JPH088104Y2 - 薄膜形成用の溝付き凹版ロール - Google Patents

薄膜形成用の溝付き凹版ロール

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JPH088104Y2
JPH088104Y2 JP1989083927U JP8392789U JPH088104Y2 JP H088104 Y2 JPH088104 Y2 JP H088104Y2 JP 1989083927 U JP1989083927 U JP 1989083927U JP 8392789 U JP8392789 U JP 8392789U JP H088104 Y2 JPH088104 Y2 JP H088104Y2
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JP
Japan
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ink
thin film
intaglio roll
groove
printing
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JP1989083927U
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JPH0329373U (ja
Inventor
尚 礒
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Nissha Printing Co Ltd
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Nissha Printing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、常に所定の濃度のインキで薄膜を形成する
ために、版胴の表面に残留インキ排除用の薄部が形成さ
れた凹版ロールに関するものである。 本考案に係る薄膜形成用の溝付き凹版ロールは、主と
して吸湿性の高いインキや揮発性溶剤を使用するインキ
など特に外気の環境に悪影響を及ぼされ易いインキを用
いて、液晶配向膜などの機能性薄膜を形成するための薄
膜形成装置に用いると好適なものである。
【従来の技術】
本出願人は、液晶配向膜などの機能性薄膜を形成する
ための薄膜形成装置を出願している(特開昭62-202736
号)。この薄膜形成装置は次のような構成である。 つまり、多数のインキセルを版胴表面に有しかつ回転
自在に支持された凹版ロールと、印刷の一サイクル毎に
供給されるインキを凹版ロールのインキセル内に充填す
るドクターと、所望のパターン形状に形成された凸部を
版胴表面に有しかつ凹版ロールの下方に回転自在に支持
されており凹版ロールのインキセル内のインキを前記凸
部に受取り被印刷物に転移させる印刷ロールと、その下
方の凹版ロールおよび印刷ロールの回転と同期してスラ
イド移動する定盤とを備えている。被印刷物は定盤の上
に載置されて定盤とともにスライド移動する。 ところで、液晶配向膜などの機能性薄膜を形成するに
は、主として吸湿性の高いインキや揮発性溶剤を使用す
るインキなどのように外気の環境に悪影響を及ぼされ易
いインキが使用されている。そのため、この薄膜形成装
置には、次のようなインキ供給方法が採用されている。 つまり、凹版ロールの表面になるべく近づけて設置さ
れたインキ供給部のノズルからインキを適量滴下する。
次に凹版ロールの回転とともに凹版ロールの表面に供給
されたインキをドクターで凹版ロールのインキセル内に
充填し余分なインキをかきとる。このような工程を印刷
の一サイクル毎に繰り返す。
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このような従来のインキの供給方法では、次
のような問題点が生じていた。 つまり、ドクターによってかきとられた余分なインキ
は、残留インキとして凹版ロールとドクターとによって
形成された空間、いわゆるインキ溜りに停留する。停留
している残留インキは、外気に接するため吸湿したり、
溶剤が揮発したりする。その結果、残留インキは固形分
の濃度が変化したものとなって、次の印刷工程にまで持
ち越される。この残留インキが、次の印刷工程において
新たに供給されるインキと混合される。したがって、イ
ンキの固形分の濃度は被印刷物への印刷の一サイクル毎
に異なったものとなる。印刷が終了した被印刷物はイン
キ中の溶剤を飛散させるために加熱がおこなわれ固形分
のみが残り薄膜が形成される。そして、この薄膜の膜厚
はこの固形分だけによって決定されることになる。した
がって、前記のような従来のインキの供給方法ではイン
キの固形分の濃度が一定しなかったので、できあがった
薄膜の膜厚も全印刷物を通して一定しないものになって
しまっていた。 この薄膜形成装置によって形成される液晶配向膜など
は、微妙な膜厚の違いでもその品質が大きく影響される
ものであり、膜厚の均一性とそれにともなう一定した正
確な機能の再現性が特に要求されるのである。
【課題を解決するための手段】
そこで、本考案では、インキ溜りの残留インキが印刷
の一サイクル毎に排除され、常に所定の固形分の濃度の
インキが印刷に使用できるようにするために、薄膜形成
用の凹版ロールの版胴表面の一方のエッジから他方のエ
ッジにかけて連続した溝部を印刷に供さない部分に設け
