JPH0881483A - アスコルビン酸−イノシトール結合体またはその塩、ならびにその製造方法 - Google Patents
アスコルビン酸−イノシトール結合体またはその塩、ならびにその製造方法Info
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Abstract
用等の本来の有用特性を実質的に損うことなくアスコル
ビン酸の保存安定性を向上させること。 【構成】 下記式(1) 【化1】
Description
性に優れた化粧品および医薬品等に適用可能な新規なア
スコルビン酸−イノシトール結合体及びその製造法およ
び用途に関する。
の栄養であることはよく知られている。その内ビタミン
CであるL−アスコルビン酸は、抗酸化作用を始めとし
て、広範囲の生理・薬理作用を有するので、化粧品,医
薬品,食品等に広く用いられている。しかし、ビタミン
Cは熱や光に対して不安定で、長期間にわたって上記効
果を奏することは困難である。そのため、例えば化粧品
として使用した混合皮膚上での安定性に欠ける性質があ
り、その使用形態に制約を受けているのが実情である。
は、ビタミンCの持つ活性が保存によっても失われな
い、きわめて安定なビタミンC誘導体を提供するもので
ある。本発明は該誘導体の製造法も提供する。
物の細胞で合成されている化合物で、動物では脱毛症や
脂肪肝、発育不全等の欠乏症も認められるビタミンB群
の一つであり、保湿剤、抗脂肝剤として化粧品、医薬品
等に用いられている。さらに、lP3 lP4 に代表され
るイノシトールリン酸およびPlP2 に代表されるイノ
シトールリン脂質は、細胞内セカンドメッセンジャーと
して生体内情報伝達機能に重要な役割を演じる化合物で
ある。6分子のリン酸が結合したフィチン酸は、化粧品
分野でキレート剤として用いられている。
びイノシトールに酵素的に分解されて、薬理的にはビタ
ミンC作用及びイノシトール作用を同時に併せ有し、さ
らに皮膚への吸収の優れた化合物であるため、医薬品、
化粧品、食品および飼料等への適用が可能である。
種々のアスコルビン酸−イノシトール結合誘導体を合成
し、その安定性を試験した結果、下記式(I):
が優れた安定性を有し、医薬品および化粧品等に適用で
きることを見出した。
記式(II):
(IV):
れる化合物と一般式(V):
して、一般式(VI):
R4 及びR5 基を酸性条件下又は還元条件下で脱離させ
ることにより製造することができる。
(VII):
される化合物と一般式(III):
して、一般式(VI):
R4 及びR5 基を酸性条件下又は還元条件下で脱離させ
ることにより製造することができる。
は、例えば次のようにして調製することができる。
(例:ジイソプロピルアミン)とを有機溶媒中−10〜
70℃で2〜30時間反応させ、ビスアミノモノハロゲ
ノホスフィンを得、これとアルコール(例:ベンジルア
ルコール)とを有機溶媒中、塩基触媒存在下−10〜3
5℃で2〜10時間反応させることにより製造すること
ができる。
る。
アミンとしては、例えばジイソプロピルアミン,ジ−t
−ブチルアミン,モルホリン,チオモルホリン,ピロリ
ジン,ピペリジン,2,6−ジメチルピロリジン,ピペ
ラジン,トリメチルシリルジイソプロピルアミン,トリ
メチルシリルジイソプロピルアミン,トリメチルシリル
ジ−t−ブチルアミン等が挙げられるが、これらに限定
されるものではない。
は、リン酸トリエステルを形成した際に水酸基の保護基
として作用するものであればいずれでもよいが、実用
上、メタノール,アリルアルコール,β−シクロプロピ
ルエタノール,t−ブタノール,ベンジルアルコール,
トリクロロエタノール,トリブロモエタノール,フェノ
ール等が好適なものとして挙げられる。
ては、反応工程中で原料、生成物、及び触媒と反応しな
い不活性溶媒が好ましく、例えば、ジエチルエーテル,
テトラヒドロフラン,ベンゼン,トルエン,キシレン,
ヘキサン等が好適なものとして挙げられるが、これらに
