JPH0882292A - ベーンポンプ - Google Patents
ベーンポンプInfo
- Publication number
- JPH0882292A JPH0882292A JP19927395A JP19927395A JPH0882292A JP H0882292 A JPH0882292 A JP H0882292A JP 19927395 A JP19927395 A JP 19927395A JP 19927395 A JP19927395 A JP 19927395A JP H0882292 A JPH0882292 A JP H0882292A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotor
- suction
- suction port
- working
- cam ring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Rotary Pumps (AREA)
- Details And Applications Of Rotary Liquid Pumps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベーンポンプにおけるロータの逆方向吸入側
吐出区間に、キャビテーションが発生するのを防止す
る。 【構成】 カムリング22における順方向吸入口38側
の小円部32の半径を、逆方向吸入口39側の小円部3
2の半径よりも小さくした構成として、逆方向吸入口3
9側の作動室Yの吸入区間40に、ロータ26とカムリ
ング22との間に間隙Lを形成した。
吐出区間に、キャビテーションが発生するのを防止す
る。 【構成】 カムリング22における順方向吸入口38側
の小円部32の半径を、逆方向吸入口39側の小円部3
2の半径よりも小さくした構成として、逆方向吸入口3
9側の作動室Yの吸入区間40に、ロータ26とカムリ
ング22との間に間隙Lを形成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はベーンポンプに関し、
例えば自動車のパワーステアリングの操舵力を軽減させ
るためのパワーステアリング用ベーンポンプに関する。
例えば自動車のパワーステアリングの操舵力を軽減させ
るためのパワーステアリング用ベーンポンプに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のベーンポンプとしては、図4に示
すようなものが知られている。1は、ハウジング2に収
納されたカムリングであって、カムリング1は大円部3
aと小円部3bとからなるカム面3を有している。カム
リング1には、ベーン4が出没自在に取付けられたロー
タ5が収納され、大円部3aとロータ5との間には一対
の作動室W,Xが画成され、これら作動室はベーンの回
転位置によって、一対の吐出区間6,7と一対の吸入区
間10,11とに分割されている。一対の吸入区間1
0,11および吐出区間6,7の容積は、大円部3aと
小円部3bの半径が一定であるので等しい。また、カム
リング1の軸方向両側端はそれぞれフロントプレート
(図示せず)およびリヤプレート8によって閉止されて
いる。ハウジング2には作動油を導く導入流路(図示せ
ず)が形成され、この導入流路はリヤカバー8に連続し
て形成されている。リヤカバー8に形成された導入流路
9は、ロータ5の軸線に対して略垂直に形成され、途中
で二叉に分岐して前記作動室W,Xのそれぞれに作動油
を導入している。各作動室W,Xには、ロータを矢印
(A)方向に回転させるとロータ5からのベーン4の突
出によって拡大される吸入区間10,11のポンプ作用
によって作動油が吸入され、導入通路9から吸入区間1
0内に順方向に吸入される順方向吸入口12と、吸入区
間11内に逆方向に吸入される逆方向吸入口13とがそ
れぞれ開口している。
すようなものが知られている。1は、ハウジング2に収
納されたカムリングであって、カムリング1は大円部3
aと小円部3bとからなるカム面3を有している。カム
リング1には、ベーン4が出没自在に取付けられたロー
タ5が収納され、大円部3aとロータ5との間には一対
の作動室W,Xが画成され、これら作動室はベーンの回
転位置によって、一対の吐出区間6,7と一対の吸入区
