JPH0882233A - エンジンの吸気装置 - Google Patents
エンジンの吸気装置Info
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- JPH0882233A JPH0882233A JP6219064A JP21906494A JPH0882233A JP H0882233 A JPH0882233 A JP H0882233A JP 6219064 A JP6219064 A JP 6219064A JP 21906494 A JP21906494 A JP 21906494A JP H0882233 A JPH0882233 A JP H0882233A
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- Japan
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- air
- intake
- fuel
- egr
- fuel ratio
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Combustion Methods Of Internal-Combustion Engines (AREA)
- Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 エンジンの失火を避けながら排ガス中のNO
xを大幅に低減し、かつ、良好な燃費を確保する。 【構成】 吸気ポート16からの吸気で燃焼室14内に
スワールを生成する一方、混合気供給ポート57内で混
合気を形成してから上記燃焼室14内に供給することに
より、混合気を成層化して燃焼性を高める。その上で、
EGR管48を通じてのEGR率を20%以上に設定
し、排気系には三元触媒等のNOx浄化触媒44を設け
る。また空燃比は、少なくとも低負荷運転領域において
略理論空燃比とする。
xを大幅に低減し、かつ、良好な燃費を確保する。 【構成】 吸気ポート16からの吸気で燃焼室14内に
スワールを生成する一方、混合気供給ポート57内で混
合気を形成してから上記燃焼室14内に供給することに
より、混合気を成層化して燃焼性を高める。その上で、
EGR管48を通じてのEGR率を20%以上に設定
し、排気系には三元触媒等のNOx浄化触媒44を設け
る。また空燃比は、少なくとも低負荷運転領域において
略理論空燃比とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常の吸気ポートとは
別に、加圧エアと燃料との混合により混合気を形成して
燃焼室内に供給するための混合気供給ポートを備えたエ
ンジンの吸気装置に関するものである。
別に、加圧エアと燃料との混合により混合気を形成して
燃焼室内に供給するための混合気供給ポートを備えたエ
ンジンの吸気装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、燃料の気化・霧化を促進して混合
気を成層化する手段として、例えば特開平5−3972
0号公報に示される装置が知られている。この装置は、
吸気ポートからの吸気で燃焼室内にスワールを生成する
一方、吸気ポートとは別に混合気供給ポートを燃焼室内
に開口させ、この混合気供給ポートを所定容積をもつ閉
空間に連通させるとともに、この閉空間にインジェクタ
を設け、上記混合気供給ポートをタイミング弁によって
排気行程の前半及び吸気行程の後半で開くようにしたも
のである。この装置によれば、排気行程後半に混合気供
給ポート内に取り込まれた排ガス(加圧ガス)とインジ
ェクタからの燃料とが上記閉空間で混合されて混合気が
形成され、この混合気が上記スワール中心部に供給され
て成層化されることにより燃焼性が高められる。
気を成層化する手段として、例えば特開平5−3972
0号公報に示される装置が知られている。この装置は、
吸気ポートからの吸気で燃焼室内にスワールを生成する
一方、吸気ポートとは別に混合気供給ポートを燃焼室内
に開口させ、この混合気供給ポートを所定容積をもつ閉
空間に連通させるとともに、この閉空間にインジェクタ
を設け、上記混合気供給ポートをタイミング弁によって
排気行程の前半及び吸気行程の後半で開くようにしたも
のである。この装置によれば、排気行程後半に混合気供
給ポート内に取り込まれた排ガス(加圧ガス)とインジ
