JPH0886757A - 粉末圧縮成型品の外観観察装置 - Google Patents

粉末圧縮成型品の外観観察装置

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JPH0886757A
JPH0886757A JP6221578A JP22157894A JPH0886757A JP H0886757 A JPH0886757 A JP H0886757A JP 6221578 A JP6221578 A JP 6221578A JP 22157894 A JP22157894 A JP 22157894A JP H0886757 A JPH0886757 A JP H0886757A
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JP
Japan
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turntable
molded product
fixed base
tablet
ccd camera
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Application number
JP6221578A
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English (en)
Inventor
Nobuo Tanaka
信雄 田中
Minoru Kamimura
稔 上村
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Hata Tekkosho Co Ltd
Original Assignee
Hata Tekkosho Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0886757A publication Critical patent/JPH0886757A/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B30PRESSES
    • B30BPRESSES IN GENERAL
    • B30B15/00Details of, or accessories for, presses; Auxiliary measures in connection with pressing
    • B30B15/32Discharging presses

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、表裏面が観察される錠剤を搬送する
搬送手段の部品点数が少なく、その構成を簡単にできる
粉末圧縮成型品の外観観察装置を得ることにある。 【構成】検出部26及び錠剤排出部27を有する固定ベース
22上に、複数の搬送孔25を有したターンテーブル23を設
け、テーブルの上方に搬送孔の移動軌跡を視野とする第
1CCDカメラ30を設けると共に、固定ベースの下方に
検出部を視野とする第2CCDカメラ32を設ける。テー
ブルの外側に搬送孔に錠剤Aを一個ずつ供給する成型品
供給手段29を設け、検出部においてベースから錠剤を浮
かせる吸着ヘッド28を設ける。搬送孔に供給されてテー
ブルの回転により運ばれる錠剤の表面を照明下で第1C
CDカメラで撮像した後、錠剤の裏面を照明下で第2C
CDカメラで撮像し、錠剤の表裏面を観察することを特
徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば回転式打錠機な
どの回転式粉末圧縮成型機で製造された錠剤などの粉末
圧縮成型品の表面および裏面の外観上の欠点、すなわ
ち、割れ、欠け、えぐれ(ステッキング)、油汚れ等に
代表される汚物の混入或いは付着、金属片等の混入に代
表される異物の混入等を検査するための検査情報を得る
粉末圧縮成型品の外観観察装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば回転式打錠機で製造された錠剤の
外観検査は一般に目視検査に頼っているのが現状である
が、一部にはCCD(charge coupled device =電荷結
合ディバイス)イメージセンサを使用して、検査情報を
得る観察装置が提供されている。
【0003】この観察装置は図15に示されるように一
対の搬送ドラム1、2と、錠剤供給器3と、一対のCC
Dカメラ4、5と、一対の投光器6、7とを備えてい
る。一対の搬送ドラム1、2は、夫々円柱状をなす固定
のドラムベース8の外周に、その軸回り方向に回転自在
な搬送体9を嵌合して形成されている。ドラムベース8
の周部には搬送体7の内周面が摺接する円弧状外壁を有
した吸引室8aが形成されている。前記外壁にはドラム
ベース8の軸回り方向に延びるスリット状の吸引口8b
が形成されているとともに、吸引室8aの排気口8cは
図示しない真空吸引源に連通されている。
【0004】両搬送体9は同期して同速度で互いに逆方
向(矢印E、Fで示す。)に回転される。両搬送体9
は、その外周面において凹面状の吸付け凹部9aを一定
間隔ごとに有しているとともに、これら吸付け凹部9a
の底部と搬送体9の内周面とに渡る通気路9bを有して
形成されている。通気路9bにおける搬送体9の内周面
に対する開口端は前記吸引口8bに連通されるようにな
っている。
【0005】このような一対の搬送ドラム1、2は、互
いの間に錠剤Gを挟む隙間を設けて、上下および斜めに
夫々位置をずらして配置されている。錠剤供給器3は上
位置の搬送ドラム1の真上に設けられている。
【0006】両搬送ドラム1、2による錠剤の搬送は次
のように行われる。つまり、上位置の搬送ドラム1の搬
送体9の回転(図12中Eに回転方向を示す。)に伴
い、その通気路9bが吸引室8の上端部に連通すると、
この通気路9bを介して波及する真空吸引力により錠剤
供給器3の最下端に位置された錠剤Gが、その一面を露
出させて前記通気路9bがつながった吸付け凹部9aに
吸付けられる。この錠剤Gは、以後、搬送ドラム1の搬
送体9の回転に従い搬送される。そして、搬送ドラム1
の前記通気路9bが吸引室8の下端部に達した時点で
