JPH0886831A - バーンイン試験用ボード - Google Patents

バーンイン試験用ボード

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JPH0886831A
JPH0886831A JP6223013A JP22301394A JPH0886831A JP H0886831 A JPH0886831 A JP H0886831A JP 6223013 A JP6223013 A JP 6223013A JP 22301394 A JP22301394 A JP 22301394A JP H0886831 A JPH0886831 A JP H0886831A
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Shoji Okumura
尚司 奥村
Yoshitake Miyagawa
佳武 宮川
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Risho Kogyo Co Ltd
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Risho Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板のパターン配線を作り直すことなく、複
数種の試験対象電気部品のバーンイン試験を行う。 【構成】 ICソケット4A,4B,4Dの1つをスル
ーホール7〜7Dを利用して基板1に組付けておき、こ
のICソケットに半導体装置6を装着するとともに、半
導体装置6におけるピン数、ピン配置およびピン機能な
どに起因する試験仕様に応じ、配線部材25,26の一
端を部品側コンタクト部20に接続し、同配線部材2
5,26の他端を接地パターン配線9上の接栓側コンタ
クト部21および電源パターン配線10上の接栓側コン
タクト部22のいずれかに接続した後、バーンイン試験
装置から電源パターン配線10、接栓側コンタクト部2
2、配線部材25,26、部品側コンタクト部20、I
Cソケットおよび接地パターン配線9からなる回路を介
して半導体装置に電圧・電流・信号などを供給する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は各種電気部品にバーン
イン試験を行うときに使用するバーンイン試験用ボード
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】バーンイン試験を行う各種電気部品とし
ては、例えばICパッケージのような半導体装置、また
はDC/DCコンバータのようなモールドボックスタイ
プの電気部品などがある。
【0003】半導体装置の信頼性試験におけるバーンイ
ン試験は、製造された半導体装置の中から、固有欠陥を
有する半導体装置を除くために、あるいは製造上のばら
つきから稼働時間とストレスとの依存性を有する半導体
装置を除くために行われるスクリーニング試験の一種で
あり、半導体装置中の半導体素子表面の不完全性や半導
体素子内部の構造欠陥または配線の接続不良などを検出
するのに最適である。このバーンイン試験は、試験対象
電気部品としての半導体装置を高温環境下に置き、この
半導体装置に定格またはそれ以上の電源電圧および実動
作に近い電流や信号などの電気的な試験条件を印加し、
温度ストレスおよび電圧ストレスを半導体装置に加える
試験である。このバーンイン試験のやりかたについて
は、アメリカ軍用規格および仕様書(MIL)のSTD
−883におけるマイクロエレクトロニクスの試験方法
および手順のスクリーニング規定において、クラスAで
は125℃を240時間加えながらバーンイン試験を行
い、クラスBでは125℃を160時間加えながらバー
ンイン試験を行うものと記載されている。
【0004】図13はバーンイン試験に用いられる従来
のバーンイン試験用ボードの外観を示す斜視図である。
この図13において、バーンイン試験用ボードはプリン
ト基板にてほぼ四角形に形成された基板1を備える。こ
の基板1の一端部には取手2を有し、取手2の反対側に
位置する基板1の他端部には接栓3を有する。接栓3は
電源用端子と接地用端子および信号用端子など複数の端
子3aを有する。これら複数の端子3aは印刷製版技術
などによってあらかじめ定められた例えば短冊形などの
ような形を以て基板1の接栓3を構成する部分に導電箔
にて形成されたパターン配線になっている。基板1の一
方の板面上にはICソケット4および制御用実装部品5
が複数個組付けられる。制御用実装部品5は例えば抵抗
やコンデンサなどである。各ICソケット4は1つの収
容部4aと複数の端子を構成するピン4bとを有し、ピ
ン4bが基板1に形成された図外のスルーホールに挿入
されて接続されることによって、ICソケット4が基板
1に組付けられる。このICソケット4が基板1に組付
けられることによって、ピン4bは印刷製版技術などに
よってあらかじめ定められた配線経路を形成する形を以
て基板1に添い設けられた導電箔にて形成された図外の
パターン配線を介して接栓3の端子3aに個別に接続さ
れ、収容部4aが基板1に設けられる。このICソケッ
ト4の収容部4aにバーンイン試験を行うための試験対
象電気部品としての半導体装置6を着脱可能に装着する
ことによって、半導体装置6の複数のリードを構成する
ピン6aがICソケット4の複数のピン4bに個別に接
続される。つまり、半導体装置6が基板1の収容部4a
に装着されることによって、半導体装置6のピン6aは
ICソケット4のピン4bと図外のスルーホールおよび
図外のパターン配線を介して接栓3の複数の端子3aに
個別に接続される。
【0005】したがって、この図13に示した従来のバ
ーンイン試験用ボードにてバーンイン試験を行うには、
半導体装置6を基板1の収容部4aに装着することによ
って、半導体装置6のピン6a各々をICソケット4の
ピン4b各々に接触させ、これらピン6aとピン4bと
の接触を保持させる。そして、基板1の取手2を把持
し、基板1を図外のバーンイン試験装置に運搬し、基板
1の接栓3をバーンイン試験装置の図外の接栓に挿入し
て雌雄結合させ、半導体装置6の装着されたバーンイン
試験用ボードをバーンイン試験装置の図外の加熱槽内に
配置する。引き続き、バーンイン試験装置の加熱槽を加
熱動作させ、加熱槽内に半導体装置6のバーンイン試験
に要求される所定温度の高温環境を作り、半導体装置6
を加熱する一方、バーンイン試験装置の接栓から基板1
の接栓3を経由して半導体装置6に所定の電圧や電流ま
たは信号などの電気的な試験条件を印加する。このと
き、半導体装置6に供給される電流量は制御用実装部品
5としての抵抗によって制御され、ノイズは制御用実装
部品5としてのコンデンサによって吸収される。この状
態を例えば160時間などのような所定時間継続させた
後、バーンイン試験用ボードを加熱槽外に取り出すとと
もに、基板1の接栓3をバーンイン試験装置の接栓から
抜き取る。その後、半導体装置6の特性チェックを行
い、半導体装置6の良否判定を行う。なお、最近ではバ
ーンイン試験装置の加熱槽内において、半導体装置6に
加熱と電気的な試験条件とを印加しながら、半導体装置
6の特性チェックおよび良否判定を行うモニタバーンイ
ン方式も実用されている。
【0006】ところで半導体装置には、図14に示すよ
うに、ピン数、ピン配置およびピン機能などの関係から
分類される種類がある。図14のa図に示す半導体装置
6Aは幅が同じでもピン数の変化によって長さLが異な
るものであって、図14のb図に示す半導体装置6Bは
ピン数が同じで長さが同じでもピン配置の変化によって
幅Dが異なるものである。図14のc図示す半導体装置
6Cと図14のd図に示す半導体装置6Dとはピン数お
よびピン配置が同じでも、各ピンに設定されるピン機能
が異なる。図14のc図に示す半導体装置6Cでは、1
8番ピン4b−18が電源Vccに接続するための電源
ピンとして決められ、9番ピン4b−9が接地GNDに
接続するための接地ピンとして決められ、それ以外のピ
ンが信号の供給を受ける信号ピンと決められている。図
14のd図に示す半導体装置6Dでは、12番ピン4b
−12が電源ピンとして決められ、3番ピン4b−3が
接地ピンとして決められ、それ以外のピンが信号ピンと
して決められている。つまり、半導体装置の複数のピン
とICソケットのピンとは数および配置が対応している
ことから、図14のa図に示す半導体装置6Aと図14
のb図に示す半導体装置6BとではICソケットが異な
り、結果として、バーンイン試験用ボードの設計変更が
必要となる。また、図14のc図に示す半導体装置6C
と図14のd図に示す半導体装置6Dとでは、同一のソ
ケットが使用できるものの、ピン機能が異なるので、バ
ーンイン試験用ボードの設計変更が必要となる。
【0007】この半導体装置におけるピン数、ピン配置
およびピン機能の違いに応じたバーンイン試験用ボード
の設計変更について図15を用いて説明する。この図1
5はスタテックバーンイン方式を例として図示してあ
る。スタテックバーンイン方式とは、半導体装置の電源