間10,11とに分割されている。一対の吸入区間1
0,11および吐出区間6,7の容積は、大円部3aと
小円部3bの半径が一定であるので等しい。また、カム
リング1の軸方向両側端はそれぞれフロントプレート
(図示せず)およびリヤプレート8によって閉止されて
いる。ハウジング2には作動油を導く導入流路(図示せ
ず)が形成され、この導入流路はリヤカバー8に連続し
て形成されている。リヤカバー8に形成された導入流路
9は、ロータ5の軸線に対して略垂直に形成され、途中
で二叉に分岐して前記作動室W,Xのそれぞれに作動油
を導入している。各作動室W,Xには、ロータを矢印
(A)方向に回転させるとロータ5からのベーン4の突
出によって拡大される吸入区間10,11のポンプ作用
によって作動油が吸入され、導入通路9から吸入区間1
0内に順方向に吸入される順方向吸入口12と、吸入区
間11内に逆方向に吸入される逆方向吸入口13とがそ
れぞれ開口している。
【0003】このベーンポンプでは、ロータ5の一回転
で吸入行程と吐出行程が行われ、前記吸入区間10に吸
入された作動油は、吐出区間7から吐出され、吸入区間
11に吸入された作動油は、吐出区間6から吐出され
る。
で吸入行程と吐出行程が行われ、前記吸入区間10に吸
入された作動油は、吐出区間7から吐出され、吸入区間
11に吸入された作動油は、吐出区間6から吐出され
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなベーンポンプにあっては、順方向吸入口側の吸入区
間10にポンプ作用によって吸入される作動油は、導入
流路9から順方向吸入口12を通ってこの吸入区間10
内に順方向に吸入されるので、その作動油の慣性の力に
よって流路抵抗が少なく円滑に吸入される。一方、逆方
向吸入口の吸入区間11にポンプ作用によって吸入され
る作動油は、導入流路9から逆方向吸入口13を通って
吸入区間11内に逆方向に吸入されるので、流路抵抗が
大きく、円滑に吸入されない。
うなベーンポンプにあっては、順方向吸入口側の吸入区
間10にポンプ作用によって吸入される作動油は、導入
流路9から順方向吸入口12を通ってこの吸入区間10
内に順方向に吸入されるので、その作動油の慣性の力に
よって流路抵抗が少なく円滑に吸入される。一方、逆方
向吸入口の吸入区間11にポンプ作用によって吸入され
る作動油は、導入流路9から逆方向吸入口13を通って
吸入区間11内に逆方向に吸入されるので、流路抵抗が
大きく、円滑に吸入されない。
【0005】したがって、逆方向吸入口側の吐出区間6
に吸入区間11から運び込まれた作動油は、順方向吸入
口側の吐出区間7に吸入区間10から運び込まれる作動
油に対して少なくなっていた。このため、ロータ5を7,
500r.p.m以上で高速回転(8,000 〜9,000r.p.m)させる
と、逆方向吸入口側吐出区間6にキャビテーションが発
生していた。すなわち、吸入区間11内の作動油に吸入
不足によって気泡が発生し、この気泡が吐出区間6にて
加圧されて潰滅時に、このベーンポンプに振動や騒音が
起生したり、ベーン4、カム面3の内面壁およびロータ
5の外周壁等が浸蝕されたりするという問題点があっ
た。
に吸入区間11から運び込まれた作動油は、順方向吸入
口側の吐出区間7に吸入区間10から運び込まれる作動
油に対して少なくなっていた。このため、ロータ5を7,
500r.p.m以上で高速回転(8,000 〜9,000r.p.m)させる
と、逆方向吸入口側吐出区間6にキャビテーションが発
生していた。すなわち、吸入区間11内の作動油に吸入
不足によって気泡が発生し、この気泡が吐出区間6にて
加圧されて潰滅時に、このベーンポンプに振動や騒音が
起生したり、ベーン4、カム面3の内面壁およびロータ
5の外周壁等が浸蝕されたりするという問題点があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、このような問題
点を解決するために、この発明は、大円部と小円部とか
らなるカム面を有するカムリングと、このカムリングに
収納されたロータと、カムリングとロータとの間に画成
される一対の作動室と、ロータの軸線方向と略垂直に配
され途中から二叉に分岐し前記作動室のそれぞれに作動
流体を導入する導入流路と、ロータの回転によって作動
