JPH0882336A - 液圧緩衝器 - Google Patents

液圧緩衝器

Info

Publication number
JPH0882336A
JPH0882336A JP21865994A JP21865994A JPH0882336A JP H0882336 A JPH0882336 A JP H0882336A JP 21865994 A JP21865994 A JP 21865994A JP 21865994 A JP21865994 A JP 21865994A JP H0882336 A JPH0882336 A JP H0882336A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rod guide
reservoir chamber
recess
shock absorber
vertical groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21865994A
Other languages
English (en)
Inventor
Seiji Miyazawa
誠二 宮澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Unisia Jecs Corp filed Critical Unisia Jecs Corp
Priority to JP21865994A priority Critical patent/JPH0882336A/ja
Publication of JPH0882336A publication Critical patent/JPH0882336A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Body Suspensions (AREA)
  • Fluid-Damping Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 チェックシールの内径を変更することなくロ
ッドガイドにおける凹部内径の小径化が可能でオイルシ
ールの共用化によるコストの低減化が可能であると共
に、チェックリップの機能および耐久性を維持すること
ができる液圧緩衝器の提供。 【構成】 チェックリップ11dの開弁時における外側
へのたわみにより当接するロッドガイド7における環状
立上り部77の内周面の一部に、チェックリップ11d
の当接面より外側へ窪んだ縦溝77aを形成すると共
に、リザーバ室Cと切欠部72aを介して連通された連
通溝11eを、縦溝77aと連通した状態でかつロッド
ガイド7の最上端面であるフランジ部72と対面する補
強環11aの下面側に形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両で用いられる液圧
緩衝器、特に、ロッドガイド部におけるチェックシール
構造の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような液圧緩衝器におけるチ
ェックシール構造としては、例えば、実開平2−110
730号公報の第4図、実開平3−68649号公報の
第1図および実開平4−27235号公報の第5図にそ
れぞれ記載されているようなものがある。
【0003】これら従来の液圧緩衝器のうち、実開平2
−110730号公報の第4図に記載のものは、内外二
重に形成されたシリンダチューブとアウタチューブとの
間にガスが封入されるリザーバ室が形成され、シリンダ
チューブとアウタチューブの上端開口部内周にそれぞれ
嵌装してピストンロッドの摺動をガイドするロッドガイ
ドが設けられ、該ロッドガイドの内周側上面には連通路
によりリザーバ室と連通された環状の凹部が形成され、
ロッドガイドの上部でアウタチューブの開口部内にはア
ウタチューブの開口部内周面とピストンロッドの外周面
との間を摺動自在にシールするロッドシールと、図11
にその要部断面を示すように、ロッドガイド21の凹部
22内においてリザーバ室27からロッドガイド21の
上面側に形成された連通路23を経由して凹部22方向
へのガスの侵入を阻止するスカート状のチェックリップ
24とを有するオイルシールが嵌装された構造となって
いる。
【0004】また、実開平3−68649号公報の第1
図および実開平4−27235号公報の第5図に記載の
ものは、図12,図13にその要部断面を示すように、
前記連通路23の開口部がチェックリップ24が当接す
るシール面26と同一レベル位置に形成された構造とな
っている点で、前記実開平2−110730号公報の第
1図に記載のものとは相違している。なお、実開平4−
27235号公報の第5図に記載のものは、そのロッド
ガイド21が板材のプレス成形により形成されている点
で他のものとは相違している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の液圧緩衝器のうち、実開平2−110730
号公報の第4図に記載のものにあっては、上述のよう
に、前記連通路23がロッドガイド21の上面側に形成
