JPH0887272A - エンベロープ波形発生装置 - Google Patents
エンベロープ波形発生装置Info
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Abstract
うためだけに設けられる専用のハードウェア量を極力少
なくする。 【構成】波形生成手段は通常のエンベロープを生成する
第1の制御モードと、高速な波形変化が行われるような
エンベロープを生成する第2の制御モードとを有し、比
較手段の比較結果に応じていずれか一方のモードでエン
ベロープ波形を生成する。比較手段は変化率がフォーシ
ングダンプレートに変化した時点で所定値より大きいと
いう比較結果を出力するので、波形生成手段は第2の制
御モードにてフォーシンクダンプレートに基づいた最初
は緩やかでその後急速な減衰特性で変化するような高速
な波形変化を示すエンベロープを生成するようになる。
このように、比較手段が変化率の大きさに応じて自動的
に波形生成手段の制御モードを切り換えているので、従
来のようにフォーシングダンプ用に定常的にセレクタや
レジスタなどの専用のハードウェアを準備しておかなく
てもよい。
Description
ベロープ波形を各部分の変化率及びレベルに基づいて発
生するエンベロープ波形発生装置に関する。
形を発生するエンベロープ波形発生装置としては、特開
昭63−125989号公報に記載されているような、
エンベロープ波形をアタック、ディケイ、サスティン、
リリースの4箇所に分割し、各部分の変化率(アタック
レート、ディケイレート、サスティンレート、リリース
レート)及びレベル(アタックレベル、ディケイレベ
ル、サスティンレベル)をエンベロープパラメータとし
て与え、これを演算し、エンベロープ波形を作成するも
のがある。
ンネルに押鍵を割り当てるときに、離鍵に関する楽音に
ついてクリック音を生じさせずに高速にエンベロープ波
形を減衰(フォーシングダンプ)させ、押鍵に関する楽
音をできるだけ早く発音させるような技術が示されてい
る。この技術は、フォーシングダンプ時に上述の各レー
トとは別個のフォーシングダンプレートを与え、フォー
シングダンプ条件が整っているかどうかを判断してか
ら、フォーシングダンプを行うものである。
数的といわれているので、エンベロープ波形の急峻な変
化はより早く変化するように、エンベロープ波形の緩や
かな変化はより遅く変化するようにして、エンベロープ
波形を作成することが望ましい。そこで、従来のエンベ
ロープ波形発生装置はリリースエンベロープに関して通
常のリリース時とフォーシングダンプ時とで独自のレー
トを与えて、エンベロープ波形発生装置の内部状態と押
鍵情報などによってそれらを適宜切り換えてエンベロー
プ波形の合成を行っていた。すなわち、上記公報に示さ
れるように、エンベロープ波形発生装置内にフォーシン
グダンプレート用のセレクタを別途設け、フォーシング
ダンプを行う場合に限り、このセレクタによってフォー
シングダンプレートへの切り換えを行っていた。
ないが、従来はエンベロープ波形作成中にエンベロープ
パラメータの供給を受けるために、エンベロープパラメ
ータ発生回路内か、又はエンベロープ波形発生装置内に
エンベロープパラメータを一時的に記憶するためのレジ
スタ群を設けなければならず、この場合にもフォーシン
グダンプレート用にレジスタを別途設け、フォーシング
ダンプを行う場合に限り、このレジスタからフォーシン
グダンプレートを読出していた。
において常に必要であるとはいえないフォーシングダン
プのような特殊な処理を行うために、定常的にセレクタ
やレジスタなどの専用のハードウェアを準備しておかな
ければならないという問題があった。さらに、従来はフ
ォーシングダンプの開始時点(レートを加速する時点)
の判断をエンベロープ波形発生装置内のハードウェアで
行っているため、レートの大きさとは無関係にフォーシ
ングダンプの開始時点が定まり、自由度の無いものとな
っていた。
のであり、フォーシングダンプのような特殊な処理を行
うためだけに設けられる専用のハードウェア量を極力少
なくすることのできるエンベロープ波形発生装置を提供
することを目的とする。
ープ波形発生装置は、エンベロープ波形の波形各部分の
形状を指定する変化率を入力し、この変化率に基づいて
楽音のエンベロープを発生するエンベロープ波形発生装
置において、前記変化率を所定の値と比較する比較手段
と、通常のエンベロープを生成する第1の制御モード
と、高速な波形変化が行われるようなエンベロープを生
成する第2の制御モードとを有し、前記比較手段の比較
結果に応じていずれか一方のモードでエンベロープ波形
を生成する波形生成手段とを備えたものである。
