JPH0887199A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0887199A
JPH0887199A JP6221315A JP22131594A JPH0887199A JP H0887199 A JPH0887199 A JP H0887199A JP 6221315 A JP6221315 A JP 6221315A JP 22131594 A JP22131594 A JP 22131594A JP H0887199 A JPH0887199 A JP H0887199A
Authority
JP
Japan
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temperature
heater
heat roller
fixing
image forming
Prior art date
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Pending
Application number
JP6221315A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirofumi Ihara
宏文 井原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP6221315A priority Critical patent/JPH0887199A/ja
Publication of JPH0887199A publication Critical patent/JPH0887199A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 定着器立ち上げ時のオーバーシュートを抑制
し、異常高温の発生、定着器の熱による損傷を防止す
る。 【構成】 電源投入時のヒートローラ表面温度に応じ
て、定着器立ち上げ時にヒータ101をオフするタイミ
ングを演算するヒータオン時間演算手段59とこの演算
結果に応じてヒータ101のオンデューティを制御する
ヒータオンデューティ演算手段60を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザビームプリン
タ、複写機等に使用される定着温度制御及び定着用ロー
ラの回転制御を行う画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からパーソナルコンピュータ、ワー
クステーション等の出力端末として、様々な原理のプリ
ンタが提案されているが、特に電子写真プロセスとレー
ザ技術を用いたレーザビームプリンタ(以下LBPと略
称する)は記録速度と印字品質の点で優位性が高く、急
速に普及しつつある。
【0003】一方、市場ではLBPのフルカラー化に対
する要求が高まっているが、フルカラーLBPの場合、
印刷の3原色であるシアン、マゼンタ、イエロー、及び
ブラックのトナーを重ねる必要性から、特定の像担持体
上に各色画像を正確な位置に形成せねばならない。一般
にこの位置合わせには、画像を重ねる潜像担持体上に基
準マークを設けておき、マークを検出した時点で各色の
画像形成プロセスを開始する方法がとられる。
【0004】電子写真プロセス技術を応用したカラー画
像を形成するLBPは、感光層を有する感光体上へ各色
に対応した光線を選択的に照射して結像し、複数の所定
のカラー成分の中の特定の成分にそれぞれ対応する複数
の静電潜像をそれぞれの所定のトナーで現像し、それら
の単色のトナー像を重ね合わせることにより1枚の転写
材にカラー画像を形成する方法を採用している。
【0005】以下、従来の画像形成装置について、図
7、図8、図9、図10、図11、図12及び図13を
用いて説明する。図7は従来の画像形成装置の構成図、
図8は従来の画像形成装置の定着器の構成図、図9は従
来の画像形成装置の定着部位の拡大図、図10は従来の
画像形成装置の定着部の制御ブロック図、図11は従来
の画像形成装置の定着器温度制御フローチャート、図1
2は従来の画像形成装置の電源投入時の加熱ローラ温度
が低い場合の定着温度制御結果を示す図、図13は従来
の画像形成装置の電源投入時の加熱ローラ温度が高い場
合の定着温度制御結果を示す図である。
【0006】図7において、1はNi(ニッケル)のベ
ルト基材の外周面上に、有機光導電体(OPC)等の感
光層が薄膜状に塗布された感光体であり、継ぎ目を有す
る構造となっている。2は感光体1の基準位置を検出す
