JPH088640A - ラジアルラインパッチアンテナ - Google Patents

ラジアルラインパッチアンテナ

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JPH088640A
JPH088640A JP6136997A JP13699794A JPH088640A JP H088640 A JPH088640 A JP H088640A JP 6136997 A JP6136997 A JP 6136997A JP 13699794 A JP13699794 A JP 13699794A JP H088640 A JPH088640 A JP H088640A
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JP
Japan
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radial line
antenna
patch
patch antenna
conductor plate
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JP6136997A
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English (en)
Inventor
Osamu Shibata
治 柴田
Shuichi Sekine
秀一 関根
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小形・薄形で構造の簡単化と円偏波化を図る
ことができるラジアルラインパッチアンテナの提供。 【構成】 パッチ121の下部位置で、そのパッチ12
1をラジアルラインから給電し得るようにラジアルライ
ンの上部導体部112に開口123を設け、この開口1
23をパッチ121とラジアルラインとの結合手段とし
たことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジアルラインパッチ
アンテナに関し、特にラジアルラインとアンテナパッチ
との結合手段に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体において衛星放送を受信するよう
な場合には、衛星の方向に常に指向性を向けるために衛
星を追尾する必要がある。たとえば、アンテナ自体を水
平面内で機械的に回転させる方法がある。日本国内で移
動体で受信を行う場合には、衛星方向の仰角が約40度
程度となる。このため仰角方向については、この方向に
アンテナの指向性を向け、水平面内では無指向性、すな
わち図8に示す円錐形の指向性を持つアンテナを構成す
ることによって、水平面の機械的回転制御を不要にし、
常に衛星からの電波を受信することができる。
【0003】一方、衛星放送受信用アンテナとして、図
9に示すラジアルラインを用いた小型薄型で高効率な円
偏波アンテナがある。ラジアルラインの上面にスロット
を設け、このスロットより直接空間に電磁波を放射する
アンテナである。円偏波の放射については、図9の22
3aおよび223bで示す90度の位相差を持つように
構成された2つの直線偏波を放射するスロットペアによ
り、空間的に円偏波を合成する手法がとられている。こ
のため、所望の仰角θ0がアンテナの正面から離れた広
角方向にビームを持つアンテナを設計する場合には、2
つのスロットペアの素子間隔は、スロットの励振位相差
とθ0 方向からみた行路差とによる位相差が90度とな
るように設定する必要がある。これを波長をλとして式
で示すと以下のように表される。
【0004】2πdρ(1−cosθ0 )/λ=π/2 上式よりスロットペアの間隔dρは、 dρ=λ/4(1−cosθ0 ) となり、θ0 が40度の場合には dρ=1.07λ となる。この素子間隔では、アレーアンテナを構成する
際に外側のスロットペア同士が重なりあったり、グレー
ディングローブが発生するなどの問題点がある。更に、
このスロットペアに用いた素子自体で円錐形の指向性を
放射することは不可能である。
【0005】一方広角方向にビームを向けられるラジア
ルラインを用いたアンテナとして図10に示すラジアル
ラインとパッチの結合に導体ピンを用いた方式がある。
このアンテナでは、パッチと導体ピンを立体的に構成す
る必要があり、構造的に複雑で、高周波化においては、
高い製作精度が必要であるため製造が困難となりコスト
高になり、製作誤差により入力インピーダンスや軸比等
の電気的特性が劣化するという問題点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、ス