された構造となっていたため、以下に述べるような問題
点があった。
【0006】即ち、前記凹部22の内圧がある圧力以上
になると、図11の要部断面に示すように、チェックリ
ップ24が外側にたわむことでそれまで当接していたシ
ール面26との間が開口し、凹部22内の作動油が開口
部から連通路23を経由してリザーバ室27側へ流出す
るが、この時、寸法設定上または強度上、ロッドガイド
21における凹部22の内径を小径化しようとした場合
には、チェックリップ24の開弁時にその外周先端縁部
が凹部22の内周面に当接し、これにより、連通路23
方向への流路を塞いでチェックリップ24におけるリザ
ーバ室27方向へのガス抜きや作動油の還流機能を発揮
できなくなる恐れがあり、このため、性能および耐久性
を低下させることになる。
【0007】なお、ロッドガイド21における凹部22
の内周面に対するチェックリップ24の当接を回避すべ
く、チェックリップ24の内径を小径化させると、ゴム
剛性の変化による性能低下を招くと共に、部品の共用化
ができなくなることからコスト的に不利になるという別
の問題を生じさせることになる。
【0008】これに対し、実開平3−68649号公報
の第1図および実開平4−27235号公報の第5図に
記載のものは、図12および図13の要部断面に示すよ
うに、連通路23の開口部がチェックリップ24が当接
するシール面26と同一レベル位置に形成されているこ
とから、以上のような問題は生じない反面で、一点鎖線
で示すシール面26と同じレベルまでしか凹部22内に
作動油が溜らなくなるため、作動油によるチェックリッ
プ24の湿潤による劣化防止や冷却作用に基づく耐久性
の維持ができなくなるという問題がある。
【0009】本発明は、上述のような従来の問題に着目
してなされたもので、チェックシールの内径を変更する
ことなくロッドガイドにおける凹部内径の小径化が可能
でオイルシールの共用化によるコストの低減化が可能で
あると共に、チェックリップの機能および耐久性を維持
することができる液圧緩衝器を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述のような目的を達成
するために、本発明の液圧緩衝器では、内外二重に形成
されたシリンダチューブとアウタチューブとの間にガス
が封入されるリザーバ室が形成され、シリンダチューブ
とアウタチューブの上端開口部内周にそれぞれ嵌装して
ピストンロッドの摺動をガイドするロッドガイドが設け
られ、該ロッドガイドの内周側上面には連通路によりリ
ザーバ室と連通された環状の凹部が形成され、ロッドガ
イドの上部でアウタチューブの開口部内にはアウタチュ
ーブの開口部内周面とピストンロッドの外周面との間を
摺動自在にシールするロッドシールとロッドガイドの凹
部内においてリザーバ室から連通路を経由して凹部方向
へのガスの侵入を阻止するため一方向のみに開弁するス
カート状のチェックリップとを有するオイルシールが嵌
装された液圧緩衝器において、前記チェックリップの開
弁時における外側へのたわみにより当接するロッドガイ
ドの凹部内周面の一部にチェックリップの当接面より外
側へ窪んだ縦溝部を形成すると共に、前記リザーバ室と
連通する連通路を縦溝部と連通しかつロッドガイドの上
端面近くを経由させた状態で形成した手段とした。
【0011】
【作用】本発明の液圧緩衝器では、上述のように構成さ
れるので、緩衝器の伸行程においては、凹部側に送り込
まれた作動油は、油圧の上昇によりチェックリップを開
弁し、連通路を経由してリザーバ室側に還流されること
になる。
【0012】そして、この時、凹部の内径が小さいと、
開弁時の外側へのたわみでチェックリップの下端外周縁
部が凹部の内周面に当接する恐れがあるが、この場合に
おいても、縦溝部により凹部と連通路との間の作動油の
流通が常に確保された状態となっているため、チェック
リップの開弁時には、この縦溝部を経由することで凹部
内の作動油をリザーバ室側に還流させることができる。
即ち、ロッドガイドにおける凹部の内径の小径化が可能
であるため、オイルシールの共用化によるコストの低減
化が可能となる。
【0013】また、連通路は、ロッドガイドの上端面近
くを経由させた状態で形成されていることから、凹部内
の略全体に作動油を貯留することができ、これにより、
緩衝器作動中はチェックリップの全体が常に作動油で浸
漬された状態となって湿潤による劣化防止や冷却作用に
よる耐久性の向上を図ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面により詳述す
る。図2は、本発明第1実施例の液圧緩衝器の全体を示
す断面図であり、この図において、1はシリンダチュー
ブ、2はピストン、3はリバウンドラバー、4はピスト
ンロッド、5はアウタチューブ、6はベース、7はロッ
ドガイド、11はオイルシール、12はパッキングラン
ドカバー、Aは上部室、Bは下部室、Cはリザーバ室を
それぞれ示している。
【0015】次に、図3は前記ロッドガイド7の部分を
示す拡大断面図であり、この図に示すように、この実施
例のロッドガイド7は、1枚の板材をプレス成形して形
