JPH08857Y2 - 魚釣り用リール - Google Patents
魚釣り用リールInfo
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- JPH08857Y2 JPH08857Y2 JP1989129835U JP12983589U JPH08857Y2 JP H08857 Y2 JPH08857 Y2 JP H08857Y2 JP 1989129835 U JP1989129835 U JP 1989129835U JP 12983589 U JP12983589 U JP 12983589U JP H08857 Y2 JPH08857 Y2 JP H08857Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、右サイド部材と左サイド部材と、前記右サ
イド部材の中央部と前記左サイド部材の中央部との間に
配置されるとともにその回転によって釣り糸を巻き取る
スプールと、前記スプールの回転を自由状態に設定する
クラッチと、前記右サイド部材の後部と前記左サイド部
材の後部との間に配置された前記クラッチのための操作
具と、前記操作具の操作変位を前記クラッチに伝達する
連係部材とを備えた魚釣り用リールに関する。
イド部材の中央部と前記左サイド部材の中央部との間に
配置されるとともにその回転によって釣り糸を巻き取る
スプールと、前記スプールの回転を自由状態に設定する
クラッチと、前記右サイド部材の後部と前記左サイド部
材の後部との間に配置された前記クラッチのための操作
具と、前記操作具の操作変位を前記クラッチに伝達する
連係部材とを備えた魚釣り用リールに関する。
従来、前述のようにスプールを自由回転状態に設定す
るクラッチとその操作具を設けた魚釣り用リールとして
は、特開昭59−192031号公報や実開昭62−164773号公報
で示されるものがある。これは、スプール後方に備えた
クラッチの操作具をリール側板の側面視形状に沿う状態
で下方に向けて操作することでスプールを自由回転状態
に設定できるように構成されていた。つまり、クラッチ
の操作具の操作変位軌跡がスプールへの方向に凹状の湾
曲線となるように、より具体的に言えば、クラッチの操
作具の揺動軸芯が操作具よりリールの内側に位置する構
成となっている。
るクラッチとその操作具を設けた魚釣り用リールとして
は、特開昭59−192031号公報や実開昭62−164773号公報
で示されるものがある。これは、スプール後方に備えた
クラッチの操作具をリール側板の側面視形状に沿う状態
で下方に向けて操作することでスプールを自由回転状態
に設定できるように構成されていた。つまり、クラッチ
の操作具の操作変位軌跡がスプールへの方向に凹状の湾
曲線となるように、より具体的に言えば、クラッチの操
作具の揺動軸芯が操作具よりリールの内側に位置する構
成となっている。
しかしながら前記従来技術では、この操作具がリール
の後方で竿を握っている手の親指によって操作されるも
のであることから、操作具の操作のためのその親指の運
動軌跡はそのリールのスプールへの方向に凸状の湾曲線
となり、その結果親指による操作具の下降操作に若干の
違和感が有り、今一つしっくりとこない操作性を呈して
いた。
の後方で竿を握っている手の親指によって操作されるも
のであることから、操作具の操作のためのその親指の運
動軌跡はそのリールのスプールへの方向に凸状の湾曲線
となり、その結果親指による操作具の下降操作に若干の
違和感が有り、今一つしっくりとこない操作性を呈して
いた。
本考案は、釣り竿を支持する手の動きを人間工学的見
地から吟味することによって、クラッチの操作具を操作
し易くすることを目的とする。
地から吟味することによって、クラッチの操作具を操作
し易くすることを目的とする。
前述した目的を達成するため、本考案では、冒頭に記
載した魚釣り用リールにおいて、操作具はその操作変位
軌跡がスプールへの方向に凸状の湾曲線となるように揺
動操作可能で、かつ操作具の操作変位をクラッチに伝達
する連係部材の操作具との連結部はその動作軌跡が操作
具への方向に凸状の湾曲線となるように揺動可能で、前
記操作具と連係部材の連結部との間に互いの揺動方向に
対して横断する方向の相対移動を許す融通機構が設けら
れていることを特徴とする。