る感光体位置検知センサーであり、感光体1の一端部に
配置されたスリット等の感光体基準マークで基準位置を
検知する。感光体1は2本の感光体搬送ローラ3,4に
よって垂直平面を感光体搬送ローラ3,4間で形成する
様に支持され、駆動モータ(図示せず)によって感光体
搬送ローラ3,4に沿って矢印A方向に周回動する。ベ
ルト状の感光体1の周面には矢印Aで示す感光体回転方
向の順に帯電器5、露光光学系6、ブラック(K),イ
エロー(Y),マゼンタ(M),シアン(C)の各色の
現像器7K,7Y,7M,7C、中間転写体ユニット
8、感光体クリーニング装置9、及び除電器10が設け
られている。帯電器5はタングステンワイヤ等からなる
帯電線11と金属板からなるシールド板12、及びグリ
ッド板13によって構成されている。帯電線11へ4〜
5kv程度の高電圧を印加することによって帯電線11
がコロナ放電を起こしグリッド板13を介して感光体1
を一様に帯電する。14は露光光学系6から発射される
露光光線である。露光光線14は階調変換装置(図示せ
ず)からの画像信号をレーザ駆動回路(図示せず)によ
り光強度変調やパルス幅変調して得られ、感光体1上に
特定色に対応する静電潜像を形成する。各現像器7K,
7Y,7M,7Cはそれぞれの色に対応したトナーを収
納している。各色の現像は、各色に対応し回動自在に両
端を機体本体に軸支された離接カム15K,15Y,1
5M,15Cが色選択信号に対応して回転し、選択され
た例えば現像器7Kを感光体1に当接させて行う。選択
外の現像器7Y,7M,7Cは感光体1から離間してい
る。中間転写体ユニット8は導電性の樹脂等からなる継
ぎ目のないループベルト状の中間転写体16と、中間転
写体16を支持している2本の中間転写体搬送ローラ1
7,18と、中間転写体16へ感光体1上のトナー像を
転写するため中間転写体16を間に挟んで感光体1に対
向して配置される中間転写ローラ19を有している。
【0007】20は中間転写体16上の残留トナーを掻
き取るための中間転写体クリーニング装置であり、中間
転写体16上に合成像を形成している間は中間転写体1
6から離間しており、クリーニングに共する時のみ当接
する。21は記録紙22を収納している記録紙カセット
である。記録紙22は記録紙カセット21から半月形を
した給紙ローラ23によって1枚づつ用紙搬送路24へ
送り出される。25は記録紙22と中間転写体16上の
合成像の位置を一致させるため一次的に記録紙22を停
止待機させるためのレジストローラであり、従動ローラ
26と圧接している。27は中間転写体16上の合成像
を記録紙22に転写するための転写ローラであり、転写
時のみ中間転写体16と接触回動する。28は内部に熱
源を有するヒートローラ29と加圧ローラ30とからな
る定着器であり、記録紙22上に転写された合成像をヒ
ートローラ29と加圧ローラ30の挾持回転に伴い圧力
と熱によって記録紙22に定着させカラー画像を形成す
る。
【0008】以上のように構成された画像形成装置につ
いて、以下その動作を説明する。画像の現像はブラッ
ク、シアン、マゼンタ、イエローの順で行われるものと
する。
【0009】感光体1と中間転写体16は、それぞれ駆
動源(図示せず)により駆動され、互いの周速が同一の
一定速度になるように制御される。
【0010】この状態でまず高圧電源に接続された帯電
器5内の帯電線11に−4000vから−5000v程
度の高電圧を印加しコロナ放電を行なわせ、感光体1の
表面を一様に−700v程度に帯電させる。次に感光体
1を矢印A方向に回転させ一様に帯電された感光体1の
表面上に複数のカラー成分の中の所定の例えばブラック
(K)に相当するレーザビームの露光光線14を照射す
ると、感光体1上の照射された部分は電荷が消え静電潜
像が形成される。一方、ブラックの現像器7Kは、所定
時間経過後に離接カム15Kの回転により矢印B方向に
押され感光体1に当接する。一方、当接直前にトナーを
表面に有する現像スリーブ31Kに−300V程度の負
電位を印加する。トナーに予め負電荷を与えておけば、
感光体1上の露光光線14を照射され電荷がなくなった
部分にのみトナーが付着し、いわゆるネガポジプロセス
による現像がおこなわれる。現像が終了した現像器7K
は離接カム15Kの180度回転により、感光体1との
当接位置から離間位置へ移動する。現像器7Kにより感
光体1上に形成されたトナー像は感光体1と接触配置さ
れた中間転写ローラ19に+800vの高電圧を印加す
ることにより中間転写体16に各色毎に転写される。感
光体1から中間転写体16へ転写されなかった残留トナ