は、搬送された前記錠剤Gは上下の搬送ドラム1、2の
搬送体9間の最も狭い部分に挟まれる。
【0007】この時点では、錠剤Gを上位置の搬送ドラ
ム1との間で挟んだ下側の搬送ドラム2の搬送体9にお
ける吸込み凹部9aは、これにつながった通気路9bを
介して吸引室8の上端部に連通されているから、この吸
込み凹部9aに前記錠剤Gが吸付けられる。この直後に
上側の搬送ドラム1による前記錠剤Gに対する吸付け力
が消失する。こうして錠剤が上側の搬送ドラム1から下
側の搬送ドラム2に受け渡される.この時点以降は錠剤
Gは、その他面を露出させて搬送ドラム2の搬送体9の
回転に従い搬送される。そして、錠剤Gが搬送ドラム2
の前記通気路9bが吸引室8の下端部に達した時点で
は、前記通気路9bが搬送ドラム2の吸気室8から外れ
て前記錠剤Gに対する吸付け力が消失されるので、錠剤
Gはその自重で下方へ落下する。以上のようにして錠剤
Gは一対の搬送ドラム1、2に沿ってS字状に搬送され
る。
【0008】前記一対のCCDカメラ4、5は、その受
光部にCCDイメージセンサを用いたカメラであって、
一方のCCDカメラ4は上側の搬送ドラム1の外周面と
対向して、このドラム1で搬送される錠剤の一面を撮像
する位置に配置され、同様に他方のCCDカメラ5は下
側の搬送ドラム2の外周面と対向して、このドラム2で
搬送される錠剤の他面を撮像する位置に配置されてい
る。一対の投光器6、7の内の一方の投光器6はCCD
カメラ4の視野を照明し、他方の投光器7はCCDカメ
ラ5の視野を照明する。
【0009】したがって、既述のようにしてS字状の経
路を得て一つ一つ搬送される錠剤Gは、その一面を上側
の搬送ドラム1の外周面上において投光器6の照明下に
おいてCCDカメラ4により撮像され、他面を下側の搬
送ドラム2の外周面上において投光器7の照明下におい
てCCDカメラ5により撮像される。こうした観察によ
り錠剤Gの表裏面についての検査情報を夫々得ることが
できる。なお、各CCDカメラ4、5からの出力信号
(検査情報)は、夫々図示しない信号処理部で処理さ
れ、それにより表面汚れなどの欠点の有無が検出され
る。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前記従来装置において
は、粉末圧縮成型品である錠剤をS字状の経路で搬送さ
せてその表裏面をCCDカメラ4、5に向けさせる構成
であるため、搬送手段として一対の搬送ドラム1、2を
用いる必要があり、その部品点数が多く、構造が複雑で
あるという問題がある。
【0011】また、各搬送ドラム1、2の吸付け凹部9
aの形状や厚みは錠剤の種類ごとに異ならせる必要があ
るが、これら凹部9aが形成された搬送体9とドラムベ
ース8とはワンセットとして組立てられるものであるた
め、錠剤の種類に対応するには一対の搬送ドラム1、2
全体を、適合するものに交換しなければならない。その
上、錠剤が反転して受け渡される搬送ドラム1、2相互
間の最短距離も、錠剤の厚みに応じて変える必要があ
る。このようなことから従来装置は、ある特定種類の錠
剤についての外観観察装置としては好適であるが、多種
類の錠剤の表裏面を観察する装置としては適性に欠ける
という問題がある。本発明の目的は、粉末圧縮成型品を
搬送する搬送手段の部品点数が少なくその構成を簡単に
できる粉末圧縮成型品の外観観察装置を得ることにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明に係る粉末圧縮成型品の外観観察装置は、固
定ベースと、この固定ベースの上面に近接して回転自在
に設けられたターンテーブルと、このテーブルを回転駆
動するターンテーブル駆動部と、前記ターンテーブルの
中心から所定の半径をもって描かれる円上に前記ターン
テーブルの周方向に相離間して設けられた複数の搬送孔
と、これら搬送孔の移動軌跡に対向して前記固定ベース
にその上下面に渡って設けられた検出部と、この検出部
から前記ターンテーブルの回転方向前側に離れて前記移
動軌跡に対向して前記固定ベースにその上下面に渡って
設けられた成型品排出部と、前記検出部の上方にこの検
出部との間に前記ターンテーブルを置いて配置され、前
記検出部上に運ばれた粉末圧縮成型品を真空吸着して前
記固定ベース上から浮かす吸着ヘッドと、前記成型品排
出部から前記ターンテーブルの回転方向前側に離れた位
置で粉末圧縮成型品を一個ずつ前記搬送孔に供給する成
型品供給手段と、この成型品供給手段による供給位置に
対し前記ターンテーブルの回転方向前側であって前記供
給位置と前記検出部との間において前記ターンテーブル
の上方に前記移動軌跡を視野として配置され、前記搬送
孔内の粉末圧縮成型品の表面を撮像する第1CCDカメ
ラ、または前記固定ベースの下方に前記検出部を視野と
して配置され、前記吸着ヘッドに吸着された粉末圧縮成
型品の裏面を前記検出部を通して撮像する第1CCDカ
メラと、前記ターンテーブルの上方または前記固定ベー
スの下方に配置され前記第1CCDカメラの視野を照明
する第1投光器と、前記固定ベースの下方に前記検出部
を視野として配置され、前記吸着ヘッドに吸着された粉
末圧縮成型品の裏面を前記検出部を通して撮像する第2
CCDカメラ、または前記検出部に対し前記ターンテー
ブルの回転方向前側であって前記検出部と前記成型品排
出部との間において前記ターンテーブルの上方に前記移
動軌跡を視野として配置され、前記搬送孔内の粉末圧縮
成型品の表面を撮像する第2CCDカメラと、前記固定
ベースの下方または前記ターンテーブルの上方に配置さ
れ前記第2CCDカメラの視野を照明する第2投光器と
を具備したものである。
【0013】
【作用】前記外観観察装置の構成において、ターンテー
ブル駆動部により回転駆動されるターンテーブルの各搬
送孔には、成型品供給手段の動作により錠剤等の粉末圧
縮品が一個ずつ供給され、この成型品はターンテーブル
の回転にしたがって搬送される。このターンテーブルの
下側に配置される固定ベースは、その成型品排出部およ
び検出部を除いて、搬送孔内の粉末圧縮成型品をその下
側から支持し、同成型品の落下防止をする。吸着ヘッド
は検出部に移動されてきた粉末圧縮成型品を上方から真
空吸着して、この成型品が検出部から落下することを防
止し、また、成型品排出部はここに移動されてきた粉末
