JPH0887257A - カラー画像表示方法 - Google Patents
カラー画像表示方法Info
- Publication number
- JPH0887257A JPH0887257A JP6222885A JP22288594A JPH0887257A JP H0887257 A JPH0887257 A JP H0887257A JP 6222885 A JP6222885 A JP 6222885A JP 22288594 A JP22288594 A JP 22288594A JP H0887257 A JPH0887257 A JP H0887257A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- color
- representative
- representative color
- display
- colors
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Image Analysis (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 カラー画像表示における画素の表示色を適切
に選定し、画質の質を向上する。 【構成】 画像データを入力し(S10)、それらを部
分領域に分割した後(S20)、各部分領域毎の代表色
数を決定する(S30)。代表色数に応じた代表色を選
定し、代表色格納空間10内の対応する部分空間に格納
する(S41〜S44)。代表色格納空間10内の部分
空間が探索され、対象画素のデータに最も近い代表色が
表示色として選定され(S51〜S53)て、LUTが
作成される(S60)。LUTに基づいて画素信号がR
GB信号に変換され(S70)、そのRGB信号がD/
A変換器を介してアナログ信号に変換されて(S80)
ディスプレイに表示される(S90)。
に選定し、画質の質を向上する。 【構成】 画像データを入力し(S10)、それらを部
分領域に分割した後(S20)、各部分領域毎の代表色
数を決定する(S30)。代表色数に応じた代表色を選
定し、代表色格納空間10内の対応する部分空間に格納
する(S41〜S44)。代表色格納空間10内の部分
空間が探索され、対象画素のデータに最も近い代表色が
表示色として選定され(S51〜S53)て、LUTが
作成される(S60)。LUTに基づいて画素信号がR
GB信号に変換され(S70)、そのRGB信号がD/
A変換器を介してアナログ信号に変換されて(S80)
ディスプレイに表示される(S90)。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ルックアップテーブル
(カラーマップともいい、以下LUTという)を用いた
カラー画像表示方法に関するものである。
(カラーマップともいい、以下LUTという)を用いた
カラー画像表示方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、このような分野の技術としては、
例えば次のような文献に記載されるものがあった。 文献;監修 高木幹雄、下田陽久「画像解析ハンドブッ
ク」初版(1991−1−17)東京大学出版会、P.
505−516 前記文献に記載されているように、近年、多くの分野で
画像処理技術が用いられ、パーソナルコンピュータやワ
ークステーション上等でカラー画像を表示する技術が重
要になってきている。図2(a),(b)は、一般的な
カラー画像表示システムの概略図である。図2(a)は
フルカラー方式のカラー画像表示システム、及び同図
(b)はLUT方式のカラー画像表示システムである。
通常の自然画像は数万〜数千万色の色を有しており、こ
れらの色を全て表示するには、図2(a)のようなフル
カラー方式が用いられている。このフルカラー方式で
は、1画素当り赤(R),緑(G),青(B)の各8ビ
ット程度のフレームバッファ(又は、リフレッシュメモ
リ)1R,1G,1Bを持ち、その出力側に、ディジタ
ル/アナログ変換器(以下、D/A変換器という)2
R,2G,2Bを介して表示装置であるCRT3が接続
され、約1600万色(=224=28 ×28 ×28 )が
同時に表示できるようになっている。このフルカラー方
式では、通常の自然画像をカラー表示するのに適してい
るが、その自然画像の多数の色を全て表示するには多く
のフレームバッファ1R,1G,1Bを必要とする。そ
のため、パーソナルコンピュータやワークステーション
等の装置に図2(a)のフルカラー方式を用いると、そ
の装置の規模が大きくなり、高価になる。
例えば次のような文献に記載されるものがあった。 文献;監修 高木幹雄、下田陽久「画像解析ハンドブッ
ク」初版(1991−1−17)東京大学出版会、P.
505−516 前記文献に記載されているように、近年、多くの分野で
画像処理技術が用いられ、パーソナルコンピュータやワ
ークステーション上等でカラー画像を表示する技術が重
要になってきている。図2(a),(b)は、一般的な
カラー画像表示システムの概略図である。図2(a)は
フルカラー方式のカラー画像表示システム、及び同図
(b)はLUT方式のカラー画像表示システムである。
通常の自然画像は数万〜数千万色の色を有しており、こ
れらの色を全て表示するには、図2(a)のようなフル
カラー方式が用いられている。このフルカラー方式で
は、1画素当り赤(R),緑(G),青(B)の各8ビ
ット程度のフレームバッファ(又は、リフレッシュメモ
リ)1R,1G,1Bを持ち、その出力側に、ディジタ
ル/アナログ変換器(以下、D/A変換器という)2
R,2G,2Bを介して表示装置であるCRT3が接続
され、約1600万色(=224=28 ×28 ×28 )が
同時に表示できるようになっている。このフルカラー方
式では、通常の自然画像をカラー表示するのに適してい
るが、その自然画像の多数の色を全て表示するには多く
のフレームバッファ1R,1G,1Bを必要とする。そ
のため、パーソナルコンピュータやワークステーション
等の装置に図2(a)のフルカラー方式を用いると、そ
の装置の規模が大きくなり、高価になる。
【0003】そこで、一般のワークステーション等で
は、フレームバッファメモリ1R,1G,1Bのメモリ
容量の制限から、同時に表示できる色数を8〜256色
(以下、N色とする)程度に限定し、図2(b)に示す
ようなLUT方式を用いることによって、同時に表示す
る色(代表色という)の選択に自由度を与えている。図
2(b)のLUT方式では、フレームバッファ5のメモ
リ上に、各画素値に対応した色番号が記憶されており、
原画像の元色と代表色の対応を登録したLUT6に従
い、D/A変換器7R,7G,7Bを介してCRT8で
画像を表示するようになっている。この際、どのような
代表色を元の色に対応させるかが、色調再現の鍵となる
が、この手法(アルゴリズム)を限定色表示手法(限定
色表示アルゴリズム)といい、例えば次のように分類で
きる。
は、フレームバッファメモリ1R,1G,1Bのメモリ
容量の制限から、同時に表示できる色数を8〜256色
(以下、N色とする)程度に限定し、図2(b)に示す
ようなLUT方式を用いることによって、同時に表示す
る色(代表色という)の選択に自由度を与えている。図
2(b)のLUT方式では、フレームバッファ5のメモ
リ上に、各画素値に対応した色番号が記憶されており、
原画像の元色と代表色の対応を登録したLUT6に従
い、D/A変換器7R,7G,7Bを介してCRT8で
画像を表示するようになっている。この際、どのような
代表色を元の色に対応させるかが、色調再現の鍵となる
が、この手法(アルゴリズム)を限定色表示手法(限定
色表示アルゴリズム)といい、例えば次のように分類で
きる。
【0004】限定色表示アルゴリズム (1) 代表色選定ステップ (a)均等量子化法 (b)細分化量子化法 ・頻度法(ポピュラリティアルゴリズム、Popularity A
lgorithm)等 (2) 表示色選定ステップ (a)最近隣探索法 ・徹底探索法 ・局所区分探索法 (3) (1),(2)ステップ (a)メディアンカットアルゴリズム(Median Cut Alg
orithm)法 限定色表示アルゴリズムは、(1)代表色選定ステップ
と(2)表示色選定ステップとの2つのステップに分け
て考えることができる。(1)代表色選定ステップは、
原画像の色分布の統計量を計算し、その画像を再現する
のに最適なN色の代表色を選定するステップである。こ
れに対し、(2)表示色選定ステップは、原画像の各画
素値に最も近い色をN色の中から選定して表示するステ
ップである。この限定色表示アルゴリズムには、従来か
ら様々な手法がある。