ェクタからの燃料とが上記閉空間で混合されて混合気が
形成され、この混合気が上記スワール中心部に供給され
て成層化されることにより燃焼性が高められる。
【0003】そして、上記公報では、上記混合気成層化
による燃焼性向上を利用して、良好な希薄燃焼を実現
し、燃費改善を図っている。
による燃焼性向上を利用して、良好な希薄燃焼を実現
し、燃費改善を図っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、排ガス中に含ま
れるNOx量の規制がますます厳しくなっており、NO
x低減が重要な課題となっている。その低減手段として
は、排ガス還流(以下、EGRと称する)及びNOx浄
化触媒(例えば三元触媒)の併用が有効である。
れるNOx量の規制がますます厳しくなっており、NO
x低減が重要な課題となっている。その低減手段として
は、排ガス還流(以下、EGRと称する)及びNOx浄
化触媒(例えば三元触媒)の併用が有効である。
【0005】ところが、上記公報のように、燃費を改善
するために空燃比を大きくリーン側に設定すると、その
分燃焼性が低下するためにEGR率の増加は著しく制限
され、しかも、上記リーン空燃比の設定で新気量が増え
る分だけ排気温度も著しく低下してNOx浄化触媒の活
性化も図れず、十分なNOx低減効果は期待できなくな
る。
するために空燃比を大きくリーン側に設定すると、その
分燃焼性が低下するためにEGR率の増加は著しく制限
され、しかも、上記リーン空燃比の設定で新気量が増え
る分だけ排気温度も著しく低下してNOx浄化触媒の活
性化も図れず、十分なNOx低減効果は期待できなくな
る。
【0006】本発明は、このような事情に鑑み、良好な
燃焼安定性を維持しながら排ガス中のNOxを大幅に低
減し、かつ、良好な燃費を確保できるエンジンの吸気装
置を提供することを目的とする。
燃焼安定性を維持しながら排ガス中のNOxを大幅に低
減し、かつ、良好な燃費を確保できるエンジンの吸気装
置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、本発明は、吸気ポートとは別に、加圧エ
アと燃料との混合により混合気を形成して燃焼室内に供
給するための混合気供給ポートを備え、この混合気供給
ポートの上記燃焼室内に対する開口期間が吸気行程後半
から圧縮行程にかけての期間に設定されたエンジンの吸
気装置において、上記吸気ポートをこの吸気ポートから
の吸気により燃焼室内にスワールが生成されるように配
置し、上記混合気供給ポートを点火プラグ近傍のボア中
心部に対して略シリンダ中心線方向に開口させるととも
に、上記吸気ポートに排ガスを還流させる排ガス還流手
段と、排気通路を流れるNOxを浄化するNOx浄化触
媒(例えば三元触媒)とを備え、少なくとも低負荷運転
領域において上記混合気供給による筒内空燃比を略理論
空燃比に設定し、上記排ガス還流手段による排ガス還流
率を20%以上に設定したものである。
の手段として、本発明は、吸気ポートとは別に、加圧エ
アと燃料との混合により混合気を形成して燃焼室内に供
給するための混合気供給ポートを備え、この混合気供給
ポートの上記燃焼室内に対する開口期間が吸気行程後半
から圧縮行程にかけての期間に設定されたエンジンの吸
気装置において、上記吸気ポートをこの吸気ポートから
の吸気により燃焼室内にスワールが生成されるように配
置し、上記混合気供給ポートを点火プラグ近傍のボア中
心部に対して略シリンダ中心線方向に開口させるととも
に、上記吸気ポートに排ガスを還流させる排ガス還流手
段と、排気通路を流れるNOxを浄化するNOx浄化触
媒(例えば三元触媒)とを備え、少なくとも低負荷運転
領域において上記混合気供給による筒内空燃比を略理論
空燃比に設定し、上記排ガス還流手段による排ガス還流
率を20%以上に設定したものである。
【0008】
【作用】上記装置によれば、混合気供給ポートからの混
合気供給とスワール生成とにより燃焼室内で混合気が良
好に成層化されるため、EGR率を20%以上に設定し
ながらも点火プラグの周囲に十分な量の混合気を確保で
き、良好な燃焼安定性を確保できる。しかも、このよう
な混合気成層化を略理論空燃比で行う運転では、リーン
空燃比の場合よりも新気量が少なくてEGR率を上げて
も排気温度は下がりにくく、このような高い排気温度の
維持と略理論空燃比の設定とにより、NOx低減触媒を
十分に活性化できる。特に、この触媒が三元触媒である