圧縮成型品を落下させて、ターンテーブルから排出させ
る。
【0014】第1CCDカメラは、成型品供給手段によ
る供給位置と検出部との間においてターンテーブルの上
方から第1投光器で照明された搬送孔内の粉末圧縮成型
品の表面を撮像し、または、検出部を通して吸着ヘッド
に吸着されるととともに固定ベースの下方から第1投光
器で照明された粉末圧縮成型品の裏面を撮像する。第2
CCDカメラは、吸着ヘッドに吸着されるとともに固定
ベースの下方から第2投光器で照明された粉末圧縮成型
品の裏面を前記検出部を通して撮像し、または、検出部
と成型品排出部との間においてターンテーブルの上方か
ら第2投光器で照明された粉末圧縮成型品の表面を撮像
する。
【0015】そのため、この外観観察装置は、成型品供
給手段により供給された錠剤等の粉末圧縮品が第1CC
Dカメラの視野に運ばれた段階で、このカメラの撮像に
より粉末圧縮品の表面または裏面についての検査情報を
得、引き続き粉末圧縮品が第2CCDカメラの視野に運
ばれた段階で、このカメラの撮像により粉末圧縮品の裏
面または表面についての検査情報を得、この後に粉末圧
縮成型品を自重により成型品排出部から落下させて排出
し、そして、再び成型品供給手段により供給位置におい
て未観察の粉末圧縮成型品を受取って、以上の観察サイ
クルを繰り返す。
【0016】このような観察動作によれば、粉末圧縮成
型品の表裏面を観察するために、この成型品を反転させ
る必要がない。したがって、成型品を反転させるための
一対の相関連する搬送手段が不要であり、一つの搬送手
段としてのターンテーブルでの搬送途中において粉末圧
縮成型品の姿勢変更を伴うことなくその表裏面を観察処
理できるから、搬送手段の部品点数が少なく、その構成
を簡単にできる。
【0017】
【実施例】以下、図1〜図11を参照して本発明の一実
施例を説明する。本実施例は粉末圧縮成型品としての錠
剤の表裏面についての検査情報を得る錠剤の外観観察装
置に適用した例であり、例えば回転式打錠機11を中核
とする錠剤の製造処理ラインに組み込んで設けられる。
なお、図1中12は前記回転式打錠機11が備える回転
盤、13は回転盤12に取付けられた臼、14は臼の臼
孔内に先端部を挿入して設けられた下杵、Aは回転式打
錠機11により打錠された錠剤である。錠剤Aは、例え
ば平面形状が円形であって表裏面は球面の一部をなすよ
うに膨らんでいて、それために碁石状をなして形成され
る。また、15はサンプリング手段である。サンプリン
グ手段15は、所定時間毎に動作されて回転式打錠機1
1で打錠された錠剤Aを、その表裏面の外観観察のため
に回転盤12上から所定数取出すものである。
【0018】図1に示されるように外観観察装置21
は、固定ベース22と、ターンテーブル23と、ターン
テーブル駆動部24と、複数の搬送孔25と、検出部2
6と、成型品排出部27と、吸着ヘッド28と、成型品
供給手段29と、第1CCDカメラ30と、第1投光器
31と、第2CCDカメラ32と、第2投光器33とを
具備している。また、図1中35は外観観察装置21と
ともに錠剤の外観検査装置を形成する信号処理部を示
し、同じく36は前記外観検査装置とともに錠剤選別装
置を形成する選別機構を示している。
【0019】固定ベース22は、水平に置かれた円板か
らなり、その周部で囲まれる内側部分は凹んでいる。固
定ベース22の周部上面は、錠剤Aの摺動抵抗を極小と
するとともに、摺動に伴い錠剤Aの裏面が傷付く恐れを
防止するために、平滑面で形成されている。ターンテー
ブル23は、固定ベース22と同径の円テーブルであっ
て、その周部下面を固定ベース22の周部上面に近接し
て回転自在に設けられている。
【0020】このターンテーブル23は固定ベース22
に対して着脱可能に設けられており、異種のターンテー
ブルが固定ベース22に組合わせてセットされるように
なっている。ここに異種のターンテーブルとは、それに
設けられる複数の搬送孔25の形状および配置などの種
別を決定する要素の内の少なくとの一つが異なるテーブ
ルであって、観察すべき錠剤の種類に応じたターンテー
ブルが必要により適宜交換して使用される。
【0021】ターンテーブル駆動部24は、図示しない
がモータを駆動源とするとともに、これに連動される間
欠伝動機構を備え、この機構の出力をターンテーブル2
3の例えば中心軸23aに与えるものである。それによ
り、ターンテーブル23が間欠的に回転駆動されるよう
になっている。図中矢印Bはターンテーブル23の回転
方向を示している。なお、この間欠駆動により動かされ
るターンテーブル23の回転角θは、隣接する一対の搬
送孔25の各中心とターンテーブル23の中心とを結ぶ
直線で挟まれる角度(鋭角)に等しいものである。
【0022】複数の搬送孔25は、錠剤Aが通過できる
ようにこれよりも大きい形状、好ましくは錠剤Aの形状
に対応する形状、例えば平面形状が円形の孔で形成され
る。これら搬送孔25は、ターンテーブル23の周部を
厚み方向に貫通して設けられるとともに、ターンテーブ
ル23の中心から所定の半径rを持って描かれる円上に
位置して、ターンテーブル23の周方向に所定ピッチで
相離間して夫々設けられている。各搬送孔25の下端開
口は、錠剤Aの厚み以下の隙間を設けて固定ベース22
の周部上面に近接されていて、これらの間から錠剤Aが
抜け出ることがないようにしてある。
【0023】検出部26と成型品排出部27とは、各搬
送孔25の移動軌跡(なお、これは図1中一点鎖線で描
いた移動軌跡の中心線により代表して示すが、この軌跡
中心線は前記半径rで描かれる円と一致している。)に
対向する固定ベース22の周部に設けられている。成型
品排出部27は検出部26に対してターンテーブル23
の回転方向前側に離れた位置に設けられている。これら
検出部26と成型品排出部27とは、夫々固定ベース2
2の周部にその上下面に渡って設けられた平面形状が円
形などの通孔(なお、いずれも搬送孔25よりも大き
い。)で形成してあるが、この通孔に代えて固定ベース
22の周面にも開放される切欠溝で形成してもよい。
【0024】図1および図8〜図10に示されるように
吸着ヘッド28は、検出部26の上方にこの検出部26
との間にターンテーブル23を間において配置されてい
る。この吸着ヘッド28は、中空箱状であってターンテ
