JPH0880683A - 感熱転写用受像シート - Google Patents
感熱転写用受像シートInfo
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- JPH0880683A JPH0880683A JP6219714A JP21971494A JPH0880683A JP H0880683 A JPH0880683 A JP H0880683A JP 6219714 A JP6219714 A JP 6219714A JP 21971494 A JP21971494 A JP 21971494A JP H0880683 A JPH0880683 A JP H0880683A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 受像層とオーバーコート層の接着性が良好
で、且つ感度及び耐光性、耐可塑剤性、耐傷性、耐薬品
性等の画像保存性に優れた感熱転写用受像シートを提供
すること。 【構成】 支持体上に、熱転写媒体からの熱移行性染料
を受容する受像層を設けてなる感熱転写用受像シートに
おいて、該受像層上に、オーバーコート層として金属ア
ルコレート、オルガノシラン及びポリオルガノシロキサ
ンを主成分する重縮合物からなるポリシロキサンポリマ
ーを特定の塗工量で設けた感熱転写用受像シート。好ま
しくは、オーバーコート層中に、特定の金属酸化物の微
粒子を含有させる。
で、且つ感度及び耐光性、耐可塑剤性、耐傷性、耐薬品
性等の画像保存性に優れた感熱転写用受像シートを提供
すること。 【構成】 支持体上に、熱転写媒体からの熱移行性染料
を受容する受像層を設けてなる感熱転写用受像シートに
おいて、該受像層上に、オーバーコート層として金属ア
ルコレート、オルガノシラン及びポリオルガノシロキサ
ンを主成分する重縮合物からなるポリシロキサンポリマ
ーを特定の塗工量で設けた感熱転写用受像シート。好ま
しくは、オーバーコート層中に、特定の金属酸化物の微
粒子を含有させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルプリンター、
レーザープリンター等の感熱転写記録において、熱移行
性染料を移行させて記録を行うために使用される感熱転
写用受像シートに関するものであり、更に詳しくは、受
像層とオーバーコート層の接着性が良好で、且つ感度及
び耐光性、耐可塑剤性、耐傷性、耐薬品性等の画像保存
性に優れた感熱転写用受像シートに関するものである。
レーザープリンター等の感熱転写記録において、熱移行
性染料を移行させて記録を行うために使用される感熱転
写用受像シートに関するものであり、更に詳しくは、受
像層とオーバーコート層の接着性が良好で、且つ感度及
び耐光性、耐可塑剤性、耐傷性、耐薬品性等の画像保存
性に優れた感熱転写用受像シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、カラーハードコピーの一手段とし
て、感熱転写記録方式を利用する装置が軽量、且つコン
パクトで騒音が無く、操作性、保守性にも優れている等
の利点から広く普及している。この感熱転写記録方式に
は、大きく分けて熱溶融型と熱移行型又は昇華型と呼ば
れる2種類の方式がある。特に、後者は、多色階調性画
像の再現性に優れており、昇華型感熱転写方式のプリン
ターを用いて印字される。
て、感熱転写記録方式を利用する装置が軽量、且つコン
パクトで騒音が無く、操作性、保守性にも優れている等
の利点から広く普及している。この感熱転写記録方式に
は、大きく分けて熱溶融型と熱移行型又は昇華型と呼ば
れる2種類の方式がある。特に、後者は、多色階調性画
像の再現性に優れており、昇華型感熱転写方式のプリン
ターを用いて印字される。
【0003】このような昇華型感熱転写方式のプリンタ
ーの原理は、画像を電気信号に変換し、更に、この電気
信号をサーマルヘッド等の電気的発熱素子を用いて熱信
号に変換するか、若しくはレーザーを用いて光吸収発熱
体を発熱させることで熱信号に変換する等して熱移行性
染料(以下、染料と記す)が塗工された転写シートを加
熱し、昇華又は媒体中での熱拡散により、染料が転写シ
ートから感熱転写用受像シートの受像層へ転写すること
で文字や画像情報を記録するものである。
ーの原理は、画像を電気信号に変換し、更に、この電気
信号をサーマルヘッド等の電気的発熱素子を用いて熱信
号に変換するか、若しくはレーザーを用いて光吸収発熱
体を発熱させることで熱信号に変換する等して熱移行性
染料(以下、染料と記す)が塗工された転写シートを加
熱し、昇華又は媒体中での熱拡散により、染料が転写シ
ートから感熱転写用受像シートの受像層へ転写すること
で文字や画像情報を記録するものである。
【0004】昇華型熱転写記録方式では、多色印刷物や
カラー写真と遜色ない画像を得ることが可能であり、更
に作製部数が少ない用途においては、印刷技術や写真技
術よりも安価で済むことから広く利用されつつある。
カラー写真と遜色ない画像を得ることが可能であり、更
に作製部数が少ない用途においては、印刷技術や写真技
術よりも安価で済むことから広く利用されつつある。
【0005】最近、特に注目されている昇華型感熱転写
プリンターの利用分野としては、写真に近い高画質が要
求される印刷分野におけるカラープルーフの作成やデザ
イン分野におけるデザインイメージの出力等があり、コ
ンピュータで作成した文字や画像情報を昇華型感熱転写
プリンターを用いて透明な記録シートに出力し、これを
オーバーヘッドプロジェクター用原稿として会議におけ
るプレゼンテーションに利用することも行われている。
更に、IDカード、ライセンスカードや管理カード等の
カードプリンティングシステムが開発され、高度情報化
社会の幅広いカードニーズにも対応しつつある。
プリンターの利用分野としては、写真に近い高画質が要
求される印刷分野におけるカラープルーフの作成やデザ
イン分野におけるデザインイメージの出力等があり、コ
ンピュータで作成した文字や画像情報を昇華型感熱転写
プリンターを用いて透明な記録シートに出力し、これを
オーバーヘッドプロジェクター用原稿として会議におけ
るプレゼンテーションに利用することも行われている。
更に、IDカード、ライセンスカードや管理カード等の
カードプリンティングシステムが開発され、高度情報化
社会の幅広いカードニーズにも対応しつつある。
【0006】特に近年、カラーハードコピーの需要が増
加し、プリント速度の高速化が必要になってきたため、
印加エネルギーが低くても鮮明な画像が得られるよう
に、高感度化が要求されている。高感度化は、転写シー
トのフィルム支持体を薄膜化したり、プリンター駆動部
におけるプラテン圧を強め、転写シートと感熱転写用受
像シートの密着性を向上させたり、又は、感熱転写用受
像シートの支持体として、多孔体構造を有する合成樹脂
フィルムを用いる等して、印加エネルギー損失を減少さ
せることにより達成するか、或いはより昇華性に優れる
染料を用いたり、より染着性に優れた熱可塑性樹脂を用
いた受像層を設けるといったことで達成することができ
る。
加し、プリント速度の高速化が必要になってきたため、
印加エネルギーが低くても鮮明な画像が得られるよう
に、高感度化が要求されている。高感度化は、転写シー
トのフィルム支持体を薄膜化したり、プリンター駆動部
におけるプラテン圧を強め、転写シートと感熱転写用受
像シートの密着性を向上させたり、又は、感熱転写用受
像シートの支持体として、多孔体構造を有する合成樹脂
フィルムを用いる等して、印加エネルギー損失を減少さ
せることにより達成するか、或いはより昇華性に優れる
染料を用いたり、より染着性に優れた熱可塑性樹脂を用
いた受像層を設けるといったことで達成することができ
る。
【0007】一般に、この様な昇華型感熱転写記録方式
に用いられる感熱転写用受像シートは、原紙、塗工紙、
キャスト紙、合成樹脂含浸紙、トレーシングペーパー、
コンデンサー紙、合成紙、不織布等を単独で、或いは特
開昭63−290790号公報や同63−231984
号公報等に記されているような、断熱性やクッション性
に優れた多孔体構造を有する合成樹脂フィルムと貼着し
た複合体を支持体として用い、この支持体上に、例え
ば、特開昭57−169370号公報、同57−207
50号公報、同60−25793号公報等に記されてい
るような、ポリエステル、ポリカーボネート、塩化ビニ
ル、酢酸ビニル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポ
リビニルブチラール、アクリル、スチレン、アクリル/
スチレン共重合体、ポリウレタン等の染料染着性に優れ
る熱可塑性樹脂からなる受像層を設けてなる。
に用いられる感熱転写用受像シートは、原紙、塗工紙、
キャスト紙、合成樹脂含浸紙、トレーシングペーパー、
コンデンサー紙、合成紙、不織布等を単独で、或いは特
開昭63−290790号公報や同63−231984
号公報等に記されているような、断熱性やクッション性
に優れた多孔体構造を有する合成樹脂フィルムと貼着し
た複合体を支持体として用い、この支持体上に、例え
ば、特開昭57−169370号公報、同57−207
50号公報、同60−25793号公報等に記されてい
るような、ポリエステル、ポリカーボネート、塩化ビニ
ル、酢酸ビニル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポ
リビニルブチラール、アクリル、スチレン、アクリル/
スチレン共重合体、ポリウレタン等の染料染着性に優れ
る熱可塑性樹脂からなる受像層を設けてなる。
【0008】このような感熱転写用受像シートにおけ
る、受像層の染着性や画像の保存安定性は、受像層を形
成している熱可塑性樹脂に大きく左右される。染料の定
着性を向上させるためには、染着性のより優れた熱可塑
性樹脂を用いる方法の他にも、例えば、受像層中に、セ
バチン酸系、アジピン酸系、フタル酸系等の可塑剤を含
有させる方法があるが、印画時の転写シートとのブロッ
キングが発生しやすくなったり、受像層表面に擦り傷が
つきやすく、又、画像部分に手が触れた際に皮脂や汗が
付着したり、或いは可塑剤を含有するプラスチック材料
等に長期間接触していると、プラスチック材料中の可塑
剤が受像層に付着し、画像が変色したり滲むといったよ
うな問題点があった。
る、受像層の染着性や画像の保存安定性は、受像層を形
成している熱可塑性樹脂に大きく左右される。染料の定
着性を向上させるためには、染着性のより優れた熱可塑
性樹脂を用いる方法の他にも、例えば、受像層中に、セ
バチン酸系、アジピン酸系、フタル酸系等の可塑剤を含
有させる方法があるが、印画時の転写シートとのブロッ
キングが発生しやすくなったり、受像層表面に擦り傷が
つきやすく、又、画像部分に手が触れた際に皮脂や汗が
付着したり、或いは可塑剤を含有するプラスチック材料
等に長期間接触していると、プラスチック材料中の可塑
剤が受像層に付着し、画像が変色したり滲むといったよ
うな問題点があった。
【0009】このため、特開昭62−87389号公
報、同62−109689号公報等に記されているよう
な架橋剤の添加により受像層の硬度を向上させたり、或
いは特開平2−223485号公報、同5−13175
8号公報等に記されているような、特定構造を有する熱
可塑性樹脂を用いるなどして、耐可塑剤性を向上させる
ことが試みられているが、このような技術を用いても、
上記の問題を完全に解決出来ないのが実状であった。
報、同62−109689号公報等に記されているよう
な架橋剤の添加により受像層の硬度を向上させたり、或
いは特開平2−223485号公報、同5−13175
8号公報等に記されているような、特定構造を有する熱
可塑性樹脂を用いるなどして、耐可塑剤性を向上させる
ことが試みられているが、このような技術を用いても、
上記の問題を完全に解決出来ないのが実状であった。
【0010】一方、耐ブロッキング性を向上させること
については、受像層表面に高い離型性を有するオーバー
コート層を設けることが非常に有効であり、且つ耐可塑
剤性を改良する手段としても可能性が高く、種々の改良
技術を見ることができる。例えば、特開昭61−102
293号公報では、受像層上にシリコーン系樹脂等の染
料を通過させることができ、且つそれ自身実質的に染着
されない樹脂からなる低エネルギー表面層を設ける方
法;特開昭61−199997号公報では、受像層上に
イソシアネート基を2個以上有するイソシアネート化合
物、及びイソシアネート基と反応する官能基を分子中に
有する変性シリコーンオイルからなるコーティイング層
を設ける方法;特開昭61−258792号公報では、
受像層上に、シリコーン樹脂をラジカル付加反応させて
三次元架橋して硬化させた薄膜層を設ける方法等が提案
されている。
については、受像層表面に高い離型性を有するオーバー
コート層を設けることが非常に有効であり、且つ耐可塑
剤性を改良する手段としても可能性が高く、種々の改良
技術を見ることができる。例えば、特開昭61−102
293号公報では、受像層上にシリコーン系樹脂等の染
料を通過させることができ、且つそれ自身実質的に染着
されない樹脂からなる低エネルギー表面層を設ける方
法;特開昭61−199997号公報では、受像層上に
イソシアネート基を2個以上有するイソシアネート化合
物、及びイソシアネート基と反応する官能基を分子中に
有する変性シリコーンオイルからなるコーティイング層
を設ける方法;特開昭61−258792号公報では、
受像層上に、シリコーン樹脂をラジカル付加反応させて
三次元架橋して硬化させた薄膜層を設ける方法等が提案
されている。
【0011】しかしながら、上記各公報に見られるよう
な技術を用いても、未だ解決することができず、次のよ
うな問題点があった。 変性シリコーンオイルからなるコーティング層を受
像層上に設ける場合、ハジキが発生しやすく、均一層を
形成することが困難であったり、又、離型層と受像層と
の接着性が不十分であり、印画時に受像層表面から離型
層が脱落して部分的なブロッキングが発生し、良好な転
写画像が得られないこと。 シリコーン系樹脂や変性シリコーンオイルを受像層
上に塗工する場合には、通常、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素系、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステ
ル類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等
のケトン類に代表される疎水性の有機溶剤に溶解して塗
工を行うが、この際に受像層が膨潤したり、溶解したり
して、受像層表面が粗れるため、転写シートとの密着性
が低下して感度が低下すること、又、この対策として、
受像層を強固に架橋すれば、塗工は良好に行われるもの
の、やはり感度が著しく低下してしまうこと。 変性シリコーンオイルとイソシアネートの架橋した
コーティング層や、ラジカル付加反応により架橋した硬