載した魚釣り用リールにおいて、操作具はその操作変位
軌跡がスプールへの方向に凸状の湾曲線となるように揺
動操作可能で、かつ操作具の操作変位をクラッチに伝達
する連係部材の操作具との連結部はその動作軌跡が操作
具への方向に凸状の湾曲線となるように揺動可能で、前
記操作具と連係部材の連結部との間に互いの揺動方向に
対して横断する方向の相対移動を許す融通機構が設けら
れていることを特徴とする。
ここで、本考案のようなスプールの後方位置に操作具
が配置されたリールにおいてクラッチを解除する際の動
作を考察するに、釣り糸を投出する際には、右手の親指
で操作具を下方に向けて押し下げてスプールを自由回転
状態にした後、釣り竿を振ってスプールから糸を繰出す
と共に、右手の親指をスプールの外周部、あるいは、ス
プールに巻回した釣り糸に軽く接触させる、所謂、サミ
ングを行うことで、スプールが慣性によって回転し続け
ることを阻止して、釣り糸が過大に送り出されることを
防止することになる。
が配置されたリールにおいてクラッチを解除する際の動
作を考察するに、釣り糸を投出する際には、右手の親指
で操作具を下方に向けて押し下げてスプールを自由回転
状態にした後、釣り竿を振ってスプールから糸を繰出す
と共に、右手の親指をスプールの外周部、あるいは、ス
プールに巻回した釣り糸に軽く接触させる、所謂、サミ
ングを行うことで、スプールが慣性によって回転し続け
ることを阻止して、釣り糸が過大に送り出されることを
防止することになる。
ところが、前述したように状来のこの種のタイプのリ
ールでは、操作具は側面視においてそのスプール軸側に
中心を持つ円弧状的に動くのに対し、親指は、後方側に
位置する指の関節を中心とした、言い換れば操作具に対
する反スプール側に位置する支点周りの揺動的な動きを
呈することになり、親指は指の関節を中心とした動作と
相反する方向に湾曲する軌跡を描く状態となる操作具を
押し駆動する故に、その操作性に違和感が生じることが
判ったため、本考案では、操作具も親指側に揺動中心が
くるような軌跡を描くように工夫されている。
ールでは、操作具は側面視においてそのスプール軸側に
中心を持つ円弧状的に動くのに対し、親指は、後方側に
位置する指の関節を中心とした、言い換れば操作具に対
する反スプール側に位置する支点周りの揺動的な動きを
呈することになり、親指は指の関節を中心とした動作と
相反する方向に湾曲する軌跡を描く状態となる操作具を
押し駆動する故に、その操作性に違和感が生じることが
判ったため、本考案では、操作具も親指側に揺動中心が
くるような軌跡を描くように工夫されている。
操作具の操作変位軌跡と親指の揺動軌跡が同じ方向の
揺動を行うことに次のような利点が得られることになっ
た; イ) 側面視における操作具の移動軌跡を前記構成によ
って親指の動きに近づけることにより、親指による操作
具の操作方向が親指の動きに沿った自然なものとなり違
和感が極力無くせるようになる。
揺動を行うことに次のような利点が得られることになっ
た; イ) 側面視における操作具の移動軌跡を前記構成によ
って親指の動きに近づけることにより、親指による操作
具の操作方向が親指の動きに沿った自然なものとなり違
和感が極力無くせるようになる。
ロ) また、クラッチの操作具をスプールの後方に配置
すると共に、その操作具の下方への移動によってスプー
ルが自由回転するように構成すると、釣り糸投出後にお
けるサミング姿勢に手の握り変え無く移行できる利点が
ある のではあるが、従来では親指と操作具の移動軌跡
が異なるが故に、前記移行時に親指を下方への移動とは
別に前後方向へ若干ずらすことによって意図したサミン
グ姿勢を現出することがあったが、本考案によれば、親
指と操作具との移動軌跡のずれを極力無くすようにでき
るので、親指を前後方向へずらすことなく、下方に移動
するだけでクラッチ解除およびそれに続く意図したサミ
ング姿勢を得ることが可能となる。
すると共に、その操作具の下方への移動によってスプー
ルが自由回転するように構成すると、釣り糸投出後にお
けるサミング姿勢に手の握り変え無く移行できる利点が
ある のではあるが、従来では親指と操作具の移動軌跡
が異なるが故に、前記移行時に親指を下方への移動とは
別に前後方向へ若干ずらすことによって意図したサミン
グ姿勢を現出することがあったが、本考案によれば、親