ーは感光体クリーニング装置9により除去され、さらに
除電器10により感光体1上の電荷が除去される。
【0011】次にシアン(C)の色が選択されると、離
接カム15Cが回転し今度は現像器7Cを感光体1の方
向へ押し感光体1へ当接させシアン(C)の現像を開始
する。4色を使用する複写機あるいはプリンタの場合は
上記現像の動作を4回順次繰り返し行い中間転写体16
上に4色K,C,M,Yのトナー像を重ね合成像を形成
する。この様にして形成された合成像は今まで離間して
いた転写ローラ27が中間転写体16に接触し、転写ロ
ーラ27に+1000V程度の高電圧を印加すると共に
圧力によって記録紙カセット21から用紙搬送路24に
沿って送られてきた記録紙22に一括転写される。続い
てトナー像が転写された記録紙22は定着器28に送ら
れ、ここでヒートローラ29の熱と加圧ローラ30の挾
持圧によって定着されカラー画像として出力される。転
写ローラ27により記録紙22上に完全に転写されなか
った中間転写体16上の残留トナーは中間転写体クリー
ニング装置20により除去される。中間転写体クリーニ
ング装置20は一回の合成像が得られるまで、中間転写
体16に対して離間の位置にあり、合成像が得られ合成
像が転写ローラ27により記録紙22に転写された後接
触状態になり、残留トナーが除去される。以上の動作に
て1枚の画像の記録を完了する。
【0012】次に、図8、図9を用いて従来の画像形成
装置の定着器28部分の構成について説明する。図8に
おいて29はヒートローラであり、駆動源(図示せず)
に連結され、側壁(図示せず)に回転自在に支持されて
いる。101はヒータであり、ヒートローラ29内に収
納されている。54はサーミスタ等を用いた温度検出手
段でありヒートローラ29の表面温度を検出する。30
は加圧ローラであり、加圧ローラ支持部材102によっ
て、ヒートローラ29に離接自在に支持される。加圧ロ
ーラ支持部材102は側壁(図示せず)にピン106に
よって支持され、その端部にて付勢部材(図示せず)に
よって付勢力fで矢印A方向に付勢され、加圧ローラ3
0をヒートローラ29に圧接する。その時、加圧ローラ
30とヒートローラ29間の圧接力Fは、てこの原理に
よってF=(L1/L2)×fのようになる。ヒートロ
ーラ29は表面にシリコンゴム等を薄くコーティングし
た金属ローラであり、加圧ローラ30は表面に薄いフッ
素樹脂皮膜をもつゴムローラである。両ローラを圧接す
ることによって、図9の如く加圧ローラ30を変形させ
て接触面積を増加させ、記録紙22の加熱時間(a点か
らb点間で移動する時間)を長くしている。
【0013】次に、再度図8を用いて定着器28の動作
を説明する。定着動作時において、ヒートローラ29は
矢印C方向、加圧ローラ30は矢印D方向に、各々等し
い周速で回転し、トナー像108が形成された記録紙2
2は、矢印B方向に搬送される。記録紙ガイド107に
よって定着器28に導かれた記録紙22は、ヒータ10
1によって熱せられたヒートローラ29と加圧ローラ3
0との間を通過する。その時に未定着のトナー像108
がヒートローラ29の表面に圧接され、瞬間的に熱を加
えられてトナーが溶融し、記録紙22に融着し、トナー
像108が記録紙22上に定着される。定着器28を出
た記録紙22は、排出ローラ103,104によって排
紙トレイ105上に排出される。
【0014】次に、図10を用いて定着器28の温度制
御について詳細に説明する。CPU51はデータラッチ
部52に対して、実際の温度に対応した制御ディジタル
データを出力する。ラッチされたデータはデータ比較部
53に出力される。
【0015】一方定着器28の温度はヒートローラ29
表面に接して設置された温度検出手段54で検出され
る。温度検出手段54ではサーミスタを用いて、温度に
よりサーミスタの抵抗値が変化することを利用し、サー
ミスタ両端の電位をA/D変換部55でディジタルデー
タに変換し、これをデータ比較部53に出力する。デー
タ比較部53はデータラッチ部52のデータとA/D変
換部55のデータを比較し、データラッチ部52の値の
方が高温を示せばHIレベルを、それ以外の場合はLO
レベルをゲート部57に出力する。
【0016】後述するエラー検出部56は通常(エラー
非検出時)HIレベルをゲート部57に出力している。
ゲート部57はAND回路で構成されており、エラー非
検出時は、データ比較部53の出力レベルはそのままヒ
ータドライバ部58に入力される。ヒータドライバ部5
8は入力がHIレベルならば定着器28のヒータ101