限定されるものではない。
体は、例えば次のようにして調製することができる。
アルデヒドをジメチルホルムアミド溶媒中、トルエンで
共沸脱水しながら反応させた後、エタノール溶媒中p−
トルエンスルホン酸存在下室温で反応させ、トランス型
の保護基のみを選択的に加溶媒分解する。
ール体とハロゲン化ベンジルとを水酸化カリウム存在
下、沸騰還流下で反応させた後、80%酢酸水溶液中、
沸騰還流下で反応させ、1,2−O−保護基を加水分解
する。
体をハロゲン化ベンジルと共にベンゼン溶媒中、水酸化
ナトリウム存在下、沸騰還流下で反応させることにより
製造することができる。
る。
トン及びアルデヒドとしては、例えばアセトン,シクロ
ペンタノン,シクロヘキサノン,ベンズアルデヒド,4
−メトキシベンズアルデヒド,2,4−ジメトキシベン
ズアルデヒド,4−ジメチルアミノベンズアルデヒド,
2−ニトロベンズアルデヒド等が好適なものとして挙げ
られる。
は、例えば次のようにして調製することができる。
在下で、アスコルビン酸をアセトン溶媒中室温下で反応
させる。
L−アスコルビン酸をハロゲン化ベンジル又はモノハロ
ゲン化ジメチルエーテルと共にジメチルホルムアミド溶
媒中、重炭酸カリウム又は炭酸カリウム存在下で反応さ
せることにより調製することができる。
る。
はメトキシメチル基を表す。〕本発明に用いられる化合
物(IV)は、例えば次のようして製造することができ
る。
と式(III)で示されるイノシトール誘導体とを有機
溶媒中、縮合剤存在下0〜30℃で20〜80時間、好
ましくは60〜80時間反応させることにより得る。
例えば次のようにして製造することができる。
と式(V)で示されるアスコルビン酸誘導体とを有機溶
媒中、縮合剤存在下0〜30℃で0.5〜5時間反応さ
せることにより得る。
えば次のようにして製造することができる。
と式(V)で示されるアスコルビン酸誘導体とを有機溶
媒中、縮合剤存在下0〜30℃で0.5〜5時間反応さ
せた後、引き続き−20〜0℃で酸化剤を添加し、1〜
5時間反応させることにより得る。
ロアミダイトと式(III)で示されるイノシトール誘
導体とを有機溶媒中、縮合剤存在下0〜30℃で30〜
50時間反応させた後、引き続き−20〜0℃で酸化剤
を添加し、1〜5時間反応させることにより得る。
I)及び(VI)の製造に用いられる有機溶媒として
は、反応工程中で原料、生成物及び触媒等と反応しない
不活性溶媒が好ましく、実用上、ジクロロメタン,アセ
トニトリル等が好適なものとして挙げられるが、これら
に限定されるものではない。
ては、1H−テトラゾール,ジイソプロピルアンモニウ
ムテトラゾリド等が好適なものとして挙げられるが、こ
れらに限定されるものではない。
いられる酸化剤としては、過酸化水素,1−ブチルヒド
ロペルオキシド,m−クロロ過安息香酸,ジベンゾイル
ペルオキシド等の過酸化物,ヨウ素及びイオウ等が好適
なものとして挙げられるが、これらに限定されるもので
はない。
される結合体のアスコルビン酸側の5,6−O−保護基
を常法にしたがい、例えば化合物(VI)を有機溶媒に
溶解し濃塩酸を添加する等により酸性条件下で脱離さ
せ、引き続き3−O−保護基及びイノシトール側の保護
基を常法にしたがい、例えば有機溶媒に溶解し活性炭に
担持したパラジウム触媒存在下で接触水素添加する等に
より、還元条件下で脱離させることにより製造する。
コルビン酸側の3,5,6−O−保護基を常法にしたが
い、例えは化合物(VI)を有機溶媒に溶解し濃塩酸を
添加する等により酸性条件下で脱離させ、引き続きイノ
シトール側の保護基を常法にしたがい、例えば有機溶媒
に溶解し活性炭に担持したパラジウム触媒存在下で接触
水素添加する等により、還元条件下で脱離させることに
より製造する。
アスコルビン酸側の3,5,6−O−保護基及びイノシ
トール側の保護基を常法にしたがい、例えば化合物(I
V)を有機溶媒に溶解し活性炭に担持したパラジウム触
媒存在下で接触水素添加する等により、還元条件下で脱