場合、活性化は極めて顕著となる。そして、このような
NOx低減触媒の活性化と、上記EGR率のアップとに
より、NOx発生量は大幅に低減される。しかも、吸気
系への高温の排ガスの導入により熱効率が向上し、かつ
ポンピングロスが低減するため、EGRを行わない場合
よりも燃費は良くなる。
合気供給とスワール生成とにより燃焼室内で混合気が良
好に成層化されるため、EGR率を20%以上に設定し
ながらも点火プラグの周囲に十分な量の混合気を確保で
き、良好な燃焼安定性を確保できる。しかも、このよう
な混合気成層化を略理論空燃比で行う運転では、リーン
空燃比の場合よりも新気量が少なくてEGR率を上げて
も排気温度は下がりにくく、このような高い排気温度の
維持と略理論空燃比の設定とにより、NOx低減触媒を
十分に活性化できる。特に、この触媒が三元触媒である
場合、活性化は極めて顕著となる。そして、このような
NOx低減触媒の活性化と、上記EGR率のアップとに
より、NOx発生量は大幅に低減される。しかも、吸気
系への高温の排ガスの導入により熱効率が向上し、かつ
ポンピングロスが低減するため、EGRを行わない場合
よりも燃費は良くなる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
【0010】図1に示すエンジン本体10の各シリンダ
内には、ピストン12が昇降可能に収納され、その上方
に燃焼室14が形成されている。この燃焼室14内に
は、第1吸気ポート16、第2吸気ポート18、及び2
つの排気ポート20が開口している。図2に示すよう
に、第1吸気ポート16及び第2吸気ポート18は中心
部を境に一方の側(図1,2では左側)に配され、両排
気ポート20は他方の側(図1,2では右側)に配され
ており、ボア略中心部には点火プラグ26が配設されて
いる。両吸気ポート16,18は、それぞれ吸気弁22
の作動により開閉され、両排気ポート20は、それぞれ
排気弁24の作動により開閉されるようになっている。
内には、ピストン12が昇降可能に収納され、その上方
に燃焼室14が形成されている。この燃焼室14内に
は、第1吸気ポート16、第2吸気ポート18、及び2
つの排気ポート20が開口している。図2に示すよう
に、第1吸気ポート16及び第2吸気ポート18は中心
部を境に一方の側(図1,2では左側)に配され、両排
気ポート20は他方の側(図1,2では右側)に配され
ており、ボア略中心部には点火プラグ26が配設されて
いる。両吸気ポート16,18は、それぞれ吸気弁22
の作動により開閉され、両排気ポート20は、それぞれ
排気弁24の作動により開閉されるようになっている。
【0011】第1吸気ポート16及び第2吸気ポート1
8には、それぞれ第1吸気管28及び第2吸気管30が
接続され、両吸気管28,30は共通のサージタンク3
2に接続されている。このサージタンク32上流側の独
立吸気管には、エアクリーナー34やスロットル弁36
が配設されている。上記第2吸気ポート18の途中に
は、スワールコントロール弁38が設けられ、アクチュ
エータ40により開閉駆動されるようになっている。第
1吸気ポート16は、第2吸気ポート18よりも水平に
近い方向から燃焼室14に入射しており、上記スワール
コントロール弁38が閉じた状態で第1吸気ポート16
からの吸気により燃焼室14内でのスワール(横スワー
ル)生成が促されるようになっている。
8には、それぞれ第1吸気管28及び第2吸気管30が
接続され、両吸気管28,30は共通のサージタンク3
2に接続されている。このサージタンク32上流側の独
立吸気管には、エアクリーナー34やスロットル弁36
が配設されている。上記第2吸気ポート18の途中に
は、スワールコントロール弁38が設けられ、アクチュ
エータ40により開閉駆動されるようになっている。第
1吸気ポート16は、第2吸気ポート18よりも水平に
近い方向から燃焼室14に入射しており、上記スワール
コントロール弁38が閉じた状態で第1吸気ポート16
からの吸気により燃焼室14内でのスワール(横スワー
ル)生成が促されるようになっている。
【0012】各排気ポート20は、排気マニホールド4
1を介して共通排気管42に接続され、この共通排気管
42の途中にNOx浄化触媒44が設けられており、こ
のNOx浄化触媒44の上流側にはO2センサ46が設
けられている。上記NOx浄化触媒44は、少なくとも
