JPH0881832A - ポリエステル系分割型複合繊維 - Google Patents
ポリエステル系分割型複合繊維Info
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- JPH0881832A JPH0881832A JP6238520A JP23852094A JPH0881832A JP H0881832 A JPH0881832 A JP H0881832A JP 6238520 A JP6238520 A JP 6238520A JP 23852094 A JP23852094 A JP 23852094A JP H0881832 A JPH0881832 A JP H0881832A
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Landscapes
- Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
- Nonwoven Fabrics (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 ポリアルキレンテレフタレートを主とするポ
リエステル系重合体Aとポリエステル系重合体Aに対し
て非相溶性である熱可塑性重合体Bの2成分からなる分
割型複合繊維であって、繊維の横断面において、重合体
A、Bの両方が複数に分割配置されており、かつ重合体
A、Bの乾熱収縮率が下記、式を満足することを特
徴とするポリエステル系分割型複合繊維。 (SB − SA )/(NA +NB )1/2 ≧6 SA ≦13 SA :重合体Aの乾熱収縮率(%)、SB :重合体Bの
乾熱収縮率(%) NA :重合体Aの分割配置数、NB :重合体Bの分割配
置数 【効果】 カード工程での開繊が容易であり、ウエブに
した後にカレンダーロール等で熱処理を施すことによっ
て簡単に割繊されて極細繊維となり、風合いが柔らかな
不織布を提供することが可能となる。
リエステル系重合体Aとポリエステル系重合体Aに対し
て非相溶性である熱可塑性重合体Bの2成分からなる分
割型複合繊維であって、繊維の横断面において、重合体
A、Bの両方が複数に分割配置されており、かつ重合体
A、Bの乾熱収縮率が下記、式を満足することを特
徴とするポリエステル系分割型複合繊維。 (SB − SA )/(NA +NB )1/2 ≧6 SA ≦13 SA :重合体Aの乾熱収縮率(%)、SB :重合体Bの
乾熱収縮率(%) NA :重合体Aの分割配置数、NB :重合体Bの分割配
置数 【効果】 カード工程での開繊が容易であり、ウエブに
した後にカレンダーロール等で熱処理を施すことによっ
て簡単に割繊されて極細繊維となり、風合いが柔らかな
不織布を提供することが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエブ状に堆積してカ
レンダーロール等で熱処理すれば、繊維が割繊されて風
合いが柔らかな不織布となるポリエステル系分割型複合
繊維に関するものである。
レンダーロール等で熱処理すれば、繊維が割繊されて風
合いが柔らかな不織布となるポリエステル系分割型複合
繊維に関するものである。
【0002】
【従来の技術】柔らかな風合いの不織布等の製品を得る
ために、より細い繊維を用いることやより軟らかい繊維
を用いることが試みられている。
ために、より細い繊維を用いることやより軟らかい繊維
を用いることが試みられている。
【0003】しかしながら、繊度の小さい繊維を用いて
不織布を製造すると、カード工程において目詰まりを起
こしたり、ネップが発生したりして、操業性が悪くな
り、一般的にはポリエステル繊維の場合で1デニール未
満の繊維を用いると、上記のようなカード工程での問題
が発生する。
不織布を製造すると、カード工程において目詰まりを起
こしたり、ネップが発生したりして、操業性が悪くな
り、一般的にはポリエステル繊維の場合で1デニール未