lgorithm)等 (2) 表示色選定ステップ (a)最近隣探索法 ・徹底探索法 ・局所区分探索法 (3) (1),(2)ステップ (a)メディアンカットアルゴリズム(Median Cut Alg
orithm)法 限定色表示アルゴリズムは、(1)代表色選定ステップ
と(2)表示色選定ステップとの2つのステップに分け
て考えることができる。(1)代表色選定ステップは、
原画像の色分布の統計量を計算し、その画像を再現する
のに最適なN色の代表色を選定するステップである。こ
れに対し、(2)表示色選定ステップは、原画像の各画
素値に最も近い色をN色の中から選定して表示するステ
ップである。この限定色表示アルゴリズムには、従来か
ら様々な手法がある。
【0005】(1)代表色選定ステップには、(a)均
等量子化法と(b)細分化量子化法とがあり、その
(b)細分化量子化法の例としては、頻度法がある。こ
の頻度法は、色分布統計量の多い色(上位N色)から順
に代表色を選定するアルゴリズムである。(2)表示色
選定ステップの例としては、最近隣探索法があり、最近
隣探索法では各画素値毎に全ての代表色と比較し、その
差が最小のものを代表色とする。表示色選定ステップの
他の例の局所区分探索法では、各画素値毎に局所領域に
分割された代表色とを比較する。図3は、従来の局所区
分探索法の説明図である。局所区分探索法は、まずRG
B色空間を、n×n×nの局所領域(セル:cell)
に分割し、各セル毎にそのセル空間に近い順に代表色リ
ストを作成する。この際、図3のように、セルの中心に
最も近い代表色Aから最も遠いセルの角Bまでの距離を
rとすると、該セルからr以上離れている代表色は、リ
ストに加えない。図3においては、例えばCはリストに
加えない。次に、原画像中の各画素がどのセルに属する
かを求め、そのセルのリストの代表色の中で、最も近い
色を選定する。2つの(1),(2)ステップを同時に
論じたアルゴリズムとしては、メディアンカットアルゴ
リズム法がある。メディアンカットアルゴリズム法で
は、まず、原画像のRGB色空間における分布に外接す
る直方体を考え、分布画素数が等しくなるように、この
直方体を2等分していく。分割された直方体の数がN個
になった時点で分割を終了し、それぞれの直方体の画素
の平均値をそれぞれの代表色とし、その直方体中にある
画素を全てその代表色で表示する。
等量子化法と(b)細分化量子化法とがあり、その
(b)細分化量子化法の例としては、頻度法がある。こ
の頻度法は、色分布統計量の多い色(上位N色)から順
に代表色を選定するアルゴリズムである。(2)表示色
選定ステップの例としては、最近隣探索法があり、最近
隣探索法では各画素値毎に全ての代表色と比較し、その
差が最小のものを代表色とする。表示色選定ステップの
他の例の局所区分探索法では、各画素値毎に局所領域に
分割された代表色とを比較する。図3は、従来の局所区
分探索法の説明図である。局所区分探索法は、まずRG
B色空間を、n×n×nの局所領域(セル:cell)
に分割し、各セル毎にそのセル空間に近い順に代表色リ
ストを作成する。この際、図3のように、セルの中心に
最も近い代表色Aから最も遠いセルの角Bまでの距離を
rとすると、該セルからr以上離れている代表色は、リ
ストに加えない。図3においては、例えばCはリストに
加えない。次に、原画像中の各画素がどのセルに属する
かを求め、そのセルのリストの代表色の中で、最も近い
色を選定する。2つの(1),(2)ステップを同時に
論じたアルゴリズムとしては、メディアンカットアルゴ
リズム法がある。メディアンカットアルゴリズム法で
は、まず、原画像のRGB色空間における分布に外接す
る直方体を考え、分布画素数が等しくなるように、この
直方体を2等分していく。分割された直方体の数がN個
になった時点で分割を終了し、それぞれの直方体の画素
の平均値をそれぞれの代表色とし、その直方体中にある
画素を全てその代表色で表示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
限定色表示アルゴリズムを用いたカラー画像表示方法で
は、次のような問題があった。 (a) 従来の限定色表示アルゴリズムでは、画像全体
の色分布統計から代表色を選定するので、全体的に見た
色調再現はかなり良いが、出現頻度の低い色は原画像と
かなり異なる色で表示されることが多い。そのため、細
部での色調がうまく再現されない。一般に、このことに
よる画質劣化はあまり目立たないことが多いが、画像の
中に出現頻度は低いが特徴的な色が存在する場合には、
他の部分がうまく再現されていても、画像全体から受け
る印象がかなり低いものとなる。例えば、人物の顔を含
む画像の場合、唇等は統計頻度が僅かであるので、従来
の方法では最適な色を割り当てることが少ない。 (b) 画像の中で多くの面積を占める背景は、例えば
空等のようになだらかに変化している場合が多いが、従
来の方法では単純に出現頻度の高い色に多くの色を割り
当てるので、これら背景の色再現性は良いが、背景以外
の主な画像の色再現性が悪くなる。特に注視されるべき
部分は色の変化が激しい場合が多いので、これらの部分
に色を少なく割り当てると、エッジがシャープに再現で
きなくなり、画像全体の主観的印象が低下する。 (c) 従来の方法では、表示色選定ステップの処理時
間がかなり大きい。特に、最近隣探索法のように全ての
代表色と各画素を比較するような方法では、色の再現性
は向上するが、実行時間が大き過ぎてあまり現実的では
ない。また、局所区分探索法では探索範囲を限定するの
で探索時間が短縮されるが、探索範囲を決定して代表色
を作成する前処理に要する時間が大きい。特にセル数を
多くとると、探索時間そのものは短くなるが、前処理に
かかる時間が膨大となる。
限定色表示アルゴリズムを用いたカラー画像表示方法で
は、次のような問題があった。 (a) 従来の限定色表示アルゴリズムでは、画像全体
の色分布統計から代表色を選定するので、全体的に見た
色調再現はかなり良いが、出現頻度の低い色は原画像と
かなり異なる色で表示されることが多い。そのため、細
部での色調がうまく再現されない。一般に、このことに
よる画質劣化はあまり目立たないことが多いが、画像の
中に出現頻度は低いが特徴的な色が存在する場合には、
他の部分がうまく再現されていても、画像全体から受け
る印象がかなり低いものとなる。例えば、人物の顔を含
む画像の場合、唇等は統計頻度が僅かであるので、従来
の方法では最適な色を割り当てることが少ない。 (b) 画像の中で多くの面積を占める背景は、例えば
空等のようになだらかに変化している場合が多いが、従
来の方法では単純に出現頻度の高い色に多くの色を割り
当てるので、これら背景の色再現性は良いが、背景以外
の主な画像の色再現性が悪くなる。特に注視されるべき
部分は色の変化が激しい場合が多いので、これらの部分
に色を少なく割り当てると、エッジがシャープに再現で
きなくなり、画像全体の主観的印象が低下する。 (c) 従来の方法では、表示色選定ステップの処理時
間がかなり大きい。特に、最近隣探索法のように全ての
代表色と各画素を比較するような方法では、色の再現性
は向上するが、実行時間が大き過ぎてあまり現実的では
ない。また、局所区分探索法では探索範囲を限定するの
で探索時間が短縮されるが、探索範囲を決定して代表色
を作成する前処理に要する時間が大きい。特にセル数を
多くとると、探索時間そのものは短くなるが、前処理に
かかる時間が膨大となる。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、前記課題
を解決するために、色データ格納用のルックアップテー
ブルを作成し、そのルックアップテーブルを参照してカ
ラー画像を表示するカラー画像表示方法において、次の
ような処理を行なうようにしている。即ち、原画像を部
分領域に分割する領域分割処理と、前記領域分割処理で
分割された複数の部分領域における色分布を参照し該各
部分領域から選定する代表色数を決定する代表色数決定
処理と、前記代表色数だけ前記各部分領域から代表色を
選定し、それらを色空間上の代表色格納空間を分割した
部分空間のうち該各代表色を含む部分空間にぞれぞれ格
納する代表色選定処理とを行い、前記代表色選定処理で
代表色格納空間中の部分空間に格納された代表色から、
表示色選定処理により全画素の表示色を選定して前記ル
ックアップテーブルを作成するようにしている。第2の
発明は、第1の発明における代表色選定処理は、前記各
代表色を該代表色を含む部分空間にそれぞれ格納すると
共に、該部分空間に近隣する部分空間にも同じ代表色を
格納するようにしている。第3の発明は、第1の発明に
おける表示色選定処理を、対象画素の色が含まれる部分