化シリコーン樹脂の薄膜層でも未だ、層表面の硬度が低
く、耐傷性の向上は不十分であること。 又、これらの架橋したコーティング層や薄膜層で
も、経時で可塑剤や皮脂等が浸透してしまい、転写画像
の耐可塑剤性は改良されないこと。 変性シリコーンオイル等を用いたコーティング層で
は、未反応の官能基が残存することで、染料の退色を促
進することがあること。
な技術を用いても、未だ解決することができず、次のよ
うな問題点があった。 変性シリコーンオイルからなるコーティング層を受
像層上に設ける場合、ハジキが発生しやすく、均一層を
形成することが困難であったり、又、離型層と受像層と
の接着性が不十分であり、印画時に受像層表面から離型
層が脱落して部分的なブロッキングが発生し、良好な転
写画像が得られないこと。 シリコーン系樹脂や変性シリコーンオイルを受像層
上に塗工する場合には、通常、トルエン、キシレン等の
芳香族炭化水素系、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステ
ル類、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等
のケトン類に代表される疎水性の有機溶剤に溶解して塗
工を行うが、この際に受像層が膨潤したり、溶解したり
して、受像層表面が粗れるため、転写シートとの密着性
が低下して感度が低下すること、又、この対策として、
受像層を強固に架橋すれば、塗工は良好に行われるもの
の、やはり感度が著しく低下してしまうこと。 変性シリコーンオイルとイソシアネートの架橋した
コーティング層や、ラジカル付加反応により架橋した硬
化シリコーン樹脂の薄膜層でも未だ、層表面の硬度が低
く、耐傷性の向上は不十分であること。 又、これらの架橋したコーティング層や薄膜層で
も、経時で可塑剤や皮脂等が浸透してしまい、転写画像
の耐可塑剤性は改良されないこと。 変性シリコーンオイル等を用いたコーティング層で
は、未反応の官能基が残存することで、染料の退色を促
進することがあること。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、このような従来技術では実現出来なかった、受像層
とオーバーコート層の接着性が良好で、且つ感度、及び
耐可塑剤性、耐傷性に優れるのみならず、耐光性及び耐
薬品性についても格段に改良された感熱転写用受像シー
トを提供することである。
は、このような従来技術では実現出来なかった、受像層
とオーバーコート層の接着性が良好で、且つ感度、及び
耐可塑剤性、耐傷性に優れるのみならず、耐光性及び耐
薬品性についても格段に改良された感熱転写用受像シー
トを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題点を克服するために鋭意検討を行った結果、支持体上
に染料の染着性の高い熱可塑性樹脂からなる受像層を設
け、更に受像層上に金属アルコレート、オルガノシラ
ン、並びにオルガノポリシロキサンの各成分を重縮合し
た化合物を主成分とした、水、又は親水性有機溶剤、或
いはこれらの混合物溶液を塗工、乾燥することにより得
られるオーバーコート層であれば、従来公知の、例え
ば、変性シリコーンオイル等を架橋させたシリコーン系
樹脂からなるコーティング層等では実現することのでき
ない、受像層とオーバーコート層の接着性が良好で、且
つ感度及び耐光性、耐可塑剤性、耐傷性、耐薬品性等の
画像保存性に優れる感熱転写用受像シートが得られるこ
とを見いだした。
題点を克服するために鋭意検討を行った結果、支持体上
に染料の染着性の高い熱可塑性樹脂からなる受像層を設
け、更に受像層上に金属アルコレート、オルガノシラ
ン、並びにオルガノポリシロキサンの各成分を重縮合し
た化合物を主成分とした、水、又は親水性有機溶剤、或
いはこれらの混合物溶液を塗工、乾燥することにより得
られるオーバーコート層であれば、従来公知の、例え
ば、変性シリコーンオイル等を架橋させたシリコーン系
樹脂からなるコーティング層等では実現することのでき
ない、受像層とオーバーコート層の接着性が良好で、且
つ感度及び耐光性、耐可塑剤性、耐傷性、耐薬品性等の
画像保存性に優れる感熱転写用受像シートが得られるこ
とを見いだした。
【0014】特に、このようなポリシロキサンポリマー
からなるオーバーコート層は、紫外線による劣化に非常
に強く、高硬度で、且つその緻密さから皮脂、汗、可塑
剤や各種溶剤等の付着物が受像層中へ浸入することがな
いため、感熱転写用受像シートの画像保存性が格段に向
上することが判明した。
からなるオーバーコート層は、紫外線による劣化に非常
に強く、高硬度で、且つその緻密さから皮脂、汗、可塑
剤や各種溶剤等の付着物が受像層中へ浸入することがな
いため、感熱転写用受像シートの画像保存性が格段に向
上することが判明した。
【0015】又、このようなオーバーコート層中に、酸
化セリウム、酸化チタン、酸化亜鉛及び酸化イットリウ
ムから選ばれる少なくなくとも1種の金属酸化物の微粒
子を含有させることで、転写画像の耐光性が一層改良さ
れることを見いだした。
化セリウム、酸化チタン、酸化亜鉛及び酸化イットリウ
ムから選ばれる少なくなくとも1種の金属酸化物の微粒
子を含有させることで、転写画像の耐光性が一層改良さ
れることを見いだした。
【0016】即ち、本発明の感熱転写用受像シートは、
支持体上に、熱転写媒体からの熱移行性染料を受容する
受像層を設けた感熱転写用受像シートにおいて、該受像
層上に、金属アルコレート、オルガノシラン、並びにオ
ルガノポリシロキサンを必須成分とする重縮合物からな
るポリシロキサンポリマーを乾燥固形分で0.05〜
5.0g/m2塗工したオーバーコート層を設けてなること
を特徴とするものである。
支持体上に、熱転写媒体からの熱移行性染料を受容する
受像層を設けた感熱転写用受像シートにおいて、該受像
層上に、金属アルコレート、オルガノシラン、並びにオ
ルガノポリシロキサンを必須成分とする重縮合物からな
るポリシロキサンポリマーを乾燥固形分で0.05〜
5.0g/m2塗工したオーバーコート層を設けてなること
を特徴とするものである。
【0017】更に、本発明の感熱転写用受像シートにお
いて、オーバーコート層中に、酸化セリウム、酸化チタ
ン、酸化亜鉛及び酸化イットリウムから選ばれる少なく
とも1種以上の金属酸化物の微粒子を含有することを特
徴とするものである。
いて、オーバーコート層中に、酸化セリウム、酸化チタ
ン、酸化亜鉛及び酸化イットリウムから選ばれる少なく
とも1種以上の金属酸化物の微粒子を含有することを特
徴とするものである。
【0018】以下、本発明を詳細に説明する。本発明に
おけるオーバーコート層とは、転写シートの色材層と感
熱転写用受像シートの受像層の間で、印画時に発生する
ブロッキングを防止し良好な転写画像を得るために受像
層上に設ける離型層であり、且つ、印画後の転写画像を
良好に保存するための保護層を兼ねている。このような
本発明のオーバーコート層は、金属アルコレート、オル
ガノシラン及びオルガノポリシロキサンを必須成分と
し、これらの成分を重縮合することにより得られるポリ
シロキサンポリマーを、水、又は親水性有機溶剤、或い
はこれらの混合物を溶媒に用いて受像層上に塗工して形
成することができる。
おけるオーバーコート層とは、転写シートの色材層と感
熱転写用受像シートの受像層の間で、印画時に発生する
ブロッキングを防止し良好な転写画像を得るために受像
層上に設ける離型層であり、且つ、印画後の転写画像を
良好に保存するための保護層を兼ねている。このような
本発明のオーバーコート層は、金属アルコレート、オル
ガノシラン及びオルガノポリシロキサンを必須成分と
し、これらの成分を重縮合することにより得られるポリ
シロキサンポリマーを、水、又は親水性有機溶剤、或い
はこれらの混合物を溶媒に用いて受像層上に塗工して形
成することができる。
【0019】本発明における金属アルコレートとして
は、 一般式、Zr(OR”)4、Ti(OR”)4及び
Al(OR”)3で表される化合物を挙げることができ
る。ここで、金属アルコレートの一般式中のR”は、炭
素数2〜5の、例えば、エチル基、n−プロピル基、i
−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−
ブチル基、n−ペンチル基等のアルキル基を表す。
は、 一般式、Zr(OR”)4、Ti(OR”)4及び
Al(OR”)3で表される化合物を挙げることができ
る。ここで、金属アルコレートの一般式中のR”は、炭
素数2〜5の、例えば、エチル基、n−プロピル基、i
−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−
ブチル基、n−ペンチル基等のアルキル基を表す。
【0020】このような金属アルコレートの具体的な例
を以下に挙げることができるが、もちろん本発明はこれ
に限定されるものではない。 Zr(OR”)4 :テトラエトキシジルコニウム、
テトラ−n−プロポキシジルコニウム、テトラ−i−プ
ロポキシジルコニウム、テトラ−n−ブトキシジルコニ
ウム、テトラ−sec−ブトキシジルコニウム、テトラ
−t−ブトキシジルコニウム、テトラ−n−ペントキシ
ジルコニウム、 Ti(OR”)4 :テトラ−i−プロポキシチタ
ン、テトラ−n−ブトキシチタン、テトラキス(2−エ
チルヘキシルオキシ)チタン、テトラステリアルオキシ
チタン、 Al(OR”)3 :トリエトキシアルミニウム、ト
リ−i−プロポキシアルミニウム、モノ−sec−ブト
キシ−ジ−プロポキシアルミニウム、トリ−sec−ブ
トキシアルミニウム
を以下に挙げることができるが、もちろん本発明はこれ
に限定されるものではない。 Zr(OR”)4 :テトラエトキシジルコニウム、
テトラ−n−プロポキシジルコニウム、テトラ−i−プ
ロポキシジルコニウム、テトラ−n−ブトキシジルコニ
ウム、テトラ−sec−ブトキシジルコニウム、テトラ
−t−ブトキシジルコニウム、テトラ−n−ペントキシ
ジルコニウム、 Ti(OR”)4 :テトラ−i−プロポキシチタ
ン、テトラ−n−ブトキシチタン、テトラキス(2−エ
チルヘキシルオキシ)チタン、テトラステリアルオキシ
チタン、 Al(OR”)3 :トリエトキシアルミニウム、ト
リ−i−プロポキシアルミニウム、モノ−sec−ブト
キシ−ジ−プロポキシアルミニウム、トリ−sec−ブ
トキシアルミニウム
【0021】又、本発明の金属アルコレートは、オーバ
ーコート層の保存安定性を向上させる目的から、一般式
R’COCH2COR”で表されるβ−ジケトン類及、
又はβ−ケトエステル類を反応させて得られる配位結合
を形成したキレート化合物として用いることもできる。
ここで、β−ジケトン類、又はβ−ケトエステル類の一
般式中のR’は、炭素数1〜5の例えば、メチル基、エ
チル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル
基、sec−ブチル基、t−ブチル基等のアルキル基を
表し、又、R”は、R’と同様の炭素数1〜5のアルキ
ル基か、或いは炭素数1〜4の、例えば、メトキシ基、
エトキシ基、n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、n
−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、t−ブトキシ基等
のアルコキシ基を表す。
ーコート層の保存安定性を向上させる目的から、一般式
R’COCH2COR”で表されるβ−ジケトン類及、
又はβ−ケトエステル類を反応させて得られる配位結合
を形成したキレート化合物として用いることもできる。
ここで、β−ジケトン類、又はβ−ケトエステル類の一
般式中のR’は、炭素数1〜5の例えば、メチル基、エ
チル基、n−プロピル基、i−プロピル基、n−ブチル
基、sec−ブチル基、t−ブチル基等のアルキル基を
表し、又、R”は、R’と同様の炭素数1〜5のアルキ
ル基か、或いは炭素数1〜4の、例えば、メトキシ基、
エトキシ基、n−プロポキシ基、i−プロポキシ基、n
−ブトキシ基、sec−ブトキシ基、t−ブトキシ基等
のアルコキシ基を表す。
【0022】このようなβ−ジケトン類及、又はβ−ケ
トエステル類の具体的例としては、アセチルアセトン、
アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、アセト酢酸−n
−プロピル、アセト酢酸−i−プロピル、アセト酢酸−
n−ブチル、アセト酢酸−sec−ブチル、アセト酢酸
−t−ブチル、2、4−ヘキサンジオン、2、4−ヘプ
タンジオン、3、5−ヘプタンジオン、2、4−オクタ
ンジオン、2、4−ノナンジオン、5−メチル−ヘキサ
ンジオン等を挙げることができる。
トエステル類の具体的例としては、アセチルアセトン、
アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、アセト酢酸−n
−プロピル、アセト酢酸−i−プロピル、アセト酢酸−
n−ブチル、アセト酢酸−sec−ブチル、アセト酢酸
−t−ブチル、2、4−ヘキサンジオン、2、4−ヘプ
タンジオン、3、5−ヘプタンジオン、2、4−オクタ
ンジオン、2、4−ノナンジオン、5−メチル−ヘキサ
ンジオン等を挙げることができる。
【0023】これらのβ−ジケトン類、又はβ−ケトエ
ステル類は、単独で、又は2種類以上を混合して用いる
こともできる。これらのβ−ジケトン類、又はβ−ケト
エステル類の添加量は、金属アルコレート1モルに対し
て0.8〜2.5モルである。
ステル類は、単独で、又は2種類以上を混合して用いる
こともできる。これらのβ−ジケトン類、又はβ−ケト
エステル類の添加量は、金属アルコレート1モルに対し
て0.8〜2.5モルである。
【0024】これら金属アルコレートとβ−ジケトン
類、又はβ−ケトエステル類のキレート化合物の具体例
を以下に示すが、もちろん本発明はこれに限定されるこ
のでない。例えば、エチルアセトアセテートアルミニウ
ムジイソプロピレート、アルミニウムトリス(エチルア
セトアセテート)、アルミニウムモノアセチルアセトネ
ート、ビス(エチルアセトアセテート)、アルミニウム
トリス(アセチルアセテート)、環状アルミニウムオキ
サイドイソプロピレート、ジ−i−プロポキシ・ビス
(アセチルアセトナト)チタン等を挙げることができ
る。
類、又はβ−ケトエステル類のキレート化合物の具体例
を以下に示すが、もちろん本発明はこれに限定されるこ
のでない。例えば、エチルアセトアセテートアルミニウ
ムジイソプロピレート、アルミニウムトリス(エチルア
セトアセテート)、アルミニウムモノアセチルアセトネ
ート、ビス(エチルアセトアセテート)、アルミニウム
トリス(アセチルアセテート)、環状アルミニウムオキ
サイドイソプロピレート、ジ−i−プロポキシ・ビス
(アセチルアセトナト)チタン等を挙げることができ
る。
【0025】更に、これらのキレート化合物は、水と反
応させて部分的加水分解物として用いることができる。
この水は、キレート化合物1モルに対して0.8〜3.
