JPH0883622A - 密閉形鉛蓄電池 - Google Patents

密閉形鉛蓄電池

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JPH0883622A
JPH0883622A JP6215529A JP21552994A JPH0883622A JP H0883622 A JPH0883622 A JP H0883622A JP 6215529 A JP6215529 A JP 6215529A JP 21552994 A JP21552994 A JP 21552994A JP H0883622 A JPH0883622 A JP H0883622A
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JP
Japan
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electrolytic solution
silica
battery
sealed lead
acid battery
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Withdrawn
Application number
JP6215529A
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English (en)
Inventor
Koichi Nobeyama
弘一 延山
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Resonac Corp
Original Assignee
Shin Kobe Electric Machinery Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/10Energy storage using batteries

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電解液の電槽内への注液が容易で、しかも電
解液の成層化を防止して寿命を延ばせる密閉形鉛蓄電池
を得る。 【構成】 ペースト式正極板とペースト式負極板とをリ
テーナを介して積層した極板群を電槽内に配置する。1
0〜50重量%が4〜6nmの粒子径を有するシリカ粒
子1と残部が40〜300nmの粒子径を有するシリカ
粒子2とを比重1.26〜1.35の希硫酸に添加して
電解液を作る。電解液を攪拌しながら電槽に注液する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は密閉形鉛蓄電池に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】密閉形鉛蓄電池の電解質の配設方法とし
ては、リテーナ式とゲル式とが知られている。リテーナ
式は、ガラス繊維からなる電解液保持体(リテーナ)に
希硫酸からなる電解液を保持させる方法である。またゲ
ル式は電解液保持体を用いずに、シリカを10〜20重
量%程度添加してゲル化した電解液をそのまま電解質と
して用いる方法である。リテーナ式では、電池に充放電
を繰り返すと、電解液が成層化して電池の寿命が短くな
るという問題がある。これに対してゲル式では、電解液
の成層化が起きないため、リテーナ式よりも寿命が延び
る。しかしながら、ゲル式では電解液の注液が容易でな
い上に、電解液の移動がスムーズに行われないために、
電池の放電容量が小さくなるという問題がある。特に高
率放電になるほど放電容量は小さくなる。そこで、正極
板と負極板との間に電解液保持体を配置し、シリカを1
〜5重量%程度添加してゲル化した電解液を電解液保持
体に含浸させたリテーナ式とゲル式の併用方式が検討さ
れた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな併用方式でもゲル式と同様にゲル化した電解液を用
いるため、電解液を電槽内に注液し難くいという問題が
あった。また電解液の注液性を高めるために、電解液の
粘度を低くする(ゲル化を少なくする)と電解液の成層
化防止を図ることができず、リテーナ式を用いた電池に
比べれば、寿命は延びるもののゲル式を用いた電池に比
べて寿命が短いという問題があった。
【0004】本発明の目的は、電解液の電槽内への注液
が容易で、しかも寿命の長い密閉形鉛蓄電池を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、シリカ(Si
2 )を含む電解液を含浸したリテーナを用いる密閉形
鉛蓄電池を対象にして、電解液に含浸させるシリカとし
て10〜50重量%が4〜6nmの粒子径を有し、残部
が40〜300nmの粒子径を有するものを用いる。残
部のシリカの粒子径が40nmを下回ると粒子径の小さ
いシリカとの粒子径の差が小さくなって、チキソトロピ
ック性を十分に高めることができない。粒子径の小さい
シリカのみを用いると、電解液の粘度が高くなり、電解
液の注液性が悪くなる。また粒子径が300nmを上回
るとシリカがゲル化し難くなる。またシリカとしては、
コロイダルシリカを用いてもよく、シリカ粉末を用いて
も構わない。コロイダルシリカとは、負に帯電した無定
形シリカ粒子が水中に分散してコロイド状をなしている
ものである。
【0006】
【作用】本発明のようなシリカを用いると、図3に示す
ように4〜6nmの小さい粒子径を有するシリカ粒子1
…が40〜300nmの大きい粒子径を有するシリカ粒
子2…の間に入り込む。そのため、小粒子径のシリカ1
が大粒子径のシリカ2の転がりを促進する役割を果た
し、ゲル化した電解液のチキソトロピック性(電解液を
攪拌したときには電解液の粘性が低くなり、電解液を静
止したときには電解液の粘性が高くなる性質)が高くな