指と操作具との移動軌跡のずれを極力無くすようにでき
るので、親指を前後方向へずらすことなく、下方に移動
するだけでクラッチ解除およびそれに続く意図したサミ
ング姿勢を得ることが可能となる。
従って、イ)の作用によりクラッチ操作具を違和感無
く操作できることになって操作性が向上すると共に、
ロ)の作用によって、クラッチ解除操作後のサミング姿
勢と予め意図したサミング姿勢とが一致し易くなって、
円滑に親指を移行できるので、サミング開始操作の操作
性を向上し得る効果も発揮できるようになった。
く操作できることになって操作性が向上すると共に、
ロ)の作用によって、クラッチ解除操作後のサミング姿
勢と予め意図したサミング姿勢とが一致し易くなって、
円滑に親指を移行できるので、サミング開始操作の操作
性を向上し得る効果も発揮できるようになった。
その他の特徴 本考案の1つの実施形態において、前記融通機構を、
連係部材の連結部に設けられた切欠溝と、操作具に設け
られるとともに切欠溝に係合する操作ピンとから構成す
ると、この切欠溝と操作ピンによって揺動操作時に生じ
る操作具と連係部材の連結部との間の揺動方向に対して
横断する方向の相対移動が吸収されるだけではなく、前
記操作具を前記横断する方向に引き出したり、挿入した
りするだけで切欠溝と操作ピンの離脱や連係が実現する
ため、分解及び組立を容易にする。
連係部材の連結部に設けられた切欠溝と、操作具に設け
られるとともに切欠溝に係合する操作ピンとから構成す
ると、この切欠溝と操作ピンによって揺動操作時に生じ
る操作具と連係部材の連結部との間の揺動方向に対して
横断する方向の相対移動が吸収されるだけではなく、前
記操作具を前記横断する方向に引き出したり、挿入した
りするだけで切欠溝と操作ピンの離脱や連係が実現する
ため、分解及び組立を容易にする。
本考案のその他の特徴及び利点は以下の実施例の説明
で明らかにされるだろう。
で明らかにされるだろう。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明する。
第1図乃至第5図に示すように、釣り竿(1)に取付
けて使用する状態において、レベルワインド機構
(A)、スプール(2)、指受け部材としてのサムレス
ト(3)夫々を、左右のサイド部材(4),(5)に挾
み込まれる状態で前部、中央部、後部夫々の位置に配置
すると共に、サムレスト(3)の更に後部位置に対し
て、下方への押し操作によってスプール(2)を自由回
転状態に設定する操作具としての押圧ノブ(6)を備
え、右側のサイド部材(5)へ外側部に巻き上げ用のハ
ンドル(7)、及び、星状のドラグ調節具(8)夫々を
備えて両軸受リールが構成されている。
けて使用する状態において、レベルワインド機構
(A)、スプール(2)、指受け部材としてのサムレス
ト(3)夫々を、左右のサイド部材(4),(5)に挾
み込まれる状態で前部、中央部、後部夫々の位置に配置
すると共に、サムレスト(3)の更に後部位置に対し
て、下方への押し操作によってスプール(2)を自由回
転状態に設定する操作具としての押圧ノブ(6)を備
え、右側のサイド部材(5)へ外側部に巻き上げ用のハ
ンドル(7)、及び、星状のドラグ調節具(8)夫々を
備えて両軸受リールが構成されている。
ここで、リールにおいて、第3図からよく理解できる
ように、前部又は前方とは、釣り糸が出ていく方向、つ
まり竿の先端側のことであり、後部又は後方とはその反
対側つまり竿の元側のことである。
ように、前部又は前方とは、釣り糸が出ていく方向、つ
まり竿の先端側のことであり、後部又は後方とはその反
対側つまり竿の元側のことである。
第4図に示すように前記左右のサイド部材(4),
(5)は夫々とも、板状のサイドプレート(4a),(5
a)と、このサイドプレート(4a),(5a)の外側を覆
う外壁材(4b),(5b)とで成り、右側のサイドプレー
ト(5a)と外壁材(5b)との間の空間には、前記ハンド
ル(7)と連結する回転軸(9)を貫通させてある。
(5)は夫々とも、板状のサイドプレート(4a),(5
a)と、このサイドプレート(4a),(5a)の外側を覆
う外壁材(4b),(5b)とで成り、右側のサイドプレー
ト(5a)と外壁材(5b)との間の空間には、前記ハンド
ル(7)と連結する回転軸(9)を貫通させてある。
又、この回転軸(9)の外端側に形成されたネジ部