流体が導入流路を通して前記一方の作動室内に順方向に
吸入される順方向吸入口と、作動流体が導入流路を通し
て前記他方の作動室内に逆方向に吸入される逆方向吸入
口と、を備えたベーンポンプにおいて、前記順方向吸入
口側の小円部の半径を、前記逆方向吸入口側の小円部の
半径よりも小さくした構成としたものである。
点を解決するために、この発明は、大円部と小円部とか
らなるカム面を有するカムリングと、このカムリングに
収納されたロータと、カムリングとロータとの間に画成
される一対の作動室と、ロータの軸線方向と略垂直に配
され途中から二叉に分岐し前記作動室のそれぞれに作動
流体を導入する導入流路と、ロータの回転によって作動
流体が導入流路を通して前記一方の作動室内に順方向に
吸入される順方向吸入口と、作動流体が導入流路を通し
て前記他方の作動室内に逆方向に吸入される逆方向吸入
口と、を備えたベーンポンプにおいて、前記順方向吸入
口側の小円部の半径を、前記逆方向吸入口側の小円部の
半径よりも小さくした構成としたものである。
【0007】
【作用】ロータを回転させると、順方向吸入口側作動室
の吸入区間にポンプ作用によって吸入される作動油は、
導入通路から順方向吸入口を通ってこの吸入区間内に順
方向に吸入されるので、その作動油の慣性の力によって
流路抵抗が少なく、円滑に吸入される一方、逆方向吸入
口側作動室の吸入区間に、ロータとカムリングとの間に
間隙Lが形成されるので、この間隙Lによって順方向吸
入口側の吐出区間から、その間隙分の作動油が持ち込ま
れる。この持ち込み分によって、逆方向吸入口からの吸
入不足が補填されるので、ロータを7,500r.p.m以上で高
速回転させることによるこの吸入区間でも十分作動室容
積を充填でき、キャビテーションの発生を防止すること
ができる。
の吸入区間にポンプ作用によって吸入される作動油は、
導入通路から順方向吸入口を通ってこの吸入区間内に順
方向に吸入されるので、その作動油の慣性の力によって
流路抵抗が少なく、円滑に吸入される一方、逆方向吸入
口側作動室の吸入区間に、ロータとカムリングとの間に
間隙Lが形成されるので、この間隙Lによって順方向吸
入口側の吐出区間から、その間隙分の作動油が持ち込ま
れる。この持ち込み分によって、逆方向吸入口からの吸
入不足が補填されるので、ロータを7,500r.p.m以上で高
速回転させることによるこの吸入区間でも十分作動室容
積を充填でき、キャビテーションの発生を防止すること
ができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を第1図乃至第3図
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0009】図1において、21はカムリング22を収
納するハウジングであり、このハウジング21は一端部
にプーリー23が取付けられたドライブシャフト24を
軸受25を介して回転自在に支持している。カムリング
22にはロータ26が回転自在に収納され、カムリング
22はその両側端がフロントプレート27およびリヤプ
レート28によって閉止されている。カムリング22お
よびフロントプレート27はハウジング21内に収納さ
れているが、リヤプレート28は外側からリヤカバーと
してハウジング21を密閉している。ロータ26はドラ
イブシャフト24の他端部とスプライン嵌合している。
ハウジング21の上部には作動油を導く導入流路29が
形成され、導入流路29はハウジング21を密閉してい
るリヤプレート28に形成された導入流路29と連通し
ている。図2に示すように、この導入流路29はその上
方部からロータ26の軸線方向と略垂直かつ下方へ向か
って形成され、途中で二叉に分岐し、このリヤプレート
28のカムリング26側面上に開口している。一方、カ
ムリング22には図3に示すように大円部31と小円部
32とからなるカム面33が形成され、ロータ26には
ベーン34が出没自在に取付けられている。大円部31
とロータ26との間には一対の吐出区間36,37が画
成され、また小円部32とロータ26との間には一対の
吸入区間40,41が画成され、ロータ26が矢印
(B)方向に回転すると、順方向吸入区間41および順
方向吐出区間37によって、順方向の作動室Zを構成
し、逆方向吸入区間40および逆方向吐出区間36によ