ピンおよび接地ピンが電源パターン配線に導電線にて接
続され、半導体装置の信号ピンが電源パターン配線およ
び接地パターンにプルアップ抵抗を介して接続され、半
導体装置をスクリーニングする方式である。具体的に
は、図15のa図は、ピンを対向する二辺に沿い9本づ
つ有する半導体装置をバーンイン試験するためのバーン
イン試験用ボードの一部を示す平面図である。このa図
において、基板1は左右に所定間隔を以て二列配置され
たソケット用スルーホール7と、このソケット用スルー
ホール7の外側それぞれに列配置された抵抗用スルーホ
ール8と、この抵抗用スルーホール8の外側それぞれに
沿い延設された接地パターン配線9および電源パターン
配線10とを有する。ICソケット4Aはピン4bを対
向する二辺に沿い9本づつ有する。このピン4bに番号
を付して説明する場合は、その番号は右側の最上位置の
ピンから時計回り方向に順に付したものとする。このI
Cソケット4Aは、その図外の収容部に装着される半導
体装置のピンの機能構成から、18番ピン4b−18が
電源ピンと決められ、9番ピン4b−9が接地ピンと決
められている。よって、上記基板1において、ICソケ
ット4Aの18番ピン4b−18が挿入されるソケット
用スルーホール7は電源パターン配線10に中継パター
ン配線11にて接続され、ICソケット4Aの9番ピン
4b−9が挿入されるソケット用スルーホール7は接地
パターン配線9に上記とは別の中継パターン配線12に
て接続されている。したがって、a図に示すように、I
Cソケット4Aのピン4bをソケット用スルーホール7
に挿入して高温はんだで接続し、ICソケット4Aが基
板1に組付けられることによって、18番ピン4b−1
8としての電源ピンが中継パターン配線11にて電源パ
ターン配線10に接続され、9番ピン4b−9としての
接地ピンが中継パターン配線12にて接地パターン配線
9に接続される。抵抗用スルーホール8上にはプルアッ
プ抵抗としてのモジュール抵抗13が設置され、このモ
ジュール抵抗13は抵抗用スルーホール8に接続された
図外の中継パターン配線を介してICソケット4Aの電
源ピンなる18番ピン4b−18および接地ピンなる9
番ピン4b−9以外のピン4bを電源パターン配線9お
よび接地パターン配線10にあらかじめ設定された試験
仕様に応じ接続する。図15のb図は、ピンの対向間隔
がa図と同じであるが、ピンを対向する二辺に沿い15
本づつ有するというように、ピン数がa図とは異なる半
導体装置をバーンイン試験するためのバーンイン試験用
ボードの一部を示す平面図である。このb図では、ソケ
ット用スルーホール7の対向間隔などはa図と同一寸法
となっているものの、中継パターン配線11A,12A
の位置が異なる。ICソケット4Bは対向する二辺に1
5個のピン4bを二辺に沿い列配置して有する。このピ
ン4bに番号を付して説明する場合はa図と同じ要領に
なっている。このICソケット4Bは、その図外の収容
部に装着される半導体装置のピンの機能構成から、30
番ピン4b−30が電源ピンと決められ、15番ピン4
b−15が接地ピンと決められている。よって、上記基
板1において、ICソケット4Bの30番ピン4b−3
0が挿入されるソケット用スルーホール7は電源パター
ン配線10に中継パターン配線11Aにて接続され、I
Cソケット4Bの9番ピン4b−15が挿入されるソケ
ット用スルーホール7は接地パターン配線9に上記とは
別の中継パターン配線12Aにて接続されている。した
がって、b図に示すように、ICソケット4Bのピン4
bをソケット用スルーホール7に挿入して高温はんだで
接続し、ICソケット4Bが基板1に組付けられること
によって、30番ピン4b−30としての電源ピンが中
継パターン配線11Aにて電源パターン配線10に接続
され、15番ピン4b−15としての接地ピンが中継パ
ターン配線12Aにて接地パターン配線9に接続され
る。抵抗用スルーホール8上にはプルアップ抵抗として
のモジュール抵抗13Aが設置され、このモジュール抵
抗13Aは抵抗用スルーホール8に接続された図外の中
継パターン配線を介してICソケット4Bの電源ピン4
b−30および接地ピン4b−15以外のピンを電源パ
ターン配線10および接地パターン配線9にあらかじめ
設定された試験仕様に応じ接続する。図15のc図は、
ピン数およびピン配置がa図と同じであるものの、ピン
機能が異なる半導体装置をバーンイン試験するためのバ
ーンイン試験用ボードの一部を示す平面図である。この
c図では、中継パターン配線11B,12Bの位置がa
図とは異なる。つまり、ICソケット4Cはその図外の
収容部に装着される半導体装置のピン機能から、12番
ピン4b−12が電源ピンと決められ、3番ピン4b−
3が接地ピンと決められている。よって、ICソケット
4Cのピン4bをソケット用スルーホール7に挿入して
高温はんだで接続し、ICソケット4Cが基板1に組付
けられることによって、12番ピン4b−12としての
電源ピンが中継パターン配線11Bにて電源パターン配
線10に接続され、3番ピン4b−3としての接地ピン
が中継パターン配線12Bにて接地パターン配線9に接
続される。抵抗用スルーホール8上に設置されたモジュ
ール抵抗13は抵抗用スルーホール8に接続された図外
の中継パターン配線を介してICソケット4Cの12番
ピン4b−12および3番ピン4b−3以外のピンを電
源パターン配線10および接地パターン配線9にあらか
じめ設定された試験仕様に応じ接続する。図15のd図
は、ピン数およびピン機能がa図と同じであるものの、
ピン配置が異なる半導体装置をバーンイン試験するため
のバーンイン試験用ボードの一部を示す平面図である。
このd図では、ソケット用スルーホール7の対向間隔が
a図とは異なる。つまり、ICソケット4Dに装着され
る半導体装置の幅から、ソケット用スルーホール7の対
向間隔がa図よりも広くなっている。なお、上記図15
のa〜d図においてはICソケット4A〜4Dを1つ図
示してあるが、複数のICソケット4A〜4Dを縦列配
置できる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、図14
に示す半導体装置6A〜6Dのように、半導体装置のピ
ン数、ピン配置およびピン機能の違いによって種類が異
なると、バーンイン試験用ボードでは図15のa図〜c
図に示すように中継パターン配線11,11A,11
B,12,12A,12Bの位置が異なるか、または図
15のd図のように接地パターン配線9および電源パタ
ーン配線10の位置が異なる。結果として、半導体装置
のピン数、ピン配置およびピン機能の違いによって種類
が異なると、図13に示す従来のバーンイン試験用ボー
ドは、前記のように基板1に搭載されたICソケット4
のピン4bが電源パターン配線や接地パターン配線およ
び中継パターン配線によって接栓3の端子3aにそれぞ
れ接続される構成であるので、設計変更して作り直さな
ければならない。しかし、バーンイン試験用ボードを作
り直すには、印刷製版技術などに使用する図面や基板フ
ィルムなどバーンイン試験用ボード製造の基本要素から
作り直す必要があり、多大な応力と時間および費用がか
かるという問題があった。
【0009】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、その目的は印刷製版技術など
による作り直しを招かずに、基板とは別体の配線部材の
結線変更作業によって、複数の種類の半導体装置をバー
ンイン試験することができるようにするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された第
1の発明に係るバーンイン試験用ボードは、試験対象電
気部品を装着する基板が部品側コンタクト部とこれに対
し離間配置される複数の接栓側コンタクト部とを有し、
部品側コンタクト部は基板とは別構成された配線部材の
一端が結線可能であるとともに試験対象電気部品の端子
にパターン配線で接続され、複数の接栓側コンタクト部
は上記配線部材の他端が結線可能であるとともに基板の
接栓に上記とは別のパターン配線で接続されて電源用・
接地用など電気的な役目を異にする一方、上記配線部材
の一端を部品側コンタクト部に結線し、この配線部材の
他端を複数の接栓側コンタクト部のいずれかに結線する
ことによって、上記試験対象電気部品に供給される電気
的な試験条件を試験対象電気部品の種類に応じ切り替え
られるように構成したものである。
【0011】請求項2に記載された第2の発明に係るバ
ーンイン試験用ボードは、第1の発明における基板が試
験対象電気部品の種類に応じ同試験対象電気部品の複数
の端子それぞれを個別に接続するための端子部を相対峙
しつつ複数列有し、この複数列ごとの端子部が試験対象
電気部品の端子ごとに対応する複数列を横切る方向に延
びるパターン配線を接続し、このパターン配線の延長端
部それぞれが部品側コンタクト部を列配置となるように
有する一方、この部品側コンタクト部の列の外側には電
源用・接地用など電気的な役目を異にする複数の接栓側
コンタクト部が上記試験対象電気部品の端子と対応する