満の繊維を用いると、上記のようなカード工程での問題
が発生する。
【0004】また、軟らかい繊維として、ポリオレフィ
ン系の繊維等を用いた場合も、繊度を小さくすると、上
記と同様、もしくはそれ以上にカード工程で目詰まりを
起こしたり、ネップが発生したりして、操業性が悪くな
るという問題があった。
ン系の繊維等を用いた場合も、繊度を小さくすると、上
記と同様、もしくはそれ以上にカード工程で目詰まりを
起こしたり、ネップが発生したりして、操業性が悪くな
るという問題があった。
【0005】上記のような問題を解決するために、カー
ド工程でウエブとした後、各種の処理を施すことによっ
て割繊し、極細繊維からなる柔らかな風合いの不織布を
得ることができる繊維が提案されている。
ド工程でウエブとした後、各種の処理を施すことによっ
て割繊し、極細繊維からなる柔らかな風合いの不織布を
得ることができる繊維が提案されている。
【0006】特開昭62−133164号公報に開示されている
分割型複合繊維は、ウエブ状に堆積させた繊維に高圧液
体流を噴射することによって、繊維を割繊させて極細繊
維からなる不織布とするものであり、特開昭62−78213
号公報や特開昭56−154512号公報に開示されている分割
型複合繊維は、1成分を溶剤で溶かすことによって、極
細繊維よりなる不織布とするものであるが、いずれの繊
維も極細繊維とする際の処理の速度が遅く、また処理工
程が複雑で、コストが高くなるという欠点があった。
分割型複合繊維は、ウエブ状に堆積させた繊維に高圧液
体流を噴射することによって、繊維を割繊させて極細繊
維からなる不織布とするものであり、特開昭62−78213
号公報や特開昭56−154512号公報に開示されている分割
型複合繊維は、1成分を溶剤で溶かすことによって、極
細繊維よりなる不織布とするものであるが、いずれの繊
維も極細繊維とする際の処理の速度が遅く、また処理工
程が複雑で、コストが高くなるという欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記のような
問題点を解決し、カード工程での加工が容易で、カード
工程以後のカレンダーロール等による熱処理で容易に割
繊して極細繊維となり、柔らかな風合いの不織布を生産
性よく得ることができるポリエステル系分割型複合繊維
を提供することを技術的な課題とするものである。
問題点を解決し、カード工程での加工が容易で、カード
工程以後のカレンダーロール等による熱処理で容易に割
繊して極細繊維となり、柔らかな風合いの不織布を生産
性よく得ることができるポリエステル系分割型複合繊維
を提供することを技術的な課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の課
題を解決するために鋭意検討した結果、2つの重合体の
乾熱収縮率差及び分割配置数を適正に設定した複合繊維
は、カード工程では分割が起こらず、次のカレンダーロ
ール等の熱処理を施すことで簡単に割繊して極細繊維と
なるため、不織布に柔らかな風合いを付与できることを
見出し、本発明に到達した。
題を解決するために鋭意検討した結果、2つの重合体の
乾熱収縮率差及び分割配置数を適正に設定した複合繊維
は、カード工程では分割が起こらず、次のカレンダーロ
ール等の熱処理を施すことで簡単に割繊して極細繊維と
なるため、不織布に柔らかな風合いを付与できることを
見出し、本発明に到達した。
【0009】すなわち、本発明は、ポリアルキレンテレ
フタレートを主とするポリエステル系重合体Aとポリエ
ステル系重合体Aに対して非相溶性である熱可塑性重合
体Bの2成分からなる分割型複合繊維であって、繊維の
横断面において、重合体A、Bの両方が複数に分割配置
されており、かつ重合体A、Bの乾熱収縮率が下記、
式を満足することを特徴とするポリエステル系分割型
複合繊維を要旨とするものである。
フタレートを主とするポリエステル系重合体Aとポリエ
ステル系重合体Aに対して非相溶性である熱可塑性重合