離させることにより製造する。
を更に詳細に説明する。
スフィンの製法 三塩化リン80gをn−ヘキサン100mlに溶解し氷
浴で0℃に冷却した。これにn−ヘキサン1リットルに
溶解したジイソプロピルアミン325mlを2時間かけ
て滴下した。その後、ゆっくりと室温まで温度を上げ、
さらに沸騰還流下30時間攪拌を行った。
酸塩を濾別し、n−ヘキサンで洗浄した。濾液を減圧蒸
留するとビス(ジイソプロピルアミノ)クロロホスフィ
ンの白色結晶が85g(収率55%)得られた。
た。
4H,−(CH3 )2 ,J=7.0Hz)、2.8〜
4.5(m,4H,N−CH−,J=7.0Hz)31 P−NMR(CDCl3 ,δ):140.8 MS;(i−Pr2 N)2 PCl+ (18),(i−P
r2 N)2 P+ (41),i−Pr2 NPCl+ (10
0),i−Pr2 NPH+ (76),i−PrNP+
(82),i−PrNPHCl+ (46) 〔参考例2〕 化合物(II)の製法 ビス(ジイソプロピルアミノ)クロロホスフィン3.0
gをジエチルエーテル30mlに溶解し−10℃に冷却
した。これにベンジルアルコール1.0g及びトリエチ
ルアミン1.1gをジエチルエーテル5mlで希釈した
溶液を0℃を越えないように5分間で滴下した。その
後、ゆっくりと温度を上げ、さらに室温下で2時間攪拌
を行った。
し、0℃に冷却したn−ヘキサンで洗浄した。濾液を減
圧蒸留するとベンジルオキシビス(ジイソプロピルアミ
ノ)ホスフィンの透明油状物が3.4g(収率100
%)得られた。
た。
H,−(CH3 )2,J=7.0Hz)、2.9〜4.
1(m,4H,N−CH−,J=7.0Hz)、4.6
7(d,2H,Ph−CH2 −O,J=7.0Hz)、
7.30(s,5H,−C6 H5 ) 〔参考例3〕 DL−1,2−O−シクロヘキシリデン
−myo−イノシトール製法 ジィーン・スターク(Dean−Stark)を付した
反応器にmyo−イノシトール47.0gおよびシクロ
ヘキサノン410mlをジメチルホルムアミド460m
lおよびトルエン100mlに懸濁させた後、10%パ
ラトルエンスルホン酸/ジメチルホルムアミド溶液12
mlを添加し、沸騰還流下で11時間攪拌した。途中、
2時間おきに10%パラトルエンスルホン酸/ジメチル
ホルムアミド溶液を12mlづつ4回添加し、生成水
(26.5ml)を分離除去した。
ル1リットルに溶解し、不溶物を濾去した。濾液から晶
析した結晶を濾別し、1%トリエチルアミン/エタノー
ル溶液で洗浄した後乾燥すると、DL−1,2−O−シ
クロヘキシリデン−myo−イノシトールの綿状白色結
晶が66.6g(収率98%)得られた。
た。
0H,>CC5 H10)、3.2(dd,1H,J12=
2.75Hz,J16=9.45Hz)、3.3(t,1
H,J54=J56=9.45Hz)、3.4(dd,1
H,J32=2.75Hz,J34=9.45Hz)、3.
5(t,1H,J61=J65=9.45Hz)、3.8
(t,1H,J45=J43=9.45Hz)、4.2
(t,1H,J21=J23=2.75Hz) 〔参考例4〕 DL−1,4,5,6−テトラ−O−ベ
ンジル−myo−イノシトールの製法 DL−1,2−O−シクロヘキシリデン−myo−イノ
シトール6.3gおよび水酸化カリウム17.9gを塩
化ベンジル31.5mlに懸濁させ、沸騰還流下で2時
間攪拌した。反応終了後、水50mlを添加し、塩化メ
チレンで3回抽出した。減圧下溶媒を留去すると、山吹
色油状物が21.6g得られた。
沸騰還流下4時間還流した。減圧下溶媒を留去した後、
残差をトルエン17.5mlに溶解し、攪拌しながらn
−ヘキサン50mlを滴下した。晶析した結晶を濾別
し、トルエン/n−ヘキサンの混合溶媒で洗浄した後乾
燥すると、DL−1,4,5,6−テトラ−O−ベンジ
ル−myo−イノシトールの白色粉末結晶が5.4g
(収率83%)得られた。
た。
H,J12=2.75Hz,J16=9.45Hz)、3.