0モルの割合で使用する。
応させて部分的加水分解物として用いることができる。
この水は、キレート化合物1モルに対して0.8〜3.
0モルの割合で使用する。
【0026】本発明におけるオルガノシランとしては、
一般式、RSi(OR’)3 で表される化合物を挙げる
ことができる。ここで、オルガノシランの一般式中のR
は、炭素数1〜8の、例えば、メチル基、エチル基、n
−プロピル基、i−イソプロピル基等のアルキル基、γ
−クロロプロピル基、ビニル基、3、3、3−トリフロ
ロプロピル基、γ−グリシドシプロピル基、γ−メタク
リルオキシプロピル基、γ−メルカプトプロピル基、フ
ェニル基、3、4−エポキシシクロヘキスルエチル基、
γ−アミノプロピル基等に代表される有機基である。
一般式、RSi(OR’)3 で表される化合物を挙げる
ことができる。ここで、オルガノシランの一般式中のR
は、炭素数1〜8の、例えば、メチル基、エチル基、n
−プロピル基、i−イソプロピル基等のアルキル基、γ
−クロロプロピル基、ビニル基、3、3、3−トリフロ
ロプロピル基、γ−グリシドシプロピル基、γ−メタク
リルオキシプロピル基、γ−メルカプトプロピル基、フ
ェニル基、3、4−エポキシシクロヘキスルエチル基、
γ−アミノプロピル基等に代表される有機基である。
【0027】又、オルガノシランの一般式中のR’は、
炭素数1〜5の、例えば、メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブ
チル基、t−ブチル基等に代表されるアルキル基や、炭
素数1〜4の、例えば、アセチル基等に代表されるアシ
ル基である。
炭素数1〜5の、例えば、メチル基、エチル基、n−プ
ロピル基、i−プロピル基、n−ブチル基、sec−ブ
チル基、t−ブチル基等に代表されるアルキル基や、炭
素数1〜4の、例えば、アセチル基等に代表されるアシ
ル基である。
【0028】これらオルガノシランの具体例を以下に示
すが、もちろん本発明はこれに限定されるものでない。
例えば、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキ
シシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエト
キシシラン、n−プロピルトリメトキシシラン、n−プ
ロピルトリエトキシシラン、i−プロピルトリメトキシ
シラン、i−プロピルトリエトキシシラン、γ−クロロ
プロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピルトリ
エトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルト
リエトキシシラン、3、3、3−トリフロロプロピルト
リメトキシシラン、3、3、3−トリフロロプロピルト
リエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシ
ラン、γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メタクリルオキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−
メルカプトプロピルトリエトキシシラン、フェニルトリ
メトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン等を挙げ
ることができる。これらのオルガノシランは、単独で、
又は2種類以上を混合して用いることもできる。
すが、もちろん本発明はこれに限定されるものでない。
例えば、メチルトリメトキシシラン、メチルトリエトキ
シシラン、エチルトリメトキシシラン、エチルトリエト
キシシラン、n−プロピルトリメトキシシラン、n−プ
ロピルトリエトキシシラン、i−プロピルトリメトキシ
シラン、i−プロピルトリエトキシシラン、γ−クロロ
プロピルトリメトキシシラン、γ−クロロプロピルトリ
エトキシシラン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルト
リエトキシシラン、3、3、3−トリフロロプロピルト
リメトキシシラン、3、3、3−トリフロロプロピルト
リエトキシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリメト
キシシラン、γ−グリシドキシプロピルトリエトキシシ
ラン、γ−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラ
ン、γ−メタクリルオキシプロピルトリエトキシシラ
ン、γ−メルカプトプロピルトリメトキシシラン、γ−
メルカプトプロピルトリエトキシシラン、フェニルトリ
メトキシシラン、フェニルトリエトキシシラン等を挙げ
ることができる。これらのオルガノシランは、単独で、
又は2種類以上を混合して用いることもできる。
【0029】本発明におけるオルガノポリシロキサンと
しては、一般式、RaSiO(4-a)/2で表される化合物を
挙げることができる。ここで、オルガノポリシロキサン
の一般式中のRは、炭素数1〜8の、例えば、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、i−イソプロピル基等
のアルキル基、γ−クロロプロピル基、ビニル基、3、
3、3−トリフロロプロピル基、γ−グリシドシプロピ
ル基、γ−メタクリルオキシプロピル基、γ−メルカプ
トプロピル基、フェニル基、3、4−エポキシシクロヘ
キスルエチル基、γ−アミノプロピル基等に代表される
有機基である。又、オルガノポリシロキサンの一般式中
の添え字aは、1.1〜1.8、好ましくは1.2〜
1.6の範囲である。
しては、一般式、RaSiO(4-a)/2で表される化合物を
挙げることができる。ここで、オルガノポリシロキサン
の一般式中のRは、炭素数1〜8の、例えば、メチル
基、エチル基、n−プロピル基、i−イソプロピル基等
のアルキル基、γ−クロロプロピル基、ビニル基、3、
3、3−トリフロロプロピル基、γ−グリシドシプロピ
ル基、γ−メタクリルオキシプロピル基、γ−メルカプ
トプロピル基、フェニル基、3、4−エポキシシクロヘ
キスルエチル基、γ−アミノプロピル基等に代表される
有機基である。又、オルガノポリシロキサンの一般式中
の添え字aは、1.1〜1.8、好ましくは1.2〜
1.6の範囲である。
【0030】このようなオルガノポリシロキサンの分子
量は2,000〜20,000であり、シラノール基、
又はアルコキシ基、或いはこれらの両方を1重量%以
上、好ましくは3重量%以上含有するものである。
量は2,000〜20,000であり、シラノール基、
又はアルコキシ基、或いはこれらの両方を1重量%以
上、好ましくは3重量%以上含有するものである。
【0031】又、本発明におけるオーバーコート層を形
成するためのオルガノポリシロキサンは、オーバーコー
ト層の成膜性、硬度等を調整する目的から、オルガノポ
リシロキサンのオルガノシラン中の添加量が5重量%未
満にならな範囲で、一般式、R2Si(OR’)2で表さ
れるオルガノシランに置き換えることができる。ここ
で、オルガノシランの一般式中のR及びR’は、前記の
オルガノシランの一般式中のR及びR’と同様である。
成するためのオルガノポリシロキサンは、オーバーコー
ト層の成膜性、硬度等を調整する目的から、オルガノポ
リシロキサンのオルガノシラン中の添加量が5重量%未
満にならな範囲で、一般式、R2Si(OR’)2で表さ
れるオルガノシランに置き換えることができる。ここ
で、オルガノシランの一般式中のR及びR’は、前記の
オルガノシランの一般式中のR及びR’と同様である。
【0032】このような、オルガノポリシロキサンを置
き換えることのできるオルガノシランの具体例を以下に
示すが、もちろん本発明はこれに限定されるものでな
い。例えば、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエ
トキシシラン、ジエチルジメトキシシラン、ジエチルジ
エトキシシラン、ジ−n−プロピルジメトキシシラン、
ジ−i−プロピルジメトキシシラン、ジ−i−プロピル
ジエトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフ
ェニルジエトキシシラン等を挙げることができる。この
ようなオルガノシランは、単独で、又は2種類以上を混
合して、オルガノポリシロキサンを置き換えることがで
きる。
き換えることのできるオルガノシランの具体例を以下に
示すが、もちろん本発明はこれに限定されるものでな
い。例えば、ジメチルジメトキシシラン、ジメチルジエ
トキシシラン、ジエチルジメトキシシラン、ジエチルジ
エトキシシラン、ジ−n−プロピルジメトキシシラン、
ジ−i−プロピルジメトキシシラン、ジ−i−プロピル
ジエトキシシラン、ジフェニルジメトキシシラン、ジフ
ェニルジエトキシシラン等を挙げることができる。この
ようなオルガノシランは、単独で、又は2種類以上を混
合して、オルガノポリシロキサンを置き換えることがで
きる。
【0033】本発明において、オルガノシランの添加量
は、オルガノポリシロキサンに対して140〜2,00
0重量%、好ましくは200〜500重量%である。こ
こで、オルガノシランの添加量が、140重量%未満で
はオーバーコート層の皮膜強度が低下し、耐薬品性等に
問題を生じ、又、2,000重量%を超えると、感度が
低下するばかりか、オーバーコート層にクラックが発生
するため好ましくない。
は、オルガノポリシロキサンに対して140〜2,00
0重量%、好ましくは200〜500重量%である。こ
こで、オルガノシランの添加量が、140重量%未満で
はオーバーコート層の皮膜強度が低下し、耐薬品性等に
問題を生じ、又、2,000重量%を超えると、感度が
低下するばかりか、オーバーコート層にクラックが発生
するため好ましくない。
【0034】又、金属アルコレート、金属アルコレート
とβ−ジケトン類、又はβ−ケトエステル類、或いはこ
れらの混合物のキレート化合物或いはその部分的加水分
解物の添加量は、オルガノポリシロキサン中の珪素原子
1モルに対して、0.001〜1.0モル、好ましくは
0.01〜0.5モルである。ここで、金属アルコレー
ト、金属アルコレートとβ−ジケトン類、又はβ−ケト
エステル類、或いはこれらの混合物のキレート化合物或
いはその部分的加水分解物の添加量が、0.001モル
未満であると、オルガノシランとオルガノポリシロキサ
ンの重縮合反応が十分に進行せず、又、1.0モルを超
えて多いと、オーバーコート層塗液の保存安定性が低下
してしまうため好ましくない。
とβ−ジケトン類、又はβ−ケトエステル類、或いはこ
れらの混合物のキレート化合物或いはその部分的加水分
解物の添加量は、オルガノポリシロキサン中の珪素原子
1モルに対して、0.001〜1.0モル、好ましくは
0.01〜0.5モルである。ここで、金属アルコレー
ト、金属アルコレートとβ−ジケトン類、又はβ−ケト
エステル類、或いはこれらの混合物のキレート化合物或
いはその部分的加水分解物の添加量が、0.001モル
未満であると、オルガノシランとオルガノポリシロキサ
ンの重縮合反応が十分に進行せず、又、1.0モルを超
えて多いと、オーバーコート層塗液の保存安定性が低下
してしまうため好ましくない。
【0035】感熱転写用受像シートの構成において、疎
水性の芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素等の有機溶剤に
可溶である染料染着性の熱可塑性樹脂からなる受像層上
にオーバーコート層を設ける場合には、受像層が膨潤す
ることにより表面を粗らしてしまったり、若しくは受像
層の一部或いは全てが溶解してしまう等の弊害を防ぐ目
的から、オーバーコート層塗液の溶媒としては、受像層