体Bの2成分からなる分割型複合繊維であって、繊維の
横断面において、重合体A、Bの両方が複数に分割配置
されており、かつ重合体A、Bの乾熱収縮率が下記、
式を満足することを特徴とするポリエステル系分割型
複合繊維を要旨とするものである。
【0010】 (SB − SA )/(NA +NB )1/2 ≧6 SA ≦13 SA :重合体Aの乾熱収縮率(%)、SB :重合体Bの
乾熱収縮率(%) NA :重合体Aの分割配置数、NB :重合体Bの分割配
置数 なお、本発明における乾熱収縮率は、次のようにして求
める。
乾熱収縮率(%) NA :重合体Aの分割配置数、NB :重合体Bの分割配
置数 なお、本発明における乾熱収縮率は、次のようにして求
める。
【0011】延伸、緊張熱処理を終えた複合繊維を、捲
縮を付与せずに押し込み式クリンパーを通過させた後、
約15mmに切断し、この複合繊維に50mg/dの荷重を
かけて繊維長Lを測定し、120 ℃の加熱オーブン中で15
分間放置する。
縮を付与せずに押し込み式クリンパーを通過させた後、
約15mmに切断し、この複合繊維に50mg/dの荷重を
かけて繊維長Lを測定し、120 ℃の加熱オーブン中で15
分間放置する。
【0012】次いで、熱で重合体A、Bに割繊された繊
維を取り出してそれぞれの繊維長l(la 、lb )を50
mg/dの荷重をかけて測定し、分割収縮した重合体
A、重合体Bのそれぞれの乾熱収縮率を次の式で算出す
る。
維を取り出してそれぞれの繊維長l(la 、lb )を50
mg/dの荷重をかけて測定し、分割収縮した重合体
A、重合体Bのそれぞれの乾熱収縮率を次の式で算出す
る。
【0013】 乾熱収縮率(%)=〔(L−l)/L〕×100 以下、本発明について詳細に説明する。
【0014】本発明のポリエステル系分割型複合繊維
は、ポリアルキレンテレフタレートを主とするポリエス
テル系重合体Aとポリエステル系重合体Aに対して非相
溶性である熱可塑性重合体Bからなる分割型複合繊維で
あって、繊維の横断面において、複合繊維を構成するポ
リエステル系重合体Aもしくはポリエステル系重合体A
と熱可塑性重合体Bの両方が複数に分割配置されてい
る。
は、ポリアルキレンテレフタレートを主とするポリエス
テル系重合体Aとポリエステル系重合体Aに対して非相
溶性である熱可塑性重合体Bからなる分割型複合繊維で
あって、繊維の横断面において、複合繊維を構成するポ
リエステル系重合体Aもしくはポリエステル系重合体A
と熱可塑性重合体Bの両方が複数に分割配置されてい
る。
【0015】図1は、本発明のポリエステル系分割型複
合繊維の実施態様を示す横断面図であり、(a)は重合
体Bの周囲に重合体Aが花弁状に4個、(b)は重合体
Bの周囲に重合体Aが花弁状に3個分割配置された例で
あり、(c)は重合体A及び重合体Bが放射状に円周上
に交互に配置された例である。
合繊維の実施態様を示す横断面図であり、(a)は重合
体Bの周囲に重合体Aが花弁状に4個、(b)は重合体
Bの周囲に重合体Aが花弁状に3個分割配置された例で
あり、(c)は重合体A及び重合体Bが放射状に円周上
に交互に配置された例である。
【0016】ポリエステル系重合体Aとしては、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフ
タレート(PBT)が挙げられ、さらに、これらの性質
を本質的に変化させない範囲内で第3成分を混合あるい
は共重合したもの及び艶消し剤、制電剤、酸化防止剤等
の添加剤を少量含有しているものでもよい。
チレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフ
タレート(PBT)が挙げられ、さらに、これらの性質
を本質的に変化させない範囲内で第3成分を混合あるい
は共重合したもの及び艶消し剤、制電剤、酸化防止剤等
の添加剤を少量含有しているものでもよい。
【0017】ポリエステル系重合体Aに対して非相溶性
である熱可塑性重合体Bは、特に限定されるものではな