(9a)に対しては前記ドラグ調節具(8)を螺合させて
あり、更に、この回転軸(9)の内端側はドラグ機構
(B)、ラチェットホイール(10)、及び、前記レベル
ワインド機構(A)に動力を伝える連動ギヤ(11)夫々
を備えている。
(9a)に対しては前記ドラグ調節具(8)を螺合させて
あり、更に、この回転軸(9)の内端側はドラグ機構
(B)、ラチェットホイール(10)、及び、前記レベル
ワインド機構(A)に動力を伝える連動ギヤ(11)夫々
を備えている。
前記レベルワインド機構(A)は、螺軸(12)の回転
作動によりガイド杆(13)に沿って糸ガイド部材(14)
を往復作動させるよう構成して成り、このレベルワイン
ド機構(A)の螺軸(12)の端部に設けたギヤ(15)に
対し、中間ギヤ(16)を介して前記連動ギヤ(11)から
の動力を伝えるよう伝動系が構成されている。
作動によりガイド杆(13)に沿って糸ガイド部材(14)
を往復作動させるよう構成して成り、このレベルワイン
ド機構(A)の螺軸(12)の端部に設けたギヤ(15)に
対し、中間ギヤ(16)を介して前記連動ギヤ(11)から
の動力を伝えるよう伝動系が構成されている。
前記ラチェットホイール(10)は、その外周に対し
て、半径方向に突出する歯体(10a)を多数備えて成
り、このラチェットホイール(10)の近傍に歯体(10
a)‥と係合する方向に付勢された爪体(17)を設ける
ことで、このラチェットホイール(10)は回転軸(9)
の逆転を阻止するよう機能する。
て、半径方向に突出する歯体(10a)を多数備えて成
り、このラチェットホイール(10)の近傍に歯体(10
a)‥と係合する方向に付勢された爪体(17)を設ける
ことで、このラチェットホイール(10)は回転軸(9)
の逆転を阻止するよう機能する。
前記回転軸(9)には外周に出力ギヤ(18a)を備え
た遊転ディスク(18)が支承され、前記ドラグ機構
(B)は、この遊転ディスク(18)を挾み込む位置に配
置され、かつ、回転軸(9)にトルク伝動可能に外嵌す
るフリクションプレート(19),(19)で成り前記ドラ
グ調節具(8)の回動操作による圧接力の調節で摩擦力
を調節できるよう構成されている。
た遊転ディスク(18)が支承され、前記ドラグ機構
(B)は、この遊転ディスク(18)を挾み込む位置に配
置され、かつ、回転軸(9)にトルク伝動可能に外嵌す
るフリクションプレート(19),(19)で成り前記ドラ
グ調節具(8)の回動操作による圧接力の調節で摩擦力
を調節できるよう構成されている。
又、前記スプール(2)には、該スプール(2)と一
体回転する支軸(20)を有し、この支軸(20)の中間位
置には係合部(20a)を形成してあり、更に、この支軸
(20)には係合部(20a)と係脱可能なスライド部材(2
1)を遊転支持してあり、このスライド部材(21)に形
成した入力ギヤ(21a)と、前記遊転ディスク(18)の
出力ギヤ(18a)とを咬合させてあることから、スライ
ド部材(21)を係合部(20a)と係合させた状態で、前
記ハンドル(7)を回動操作した場合にはスプール
(2)を回転させてスプール(2)に対して糸を巻き込
むようになっている。
体回転する支軸(20)を有し、この支軸(20)の中間位
置には係合部(20a)を形成してあり、更に、この支軸
(20)には係合部(20a)と係脱可能なスライド部材(2
1)を遊転支持してあり、このスライド部材(21)に形
成した入力ギヤ(21a)と、前記遊転ディスク(18)の
出力ギヤ(18a)とを咬合させてあることから、スライ
ド部材(21)を係合部(20a)と係合させた状態で、前
記ハンドル(7)を回動操作した場合にはスプール
(2)を回転させてスプール(2)に対して糸を巻き込
むようになっている。
因みに、レベルワインド機構(A)は、この巻き込み
が行われる際にスプール(2)に対する糸の巻き込み量
を左右方向で均等化し、又、ラチェットホイール(10)
はハンドル(7)の逆方向への操作を阻止することにな
る。
が行われる際にスプール(2)に対する糸の巻き込み量
を左右方向で均等化し、又、ラチェットホイール(10)
はハンドル(7)の逆方向への操作を阻止することにな
る。
又、前記スライド部材(21)と係合部(20a)とを併
せてクラッチ(C)と称し、糸の投出を行う際には、こ
のスライド部材(21)を第2図に示す位置、つまり、ク