成したもので、図4にもその平面図を示すように、下端
部で2重となった筒状に形成され、下端部にはその内周
に前記ピストンロッド4が貫通状態で摺動するロッド貫
通孔71が形成されたロッド支持部74が形成されると
共に、上端には外向きフランジ部72が形成されてい
る。そして、このフランジ部72とロッド支持部74と
の間にはシリンダ嵌合部73が設けられていて、このシ
リンダ嵌合部73がシリンダチューブ1の内周に嵌合し
て支持されると共に、前記フランジ部72の外周がアウ
タチューブ5の内周に嵌合して支持されている。
【0016】また、前記シリンダ嵌合部73とフランジ
部72との間には、図1に要部の拡大断面を示すよう
に、シリンダ嵌合部73の上端から外向きに折曲されて
いてシリンダチューブ1の上端面に係止された環状水平
部76と該環状水平部76の外周からの環状立上り部7
7とで断面L字状の環状段部が形成されている。そし
て、前記環状立上り部77の内周面には、周方向等間隔
のもとに4箇所に縦溝(縦溝部)77aがプレス成形に
より形成されることで、縦溝77aの外周面には突起部
77bがリブ状に形成された状態となっている(図4,
図5参照)。また、前記各縦溝77aと対応するフラン
ジ部72の外周には切欠部72aが形成されている。
【0017】前記ロッド貫通孔71内にはガイドブッシ
ュ9が嵌合固定されると共に、このガイドブッシュ9の
下側にはストッパ部材75でその抜けが防止された状態
でガイドシールリング8が設けられている。このガイド
シールリング8は、その内周側がピストンロッド4外周
面に対し微小間隙を有して略密着状に設けられていて、
上部室A内の作動油がロッドガイド7より上方(後述の
油溜室D方向)へ漏れるのを抑制している。
【0018】また、前記ロッドガイド7の上側には、前
記オイルシール11が設けられている。このオイルシー
ル11は、前記アウタチューブ5の内周に嵌合される補
強環11aを有し、この補強環11aには、その内周側
にピストンロッド4に密着したダストリップ11bとシ
ールリップ11cとで構成されるロッドシールが設けら
れると共に、下面側には前記ロッドガイド7の環状水平
部76の上面をシール面としてその下端内周縁部が圧接
するスカート状のチェックリップ11dが設けられてい
る。
【0019】そして、前記オイルシール11の上側で前
記アウタチューブ5の上端を内側へ折曲してかしめら
れ、これにより、オイルシール11及びロッドガイド7
が内部残留軸力を受けた状態で固定されている。
【0020】即ち、ロッドガイド7の上面内周側には、
該ロッドガイド7とピストンロッド4とオイルシール1
1との間に請求の範囲の凹部を構成する環状の油溜室D
が形成されている。
【0021】また、前記オイルシール11における補強
環11aの外周部下面には、各縦溝77aと各切欠部7
2aとの間をそれぞれ連通する連通溝11eが形成され
ている。即ち、この連通溝11eと切欠部72aとでリ
ザーバ室Cと縦溝77aとの間を連通する請求の範囲の
連通路を構成させている。
【0022】次に、実施例の作用を説明する。 (イ)伸行程時 本実施例の液圧緩衝器では、上述のように構成されるの
で、緩衝器の伸行程においては、ピストン2の上昇によ
り上部室A側が加圧されるため、上部室A内の作動油の
一部がピストンロッド4とロッドガイド7との間の微小
間隙を通って油溜室D側に送り込まれ、この油溜室D内
の作動油によりオイルシール11のシール部を潤滑させ
ると共に、この油溜室Dの作動油は、油圧の上昇によ
り、図1の一転鎖線で示すように、チェックリップ11
dを開弁し、連通溝11eおよび切欠部72aを経由し
てリザーバ室C内に還流されることになる。
【0023】そして、この時、環状立上り部77の内径
が小さく該環状立上り部77の内周面とチェックリップ
11dの開弁中心との間のオフセット量Fが小さく設定
されていると、図1の一点鎖線で示すように、開弁時の
外側へのたわみでチェックリップ11dの下端外周縁部
が環状立上り部77の内周面に当接する恐れがあるが、
この場合においても、該当接面となる環状立上り部77
の内周面の一部には縦溝77aが形成されていて、油溜
室Dと連通溝11eとの間の作動油の流通が常に確保さ
れた状態となっているため、チェックリップ11dの開
弁時には、この縦溝77aを経由することで油溜室D内
の作動油をリザーバ室C側に還流させることができる。
即ち、ロッドガイド7における油溜室Dの内径の小径化
が可能であるため、オイルシール11の共用化によるコ
ストの低減化が可能となる。
【0024】また、連通溝11eは、ロッドガイド7の
最上部であるフランジ部72の上面と対面するオイルシ
ール11の補強環11a側に形成されているため、フラ
ンジ部72の上面のレベルに至る油溜室D内全体に作動
油が貯留された状態となるもので、これにより、緩衝器
作動中はチェックリップ11dの全体が常に作動油で浸
漬された状態となるため、湿潤による劣化防止や冷却作
用による耐久性の向上が図れることになる。
【0025】(ロ)圧行程時 緩衝器の圧行程においては、ピストン2の下降により上
部室A側が減圧される一方で、下部室B側が加圧される