いが、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系重合
体やポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
系の重合体が挙げられる。
である熱可塑性重合体Bは、特に限定されるものではな
いが、ナイロン6、ナイロン66等のポリアミド系重合
体やポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン
系の重合体が挙げられる。
【0018】本発明のポリエステル系分割型複合繊維
は、カレンダーロール等の熱処理によって、分割配置さ
れた2つの重合体間の乾熱収縮率の違いから、境界面に
ずれを生じさせて割繊させ、極細繊維とするものであ
り、図2は図1(b)で示す繊維の割繊後の状態を示す
ものである。
は、カレンダーロール等の熱処理によって、分割配置さ
れた2つの重合体間の乾熱収縮率の違いから、境界面に
ずれを生じさせて割繊させ、極細繊維とするものであ
り、図2は図1(b)で示す繊維の割繊後の状態を示す
ものである。
【0019】熱処理によって容易に割繊させるには、複
合繊維を構成する2つの重合体の分割配置数と2つの重
合体の乾熱収縮率との関係が重要である。
合繊維を構成する2つの重合体の分割配置数と2つの重
合体の乾熱収縮率との関係が重要である。
【0020】まず、2つの重合体A、Bの分割配置数に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0021】本発明のポリエステル系分割型複合繊維
は、前記したポリエステル系重合体Aと熱可塑性重合体
Bが繊維の横断面において、ポリエステル系重合体Aも
しくはポリエステル系重合体Aと熱可塑性重合体Bの両
方が複数に分割配置されていることが必要である。
は、前記したポリエステル系重合体Aと熱可塑性重合体
Bが繊維の横断面において、ポリエステル系重合体Aも
しくはポリエステル系重合体Aと熱可塑性重合体Bの両
方が複数に分割配置されていることが必要である。
【0022】繊維の横断面において、ポリエステル系重
合体Aは複数に分割配置されている必要がある。ポリエ
ステル系重合体Aは剛性が強いので、不織布に柔らかな
風合いを付与するために、分割させて細い繊維とする。
合体Aは複数に分割配置されている必要がある。ポリエ
ステル系重合体Aは剛性が強いので、不織布に柔らかな
風合いを付与するために、分割させて細い繊維とする。
【0023】ポリエステル系重合体Aを分割配置させる
数としては4以上が好ましいが、分割数があまり多くな
ると割繊しにくくなるので、4〜10とすることが好まし
い。繊維の横断面において、熱可塑性重合体Bは複数に
分割配置されていても分割配置されていなくてもよい
が、剛性の強い重合体を用いる場合は分割配置させ、分
割配置数は4〜10とすることが好ましい。
数としては4以上が好ましいが、分割数があまり多くな
ると割繊しにくくなるので、4〜10とすることが好まし
い。繊維の横断面において、熱可塑性重合体Bは複数に
分割配置されていても分割配置されていなくてもよい
が、剛性の強い重合体を用いる場合は分割配置させ、分
割配置数は4〜10とすることが好ましい。
【0024】次に、2つの重合体A、Bの乾熱収縮率の
関係について説明する。
関係について説明する。
【0025】本発明の分割型複合繊維は、前記式を満
足する必要がある。式を満足しないと、重合体A、B
2成分間の収縮率の差が小さくなり、カレンダーロール
の熱処理では分割配置された2つの重合体間の境界面に
ずれが生じにくく、割繊率が低くなり、風合いの柔らか
い不織布を得ることができない。
足する必要がある。式を満足しないと、重合体A、B
2成分間の収縮率の差が小さくなり、カレンダーロール
の熱処理では分割配置された2つの重合体間の境界面に
ずれが生じにくく、割繊率が低くなり、風合いの柔らか
い不織布を得ることができない。