を形成している染料染着性の熱可塑性樹脂の貧溶媒を用
いることが好ましく、従って、本発明のオーバーコート
層であれば、染料染着性の熱可塑性樹脂の貧溶媒であ
る、水や親水性有機溶剤等を好適に用いることができ
る。
水性の芳香族炭化水素、脂肪族炭化水素等の有機溶剤に
可溶である染料染着性の熱可塑性樹脂からなる受像層上
にオーバーコート層を設ける場合には、受像層が膨潤す
ることにより表面を粗らしてしまったり、若しくは受像
層の一部或いは全てが溶解してしまう等の弊害を防ぐ目
的から、オーバーコート層塗液の溶媒としては、受像層
を形成している染料染着性の熱可塑性樹脂の貧溶媒を用
いることが好ましく、従って、本発明のオーバーコート
層であれば、染料染着性の熱可塑性樹脂の貧溶媒であ
る、水や親水性有機溶剤等を好適に用いることができ
る。
【0036】ここで、親水性溶剤としては、アルコール
類又は沸点が120℃以下である低沸点親水性有機溶剤
であり、アルコール類としては、例えば、1価アルコー
ル、又は、2価アルコールを挙げることができ、このう
ち1価アルコールとしては炭素数1〜8の飽和脂肪族ア
ルコールが好ましい。このようなアルコール類の具体例
としては、メタノール、エタノール、n−プロピルアル
コール、i−プロピルアルコール、n−ブチルアルコー
ル、sec−ブチルアルコール、t−ブチルアルコー
ル、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、エチレングリコールモノブチルエ
ーテル、酢酸エチレングリコールモノエチルエーテル等
を挙げることができる。又、低沸点親水性有機溶剤とし
ては、アセトン、テトラヒドロフラン等を挙げることが
できる。又、このような低沸点親水性有機溶剤は、金属
アルコレート、オルガノシラン、オルガノポリシロキサ
ンに対して任意の割合で用いることができる。
類又は沸点が120℃以下である低沸点親水性有機溶剤
であり、アルコール類としては、例えば、1価アルコー
ル、又は、2価アルコールを挙げることができ、このう
ち1価アルコールとしては炭素数1〜8の飽和脂肪族ア
ルコールが好ましい。このようなアルコール類の具体例
としては、メタノール、エタノール、n−プロピルアル
コール、i−プロピルアルコール、n−ブチルアルコー
ル、sec−ブチルアルコール、t−ブチルアルコー
ル、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリ
エチレングリコール、エチレングリコールモノブチルエ
ーテル、酢酸エチレングリコールモノエチルエーテル等
を挙げることができる。又、低沸点親水性有機溶剤とし
ては、アセトン、テトラヒドロフラン等を挙げることが
できる。又、このような低沸点親水性有機溶剤は、金属
アルコレート、オルガノシラン、オルガノポリシロキサ
ンに対して任意の割合で用いることができる。
【0037】本発明におけるオーバーコート層の硬化速
度を速めたり、硬化温度を低下させる目的から、硬化促
進剤を用いることが好ましい。このような硬化促進剤と
しては、ナフテン類、オクチル類、亜硝酸、亜硫酸、ア
ルミン類、炭酸等のアルカリ金属塩、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等のアルカリ性化合物、アルキルチ
タン酸、リン酸、p−トルエンスルホン酸、フタル酸等
の酸性化合物、エチレンジアミン、ヘキサンジアミン、
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テト
ラエチレンペンタミン、ピペリジン、ピペラジン、メタ
フェニレンジアミン、エタノールアミン、トリエチルア
ミン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−
(2−アミノエチル)−アミノプロピルメチルジメトキ
シシラン、γ−アニリノプロピルトリメトキシシラン等
のアミン化合物、有機スズオキサイドとエチルシリケー
ト、エチルシリケート40、マレイン酸ジメチル、マレ
イン酸ジエチル、フタル酸ジオクチル等のエステル化合
物との反応生成物からなる有機スズ化合物等が挙げられ
る。
度を速めたり、硬化温度を低下させる目的から、硬化促
進剤を用いることが好ましい。このような硬化促進剤と
しては、ナフテン類、オクチル類、亜硝酸、亜硫酸、ア
ルミン類、炭酸等のアルカリ金属塩、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム等のアルカリ性化合物、アルキルチ
タン酸、リン酸、p−トルエンスルホン酸、フタル酸等
の酸性化合物、エチレンジアミン、ヘキサンジアミン、
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テト
ラエチレンペンタミン、ピペリジン、ピペラジン、メタ
フェニレンジアミン、エタノールアミン、トリエチルア
ミン、γ−アミノプロピルトリエトキシシラン、γ−
(2−アミノエチル)−アミノプロピルメチルジメトキ
シシラン、γ−アニリノプロピルトリメトキシシラン等
のアミン化合物、有機スズオキサイドとエチルシリケー
ト、エチルシリケート40、マレイン酸ジメチル、マレ
イン酸ジエチル、フタル酸ジオクチル等のエステル化合
物との反応生成物からなる有機スズ化合物等が挙げられ
る。
【0038】このような硬化促進剤の添加量は、オルガ
ノポリシロキサンに対して0.0005〜6.5重量
%、好ましくは0.003〜4重量%である。
ノポリシロキサンに対して0.0005〜6.5重量
%、好ましくは0.003〜4重量%である。
【0039】このような金属アルコレート、オルガノシ
ラン及びオルガノポリシロキサンからなるオーバーコー
ト層塗液としては、市販のものを用いることができ、例
えば、日本合成ゴム(株)製の商品であるグラスカT2
101、グラスカB102、グラスカT2202A、グ
ラスカT2202B等を好適に用いることができる。
ラン及びオルガノポリシロキサンからなるオーバーコー
ト層塗液としては、市販のものを用いることができ、例
えば、日本合成ゴム(株)製の商品であるグラスカT2
101、グラスカB102、グラスカT2202A、グ
ラスカT2202B等を好適に用いることができる。
【0040】又、本発明のオーバーコート層には、感熱
転写用受像シートの耐光性を、より一層向上させる目的
から、酸化セリウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化イッ
トリウムの中から選ばれる少なくとも1種以上の金属酸
化物の微粒子を添加することが好ましい。これらの金属
酸化物の微粒子は、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェ
ノン系、フェニルサリチル酸系等に代表される有機系の
紫外線吸収剤と比較して、長期間安定に紫外線吸収能を
持続するため有効であり、その粒子径は0.1μm以
下、より好ましくは0.01μm以下である。
転写用受像シートの耐光性を、より一層向上させる目的
から、酸化セリウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化イッ
トリウムの中から選ばれる少なくとも1種以上の金属酸
化物の微粒子を添加することが好ましい。これらの金属
酸化物の微粒子は、ベンゾトリアゾール系、ベンゾフェ
ノン系、フェニルサリチル酸系等に代表される有機系の
紫外線吸収剤と比較して、長期間安定に紫外線吸収能を
持続するため有効であり、その粒子径は0.1μm以
下、より好ましくは0.01μm以下である。
【0041】以下に酸化セリウム、酸化チタン、酸化亜
鉛、酸化イットリウムの金属酸化物の微粒子の具体例を
示すが、本発明はこれに限定されるものではない。
鉛、酸化イットリウムの金属酸化物の微粒子の具体例を
示すが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0042】本発明における酸化セリウムとは、等軸晶
系、ホタル石型構造の結晶を有する白色、或いは淡黄色
の金属酸化物の微粒子であり、例えば、シュウ酸塩、炭
酸塩、硝酸塩、アンモニウム、硝酸セリウム等を高温に
熱した後に、希硝酸で洗浄して不純物(他の希塩酸化物
等)を除去するか、或いは金属セリウムを空気中で加熱
することによって得られる。このような酸化セリウム
は、その金属酸化物の微粒子中に多量の酸素を吸蔵する
ことができるため、触媒としても有用である。このよう
な酸化セリウムのゾルとしては、市販のものを用いるこ
とができ、例えば、超微粒子酸化セリウム、ニードラー
ルW−15、ニードラールU−15、ニードラールW−
100、ニードラールU−100(多木化学(株)製、
平均粒子径0.08μm、真比重1.21)等が挙げら
れる。
系、ホタル石型構造の結晶を有する白色、或いは淡黄色
の金属酸化物の微粒子であり、例えば、シュウ酸塩、炭
酸塩、硝酸塩、アンモニウム、硝酸セリウム等を高温に
熱した後に、希硝酸で洗浄して不純物(他の希塩酸化物
等)を除去するか、或いは金属セリウムを空気中で加熱
することによって得られる。このような酸化セリウム
は、その金属酸化物の微粒子中に多量の酸素を吸蔵する
ことができるため、触媒としても有用である。このよう
な酸化セリウムのゾルとしては、市販のものを用いるこ
とができ、例えば、超微粒子酸化セリウム、ニードラー
ルW−15、ニードラールU−15、ニードラールW−
100、ニードラールU−100(多木化学(株)製、
平均粒子径0.08μm、真比重1.21)等が挙げら
れる。
【0043】本発明における酸化チタンとは、結晶系に
よりルチル型とアナターゼ型に分類され、アナターゼ型
酸化チタンは、短波長の光に対して高反射率を示すた
め、白色度、着色力、遮蔽力に優れるが、結晶構造が不
安定であり、光化学的に活性であるため耐光性には劣
る。一方、ルチル型酸化チタンは、アナターゼ型酸化チ
タンに比べて、白色度、着色力や遮蔽力には劣るが、結
晶構造が安定であるため、耐光性に優れる。酸化チタン
の微粒子は、例えば、四塩化チタニウムの蒸気を酸水素
炎中で加水分解することにより製造され、平均粒子径が
0.005〜0.01μm、比重が1.04程度の酸化
チタンゾルが得られる。このような酸化チタンゾルとし
ては、市販のものを用いることができ、例えば、超微粒
子酸化チタンAUF−0015S(大阪チタニウム製造
(株)製、平均粒子径0.01〜0.02μm、真比重
3.8、嵩比重0.07〜0.1)、超微粒子酸化チタ
ンMT−150W、500B、600B(帝国加工
(株)製、平均粒子径0.005〜0.05μm)、超
微粒子酸化チタンTTO−55(N)(石原産業(株)
製、平均粒子径0.03〜0.04μm、真比重4.
2、嵩比重0.5〜0.7)等を挙げることができる。
よりルチル型とアナターゼ型に分類され、アナターゼ型
酸化チタンは、短波長の光に対して高反射率を示すた
め、白色度、着色力、遮蔽力に優れるが、結晶構造が不
安定であり、光化学的に活性であるため耐光性には劣
る。一方、ルチル型酸化チタンは、アナターゼ型酸化チ
タンに比べて、白色度、着色力や遮蔽力には劣るが、結
晶構造が安定であるため、耐光性に優れる。酸化チタン
の微粒子は、例えば、四塩化チタニウムの蒸気を酸水素
炎中で加水分解することにより製造され、平均粒子径が
0.005〜0.01μm、比重が1.04程度の酸化
チタンゾルが得られる。このような酸化チタンゾルとし
ては、市販のものを用いることができ、例えば、超微粒
子酸化チタンAUF−0015S(大阪チタニウム製造
(株)製、平均粒子径0.01〜0.02μm、真比重
3.8、嵩比重0.07〜0.1)、超微粒子酸化チタ
ンMT−150W、500B、600B(帝国加工
(株)製、平均粒子径0.005〜0.05μm)、超
微粒子酸化チタンTTO−55(N)(石原産業(株)
製、平均粒子径0.03〜0.04μm、真比重4.