4(t,1H,J54=J56=9.45Hz)、3.5
(dd,1H,J32=2.75Hz,J34=9.45H
z)、3.8(t,1H,J61=J65=9.45H
z)、4.0(t,1H,J45=J43=9.45H
z)、4.2(t,1H,J21=J23=2.75H
z)、4.6〜5.0(m,8H,Ph−CH2 O)、
7.1(s,20H,−C6 H5 ) 〔参考例5〕 化合物(III)の製法 DL−1,4,5,6−テトラ−O−ベンジル−myo
−イノシトール10.8gおよび塩化ベンジル3.8g
をベンゼン200mlに溶解した後、水酸化ナトリウム
10.8gを添加し、沸騰還流下で5時間攪拌した。
ーテルで抽出した。飽和食塩水で洗浄した後、無水硫酸
ナトリウムで乾燥した。減圧下溶媒を留去すると淡黄色
結晶が13.1g得られた。
に付し、n−ヘキサン/酢酸エチル(10:1)の混液
で溶出することにより精製すると、1,3,4,5,6
−ペンタ−O−ベンジル−myo−イノシトールの白色
粉末結晶が10.0g(収率79%)得られた。
た。
H,J12=2.75Hz,J16=9.45Hz)、3.
4(dd,1H,J32=2.75Hz,J34=9.45
Hz)、3.5(t,1H,J54=J56=9.45H
z)、4.0(t,1H,J61=J65=9.45H
z)、4.0(t,1H,J45=J43=9.45H
z)、4.2(t,1H,J21=J23=2.75H
z)、4.6〜5.0(m,10H,Ph−CH2 −
O)、7.1(s,25H,−C6 H5 ) 〔参考例6〕 化合物(V)の製法 5,6−O−イソプロピリデン−L−アスコルビン酸2
1.6gをジメチルホルムアミド50mlに溶解し、重
炭酸カリウム10.2g及び18−クラウン−6−エー
テル1.5gを加えた。これに臭化ベンジル17.1g
を加え、室温下で45時間攪拌を行った。
lを加え、水及び飽和食塩水で3回づつ洗浄した。有機
層を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧下溶媒を
留去した。残留物をイソプロピルエーテルから再結晶す
ると、3−O−ベンジル−5,6−O−イソプロピリデ
ン−L−アスコルビン酸の白色粉末結晶が15.5g
(収率51%)得られた。
た。
H,C−(CH3 )2,J=8.24Hz)、3.26
(d,1H,−OH,J=5.18Hz)、4.06
(m,2H,J6a5 =6.72Hz,J6b5 =8.54
Hz,J6a6b=24.3Hz)、4.25(ddd,1
H,J54=3.66Hz,J56a =6.72Hz,J
56b =9.96Hz)、4.57(d,1H,J45=
3.66Hz)、5.51(s,2H,Ph−CH2 −
O)、7.2(s,5H,−C6 H5 ) 〔α〕20 D :+22°(C=1,メタノール)
イノシトール3.15gおよび1H−テトラゾール0.
39gを秤り取り十分に窒素置換を行った後、乾燥塩化
メチレン30mlに溶解した。これに、ベンジルオキシ
ビス(ジイソプロピルアミノ)ホスフィン2.1mlを
添加し、室温下で3日間攪拌を行った。
および飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで
乾燥した後、減圧下溶媒を留去した。
に付し、n−ヘキサン/トリエチルアミン(50:1)
の混液で溶出することにより精製すると、2−O−ベン
ジルオキシジイソプロピルアミノホスフィン−1,3,
4,5,6−ペンタ−O−ベンジル−myo−イノシト
ールの白色粉末結晶が2.60g(収率60%)得られ
た。
た。
5(dd,12H,−(CH3 )2 ,J=7.0H
z)、3.2〜3.8(m,2H,N−CH−)、3.
4(dd,1H,J12=2.75Hz,J16=9.45
Hz)、3.4(dd,1H,J32=2.75Hz,J
34=9.45Hz)、3.5(t,1H,J54=J56=
9.45Hz)、4.0(t,1H,J61=J65=9.