【0026】さらに、重合体Aは剛性が強いので重合体
Aの乾熱収縮率SA が重合体Bの乾熱収縮率SB より大
きいと、繊維が分割した後の不織布の風合いが硬くなる
ため、重合体Aを低熱収縮成分とする必要があり、式
で示すようにし、重合体Aの熱収縮率SA を13%以下と
することが必要である。
Aの乾熱収縮率SA が重合体Bの乾熱収縮率SB より大
きいと、繊維が分割した後の不織布の風合いが硬くなる
ため、重合体Aを低熱収縮成分とする必要があり、式
で示すようにし、重合体Aの熱収縮率SA を13%以下と
することが必要である。
【0027】次に、本発明の分割型複合繊維の製法例に
ついて説明する。
ついて説明する。
【0028】まず、図1(a)、(b)、(c)のよう
な横断面となるような紡糸口金を用いて、重合体A、B
を通常の複合紡糸機で溶融紡糸する。続いて、得られた
繊維を引き揃えて2〜100 万デニールの繊維束とし、延
伸工程で2〜6倍に延伸し、捲縮を付与し、熱処理を施
した後、短繊維にカットする。
な横断面となるような紡糸口金を用いて、重合体A、B
を通常の複合紡糸機で溶融紡糸する。続いて、得られた
繊維を引き揃えて2〜100 万デニールの繊維束とし、延
伸工程で2〜6倍に延伸し、捲縮を付与し、熱処理を施
した後、短繊維にカットする。
【0029】得られる分割型複合繊維における重合体
A、Bの乾熱収縮率は、紡糸速度、延伸倍率、熱処理温
度等の製糸条件を適宜変更することによって、前記、
式を満足するように設定することができる。また、ポ
リマーの重合度や共重合させるポリマーを適宜変更する
ことによっても設定することができる。
A、Bの乾熱収縮率は、紡糸速度、延伸倍率、熱処理温
度等の製糸条件を適宜変更することによって、前記、
式を満足するように設定することができる。また、ポ
リマーの重合度や共重合させるポリマーを適宜変更する
ことによっても設定することができる。
【0030】次に、本発明の分割型複合繊維を用いて不
織布を製造する製法例について説明する。
織布を製造する製法例について説明する。
【0031】分割型複合繊維をローラカードを用いて速
度20〜100 m/分程度で開繊し、目付けが15〜30g/m
2 のウエブを作成し、引き続いて、表面温度が100 〜 2
00℃のエンボスロールとフラットロールが対となったエ
ンボスカレンダーロールを用いて、速度15〜100 m/分
で熱処理して、複合繊維が重合体A、Bに割繊された不
織布を得る。
度20〜100 m/分程度で開繊し、目付けが15〜30g/m
2 のウエブを作成し、引き続いて、表面温度が100 〜 2
00℃のエンボスロールとフラットロールが対となったエ
ンボスカレンダーロールを用いて、速度15〜100 m/分
で熱処理して、複合繊維が重合体A、Bに割繊された不
織布を得る。
【0032】
【実施例】次に、本発明を実施例によって具体的に説明
する。
する。
【0033】なお、実施例における各物性の評価は次の
方法で行った。
方法で行った。
【0034】(1)相対粘度 フェノールと四塩化エタンの等重量混合物を溶媒とし、
濃度0.5 g/dl、温度20℃で測定した。
濃度0.5 g/dl、温度20℃で測定した。
【0035】(2)乾熱収縮率 前記の方法で測定した。
【0036】(3)割繊率 得られた不織布の任意の10箇所を選び、繊維断面を拡大
して断面写真を撮影し、次いで10枚の写真中において複
合短繊維から剥離している重合体Aの分割配置数と重合
体Aの分割配置数とを求め、下記式で算出した。
して断面写真を撮影し、次いで10枚の写真中において複
合短繊維から剥離している重合体Aの分割配置数と重合
体Aの分割配置数とを求め、下記式で算出した。
【0037】分割割繊率(%)=(剥離している重合体
Aの分割配置数/重合体Aの総分割配置数)×100 例:図2の模式図において、 剥離している重合体Aの分割配置数=6 重合体Aの総分割配置数=9 分割割繊率(%)=(6/9)×100 =67 (4)風合い 10人のパネラーによる官能試験により柔らかさを10段階