る。発明者は、10〜50重量%が4〜6nmの粒子径
を有し、残部が40〜300nmの粒子径を有するシリ
カを電解液に含ませると、最適なチキソトロピック性を
得られることを見出した。このようなシリカを含む電解
液を用いると、電解液を攪拌しながら電槽内に注液すれ
ば、電解液の注液を容易に行うことができる。そして電
槽内への注液後には電解液の防止を図れる程度まで粘性
が高くなるため、密閉形鉛蓄電池の寿命を延ばすことが
できる。
【0007】
【実施例】本実施例を含む試験に用いた密閉形鉛蓄電池
は次のようにして作った。まず平均線径1μm のガラス
繊維を用いて多孔度90%、厚み1.8mmの電解液保持
体(リテーナ)を作った。電解液保持体の好ましい平均
線径は0.5〜2μm であり、好ましい多孔度は85〜
93%、好ましい厚みは1.0〜2.5mmである。次に
公知のペースト式正極板3枚とペースト式負極板4枚と
を電解液保持体を介して積層して極板群を作り、この極
板群を電槽内に配置した。次に混合割合(重量%)が異
なる粒子径4〜6nmのシリカと粒子径40〜300n
mのシリカとを比重1.30(20℃)の希硫酸に対し
てそれぞれ1、3、5重量%添加した複数の電解液を用
意した。なおシリカはシリカを含有するコロイド溶液を
電解液に入れることにより添加した。図1は、粒子径4
〜6nmのシリカのシリカ全体に対する混合割合と電解
液のチキソトロピー指数との関係を示している。なお、
図中の各曲線は電解液に対するシリカの添加量がそれぞ
れ異なっている。本図より、電解液に対するシリカの添
加量に関係なく、粒子径4〜6nmのシリカの混合割合
が10〜50重量%の場合に電解液のチキソトロピー指
数が最大となるのが判る。なおチキソトロピー指数は、
(10rpm時の粘度値)/(100rpm時の粘度
値)の式で求めた。
【0008】次にこれらの用意した電解液をミキサーに
より100rpmで攪拌しながら電槽にそれぞれ注液
し、電解液を電解液保持体に含浸して、38Ah−12
Vの各密閉形鉛蓄電池を作った。好ましい攪拌速度は1
00〜500rpmである。そして各電池に9.5Aの
定電流(終止電圧10.2V)で放電した後に、14.
7V(制限電流:7.6A)の定電流定電圧で8時間充
電する充放電サイクルを繰り返して、各電池が寿命(定
格容量の50%を割る容量)に至るまでのサイクル数を
測定した。そして粒子径4〜6nmのシリカのシリカ全
体に対する混合割合と電池の寿命に至るサイクル数との
関係を調べた。図2はその測定結果を示している。本図
より、電解液に対するシリカの添加量に関係なく、粒子
径4〜6nmのシリカの混合割合が10〜50重量%の
場合に寿命に至るサイクル数が最大になるのが判る。こ
れより、サイクル寿命においても図1に示す電解液のチ
キソトロピー指数と同じ傾向が示されるのが判る。
【0009】なお本実施例では、コロイダルシリカを電
解液に添加したが、粉体のシリカを電解液に添加しても
構わない。シリカ粉体を電解液に添加する場合は、乳鉢
に入れたシリカ粉体を乳棒ですりつぶすいわゆるニーデ
ィングによりシリカ粉体を所定の粒子径にして電解液に
添加する。
【0010】以下、明細書に記載した複数の発明の中で
いくつかの発明についてその構成を示す。
【0011】(1) ペースト式正極板とペースト負式
極板とがリテーナを介して積層されてなる極板群を電槽
内に配置し、シリカを含む希硫酸からなる電解液を前記
電槽内に注液して密閉形鉛蓄電池を製造する方法におい
て、前記シリカとして10〜50重量%が4〜6nmの
粒子径を有し、残部が40〜300nmの粒子径を有す
るものを用い、前記電解液を100〜500rpmで攪
拌しながら前記電解液を前記電槽内に注液することを特
徴とする密閉形鉛蓄電池の製造方法。
【0012】(2)前記リテーナとして、平均線径0.
5〜2μm のガラス繊維を用いた多孔度85〜93%、
厚み1.0〜2.5mmのものを用いることを特徴とする
密閉形鉛蓄電池の製造方法。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、電解液の最適なチキソ
トロピック性を得られる。そのため、電解液の電槽内へ
の注液が容易になり、しかも電解液は成層化の防止を図
れる程度まで粘性が高くなるため、密閉形鉛蓄電池の寿
命を延ばすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 粒子径4〜6nmのシリカのシリカ全体に対
する混合割合と電解液のチキソトロピー指数との関係を
示す図である。
【図2】 粒子径4〜6nmのシリカのシリカ全体に対
する混合割合と電池の寿命に至るサイクル数との関係を
示す図である。
【図3】 本発明の密閉形鉛蓄電池に用いるシリカを示
す図である。
【符号の説明】
1,2 シリカ粒子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリカを含む電解液が含浸したリテーナ
    を用いる密閉形鉛蓄電池において、 前記電解液に含まれるシリカの10〜50重量%は4〜
    6nmの粒子径を有するものであり、残部が40〜30
    0nmの粒子径を有するものであることを特徴とする密
    閉形鉛蓄電池。
JP6215529A 1994-09-09 1994-09-09 密閉形鉛蓄電池 Withdrawn JPH0883622A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20230038886A (ko) * 2021-09-13 2023-03-21 한국앤컴퍼니 주식회사 탄산수소나트륨을 이용한 전해액 층화 방지 구조물

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Effective date: 20011120