ープ波形の波形各部分の形状を指定する変化率には、ア
タックレート、ディケイレート、サスティンレート、リ
リースレート、フォーシングダンプレートがある。エン
ベロープ波形発生装置は、これらの変化率に基づいて楽
音波形各部分のエンベロープを発生する。波形生成手段
は通常のエンベロープを生成する第1の制御モードにお
いては、所定の傾きで変化するディケイ部、サスティン
部及びリリース部のエンベロープ波形を生成し、高速な
波形変化が行われるようなエンベロープを生成する第2
の制御モードにおいては、最初は急峻でその後緩やかな
立上りで変化するアタック部のエンベロープ波形や最初
は緩やかでその後急速な減衰特性で変化するフォーシン
グダンプ部のエンベロープ波形を生成する。比較手段
は、リリースレートとフォーシングダンプレートの実際
的な値の違いに着目し、所定値としてリリースレートと
フォーシングダンプレートとの境目の値が設定される。
従って、変化率がリリースレートの場合には、比較手段
は所定値より小さいという比較結果を出力するので、波
形生成手段は第1の制御モードにてリリースレートに基
づいた所定の傾きで減衰するような通常のエンベロープ
を生成する。このリリースレートによる減衰時に今度は
変化率がフォーシングダンプレートに変化すると、比較
手段はその変化した時点で所定値より大きいという比較
結果を出力するので、波形生成手段は第2の制御モード
にてフォーシンクダンプレートに基づいた最初は緩やか
でその後急速な減衰特性で変化するような高速な波形変
化を示すエンベロープを生成する。このように、比較手
段が変化率の大きさに応じて自動的に波形生成手段の制
御モードを切り換えているので、従来のようにフォーシ
ングダンプ用に定常的にセレクタやレジスタなどの専用
のハードウェアを準備しておかなくてもよい。また、フ
ォーシングダンプの開始時点を別途指示しなくても変化
率の大きさに応じて自動的に動作開始するようになるの
で、人間の感覚に適応した動作をなんらの指示をしなく
ても行うことができる。この発明の推奨される実施の態
様として、波形生成手段は第1の制御モードにおいては
変化率を累算することによって通常のエンベロープを生
成し、第2の制御モードにおいては変化率に補正を加
え、補正の加えられた変化率を累算することによって高
速な波形変化が行われるようなエンベロープを生成する
ようにすることが望ましい。
詳細に説明する。図2は、この発明に係るエンベロープ
波形発生装置を楽音の音量振幅エンベロープ波形発生用
として使用した電子楽器の一構成例を示す図である。図
2において、鍵盤21は発音すべき楽音の音高を選択す
るための複数の鍵を備えており、各鍵に対応したキース
イッチを有しており、また必要に応じて押圧力検出装置
等のタッチ検出手段を有している。鍵盤21は音楽演奏
のための基本的な操作子であり、これ以外の演奏操作子
でもよいことはいうまでもない。
を指定する鍵盤21のそれぞれの鍵に対応して設けられ
たキースイッチを順番に走査する走査回路と、その走査
結果をエンコードする回路とを含んで構成されている。
この押鍵検出回路22は鍵盤21の離鍵状態から押鍵状
態への変化を検出してキーオン信号KONを出力し、押
鍵状態から離鍵状態への変化を検出してキーオフ信号K
OFFを出力すると共にそれぞれのキーオン及びキーオ
フに関する鍵の音高を示すキーコード信号KCを出力す
る。押鍵検出回路22はこの他にも鍵押し下げ時の押鍵
操作速度や押圧力等を判別してタッチ信号TOUCHを
出力する。さらに、押鍵検出回路22は、新たな押鍵が
発生した場合に、その押鍵に対して発音チャンネルの割
り当てを行うが、空きチャンネルが存在しない場合には
通常のトランケート処理によって、減衰が最も進んだチ
ャンネルに発音割り当てを行うためにそのチャンネルに
対してフォーシングダンプ信号FDを出力し、強制的に
ダンプする。押鍵検出回路22はキーコード信号KC及
びタッチ信号TOUCHを楽音信号発生回路24に、キ
ーオン/オフ信号KON/KOFFを楽音信号発生回路
24及びエンベロープ波形発生回路26に、キーコード
信号KC、タッチ信号TOUCH及びフォーシングダン
プ信号FDをエンベロープパラメータ発生回路25にそ
れぞれ出力する。
音色設定用のスイッチであり、ピアノ、オルガン、バイ
オリン、金管楽器、ギターなどの各種自然楽器に対応す
る音色を選択設定するものであり、選択された音色信号
TCを楽音信号発生回路24及びエンベロープパラメー
タ発生回路25に出力する。
で楽音信号の同時発生が可能であり、押鍵検出回路22
から与えられたキーコード信号KCに対応する音高の楽
音信号WAVEを音色選択回路23からの音色信号TC
に応じた音色で発生する。楽音信号発生回路24におけ