ロットを放射素子としたアンテナでは広角方向に円偏波
を放射しにくいという問題があり、また導体ピンを用い
たアンテナでは構造が複雑となり高周波化においては、
高い製作精度が要求されるため製造が困難となりコスト
高になり、製作誤差により入力インピーダンスや軸比等
の電気的特性が劣化する。
【0007】本発明の目的は、小形・薄形で構造の簡単
化と円偏波化を図ったラジアルラインパッチアンテナを
実現することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のラジアルラインパッチアンテナは、上部導
体板及び下部導体板を平行に配置してラジアルラインを
形成し、前記ラジアルラインの上に該ラジアルラインに
沿って複数個のアンテナパッチを設置した構造におい
て、前記複数個のアンテナパッチのそれぞれの下部位置
で、当該各アンテナパッチを前記ラジアルラインから給
電し得るように、前記上部導体板に適宜選定した形状の
開口を設けたことを特徴とする。
【0009】そして、前記複数個のアンテナパッチは、
円偏波を放射する素子であることを特徴とする。
【0010】また、本発明のラジアルラインパッチアン
テナには、コニカルビームを放射する手段を設けたこと
を特徴とする。
【0011】また、前記複数個のアンテナパッチは、高
次モードで励振すること特徴とする。
【0012】
【作用】本発明のラジアルラインパッチアンテナでは、
ラジアルラインと複数個のアンテナパッチとの間をそれ
ぞれ結合する手段は、ラジアルラインにおける上部導体
板に設けた適宜選定した形状の開口である。
【0013】従って、本発明のラジアルラインパッチア
ンテナでは放射素子自体が円偏波を放射する構成が可能
でなり、放射素子自体でコニカルビームで励振させるよ
うな構成を実現できるため広角方向で良好な軸比が得ら
れる。特に、コニカルビームを放射するようなアンテナ
では効果がある方式である。
【0014】また、本アンテナにおいてはコニカルビー
ムの励振等を行うことができるため水平方向の機械的な
追尾を不要になる。
【0015】
【実施例】以下に本発明に係るラジアルラインパッチア
ンテナの実施例に基づき説明する。
【0016】図1に本発明の一実施例であるラジアルラ
インパッチアンテナを示す。図1(a)は本アンテナの
平面図、図1(b)は図1(a)のA−A’における断
面図を示す。111及び112はラジアルラインを構成
するための平行に設置された導体板で、前記ラジアルラ
インの中央または中央付近に同軸線路131が接続さ
れ、この同軸線路の中心導体132がラジアルライン内
に挿入され、ラジアルラインを給電する。前記ラジアル
ラインの上部導体板112の上部には誘電体基板122
を介してアンテナ素子として動作するパッチ121が構
成されている。パッチ121は円偏波を放射させるため
に円形パッチに切り欠きがあり、前記導体板112に、
前記パッチ121の直下またはその直下付近にクロスス
ロット123が設けられている。
【0017】前記中心導体132によりラジアルライン
内に給電された電力は、132よりラジアルラインの外
周方向へ伝搬し、ラジアルラインの上面に設けられたク
ロススロット123より、上部のパッチ121へと給電
され、空間に電力が放射され残りの電力は図2(a)に
示す金属壁113または図2(b)に示す吸収体114
などで構成されるラジアルラインの終端部へ伝搬する。
【0018】図1に示す円形パッチを6素子同心円上に
ラジアルラインの中心141を中心に対し1重配列した
構成では、対角方向に配列された円形パッチ121aと
121bは等振幅同相給電されるが、各素子の初期偏波
方向が180度異なるために、アンテナの正面方向で
は、互いに打ち消し電界は零となる。一方、ある広角方
向で同相合成される。更に残りの円形パッチについても
同様となり、結果的に円錐ビームを放射するアンテナと
なる。円偏波については、各円形パッチアンテナで円偏
波を発生させているのでアレー化しても円偏波を実現さ
れる。図3に、周波数10.3GHzにおける放射パタ
ーンを示す。円形パッチアンテナの直径は7mm、クロ
ススロットの各スロットの長さは6mm、1重の円形ア
レーの半径は18mmで、誘電率2,6に誘電体基板上
に形成されている。この場合主ビームは約30度方向に
向いており軸比は1.7dBである。1重の円形アレー
の半径は最適化することで、主ビームの方向は任意に設
定することができる。
【0019】図1では6素子の円形パッチを同心円上に
1重に配列されているが、素子数と配列の数は任意であ
り、図1以外の構成でも同様な効果が得られ、素子数が
多くなるほど指向性の絞られた高利得なアンテナを構成
する事ができる。
