JPH0883541A - ガス絶縁開閉器 - Google Patents
ガス絶縁開閉器Info
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- JPH0883541A JPH0883541A JP21971094A JP21971094A JPH0883541A JP H0883541 A JPH0883541 A JP H0883541A JP 21971094 A JP21971094 A JP 21971094A JP 21971094 A JP21971094 A JP 21971094A JP H0883541 A JPH0883541 A JP H0883541A
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- Driving Mechanisms And Operating Circuits Of Arc-Extinguishing High-Tension Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フィンガー接触力や回転シール部の摩擦力な
どに起因して異なる個々の開閉器の特性に合わせて、も
っとも適切な自重キャンセル力を得ることができ、機器
の特性管理が容易になり信頼性の高いガス絶縁開閉器を
得る。 【構成】 接地容器1内に可動電極2と固定電極3が設
ける。両電極間を開閉する可動接触子4を、操作装置1
0を駆動源とする開閉機構8によって駆動する。開閉機
構8の主軸9に可動部重量を軽減する渦巻バネ11を設
ける。可動部重量に合わせて、この渦巻バネ11のバネ
力を調整可能とする。
どに起因して異なる個々の開閉器の特性に合わせて、も
っとも適切な自重キャンセル力を得ることができ、機器
の特性管理が容易になり信頼性の高いガス絶縁開閉器を
得る。 【構成】 接地容器1内に可動電極2と固定電極3が設
ける。両電極間を開閉する可動接触子4を、操作装置1
0を駆動源とする開閉機構8によって駆動する。開閉機
構8の主軸9に可動部重量を軽減する渦巻バネ11を設
ける。可動部重量に合わせて、この渦巻バネ11のバネ
力を調整可能とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス絶縁開閉装置に使
用されるガス絶縁開閉器に関するもので、特に、開閉器
の可動部重量を軽減するために自重キャンセルばねを設
けたガス絶縁開閉器に関する。
用されるガス絶縁開閉器に関するもので、特に、開閉器
の可動部重量を軽減するために自重キャンセルばねを設
けたガス絶縁開閉器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、大都市やその周辺の変電所や開閉
所では、遮断器、変圧器、変流器、断路器などの電気機
器を絶縁ガスを封入したタンク内に収納し、各機器を立
体配置し、敷地面積の大幅な縮小化と信頼性の向上を図
ったガス絶縁開閉装置が広く使用されている。
所では、遮断器、変圧器、変流器、断路器などの電気機
器を絶縁ガスを封入したタンク内に収納し、各機器を立
体配置し、敷地面積の大幅な縮小化と信頼性の向上を図
ったガス絶縁開閉装置が広く使用されている。
【0003】このようなガス絶縁開閉装置に用いられる
ガス絶縁開閉器は、図7に示したように構成されてい
る。すなわち、絶縁ガスを封入した接地容器1内に可動
電極2と固定電極3とが配設され、これらの電極間に可
動接触子4が接離可能に設けられ、開閉器の投入時にお
いてはその先端が固定電極3と接触している。
ガス絶縁開閉器は、図7に示したように構成されてい
る。すなわち、絶縁ガスを封入した接地容器1内に可動
電極2と固定電極3とが配設され、これらの電極間に可
動接触子4が接離可能に設けられ、開閉器の投入時にお
いてはその先端が固定電極3と接触している。
【0004】可動接触子4は絶縁ロッド5を介して接地
容器1の外部に設けられた操作装置10に連結されてい
る。すなわち、絶縁ロッド5は開閉機構8内のリンク6
及びレバー7を介して開閉機構の主軸9に連結されてい
る。
容器1の外部に設けられた操作装置10に連結されてい
る。すなわち、絶縁ロッド5は開閉機構8内のリンク6
及びレバー7を介して開閉機構の主軸9に連結されてい
る。
【0005】このように構成された開閉器においては、
可動接触子4を絶縁ロッド5、リンク6及びレバー7を
介して上下に駆動することにより開閉動作を行ってい
た。
可動接触子4を絶縁ロッド5、リンク6及びレバー7を