略理論空燃比でNOx浄化反応を促すものであれば良
く、三元触媒や、理論空燃比に加えてリーン空燃比でも
NOx浄化が可能な触媒等が、好適である。
1を介して共通排気管42に接続され、この共通排気管
42の途中にNOx浄化触媒44が設けられており、こ
のNOx浄化触媒44の上流側にはO2センサ46が設
けられている。上記NOx浄化触媒44は、少なくとも
略理論空燃比でNOx浄化反応を促すものであれば良
く、三元触媒や、理論空燃比に加えてリーン空燃比でも
NOx浄化が可能な触媒等が、好適である。
【0013】上記共通排気管42と、吸気系(図例では
サージタンク32)とは、排ガス還流用のEGR管48
を介して接続され、このEGR管48の途中にEGR弁
50が設けられている。このEGR弁50は、ダイヤフ
ラム弁で構成され、その内部が圧力導入管54を介して
三方切換弁56の第1ポート、第2ポート、大気開放ポ
ートのうちの第2ポートに接続されるとともに、この三
方切換弁56の第1ポートが圧力導入管52を介して上
記サージタンク32に接続されている。この三方切換弁
56は、制御信号を受けて弁切換されるものであり、そ
の第1ポートと第2ポートとが連通された状態では、サ
ージタンク32内の負圧により上記EGR弁50が開か
れ、大気ポートと第2ポートとが連通された場合には、
EGR弁50が閉じられるように構成されている。ま
た、このEGR弁50が開いた時のEGR率(排気還流
率)が20%以上となるように、EGR系が構成されて
いる。
サージタンク32)とは、排ガス還流用のEGR管48
を介して接続され、このEGR管48の途中にEGR弁
50が設けられている。このEGR弁50は、ダイヤフ
ラム弁で構成され、その内部が圧力導入管54を介して
三方切換弁56の第1ポート、第2ポート、大気開放ポ
ートのうちの第2ポートに接続されるとともに、この三
方切換弁56の第1ポートが圧力導入管52を介して上
記サージタンク32に接続されている。この三方切換弁
56は、制御信号を受けて弁切換されるものであり、そ
の第1ポートと第2ポートとが連通された状態では、サ
ージタンク32内の負圧により上記EGR弁50が開か
れ、大気ポートと第2ポートとが連通された場合には、
EGR弁50が閉じられるように構成されている。ま
た、このEGR弁50が開いた時のEGR率(排気還流
率)が20%以上となるように、EGR系が構成されて
いる。
【0014】さらに、このエンジンの特徴として、吸気
ポート16,18とは別の混合気供給ポート57が、上
記点火プラグ26近傍のボア中心部に対して略シリンダ
中心線方向(図では上下方向)に開口している。この混
合気供給ポート57は、閉空間とされ、その内部にイン
ジェクタ60から燃料が噴射されるようになっており、
燃焼室14内に対しては混合気供給ポート57がセンタ
ー弁58の作動により開閉されるようになっている。
ポート16,18とは別の混合気供給ポート57が、上
記点火プラグ26近傍のボア中心部に対して略シリンダ
中心線方向(図では上下方向)に開口している。この混
合気供給ポート57は、閉空間とされ、その内部にイン
ジェクタ60から燃料が噴射されるようになっており、
燃焼室14内に対しては混合気供給ポート57がセンタ
ー弁58の作動により開閉されるようになっている。
【0015】図3は、上記吸気弁22及びセンター弁5
8のバルブタイミングをそれぞれ破線71及び実線72
で示したものである。図示のように、吸気弁22の開弁
期間は、ピストン上死点手前からピストン下死点直後ま
でとされ、センター弁58の開弁期間(すなわち混合気
供給ポート57の開口期間)は、ピストン下死点の手前
(すなわち吸気行程後半)から次のピストン上死点手前
(すなわち圧縮行程後半)までとされている。
8のバルブタイミングをそれぞれ破線71及び実線72
で示したものである。図示のように、吸気弁22の開弁
期間は、ピストン上死点手前からピストン下死点直後ま
でとされ、センター弁58の開弁期間(すなわち混合気
供給ポート57の開口期間)は、ピストン下死点の手前
(すなわち吸気行程後半)から次のピストン上死点手前
(すなわち圧縮行程後半)までとされている。
【0016】このエンジンでは、上記O2センサ46の
他、エンジン回転数センサ64、吸気圧センサ66、ス
ロットルセンサ68等の各センサ類が設けられ、これら
の検出信号がECU70に入力されるようになってい
る。このECU70は、上記検出信号から把握される運