部品側コンタクト部ごとに対応して設けられる構成とし
たものである。
【0012】請求項3に記載された第3の発明に係るバ
ーンイン試験用ボードは、第1の発明における基板が試
験対象電気部品の種類に応じ同試験対象電気部品の複数
の端子それぞれを個別に接続するための端子部を格子状
配置を以て有し、この格子状配置ごとの端子部が試験対
象電気部品の端子ごとに対応する縦横列を横切る方向に
延びるパターン配線を接続し、このパターン配線の延長
端部それぞれが部品側コンタクト部を列配置となるよう
に有し、この部品側コンタクト部の列の外側には電源用
・接地用など電気的な役目を異にする複数の接栓側コン
タクト部が同心で相似形に配置しつつ上記試験対象電気
部品の端子と対応する部品側コンタクト部ごとに対応し
て設けられる構成としたものである。
【0013】請求項4に記載された第4の発明に係るバ
ーンイン試験用ボードは、第1の発明における基板が試
験対象電気部品の種類に応じ同試験対象電気部品の複数
の端子それぞれを個別に接続するための端子部を格子状
配置を以て有し、この格子状配置ごとの端子部が試験対
象電気部品の端子ごとに対応する縦横列を横切る方向に
延びるパターン配線を接続し、このパターン配線の延長
端部それぞれが部品側コンタクト部を列配置となるよう
に有する一方、この部品側コンタクト部の列の外側には
所定間隔を以て電源用・接地用など電気的な役目を異に
する複数のパターン配線が複数列として同心で相似形の
四角形に形成され、これら複数列同心相似形のパターン
配線それぞれには接栓側コンタクト部が上記試験対象電
気部品の端子と対応する部品側コンタクト部ごとに対応
して設けられるとともに、複数列同心相似形のパターン
配線の四隅部分が分離される構成としたものである。
【0014】請求項5に記載された第5の発明に係るバ
ーンイン試験用ボードは、第1〜第4の発明のいずれか
における部品側コンタクト部がスルーホールに構成され
たものである。
【0015】請求項6に記載された第6の発明に係るバ
ーンイン試験用ボードは、第1〜第4の発明のいずれか
における接栓側コンタクト部がスルーホールに構成され
たものである。
【0016】請求項7に記載された第7の発明に係るバ
ーンイン試験用ボードは、第1〜第4の発明のいずれか
における部品側コンタクト部が雄または雌コネクタに構
成されたものである。
【0017】請求項8に記載された第8の発明に係るバ
ーンイン試験用ボードは、第1〜第4の発明のいずれか
における接栓側コンタクト部が雄または雌コネクタに構
成されたものである。
【0018】
【作用】第1の発明のバーンイン試験用ボードは、基板
に試験対象電気部品を装着するとともに、基板とは別構
成された配線部材の一端を部品側コンタクト部に結線
し、この配線部材の他端を試験対象電気部品の種類に応
じ複数の接栓側コンタクト部のいずれかに結線した後、
基板の接栓をバーンイン試験装置の接栓に接続するとと
もに、この基板をバーンイン試験装置の加熱槽内に配置
し、この加熱槽の加熱動作に伴う高温環境下に上記試験
対象電気部品を置き、上記バーンイン試験装置の接栓か
ら基板の接栓を介して試験対象電気部品に電圧・電流・
信号など電気的な試験条件を試験対象電気部品の種類に
応じ供給することによって、試験対象電気部品のバーン
イン試験を行う。
【0019】第2の発明のバーンイン試験用ボードは、
基板が複数列の試験対象電気部品接続用端子部と部品側
コンタクト部およびこれに離間配置される複数の接栓側
コンタクト部を有するので、部品側コンタクト部に配線
部材の一端を結線し、この配線部材の他端を試験対象部
品の種類に応じ複数の接栓側コンタクト部のいずれかに
結線することによって、ピン数およびピン機能が異なる
複数の種類の試験対象部品に対するバーンイン試験が適
切に行える。
【0020】第3の発明のバーンイン試験用ボードは、
基板が格子状配置の試験対象電気部品接続用端子部とこ
れを囲う部品側コンタクト部および複数の接栓側コンタ
クト部を有するので、部品側コンタクト部に配線部材の
一端を結線し、この配線部材の他端を試験対象部品の種
類に応じ複数の接栓側コンタクト部のいずれかに結線す
ることによって、ピン数が多い半導体装置に対するバー
ンイン試験が適切に行える。
【0021】第4の発明のバーンイン試験用ボードは、
接栓側コンタクト部を備えるための複数のパターン配線
が4隅部で分離されるので、そのパターン配線で囲まれ
る要素の組をその4隅の空部を利用して互いに近接させ
つつ縦横配置することによって、1つの基板1へのIC
ソケットの実装密度が高められる。
【0022】第5の発明のバーンイン試験用ボードは、
部品側コンタクト部がスルーホールになっているので、
配線部材の一端をスルーホールに挿入して高温はんだな
どで接合することによって、配線部材の一端と部品側コ
ンタクト部との接続を確保する。
【0023】第6の発明のバーンイン試験用ボードは、
接栓側コンタクト部がスルーホールになっているので、
配線部材の他端をスルーホールに挿入して高温はんだな
どで接合することによって、配線部材の他端と接栓側コ
ンタクト部との接続を確保する。
【0024】第7の発明のバーンイン試験用ボードは、
部品側コンタクト部が雄または雌のコネクタになってい
るので、配線部材の一端に雌または雄のコネクタを設
け、この配線部材側と部品側コンタクト部のコネクタと
の雌雄結合によって、配線部材の一端と部品側コンタク
ト部との接続を確保する。
【0025】第8の発明のバーンイン試験用ボードは、
接栓側コンタクト部が雄または雌のコネクタになってい
るので、配線部材の他端に雌または雄のコネクタを設
け、この配線部材側と接栓側コンタクト部のコネクタと
の雌雄結合によって、配線部材の他端と接栓側コンタク
ト部との接続を確保する。
【0026】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図1乃至図12
を用い、前記従来例と同一部分に同一符号を付し、スタ
テックバーンイン方式を例として説明する。 実施例1(請求項1、請求項2、請求項5、請求項6に
対応).図1は実施例1のバーンイン試験用ボードの一
部を平面的に示す模式図、図2および図3は実施例1の
バーンイン試験用ボードの基板とは別体の配線部材を結
線した状態を示す図である。
【0027】図1において、基板1は左右に所定間隔を
以て列配置された試験用対象電気部品接続用端子部とし
てのソケット用スルーホール7,7A,7B,7C,7
Dと部品側コンタクト部20と接地パターン配線9と電
源パターン配線10および接栓側コンタクト部21,2
2を有する。ソケット用スルーホール7とその右側に縦
列配置された部品側コンタクト部20とは、その縦列を
横切る方向つまり横方向において互いに中継パターン配
線23にて接続された組になっているとともに、縦列に
沿う上下方向において互いに独立している。要するに、
右側列のソケット用スルーホール7に接続された中継パ
ターン配線23は一点鎖線で示すICソケット4Aが有
する収容部4a(図13参照)より右横方向外側に延
び、その中継パターン配線23の延長端部それぞれには
部品側コンタクト部20が設けられる。また、左側列の
ソケット用スルーホール7A〜7Dとその左側に列配置
された部品側コンタクト部20とは、その縦列を横切る
方向つまり横方向において互いに上記とは別の中継パタ
ーン配線24にて接続された組になっているとともに、
縦列に沿う上下方向において互いに独立している。要す
るに、左側列のソケット用スルーホール7A〜7Dを互
いに接続する中継パターン配線24はICソケット4A
が有する収容部4a(図13参照)より左横方向外側に
延び、その中継パターン配線24の延長端部それぞれに
は部品側コンタクト部20が設けられる。これら部品側
コンタクト部20は、基板1とは別体に構成された導電
線や抵抗体などのような配線部材25,26の一端が結
線可能なスルーホールになっている。上記部品側コンタ
クト部20の左右外側に所定間隔を以て列配置された接
地パターン配線9および電源パターン配線10には、接
栓側コンタクト部21,22が設けられる。接地パター
ン配線9上に位置する接栓側コンタクト部21および電
源パターン配線10上に位置する接栓側コンタクト部2
2は、上記配線部材25,26の他端が結線可能なスル
ーホールになっている。これら接栓側コンタクト部2
1,22は、部品側コンタクト部20と横方向で位置が
対向し、結果として、後述するICソケット4A,4
B,4Dに装着されてバーンイン試験が行われるDIP
(Dual Inline Packege)と呼ばれ
る半導体装置の端子と位置が1対1に対応する。また、
左右側列における部品側コンタクト部20から接地パタ
ーン配線9上の接栓側コンタクト部21までの距離は同
一寸法L1になっており、左右側列における部品側コン
タクト部20から電源パターン配線10上の接栓側コン
タクト部22までの距離は同一寸法L2になっている
(L1<L2)。
【0028】上記図1に一点鎖線で示すICソケット4
Aはピン4bを対向する二辺に沿い9本づつ有する。こ
のICソケット4Aはピン4bをソケット用スルーホー