2、嵩比重0.5〜0.7)等を挙げることができる。
【0044】本発明における酸化亜鉛としては、天然に
紅亜鉛酸として産出するが、一般には、亜鉛蒸気を空気
中で酸化して得られる。このような酸化亜鉛は、六方晶
系ウルノ鉱型の結晶構造を示す。酸化亜鉛のゾルとして
は、市販のものを用いることができ、例えば、酸化亜鉛
超微粒子ZnO−100(住友セメント(株)製、平均
粒子径0.009μm、真比重5.78、嵩比重0.
4)、酸化亜鉛超微粒子ZnO−200(住友セメント
(株)製、平均粒子径0.0016μm、真比重5.7
8、嵩比重0.31)等を挙げることができる。
紅亜鉛酸として産出するが、一般には、亜鉛蒸気を空気
中で酸化して得られる。このような酸化亜鉛は、六方晶
系ウルノ鉱型の結晶構造を示す。酸化亜鉛のゾルとして
は、市販のものを用いることができ、例えば、酸化亜鉛
超微粒子ZnO−100(住友セメント(株)製、平均
粒子径0.009μm、真比重5.78、嵩比重0.
4)、酸化亜鉛超微粒子ZnO−200(住友セメント
(株)製、平均粒子径0.0016μm、真比重5.7
8、嵩比重0.31)等を挙げることができる。
【0045】本発明における酸化イットリウムとは、ウ
ラン鉱やゼノタイム等を主要原料として製造され、蛍光
体やセラミックス添加剤(ジルコニア微粒子の安定化剤
として添加される等)等の用途に用いられている。この
ような酸化イットリウムは平均粒子径が1.5〜2.5
μm程度であり、その結晶は立方晶系である。本発明に
用いる酸化イットリウム微粒子の平均粒子径は0.00
5〜0.01μm程度のゾルである。
ラン鉱やゼノタイム等を主要原料として製造され、蛍光
体やセラミックス添加剤(ジルコニア微粒子の安定化剤
として添加される等)等の用途に用いられている。この
ような酸化イットリウムは平均粒子径が1.5〜2.5
μm程度であり、その結晶は立方晶系である。本発明に
用いる酸化イットリウム微粒子の平均粒子径は0.00
5〜0.01μm程度のゾルである。
【0046】これらの金属酸化物の微粒子の添加量とし
ては、オルガノポリシロキサンに対して、0.01〜1
0.0重量%が好ましく、より好ましくは0.05〜
5.0重量%である。金属酸化物の微粒子の添加量が
0.01重量%未満であると、オーバーコート層の紫外
線吸収効果が低く、金属酸化物の微粒子の無添加の場合
と比べて、感熱転写用受像シートの耐光性を飛躍的に向
上させることが困難である。又、添加量が10.0重量
%を超えると、オーバーコート層塗液の安定性やオーバ
ーコート層の耐薬品性が低下したり、又、コスト高にな
るため好ましくない。
ては、オルガノポリシロキサンに対して、0.01〜1
0.0重量%が好ましく、より好ましくは0.05〜
5.0重量%である。金属酸化物の微粒子の添加量が
0.01重量%未満であると、オーバーコート層の紫外
線吸収効果が低く、金属酸化物の微粒子の無添加の場合
と比べて、感熱転写用受像シートの耐光性を飛躍的に向
上させることが困難である。又、添加量が10.0重量
%を超えると、オーバーコート層塗液の安定性やオーバ
ーコート層の耐薬品性が低下したり、又、コスト高にな
るため好ましくない。
【0047】本発明におけるオーバーコート層の塗工量
は、乾燥固形分で0.05〜5.0g/m2が好ましく、よ
り好ましくは0.07〜2.0g/m2である。オーバーコ
ート層の塗工量が0.05g/m2未満であると、耐ブロッ
キング性、耐光性、耐可塑剤性、耐薬品性等が低下する
ため好ましくなく、又、塗工量が5.0g/m2を超える
と、感度が低下するため好ましくない。
は、乾燥固形分で0.05〜5.0g/m2が好ましく、よ
り好ましくは0.07〜2.0g/m2である。オーバーコ
ート層の塗工量が0.05g/m2未満であると、耐ブロッ
キング性、耐光性、耐可塑剤性、耐薬品性等が低下する
ため好ましくなく、又、塗工量が5.0g/m2を超える
と、感度が低下するため好ましくない。
【0048】本発明におけるオーバーコート層を受像層
上に塗設する方法としては、エアーナイフコーター、カ
ーテンコーター、ダイコーター、ブレードコーター、ゲ
ートロールコーター、バーコーター、ロッドコーター、
ロールコーター、グラビアコーター、オフセットグラビ
アコーター等の従来公知であるいずれの技術を使用して
も塗工することが使用出来る。又、必要に応じて受像層
上にコロナ放電処理やプラズマ処理等の易接着性処理を
施して受像層とオーバーコート層の接着性を向上させる
ことが出来る。
上に塗設する方法としては、エアーナイフコーター、カ
ーテンコーター、ダイコーター、ブレードコーター、ゲ
ートロールコーター、バーコーター、ロッドコーター、
ロールコーター、グラビアコーター、オフセットグラビ
アコーター等の従来公知であるいずれの技術を使用して
も塗工することが使用出来る。又、必要に応じて受像層
上にコロナ放電処理やプラズマ処理等の易接着性処理を
施して受像層とオーバーコート層の接着性を向上させる
ことが出来る。
【0049】本発明における感熱転写用受像シートの受
像層は、転写シートから移行して来る染料との親和性が
強く、染料が安定して受像層中へ拡散するものが好まし
く、染料染着性の高い熱可塑性樹脂を主成分とする。染
料染着性の高い熱可塑性樹脂としては、例えば、エステ
ル結合を有するものとしては、ポリエステル樹脂、ポリ
アクリル酸エステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、アクリ
レート樹脂等;又、ウレタン結合を有するものとして
は、ポリウレタン樹脂;アミド結合を有するものとして
は、ポリアミド樹脂(ナイロン);更に、ポリカプロラ
クトン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル樹
脂等が使用できる。又、上記樹脂の構成単位の内の1種
以上を主成分とする共重合体、例えば、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体、ウレタン−アクリル共重合体等を使
用することもでき、更に、上記樹脂を単独又は2種以上
混合して使用することも出来るが、色再現性と感度の点
から塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体が好ましく、更に
ヒドロキシアルキルアクリレート変性又はビニルアルコ
ール変性された塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体を用い
ることが特に好ましく、ヒドロキシアクリレート又はビ
ニルアルコールの含有率は10〜50重量%で、且つ共
重合体の平均分子量が5,000〜50,000範囲の
ものがより好ましい。このような共重合体は、ブロック
共重合体、グラフト共重合体、ランダム共重合体、交互
共重合体の何れであっても良い。
像層は、転写シートから移行して来る染料との親和性が
強く、染料が安定して受像層中へ拡散するものが好まし
く、染料染着性の高い熱可塑性樹脂を主成分とする。染
料染着性の高い熱可塑性樹脂としては、例えば、エステ
ル結合を有するものとしては、ポリエステル樹脂、ポリ
アクリル酸エステル樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、アクリ
レート樹脂等;又、ウレタン結合を有するものとして
は、ポリウレタン樹脂;アミド結合を有するものとして
は、ポリアミド樹脂(ナイロン);更に、ポリカプロラ
クトン樹脂、ポリ塩化ビニル、ポリアクリロニトリル樹
脂等が使用できる。又、上記樹脂の構成単位の内の1種
以上を主成分とする共重合体、例えば、塩化ビニル−酢
酸ビニル共重合体、ウレタン−アクリル共重合体等を使
用することもでき、更に、上記樹脂を単独又は2種以上
混合して使用することも出来るが、色再現性と感度の点
から塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体が好ましく、更に
ヒドロキシアルキルアクリレート変性又はビニルアルコ
ール変性された塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体を用い
ることが特に好ましく、ヒドロキシアクリレート又はビ
ニルアルコールの含有率は10〜50重量%で、且つ共
重合体の平均分子量が5,000〜50,000範囲の
ものがより好ましい。このような共重合体は、ブロック
共重合体、グラフト共重合体、ランダム共重合体、交互
共重合体の何れであっても良い。
【0050】更に、ヒドロキシアルキルアクリレート又
はビニルアルコール変性された塩化ビニル/酢酸ビニル
共重合体は、本発明の目的を阻害しない範囲で色々なモ
ノマーと共重合させたり、色々なポリマーにグラフト重
合させたものであってもかまわない。例えば、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル等の脂肪酸ビニルエステル類、
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、メタア
クリル酸エチル、アクリル酸ブチル等のアクリル酸又は
メタクリル酸類及びそのエステル類、マレイン酸ジエチ
ル、マレイン酸ジブチル、マレイン酸ジオクチル等のマ
レイン酸エステル類やメチルビニルエーテル、エチルビ
ニルエーテル、ラウリルビニルエーテル等のアルキルビ
ニルエーテル類等のモノマーを使用することができる。
はビニルアルコール変性された塩化ビニル/酢酸ビニル
共重合体は、本発明の目的を阻害しない範囲で色々なモ
ノマーと共重合させたり、色々なポリマーにグラフト重
合させたものであってもかまわない。例えば、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル等の脂肪酸ビニルエステル類、
アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、メタア
クリル酸エチル、アクリル酸ブチル等のアクリル酸又は
メタクリル酸類及びそのエステル類、マレイン酸ジエチ
ル、マレイン酸ジブチル、マレイン酸ジオクチル等のマ
レイン酸エステル類やメチルビニルエーテル、エチルビ
ニルエーテル、ラウリルビニルエーテル等のアルキルビ
ニルエーテル類等のモノマーを使用することができる。
【0051】受像層には必要により、可塑剤、顔料、湿
潤剤、消泡剤、分散剤、帯電防止剤、蛍光増白剤、紫外
線吸収剤、光安定化剤等の添加剤を添加することも出来
る。顔料としては、シリカ、アルミナ、酸化チタン、炭
酸カルシウム、カオリン、クレー、酸化亜鉛、硫酸バリ
ウム等に代表される無機質粒子を添加することができ、
又、受像層の塗工量は、 乾燥固形分で0.5〜30g
/m2の範囲が好ましい。
潤剤、消泡剤、分散剤、帯電防止剤、蛍光増白剤、紫外
線吸収剤、光安定化剤等の添加剤を添加することも出来
る。顔料としては、シリカ、アルミナ、酸化チタン、炭
酸カルシウム、カオリン、クレー、酸化亜鉛、硫酸バリ
ウム等に代表される無機質粒子を添加することができ、
又、受像層の塗工量は、 乾燥固形分で0.5〜30g
/m2の範囲が好ましい。
【0052】本発明における受像シートの支持体として
は、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の
合成紙、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリスチレン等の合成樹脂フィル
ム、アート紙、コート紙、上質紙、キャストコート紙、
ポリオレフィンラミネート紙等の従来公知であるいずれ
の支持体を使用することが出来る。又、必要に応じて上
記の任意の組み合わせによる積層体を支持体とすること
も出来る。これらの支持体の厚みは一般に5〜300μ
m程度が好ましい。
は、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の
合成紙、ポリオレフィン、ポリ塩化ビニル、ポリエチレ
ンテレフタレート、ポリスチレン等の合成樹脂フィル
ム、アート紙、コート紙、上質紙、キャストコート紙、
ポリオレフィンラミネート紙等の従来公知であるいずれ
の支持体を使用することが出来る。又、必要に応じて上
記の任意の組み合わせによる積層体を支持体とすること
も出来る。これらの支持体の厚みは一般に5〜300μ
m程度が好ましい。
【0053】又、必要に応じて支持体上に易接着性処理
を施して受像層との接着性を向上させる事や、クッショ
ン層を設けることにより、印画時の白抜けや濃度斑が少
なく、より再現性の良好な転写画像を得ることが出来
る。
を施して受像層との接着性を向上させる事や、クッショ
ン層を設けることにより、印画時の白抜けや濃度斑が少
なく、より再現性の良好な転写画像を得ることが出来
る。
【0054】支持体を易接着化する方法としては、上記
