JPH0882162A - サッシュ類枠の固定具および施工方法 - Google Patents

サッシュ類枠の固定具および施工方法

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JPH0882162A
JPH0882162A JP24182894A JP24182894A JPH0882162A JP H0882162 A JPH0882162 A JP H0882162A JP 24182894 A JP24182894 A JP 24182894A JP 24182894 A JP24182894 A JP 24182894A JP H0882162 A JPH0882162 A JP H0882162A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】窓や扉などに用いられるサッシュ類の取り付け
工事に関し、壁面開口部にサッシュ類枠を固定するため
の固定具および該サッシュ類枠の施工方法に関し、作業
時間を短縮し、容易にかつ正確にサッシュ枠類の取付が
できるサッシュ枠類の固定具および施工方法を実現する
ことを目的とする。 【構成】壁面(1)に設けられた開口部にサッシュ類枠
(2)を取り付けるための留め具において、サッシュ類
枠(2)の外周部に壁面(1)に対して平行に突出する
板材が設けられ、壁面(1)と該板材を挟んで、該サッ
シュ類枠(2)を支持する挟持手段(3)を有するサッ
シュ類枠の固定具およびその固定具を用いた施工方法で
ある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、窓や扉などに用いられ
るサッシュ類の取り付け工事に関し、壁面開口部にサッ
シュ類枠を固定するための固定具および該サッシュ類枠
の施工方法に関する。
【0002】
【従来の技術】窓や扉などは、生活空間の快適性や居住
性などから、耐風圧性、水密性、遮音性、防火性など日
本工業規格や建築法などで細かく定められており、十分
な設計の基に施工されなければならない。このため、サ
ッシュを壁面の開口部に設計通りに正確に取り付ける必
要があり、その施工にあたっては、建設大臣や県知事の
認可によるサッシュ施工技能士などの指導の基に施工が
行なわれている。
【0003】サッシュは、最初にサッシュ枠を取り付
け、後に障子を吊り込み、ガラスをはめ込む。このた
め、サッシュ枠の取り付けが、サッシュ全体の建付の良
し悪しを決定するのに重要となる。図7は、従来のサッ
シュ枠の施工の流れを示すフロシートである。以下にそ
の施工手順を説明する。 (1)工場でサッシュ枠21を作製し、建築現場へ搬入
する。 (2)図8(1)に示すように、壁面20の開口部の切
欠面22に一定間隔に躯体アンカー23を取り付ける。
予め躯体施工時に埋込みアンカー23a(図9(1))
を埋め込んだ場合には不要。ただし、該埋込みアンカー
23aの位置が不適当の場合は、差し筋アンカー23b
(図9(2))を打つ。なお、該埋込みアンカー23a
の場合には、図9(3)に示すように、鉄筋24を起こ
しておく。
【0004】(3)躯体アンカー23(図8(1))の
位置に合わせて、サッシュ枠21にサッシュアンカー2
5(図8(2))を取り付ける。 (4)くさびなどの位置調整用治具26を用いて、壁面
開口部にサッシュ枠21を仮止めする(図10)。 (5)サッシュ枠21の取付位置調整を行なう。水糸2
7、下げ振り28、墨付け29、水準器などを用いて下
記の項目について正確に位置調整をする(図10)。 (a)周囲隙間調整(サッシュ枠21と開口部切欠面2
2との隙間を均等に調整) (b)水平度調整 (c)直角度調整 (d)倒れ調整
【0005】(6)躯体アンカー23とサッシュアンカ
ー25を溶接する(図11)。 (7)サッシュ枠21外周面と開口部切欠面22の隙間
を覆うように、壁面20に板材30をコンクリート釘3
1などで打ち付けて取り付ける(図12)。 (8)サッシュ枠21回りに注入器32でモルタル33
を注入する(図13)。 (9)モルタル33が凝固した後、(6)で取り付けた
板材30を取り外す。 (10)サッシュ枠21回りの外装仕上げを行なう。左