ル7,7Aに挿入して高温はんだで接続することによっ
て、ICソケット4Aが基板1に組付けられる。このI
Cソケット4Aが基板1に組付けられた状態において
は、右側列のピン4bはソケット用スルーホール7およ
び中継パターン配線23によって右側列の部品側コンタ
クト部20それぞれに個別に接続され、左側列のピン4
bはソケット用スルーホール7Aおよび中継パターン配
線24によって左側列の部品側コンタクト部20それぞ
れに個別に接続される。上記図1に二点鎖線で示すIC
ソケット4Bはピン4bを対向する二辺に沿い15本づ
つ有する。このICソケット4Bはピン4bをソケット
用スルーホール7,7Aに挿入して高温はんだで接続す
ることによって、ICソケット4Bが基板1に組付けら
れる。このICソケット4Bが基板1に組付けられた状
態においては、ピン4bはソケット用スルーホール7,
7Aおよび中継パターン配線23,24によって部品側
コンタクト部20それぞれに個別に接続される。上記図
1に点線で示すICソケット4Dはピン4bを対向する
二辺に沿い9本づつ有する。このICソケット4Dはピ
ン4bをソケット用スルーホール7,7Cに挿入して高
温はんだで接続することによって、ICソケット4Dが
基板1に組付けられる。このICソケット4Dが基板1
に組付けられた状態においては、ピン4bはソケット用
スルーホール7,7Cおよび中継パターン配線23,2
4によって部品側コンタクト部20それぞれに個別に接
続される。
【0029】次に、この実施例1のバーンイン試験用ボ
ードを用いたバーンイン試験について説明する。この実
施例1のバーンイン試験用ボードは、バーンイン試験す
る試験対象電気部品としての半導体装置6(図13参
照)の種類に応じ、例えば、ソケット用スルーホール
7,7Aを利用するICソケット、ソケット用スルーホ
ール7,7Bを利用するICソケット、ソケット用スル
ーホール7,7Cを利用するICソケットおよびソケッ
ト用スルーホール7,7Dを利用するICソケットな
ど、複数のICソケットが組付けられるように構成され
ている。そこで、説明を簡明にすることから、基板1に
は例えばソケット用スルーホール7,7Aを利用する図
1に仮想線で示すICソケット4Aが組付けられたもの
と仮定する。そして、バーンイン試験を行うに際して
は、半導体装置6を基板1のICソケット4Aの収容部
4a(図13参照)に装着するとともに、半導体装置6
におけるピン数、ピン配置およびピン機能などの関係か
ら分類された種類によってあらかじめ設定された試験仕
様に応じ、配線部材25,26の一端をICソケット4
Aに対応する部品側コンタクト部20それぞに接続し、
同配線部材25,26の他端を接地パターン配線9上の
接栓側コンタクト部21および電源パターン配線10上
の接栓側コンタクト部22のいずれかに接続する。この
配線部材25,26の部品側コンタクト部20および接
栓側コンタクト部21,22への接続について図2およ
び図3を用い詳述する。図2のa図は1つの部品側コン
タクト部20が配線部材25によって接地パターン配線
9上の接栓側コンタクト部21に接続された状態を平面
的に示す模式図である(a図からは基板1が省略されて
いる)。図2のb図はa図に示すA−A線に相当する基
板1を含む断面図であって、上記配線部材25がジャン
パ線などのような導電線25Aで構成される。この導電
線25Aはコ字形に形成され、その相対峙する二片をつ
なぐ一片には絶縁被覆25aを有し、相対峙する二片が
部品側コンタクト部20を構成するスルーホールおよび
接栓側コンタクト部21を構成するスルーホールに挿入
されて高温はんだ27で接続された状態である。図2の
c図はa図に示すA−A線に相当する基板1を含む断面
図であって、上記配線部材25が抵抗体25Bで構成さ
れる。この抵抗体25Bは両端より延びるリード線25
bの一方をコ字形に折り曲げ、その相対峙するリード線
25bが部品側コンタクト部20を構成するスルーホー
ルおよび接栓側コンタクト部21を構成するスルーホー
ルに挿入されて高温はんだ27で接続された状態であ
る。図3のa図は1つの部品側コンタクト部20が配線
部材26によって電源パターン配線10上の接栓側コン
タクト部22に接続された状態を平面的に示す模式図で
ある(a図からは基板1が省略されている)。図3のb
図はa図に示すA−A線に相当する基板1を含む断面図
であって、上記配線部材26が導電線26Aで構成され
る。この導電線26Aはコ字形に形成され、その相対峙
する二片をつなぐ一片には絶縁被覆26aを有し、相対
峙する二片が部品側コンタクト部20を構成するスルー
ホールおよび接栓側コンタクト部22を構成するスルー
ホールに挿入されて高温はんだ27で接続された状態で
ある。図3のc図はa図に示すA−A線に相当する基板
1を含む断面図であって、上記配線部材26が抵抗体2
6Bで構成される。この抵抗体26Bは両端より延びる
リード線26bの一方をコ字形に折り曲げ、その相対峙
するリード線26bが部品側コンタクト部20を構成す
るスルーホールおよび接栓側コンタクト部22を構成す
るスルーホールに挿入されて高温はんだ27で接続され
た状態である。つまり、図1に示すICソケット4Aの
ピン4bのうちで電源ピンに割り当てられたピンに接続
された部品側コンタクト部20は図3のb図に示すよう
に導電線26Aを用いて電源パターン配線10上の接栓
側コンタクト部22に接続され、ICソケット4Aのピ
ン4bのうちで接地ピンに割り当てられたピンに接続さ
れた部品側コンタクト部20は図2のb図に示すように
導電線25Aを用いて接地パターン配線9上の接栓側コ
ンタクト部21に接続され、ICソケット4Aのピン4
bのうちで信号ピンに割り当てられたピンに接続された
部品側コンタクト部20は図2のc図および図3のc図
に示すように抵抗体25B,26Bを用いて電源パター
ン配線10または接地パターン配線9上のいずれかの接
栓側コンタクト部22に接続される。したがって、この
実施例1によれば、ICソケット4Aを介して基板1に
装着された半導体装置6のピン各々について導電線や抵
抗などの配線部材25,26にて電源パターン配線10
または接地パターン配線9への配線切り替えができる。
引き続き、上記半導体装置6を装着した基板1の接栓3
(図13参照)をバーンイン試験装置の接栓に雌雄結合
させ、バーンイン試験用ボードをバーンイン試験装置の
加熱槽内に配置し、バーンイン試験装置の加熱槽内に半
導体装置6のバーンイン試験に要求される所定温度の高
温環境を作り、半導体装置6を加熱する一方、バーンイ
ン試験装置の接栓から基板1の接栓3に電圧や電流また
は信号などの電気的な試験条件を供給する。この接栓3
に供給された電気的な試験条件は、電源パターン配線1
0、接栓側コンタクト部22、配線部材25,26、部
品側コンタクト部20、中継パターン配線23,24、
接栓側コンタクト部21および接地パターン配線9によ
って形成される回路によって、半導体装置6に印加され
る。このとき、半導体装置6の電源ピンは電源電位とな
り、半導体装置6の接地ピンは接地電位となり、半導体
装置6の信号ピンには抵抗体25B,26Bにて制御さ
れた電流量が供給され、スタテックバーンイン方式のバ
ーンイン試験が行われる。
【0030】要するに、この実施例1では、基板1には
複数列のソケット用スルーホール7,7A〜7Dを介し
複数種類のICソケットが組付けられるとともに、基板
1には配線部材25,26の一端が結線可能な部品側コ
ンタクト部20と配線部材25,26の他端が結線可能
で電源用・接地用など電気的な役目の異なる複数の接栓
側コンタクト部21,22とを離間配置した構成である
ので、部品側コンタクト部20に配線部材25,26の
一端を結線し、この配線部材25,26の他端を半導体
装置6の種類によってあらかじめ設定された試験仕様に
応じ上記電気的な役目の異なる複数の接栓側コンタクト
部21,22のいずれかに結線することによって、印刷
製版技術などでバーンイン試験用ボードを作り直すこと
なく、ピン数、ピン配置およびピン機能が異なる複数の
種類の半導体装置を適切にバーンイン試験することがで
きる。この点は、特に請求項2に対応する。
【0031】この実施例1では、部品側コンタクト部2
0をスルーホールに構成したので、図2および図3に示
すように、ジャンパ線などのような導電線25A,26
Aの一端、または抵抗体25B,26Bの一端を上記ス
ルーホールに挿入して高温はんだ27などで接合するこ
とによって、部品側コンタクト部20と配線部材25,
26の一端との接続が保持できる。加えて、ジャンパ線
などのような導電線25A,26Aの一端、または抵抗
体25B,26Bのリード端に特別な結合手段を設ける
必要がなく、部品側コンタクト部20と配線部材25,
26の一端との接続構造を極めて簡単に構成できる。こ
の点は、特に請求項5に対応する。
【0032】この実施例1では、接栓側コンタクト部2
1,22をスルーホールに構成したので、図2および図
3に示すように、ジャンパ線などのような導電線25
A,26Aの他端、または抵抗体25B,26Bの他端
を上記スルーホールに挿入して高温はんだ27などで接