介して上下に駆動することにより開閉動作を行ってい
た。
【0006】一般に、可動接触子及びこれに追従して動
く各部材から成る開閉器の可動部は、数十Kgの重量が
あるが、通電容量が増加するのに伴って可動接触子の直
径が大きくなり、可動部重量が増大する。また、定格電
圧が高くなると、所要の絶縁距離を確保するため極間寸
法Gが長くなり、可動接触子の長さも増すので、可動部
重量も増大する。
く各部材から成る開閉器の可動部は、数十Kgの重量が
あるが、通電容量が増加するのに伴って可動接触子の直
径が大きくなり、可動部重量が増大する。また、定格電
圧が高くなると、所要の絶縁距離を確保するため極間寸
法Gが長くなり、可動接触子の長さも増すので、可動部
重量も増大する。
【0007】ところで、ガス絶縁開閉装置を構成する開
閉器は、正立、倒立、水平配置など、様々な配置姿勢を
とって配設されるが、図7に示したような正立配置の場
合、閉路動作時には可動部重量が駆動力に加算され、逆
に、開路動作時には可動部重量の分だけ駆動力が減殺さ
れる。そのため、駆動力としては、開路動作時に減殺さ
れる分を考慮して大きな駆動力を必要としているため、
前記のような可動部重量が増大した開閉器においては、
操作装置が非常に大型化してしまうという問題点があっ
た。
閉器は、正立、倒立、水平配置など、様々な配置姿勢を
とって配設されるが、図7に示したような正立配置の場
合、閉路動作時には可動部重量が駆動力に加算され、逆
に、開路動作時には可動部重量の分だけ駆動力が減殺さ
れる。そのため、駆動力としては、開路動作時に減殺さ
れる分を考慮して大きな駆動力を必要としているため、
前記のような可動部重量が増大した開閉器においては、
操作装置が非常に大型化してしまうという問題点があっ
た。
【0008】一方、閉路動作時には、可動部重量が加算
されるため、可動部は必要以上に加速され、特に、高速
の開閉動作を要求される開閉器にあっては、その加速度
は非常に大きなものとなり、これを停止させる場合に
は、その慣性力により極めて大きな機械的衝撃力が発生
してしまう。
されるため、可動部は必要以上に加速され、特に、高速
の開閉動作を要求される開閉器にあっては、その加速度
は非常に大きなものとなり、これを停止させる場合に
は、その慣性力により極めて大きな機械的衝撃力が発生
してしまう。
【0009】以上述べたように、開閉器の可動部重量が
増大するということは、開閉器の可動部および駆動部が
大型化しかつ大きな機械的強度を要する構成にしなけれ
ばならず、機械的信頼性に対しても十分な考慮が必要と
なっていた。
増大するということは、開閉器の可動部および駆動部が
大型化しかつ大きな機械的強度を要する構成にしなけれ
ばならず、機械的信頼性に対しても十分な考慮が必要と
なっていた。
【0010】このような問題点を解消し、開閉器の配置
姿勢による動作特性への影響をなくし、必要なだけの駆
動力を有する開閉装置を得るために、可動部重量と平衡
するかまたは可動部重量を軽減するようなバネを設けた
ものが知られている。これは前記開閉機構の主軸に可動
部重量を軽減する方向に作用するバネを設けたものであ
る。すなわち、図9は、可動部重量と固定側および可動
側のフィンガー接触力とによって、開閉器の「入り」
「切り」の間に開閉機構に加える反力を示すものである
が、この反力を軽減させるために、図10に示すように
キャンセルバネを設けて反力を低減させる試みがなされ
ている。
姿勢による動作特性への影響をなくし、必要なだけの駆
動力を有する開閉装置を得るために、可動部重量と平衡
するかまたは可動部重量を軽減するようなバネを設けた
ものが知られている。これは前記開閉機構の主軸に可動
部重量を軽減する方向に作用するバネを設けたものであ
る。すなわち、図9は、可動部重量と固定側および可動
側のフィンガー接触力とによって、開閉器の「入り」
「切り」の間に開閉機構に加える反力を示すものである
が、この反力を軽減させるために、図10に示すように
キャンセルバネを設けて反力を低減させる試みがなされ
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
は、可動電極の駆動力を影響を及ぼすファクターとして
は、フィンガー接触力、回転シール部の摩擦力および部
品工作性に伴う公差などによる重量変化、摩擦力変化な
ど、種々の影響が考えられる。特に、前記図9,10に
示したように、開閉機構に加わる反力としては、可動部
の自重に加えてフィンガーの接触力も無視できないが、