をオンに、入力がLOレベルならばヒータ101をオフ
に制御する。
【0017】一方、温度検出手段54の出力はエラー検
出部56にも入力されている。エラー検出部56は前述
のように通常HIレベルを出力しているが、温度検出手
段54の出力電位が、例えば−10℃以下に相当する電
位であればサーミスタがオープン、230℃以上に相当
する電位であれば制御失敗と判断し、ゲート部57に対
してLOレベルを出力する。この時AND回路であるゲ
ート部57は常にLOレベルを出力するので、ヒータド
ライバ部58の入力はLOとなり定着器28のヒータ1
01はオフされたままとなる。
【0018】また定着器28は一般に高温を扱うため、
安全上ヒートローラ29上にサーモスタット等を配置し
(図示せず)、ヒートローラの表面温度を独立して監視
し、設定値以上の高温が検出された場合、強制的に定着
器28のヒータ101をオフする構成がとられている。
【0019】またA/D変換部55の出力及びエラー検
出部56の信号はCPU51に接続されており、CPU
51で現在の定着器28の温度を監視でき、またエラー
の発生を知ることができる。
【0020】次に図11を用いて従来の画像形成装置の
定着器28の温度制御フローを詳細に説明する。まず装
置全体の電源が投入される(STEP2−1)。予め設
定された定着設定温度(例えば170℃)でヒータドラ
イバ部58によりヒータ101をオンし(STEP2−
2)、ヒータ101の制御を開始する。温度検出手段5
4で検出されるヒートローラ29の表面温度が定着設定
温度になるまで待つ(STEP2−3)。この間に加圧
ローラ30の表面温度も定着設定温度に近づく。ヒート
ローラ29の表面温度が定着設定温度に達するとヒータ
101をオフし(STEP2−4)、ウォームアップを
終了する。この時点で画像形成装置は待機状態となり、
印字開始指令が入力されれば印字動作を開始する。定着
器28の温度制御は引き続き実行されており、ヒートロ
ーラ29の表面温度が定着設定温度に対して高いか低い
かを常に監視している。ヒートローラ表面温度が定着設
定温度より低い場合には(STEP2−5)ヒータをオ
ンし(STEP2−6)、高い場合にはヒータをオフす
る(STEP2−7)。またこの時CPU51でエラー
をチェックする(STEP2−8)。エラー検出部56
で異常高温、サーミスタオープン等のエラーが発生すれ
ばエラー処理を行う(STEP2−9)。エラー処理に
はヒータの強制オフが含まれる。エラーがなければST
EP2−5に戻る。
【0021】次に図12及び図13を用いて上記の動作
フローに基づく実際の制御結果を詳細に説明する。図1
2及び図13において細線で描かれたグラフは、ヒート
ローラ29の表面においてサーミスタ等の、温度検出手
段54で検知される実際の温度を示し、太線で描かれた
グラフは、CPU51で設定するヒートローラ29の表
面温度の設定値である。
【0022】まず、図12において、時間軸X0の時点
で画像形成装置の電源が投入される。電源投入後に、ヒ
ートローラ29内のヒータ101はオンされ、ヒートロ
ーラ29の表面温度は上昇し始める。ヒータ101はヒ
ートローラ29の表面温度が定着設定温度Tstに達す
るまでオンし続ける。Tstに達した時点をX1とすれ
ば、ヒータ101がオンしている期間はX0からX1ま
でとなる。
【0023】X1の時点でヒータ101をオフし、ウォ
ームアップ期間を終了する。以降は待機中となり、印字
開始指令が入力されれば画像形成動作を開始する。定着
器温度制御は引き続き実施されており、ヒートローラ2
9の表面温度が定着設定温度Tstを下回った時点X2
でヒータ101を再びオンし、ヒートローラ29の表面
温度が再度定着設定温度Tstを上回った時点X3でヒ
ータをオフさせる。ところが、電源投入時のヒートロー
ラ29の表面温度によらず常に定着設定温度Tstにな
るまでヒータ101をオンさせるような制御方法を実施
すると、電源投入時のヒートローラ29の表面温度が低
い場合には定着器28に多くの熱量が供給され、大きな
オーバーシュートが発生して異常高温が検出されたり、
定着器28自身を熱破損させてしまうといった問題を有
している。また、図13に示すようにオーバーシュート
を見越して定着設定温度Tstより低い固定温度Tst
1(例えば150℃)でヒータ101をオフさせるよう
にすると、電源投入時のヒートローラ29の表面温度が
150℃以上あった場合には、ヒータ101がオンせず
ヒートローラ29の表面温度が定着設定温度Tstに達
しないといった問題点を有している。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】すなわち、上記従来の