合することによって、接栓側コンタクト部21,22と
配線部材25,26の他端との接続が確保できる。加え
て、ジャンパ線などのような導電線25A,26Aの他
端、または抵抗体25B,26Bのリード端に特別な結
合手段を設ける必要がなく、接栓側コンタクト部21,
22と配線部材25,26の他端との接続構造を極めて
簡単に構成できる。この点は、特に請求項6に対応す
る。
【0033】この実施例1では、部品側コンタクト部2
0と接栓側コンタクト部21,22とが互いに所定間隔
を以て列配置されたので、導電線25A,26Aおよび
抵抗体25B,26Bを図2および図3に示すコ字形の
ような所定形状に形成しておき、これを選択しつつ部品
側コンタクト部20としてのスルーホールと接栓側コン
タクト部21,22としてのスルーホールに挿入して接
続するによって、配線部材25,26の部品側コンタク
ト部20と接栓側コンタクト部21,22とへの結線が
容易にできる。この点は、特に請求項2に対応する。こ
の場合、上記配線部材25,26の結線は手作業で行う
ことも可能であるが、所定形状に形成した導電線25
A,26Aおよび所定形状に形成した抵抗体25B,2
6Bを半導体装置6の種類によってあらかじめ設定され
た試験仕様に応じ自動的に供給しつつ結線することが可
能となり、結果として、上記配線部材25,26の結線
作業を自動化するできる。
【0034】この実施例1では、図1に示すように、左
右側列における部品側コンタクト部20から接地パター
ン配線9上の接栓側コンタクト部21までの距離が同一
寸法L1に形成され、左右側列における部品側コンタク
ト部20から電源パターン配線10上の接栓側コンタク
ト部22までの距離が同一寸法L2に形成されたので、
導電線25A,26Aおよび抵抗体25B,26Bを図
2および図3に示すような所定形状を以て2種類づつ形
成しておけば結線作業が実行でき、導電線25A,26
Aおよび抵抗体25B,26Bの所定形成の種類が少な
くて済み経済的である。加えて、上記同一寸法L1およ
び同一寸法L2の構成によって、導電線25A,26A
および抵抗体25B,26Bを半導体装置6の種類によ
ってあらかじめ設定された試験仕様に応じ自動的に供給
しつつ結線することが容易となり、結果として、上記配
線部材25,26の結線作業の自動化を容易に実施でき
る。
【0035】さらに、この実施例1では基板1に相対峙
するソケット用スルーホール7,7Aに加えてソケット
用スルーホール7B〜7Dを設けたが、基板1からソケ
ット用スルーホール7B〜7Dを削除することも可能で
ある。この場合、基板1には対向間隔が同一でピン数が
異なる種類のICソケットが組付けられるとともに、基
板1には配線部材25,26の一端が結線可能な部品側
コンタクト部20と配線部材25,26の他端が結線可
能で電源用・接地用など電気的な役目の異なる複数の接
栓側コンタクト部21,22とを離間配置した構成であ
るので、部品側コンタクト部20に配線部材25,26
の一端を結線し、この配線部材25,26の他端を半導
体装置6の種類によってあらかじめ設定された試験仕様
に応じ上記電気的な役目の異なる複数の接栓側コンタク
ト部21,22のいずれかに結線することによって、印
刷製版技術などでバーンイン試験用ボードを作り直すこ
となく、ピン数およびピン機能が異なる複数の種類の半
導体装置を適切にバーンイン試験することができる。こ
の点は、特に請求項1に対応する。加えて、この場合、
中継パターン配線24を中継パターン配線23と同様に
短くし、その中継パターン配線24に設けられる部品側
コンタクト部20と同中継パターン配線24側の接地パ
ターン配線9と電源パターン配線10および接栓側コン
タクト部21,22をソケット用スルーホール7Aに近
接配置し、ソケット用コンタクト部7,7Aと中継パタ
ーン配線23,24と部品側コンタクト部20と接地パ
ターン配線9と電源パターン配線10および接栓側コン
タクト部21,22を左右対称に配置することが可能で
ある。
【0036】実施例2(請求項1、請求項3、請求項
5、請求項6に対応).図4は実施例2のバーンイン試
験用ボードの一部を示す平面図、図5は図4におけるパ
ターン配線の一部を示す模式図、図6は図4に示すA−
A線に沿う断面図である。図4に示すように、この実施
例2のバーンイン試験用ボードは、PGA(Pin G
rid Array)、PLCC(Plastic L
eadlessChip Crrier)、QFJ(Q
uadrangle Flat Jtype Lead
Package)などピン数が多い半導体装置に適用
できるようにした点に特徴がある。つまり、基板1には
ソケット用スルーホール7Eが左右上下に所定間隔を以
て格子状配置に形成される。このソケット用スルーホー
ル7Eの一部は図4に図示をしていないが、このソケッ
ト用スルーホール7Eは実施例2のバーンイン試験用ボ
ードでバーンイン試験を行うための最大ピン数を有する
半導体装置を装着するためのICソケット4Eの外形を
示す仮想線で描いた方形枠内全体に縦横に平行な縦列と
横列との交点に位置して設けられている。また、点線の
方形枠はICソケット4Eよりひとまわり小さいICソ
ケット4Fの外形を示し、一点鎖線の方形枠はICソケ
ット4Fよりひとまわり小さいICソケット4Gの外形
を示す。上記基板1はICソケット4Eの外形の方形枠
を囲む部品側コンタクト部20と接地パターン配線9A
と電源パターン配線10Aおよび接栓側コンタクト部2
1,22とからなる複数組30A,30Bを有する。複
数組30A,30Bそれぞれの接栓側コンタクト部2
1,22の一部は図4に図示をしていないが、接栓側コ
ンタクト部21,22は接地パターン配線9Aおよび電
源パターン配線10A上において部品側コンタクト部2
0と位置が対向して設けられている。部品側コンタクト
部20は図5に示すようにソケット用スルーホール7E
に中継パターン配線31,32にて接続される。つま
り、仮想線の方形枠と点線の方形枠との間に位置するソ
ケット用スルーホール7Eは複数組30A,30Bでの
内側の一組30Aにおける部品側コンタクト部20に中
継パターン配線31で接続される。点線の方形枠と一点
鎖線の方形枠との間に位置するソケット用スルーホール
7Eは複数組での外側の一組30Bにおける部品側コン
タクト部20に中継パターン配線32で接続される。ま
た図5に示すように、複数組30A,30Bの左右側列
および上下側列における部品側コンタクト部20から接
地パターン配線9A上の接栓側コンタクト部21までの
距離は同一寸法L3になっており、複数組30A,30
Bの左右側列および上下側列における部品側コンタクト
部20から電源パターン配線10A上の接栓側コンタク
ト部22までの距離は同一寸法L4になっている(L3
>L4)。上記中継パターン配線32は平面的には上記
内側の一組30Aにおける接地パターン配線9Aおよび
電源パターン配線10Aと交差することから、この中継
パターン配線32は図6に示すように基板1の中間部に
配置されて上記一組中の接地パターン配線9Aおよび電
源パターン配線10Aとは電気的に分離される。つま
り、この実施例2の基板1は多層に構成されている。
【0037】この実施例2において、バーンイン試験を
行うには、バーンイン試験する試験対象電気部品として
の半導体装置6(図13参照)の種類に応じ、例えば、
ICソケット4E〜4Gなど複数のICソケットの一種
類がICソケットのピン4b(図13参照)をソケット
用スルーホール7Eに挿入し高温はんだで接続して組付
けられる。この状態において、半導体装置6(図13参
照)を基板1のICソケットの収容部4a(図13参
照)に装着するとともに、半導体装置6におけるピン
数、ピン配置およびピン機能などの関係から分類された
種類によってあらかじめ設定された試験仕様に応じ、配
線部材25,26の一端を部品側コンタクト部20それ
ぞに接続し、同配線部材25,26の他端を接地パター
ン配線9A上の接栓側コンタクト部21および電源パタ
ーン配線10A上の接栓側コンタクト部22のいずれか
に接続する。そして、基板1の接栓3(図13参照)を
バーンイン試験装置の接栓に雌雄結合させ、バーンイン
試験用ボードをバーンイン試験装置の加熱槽内に配置
し、バーンイン試験装置の加熱槽内に所定温度の高温環
境を作り半導体装置6を加熱する一方、バーンイン試験
装置の接栓から基板1の接栓3に電圧や電流または信号
などの電気的な試験条件を供給することによって、スタ
テックバーンイン方式のバーンイン試験が行われる。
【0038】要するに、この実施例2では、基板1がソ
ケット用スルーホール7Eを格子状に有するともにこの
ソケット用スルーホール7Eを囲むように部品側コンタ
クト部20と接栓側コンタクト部21,22とを有する
構成であるので、ソケット用スルーホール7Eにて基板
1にICソケット4E〜4Gなど複数のICソケットの
一種類を組付け、この組付けられたICソケットの種類
に応じ、配線部材25,26を部品側コンタクト部20
と接栓側コンタクト部21,22に接続することによっ
て、印刷製版技術などでバーンイン試験用ボードを作り