空間とその近隣の部分空間を探索して表示色を選定する
ようにしている。第4の発明は、第1、2または第3の
発明における代表色選定処理は、前記部分空間内を探索
し既に前記代表色に選定されている色と同じかまたは近
い色を代表色候補から削除し代表色を選定するようにし
ている。第5の発明は、第1または第2の発明における
表示色選定処理は、対象画素の色が含まれる部分空間内
の代表色のみを探索して前記表示色を選定するようにし
ている。
を解決するために、色データ格納用のルックアップテー
ブルを作成し、そのルックアップテーブルを参照してカ
ラー画像を表示するカラー画像表示方法において、次の
ような処理を行なうようにしている。即ち、原画像を部
分領域に分割する領域分割処理と、前記領域分割処理で
分割された複数の部分領域における色分布を参照し該各
部分領域から選定する代表色数を決定する代表色数決定
処理と、前記代表色数だけ前記各部分領域から代表色を
選定し、それらを色空間上の代表色格納空間を分割した
部分空間のうち該各代表色を含む部分空間にぞれぞれ格
納する代表色選定処理とを行い、前記代表色選定処理で
代表色格納空間中の部分空間に格納された代表色から、
表示色選定処理により全画素の表示色を選定して前記ル
ックアップテーブルを作成するようにしている。第2の
発明は、第1の発明における代表色選定処理は、前記各
代表色を該代表色を含む部分空間にそれぞれ格納すると
共に、該部分空間に近隣する部分空間にも同じ代表色を
格納するようにしている。第3の発明は、第1の発明に
おける表示色選定処理を、対象画素の色が含まれる部分
空間とその近隣の部分空間を探索して表示色を選定する
ようにしている。第4の発明は、第1、2または第3の
発明における代表色選定処理は、前記部分空間内を探索
し既に前記代表色に選定されている色と同じかまたは近
い色を代表色候補から削除し代表色を選定するようにし
ている。第5の発明は、第1または第2の発明における
表示色選定処理は、対象画素の色が含まれる部分空間内
の代表色のみを探索して前記表示色を選定するようにし
ている。
【0008】
【作用】第1の発明によれば、以上のようにカラー画像
表示方法を構成したので、原画像が領域分割処理によっ
て部分領域に分割され、それら部分領域における色分布
に基づいて該各部分領域から選定する代表色数が代表色
数決定処理によって決定される。代表色選定処理によっ
て、代表色数だけ代表色が選定され、それらが部分空間
にぞれぞれ格納される。部分空間に格納された代表色か
ら、表示色選定処理により全画素の表示色が選定され、
ルックアップテーブルが作成される。第2の発明によれ
ば、第1の発明における代表色選定処理によって、各代
表色が該代表色を含む部分空間にそれぞれ格納される共
に、該部分空間に近隣する部分空間にも同じ代表色が格
納される。第3の発明によれば、第1の発明における表
示色選定処理によって、対象画素の色が含まれる部分空
間とその近隣の部分空間が探索され、表示色が選定され
る。第4の発明によれば、第1、2または第3の発明に
おける代表色選定処理によって、各部分空間内が探索さ
れ、既に前記代表色に選定されている色と同じかまたは
近い色が代表色候補から削除される。その後、代表色が
選定される。第5の発明によれば、第1または第2の発
明における表示色選定処理は、対象画素の色が含まれる
部分空間内の代表色のみを探索することで表示色を選定
する。従って、前記課題を解決できるのである。
表示方法を構成したので、原画像が領域分割処理によっ
て部分領域に分割され、それら部分領域における色分布
に基づいて該各部分領域から選定する代表色数が代表色
数決定処理によって決定される。代表色選定処理によっ
て、代表色数だけ代表色が選定され、それらが部分空間
にぞれぞれ格納される。部分空間に格納された代表色か
ら、表示色選定処理により全画素の表示色が選定され、
ルックアップテーブルが作成される。第2の発明によれ
ば、第1の発明における代表色選定処理によって、各代
表色が該代表色を含む部分空間にそれぞれ格納される共
に、該部分空間に近隣する部分空間にも同じ代表色が格
納される。第3の発明によれば、第1の発明における表
示色選定処理によって、対象画素の色が含まれる部分空
間とその近隣の部分空間が探索され、表示色が選定され
る。第4の発明によれば、第1、2または第3の発明に
おける代表色選定処理によって、各部分空間内が探索さ
れ、既に前記代表色に選定されている色と同じかまたは
近い色が代表色候補から削除される。その後、代表色が
選定される。第5の発明によれば、第1または第2の発
明における表示色選定処理は、対象画素の色が含まれる
部分空間内の代表色のみを探索することで表示色を選定
する。従って、前記課題を解決できるのである。
【0009】
【実施例】第1の実施例 図1は、本発明の第1の実施例を示すカラー画像表示方
法のフローチャートである。まず、本実施例のカラー画
像表示方法の概略の手順を説明する。処理S10で、例
えば24ビットの画像データPinを入力し、処理S2
0で、入力された画像データPinを部分領域に分割す
る。そして、処理S30で、分割された各領域毎に代表
色数を決定し、S40(S41〜S44)の代表色選定
処理で、各領域からその色数の代表色を選定する。代表
色の選定後に、S50(S51〜S53)の表示色選定
処理では、全ての画素に対し一部又は全部の代表色と比
較して最も近い代表色をその画素の表示色とし、処理S
60で、LUTデータMを作成してLUT6へ与える。
次に、処理S70で、作成されたLUTデータMに従っ
て入力画像データPinをRGB信号に変換する。変換
されたRGB信号は、処理S80で、それぞれアナログ
信号に変換された後、処理S90で、ディスプレイ8に
表示される。図4は、代表色格納空間を示す図である。
本実施例では、RGB色空間をn×n×nの部分空間に
分割し、その部分空間に選定した代表色を格納する。こ
の空間を以降代表色格納空間10という。図4を参照し
つつ、代表色選定処理S40における処理の流れを説明
する。代表色格納空間10の部分空間内を探索し、既に
代表色に選定されている色と同じか近い色を処理S41
で対象部分領域の代表色候補から削除する。続く処理S
42で残った代表色候補から代表色を算出する。処理S
43において、選定した代表色を代表色格納空間10へ
格納する。すべての部分領域での処理を終了したら、処
理S44で代表色選定処理が終了する。
法のフローチャートである。まず、本実施例のカラー画
像表示方法の概略の手順を説明する。処理S10で、例
えば24ビットの画像データPinを入力し、処理S2
0で、入力された画像データPinを部分領域に分割す
る。そして、処理S30で、分割された各領域毎に代表
色数を決定し、S40(S41〜S44)の代表色選定
処理で、各領域からその色数の代表色を選定する。代表
色の選定後に、S50(S51〜S53)の表示色選定
処理では、全ての画素に対し一部又は全部の代表色と比
較して最も近い代表色をその画素の表示色とし、処理S
60で、LUTデータMを作成してLUT6へ与える。
次に、処理S70で、作成されたLUTデータMに従っ
て入力画像データPinをRGB信号に変換する。変換
されたRGB信号は、処理S80で、それぞれアナログ
信号に変換された後、処理S90で、ディスプレイ8に
表示される。図4は、代表色格納空間を示す図である。
本実施例では、RGB色空間をn×n×nの部分空間に
分割し、その部分空間に選定した代表色を格納する。こ
の空間を以降代表色格納空間10という。図4を参照し
つつ、代表色選定処理S40における処理の流れを説明
する。代表色格納空間10の部分空間内を探索し、既に
代表色に選定されている色と同じか近い色を処理S41
で対象部分領域の代表色候補から削除する。続く処理S
42で残った代表色候補から代表色を算出する。処理S
43において、選定した代表色を代表色格納空間10へ
格納する。すべての部分領域での処理を終了したら、処
理S44で代表色選定処理が終了する。
【0010】次に、表示色選定処理S50の流れを説明
する。処理S51ににおいて、画像を構成する各画素毎
に、その色が格納されている部分空間を検出する。この
とき、その検出された部分空間に代表色が1色も格納さ
れていない場合には、代表色が格納されている近隣の部
分空間の中で、距離の近い部分空間を代わりに検出す
る。次の処理S52で、処理S51で検出された部分空
間に格納されている代表色と画素値とを比較し、最も近
い色の代表色が表示色として選定される。処理S53で
すべての領域での処理が終了したら、表示色選定処理は
終了する。図5は、図1を実施するカラー画像表示シス
テムの構成ブロック図である。このカラー画像表示シス