の様なコロナ放電処理、プラズマ処理等により支持体表
面を改質する方法や支持体と受像層の両者に対して接着
性の高い樹脂を塗工する方法等がある。かかる樹脂とし
ては、支持体と受像層の両方に対して接着性の良好な樹
脂がいずれも好適に使用しうるが、例えば、アクリル系
樹脂、塩化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ウレタン
系樹脂、スチレンブタジエン系樹脂、又はその共重合体
等が好ましい。又、クッション層を形成する素材として
は、例えば、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、酢酸
ビニル系樹脂、ウレタン系樹脂、スチレンブタジエン系
樹脂、又はその共重合体等が挙げられる。接着層及びク
ッション層の厚さは一般に1〜20μm程度が好まし
い。
の様なコロナ放電処理、プラズマ処理等により支持体表
面を改質する方法や支持体と受像層の両者に対して接着
性の高い樹脂を塗工する方法等がある。かかる樹脂とし
ては、支持体と受像層の両方に対して接着性の良好な樹
脂がいずれも好適に使用しうるが、例えば、アクリル系
樹脂、塩化ビニル系樹脂、酢酸ビニル系樹脂、ウレタン
系樹脂、スチレンブタジエン系樹脂、又はその共重合体
等が好ましい。又、クッション層を形成する素材として
は、例えば、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、酢酸
ビニル系樹脂、ウレタン系樹脂、スチレンブタジエン系
樹脂、又はその共重合体等が挙げられる。接着層及びク
ッション層の厚さは一般に1〜20μm程度が好まし
い。
【0055】本発明において、支持体の受像層と反対側
に転写時のロール滑り性や裏面の筆記性を付与する為
に、無機微粉末や帯電防止剤を添加した裏面層を設ける
ことも出来る。かかる帯電防止剤としては、界面活性
剤、例えば、陽イオン型界面活性剤(第4級アンモニウ
ム塩、ポリアミン誘導体等)、陰イオン型界面活性剤
(アルキルホスフェート等)、両性イオン型界面活性剤
又はノニオン型界面活性剤等が挙げられる。
に転写時のロール滑り性や裏面の筆記性を付与する為
に、無機微粉末や帯電防止剤を添加した裏面層を設ける
ことも出来る。かかる帯電防止剤としては、界面活性
剤、例えば、陽イオン型界面活性剤(第4級アンモニウ
ム塩、ポリアミン誘導体等)、陰イオン型界面活性剤
(アルキルホスフェート等)、両性イオン型界面活性剤
又はノニオン型界面活性剤等が挙げられる。
【0056】本発明に用いられる転写シートには、支持
体上に染料を含有する色材層を設けたものであって、印
画したときに所望の色相を転写できるように染料を選択
し、必要に応じて、染料の異なる2層以上の色材層を支
持体上に並べて形成されてもよい。例えば、イエロー、
マゼンタ、シアンの3色の色材層を並べるか、或いはイ
エロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色の色材層
を並べてカラーコピーを得ることができる。
体上に染料を含有する色材層を設けたものであって、印
画したときに所望の色相を転写できるように染料を選択
し、必要に応じて、染料の異なる2層以上の色材層を支
持体上に並べて形成されてもよい。例えば、イエロー、
マゼンタ、シアンの3色の色材層を並べるか、或いはイ
エロー、マゼンタ、シアン及びブラックの4色の色材層
を並べてカラーコピーを得ることができる。
【0057】本発明に用いられる転写シートの支持体と
しては、従来公知のものがいずれも使用でき、例えば、
ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリカーボ
ネート、ポリアセタール、ポリオレフィン、ポリイミ
ド、ポリフェニレンサルファイド、ポリスルホン及びセ
ルロースエーテル等のフィルム、グラシン紙及びコンデ
ンサー紙等が挙げられる。転写シートの支持体の厚み
は、一般的に1〜30μmであり、耐熱性とサーマルヘ
ッドから印加される熱エネルギー損失の観点から決定さ
れる。又、支持体と色材層の接着性を向上させたり、或
いは染料の拡散浸透を防止する等の目的から、必要に応
じて支持体に下塗り層を設けてもよく、色材層を塗設す
る側とは反対の面に、サーマルヘッドとのブロッキング
を防ぐ目的から、耐熱滑性層を設けることができる。こ
の耐熱滑性層は、ポリマーバインダーを含有した、或い
は含有しない潤滑物質、例えば、界面活性剤、滑剤から
なる。
しては、従来公知のものがいずれも使用でき、例えば、
ポリエチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリカーボ
ネート、ポリアセタール、ポリオレフィン、ポリイミ
ド、ポリフェニレンサルファイド、ポリスルホン及びセ
ルロースエーテル等のフィルム、グラシン紙及びコンデ
ンサー紙等が挙げられる。転写シートの支持体の厚み
は、一般的に1〜30μmであり、耐熱性とサーマルヘ
ッドから印加される熱エネルギー損失の観点から決定さ
れる。又、支持体と色材層の接着性を向上させたり、或
いは染料の拡散浸透を防止する等の目的から、必要に応
じて支持体に下塗り層を設けてもよく、色材層を塗設す
る側とは反対の面に、サーマルヘッドとのブロッキング
を防ぐ目的から、耐熱滑性層を設けることができる。こ
の耐熱滑性層は、ポリマーバインダーを含有した、或い
は含有しない潤滑物質、例えば、界面活性剤、滑剤から
なる。
【0058】本発明に用いられる転写シートの色材層と
しては、基本的には、熱によって昇華するか、或いは可
動性になり受像層中へ拡散浸透する染料とポリマーバイ
ンダーを含有してなり、支持体の一方の面上に0.1〜
5μm程度の乾燥膜厚になるように塗設される。このよ
うな色材層に用いる染料としては、従来公知であるいず
れの染料を用いることができ、例えば、メチン系染料、
アゾピロリドン系染料、アゾピラロゾン系染料、メロシ
アニン系染料、ピラゾリジンジオン系染料、複素環式ア
ゾ系染料、インダニリン系染料、アントラキノン系染
料、ジアゾシアノ系染料等の分散染料が挙げられ、これ
らの染料は、単独、或いは2種以上を混合して使用する
ことが出来る。
しては、基本的には、熱によって昇華するか、或いは可
動性になり受像層中へ拡散浸透する染料とポリマーバイ
ンダーを含有してなり、支持体の一方の面上に0.1〜
5μm程度の乾燥膜厚になるように塗設される。このよ
うな色材層に用いる染料としては、従来公知であるいず
れの染料を用いることができ、例えば、メチン系染料、
アゾピロリドン系染料、アゾピラロゾン系染料、メロシ
アニン系染料、ピラゾリジンジオン系染料、複素環式ア
ゾ系染料、インダニリン系染料、アントラキノン系染
料、ジアゾシアノ系染料等の分散染料が挙げられ、これ
らの染料は、単独、或いは2種以上を混合して使用する
ことが出来る。
【0059】又、上記の染料と共に用いられるバインダ
ー樹脂としては、従来公知のものがいずれも使用でき、
例えば、ポリアミド系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリルアミ
ド、ポリメチルメタクリレート等のポリアクリル系樹
脂、ビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、セルロー
ス系樹脂、ポリビニルブチラール、エチレン−ビニルア
ルコール共重合体等のポリビニルアルコール系樹脂、メ
チルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース等のセルロース系樹脂、ポリスチレンテルペ
ン系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレ
フィン系樹脂等が挙げられ、これらのバインダー樹脂
は、単独、或いは2種以上を混合して用いることがで
き、このようなバインダー樹脂は、例えば、染料100
重量%当たり、80〜100重量%程度の割合で用いる
のが好ましい。
ー樹脂としては、従来公知のものがいずれも使用でき、
例えば、ポリアミド系樹脂、エポキシ系樹脂、ポリエス
テル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ポリアクリルアミ
ド、ポリメチルメタクリレート等のポリアクリル系樹
脂、ビニル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、セルロー
ス系樹脂、ポリビニルブチラール、エチレン−ビニルア
ルコール共重合体等のポリビニルアルコール系樹脂、メ
チルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース等のセルロース系樹脂、ポリスチレンテルペ
ン系樹脂、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレ
フィン系樹脂等が挙げられ、これらのバインダー樹脂
は、単独、或いは2種以上を混合して用いることがで
き、このようなバインダー樹脂は、例えば、染料100
重量%当たり、80〜100重量%程度の割合で用いる
のが好ましい。
【0060】
【作用】本発明によれば、感熱転写用受像シートの受像
層上に、金属アルコレート、オルガノシラン、オルガノ
ポリシロキサンの重縮合反応により形成されるポリシロ
キサンポリマーを主成分としてなるオーバーコート層を
設けると、紫外線による劣化に非常に強く、高硬度で、
且つその緻密さから皮脂、汗、可塑剤や各種溶剤等の付
着物が受像層中へ浸入することがないため、感熱転写用
受像シートの画像保存性が格段に向上する。更に、この
ようなオーバーコート層塗液は、水、又は親水性有機溶
剤、或いはこれらの混合物を溶媒に用いるため、受像層
の膨潤や溶解を起こすことなく塗工ができ、感度の低下
を防ぐことができる。
層上に、金属アルコレート、オルガノシラン、オルガノ
ポリシロキサンの重縮合反応により形成されるポリシロ
キサンポリマーを主成分としてなるオーバーコート層を
設けると、紫外線による劣化に非常に強く、高硬度で、
且つその緻密さから皮脂、汗、可塑剤や各種溶剤等の付
着物が受像層中へ浸入することがないため、感熱転写用
受像シートの画像保存性が格段に向上する。更に、この
ようなオーバーコート層塗液は、水、又は親水性有機溶
剤、或いはこれらの混合物を溶媒に用いるため、受像層
の膨潤や溶解を起こすことなく塗工ができ、感度の低下
を防ぐことができる。
【0061】
【実施例】次に、本発明を実施例によって、更に詳細に
説明するが、本発明の内容はこれらに限定されるもので
はない。又、実施例に於いて示す「部」及び「%」は、
いずれも重量部及び重量%を示す。
説明するが、本発明の内容はこれらに限定されるもので
はない。又、実施例に於いて示す「部」及び「%」は、
いずれも重量部及び重量%を示す。
【0062】なお、評価用の転写シートは、以下のよう
にして作製した。 [転写シートの作製]膜厚5.0μmの耐熱処理を施し
た2軸延伸ポリエステルフィルム上に、下記配合の耐熱
滑性層塗液を、ワイヤーバーで、乾燥塗工量が5.0g/
m2となるよう塗工乾燥し、140W/cm2の高圧水銀灯で
紫外線照射を行い硬化した。
にして作製した。 [転写シートの作製]膜厚5.0μmの耐熱処理を施し
た2軸延伸ポリエステルフィルム上に、下記配合の耐熱
滑性層塗液を、ワイヤーバーで、乾燥塗工量が5.0g/
m2となるよう塗工乾燥し、140W/cm2の高圧水銀灯で
紫外線照射を行い硬化した。
【0063】 (耐熱滑性層塗液配合) TMPTA(第一工業製薬、トリメチロールフ゜ロハ゜ントリアクリレートモノマー) 10.0部リホ゜キシ SP1509(昭和高分子) 20.0部トレフィル E500(東レ・タ゛ウコーニンク゛シリコーン、ホ゜リマーハ゜ウタ゛ー) 9.0部 KF-393(信越シリコーン、シリコーンオイル) 0.3部コロネート L(日本ホ゜リウレタン、イソシアネート化合物) 0.3部 Darocur1173(メルク、開始剤) 0.4部 酢酸エチル 40.0部イソフ゜ロヒ゜ルアルコール 20.0部
【0064】更に、耐熱滑性層と反対側の面に下記配合
の色材層塗液をボールミルで2日間粉砕後、ワイヤーバ
ーで、乾燥塗工量が1.50g/m2となるように塗工乾燥
し、転写シートを作製した。 (色材層塗液配合)カヤセットフ゛ルー 906(日本化薬、昇華性染料) 10.0部エチルセルロース 10.0部サイロイト゛ 244(富士テ゛ヒ゛ソン、シリカ) 10.0部イソフ゜ロヒ゜ルアルコール 30.0部
の色材層塗液をボールミルで2日間粉砕後、ワイヤーバ
ーで、乾燥塗工量が1.50g/m2となるように塗工乾燥
し、転写シートを作製した。 (色材層塗液配合)カヤセットフ゛ルー 906(日本化薬、昇華性染料) 10.0部エチルセルロース 10.0部サイロイト゛ 244(富士テ゛ヒ゛ソン、シリカ) 10.0部イソフ゜ロヒ゜ルアルコール 30.0部