ーブル23の周方向に沿って円弧状をなして延びるヘッ
ド本体28aの長手方向中央部に接続口28bを設けて
なり、そのターンテーブル23の上面に近接して対向す
る下面壁に吸気口28cが形成されている。
【0025】図8および図10に示されるように吸気口
28cは前記軌跡中心線の一部に対向する円弧状のスリ
ットで形成されているとともに、この吸気口28cは投
影的に見て検出部26の中心を通ってこの検出部26を
横切るように設けられている。また、接続孔28bは図
示しない吸気ホースを介して真空吸引源に連通されてい
る。
【0026】成型品供給手段29は、成型品排出部27
に対しターンテーブル23の回転方向前側に離れた位置
(供給位置)においてターンテーブル23の外側に設け
られたものであって、前記供給位置で錠剤Aを一個ずつ
搬送孔25に供給するものである。この供給手段29は
本実施例においては、図1に示されるようにパーツフィ
ーダ41と、供給板42と、受け渡し機構43とを備え
て形成されている。
【0027】図1に示されるパーツフィーダ41は振動
式のものであり、この内部には前記サンプリング手段1
5により適宜サンプリングされる所定量の錠剤Aが供給
される。このパーツフィーダ41は、最も低位置の受け
底部41aと、最も高位置の出口部41bと、この出口
部41bに向けて受け底部41bから渦を巻くような状
態で次第に上昇する上昇底面41cと、この底面41c
から起立する規制部41dと、このフィーダ41全体に
振動を与える図示しない加振手段とを備えている。パー
ツフィーダ41は、その加振手段により与えられる振動
で、受け底部41a内に供給された錠剤Aを、上昇底面
41cを登らせながら出口部41bに向けて移動させ、
その移動過程で規制部41dに沿わせて整列させるよう
になっている。
【0028】パーツフィーダ41の出口部41bには、
これに連ねて樋状をなすシューター44が取付けられて
いるとともに、このシューター44と出口部41bとの
境界部分にはシャッター機構45が設けられている。ま
た、シューター44の傾斜下端部の下方には余剰錠剤を
受ける受け容器46が配置されている。
【0029】シャッター機構45による出口部41bに
対するシャッター動作を解除した時には、前記パーツフ
ィーダ41による錠剤Aに移送動作に伴い、出口部41
bを通った錠剤Aをシューター44を介して受け容器4
6に供給できる。それにより、前記サンプリング手段1
5により余裕をもってパーツフィーダ41内に供給され
た錠剤Aのうち、ターンテーブル23に供給される所定
数以外の残った錠剤Aを、余剰分としてパーツフィーダ
41から受け容器46に取出すことができる。
【0030】図6にシャッター機構45が詳しく示され
ており、この機構45は、機構支持板47にロータリー
ソレノイド48を取付け、このソレノイド48の回転軸
48aにシャッタ板49を取付けて形成されている。シ
ャッタ板49は前記ソレノイド48へ励磁電流の印加方
向を切換えることにより、所定角度を往復回動するもの
である。
【0031】シャッタ板49は、図5に示されるように
シューター44と出口部41bとの境をなして設けら
れ、常時は出口部41bからの錠剤Aの送り出しを妨げ
るために出口部41bを塞ぐ位置に配置されるが、余剰
錠剤の排出時においては、図5中二点鎖線で示されるよ
うに出口部41bの下方に移動されるようになってい
る。
【0032】図1、図3、および図4に示されるように
供給板42は、前記供給位置においてターンテーブル2
3の上面に近接して配置されている。なお、図1中51
は柱等の供給板支えである。この供給板42には前記移
動軌跡に沿う円弧状の待機溝52が設けられている。待
機溝52は複数の錠剤Aを収容するものであって、その
底面は、ターンテーブル23の回転方向後側から回転方
向前側に行くに従い次第に深くなるように傾斜されてい
る。そして、待機溝52の最も低い端部には錠剤Aが通
過し得る大きさの供給孔53が形成されている。
【0033】したがって、供給板42に供給された錠剤
Aは、待機溝52において図4に示されるように複数並
んで待機され、その供給孔53の真下に搬送孔25が位
置された時に、待機溝52の供給孔53内にある錠剤A
が、その自重で落下して下方に対向した搬送孔25に供
給される。また、この供給時点以外の時においてはター
ンテーブル23の上面が供給孔53に対向して、この上
面が錠剤Aの落下を妨げるので、錠剤Aの供給動作が行
われることはない。
【0034】受け渡し機構43は、パーツフィーダ41
により整列された錠剤を待機溝52に受け渡すために、
これらに渡って設けられており、その構成は図1および
図2に示されている。この機構43は、機構ベース61
と、吸着アーム62と、昇降器63と、吸着部64とを
備えている。
【0035】機構ベース61にはガイド軸65が水平に
設けられて、この軸65には吸着アーム62が摺動自在
に嵌合して支持されている。吸着アーム62は、エアー
シリンダ等の往復動手段66に連結されて、この手段6
6の動作に伴ってガイド軸65の軸方向に摺動して後述
する第1位置と第2位置との間を往復移動されるように
なっている。
【0036】図2に示されるれるように昇降器63は、
ピストンロッド63aの先端部に昇降ロッド63bを連
結してなるエアーシリンダで形成されている。この昇降
器63は吸着アーム62に固定されている。なお、62
aは昇降ロッド63bの昇降動作を案内する摺動孔であ
って、この孔62aの下端から昇降ロッド63bの下部
は突出されている。昇降ロッド63bの下部には、その
周面および下端面に夫々開放される通気孔67が設けら
れているとともに、この通気孔67の前記周面に開口さ
れた部分に接続される吸気チューブ68が接続されてい
る。
【0037】吸気チューブ68および昇降器65の空気
出入口に接続された給排気チューブ69、70は、図1
に示される空圧ユニット71に連通されている。この空
圧ユニット71は、正圧および負圧を発生し、給排気チ
ューブ69、70に対しては、そのいずれか一方に選択
的に正圧を与えるとき、他方を大気中に連通させる切換
えを行うとともに、吸気チューブ68には負圧を与え、
或いは大気中に連通させる切換えを行うようになってい
る。
【0038】吸着部64は昇降ロッド63bの下端部に
嵌合してねじ72により着脱して交換可能に取付けられ