構成ではウォームアップ等の定着器28の立ち上げ時に
おいて、立ち上げ開始時のヒートローラ29の表面温度
によらず、ヒートローラ29の表面温度が定着温度設定
値になるまでヒータ101をオンさせたままにするた
め、立ち上げ開始時のヒートローラ29の表面温度が低
い(常温付近)場合には、定着設定温度に達するまでに
多量の熱量がヒートローラ29に供給され、大きなオー
バーシュートが発生し、異常高温が検出されたり、定着
器28を熱破損するといった問題点を有していた。ま
た、オーバーシュートを見越して定着設定温度より低い
温度(例えば150℃)でヒータ101をオフさせる
と、電源投入時のヒートローラ29の表面温度が150
℃以上の場合にはヒータ101がオンせず、定着設定温
度に達しないといった問題点を有していた。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、ローラを加熱する加熱手段と、ローラの表
面温度を検出する温度検出手段とを有し、電源投入時の
温度検出手段による検出温度が低いほど加熱手段により
加熱を開始し最初に加熱を止める温度を低くするようロ
ーラの加熱手段による加熱を制御する加熱制御手段を備
えたものである。
【0026】
【作用】本発明は上記構成により、定着器立ち上げ時の
ローラ温度のオーバーシュートを抑制できる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図1、図
2、図3、図4、図5及び図6を参照しながら説明す
る。図1は本発明の一実施例における画像形成装置の定
着部の制御ブロック図、図2は本発明の一実施例におけ
る画像形成装置の定着器温度制御フローチャート、図3
は本発明の一実施例における画像形成装置の電源投入時
のヒートローラ表面温度とヒータオン期間との関係を示
す図、図4は本発明の一実施例における画像形成装置の
ヒータオン期間とヒータオンデューティとの関係を示す
図、図5は本発明の一実施例における画像形成装置の電
源投入時のヒートローラ温度が低い場合の定着温度制御
結果を示す図、図6は本発明の一実施例における画像形
成装置の電源投入時のヒートローラ温度が高い場合の定
着温度制御結果を示す図である。
【0028】本発明による画像形成装置の構成、定着器
の構成は従来例と同様であるため詳細な説明は省略す
る。また本発明の画像形成装置の定着部のブロック構成
は、新たにヒータオン時間演算手段59およびヒータオ
ンデューティ演算手段60を設けた以外は従来例と同様
であるため詳細な説明は省略する。
【0029】図2を用いて本発明の画像形成装置の定着
器の温度制御フローについて詳細に説明する。まず装置
全体の電源が投入され(STEP1−1)、温度検出手
段54により電源が投入された時のヒートローラ表面温
度を検出する。この検出結果に基づき、ヒータ101を
オフするタイミング、つまりヒートローラ表面温度が何
℃になるまでヒータ101をオンさせ続けるかをヒータ
オン時間演算手段59により算出する(STEP1−
2)。この値は図3に示すテーブルをアクセスすること
で求められる。具体的には電源投入時のヒートローラ表
面温度をアドレスとし、各アドレスにはヒータ101を
オフすべきタイミングデータが格納されている。この演
算結果に基づき、タイミングデータをセットする(ST
EP1−3)。また、ヒータ101のオンデューティ演
算もヒータオンデューティ演算手段60により行う(S
TEP1−4)。ヒータ101のオンデューティは図4
に示すテーブルをアクセスすることで求められる。具体
的にはヒータ101のオン期間をアドレスとし、各アド
レスにはヒータ101のオンデューティが格納されてい
る。この演算結果に基づきオンデューティデータをセッ
トする(STEP1−5)。その後、セットされたタイ
ミングデータ、デューティデータでヒータドライバ部5
8によりヒータ101の制御を開始する(STEP1−
6)。温度検出手段54で検出されるヒートローラ表面
温度がセットされた温度データになるまで待つ(STE
P1−7)。この間に加圧ローラ表面温度も定着設定温
度に近づく。ヒートローラ表面温度がセットされた温度
データに達するとヒータ101をオフする(STEP1
−8)。さらにヒートローラ表面温度はオーバーシュー
トし、定着設定温度に近づく。定着設定温度に達したら
ウォームアップを終了する(STEP1−9)。この時
点で画像形成装置は待機状態となり、印字開始指令が入
力されれば印字動作を開始する。定着器の温度制御は引