45Hz)、4.0(t,1H,J45=J43=9.45
Hz)、4.2(t,1H,J21=J23=2.75H
z)、4.6〜5.0(m,8H,Ph〜CH2 −
O)、5.15(d,2H,Ph−CH2 −O,J=
7.60Hz)、5.48(s,2H,Ph−CH2 −
O)、7.30(s,30H,−C6 H5 ) 〔実施例2〕 化合物(VI)の合成 2−O−ベンジルオキシジイソプロピルアミノホスフィ
ン−1,3,4,5,6−ペンタ−O−ベンジル−my
o−イノシトール2.60g,1H−テトラゾール0.
95gおよび3−O−ベンジル−5,6−O−イソプロ
ピリデン−L−アスコルビン酸1.05gを秤り取り十
分に窒素置換を行った。乾燥塩化メチレン30mlに溶
解した後、室温下で4日間攪拌を行った。
ロロ過安息香酸3.70gを添加した。氷浴を除き、引
き続き1時間攪拌を行った。
ナトリウム水溶液、飽和重曹水でおよび飽和食塩水で洗
浄した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下溶媒
を留去した。
ィに付し、n−ヘキサン/酢酸エチル(3:1)の混液
で溶出することにより精製すると、3−O−ベンジル−
5,6−O−イソプロピリデン−2−(1,3,4,
5,6−ペンタ−O−ベンジル−myo−イノシトール
−2−リン酸ベンジル)−L−アスコルビン酸の白色結
晶が2.05g(収率64%)得られた。
た。
4(d,6H,C−(CH3 )2,J=6.41H
z)、3.50(dd,1H,J1’2’=2.44H
z,J1’6’=9.46Hz)、3.52(t,1
H,J5’4’=J5’6’=9.46Hz)、3.5
4(dd,1H,J3’2’=2.44Hz,J3’
4’=9.46Hz)、3.89(m,2H,J6a5 =
6.7Hz,J6b5 =8.64Hz,J6a6b=24.3
Hz)、3.95(t,1H,J6’1’=J6’5’
=9.46Hz)、4.22(ddd,1H,J54=
3.66Hz,J56a =6.72Hz,J56b =8.9
6Hz)、4.15(t,1H,J4’5’=J4’
3’=9.46Hz)、4.55(d,1H,J45=
3.66Hz)、4.58,4.64(ABq,2H,
Ph−CH2 −O,JPH=10.68Hz)、4.79
(d,2H,Ph−CH2 −O,J=11.60H
z)、4.84,4.86(ABq,2H,Ph−CH
2 −O,JPH=10.68Hz)、4.87,4.92
(ABq,2H,Ph−CH2 −O,JPH=10.68
Hz)、4.8〜5.0(m,4H,Ph−CH2 −
O)、5.49(ddd,1H,J2’1’=J2’
3’=2.75Hz,JPH=11.29Hz)、5.8
1(d,2H,Ph−CH2 −O,J=11.60H
z)、7.2〜7.5(m,35H,−C6 H5 )11 P−NMR(CDCl3 ,δ):−4.34 〔実施例3〕 化合物(VII)の合成 3−O−ベンジル−5,6−O−イソプロピリデン−L
−アスコルビン酸1.53gおよび1H−テトラゾール
0.40gを秤り取り十分に窒素置換を行った後、乾燥
塩化メチレン30mlに溶解した。これに、ベンジルオ
キシビス(ジイソプロピルアミン)ホスフィン2.1m
lを添加し、室温下で1時間攪拌を行った。
および飽和食塩水で洗浄した。無水硫酸マグネシウムで
乾燥した後、減圧下溶媒を留去した。
に付し、n−ヘキサン/酢酸エチル/トリエチルアミン
(50:2:1)の混液で溶出することにより精製する
と、3−O−ベンジル−2−O−ベンジルオキシジイソ
プロピルアミノホスフィン−5,6−O−イソプロピリ
デン−L−アスコルビン酸の透明油状物が2.61g
(収率96%)得られた。
た。
5(dd,12H,−(CH3 )2 ,J=6.9H
z)、1.39(s,6H,C−(CH3 )2 )、3.