テムは、入力されたR,G,Bの画像データPinをn
ビットの色番号データCに変換すると共に、各色番号と
表示色(RGB)の対応したLUTデータMを作成する
限定色表示手段100を有し、その出力側にフレームバ
ッファ5及びLUT6が接続されている。フレームバッ
ファ5は、各画素値に対応した色番号を記憶するメモリ
であり、その出力側がLUT6に接続されている。LU
T6は、LUTデータMとフレームバッファ5の出力を
入力し、各画素データをR,G,B信号に変換する回路
であり、その出力側に、R,G,Bに対応した3個のD
/A変換器7R,7G,7Bを介してディスプレイ(例
えば、CRT)8が接続されている。各D/A変換器7
R,7G,7Bは、R,G,B信号をアナログ信号に変
換した後、CRT8で表示させる機能を有している。
する。処理S51ににおいて、画像を構成する各画素毎
に、その色が格納されている部分空間を検出する。この
とき、その検出された部分空間に代表色が1色も格納さ
れていない場合には、代表色が格納されている近隣の部
分空間の中で、距離の近い部分空間を代わりに検出す
る。次の処理S52で、処理S51で検出された部分空
間に格納されている代表色と画素値とを比較し、最も近
い色の代表色が表示色として選定される。処理S53で
すべての領域での処理が終了したら、表示色選定処理は
終了する。図5は、図1を実施するカラー画像表示シス
テムの構成ブロック図である。このカラー画像表示シス
テムは、入力されたR,G,Bの画像データPinをn
ビットの色番号データCに変換すると共に、各色番号と
表示色(RGB)の対応したLUTデータMを作成する
限定色表示手段100を有し、その出力側にフレームバ
ッファ5及びLUT6が接続されている。フレームバッ
ファ5は、各画素値に対応した色番号を記憶するメモリ
であり、その出力側がLUT6に接続されている。LU
T6は、LUTデータMとフレームバッファ5の出力を
入力し、各画素データをR,G,B信号に変換する回路
であり、その出力側に、R,G,Bに対応した3個のD
/A変換器7R,7G,7Bを介してディスプレイ(例
えば、CRT)8が接続されている。各D/A変換器7
R,7G,7Bは、R,G,B信号をアナログ信号に変
換した後、CRT8で表示させる機能を有している。
【0011】図6は、図5中の限定色表示手段を示す構
成ブロック図である。図5に示された限定色表示手段1
00は、集積回路等を用いたハードウェア、あるいはプ
ログラム制御されるプロセッサ等を用いたソフトウェア
で構成され、図1における処理S10〜S50を行うも
のである。限定色表示手段は、図1のS10,S20の
領域分割処理を行って8ビットの領域データA1を出力
する領域分割手段120を有し、その出力側には、代表
色数決定手段130を介して代表色選定手段140が接
続されている。代表色数決定手段130は、原画像デー
タPinと領域データA1とに基づいて、図1のS30
の代表色数決定処理を行い、その処理結果である代表色
数データC1を代表色選定手段140へ与える機能を有
している。代表色選定手段140は、画像データPin
と代表色数データC1に基づき、図1のS40の代表色
選定処理を行い、結果の代表色データC2を代表色格納
空間10に格納するものである。また、この限定色表示
手段100には表示色限定手段150が設けられ、その
表示色限定手段150は原画像データPinと代表色格
納空間からの24ビットの代表色データC3とを入力
し、各画素と代表色格納空間の部分空間内の代表色と比
較し、表示色を選定する。選定結果であるLUTデータ
Mと色番号データCがLUT6へ送出される。
成ブロック図である。図5に示された限定色表示手段1
00は、集積回路等を用いたハードウェア、あるいはプ
ログラム制御されるプロセッサ等を用いたソフトウェア
で構成され、図1における処理S10〜S50を行うも
のである。限定色表示手段は、図1のS10,S20の
領域分割処理を行って8ビットの領域データA1を出力
する領域分割手段120を有し、その出力側には、代表
色数決定手段130を介して代表色選定手段140が接
続されている。代表色数決定手段130は、原画像デー
タPinと領域データA1とに基づいて、図1のS30
の代表色数決定処理を行い、その処理結果である代表色
数データC1を代表色選定手段140へ与える機能を有
している。代表色選定手段140は、画像データPin
と代表色数データC1に基づき、図1のS40の代表色
選定処理を行い、結果の代表色データC2を代表色格納
空間10に格納するものである。また、この限定色表示
手段100には表示色限定手段150が設けられ、その
表示色限定手段150は原画像データPinと代表色格
納空間からの24ビットの代表色データC3とを入力
し、各画素と代表色格納空間の部分空間内の代表色と比
較し、表示色を選定する。選定結果であるLUTデータ
Mと色番号データCがLUT6へ送出される。
【0012】図7は、図6中の代表色数決定手段の一例
を示す構成ブロック図である。この代表色数決定手段1
30は、領域データA1及び24ビットの画像データP
inに基づき色分散算出処理で色分散データCD1を算
出する色分散算出手段131と、該色分散データCD1
及び画像データPinに基づき代表色数算出処理で代表
色数データC1を算出する代表色数算出手段132と
で、構成されている。色分散算出手段131では、領域
データA1及び24ビットの画像データPinを入力
し、例えば分散(平均と画素値の差の2乗の和)を利用
することにより、領域内の色の統計的ばらつきを算出
し、その算出した色分散データCD1を代表色数算出手
段132へ供給する機能を有している。代表色数算出手
段132では、24ビットの画像データPinを入力
し、色分散算出手段131から供給された色分散データ
CD1を参照し、分散の大きい領域には多くの色数を割
り当て、分散の小さい領域には少しの色数を割り当てる
等して色数を算出し、割り当てた色数、つまり算出した
色数をその領域の代表色数として代表色数データC1の
形で出力する機能を有している。
を示す構成ブロック図である。この代表色数決定手段1
30は、領域データA1及び24ビットの画像データP
inに基づき色分散算出処理で色分散データCD1を算
出する色分散算出手段131と、該色分散データCD1
及び画像データPinに基づき代表色数算出処理で代表
色数データC1を算出する代表色数算出手段132と
で、構成されている。色分散算出手段131では、領域
データA1及び24ビットの画像データPinを入力
し、例えば分散(平均と画素値の差の2乗の和)を利用
することにより、領域内の色の統計的ばらつきを算出
し、その算出した色分散データCD1を代表色数算出手
段132へ供給する機能を有している。代表色数算出手
段132では、24ビットの画像データPinを入力
し、色分散算出手段131から供給された色分散データ
CD1を参照し、分散の大きい領域には多くの色数を割
り当て、分散の小さい領域には少しの色数を割り当てる
等して色数を算出し、割り当てた色数、つまり算出した
色数をその領域の代表色数として代表色数データC1の
形で出力する機能を有している。
【0013】図8は、図6中の代表色選定手段を示す構
成ブロック図である。代表色選定手段140は、原画像
データPinを入力する画素削減手段141と代表色数
データC1を入力する代表色算出手段142とを有し、
その画素削減手段141の出力側が代表色数算出手段1
42に接続されている。画素削減手段141は分割した
領域の画素のうち既に代表色に選定されている色或いは
それに近い色の画素を削減するものであり、格納空間探
索手段143を介して代表色格納空間10に接続されて
いる。代表色算出手段142は代表色数データC1に基
づいた数の代表色を選定するものであり、代表色格納手
段144を介して代表色格納空間10に接続されてい
る。図9は、図6中の表示色選定手段を示す構成ブロッ
ク図である。表示色選定手段150は、原画像データP
in基づいて対象画素のR,G,B値が含まれる代表色
格納空間10の部分空間を検出する格納空間検出手段1
51と、その格納空間検出手段151の検出結果の空間
データKD及び対象画素のデータPinとに基づき、そ
の部分空間内の代表色データC3と画素データPinを
比較し、最も近い色を対象画素の表示色データCとする
格納空間内表示色選定手段152とを備えている。
成ブロック図である。代表色選定手段140は、原画像
データPinを入力する画素削減手段141と代表色数
データC1を入力する代表色算出手段142とを有し、
その画素削減手段141の出力側が代表色数算出手段1
42に接続されている。画素削減手段141は分割した