る楽音信号発生方式はいかなるものを用いてもよい。例
えば、発生すべき楽音の音高に対応して変化するアドレ
スデータに応じて波形メモリに記憶した楽音波形サンプ
ル値データを順次読み出すメモリ読み出し方式、又は上
記アドレスデータを位相角パラメータデータとして所定
の周波数変調演算を実行して楽音波形サンプル値データ
を求めるFM方式、あるいは上記アドレスデータを位相
角パラメータデータとして所定の振幅変調演算を実行し
て楽音波形サンプル値データを求めるAM方式等の公知
の方式を適宜採用してもよい。この実施例では、楽音信
号発生回路24から発生される楽音信号WAVEはデシ
ベル表現(対数表現)のデータである。従って、楽音信
号発生回路24から発生される楽音信号WAVEは加算
器27に出力され、エンベロープ波形発生回路26から
出力されるデシベル表現のエンベロープ波形に加算され
る。
ンベロープ波形の形状を特定するための各部分の変化率
(変化レート)やレベルに関する各種のエンベロープパ
ラメータADSRを音色選択回路14で選択された音色
に応じて発生し、エンベロープ波形発生回路26に出力
する。このエンベロープパラメータADSRは、図3に
示すようなエンベロープ波形に関するものであり、アタ
ック部分に関するアタックレートAR及びアタックレベ
ルAL、ディケイ部分に関するディケイレートDR及び
ディケイレベルDL、サスティン部分に関するサスティ
ンレートSR及びサスティンレベルSL、並びにリリー
ス部分に関するリリースレートRR(フォーシングダン
プレートFRを含む)などで構成される。このエンベロ
ープ波形データはデシベル表現であり、しかも0dBを
最大レベルとする減衰量で表現されているものとする。
従って、このエンベロープ波形の最大レベル0dBはオ
ール『0』のビットで示され、最小レベルはオール
『1』のビットで示される。
路25は、通常の演奏時にはリリースレートRRだけを
出力し、押鍵検出回路22からフォーシングダンプ信号
FDを入力した場合に限り、リリースレートRRに代え
てフォーシングダンプレートFRをエンベロープ波形発
生回路26に出力する。すなわち、エンベロープパラメ
ータ発生回路25は通常の演奏時には図4(A)に示す
ようなリリース用エンベロープ波形の傾きで減衰するよ
うなリリースレートRRを出力し、フォーシングダンプ
時には図4(B)に示すようなフォーシングダンプ用エ
ンベロープ波形の傾きで減衰するようなフォーシングダ
ンプレートFRを出力する。
ープパラメータ発生回路25からの各種パラメータと押
鍵検出回路22からのキーオン/オフ信号KON/KO
FFに基づき、図3に示すような形状で時変するデシベ
ル表現(対数表現)のエンベロープ波形データENV
を、押鍵検出回路22からのキーオン信号KONの入力
に同期して加算器27に出力する。
力されるデシベル表現の楽音信号WAVEとエンベロー
プ波形発生回路26から出力されるデシベル表現のエン
ベロープ波形データENVを加算する。従って、加算器
27の加算結果は、楽音信号WAVEとエンベロープ波
形データENVとの積のデシベル表現(対数表現)とな
る。これによって、楽音信号WAVEに音量振幅エンベ
ロープが付与されたことになる。加算器27は加算結果
すなわち音量振幅エンベロープ付与済みの楽音信号を対
数/リニア変換回路28に出力する。
らのデシベル表現(対数表現)の楽音信号をリニア表現
に変換してD/A変換回路29に出力する。D/A変換
回路29は対数/リニア変換回路28からの楽音波形デ
ータをアナログの楽音信号に変換してサウンドシステム
23に出力する。サウンドシステム2Aはスピーカ及び
増幅器等で構成され、D/A変換回路29からのアナロ
グの楽音信号に応じた楽音を発生する。
26の詳細構成を示す図である。エンベロープ波形発生
回路26は制御回路51、比較器52、レート補正回路
53、加算器54及びシフトレジスタ55から構成され
る。
生回路からのエンベロープパラメータADSR、押鍵検
出回路22からのキーオン/オフ信号KON/KOFF
及び比較器52からの一致信号EQを入力し、これらの
各信号に基づいた制御信号(モード信号MD、第1レー
ト信号RATE1、目標レベル信号TARGET)を比
較器52、レート補正回路53及び加算器54に出力す
る。
なエンベロープ波形の各部分に対応したモード信号MD
(アタックモード信号AMD、ディケイモード信号DM
D、サスティンモード信号SMD、リリースモード信号
RMD)を比較器52、レート補正回路53及び加算器
54に出力する。また、制御回路51はレートに関する
エンベロープパラメータADSR(アタックレートA
R、ディケイレートDR、サスティンレートSR及びリ
リースレートRR(フォーシングダンプレートFR))