このフィンガーは、通電電流の増加と共に枚数も増加さ
れ、接触力の増加となり、これによる摩擦力の大きさも
きわめて大きくなる。また、回転シール部のパッキンお
よびシールリングなどは、熱および温度による影響も考
慮しなければならない。
は、可動電極の駆動力を影響を及ぼすファクターとして
は、フィンガー接触力、回転シール部の摩擦力および部
品工作性に伴う公差などによる重量変化、摩擦力変化な
ど、種々の影響が考えられる。特に、前記図9,10に
示したように、開閉機構に加わる反力としては、可動部
の自重に加えてフィンガーの接触力も無視できないが、
このフィンガーは、通電電流の増加と共に枚数も増加さ
れ、接触力の増加となり、これによる摩擦力の大きさも
きわめて大きくなる。また、回転シール部のパッキンお
よびシールリングなどは、熱および温度による影響も考
慮しなければならない。
【0012】また、相分離形の開閉器を連結リンクを介
して一つの駆動装置により駆動する開閉装置において
は、これらの値が3倍となるため、可動部重量以外の変
化分も無視することはできない。このように開閉器の動
作特性においては、各ガス絶縁開閉装置が微妙に違う特
性を示し、機器の特性管理が難しくなるといった問題が
あった。
して一つの駆動装置により駆動する開閉装置において
は、これらの値が3倍となるため、可動部重量以外の変
化分も無視することはできない。このように開閉器の動
作特性においては、各ガス絶縁開閉装置が微妙に違う特
性を示し、機器の特性管理が難しくなるといった問題が
あった。
【0013】さらに、電流遮断責務を有する開閉器にお
いては、電流遮断性能が開極速度と関連し、最悪時に
は、電流を遮断するためのスピードが確保できなくな
り、開閉器としての基本的な性能の一つが損なわれてし
まうおそれもあった。
いては、電流遮断性能が開極速度と関連し、最悪時に
は、電流を遮断するためのスピードが確保できなくな
り、開閉器としての基本的な性能の一つが損なわれてし
まうおそれもあった。
【0014】本発明は、以上のような従来技術の欠点を
解消するために提案されたもので、その目的は、可動部
重量と平衡するかまたは軽減するために設けられた自重
キャンセルバネのバネ力を調節可能として、機器の特性
管理を容易に実施できるガス絶縁開閉器を提供すること
にある。
解消するために提案されたもので、その目的は、可動部
重量と平衡するかまたは軽減するために設けられた自重
キャンセルバネのバネ力を調節可能として、機器の特性
管理を容易に実施できるガス絶縁開閉器を提供すること
にある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1の発明は、絶縁ガスを封入した接地容器
内に可動電極と固定電極とを設け、両電極間には可動接
触子を開閉可能に配設し、この可動接触子にはこれを駆
動する開閉機構を連結し、この開閉機構にはその駆動源
となる操作装置を連結したガス絶縁開閉器において、前
記開閉機構には可動接触子の開閉時における可動部重量
と平衡するかまたは可動部重量を軽減する方向に作用す
る自重キャンセルバネを設け、この自重キャンセルバネ
のバネ力を調整可能としたことを特徴とする。
めに、請求項1の発明は、絶縁ガスを封入した接地容器
内に可動電極と固定電極とを設け、両電極間には可動接
触子を開閉可能に配設し、この可動接触子にはこれを駆
動する開閉機構を連結し、この開閉機構にはその駆動源
となる操作装置を連結したガス絶縁開閉器において、前
記開閉機構には可動接触子の開閉時における可動部重量
と平衡するかまたは可動部重量を軽減する方向に作用す
る自重キャンセルバネを設け、この自重キャンセルバネ
のバネ力を調整可能としたことを特徴とする。
【0016】請求項2の発明は、絶縁ガスを封入した接
地容器内に可動電極と固定電極とを設け、両電極間には
可動接触子を開閉可能に配設し、この可動接触子にはこ
れを駆動する開閉機構を連結し、この開閉機構にはその
駆動源となる操作装置を連結したガス絶縁開閉器におい
て、前記操作装置には可動接触子の開閉時における可動
部重量と平衡するかまたは可動部重量を軽減する方向に
作用する自重キャンセルバネを設け、この自重キャンセ
ルバネのバネ力を調整可能としたことを特徴とする。
地容器内に可動電極と固定電極とを設け、両電極間には
可動接触子を開閉可能に配設し、この可動接触子にはこ
れを駆動する開閉機構を連結し、この開閉機構にはその
駆動源となる操作装置を連結したガス絶縁開閉器におい
て、前記操作装置には可動接触子の開閉時における可動