って、逆方向の作動室Yを構成するようになっており、
作動油が導入流路29の一方29aから順方向に流入す
る作動室Zの吸入区間41には、順方向吸入口38が開
口しており、導入流路29の他方29bから逆方向に流
入する作動室Yの吸入区間40には、逆方向吸入口39
が開口している。また、それぞれの作動室Y,Zの吐出
区間37,36には、吐出口(図示せず)がそれぞれ開
口することとなる。
納するハウジングであり、このハウジング21は一端部
にプーリー23が取付けられたドライブシャフト24を
軸受25を介して回転自在に支持している。カムリング
22にはロータ26が回転自在に収納され、カムリング
22はその両側端がフロントプレート27およびリヤプ
レート28によって閉止されている。カムリング22お
よびフロントプレート27はハウジング21内に収納さ
れているが、リヤプレート28は外側からリヤカバーと
してハウジング21を密閉している。ロータ26はドラ
イブシャフト24の他端部とスプライン嵌合している。
ハウジング21の上部には作動油を導く導入流路29が
形成され、導入流路29はハウジング21を密閉してい
るリヤプレート28に形成された導入流路29と連通し
ている。図2に示すように、この導入流路29はその上
方部からロータ26の軸線方向と略垂直かつ下方へ向か
って形成され、途中で二叉に分岐し、このリヤプレート
28のカムリング26側面上に開口している。一方、カ
ムリング22には図3に示すように大円部31と小円部
32とからなるカム面33が形成され、ロータ26には
ベーン34が出没自在に取付けられている。大円部31
とロータ26との間には一対の吐出区間36,37が画
成され、また小円部32とロータ26との間には一対の
吸入区間40,41が画成され、ロータ26が矢印
(B)方向に回転すると、順方向吸入区間41および順
方向吐出区間37によって、順方向の作動室Zを構成
し、逆方向吸入区間40および逆方向吐出区間36によ
って、逆方向の作動室Yを構成するようになっており、
作動油が導入流路29の一方29aから順方向に流入す
る作動室Zの吸入区間41には、順方向吸入口38が開
口しており、導入流路29の他方29bから逆方向に流
入する作動室Yの吸入区間40には、逆方向吸入口39
が開口している。また、それぞれの作動室Y,Zの吐出
区間37,36には、吐出口(図示せず)がそれぞれ開
口することとなる。
【0010】逆方向吸入口39側の小円部32の内周壁
は、順方向吸入口38側の小円部32の内周壁よりロー
タ26の外周壁面から僅かな間隙Lだけ離隔して形成さ
れている。すなわち、小円部32における順方向吸入口
側半径r1 を、逆方向吸入口側の小円部32の半径r2
より、小さくしてある。
は、順方向吸入口38側の小円部32の内周壁よりロー
タ26の外周壁面から僅かな間隙Lだけ離隔して形成さ
れている。すなわち、小円部32における順方向吸入口
側半径r1 を、逆方向吸入口側の小円部32の半径r2
より、小さくしてある。
【0011】次に、作用を説明する。
【0012】エンジンの回転駆動力はプーリー23およ
びドライブシャフト24を介してロータ26を回転させ
る。ロータ26が図3において矢印(B)方向に回転す
ると、作動室Y,Zのポンプ作用によって作動油が流入
流路29から順方向吸入口38および逆方向吸入口39
を通って、作動室Y,Zの吸入区間41,40内にそれ
ぞれ吸入される。さらに、この作動油は吐出区間37,
36に運び込まれ、それぞれの吐出口から吐出され、図
示していないアクチュエータへ送られる。このとき、吸
入区間41に吸入される作動油は、導入流路29の一方
29aから、順方向吸入口38を通って吸入されるの
で、その作動油の慣性の力によって円滑に吸入される。
一方、逆方向吸入口39側の作動室Zの吸入区間40
に、ロータ26とカムリング22との間に間隙Lが形成
されるので、この間隙Lによって逆方向吸入区間40に
は、順方向吸入口38側の吐出区間37から、その間隙
分の作動油が持ち込まれる。そして、この持ち込み分に
よって、逆方向吸入口39からの吸入不足が補填される
ので、ロータを7,500r.p.m以上で高速回転させることに
よるこの吸入区間40での吸入不足でも十分な作動室Z
の容積を充填でき、キャビテーションの発生を防止する
ことができる。