直すことなく、PGA、PLCCおよびQFJなどピン
数が多い半導体装置のバーンイン試験を容易に実施でき
る。
【0039】この実施例2では、図5に示すように、仮
想線の方形枠と点線の方形枠との間に位置するソケット
用スルーホール7Eが複数組30A,30Bでの内側の
一組30Aにおける部品側コンタクト部20に中継パタ
ーン配線31で接続され、点線の方形枠と一点鎖線の方
形枠との間に位置するソケット用スルーホール7Eは複
数組での外側の一組30Bにおける部品側コンタクト部
20に中継パターン配線32で接続されるというよう
に、格子状配置されたソケット用スルーホール7Eが互
いに独立しつつ複数組30A,30Bの部品側コンタク
ト部20に中継パターン配線31,32にて接続されて
いるので、半導体装置の本数の多い外側・内側のピンご
とに電源電圧・電流量・接地などの電気的な試験条件を
適切に印加できる。
【0040】また、この実施例2では、部品側コンタク
ト部20や接栓側コンタクト部21,22がスルーホー
ルに構成された点、同一寸法L3や同一寸法L4になっ
ている点などによって、実施例1と同様の利点を有する
ことは勿論である。
【0041】実施例3(請求項1、請求項4、請求項
5、請求項6に対応).図7は実施例3のバーンイン試
験用ボードの一部を示す平面図、図8および図9はこの
実施例3の作用説明図である。図7に示すように、この
実施例3のバーンイン試験用ボードは、上記実施例2と
同様なPLCCおよびQFJなどピン数が多い半導体装
置に適用できるものであるが、基板1へのICソケット
の実装密度が高められるようにした点に特徴がある。つ
まり、図7において、部品側コンタクト部20と接栓側
コンタクト部21,22を有する接栓パターン配線9B
と電源パターン10Bとが4隅部で分離されている。ま
た、ソケット用スルーホール7Eは、大まかには、左右
上下に所定間隔を以て格子状配置されるが、微視的に
は、仮想線の方形枠と点線の方形枠との間に位置するソ
ケット用スルーホール7Eの位置と、点線の方形枠と一
点鎖線の方形枠との間に位置するソケット用スルーホー
ル7Eの位置というように、その内外方向での位置が近
接している部分において、ソケット用スルーホール7E
は互いに周方向に位置がずらされている。例えば、仮想
線の方形枠と点線の方形枠との間に位置するソケット用
スルーホール7Eが点線の方形枠と一点鎖線の方形枠と
の間に位置するソケット用スルーホール7E間を通る直
線上に位置される。
【0042】この実施例3において、バーンイン試験を
行うには、上記実施例2と同様に例えばICソケット4
E〜4Gなど複数のICソケットの一種類が基板1に組
付けられた状態において、半導体装置を基板1のICソ
ケットの収容部に装着するとともに、半導体装置におけ
るピン数、ピン配置およびピン機能などの関係から分類
された種類によってあらかじめ設定された試験仕様に応
じ、配線部材25,26の一端を部品側コンタクト部2
0それぞに接続し、同配線部材25,26の他端を接地
パターン配線9B上の接栓側コンタクト部21および電
源パターン配線10B上の接栓側コンタクト部22のい
ずれかに接続する。そして、基板1の接栓3(図13参
照)をバーンイン試験装置の接栓に雌雄結合させ、バー
ンイン試験用ボードをバーンイン試験装置の加熱槽内に
配置し、バーンイン試験装置の加熱槽内に所定温度の高
温環境を作り半導体装置を加熱する一方、バーンイン試
験装置の接栓から基板1の接栓3に電圧や電流または信
号などの電気的な試験条件を供給することによって、ス
タテックバーンイン方式のバーンイン試験が行われる。
【0043】要するに、この実施例3では、部品側コン
タクト部20と接栓側コンタクト部21,22がソケッ
ト用スルーホール7Eを囲む構成であるので、ソケット
用スルーホール7Eにて基板1にICソケット4E〜4
Gなど複数のICソケットの一種類を組付け、この組付
けられたICソケットの種類に応じ、配線部材25,2
6を部品側コンタクト部20と接栓側コンタクト部2
1,22に接続することによって、印刷製版技術などで
バーンイン試験用ボードを作り直すことなく、PLCC
およびQFJなどピン数が多い半導体装置のバーンイン
試験を容易に実施できる。
【0044】この実施例3では、接栓パターン配線9B
と電源パターン配線10Bとが4隅部で分離された構成
であるので、図7に仮想線で囲む接栓パターン配線9B
と電源パターン配線10Bと接栓側コンタクト部21,
22と部品側コンタクト部20およびソケット用スルー
ホール7Eからなる要素の組33を、図8に示すよう
に、上記接栓パターン配線9Bと電源パターン配線10
Bとが分離された4隅の空部34を利用して互いに近接
させつつ縦横配置することができ、結果として、1つの
基板1にICソケットを多数設置する場合、基板1への
ICソケットの実装密度が高くなる。
【0045】この実施例3では、図7に示すように仮想
線の方形枠と点線の方形枠との間に位置するソケット用
スルーホール7Eが点線の方形枠と一点鎖線の方形枠と
の間に位置するソケット用スルーホール7E間を通る直
線上に位置されるように、その内外方向での位置が近接
している部分において、ソケット用スルーホール7Eは
互いに周方向に位置がずらされているので、図9に示す
ように内外方向での位置が近接している部分におけるソ
ケット用スルーホール7E間の距離を、ソケット用スル
ーホール7Eが左右上下に所定間隔を以て交差する直線
を以て格子状に配置される場合と同一距離を保持しなが
ら、内外のソケット用スルーホール7Eが左右上下方向
に互いに近接配置できる。つまり、図9において、この
実施例3のようにソケット用スルーホール7Eが互いに
周方向に位置がずらされた隣接間での左右方向直線距離
をH1とし、ソケット用スルーホール7Eが左右上下に
所定間隔を以て交差する直線を以て格子状に配置された
隣接間での左右方向直線距離をH2とすると、H1<H
2の関係となる。結果として、この実施例3によれば、
隣接するソケット用スルーホール7E間での基板1の強
度を確保しながら基板1へのICソケットの実装密度を
高くすることができる。
【0046】実施例4(請求項1、請求項5、請求項6
に対応).図10は実施例4のバーンイン試験用ボード
の一部を示す平面図である。図10に示すように、この
実施例3のバーンイン試験用ボードは、半導体装置に代
替し、DC/DCコンバータのようなモールドボックス
タイプの電気部品をバーンイン試験対象電気部品とする
ものである。つまり、図10において、基板1のモール
ドボックスタイプの電気部品を収容する部分には同バー
ンイン試験対象電気部品4Hの外形を仮想線で示し、こ
の電気部品4Hを搭載する基板1の収容部には同電気部
品4Hの図外のピンを挿入して高温はんだで接続するた
めのスルーホール7Fが形成され、この収容部の対向す
る二辺外側の基板1には部品側から外側に向けて部品側
コンタクト部20と負電源パターン配線35と接地パタ
ーン配線9Cおよび正電源パターン配線10Cが所定間
隔を以て相対峙して列配置されている。各スルーホール
7Fには電気部品4Hの配置される部分より外側に向け
基板1の表裏に沿い延設された中継パターン配線36が
接続され、各中継パターン配線36の延長端部それぞれ
には部品側コンタクト部20が左右方向に所定間隔を以
て離間配置して設けられる。これら部品側コンタクト部
20は、基板1とは別体に構成された導電線や抵抗体な
どのような配線部材25,26,37の一端が結線可能
なスルーホールになっている。また、上記部品側コンタ
クト部20の上下外側に所定間隔を以て列配置された負
電源パターン配線34と接地パターン配線9Cおよび正
電源パターン配線10Cには、接栓側コンタクト部3
8,21,22が設けられる。これら接栓側コンタクト
部38,21,22は部品側コンタクト部20と上下方
向で位置が対向しつつ配線部材25,26の他端が結線
可能なスルーホールになっている。
【0047】したがって、この実施例4において、バー
ンイン試験を行うには、基板1のスルーホール7Fにモ
ールドボックスタイプの電気部品4Hのピンを挿入して
高温はんだで接続して、電気部品4Hを基板1に装着す
るとともに、電気部品4Hにおけるピン数、ピン配置お
よびピン機能などの関係から分類された種類によってあ
らかじめ設定された試験仕様に応じ、配線部材25,2
6,37の一端を部品側コンタクト部20に接続し、配
線部材25,26,37の他端を接地パターン配線9C
上の接栓側コンタクト部21と電源パターン配線10C
上の接栓側コンタクト部22および負電気パターン配線
35上の接栓側コンタクト部38のいずれかに接続す
る。そして、基板1の接栓3(図13参照)をバーンイ
ン試験装置の接栓に雌雄結合させ、バーンイン試験用ボ
ードをバーンイン試験装置の加熱槽内に配置し、バーン
イン試験装置の加熱槽内に所定温度の高温環境を作り電
気部品を加熱する一方、バーンイン試験装置の接栓から
基板1の接栓3に電圧や電流または信号などの電気的な
試験条件を供給することによって、スタテックバーンイ
ン方式のバーンイン試験を行うことができる。
【0048】実施例5(請求項7、請求項8に対応).
図11は実施例5のバーンイン試験用ボードの一部の外
観を示す斜視図である。図11に示すように、この実施
例5のバーンイン試験用ボードは、部品側コンタクト部
および接栓側コンタクト部を雌コネクタ40A,40
B,40Cに構成し、雄コネクタ41A,41Bを配線
部材25,26の両端に設け、一方の雄コネクタ41A
を部品側コンタクト部としての雌コネクタ40Aに挿入
するとともに、他方の雄コネクタ41Bを電気パターン
配線10および接地パターン配線9上の複数の接栓側コ
ンタクト部としての雌コネクタ40B,40Cのいずれ
かに挿入する点に特徴がある。具体的には、雌コネクタ
40A〜40Cは基板1および電気パターン配線10ま
たは接地パターン配線9に形成されたスルーホールに挿
入されて高温はんだ付けされ、その雌コネクタ40A〜
40Cの基板1より突出する上部にはコンタクト孔を区
画するリング状の接触片42を備え、この接触片42は
雄コネクタ41A,41Bを復元弾性によって接触する
ためのすり割り43を備える。
【0049】したがって、この実施例5によれば、雄コ
ネクタ41A,41Bを雌コネクタ40A〜40Cの接
触片42内のコンタクト孔に挿入すると、雄コネクタ4
1A,41Bが接触片42を弾性に抗して外側に少し押
し広げることによって、接触片42が復元弾性を蓄え、
この復元弾性にて接触片42が雄コネクタ41A,41
Bとの雌雄結合による接触を保持し、雌コネクタ40A
〜40Cが雄コネクタ41A,41Bとの接触を確保で
きる。結果として、配線部品25,26の部品側コンタ
クト部および接栓側コンタクト部への接続作業において
は、雄コネクタ41A,41Bを雌コネクタ40A〜4
0Cに挿入するのみで、雄コネクタ41A,41Bが雌
コネクタ40A〜40Cに復元弾性にて接触しつつ保持
されるので、その接触作業に際し、高温はんだ付けの作
業が不要となり、接触作業を極めて容易に行うことがで
き、その接触も確保できる。また容易に信号配線切り替
えが可能となる。
【0050】実施例6(請求項7、請求項8に対応).
図12は実施例6のバーンイン試験用ボードの一部の外
観を示す斜視図である。図12に示すように、この実施
例6のバーンイン試験用ボードは、部品側コンタクト部
および接栓側コンタクト部を雄コネクタ44A,44
B,44Cに構成し、雌コネクタ45A,45Bを配線
部材25,26の両端に設け、一方の雌コネクタ45A
を部品側コンタクト部としての雄コネクタ44Aに外嵌
挿入するとともに、他方の雌コネクタ45Bを電気パタ
ーン配線10および接地パターン配線9上の複数の接栓
側コンタクト部としての雌コネクタ44B,44Cのい
ずれかに外嵌挿入する点に特徴がある。具体的には、雄
コネクタ44A〜44Cは基板1および電気パターン配
線10または接地パターン配線9に形成されたスルーホ
ールに挿入されて高温はんだ付けされる。雌コネクタ4
4A〜44Cの配線部材25,26より突出する下部に
はコンタクト孔を区画するリング状の接触片46を備
え、この接触片46は雄コネクタ45A,45Bを復元
弾性によって接触するためのすり割り47を備える。
【0051】したがって、この実施例6によれば、上記
実施例5と同様に、雌コネクタ45A,45Bの接触片
46内のコンタクト孔を雄コネクタ44A〜44Cに外
嵌挿入すると、雄コネクタ44A〜44Cが接触片46
を弾性に抗して外側に少し押し広げることによって、接
触片46が復元弾性を蓄え、この復元弾性にて接触片4
6が雄コネクタ44A〜44Cとの接触を保持し、雌コ
ネクタ45A,45Bが雄コネクタ44A〜44Cとの
雌雄結合による接触を確保できる。結果として、配線部
品25,26の部品側コンタクト部および接栓側コンタ
クト部への接続作業においては、雌コネクタ45A,4
5Bを雄コネクタ44A〜44Cに挿入するのみで、雌
コネクタ45A,45Bが雄コネクタ44A〜44Cに
復元弾性にて接触しつつ保持されるので、その接触作業
に際し、高温はんだ付けの作業が不要となり、接触作業
を極めて容易に行うことができ、その接触も確保でき
る。また容易に信号配線切り替えが可能となる。
【0052】上記実施例1〜4においては、試験対象部
品としてはSOJ(Small Outline Jt
ype Lead Packege)、SOP(Sma
llOutline Packege)、ZIP(Zi
gzag InlinePackege)およびSIP
(Single Inline Packege)など
の半導体装置でも適用可能である。
【0053】さらに、上記実施例1〜6においてはスタ
テックバーンイン方式を図示して説明したが、基板1に
信号パターン配線を必要数設け、この信号パターン配線
に接栓側コンタクト部を設けることによって、ダイナミ
ックバーンイン方式も実施できることは勿論である。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、第1の発明によれ
ば、基板に部品側コンタクト部と複数の接栓側コンタク
ト部とを離間配置して設け、部品側コンタクト部に基板
とは別構成された配線部材の一端を結線し、この配線部
材の他端を試験対象電気部品の種類に応じ複数の接栓側
コンタクト部のいずれかに結線する構成としたので、印
刷製版技術などでバーンイン試験用ボードを作り直すこ
となく、ピン数およびピン機能が異なる複数の種類の半
導体装置を適切にバーンイン試験することができる。
【0055】第2の発明によれば、基板に複数列の試験
対象電気部品接続用端子部と部品側コンタクト部および
これに離間配置される複数の接栓側コンタクト部を設
け、部品側コンタクト部に配線部材の一端を結線し、こ
の配線部材の他端を試験対象部品の種類に応じ複数の接
栓側コンタクト部のいずれかに結線する構成としたの
で、ピン数およびピン機能が異なる複数の種類の試験対
象部品を適切にバーンイン試験できるという効果があ
る。
【0056】第3の発明によれば、基板に格子状配置の
試験対象電気部品接続用端子部とこれを囲う部品側コン
タクト部および複数の接栓側コンタクト部を設け、部品
側コンタクト部に配線部材の一端を結線し、この配線部
材の他端を試験対象部品の種類に応じ複数の接栓側コン
タクト部のいずれかに結線する構成としたので、ピン数
が多い半導体装置のバーンイン試験を行うことができる
という効果がある。
【0057】第4の発明によれば、接栓側コンタクト部
を備えるための複数のパターン配線が4隅部で分離され
る構成としたので、そのパターン配線で囲まれる要素の
組をその4隅の空部を利用して互いに近接させつつ縦横
配置することによって、1つの基板1へのICソケット
の実装密度が高められるという効果がある。
【0058】第5の発明によれば、部品側コンタクト部
をスルーホールに構成したので、配線部材の一端をスル
ーホールに挿入して高温はんだなどで接合することによ
って、配線部材の一端と部品側コンタクト部との接続を
確保できるばかりか、配線部材の一端に特別な結合手段
を設ける必要がなく、部品側コンタクト部と配線部材の
一端との接続構造を極めて簡単に構成できるという効果
がある。
【0059】第6の発明によれば、接栓側コンタクト部
をスルーホールに構成したので、配線部材の他端をスル
ーホールに挿入して高温はんだなどで接合することによ
って、配線部材の他端と接栓側コンタクト部との接続を
確保できるばかりか、配線部材の他端に特別な結合手段
を設ける必要がなく、部品側コンタクト部と配線部材の
他端との接続構造を極めて簡単に構成できるという効果
がある。
【0060】第7の発明によれば、部品側コンタクト部
を雄または雌のコネクタに構成したので、配線部材の一
端に雌または雄のコネクタを設け、この配線部材側と部
品側コンタクト部のコネクタとの雌雄結合によって、配