官仕上げやタイル仕上げなどを行なう。サッシュ枠21
の取付が完了すると、最後に障子を吊り込み、ガラスを
はめ込む。このように、サッシュ枠21の取付は、正確
に取付位置調整を行なっているため、設計通り正確に取
り付けることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、(5)
の取付位置調整作業は、熟練が必要であり、サッシュ施
工技能士などの指導の基に行なわれ、前記調整項目の
(a)から(d)までの4項目について各サッシュ枠2
1毎に行なわなければならず、作業時間がかかる。ま
た、(6)の各アンカーの溶接は、1つのサッシュ枠2
1を固定するのに、十数箇所の溶接が行なわれ、例えば
一般的な窓(2000mm×1000mm)の場合で
も、16箇所程度の溶接を行なわなければならない。ア
ンカーの取付作業を簡略化するために埋め込み式の躯体
アンカー23aやはめ込み式のサッシュアンカー25も
開発されているが、根本的な溶接作業の時間短縮にはな
っていないのが現状である。サッシュ枠21の取付作業
の中で、これら位置調整作業とアンカー溶接作業が作業
時間の大半を占めている。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に着目
し、作業時間を短縮し、容易にかつ正確にサッシュ枠類
の取付ができるサッシュ枠類の固定具および施工方法を
実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1は、図1に例示
するように、壁面1に設けられた開口部にサッシュ類枠
2を取り付けるための留め具において、サッシュ類枠2
を壁面1の内外両面側から挟んで支持するための挟持手
段3を有するサッシュ類枠の固定具である。該挟持手段
3は、サッシュ類枠2を壁面1の内外面から挟んで支持
できる構造のものならばいずれでも良く、例えばボルト
などで締め付けて固定しても良い。また、図5に例示す
るように、コの字型の挟持具4を複数個設けたものでも
良い。
【0009】請求項2は、図6に例示するように、壁面
1に設けられた段差付きの開口部にサッシュ類枠2を取
り付けるための留め具において、壁面1の段差部1aと
サッシュ類枠2との隙間を覆うスペーサー5を設け、壁
面1とサッシュ類枠2の障子6とを挟んで、該サッシュ
類枠2を支持するための挟持手段3を有するサッシュ類
枠の固定具である。該挟持手段3は、壁面1とサッシュ
類枠2の障子6とを挟んで支持できるものならばいずれ
でも良く、例えば図6に例示するようにU字型の挟持具
7で、障子6と壁面1に設けた板材3とを挟んで支持す
るものでも良い。また、該スペーサー5は、壁面1の段
差部1aとサッシュ類枠2との間を全周に渡って一定の
間隔に保持できるものならばいずれでも良く、例えば木
製の角材を用いても良い。
【0010】請求項3は、図3に例示するように、前記
の壁面1に設けられた開口部にサッシュ類枠2を取り付
けるための留め具において、該サッシュ類枠2を壁面1
に対して平行に支持するための支持手段8を有するサッ
シュ類枠の固定具である。該支持手段8は、サッシュ類
枠2を壁面1に対して平行に支持できるものならばいず
れでも良く、例えば壁面1に平行に設けられた剛性の部
材をサッシュ枠2に固定したものでも良い。
【0011】請求項4は、図3に例示するように、サッ
シュ類枠2の外周部に壁面1に対して平行に突出する板
材8を設け、壁面1と該板材8を挟んで該サッシュ類枠
2を支持する挟持手段3を有するサッシュ類枠の固定具
である。該板材8は、剛性を有する板材ならばいずれで
も良く、例えば木製の板材でも良い。該板材8とサッシ
ュ枠2の連結は、該板材8面とサッシュ面が平行を維持
できるようにしっかりと連結できるものならばいずれで
も良く、図3に例示するような、連結金具9を用いても
良い。また、該連結金具9は、サッシュ枠2と一体的に
成形されたものでも良い。該挟持手段は特に限定しな
い。
【0012】請求項5は、図4に例示するように、前記
支持手段8として用いられる板材とサッシュ類枠2の連
結部のモルタル10が詰められる部分に突起11が設け
られたサッシュ類枠の固定具である。該突起11は、サ