【0065】(評価方法)以下に挙げた実施例及び比較
例の各感熱転写用受像シートは、次の方法で評価を行っ
た。
例の各感熱転写用受像シートは、次の方法で評価を行っ
た。
【0066】(1)接着性 各感熱転写用受像シートの受像層を設けた側の最外面に
ついて、碁盤目テープ剥離試験を行い、下記の基準で評
価した。 なお、評価基準の数値は、100等分となるよう
にカットされた最外面のテープ剥離後でも脱落しなかっ
た残存個数である。 ◎:100個(全く剥離しない) ○:90個〜99個 △:70個〜89個 ×:0〜69個
ついて、碁盤目テープ剥離試験を行い、下記の基準で評
価した。 なお、評価基準の数値は、100等分となるよう
にカットされた最外面のテープ剥離後でも脱落しなかっ
た残存個数である。 ◎:100個(全く剥離しない) ○:90個〜99個 △:70個〜89個 ×:0〜69個
【0067】(2)耐ブロッキング性 各感熱転写用受像シートのオーバーコート層と転写シー
トの色材層を対向して重ね合わせ、三菱電気(株)製昇
華型熱転写プリンターS3600−30でシアンステツ
プウエッジチャートを連続10枚印画したときの、10
枚目の感熱転写用受像シートにおけるブロッキングの度
合いを下記の基準で目視評価した。 ◎:ブロッキングは全く発生せず良好な印画ができた。 ○:極微小部分でブロッキングが発生したが、転写画像
の品質に大きく影響しなかった。 △:部分的なブロッキングが発生し、転写画像の品質が
劣った。 ×:ブロッキングが酷く、転写画像の品質が著しく劣っ
た。
トの色材層を対向して重ね合わせ、三菱電気(株)製昇
華型熱転写プリンターS3600−30でシアンステツ
プウエッジチャートを連続10枚印画したときの、10
枚目の感熱転写用受像シートにおけるブロッキングの度
合いを下記の基準で目視評価した。 ◎:ブロッキングは全く発生せず良好な印画ができた。 ○:極微小部分でブロッキングが発生したが、転写画像
の品質に大きく影響しなかった。 △:部分的なブロッキングが発生し、転写画像の品質が
劣った。 ×:ブロッキングが酷く、転写画像の品質が著しく劣っ
た。
【0068】(3)感度 シアンステツプウエッジチャートを印画した後、最高感
度部分の転写濃度をマクベスRD−919反射濃度計を
用いて光学濃度値として測定した。
度部分の転写濃度をマクベスRD−919反射濃度計を
用いて光学濃度値として測定した。
【0069】(4)耐光性 シアンステツプウエッジチャートを印画したのみの最高
感度部分の光学濃度値と、0.39W/m2のキセノン光
を、ブラックパネル温度65℃、湿度60%RHの条件
下で500時間連続照射した後の最高感度部分の光学濃
度値を用いて、下記数1から残存率を算出した。
感度部分の光学濃度値と、0.39W/m2のキセノン光
を、ブラックパネル温度65℃、湿度60%RHの条件
下で500時間連続照射した後の最高感度部分の光学濃
度値を用いて、下記数1から残存率を算出した。
【0070】
【数1】残存率(%)=(照射後の光学濃度値/照射前
の光学濃度値)×100
の光学濃度値)×100
【0071】(5)耐可塑剤性 シアンステップウエッジチャート上にジオクチルフタレ
ートを40重量%含有有する塩化ビニルフィルムを1Kg
/cm2の荷重をかけて圧着し、40℃、70%RHの条件
で2週間放置した後の転写画像の滲みを、下記の基準で
目視評価した。 ◎:転写画像の滲みは全く見られなかった。 ○:ルーペを用いて観察すると微小な滲みが確認できた
が、転写画像の品質に大きく影響しない。 △:転写画像の滲みがはっきりと確認でき、転写画像の
品質が劣った。 ×:滲みが酷く、転写画像の品質が著しく劣った。
ートを40重量%含有有する塩化ビニルフィルムを1Kg
/cm2の荷重をかけて圧着し、40℃、70%RHの条件
で2週間放置した後の転写画像の滲みを、下記の基準で
目視評価した。 ◎:転写画像の滲みは全く見られなかった。 ○:ルーペを用いて観察すると微小な滲みが確認できた
が、転写画像の品質に大きく影響しない。 △:転写画像の滲みがはっきりと確認でき、転写画像の
品質が劣った。 ×:滲みが酷く、転写画像の品質が著しく劣った。
【0072】(6)耐傷性 各感熱転写用受像シートの受像層を設けた側の最外面に
ついて、鉛筆硬度試験を行い、膜硬度の評価を行った。
ついて、鉛筆硬度試験を行い、膜硬度の評価を行った。
【0073】(7)耐薬品性 各感熱転写用受像シートの受像層を設けた側の最外面上
に、A液:アセトン+イソプロピルアルコール(1+
1)及びB液:5.0%硫酸水溶液を各々5.0ml滴
下し、24時間放置後の膜の状態を下記の基準で目視評
価した。 ◎:白化、着色、膨潤や溶解は全く見られず良好であっ
た。 ○:極微小なの白化又は着色がみられた。 △:滴下部分全体に膨潤が起こっていた。 ×:滴下部分の塗膜は完全に溶解してしまった。
に、A液:アセトン+イソプロピルアルコール(1+
1)及びB液:5.0%硫酸水溶液を各々5.0ml滴
下し、24時間放置後の膜の状態を下記の基準で目視評
価した。 ◎:白化、着色、膨潤や溶解は全く見られず良好であっ
た。 ○:極微小なの白化又は着色がみられた。 △:滴下部分全体に膨潤が起こっていた。 ×:滴下部分の塗膜は完全に溶解してしまった。
【0074】実施例1 支持体として、厚さ150μmの合成紙(王子油化合成
(株)製、商品名ユポ)を用い、表面に下記配合の受像
層塗液をワイヤーバーにより乾燥塗工量が5.0g/m2と
なるように塗工して、乾燥温度80℃で1分間の乾燥を
行った。 (受像層塗液配合) VAGH(ユニオンカーハ゛イト、塩化ヒ゛ニル/酢酸ヒ゛ニル/ヒト゛ロキシアクリル共重合体) 65.0部シ゛ー 2ーエチルヘキシルフタレート 20.0部ニッホ゜ラン 5196(日本ホ゜リウレタン工業、ホ゜リカーホ゛ネートシ゛オール) 10.0部コロネート C(日本ホ゜リウレタン工業、イソシアネート) 5.0部トルエン 200.0部メチルエチルケトン 200.0部
(株)製、商品名ユポ)を用い、表面に下記配合の受像
層塗液をワイヤーバーにより乾燥塗工量が5.0g/m2と
なるように塗工して、乾燥温度80℃で1分間の乾燥を
行った。 (受像層塗液配合) VAGH(ユニオンカーハ゛イト、塩化ヒ゛ニル/酢酸ヒ゛ニル/ヒト゛ロキシアクリル共重合体) 65.0部シ゛ー 2ーエチルヘキシルフタレート 20.0部ニッホ゜ラン 5196(日本ホ゜リウレタン工業、ホ゜リカーホ゛ネートシ゛オール) 10.0部コロネート C(日本ホ゜リウレタン工業、イソシアネート) 5.0部トルエン 200.0部メチルエチルケトン 200.0部
【0075】更に、受像層上に下記配合Aのオーバーコ
ート層塗液に、硬化促進剤としてγ−アミノプロピルト
リエトキシシランを1部加えた後に、ワイヤーバーによ
り乾燥塗工量が0.07g/m2となるように塗工して、乾
燥温度120℃で10分間の乾燥を行い、実施例1の感
熱転写用受像シートを得た。 (オーハ゛ーコート層塗液配合A)以下の各成分を還流冷却器及
び攪拌器を備えた反応機に入れ、60℃に加熱して5時
間反応させてオーバーコート層塗液配合Aとした。エチルアセトアセテートアルミニウムイソフ゜ロヒ゜レート 0.1部メチルトリメトキシシラン 69.0部 XR31232(東芝シリコーン、オルカ゛ノホ゜リシロキサン) 30.0部イソフ゜ロヒ゜ルアルコール 120.0部 水 20.0部
ート層塗液に、硬化促進剤としてγ−アミノプロピルト
リエトキシシランを1部加えた後に、ワイヤーバーによ
り乾燥塗工量が0.07g/m2となるように塗工して、乾
燥温度120℃で10分間の乾燥を行い、実施例1の感
熱転写用受像シートを得た。 (オーハ゛ーコート層塗液配合A)以下の各成分を還流冷却器及
び攪拌器を備えた反応機に入れ、60℃に加熱して5時
間反応させてオーバーコート層塗液配合Aとした。エチルアセトアセテートアルミニウムイソフ゜ロヒ゜レート 0.1部メチルトリメトキシシラン 69.0部 XR31232(東芝シリコーン、オルカ゛ノホ゜リシロキサン) 30.0部イソフ゜ロヒ゜ルアルコール 120.0部 水 20.0部
【0076】実施例2 オーバーコート層塗液配合を下記配合Bとした以外は、
実施例1と同様にして作製し、実施例2の感熱転写用受
像シートを得た。 (オーハ゛ーコート層塗液配合B)エチルアセトアセテートアルミニウムイソフ゜ロヒ゜レート 0.1部メチルトリメトキシシラン 69.0部 XR31232(東芝シリコーン、オルカ゛ノホ゜リシロキサン) 15.0部シ゛メチルシ゛メトキシシラン 15.0部イソフ゜ロヒ゜ルアルコール 120.0部 水 20.0部
実施例1と同様にして作製し、実施例2の感熱転写用受
像シートを得た。 (オーハ゛ーコート層塗液配合B)エチルアセトアセテートアルミニウムイソフ゜ロヒ゜レート 0.1部メチルトリメトキシシラン 69.0部 XR31232(東芝シリコーン、オルカ゛ノホ゜リシロキサン) 15.0部シ゛メチルシ゛メトキシシラン 15.0部イソフ゜ロヒ゜ルアルコール 120.0部 水 20.0部
【0077】実施例3 オーバーコート層塗液配合を下記配合Cとし、且つ硬化
促進剤をグラスカH501(日本合成ゴム)16部とし
た以外は、実施例1と同様にして作製し、実施例3の感
熱転写用受像シートを得た。 (オーハ゛ーコート層塗液配合C)ク゛ラスカ T2101(日本コ゛ム合成社製;ホ゜リシロキサンホ゜リマー) 50.0部イソフ゜ロヒ゜ルアルコール 150.0部メタノール 150.0部
促進剤をグラスカH501(日本合成ゴム)16部とし
た以外は、実施例1と同様にして作製し、実施例3の感
熱転写用受像シートを得た。 (オーハ゛ーコート層塗液配合C)ク゛ラスカ T2101(日本コ゛ム合成社製;ホ゜リシロキサンホ゜リマー) 50.0部イソフ゜ロヒ゜ルアルコール 150.0部メタノール 150.0部
【0078】実施例4 オーバーコート層塗液配合を下記配合Dとし、且つ硬化
促進剤をグラスカH501(日本合成ゴム)2.6部と
した以外は、実施例1と同様にして作製し、実施例4の
感熱転写用受像シートを得た。 (オーハ゛ーコート層塗液配合D)ク゛ラスカ B102(日本コ゛ム合成社製;ホ゜リシロキサンホ゜リマー) 50.0部イソフ゜ロヒ゜ルアルコール 150.0部メタノール 150.0部
促進剤をグラスカH501(日本合成ゴム)2.6部と
した以外は、実施例1と同様にして作製し、実施例4の
感熱転写用受像シートを得た。 (オーハ゛ーコート層塗液配合D)ク゛ラスカ B102(日本コ゛ム合成社製;ホ゜リシロキサンホ゜リマー) 50.0部イソフ゜ロヒ゜ルアルコール 150.0部メタノール 150.0部
【0079】実施例5 オーバーコート層塗液配合を下記配合Eとし、乾燥塗工
量を0.05g/m2とした以外は、実施例1と同様にして
作製し、実施例5の感熱転写用受像シートを得た。 (オーハ゛ーコート層塗液配合E)ク゛ラスカ T2202A(日本コ゛ム合成社製;ホ゜リシロキサンホ゜リマー) 15.0部ク゛ラスカ T2202B(日本コ゛ム合成社製;ホ゜リシロキサンホ゜リマー) 5.0部イソフ゜ロヒ゜ルアルコール 150.0部メタノール 150.0部 水 80.0部
量を0.05g/m2とした以外は、実施例1と同様にして
作製し、実施例5の感熱転写用受像シートを得た。 (オーハ゛ーコート層塗液配合E)ク゛ラスカ T2202A(日本コ゛ム合成社製;ホ゜リシロキサンホ゜リマー) 15.0部ク゛ラスカ T2202B(日本コ゛ム合成社製;ホ゜リシロキサンホ゜リマー) 5.0部イソフ゜ロヒ゜ルアルコール 150.0部メタノール 150.0部 水 80.0部
【0080】実施例6〜10 表1に示した乾燥塗工量とした以外は、実施例1と同様
にして作製し、実施例6〜10の感熱転写用受像シート
を得た。
にして作製し、実施例6〜10の感熱転写用受像シート
を得た。
【0081】実施例11〜16 表1に示したオーバーコート層配合とした以外は、実施
例1と同様にして作製し、実施例11〜16の感熱転写
用受像シートを得た。
例1と同様にして作製し、実施例11〜16の感熱転写
用受像シートを得た。
【0082】比較例1〜5 表1に示した乾燥塗工量とした以外は、実施例1と同様
にして作製し、比較例1〜5の感熱転写用受像シートを
得た。
にして作製し、比較例1〜5の感熱転写用受像シートを
得た。
【0083】比較例6 オーバーコート層塗液配合において、エチルアセトアセ
テートアルミニウムイソプロピレートを用いなかった以
外は、実施例1と同様にして作製し、比較例6の感熱転
写用受像シートを得た。
テートアルミニウムイソプロピレートを用いなかった以
外は、実施例1と同様にして作製し、比較例6の感熱転
写用受像シートを得た。
【0084】比較例7 オーバーコート層塗液配合において、オルガノポリシロ
キサンを用いなかった以外は、実施例1と同様にして作
製し、比較例7の感熱転写用受像シートを得た。