線部材の一端と部品側コンタクト部との接続を確保でき
るという効果がある。
【0061】第8の発明によれば、接栓側コンタクト部
を雄または雌のコネクタに構成したので、配線部材の他
端に雌または雄のコネクタを設け、この配線部材側と接
栓側コンタクト部のコネクタとの雌雄結合によって、配
線部材の他端と接栓側コンタクト部との接続を確保でき
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のバーンイン試験用ボードの一部を
平面的に示す模式図である。
【図2】 実施例1のバーンイン試験用ボードの基板と
は別体の配線部材を結線した状態を示す図である。
【図3】 実施例1のバーンイン試験用ボードの基板と
は別体の配線部材を結線した状態を示す図である。
【図4】 実施例2のバーンイン試験用ボードの一部を
示す平面図である。
【図5】 図4におけるパターン配線の一部を示す模式
図である。
【図6】 図4に示すA−A線に沿う断面図である。
【図7】 実施例3のバーンイン試験用ボードの一部を
示す平面図である。
【図8】 実施例3の作用説明図である。
【図9】 実施例3の作用説明図である。
【図10】 実施例4のバーンイン試験用ボードの一部
を示す平面図である。
【図11】 実施例5のバーンイン試験用ボードの一部
の外観を示す斜視図である。
【図12】 実施例6のバーンイン試験用ボードの一部
の外観を示す斜視図である。
【図13】 従来のバーンイン試験用ボードの外観を示
す構成図である。
【図14】 試験対象部品としての半導体装置の種類の
説明図である。
【図15】 従来のバーンイン試験用ボードの設計変更
の説明図である。
【符号の説明】
1 基板、3 接栓、4,4A〜4G ICソケット、
4H 電気部品(試験対象電気部品)、6 半導体装置
(試験対象電気部品)7,7A〜7E ソケット用スル
ーホール(試験対象電気部品接続用端子部)、7F ス
ルーホール(試験対象電気部品接続用端子部)、9,9
A〜9C 接地パターン配線(パターン配線)、10,
10A,10B 電源パターン配線(パターン配線)、
10C 正電源パターン配線(パターン配線)、20
部品側コンタクト部、21,22,38 接栓側コンタ
クト部、23,24,31,32,36 中継パターン
配線(パターン配線)、25,26 配線部材、35
負電源パターン配線(パターン配線)、40A〜40
C,45A,45B 雌コネクタ、41A,41B,4
4A〜44C 雄コネクタ。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板に試験対象電気部品を装着し、この
    基板の接栓をバーンイン試験装置の接栓に接続するとと
    もに、この基板をバーンイン試験装置の加熱槽内に配置
    し、この加熱槽の加熱動作に伴う高温環境下に上記試験
    対象電気部品を置き、上記バーンイン試験装置の接栓か
    ら基板の接栓を介して試験対象電気部品に電圧・電流・
    信号など電気的な試験条件を供給することによって、試
    験対象電気部品のバーンイン試験を行うバーンイン試験
    用ボードにおいて、 上記基板には、同基板とは別体に形成された配線部材の
    一端が結線可能であって試験対象電気部品の端子にパタ
    ーン配線で接続される部品側コンタクト部と、上記配線
    部材の他端が結線可能であって基板の接栓に上記とは別
    のパターン配線で接続された電源用・接地用など電気的
    な役目を異にする複数の接栓側コンタクト部とを離間配
    置し、この部品側コンタクト部には上記配線部材の一端
    を結線し、この配線部材の他端を上記複数の接栓側コン
    タクト部のいずれかに結線することによって、上記試験
    対象電気部品に供給される電気的な試験条件を試験対象
    電気部品の種類に応じ切り替えられるように構成したこ
    とを特徴とするバーンイン試験用ボード。
  2. 【請求項2】 上記請求項第1項に記載された基板には
    試験対象電気部品の種類に応じ同試験対象電気部品の複
    数の端子それぞれを個別に接続するための端子部を相対
    峙させて複数列設け、この複数列ごとの端子部に試験対
    象電気部品の端子ごとに対応する複数列を横切る方向に
    延びるパターン配線を接続し、このパターン配線の延長
    端部それぞれに部品側コンタクト部を列配置となるよう
    に設ける一方、この部品側コンタクト部の列の外側に電
    源用・接地用など電気的な役目を異にする複数の接栓側
    コンタクト部を上記試験対象電気部品の端子と対応する
    部品側コンタクト部ごとに対応して設けたことを特徴と
    するバーンイン試験用ボード。
  3. 【請求項3】 上記請求項第1項に記載された基板には
    試験対象電気部品の種類に応じ同試験対象電気部品の複
    数の端子それぞれを個別に接続するための端子部を格子
    状に設け、この格子状配置ごとの端子部に試験対象電気
    部品の端子ごとに対応する縦横列を横切る方向に延びる
    パターン配線を接続し、このパターン配線の延長端部そ
    れぞれに部品側コンタクト部を格子状の端子部を囲むよ
    うに設ける一方、この部品側コンタクト部の列の外側に
    電源用・接地用など電気的な役目を異にする複数の接栓
    側コンタクト部を同心で相似形に配置しつつ上記試験対
    象電気部品の端子と対応する部品側コンタクト部ごとに
    対応して設けたことを特徴とするバーンイン試験用ボー
    ド。
  4. 【請求項4】 上記請求項第1項に記載された基板には
    試験対象電気部品の種類に応じ同試験対象電気部品の複
    数の端子それぞれを個別に接続するための端子部を格子
    状に設け、この格子状配置ごとの端子部に試験対象電気
    部品の端子ごとに対応する縦横列を横切る方向に延びる
    パターン配線を接続し、このパターン配線の延長端部そ
    れぞれに部品側コンタクト部を格子状の端子部を囲むよ
    うに設ける一方、この部品側コンタクト部の列の外側に
    所定間隔を以て電源用・接地用など電気的な役目を異に
    する複数のパターン配線を複数列として同心で相似形の
    四角形に形成し、これら複数列同心相似形のパターン配
    線それぞれに接栓側コンタクト部を上記試験対象電気部
    品の端子と対応する部品側コンタクト部ごとに対応して
    設けるとともに、これら複数列同心相似形のパターン配
    線それぞれの四隅部分を分離させたことを特徴とするバ
    ーンイン試験用ボード。
  5. 【請求項5】 上記請求項第1項乃至第4項のいずれか
    に記載された部品側コンタクト部をスルーホールに構成
    したことを特徴とするバーンイン試験用ボード。
  6. 【請求項6】 上記請求項第1項乃至第4項のいずれか
    に記載された接栓側コンタクト部をスルーホールに構成
    したことを特徴とするバーンイン試験用ボード。
  7. 【請求項7】 上記請求項第1項乃至第4項のいずれか
    に記載された部品側コンタクト部を雄または雌コネクタ
    に構成したことを特徴とするバーンイン試験用ボード。
  8. 【請求項8】 上記請求項第1項乃至第4項のいずれか
    に記載された接栓側コンタクト部を雄または雌コネクタ
    に構成したことを特徴とするバーンイン試験用ボード。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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