ッシュ枠2外面よりモルタル10詰めされる空間側に突
出しているものならばいずれでも良く、該サッシュ枠2
と一体的に成形されたものでも良い。
【0013】請求項6は、壁面1の開口部にサッシュ類
枠2を取り付ける方法において、前記の請求項1から5
までのいずれかの項に記載の固定具を用いてサッシュ類
枠2を固定し、該サッシュ類枠2回りにモルタル10詰
めを行なった後に、前記の挟持手段3および支持手段8
を取り外して外装仕上げを行なうサッシュ類枠2の施工
方法である。
【0014】請求項7は、図3に例示するように、前記
の壁面1の開口部の切欠面12に溝状の凹部13を設
け、サッシュ類枠2を固定後、サッシュ枠回りにモルタ
ル10を充填するサッシュ類枠の施工方法である。該溝
状の凹部13は、予め壁面コンクリートの打設時に設け
ても良く、後から掘設しても良い。また、ブロック壁な
どのように、端部に凹部を有するものはそのまま使用し
ても良い。凹部の形状は、特に限定しない。
【0015】請求項8は、図3に例示するように、前記
の支持手段として用いられる板材8とサッシュ類枠2を
連結部材9を用いて連結する場合において、該板材8と
連結部材9とをダブル頭釘14を用いて連結し、該板材
側から連結部材9に打ち込んで固定するようにしたサッ
シュ類枠の施工方法である。該ダブル頭釘14は、頭部
が2重になっている釘ならばいすれでも良く、例えばコ
ンクリート用ダブル釘でも良い。
【0016】
【作用】請求項1のように、壁面1に設けられた開口部
にサッシュ類枠2を取り付けるための留め具において、
サッシュ類枠2を壁面1の内外両面側から挟んで支持す
るための挟持手段3を有すると、締め付けるだけで簡単
に開口部に固定することができ、位置調整も容易にでき
る。また、固定箇所が少なく、アンカーの溶接などの作
業も必要ないので短時間に固定できる。
【0017】請求項2のように、壁面1に設けられた段
差付きの開口部にサッシュ類枠2を取り付けるための留
め具において、壁面1の段差部1aとサッシュ類枠2と
の隙間を覆うスペーサー5を設け、壁面1とサッシュ類
枠2の障子6とを挟んで、該サッシュ類枠2を支持する
ための挟持手段3を有すると、壁面1に段差部1aがあ
っても、締め付けるだけで簡単に開口部に固定すること
ができ、位置調整も容易であり、アンカーを使用せず、
溶接作業も要らない。また、スペーサー5がモルタル止
めを兼ねるため、固定後にモルタル止めを設ける必要が
ない。
【0018】請求項3のように、壁面1に設けられた開
口部にサッシュ類枠2を取り付けるための留め具におい
て、該サッシュ類枠2を壁面1に対して平行に支持する
ための支持手段8を有すると、垂直に施工されている壁
面1に平行に支持されるので、サッシュ枠2も垂直とな
り、倒れ調整の必要がなくなり、取付位置調整が簡素化
でき、位置調整作業時間を短縮できる。
【0019】請求項4のように、サッシュ類枠2の外周
部に壁面1に対して平行に突出する板材8を設け、壁面
1と該板材8を挟んで該サッシュ類枠2を支持する挟持
手段3を有すると、サッシュ枠2が垂直に支持されるた
め、倒れ調整の必要がなく、該板材をサッシュ枠2に取
り付ける作業は、工場で行なえるので現場での作業時間
には影響しない。また、サッシュ枠2の外周を板で確実
に固定されるため、直角度の調整を工場で行なえば、現
場での作業時間を短縮できる。また、締め付けるだけで
簡単に開口部に取り付けが行なえるため、取り付けがす
ばやくでき、調整は、周囲隙間調整と水平度調整のみと
なり、熟練者でなくても水準器があれば簡単に取り付け
が行なえる。
【0020】請求項5のように、前記支持手段として用
いられる板材8とサッシュ類枠2の連結部のモルタル詰
めされる空間部に突起11を設けると、該突起11によ
り充填されるモルタル10とサッシュ類枠2との結合面
積が増えるため、取付強度が増し、耐風圧性が向上す
る。
【0021】請求項6のように、壁面1の開口部にサッ
シュ類枠2を取り付ける方法において、前記の請求項1
から5までのいずれかの項に記載の固定具を用いてサッ
シュ類枠2を固定し、該サッシュ類枠2の回りにモルタ
ル詰めを行なった後に、前記の挟持手段3および支持手
段8を取り外して外装仕上げを行なうと、サッシュ類枠