領域の画素のうち既に代表色に選定されている色或いは
それに近い色の画素を削減するものであり、格納空間探
索手段143を介して代表色格納空間10に接続されて
いる。代表色算出手段142は代表色数データC1に基
づいた数の代表色を選定するものであり、代表色格納手
段144を介して代表色格納空間10に接続されてい
る。図9は、図6中の表示色選定手段を示す構成ブロッ
ク図である。表示色選定手段150は、原画像データP
in基づいて対象画素のR,G,B値が含まれる代表色
格納空間10の部分空間を検出する格納空間検出手段1
51と、その格納空間検出手段151の検出結果の空間
データKD及び対象画素のデータPinとに基づき、そ
の部分空間内の代表色データC3と画素データPinを
比較し、最も近い色を対象画素の表示色データCとする
格納空間内表示色選定手段152とを備えている。
【0014】次に、図5のカラー画像表示システムの動
作を説明する。図5中の限定色表示手段100は図1に
おける処理S10〜S50を行い、処理S60のLUT
作成が行われる。即、限定色表示手段100では、処理
S10で、例えば24ビットの画像データPinを入力
し、処理S20で、入力された画像データPinを部分
領域に分割する。そして、処理S30で、分割された各
領域毎に代表色数を決定し、処理S40(S41〜S4
4)で、各領域からその色数の代表色を選定する。代表
色の選定後、処理S50(S51〜S53)では、全て
の画素に対し、一部又は全部の代表色と比較して最も近
い代表色をその画素の表示色とし、処理S60で、LU
TデータMを作成してLUT6へ与えると共に、色番号
データCを出力してフレームバッファ5へ与える。LU
T6では、処理S70で、作成されたLUTデータMに
従って入力画像データPinをR,G,B信号に変換す
る。変換されたR,G,B信号は、R,G,BのD/A
変換器7R,7G,7Bにおける処理S80で、それぞ
れアナログ信号に変換された後、CRT8における処理
S90で、表示される。
作を説明する。図5中の限定色表示手段100は図1に
おける処理S10〜S50を行い、処理S60のLUT
作成が行われる。即、限定色表示手段100では、処理
S10で、例えば24ビットの画像データPinを入力
し、処理S20で、入力された画像データPinを部分
領域に分割する。そして、処理S30で、分割された各
領域毎に代表色数を決定し、処理S40(S41〜S4
4)で、各領域からその色数の代表色を選定する。代表
色の選定後、処理S50(S51〜S53)では、全て
の画素に対し、一部又は全部の代表色と比較して最も近
い代表色をその画素の表示色とし、処理S60で、LU
TデータMを作成してLUT6へ与えると共に、色番号
データCを出力してフレームバッファ5へ与える。LU
T6では、処理S70で、作成されたLUTデータMに
従って入力画像データPinをR,G,B信号に変換す
る。変換されたR,G,B信号は、R,G,BのD/A
変換器7R,7G,7Bにおける処理S80で、それぞ
れアナログ信号に変換された後、CRT8における処理
S90で、表示される。
【0015】ここで、限定色表示手段100における各
処理動作を説明する。24ビットの画像データPinが
入力されると、図6の領域分割手段120では、その画
像データPinを部分領域に分割し、分割した領域デー
タA1を代表色数決定手段130へ送る。この領域分割
処理では、例えば、例えば、8×8画素等の正方形や長
方形の同じ大きさのブロックに分割したり、或いは、1
ライン毎や数ライン毎に画像データPinを分割する。
代表色数決定手段130は24ビットの画像データPi
nと領域データA1を入力し、部分領域の大きさや色数
等を参照して、分割された各部分領域から選定する代表
色の数を決定する。例えば、図7の例では、色分散算出
手段131は、例えば分散(平均と画素値の差の2乗の
和)を利用することにより、部分領域内の色の統計的ば
らつきを算出し、その算出した色分散データCD1を代
表色数算出手段132へ供給する。代表色数算出手段1
32では、24ビットの画像データPinを入力し、色
分散算出手段131から供給された色分散データCD1
を参照し、分散の大きい領域には多くの色数を割り当
て、分散の小さい領域には少しの色数を割り当てる等し
て色数を算出し、割り当てた色数、つまり算出した色数
をその部分領域の代表色数として代表色数データC1の
形で出力する。この代表色数算出処理S30は、分散値
を100で除算しただけの簡単な変換関数を用意して色
数を算出することによって実現できる。この処理によっ
て、なだらかに変化している部分の色数を減少させ、変
化の激しい部分に多くの色を割り当てることで、注目さ
れるべき部分の色再現性を高めており、画像全体から受
ける印象も向上する。また、処理S30の処理方法とし
ては、他に種々の方法が考えられる。例えば、閾値を1
0として、領域内の色数(種類)が25ならば3色、色
数が7ならば1色というように、除算を利用した簡単な
対応テーブルを用意しておいて適用することで、代表色
の数を決定することが実現できる。又、領域分割処理に
おいて、領域の大きさが異なるように分割されている場
合、その大きさに比例して色数を決定することもでき
る。
処理動作を説明する。24ビットの画像データPinが
入力されると、図6の領域分割手段120では、その画
像データPinを部分領域に分割し、分割した領域デー
タA1を代表色数決定手段130へ送る。この領域分割
処理では、例えば、例えば、8×8画素等の正方形や長
方形の同じ大きさのブロックに分割したり、或いは、1
ライン毎や数ライン毎に画像データPinを分割する。
代表色数決定手段130は24ビットの画像データPi
nと領域データA1を入力し、部分領域の大きさや色数
等を参照して、分割された各部分領域から選定する代表
色の数を決定する。例えば、図7の例では、色分散算出
手段131は、例えば分散(平均と画素値の差の2乗の
和)を利用することにより、部分領域内の色の統計的ば
らつきを算出し、その算出した色分散データCD1を代
表色数算出手段132へ供給する。代表色数算出手段1
32では、24ビットの画像データPinを入力し、色
分散算出手段131から供給された色分散データCD1
を参照し、分散の大きい領域には多くの色数を割り当
て、分散の小さい領域には少しの色数を割り当てる等し
て色数を算出し、割り当てた色数、つまり算出した色数
をその部分領域の代表色数として代表色数データC1の
形で出力する。この代表色数算出処理S30は、分散値
を100で除算しただけの簡単な変換関数を用意して色
数を算出することによって実現できる。この処理によっ
て、なだらかに変化している部分の色数を減少させ、変
化の激しい部分に多くの色を割り当てることで、注目さ
れるべき部分の色再現性を高めており、画像全体から受
ける印象も向上する。また、処理S30の処理方法とし
ては、他に種々の方法が考えられる。例えば、閾値を1
0として、領域内の色数(種類)が25ならば3色、色
数が7ならば1色というように、除算を利用した簡単な
対応テーブルを用意しておいて適用することで、代表色
の数を決定することが実現できる。又、領域分割処理に
おいて、領域の大きさが異なるように分割されている場
合、その大きさに比例して色数を決定することもでき
る。
【0016】処理40を実施する図8の代表色選定手段
140では、画素削除手段141が分割した領域の画素
のうち既に代表色に選定されている色、或いはそれに近
い色の画素を削減するために、画素データPe1を格納
空間探索手段143に渡す。格納空間探索手段143
は、画素削除手段141から入力した画素データPe1
と同じ色或いは近い色がすでに代表色格納空間10に存
在するか否かを探索する。まず、格納空間探索手段14
3は対象画素のデータが含まれている格納空間10中の
部分空間の場所を算出し、その部分空間内に格納されて
いる代表色と対象画素データを比較する。比較の後、近
い色の代表色が存在するかどうかの判定結果Jを画素削
減手段141へ渡す。画素削除手段41は判定結果Jに
基づいて、対象画素データを代表色候補から削除する
(S41)。削除されなかった代表色候補データC4が
代表色算出手段142に送られる。代表色算出手段14
2は代表色候補データの中から、その部分領域に割り当
てられた色数だけ代表色を選定し(S42)、選定され
た代表色データC2が代表色格納手段144に送られる
(S43)。代表色格納手段144は、まず、代表色の
R,G,B値が含まれる部分空間の場所を算出し、その
部分空間へ代表色データC2を格納する。代表色格納空
間10は、それぞれの部分空間にいくつの代表色が格納
されているかの数も保持しているので、格納時にそれら
