JPH0886870A - レーザ測距装置 - Google Patents

レーザ測距装置

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JPH0886870A
JPH0886870A JP6223498A JP22349894A JPH0886870A JP H0886870 A JPH0886870 A JP H0886870A JP 6223498 A JP6223498 A JP 6223498A JP 22349894 A JP22349894 A JP 22349894A JP H0886870 A JPH0886870 A JP H0886870A
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JP
Japan
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clock
pulse
laser
counter
obtaining
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JP6223498A
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English (en)
Inventor
Tomoyuki Nakaguchi
智之 中口
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 測距誤差の小さいレーザ測距装置を得ること
を目的とする。 【構成】 Δt1 を求める手段9は、スタートパルス6
発生時間から上記スタートパルス6発生後に最初にクロ
ック発生器4がクロック8を発生するまでの時間Δt1
を測定する。t2 を求める手段10は、ストップパルス
7発生時間から上記ストップパルス7発生後に最初にク
ロック発生器4がクロック8を発生する時間までの時間
Δt2 を測定する。補正する手段11は、上記求めたΔ
1 およびΔt2 を用いて演算器5で求まった目標まで
の距離を補正する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、目標に向けて送信し
たレーザパルスが目標から戻ってくるまでの時間から目
標までの距離を求めるレーザ測距装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種装置はClifton
S.Fox編、「The Infrared & El
ectro−Optical Systems Han
dbook](1993)Volume6,Activ
e Electro−Optical Systems
のページ81に記載されており図10に示すブロック構
成となっていた。図において、1はレーザ送信器、2は
レーザ受信器、3はカウンタ、4はクロック発生器、5
は演算器、6はスタートパルス、7はストップパルス、
8はクロック発生器4で発生するクロックである。
【0003】次に動作について説明する。レーザ送信器
1はレーザパルスを発生するレーザ発振器、図示してい
ないレーザパルスを図示していない目標に向け送出する
送信光学系およびレーザパルス発生と同時にレーザパル
スの一部を受光し光電変換してデジタル信号であるスタ
ートパルス6を発生する光検出器からなる。レーザパル
スは目標で反射されたり拡散されたりして一部がレーザ
測距装置の方向に戻ってきてレーザ受信器2により検出
される。レーザ受信器2は目標から戻ってきたレーザパ
ルスを集光する受信光学系、レーザパルスを光電変換
し、増幅してデジタル信号であるストップパルス7を発
生する受信回路からなる。クロック発生器4は周期Tの
クロック8をカウンタ3に送っている。カウンタ3はス
タートパルス6を受取るとクロック8の計数を開始し、
ストップパルス7を受取ると計数を停止する。演算器5
はカウンタ3からクロック8の計数値Nを受取り、光速
Cを用いて式(1)で目標までの距離Rを求める。
【0004】
【数1】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のレーザ測距装置
は以上のように構成された式(1)で目標までの距離を
求める。ところで、式(1)で求めた距離には以下の要
因により誤差が発生する。 (a)スタートパルス6の発生時間の量子化誤差に起因
する誤差。 (b)ストップパルス7の発生時間の量子化誤差に起因