ている。この吸着部64には、吸着凹面64aと、この
凹面64aと通気孔67とを連通する通気路64bとが
設けられ、吸着凹面64aは吸着部64の下端面におい
て形成されている。吸着凹面64aは錠剤の形状に応じ
た形状をなして設けられている。そして、吸着部64は
錠剤Aの種類に応じて複数予め用意され、その中から錠
剤Aの種類に適合するものが選択されて昇降ロッド63
bの下端部にねじ止めされるものである。
【0039】前記第1位置は吸着部64の吸着凹面64
aが、前記出口部41bにおいて塞き止められた錠剤A
群の内最先端に位置される錠剤Aの真上に丁度対向する
位置であり、また、前記第2位置は図3および図4に示
されるように吸着凹面64aが前記待機溝52における
傾斜上端部の真上に丁度対向する位置である。
【0040】前記構成の成型品供給手段29はサンプリ
ングされた錠剤Aがパーツフィーダ41に供給される度
に以下のように動作する。パーツフィーダ41の出口部
41bは通常シャッタ機構45のシャッタ板49で塞き
止められているので、パーツフィーダ41の加振手段の
動作により、受け底部41aから上昇斜面41cを上り
ながら規制部41dに沿って案内される錠剤Aは、次第
に所定の姿勢で一列に整列され、そして、シャッタ板4
9で移動を妨げられて出口部41bにおいて整列状態を
保持する。
【0041】一方、受け渡し機構43の吸着アーム62
は、往復動手段66の動作により、ガイド軸65に沿っ
て第1位置と第2位置との間を往復移動する。そして、
第1位置では、吸着チューブ68に負圧が導かれて吸着
部64が空気を吸い込むとともに、昇降器63のピスト
ン下降用の給排気チューブ69に正圧が導かれる一方で
ピストン上昇用の給排気チューブ70は大気中に開放さ
れるから、ピストンロッド63aが下降され、この後、
給排気チューブ69が大気中に開放される一方で給排気
チューブ70に正圧が導かれるから、ピストンロッド6
3aが上昇される。また、第2位置では、以上と同様な
給排気チューブ69、70に対する切換えにより、ピス
トンロッド63aははじめに下降され、次に上昇され、
しかも、この上昇動作に先だって吸気チューブ68が大
気中に開放されて吸着部64での吸引力が消失される。
【0042】そのため、第1位置において整列された錠
剤群のうち最先端に位置される錠剤が、ピストンロッド
63aとともに下降する吸着部64の吸着凹面64aに
吸い付けられ、そして、この吸着部64が上昇位置に戻
った状態で、吸着アーム62が第1位置から第2位置に
移動される。第2位置においては、ピストンロッド63
aとともに下降されて供給板42における待機溝52の
傾斜上端部に最接近した吸着部64に対する負圧が切ら
れて大気中に連通されるので、この吸着部64に吸着さ
れていた錠剤Aはその自重で待機溝52に落下して収納
される。この後、吸着部64はピストンロッド63aと
ともに上昇される。次に、往復動手段66の動作によ
り、吸着アーム62は、吸着部64を上昇位置に保った
ままでガイド軸65に沿って第2位置から第1位置に戻
される。
【0043】すなわち、成型品供給手段29における1
供給サイクルは以上のようにして完了し、以後所定数量
に達するまで既述の供給サイクルが繰返されるものであ
って、その1供給サイクルにつき一個ずつ錠剤Aが供給
板42に供給される。なお、供給板42からターンテー
ブル23の搬送孔25への錠剤Aの供給は後述する。
【0044】図1に示されるように前記第1CCDカメ
ラ30は、成型品供給手段29による供給位置に対しタ
ーンテーブル23の回転方向前側であって前記供給位置
と検出部26との間において、ターンテーブル23の上
方にその搬送孔25の移動軌跡を視野として配置されて
いる。このカメラ30は、そのレンズを透過して受光さ
れる受光素子に一次元または二次元のCCD(charge c
oupled device )イメージセンサ30a(図7参照)を
用いてなるもので、このイメージセンサ30aは、検出
した光量に応じた電圧レベルの電気信号を出力するよう
になっている。
【0045】図7には第1投光器31が示されている。
この投光器31はターンテーブル23と第1CCDカメ
ラ30との間に配置され、環型蛍光ランプ31aを照明
光源としたものであって、このランプ31aで囲まれる
空間を通して第1CCDカメラ30による搬送孔26内
の錠剤Aの表面を撮像できるようにしてある。第1投光
器31は、搬送孔25内の錠剤Aの表面を撮像するのに
必要な明るさを得るためと、同表面の陰影(コントラス
ト)を強調するために採用されている。なお、図7中3
1bは環形をなす遮光板で、前記ランプ31aの光が第
1CCDカメラ30に直接入らないようにするために設
けられている。
【0046】図1に示されるように前記第2CCDカメ
ラ32は、検出部26を視野として固定ベース22の下
方に配置されている。このカメラ32も、第1CCDカ
メラ30と同様にレンズを透過して受光される受光素子
に一次元または二次元のCCD(charge coupled devic
e )イメージセンサ32a(図9図および図10参照)
を用いてなるもので、このイメージセンサ32aは、検
出した光量に応じた電圧レベルの電気信号を出力する。
【0047】図9および図10には第2投光器33が示
されている。この投光器33は固定ベース22と第2C
CDカメラ32との間に配置され、環型蛍光ランプ33
aを照明光源としたものであって、このランプ33aで
囲まれる空間を通して第2CCDカメラ32による錠剤
Aの裏面を撮像できるようにしてある。第2投光器33
は、錠剤Aの裏面を撮像するのに必要な明るさを得るた
めと、同裏面の陰影(コントラスト)を強調するために
採用されている。なお、図9および図10中33bは環
形をなす遮光板で、前記ランプ33aの光が第2CCD
カメラ32に直接入らないようにするために設けられて
いる。
【0048】前記第1、第2のCCDカメラ30、32
が備えるイメージセンサ30a、32aから出力される
電気信号は図1に示す信号処理部35に供給される。信
号処理部35は、輪郭抽出手段と、あるしきい値が設定
された比較手段と、面積算出手段と、面積比較手段とを
備えている。輪郭抽出手段はこれに供給された電気信号
(撮像信号)から錠剤Aについての輪郭抽出する。比較