の中からモード信号MDに対応したものを第1レート信
号RATE1としてレート補正回路53に出力すると共
に、レベルに関するエンベロープパラメータ(アタック
レベルAL、ディケイレベルDL及びサスティンレベル
SL)の中からモード信号MDに対応したものを目標レ
ベル信号TARGETとして比較器52に出力する。
ル信号TARGETとシフトレジスタ55からのエンベ
ロープ波形データENVとを比較し、両者が一致した時
点で一致信号EQを制御回路51に出力する。なお、図
3から明らかなようにアタックモード信号AMDの場合
にはエンベロープ波形データENVは増加し、これ以外
のディケイモード信号DMDではエンベロープ波形デー
タENVは減少するので、比較器52はモード信号MD
に応じて比較モードを切り換えるようになっている。
第1レート信号RATE1及びモート信号MD、シフト
レジスタ55からのエンベロープ波形データENV及び
押鍵検出回路22からのキーオフ信号KOFFを入力
し、これらの各信号に基づいて第2レート信号RATE
2を加算器54に出力する。
信号MDがアタックモード信号AMDの場合には、図3
のような最初は急峻でその後緩やかな立上り変化を示す
アタック部波形となるような補正を第1レート信号RA
TE1に加えたものを第2レート信号RATE2として
加算器54に出力する。また、レート補正回路53は、
モード信号MDがリリースモード信号RMDの場合、又
は押鍵検出回路22からのキーオフ信号KOFF入力し
た場合には、第1レート信号RATE1がリリースレー
トRRからフォーシングダンプレートFRに変化した時
点で、図3のような最初は緩やかでその後急速な減衰変
化を示すフォーシングダンプ部波形となるような補正を
第1レート信号RATE1に加えたものを第2レート信
号RATE2として加算器54に出力する。
TE1が所定値THよりも大きな場合にはフォーシング
ダンプレートFRと判定し、所定値TH以下の場合には
リリースレートRRと判定し、その判定結果に応じた処
理を行う。なお、レート補正回路53はモード信号MD
がディケイモートDMD及びサスティンモード信号SM
Dの場合には動作せず、第1レート信号RATE1をそ
のまま第2レート信号RATE2として出力する。
2レート信号RATE2とシフトレジスタ55からのエ
ンベロープ波形データENVとを加算し、その加算信号
をシフトレジスタ55に出力する。シフトレジスタ55
は加算器54からの加算信号を発音チャンネル毎に格納
し、その格納値をエンベロープ波形データENVとして
比較器52、レート補正回路53及び加算器54に出力
する。すなわち、加算器54とシフトレジスタ55によ
って構成されるループは、発音チャンネル毎に第2レー
ト信号RATE2を次々と加算し、発音チャンネル毎に
時分割処理されたエンベロープ波形データENVを生成
するものである。なお、図3から明らかなようにアタッ
クモード信号AMDの場合にはエンベロープ波形データ
ENVは増加し、これ以外のディケイモード信号DMD
ではエンベロープ波形データENVは減少するので、加
算器54はモード信号MDに応じて加算と減算の演算モ
ードを切り換えるようになっている。
成を示す図である。この実施例では、レート補正回路5
3はフォーシングダンプ時及びアタック時にエンベロー
プ波形データENVの傾きを加速させるように動作す
る。エンベロープ波形をデシベル表現で形成し、フォー
シングダンプを高速に行う技術は従来技術の項で引用し
た特開昭63−125989号公報にも示されているよ
うに、エクスポーネンシャル(exp)曲線の逆となる
ようなカーブでアタック部とフォーシングダンプ部の波
形を置き換えている。
カーブの変換テーブルを使用せずに、制御回路51から
の第1レート信号RATE1とエンベロープ波形データ
ENVの現在値とを演算処理して行っている。すなわ
ち、エンベロープ波形データENVの振幅が大きなとこ
ろではカーブが緩やかに変化するように、振幅の小さな
ところではカーブが急峻に変化するように制御してい
る。この実施例のエンベロープ波形発生回路26が発生
するエンベロープ波形データENVは振幅が最大のとこ
ろで『0』になるようになっているので、レート補正回
路53は第1レート信号RATE1と現在のアドレス波
形データENVの振幅に応じた値とを加算することによ
って、エンベロープ波形の変化レートを加速するように
構成されている。
いて、図面を用いて説明する。レート補正回路53は比
較器11、アンド回路12、オア回路13、第1変換回
路14、セレクタ15、レート減少回路16、加算器1
7及び第2変換回路18から構成される。比較器11は
制御回路51からの第1レート信号RATE1が所定値
