JPH0882635A - トラヒック動態検出装置 - Google Patents
トラヒック動態検出装置Info
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- JPH0882635A JPH0882635A JP6217608A JP21760894A JPH0882635A JP H0882635 A JPH0882635 A JP H0882635A JP 6217608 A JP6217608 A JP 6217608A JP 21760894 A JP21760894 A JP 21760894A JP H0882635 A JPH0882635 A JP H0882635A
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- speed
- time
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- Optical Radar Systems And Details Thereof (AREA)
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、軌道におけるトラヒックの動態の
把握に供されるトラヒック動態検出装置に監視、簡単な
構成により計測精度を高めることを目的とする。 【構成】 覆域にパルスで変調されたレーザ光を照射す
る発光手段11と、覆域の内、軌道上の2つの領域とこ
れらの領域の移動体との反射光を受光する受光手段12
a、12bと、そのレーザ光と反射光との相関をとり、上
述した受光手段と2つの領域またはこれらの領域の移動
体との相対距離を求める測距手段13a 、13b と、反
射光のレンジ方向の進みまたは遅れの発生のタイミング
の差をとって2つの領域の間における移動体の通過時間
を得る通過時間検出手段14と、2つの領域と受光手段
12a、12bとを結ぶ線分間の角度と上述した相対距離
とに基づいて三角法を適用し、軌道に沿った移動体の軌
跡のこれらの線分で挟まれた長さを求めて通過時間で除
して速度を得る速度算出手段15とを備える。
把握に供されるトラヒック動態検出装置に監視、簡単な
構成により計測精度を高めることを目的とする。 【構成】 覆域にパルスで変調されたレーザ光を照射す
る発光手段11と、覆域の内、軌道上の2つの領域とこ
れらの領域の移動体との反射光を受光する受光手段12
a、12bと、そのレーザ光と反射光との相関をとり、上
述した受光手段と2つの領域またはこれらの領域の移動
体との相対距離を求める測距手段13a 、13b と、反
射光のレンジ方向の進みまたは遅れの発生のタイミング
の差をとって2つの領域の間における移動体の通過時間
を得る通過時間検出手段14と、2つの領域と受光手段
12a、12bとを結ぶ線分間の角度と上述した相対距離
とに基づいて三角法を適用し、軌道に沿った移動体の軌
跡のこれらの線分で挟まれた長さを求めて通過時間で除
して速度を得る速度算出手段15とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、軌道に沿って移動する
個々の移動体について速度、加速度、サイズおよび外形
に応じた種別を計測し、その軌道におけるトラヒックの
動態の把握に供されるトラヒック動態検出装置に関す
る。
個々の移動体について速度、加速度、サイズおよび外形
に応じた種別を計測し、その軌道におけるトラヒックの
動態の把握に供されるトラヒック動態検出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、一部の高速道路には、走行中の車
両について特に減速を強いることなく確実に料金を徴収
できる料金徴収システムが試行導入されている。また、
このような料金徴収システムは、現行の料金所付近に生
じる渋滞を回避して高速道路の運用効率や車両の運転環
境を高めることができるので、近い将来、多くの高速道
路に導入される可能性が高い。
両について特に減速を強いることなく確実に料金を徴収
できる料金徴収システムが試行導入されている。また、
このような料金徴収システムは、現行の料金所付近に生
じる渋滞を回避して高速道路の運用効率や車両の運転環
境を高めることができるので、近い将来、多くの高速道
路に導入される可能性が高い。
【0003】従来、このような料金徴収システムでは、
例えば、走行中の車両について、個々の車線の上部およ
び側部に配置されたカメラを介して車体の像をとらえ、
これらの像の画角と、各カメラと車体との間の距離とに
三角法に基づく演算を施して形状および寸法を求め、そ
の形状および寸法に対応した車種を示すデータベースを
参照することにより料金の算定基準となる車種の特定が
なされる。
例えば、走行中の車両について、個々の車線の上部およ
び側部に配置されたカメラを介して車体の像をとらえ、
これらの像の画角と、各カメラと車体との間の距離とに
三角法に基づく演算を施して形状および寸法を求め、そ
の形状および寸法に対応した車種を示すデータベースを
参照することにより料金の算定基準となる車種の特定が
なされる。
【0004】しかし、複数車線の高速道路では、車線の
側部に配置されたカメラの視界に他の車線を走行する車
両によって死角が生じることを回避するために、カメラ
が配置された地点に車線の分離帯を設置することが必要
となってコスト高であり、安全性が損なわれる可能性が
ある。さらに、このような場合、分離帯への衝突を避け
るために、ドライバーは減速を強いられ、十分な効果を
得られないという欠点もあった。
側部に配置されたカメラの視界に他の車線を走行する車
両によって死角が生じることを回避するために、カメラ
が配置された地点に車線の分離帯を設置することが必要
となってコスト高であり、安全性が損なわれる可能性が
ある。さらに、このような場合、分離帯への衝突を避け
るために、ドライバーは減速を強いられ、十分な効果を
得られないという欠点もあった。
【0005】したがって、車線の上部のみに配置された
カメラを介して同様に画角と距離とを得て上述した演算
に基づいて車両の頂部方向から見た形状および寸法を求
め、かつそのカメラの近傍に配置されたレーザレーダを
介して各車線を通過する車両の頂部および路面までの相
対距離を測定し、両者の差分から車両の高さを求めるこ
とにより、車種の特定精度を高める構成が一般に適用さ
れている。
カメラを介して同様に画角と距離とを得て上述した演算
に基づいて車両の頂部方向から見た形状および寸法を求
め、かつそのカメラの近傍に配置されたレーザレーダを
介して各車線を通過する車両の頂部および路面までの相
対距離を測定し、両者の差分から車両の高さを求めるこ
とにより、車種の特定精度を高める構成が一般に適用さ
れている。
【0006】すなわち、従来例では、カメラによってと
らえられた画像から車両の車体を示す像をパターン認識
してその車両の形状および寸法を得る画像処理が行われ
る。
らえられた画像から車両の車体を示す像をパターン認識
してその車両の形状および寸法を得る画像処理が行われ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来例では、上述した画像情報の情報量が大きいために画
像処理の処理量が大きく、個々の車線のトラヒック量に
適応可能な演算速度を実現するためには高価な高速演算
装置が必要となって低廉化が阻まれていた。
来例では、上述した画像情報の情報量が大きいために画
像処理の処理量が大きく、個々の車線のトラヒック量に
適応可能な演算速度を実現するためには高価な高速演算
装置が必要となって低廉化が阻まれていた。
【0008】また、レーザレーダが併設された構成で
は、車種の特定精度は高められるが、機器構成が複雑と
なって高価となり、かつ路面に対する高さ等の物理的な
制約により車線上に必ずしも設置場所を確保することが
できない場合があった。
は、車種の特定精度は高められるが、機器構成が複雑と
なって高価となり、かつ路面に対する高さ等の物理的な
制約により車線上に必ずしも設置場所を確保することが
できない場合があった。
【0009】本発明は、簡単な構成により所望の精度で
確実に移動体の形状および寸法を得るトラヒック動態検
出装置を提供することを目的とする。
確実に移動体の形状および寸法を得るトラヒック動態検
出装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は、請求項1、9に
記載の発明の原理ブロック図である。請求項1に記載の
発明は、移動体が移動する軌道が含まれた覆域にパルス
で変調されたレーザ光を照射する発光手段11と、覆域
の内、軌道上の2つの領域とこれらの領域に位置する移
動体とで発光手段11によって照射されたレーザ光が反
射して生じる反射光を個別に受光する受光手段12a、
12bと、発光手段11によって照射されたレーザ光と
受光手段12a、12bによって受光された反射光とのレ
ンジ方向の相関をとり、その結果に基づいてこれらの受
光手段と2つの領域あるいはこれらの領域に位置する移
動体との相対距離を個別に求める測距手段13a、13b
と、受光手段12a、12bによって受光された反射光に
ついて、レンジ方向の進みまたは遅れの発生を監視し、
その発生のタイミングの差をとることにより2つの領域
の間における移動体の通過時間を得る通過時間検出手段
14と、2つの領域と受光手段12a、12bの受光面と
を結ぶ線分で挟まれた角度と、測距手段13a、13bに
よって個別に求められた相対距離とに基づいて三角法を
適用することにより、軌道に沿った移動体の軌跡のこれ
らの線分で挟まれた長さを求め、その長さを通過時間検
出手段14によって得られた通過時間で除してこれらの
領域に対するその移動体の進入速度または退避速度を得
る速度算出手段15とを備えたことを特徴とする。
記載の発明の原理ブロック図である。請求項1に記載の
発明は、移動体が移動する軌道が含まれた覆域にパルス
で変調されたレーザ光を照射する発光手段11と、覆域
の内、軌道上の2つの領域とこれらの領域に位置する移
動体とで発光手段11によって照射されたレーザ光が反
射して生じる反射光を個別に受光する受光手段12a、
12bと、発光手段11によって照射されたレーザ光と
受光手段12a、12bによって受光された反射光とのレ
ンジ方向の相関をとり、その結果に基づいてこれらの受
光手段と2つの領域あるいはこれらの領域に位置する移
動体との相対距離を個別に求める測距手段13a、13b
と、受光手段12a、12bによって受光された反射光に
ついて、レンジ方向の進みまたは遅れの発生を監視し、
その発生のタイミングの差をとることにより2つの領域
の間における移動体の通過時間を得る通過時間検出手段
14と、2つの領域と受光手段12a、12bの受光面と
を結ぶ線分で挟まれた角度と、測距手段13a、13bに
よって個別に求められた相対距離とに基づいて三角法を
適用することにより、軌道に沿った移動体の軌跡のこれ
らの線分で挟まれた長さを求め、その長さを通過時間検
出手段14によって得られた通過時間で除してこれらの
領域に対するその移動体の進入速度または退避速度を得
る速度算出手段15とを備えたことを特徴とする。
【0011】図2は、請求項2、3、9に記載の発明の
原理ブロック図である。請求項2に記載の発明は、移動
体が移動する軌道が含まれた覆域にパルスで変調された
レーザ光を照射する発光手段11と、覆域の内、軌道上
の2つの領域とこれらの領域に位置する移動体とで発光
手段11によって照射されたレーザ光が反射して生じる
反射光を個別に受光する受光手段12a、12bと、発光
手段11によって照射されたレーザ光と受光手段12
a、12bによって受光された反射光とのレンジ方向の相
関をとり、その結果に基づいてこれらの受光手段と2つ
の領域あるいはこれらの領域に位置する移動体との相対
距離を個別に求める測距手段13a、13bと、受光手段
12a、12bによって受光された反射光のレンジ方向の
進みおよび遅れの発生を監視し、その進みおよび遅れに
ついて個別に発生時点の差をとることにより、移動体の
進行方向に沿った両端部の2つの領域の間の通過時間を
得る通過時間検出手段21と、2つの領域と受光手段1
2a、12bの受光面とを結ぶ線分で挟まれた角度と、測
距手段13a、13bによって個別に求められた相対距離
とに基づいて三角法を適用することにより、軌道に沿っ
た移動体の軌跡のこれらの線分で挟まれた長さを求め、
その長さを通過時間検出手段14によって得られた通過
時間で個別に除することにより、これらの領域に対する
その移動体の進入速度および退避速度を求める速度算出
手段22と、受光手段12a、12bの何れか一方によっ
て受光された反射光について、レンジ方向に進んだ状態
を監視してその状態が連続する時間を計測するレンジ幅
検出手段23と、通過時間検出手段21によって得られ
た通過時間の差分の半値とレンジ幅検出手段23によっ
て計測された時間との和により、進入速度と退避速度と
の差分を除して移動体の加速度を算出する加速度算出手
段24とを備えたことを特徴とする。
原理ブロック図である。請求項2に記載の発明は、移動
体が移動する軌道が含まれた覆域にパルスで変調された
レーザ光を照射する発光手段11と、覆域の内、軌道上
の2つの領域とこれらの領域に位置する移動体とで発光
手段11によって照射されたレーザ光が反射して生じる
反射光を個別に受光する受光手段12a、12bと、発光
手段11によって照射されたレーザ光と受光手段12
a、12bによって受光された反射光とのレンジ方向の相
関をとり、その結果に基づいてこれらの受光手段と2つ
の領域あるいはこれらの領域に位置する移動体との相対
距離を個別に求める測距手段13a、13bと、受光手段
12a、12bによって受光された反射光のレンジ方向の
進みおよび遅れの発生を監視し、その進みおよび遅れに
ついて個別に発生時点の差をとることにより、移動体の
進行方向に沿った両端部の2つの領域の間の通過時間を
得る通過時間検出手段21と、2つの領域と受光手段1
2a、12bの受光面とを結ぶ線分で挟まれた角度と、測
距手段13a、13bによって個別に求められた相対距離
とに基づいて三角法を適用することにより、軌道に沿っ
た移動体の軌跡のこれらの線分で挟まれた長さを求め、
その長さを通過時間検出手段14によって得られた通過
時間で個別に除することにより、これらの領域に対する
その移動体の進入速度および退避速度を求める速度算出
手段22と、受光手段12a、12bの何れか一方によっ
て受光された反射光について、レンジ方向に進んだ状態
を監視してその状態が連続する時間を計測するレンジ幅
検出手段23と、通過時間検出手段21によって得られ
た通過時間の差分の半値とレンジ幅検出手段23によっ
て計測された時間との和により、進入速度と退避速度と
の差分を除して移動体の加速度を算出する加速度算出手
段24とを備えたことを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
のトラヒック動態検出装置において、速度算出手段22
によって求められた進入速度または退避速度とレンジ幅
検出手段23によって求められた時間との積をとり、軌
道に沿った移動体の長さを得る移動体長算出手段31を
備えたことを特徴とする。
のトラヒック動態検出装置において、速度算出手段22
によって求められた進入速度または退避速度とレンジ幅
検出手段23によって求められた時間との積をとり、軌
道に沿った移動体の長さを得る移動体長算出手段31を
備えたことを特徴とする。
【0013】図3は、請求項4〜9に記載の発明の原理
ブロック図である。請求項4に記載の発明は、請求項2
に記載のトラヒック動態検出装置において、速度算出手
段22によって求められた進入速度と相対速度との和
と、通過時間検出手段21によって得られた通過時間の
和と加速度算出手段24によって算出された加速度との
積との差分の半値と、レンジ幅検出手段23によって求
められた時間との積をとり、軌道に沿った移動体の長さ
を得る移動体長算出手段41を備えたことを特徴とす
る。
ブロック図である。請求項4に記載の発明は、請求項2
に記載のトラヒック動態検出装置において、速度算出手
段22によって求められた進入速度と相対速度との和
と、通過時間検出手段21によって得られた通過時間の
和と加速度算出手段24によって算出された加速度との
積との差分の半値と、レンジ幅検出手段23によって求
められた時間との積をとり、軌道に沿った移動体の長さ
を得る移動体長算出手段41を備えたことを特徴とす
る。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項2に記載
のトラヒック動態検出装置において、受光手段12a 、
12b の何れか一方によって受光された反射光につい
て、レンジ方向に進む変化点を監視し、その変化点が発
生した時点から、予め決められた寸法と速度算出手段2
2によって求められた進入速度または退避速度との比で
与えられる時間経過した時点におけるレンジ方向の変位
量を求め、移動体の頂部の軌道に対する相対高度を得る
高度検出手段51を備えたことを特徴とする。
のトラヒック動態検出装置において、受光手段12a 、
12b の何れか一方によって受光された反射光につい
て、レンジ方向に進む変化点を監視し、その変化点が発
生した時点から、予め決められた寸法と速度算出手段2
2によって求められた進入速度または退避速度との比で
与えられる時間経過した時点におけるレンジ方向の変位
量を求め、移動体の頂部の軌道に対する相対高度を得る
高度検出手段51を備えたことを特徴とする。
【0015】請求項6に記載の発明は、請求項2に記載
のトラヒック動態検出装置において、受光手段12a 、
12b によって個別に受光された反射光について、レン
ジ方向に進む変化点を監視し、その変化点が発生した時
点から予め決められた寸法と、速度算出手段22によっ
て求められた進入速度および退避速度との比で個別に与
えられる時間経過した時点におけるレンジ方向の変位量
を求め、両者の平均をとることにより移動体の頂部の軌
道に対する相対高度を得る高度検出手段61を備えたこ
とを特徴とする。
のトラヒック動態検出装置において、受光手段12a 、
12b によって個別に受光された反射光について、レン
ジ方向に進む変化点を監視し、その変化点が発生した時
点から予め決められた寸法と、速度算出手段22によっ
て求められた進入速度および退避速度との比で個別に与
えられる時間経過した時点におけるレンジ方向の変位量
を求め、両者の平均をとることにより移動体の頂部の軌
道に対する相対高度を得る高度検出手段61を備えたこ
とを特徴とする。
【0016】請求項7に記載の発明は、請求項5または
請求項6に記載のトラヒック動態検出装置において、高
度検出手段には、求められた変位量にその変位量から軌
道に垂直な方向の成分を抽出する補正を施す手段を含む
を特徴とする。
請求項6に記載のトラヒック動態検出装置において、高
度検出手段には、求められた変位量にその変位量から軌
道に垂直な方向の成分を抽出する補正を施す手段を含む
を特徴とする。
【0017】請求項8に記載の発明は、請求項5ないし
請求項7の何れか1項に記載のトラヒック動態検出装置
において、予め決められた単数あるいは複数の寸法に対
応した相対高度の集合が移動体の種別毎に予め蓄積され
た記憶手段71と、寸法について高度検出手段によって
個別に検出された相対高度を取り込み、記憶手段71に
蓄積された集合との相関をとって移動体の種別を判別す
る移動体種別判別手段72とを備えたことを特徴とす
る。
請求項7の何れか1項に記載のトラヒック動態検出装置
において、予め決められた単数あるいは複数の寸法に対
応した相対高度の集合が移動体の種別毎に予め蓄積され
た記憶手段71と、寸法について高度検出手段によって
個別に検出された相対高度を取り込み、記憶手段71に
蓄積された集合との相関をとって移動体の種別を判別す
る移動体種別判別手段72とを備えたことを特徴とす
る。
【0018】請求項9に記載の発明は、請求項1ないし
請求項8の何れか1項に記載のトラヒック動態検出装置
において、発光手段11は、単一のあるいは互いに同期
した複数のパルスで変調されたレーザ光を二つの領域に
個別に照射する二つの光学系から構成されたことを特徴
とする。
請求項8の何れか1項に記載のトラヒック動態検出装置
において、発光手段11は、単一のあるいは互いに同期
した複数のパルスで変調されたレーザ光を二つの領域に
個別に照射する二つの光学系から構成されたことを特徴
とする。
【0019】
【作用】請求項1に記載の発明にかかわるトラヒック動
態検出装置では、測距手段13a 、13b は、2つの領
域あるいはこれらの領域に位置する移動体について、発
光手段11から照射されたレーザ光と受光手段12a 、
12b によって受光された反射光とのレンジ方向の相関
をとり、その結果に基づいて個別に相対距離を求める。
通過時間検出手段14は、同様にして受光された反射光
についてレンジ方向の進みまたは遅れの何れかの発生を
監視してその発生タイミングの差をとることにより、こ
れらの領域の間における移動体の通過時間を得る。速度
算出手段15は、これらの領域と受光手段12a、12b
の受光面とを結ぶ線分で挟まれた角度と、上述した個々
の相対距離とに基づいて三角法を適用することにより、
軌道に沿った移動体の軌跡の内、これらの線分で挟まれ
た区間の長さを求め、さらに、その長さを上述した通過
時間で除してこれらの領域に対する移動体の進入速度ま
たは退避速度を得る。
態検出装置では、測距手段13a 、13b は、2つの領
域あるいはこれらの領域に位置する移動体について、発
光手段11から照射されたレーザ光と受光手段12a 、
12b によって受光された反射光とのレンジ方向の相関
をとり、その結果に基づいて個別に相対距離を求める。
通過時間検出手段14は、同様にして受光された反射光
についてレンジ方向の進みまたは遅れの何れかの発生を
監視してその発生タイミングの差をとることにより、こ
れらの領域の間における移動体の通過時間を得る。速度
算出手段15は、これらの領域と受光手段12a、12b
の受光面とを結ぶ線分で挟まれた角度と、上述した個々
の相対距離とに基づいて三角法を適用することにより、
軌道に沿った移動体の軌跡の内、これらの線分で挟まれ
た区間の長さを求め、さらに、その長さを上述した通過
時間で除してこれらの領域に対する移動体の進入速度ま
たは退避速度を得る。
【0020】すなわち、上述した区間の長さが軌道に対
する移動体の頂部あるいは側面の相対高度の相違に応じ
て実測され、その移動体の先端部あるいは後端部がこの
ような軌道の上に配置された2つの領域の間を通過する
時間の実測値で除する演算が行われるので、車両の種類
に応じたこのような相対高度の相違の如何にかかわら
ず、確実にかつ精度よく進入速度や退避速度が得られ
る。
する移動体の頂部あるいは側面の相対高度の相違に応じ
て実測され、その移動体の先端部あるいは後端部がこの
ような軌道の上に配置された2つの領域の間を通過する
時間の実測値で除する演算が行われるので、車両の種類
に応じたこのような相対高度の相違の如何にかかわら
ず、確実にかつ精度よく進入速度や退避速度が得られ
る。
【0021】請求項2に記載の発明にかかわるトラヒッ
ク動態検出装置では、通過時間検出手段21は、移動体
の進行方向に沿った先端部および後端部の双方につい
て、2つ領域間の通過に要する通過時間を得る。また、
速度算出手段22は、このような2つの領域の双方につ
いて、移動体の進入速度と退避速度とを求める。なお、
このような通過時間、進入速度および退避速度を得る処
理については、請求項1に記載の発明における通過時間
検出手段14、速度算出手段15が行う処理と同じであ
るから、ここではその説明を省略する。
ク動態検出装置では、通過時間検出手段21は、移動体
の進行方向に沿った先端部および後端部の双方につい
て、2つ領域間の通過に要する通過時間を得る。また、
速度算出手段22は、このような2つの領域の双方につ
いて、移動体の進入速度と退避速度とを求める。なお、
このような通過時間、進入速度および退避速度を得る処
理については、請求項1に記載の発明における通過時間
検出手段14、速度算出手段15が行う処理と同じであ
るから、ここではその説明を省略する。
【0022】また、レンジ幅検出手段23は、受光手段
12a、12bの何れか一方によって受光された反射光に
ついてレンジ方向に進んだ状態が連続する時間を計測す
ることにより、上述した2つの領域の何れかを車両が通
過する時間を求める。加速度算出手段24は、このよう
な時間と上述した通過時間の差分の半値との和で進入速
度と退避速度との差分を除することにより、移動体の加
速度を算出する。
12a、12bの何れか一方によって受光された反射光に
ついてレンジ方向に進んだ状態が連続する時間を計測す
ることにより、上述した2つの領域の何れかを車両が通
過する時間を求める。加速度算出手段24は、このよう
な時間と上述した通過時間の差分の半値との和で進入速
度と退避速度との差分を除することにより、移動体の加
速度を算出する。
【0023】すなわち、2つの領域で挟まれた区間にお
ける移動体の速度の変化を直線近似し、このような移動
体について、上述した通過時間および進入速度の差分と
先端部と後端部とが2つの領域の何れか一方に到達した
時間差との比として加速度が求められる。
ける移動体の速度の変化を直線近似し、このような移動
体について、上述した通過時間および進入速度の差分と
先端部と後端部とが2つの領域の何れか一方に到達した
時間差との比として加速度が求められる。
【0024】したがって、軌道に沿って移動する移動体
について、頂部あるいは側部の軌道に対する相対距離の
相違を吸収して精度よく確実に加速度が求められる。請
求項3に記載の発明にかかわるトラヒック動態検出装置
では、移動体長算出手段31は、速度算出手段22によ
って求められた進入速度または退避速度の何れか一方
と、レンジ幅検出手段23によって求められた時間との
積をとることにより、軌道に沿った移動体の長さを得
る。
について、頂部あるいは側部の軌道に対する相対距離の
相違を吸収して精度よく確実に加速度が求められる。請
求項3に記載の発明にかかわるトラヒック動態検出装置
では、移動体長算出手段31は、速度算出手段22によ
って求められた進入速度または退避速度の何れか一方
と、レンジ幅検出手段23によって求められた時間との
積をとることにより、軌道に沿った移動体の長さを得
る。
【0025】このようにして得られる移動体の長さにつ
いては、2つ領域間における移動体の加速度が加味され
ていないが、その加速度が「0」であったり無視し得る
程度に小さい場合には、大きな誤差分は含まれない。
いては、2つ領域間における移動体の加速度が加味され
ていないが、その加速度が「0」であったり無視し得る
程度に小さい場合には、大きな誤差分は含まれない。
【0026】すなわち、移動体の加速度が著しく小さい
値であったり、軌道に沿った2つの領域間の距離が極め
て小さい場合には、簡単な算術演算により精度よくその
車両の軌道に沿った長さが求められる。
値であったり、軌道に沿った2つの領域間の距離が極め
て小さい場合には、簡単な算術演算により精度よくその
車両の軌道に沿った長さが求められる。
【0027】請求項4に記載の発明にかかわるトラヒッ
ク動態検出装置では、移動体長算出手段41は、速度算
出手段22によって求められた進入速度と相対速度との
和と、通過時間検出手段21によって得られた通過時間
の和と加速度算出手段24によって算出された加速度と
の積との差分の半値と、レンジ幅検出手段23によって
求められた時間との積をとり、軌道に沿った移動体の長
さを得る。
ク動態検出装置では、移動体長算出手段41は、速度算
出手段22によって求められた進入速度と相対速度との
和と、通過時間検出手段21によって得られた通過時間
の和と加速度算出手段24によって算出された加速度と
の積との差分の半値と、レンジ幅検出手段23によって
求められた時間との積をとり、軌道に沿った移動体の長
さを得る。
【0028】このようにして得られる移動体の長さにつ
いては、2つ領域の何れか一方について、移動体の先端
部が到達した時点から後端部が到達した時点に至る期間