の色数が更新される。
140では、画素削除手段141が分割した領域の画素
のうち既に代表色に選定されている色、或いはそれに近
い色の画素を削減するために、画素データPe1を格納
空間探索手段143に渡す。格納空間探索手段143
は、画素削除手段141から入力した画素データPe1
と同じ色或いは近い色がすでに代表色格納空間10に存
在するか否かを探索する。まず、格納空間探索手段14
3は対象画素のデータが含まれている格納空間10中の
部分空間の場所を算出し、その部分空間内に格納されて
いる代表色と対象画素データを比較する。比較の後、近
い色の代表色が存在するかどうかの判定結果Jを画素削
減手段141へ渡す。画素削除手段41は判定結果Jに
基づいて、対象画素データを代表色候補から削除する
(S41)。削除されなかった代表色候補データC4が
代表色算出手段142に送られる。代表色算出手段14
2は代表色候補データの中から、その部分領域に割り当
てられた色数だけ代表色を選定し(S42)、選定され
た代表色データC2が代表色格納手段144に送られる
(S43)。代表色格納手段144は、まず、代表色の
R,G,B値が含まれる部分空間の場所を算出し、その
部分空間へ代表色データC2を格納する。代表色格納空
間10は、それぞれの部分空間にいくつの代表色が格納
されているかの数も保持しているので、格納時にそれら
の色数が更新される。
【0017】処理50を実施する図9の表示色選定手段
150は、各画素データを代表色格納空間10の部分空
間内の代表色と比較し、表示色を選択するものであり、
格納空間検出手段151が、対象画素データのR,G,
B値が含まれる代表色格納空間10の部分空間を検出
し、検出した空間データKDを格納空間内表示色選定手
段152に渡す。ここで、代表色格納空間10から得ら
れる色数データC5により、検出した部分空間内に代表
色がまったく格納されていない場合には、その部分空間
の近隣で代表色が格納されている空間のうち、最も対象
空間に近い部分空間を代わりに検出する。格納空間内表
示色選定手段152は、格納空間検出手段151から受
けた空間データKDをもとに、その部分空間内の代表色
と画素データを比較し、最も近い色をその画素の表示色
として選定する。選定の結果、LUTデータMと色番号
データCが出力される。以上のように本実施例ではカラ
ー画像表示方法を構成しているので、次のような利点を
有している。
150は、各画素データを代表色格納空間10の部分空
間内の代表色と比較し、表示色を選択するものであり、
格納空間検出手段151が、対象画素データのR,G,
B値が含まれる代表色格納空間10の部分空間を検出
し、検出した空間データKDを格納空間内表示色選定手
段152に渡す。ここで、代表色格納空間10から得ら
れる色数データC5により、検出した部分空間内に代表
色がまったく格納されていない場合には、その部分空間
の近隣で代表色が格納されている空間のうち、最も対象
空間に近い部分空間を代わりに検出する。格納空間内表
示色選定手段152は、格納空間検出手段151から受
けた空間データKDをもとに、その部分空間内の代表色
と画素データを比較し、最も近い色をその画素の表示色
として選定する。選定の結果、LUTデータMと色番号
データCが出力される。以上のように本実施例ではカラ
ー画像表示方法を構成しているので、次のような利点を
有している。
【0018】(1) 原画像を領域分割手段120で部
分領域に分割し、それぞれの領域から特徴的な色を代表
色としているので、これまで再現性の悪かった一部分に
現れるような出現頻度は低いが特徴的な色に対して再現
性が向上する。つまり、局部的に変化の大きい色に対し
て再現性が向上する。そのため、画像全体から受ける印
象が向上する。 (2) 図7の代表色数決定手段130では、なだらか
に変化している部分の色数を減少させ、変化の激しい部
分に多くの色を割り当てることが可能となり、例えば、
注目されるべき部分の色再現性が向上する。そのため、
画像全体から受ける印象が改善される。 (3) 処理S40において代表色選定手段140で代
表色を選定するとき、それまでに既に選定した代表色の
うち、現在の代表色候補に近い色をすべて参照するの
で、重複した代表色を選定することがない。 (4) 代表色選定手段140で代表色を選定すると
き、現在の代表色候補に近い色のみを参照するので、処
理時間が短くなる。 (5) 代表色選定手段140で代表色を選定すると
き、代表色格納空間10を用いるので、画像の部分領域
の大きさが該選定に影響を与えない。即、部分領域内を
探索するわけではない。そのため、領域分割の大きさを
画像に応じて任意の大きさに設定できる。 (6) 従来手法の代表色選定ステップにおける最近隣
探索法のうち、局所区分探索法で代表色リスト作成処理
に時間がかかるという問題点に対して、本実施例では、
代表色選定時に代表色格納空間10を作成するので前処
理の必要がない。
分領域に分割し、それぞれの領域から特徴的な色を代表
色としているので、これまで再現性の悪かった一部分に
現れるような出現頻度は低いが特徴的な色に対して再現
性が向上する。つまり、局部的に変化の大きい色に対し
て再現性が向上する。そのため、画像全体から受ける印
象が向上する。 (2) 図7の代表色数決定手段130では、なだらか
に変化している部分の色数を減少させ、変化の激しい部
分に多くの色を割り当てることが可能となり、例えば、
注目されるべき部分の色再現性が向上する。そのため、
画像全体から受ける印象が改善される。 (3) 処理S40において代表色選定手段140で代
表色を選定するとき、それまでに既に選定した代表色の
うち、現在の代表色候補に近い色をすべて参照するの
で、重複した代表色を選定することがない。 (4) 代表色選定手段140で代表色を選定すると
き、現在の代表色候補に近い色のみを参照するので、処
理時間が短くなる。 (5) 代表色選定手段140で代表色を選定すると
き、代表色格納空間10を用いるので、画像の部分領域
の大きさが該選定に影響を与えない。即、部分領域内を
探索するわけではない。そのため、領域分割の大きさを
画像に応じて任意の大きさに設定できる。 (6) 従来手法の代表色選定ステップにおける最近隣
探索法のうち、局所区分探索法で代表色リスト作成処理
に時間がかかるという問題点に対して、本実施例では、
代表色選定時に代表色格納空間10を作成するので前処
理の必要がない。
【0019】第2の実施例 第1の実施例では、代表色選定手段140で選定した代
表色データC2を該代表色のR,G,B値の含まれる部
分空間を対象空間として格納していたが、本実施例で
は、代表色データC2をその対象空間のみでなく隣接す
る部分空間にも格納する構成としている。図10は、図
4中の対象空間を説明する図である。本実施例の代表色
選定手段140中の代表色格納手段144は、代表色デ
ータC2を図10の対象空間及びその対象空間に隣接す
る格納空間にも、同様に格納する構成としている。これ
は、部分空間を近隣の空間までオーバーラップさせるた
めである。代表色選定手段140中の格納空間探索手段
143及び表示色選定手段150中の格納空間検出手段
151は対象画素の画素データの含まれる部分空間を探
索するが、オーバーラップさせることで、空間と空間の
境目あたりに位置する画素データに対しては、格納空間
探索手段143及び格納空間検出手段151が隣の空間
も探索するのと同じことをすることになる。図11は、
第2の実施例のカラー画像表示方法の説明図であり、こ
の図を参照しつつ本実施例の動作を説明する。図11の
(a)のように、各部分空間がオーバーラップしていな
い場合、近隣の空間を探索しないので、隣の空間に対象
画素のデータに近い代表色が存在してもそれを表示色と
して選定せず、同じ部分空間内の遠い代表色を選定して
しまう。しかし、図11の(b)のように、部分空間が
オーバーラップしている場合には、近隣の空間も探索す
ることになり、空間の境界に位置する対象画素でも、最
適な代表色を選定することが可能となる。
表色データC2を該代表色のR,G,B値の含まれる部
分空間を対象空間として格納していたが、本実施例で
は、代表色データC2をその対象空間のみでなく隣接す
る部分空間にも格納する構成としている。図10は、図
4中の対象空間を説明する図である。本実施例の代表色
選定手段140中の代表色格納手段144は、代表色デ
ータC2を図10の対象空間及びその対象空間に隣接す
る格納空間にも、同様に格納する構成としている。これ
は、部分空間を近隣の空間までオーバーラップさせるた
めである。代表色選定手段140中の格納空間探索手段
143及び表示色選定手段150中の格納空間検出手段