THよりも大きいかどうかを比較し、大きくなった時点
でハイレベル“1”の比較信号をアンド回路12に出力
する。アンド回路12は比較器11からの比較信号と押
鍵検出回路22からのキーオフ信号KOFF(リリース
モード信号RMDでもよい)との論理積信号をオア回路
13及びレート減少回路16に出力する。オア回路13
はアンド回路12からの論理積信号と制御回路51から
のアタックモード信号AMDに関するモード信号MDと
の論理和信号をセレクタ15に選択端子SAに出力す
る。
らのエンベロープ波形データENVの値を第1レート信
号RATE1に加算可能な値(変換レートデータER)
に変換し、セレクタ15の入力端子Aに出力するもので
あり、例えばエンベロープ波形データENVの上位数ビ
ットのみを出力する。
14で変換された信号を、入力端子Bにレベル『0』を
常時入力しており、選択端子SAの入力レベル、すなわ
ちオア回路13の出力に応じて入力端子A又は入力端子
Bのいずれか一方の信号を加算器17に選択的に出力す
る。すなわち、セレクタ15はオア回路13からの論理
和信号がハイレベル“1”の場合に限り、入力端子Aの
信号すなわち第1変換回路14によって変換された変換
レートデータERを加算器17に出力し、ローレベル
“0”の場合にはレベル『0』の信号を加算器17に出
力する。
信号を出力するのは、モード信号MDがアタックモード
信号AMDの場合か、又はアンド回路12からハイレベ
ル“1”の論理積信号が出力されている場合である。ア
ンド回路12がハイレベル“1”の論理積信号を出力す
るのは、押鍵検出回路22からキーオフ信号KOFF
(リリースモード信号RMDでもよい)を入力し、かつ
第1レート信号RATE1が所定値THよりも大きい場
合である。
の論理積信号がローレベル“0”の場合には制御回路5
1からの第1レート信号RATE1をそのまま加算器1
7に出力し、論理積信号がハイレベル“1”の場合には
第1レート信号RATE1を少し減少させて加算器17
に出力する。すなわち、アンド回路12の論理積信号が
ハイレベル“1”だということは、第1レート信号RA
TE1に基づいてフォーシングダンプ部の波形を作成す
ることを意味する。しかし、このような場合における第
1レート信号RATE1の値は所定値THよりも十分大
きな値のフォーシングダンプレートFRなので、このフ
ォーシングダンプレートFRをそのまま加算器17に出
力すると、加算器17から出力される加算信号がすぐに
飽和してしまう。そこで、レート減少回路16は、この
ようなことが起こらないようにフォーシングダンプレー
トFRの値を減少させて加算器17に出力する。
力される信号(レベル『0』信号又は変換レートデータ
ER)とレート減少回路16から出力される第1レート
信号RATE1を加算し、その加算信号を第2変換回路
18に出力する。第2変換回路18は加算器17からの
加算信号を所定のレートに変換し、それを第2レート信
号RATE2として図5の加算器54に出力する。
のように動作してエンベロープ波形を発生するのか説明
する。鍵盤21が操作されると、それに応じて押鍵検出
回路22はキーコード信号KC及びタッチ信号TOUC
Hをエンベロープパラメータ発生回路25及び楽音信号
発生回路24に、キーオン信号KONをエンベロープ波
形発生回路26の制御回路51及び楽音信号発生回路2
4にそれぞれ出力する。なお、音色選択回路23はエン
ベロープパラメータ発生回路25及び楽音信号発生回路
24に対しては予め音色信号TCを出力している。
鍵検出回路22からキーコード信号KC及びタッチ信号
TOUCHを入力すると、それらに応じたエンベロープ
パラメータADSR(アタックレートAR、アタックレ
ベルAL、ディケイレートDR、ディケイレベルDL、
サスティンレートSR、サスティンレベルSL及びリリ
ースレートRR)をエンベロープ波形発生回路26の制
御回路51に出力する。
オン信号KONを入力した時点でエンベロープパラメー
タ発生回路25からのエンベロープパラメータADSR
(アタックレートAR、アタックレベルAL、ディケイ
レートDR、ディケイレベルDL、サスティンレートS
R及びサスティンレベルSL)に基づいて、図3のよう
なアタックモード、ディケイモード、サスティンモード
に関するエンベロープ波形を作成するための制御信号
(モード信号MD、第1レート信号RATE1、目標レ
ベル信号TARGET)を比較器52、レート補正回路
53及び加算器54に出力する。
2からキーオン信号KONを入力すると、その時点でモ
ード信号MDとしてアタックモード信号AMDを比較器
52、レート補正回路53内のオア回路13及び加算器
54に、そのアタックレートARを第1レート信号RA