びドライブシャフト24を介してロータ26を回転させ
る。ロータ26が図3において矢印(B)方向に回転す
ると、作動室Y,Zのポンプ作用によって作動油が流入
流路29から順方向吸入口38および逆方向吸入口39
を通って、作動室Y,Zの吸入区間41,40内にそれ
ぞれ吸入される。さらに、この作動油は吐出区間37,
36に運び込まれ、それぞれの吐出口から吐出され、図
示していないアクチュエータへ送られる。このとき、吸
入区間41に吸入される作動油は、導入流路29の一方
29aから、順方向吸入口38を通って吸入されるの
で、その作動油の慣性の力によって円滑に吸入される。
一方、逆方向吸入口39側の作動室Zの吸入区間40
に、ロータ26とカムリング22との間に間隙Lが形成
されるので、この間隙Lによって逆方向吸入区間40に
は、順方向吸入口38側の吐出区間37から、その間隙
分の作動油が持ち込まれる。そして、この持ち込み分に
よって、逆方向吸入口39からの吸入不足が補填される
ので、ロータを7,500r.p.m以上で高速回転させることに
よるこの吸入区間40での吸入不足でも十分な作動室Z
の容積を充填でき、キャビテーションの発生を防止する
ことができる。
【0013】従って、ロータ26を7,500r.p.m以上で高
回転(8,000 〜9,000r.p.m)させても、作動室Yのポン
プ作用に無理が生ぜず、この作動室Yにキャビテーショ
ンが発生しない。この結果、キャビテーションによる振
動や騒音の発生が防止され、またベーン34、大円部3
1の内周壁およびロータ26の外周壁等が浸蝕されな
い。
回転(8,000 〜9,000r.p.m)させても、作動室Yのポン
プ作用に無理が生ぜず、この作動室Yにキャビテーショ
ンが発生しない。この結果、キャビテーションによる振
動や騒音の発生が防止され、またベーン34、大円部3
1の内周壁およびロータ26の外周壁等が浸蝕されな
い。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、大円
部と小円部とからなるカム面を有するカムリングと、こ
のカムリングに収納されたロータと、カムリングとロー
タとの間に画成される一対の作動室と、ロータの軸線方
向と略垂直に配され途中から二叉に分岐し前記作動室の
それぞれに作動流体を導入する導入流路と、ロータの回
転によって作動流体が導入流路を通して前記一方の作動
室内に順方向に吸入される順方向吸入口と、作動流体が
導入流路を通して前記他方の作動室内に逆方向に吸入さ
れる逆方向吸入口と、を備えたベーンポンプにおいて、
前記順方向吸入口側の小円部の半径を、前記逆方向吸入
口側の小円部の半径よりも小さくした構成としたので、
ロータを回転させると、順方向吸入口側作動室の吸入区
間にポンプ作用によって吸入される作動油は、導入通路
から順方向吸入口を通ってこの吸入区間内に順方向に吸
入され、その作動油の慣性の力によって流路抵抗が少な
く、円滑に吸入される一方、逆方向吸入口側作動室の吸
入区間に、ロータとカムリングとの間に間隙Lが形成さ
れることとなる。
部と小円部とからなるカム面を有するカムリングと、こ
のカムリングに収納されたロータと、カムリングとロー
タとの間に画成される一対の作動室と、ロータの軸線方
向と略垂直に配され途中から二叉に分岐し前記作動室の
それぞれに作動流体を導入する導入流路と、ロータの回
転によって作動流体が導入流路を通して前記一方の作動
室内に順方向に吸入される順方向吸入口と、作動流体が
導入流路を通して前記他方の作動室内に逆方向に吸入さ
れる逆方向吸入口と、を備えたベーンポンプにおいて、
前記順方向吸入口側の小円部の半径を、前記逆方向吸入
口側の小円部の半径よりも小さくした構成としたので、
ロータを回転させると、順方向吸入口側作動室の吸入区
間にポンプ作用によって吸入される作動油は、導入通路
から順方向吸入口を通ってこの吸入区間内に順方向に吸
入され、その作動油の慣性の力によって流路抵抗が少な
く、円滑に吸入される一方、逆方向吸入口側作動室の吸
入区間に、ロータとカムリングとの間に間隙Lが形成さ
れることとなる。
【0015】この間隙Lによって順方向吸入口側の吐出
区間から、その間隙分の作動油が逆方向の吸入口側の吸
入区間に持ち込まれ、この持ち込み分によって、逆方向
吸入口からの吸入不足が補填されて、ロータを7,500r.