【0020】図1の円形パッチ121は、基本モードで
円偏波を放射するアンテナ構造である切り欠きを入れた
形状であるが、所望の仰角と一致する円錐形状のビーム
を放射する図5に示す高次モードの素子を用いること
で、広角方向の軸比を改善することもできる。また用途
により図4に示した形状の素子などを用いる。
【0021】更に、図1に示した前記クロススロット
は、以外に用途や結合の強さを制御するなどの目的によ
り、図6に示す形状であっても同様の効果が得られる。
なお、スロットの位置は必ずしも素子の中心にあるもの
ではなく、図7に示すように素子内部であればその数お
よび位置は任意である。
【0022】また、コニカルビームを発生させる例を説
明したが、素子の配列法を変えることで、正面方向やあ
る角度方向ビームチルト方向に主ビームを有するアンテ
ナも実現することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ラ
ジアルラインとパッチアンテナとの結合手段としてラジ
アルラインにおける上部導体板に適宜選定した形状の開
口を設けた構成であるので、小形・薄形で構造の簡単化
と高周波波化に適した構成を実現し、容易にかつ、高精
度、低コストで製作可能な円偏波アンテナを構成するこ
とが可能である。
【0024】また、上記ラジアルラインパッチアンテナ
では結合部と放射部を別々であるため、放射素子自体で
円偏波を放射することが可能であるため、設計の自由度
が増えると共に広角方向で良好な軸比が得られる。
【0025】更に、本アンテナにおいてはコニカルビー
ムの励振等を行うことができるため水平方向の機械的な
追尾を不要になる。
【0026】上記コニカルビームを放射するようなアン
テナでは、放射素子自体をコニカルビームで励振させる
ような構成にできるため良好な軸比特性を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のラジアルパッチアンテナを
示す図である。
【図2】本発明の一実施例で採用した導体板の終端の例
を示す図である。
【図3】本発明の一実施例による放射パターンの例を示
す図である。
【図4】本発明の一実施例で採用した素子形状の例を示
す図である。
【図5】円形パッチの基本モードと高次モードを示す図
である。
【図6】本発明の一実施例で採用した開口形状の例を示
す図である。
【図7】本発明の一実施例で採用したスロットと素子の
位置関係を示す図である。
【図8】コニカルビーム放射アンテナの概念図である。
【図9】スロットを放射素子とした従来のアンテナの一
例を示す図である。
【図10】パッチを放射素子とした従来のアンテナの一
例を示す図である。
【符号の説明】
111 上部導体板 112 下部導体板 113 金属壁 114 吸収体 121 パッチ 122 誘電体 123 開口 131 同軸線路 132 同時線路の中心導体 211 上部導体板 212 下部導体板 213 金属壁 223a,223b スロット素子 231 同軸線路 232 同軸線路の中心導体 311 上部導体板 312 下部導体板 313 金属壁 321 パッチ 322 誘電体 324 導体ピン 331 同軸線路 332 同軸線路の中心導体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部導体板及び下部導体板を平行に配置
    してラジアルラインを形成し、前記ラジアルラインの上
    に該ラジアルラインに沿って複数個のアンテナパッチを
    設置した構造において、 前記複数個のアンテナパッチのそれぞれの下部位置で、
    当該各アンテナパッチを前記ラジアルラインから給電し
    得るように前記上部導体板に適宜選定した形状の開口を
    設けたことを特徴とするラジアルラインパッチアンテ
    ナ。
  2. 【請求項2】 前記複数個のアンテナパッチは、円偏波
    を放射する素子であることを特徴とする請求項1記載の
    ラジアルラインパッチアンテナ。
  3. 【請求項3】 コニカルビームを放射することを特徴と
    する請求項1および請求項2記載のラジアルラインパッ
    チアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記複数個のアンテナパッチは、高次モ
    ードで励振することを特徴とする請求項3記載のラジア
    ルラインパッチアンテナ。
JP6136997A 1994-06-20 1994-06-20 ラジアルラインパッチアンテナ Pending JPH088640A (ja)

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