TE1としてレート補正回路53内の比較器11及びレ
ート減少回路16に、アタックレベルALを目標レベル
信号TARGETとして比較器52に、それぞれ出力す
る。
第1レート信号RATE1が所定値THより大きくて、
かつキーオフ信号KOFF又はリリースモード信号RM
Dを入力しない限り、常にローレベル“0”の論理積信
号をレート減少回路16及びオア回路13に出力する。
一方、レート補正回路53内のオア回路13はアタック
モード信号AMDの入力に応じてハイレベル“1”の論
理和信号をセレクタ15に出力する。これによって、セ
レクタ15は第1変換回路14からの変換レートデータ
ERを加算器17に出力し、レート減少回路16は制御
回路51からのアタックレートARをそのまま加算器1
7に出力する。
タERとアタックレートARの加算信号が第2変換回路
18に出力され、第2変換回路18はその加算信号を第
2レート信号RATE2として加算器54に出力する。
加算器54及びシフトレジスタ55はレート補正回路5
3から出力される第2レート信号RATE2を累算して
いき、アタック部のエンベロープ波形データENVを比
較器52、レート補正回路53及び加算器54に出力す
るようになる。そして、比較器52はエンベロープ波形
データENVの値がアタックレベルALに到達した時点
で一致信号EQを制御回路51に出力する。
EQを入力した時点で、今度はモード信号MDとしてデ
ィケイモード信号DMDを比較器52、レート補正回路
53及び加算器54に、そのディケイレートDRを第1
レート信号RATE1としてレート補正回路53内の比
較器11及びレート減少回路16に、そのディケイレベ
ルDLを目標レベル信号TARGETとして比較器52
に、それぞれ出力する。
依然としてローレベル“0”の論理積信号をレート減少
回路16及びオア回路13に出力する。オア回路13は
今度はディケイモード信号DMDの入力に応じてローレ
ベル“0”の論理和信号をセレクタ15に出力する。こ
れによって、セレクタ15はレベル『0』信号を加算器
17に出力し、レート減少回路16は制御回路51から
のディケイレートDRをそのまま加算器17に出力す
る。
DRのみが第2変換回路18に出力され、第2変換回路
18はディケイレートDRを第2レート信号RATE2
として加算器54に出力する。加算器54及びシフトレ
ジスタ55はレート補正回路53から出力されるディケ
イレートDRを累算していき、ディケイ部のエンベロー
プ波形データENVを比較器52、レート補正回路53
及び加算器54に出力するようになる。そして、比較器
52はエンベロープ波形データENVの値がディケイレ
ベルDLまで減衰した時点で一致信号EQを制御回路5
1に出力する。
EQを入力した時点で、今度はモード信号MDとしてサ
スティンモード信号SMDを比較器52、レート補正回
路53及び加算器54に、そのサスティンレートSR
(=0)を第1レート信号RATE1としてレート補正
回路53内の比較器11及びレート減少回路16に、そ
のサスティンレベルSLを目標レベル信号TARGET
として比較器52に、それぞれ出力する。このサスティ
ンモードではサスティンレートSRが『0』なので、そ
のままディケイレベルDL=サスティンレベルSLを押
鍵検出回路22からのキーオフ信号KOFFが入力する
まで維持し続ける。
プ波形データENVとしてサスティンレベルSLが維持
されている時に、鍵盤21が離鍵されると、それに応じ
て押鍵検出回路22はキーオフ信号KOFFをエンベロ
ープパラメータ発生回路25及び楽音信号発生回路24
にそれぞれ出力する。エンベロープ波形発生回路26の
制御回路51は押鍵検出回路22からキーオフ信号KO
FFを入力した時点でエンベロープパラメータ発生回路
25からのエンベロープパラメータADSRのリリース
レートRRに基づいて、図3のようなリリースモードに
関するエンベロープ波形を作成するための制御信号(リ
リースモード信号RMD、最小レベル、リリースレート
RR)を比較器52、レート補正回路53及び加算器5
4に出力する。
2からキーオフ信号KOFFを入力すると、その時点で
モード信号MDとしてリリースモード信号RMDを比較
器52、レート補正回路53(アンド回路12)及び加
算器54に、そのリリースレートRRを第1レート信号
RATE1としてレート補正回路53内の比較器11及
びレート減少回路16に、最小レベル『0』を目標レベ
ル信号TARGETとして比較器52に、それぞれ出力
する。
キーオフ信号KOFF又はリリースモード信号RMDを
入力しているので、比較器11の比較結果(リリースレ
ートRRが所定値THよりも大きいかどうか)に応じた
論理積信号をレート減少回路16及びオア回路13に出