転状態に応じて、次の制御を行うように構成されてい
る。 特定の運転領域(例えばアイドル運転領域及び高負荷
運転領域を除く領域)でアクチュエータ40に制御信号
を出力し、スワールコントロール弁38を閉弁させる。 上記領域で三方切換弁56に制御信号を出力し、EG
R弁50を開弁させる。 インジェクタ60にパルス信号を出力し、燃料噴射時
期及び燃料噴射量を制御する。具体的には、センター弁
58の開弁の少し手前の時点で燃料噴射を開始させ、か
つ、O2センサ46の検出信号に基づき、空燃比を略理
論空燃比に維持するように燃料噴射量をフィードバック
制御する。
他、エンジン回転数センサ64、吸気圧センサ66、ス
ロットルセンサ68等の各センサ類が設けられ、これら
の検出信号がECU70に入力されるようになってい
る。このECU70は、上記検出信号から把握される運
転状態に応じて、次の制御を行うように構成されてい
る。 特定の運転領域(例えばアイドル運転領域及び高負荷
運転領域を除く領域)でアクチュエータ40に制御信号
を出力し、スワールコントロール弁38を閉弁させる。 上記領域で三方切換弁56に制御信号を出力し、EG
R弁50を開弁させる。 インジェクタ60にパルス信号を出力し、燃料噴射時
期及び燃料噴射量を制御する。具体的には、センター弁
58の開弁の少し手前の時点で燃料噴射を開始させ、か
つ、O2センサ46の検出信号に基づき、空燃比を略理
論空燃比に維持するように燃料噴射量をフィードバック
制御する。
【0017】次に、このエンジンの作用を説明する。
【0018】上記特定領域に入ると、スワールコントロ
ール弁38が閉弁され、第1吸気ポート16からのみ吸
気がなされ、この吸気により燃焼室14内にスワールが
生成される。一方、混合気供給ポート57では、前行程
で圧入されたエアにインジェクタ60から燃料が噴射さ
れて混合気が形成され、吸気行程後半でセンター弁58
が開弁された当初は、吸気負圧により上記混合気が混合
気供給ポート57から燃焼室14内に引出される。その
後、圧縮行程に入って燃焼室14内圧力が高まると、そ
の中のエアが逆に混合気供給ポート57内に押し込ま
れ、センター弁58が閉弁した時点で閉じ込められる。
この繰り返しにより、毎サイクルで燃焼室14に対する
混合気供給がなされる。
ール弁38が閉弁され、第1吸気ポート16からのみ吸
気がなされ、この吸気により燃焼室14内にスワールが
生成される。一方、混合気供給ポート57では、前行程
で圧入されたエアにインジェクタ60から燃料が噴射さ
れて混合気が形成され、吸気行程後半でセンター弁58
が開弁された当初は、吸気負圧により上記混合気が混合
気供給ポート57から燃焼室14内に引出される。その
後、圧縮行程に入って燃焼室14内圧力が高まると、そ
の中のエアが逆に混合気供給ポート57内に押し込ま
れ、センター弁58が閉弁した時点で閉じ込められる。
この繰り返しにより、毎サイクルで燃焼室14に対する
混合気供給がなされる。
【0019】この供給混合気は、この燃焼室14内に生
成されたスワールの中心部に供給されることにより成層
化され、ボア中心部の点火プラグ26の周囲を取り巻
く。このため、EGR率を20%以上と高く設定して
も、良好な燃焼性が確保され、エンジンの失火が防がれ
る。しかも、このような混合気成層化を略理論空燃比で
行う運転では、リーン空燃比の場合よりも新気量が少な
くてEGR率を上げても排気温度は下がりにくいため、
このような高い排気温度の維持と略理論空燃比の設定と
により、NOx低減触媒44を十分に活性化できる(特
に、NOx低減触媒44が三元触媒の場合、より顕著と
なる。)。このようなNOx低減触媒44の活性化と、
高いEGR率の設定とにより、NOx発生量は大幅に低
減される。
成されたスワールの中心部に供給されることにより成層
化され、ボア中心部の点火プラグ26の周囲を取り巻
く。このため、EGR率を20%以上と高く設定して
も、良好な燃焼性が確保され、エンジンの失火が防がれ
る。しかも、このような混合気成層化を略理論空燃比で
行う運転では、リーン空燃比の場合よりも新気量が少な
くてEGR率を上げても排気温度は下がりにくいため、
このような高い排気温度の維持と略理論空燃比の設定と
により、NOx低減触媒44を十分に活性化できる(特
に、NOx低減触媒44が三元触媒の場合、より顕著と
なる。)。このようなNOx低減触媒44の活性化と、
高いEGR率の設定とにより、NOx発生量は大幅に低