する誤差。 (c)クロック発生器4のクロック8の周期Tすなわち
周波数fの製造誤差に起因する誤差。
【0006】上記要因(a)について詳しく説明する。
例えばカウンタ3がクロック8の立上がりでクロック8
を計数する場合、図11にタイムチャートを示すように
スタートパルス6発生後の最初のクロック8の立上がり
から計数を開始する。図中のクロック8の波形の上に示
した数字はカウンタ3の計数値である。演算器5は式
(1)で目標までの距離を求める時、カウンタ3の計数
値1を時間Tと換算する。したがって、図11に示す通
り実際にはスタートパルス6が発生した時間から最初に
クロック8を計数した時間までの時間差がΔt1 である
のをTとみなす。このためT−Δt1 時間多く換算す
る。したがって式(1)で求めた距離は式(2)で与え
られる距離の分実際より長くなるという問題点があっ
た。
【0007】
【数2】
【0008】上記要因(b)について詳しく説明する。
図12は図11と同様のタイムチャートでありクロック
8とストップパルス7のタイミングを示している。カウ
ンタ3はストップパルス7を受取るとクロック8の計数
を停止する。すなわち、図においてストップパルス7発
生前のN番目のクロック8の立上がりまで計数する。こ
の場合、カウンタ3がN番目のクロック8を計数してか
らストップパルス7はT−Δt2 時間後に発生している
ことになる。しかし式(1)ではN番目のクロック8の
計数時までで目標までの距離を求めているため式(3)
で与えられる距離の分実際より短くなるという問題点が
あった。
【0009】
【数3】
【0010】上記要因(c)について詳しく説明する。
式(1)で目標までの距離を求めるため演算器5はあら
かじめ光速Cとクロック8の周期Tを記憶している。上
記周期T、換言すれば周波数fは設計値が用いられる
が、実際の製品においては製造誤差が発生する。このク
ロック発生器4としてはしては通常水晶発振器用いられ
るがこの水晶発振器の周波数fには若干の製造誤差Δf
が存在している。しかし、従来式(1)で距離を求める
とき、この周波数誤差Δfは考慮されていなかったため
目標までの距離Rに比例して式(4)で測距誤差が増大
し、実際よりも長い距離を求めてしまうという問題点が
あった。
【0011】
【数4】
【0012】本発明はかかる課題を解決するためになさ
れたものであり、極めて測距誤差の小さいレーザ測距装
置を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明に係わる実施例1のレーザ測距装置は、時
間差Δt1 を求める手段と、時間差Δt2 を求める手段
と、演算器で求めた距離を補正する手段とを備えるよう
にしたものである。
【0014】また、この発明に係わる実施例2のレーザ
測距装置は、実施例1のレーザ測距装置のΔt1 を求め
る手段として、第2のクロック発生器と、第2のカウン
タとを備え上記第2のカウンタの計数値と上記第2のク
ロック発生器のクロックの周期を用いてΔt1 を求める
ようにしたものである。
【0015】さらに、この発明に係わる実施例3のレー
ザ測距装置は、実施例1のレーザ測距装置のΔt1 を求
める手段として、複数の支線に分岐する手段と、上記複
数の支線それぞれに設置した遅延時間の異なる遅延線
と、上記複数の支線それぞれにおいて論理積をとる手段
とを備え、上記論理積の結果から上記Δt1 に相当する
遅延時間を選択するようにしたものである。
【0016】さらに、この発明に係わる実施例4のレー
ザ測距装置は、実施例1のレーザ測距装置のΔt1 を求
める手段として、ゲート回路と、パルス列を発生する手
段と、第3のカウンタとを備え、上記第3のカウンタの
計数値と上記パルス列の周期を用いてΔt1 を求めるよ
うにしたものである。
【0017】さらに、この発明に係わる実施例5のレー
ザ測距装置は、実施例1のレーザ測距装置のΔt2 を求
める手段として、第3のクロック発生器と、第4のカウ
ンタとを備え上記第4のカウンタの計数値と上記第3の
クロック発生器のクロックの周期を用いてΔt2 を求め
るようにしたものである。
【0018】さらに、この発明に係わる実施例6のレー
ザ測距装置は、実施例1のレーザ測距装置のΔt2 を求
める手段として、複数の支線に分岐する手段と、上記複
数の支線それぞれに設置した遅延時間の異なる遅延線
と、上記複数の支線それぞれにおいて論理積をとる手段
とを備え、上記論理積の結果から上記Δt2 に相当する