力する。ここでは、リリートレートRRは所定値THよ
りも十分小さいので、アンド回路12は依然としてロー
レベル“0”の論理積信号をレート減少回路16及びオ
ア回路13に出力する。オア回路13は今度はリリース
モード信号RMDの入力に応じてローレベル“0”の論
理和信号をセレクタ15に出力する。これによって、セ
レクタ15はレベル『0』信号を加算器17に出力す
る。
RRのみが第2変換回路18に出力されるようになるの
で、第2変換回路18はリリースレートRRを第2レー
ト信号RATE2として加算器54に出力する。加算器
54及びシフトレジスタ55はレート補正回路53から
出力されるリリースレートRRを累算していき、リリー
ス部のエンベロープ波形データENVを比較器52、レ
ート補正回路53及び加算器54に出力するようにな
る。そして、比較器52はエンベロープ波形データEN
Vの値が最小レベル『0』まで減衰した時点で一致信号
EQを制御回路51に出力する。制御回路51は比較器
52からの一致信号EQの入力に応じて、エンベロープ
波形データENVの出力を終了する。
6がリリース部のエンベロープ波形データENVを発生
している時に、新たな押鍵が発生すると、押鍵検出回路
22はリリースモードで減衰の最も進んだチャンネルに
発音割り当てを行うためにフォーシングダンプ信号FD
をエンベロープパラメータ発生回路25に出力する。エ
ンベロープパラメータ発生回路25は、フォーシングダ
ンプ信号FDの入力に同期してリリースレートRRに代
えてフォーシングダンプレートFRをエンベロープ波形
発生回路26に出力する。
51はエンベロープパラメータ発生回路25から出力さ
れるフォーシングダンプレートFRをレート補正回路5
3に出力する。フォーシングダンプレートFRは所定値
THよりも大きいので、レート補正回路53内の比較器
11はハイレベル“1”の比較信号をアンド回路12に
出力する。この時、アンド回路12は既にキーオフ信号
KOFF又はリリースモード信号RMDを入力している
ので、ハイレベル“1”の論理積信号をレート減少回路
16及びオア回路13に出力する。これによって、オア
回路13はハイレベル“1”の論理和信号をセレクタ1
5に出力するようになるので、セレクタ15は第1変換
回路14からの変換レートデータERを加算器17に出
力し、レート減少回路16は制御回路51からのフォー
シングダンプレートFRを減少し、加算器17に出力す
る。
ト減少回路16によって減少したフォーシングダンプレ
ートFRとの加算信号を第2変換回路18に出力する。
第2変換回路18はその加算信号を第2レート信号RA
TE2として加算器54に出力する。加算器54及びシ
フトレジスタ55はレート補正回路53から出力される
第2レート信号RATE2を累算していき、図3のよう
な最初は緩やかでその後急速な減衰を示すフォーシング
ダンプ部のエンベロープ波形データENVを比較器5
2、レート補正回路53及び加算器54に出力するよう
になる。そして、比較器52はエンベロープ波形データ
ENVの値が最小レベル『0』まで減衰した時点で一致
信号EQを制御回路51に出力し、エンベロープ波形デ
ータENVの発生を終了する。
を設けてフォーシングダンプレートFRを減少する場合
について説明したが、これに限らず、フォーシングダン
プ時にそのレートに負のオフセット値を加えるか又は減
少させてから、現在値との加算を行うようにしてもよ
い。なぜなら、フォーシングダンプレートは元々大きな
値なので、現在値を加えると演算値がすぐにオーバーフ
ローしてしまうことが考えられるからである。このよう
にフォーシングダンプレートに負のオフセットを加える
か又は減少させることよって、オーバーフローまでに余
裕ができ、ダンプ時の傾きの変化のレンジを大きくする
ことができるようになる。
ォーシングダンプ時にレートを加速する方法として第1
レート信号RATE1とエンベロープ波形データENV
の現在値とを加算処理する場合について説明したが、特
開昭63−125989号公報に記載されているような
変換テーブルを使用してもよいことはいうまでもない。
2が押鍵検出回路22からのキーオフ信号KOFF又は
制御回路51からのリリースモード信号RMDを入力し
ている場合に、比較器11の比較結果をオア回路13を
介してセレクタ15に伝達するものとして説明したが、
これに限らず、アンド回路12を省略し、比較器11に
よる所定値THと第1レート信号RATE1との比較結
果をオア回路13を介してセレクタ15に出力してもよ
いし、また、アンド回路12及びオア回路13を省略
し、比較器11の比較結果を直接セレクタ15に出力し
てもよい。また、このとき比較器11がモード信号MD
を入力し、各レートをモード信号に対応した所定値と比
較するようにしてもよい。
じて通常のリリース処理とフォーシングダンプ処理とを
切り換えているので、フォーシングダンプのような特殊
な処理を行うためだけに設けられる専用のハードウェア
量を極力少なくすることができるという効果を有する。
ある。
楽音の音量振幅エンベロープ波形発生用として使用した
電子楽器の一構成例を示す図である。
ロープ波形データの一例を示す図である。
びフォーシングダンプ用エンベロープ波形の傾きを示す
図であり、図4(A)がリリース用を図4(B)がフォ
ーシングダンプ用を示す。
を示す図である。
4…第1変換回路、15…セレクタ、16…レート減少
回路、17…加算器、18…第2変換回路、21…鍵
盤、22…押鍵検出回路、23…音色選択回路、24…
楽音信号発生回路、25…エベロープパラメータ発生回
路、26…エンベロープ波形発生回路、27…加算器、
28…対数/リニア変換回路、29…D/A変換回路、
2A…サウンドシステム、51…制御回路、52…比較
器、53…レート補正回路、54…加算器、55…シフ
トレジスタ
Claims (2)
- 【請求項1】 エンベロープ波形の波形各部分の形状を
指定する変化率を入力し、この変化率に基づいて楽音の
エンベロープを発生するエンベロープ波形発生装置にお
いて、 前記変化率を所定の値と比較する比較手段と、 通常のエンベロープを生成する第1の制御モードと、高
速な波形変化が行われるようなエンベロープを生成する
第2の制御モードとを有し、前記比較手段の比較結果に
応じていずれか一方のモードでエンベロープ波形を生成
する波形生成手段とを備えたことを特徴とするエンベロ
ープ波形発生装置。 - 【請求項2】 前記波形生成手段は前記第1の制御モー
ドにおいては前記変化率を累算することによって通常の
エンベロープを生成し、前記第2の制御モードにおいて
は前記変化率に補正を加え、補正の加えられた変化率を
累算することによって高速な波形変化が行われるような
エンベロープを生成することを特徴とする請求項1に記
載のエンベロープ波形発生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06251490A JP3129119B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | エンベロープ波形発生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06251490A JP3129119B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | エンベロープ波形発生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0887272A true JPH0887272A (ja) | 1996-04-02 |
| JP3129119B2 JP3129119B2 (ja) | 2001-01-29 |
Family
ID=17223581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06251490A Expired - Lifetime JP3129119B2 (ja) | 1994-09-19 | 1994-09-19 | エンベロープ波形発生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3129119B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008518248A (ja) * | 2004-10-22 | 2008-05-29 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイテッド | Midiファイルを再生する装置及び方法 |
-
1994
- 1994-09-19 JP JP06251490A patent/JP3129119B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008518248A (ja) * | 2004-10-22 | 2008-05-29 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイテッド | Midiファイルを再生する装置及び方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3129119B2 (ja) | 2001-01-29 |
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