き続き実行されており、ヒートローラ表面温度が定着設
定温度に対して高いか低いかを常に監視している。ヒー
トローラ表面温度が定着設定温度より低い場合には(S
TEP1−10)ヒータ101をオンし(STEP1−
11)、高い場合にはヒータ101をオフする(STE
P1−12)。また、この時CPU51でエラーをチェ
ックする(STEP1−13)。エラー検出部56で異
常高温、サーミスタオープン等のエラーが発生すればエ
ラー処理を行う(STEP1−14)。エラー処理には
ヒータ101の強制オフが含まれる。エラーがなければ
STEP1−10に戻る。
【0030】次に、図5及び図6を用いて、実施例の動
作フローに基づく実際の制御結果を詳細に説明する。図
5及び図6において細線で描かれたグラフは、ヒートロ
ーラ表面においてサーミスタ等の温度検出手段54で検
知される実際の温度を示し、太線で描かれたグラフは、
定着設定温度であり、破線で描かれたグラフは、電源投
入時のヒートローラ表面温度から算出された温度データ
である。
【0031】まず、図5を用いて、電源投入時のヒート
ローラ表面温度が低い(常温付近)場合について説明す
る。時間軸X0の時点で装置全体の電源が投入される。
この直後にヒートローラ表面温度Tonを温度検出手段
54により調べ、何℃までヒータ101のオンを行う
か、ヒータ101のオンデューティをいくらにするかを
ヒータオン時間演算手段59、ヒータオンデューティ演
算手段60により計算し、データとしてそれぞれセット
する。ここでヒートローラ内のヒータ101はオンさ
れ、ヒートローラ表面温度は上昇し始める。ヒータ10
1はヒートローラ表面温度がセットされた温度データ
(Tcal)に達するまでヒータドライバ部58により
ヒータ101をオンしておく。Tcalに達した時点を
X1’とすれば、ヒータ101がオンされている期間は
X0からX1’までとなる。X1’の時点でヒータ10
1をオフするが、オーバーシュートでヒートローラ表面
温度は上昇を続け、定着設定温度Tstに近づく。ヒー
トローラ表面温度が定着設定温度Tstに達した時点X
1でウォームアップを終了する。以降は待機中となり、
印字開始指令が入力されれば画像形成動作を開始する。
ここではオーバーシュートを見越して定着設定温度以下
の温度でヒータ101をオフしているため、ヒートロー
ラ表面温度が定着設定温度を大きく上回ることはない。
その後も定着器温度制御は引き続き実施されており、ヒ
ートローラ表面温度が定着設定温度Tstを下回った時
点X2でヒータ101をオンし、ヒートローラ表面温度
が再度定着設定温度Tstを上回った時点X3でヒータ
101をオフさせる。
【0032】次に、図6を用いて電源投入時のヒートロ
ーラ表面温度が高い(例えば150℃)場合について説
明する。時間軸X0の時点で装置全体の電源が投入され
る。この直後にヒートローラ表面温度Tonを温度検出
手段54により調べ、何℃までヒータ101のオンを行
うか、ヒータ101のオンデューティをいくらにするか
をヒータオン時間演算手段59、ヒータオンデューティ
演算手段60により計算し、データとしてそれぞれセッ
トする。ここでヒートローラ内のヒータ101はオンさ
れ、ヒートローラ表面温度は上昇し始める。ヒータ10
1はヒートローラ表面温度がセットされた温度データ
(Tcal)に達するまでヒータドライバ部58により
ヒータ101をオンしておく。Tcalに達した時点を
X1’とすれば、ヒータ101がオンされている期間は
X0からX1’までとなる。Tcalの値は図5の場合
と比較して高い値となっている。また温度勾配は図5の
場合と比較して小さいが、これはX0点とX1’点間の
ヒータ101のオンデューティが小さいためである。
【0033】X1’の時点でヒータ101をオフする
が、オーバーシュートでヒートローラ表面温度は上昇を
続け、定着設定温度Tstに近づく。ヒートローラ表面
温度が定着設定温度Tstに達した時点X1でウォーム
アップを終了する。
【0034】本実施例ではヒータ101をオフする時の
ヒートローラ表面温度Tcalは電源投入時のヒートロ
ーラ表面温度に応じて可変であるので、従来のように定
着設定温度以下でヒータ101がオフされてヒートロー
ラ表面温度が定着設定温度に達しないといった問題点は
なくなった。以降は待機中となり、印字開始指令が入力
されれば画像形成動作を開始する。ここではオーバーシ
ュートを見越して定着設定温度以下の温度でヒータ10
1をオフしているため、ヒートローラ表面温度が定着設
定温度を大きく上回ることはない。その後も定着器温度