2の固定作業が簡単に行なえ、位置調整が容易であり、
アンカー取付や溶接がないので、大幅に作業時間を短縮
することができる。
【0022】請求項7のように、前記の壁面1の開口部
の切欠面12に溝状の凹部13を設け、サッシュ類枠2
を固定後、サッシュ枠回りにモルタル10を充填する
と、溝状凹部13に充填されるモルタル10により、壁
面1と直角方向に作用する力に対しての強度が増し、サ
ッシュの耐風圧性が向上する。
【0023】請求項8のように、前記の支持手段として
用いられる板材8と連結部材9とをダブル頭釘14を用
いて連結し、該板材側から連結部材9に打ち込んで固定
すると、サッシュ類枠2回りに充填したモルタル10が
凝固した後に、該板材8を外す場合において、くぎ抜き
で簡単に外すことができ、板材8の取り外し作業時間が
短縮できる。
【0024】
【実施例】次に本発明によるサッシュ類枠2の固定具お
よび施工方法が実際上どのように具体化されるかを実施
例で説明する。図1は、本発明によるサッシュ類枠の施
工の流れを示すフローシートである。以下にその施工手
順を説明する。 (イ)工場にてサッシュ枠2を作製する。 (ロ)サッシュ枠2に支持板材8を取り付ける。 (ハ)直角度調整を行なう。 (ニ)現場に搬入する。 (ホ)壁面1開口部の切欠面12に溝状の凹部13を掘
設する。躯体施工時に予め溝状の凹部を設けて打設した
場合は不要。 (ヘ)固定具(挟持具3)でサッシュ枠2を仮止め固定
する。
【0025】(ト)取付位置調整をする。以下の2項目
について行なう。 (a)周囲隙間調整 (b)水平調整 (チ)サッシュ枠2の回りにモルタル10を充填する。 (リ)モルタル10凝固後、支持板枠8を取り外す。 (ヌ)外装面の仕上げを行なう。 上記のように本発明によると、従来例(図7)のように
アンカー類を必要としないため、その取付および溶接作
業がなくなり、現場での作業時間が大幅に短縮される。
【0026】図3は、本発明によるサッシュ枠2の固定
具の実施例である。該サッシュ枠2の固定具は、図3
(1)に示すような、サッシュ枠2の外周部に木製板材
を連結金具9を用いて、該サッシュ枠2面に平行に取り
付けた支持板材8と、図3(2)に示すような、2本の
木製角材に各々ボルトナット15が取り付けられた挟持
部材3から構成されている。該支持板材8とサッシュ枠
2との連結は、図4に示すように、サッシュ枠2と連結
金具9はビス16で止められており、支持板材8と連結
金具9は、該支持板材8側からダブル頭釘14を打ちこ
んで固定されている。
【0027】該サッシュ枠2の固定具を用いたサッシュ
枠2の外納め施工方法の実施例を図2に示す。(1)
は、壁面1の内側から見た図であり、(2)は外側から
見た図である。このサッシュ枠2の固定方法は、該サッ
シュ枠2の外周部に取付られた支持板材8が壁面1に密
着するように、開口部に外側からはめ込み、挟持部材3
で内壁面1と支持板材8を挟み、ボルトナット15で締
め付けて固定する。
【0028】取付位置調整は、ボルトナット15で締め
付けているので簡単に調整できる。すなわち、周囲隙間
調整は、図2(1)に示すように、壁面1の内側から見
てサッシュ枠2と壁面1の隙間を上下左右が均等になる
ように調整し、水平調整は、水準器をサッシュ枠2に当
てて調整すれば良い。倒れ調整は、支持板材8が壁面1
に密着して取り付けてあり、壁面1に平行なため、調整
の必要はない。また、直角度調整は、工場にて支持板材
8を取り付ける際に調整されているので、現場での調整
の必要はない。従来例(図10)のように、くさびなど
の固定具26を多数使用しないため、調整が簡単であ
り、調整項目も少ないため、取付位置調整の作業時間が
短縮でき、熟練者でなくても簡単に調整が可能である。
【0029】該サッシュ枠2の固定具に用いられる支持
板材8は、ダブル頭釘14を用いて連結金具9に固定さ
れているため、サッシュ枠2回りのモルタル詰めが終了
後、該支持板材8の取り外しを行なう際に釘抜きなどで
簡単に取り外しができる。また、図4(2)、(3)に
示すように、連結金具9は、サッシュ枠2と壁面1の隙
間に突起するようにJ型形状を呈しており、開口部の切
欠面12は溝状の凹部13が設けられている。このた
