JPH0884545A - 水槽飼育生物を飼育する水槽の砂 - Google Patents

水槽飼育生物を飼育する水槽の砂

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JPH0884545A
JPH0884545A JP24704294A JP24704294A JPH0884545A JP H0884545 A JPH0884545 A JP H0884545A JP 24704294 A JP24704294 A JP 24704294A JP 24704294 A JP24704294 A JP 24704294A JP H0884545 A JPH0884545 A JP H0884545A
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JP
Japan
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sand
aquarium
water
alkalinity
neutral
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Pending
Application number
JP24704294A
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English (en)
Inventor
Hisashi Miyamoto
久士 宮本
Kazuki Tanabe
一機 田辺
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AQUA GAADEN HIGHTECH KK
Omi Kogyo Co Ltd
Omi Mining Co Ltd
Original Assignee
AQUA GAADEN HIGHTECH KK
Omi Kogyo Co Ltd
Omi Mining Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】水槽飼育生物を飼育する水槽の砂の分野で、今
後保護政策が取られ入手困難になる天然サンゴ砂に変え
て大理石砂を、従来市販品の中で特性不足と言われてい
る水質が弱酸性から中性の領域で使用する水槽砂に御影
石砂を提供する。 【構成】CaO50%以上、SiO2 5%以下、Ig.
Loss40%以上であり、総アルカリ度35mg/
l,フェノ−ルフタレイン アルカリ度2mg/lであ
り天然サンゴ砂と同等の酸度矯正力を持つ砂。水質が軟
水でpHが弱酸性から中性の領域で使用する砂でSiO
2 85%以上CaO1〜3%,MgO2%以下、Ig.
Loss0.01〜5%であり、総アルカリ度10〜2
0mg/l,フェノ−ルフタレイン アルカリ度0mg
/lである水槽砂。 【効果】入手困難な天然サンゴ砂に代わり、入手容易で
美観と強度に優れた大理石砂が使用できる。又軟水で弱
酸性から中性の領域で、従来市場にない高品質の御影石
砂の開発により水質悪化のトラブルが解消する。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は水槽飼育生物を飼育する
水槽の砂に関する。
【0002】
【従来の技術】従来水槽飼育生物を飼育する水槽の砂
は、主として天然サンゴ砂といわゆる海砂が使用されて
いる。天然サンゴ砂は高アルカリを呈し、しかも構造が
多孔質であるため反応性が高く水質劣化に対する緩衝機
能が優れている。いわゆる海砂は、安価で大量に入手で
きるソ−スとして巾広く利用されている。
【0003】
【解決しようとする課題】従来使用されてきた天然サン
ゴ砂は、その保護のため採取が制限される方向に進み、
ワシントン条約にも抵触するおそれがある。したがって
今後大量の入手利用は不可能になるものと思われる。又
特性的に非常に優れているが、最大の欠点は薬品等の吸
着で着色易いことと脆く崩れやすいため、汚れたものの
洗浄が困難なことである。美観的に見ると色彩感に乏し
く、バラエテイに富んでいない。
【0004】一方いわゆる海砂は、構成する岩石のバラ
ツキにより水質を維持する特性が不安定であり、魚介類
及び水生植物の生存する微妙な環境作りに欠ける。従来
市販品のうち水質が軟水でpHを弱酸性から中性にする
生物飼育用水槽砂は、アルカリ度が極端に低く生物の排
泄物等で急激にpHが低下する。又これらの砂は有用ミ