制御は引き続き実施されており、ヒートローラ表面温度
が定着設定温度Tstを下回った時点X2でヒータ10
1をオンし、ヒートローラ表面温度が再度定着設定温度
Tstを上回った時点X3でヒータ101をオフさせ
る。
【0035】
【発明の効果】以上のように本発明は、ローラを加熱す
る加熱手段と、ローラの表面温度を検出する温度検出手
段とを有し、電源投入時の温度検出手段による検出温度
が低いほど加熱手段により加熱を開始し最初に加熱を止
める温度を低くするようローラの加熱手段による加熱を
制御する加熱制御手段を備えたことにより、定着器立ち
上げ時のローラ温度のオーバーシュートを抑制でき、き
わめて簡単な構成で、異常高温発生、定着器の熱による
損傷を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における画像形成装置の定着
部の制御ブロック図
【図2】本発明の一実施例における画像形成装置の定着
器温度制御フローチャート
【図3】本発明の一実施例における画像形成装置の電源
投入時のヒートローラ表面温度とヒータオン期間との関
係を示す図
【図4】本発明の一実施例における画像形成装置のヒー
タオン期間とヒータオンデューティとの関係を示す図
【図5】本発明の一実施例における画像形成装置の電源
投入時のヒートローラ温度が低い場合の定着温度制御結
果を示す図
【図6】本発明の一実施例における画像形成装置の電源
投入時のヒートローラ温度が高い場合の定着温度制御結
果を示す図
【図7】従来の画像形成装置の構成図
【図8】従来の画像形成装置の定着器の構成図
【図9】従来の画像形成装置の定着部位の拡大図
【図10】従来の画像形成装置の定着部の制御ブロック
【図11】従来の画像形成装置の定着器温度制御フロー
チャート
【図12】従来の画像形成装置の電源投入時の加熱ロー
ラ温度が低い場合の定着温度制御結果を示す図
【図13】従来の画像形成装置の電源投入時の加熱ロー
ラ温度が高い場合の定着温度制御結果を示す図
【符号の説明】
51 CPU 52 データラッチ部 53 データ比較部 54 温度検出手段 55 A/D変換部 56 エラー検出部 57 ゲート部 58 ヒータドライバ部 59 ヒータオン時間演算手段 60 ヒータオンデューティ演算手段 101 ヒータ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粉体像が形成された記録媒体を挾持して搬
    送する互いに圧接された2本のローラと、前記ローラの
    うち一方を加熱する加熱手段と、前記ローラのうち一方
    の表面温度を検出する温度検出手段と、電源投入時の前
    記温度検出手段による検出温度が低いほど前記加熱手段
    により加熱を開始し最初に加熱を止める温度を低くする
    よう前記ローラの前記加熱手段による加熱を制御する加
    熱制御手段を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記温度検出手段からの出力値に応じて前
    記加熱制御手段から出力されるデューティを可変する出
    力デューティ可変手段を備えたことを特徴とする請求項
    1記載の画像形成装置。
JP6221315A 1994-09-16 1994-09-16 画像形成装置 Pending JPH0887199A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9958827B2 (en) 2016-05-27 2018-05-01 S-Printing Solution Co., Ltd. Image forming apparatus and method of controlling fuser

Cited By (3)

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US9958827B2 (en) 2016-05-27 2018-05-01 S-Printing Solution Co., Ltd. Image forming apparatus and method of controlling fuser
US10353341B2 (en) 2016-05-27 2019-07-16 Hp Printing Korea Co., Ltd. Image forming apparatus and method of controlling fuser
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