手段では、抽出された輪郭の内側部分、つまり錠剤Aに
ついての電気信号(撮像信号)の電圧レベルが前記しき
いを越える値であるかどうかを比較し、しきい値以上の
電圧レベルの電気信号を正常部分であると認識し、しき
い値以下の電圧レベルの電気信号を欠点部分と認識す
る。
【0049】面積算出手段は、前記欠点部分または正常
部分にについての面積を、前記認識により分けられたイ
メージセンサ30a、32aの素子数を元に算出する。
面積比較手段には予め錠剤の全表面積または全裏面積が
初期値(基準面積値)として入力されており、この面積
比較手段は、基準面積値に対する前記欠点部分または正
常部分の面積値の比率を求める。そして、面積比較手段
は、欠点検出の安定性を得るために所定数の錠剤につい
ての以上の面積比率の合計を求めて平均を取る平均化部
を有しており、この平均化部での処理により欠点部分の
比率がある値を上回った時、或いは正常部分の比率があ
る値を下回った時に、前記回転式打錠機11に運転停止
信号を送るようになっており、それに基づき回転式打錠
機11の運転が停止されるものである。
【0050】また、面積比較手段による個々の錠剤につ
いての面積比較情報は、選別信号として選別機構36に
供給される。すなわち、面積比較による欠点部分の比率
がある値を上回った時、或いは正常部分の比率がある値
を下回った時には、その錠剤が不良品であると判定され
るから、その時の面積比較情報に基づき面積比較手段は
選別機構36に不良品排出信号を出力し、また、それ以
外の錠剤については、良品であると判定されるから、そ
の面積比較情報に基づき面積比較手段は選別機構36に
良品排出信号を出力するようになっている。
【0051】なお、信号処理部35の以上のような各出
力は、この処理部35に接続される図示しないプリンタ
や磁気テープ及びフロッピーディスク等の外部記憶装置
に、生産管理情報として記憶されるようになっている。
【0052】図11に示されるように選別機構36は固
定ベース22の下面に、成型品排出部27を覆って取付
けられ第1通路81aと第2通路81bとを有して二股
状をなす選別シュート81と、このシュート81の外面
に取付けられたロータリソレノイド82と、このソレノ
イド82の回転軸82aに連結された選別板83とを備
えている。ロータリソレノイド82は、前記選別信号に
応じて励磁電流の印加方向が切換えられて、その回転軸
82aを所定角度往復回動するものである。選別板83
は、選別シュート81内に配置されて、図11中実線で
示すように第1通路81aを塞ぐ第1位置と、同図中二
点鎖線で示すように第2通路81bを塞ぐ第2位置とに
渡って移動されるようになっている。
【0053】図1に示されるように第1通路81aの下
方には第1受け容器84が配置され、同様に第2通路8
1bの下方には第2受け容器85が配置されている。そ
して、例えば第1受け容器84は良品受けとして用いら
れ、第2受け容器85は不良品受けとしていて用いられ
る。
【0054】したがって、この選別機構36によれば、
前記選別信号が不良品排出信号であるときは、ロータリ
ソレノイド82は選別板83を図11の実線で示す第1
位置に配置させて、成型品排出部27から落下する錠剤
(不良品)を、選別板83により第1通路81aに向か
わせずに第2通路81bを通して第2受け容器85に排
出する。また、前記選別信号が良品排出信号であるとき
は、ロータリソレノイド82は選別板83を図11の二
点鎖線で示す第2位置に配置させて、成型品排出部27
から落下する錠剤(不良品)を、選別板83により第2
通路81bに向かわせずに第1通路81aを通して第1
受け容器84に排出する。
【0055】前記構成において、サンプリング手段15
のサンプリング動作が開始されると、それに連動して外
観観察装置21が動作される。この装置21の動作にお
ける成型品供給手段29による錠剤Aの供給動作は既述
の通りであり、その一方で、ターンテーブル駆動部24
の動作によりターンテーブル23が間欠回転される。そ
して、このテーブル23の搬送孔25は、ターンテーブ
ル23の回転が停止するたびに供給板42の供給孔53
の真下に対向配置されるから、そのたびに供給孔53内
に待機していた錠剤Aがその自重により搬送孔25内に
落下する。
【0056】こうして、成型品供給手段29の動作とタ
ーンテーブル23の回転により供給位置において錠剤A
が各搬送孔25に一個ずつ供給され、そして、錠剤Aは
ターンテーブル23の回転にしたがって搬送される。こ
のとき、ターンテーブル23の下側に近接して配置され
る固定ベース22は、その成型品排出部27および検出
部26を除いて、搬送孔25内の錠剤Aをその下側から
支持して落下を防止をする。
【0057】そして、以上のようにして搬送される錠剤
Aの表面は、前記供給位置と検出部26との間に定めら
れた第1観察位置(この位置ではターンテーブル23の
回転は停止している。)でターンテーブル23の上方か
ら第1投光器31で照明され、この照明下において第1
CCDカメラ30での電子走査により撮像される。この
撮像により得た検査情報は信号処理部35に送られて、
ここでの信号処理により錠剤Aの表面に欠点があるかど
うかが検出される。
【0058】この後、ターンテーブル23の間欠回転に
より、前記第1観察位置と成型品排出部27との間に定
められた第2観察位置(この位置ではターンテーブル2
3の回転は停止している。)、つまり検出部26がある
位置に錠剤Aが移動されてくると、それ以前から引き続
いて、この錠剤Aは吸着ヘッド28に対向するから、こ
のヘッド28が検出部26に移動されてきた錠剤Aを上
方から真空吸着して、この錠剤Aが検出部26から落下
することを防止する。この状態は図9および図10に示
されている。
【0059】この第2観察位置では、吸着ヘッド28に
吸着されて検出部26に臨んでいる錠剤Aの裏面は、固
定ベース22の下方から第2投光器33で照明され、こ
の照明下において第2CCDカメラ32での電子走査に
より撮像される。この撮像により得た検査情報は信号処
理部35に送られて、ここでの信号処理により錠剤Aの
裏面に欠点があるかどうかが検出される。
【0060】以上のようにして表裏両面が観察された錠
剤Aは、引き続くターンテーブル23の間欠回転によ