におけるその移動体の速度を直線近似する(加速度が一
定であると見なす)ことにより、このような期間におけ
るその速度の積分値として与えられる。
いては、2つ領域の何れか一方について、移動体の先端
部が到達した時点から後端部が到達した時点に至る期間
におけるその移動体の速度を直線近似する(加速度が一
定であると見なす)ことにより、このような期間におけ
るその速度の積分値として与えられる。
【0029】したがって、軌道に沿って移動する移動体
について、頂部あるいは側部の軌道に対する相対距離の
相違を吸収して精度よく確実にその軌道に沿った長さが
求められる。
について、頂部あるいは側部の軌道に対する相対距離の
相違を吸収して精度よく確実にその軌道に沿った長さが
求められる。
【0030】請求項5に記載の発明にかかわるトラヒッ
ク動態検出装置では、2つ領域の何れについても移動体
の進入時点から退避時点に至る期間には、受光手段12
a 、12b によって個別に受光された反射光はレンジ方
向に進んだ状態となる。高度検出手段51は、軌道に対
する相対高度を求めるべき車両の頂部あるいは側部の位
置をその車両の先端部からの相対距離で示す寸法が予め
与えられ、上述した状態が始まった時から、このような
寸法と速度算出手段22によって求められた進入速度ま
たは退避速度との比で与えられる時間経過した時点にお
けるレンジ方向の変位量を求める。
ク動態検出装置では、2つ領域の何れについても移動体
の進入時点から退避時点に至る期間には、受光手段12
a 、12b によって個別に受光された反射光はレンジ方
向に進んだ状態となる。高度検出手段51は、軌道に対
する相対高度を求めるべき車両の頂部あるいは側部の位
置をその車両の先端部からの相対距離で示す寸法が予め
与えられ、上述した状態が始まった時から、このような
寸法と速度算出手段22によって求められた進入速度ま
たは退避速度との比で与えられる時間経過した時点にお
けるレンジ方向の変位量を求める。
【0031】このような時点は、上述した頂部あるいは
側部が2つ領域の一方に到達するタイミングを移動体の
速度に応じて示すので、高度検出手段51によって求め
られたレンジ方向の変位量は、その移動体の頂部あるい
は速度の軌道に対する相対高度に比例した値となる。ま
た、その値の精度は、特に、上述した2つ領域の一方に
おける受光手段12a(12b)の仰角の直角に対する誤差
分が小さいほど高い値となり、簡単な算術演算により精
度よく相対高度が求められる。
側部が2つ領域の一方に到達するタイミングを移動体の
速度に応じて示すので、高度検出手段51によって求め
られたレンジ方向の変位量は、その移動体の頂部あるい
は速度の軌道に対する相対高度に比例した値となる。ま
た、その値の精度は、特に、上述した2つ領域の一方に
おける受光手段12a(12b)の仰角の直角に対する誤差
分が小さいほど高い値となり、簡単な算術演算により精
度よく相対高度が求められる。
【0032】請求項6に記載の発明にかかわるトラヒッ
ク動態検出装置では、高度検出手段61は、請求項5に
記載の発明における高度検出手段51と同様の演算に基
づいて、2つの領域の双方についてそれぞれレンジ方向
の変位量を求め、かつこれらの変位量の平均をとること
により移動体の頂部の軌道に対する相対高度を得る。
ク動態検出装置では、高度検出手段61は、請求項5に
記載の発明における高度検出手段51と同様の演算に基
づいて、2つの領域の双方についてそれぞれレンジ方向
の変位量を求め、かつこれらの変位量の平均をとること
により移動体の頂部の軌道に対する相対高度を得る。
【0033】したがって、このような2つの領域の間に
おける移動体の速度の変化による誤差が圧縮されて精度
よく相対高度が得られる。請求項7に記載の発明にかか
わるトラヒック動態検出装置では、高度検出手段は、求
められた変位量から軌道に垂直な方向の成分を抽出する
ので、2つ領域における受光手段12a(12b)の仰角が
直角でないことに起因して生じる誤差分が圧縮され、車
両の軌道に対する相対高度が精度よく求められる。
おける移動体の速度の変化による誤差が圧縮されて精度
よく相対高度が得られる。請求項7に記載の発明にかか
わるトラヒック動態検出装置では、高度検出手段は、求
められた変位量から軌道に垂直な方向の成分を抽出する
ので、2つ領域における受光手段12a(12b)の仰角が
直角でないことに起因して生じる誤差分が圧縮され、車
両の軌道に対する相対高度が精度よく求められる。
【0034】請求項8に記載の発明にかかわるトラヒッ
ク動態検出装置では、移動体種別判定手段72は、高度
検出手段によって個々の寸法について検出された相対高
度について記憶手段に蓄積された集合との相関をとり、
その結果に基づいて移動体の種別を判定する。
ク動態検出装置では、移動体種別判定手段72は、高度
検出手段によって個々の寸法について検出された相対高
度について記憶手段に蓄積された集合との相関をとり、
その結果に基づいて移動体の種別を判定する。
【0035】すなわち、車両について、走行速度の如何
にかかわらず、先頭部から軌道に沿って所定の寸法隔た
った単一あるいは複数の頂部や側部のその軌道に対する
相対高度の値の組み合わせが確実に求められ、かつその
組み合わせに基づいて車両の種別が判定される。
にかかわらず、先頭部から軌道に沿って所定の寸法隔た
った単一あるいは複数の頂部や側部のその軌道に対する
相対高度の値の組み合わせが確実に求められ、かつその
組み合わせに基づいて車両の種別が判定される。
【0036】請求項9に記載の発明にかかわるトラヒッ
ク動態検出装置では、発光手段11が、単一のあるいは
互いに同期した複数のパルスで変調されたレーザ光を二
つの領域に個別に照射する二つの光学系から構成される
ので、これらのレーザ光のビームはそれぞれ軌道あるい
は移動体に同時に到達し、かつその軌道に対する傾斜角
による無用な広がりが生じないので、上述した進入速
度、退避速度、加速度、移動体の長さおよび相対高度の
計測精度が高められる。
ク動態検出装置では、発光手段11が、単一のあるいは
互いに同期した複数のパルスで変調されたレーザ光を二
つの領域に個別に照射する二つの光学系から構成される
ので、これらのレーザ光のビームはそれぞれ軌道あるい
は移動体に同時に到達し、かつその軌道に対する傾斜角
による無用な広がりが生じないので、上述した進入速
度、退避速度、加速度、移動体の長さおよび相対高度の
計測精度が高められる。
【0037】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図4は、請求項1〜9に記載の発明
に対応した実施例を示す図である。
て詳細に説明する。図4は、請求項1〜9に記載の発明
に対応した実施例を示す図である。
【0038】図において、送信部81の光軸は車線を含
む覆域(図示されない。)の中心方向に調整され、その
入力にはパルス発生部82の第一の出力が接続される。
なお、送信部81は半導体レーザ素子、その素子のドラ
イバ回路および送信レンズで構成されるが、これらの構
成については図示を省略する。受信部83a 、83bの
光軸は上述した覆域の内、車線上に配置された2つの領
域の中心方向に調整され、これらの出力はそれぞれ距離
計測部84a 、84b の入力に接続される。距離計測部
84a 、84b の第一の出力はそれぞれ時間カウント部
85の対応する入力に接続され、これらの距離計測部お
よび時間カウント部のクロック入力にはそれぞれパルス
発生部82の第二ないし第四の出力が接続される。時間
カウント部85の出力はマイクロプロセッサからなるデ
ータ処理部86の第一の入力に接続され、距離計測部8
4a 、84b の第二の出力はそれぞれデータ処理部85
の第二の入力および第三の入力に接続される。データ処
理部86の出力には、上述した車線を走行する車両の速
度、加速度、進行方向の長さ、高さおよび車種が得られ
る。なお、送信部81、パルス発生部82、受信部83
a 、83b 、距離計測部84a 、84b 、時間カウント
部85およびデータ処理部86は、筐体87に収容され
る。
む覆域(図示されない。)の中心方向に調整され、その
入力にはパルス発生部82の第一の出力が接続される。
なお、送信部81は半導体レーザ素子、その素子のドラ
イバ回路および送信レンズで構成されるが、これらの構
成については図示を省略する。受信部83a 、83bの
光軸は上述した覆域の内、車線上に配置された2つの領
域の中心方向に調整され、これらの出力はそれぞれ距離
計測部84a 、84b の入力に接続される。距離計測部
84a 、84b の第一の出力はそれぞれ時間カウント部
85の対応する入力に接続され、これらの距離計測部お
よび時間カウント部のクロック入力にはそれぞれパルス
発生部82の第二ないし第四の出力が接続される。時間
カウント部85の出力はマイクロプロセッサからなるデ
ータ処理部86の第一の入力に接続され、距離計測部8
4a 、84b の第二の出力はそれぞれデータ処理部85
の第二の入力および第三の入力に接続される。データ処
理部86の出力には、上述した車線を走行する車両の速
度、加速度、進行方向の長さ、高さおよび車種が得られ
る。なお、送信部81、パルス発生部82、受信部83
a 、83b 、距離計測部84a 、84b 、時間カウント
部85およびデータ処理部86は、筐体87に収容され
る。
【0039】受信部83a 、83b の受光素子は、図5
に示すように、符号「90a 」、「90b 」で示され、
受信レンズ91の焦点から光軸(上述した光軸に一致す
る。)に直角な方向に互いに同じ距離(=Δ/2)隔たっ
た点に配置される。
に示すように、符号「90a 」、「90b 」で示され、
受信レンズ91の焦点から光軸(上述した光軸に一致す
る。)に直角な方向に互いに同じ距離(=Δ/2)隔たっ
た点に配置される。
【0040】また、筐体87に収容された各部は、図6
に示すように、上述した覆域から上方に垂直にLH隔た
った位置に取付られる。さらに、図6に示す点A、Bは
それぞれ上述した2つの領域の中心を示し、点Aと受光
素子90a の受光面との間の距離、点Bと受光素子90
b の受光面との間の距離、点A、B間の距離はそれぞれ
L1 、L2 、L3 で与えられる。
に示すように、上述した覆域から上方に垂直にLH隔た
った位置に取付られる。さらに、図6に示す点A、Bは
それぞれ上述した2つの領域の中心を示し、点Aと受光
素子90a の受光面との間の距離、点Bと受光素子90
b の受光面との間の距離、点A、B間の距離はそれぞれ
L1 、L2 、L3 で与えられる。
【0041】なお、本実施例と図1〜図3に示すブロッ
ク図との対応関係については、パルス発生部82および
送信部81は発光手段11に対応し、受信部83a 、8
3bは受光手段12a、12bに対応し、距離計測部84
a、84bは測距手段13a 、13b に対応し、時間カウ
ント部85は通過時間検出手段14、21およびレンジ
幅検出手段23に対応し、データ処理部86は速度算出
手段15、22、加速度算出手段24、移動体長算出手
段31、41、高度算出手段51、61、記憶手段71
および移動体種別判別手段72に対応する。
ク図との対応関係については、パルス発生部82および
送信部81は発光手段11に対応し、受信部83a 、8
3bは受光手段12a、12bに対応し、距離計測部84
a、84bは測距手段13a 、13b に対応し、時間カウ
ント部85は通過時間検出手段14、21およびレンジ
幅検出手段23に対応し、データ処理部86は速度算出
手段15、22、加速度算出手段24、移動体長算出手
段31、41、高度算出手段51、61、記憶手段71
および移動体種別判別手段72に対応する。
【0042】図7は、請求項1に記載の発明に対応した
本実施例の動作フローチャートである。以下、図4〜図
7を参照して請求項1に記載の発明に対応した本実施例
の動作を説明する。なお、以下では、簡単のため車両が
車線に沿って移動して点A、点Bの順に通過するものと
仮定する。
本実施例の動作フローチャートである。以下、図4〜図
7を参照して請求項1に記載の発明に対応した本実施例
の動作を説明する。なお、以下では、簡単のため車両が
車線に沿って移動して点A、点Bの順に通過するものと
仮定する。
【0043】パルス発生部82は高い安定性を有する水
晶発信器を時間基準として有して所定の周期で送信タイ
ミングを与えるパルス(測距開始信号)を生成し、送信
部81はそのパルスによって変調(ここでは、簡単のた
め「輝度変調」とする。)されたレーザ光を上述した覆
域に照射する。
晶発信器を時間基準として有して所定の周期で送信タイ
ミングを与えるパルス(測距開始信号)を生成し、送信
部81はそのパルスによって変調(ここでは、簡単のた
め「輝度変調」とする。)されたレーザ光を上述した覆
域に照射する。
【0044】受信部83a 、83b は、それぞれ点A、
Bを個別に含む2つ領域においてこのようなレーザ光が
反射して生じた反射光を受光し、かつ光電変換して増幅
することにより、予め決められたレベルの第一のビデオ
信号および第二のビデオ信号を生成する。
Bを個別に含む2つ領域においてこのようなレーザ光が
反射して生じた反射光を受光し、かつ光電変換して増幅
することにより、予め決められたレベルの第一のビデオ
信号および第二のビデオ信号を生成する。
【0045】距離計測部84a、84bは、それぞれ時間
軸上で上述したパルスの前縁(あるいは後縁)に対する
第一のビデオ信号および第二のビデオ信号の遅延時間t
a 、tb を求め、これらの遅延時間とレーザ光の伝搬速
度cとに対して Da =c・ta /2 Db =c・tb /2 の式で示される算術演算を行うことにより、目標の相対
距離Da 、Db を算出する。
軸上で上述したパルスの前縁(あるいは後縁)に対する
第一のビデオ信号および第二のビデオ信号の遅延時間t
a 、tb を求め、これらの遅延時間とレーザ光の伝搬速
度cとに対して Da =c・ta /2 Db =c・tb /2 の式で示される算術演算を行うことにより、目標の相対
距離Da 、Db を算出する。
【0046】したがって、このような相対距離Da 、D
b の値は、車両が点A、Bを含む2つ領域に存在しない
状態では、受信部83a 、83b の受光面に対する点
A、Bの相対距離L1 、L2 となる。
b の値は、車両が点A、Bを含む2つ領域に存在しない
状態では、受信部83a 、83b の受光面に対する点
A、Bの相対距離L1 、L2 となる。
【0047】さらに、距離計測部84a、84bは、この
ようにして求められた相対距離Da、Db を時系列の順
に記憶してその変化点を検出し、このような変化点が検
出されない場合には時間カウント部85に対して何ら起
動指令を与えない。
ようにして求められた相対距離Da、Db を時系列の順
に記憶してその変化点を検出し、このような変化点が検
出されない場合には時間カウント部85に対して何ら起
動指令を与えない。
【0048】データ処理部86は、このような時間カウ
ント部85の状態を監視し、その状態が待機状態である
場合には、距離計測部84a 、84b から上述した相対
距離Da(=L1)、Db(=L2)を逐次取り込んで、これら
の相対距離と、点Aと受光素子90a の受光面とを結ぶ
線分と点Bと受光素子90b の受光面とを結ぶ線分とで
挟まれた角度α(予め与えられる。(例えば、9度の鋭角
となる。))に対して、 L3 =((L1・sinα)2+(L2−L1・cosα)2)1/2 =(L12+L22−2L1L2cosα)1/2 LH=L1L2sinα/L3 の式で示される算術演算を行うことにより、点A、B間
の距離L3 と上述した覆域から筐体87(送信部81の
発光面あるいは受信部83a 、83b の受光面)に至る
距離LHを求めて記憶する(図7)。
ント部85の状態を監視し、その状態が待機状態である
場合には、距離計測部84a 、84b から上述した相対
距離Da(=L1)、Db(=L2)を逐次取り込んで、これら
の相対距離と、点Aと受光素子90a の受光面とを結ぶ
線分と点Bと受光素子90b の受光面とを結ぶ線分とで
挟まれた角度α(予め与えられる。(例えば、9度の鋭角
となる。))に対して、 L3 =((L1・sinα)2+(L2−L1・cosα)2)1/2 =(L12+L22−2L1L2cosα)1/2 LH=L1L2sinα/L3 の式で示される算術演算を行うことにより、点A、B間
の距離L3 と上述した覆域から筐体87(送信部81の
発光面あるいは受信部83a 、83b の受光面)に至る
距離LHを求めて記憶する(図7)。
【0049】また、車両が点Aを含む領域に進入する
と、上述した相対距離L1 はその車両の上部(あるいは
頂部)の路面に対する高さ分減少してL1 ′となる。距
離計測部84a は、このような減少が生じたことを検出
すると、データ処理86にその相対距離L1 ′を与え、
かつ時間カウント部85にその旨を示す第一のゲート信
号を与える。
と、上述した相対距離L1 はその車両の上部(あるいは
頂部)の路面に対する高さ分減少してL1 ′となる。距
離計測部84a は、このような減少が生じたことを検出
すると、データ処理86にその相対距離L1 ′を与え、
かつ時間カウント部85にその旨を示す第一のゲート信
号を与える。
【0050】さらに、車両が点Bを含む領域に進入する
と、上述した相対距離L2 はその車両の上部(あるいは
頂部)の路面に対する高さ分値減少してL2 ′となり、
距離計測部84b は、このような減少が生じたことを検
出すると、データ処理86にその相対距離L2 ′を与
え、かつ時間カウント部85にその旨を示す第二のゲー
ト信号を与える。
と、上述した相対距離L2 はその車両の上部(あるいは
頂部)の路面に対する高さ分値減少してL2 ′となり、
距離計測部84b は、このような減少が生じたことを検
出すると、データ処理86にその相対距離L2 ′を与
え、かつ時間カウント部85にその旨を示す第二のゲー
ト信号を与える。
【0051】時間カウント部85は、上述した第一のゲ
ート信号が与えられた時点から第二のゲート信号が与え
られるまでの期間にパルス発生部82から与えられる一
定周期(例えば、100μs)のパルスの数を計数し、
車両の先端部が点Aと点Bとに進入する時間差Tf (こ
れらの点間の通過時間)を求める。
ート信号が与えられた時点から第二のゲート信号が与え
られるまでの期間にパルス発生部82から与えられる一
定周期(例えば、100μs)のパルスの数を計数し、
車両の先端部が点Aと点Bとに進入する時間差Tf (こ
れらの点間の通過時間)を求める。
【0052】また、車両が点Aを含む領域から退避する
と、上述した相対距離L1 ′は増加して再びL1 とな
る。なお、ここでは、簡単のため、車両の先頭部と後端
部とにおける路面に対する高さが異なるものと仮定し、
このような相対距離がL1 に復帰する前の値がL1 ″で
与えられるものとする。
と、上述した相対距離L1 ′は増加して再びL1 とな
る。なお、ここでは、簡単のため、車両の先頭部と後端
部とにおける路面に対する高さが異なるものと仮定し、
このような相対距離がL1 に復帰する前の値がL1 ″で
与えられるものとする。
【0053】距離計測部84a は、このような増加が生
じたことを検出すると、データ処理86にその相対距離
L1 ″を与え、かつ時間カウント部85にその旨を示す
第三のゲート信号を与える。
じたことを検出すると、データ処理86にその相対距離
L1 ″を与え、かつ時間カウント部85にその旨を示す
第三のゲート信号を与える。
【0054】さらに、車両が点Bを含む領域から退避す
ると、上述した相対距離L2 ′は増加して再びL2 とな
り、距離計測部84b は、このような増加が生じたこと
を検出すると、データ処理86にその増加が生じる直前
に求められた相対距離L2 ″を与え、かつ時間カウント
部85にその旨を示す第四のゲート信号を与える。
ると、上述した相対距離L2 ′は増加して再びL2 とな
り、距離計測部84b は、このような増加が生じたこと
を検出すると、データ処理86にその増加が生じる直前
に求められた相対距離L2 ″を与え、かつ時間カウント
部85にその旨を示す第四のゲート信号を与える。
【0055】時間カウント部85は、上述した第三のゲ
ート信号が与えられた時点から第四のゲート信号が与え
られるまでの期間にパルス発生部82から与えられる一
定周期のパルスの数を計数し、車両の後端部が点Aと点
Bとを通過する時間差Tr (これらの点間の通過時間)
を求める。
ート信号が与えられた時点から第四のゲート信号が与え
られるまでの期間にパルス発生部82から与えられる一
定周期のパルスの数を計数し、車両の後端部が点Aと点
Bとを通過する時間差Tr (これらの点間の通過時間)
を求める。
【0056】時間カウント部85はこのようにして求め
られた時間差Tf 、Tr をデータ処理部86に与え、デ
ータ処理部86は、これらの時間差および上述した相対
距離L1′、L2′、L1″、L2″に対して L3 ′=((L1′・sinα)2+(L2′−L1′・cosα)2)1/2 =(L1′2+L2′2−2L1′L2′cosα)1/2 L3 ″=((L1″・sinα)2+(L2″−L1″・cosα)2)1/2 =(L1″2+L2″2−2L1″L2″cosα)1/2 の各式で示される算術演算を行うことにより、車両の先
端部および後端部の軌跡の内、点A、Bに至るレーザ光
の伝搬路で挟まれた区間の距離L3′、L3″を求める
(図7)。
られた時間差Tf 、Tr をデータ処理部86に与え、デ
ータ処理部86は、これらの時間差および上述した相対
距離L1′、L2′、L1″、L2″に対して L3 ′=((L1′・sinα)2+(L2′−L1′・cosα)2)1/2 =(L1′2+L2′2−2L1′L2′cosα)1/2 L3 ″=((L1″・sinα)2+(L2″−L1″・cosα)2)1/2 =(L1″2+L2″2−2L1″L2″cosα)1/2 の各式で示される算術演算を行うことにより、車両の先
端部および後端部の軌跡の内、点A、Bに至るレーザ光
の伝搬路で挟まれた区間の距離L3′、L3″を求める
(図7)。
【0057】さらに、データ処理部86は、このように
して求められた距離L3′、L3″と、上述した時間差T
f 、Tr とに対して Vin=L3′/Tf の式で示される算術演算を行うことにより、点Aを含む
領域を通過する車両の平均速度(以下、「進入速度」と
いう。)Vinを求め(図7)、かつ Vout =L3″/Tr の式で示される算術演算を行うことにより、点Bを含む
領域を通過する車両の平均速度(以下、「退避速度」と
いう。)Vout を求める(図7)。
して求められた距離L3′、L3″と、上述した時間差T
f 、Tr とに対して Vin=L3′/Tf の式で示される算術演算を行うことにより、点Aを含む
領域を通過する車両の平均速度(以下、「進入速度」と
いう。)Vinを求め(図7)、かつ Vout =L3″/Tr の式で示される算術演算を行うことにより、点Bを含む
領域を通過する車両の平均速度(以下、「退避速度」と
いう。)Vout を求める(図7)。
【0058】このように本実施例によれば、車線の上を
走行する車両について、その車線の上方から車高の相違
による誤差分を確実に抑圧しつつ精度よく速度を求める
ことができる。
走行する車両について、その車線の上方から車高の相違
による誤差分を確実に抑圧しつつ精度よく速度を求める
ことができる。
【0059】なお、上述した実施例では、データ処理部
86は、進入速度と退避速度とを求めているが、本発明
はこのような構成に限定されず、例えば、点A、B間に
おける車両の加速度が無視できる程度に小さい場合、あ
るいは路面に対する筐体の高さLHに対して点A、B間
の距離L3 が著しく小さい場合には、進入速度あるいは
退避速度の何れか一方のみを求めてもよい。
86は、進入速度と退避速度とを求めているが、本発明
はこのような構成に限定されず、例えば、点A、B間に
おける車両の加速度が無視できる程度に小さい場合、あ
るいは路面に対する筐体の高さLHに対して点A、B間
の距離L3 が著しく小さい場合には、進入速度あるいは
退避速度の何れか一方のみを求めてもよい。
【0060】また、上述した実施例では、距離計測部8
4a 、84b は計測された距離の変化点を検出してその
変化点に先行しあるいは後続する測距値をデータ処理部
86に与えているが、本発明はこのような構成に限定さ
れず、例えば、順次得られる全ての測距値をデータ処理
部86に出力してそのデータ処理部が自律的に変化点の
検出を行ったり、これらの距離計測部が全ての測距値に
変化点の有無を示す情報を付加してデータ処理部86に
与え、そのデータ処理部がこのような情報に基づいて必
要な測距値を適宜選択してもよい。
4a 、84b は計測された距離の変化点を検出してその
変化点に先行しあるいは後続する測距値をデータ処理部
86に与えているが、本発明はこのような構成に限定さ
れず、例えば、順次得られる全ての測距値をデータ処理
部86に出力してそのデータ処理部が自律的に変化点の
検出を行ったり、これらの距離計測部が全ての測距値に
変化点の有無を示す情報を付加してデータ処理部86に
与え、そのデータ処理部がこのような情報に基づいて必
要な測距値を適宜選択してもよい。
【0061】さらに、上述した実施例では、距離L1 、
L2 の値が異なっているが、本発明はこのような構成に
限定されず、これらの距離が同じに設定されてもよい。
図8は、請求項2に記載の発明に対応した本実施例の動
作を説明する図である。
L2 の値が異なっているが、本発明はこのような構成に
限定されず、これらの距離が同じに設定されてもよい。
図8は、請求項2に記載の発明に対応した本実施例の動
作を説明する図である。
【0062】以下、図4〜図6および図8を参照して請
求項2に記載の発明に対応した本実施例の動作を説明す
る。本実施例では、時間カウント部85は、請求項1に
記載の発明に対応した実施例と同様にして、車両の先端
部および後端部がそれぞれ点Aと点Bとの間を通過する
時間差Tf 、Tr を求める。また、データ処理部86
は、請求項1に記載の発明に対応した実施例と同様にし
て受信部83a 、83b 、距離計測部84a 、84b お
よび時間カウント部85と連携し、かつ同じ処理手順に
基づいて進入速度Vinおよび退避速度Vout を求める。
したがって、図8では、このような処理手順について
は、図7と同じ丸番号を付与して示し、ここではその説
明を省略する。
求項2に記載の発明に対応した本実施例の動作を説明す
る。本実施例では、時間カウント部85は、請求項1に
記載の発明に対応した実施例と同様にして、車両の先端
部および後端部がそれぞれ点Aと点Bとの間を通過する
時間差Tf 、Tr を求める。また、データ処理部86
は、請求項1に記載の発明に対応した実施例と同様にし
て受信部83a 、83b 、距離計測部84a 、84b お
よび時間カウント部85と連携し、かつ同じ処理手順に
基づいて進入速度Vinおよび退避速度Vout を求める。
したがって、図8では、このような処理手順について
は、図7と同じ丸番号を付与して示し、ここではその説
明を省略する。
【0063】距離計測部84a は、車両が点Aを含む領
域に進入した時に生じる相対距離の減少(L1 からL1
′となる。)を検出すると、データ処理86にその相
対距離L1 ′を与えて時間カウント部85にその旨を示
す第一のゲート信号を与え、かつその車両が同じ領域か
ら退避したときに生じる相対距離の増加(L1″からL1
となる。)を検出すると、データ処理86にその相対距
離L1 ″を与えて時間カウント部85にその旨を示す第
三のゲート信号を与える。
域に進入した時に生じる相対距離の減少(L1 からL1
′となる。)を検出すると、データ処理86にその相
対距離L1 ′を与えて時間カウント部85にその旨を示
す第一のゲート信号を与え、かつその車両が同じ領域か
ら退避したときに生じる相対距離の増加(L1″からL1
となる。)を検出すると、データ処理86にその相対距
離L1 ″を与えて時間カウント部85にその旨を示す第
三のゲート信号を与える。
【0064】時間カウント部85は、上述した第一のゲ
ート信号が与えられた時点から第三のゲート信号が与え
られるまでの期間にパルス発生部82から与えられる一
定周期(例えば、100μs)のパルスの数を計数し、
車両からの反射光が受信部83a によってとらえられた
時間TL を求めてデータ処理部86に与える。
ート信号が与えられた時点から第三のゲート信号が与え
られるまでの期間にパルス発生部82から与えられる一
定周期(例えば、100μs)のパルスの数を計数し、
車両からの反射光が受信部83a によってとらえられた
時間TL を求めてデータ処理部86に与える。
【0065】ところで、点A、Bで挟まれた区間の距離
が上述した時間差Tf 、Tr と車両の速度との積に比べ
て十分に小さい値に設定されていると仮定すると、図9
に示すように、その区間における車両の加速度は一定と
見なされる(すなわち、区間内における速度の変化は直
線近似可能である)ので、上述した進入速度Vinは車両
の先頭部がそれぞれ点A、Bに到達した時点の速度V1
、V2 の平均値として与えられ、かつ退避速度Vout
は車両の後端部がそれぞれ点A、Bに到達した時点の速
度V1 ′、V2 ′の平均値として与えられる。したがっ
て、進入速度Vinおよび退避速度Vout が与えられるタ
イミングの差ΔTは、図9に示すように、 ΔT=TL+Tr/2−Tf/2 の式で与えられる。
が上述した時間差Tf 、Tr と車両の速度との積に比べ
て十分に小さい値に設定されていると仮定すると、図9
に示すように、その区間における車両の加速度は一定と
見なされる(すなわち、区間内における速度の変化は直
線近似可能である)ので、上述した進入速度Vinは車両
の先頭部がそれぞれ点A、Bに到達した時点の速度V1
、V2 の平均値として与えられ、かつ退避速度Vout
は車両の後端部がそれぞれ点A、Bに到達した時点の速
度V1 ′、V2 ′の平均値として与えられる。したがっ
て、進入速度Vinおよび退避速度Vout が与えられるタ
イミングの差ΔTは、図9に示すように、 ΔT=TL+Tr/2−Tf/2 の式で与えられる。
【0066】データ処理部86は、請求項1に記載の発
明に対応した実施例と同様にして進入速度Vinおよび退
避速度Vout を求めた(図8、)後に、 δV=(Vout−Vin)/(TL+Tr/2−Tf/2) の式で示されるように、これらの進入速度、退避速度の
差分を上述した差ΔTで除する算術演算を行うことによ
り、点Aと点Bとの間における車両の加速度δVを算出
する(図8)。
明に対応した実施例と同様にして進入速度Vinおよび退
避速度Vout を求めた(図8、)後に、 δV=(Vout−Vin)/(TL+Tr/2−Tf/2) の式で示されるように、これらの進入速度、退避速度の
差分を上述した差ΔTで除する算術演算を行うことによ
り、点Aと点Bとの間における車両の加速度δVを算出
する(図8)。
【0067】このように本実施例によれば、車線の上を
走行する車両について、その車線の上方から車高の相違
による誤差分を確実に抑圧しつつ精度よく進入速度、退
避速度および加速度を求めることができる。
走行する車両について、その車線の上方から車高の相違
による誤差分を確実に抑圧しつつ精度よく進入速度、退
避速度および加速度を求めることができる。
【0068】なお、上述した実施例では、時間TL が点
Aを通過する車両からの反射光のレンジ方向の幅として
求められているが、本発明はこのような構成に限定され
ず、点Bを通過する車両からの反射光に基づいて同様に
して求めてもよい。
Aを通過する車両からの反射光のレンジ方向の幅として
求められているが、本発明はこのような構成に限定され
ず、点Bを通過する車両からの反射光に基づいて同様に
して求めてもよい。
【0069】また、このようにして時間TL ′が求めら
れた場合には、加速度δVは、 δV=(Vout−Vin)/(TL′+Tf/2−Tr/2) の式で与えられる。
れた場合には、加速度δVは、 δV=(Vout−Vin)/(TL′+Tf/2−Tr/2) の式で与えられる。
【0070】さらに、上述した実施例では、車線上にお
ける車両の走行方向が点Aから点Bに向かう方向のみと
仮定されているが、本発明はこのような構成に限定され
ず、例えば、時間帯に応じて車線の走行方向が一義的に
定まり、点Aおよび点Bの何れに車両の先頭部が先に到
達したことが確実に認識できる場合には、時間TL の算
出に供される反射光と上述した2つの式とを切り換えて
適用してもよい。
ける車両の走行方向が点Aから点Bに向かう方向のみと
仮定されているが、本発明はこのような構成に限定され
ず、例えば、時間帯に応じて車線の走行方向が一義的に
定まり、点Aおよび点Bの何れに車両の先頭部が先に到
達したことが確実に認識できる場合には、時間TL の算
出に供される反射光と上述した2つの式とを切り換えて
適用してもよい。
【0071】また、上述した実施例では、点A、B間の
距離が車両の進行方向の長さに比べて短いと仮定されて
いるが、本発明は、反対に点A、B間の距離が車両の進
行方向の長さに比べて長い場合にも上述した各式が成立
するので、適用可能である。
距離が車両の進行方向の長さに比べて短いと仮定されて
いるが、本発明は、反対に点A、B間の距離が車両の進
行方向の長さに比べて長い場合にも上述した各式が成立
するので、適用可能である。
【0072】図10は、請求項3に記載の発明に対応し
た本実施例の動作を説明する図である。以下、図4〜図
6、図9および図10を参照して請求項3に記載の発明
に対応した本実施例の動作を説明する。
た本実施例の動作を説明する図である。以下、図4〜図
6、図9および図10を参照して請求項3に記載の発明
に対応した本実施例の動作を説明する。
【0073】本実施例では、時間カウント部85は、請
求項1に記載の発明に対応した実施例と同様にして、車
両の先端部および後端部がそれぞれ点Aと点Bとの間を
通過する時間差Tf 、Tr を求め、かつ請求項2に記載
の発明に対応した実施例と同様にして時間TL を求め
る。また、データ処理部86は、請求項1に記載の発明
に対応した実施例と同様にして受信部83a、83b、距
離計測部84a、84bおよび時間カウント部85と連携
し、かつ同じ処理手順に基づいて進入速度Vinおよび退
避速度Vout を求めると共に、請求項2に記載の発明に
対応した実施例と同じ処理手順に基づいて加速度δVを
求める。したがって、図10では、このような処理手順
については、図8と同じ丸番号を付与して示し、ここで
はその説明を省略する。
求項1に記載の発明に対応した実施例と同様にして、車
両の先端部および後端部がそれぞれ点Aと点Bとの間を
通過する時間差Tf 、Tr を求め、かつ請求項2に記載
の発明に対応した実施例と同様にして時間TL を求め
る。また、データ処理部86は、請求項1に記載の発明
に対応した実施例と同様にして受信部83a、83b、距
離計測部84a、84bおよび時間カウント部85と連携
し、かつ同じ処理手順に基づいて進入速度Vinおよび退
避速度Vout を求めると共に、請求項2に記載の発明に
対応した実施例と同じ処理手順に基づいて加速度δVを
求める。したがって、図10では、このような処理手順
については、図8と同じ丸番号を付与して示し、ここで
はその説明を省略する。
【0074】車両の進行方向の長さLについては、進入
速度Vinと退避速度Vout との差が無視可能な程度に小
さい場合には、 Vin≒Vout の近似式が成立するので、時間TL に対する L=Vin・TL L=Vout・TL の2つの式の何れかで与えられる。
速度Vinと退避速度Vout との差が無視可能な程度に小
さい場合には、 Vin≒Vout の近似式が成立するので、時間TL に対する L=Vin・TL L=Vout・TL の2つの式の何れかで与えられる。
【0075】データ処理部86は、請求項1に記載の発
明に対応した実施例と同様にして進入速度Vinおよび退
避速度Vout を求めて(図10、)加速度δVを算
出する(図10)と、その時点では上式の右辺の各項
の値が既に与えられたり算出されているので、引き続い
てこのような式の何れか一方で示される算術演算を行う
ことにより、車両の長さLを算出する(図10)。
明に対応した実施例と同様にして進入速度Vinおよび退
避速度Vout を求めて(図10、)加速度δVを算
出する(図10)と、その時点では上式の右辺の各項
の値が既に与えられたり算出されているので、引き続い
てこのような式の何れか一方で示される算術演算を行う
ことにより、車両の長さLを算出する(図10)。
【0076】このように本実施例によれば、車線の上を
走行する車両について、その車線の上方から車高の相違
による誤差分を確実に抑圧しつつ精度よく進入速度、退
避速度、加速度を求めると共に、簡易な算術演算に基づ
き進行方向の長さを求めることができる。
走行する車両について、その車線の上方から車高の相違
による誤差分を確実に抑圧しつつ精度よく進入速度、退
避速度、加速度を求めると共に、簡易な算術演算に基づ
き進行方向の長さを求めることができる。
【0077】なお、上述した実施例では、進入速度Vin
と退避速度Vout との差が無視可能な程度に小さいと仮
定されているが、本発明はこのような場合に限定され
ず、例えば、その差が大きい場合には、点Bについて車
両の先端部が到達した時点からその車両の後端部が到達
した時点に至る時間TL ′を求めて(上述した第二のゲ
ート信号と第四のゲート信号との時間差として与えられ
る。) L′=Vout・TL′ の式に示す算術演算を行うことにより、点Bからの反射
波に基づく車両の長さL′を求め、さらに、上述した長
さLとの平均(相和平均、相乗平均、重み付け平均の何
れでもよい。)をとって精度を高めることもできる。
と退避速度Vout との差が無視可能な程度に小さいと仮
定されているが、本発明はこのような場合に限定され
ず、例えば、その差が大きい場合には、点Bについて車
両の先端部が到達した時点からその車両の後端部が到達
した時点に至る時間TL ′を求めて(上述した第二のゲ
ート信号と第四のゲート信号との時間差として与えられ
る。) L′=Vout・TL′ の式に示す算術演算を行うことにより、点Bからの反射
波に基づく車両の長さL′を求め、さらに、上述した長
さLとの平均(相和平均、相乗平均、重み付け平均の何
れでもよい。)をとって精度を高めることもできる。
【0078】また、進入速度Vinと退避速度Vout との
差が無視可能な程度に小さい場合には、上式で示される
長さL′の値を以て車両の長さとしてもよい。図11
は、請求項4に記載の発明に対応した本実施例の動作を
説明する図である。
差が無視可能な程度に小さい場合には、上式で示される
長さL′の値を以て車両の長さとしてもよい。図11
は、請求項4に記載の発明に対応した本実施例の動作を
説明する図である。
【0079】以下、図4〜図6、図9および図11を参
照して請求項4に記載の発明に対応した本実施例の動作
を説明する。本実施例では、時間カウント部85は、請
求項1に記載の発明に対応した実施例と同様にして、車
両の先端部および後端部がそれぞれ点Aと点Bとの間を
通過する時間差Tf 、Tr を求め、かつ請求項2に記載
の発明に対応した実施例と同様にして時間TL を求め
る。また、データ処理部86は、請求項1に記載の発明
に対応した実施例と同様にして受信部83a、83b、距
離計測部84a、84bおよび時間カウント部85と連携
し、かつ同じ処理手順に基づいて進入速度Vinおよび退
避速度Vout を求めると共に、請求項2に記載の発明に
対応した実施例と同じ処理手順に基づいて加速度δVを
求める。したがって、図11では、このような処理手順
については、図8と同じ丸番号を付与して示し、ここで
はその説明を省略する。
照して請求項4に記載の発明に対応した本実施例の動作
を説明する。本実施例では、時間カウント部85は、請
求項1に記載の発明に対応した実施例と同様にして、車
両の先端部および後端部がそれぞれ点Aと点Bとの間を
通過する時間差Tf 、Tr を求め、かつ請求項2に記載
の発明に対応した実施例と同様にして時間TL を求め
る。また、データ処理部86は、請求項1に記載の発明
に対応した実施例と同様にして受信部83a、83b、距
離計測部84a、84bおよび時間カウント部85と連携
し、かつ同じ処理手順に基づいて進入速度Vinおよび退
避速度Vout を求めると共に、請求項2に記載の発明に
対応した実施例と同じ処理手順に基づいて加速度δVを
求める。したがって、図11では、このような処理手順
については、図8と同じ丸番号を付与して示し、ここで
はその説明を省略する。
【0080】車両の進行方向の長さLについては、一般
に、図9に斜線(点Aを通過中に得られる車の長さL)
を付して示すように、点A、B共にその車両の先端部の
到達から後端部の到達した時点で挟まれた期間における
速度を積分することにより、これらの点間における加速
度による誤差を無視せずに得られる。
に、図9に斜線(点Aを通過中に得られる車の長さL)
を付して示すように、点A、B共にその車両の先端部の
到達から後端部の到達した時点で挟まれた期間における
速度を積分することにより、これらの点間における加速
度による誤差を無視せずに得られる。
【0081】すなわち、長さLは、点Aに車両の先端部
が到達した時点と車両の後端部が到達した時点における
速度V1 、V1 ′および上述した時間TL とに対して L=(V1+V1 ′)・TL/2 の式で与えられるが、速度V1 、V1 ′は、それぞれ上
述した時間差Tf 、Trおよび加速度δVに対して V1 =Vin−δV・Tf/2 V1 ′=Vout−δV・Tr/2 の式で与えられるので、上式で与えられる長さLは L=((Vin−δV・Tf/2)+(Vout−δV・Tr/2))・TL/2 =(Vin+Vout−δV(Tf+Tr)/2 )・TL/2 の式で与えられる。
が到達した時点と車両の後端部が到達した時点における
速度V1 、V1 ′および上述した時間TL とに対して L=(V1+V1 ′)・TL/2 の式で与えられるが、速度V1 、V1 ′は、それぞれ上
述した時間差Tf 、Trおよび加速度δVに対して V1 =Vin−δV・Tf/2 V1 ′=Vout−δV・Tr/2 の式で与えられるので、上式で与えられる長さLは L=((Vin−δV・Tf/2)+(Vout−δV・Tr/2))・TL/2 =(Vin+Vout−δV(Tf+Tr)/2 )・TL/2 の式で与えられる。
【0082】データ処理部86は、請求項1に記載の発
明に対応した実施例と同様にして進入速度Vinおよび退
避速度Vout を求め(図11、)て加速度δVを算
出する(図11)と、その時点では上式の右辺の各項
の値が既に与えられたり算出されているので、引き続い
てこのような式で示す算術演算を行うことにより、車両
の長さLを算出する(図11)。
明に対応した実施例と同様にして進入速度Vinおよび退
避速度Vout を求め(図11、)て加速度δVを算
出する(図11)と、その時点では上式の右辺の各項
の値が既に与えられたり算出されているので、引き続い
てこのような式で示す算術演算を行うことにより、車両
の長さLを算出する(図11)。
【0083】なお、点Bでも同様のLを求めることがで
きるが、式が以下に変更される。 V2 =Vin+δV・Tf/2 V2 ′=Vout+δV・Tr/2 L=(V2 +V2 ′)・TL′/2 このように本実施例によれば、車線の上を走行する車両
について、その車線の上方から車高の相違による誤差分
を確実に抑圧しつつ精度よく進入速度、退避速度、加速
度および進行方向の長さを求めることができる。
きるが、式が以下に変更される。 V2 =Vin+δV・Tf/2 V2 ′=Vout+δV・Tr/2 L=(V2 +V2 ′)・TL′/2 このように本実施例によれば、車線の上を走行する車両
について、その車線の上方から車高の相違による誤差分
を確実に抑圧しつつ精度よく進入速度、退避速度、加速
度および進行方向の長さを求めることができる。
【0084】図12は、請求項5に記載の発明に対応し
た本実施例の動作を説明する図である。以下、図4〜図
6、図9および図12を参照して請求項5に記載の発明
に対応した本実施例の動作を説明する。本実施例では、
時間カウント部85は、請求項1に記載の発明に対応し
た実施例と同様にして、車両の先端部および後端部がそ
れぞれ点Aと点Bとの間を通過する時間差Tf 、Tr を
求め、かつ請求項2に記載の発明に対応した実施例と同
様にして時間TL を求める。また、データ処理部86
は、請求項1に記載の発明に対応した実施例と同様にし
て受信部83a、83b、距離計測部84a、84bおよび
時間カウント部85と連携し、かつ同じ処理手順に基づ
いて進入速度Vinおよび退避速度Vout を求めると共
に、請求項2に記載の発明に対応した実施例と同じ処理
手順に基づいて加速度δVを求める。したがって、図1
2では、このような処理手順については、図8と同じ丸
番号を付与して示し、ここではその説明を省略する。
た本実施例の動作を説明する図である。以下、図4〜図
6、図9および図12を参照して請求項5に記載の発明
に対応した本実施例の動作を説明する。本実施例では、
時間カウント部85は、請求項1に記載の発明に対応し
た実施例と同様にして、車両の先端部および後端部がそ
れぞれ点Aと点Bとの間を通過する時間差Tf 、Tr を
求め、かつ請求項2に記載の発明に対応した実施例と同
様にして時間TL を求める。また、データ処理部86
は、請求項1に記載の発明に対応した実施例と同様にし
て受信部83a、83b、距離計測部84a、84bおよび
時間カウント部85と連携し、かつ同じ処理手順に基づ
いて進入速度Vinおよび退避速度Vout を求めると共
に、請求項2に記載の発明に対応した実施例と同じ処理
手順に基づいて加速度δVを求める。したがって、図1
2では、このような処理手順については、図8と同じ丸
番号を付与して示し、ここではその説明を省略する。
【0085】距離計測部84a 、84b は、それぞれ点
A、Bの方向からの反射光に基づいて順次目標(点A、
Bに対応した路面あるいはこれらの点に位置する車両)
の相対距離を求めて時系列の順に蓄積する。
A、Bの方向からの反射光に基づいて順次目標(点A、
Bに対応した路面あるいはこれらの点に位置する車両)
の相対距離を求めて時系列の順に蓄積する。
【0086】データ処理部86には、点A、B間を通過
し得る車両の全てについて頂部と見なし得る位置を先端
部から路面に沿った相対距離として示す寸法が予め与え
られる。なお、このような頂部と見なされ得る位置は、
全ての車両について所望の精度で車高が与えられる位置
とする。
し得る車両の全てについて頂部と見なし得る位置を先端
部から路面に沿った相対距離として示す寸法が予め与え
られる。なお、このような頂部と見なされ得る位置は、
全ての車両について所望の精度で車高が与えられる位置
とする。
【0087】また、データ処理部86は、進入速度Vin
(あるいは退避速度Vout)を求めた後にその速度で上述
した寸法を除し、点A(あるいは点B)について、その
点の上に車両の先端部が到達した時点からその車両の頂
部と見なされ得る位置が到達するまでの所要時間δtを
算出する(図12(a))。
(あるいは退避速度Vout)を求めた後にその速度で上述
した寸法を除し、点A(あるいは点B)について、その
点の上に車両の先端部が到達した時点からその車両の頂
部と見なされ得る位置が到達するまでの所要時間δtを
算出する(図12(a))。
【0088】さらに、データ処理部86は、距離計測部
84a(84b)に蓄積された相対距離の内、第一(第二)
のゲート信号が出力された時点から上述した所要時間δ
t経過した時点で計測された相対距離d1(d2)を読み出
し(図12(b))、かつ h1=L1−d1 h2=L2−d2 の2つ式の何れか一方で示される算術演算を行うことに
より、車高h(h1=h2)を求める(図12(c))。
84a(84b)に蓄積された相対距離の内、第一(第二)
のゲート信号が出力された時点から上述した所要時間δ
t経過した時点で計測された相対距離d1(d2)を読み出
し(図12(b))、かつ h1=L1−d1 h2=L2−d2 の2つ式の何れか一方で示される算術演算を行うことに
より、車高h(h1=h2)を求める(図12(c))。
【0089】このように本実施例によれば、車線の上を
走行する車両について、その車線の上方から車高の相違
による誤差分を確実に抑圧しつつ精度よく進入速度、退
避速度、加速度および進行方向の長さを求め、かつ簡単
な算術演算により車高を求めることができる。
走行する車両について、その車線の上方から車高の相違
による誤差分を確実に抑圧しつつ精度よく進入速度、退
避速度、加速度および進行方向の長さを求め、かつ簡単
な算術演算により車高を求めることができる。
【0090】図13は、請求項6に記載の発明に対応し
た本実施例の動作を説明する図である。なお、図8に示
すものと同じ処理については、同じ丸番号を付与して示
し、ここではその説明を省略する。
た本実施例の動作を説明する図である。なお、図8に示
すものと同じ処理については、同じ丸番号を付与して示
し、ここではその説明を省略する。
【0091】以下、図4〜図6、図9および図13を参
照して請求項6に記載の発明に対応した本実施例の動作
を説明する。なお、時間差Tf 、Tr 、時間TL 、進入
速度Vin、退避速度Vout および加速度δVが求められ
る過程については、請求項5に記載の発明に対応した実
施例と同様であるから、ここではその説明を省略する。
照して請求項6に記載の発明に対応した本実施例の動作
を説明する。なお、時間差Tf 、Tr 、時間TL 、進入
速度Vin、退避速度Vout および加速度δVが求められ
る過程については、請求項5に記載の発明に対応した実
施例と同様であるから、ここではその説明を省略する。
【0092】距離計測部84a 、84b は、それぞれ点
A、Bの方向からの反射光に基づいて順次目標(点A、
Bに対応した路面あるいはこれらの点に位置する車両)
の相対距離を求めて時系列の順に所定の時間にわたって
蓄積する。
A、Bの方向からの反射光に基づいて順次目標(点A、
Bに対応した路面あるいはこれらの点に位置する車両)
の相対距離を求めて時系列の順に所定の時間にわたって
蓄積する。
【0093】データ処理部86は、進入速度Vinを求め
た後にその進入速度で上述した寸法を除し、点Aについ
て、その点の上に車両の先端部が到達した時点からその
車両の頂部と見なされ得る位置が到達するまでの所要時
間δta を算出する(図13(a))。
た後にその進入速度で上述した寸法を除し、点Aについ
て、その点の上に車両の先端部が到達した時点からその
車両の頂部と見なされ得る位置が到達するまでの所要時
間δta を算出する(図13(a))。
【0094】さらに、データ処理部86は、距離計測部
84a に蓄積された相対距離の内、第一のゲート信号が
出力された時点から上述した所要時間δta 経過した時
点で計測された相対距離d1 を読み出し(図13(b))、
かつ h1=L1−d1 の式で示される算術演算を行うことにより、高さh1 を
求める。
84a に蓄積された相対距離の内、第一のゲート信号が
出力された時点から上述した所要時間δta 経過した時
点で計測された相対距離d1 を読み出し(図13(b))、
かつ h1=L1−d1 の式で示される算術演算を行うことにより、高さh1 を
求める。
【0095】また、データ処理部86は、退避速度Vou
t を求めた後にその速度で上述した寸法を除し、点Bに
ついて、その点の上に車両の先端部が到達した時点から
その車両の頂部と見なされ得る位置が到達するまでの所
要時間δtb を算出する(図13(a′))。
t を求めた後にその速度で上述した寸法を除し、点Bに
ついて、その点の上に車両の先端部が到達した時点から
その車両の頂部と見なされ得る位置が到達するまでの所
要時間δtb を算出する(図13(a′))。
【0096】さらに、データ処理部86は、距離計測部
84b に蓄積された相対距離の内、第二のゲート信号が
出力された時点から上述した所要時間δtb 経過した時
点で計測された相対距離d2 を読み出し(図13
(b′))、かつ h2=L2−d2 の式で示される算術演算を行うことにより、高さh2 を
求める。
84b に蓄積された相対距離の内、第二のゲート信号が
出力された時点から上述した所要時間δtb 経過した時
点で計測された相対距離d2 を読み出し(図13
(b′))、かつ h2=L2−d2 の式で示される算術演算を行うことにより、高さh2 を
求める。
【0097】データ処理部86は、このようにして求め
られた高さh1、h2の平均(相和平均、相乗平均、重み
付け平均の何れでもよい。)をとることにより車高h′
を求める(図13(c′))。
られた高さh1、h2の平均(相和平均、相乗平均、重み
付け平均の何れでもよい。)をとることにより車高h′
を求める(図13(c′))。
【0098】このように本実施例によれば、車線の上を
走行する車両について、その車線の上方から車高の相違
による誤差分を確実に抑圧しつつ精度よく進入速度、退
避速度、加速度および進行方向の長さを求め、かつその
加速度による誤差分を軽減して精度よく車高を求めるこ
とができる。
走行する車両について、その車線の上方から車高の相違
による誤差分を確実に抑圧しつつ精度よく進入速度、退
避速度、加速度および進行方向の長さを求め、かつその
加速度による誤差分を軽減して精度よく車高を求めるこ
とができる。
【0099】図14は、請求項7に記載の発明に対応し
た本実施例の動作を説明する図である。以下、図4〜図
6および図14を参照して請求項7に記載の発明に対応
した本実施例の動作を説明する。
た本実施例の動作を説明する図である。以下、図4〜図
6および図14を参照して請求項7に記載の発明に対応
した本実施例の動作を説明する。
【0100】点A、Bと受信部83a 、83b の受光面
とを結ぶ線は必ずしもこれらの点で挟まれた車線(路
面)に対して垂直ではないので、上述した請求項6ある
いは請求項7に記載の発明に対応した実施例により求め
られた車高h1(h2)(あるいはh′)には、これらの線
の傾斜角に応じた誤差分が含まれる。
とを結ぶ線は必ずしもこれらの点で挟まれた車線(路
面)に対して垂直ではないので、上述した請求項6ある
いは請求項7に記載の発明に対応した実施例により求め
られた車高h1(h2)(あるいはh′)には、これらの線
の傾斜角に応じた誤差分が含まれる。
【0101】データ処理部86は、点A、Bにおける上
述した受光面の仰角θ1 、θ2 が予め与えられ(あるい
は上述した距離L1 、L2 に対する距離LHの逆正弦値
として算出し)、車高h1(h2)が求められると、 Ha =h1・sinθ1 Hb =h2・sinθ2 の何れかの式で示される算術演算を行うことにより上述
した誤差分が補正された車高Ha(Hb)を算出する(図1
4)。
述した受光面の仰角θ1 、θ2 が予め与えられ(あるい
は上述した距離L1 、L2 に対する距離LHの逆正弦値
として算出し)、車高h1(h2)が求められると、 Ha =h1・sinθ1 Hb =h2・sinθ2 の何れかの式で示される算術演算を行うことにより上述
した誤差分が補正された車高Ha(Hb)を算出する(図1
4)。
【0102】また、データ処理部86は、車高h′につ
いては、θ1 、θ2 が同じ値である場合には、 H=h′・sinθ1 H=h′・sinθ2 の何れか一方の式に示す算術演算を行うことにより同様
に誤差分が補正された車高Hを算出する(図14)。
いては、θ1 、θ2 が同じ値である場合には、 H=h′・sinθ1 H=h′・sinθ2 の何れか一方の式に示す算術演算を行うことにより同様
に誤差分が補正された車高Hを算出する(図14)。
【0103】このように本実施例によれば、点A、Bに
おける受信部83a 、83b の受光面の仰角に応じた車
高の測定誤差が圧縮され、精度が高められる。なお、上
述した実施例では、請求項5または請求項6に記載の発
明に対応した実施例によって求められた車高に対して一
括して補正演算が施されているが、本発明はこのような
補正演算の手順に限定されず、例えば、距離LH(=L1