時間遅延量を選択するようにしたものである。
【0019】さらに、この発明に係わる実施例7のレー
ザ測距装置は、実施例1のレーザ測距装置のΔt2 を求
める手段として、ゲート回路と、第2のパルス列を発生
する手段と、第5のカウンタとを備え、上記第5のカウ
ンタの計数値と上記パルス列の周期を用いてΔt2 を求
めるようにしたものである。
【0020】さらに、この発明に係わる実施例8のレー
ザ測距装置は、クロック発生器のクロック周波数の設計
値fと、その製造誤差Δfを用いて演算器で求めた距離
を補正する手段を備えるようにしたものである。
【0021】
【作用】以上のように構成された実施例1のレーザ測距
装置のΔt1 を求める手段は、スタートパルスが発生し
た時間からカウンタが上記スタートパルス発生後最初に
クロックを計数するまでの時間の差を求め、Δt2 を求
める手段は、ストップパルスが発生した時間から上記ス
トップパルス発生後最初にクロックが上記カウンタに到
来するまでの時間の差を求め、補正する手段は、上記求
めたΔt1 およびΔt2 を用いて演算器で求めた距離を
補正する。
【0022】また、以上のように構成された実施例2の
レーザ測距装置の第2のクロック発生器はクロック発生
器が発生するクロックの周期Tより短い周期T2 を持つ
第2のクロックを発生し、第2のカウンタはスタートパ
ルスを受取り上記第2のクロックの計数を開始し上記ス
タートパルス発生後最初に到来する上記クロック発生器
からのクロックにより上記第2のクロックの計数を停止
する。
【0023】また、以上のように構成された実施例3の
レーザ測距装置の分岐する手段はスタートパルスを複数
の支線に分岐し、遅延線は異なる遅延時間で上記スター
トパルスを遅延させ、論理積をとる手段は上記スタート
パルスとクロック発生器からのクロックとの論理積をと
る。
【0024】さらに、以上のように構成された実施例4
のレーザ測距装置のゲート回路は、スタートパルスを受
取ることによりゲートを開き入力される信号を通過させ
上記スタートパルス後最初に到来するクロック発生器か
らのクロックによりゲートを閉じ入力される信号を遮断
する。また、パルス列を発生する手段はスタートパルス
を次々と遅延させパルス列を発生し、第3のカウンタは
上記パルス列のうち上記ゲート回路を通過するパルス数
を計数する。
【0025】また、以上のように構成された実施例5の
レーザ測距装置の第3のクロック発生器はクロック発生
器が発生するクロックの周期Tより短い周期T4 を持つ
第3のクロックを発生し、第4のカウンタはスタートパ
ルスを受取り上記第3のクロックの計数を開始し上記ス
タートパルス発生後最初に到来する上記クロック発生器
からのクロックにより上記第3のクロックの計数を停止
する。
【0026】さらに、以上のように構成された実施例6
のレーザ測距装置の分岐する手段はストップパルスを複
数の支線に分岐し、遅延線は異なる遅延時間で上記スト
ップパルスを遅延させ、論理積をとる手段は上記ストッ
プパルスとクロック発生器からのクロックとの論理積を
とる。
【0027】さらに、以上のように構成された実施例7
のレーザ測距装置のゲート回路は、ストップパルスを受
取ることによりゲートを開き入力される信号を通過させ
上記ストップパルス発生後最初に到来するクロック発生
器からのクロックによりゲートを閉じ入力される信号を
遮断する。また、第2のパルス列を発生する手段はスト
ップパルスを次々と遅延させパルス列を発生し、第5の
カウンタは上記パルス列のうち上記ゲート回路を通過す
るパルス数を計数する。
【0028】さらに、以上のように構成された実施例8
のレーザ測距装置の補正する手段は、演算器で求まった
距離Rから(Δf/f)Rだけ減じることにより補正を
加える。
【0029】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の実施例1について図を参照
にして説明する。図1はこの発明のブロック構成図であ
る。図において、1はレーザ送信器、2はレーザ受信
器、3はカウンタ、4はクロック発生器、5は演算器、
6はスタートパルス、7はストップパルス、8はクロッ
ク、9はΔt1 を求める手段、10はΔt2 を求める手
段、11は補正手段である。
【0030】次に動作について説明する。演算器5によ
り式(1)で目標までの距離Rを求めるのは従来例と同
様である。Δt1 を求める手段9、Δt2 を求める手段
10および補正手段11が従来例と異なるためこれらに
ついて説明する。Δt1 を求める手段9は、スタートパ
ルス6の発生時間から上記スタートパルス6発生後に最
初に上記カウンタ3がクロック8を計数するまでの時間
差Δt1 を求める。Δt2 を求める手段10は、ストッ
プパルス7の発生時間から上記ストップパルス7発生後
に最初に上記クロック8が上記カウンタ3に到来するま
での時間差Δt2 を求める。補正する手段11は、上記
求めたΔt1 およびΔt2 を用いて演算器5で求まった
距離Rを補正して式(5)で求めた距離を真の目標まで
の距離とする。式(5)より従来例における問題点であ
った誤差要因の(a)および(b)を低減することがで
きる効果がある。
【0031】
【数5】
【0032】実施例2.この発明の実施例2のレーザ測
距装置は、実施例1のΔt1 を求める手段9を図2で構
成したものである。図において、6はスタートパルス、
8はクロック発生器4からのクロック、12は第2のカ
ウンタ、13は第2のクロック発生器、14は第2の演
算器である。
【0033】次に動作について説明する。図2において
第2のクロック発生器13はクロック発生器4が発生す
るクロックの周期Tより短い周期T2 を持つ第2のクロ
ックを発生し、第2のカウンタ12はスタートパルス6
を受取り上記第2のクロックの計数を開始し、上記スタ
ートパルス6発生後最初に到来する上記クロック発生器
4からのクロック8により上記第2のクロックの計数を
停止する。第2の演算器14は、上記第2のカウンタ1
2の計数値N2 と上記周期T2 を用いてΔtを式
(6)により求める。
【0034】
【数6】
【0035】式(6)で求めたΔt を用いて補正手
段11により演算器5で求まった距離を補正する動作は
実施例1と同様である。なお、この発明では第2のカウ
ンタ12の計数を停止させるためスタートパルス6発生
後最初に到来する上記クロック8を選択して第2のカウ
ンタ12に入力する必要がある。このクロック8の選択
方法としては、スタートパルス6が入力されるとクロッ
ク8の周期に相当するT時間だけゲートを開く回路を設
け、これに上記クロック8を通過させれば良い。
【0036】実施例3.この発明の実施例3のレーザ測
距装置は、実施例1のΔt1 を求める手段9を図3で構
成したものである。図において、6はスタートパルス、
8はクロック、15は分岐回路、16は第1の遅延線、
17は第2の遅延線、18は第Mの遅延線、19はAN
D回路、20は遅延時間選択手段である。
【0037】次に動作について説明する。図3において
分岐回路15はスタートパルス6を複数のM個の支線に
分岐し、第1の遅延線16、第2の遅延線17および第
Mの遅延線18はそれぞれの支線に設置され異なる遅延
時間を持つ。ただし、図においては第3から第M−1番
目の支線は記載を省略した。この発明はMは2以上であ
れば有効である。AND回路19は各支線において遅延
線を通過したスタートパルス6とクロック発生器4から
のクロック8の論理積をとる。ここで、第1の遅延線1
6、第2の遅延線17および第Mの遅延線18の遅延時
間は0〜Tの間で設定される。例えば、第1の遅延線1
6から第Mの遅延線18まで一定の時間間隔T/Mで遅
延時間が増加していくものとすると、各支線において論
理積とる手段19に入力されるスタートパルス6とクロ
ック8のタイミングは図4となる。なお、クロック8の
上に記した数字は図11と同様にカウンタ3の計数値で
ある。図4においてクロック8がハイレベルにある間隔
AおよびCに存在するスタートパルス6はAND回路1
9を通過する。一方、クロック8がローレベルにある期
間Bに存在するスタートパルス6はAND回路19を通
過しない。遅延時間選択手段20は各支線からのスター
トパルス6の有無を記憶し、遅延時間の短い順に各支線
のスタートパルス6の有無を調べ、スタートパルス6が
無から有に変化する遅延時間を選択する。つまり、図4
においては期間Cに最初にスタートパルス6が存在する
支線の遅延線の遅延時間を選択し、これをΔt1 とす
る。このΔt1 を用いて補正手段11により演算器5で
求まった距離を補正する動作は実施例1と同様である。
【0038】実施例4.この発明の実施例4のレーザ測
距装置は、実施例1のΔt1 を求める手段9を図5で構
成したものである。図において、6はスタートパルス、
8はクロック、21はパルス列発生器、22はゲート回
路、23は第3のカウンタ、24は第3の演算器であ
る。
【0039】次に動作について説明する。図5において
パルス列発生器21はスタートパルス6を次々と遅延さ
せクロック8の周期Tより短い周期T3 より短い周期T
3 のパルス列を発生し、ゲート回路22は、スタートパ
ルス6を受取ることによりゲートを開き入力されるパル
ス列発生器21からのパルス信号を通過させ上記スター
トパルス6発生後最初に到来するクロック発生器4から
のクロック8によりゲートを閉じ入力される上記パルス
信号を遮断する。第3のカウンタ23は上記ゲート回路
22を通過する上記パルス信号のパルス数を計数する。
第3の演算器24は上記第3のカウンタ23の計数値N
3 と上記周期T3 を用いてΔt1 を式(7)で求める。
このΔt1 を用いて補正手段11により演算器5で求ま
った距離を補正する動作は実施例1と同様である。
【0040】
【数7】
【0041】なお、パルス列発生器21は図6あるいは
図7で構成される。図6は遅延時間T3 の遅延ループを
形成してスタートパルス6を次々と遅延させパルス列を
作るものである。図において25は入力の論理和をとる
OR回路、26は遅延時間T3 を持つ遅延回路である。
OR回路25と遅延回路26は遅延ループを形成し、O
R回路25にスタートパルス6が入力されると出力が遅
延回路26を介してOR回路25に再入力される。結果
として図6の構成で周期T3 のパルス列が生成される。
図7は遅延線を用いてスタートパルス6を次々と遅延さ
せパルス列を作るものである。図において15,16,
17および18は図3に相当する分岐回路、第1の遅延
線、第2の遅延線および第Mの遅延線であり、27は合
成回路である。スタートパルス6は分岐回路15でM個
の支線に分岐され、第Lの遅延線はスタートパルス6を
(L−1)T3 時間遅延させるとする。ただしL=1,
2,・・・・,Mである。合成回路27は各支線からの
スタートパルス6を合成することにより周期T3 を持つ
M個のパルスからなるパルス列を生成する。ここでMと
3 は、時間M・T3 がクロック8の周期T以上となる
ように設定する。
【0042】実施例5.この発明の実施例5のレーザ測
距装置は、実施例1のΔt1 を求める手段10を図8で
構成したものである。この構成は実施例2におけるスタ
ートパルス6をストップパルス7に置換えたもので原理
的には実施例2と同様である。図において、7はストッ
プパルス、8はクロック発生器3からのクロック、28
は第4のカウンタ、29は第3のクロック発生器、30
は第4の演算器である。
【0043】次に動作について説明する。図8において
第3のクロック発生器29はクロック発生器4が発生す
るクロックの周期Tより短い周期T4 を持つ第3のクロ
ックを発生し、第4のカウンタ28はストップパルス7
を受取り上記第3のクロックの計数を開始し、上記スト
ップパルス7発生後最初に到来する上記クロック8によ
り上記第3のクロックの計数を停止する。第4の演算器
30は、上記第4のカウンタ28の計数値N4 と上記周
期T4 を用いてΔt2 を式(8)により求める。
【0044】
【数8】
【0045】式(8)で求めたΔt2 を用いて補正手段
11により演算器5で求まった距離を補正する動作は実
施例1と同様である。なお、この発明では第4のカウン
タ28の計数を停止させるため、ストップパルス7発生
後最初に到来する上記クロック8を選択して第4のカウ
ンタ28に入力する必要がある。このクロック8の選択
方法としては、ストップパルス7が入力されるとクロッ
ク8の周期に相当するT時間だけゲートを開く回路を設
け、これに上記クロック8を通過させれば良い。
【0046】実施例6.この発明の実施例6のレーザ測
距装置は、実施例1のΔt2 を求める手段10として実
施例3と同様の原理を用いたものであり、図3の構成に
おいてスタートパルス6をストップパルス7に置き換え
たものである。前記実施例3の詳細説明においてスター
トパルス6をストップパルス7に置き換えることにより
実施例3と同様の動作をする。ただし、本発明の遅延時
間選択手段20はΔt1 ではなくΔt2 を求める。求め
たtΔ2 を用いて補正手段11により演算器5で求まっ
た距離を補正する動作は実施例1と同様である。
【0047】実施例7.この発明の実施例7のレーザ測
距装置は、実施例1のΔt2 を求める手段10を図9で
構成したものである。図において7はストップパルス、
8はクロック、22はゲート回路、31は第2のパルス
列発生器、32は第5のカウンタ、33は第5の演算器
である。
【0048】次に動作について説明する。図9において
第2のパルス列発生器31はストップパルス7を次々と
遅延させクロック8の周期Tより短い周期T5 のパルス
列を発生し、ゲート回路22は、ストップパルス7を受
取ることによりゲートを開き入力される第2のパルス列
発生器31からのパルス信号を通過させ上記ストップパ
ルス7発生後最初に到来するクロック8によりゲートを
閉じ入力される上記パルス信号を遮断する。第5のカウ
ンタ32は上記ゲート回路22を通過する上記パルス信
号のパルス数を計数する。第5の演算器33は上記第5
のカウンタ32の計数値N5 と上記周期T5 を用いてΔ
2 を式(9)で求める。このΔt2 を用いて補正手段
11により演算器5で求まった距離を補正する動作は実
施例1と同様である。
【0049】
【数9】
【0050】なお、第2のパルス列発生器31としては
図6あるいは図7に示した構成で、スタートパルス6を
ストップパルス7に置き換えることにより実施例4と同
様にして実現できる。
【0051】この発明の実施例8のレーザ測距装置は、
従来例において演算器5で求めた目標までの距離Rをク
ロック8の周波数の設計値fとその製造誤差Δfを用い
て補正して式(10)により求まる距離を真の目標まで
の距離とする。式(10)より従来例における問題点で
あった誤差要因の(c)を低減することができる効果が
ある。
【0052】
【数10】
【0053】
【発明の効果】以上のように実施例1に係わるこの発明
によれば、Δt1 を求める手段およびΔt2 を求める手
段により求めた時間Δt1 およびΔt2 を用いて補正手
段により測定距離を補正するようにしたので、スタート
パルス発生時間の量子化誤差およびストップパルス発生
時間の量子化誤差に起因する上記測定距離の誤差を低減
できる効果がある。
【0054】また、以上のように実施例2に係わるこの
発明によれば、Δt1 を求める手段として、第2のクロ
ック発生器と、第2のカウンタとを備え上記第2のカウ
ンタの計数値と上記第2のクロック発生器のクロックの
周期を用いてΔt1 を求めるようにしたので、スタート
パルス発生時間の量子化誤差に起因する測定距離の誤差
を低減できる効果がある。
【0055】また、以上のように実施例3に係わるこの
発明によれば、Δt1 を求める手段として、スタートパ
ルスを複数の支線に分岐する手段と、上記複数の支線そ
れぞれに設置した遅延線と、上記複数の支線それぞれに
おいて論理積をとる手段とを備え、上記論理積の結果か
ら上記Δt1 に相当する時間遅延量を選択するようにし
たので、スタートパルス発生時間の量子化誤差に起因す
る測定距離の誤差を低減できる効果がある。
【0056】さらに、以上のように実施例4に係わるこ
の発明によれば、Δt1 を求める手段として、ゲート回
路と、パルス列を発生する手段と、第3のカウンタとを
備え、上記第3のカウンタの計数値と上記パルス列の周
期を用いてΔt1 を求めるようにしたので、スタートパ
ルス発生時間の量子化誤差に起因する測定距離の誤差を
低減できる効果がある。
【0057】さらに、以上のように実施例5に係わるこ
の発明によれば、Δt2 を求める手段として、第3のク
ロック発生器と、第4のカウンタとを備え上記第4のカ
ウンタの計数値と上記第3のクロック発生器のクロック
の周期を用いてΔt2 を求めるようにしたので、ストッ
プパルス発生時間の量子化誤差に起因する測定距離の誤
差を低減できる効果がある。
【0058】さらに、以上のように実施例6に係わるこ
の発明によれば、Δt2 を求める手段として、ストップ
パルスを複数の支線に分岐する手段と、上記複数の支線
それぞれに設置した遅延線と、上記複数の支線それぞれ
において論理積をとる手段とを備え、上記論理積の結果
から上記Δt2 に相当する時間遅延量を選択するように
したので、ストップパルス発生時間の量子化誤差に起因
する上記測定距離の誤差を低減できる効果がある。
【0059】さらに、以上のように実施例7に係わるこ
の発明によれば、Δt2 を求める手段として、ゲート回
路と、パルス列を発生する手段と、第5のカウンタとを
備え、上記第5のカウンタの計数値と上記パルス列の周
期を用いてΔt2 を求めるようにしたので、ストップパ
ルス発生時間の量子化誤差に起因する上記測定距離の誤
差を低減できる効果がある。
【0060】さらに、以上のように実施例8に係わるこ