151は対象画素の画素データの含まれる部分空間を探
索するが、オーバーラップさせることで、空間と空間の
境目あたりに位置する画素データに対しては、格納空間
探索手段143及び格納空間検出手段151が隣の空間
も探索するのと同じことをすることになる。図11は、
第2の実施例のカラー画像表示方法の説明図であり、こ
の図を参照しつつ本実施例の動作を説明する。図11の
(a)のように、各部分空間がオーバーラップしていな
い場合、近隣の空間を探索しないので、隣の空間に対象
画素のデータに近い代表色が存在してもそれを表示色と
して選定せず、同じ部分空間内の遠い代表色を選定して
しまう。しかし、図11の(b)のように、部分空間が
オーバーラップしている場合には、近隣の空間も探索す
ることになり、空間の境界に位置する対象画素でも、最
適な代表色を選定することが可能となる。
【0020】以上のように、本実施例では、対象画素が
代表色格納空間10の中の部分空間の境界に位置する場
合でも、近隣の部分空間内の代表色を探索することにな
るので、最適な代表色を表示色として選定することがで
きる。また、従来手法の代表色選定ステップにおける最
近隣探索法のうち、局所区分探索法で代表色リスト作成
処理に時間がかかるという問題点に対して、本実施例は
探索距離を設定せずに近隣の空間をすべて探索範囲とす
ることで、処理が簡単になりかつ代表色選定時に随時、
代表色格納空間10を作成できるので、前処理が不要で
ある。また、局所区分探索法では、セル数を多くすると
前処理の時間が大きくなっていたが、本実施例では一定
のものとなる。なお、本発明は、上記実施例に限定され
ず種々の変形が可能である。その変形例としては、例え
ば次のようなものがある。
代表色格納空間10の中の部分空間の境界に位置する場
合でも、近隣の部分空間内の代表色を探索することにな
るので、最適な代表色を表示色として選定することがで
きる。また、従来手法の代表色選定ステップにおける最
近隣探索法のうち、局所区分探索法で代表色リスト作成
処理に時間がかかるという問題点に対して、本実施例は
探索距離を設定せずに近隣の空間をすべて探索範囲とす
ることで、処理が簡単になりかつ代表色選定時に随時、
代表色格納空間10を作成できるので、前処理が不要で
ある。また、局所区分探索法では、セル数を多くすると
前処理の時間が大きくなっていたが、本実施例では一定
のものとなる。なお、本発明は、上記実施例に限定され
ず種々の変形が可能である。その変形例としては、例え
ば次のようなものがある。
【0021】(1) 第1の実施例では、代表色選定時
に画素削除手段141を用いて代表色候補の一部を除去
した後代表色を選定していたが、画素削除手段141を
介さず、全画素を代表色候補として選定するようにして
もよい。 (2) 第2の実施例出は、代表色を格納する時に近隣
の部分空間にも同時に該代表色を格納して、オーバーラ
ップを実現しているが、格納時には第1の実施例と同様
に、対象部分空間のみに格納し、表示色選定時に近隣の
空間を探索するようにしてもよい。この場合にも、最適
な表示色を選定することが可能である。 (3) 代表色格納空間10をn×n×nの立方体の部
分空間に分割しているが、例えば、図4でBのみをm
(m<n)に分割するようにしても、第1,第2の実施
例と同様の効果を期待できる。 (4) 色空間は、R,G,B表示系を用いて説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば、マンセル
系のHVC(HSI)色空間等を用いても実現可能であ
る。
に画素削除手段141を用いて代表色候補の一部を除去
した後代表色を選定していたが、画素削除手段141を
介さず、全画素を代表色候補として選定するようにして
もよい。 (2) 第2の実施例出は、代表色を格納する時に近隣
の部分空間にも同時に該代表色を格納して、オーバーラ
ップを実現しているが、格納時には第1の実施例と同様
に、対象部分空間のみに格納し、表示色選定時に近隣の
空間を探索するようにしてもよい。この場合にも、最適
な表示色を選定することが可能である。 (3) 代表色格納空間10をn×n×nの立方体の部
分空間に分割しているが、例えば、図4でBのみをm
(m<n)に分割するようにしても、第1,第2の実施
例と同様の効果を期待できる。 (4) 色空間は、R,G,B表示系を用いて説明した
が、これに限定されるものではなく、例えば、マンセル
系のHVC(HSI)色空間等を用いても実現可能であ
る。
【0022】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1の発明
によれば、LUTを参照してカラー画像を表示するカラ
ー画像表示方法において、原画像を部分領域に分割する
領域分割処理と、各部分領域における代表色数を決定す
る代表色数決定処理と、代表色を部分空間にぞれぞれ格
納する代表色選定処理と、部分空間に格納された代表色
から全画素の表示色を選定してLUTを作成する表示色
選定処理とを、行なう構成にしているので、次のような
効果が得られる。 (1)原画像を部分領域に分割し、それぞれの領域から
特徴的な色を代表色とするので、これまで再現性の悪か
った一部分に現れるような出現頻度は低いが特徴的な色
に対して再現性が向上する。つまり、局部的に変化の大
きい色に対して再現性が向上する。そのため、画像全体
から受ける印象が向上する。 (2)代表色から表示色を選定する際に、色空間に設定
された代表色格納空間から代表色を選定するので、前記
(1)の効果を確保しつつ、最適な表示色を選定でき
る。なお、部分領域の大きさが、代表色或いは表示色を
選定する処理に影響がないので、領域分割の大きさを画
像に応じて任意の大きさに設定できる。 (3) 従来手法の代表色選定ステップにおける最近隣
探索法のうち、局所区分探索法で代表色リスト作成処理
に時間がかかるという問題点に対して、代表色選定時に
代表色格納空間を作成するので前処理の必要がない。そ
のため、処理が早い。
によれば、LUTを参照してカラー画像を表示するカラ
ー画像表示方法において、原画像を部分領域に分割する
領域分割処理と、各部分領域における代表色数を決定す
る代表色数決定処理と、代表色を部分空間にぞれぞれ格
納する代表色選定処理と、部分空間に格納された代表色
から全画素の表示色を選定してLUTを作成する表示色
選定処理とを、行なう構成にしているので、次のような
効果が得られる。 (1)原画像を部分領域に分割し、それぞれの領域から
特徴的な色を代表色とするので、これまで再現性の悪か
った一部分に現れるような出現頻度は低いが特徴的な色
に対して再現性が向上する。つまり、局部的に変化の大
きい色に対して再現性が向上する。そのため、画像全体
から受ける印象が向上する。 (2)代表色から表示色を選定する際に、色空間に設定
された代表色格納空間から代表色を選定するので、前記
(1)の効果を確保しつつ、最適な表示色を選定でき
る。なお、部分領域の大きさが、代表色或いは表示色を
選定する処理に影響がないので、領域分割の大きさを画
像に応じて任意の大きさに設定できる。 (3) 従来手法の代表色選定ステップにおける最近隣
探索法のうち、局所区分探索法で代表色リスト作成処理
に時間がかかるという問題点に対して、代表色選定時に
代表色格納空間を作成するので前処理の必要がない。そ
のため、処理が早い。
【0023】第2の発明によれば、第1の発明における
代表色選定処理は、代表色を該代表色を含む部分空間に
それぞれ格納すると共に、該部分空間に近隣する部分空
間にも同じ代表色を格納するので、例えば、部分空間の
境界部に画素値に対して、近い表示色を与えることがで
きる。第3の発明によれば、第1の発明における表示色
選定処理は、対象画素の色が含まれる部分空間とその近
隣の部分空間を探索して表示色を選定するので、第2の
発明と同様に、部分空間の境界部に画素値に対して、近
い表示色を与えることができる。第4の発明によれば、
第1、2、または3の発明における代表色選定処理は、
前記部分空間内を探索し既に前記代表色に選定されてい
る色と同じかまたは近い色を代表色候補から削除し代表
色を選定するので、代表色の選定に重複がなく、効率的
な処理が行なえる。第5の発明によれば、第1または2
の発明のにおける表示色選定処理は、対象画素の色が含
まれる部分空間内の代表色のみを探索して表示色を選定
するので、処理時間が短くてすむ。
代表色選定処理は、代表色を該代表色を含む部分空間に
それぞれ格納すると共に、該部分空間に近隣する部分空
間にも同じ代表色を格納するので、例えば、部分空間の
境界部に画素値に対して、近い表示色を与えることがで
きる。第3の発明によれば、第1の発明における表示色
選定処理は、対象画素の色が含まれる部分空間とその近