sinθ1=L2・sinθ2)と相対距離d1、d2とに対して Ha =LH−d1・sinθ1 Hb =LH−d2・sinθ2 の式で示される算術演算を行ったり、 H=LH−((h1+h2)・sinθ1)/2 H=LH−((h1+h2)・sinθ2)/2 の何れか一方の式に示す算術演算を行うことにより車高
を求めてもよい。
おける受信部83a 、83b の受光面の仰角に応じた車
高の測定誤差が圧縮され、精度が高められる。なお、上
述した実施例では、請求項5または請求項6に記載の発
明に対応した実施例によって求められた車高に対して一
括して補正演算が施されているが、本発明はこのような
補正演算の手順に限定されず、例えば、距離LH(=L1
sinθ1=L2・sinθ2)と相対距離d1、d2とに対して Ha =LH−d1・sinθ1 Hb =LH−d2・sinθ2 の式で示される算術演算を行ったり、 H=LH−((h1+h2)・sinθ1)/2 H=LH−((h1+h2)・sinθ2)/2 の何れか一方の式に示す算術演算を行うことにより車高
を求めてもよい。
【0104】また、本実施例では、点A、Bにおける受
信部83a 、83b の受光面の仰角に基づいてその仰角
に応じた補正演算が行われているが、本発明はこのよう
な仰角に限定されず、例えば、点A、Bとこのような受
光面とを結ぶ線とその受光面から車線に対する垂線とで
それぞれ挟まれた角度φ1(θ1 の余角)、φ2(θ2 の余
角)が予め与えられた場合には、上述した各式に含まれ
る項sinθ1、sinθ2に代えてそれぞれcosθ1、cosθ2を
代入して得られる式に基づいても同様の補正処理を行う
ことができる。
信部83a 、83b の受光面の仰角に基づいてその仰角
に応じた補正演算が行われているが、本発明はこのよう
な仰角に限定されず、例えば、点A、Bとこのような受
光面とを結ぶ線とその受光面から車線に対する垂線とで
それぞれ挟まれた角度φ1(θ1 の余角)、φ2(θ2 の余
角)が予め与えられた場合には、上述した各式に含まれ
る項sinθ1、sinθ2に代えてそれぞれcosθ1、cosθ2を
代入して得られる式に基づいても同様の補正処理を行う
ことができる。
【0105】さらに、本実施例では、高さLHの測定値
が用いられているが、本発明はこのような構成に限定さ
れず、例えば、その実測値に代えて予め設定された値を
用いてもよい。
が用いられているが、本発明はこのような構成に限定さ
れず、例えば、その実測値に代えて予め設定された値を
用いてもよい。
【0106】図15は、請求項8に記載の発明に対応し
た本実施例の動作を説明する図である。以下、図4〜図
6および図15を参照して請求項8に記載の発明に対応
した本実施例の動作を説明する。
た本実施例の動作を説明する図である。以下、図4〜図
6および図15を参照して請求項8に記載の発明に対応
した本実施例の動作を説明する。
【0107】データ処理部86には、図16に示すよう
に、点A、B間を通過し得る車両の全ての車種につい
て、先端部から路面に平行な方向の相対距離に相当する
寸法ε1〜εnで示される単数または複数の位置の車高の
値λ1〜λnが予め格納されたテーブルを有する。
に、点A、B間を通過し得る車両の全ての車種につい
て、先端部から路面に平行な方向の相対距離に相当する
寸法ε1〜εnで示される単数または複数の位置の車高の
値λ1〜λnが予め格納されたテーブルを有する。
【0108】また、データ処理部86は、このような寸
法ε1 〜εn が予め与えられ、上述した請求項5ないし
請求項7の何れかに対応した実施例の処理手順に基づい
てこれらの寸法に個別に対応した車高Λ1 〜Λn を算出
する(図15)。なお、このような演算の手順につい
ては、ここでは、その説明を省略する。
法ε1 〜εn が予め与えられ、上述した請求項5ないし
請求項7の何れかに対応した実施例の処理手順に基づい
てこれらの寸法に個別に対応した車高Λ1 〜Λn を算出
する(図15)。なお、このような演算の手順につい
ては、ここでは、その説明を省略する。
【0109】さらに、データ処理部86は、このように
求めた車高Λ1 〜Λn について、寸法ε1〜εnに対応さ
せつつ上述したテーブルの内容と相関をとり(図15
)、その結果得られた相関値が最大となる車種を求め
る(図15)。
求めた車高Λ1 〜Λn について、寸法ε1〜εnに対応さ
せつつ上述したテーブルの内容と相関をとり(図15
)、その結果得られた相関値が最大となる車種を求め
る(図15)。
【0110】このように本実施例によれば、点A、B間
を走行する車両の車種がその車両の走行速度の如何にか
かわらず精度よく確実に特定される。なお、上述した実
施例では、相関値が最大値なる車種を求めているが、本
発明はこのような車種の判定演算手順に限定されず、例
えば、寸法ε1 〜εn について、これらの全てあるいは
一部に対応した車高の相関値(テーブルに登録された値
との差分)に車種の判定基準としての重要度に応じた重
み付けを行ったり、識別すべき車種相互間で寸法ε1 〜
εn に対応した値λ1 〜λn の相違が顕著である場合に
は所定の閾値と相関値との大小関係に基づいて識別して
もよい。
を走行する車両の車種がその車両の走行速度の如何にか
かわらず精度よく確実に特定される。なお、上述した実
施例では、相関値が最大値なる車種を求めているが、本
発明はこのような車種の判定演算手順に限定されず、例
えば、寸法ε1 〜εn について、これらの全てあるいは
一部に対応した車高の相関値(テーブルに登録された値
との差分)に車種の判定基準としての重要度に応じた重
み付けを行ったり、識別すべき車種相互間で寸法ε1 〜
εn に対応した値λ1 〜λn の相違が顕著である場合に
は所定の閾値と相関値との大小関係に基づいて識別して
もよい。
【0111】以下、図4〜図6を参照して請求項9に記
載の発明に対応した本実施例の動作を説明する。本実施
例では、図6に点線で示すように、送信部81が点A、
B(路面(車線))から垂直な方向に高さLH隔たった点に
個別に発光面を形成する2つの発光部(光学系を含
む。)81A 、81B で構成される。
載の発明に対応した本実施例の動作を説明する。本実施
例では、図6に点線で示すように、送信部81が点A、
B(路面(車線))から垂直な方向に高さLH隔たった点に
個別に発光面を形成する2つの発光部(光学系を含
む。)81A 、81B で構成される。
【0112】また、発光部81A 、81B はパルス発生
部82から与えられるパルスに応じて変調されたレーザ
光を同時にあるいは予め設定された時間差で出射し、こ
れらのレーザ光はそれぞれ点A、Bに照射されるので、
送信部81から照射されたレーザ光の往路と復路との経
路が異なる。
部82から与えられるパルスに応じて変調されたレーザ
光を同時にあるいは予め設定された時間差で出射し、こ
れらのレーザ光はそれぞれ点A、Bに照射されるので、
送信部81から照射されたレーザ光の往路と復路との経
路が異なる。
【0113】しかし、レーザ光の出射ビームは、軌道に
対して傾斜している場合に比較して無用に広がらず、か
つ2つ領域の全体にそれぞれ同時に到達する。また、距
離計測部84a 、84b は、このような経路の相違を勘
案して受信部83a 、83b によって受光された反射波
とのレンジ方向の相関をとることにより測距を行う。
対して傾斜している場合に比較して無用に広がらず、か
つ2つ領域の全体にそれぞれ同時に到達する。また、距
離計測部84a 、84b は、このような経路の相違を勘
案して受信部83a 、83b によって受光された反射波
とのレンジ方向の相関をとることにより測距を行う。
【0114】したがって、このようなビームの幅を絞っ
て消費電力を低減しつつ、車線の両端近傍に位置する車
両以外の目標(例えば、街路樹)からの反射光による測
距誤差を軽減することができる。
て消費電力を低減しつつ、車線の両端近傍に位置する車
両以外の目標(例えば、街路樹)からの反射光による測
距誤差を軽減することができる。
【0115】このように上述した各実施例によれば、車
線上を走行する車両について、多くの処理量を要する複
雑な画像処理が行われていた従来例より単純であって処
理量が少ない測距処理に基づいて、確実にかつ効率的に
速度、加速度および進行方向の長さの測定と車種の識別
とを行うことができる。
線上を走行する車両について、多くの処理量を要する複
雑な画像処理が行われていた従来例より単純であって処
理量が少ない測距処理に基づいて、確実にかつ効率的に
速度、加速度および進行方向の長さの測定と車種の識別
とを行うことができる。
【0116】なお、上述した各実施例では、送信部81
および受信部83a 、83b が車線(路面)の上方に取
り付けられているが、本発明は、このような取り付け位
置に限定されず、例えば、車線毎にその車線の側部に設
置することにより、車両の幅の計測に供することもでき
る。
および受信部83a 、83b が車線(路面)の上方に取
り付けられているが、本発明は、このような取り付け位
置に限定されず、例えば、車線毎にその車線の側部に設
置することにより、車両の幅の計測に供することもでき
る。
【0117】さらに、本発明にかかわるトラヒック動態
検出装置は、車線の両側部に対向して個別に配置してそ
の車線の互いに対向する側端部に対する車両側面の距離
(上述した実施例で求められる車高に相当する。)を計
測し、これらの距離の和をその車線の幅から減算するこ
とにより、車両の幅の正確な算出に供することも可能で
ある。
検出装置は、車線の両側部に対向して個別に配置してそ
の車線の互いに対向する側端部に対する車両側面の距離
(上述した実施例で求められる車高に相当する。)を計
測し、これらの距離の和をその車線の幅から減算するこ
とにより、車両の幅の正確な算出に供することも可能で
ある。
【0118】また、本発明にかかわるトラヒック動態検
出装置は、車線を走行する車両の内、加速中のものを検
出したり、このようにして検出された車両の内、進行方
向の危険性(例えば、車線の急激な屈曲やスリップが生
じやすい路面の存在)があることを通知すべきものを識
別したり、ベルトコンベア上の物体やその物体の形状を
検出したり、そのベルトコンベアの速度を検出するため
にも利用可能である。
出装置は、車線を走行する車両の内、加速中のものを検
出したり、このようにして検出された車両の内、進行方
向の危険性(例えば、車線の急激な屈曲やスリップが生
じやすい路面の存在)があることを通知すべきものを識
別したり、ベルトコンベア上の物体やその物体の形状を
検出したり、そのベルトコンベアの速度を検出するため
にも利用可能である。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明では、2つの領域の間における移動体の軌跡の内、
これらの領域と2つ受光手段の受光面とを結ぶ線で挟ま
れた区間の長さが軌道に対する移動体の頂部あるいは側
面の相対高度の相違に応じて実測され、その移動体の先
端部あるいは後端部がこのような軌道の上に配置された
2つの領域の間の通過時間の実測値で除する演算が行わ
れるので、車両の種類に応じたこのような相対高度の相
違の如何にかかわらず、確実にかつ精度よく進入速度や
退避速度が得られる。
発明では、2つの領域の間における移動体の軌跡の内、
これらの領域と2つ受光手段の受光面とを結ぶ線で挟ま
れた区間の長さが軌道に対する移動体の頂部あるいは側
面の相対高度の相違に応じて実測され、その移動体の先
端部あるいは後端部がこのような軌道の上に配置された
2つの領域の間の通過時間の実測値で除する演算が行わ
れるので、車両の種類に応じたこのような相対高度の相
違の如何にかかわらず、確実にかつ精度よく進入速度や
退避速度が得られる。
【0120】請求項2に記載の発明では、2つの領域で
挟まれた区間における移動体の速度の変化を直線近似
し、このような移動体について、上述した通過時間およ
び進入速度の差分と先端部と後端部とが2つの領域の何
れか一方に到達した時間差との比をとることにより、移
動体の頂部あるいは側部の軌道に対する相対高度の相違
を吸収して精度よく確実に加速度が求められる。
挟まれた区間における移動体の速度の変化を直線近似
し、このような移動体について、上述した通過時間およ
び進入速度の差分と先端部と後端部とが2つの領域の何
れか一方に到達した時間差との比をとることにより、移
動体の頂部あるいは側部の軌道に対する相対高度の相違
を吸収して精度よく確実に加速度が求められる。
【0121】請求項3に記載の発明では、移動体の加速
度が著しく小さい値であったり、軌道に沿った2つの領
域間の距離が極めて小さい場合に、簡単な算術演算によ
り精度よくその車両の軌道に沿った長さが求められる。
度が著しく小さい値であったり、軌道に沿った2つの領
域間の距離が極めて小さい場合に、簡単な算術演算によ
り精度よくその車両の軌道に沿った長さが求められる。
【0122】請求項4に記載の発明では、軌道に沿って
移動する移動体について、種別に応じた頂部あるいは側
部の軌道に対する相対高度の相違を吸収して精度よく確
実にその軌道に沿った長さが求められる。
移動する移動体について、種別に応じた頂部あるいは側
部の軌道に対する相対高度の相違を吸収して精度よく確
実にその軌道に沿った長さが求められる。
【0123】請求項5に記載の発明では、2つ領域の一
方における受光手段の仰角がほぼ直角であるときに、移
動体の頂部や側部の軌道に対する相対高度が簡単な算術
演算により精度よく求められる。
方における受光手段の仰角がほぼ直角であるときに、移
動体の頂部や側部の軌道に対する相対高度が簡単な算術
演算により精度よく求められる。
【0124】請求項6に記載の発明では、2つの領域の
間における移動体の速度の変化による誤差が圧縮され、
移動体の頂部や側部の軌道に対する相対高度が精度よく
得られる。
間における移動体の速度の変化による誤差が圧縮され、
移動体の頂部や側部の軌道に対する相対高度が精度よく
得られる。
【0125】請求項7に記載の発明では、2つ領域にお
ける受光手段の仰角が直角でないことに起因して生じる
誤差分が圧縮され、移動体の頂部や側部の軌道に対する
相対高度が精度よく求められる。
ける受光手段の仰角が直角でないことに起因して生じる
誤差分が圧縮され、移動体の頂部や側部の軌道に対する
相対高度が精度よく求められる。
【0126】請求項8に記載の発明では、移動体につい
て、速度の如何にかかわらず、先頭部から軌道に沿って
所定の寸法離れた単一あるいは複数の頂部や側部の相対
高度の値の組み合わせがその軌道に対して確実に求めら
れ、かつその組み合わせに基づいて種別が判定される。
て、速度の如何にかかわらず、先頭部から軌道に沿って
所定の寸法離れた単一あるいは複数の頂部や側部の相対
高度の値の組み合わせがその軌道に対して確実に求めら
れ、かつその組み合わせに基づいて種別が判定される。
【0127】請求項9に記載の発明では、発光手段が2
つの領域における軌道の垂線の上に分離して配置された
2つの系で構成されるので、レーザ光のビームはこれら
の領域の全体にそれぞれ同時に到達し、その軌道に対す
る傾斜角による無用な広がりが生じないので、上述した
進入速度、退避速度、加速度および移動体の長さや相対
高度の計測精度が高められる。
つの領域における軌道の垂線の上に分離して配置された
2つの系で構成されるので、レーザ光のビームはこれら
の領域の全体にそれぞれ同時に到達し、その軌道に対す
る傾斜角による無用な広がりが生じないので、上述した
進入速度、退避速度、加速度および移動体の長さや相対
高度の計測精度が高められる。
【0128】したがって、本発明を適用した高速道路そ
の他の移動体が移動する軌道では、個々の移動体につい
て、多くの処理量を要する複雑な画像処理が行われてい
た従来例より単純な測距処理に基づいて、確実にかつ効
率的に速度、加速度および進行方向の長さの測定と種別
の識別とが行われ、トラヒックの動態を的確に把握した
り、移動体に対して減速や停止を強いることなく課金額
の算定基準を確実に得ることができる。
の他の移動体が移動する軌道では、個々の移動体につい
て、多くの処理量を要する複雑な画像処理が行われてい
た従来例より単純な測距処理に基づいて、確実にかつ効
率的に速度、加速度および進行方向の長さの測定と種別
の識別とが行われ、トラヒックの動態を的確に把握した
り、移動体に対して減速や停止を強いることなく課金額
の算定基準を確実に得ることができる。
【図1】請求項1、9に記載の発明の原理ブロック図で
ある。
ある。
【図2】請求項2、3、9に記載の発明の原理ブロック
図である。
図である。
【図3】請求項4〜9に記載の発明の原理ブロック図で
ある。
ある。
【図4】請求項1〜9に記載の発明に対応した実施例を
示す図である。
示す図である。
【図5】受信部の光学系の構成を示す図である。
【図6】本実施例の動作を説明する図である。
【図7】請求項1に記載の発明に対応した本実施例の動
作フローチャートである。
作フローチャートである。
【図8】請求項2に記載の発明に対応した本実施例の動
作フローチャートである。
作フローチャートである。
【図9】加速度および車体の長さの算出方法を説明する
図である。
図である。
【図10】請求項3に記載の発明に対応した本実施例の
動作フローチャートである。
動作フローチャートである。
【図11】請求項4に記載の発明に対応した本実施例の
動作フローチャートである。
動作フローチャートである。
【図12】請求項5に記載の発明に対応した本実施例の
動作フローチャートである。
動作フローチャートである。
【図13】請求項6に記載の発明に対応した本実施例の
動作フローチャートである。
動作フローチャートである。
【図14】請求項7に記載の発明に対応した本実施例の
動作フローチャートである。
動作フローチャートである。
【図15】請求項8に記載の発明に対応した本実施例の
動作フローチャートである。
動作フローチャートである。
【図16】テーブルの構成を示す図である。
11 発光手段 12 受光手段 13 測距手段 14,21 通過時間検出手段 15,22 速度算出手段 23 レンジ幅検出手段 24 加速度算出手段 31,41 移動体長算出手段 51,61 高度検出手段 71 記憶手段 72 移動体種別判別手段 81 送信部 82 パルス発生部 83 受信部 84 距離計測部 85 時間カウント部 86 データ処理部 87 筐体 90 受光素子 91 受光レンズ
Claims (9)
- 【請求項1】 移動体が移動する軌道が含まれた覆域に
パルスで変調されたレーザ光を照射する発光手段11
と、 前記覆域の内、前記軌道上の2つの領域とこれらの領域
に位置する移動体とで前記発光手段11によって照射さ
れたレーザ光が反射して生じる反射光を個別に受光する
受光手段12a 、12b と、 前記発光手段11によって照射されたレーザ光と前記受
光手段12a 、12bによって受光された反射光とのレ
ンジ方向の相関をとり、その結果に基づいてこれらの受
光手段と前記2つの領域あるいはこれらの領域に位置す
る移動体との相対距離を個別に求める測距手段13a 、
13b と、 前記受光手段12a 、12b によって受光された反射光
について、前記レンジ方向の進みまたは遅れの発生を監
視し、その発生のタイミングの差をとることにより前記
2つの領域の間における前記移動体の通過時間を得る通
過時間検出手段14と、 前記2つの領域と前記受光手段12a、12bの受光面と
を結ぶ線分で挟まれた角度と、前記測距手段13a、1
3bによって個別に求められた相対距離とに基づいて三
角法を適用することにより、前記軌道に沿った前記移動
体の軌跡のこれらの線分で挟まれた長さを求め、その長
さを前記通過時間検出手段14によって得られた通過時
間で除してこれらの領域に対するその移動体の進入速度
または退避速度を得る速度算出手段15とを備えたこと
を特徴とするトラヒック動態検出装置。 - 【請求項2】 移動体が移動する軌道が含まれた覆域に
パルスで変調されたレーザ光を照射する発光手段11
と、 前記覆域の内、前記軌道上の2つの領域とこれらの領域
に位置する移動体とで前記発光手段11によって照射さ
れたレーザ光が反射して生じる反射光を個別に受光する
受光手段12a 、12b と、 前記発光手段11によって照射されたレーザ光と前記受
光手段12a 、12bによって受光された反射光とのレ
ンジ方向の相関をとり、その結果に基づいてこれらの受
光手段と前記2つの領域あるいはこれらの領域に位置す
る移動体との相対距離を個別に求める測距手段13a 、
13b と、 前記受光手段12a 、12b によって受光された反射光
の前記レンジ方向の進みおよび遅れの発生を監視し、そ
の進みおよび遅れについて個別に発生時点の差をとるこ
とにより、前記移動体の進行方向に沿った両端部の前記
2つの領域の間の通過時間を得る通過時間検出手段21
と、 前記2つの領域と前記受光手段12a、12bの受光面と
を結ぶ線分で挟まれた角度と、前記測距手段13a、1
3bによって個別に求められた相対距離とに基づいて三
角法を適用することにより、前記軌道に沿った前記移動
体の軌跡のこれらの線分で挟まれた長さを求め、その長
さを前記通過時間検出手段14によって得られた通過時
間で個別に除することにより、これらの領域に対するそ
の移動体の進入速度および退避速度を求める速度算出手
段22と、 前記受光手段12a、12bの何れか一方によって受光さ
れた反射光について、前記レンジ方向に進んだ状態を監
視してその状態が連続する時間を計測するレンジ幅検出
手段23と、 前記通過時間検出手段21によって得られた通過時間の
差分の半値と前記レンジ幅検出手段23によって計測さ
れた時間との和により、前記進入速度と前記退避速度と
の差分を除して前記移動体の加速度を算出する加速度算
出手段24とを備えたことを特徴とするトラヒック動態
検出装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載のトラヒック動態検出装
置において、 前記速度算出手段22によって求められた進入速度また
は退避速度と前記レンジ幅検出手段23によって求めら
れた時間との積をとり、前記軌道に沿った移動体の長さ
を得る移動体長算出手段31を備えたことを特徴とする
トラヒック動態検出装置。 - 【請求項4】 請求項2に記載のトラヒック動態検出装
置において、 前記速度算出手段22によって求められた進入速度と相
対速度との和と、前記通過時間検出手段21によって得
られた通過時間の和と前記加速度算出手段24によって
算出された加速度との積との差分の半値と、前記レンジ
幅検出手段23によって求められた時間との積をとり、
前記軌道に沿った移動体の長さを得る移動体長算出手段
41を備えたことを特徴とするトラヒック動態検出装
置。 - 【請求項5】 請求項2に記載のトラヒック動態検出装
置において、 前記受光手段12a 、12b の何れか一方によって受光
された反射光について、レンジ方向に進む変化点を監視
し、その変化点が発生した時点から、予め決められた寸
法と前記速度算出手段22によって求められた進入速度
または退避速度との比で与えられる時間経過した時点に
おけるレンジ方向の変位量を求め、前記移動体の頂部の
前記軌道に対する相対高度を得る高度検出手段51を備
えたことを特徴とするトラヒック動態検出装置。 - 【請求項6】 請求項2に記載のトラヒック動態検出装
置において、 前記受光手段12a 、12b によって個別に受光された
反射光について、前記レンジ方向に進む変化点を監視
し、その変化点が発生した時点から予め決められた寸法
と、前記速度算出手段22によって求められた進入速度
および退避速度との比で個別に与えられる時間経過した
時点におけるレンジ方向の変位量を求め、両者の平均を
とることにより前記移動体の頂部の軌道に対する相対高
度を得る高度検出手段61を備えたことを特徴とするト
ラヒック動態検出装置。 - 【請求項7】 請求項5または請求項6に記載のトラヒ
ック動態検出装置において、 前記高度検出手段は、 求められた変位量にその変位量から軌道に垂直な方向の
成分を抽出する補正を施す手段を含むことを特徴とする
トラヒック動態検出装置。 - 【請求項8】 請求項5ないし請求項7の何れか1項に
記載のトラヒック動態検出装置において、 予め決められた単数あるいは複数の寸法に対応した相対
高度の集合が移動体の種別毎に予め蓄積された記憶手段
71と、 前記寸法について前記高度検出手段によって個別に検出
された相対高度を取り込み、前記記憶手段71に蓄積さ
れた集合との相関をとって前記移動体の種別を判別する
移動体種別判別手段72とを備えたことを特徴とするト
ラヒック動態検出装置。 - 【請求項9】 請求項1ないし請求項8の何れか1項に
記載のトラヒック動態検出装置において、 前記発光手段11は、 単一のあるいは互いに同期した複数のパルスで変調され
たレーザ光を二つの領域に個別に照射する二つの光学系
から構成されたことを特徴とするトラヒック動態検出装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6217608A JPH0882635A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | トラヒック動態検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6217608A JPH0882635A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | トラヒック動態検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0882635A true JPH0882635A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16706963
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6217608A Pending JPH0882635A (ja) | 1994-09-12 | 1994-09-12 | トラヒック動態検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0882635A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100378459C (zh) * | 2004-12-09 | 2008-04-02 | 清华大学深圳研究生院 | 道路车辆行驶速度检测方法及装置 |
| CN101526547B (zh) | 2008-03-07 | 2011-02-16 | 佛山市顺德区顺达电脑厂有限公司 | 对光反射速度与方向进行侦测的装置及其方法 |
| JP2015102524A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-04 | サクサ株式会社 | 車両情報検出システム |
| JP2016224885A (ja) * | 2015-06-04 | 2016-12-28 | 東日本高速道路株式会社 | 光波を用いた逆走車両検知システム |
-
1994
- 1994-09-12 JP JP6217608A patent/JPH0882635A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100378459C (zh) * | 2004-12-09 | 2008-04-02 | 清华大学深圳研究生院 | 道路车辆行驶速度检测方法及装置 |
| CN101526547B (zh) | 2008-03-07 | 2011-02-16 | 佛山市顺德区顺达电脑厂有限公司 | 对光反射速度与方向进行侦测的装置及其方法 |
| JP2015102524A (ja) * | 2013-11-28 | 2015-06-04 | サクサ株式会社 | 車両情報検出システム |
| JP2016224885A (ja) * | 2015-06-04 | 2016-12-28 | 東日本高速道路株式会社 | 光波を用いた逆走車両検知システム |
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