の発明によれば、クロック周波数の設計値と製造誤差を
用いて目標までの距離Rを補正するようにしたので、ク
ロック周波数の製造誤差に起因する上記Rの誤差を低減
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のレーザ測距装置の実施例1を示す
ブロック構成図である。
【図2】 この発明のレーザ測距装置の実施例2のΔt
1 を求める手段を示すブロック構成図である。
【図3】 この発明のレーザ測距装置の実施例3のΔt
1 を求める手段を示すブロック構成図である。
【図4】 この発明のレーザ測距装置の実施例3のΔt
1 を求める手段のタイムチャートを示す図である。
【図5】 この発明のレーザ測距装置の実施例4のΔt
1 を求める手段を示すブロック構成図である。
【図6】 この発明のレーザ測距装置の実施例4のΔt
1 を求める手段のパルス列発生器の一実施例である。
【図7】 この発明のレーザ測距装置の実施例4のΔt
1 を求める手段のパルス列発生器の他の実施例である。
【図8】 この発明のレーザ測距装置の実施例5のΔt
2 を求める手段を示すブロック構成図である。
【図9】 この発明のレーザ測距装置の実施例7のΔt
2 を求める手段を示すブロック構成図である。
【図10】 レーザ測距装置の従来例を示すブロック構
成図である。
【図11】 スタートパルス発生時間の量子化誤差を説
明する図である。
【図12】 ストップパルス発生時間の量子化誤差を説
明する図である。
【符号の説明】
1 レーザ送信器、2 レーザ受信器、3 カウンタ、
4 クロック発生器、5 演算器、6 スタートパル
ス、7 ストップパルス、8 クロック、9 Δt1
求める手段、10 Δt2 を求める手段、11 補正手
段、12 第2のカウンタ、13 第2のクロック発生
器、14 第2の演算器、15 分岐回路、16 第1
の遅延線、17 第2の遅延線、18 第Mの遅延線、
19 AND回路、20 遅延時間選択手段、21 パ
ルス列発生器、22 ゲート回路、23 第3のカウン
タ、24 第3の演算器、25 OR回路、26 遅延
回路、27 合成回路、28 第4のカウンタ、29
第3のクロック発生器、30第4の演算器、31 第2
のパルス列発生器、32 第5のカウンタ、33第5の
演算器。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 目標に向けてレーザパルスを送信すると
    ともに上記レーザパルスの一部を電気信号に変換してス
    タートパルスを発生するレーザ送信器と、上記目標で反
    射されたレーザパルスを受信し電気信号に変換してスト
    ップパルスを発生するレーザ受信器と、周期Tのクロッ
    クを発生するクロック発生器と、上記スタートパルスを
    受取り上記クロックの計数を開始し上記ストップパルス
    を受取り上記クロックの計数を停止するカウンタと、上
    記カウンタからクロックの計数値Nを受取り目標までの
    距離Rを光速Cを用いて R=C・N・T/2 で求める演算器とから構成されるレーザ測距装置におい
    て、上記スタートパルス発生時間から上記スタートパル
    ス発生後最初に上記カウンタが上記クロックを計数する
    までの時間Δt1 を求める手段と、上記ストップパルス
    発生時間から上記ストップパルス発生後最初に上記クロ
    ックが上記カウンタに到来するまでの時間の差Δt2
    求める手段と、上記求めたΔt1 およびΔt2 を用いて
    上記演算器で求めた距離Rを補正する手段とにより目標
    までの距離を R+C(Δt1 −Δt2 )/2 で求めるようにしたことを特徴とするレーザ測距装置。
  2. 【請求項2】 上記Δt1 を求める手段として、上記T
    より短い周期T2 を持つ第2のクロックを発生する第2
    のクロック発生器と、上記スタートパルスを受取り上記
    第2のクロックの計数を開始し上記スタートパルス発生
    後最初に到来する上記クロック発生器からのクロックに
    より上記第2のクロックの計数を停止する第2のカウン
    タとを備え、上記第2のカウンタの計数値N2 と上記T
    2 を用いてΔt1 を Δt1 =T2 ・N2 で求めるようにしたことを特徴とする請求項1記載のレ
    ーザ測距装置。
  3. 【請求項3】 上記Δt1 を求める手段として、上記ス
    タートパルスを複数の支線に分岐する手段と、上記複数