と共に、ピストンロッド4の一部がシリンダチューブ1
内に侵入することで侵入体積分の下部室B内の作動油が
ベース6側からリザーバ室C側に還流され、これによ
り、リザーバ室C内のガス圧が上昇し、このリザーバ室
Cと上部室Aとの間に差圧が発生するが、チェックリッ
プ11dによりリザーバ室Cから油溜室D方向へのガス
の漏洩が阻止された状態となっている。
【0026】以上説明したように、この実施例の液圧緩
衝器にあっては、以下に列挙する効果が得られる。 油溜室Dとリザーバ室Cとの間を連通する連通溝1
1eをロッドガイド7の最上部であるフランジ部72の
上面と対面する補強環11a側に形成したことで、緩衝
器作動中はチェックリップ11dの全体を常に作動油で
浸漬した状態とすることができ、これにより、湿潤によ
る劣化防止や冷却作用による耐久性の向上を図ることが
できる。
【0027】 チェックリップ11dがその開弁時に
ロッドガイド7における立上り部77の内周面に当接し
ても、縦溝77aにより作動油の流通を確保することが
できるため、チェックリップ11dの内径を変更するこ
となくロッドガイド7における油溜室Dの内径の小径化
が可能であり、従って、オイルシール11の共用化によ
るコストの低減化が可能となる。
【0028】 ロッドガイド7はプレス成形により容
易に形成されるため、コストを低減することができると
共に、縦溝77aのプレス成形によりその外周には突起
部77bがリブ状に形成されることから、ロッドガイド
7の軸方向強度を高めることができる。
【0029】次に、本発明の他の実施例について説明す
る。なお、これらの他の実施例の説明にあたつては、前
記第1実施例と同様の構成部分には同一の符号を付けて
その説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
【0030】(第2実施例)この第2実施例の液圧緩衝
器は、図6に示すように、ロッドガイド7における環状
立上り部77に形成された各縦溝77aと連続する状態
でフランジ部72の上面側に半径方向溝72bをプレス
成形により形成し、この半径方向溝72bと切欠部72
aとで請求の範囲の連通路を構成させるようにしたもの
である。
【0031】従って、この実施例においても半径方向溝
72bにおける底部のレベルまで作動油を貯留すること
ができるため、前記第1実施例と同様の効果が得られる
他、プレス成形によるリブ効果により、フランジ部72
の強度も高めることができるようになる。
【0032】(第3実施例)この第3実施例の液圧緩衝
器は、図7〜図9に示すように、ロッドガイド70を燒
結金属で形成した場合を示している。
【0033】即ち、この実施例のロッドガイド70は、
その上面側に、オイルシール11の補強環11aが当接
する外周縁部より中心側に行くにつれて一段づつ順次低
くなる第1環状段部70aと第2環状段部70bと第3
環状段部70cとが形成されていて、第1環状段部70
aにはリザーバ室Cと連通する縦孔70dが形成され、
第1環状段部70aと第2環状段部70bとの間の内周
面には縦溝(縦溝部)70eが形成され、第2環状段部
70bでチェックリップ11dが当接するシール面を構
成させている。
【0034】そして、前記ロッドガイド70における各
環状段部70a,70b,70cとピストンロッド4と
オイルシール11との間に請求の範囲の凹部を構成する
環状の油溜室Dが形成され、また、第1環状段部70a
とオイルシール11との間の環状空間70fと縦孔70
dとで請求の範囲の連通路を構成させている。
【0035】従って、この実施例では、第1環状段部7
0aのレベルまで作動油を貯留することができると共
に、縦溝70eによりチェックリップ11dの開弁時に
おける作動油の流通が確保されるもので、これにより、
前記第1実施例の効果,と同様の効果を得ることが
できる他、以下に述べる効果が得られる。
【0036】即ち、燒結成形品の表面はプレス成形品に
比べて粗面であることから、シール面となる第2環状段
部70bの表面の摩擦抵抗も大きく、また、プレスの様
に角部にアールがないため圧行程において油溜室Dより
リザーバ室Cの内圧が高くなった時の、チェックリップ
11dの内側への裏返り現象を防止する効果が高くな
る。
【0037】なお、図10は、前記第3実施例における
ロッドガイド70の変形例を示すもので、この図に示す
ように、縦溝70eに代えて突条70gを形成すること
により、該突条70g以外の窪み部分70hで請求の範
囲の縦溝部を構成させるようにしたものである。
【0038】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計変
更等があっても本発明に含まれる。
【0039】例えば、第1実施例では、環状立上り部7
7の内周面に形成された縦溝77aで請求の範囲の縦溝
部を構成させたが、第3実施例におけるロッドガイドの
変形例の場合と同様に、縦溝77aに代えて突条を形成
することにより、該突条以外の窪み部分で請求の範囲の
縦溝部を構成させるようにしてもよい。
【0040】また、第3実施例では、環状空間70aで