隣の部分空間を探索して表示色を選定するので、第2の
発明と同様に、部分空間の境界部に画素値に対して、近
い表示色を与えることができる。第4の発明によれば、
第1、2、または3の発明における代表色選定処理は、
前記部分空間内を探索し既に前記代表色に選定されてい
る色と同じかまたは近い色を代表色候補から削除し代表
色を選定するので、代表色の選定に重複がなく、効率的
な処理が行なえる。第5の発明によれば、第1または2
の発明のにおける表示色選定処理は、対象画素の色が含
まれる部分空間内の代表色のみを探索して表示色を選定
するので、処理時間が短くてすむ。
【図1】本発明の第1の実施例を示すカラー画像表示方
法のフローチャートである。
法のフローチャートである。
【図2】一般的なカラー画像表示システムの概略図であ
る。
る。
【図3】従来の局所区分探索法の説明図である。
【図4】代表色格納空間を示す図である。
【図5】図1を実施するカラー画像表示システムの構成
ブロック図である。
ブロック図である。
【図6】図5中の限定色表示手段を示す構成ブロック図
である。
である。
【図7】図6中の代表色数決定手段の一例を示す構成ブ
ロック図である。
ロック図である。
【図8】図6中の代表色選定手段を示す構成ブロック図
である。
である。
【図9】図6中の表示色選定手段を示す構成ブロック図
である。
である。
【図10】図4中の対象空間を説明する図である。
【図11】本発明の第2の実施例のカラー画像表示方法
の説明図である。
の説明図である。
5 フレームバッファ 6 LUT 7R,7G,7B D/A変換器 8 CRT 10 代表色格納空間 100 限定色表示手段 120 領域分割手段 130 代表色決定手段 131 色分散算出手段 132 代表色数算出手段 140 代表色選定手段 141 画素削除手段 142 代表色算出手段 143 格納空間探索手段 144 代表色格納手段 150 表示色選定手段 151 格納空間検出手段 152 格納空間内表示色選定手段
Claims (5)
- 【請求項1】 色データ格納用のルックアップテーブル
を作成し、そのルックアップテーブルを参照してカラー
画像を表示するカラー画像表示方法において、 原画像を部分領域に分割する領域分割処理と、 前記領域分割処理で分割された複数の部分領域における
色分布を参照し該各部分領域から選定する代表色数を決
定する代表色数決定処理と、 前記代表色数だけ前記各部分領域から代表色を選定し、
それらを色空間上の代表色格納空間を分割した部分空間
のうち該各代表色を含む部分空間にぞれぞれ格納する代
表色選定処理とを行い、 前記代表色選定処理で代表色格納空間中の部分空間に格
納された代表色から、表示色選定処理により全画素の表
示色を選定して前記ルックアップテーブルを作成するこ
とを、特徴とするカラー画像表示方法。 - 【請求項2】 前記代表色選定処理は、前記各代表色を
該代表色を含む部分空間にそれぞれ格納すると共に、該
部分空間に近隣する部分空間にも同じ代表色を格納する
ことを特徴とする請求項1記載のカラー画像表示方法。 - 【請求項3】 前記表示色選定処理は、対象画素の色が
含まれる部分空間とその近隣の部分空間を探索して表示
色を選定することを特徴とする請求項1記載のカラー画
像表示方法。 - 【請求項4】 前記代表色選定処理は、前記部分空間内
を探索し既に前記代表色に選定されている色と同じかま
たは近い色を代表色候補から削除し代表色を選定するこ
とを特徴とすることを特徴とする請求項1、2、または
3記載のカラー画像表示方法。 - 【請求項5】 前記表示色選定処理は、対象画素の色が
含まれる部分空間内の代表色のみを探索して前記表示色
を選定することを特徴とした請求項1または2記載のカ
ラー画像表示方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222885A JPH0887257A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | カラー画像表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6222885A JPH0887257A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | カラー画像表示方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0887257A true JPH0887257A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16789409
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6222885A Withdrawn JPH0887257A (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | カラー画像表示方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0887257A (ja) |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP6222885A patent/JPH0887257A/ja not_active Withdrawn
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3734549B2 (ja) | 分割領域の輪郭トレーシング装置 | |
| US6859210B2 (en) | Method for representing a digital color image using a set of palette colors based on detected important colors | |
| KR900004019B1 (ko) | 칼라 화상 표시 시스템 | |
| US5719594A (en) | Method and system in a data processing system for improved video image resolution when enlarging a video sequence | |
| JPH10243250A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、および画像処理システム | |
| JP3199976B2 (ja) | 画像データベース装置 | |
| JPH03187571A (ja) | ハーフトーンデジタル映像から連続トーンデジタル映像への逆変換方法 | |
| WO2019153731A1 (zh) | 图像处理方法及系统 | |
| JPH0830787A (ja) | 画像領域分割方法及び画像領域統合方法 | |
| JP3452212B2 (ja) | 減色処理を行なうカラー画像処理装置 | |
| JPH09261646A (ja) | 画像の動き検出装置 | |
| JP2012060459A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法、プログラムおよび記録媒体 | |
| JP2001127999A (ja) | 画像処理装置および画像処理方法 | |
| JP4866065B2 (ja) | クロマキー装置 | |
| JPH0887258A (ja) | カラー画像表示方法 | |
| JPH0918727A (ja) | 色再現処理装置 | |
| JP3215156B2 (ja) | カラ−画像処理方法 | |
| JPH06243244A (ja) | カラー画像表示方法 | |
| JP2981292B2 (ja) | 画像表示方法及びその装置 | |
| US20040223050A1 (en) | Method and apparatus for video communication over a limited bandwidth medium | |
| JPH05284338A (ja) | 画像データ補間方法および画像データ補間装置 | |
| JP2002290763A (ja) | 画像処理方法及び画像処理装置 | |
| JPH1032712A (ja) | 画像処理装置 | |
| JP2605736B2 (ja) | カラーデータ圧縮方法 | |
| JP2000137820A (ja) | 画像処理装置および方法、並びに提供媒体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011120 |