2〜3.8(m,2H,N−CH−)、3.89(m,
2H,J6a5 =6.71Hz,J6b5 =8.64Hz,
J6a6b=24.3Hz)、4.22(ddd,1H,J
54=3.66Hz,J56a =6.72Hz,J56b =
8.96Hz),4.55(d,1H,J45=3.66
Hz),5.15(d,2H,Ph−CH2 −O,J=
7.60Hz)、5.50(s,2H,Ph−CH2 −
O),7.2〜7.5(m,10H,−C6 H5 ) 〔実施例4〕 化合物(VI)の合成 3−O−ベンジル−2−O−ベンジルオキシジイソプロ
ピルアミノホスフィン−5,6−O−イソプロピリデン
−L−アスコルビン酸2.61g,1H−テトラゾール
1.75gおよび1,3,4,5,6−ペンタ−O−ベ
ンジル−myo−イノシトール2.52gを秤り取り十
分に窒素置換を行った。乾燥塩化メチレン30mlに溶
解した後、室温下で4日間攪拌を行った。
ロロ過安息香酸3.70gを添加した。氷浴を除き、引
き続き1時間攪拌を行った。
ナトリウム水溶液、飽和重曹水および飽和食塩水で洗浄
した。無水硫酸ナトリウムで乾燥した後、減圧下溶媒を
留去した。
ィに付し、n−ヘキサン/酢酸エチル(3:1)の混液
で溶出することにより精製すると、3−O−ベンジル−
5,6−O−イソプロピリデン−2−(1,3,4,
5,6−ペンタ−O−ベンジル−myo−イノシトール
−2−リン酸ベンジル)−L−アスコルビン酸の白色結
晶が2.11g(収率49%)得られた。
(1,3,4,5,6−ペンタ−O−ベンジル−myo
−イノシトール−2−リン酸ベンジル)−L−アスコル
ビン酸2.0gをテトラヒドロフラン100mlに溶解
した後、濃塩酸10mlを添加し室温下で23時間攪拌
した。
チルに溶解し、飽和重曹水で洗浄した。無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥した後、減圧下溶媒を留去した。
ィに付し、n−ヘキサン/酢酸エチル(1:1)の混液
で溶出することにより精製すると、3−O−ベンジル−
2−O−(1′,3′,4′,5′,6′−ペンタ−O
−ベンジル−myo−イノシトール−2−リン酸ベンジ
ル)−L−アスコルビン酸の白色粉末結晶が1.56g
(収率81%)得られた。
後、5%パラジウム−炭素0.4gを添加した。反応器
内を水素置換した後、室温下で1.5時間攪拌した。
留去すると、2−O−(myo−イノシトール−2−リ
ン酸)−L−アスコルビン酸の白色粉末結晶が0.60
g(収率100%)得られた。
た。
8.58,61.74,61.94(6位),68.3
8(5位),68.70,72.74,74.56,7
5.07(4位),95.40,117.96(2
位),152.79(3位),170.58(1位)31 P−NMR(DMSO−d6,δ):−4.01 〔実施例6〕 化合物(I)−ナトリウム塩の製法 3−O−ベンジル−2−O−(1′,3′,4′,
5′,6′−ペンタ−O−ベンジル−myo−イノシト
ール−2−リン酸ベンジル)−L−アスコルビン酸1.
72gを純水10mlに溶解し、陽イオン交換樹脂DI
AION SKIB−Na型(三菱化成製)を充填した
カラムを通し、純水で溶出させた。減圧下水を留去する
と、白色結晶の表題化合物1.77gを得た。
た。
1,62.73,62.02(6位),69.12(5
位),69.76,73.99,75.31,75.9
8(4位),96.31,118.29(2位),15
5.74(3位),169.75(1位)31 P−NMR(D2 O,δ):−2.74 〔実施例7〕本発明の化合物の安定性を以下の如くして
評価した。
50%エタノール水溶液に溶かして1%濃度に調製し、
その溶液を50℃、14日間保存後ならびに14日間光
暴露した試料のUVスペクトルの吸光度より残存率を求
めた。その結果を表1に示す。
2記載の処方の化粧水を2カ月間連続塗布し、美白効果
を調べた。効果は、パネラー本人が“有効”,“やや有
効”,“無効”のいずれかで判定した。比較例として
は、当該化合物の代わりにアスコルビン酸を配合したも
のを用いた。その結果を表3に示す。
て行った。
ス1群10匹を用いて経口投与での急性毒性試験を行っ
た。試料は、実施例5および6のアスコルビン酸−イノ
シトールリン酸結合体を用い、通常の試料に10%添加
したものを10g/kg経口投与して72時間後の生死
を判定したところ、急性致死毒性を示さなかった。さら
に、その後1週間引き続き観察を行ったが、正常動物群
との差異は認められなかった。
Claims (3)
- 【請求項1】 下記式(I)で表される、アスコルビン
酸−イノシトール結合体またはその塩 【化1】 - 【請求項2】 下記式(I): 【化2】 で表さる化合物の製造法であって、一般式(II): 【化3】 〔式中R1 は2級もしくは3級アルキル基または両者が
結合して複素環アミンを形成する残基を残し、R2 はリ
ン酸トリエステルにおける水酸基の保護基を表す。〕で
表される化合物と、一般式(III): 【化4】 〔式中R3 はベンジル、メトキシベンジル、ニトロベン
ジル、シアノベンジル、ジフェニルメチル、トリフェニ
ルメチル、メトキシフェニルジフェニルメチル、ジメト
キシフェニルフェニルメチル基等の還元反応により脱離