め、サッシュ枠2とモルタル10および壁面1の取付強
度は高められているため、サッシュの耐風圧性は十分に
確保される。
【0030】図5、図6は、サッシュ枠2の固定具の他
の実施例あり、図5は、コの字型の挟持具4を用いた例
であり、小型で軽量のサッシュ枠2の固定に適してい
る。図6は、一般枠納まり施工のような、段差部1aを
有する開口部にサッシュ枠2を取り付ける場合に適して
いる。この固定具は、図6に示すように、挟持手段3と
して、木製の挟持部材3と、U字型ボルト7と、スペー
サー5から構成されており、障子6を予め吊り込んだサ
ッシュ枠2を開口部の段差面1aの角部に木製角材から
なるスペーサー5を介して取り付け、外壁面1に設けた
挟持部材3と障子6の召合せ框部17をU字型ボルト7
で締め付けて固定するようになっている。このような挟
持手段3を設けると、段差を有する開口部でもサッシュ
枠2を簡単に固定することができ、アンカー類を使用せ
ず、取付位置調整も容易になる。
【0031】
【発明の効果】請求項1のように、壁面1に設けられた
開口部にサッシュ類枠2を取り付けるための留め具にお
いて、サッシュ類枠2を壁面1の内外両面側から挟んで
支持するための挟持手段3を有することにより、サッシ
ュ枠2の固定および取付位置調整が容易にでき、取付作
業時間を大幅に短縮することができ、安価なサッシュ枠
の固定具を提供できる。
【0032】請求項2のように、壁面1に設けられた段
差付きの開口部にサッシュ類枠2を取り付けるための留
め具において、壁面1の段差部1aとサッシュ類枠2と
の隙間を覆うスペーサー5を設け、壁面1とサッシュ類
枠2の障子6とを挟んで、該サッシュ類枠2を支持する
ための挟持手段3を有することにより、段差付きの開口
部において、サッシュ枠2の固定および取付位置調整が
容易にでき、取付作業時間を大幅に短縮することがで
き、安価なサッシュ枠の固定具を提供できる。
【0033】請求項3のように、壁面1に設けられた開
口部にサッシュ類枠2を取り付けるための留め具におい
て、該サッシュ類枠2を壁面1に対して平行に支持する
ための支持手段8を有することにより、取り付けが容易
となり、倒れ調整の必要がなく、取付位置調整作業時間
を短縮することができる。
【0034】請求項4のように、サッシュ類枠2の外周
部に壁面1に対して平行に突出する板材8を設け、壁面
1と該板材8を挟んで該サッシュ類枠2を支持する挟持
手段3を有することにより、サッシュ枠2の固定および
調整が容易にでき、熟練を必要としない。また、取付位
置調整が簡素化でき、かつすばやくできるため、サッシ
ュ枠2の取付作業時間を短縮することができ、安価なサ
ッシュ枠の固定具を提供できる。
【0035】請求項5のように、前記支持手段として用
いられる板材8とサッシュ類枠2の連結部のモルタル1
0が詰められる空間部に突起11を設けることにより、
モルタル10とサッシュ枠2との結合力が増し、サッシ
ュの耐風圧性を向上させることができる。
【0036】請求項6のように、壁面1の開口部にサッ
シュ類枠2を取り付ける方法において、前記の請求項1
から5までのいずれかの項に記載の固定具を用いてサッ
シュ類枠2を固定する施工方法とすることにより、サッ
シュ枠2の固定および取付位置調整が容易となり、溶接
を必要としないため、電源などの作業設備を必要とせ
ず、取付作業時間を大幅に短縮させることができ、安価
なサッシュ枠の施工方法を提供できる。
【0037】請求項7のように、壁面1の開口部の切欠
面12に溝状の凹部13を設けることにより、壁面1に
対して直角方向の強度が増し、耐風圧性が向上し、信頼
性の高いサッシュ枠の施工方法を実現できる。
【0038】請求項8のように、前記の支持手段として
用いられる板材8と連結部材9とをダブル頭釘14を用
いて連結し、該板材側から連結部材9に打ち込んで固定
することにより、該支持板材8の取り外しが簡単に、か
つすばやく行なうことができる。
【0039】以上のように、本発明によれば、取付作業
が容易にかつ正確に行なえ、しかも作業時間を大幅に短
縮し、安価なサッシュ枠の固定具および施工方法を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるサッシュ枠の施工方法を示すフロ
