JPH0882600A - プラスチックフィルムの反射率の測定方法 - Google Patents

プラスチックフィルムの反射率の測定方法

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JPH0882600A
JPH0882600A JP6218961A JP21896194A JPH0882600A JP H0882600 A JPH0882600 A JP H0882600A JP 6218961 A JP6218961 A JP 6218961A JP 21896194 A JP21896194 A JP 21896194A JP H0882600 A JPH0882600 A JP H0882600A
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JP
Japan
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film
reflectance
plastic film
black
measuring
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Application number
JP6218961A
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English (en)
Inventor
Kiminari Nakamura
公成 中村
Hiroshi Ishida
博士 石田
Akio Omae
昭雄 大前
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】走行しているプラスチックフィルム表面の反射
率を正確に検知する方法を提供する。 【構成】走行しているプラスチックフィルム表面の反射
率を測定する方法において、該プラスチックフィルム
が、その裏面に黒色のフィルムを密着させたものである
ことを特徴とするプラスチックフィルムの反射率の測定
方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は反射防止フィルム等の光
学用プラスチックフィルムを走行させながら、その反射
率を正確に測定する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年反射防止性能を有するプラスチック
フィルムは、OA機器ディスプレイ用フィルター表面、
液晶ディスプレイ表面等の反射防止に使用されている。
反射防止フィルムは、フッ化マグネシウム、酸化ケイ
素、酸化ジルコニウム、酸化チタンのような屈折率の小
さいもの、及び/又は大きいものをプラスチックフィル
ム上に単層の薄膜または多層の薄膜として形成すること
によって得られる。反射防止フィルムに代表される光学
用プラスチックフィルムの製造上、使用上、当然のこと
ながらその反射率を把握しておく必要がある。これまで
は、測定の試料となるフィルムを小片状に切り出して1
つ1つを静止した状態でこの反射率測定していた。又、
より正確に測定するためには、測定面の裏側での光の反
射を防止する必要があり、そのフィルムの裏面反射を防
ぐ方法として、裏面に黒色の塗料を塗ることが行われて
きた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プラスチックフィルム
を製造したり、使用する場合は、該プラスチックフィル
ムを巻き取ったり繰り出したりして走行させるのが一般
的である。走行中のものの反射率を感知しようとする場
合は、小片サンプルを切り出して反射率を測る方法では
適さない。又、裏面に黒色の塗料を塗る方法では製品と
なるフィルムを汚すので現実的でない。本発明は、プラ
スチックフィルムの走行中に、反射率を正確に検知する
方法を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、走行
しているプラスチックフィルム表面の反射率を測定する
方法において、該プラスチックフィルムが、その裏面に
黒色フィルムを密着させたものであることを特徴とする
プラスチックフィルムの反射率の測定方法を提供するも
のである。
【0005】本発明に適用できるプラスチックフィルム
としては、例えばポリエステルフィルム、ポリカーボネ
ートフィルム、ポリメチルメタクリレートフィルム、酢
酸セルロースフィルム等の透明フィルム、および液晶デ
ィスプレイに使用されている各種偏光フィルムである。
【0006】本発明の黒色のフィルムとしては、各種プ
ラスチックにカーボンブラックや有機黒色顔料のごとき
黒色顔料を含有させて黒色としてフィルムとしたものが
用いられる。その他、各種プラスチックフィルムに黒色
塗料を塗布したものも用いられる。
【0007】本発明に使用する黒色のフィルムを、プラ
スチックフィルムに密着させるためには、適度な粘着力
が必要である。この粘着力は、プラスチックフィルムと
の間に空気の介在させない程度に密着が出来る反面、反
射率測定後プラスチックフィルムから容易に剥離が行え
る程度のものである。その粘着力は、フィルム幅25mm
あたり通常3〜100g程度である。
【0008】黒色フィルムに粘着性を付与するには、エ
チレン/酢酸ビニル共重合体のように自己粘着性を持っ
た材料そのものを用いること、自己粘着性を持った材料
と共押出しして複合フィルムとすること、粘着剤を塗工
して粘着性を持たせる等がある。
【0009】プラスチックフィルムへの黒色フィルムを
密着させるのは、両フィルムを複数の貼合ロールの間を
くぐらせて貼合させる公知の方法が適用できる。
【0010】プラスチックフィルムの反射率の測定は、
光量を測定する光度計を用い入射光に対する反射光の比
を求めたものである。この反射率の測定装置としては市
販されているものを使用できる。
【0011】本発明の反射率の測定方法の一例を図1に
示す。フィルム繰出機1から繰出された被測定フィルム
2は、別のフィルム巻出機3から巻出された黒色フィル
ム4と貼合ロール5で貼合される。黒色フィルムを貼合
された被測定フィルム6は、測定ロール7の部分に設置
された反射率検出器8で反射率を計測された後、フィル
ム巻取機9に巻取られる。なお、黒色フィルムは別途フ
ィルム巻取機9から逆に繰り出し剥してもよいし、あら
かじめフィルム巻取機9の前で剥してもよい。なお本例
は本発明の一実施態様を例示したものであり、本発明は
これに限定されるものでない。
【0012】
【実施例】表面に厚さ5μのハードコート層を有する厚
さ250μのポリメチルメタクリレートフィルムのハー
ドコート層側に、表1に示す種類と膜厚(nm)の四層
反射防止膜を有する反射防止フィルムS1、S2を用い
た。反射率測定装置は、大塚電子株式会社製MCPD−
1000であり、可視光領域の400〜700nmのス
ペクトルを測定した。
【0013】
【表1】
【0014】巻物状のフィルムS1、S2について、図
1と同一構造の測定システムを用いて、フィルムを走行
させながら反射率を測定した。まず黒色フィルム4を使
用しないで、フィルムS1、S2だけ(ブランクフィル
ム)を走行させて反射率を計測した。この場合、測定ロ
ール7の上で反射率を計測するとロール表面での反射の
影響がでるため、反射率検出器8を貼合ロール5とフリ
ーロール10の中間の位置に設置して測定を行った。こ
の方法で得たフィルムS1、S2の反射率スペクトルの
一例を図2に示す。
【0015】つぎに厚さ60μの黒色ポリエチレンフィ
ルムにアクリル系粘着剤を塗布した(フィルム幅25mm
あたりの粘着力が60g)黒色フィルム4をフィルム繰
出機3から供給してフィルムS1、S2に貼合し、測定
ロール7の上に反射率検出器8を設置して測定を行っ
た。この方法で得たフィルムS1、S2の反射率スペク
トルの一例を図3に示す。
【0016】フィルムS1、S2から小片のサンプルを
切り出し、その裏面に黒色塗料を塗って反射率を測定し
た。この方法で得たフィルムS1、S2の反射率スペク
トルを図4に示す。
【0017】本発明の図3は、図4と比較して同等レベ
ルの反射率の値が得られており、図2は、裏面反射の影
響を受けるため図3及び図4の値よりはるかに大きく、
この方法では反射防止特性を定量的にとらえることはで
きないことがわかる。
【0018】
【発明の効果】本発明により、プラスチックフィルムの
裏面に黒色の粘着性フィルムを貼付することにより、走
行しているプラスチックフィルムの反射率が正確に測定
できるようになった。このことにより、均質な反射率を
有する反射防止フィルムの製造を容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の反射率の測定方法の概略図である。
【図2】ブランクフィルムの反射率スペクトル図であ
る。
【図3】本発明のフィルムの反射率スペクトル図であ
る。
【図4】黒色塗装フィルムの反射率スペクトル図であ
る。
【符号の説明】
1:フィルム繰出機 2:被測定フィルム 3:フィルム巻出機 4:黒色フィルム 5:貼合ロール 6:貼合された被測定フィルム 7:測定ロール 8:反射率検出器 9:フィルム巻取機

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行しているプラスチックフィルム表面の
    反射率を測定する方法において、該プラスチックフィル
    ムが、その裏面に黒色のフィルムを密着させたものであ
    ることを特徴とするプラスチックフィルムの反射率の測
    定方法。
JP6218961A 1994-09-13 1994-09-13 プラスチックフィルムの反射率の測定方法 Pending JPH0882600A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003039801A (ja) * 2001-07-27 2003-02-13 Tohoku Ricoh Co Ltd 製版装置・孔版印刷装置・製版方法
WO2016021732A1 (ja) * 2014-08-08 2016-02-11 日東電工株式会社 反射防止フィルムおよびその製造方法、ならびに反射防止フィルムの反射光特性測定方法
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CN109682780A (zh) * 2018-12-11 2019-04-26 中昊黑元化工研究设计院有限公司 一种利用平板研磨机和反射仪测定炭黑色浆黑度的方法
JP2024177916A (ja) * 2023-06-12 2024-12-24 日東電工株式会社 反射防止フィルムの製造方法

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