り、吸着ヘッド28の吸着領域を通過してから成型品排
出部27に移動される(この位置ではターンテーブル2
3の回転は停止している。)。そうすると、錠剤Aはそ
の自重により落下され、ターンテーブル23から選別機
構36の選別シュート81に排出される。
【0061】ところで、この選別機構36の選別板83
は前記表裏面の欠点検査の結果に基づき予め図11中実
線または二点鎖線の位置に配置されているので、検査結
果が良品である場合には第1通路81aを通って第1受
け容器84に選別収納され、検査結果が不良品である場
合には第2通路81bを通って第2受け容器85に選別
収納される。
【0062】そして、この外観観察装置21は、引き続
くターンテーブル23の間欠回転により、前記供給位置
において再び供給板42の供給孔45から未観察の錠剤
Aを受取って、以上の観察サイクルを繰り返す。
【0063】このような観察動作によれば、錠剤Aの表
裏面を観察するために、この錠剤Aを反転させる必要が
ない。したがって、錠剤Aを反転させるための一対の相
関連する搬送手段が不要であり、一つの搬送手段として
のターンテーブル23での搬送途中において錠剤Aの姿
勢変更を伴うことなくその表裏面を観察処理できるか
ら、搬送手段の部品点数が少なく、その構成を簡単にで
きる。
【0064】また、この外観観察装置21の構成におい
ては、錠剤Aの搬送に当たり真空吸着を要することはな
いから、錠剤Aの大きさや形状に搬送孔25が制約され
ることがなく、搬送孔25の大きさ以下の錠剤Aは、そ
の形状を問わずに搬送することができる。そのため、各
種の錠剤Aについてその表面観察をすることができ、汎
用性が高いものである。
【0065】そして、前記搬送孔25の適合能力を越え
る形状や大きさの錠剤に対しては、大きさが異なる搬送
孔25を有したターンテーブル23を交換して組み合わ
せ、また、この時、必要に応じて吸着部64も適合する
ものに交換することで対応すればよく、これらの場合に
搬送手段としては固定ベース22が共通部品として用い
られる。したがって、以上のようにターンテンブル23
の交換を行うことにより、外観観察装置21は多種類の
錠剤の表裏面を観察するのに容易に適合できる。
【0066】また、本実施例の外観観察装置21は信号
処理部35と組合わされて、錠剤の生産ラインに組込ま
れた欠点検査装置をなし、この検査装置は必要に応じて
回転式打錠機11の運転を停止させる機械停止信号を出
力するから、以上の外観観察に基づく欠点検出により、
必要に応じて信号処理部35から機械停止信号を発し
て、回転式打錠機11の運転を停止することができる。
したがって、その時点以降の不良品の製造を未然に防止
することができる。
【0067】また、本実施例においては選別機構36を
備え、その選別板83の位置を信号処理部35で検査結
果に応じて制御して、良品と不良品との自動選別ができ
るから、サンプリングされた錠剤のうちの良品を無駄な
く回収できるとともに、その回収に当たって目視による
検査も不要である。しかも、このような自動選別ができ
ることにより、多品種少量の錠剤の製造において、これ
ら各品種の錠剤の外観上の良否を全数検査する検査選別
装置として、本発明の外観観察装置21を使用すること
ができる。
【0068】また、既述のように錠剤Aの裏面を撮像す
るのに、この錠剤を上方から吸着ヘッド28で吸着保持
して実施するから、錠剤Aの表面などに付着し検出部2
6において落下しようとする粉塵を吸着ヘッド28で吸
引除去できる。それにより、第2CCDカメラ32に前
記粉塵が落下して付着し、この粉塵が撮像の妨げとなる
ことを防止できる。そのために、検出部26に防塵用の
透視ガラスを嵌め込む必要もなく、したがって前記透視
ガラスを嵌め込んだ場合の問題点、つまり、前記透視ガ
ラス表面を錠剤Aが摺動することにより長期の使用にお
いてガラス表面が傷付いたり粉塵が付着堆積したりし
て、第2CCDカメラ32の撮像の妨げとなるという問
題点も解消できる。
【0069】また、本実施例では、固定ベース22に検
出部26を設けて、この位置で錠剤Aの外観観察を行う
構成であるから、構成が簡単である。すなわち、ターン
テーブル23が間欠回転される構成においては、前記成
型品供給手段29の受け渡し機構43と同じ構成の搬入
搬出機構を設けて、この機構により、ターンテーブル2
3の回転停止時において検出部に相当する位置の搬送孔
25内の錠剤Aを真空吸着により取出し、ターンテーブ
ル23の外部において吸着部64に吸着保持された錠剤
Aの裏面を、その下方から第2投光器33の照明下にお
いて第2CCDカメラ32により撮像し、この後、前記
搬入搬出機構により再び検出部に相当する位置の搬送孔
25に錠剤Aを戻すようにしても、錠剤Aの外観観察は
可能である。しかし、こうして実施する場合には、前記
搬入搬出機構が必要であるので、部品点数が多く構造が
複雑である。しかし、本実施例の構成においては、ター
ンテーブル23の内側で外観観察ができるので、前記搬
入搬出機構を必要とすることがなく、したがって、部品
点数が少なく、簡単な構成で実施できるものである。
【0070】なお、本実施例では、成型品供給手段29
の供給板42において複数個の錠剤Aが待機され、これ
らは自重により供給孔53に搬送孔25が対向した時
に、次々に搬送孔25に供給される構成を有している。
そのため、ターンテーブル23の回転を間欠回転ではな
く、連続回転させても実施することができる。
【0071】図12は本発明の他の実施例の要部を示し
ている。この実施例は、第1、第2のCCDカメラ、お
よび第1、第2の投光器の配置のみが前記第1実施例と
は異なり、それ以外の構成は図12に図示されない部分
を含めて図1〜図11に示した前記一実施例の外観観察
装置と同じ構成であるので、図示されない構成について
は図1〜図11をもって代用するとともに、図示される
同一構成部分には前記一実施例と同一の符号を付して、
それらの構成の説明およびそれに基づく作用効果の説明
については省略するが、これらの同一部分についても本
実施例装置の構成の一部をなすものである。
【0072】この他の実施例において、第1CCDカメ
ラ30は、固定ベース22の下方に検出部26を視野と
して配置されていて、検出部26の上方に配置された吸
着ヘッド28に吸着された錠剤Aの裏面を検出部26を