部重量と平衡するかまたは可動部重量を軽減する方向に
作用する自重キャンセルバネを設け、この自重キャンセ
ルバネのバネ力を調整可能としたことを特徴とする。
【0017】請求項3の発明は、前記自重キャンセルバ
ネを渦巻バネとしたことを特徴とする。
ネを渦巻バネとしたことを特徴とする。
【0018】請求項4の発明は、前記自重キャンセルバ
ネをコイルバネとしたことを特徴とする。
ネをコイルバネとしたことを特徴とする。
【0019】
【作用】上記のような構成を有する本発明においては、
個々のガス絶縁開閉器の特性や、可動電極に駆動力に影
響を及ぼす種々のファクターに応じて、開閉機構または
この開閉機構の駆動源となる操作装置内に設ける渦巻バ
ネやコイルバネなどから構成される自重キャンセルバネ
のバネ力を調節することができる。その結果、可動部に
対する適切な駆動力を得ることができ、結果として可動
部重量の影響が少ない低出力形のガス絶縁開閉器を得る
ことが可能となる。
個々のガス絶縁開閉器の特性や、可動電極に駆動力に影
響を及ぼす種々のファクターに応じて、開閉機構または
この開閉機構の駆動源となる操作装置内に設ける渦巻バ
ネやコイルバネなどから構成される自重キャンセルバネ
のバネ力を調節することができる。その結果、可動部に
対する適切な駆動力を得ることができ、結果として可動
部重量の影響が少ない低出力形のガス絶縁開閉器を得る
ことが可能となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従って具体的
に説明する。なお、前記図7および図8に示した従来技
術と同一の部分については、同一の符号を付し、説明は
省略する。
に説明する。なお、前記図7および図8に示した従来技
術と同一の部分については、同一の符号を付し、説明は
省略する。
【0021】(1)第1実施例…図1、図2 本実施例においては、接地容器1内に設けられた開閉機
構8の内部に、開閉機構の主軸9が設けられている。こ
の主軸9は、接地容器1外部の操作装置10に連結され
ている。主軸9は接地容器1に固定された軸受9a,9
bによって回動自在に支持されており、この主軸9の端
部に自重キャンセルバネが設けられている。この自重キ
ャンセルバネは、本実施例では渦巻バネ11によって構
成され、図1において可動接触子4を引き上げる方向に
バネ力が作用するように取り付けられている。
構8の内部に、開閉機構の主軸9が設けられている。こ
の主軸9は、接地容器1外部の操作装置10に連結され
ている。主軸9は接地容器1に固定された軸受9a,9
bによって回動自在に支持されており、この主軸9の端
部に自重キャンセルバネが設けられている。この自重キ
ャンセルバネは、本実施例では渦巻バネ11によって構
成され、図1において可動接触子4を引き上げる方向に
バネ力が作用するように取り付けられている。
【0022】すなわち、図2の拡大斜視図に示すよう
に、渦巻バネ11の一端が主軸9に固定され、他端が開
閉機構8の固定部分に設けられた支持部材22に固定さ
れている。この場合、支持部材22を固定する場所(開
閉機構の固定部分側)に長孔を設けておき、その長孔に
支持部材22をボルト締め23することにより、支持部
材22の位置を前後に調整可能に構成されている。な
お、この渦巻バネ11のバネ力を調整する手段として
は、前記のような支持部材22を移動させるもの以外
に、支持部材22と渦巻バネ11の端部とのネジ止め位
置をボルトやワッシャーなどを利用して変更するものも
使用できる。
に、渦巻バネ11の一端が主軸9に固定され、他端が開
閉機構8の固定部分に設けられた支持部材22に固定さ
れている。この場合、支持部材22を固定する場所(開
閉機構の固定部分側)に長孔を設けておき、その長孔に
支持部材22をボルト締め23することにより、支持部
材22の位置を前後に調整可能に構成されている。な
お、この渦巻バネ11のバネ力を調整する手段として
は、前記のような支持部材22を移動させるもの以外
に、支持部材22と渦巻バネ11の端部とのネジ止め位
置をボルトやワッシャーなどを利用して変更するものも
使用できる。
【0023】このような構成を有する本実施例によれ
ば、開閉器の可動接触子4は渦巻バネ11の復元力(バ
ネ力)により常にその重量を軽減する方向に付勢されて
いる。そのため、開閉器の投入時には渦巻バネ11は巻
締めされることになり、バネに働く復帰力によって可動
部重量は軽減されるので、可動部に大きな慣性力が生じ
ることはなく、可動部の停止時に大きな機械的衝撃力が
