JPH0884694A - 縦型電気掃除機 - Google Patents

縦型電気掃除機

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JPH0884694A
JPH0884694A JP6224706A JP22470694A JPH0884694A JP H0884694 A JPH0884694 A JP H0884694A JP 6224706 A JP6224706 A JP 6224706A JP 22470694 A JP22470694 A JP 22470694A JP H0884694 A JPH0884694 A JP H0884694A
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Shusuke Kitamura
秀典 北村
Kiminori Kato
公軌 加藤
Hiroshi Nakamoto
博司 仲本
Masayuki Ueno
征之 上野
Tamaki Nishigori
環 錦織
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ハンドルの収納を容易にするとともに、収納
スペースの小さい縦型電気掃除機を提供することを目的
とする。 【構成】 電動送風機9及び集塵室10を内蔵し、集塵
室10に連通する接続口15を下方に設けた本体11
と、接続口15に上下俯仰自在に接続される床ノズル1
6と、上部に把手A22を有し、下部を本体11上部に
取着したハンドル21を備え、ハンドル21の回動方向
を本体11の前面から見て左右方向とし、収納時にはハ
ンドル21を回転させて本体11の高さ方向に沿うよう
に位置させる構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、縦型電気掃除機のハン
ドル回転構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の縦型電気掃除機では、使用状態で
はハンドルを本体上方に伸ばした状態にし、掃除面上で
掃除機全体を前後左右に移動させて本体下端部に接続し
た吸込具で塵埃を吸入する一方、掃除機を使用しないと
きには、ハンドルを本体内に収納したり、あるいは取り
外したり、あるいは、本体の後方に回転させるなどして
全体の高さを低くし、部屋の隅に立てかけたり押入れに
収納保管する際の収納スペースを小さくしたものがあっ
た。
【0003】特にハンドルを掃除機本体の後方に回転し
て全高を小さくして収納スペースを少なくするものに、
実開昭57−23261号公報に記載されたものや、図
10および図11に示されるものがあった。
【0004】すなわち、ハンドル1の下端部は左右2分
割で構成された本体2の上部に形成された円形保持部3
に挟持されて本体2後方に回転自在で、ハンドル1を上
方に起こした状態ではハンドル1先端の把手4を持って
掃除作業を行い、掃除後は、尾錠5を解錠してハンドル
1を図11のように本体2の後方に回転させ全高を低く
し保管していた。
【0005】円形保持部3の直径は、本体2の前後方向
の幅とほぼ同一で、ハンドル1を起こした状態では本体
2の前面より上方に伸び、ハンドル1を本体2の後方に
回転収納した状態では本体2の後面から斜め下方にハン
ドル1が下がり、把手4先端が本体2の裏面に当接して
いた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によると、ハ
ンドル1の回転収納時には、床面に立てておいたときの
前後方向の保管スペースは、床用吸込具6の前端面より
ハンドル1と把手4の折曲部までの距離L分となり大き
なものであった。
【0007】また、把手4の折曲の分だけ本体2の裏面
よりハンドル1が後方に突出するため、外観的に美観を
悪くしている。
【0008】これらについては実開昭57−23261
号公報記載の考案についても同様である。
【0009】さらに、本体2の使用時には把手4のほぼ
中心部、すなわち持ち手部4Aは本体2の長手方向中心
軸より前方に位置し、持ち手部の床面からの高さを一定
にするとき、本体2と床面間の角度は小さくなる。この
角度が小さくなると床用吸込具6を支点として床用吸込
具6を除いた製品重量が把手4を持つ手のひらに作用す