請求の範囲の連通路を構成させるようにしたが、部分的
な半径方向溝で構成させることもできる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の液圧緩衝
器にあっては、チェックリップの開弁時における外側へ
のたわみにより当接するロッドガイドの凹部内周面の一
部にチェックリップの当接面より外側へ窪んだ縦溝部を
形成すると共に、リザーバ室と連通する連通路を縦溝部
と連通しかつロッドガイドの上端面近くを経由させた状
態で形成した構成としたことで、縦溝部により凹部と連
通路との間の作動油の流通が常に確保された状態となっ
ているため、チェックリップの開弁時には、この縦溝部
を経由することで凹部内の作動油をリザーバ室に還流す
ることができる。よってチェックシールの内径を変更す
ることなくロッドガイドにおける凹部内径の小径化が可
能でオイルシールの共用化によるコストの低減化が可能
であると共に、連通路は、ロットガイドの上端面近くを
経由させた状態で形成されていることから、凹部内の略
全体に作動油を貯留することができ、これにより、緩衝
器作動中はチェックリップの全体が常に作動油で浸漬さ
れた状態となって湿潤による劣化防止や冷却作用による
耐久性の向上を図ることができるという効果が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1実施例液圧緩衝器の要部であるオイ
ルシールのチェックリップ部分を示す拡大断面図であ
る。
【図2】本発明第1実施例の液圧緩衝器の全体を示す断
面図である。
【図3】本発明第1実施例液圧緩衝器の要部であるオイ
ルシールおよびロッドガイド部分を示す拡大断面図であ
る。
【図4】本発明第1実施例液圧緩衝器におけるロッドガ
イドを示す平面図である。
【図5】図1のE−E線における断面図である。
【図6】本発明第2実施例液圧緩衝器の要部であるオイ
ルシールおよびロッドガイド部分を示す拡大断面図であ
る。
【図7】本発明第3実施例液圧緩衝器の要部であるオイ
ルシールおよびロッドガイド部分を示す拡大断面図であ
る。
【図8】本発明第3実施例液圧緩衝器におけるロッドガ
イドを示す平面図である。
【図9】本発明第3実施例液圧緩衝器の要部であるオイ
ルシールのチェックリップ部分を示す拡大断面図であ
る。
【図10】本発明第3実施例液圧緩衝器におけるロッド
ガイドの変形例を示す平面図である。
【図11】従来例の液圧緩衝器を示す要部拡大断面図で
ある。
【図12】従来例の液圧緩衝器を示す要部拡大断面図で
ある。
【図13】従来例の液圧緩衝器を示す要部拡大断面図で
ある。
【符号の説明】
1 シリンダチューブ 4 ピストンロッド 5 アウタチューブ 7 ロッドガイド 11 オイルシール 11b ダストリップ(ロッドシール) 11c シールリップ(ロッドシール) 11d チェックリップ 11e 連通溝(連通路) 70 ロッドガイド 70d 縦孔(連通路) 70e 縦溝(縦溝部) 70f 環状空間(連通路) 70h 窪み部分(縦溝部) 72a 切欠部(連通路) 77a 縦溝(縦溝部) C リザーバ室 D 油溜室(凹部)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内外二重に形成されたシリンダチューブ
    とアウタチューブとの間にガスが封入されるリザーバ室
    が形成され、シリンダチューブとアウタチューブの上端
    開口部内周にそれぞれ嵌装してピストンロッドの摺動を
    ガイドするロッドガイドが設けられ、該ロッドガイドの
    内周側上面には連通路によりリザーバ室と連通された環
    状の凹部が形成され、ロッドガイドの上部でアウタチュ
    ーブの開口部内にはアウタチューブの開口部内周面とピ
    ストンロッドの外周面との間を摺動自在にシールするロ
    ッドシールとロッドガイドの凹部内においてリザーバ室
    から連通路を経由して凹部方向へのガスの侵入を阻止す
    るため一方向のみに開弁するスカート状のチェックリッ
    プとを有するオイルシールが嵌装された液圧緩衝器にお
    いて、 前記チェックリップの開弁時における外側へのたわみに
    より当接するロッドガイドの凹部内周面の一部にチェッ
    クリップの当接面より外側へ窪んだ縦溝部を形成すると
    共に、前記リザーバ室と連通する連通路を縦溝部と連通
    しかつロッドガイドの上端面近くを経由させた状態で形
    成したことを特徴とする液圧緩衝器。
JP21865994A 1994-09-13 1994-09-13 液圧緩衝器 Pending JPH0882336A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21865994A JPH0882336A (ja) 1994-09-13 1994-09-13 液圧緩衝器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21865994A JPH0882336A (ja) 1994-09-13 1994-09-13 液圧緩衝器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0882336A true JPH0882336A (ja) 1996-03-26

Family

ID=16723417

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21865994A Pending JPH0882336A (ja) 1994-09-13 1994-09-13 液圧緩衝器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0882336A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19702626A1 (de) * 1997-01-25 1998-08-13 Mannesmann Sachs Ag Entlüftungseinrichtung für einen Zweirohr-Schwingungsdämpfer
JP2002036132A (ja) * 2000-07-27 2002-02-05 Fujitsu Ltd ねじ締め装置
KR100489342B1 (ko) * 2001-11-16 2005-05-12 주식회사 만도 쇽 업소버의 씰링 구조
JP2006349138A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Kayaba Ind Co Ltd 空圧緩衝器
KR100731498B1 (ko) * 2002-02-08 2007-06-21 주식회사 만도 쇽 업소버

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19702626A1 (de) * 1997-01-25 1998-08-13 Mannesmann Sachs Ag Entlüftungseinrichtung für einen Zweirohr-Schwingungsdämpfer
DE19702626C2 (de) * 1997-01-25 2001-02-22 Mannesmann Sachs Ag Entlüftungseinrichtung für einen Zweirohr-Schwingungsdämpfer
JP2002036132A (ja) * 2000-07-27 2002-02-05 Fujitsu Ltd ねじ締め装置
KR100489342B1 (ko) * 2001-11-16 2005-05-12 주식회사 만도 쇽 업소버의 씰링 구조
KR100731498B1 (ko) * 2002-02-08 2007-06-21 주식회사 만도 쇽 업소버
JP2006349138A (ja) * 2005-06-20 2006-12-28 Kayaba Ind Co Ltd 空圧緩衝器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5176229A (en) Hydraulic shock absorber with a rod guide having an annular doubled wall section
US6622832B2 (en) Hydraulic shock absorber
US4287970A (en) Hydro-pneumatic damping device
US4428566A (en) Two-tube hydropneumatic shock absorber
KR100989753B1 (ko) 유압 완충기의 체크 시일 구조
CN102808885B (zh) 气缸装置
WO1997038241A1 (en) Bearing device of piston rod
US20110048225A1 (en) Cylinder apparatus
US4411342A (en) Hydraulic damper
US5570763A (en) Suspension strut
JPS5912438Y2 (ja) 油圧緩衝器
US6253661B1 (en) Piston rod guide for a piston-cylinder unit
US5477949A (en) Shock absorber
JP2005172128A (ja) 油入緩衝器
GB2115903A (en) Hydropneumatic damper with gas return valve
JP4815418B2 (ja) 空圧緩衝器
JPH07317824A (ja) 液圧緩衝器のロッドガイド構造
JP4898607B2 (ja) 空圧緩衝器のバルブ構造
KR100265678B1 (ko) 액압 완충기
JPH06103053B2 (ja) 油圧緩衝器
US4971182A (en) Double-tube oscillation damper
JPS6131559Y2 (ja)
KR20250140615A (ko) 완충 장치, 현가 장치
JP2003014029A (ja) 油圧緩衝器
JPH08291838A (ja) 液圧緩衝器