ネラルの溶出が少なく、高度処理水や使用水の電気伝導
度が低い場合、ある一定のミネラルや水草用栄養素を多
く投入する必要がある。更に従来市販されている海砂の
多くは、カルシウム及びマグネシウムを比較的多く含
み、Ig.Lossも高い。これは軟水で弱酸性を好む
生物にとって必要以上のアルカリ度を与え、硬度や電気
伝導度が必要以上に上昇し、飼育生物に良からぬ水質と
なり、藻類の発生等を招きやすい。もちろん種々雑多な
岩石が混在しているため美観もすこぶる悪く、商品価値
は低い。
【0005】本発明は、かかる従来の問題点に鑑み、採
取が極めて容易で高アルカリ度を有し美観に富む水槽砂
と、適度なアルカリ度を持ち軟水を好む魚介類や水生植
物育成用に適し、しかも美観に富み鑑賞用としても優れ
ている水槽砂を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のうち請求項1及
び請求項3は、石灰岩が変成作用を受けて変成岩化した
もの、つまり大理石と称されるものの中で特に結晶化度
の高いものを選別し、それを破砕篩い分けにより目的の
粒度に整粒して高アルカリ度水槽砂に使用するものであ
る。この砂はカルシウムを多く含み、炭酸塩硬度アップ
に寄与する炭酸塩鉱物そのものであるため、天然サンゴ
砂に比較してアルカリ度は遜色ない。この岩石は従来、
建築材料として大量に利用されており入手には何ら問題
がない。又建築材料となるものであるから、薬品等の吸
着で着色することもなく物理的に堅硬であるため、汚れ
たものの洗浄は容易である。更に又建築材料であるた
め、美観に優れ色彩的にも種類が多く好みの色を使用で
きる利点があり、鑑賞的価値も著しく向上する。
【0007】本発明は、花崗岩のなかで特に酸性岩に属
する岩石で、建築材料に使用される御影石を破砕整粒し
たものである。いわゆる海砂のように種々雑多な岩石の
混在がなく、同一岩石で構成されていて勿論量的入手に
いささかの不安もない。発明者等は従来市販品の中に、
適度なアルカリ度を持つ水槽砂として的確な特性を有す
るものが皆無であることゝ、このため水生生物飼育愛好
者の中で飼育上かなりのトラブルが発生していることを
踏まえ、この解決のために数多くの原料ソ−スを調査研
究した結果、この種の御影石系が最適であることを知見
した。水質が軟水でpHを弱酸性から中性に調整する場
合、この砂が最適であり従来市販されている水槽砂でこ
の特性を有するものは無い。つまり適度なアルカリ度を
持つ砂は、生物の排泄物等で酸性化していく水質に緩衝
的に作用し、水質を弱酸性から中性に維持するものであ
る。更には原料が建築材料用御影石であるため、美観に
優れ色彩も豊富で飼育生物の種類によって水槽のカラフ
ルなデザインを可能にする。
【0008】
【作用】本発明は表1に示すようにサンプルA,Bは海
砂に比較し、カルシウム及びIg.Lossの成分が高
く水中へのミネラルの溶出を多くでき、水中生物の排泄
で低下しがちなpHを高くし、アルカリ性に保つ事がで
きる。又、表2に示すように水質の総硬度、総アルカリ
度、導電率等を高めることができる。従って、アルカリ
性で硬水を好む汽水魚・海水魚等の飼育に適した水質を
作ることができる。
【0009】本発明はは表1及び表2に示す様にサンプ
ルC,Dは珪素の成分が高く、カルシウムやマグネシウ
ムの成分が低いため水中へのミネラルの溶出が適度にで
き、総硬度、総アルカリ度、導電率等は比較的低く、中
性から弱酸性の水質を保つ事ができる。従って、中性か
ら弱酸性で軟水を好む魚及び水生植物等の飼育に適した
水質を作ることができる。
【0010】
【表1】
【0011】
【表2】
【0012】
【発明の実施例】
実施例1 本発明のサンプルAと一般に販売されている海砂、通称
名「フィリピン大磯砂」との水質経時変化を表3に示
す。 初期源水:水道水、pH6.7 炭酸塩硬度 18p
pm 飼育魚 :学名 Poecilia reticulata ver , 24時間
後に飼育開始 336時間で測定後、pH 6.9 炭酸塩硬度 23ppmの水道
水でチオ硫酸ナトリウムで塩素を中和後1/2 換水した。
サンプルAは「大磯」及びブランクに対してアルカリ度
が働きpH値を敏速に復元していることが確認される。3
60時間での生体死亡率はサンプルA−5%、「大磯」
−15%、ブランク−20%であった。「大磯」、ブラ
ンクの死亡原因としては、pHの換水時の変動の激しさ
と弱アルカリ性から中性を好む魚が弱酸性下におかれた
ものと推測される。理論的にはサンプルAはIg.Loss に