る重量モーメントは、床用吸込具6から重心位置までの
水平距離が前記角度が小さくなって大きくなる分だけ増
大するため、把手をもつ手のひらに作用する重量が大き
くなり、使用中に疲労を感じることとなる。
【0010】把手4のハンドル1に対する折曲角度を大
きくすると持ち手部を本体長手方向中心軸線上の近傍に
位置させることはできるが、この場合は図11に示した
保管スペースLが一層大きくなってしまう。
【0011】またハンドル1収納時の把手となる円形保
持部3に本体側2とハンドル1側との間で生じる段差
や、円形という手になじみにくい形状の為使用感が悪
い。
【0012】円形保持部3の直径を大きくすることで幾
分手になじみやすい形状とすることができるが、この場
合は前後方向の寸法が大きくなり、収納スペースも大き
くなってしまう。
【0013】さらに円形保持部3は、把手4近傍に設け
られた電源スイッチ7に導かれた内部配線8をも内包し
ているためにハンディタイプとして使用する時の為に別
の電源スイッチを設けるだけのスペースがなく、電源ス
イッチ7が把手4近傍に設けられたもののみであるた
め、ハンドル1収納状態でハンディタイプとして用いる
場合、円形保持部3から電源スイッチ7が離れているた
めその入切が非常に困難なものとなる。
【0014】本発明はこれらの課題を解消して使用性の
高い縦型電気掃除機を提供するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めの本発明の第1の手段は、電動送風機、この電動送風
機に連通する集塵室を内蔵し、前記集塵室に連通する接
続口を下方に設けた本体と、上下俯仰自在にこの接続口
に接続される床ノズルと、上部に把手を有し、下部を本
体上部に取着したハンドルを備え、前記ハンドルの回動
方向を本体前面から見て左右方向としたものである。
【0016】また第2の手段は、ハンドルの端部に段付
き状の軸部を設け、さらに前記軸部を支持する軸受部を
設けたハンドルカバーを本体上部に設けたものである。
【0017】また第3の手段は、ハンドルの把手に電動
送風機を制御する電源スイッチを設け、さらに、前記電
源スイッチから本体内部に延設されたリード線を軸部中
央より引き出したものである。
【0018】また第4の手段は、ハンドル及びハンドル
カバーのそれぞれを左右2分割部品で構成し、ハンドル
の軸部での左右の分割面と、ハンドルカバーの左右の分
割面とをずらしたものである。
【0019】また第5の手段は、ハンドルカバー前面の
ハンドルの下部外周面に凹部を設け、前記凹部に係合す
る係合部をハンドルカバーに設けたものである。
【0020】また第6の手段は、ハンドルを起した状態
に係止する尾錠をハンドルカバーに設け、前記尾錠に係
止部を設け、前記係止部に係止する被係止部をハンドル
の軸部に設けるとともに、係止部、被係止部の係合部に
テーパを設けたものである。
【0021】また第7の手段は、ハンドルの回転面が本
体長手方向の中心軸線に対して本体後方側に傾斜してな
るものである。
【0022】また第8の手段は、床ノズルは本体に対し
て左右方向回動自在とし、かつハンドルを本体上方に起
した状態で、ハンドルの把手中心部が本体の前後方向重
量を2分割する面上近傍に位置してなるものである。
【0023】また第9の手段は、ハンドルを本体下方に
回動させて収納した状態において、ハンドルと本体前面
とがほぼ近接してなるものである。
【0024】また第10の手段は、接続口と集塵室とを
連通するホースを設け、前記ホースを接続口に対して着
脱自在とし、かつホースをハンドルの収納位置に相対し
た本体後面に配設してなるものである。
【0025】また第11の手段は、ハンドルの軸部に凸
部を設け、一定方向にのみ回転収納させることを特徴と
するものである。
【0026】また第12の手段は、ハンドルの軸部を円
錐台状としたものである。また第13の手段は、ハンド
ルカバーの後部に把手を形成し、前記把手内部に電源ス
イッチを設けたものである。
【0027】また第14の手段は、ハンドルの軸部を締
めつけるボスと前記軸部内壁面との間に両者をつなぐリ
ブを設け、リブの中心線上にあるハンドルカバー側の回
転軸摺動面に溝を設けたものである。
【0028】また第15の手段は、ハンドルの軸部の回
転に応じて動作しかつ、ハンドルに設けた電源スイッチ
と本体側に設けた電源スイッチとを切り替える、切替ス
イッチを設けたものである。
【0029】
【作用】本発明の第1の手段によれば、本体前面にて使
用時の把手を有するハンドルを回転収納させることによ
り、ハンドルを収納してハンディとして使用する場合ハ
ンドルが床面に当たることがないものである。
【0030】第2の手段によれば、ハンドルに設けた段
付き軸部とこれを支えるハンドルカバーとにより回転摺
動させることにより、軸部の強度が向上するとともに、
軸部のがたつきも防止できるものである。
【0031】第3の手段によれば、ハンドルの把手に電
源スイッチを設け本体へのリード線を軸部中央より引き
出しすことにより、ハンドルの回転によるリード線のよ
じれをなくしリード線の耐久性が向上させることができ
るものである。
【0032】第4の手段によれば、ハンドル及びハンド
ルを回転自在に収納するハンドルカバーをそれぞれ左右
2部品で構成し、ハンドル軸部の左右の分割と、ハンド
ルカバーの左右の分割とをずらすことにより、合わせ部
同士による引っかかりがなく使用感を良くできるもので
ある。
【0033】第5の手段によれば、ハンドルカバー前面
のハンドルと相対する面に凹部を設けることにより、ハ
ンドルの回転摺動面にごみが入っても凹部にごみが逃げ
るため回転が重くなることがないものである。
【0034】第6の手段によれば、ハンドルを伸長状態
に固定する尾錠をハンドルカバーに設け、ハンドルの軸
部に設けた凹部と尾錠爪部にテーパを設けることによ
り、凹部と尾錠爪部のガタがなくなり使用時のハンドル
のぐらつきをなくし使用感を良くできるものである。
【0035】第7の手段によれば、ハンドルの回転面は
本体長手方向の中心軸線に対して本体後方側に傾斜して
いるためハンドルとこれを保持する本体の回転摺動面を
本体の前端面より突出させずにハンドルの回転収納を行
えるものであり、また把手を支え持つ手のひらに受ける
重量負荷を軽減できるものである。
【0036】第8の手段によれば、第7の手段で形成す
る傾斜角度を、ハンドルを本体上方方向に回転させた状
態において、ハンドルの把手中心部が本体の前後方向重
量を2分割する面上の近傍に位置するよう構成すること
により、本体を左右にねじる時の操作力を軽減できるも
のである。
【0037】第9の手段によれば、第7の手段で形成す
る傾斜角度ならびにハンドルの把手とハンドルの折曲角
度を適切に構成することにより、本体の前面でハンドル
を床ノズル側に回転させて収納させたとき、ハンドルと
本体前面とをほぼ密着させ、床ノズル上方の空間にハン
ドルを回転収納して保管スペースを最小化できるものあ
り、同時にハンドルと本体間の隙間を小さくして外観を
良好にできるものである。
【0038】第10の手段によれば、ハンドル回転収納
時においても接続口から外したホースを利用した掃除が
できるものである。
【0039】第11の手段によれば、ハンドルの回転軸
に設けた凸部により一定方向にのみ回転収納させるよう
にすることによりハンドルの把手近傍に設けた電源スイ
ッチから引き出されたリード線が、ねじれないようにす
ることができるものである。
【0040】第12の手段によれば、ハンドルの回転軸
部の形状を円錘台状とすることにより、回転軸方向およ
び半径方向の受圧面積を減らすことなく回転軸周辺部を
小型化できるものである。
【0041】第13の手段によれば、ハンドルカバー前
部に回転軸支え部を、後部に把手を形成し、把手内部に
電源スイッチを設けることにより、使用感を損なう事な
く収納性も高めることができ、ハンディタイプとしての
使用性も高めることができるものである。
【0042】第14の手段によれば、ハンドル回転軸締
めつけボスと軸部平面との間に両者をつなぐリブを設
け、リブの中心線上にある回転軸摺動面に溝を設けるこ
とにより、荷重がかかったときのハンドル回転軸部の変
形を最小限に留めることができるとともに、ハンドル成
形時に生じる樹脂のヒケに伴う、締めつけボス穴形状の
変形を防ぐことができるものである。
【0043】第15の手段によれば、ハンドル回転軸凸
部の回転軌跡上に、ハンドルに設けた電源スイッチと本
体に設けた電源スイッチを切り替えるための、切替スイ
ッチを設けることにより、ハンドルを収納、或いは伸長
することにより、自動的に2つの電源スイッチを切り替
えることができる。
【0044】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面、図1〜
図6にもとづいて説明する。
【0045】11は左右2分割の縦型電気掃除機12の
本体で、電動送風機9やコード巻取装置(図示せず)を
挟持するとともに、下方が径小の形状となている。13
は本体11内に形成した集塵室10を開閉する蓋体、1
4は本体11の下部に形成した接続口15との一端集塵
室10を気密に連接する可撓性のホースで、接続口15
に対して着脱自在に接続され、隙間ノズルなどのアタッ
チメントを接続して部屋の隅などの掃除ができる。16
は接続口15の他端に着脱自在に接続した床ノズルで、
本体11に対して左右方向回動自在、上下俯仰自在に形
成されている。17は電動送風機の排気を排出する排気
口、18は電源コードである。
【0046】19は左右2部品からなるハンドルカバー
でビス20により互いに締結されている。同じく、左右
2分割部品からなるハンドル21の先端には使用時の握
り部となる把手A22が形成され、下端部には段付き軸
部23が形成されている。段付き軸部23はハンドルカ
バー19の軸受部24により回動自在に挟持され、25
はハンドル21の段付き軸部23より一体に形成された
回転ストッパーでハンドル21が上方の位置より、時計
方向へ回転するのを規制している。ハンドルパイプ26
はハンドル21の折れ曲がり部26Aを補強するための
金属パイプであり、ハンドル21のボスA27とハンド
ルパイプ26の位置決め穴28により固定されている。
【0047】ハンドル21とハンドルカバー19の回転
摺動面29は本体11の長手方向中心軸に対して約8度
の傾斜角度を持つよう軸受部24ならびに段付き軸部2
3が構成されている。このため、ハンドル21を図2に
示すように上方に回転した状態では、本体11の前後方
向重量を2分割する面A上の近傍に把手A22の中心部
が位置する。一方ハンドル21を反時計方向に回転して
本体11前面に収納した状態では、図3に示すようにハ
ンドル21と本体11がほぼ均一の隙間を保って密着し
た状態となり、本体11の下端部の流線形状に細くなる
形状に沿って把手A22が見栄え良く納まる。
【0048】30はハンドル21を上方位置に係止する
尾錠で先端に爪31、上部につまみ32を一体に有して
いる。尾錠30はハンドルカバー19に前後方向摺動自
在に保持されつつばね33で前方に付勢され、爪31が
ハンドル21の段付き軸部23に設けられた凹部A34
に嵌挿し、ハンドルカバー19に対するハンドル21の
回転を固定している。35はハンドルカバー19の後部
に形成された把手Bで、ハンドル21を回転収納した状
態での運搬時の持ち手となり、またハンドル21を回転
収納した状態で使用するときの持ち手となる。
【0049】36は電源スイッチAで一対のリード線3
7でハンドル21の段付き軸部23の中心に設けた穴A
38及びハンドルカバー19の軸受部24の中心に設け
た穴B39より本体11内部の電気回路に接続されてい
る。40はリード線37がハンドルパイプ26に触れな
いようハンドル21内に固定するためのリード線溝であ
る。
【0050】41はハンドル21の段付き軸部23の分
割面A、42はハンドルカバー19の軸受部24の分割
面Bで、これら2つの分割面は角度Bのずれを持って形
成されている。43はハンドルカバー19前面のハンド
ル21と相対する摺動面に設けられた凹部Bである44
は尾錠爪部31と凹部A34それぞれに設けたテーパで
ある。45は円柱状軸部、46は円錐台状軸端部で、4
7は把手B35に設けた電源スイッチBである。円錘台
状軸端部46の締めつけボスB48と回転軸面との間に
はリブ49が立ててあり、リブ49と相対する回転摺動
面には溝50が形成されている。回転ストッパー25の
回転軌跡上には切替スイッチ51が設けられており、電
源スイッチA36と電源スイッチB47とを切り替え
る。
【0051】次に上記構成における動作・作用について
説明する。本縦型電気掃除機12を使用する際、電源コ
ード18を本体11から引き出して電源コンセントに接
続し、把手A22を手で握って本体11を後方に傾斜さ
せ、電源スイッチA36をONにして電動送風機を運転
させると同時に床ノズル16を前後あるいは左右に移動
させて使用する。床ノズル16は本体11に対して上下
俯仰自在、左右方向回動自在に接続されているため、本
体11を左右にねじることにより床ノズル16の左右へ
の方向転換を容易にでき、また椅子やベッドの下など床
面に接続口15が先当たりして高さに余裕がない場所を
掃除する時、本体11をねじって使用する。
【0052】使用後は、このままで部屋の隅などに立て
て保管できるが、尾錠30を後方に引いて爪31をハン
ドル21の段付き軸部23から外すことにより、ハンド
ル21を回転して図3のように回転収納し、安定性を高
めて立てて保管したり押し入れに収納することができ
る。さらに、ハンドル21の端部を段付き軸部23とす
ることで、軸部の強度が向上するとともに軸部のがたつ
きも防止できる。
【0053】ところで、ハンドル21とハンドルカバー
19の回転摺動面29は、本体11の長手方向の中心軸
線に対して約8度本体後方側に傾斜しているため、ハン
ドル21を本体11前面で床ノズル16方向に回転させ
ていくと、ハンドル19の後面が本体11前面からこの
角度分だけ離れることとなる故、回転摺動面29を本体
11の前端面より突出させることなくハンドル21の回
転収納を行える。このため、本体11前面からのハンド
ル21全体の突出量を少なくできる。
【0054】さらに、回転摺動面29が約8度本体後方
側に傾斜しているため、把手A22の位置が本体11の
中心軸線上に近づく。運転時、把手A22の床面からの
高さを一定とすると、本体11の中心軸と床面との間の
角度は、回転摺動面29が傾斜していない場合に比較し
て大きくなる。その結果、床ノズル16を支点として回
動した時に床ノズル16を除いた本体重量により把手A
22を持つ手のひらに作用する重量モーメントは、床ノ
ズル16から重心位置までの水平距離が前記角度が大き
くなって小さくなる分だけ減少し、把手A22を持つ手
のひらに作用する重量負荷が軽くなる。
【0055】次に、回転摺動面29の傾斜とハンドル2
1に対する把手A22の折曲によって把手A22の中心
部が本体11の前後方向重量を2分割するA面上の近傍
に位置する結果、本体11を左右にねじる際のねじりト
ルクが減少化でき、腕にかかる負荷を軽減できるもので
ある。
【0056】また、回転摺動面29ならびにハンドル2
1、把手A22の折曲角度の組み合わせにより、ハンド
ル21の回転収納時には、図3に示すようにハンドル2
1と本体11間の隙間がほぼ均一でかつ小さくできる。
この結果、ハンドル21の回転収納時の外観を良好にで
きるとともに床ノズル16上方のスペースを有効活用し
て前後方向の保管スペースを小さくできるものである。
【0057】また、ハンドル21の回転収納時におい
て、ホース14がハンドル21の回転収納位置に相対し
た本体11の後面に配設しているため、ハンドル21を
回転収納した状態で、把手B35を持ってハンディタイ
プ掃除機として使用するとき、ハンドル21の位置に関
係せずホース14を接続口15から抜き外し、その先に
アタッチメントを接続して使用することができ、ホース
14の利用を阻害することはない。なお、ホース14を
本体11の側面に配設しても、ハンドル21の回転収納
位置に関係せずホース14を利用することはできるが、
この場合は、通常の使用状態で、ホース14が本体11
側面から外方に突出して邪魔になり易く、使い勝手が悪
いものとなる。
【0058】また、把手A22の近傍に電源スイッチA
36を設け、本体11へのリード線37を軸部中央の穴
A38から引き出すことにより、ハンドル21の回転に
伴うリード線37のよじれがなくリード線37の耐久性
が向上するものである。
【0059】また、ハンドル21及びハンドルを回転自
在に収納するハンドルカバー19をそれぞれ左右2部品
で構成し、ハンドル軸部の左右の分割面A41と、ハン
ドルカバーの左右の分割面B42とをずらすことによ
り、使用時に両分割面での引っかかりがなく、使用感が
向上するものである。
【0060】また、ハンドルカバー19前面のハンドル
21と相対する面に凹部B43を設けているため、ハン
ドルカバー19前面とハンドル21との間に異物が進入
しても凹部B43に異物が逃げるため、ハンドル21の
回転をスムーズに保つことが出来るものである。
【0061】また、ハンドル21を起こした状態に固定
する尾錠30をハンドルカバー19に設け、ハンドル2
1の段付き軸部23に設けた凹部A34と尾錠爪部31
にテーパ44を設けているため、凹部A34と尾錠爪部
31のガタがなくなり使用時のハンドル21のぐらつき
がなく使用感が向上するものである。
【0062】つぎに図7〜図9に第2の実施例を示す。
回転ストッパー25はハンドル21が左方向へ回転する
のを規制するので、ハンドル21内の把手A22近傍に
設けた電源スイッチA36から引き出されたリード線3
7がねじれないようにすることができる。
【0063】さらにハンドル21の段付き軸部23端部
の形状を円錘台状とすることで、段付き軸部23と軸受
部24間での回転軸方向および半径方向の受圧面積を減
らすことなく回転軸周辺部を小型化できる。
【0064】また、ハンドルカバー19前部に軸受部2
4を、後部に把手B35を形成し、把手B35内部に電
源スイッチB47を設けることにより、使用感を損なう
事なく収納性も高めることができ、ハンディタイプとし
ての使用性も高めることができる。
【0065】また、ハンドル21の段付き軸部23内に
設けたボスB48と段付き軸部23の端部壁23Aとの
間に両者をつなぐリブ49を設け、リブ49の中心線上
にある回転軸摺動面に溝50を設けることにより、荷重
がかかったときのハンドルの円錐台状軸端部46の変形
を最小限に押さえることができる。さらに溝50を設け
ない場合には成形でヒケが発生し、ボスB48の穴径が
所定寸法より大きくなって締めつけ不良が発生しがちと
なるが、この現象も押さえることができる。加えて回転
摺動時の擦れによって摩滅粉等が発生しても同溝を通し
て外周部に逃げ、良好な回転摺動を維持できる。
【0066】また、ハンドル21の回転ストッパー25
の回転軌跡上に、ハンドル21に設けた電源スイッチA
36と本体に設けた電源スイッチB47とを切り替える
ための、切替スイッチ51を設けることにより、ハンド
ル21を収納、或いは伸長することにより、自動的に2
つの電源スイッチを切り替えることができ、使用性が一
段と向上する。
【0067】また、本実施例では、ハンドル21の回転
方向は本体11の正面から見て上方位置から回転収納位
置へ反時計方向としたが、時計方向でもよく、いずれか
一方向であればよい。また円錐台状軸端部46に関して
は、球の一部を切り取ったような形やそろばんの玉のよ
うな形状など、投影面積が等しい円柱よりも体積の減少
する形状であれば当初の目的を達成できるものである。
さらに回転ストッパー25の断面形状については図4で
示した半円形のように、角を落とした形状であれば、切
替スイッチ51と接触する際の滑らかさの点でより好ま
しい。
【0068】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明は、電動送風機を内蔵し、この電動送風機に連通する
集塵室を内部に設けるとともにこの集塵室に連通する接
続口を下方に設けた本体と、本体に対して一定範囲上下
俯仰自在にこの接続口に接続される床ノズルと、本体上
部を中心にして本体の左右方向に回転自在に保持された
ハンドルとを設けたため収納性が高くすることができ
る。
【0069】また、ハンドル端部に設けた段付き軸部と
これを支えるハンドルカバーとにより回転摺動させるこ
とによる、軸部の強度向上とともにがたつきを防止する
こともできる。
【0070】また、把手A近傍に電源スイッチAを設け
本体へのリード線を軸部中央より引き出すことで、ハン
ドルの回転に伴うリード線のよじれが減少しリード線の
耐久性をが向上させることができるものである。
【0071】また、ハンドル及びハンドルを回転自在に
収納するハンドルカバーをそれぞれ左右2部品で構成
し、ハンドル軸部の左右の分割面Aと、ハンドルカバー
の左右の分割面Bとをずらすことにより、使用時に両分
割面での引っかかりをなくすことが出来、その結果使用
感を向上することが出来る。
【0072】また、ハンドルカバー前面のハンドルと相
対する面に凹部Bを設けることで、ハンドルカバー前面
とハンドルとの回動部に異物が進入しても凹部Bに異物
が逃げるためスムーズな回転を維持できるものである。
【0073】また、ハンドルを伸長状態に固定する尾錠
をハンドルカバーに設け、ハンドルの軸部に設けた凹部
Bと尾錠爪部にテーパを設けているため、凹部Bと尾錠
爪部のガタがなくなり使用時のハンドルのぐらつきがな
く使用感が向上させることが出来る。
【0074】また、ハンドルの回転面を本体長手方向の
中心軸線に対して本体後方側に傾斜させたため以下の効
果を得られる。
【0075】回転面を本体の前端面より突出させること
なくハンドルの回転収納を行え、ハンドル全体の本体前
面からの突出量を少なくできる。
【0076】また、把手Aの位置が本体の中心軸線上に
近づく結果、本体の中心軸と床面との間の角度が大きく
なり、床ノズルを支点として把手Aを持つ手のひらに作
用する重量モーメントが減少し、重量負荷が軽くなって
使い易くなる。
【0077】またハンドルを本体上方方向に回転させた
状態において、把手A中心部は、本体の前後方向重量を
2分割する面上の近傍に位置させるため、本体を左右に
ねじる際のねじりトルクが減少化でき、腕にかかる負荷
を軽減して使用性を向上できる。
【0078】また、ハンドル回転収納時、ハンドルと本
体全面とをほぼ密着させるため、この状態の外観を良好
にできるとともに床ノズル上方のスペースを有効活用し
て前後方向の保管スペースを小さくできる。
【0079】また、集塵室と接続口を可撓性のホースで
接続し、このホースはハンドル回転収納位置に相対した
本体後面に配設するため、ハンドルの回転収納状態にお
いてもホースを活用でき、使用性が向上する。
【0080】また、ハンドルの回転軸に回転ストッパー
を設けることで、ハンドルが左方向へ回転するのを規制
するために、ハンドルを1方向にのみ回転させた場合に
生じるであろうリード線のねじれや、断線といった最悪
のケースを未然に防ぐことができる。
【0081】また、ハンドルの軸部を円錐台状にするこ
とでハンドルカバーなどの回転摺動部周辺が小型となり
軽量化につながるだけでなくデザインの自由度も増す。
【0082】また、ハンドルカバー前部にハンドル回転
軸支え部を、後部に把手を形成し、その内部に電源スイ
ッチBを設けることにより持ち運びしやすいばかりでな
く、ハンドル収納状態でハンディスタイルとして用いる
際に、より自然な位置で電源スイッチを操作することが
できる。
【0083】また、ハンドル回転軸締めつけボスと回転
軸面との間に両者をつなぐリブを設け、リブの中心線上
にある回転軸摺動面に溝を設けることにより、荷重がか
かったときのハンドルの円錐台状軸部の変形を最小限に
押さえることができる。さらに溝を設けない場合には成
形でヒケが発生し、締めつけボス穴径が所定寸法より大
きくなって締めつけ不良が発生しがちとなるが、この現
象も押さえることができる。加えて回転摺動時の擦れに
よって摩滅粉等が発生しても同溝を通して外周部に逃
げ、良好な回転摺動を維持できる。
【0084】またハンドルを回転させると回転ストッパ
ーが回転軌跡上の切替スイッチで自動的に2つの電源ス
イッチを切り替えるため、ハンドル伸長状態で使用する
時はハンドル把手の電源スイッチ、ハンドル収納状態で
使用する時はハンドルカバーの把手に設けられた電源ス
イッチと、それぞれの場合でスイッチの操作性を損なう
ことがなく、なおかつ切り替えの役割を回転ストッパー
が兼ねており、また切替スイッチをハンドルの円錘台状
軸部より一段落ち込んだ円柱軸の外周に設けるために、
余分なスペースを設ける事なく装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す縦型電気掃除機の
外観斜視図
【図2】同縦型電気掃除機の側面図
【図3】同縦型電気掃除機のハンドルを下方に回転収納
したときの側面図
【図4】同縦型電気掃除機の要部断面図
【図5】図4のA−A断面図
【図6】図4のB−B断面図
【図7】本発明の第2の実施例を示す縦型電気掃除機の
要部断面図
【図8】図7のC−C断面図
【図9】同縦型電気掃除機の回路図
【図10】従来例を示す縦型電気掃除機の外観斜視図
【図11】同縦型電気掃除機のハンドル収納状態を示す
側面図
【符号の説明】
11 本体 14 ホース 15 接続口 16 床ノズル 19 ハンドルカバー 21 ハンドル 22 把手A 23 段付き軸部 24 軸受部 25 回転ストッパー 29 回転摺動面 35 把手B 37 リード線 46 円錘台状軸端部 51 切替スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 上野 征之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 錦織 環 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動送風機、この電動送風機に連通する
    集塵室を内蔵し、前記集塵室に連通する接続口を下方に
    設けた本体と、上下俯仰自在にこの接続口に接続される
    床ノズルと、上部に把手を有し、下部を前記本体上部に
    取着したハンドルを備え、前記ハンドルの回動方向を本
    体前面から見て左右方向とした縦型電気掃除機。
  2. 【請求項2】 ハンドルの端部に段付き状の軸部を設
    け、さらに前記軸部を支持する軸受部を設けたハンドル
    カバーを本体上部に設けた請求項1の縦型電気掃除機。
  3. 【請求項3】 ハンドルの把手に電動送風機を制御する
    電源スイッチを設け、さらに、前記電源スイッチから本
    体内部に延設されたリード線を軸部中央より引き出した
    請求項1または2記載の縦型電気掃除機。
  4. 【請求項4】 ハンドル及びハンドルカバーのそれぞれ
    を左右2分割部品で構成し、ハンドルの軸部での左右の
    分割面と、ハンドルカバーの左右の分割面とをずらした
    請求項2または3記載の縦型電気掃除機。
  5. 【請求項5】 ハンドルカバー前面のハンドルの下部外
    周面に凹部を設け、前記凹部に係合する係合部をハンド
    ルカバーに設けた請求項1〜4のいずれか1項に記載の
    縦型電気掃除機。
  6. 【請求項6】 ハンドルを起した状態に係止する尾錠を
    ハンドルカバーに設け、前記尾錠に係止部を設け、前記
    係止部に係止する被係止部をハンドルの軸部に設けると
    ともに、係止部、被係止部の係合部にテーパを設けた請
    求項1〜5のいずれか1項に記載の縦型電気掃除機。
  7. 【請求項7】 ハンドルの回転面が本体長手方向の中心
    軸線に対して本体後方側に傾斜してなる請求項1〜6の
    いずれか1項に記載の縦型電気掃除機。
  8. 【請求項8】 床ノズルは本体に対して左右方向回動自
    在とし、かつハンドルを本体上方に起した状態で、ハン
    ドルの把手中心部が本体の前後方向重量を2分割する面
    上近傍に位置してなる請求項1〜6のいずれか1項に記
    載の縦型電気掃除機。
  9. 【請求項9】 ハンドルを本体下方に回動させて収納し
    た状態において、ハンドルと本体前面とがほぼ近接して
    なる、請求項1〜8のいずれか1項に記載の縦型電気掃
    除機。
  10. 【請求項10】 接続口と集塵室とを連通するホースを
    設け、前記ホースを接続口に対して着脱自在とし、かつ
    ホースをハンドルの収納位置に相対した本体後面に配設
    してなる請求項1〜9のいずれか1項に記載の縦型電気
    掃除機。
  11. 【請求項11】 ハンドルの軸部に凸部を設け、一定方
    向にのみ回転収納させることを特徴とする請求項2記載
    の縦型電気掃除機。
  12. 【請求項12】 ハンドルの軸部を円錐台状とした請求
    項1〜11のいずれか1項に記載の縦型電気掃除機。
  13. 【請求項13】 ハンドルカバーの後部に把手を形成
    し、前記把手内部に電源スイッチを設けた請求項1〜1
    2のいずれか1項に記載の縦型電気掃除機。
  14. 【請求項14】 ハンドルの軸部を締めつけるボスと前
    記軸部内壁面との間に両者をつなぐリブを設け、リブの
    中心線上にあるハンドルカバー側の回転軸摺動面に溝を
    設けた、請求項1〜13のいずれか1項に記載の縦型電
    気掃除機。
  15. 【請求項15】 ハンドルの軸部の回転に応じて動作し
    かつ、ハンドルに設けた電源スイッチと本体側に設けた
    電源スイッチとを切り替える、切替スイッチを設けた請
    求項1または13記載の縦型電気掃除機。
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