キサンを用いなかった以外は、実施例1と同様にして作
製し、比較例7の感熱転写用受像シートを得た。
【0085】比較例8 オーバーコート層塗液配合において、メチルトリメトキ
シシランを用いなかった以外は、実施例1と同様にして
作製し、比較例8の感熱転写用受像シートを得た。
シシランを用いなかった以外は、実施例1と同様にして
作製し、比較例8の感熱転写用受像シートを得た。
【0086】比較例9 オーバーコート層塗液配合を下記配合Fとした以外は、
実施例1と同様にして作製し、比較例9の感熱転写用受
像シートを得た。 (オーハ゛ーコート層塗液配合F) X22-3667(信越化学、エホ゜キシ変性シリコーンオイル) 18.8部 BN-04(第一工業製薬、イソシアネート) 1.0部 CAT-64(第一工業製薬、硬化触媒) 0.2部トルエン 100.0部 酢酸エチル 280.0部
実施例1と同様にして作製し、比較例9の感熱転写用受
像シートを得た。 (オーハ゛ーコート層塗液配合F) X22-3667(信越化学、エホ゜キシ変性シリコーンオイル) 18.8部 BN-04(第一工業製薬、イソシアネート) 1.0部 CAT-64(第一工業製薬、硬化触媒) 0.2部トルエン 100.0部 酢酸エチル 280.0部
【0087】比較例10 オーバーコート層塗液配合を下記配合Gとした以外は、
実施例1と同様にして作製し、比較例10の感熱転写用
受像シートを得た。 (オーハ゛ーコート層塗液配合G) KF-393(信越化学、アミノ変性シリコーンオイル) 14.0部 X22-343(信越化学、エホ゜キシ変性シリコーンオイル) 4.8部アシ゛リシ゛ン 1.2部メチルエチルケトン 100.0部トルエン 100.0部 酢酸エチル 80.0部
実施例1と同様にして作製し、比較例10の感熱転写用
受像シートを得た。 (オーハ゛ーコート層塗液配合G) KF-393(信越化学、アミノ変性シリコーンオイル) 14.0部 X22-343(信越化学、エホ゜キシ変性シリコーンオイル) 4.8部アシ゛リシ゛ン 1.2部メチルエチルケトン 100.0部トルエン 100.0部 酢酸エチル 80.0部
【0088】比較例11 オーバーコート層を設けずに、受像層配合を下記配合と
した以外は、実施例1と同様にして作製し、比較例11
の感熱転写用受像シートを得た。 (受像層塗液配合) VAGH(ユニオンカーハ゛イト、塩化ヒ゛ニル/酢酸ヒ゛ニル/ヒト゛ロキシアクリル共重合体) 60.0部シ゛ー 2ーエチルヘキシルフタレート 20.0部ニッホ゜ラン 5196(日本ホ゜リウレタン工業、ホ゜リカーホ゛ネートシ゛オール) 10.0部コロネート C(日本ホ゜リウレタン工業、イソシアネート) 5.0部クリヤマー UA53F(三洋化成、フッ素アクリル・シリコン・ウレタンフ゛ロックホ゜リマー) 4.5部フロラート゛ F430(3M、フッ素型界面活性剤) 0.5部トルエン 200.0部メチルエチルケトン 200.0部
した以外は、実施例1と同様にして作製し、比較例11
の感熱転写用受像シートを得た。 (受像層塗液配合) VAGH(ユニオンカーハ゛イト、塩化ヒ゛ニル/酢酸ヒ゛ニル/ヒト゛ロキシアクリル共重合体) 60.0部シ゛ー 2ーエチルヘキシルフタレート 20.0部ニッホ゜ラン 5196(日本ホ゜リウレタン工業、ホ゜リカーホ゛ネートシ゛オール) 10.0部コロネート C(日本ホ゜リウレタン工業、イソシアネート) 5.0部クリヤマー UA53F(三洋化成、フッ素アクリル・シリコン・ウレタンフ゛ロックホ゜リマー) 4.5部フロラート゛ F430(3M、フッ素型界面活性剤) 0.5部トルエン 200.0部メチルエチルケトン 200.0部
【0089】比較例12 オーバーコート層を設けずに、受像層配合を下記配合と
した以外は、実施例1と同様にして作製し、比較例12
の感熱転写用受像シートを得た。 (受像層塗液配合) VAGH(ユニオンカーハ゛イト、塩化ヒ゛ニル/酢酸ヒ゛ニル/ヒト゛ロキシアクリル共重合体) 60.0部シ゛ー 2ーエチルヘキシルフタレート 20.0部ニッホ゜ラン 5196(日本ホ゜リウレタン工業、ホ゜リカーホ゛ネートシ゛オール) 10.0部コロネート C(日本ホ゜リウレタン工業、イソシアネート) 5.0部 KF-393(信越化学、アミノ変性シリコーンオイル) 3.0部 XS2-343(信越化学、エホ゜キシ変性シリコーンオイル) 2.0部トルエン 200.0部メチルエチルケトン 200.0部
した以外は、実施例1と同様にして作製し、比較例12
の感熱転写用受像シートを得た。 (受像層塗液配合) VAGH(ユニオンカーハ゛イト、塩化ヒ゛ニル/酢酸ヒ゛ニル/ヒト゛ロキシアクリル共重合体) 60.0部シ゛ー 2ーエチルヘキシルフタレート 20.0部ニッホ゜ラン 5196(日本ホ゜リウレタン工業、ホ゜リカーホ゛ネートシ゛オール) 10.0部コロネート C(日本ホ゜リウレタン工業、イソシアネート) 5.0部 KF-393(信越化学、アミノ変性シリコーンオイル) 3.0部 XS2-343(信越化学、エホ゜キシ変性シリコーンオイル) 2.0部トルエン 200.0部メチルエチルケトン 200.0部
【0090】
【表1】
【0091】実施例1〜16及び比較例1〜11の評価
結果をまとめて表2に示した。
結果をまとめて表2に示した。
【0092】
【表2】
【0093】(評価)本発明による実施例1〜16の感
熱転写用受像シートでは、受像層上に金属アルコレー
ト、オルガノシラン及びポリオルガノシロキサンの重縮
合物からなるオーバーコート層が適切な塗工量で塗設さ
れているため、接着性、耐ブロッキング性が良好で、高
感度であり、且つ耐光性、耐可塑剤性、耐傷性及び耐薬
品性等の保存安定性に優れていた。特に実施例11〜1
6の感熱転写用受像シートでは、オーバーコート層中に
酸化セリウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化イットリウ
ムの中から選ばれる少なくとも1種の金属酸化物の微粒
子が含有されていることから、より一層耐光性に優れた
感熱転写用受像シートが得られた。
熱転写用受像シートでは、受像層上に金属アルコレー
ト、オルガノシラン及びポリオルガノシロキサンの重縮
合物からなるオーバーコート層が適切な塗工量で塗設さ
れているため、接着性、耐ブロッキング性が良好で、高
感度であり、且つ耐光性、耐可塑剤性、耐傷性及び耐薬
品性等の保存安定性に優れていた。特に実施例11〜1
6の感熱転写用受像シートでは、オーバーコート層中に
酸化セリウム、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化イットリウ
ムの中から選ばれる少なくとも1種の金属酸化物の微粒
子が含有されていることから、より一層耐光性に優れた
感熱転写用受像シートが得られた。
【0094】しかしながら、比較例1、2及び4の感熱
転写用受像シートでは、オーバーコート層の塗工量が少
なすぎたため、耐光性、耐可塑剤性、耐傷性及び耐薬品
性等に劣った。一方、比較例3及び5の感熱転写用受像
シートでは、オーバーコート層の塗工量が多すぎたた
め、感度が低下した。比較例6の感熱転写用受像シート
では、オーバーコート層中に金属アルコレートが、比較
例7では、オーバーコート層中にポリオルガノシロキサ
ンが、又、比較例8の感熱転写用受像シートでは、オー
バーコート層中にオルガノシランが各々含有されていな
かったため、感度が低く、ブロッキングが発生し、保存
性も悪く、且つ耐光性及び耐薬品性試験後にオーバーコ
ート層にクラックが発生した。又、比較例9及び10の
感熱転写用受像シートは、従来公知のオーバーコート層
であるため、オーバーコート層塗工時に受像層が膨潤
し、表面が粗れて感度が低下し、接着性に劣り、且つ画
像保存性が悪かった。比較例11及び12の感熱転写用
受像シートは、オーバーコート層を設けずに受像層中に
離型剤を添加したものであるため、感度が低く、画像保
存性が悪かった。
転写用受像シートでは、オーバーコート層の塗工量が少
なすぎたため、耐光性、耐可塑剤性、耐傷性及び耐薬品
性等に劣った。一方、比較例3及び5の感熱転写用受像
シートでは、オーバーコート層の塗工量が多すぎたた
め、感度が低下した。比較例6の感熱転写用受像シート
では、オーバーコート層中に金属アルコレートが、比較
例7では、オーバーコート層中にポリオルガノシロキサ
ンが、又、比較例8の感熱転写用受像シートでは、オー
バーコート層中にオルガノシランが各々含有されていな
かったため、感度が低く、ブロッキングが発生し、保存
性も悪く、且つ耐光性及び耐薬品性試験後にオーバーコ
ート層にクラックが発生した。又、比較例9及び10の
感熱転写用受像シートは、従来公知のオーバーコート層
であるため、オーバーコート層塗工時に受像層が膨潤
し、表面が粗れて感度が低下し、接着性に劣り、且つ画
像保存性が悪かった。比較例11及び12の感熱転写用
受像シートは、オーバーコート層を設けずに受像層中に
離型剤を添加したものであるため、感度が低く、画像保
存性が悪かった。
【0095】
【発明の効果】本発明の感熱転写用受像シートは、受像
層上に、金属アルコレート、オルガノシラン、ポリオル
ガノシロキサンを必須成分とし、これらの成分を重縮合
したポリシロキサンポリマーからなるオーバーコート層
を設けることにより、紫外線による劣化に非常に強く、
高硬度で、且つその緻密さから皮脂、汗、可塑剤や各種
溶剤等の付着物が受像層中へ浸入することがないため、
感熱転写用受像シートの画像保存性が格段に向上する。
層上に、金属アルコレート、オルガノシラン、ポリオル
ガノシロキサンを必須成分とし、これらの成分を重縮合
したポリシロキサンポリマーからなるオーバーコート層
を設けることにより、紫外線による劣化に非常に強く、
高硬度で、且つその緻密さから皮脂、汗、可塑剤や各種
溶剤等の付着物が受像層中へ浸入することがないため、
感熱転写用受像シートの画像保存性が格段に向上する。
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体上に、熱転写媒体からの熱移行性
染料を受容する受像層を設けた感熱転写用受像シートに
おいて、該受像層上に、金属アルコレート、オルガノシ
ラン、並びにオルガノポリシロキサンを必須成分とする
重縮合物からなるポリシロキサンポリマーを乾燥固形分
で0.05〜5.0g/m2塗工したオーバーコート層を設
けてなることを特徴とする感熱転写用受像シート。 - 【請求項2】 オーバーコート層中に、酸化セリウム、
酸化チタン、酸化亜鉛及び酸化イットリウムから選ばれ
る少なくとも1種以上の金属酸化物の微粒子を含有する
ことを特徴とする請求項1記載の感熱転写用受像シー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6219714A JPH0880683A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 感熱転写用受像シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6219714A JPH0880683A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 感熱転写用受像シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0880683A true JPH0880683A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16739826
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6219714A Pending JPH0880683A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 感熱転写用受像シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0880683A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101243443B1 (en) * | 2004-11-02 | 2013-03-13 | Thermal transfer sheet |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP6219714A patent/JPH0880683A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101243443B1 (en) * | 2004-11-02 | 2013-03-13 | Thermal transfer sheet |
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