発生することはない。一方、遮断動作時には、操作装置
10からの駆動力に加えて、渦巻バネ11の復帰力が働
くので、操作装置10側の駆動力は低減できる。
ば、開閉器の可動接触子4は渦巻バネ11の復元力(バ
ネ力)により常にその重量を軽減する方向に付勢されて
いる。そのため、開閉器の投入時には渦巻バネ11は巻
締めされることになり、バネに働く復帰力によって可動
部重量は軽減されるので、可動部に大きな慣性力が生じ
ることはなく、可動部の停止時に大きな機械的衝撃力が
発生することはない。一方、遮断動作時には、操作装置
10からの駆動力に加えて、渦巻バネ11の復帰力が働
くので、操作装置10側の駆動力は低減できる。
【0024】また、可動部重量が過大で投入スピードが
速い時、すなわち、バネ力が強すぎる時は、図2の支持
部材22の固定位置を渦巻バネ11の巻き上げ方向に調
整し、一方遮断スピードが速い時、すなわち、バネ力が
強すぎる時は、支持部材22の固定位置を巻き上げと逆
方向にセットすることにより、開閉器の「入り」「切
り」に要する操作エネルギーの比を最小限にすることが
できる。
速い時、すなわち、バネ力が強すぎる時は、図2の支持
部材22の固定位置を渦巻バネ11の巻き上げ方向に調
整し、一方遮断スピードが速い時、すなわち、バネ力が
強すぎる時は、支持部材22の固定位置を巻き上げと逆
方向にセットすることにより、開閉器の「入り」「切
り」に要する操作エネルギーの比を最小限にすることが
できる。
【0025】(2)第2実施例…図3、図4 本実施例は、前記第1実施例において開閉機構8の主軸
端部に設けた渦巻バネの代わりに、自重キャンセルバネ
としてコイルバネ12を使用したものである。このコイ
ルバネ12は、図4の拡大図に示すように、主軸9の端
部に固定したレバー32の先端と開閉機構の固定部分
(図1では接地容器1の端部)に設けられた支持部材3
3との間に設けられている。この場合、レバー32は主
軸9に対して嵌合や溶接によって固定しても良いし、キ
ーなどを利用して一体に連結しても良い。また、支持部
材33を接地容器1に対してその固定位置を調整可能に
取り付ける手段としては、前記第1実施例のような長孔
とそれに挿入するネジとの組み合わせとしても良いし、
その他、コイルバネ12の端部と接地容器1との間にボ
ルトナットを利用した長さの調整可能な支持部材を設け
ても良い。
端部に設けた渦巻バネの代わりに、自重キャンセルバネ
としてコイルバネ12を使用したものである。このコイ
ルバネ12は、図4の拡大図に示すように、主軸9の端
部に固定したレバー32の先端と開閉機構の固定部分
(図1では接地容器1の端部)に設けられた支持部材3
3との間に設けられている。この場合、レバー32は主
軸9に対して嵌合や溶接によって固定しても良いし、キ
ーなどを利用して一体に連結しても良い。また、支持部
材33を接地容器1に対してその固定位置を調整可能に
取り付ける手段としては、前記第1実施例のような長孔
とそれに挿入するネジとの組み合わせとしても良いし、
その他、コイルバネ12の端部と接地容器1との間にボ
ルトナットを利用した長さの調整可能な支持部材を設け
ても良い。
【0026】このような構成を有する第2実施例におい
ても、可動部重量が軽減されるので、開閉操作が容易に
実施できる。また、支持部材33による固定部分に対す
る取付位置を調整することで、個々の開閉器の特性に合
わせてコイルバネ12のバネ力を調整できる。
ても、可動部重量が軽減されるので、開閉操作が容易に
実施できる。また、支持部材33による固定部分に対す
る取付位置を調整することで、個々の開閉器の特性に合
わせてコイルバネ12のバネ力を調整できる。
【0027】(3)第3実施例…図5 本実施例は、開閉機構8を駆動するために接地容器1の
外部に設けられた操作機構10の主軸部分に自重キャン
セルバネとして作用する渦巻バネ11を設けたものであ
る。すなわち、図5において、41は操作装置10のケ
ースである操作箱である。この操作箱41内には、主軸
51を駆動するための駆動バネ44とこの駆動バネ蓄勢
用のモータ42が設けられている。これらの間にはモー
タ42の駆動力を駆動バネ44のバネ力に変換するため
の減速装置45、偏心軸46、ホイール47、リンク4
8、レバー49およびラチェット43が設けられてい
る。また、主軸51には、モータ42側の力を駆動バネ
44に伝達し、駆動バネ44の蓄勢力を主軸51を介し
て操作装置10外部に伝達するために、連結カム50,
52,53が設けられている。
外部に設けられた操作機構10の主軸部分に自重キャン
セルバネとして作用する渦巻バネ11を設けたものであ
る。すなわち、図5において、41は操作装置10のケ
ースである操作箱である。この操作箱41内には、主軸
51を駆動するための駆動バネ44とこの駆動バネ蓄勢
用のモータ42が設けられている。これらの間にはモー
タ42の駆動力を駆動バネ44のバネ力に変換するため
の減速装置45、偏心軸46、ホイール47、リンク4
8、レバー49およびラチェット43が設けられてい
る。また、主軸51には、モータ42側の力を駆動バネ
44に伝達し、駆動バネ44の蓄勢力を主軸51を介し
て操作装置10外部に伝達するために、連結カム50,
52,53が設けられている。
【0028】本実施例では、この操作装置10の主軸5
1の一端に渦巻バネ11が固定されている。この渦巻バ
ネ11は前記図2に示したものと同様な構成を有するも
ので、図示はしないがその支持部材は操作箱41側の固
定された部材に対して、取付位置を調整可能に固定され
ている。
1の一端に渦巻バネ11が固定されている。この渦巻バ
ネ11は前記図2に示したものと同様な構成を有するも
ので、図示はしないがその支持部材は操作箱41側の固
定された部材に対して、取付位置を調整可能に固定され
ている。
【0029】このような構成を有する本実施例では、操
作装置10の主軸51に設けられた渦巻バネのバネ力
が、操作機構の主軸から開閉機構の主軸9に伝達される
ので、前記第1、第2実施例と同様に可動部の自重キャ
ンセル機能が働く。また、渦巻バネの支持部材の固定位
置を操作箱41に対して可動としたので、渦巻バネ11
のバネ力の調整も可能である。よって、第1、第2実施
例と同様な作用効果が発揮される。また、操作装置10
は、一般に接地容器1の外部にあるため、ガス処理を考
慮することなくバネ力の調整を行うことができる利点も
ある。
作装置10の主軸51に設けられた渦巻バネのバネ力
が、操作機構の主軸から開閉機構の主軸9に伝達される
ので、前記第1、第2実施例と同様に可動部の自重キャ
ンセル機能が働く。また、渦巻バネの支持部材の固定位
置を操作箱41に対して可動としたので、渦巻バネ11
のバネ力の調整も可能である。よって、第1、第2実施
例と同様な作用効果が発揮される。また、操作装置10
は、一般に接地容器1の外部にあるため、ガス処理を考
慮することなくバネ力の調整を行うことができる利点も
ある。
【0030】(4)第4実施例…図6 本実施例は、前記第3実施例における渦巻バネ11の代
わりにコイルバネ12を使用したものである。この実施
例においても、操作箱41内に位置する操作装置10の
主軸51に設けられたレバー32に自重キャンセル用の
コイルバネ12の一端が固定されている。このコイルバ
ネ12の他端は、操作箱41側に固定されているが、そ
の固定位置が調整可能になっている。
わりにコイルバネ12を使用したものである。この実施
例においても、操作箱41内に位置する操作装置10の
主軸51に設けられたレバー32に自重キャンセル用の
コイルバネ12の一端が固定されている。このコイルバ
ネ12の他端は、操作箱41側に固定されているが、そ
の固定位置が調整可能になっている。
【0031】このような構成を有する本実施例でも、前
記第3実施例と同様に可動部の自重キャンセル機能が働
くと共に、コイルバネ12の固定位置を調整可能とした
ので、個々の開閉器の特性に合わせてバネ力の調整を行
うことができる。
記第3実施例と同様に可動部の自重キャンセル機能が働
くと共に、コイルバネ12の固定位置を調整可能とした
ので、個々の開閉器の特性に合わせてバネ力の調整を行
うことができる。
【0032】
【発明の効果】以上の通り、本発明は、開閉機構やその
操作装置に可動部重量のキャンセルバネを設けたもので
あるから、可動部重量が大きく、長ストロークの開閉器
を高速で鉛直方向に動作させる場合、可動部重量にあま
り左右されない低出力形の操作装置を使用したガス絶縁
開閉器を提供することができる。また、本発明は、自重
キャンセルバネのバネ力を調整可能としたものであるか
ら、フィンガー接触力や回転シール部の摩擦力などに起
因して異なる個々の開閉器の特性に合わせて、もっとも
適切な自重キャンセル力を得ることができ、機器の特性
管理が容易になり信頼性の高いガス絶縁開閉器を得るこ
とができる。
操作装置に可動部重量のキャンセルバネを設けたもので
あるから、可動部重量が大きく、長ストロークの開閉器
を高速で鉛直方向に動作させる場合、可動部重量にあま
り左右されない低出力形の操作装置を使用したガス絶縁