p.m以上で高速回転させることによるこの吸入区間でも
十分作動室容積を充填でき、キャビテーションの発生を
防止することができる。この結果、キャビテーションに
よるベーンポンプの振動や騒音の発生が防止され、ま
た、ベーン、カム面の内周壁およびロータの外周壁等が
浸蝕されることがない。
区間から、その間隙分の作動油が逆方向の吸入口側の吸
入区間に持ち込まれ、この持ち込み分によって、逆方向
吸入口からの吸入不足が補填されて、ロータを7,500r.
p.m以上で高速回転させることによるこの吸入区間でも
十分作動室容積を充填でき、キャビテーションの発生を
防止することができる。この結果、キャビテーションに
よるベーンポンプの振動や騒音の発生が防止され、ま
た、ベーン、カム面の内周壁およびロータの外周壁等が
浸蝕されることがない。
【図1】この発明の実施例によるベーンポンプの全体断
面図である。
面図である。
【図2】図1におけるII−II線の断面図である。
【図3】図1におけるIII−III線の断面図である。
【図4】従来のベーンポンプの主要部を示す断面図であ
る。
る。
22 カムリング 26 ロータ 29 導入通路 31 大円部 32 小円部 33 カム面 36 吐出区間(逆方向の) 37 吐出区間(順方向の) 38 順方向吸入口 39 逆方向吸入口 Y 作動室(逆方向の) Z 作動室(順方向の) r1 小円部における順方向吸入口側半径 r2 小円部における逆方向吸入口側半径
Claims (1)
- 【請求項1】 大円部と小円部とからなるカム面を有す
るカムリングと、このカムリングに収納されたロータ
と、カムリングとロータとの間に画成される一対の作動
室と、ロータの軸線方向と略垂直に配され途中から二叉
に分岐し前記作動室のそれぞれに作動流体を導入する導
入流路と、ロータの回転によって作動流体が導入流路を
通して前記一方の作動室内に順方向に吸入される順方向
吸入口と、作動流体が導入流路を通して前記他方の作動
室内に逆方向に吸入される逆方向吸入口と、を備えたベ
ーンポンプにおいて、前記順方向吸入口側の小円部の半
径を、前記逆方向吸入口側の小円部の半径よりも小さく
したことを特徴とするベーンポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7199273A JP2646345B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ベーンポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7199273A JP2646345B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ベーンポンプ |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61117067A Division JP2534473B2 (ja) | 1986-05-20 | 1986-05-20 | ベ−ンポンプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0882292A true JPH0882292A (ja) | 1996-03-26 |
| JP2646345B2 JP2646345B2 (ja) | 1997-08-27 |
Family
ID=16405050
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7199273A Expired - Lifetime JP2646345B2 (ja) | 1995-07-13 | 1995-07-13 | ベーンポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2646345B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5573575U (ja) * | 1978-11-15 | 1980-05-21 | ||
| JPS57142186U (ja) * | 1981-03-02 | 1982-09-06 |
-
1995
- 1995-07-13 JP JP7199273A patent/JP2646345B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5573575U (ja) * | 1978-11-15 | 1980-05-21 | ||
| JPS57142186U (ja) * | 1981-03-02 | 1982-09-06 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2646345B2 (ja) | 1997-08-27 |
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