    の支線それぞれに設置した遅延時間の異なる遅延線と、
    上記複数の支線それぞれにおいて上記遅延線により遅延
    された上記スタートパルスと上記クロック発生器からの
    クロックとの論理積をとる手段とを備え、上記複数の支
    線それぞれにおける上記論理積の結果から上記Δt1
    相当する遅延時間を選択するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のレーザ測距装置。
  4. 【請求項4】 上記Δt1 を求める手段として、上記ス
    タートパルスを受取ることによりゲートを開き入力され
    る信号を通過させ上記スタートパルス発生後最初に到来
    する上記クロック発生器からのクロックによりゲートを
    閉じ入力される信号を遮断するゲート回路と、上記スタ
    ートパルスを次々と遅延させ周期T3のパルス列を発生
    する手段と、上記パルス列のうち上記ゲート回路を通過
    するパルス数を計数する第3のカウンタとを備え、上記
    第3のカウンタの計数値N3 と上記T3 を用いてΔt1
    を Δt1 =T3 ・N3 で求めるようにしたことを特徴とする請求項1記載のレ
    ーザ測距装置。
  5. 【請求項5】 上記Δt2 を求める手段として、上記T
    より短い周期T4 を持つ第3のクロックを発生する第3
    のクロック発生器と、上記ストップパルスを受取り上記
    第3のクロックの計数を開始し上記ストップパルス発生
    後最初に到来する上記クロック発生器からのクロックに
    より上記第3のクロックの計数を停止する第4のカウン
    タとを備え、上記第4のカウンタの計数値N4 と上記T
    4 を用いてΔt2 を Δt2 =T4 ・N4 で求めるようにしたことを特徴とする請求項1記載のレ
    ーザ測距装置。
  6. 【請求項6】 上記Δt2 を求める手段として、上記ス
    トップパルスを複数の支線に分岐する手段と、上記複数
    の支線それぞれに設置した遅延時間の異なる遅延線と、
    上記複数の支線それぞれにおいて上記遅延線により遅延
    された上記ストップパルスと上記クロック発生器からの
    クロックとの論理積をとる手段とを備え、上記複数の支
    線それぞれにおける上記論理積の結果から上記Δt2
    相当する遅延時間を選択するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載のレーザ測距装置。
  7. 【請求項7】 上記Δt2 を求める手段として、上記ス
    トップパルスを受取ることによりゲートを開き入力され
    る信号を通過させ上記ストップパルス発生後最初に到来
    する上記クロック発生器からのクロックによりゲートを
    閉じ入力される信号を遮断するゲート回路と、上記スト
    ップパルスを次々と遅延させ周期T5のパルス列を発生
    する手段と、上記パルス列のうち上記ゲート回路を通過
    するパルス数を計数する第5のカウンタとを備え、上記
    第5のカウンタの計数値N5 と上記T5 を用いてΔt2
    を Δt2 =T5 ・N5 で求めるようにしたことを特徴とする請求項1記載のレ
    ーザ測距装置。
  8. 【請求項8】 目標に向けてレーザパルスを送信すると
    ともに上記レーザパルスの一部を電気信号に変換してス
    タートパルスを発生するレーザ送信器と、上記目標で反
    射されたレーザパルスを受信し電気信号に変換してスト
    ップパルスを発生するレーザ受信器と、周期Tのクロッ
    クを発生するクロック発生器と、上記スタートパルスを
    受取り上記クロックの計数を開始し上記ストップパルス
    を受取り上記クロックの計数を停止するカウンタと、上
    記カウンタからクロックの計数値Nを受取り目標までの
    距離Rを光速Cを用いて R=C・N・T/2 で求める演算器とから構成されるレーザ測距装置におい
    て、上記クロック発生器のクロック周波数の設計値f
    と、その製造誤差をΔfを用いて上記演算器で求めた距
    離Rを補正することにより目標までの距離を (1+Δf/f)R で求めるようにしたことを特徴とするレーザ測距装置。
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