減される。
【0020】*実験データ 本発明者等は、EGRと、混合気供給ポート57を用い
た混合気成層化とを同時実行した時のエンジン特性を調
べるべく、種々の実験を行った。その結果を図4〜図7
に示す。各図の示す内容は次の通りである。 図4:理論空燃比(14.7)でEGRを行った場合、リー
ン空燃比(18.0)でEGRを行った場合、及びEGRを
せずに希薄燃焼を行った場合の筒内指圧及び熱発生率と
の関係。 図5:理論空燃比でEGRを行った場合、空燃比18.0で
EGRを行った場合、及び空燃比20.0でEGRを行った
場合のEGR率とNOx発生量との関係。 図6:理論空燃比でEGRを行った場合、リーン空燃比
でEGRを行った場合、及びEGRをせずに希薄燃焼を
行った場合のマニホールドゲージ圧(吸気負圧)と排ガ
ス温度との関係。 図7:理論空燃比でEGRを行った場合、リーン空燃比
でEGRを行った場合、及び理論空燃比でEGRを行わ
なかった場合の正味平均有効圧力(エンジン負荷に相
当)と燃料消費量との関係。
た混合気成層化とを同時実行した時のエンジン特性を調
べるべく、種々の実験を行った。その結果を図4〜図7
に示す。各図の示す内容は次の通りである。 図4:理論空燃比(14.7)でEGRを行った場合、リー
ン空燃比(18.0)でEGRを行った場合、及びEGRを
せずに希薄燃焼を行った場合の筒内指圧及び熱発生率と
の関係。 図5:理論空燃比でEGRを行った場合、空燃比18.0で
EGRを行った場合、及び空燃比20.0でEGRを行った
場合のEGR率とNOx発生量との関係。 図6:理論空燃比でEGRを行った場合、リーン空燃比
でEGRを行った場合、及びEGRをせずに希薄燃焼を
行った場合のマニホールドゲージ圧(吸気負圧)と排ガ
ス温度との関係。 図7:理論空燃比でEGRを行った場合、リーン空燃比
でEGRを行った場合、及び理論空燃比でEGRを行わ
なかった場合の正味平均有効圧力(エンジン負荷に相
当)と燃料消費量との関係。
【0021】図4に示すように、最大燃焼圧力及び熱発
生率は、空燃比18.0でEGRを行った場合、及びEGR
無しで希薄燃焼を行った場合よりも、理論空燃比でEG
Rの行った場合(本実施例)の方が低い。よって、本実
施例の燃焼は、他の燃焼に比べて熱発生がゆるやかで緩
慢な燃焼であると言える。
生率は、空燃比18.0でEGRを行った場合、及びEGR
無しで希薄燃焼を行った場合よりも、理論空燃比でEG
Rの行った場合(本実施例)の方が低い。よって、本実
施例の燃焼は、他の燃焼に比べて熱発生がゆるやかで緩
慢な燃焼であると言える。
【0022】この緩慢燃焼により、図5に示されるよう
に、本実施例での燃焼は、リーン空燃比でEGRを行っ
た場合よりもNOx低減効果が高くなり、特に、20%
以上のEGR率では、NOx発生量を微量に抑えること
ができる。さらに、図6に示すように、吸気負圧が下が
っても(すなわちEGR量を増やしても)、本実施例で
は他の場合と比べて排ガス温度が下がりにくく、EGR
率を20%以上に設定するにもかかわらず高い排ガス温
度を維持でき、これによりNOx低減触媒を活性化して
NOx低減をさらに促すことができる。このように排ガ
ス温度が下がりにくいのは、リーン空燃比に比べて新気
量が少ないことと、燃焼が緩慢であるために筒内で消費
される熱エネルギーが少ないことに起因すると考えられ
る。
に、本実施例での燃焼は、リーン空燃比でEGRを行っ
た場合よりもNOx低減効果が高くなり、特に、20%
以上のEGR率では、NOx発生量を微量に抑えること
ができる。さらに、図6に示すように、吸気負圧が下が
っても(すなわちEGR量を増やしても)、本実施例で
は他の場合と比べて排ガス温度が下がりにくく、EGR
率を20%以上に設定するにもかかわらず高い排ガス温
度を維持でき、これによりNOx低減触媒を活性化して
NOx低減をさらに促すことができる。このように排ガ
ス温度が下がりにくいのは、リーン空燃比に比べて新気
量が少ないことと、燃焼が緩慢であるために筒内で消費
される熱エネルギーが少ないことに起因すると考えられ
る。
【0023】しかも、本実施例によれば、図7の下段に
示すように、エンジン負荷にかかわらず、理論空燃比で
EGRを行わない場合よりも燃料消費量を低減させる
(すなわち燃費を改善する)ことが可能となっている。
これは、吸気系への高温の排ガスの導入による熱効率向
上と、ポンピングロスの低減とに起因するものと考えら