開閉器を提供することができる。また、本発明は、自重
キャンセルバネのバネ力を調整可能としたものであるか
ら、フィンガー接触力や回転シール部の摩擦力などに起
因して異なる個々の開閉器の特性に合わせて、もっとも
適切な自重キャンセル力を得ることができ、機器の特性
管理が容易になり信頼性の高いガス絶縁開閉器を得るこ
とができる。
【図1】本発明のガス絶縁開閉器の第1実施例を示す断
面図。
面図。
【図2】第1実施例における渦巻バネの拡大平面図。
【図3】本発明のガス絶縁開閉器の第2実施例を示す断
面図。
面図。
【図4】第2実施例におけるコイルバネの拡大平面図。
【図5】本発明の第3実施例における操作装置内部の斜
視図。
視図。
【図6】本発明の第4実施例における操作装置内部の斜
視図。
視図。
【図7】従来のガス絶縁開閉器の一例を示す断面図。
【図8】図7のA−A線の断面図。
【図9】自重キャンセルバネを持たないガス絶縁開閉器
における開閉時の反力を示すグラフ。
における開閉時の反力を示すグラフ。
【図10】自重キャンセルバネを持つガス絶縁開閉器に
おける開閉時の反力を示すグラフ。
おける開閉時の反力を示すグラフ。
1…接地容器 2…可動電極 3…固定電極 4…可動接触子 5…絶縁ロッド 8…開閉機構 9…開閉機構主軸 9a,9b…軸受 10…操作装置 11…渦巻バネ 12…コイルバネ
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁ガスを封入した接地容器内に可動電
極と固定電極とを設け、両電極間には可動接触子を開閉
可能に配設し、この可動接触子にはこれを駆動する開閉
機構を連結し、この開閉機構にはその駆動源となる操作
装置を連結したガス絶縁開閉器において、 前記開閉機構には可動接触子の開閉時における可動部重
量と平衡するかまたは可動部重量を軽減する方向に作用
する自重キャンセルバネを設け、この自重キャンセルバ
ネのバネ力を調整可能としたことを特徴とするガス絶縁
開閉器。 - 【請求項2】 絶縁ガスを封入した接地容器内に可動電
極と固定電極とを設け、両電極間には可動接触子を開閉
可能に配設し、この可動接触子にはこれを駆動する開閉
機構を連結し、この開閉機構にはその駆動源となる操作
装置を連結したガス絶縁開閉器において、 前記操作装置には可動接触子の開閉時における可動部重
量と平衡するかまたは可動部重量を軽減する方向に作用
する自重キャンセルバネを設け、この自重キャンセルバ
ネのバネ力を調整可能としたことを特徴とするガス絶縁
開閉器。 - 【請求項3】 前記自重キャンセルバネを渦巻バネとし
たことを特徴とする請求項1または請求項2記載のガス
絶縁開閉器。 - 【請求項4】 前記自重キャンセルバネをコイルバネと
したことを特徴とする請求項1または請求項2記載のガ
ス絶縁開閉器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21971094A JPH0883541A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | ガス絶縁開閉器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21971094A JPH0883541A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | ガス絶縁開閉器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0883541A true JPH0883541A (ja) | 1996-03-26 |
Family
ID=16739757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21971094A Pending JPH0883541A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | ガス絶縁開閉器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0883541A (ja) |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP21971094A patent/JPH0883541A/ja active Pending
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