ーチャートである。
【図2】本発明によるサッシュ枠の固定具の使用例を示
す斜視図である。
【図3】本発明によるサッシュ枠の固定具の実施例を示
す斜視図である。
【図4】本発明によるサッシュ枠の固定具の部分詳細図
である。
【図5】本発明によるサッシュ枠の固定具の他の実施例
を示す斜視図である。
【図6】本発明によるサッシュ枠の固定具の他の実施例
を示す斜視図である。
【図7】従来のサッシュ枠の施工方法を示すフローチャ
ートである。
【図8】従来のアンカー類の取付例を示す斜視図であ
る。
【図9】従来のアンカーの実施例を示す斜視図である。
【図10】従来のサッシュ枠施工時の取付位置調整作業
例を示す図である。
【図11】従来のサッシュ枠施工時のアンカー溶接作業
例を示す図である。
【図12】従来のサッシュ枠施工時のモルタル止め用板
材の取付例を示す図である。
【図13】従来のサッシュ枠施工時のモルタル注入作業
例を示す図である。
【符号の説明】
1 壁面 1a 段差部 2 サッシュ枠 3 挟持部材 5 スペーサー 6 障子 8 支持板材 9 連結金具 10 モルタル 11 突起 13 溝状凹部 14 ダブル頭釘 23 躯体アンカー 25 サッシュアンカー

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁面(1)に設けられた開口部にサッシ
    ュ類枠(2)を取り付けるための留め具において、 該サッシュ類枠(2)を壁面(1)の内外両面側から挟
    んで支持するための挟持手段(3)を有することを特徴
    とするサッシュ類枠の固定具。
  2. 【請求項2】 壁面(1)に設けられた段差付きの開口
    部にサッシュ類枠(2)を取り付けるための留め具にお
    いて、 壁面(1)の段差部(1a)とサッシュ類枠(2)との
    隙間にスペーサー(5)を設け、壁面(1)とサッシュ
    類の障子(6)とを挟んで、該サッシュ類枠(2)を支
    持するための挟持手段(3)を有することを特徴とする
    サッシュ類枠の固定具。
  3. 【請求項3】 壁面(1)に設けられた開口部にサッシ
    ュ類枠(2)を取り付けるための留め具において、 該サッシュ類枠(2)を壁面(1)に対して平行に支持
    するための支持手段(8)を有することを特徴とするサ
    ッシュ類枠の固定具。
  4. 【請求項4】 壁面(1)に設けられた開口部にサッシ
    ュ類枠(2)を取り付けるための留め具において、 サッシュ類枠(2)の外周部に壁面(1)に対して平行
    に突出する板材が設けられ、壁面(1)と該板材を挟ん
    で、該サッシュ類枠(2)を支持する挟持手段(3)を
    有することを特徴とする請求項3に記載のサッシュ類枠
    の固定具。
  5. 【請求項5】 前記支持手段として用いられる板材とサ
    ッシュ類枠(2)の連結部のモルタル詰めされる空間部
    (10)に突起(11)が設けられたことを特徴とする
    請求項4に記載のサッシュ類枠の固定具。
  6. 【請求項6】 壁面(1)の開口部にサッシュ類枠
    (2)を取り付ける方法において、 前記の請求項1から5までのいずれかの項に記載の固定
    具を用いてサッシュ類枠(2)を固定し、該枠回りにモ
    ルタル詰めを行なった後に、前記の挟持手段(3)およ
    び支持手段(8)を取り外すことを特徴とするサッシュ
    類枠の施工方法。
  7. 【請求項7】 前記の壁面(1)の開口部の切欠面(1
    2)に溝状の凹部が設けられたことを特徴とする請求項
    6に記載のサッシュ類枠の施工方法。
  8. 【請求項8】 前記の支持手段として用いられる板材
    (8)とサッシュ類枠(2)の連結部材(9)を、該板
    材側からダブル頭釘(14)を打って固定することをを
    特徴とする請求項6または請求項7に記載のサッシュ類
    枠の施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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