れる。
示すように、エンジン負荷にかかわらず、理論空燃比で
EGRを行わない場合よりも燃料消費量を低減させる
(すなわち燃費を改善する)ことが可能となっている。
これは、吸気系への高温の排ガスの導入による熱効率向
上と、ポンピングロスの低減とに起因するものと考えら
れる。
【0024】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のでなく、例として次のような態様をとることも可能で
ある。
のでなく、例として次のような態様をとることも可能で
ある。
【0025】(1) 本発明において、吸気ポート及び排気
ポートの数は特に問わず、自由に設定すればよい。
ポートの数は特に問わず、自由に設定すればよい。
【0026】(2) 本発明における混合気供給ポートは、
加圧エアと燃料とを混合して混合気を形成した上で燃焼
室内に供給するものであれば良く、上記のような閉空間
をもつものの他、エアポンプ等でエアを加圧して燃焼室
内に圧入するものでもよい。
加圧エアと燃料とを混合して混合気を形成した上で燃焼
室内に供給するものであれば良く、上記のような閉空間
をもつものの他、エアポンプ等でエアを加圧して燃焼室
内に圧入するものでもよい。
【0027】(3) 本発明において、混合気成層化とEG
Rとを同時実行する運転領域は、自由に定めればよい。
また、空燃比を略理論空燃比とする領域も、少なくとも
低負荷運転領域を含んでいればよい。
Rとを同時実行する運転領域は、自由に定めればよい。
また、空燃比を略理論空燃比とする領域も、少なくとも
低負荷運転領域を含んでいればよい。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明は、混合気供給ポー
トの使用とスワール生成とにより混合気を成層化すると
ともに、排気通路にNOx浄化触媒を設け、少なくとも
低負荷運転領域において上記混合気供給による筒内空燃
比を略理論空燃比に設定し、20%以上のEGR率でE
GRを行うようにしたものであるので、良好な燃焼安定
性を確保しながら、高いEGR率の設定とNOx浄化触
媒の活性化とによりNOx発生量を大幅に低減させるこ
とができ、しかも、EGRを行わない場合よりも良好な
燃費を確保できる効果がある。
トの使用とスワール生成とにより混合気を成層化すると
ともに、排気通路にNOx浄化触媒を設け、少なくとも
低負荷運転領域において上記混合気供給による筒内空燃
比を略理論空燃比に設定し、20%以上のEGR率でE
GRを行うようにしたものであるので、良好な燃焼安定
性を確保しながら、高いEGR率の設定とNOx浄化触
媒の活性化とによりNOx発生量を大幅に低減させるこ
とができ、しかも、EGRを行わない場合よりも良好な
燃費を確保できる効果がある。
【0029】特に、上記NOx浄化触媒が三元触媒であ
る場合、略理論空燃比の設定による触媒性能の向上は著
しく、より高い効果が得られる。
る場合、略理論空燃比の設定による触媒性能の向上は著
しく、より高い効果が得られる。
【図1】本発明の一実施例におけるエンジンの全体構成
図である。
図である。
【図2】上記エンジンにおける各ポートの配置を示す模
式平面図である。
式平面図である。
【図3】上記エンジンにおける吸気弁及びセンター弁の
バルブタイミングを示す図である。
バルブタイミングを示す図である。
【図4】上記エンジンにおいて、理論空燃比でEGRを
行った場合、リーン空燃比でEGRを行った場合、及び
EGRをせずに希薄燃焼を行った場合の筒内指圧及び熱
発生率を示すグラフである。
行った場合、リーン空燃比でEGRを行った場合、及び
EGRをせずに希薄燃焼を行った場合の筒内指圧及び熱
発生率を示すグラフである。
【図5】上記エンジンにおいて、理論空燃比でEGRを
行った場合、空燃比18.0でEGRを行った場合、及び空
燃比20.0でEGRを行った場合のEGR率とNOx発生
量との関係を示すグラフである。
行った場合、空燃比18.0でEGRを行った場合、及び空
燃比20.0でEGRを行った場合のEGR率とNOx発生
量との関係を示すグラフである。
【図6】上記エンジンにおいて、理論空燃比でEGRを
行った場合、リーン空燃比でEGRを行った場合、及び
EGRをせずに希薄燃焼を行った場合の吸気負圧と排ガ
ス温度との関係を示すグラフである。
行った場合、リーン空燃比でEGRを行った場合、及び
EGRをせずに希薄燃焼を行った場合の吸気負圧と排ガ