し得る基を表す。〕で表される化合物との縮合剤存在下
で反応させ、一般式(IV): 【化5】 〔式中R1 、R2 、R3 は前記定義の通りである。〕で
表される化合物を得、当該式(IV)で表される化合物
と一般式(V): 【化6】 〔式中R4 はメチレン、エチリデン、トリクロロエチリ
デン、イソプロピリデン,フェニルエチリデン、シクロ
ペンチリデン、シクロヘキシリデン等の加水分解により
脱離し得る基又は、ベンジリデン等の還元反応または加
水分解反応により脱離し得る基を、R5 はベンジル、メ
トキシベンジル、ニトロベンジル、シアノベンジル等の
還元反応により脱離し得る基又はメトキシメチル、テト
ラヒドロピラニル、メトキシテトラヒドロピラニル、テ
トラヒドロフラニル、エトキシエチル、メチルメトキシ
エチル、イソプロポキシエチル、t−ブチル等の加水分
解により脱離し得る基を表す。〕で表される化合物とを
縮合剤存在下で反応させた後、酸化して、一般式(V
I): 【化7】 〔式中R2 、R3 、R4 、R5 は前記定義の通りであ
る。〕で表される化合物を得、当該式(VI)の化合物
のR2 、R3 、R4 およびR5 基を酸性条件下または還
元条件下で脱離させることにより式(I)の化合物を得
ることからなる前記製造法。 - 【請求項3】 下記式(I): 【化8】 で表される化合物の製造法であって、一般式(II): 【化9】 〔式中R1 、R2 は前記定義の通りである。〕で表され
る化合物と、一般式(V): 【化10】 〔式中R4 、R5 は前記定義の通りである。〕で表され
る化合物とを縮合剤存在下で反応させ、一般式(VI
I): 【化11】 〔式中R1 、R2 、R4 、R5 は前記定義の通りであ
る。〕で表される化合物を得、当該式(VII)で表さ
れる化合物と一般式(III): 【化12】 〔式中R3 は前記定義の通りである。〕で表される化合
物とを縮合剤存在下で反応させた後、酸化して、一般式
(VI): 【化13】 〔式中R2 、R3 、R4 、R5 は前記定義の通りであ
る。〕で表される化合物を得、当該式(VI)の化合物
のR2 、R3 、R4 およびR5 基を酸性条件下または還
元条件下で脱離させることにより式(I)の化合物を得
ることからなる前記製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21613594A JP3619265B2 (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | アスコルビン酸−イノシトール結合体またはその塩、ならびにその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21613594A JP3619265B2 (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | アスコルビン酸−イノシトール結合体またはその塩、ならびにその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0881483A true JPH0881483A (ja) | 1996-03-26 |
| JP3619265B2 JP3619265B2 (ja) | 2005-02-09 |
Family
ID=16683820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21613594A Expired - Lifetime JP3619265B2 (ja) | 1994-09-09 | 1994-09-09 | アスコルビン酸−イノシトール結合体またはその塩、ならびにその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3619265B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999059580A1 (en) * | 1998-05-15 | 1999-11-25 | Showa Denko K.K. | Preventives/remedies for skin diseases |
-
1994
- 1994-09-09 JP JP21613594A patent/JP3619265B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999059580A1 (en) * | 1998-05-15 | 1999-11-25 | Showa Denko K.K. | Preventives/remedies for skin diseases |
| EP1077066A4 (en) * | 1998-05-15 | 2005-06-29 | Showa Denko Kk | PREVENTIVE / THERAPEUTIC AGENTS FOR SKIN DISEASES |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3619265B2 (ja) | 2005-02-09 |
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