ることによって以上の問題点を解消した。 まず、本考案の薄膜形成用の溝付き凹版ロールについ
て図面を参照しながら説明する。 第1図は、本考案の薄膜形成用の溝付き凹版ロールの
一実施例を示す斜視図である。1は凹版ロール、2は溝
部、3はドクター、4はパターン部、5はインキ供給部
である。なお、図面は図示を明瞭にするために、構成要
素の相対的寸法関係を無視して誇張して描いてある。 凹版ロール1は、たとえば胴製芯などの版胴表面にメ
ッキ層が形成されているものなどで、版胴の表面には多
数のインキセルよりなるパターン部4を有している。 溝部2は凹版ロール1の版胴表面のうちの印刷に供さ
ない部分を利用して形成されるものであり、凹版ロール
1の一方のエッジから他方のエッジにかけて連続して形
成される。その形状としては次のように種々考えられ
る。一つの態様として、溝部2が直線のものが考えられ
る。この場合には凹版ロール1の母線に対して角度を持
たせるように形成することによって、残留インキの排除
効率を高めることができる。あるいは別の態様として、
溝部2の形状をV字状にすることも考えられる。この場
合には残留インキの排除行路を短くし排除時間を短縮す
るとともに凹版ロール版面の印刷に供するパターン形成
可能な面積を広げることができる。この溝部2の角度に
ついては、ロールの大きさ、回転速度などに応じて残留
インキを最も排除し易いように形成される。 溝部2の幅、深度はその時使用されているインキの固
形分の濃度や粘度などによって印刷に悪影響のないよう
に適宜調節する。
【作用】
インキがインキ溜りに供給され、凹版ロールが回転し
ドクターによって余分なインキはかきとられ残留インキ
として残る。回転が進みドクターが凹版ロールの版胴表
面の溝部にさしかかるとインキ溜りの残留インキは溝部
に落ち込む。ドクターが溝部を通過し終わるまでの間
に、残留インキは次々と溝部に落ち込んで行き排除され
る。その後インキ溜りに新しいインキが供給され、残留
インキによる影響のない所定の固形分の濃度のインキに
よって印刷ができる。 なお、本考案の薄膜形成用の溝付き凹版ロールは、前
記した薄膜形成装置だけでなく、凹版ロールとドクター
とが備わったクラビア印刷装置などにおいて広く使用さ
れその効果を発揮できるものである。
【考案の効果】
本考案の薄膜形成用の溝付き凹版ロールは、版胴表面
の一方のエッジから他方のエッジにかけて連続した溝部
が印刷に供さない部分に形成されているから、残留した
インキは印刷の一サイクル毎に凹版ロールの版胴表面の
端から端まで綺麗に排除される。したがって、この溝付
き凹版ロールを薄膜形成装置に用いると、印刷の一サイ
クル毎に常に所定の固形分の濃度を有したインキで薄膜
を形成することができるので常に一定した膜厚を得るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の薄膜形成用の溝付き凹版ロールの一
実施例を示す斜視図である 1……凹版ロール、2……溝部、3……ドクター、4…
…パターン部、5……インキ供給部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】版胴表面の一方のエッジから他方のエッジ
    にかけて連続した溝部が印刷に供さない部分に形成され
    ていることを特徴とする薄膜形成用の溝付き凹版ロー
    ル。
JP1989083927U 1989-07-17 1989-07-17 薄膜形成用の溝付き凹版ロール Expired - Lifetime JPH088104Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989083927U JPH088104Y2 (ja) 1989-07-17 1989-07-17 薄膜形成用の溝付き凹版ロール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989083927U JPH088104Y2 (ja) 1989-07-17 1989-07-17 薄膜形成用の溝付き凹版ロール

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0329373U JPH0329373U (ja) 1991-03-22
JPH088104Y2 true JPH088104Y2 (ja) 1996-03-06

Family

ID=31632004

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989083927U Expired - Lifetime JPH088104Y2 (ja) 1989-07-17 1989-07-17 薄膜形成用の溝付き凹版ロール

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JP (1) JPH088104Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59169897A (ja) * 1983-03-17 1984-09-25 Toppan Printing Co Ltd 印刷版

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0329373U (ja) 1991-03-22

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