溝断面積が小さくなっているので空間
部分も小さく、射出による樹脂の逆流が問題となること
は無い。
5aから後部15bへ行くに従ってねじの有効面積が小
さくなっている。このような形状であるから可塑化によ
り該射出スクリュ15がチャージ後退すると、加熱シリ
ンダ23の側部にある樹脂注入口18の右側に移動した
ねじ溝部分について言えば、該ねじ部分には樹脂と空間
が存在するがねじ溝断面積が小さくなっているので空間
部分も小さく、射出による樹脂の逆流が問題となること
は無い。
【0033】それに可塑化装置のテーパ部35が可塑化
時に於いて回転しながら接触をするとテーパ部35が損
傷をするので、これを防止するためスクリュ移動シリン
ダ3内に補助ピストン49を組み込み油室27を設け、
該油室27に選択的に作動油を導入することにより、テ
ーパ部35が最低隙間tを保持できるような機構となっ
ている、これによりテーパ部35が金属接触して損傷す
るという事故を無くしている。
時に於いて回転しながら接触をするとテーパ部35が損
傷をするので、これを防止するためスクリュ移動シリン
ダ3内に補助ピストン49を組み込み油室27を設け、
該油室27に選択的に作動油を導入することにより、テ
ーパ部35が最低隙間tを保持できるような機構となっ
ている、これによりテーパ部35が金属接触して損傷す
るという事故を無くしている。
【0034】その上スクリュ移動シリンダ3の油室28
の接続口に設定圧力を100kg/cm2 にセットした
シーケンス弁44を接続して、このシーケンス弁44を
通じて油室28に作動油を導入することにより、テーパ
部35の面圧νをなるべく高く、然し最高でも樹脂圧を
テーパ部35のみで受けた時の最高値の約半分に緩和し
て樹脂の漏れとテーパ部35の面の損傷を防止してい
る。
の接続口に設定圧力を100kg/cm2 にセットした
シーケンス弁44を接続して、このシーケンス弁44を
通じて油室28に作動油を導入することにより、テーパ
部35の面圧νをなるべく高く、然し最高でも樹脂圧を
テーパ部35のみで受けた時の最高値の約半分に緩和し
て樹脂の漏れとテーパ部35の面の損傷を防止してい
る。
【0035】而も同じく油室28の接続口に絞り弁45
を接続して、射出時の樹脂圧が先端34に届く時間遅れ
を、油圧においても該絞り弁45の絞り効果で遅らせて
タイミングを合わせることができる。このためテーパ部
35が開くことがなくなり射出量を安定させている。
を接続して、射出時の樹脂圧が先端34に届く時間遅れ
を、油圧においても該絞り弁45の絞り効果で遅らせて
タイミングを合わせることができる。このためテーパ部
35が開くことがなくなり射出量を安定させている。
【0036】本発明は、先端からの距離が増加するに従
ってねじ溝の断面積が減少する射出スクリュ15を組み
込んだ射出装置2と、スクリュ32の回転による可塑化
と該スクリュ32の後退による樹脂の逆流を阻止する機
能を有する可塑化装置1、とを組み合わせたプリプラ式
射出成形機で説明したが、必ずしもこの組合せにする必
要は無く、該射出装置2は逆流阻止機能の無いスクリュ
回転により可塑化を行う可塑化装置との組合せによるプ
リプラ式射出成形機に於いても可能であることは言う迄
もない。但しこの場合は別に樹脂通路19の途中にロー
タリ式もしくはボール式の樹脂逆止弁の設置を必要とす
る。
ってねじ溝の断面積が減少する射出スクリュ15を組み
込んだ射出装置2と、スクリュ32の回転による可塑化
と該スクリュ32の後退による樹脂の逆流を阻止する機
能を有する可塑化装置1、とを組み合わせたプリプラ式
射出成形機で説明したが、必ずしもこの組合せにする必
要は無く、該射出装置2は逆流阻止機能の無いスクリュ
回転により可塑化を行う可塑化装置との組合せによるプ
リプラ式射出成形機に於いても可能であることは言う迄
もない。但しこの場合は別に樹脂通路19の途中にロー
タリ式もしくはボール式の樹脂逆止弁の設置を必要とす
る。
【図1】本発明によるプリプラ式射出成形機
【図2】従来技術による加熱シリンダ内部
【図3】本発明によるねじ溝の谷径が変化する射出スク
リュを組み込んだ加熱シリンダ内部
リュを組み込んだ加熱シリンダ内部
【図4】本発明によるねじ溝のピッチが変化する射出ス
クリュを組み込んだ加熱シリンダの内部
クリュを組み込んだ加熱シリンダの内部
【図5】可塑化装置詳細
【図6】油圧回路作動表
【図7】油圧力に対するテーパ部35の面圧力νのグラ
フ
フ
1 可塑化装置 2 射出装置 3 スクリュ移動シリンダ 4 射出シリンダ 15 射出スクリュ 16 樹脂溜り 17 射出スクリュ 18 樹脂注入口 19 樹脂通路 23 加熱シリンダ 32 スクリュ 33 可塑化スクリュ 34 先端 35 テーパ部 49 補助シリンダ 50 ピストン 50a くびれ 50b ピストンロッド
Claims (1)
- 【請求項1】 スクリュの回転作用により樹脂の可塑化
を行う可塑化装置、或はスクリュ(32)の回転による
可塑化と該スクリュ(32)の後退により樹脂の逆流を
阻止する機能を有する可塑化装置(1)の何れかと、該
可塑化装置から可塑化された樹脂の供給を受け、射出ス
クリュ(15)の前後進と回転作用により金型内に樹脂
を射出する射出装置(2)よりなるプリプラ式射出成形
機に於いて、 該射出装置(2)の加熱シリンダ(23)内に、先端部
(15a)から後部(15b)へ行くに従ってねじの谷
径が次第に大きくなっている射出スクリュ(15)か、
或は先端部(17a)から後部(17b)へ行くに従っ
てねじ溝のピッチが次第に小さくなっている射出スクリ
ュ(17)を挿嵌したこと特徴とするプリプラ式射出成
形機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24484094A JPH0880549A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | プリプラ式射出成形機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24484094A JPH0880549A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | プリプラ式射出成形機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0880549A true JPH0880549A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=17124757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24484094A Pending JPH0880549A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | プリプラ式射出成形機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0880549A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102014015812A1 (de) | 2013-11-01 | 2015-05-07 | Fanuc Corporation | Spritzgießmaschine |
| US11524433B2 (en) | 2016-09-27 | 2022-12-13 | Fanuc Corporation | Injection molding machine |
-
1994
- 1994-09-12 JP JP24484094A patent/JPH0880549A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102014015812A1 (de) | 2013-11-01 | 2015-05-07 | Fanuc Corporation | Spritzgießmaschine |
| US9259871B2 (en) | 2013-11-01 | 2016-02-16 | Fanuc Corporation | Injection molding machine |
| US11524433B2 (en) | 2016-09-27 | 2022-12-13 | Fanuc Corporation | Injection molding machine |
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