ス温度との関係を示すグラフである。
【図7】上記エンジンにおいて、理論空燃比でEGRを
行った場合、リーン空燃比でEGRを行った場合、及び
理論空燃比でEGRを行わなかった場合の正味平均有効
圧力と燃料消費量との関係を示すグラフである。
行った場合、リーン空燃比でEGRを行った場合、及び
理論空燃比でEGRを行わなかった場合の正味平均有効
圧力と燃料消費量との関係を示すグラフである。
10 エンジン本体 14 燃焼室 16,18 吸気ポート 22 吸気弁 38 スワールコントロール弁 42 共通排気管 44 NOx浄化触媒 46 O2センサ 48 EGR管 50 EGR弁 57 混合気供給ポート 58 センター弁 60 インジェクタ 70 ECU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 41/04 305 E 43/00 301 E N 45/00 301 F F02M 25/07 550 D 61/14 320 A 69/04 P (72)発明者 乃生 芳尚 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 吸気ポートとは別に、加圧エアと燃料と
の混合により混合気を形成して燃焼室内に供給するため
の混合気供給ポートを備え、この混合気供給ポートの上
記燃焼室内に対する開口期間が吸気行程後半から圧縮行
程にかけての期間に設定されたエンジンの吸気装置にお
いて、上記吸気ポートをこの吸気ポートからの吸気によ
り燃焼室内にスワールが生成されるように配置し、上記
混合気供給ポートを点火プラグ近傍のボア中心部に対し
て略シリンダ中心線方向に開口させるとともに、上記吸
気ポートに排ガスを還流させる排ガス還流手段と、排気
通路を流れるNOxを浄化するNOx浄化触媒とを備
え、少なくとも低負荷運転領域において上記混合気供給
による筒内空燃比を略理論空燃比に設定し、上記排ガス
還流手段による排ガス還流率を20%以上に設定したこ
とを特徴とするエンジンの吸気装置。 - 【請求項2】 上記NOx浄化触媒が三元触媒であるこ
とを特徴とする請求項1記載のエンジンの吸気装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6219064A JPH0882233A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | エンジンの吸気装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6219064A JPH0882233A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | エンジンの吸気装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0882233A true JPH0882233A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16729712
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6219064A Pending JPH0882233A (ja) | 1994-09-13 | 1994-09-13 | エンジンの吸気装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0882233A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003269220A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-25 | Hitachi Ltd | 低排気型筒内噴射エンジンの構成および制御装置 |
-
1994
- 1994-09-13 JP JP6219064A patent/JPH0882233A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003269220A (ja) * | 2002-03-19 | 2003-09-25 | Hitachi Ltd | 低排気型筒内噴射エンジンの構成および制御装置 |
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