相当する40wt% 以上が消失するまでアルカリ度を与え
続けることになる。又、Ig.Loss の対比イオンは天然と
同じく主にカルシウムでなければならない。なぜなら、
炭酸水素ナトリュウム等ではpHや炭酸物質に余りにも急
激に変化を与えすぎることから、生体が水質ショックを
引き起こすことがある。
【0013】
【表3】
【0014】実施例2 本発明のサンプルCと市販品、通称名「フィリピン大磯
砂」及び通称名「ピュアサンド」との水質経時変化を表
4に示す。 初期源水:水道水+イオン交換水 pH 6.5 炭酸塩硬度
7ppm 電導度 100μS 飼育魚 :学名 Apistogramma ramirezi ver,( 発色確
認) 24時間に飼育開始 学名 Aplocheilihthys normanni ( 死亡確認) 24時間
に飼育開始 換水は全て1/2 とし、水道水に含まれる塩素は中和し
た。168 時間測定後、pH 6.4,T炭酸塩硬度 6ppm,電導度
94 μS で換水。192 〜720 時間の間、1週間おきに2
回、平均pH6.5 、炭酸硬度 7ppm,電気伝導度 96 μS の
水で換水した。744 時間でpH 6.5, 炭酸硬度 7ppm 、電
気伝導度 98 μS で換水。サンプルCはブランクに比べ
pHの安定、適度な硬度と電導度はアルカリ度とミネラ
ルを一定に水中へ供給できている。飼育魚の発色はサン
プルC、「大磯」で良く、他は良くない。これは弱酸性
軟水を好む魚に適しているという条件は満たしていて
も、その他の水質条件が良くなければ発色しない。「ピ
ュアサンド」の場合、酸度が働き有用ミネラルでない電
導度上昇物質を溶解したため、魚の発色が認められなか
った。又ブランクの場合は有用濾過バクテリアの付着面
積減少による物質循環阻害が生体に何らかの影響を与え
たものと思われる。死亡率はサンプルCで0%、「大
磯」で15%、「ピュアサンド」で15%、ブランクで
30%で、その主な原因は換水時の水質変動だと思われ
る。適度なアルカリ度と有用のミネラルの水中への供給
が重要と思われる。「大磯」のように炭酸塩硬度がある
程度高く推移すると、pHが中性を上回り安定性に欠け、
電導度の上昇から本来の弱酸性軟水を好む魚の適正範囲
からはずれる事になる。
【0015】
【表4】
【0016】
【発明の効果】水中へ多量のミネラルを溶出し、水中生
物の排泄等で低下しがちなPHを高くし、アルカリ性に
保つことができる。入手困難な天然サンゴに代わり中性
から弱アルカリ性の水質を好む魚に適した砂を提供出来
る。従来市販品の中で特性不足と言われる弱酸性から中
性の領域の水質を安定的に保持できる。従って、換水に
よる急激な水質変化を和らげることができ、魚の死亡率
を大幅に低下できる。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルシウムをCaO換算で50%以上含
    み、珪素の含有率がSiO2 換算で5%以下であり、主
    として炭酸塩鉱物の脱炭酸により生ずるIg・Loss
    が40%以上あることを特徴とする水槽飼育生物用水槽
    の砂。
  2. 【請求項2】 珪素をSiO2 換算で85%以上含み、
    カルシウムの含有率がCaO換算で1〜3%であり、マ
    グネシウムの含有率がMgO換算で2%以下であり、I
    g・Lossが0.01〜5%であることを特徴とする
    水槽飼育生物用水槽の砂。
  3. 【請求項3】 総アルカリ度が35mg/l以上であ
    り、フェノ−ルフタレイン アルカリ度が2mg/l以
    上あることを特徴とする特許請求項1記載の水槽飼育育
    生物用水槽の砂。
  4. 【請求項4】 総アルカリ度が10〜20mg/lであ
    り、フェノ−ルフタレイン アルカリ度が0mg/lで
    あることを特徴とする特許請求項2記載の水槽飼育生物
    用水槽の砂。
  5. 【請求項5】 粒度分布で1〜5mmが80%以上を占
    めることを特徴とする特許請求項1特許請求項2特許請
    求項3及び特許請求項4記載の水槽飼育生物用水槽の
    砂。 【0001】
JP24704294A 1994-09-14 1994-09-14 水槽飼育生物を飼育する水槽の砂 Pending JPH0884545A (ja)

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