ラッチ(C)を切る位置にセットした後、釣り竿(1)
を振ることで、スプール(2)が糸の張力によって自由
回転する結果、糸が曳き出されるのである。
せてクラッチ(C)と称し、糸の投出を行う際には、こ
のスライド部材(21)を第2図に示す位置、つまり、ク
ラッチ(C)を切る位置にセットした後、釣り竿(1)
を振ることで、スプール(2)が糸の張力によって自由
回転する結果、糸が曳き出されるのである。
又、このリールでは、スプール(2)の自由回転状態
への設定、つまり、クラッチ(C)の切り操作を前記押
圧ノブ(6)の押し下げ操作変位によって行うよう構成
してある。
への設定、つまり、クラッチ(C)の切り操作を前記押
圧ノブ(6)の押し下げ操作変位によって行うよう構成
してある。
この押圧ノブ(6)の操作変位軌跡に関して詳述する
と、第1図および第2図に示すように、指受け部材とし
てのサムレスト(3)の後方位置に、側面視において釣
り竿(1)の先端に向かって凸状となる円弧形状の移動
軌跡(L)を呈する状態に上下方向に向けてスライド移
動する押圧ノブ(6)を設けてある。この押圧ノブ
(6)は、左右のサイドプレート(4a),(5a)およ
び、左右の外壁材(4b),(5b)とで形成された接当部
(4c),(4d),(5c),(5d)夫々によるガイド溝
(24),(24)(第6図参照)に、その左右の円弧状突
出部(6a),(6a)を嵌め入れることによってスライド
自在に装着してある。
と、第1図および第2図に示すように、指受け部材とし
てのサムレスト(3)の後方位置に、側面視において釣
り竿(1)の先端に向かって凸状となる円弧形状の移動
軌跡(L)を呈する状態に上下方向に向けてスライド移
動する押圧ノブ(6)を設けてある。この押圧ノブ
(6)は、左右のサイドプレート(4a),(5a)およ
び、左右の外壁材(4b),(5b)とで形成された接当部
(4c),(4d),(5c),(5d)夫々によるガイド溝
(24),(24)(第6図参照)に、その左右の円弧状突
出部(6a),(6a)を嵌め入れることによってスライド
自在に装着してある。
前記押圧ノブ(6)の右突出部(6a)には左右方向に
向く操作ピン(30)を挿入して突設してあり、前記スプ
ール(2)の支軸(20)の軸芯と同軸芯周りで回動可能
に支持されたリング状カム(23)のアーム(23a)の先
端切欠溝(22)と、前記押圧ノブ(6)の操作ピン(3
0)とを嵌め入れて係合すると共に、前記スライド部材
(21)には、支軸(20)と平行姿勢で、かつ、支軸(2
0)に対して略上下の位置に配置された軸(25),(2
5)に沿って移動可能なシフタ(26)を係合させ、リン
グ状カム(23)のアーム部(23b)に揺動片(27)を枢
支し、このアーム部(23b)の姿勢に基いて揺動片(2
7)を、前記ラチェットホイール(10)の歯体(10a)‥
に係合させる姿勢と、離間させる姿勢とに切換えるトッ
グルバネ(28)を備えてある。
向く操作ピン(30)を挿入して突設してあり、前記スプ
ール(2)の支軸(20)の軸芯と同軸芯周りで回動可能
に支持されたリング状カム(23)のアーム(23a)の先
端切欠溝(22)と、前記押圧ノブ(6)の操作ピン(3
0)とを嵌め入れて係合すると共に、前記スライド部材
(21)には、支軸(20)と平行姿勢で、かつ、支軸(2
0)に対して略上下の位置に配置された軸(25),(2
5)に沿って移動可能なシフタ(26)を係合させ、リン
グ状カム(23)のアーム部(23b)に揺動片(27)を枢
支し、このアーム部(23b)の姿勢に基いて揺動片(2
7)を、前記ラチェットホイール(10)の歯体(10a)‥
に係合させる姿勢と、離間させる姿勢とに切換えるトッ
グルバネ(28)を備えてある。
従って、押圧ノブ(6)を下方に向けて操作した際に
は、この押圧ノブ(6)がデットポイント(DP)を越え
る位置まで操作されると、この押圧ノブ(6)は前記ト
ッグルバネ(28)の付勢力により、自然に下方の操作端
に達すると共に、スプール(2)が自由回転状態に設定
されるようになっている。
は、この押圧ノブ(6)がデットポイント(DP)を越え
る位置まで操作されると、この押圧ノブ(6)は前記ト
ッグルバネ(28)の付勢力により、自然に下方の操作端
に達すると共に、スプール(2)が自由回転状態に設定
されるようになっている。