通して下方から撮像する。第1投光器31は、固定ベー
ス22の下方に配置されて第1CCDカメラ30の視野
を照明する。これら第1CCDカメラ30と第1投光器
31の配置は、恰も前記一実施例における第2CCDカ
メラ32と第2投光器33の配置に相当している。ま
た、第2CCDカメラ32は、検出部26に対しターン
テーブル23の回転方向前側であって前記検出部26と
成型品排出部27との間において、ターンテーブル23
の上方に搬送孔25の移動軌跡を視野として配置され
て、搬送孔25内の錠剤Aの表面を上方から撮像する。
第2投光器33は、ターンテーブル23の上方に配置さ
れて、第2CCDカメラ32の視野を照明する。これら
第2CCDカメラ32と第2投光器33の配置は、恰も
前記一実施例における第1CCDカメラ30と第1投光
器31の配置に相当している。なお、以上の点以外の構
成は前記一実施例と同じである。
【0073】この他の実施例においては、搬送孔25に
収納されて移動される錠剤Aの表裏面の観察に当たり、
初めに裏面の撮像が第1CCDカメラ30によりなさ
れ、その後に表面の撮像が第2CCDカメラ32により
なされる点以外は、前記第1実施例と同じに動作され
る。したがって、この他の実施例においても、前記第1
実施例と同様な作用を得ることができ、それにより、本
発明の所期の目的を達成できるものである。
【0074】なお、本発明は前記各実施例には制約され
ない。例えば、選別機構36は省略してもよい。また、
ターンテーブル23を間欠回転させる場合には、供給板
42を省略して、ターンテーブル23の停止中に吸着ヘ
ッド28の動作を介して、供給位置に位置された搬送孔
25に直接錠剤Aを供給するようにして、成型品供給手
段29の構成を簡単にしてもよい。
【0075】
【発明の効果】以上詳記したように本発明に係る粉末圧
縮成型品の外観観察装置によれば、粉末圧縮成型品の表
裏面の観察にあたり、粉末圧縮成型品を搬送する搬送手
段としては、従来のように一対の搬送手段を必要とする
ことがなく、一つのターンテーブルを備えるだけでよい
から、搬送手段の部品点数が少なく、その構成を簡単に
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る錠剤の外観観察装置の
構成を示す図。
【図2】同実施例に係る外観観察装置が備える錠剤供給
手段の受け渡し機構の構成を示す断面図。
【図3】図1中Z−Z線に沿う断面図。
【図4】図1中Y−Y線に沿う断面図。
【図5】同実施例に係る錠剤供給手段のパーツフィーダ
の出口部の構成を示す断面図。
【図6】同実施例に係るパーツフィーダの出口部に設け
られるシャッタ機構の構成を示す斜視図。
【図7】同実施例に係る外観観察装置が備える錠剤の表
面観察部の構成を示す断面図。
【図8】同実施例に係る外観観察装置が備える錠剤の裏
面観察部の構成を示す平面図。
【図9】図8中X−X線に沿う断面図。
【図10】図8中W−W線に沿う断面図。
【図11】同実施例に係る外観観察装置が備える錠剤の
選別機構の構成を示す断面図。
【図12】本発明の他の実施例に係る錠剤の外観観察装
置の構成を示す図。
【図13】図12中V−V線に沿う断面図。
【図14】図12中U−U線に沿う断面図。
【図15】従来例に係る錠剤の表面観察装置の構成を示
す断面図。
【符号の説明】
21…外観検査装置、 22…固定ベース、 23…ターンテーブル、 24…ターンテーブル駆動手段、 25…搬送孔、 26…検出部、 27…成型品排出部、 28…吸着ヘッド、 29…成型品供給手段、 30…第1CCDカメラ、 31…第1投光器、 32…第2CCDカメラ、 33…第2投光器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定ベースと、 この固定ベースの上面に近接して回転自在に設けられた
    ターンテーブルと、 このテーブルを回転駆動するターンテーブル駆動部と、 前記ターンテーブルの中心から所定の半径をもって描か
    れる円上に前記ターンテーブルの周方向に相離間して設
    けられた複数の搬送孔と、 これら搬送孔の移動軌跡に対向して前記固定ベースにそ
    の上下面に渡って設けられた検出部と、 この検出部から前記ターンテーブルの回転方向前側に離
    れて前記移動軌跡に対向して前記固定ベースにその上下
    面に渡って設けられた成型品排出部と、 前記検出部の上方にこの検出部との間に前記ターンテー
    ブルを置いて配置され、前記検出部上に運ばれた粉末圧
    縮成型品を真空吸着して前記固定ベース上から浮かす吸
    着ヘッドと、 前記成型品排出部から前記ターンテーブルの回転方向前
    側に離れた位置で粉末圧縮成型品を一個ずつ前記搬送孔
    に供給する成型品供給手段と、 この成型品供給手段による供給位置に対し前記ターンテ
    ーブルの回転方向前側であって前記供給位置と前記検出
    部との間において前記ターンテーブルの上方に前記移動
    軌跡を視野として配置され、前記搬送孔内の粉末圧縮成
    型品の表面を撮像する第1CCDカメラ、または前記固
    定ベースの下方に前記検出部を視野として配置され、前
    記吸着ヘッドに吸着された粉末圧縮成型品の裏面を前記
    検出部を通して撮像する第1CCDカメラと、 前記ターンテーブルの上方または前記固定ベースの下方
    に配置され前記第1CCDカメラの視野を照明する第1
    投光器と、 前記固定ベースの下方に前記検出部を視野として配置さ
    れ、前記吸着ヘッドに吸着された粉末圧縮成型品の裏面
    を前記検出部を通して撮像する第2CCDカメラ、また
    は前記検出部に対し前記ターンテーブルの回転方向前側
    であって前記検出部と前記成型品排出部との間において
    前記ターンテーブルの上方に前記移動軌跡を視野として
    配置され、前記搬送孔内の粉末圧縮成型品の表面を撮像
    する第2CCDカメラと、 前記固定ベースの下方または前記ターンテーブルの上方
    に配置され前記第2CCDカメラの視野を照明する第2
    投光器とを具備した粉末圧縮成型品の外観観察装置。
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