で評価し、その合計点より評価した。
Aの分割配置数/重合体Aの総分割配置数)×100 例:図2の模式図において、 剥離している重合体Aの分割配置数=6 重合体Aの総分割配置数=9 分割割繊率(%)=(6/9)×100 =67 (4)風合い 10人のパネラーによる官能試験により柔らかさを10段階
で評価し、その合計点より評価した。
【0038】◎ − 85点以上 ○ − 84〜70点 △ − 69〜40点 × − 40点未満 実施例1、2、比較例1、2 融点が256 ℃、相対粘度が1.38のPETを重合体Aと
し、融点が150 ℃、メルトインデックス(MI)値(A
STM D 1238で測定)が11g/分のポリプロピレン
を重合体Bとして、複合紡糸孔 319孔を有し、図1
(a)に示した断面のものが得られる紡糸口金(NA =
4、NB =1)を用いて、複合紡糸した。
し、融点が150 ℃、メルトインデックス(MI)値(A
STM D 1238で測定)が11g/分のポリプロピレン
を重合体Bとして、複合紡糸孔 319孔を有し、図1
(a)に示した断面のものが得られる紡糸口金(NA =
4、NB =1)を用いて、複合紡糸した。
【0039】紡糸温度275 ℃、重合体Aの単孔吐出量を
0.28g/分、重合体Bの単孔吐出量を0.20g/分、紡糸
速度を1000m/分とした。
0.28g/分、重合体Bの単孔吐出量を0.20g/分、紡糸
速度を1000m/分とした。
【0040】紡出された繊維を冷却、引取って複合未延
伸糸を得、次いで、複合未延伸糸を引き揃えた10万デニ
ールの繊維束を延伸し、緊張熱処理を施し、次いで、押
し込み式クリンパーで捲縮を付与した後、51mmに切断
して本発明の分割型複合繊維を得た。このときの延伸温
度は73℃とし、延伸倍率及び緊張熱処理温度を表1で示
すように種々変更して行った。
伸糸を得、次いで、複合未延伸糸を引き揃えた10万デニ
ールの繊維束を延伸し、緊張熱処理を施し、次いで、押
し込み式クリンパーで捲縮を付与した後、51mmに切断
して本発明の分割型複合繊維を得た。このときの延伸温
度は73℃とし、延伸倍率及び緊張熱処理温度を表1で示
すように種々変更して行った。
【0041】得られた繊維は、単糸纎度が2デニールで
あった。
あった。
【0042】続いて短繊維状の分割型複合繊維をローラ
カードを用いて速度20m/分で開繊し、目付けが40g/
m2 のウエブを作成した後、引き続いて、エンボスロー
ルとフラットロールが対となったエンボス熱カレンダー
ロールを用いて速度20m/分で熱処理して、不織布を得
た。この時のエンボスロールは圧接面積比が13%、表面
温度が140 ℃であり、フラットロールの表面温度は120
℃とした。
カードを用いて速度20m/分で開繊し、目付けが40g/
m2 のウエブを作成した後、引き続いて、エンボスロー
ルとフラットロールが対となったエンボス熱カレンダー
ロールを用いて速度20m/分で熱処理して、不織布を得
た。この時のエンボスロールは圧接面積比が13%、表面
温度が140 ℃であり、フラットロールの表面温度は120
℃とした。
【0043】得られた分割型複合繊維の乾熱収縮率、割
繊率及びこの分割型複合繊維より得られた不織布の風合
い評価を行った結果を表1に示す。
繊率及びこの分割型複合繊維より得られた不織布の風合
い評価を行った結果を表1に示す。
【0044】実施例3〜5、比較例3、4 融点が135 ℃、MI値が11g/分のポリプロピレンを重
合体Bとし、図1(b)に示した断面形状のものが得ら
れる紡糸口金(NA =3、NB =1)を用い、重合体A
の単孔吐出量を0.25g/分、重合体Bの単孔吐出量を0.
23g/分とし、得られた未延伸糸を表1に示す延伸倍率
及び緊張熱処理温度で処理した以外は、実施例1と同様
に行った。
合体Bとし、図1(b)に示した断面形状のものが得ら
れる紡糸口金(NA =3、NB =1)を用い、重合体A
の単孔吐出量を0.25g/分、重合体Bの単孔吐出量を0.
23g/分とし、得られた未延伸糸を表1に示す延伸倍率
及び緊張熱処理温度で処理した以外は、実施例1と同様
に行った。
【0045】得られた分割型複合繊維の乾熱収縮率、割
繊率及びこの分割型複合繊維より得られた不織布の風合
い評価を行った結果を表1に示す。
繊率及びこの分割型複合繊維より得られた不織布の風合
い評価を行った結果を表1に示す。
【0046】
【表1】
【0047】表1より明らかなように、実施例1〜5で
得られた分割型複合繊維は、式を満足しており、割繊
率が高く、この繊維を用いて得られた不織布は、分割型
複合繊維が十分に割繊しており、柔らかな風合いを有す
るものであった。
得られた分割型複合繊維は、式を満足しており、割繊
率が高く、この繊維を用いて得られた不織布は、分割型
複合繊維が十分に割繊しており、柔らかな風合いを有す
るものであった。
【0048】一方、比較例1、4で得られた分割型複合
繊維は、式を満足しないものであったため、カレンダ
ーロールの熱処理で十分に分割されず、得られた不織布
は風合いの硬いものであった。
繊維は、式を満足しないものであったため、カレンダ
ーロールの熱処理で十分に分割されず、得られた不織布
は風合いの硬いものであった。
【0049】また、比較例2、3で得られた分割型複合
繊維は、割繊率が高く、十分に割繊されたが、SA が13
%を超えていたため、重合体Aが収縮しすぎて得られた
不織布は風合いが硬いものであった。
繊維は、割繊率が高く、十分に割繊されたが、SA が13
%を超えていたため、重合体Aが収縮しすぎて得られた
不織布は風合いが硬いものであった。
【0050】
【発明の効果】本発明の分割型複合繊維は、割繊前の繊
度が大きいのでカード工程での開繊が容易であり、ウエ
ブにした後にカレンダーロール等で熱処理を施すことに
よって簡単に割繊されて極細繊維となり、風合いが柔ら
かな不織布を提供することが可能となる。
度が大きいのでカード工程での開繊が容易であり、ウエ
ブにした後にカレンダーロール等で熱処理を施すことに
よって簡単に割繊されて極細繊維となり、風合いが柔ら
かな不織布を提供することが可能となる。
【図1】(a)、(b)、(c)は、本発明のポリエス
テル系分割型複合繊維の実施態様を示す横断面図であ
る。
テル系分割型複合繊維の実施態様を示す横断面図であ
る。
【図2】図1(b)のポリエステル系分割型複合繊維が
割繊した状態の一実施態様を示す模式図である。
割繊した状態の一実施態様を示す模式図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリアルキレンテレフタレートを主とす
るポリエステル系重合体Aとポリエステル系重合体Aに
対して非相溶性である熱可塑性重合体Bの2成分からな
る分割型複合繊維であって、繊維の横断面において、重
合体A、Bの両方が複数に分割配置されており、かつ重
合体A、Bの乾熱収縮率が下記、式を満足すること
を特徴とするポリエステル系分割型複合繊維。 (SB − SA )/(NA +NB )1/2 ≧6 SA ≦13 SA :重合体Aの乾熱収縮率(%)、SB :重合体Bの
乾熱収縮率(%) NA :重合体Aの分割配置数、NB :重合体Bの分割配
置数
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6238520A JPH0881832A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | ポリエステル系分割型複合繊維 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6238520A JPH0881832A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | ポリエステル系分割型複合繊維 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0881832A true JPH0881832A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=17031480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6238520A Pending JPH0881832A (ja) | 1994-09-05 | 1994-09-05 | ポリエステル系分割型複合繊維 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0881832A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002249964A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Nippon Ester Co Ltd | 不織布 |
| KR100403766B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2003-10-30 | 주식회사 효성 | 고수축 복합사 단섬유를 이용한 부직포의 제조방법 |
| CN107841799A (zh) * | 2017-11-27 | 2018-03-27 | 青岛大学 | 一种多组份不对称纤维 |
| JP2018071011A (ja) * | 2016-10-26 | 2018-05-10 | 東レ株式会社 | 分割型複合繊維およびそれを用いた不織布 |
-
1994
- 1994-09-05 JP JP6238520A patent/JPH0881832A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002249964A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-06 | Nippon Ester Co Ltd | 不織布 |
| KR100403766B1 (ko) * | 2001-12-26 | 2003-10-30 | 주식회사 효성 | 고수축 복합사 단섬유를 이용한 부직포의 제조방법 |
| JP2018071011A (ja) * | 2016-10-26 | 2018-05-10 | 東レ株式会社 | 分割型複合繊維およびそれを用いた不織布 |
| CN107841799A (zh) * | 2017-11-27 | 2018-03-27 | 青岛大学 | 一种多组份不对称纤维 |
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