そして、このリールでは、通常、押圧ノブ(6)を右
手の親指で操作するようになるが、第3図に示すよう
に、押圧ノブ(6)の上下移動をガイドするガイド溝
(24)の仮想中心(X)が丁度親指の付け根位置付近と
なるように設定してあり、親指の揺動的な動きに合致す
るが如く押圧ノブ(6)が追従して移動するので、円滑
にクラッチ(C)の操作を行えるのである。
手の親指で操作するようになるが、第3図に示すよう
に、押圧ノブ(6)の上下移動をガイドするガイド溝
(24)の仮想中心(X)が丁度親指の付け根位置付近と
なるように設定してあり、親指の揺動的な動きに合致す
るが如く押圧ノブ(6)が追従して移動するので、円滑
にクラッチ(C)の操作を行えるのである。
また、前記クラッチ(C)を伝動状態に設定する位置
(ON)に押圧ノブ(6)をセットした状態では、前記サ
ムレスト(3)の上面(3s)より、押圧ノブ(6)の上
面(6s)が高いレベルに位置し、又、前記クラッチを遮
断状態に設定する位置(OFF)に押圧ノブ(6)をセッ
トした状態では、前記サムレスト(3)の上面(3s)と
押圧ノブ(6)の上面(6s)が同一レベルに位置するこ
ととなって、このようにクラッチ(C)を切り状態に設
定した場合には、換言するとスプール(2)を自由回転
状態に設定した場合には、第3図に示す如く、押圧ノブ
(6)を操作した右手の親指の位置を、ほとんど変化さ
せずにサムレスト(3)の上面(3s)、および押圧ノブ
(6)の上面(6s)に乗せ付けて、指先をスプール
(2)、あるいは、スプール(2)に巻回した糸に接触
させる、所謂、サミングを容易に、かつ、安定して行え
るようになっている。
(ON)に押圧ノブ(6)をセットした状態では、前記サ
ムレスト(3)の上面(3s)より、押圧ノブ(6)の上
面(6s)が高いレベルに位置し、又、前記クラッチを遮
断状態に設定する位置(OFF)に押圧ノブ(6)をセッ
トした状態では、前記サムレスト(3)の上面(3s)と
押圧ノブ(6)の上面(6s)が同一レベルに位置するこ
ととなって、このようにクラッチ(C)を切り状態に設
定した場合には、換言するとスプール(2)を自由回転
状態に設定した場合には、第3図に示す如く、押圧ノブ
(6)を操作した右手の親指の位置を、ほとんど変化さ
せずにサムレスト(3)の上面(3s)、および押圧ノブ
(6)の上面(6s)に乗せ付けて、指先をスプール
(2)、あるいは、スプール(2)に巻回した糸に接触
させる、所謂、サミングを容易に、かつ、安定して行え
るようになっている。
尚、このリールでは、押圧ノブ(6)をOFF位置に設
定し状態で前記ハンドル(7)を回動することにより、
前記揺動片(27)が歯体(10a)の回動力によって押し
戻され、クラッチを伝動状態に設定する位置まで、押圧
ノブ(6)を復帰させるようになっている。
定し状態で前記ハンドル(7)を回動することにより、
前記揺動片(27)が歯体(10a)の回動力によって押し
戻され、クラッチを伝動状態に設定する位置まで、押圧
ノブ(6)を復帰させるようになっている。
又、図中(29)は遠心ブレーキであり、釣り糸の放出
に伴うスプールのバックラッシュ回転を防止するための
ものである。
に伴うスプールのバックラッシュ回転を防止するための
ものである。
(1)本考案は第7図に示すように、後方に延設したサ
イド部材(4),(5)後端に回動軸(31)を設け、こ
の回動軸(31)の軸心(P)を中心として回動する操作
具(6)を、前記回動軸(31)の前側に位置させた状態
で設けても良い。
イド部材(4),(5)後端に回動軸(31)を設け、こ
の回動軸(31)の軸心(P)を中心として回動する操作
具(6)を、前記回動軸(31)の前側に位置させた状態
で設けても良い。
(2)本考案をサムレストのないタイプのリールに適用
しても良い。
しても良い。
(3)前記移動軌跡(L)は楕円弧や二次曲線等、各種
の湾曲形状が考えられる。
の湾曲形状が考えられる。
尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
利にする為に符号を記すが、該記入により本考案は添付
図面の構造に限定されるものではない。
図面は本考案に係る魚釣り用リールの実施例を示し、第
1図はクラッチ入りの状態を示す伝動機構の側面図、第
2図はクラッチ切りの状態を示す伝動機構の側面図、第
3図は釣り竿の使用状態におけるクラッチ操作を示す側
面図、第4図はクラッチ入り時の伝動機構の断面平面
図、第5図はクラッチ切り時の伝動機構の断面平面図、
第6図はガイド溝を示す要部の斜視図、第7図は別実施
例による操作具の移動構造を示す側面図である。 (2)……スプール、(6)……操作具、(C)……ク
ラッチ、(L)……移動軌跡。
1図はクラッチ入りの状態を示す伝動機構の側面図、第
2図はクラッチ切りの状態を示す伝動機構の側面図、第
3図は釣り竿の使用状態におけるクラッチ操作を示す側
面図、第4図はクラッチ入り時の伝動機構の断面平面
図、第5図はクラッチ切り時の伝動機構の断面平面図、
第6図はガイド溝を示す要部の斜視図、第7図は別実施
例による操作具の移動構造を示す側面図である。 (2)……スプール、(6)……操作具、(C)……ク
ラッチ、(L)……移動軌跡。
Claims (2)
- 【請求項1】右サイド部材(4)と左サイド部材(5)
と、前記右サイド部材(4)の中央部と前記左サイド部
材(5)の中央部との間に配置されるとともにその回転
によって釣り糸を巻き取るスプール(2)と、前記スプ
ール(2)の回転を自由状態に設定するクラッチ(C)
と、前記右サイド部材(4)の後部と前記左サイド部材
(5)の後部との間に配置された前記クラッチ(C)の
ための操作具(6)と、前記操作具(6)の操作変位を
前記クラッチ(C)に伝達する連係部材(23)とを備え
た魚釣り用リールであって、 前記操作具(6)はその操作変位軌跡(L)が前記スプ
ール(2)への方向に凸状の湾曲線となるように揺動操
作可能で、かつ前記連係部材(23)の前記操作具(6)
との連結部はその動作軌跡が前記操作具(6)への方向
に凸状の湾曲線となるように揺動可能で、前記前記操作
具(6)と前記連係部材(23)の連結部との間に互いの
揺動方向に対して横断する方向の相対移動を許す融通機
構(22,30)が設けられていることを特徴とする魚釣り
用リール。 - 【請求項2】前記融通機構が、前記連係部材(23)の連
結部に設けられた切欠溝(22)と前記操作具に設けられ
るとともに前記切欠溝(22)に係合する操作ピン(30)
とから構成されていることを特徴とする請求項1に記載
の魚釣り用リール。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989129835U JPH08857Y2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | 魚釣り用リール |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989129835U JPH08857Y2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | 魚釣り用リール |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0367567U JPH0367567U (ja) | 1991-07-02 |
| JPH08857Y2 true JPH08857Y2 (ja) | 1996-01-17 |
Family
ID=31677435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989129835U Expired - Fee Related JPH08857Y2 (ja) | 1989-11-07 | 1989-11-07 | 魚釣り用リール |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08857Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0325576Y2 (ja) * | 1986-04-11 | 1991-06-03 |
-
1989
- 1989-11-07 JP JP1989129835U patent/JPH08857Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0367567U (ja) | 1991-07-02 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |