JPH088751Y2 - 魔法瓶のシール構造 - Google Patents

魔法瓶のシール構造

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JPH088751Y2
JPH088751Y2 JP1992033797U JP3379792U JPH088751Y2 JP H088751 Y2 JPH088751 Y2 JP H088751Y2 JP 1992033797 U JP1992033797 U JP 1992033797U JP 3379792 U JP3379792 U JP 3379792U JP H088751 Y2 JPH088751 Y2 JP H088751Y2
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JP
Japan
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sealing
annular
thermos
packing
inner bottle
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JP1992033797U
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JPH0621548U (ja
Inventor
茂弘 山中
Original Assignee
ピーコック魔法瓶工業株式会社
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、例えば、携帯用のス
テンレス製真空二重魔法瓶などのシール構造に関し、よ
り詳しくは、シールの信頼性が高く、密封性、保温性に
優れた魔法瓶のシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】内瓶に口金を装着したり中栓を取付けた
りする場合の魔法瓶のシールには、従来、パッキンとし
てOリングが用いられていた。しかし、このOリングに
は、その形状ゆえに接触面積が小さく、密封性、保温性
が低いという難点と、内瓶ないが負圧になった時など開
栓が難しくなり、無理に行なうとOリングが脱落してし
まうという難点があった。
【0003】そのため、実公昭58−39652号公報
に開示されているような、内瓶と中栓との間のシール構
造が案出された。このシール構造は、中栓に固定するパ
ッキンの上端部から外側に突出しさらに下方に折り曲げ
舌片を形成する折曲舌片構造を採用することで、内瓶
のシール面との接触面積の増大化を図り、同時に、内瓶
ないが負圧になった場合に、舌片の内側への撓みにより
外気を流入させ、内外の圧力の均一化を図るというもの
である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述例のシー
ル構造では、シールを行なう舌片の基部が、折り曲がっ
た折曲舌片構造ゆえに、耐久性に乏しく疲労しやすいと
いう難点がある。疲労が起こると、舌片の特徴としてい
る内側への撓みに障害が起こるばかりか、弾力性がなく
なって密封性が損われ、早期の経年変化で漏れが発生し
てしまう。
【0005】また、そのシール構造では、接触面積がO
リングを用いた場合よりも多少広くなったにせよ、シー
ルはOリングを用いた場合と同様に、たった一箇所で行
なわれているにすぎない。そのため、例えば魔法瓶を落
としたりして内瓶のシール部分が変形してしまった場合
には、その変形によって失われたシール性を補う構造が
なく、密封性、保温性を維持できないという難点があ
る。
【0006】そこでこの考案は、長期に渡って高い密封
性を維持できるとともに、たとい内瓶のシール部分が変
形してしまったとしても確実にシール性を維持でき、信
頼性の向上が図れる魔法瓶のシール構造に関する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ための手段を実施例の図2を用いて説明すると、その構
成は、内瓶2開口部のシール面2cを、下方ほど小径と
なる湾曲面に形成し、該シール面2cに圧接する環状の
パッキン4の外周面における上下方向の中間部に、前記
シール面側に突出し、シール時に上記シール面2cの
曲面形状に沿って圧縮変形頂部が鋭角でない環状突条
4cを形成し、上記環状突条4cの下部のパッキン4の
下端縁、上記シール時にシール面2cの湾曲面形状に
沿って内側方向に圧縮させられる環状舌片4dに形成
た魔法瓶1のシール構造であることを特徴とする。
【0008】
【作用】すなわち、上述の構成よれば、シール時にはパ
ッキンの上下の中間部に形成した環状突条が湾曲面であ
るシール面の形状に沿って圧縮変形し、該突条部分で
力にシールする。また同時に、パッキン下端縁の環状舌
片がシール面の湾曲面形状に沿って内側方向に圧縮され
た状態でシールを行なう。
【0009】
【考案の効果】上述の結果、この考案によると、シール
を行なう環状突条の頂部が直角あるいは鈍角であるため
その基部が太く、疲労が起きにくいという効果がある。
このため、長期に渡って密封性を維持でき、保温性の向
上が図れる。
【0010】また、シールは上述の環状突条だけではな
く、パッキン下端縁の環状舌片でも行なうので、2か所
で2重のシールが行なえることになる。このため、例え
ば魔法瓶を落として内瓶のシール部分が変形してしまい
一部のシール状態に支障を来すようなことがあったとし
ても、他のシールによって確実に密封状態を維持でき、
信頼性を高めることができる。
【0011】しかも、上述の環状舌片は前述の環状突条
の下部から下方に延設した形状に構成されるので、シー
ル時にこの環状舌片の基部にかかる負荷は、従来の折曲
舌片構造に比して小さく、疲労度が極めて低い。このた
め、高い密封性をさらに長期間保持でき、保温や漏れ防
止の効果をより良好に発揮できるという効果をも有す
る。
【0012】
【実施例】この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。図2は、ステンレス製の真空二重魔法瓶1の上
部を示す断面図で、この図に見られるように、内瓶2と
口金3とのシール構造を示している。
【0013】内瓶2は、上部の外側面に、口金3を嵌着
するための口金嵌着用段部2aを成するとともに、上部
の内側面を内側に膨出している。そしてこの膨出部2b
と、これよりも上端側との間に、下方ほど小径となる断
面アール状のシール面2cを形成している。
【0014】また、上述した口金3は、上端縁が連結さ
れた2重壁構造で、外周壁の下端に、上述した内瓶2の
口金嵌着用段部2aに嵌合対応する嵌合部3aを形成す
るとともに、内周壁の下端に、パッキン嵌着用段部3b
を形成している。このパッキン嵌着用段部3bは、下端
側の外周面を上端側よりも小径にするとともに、所定長
さを隔てた下側を、テーパ状にし、下端は若干の平面状
部を形成している。なお、内周壁の内周面に形成した雌
ネジ3cは、中栓(図示せず)を取付けるためのもので
ある。
【0015】このような内瓶2と口金3とのシールを行
なうパッキン4は、図1に示すような形状に、例えば高
度50°のシリコンゴムを用いて形成している。すなわ
ち、その形状とは、環状をなす内周面4aを、上述した
口金3の内周壁下端部のパッキン嵌着用段部3bに嵌合
対応するように形成し、上端の外周面には、外側方向に
突出した凸条4bを形成し、この凸条4bから下端縁に
向かう中間部に、前述のシール面2c側に突出し頂部が
直角である環状突条4cを形成し、下端縁に環状舌片4
dを形成したものである。
【0016】上述した上端の凸条4bは、口金3の固定
時に内瓶2の内側面に圧接する突出量で、頂部はおよそ
直角に形成されている。
【0017】また、上述した中間部の環状突条4cは、
内瓶2のシール面2cに対してその頂部が略直角に圧接
するように、その外側面がLを形成するようにしてい
る。なお、この環状突条4cは、直角より大きい鈍角に
形成するもよい。さらに、前述の下端縁の環状舌片4d
は、下端がわほど薄く形成し、若干内周方向に傾斜させ
ている。
【0018】このようなパッキン4を用いて内瓶2と口
金3とのシールを行なうと、上端の凸条4bが内瓶2の
内側面に圧接するとともに、中間部の環状突条4cは、
シール面2cのアール形状に沿って圧縮変形し、強力に
シールが行なわれる。そしてまた同時に、下端縁から延
設した環状舌片4dは内側方向に圧縮させられて、強力
なシールを行なう。
【0019】このようなシール構造によれば、シールを
なす環状突条4cの頂部が直角であるためその基部は太
く、環状突条4cの遊端側が受ける圧縮によって発生す
る疲労度は小さい。このため、長期に渡って密封性を維
持することができ、保温性能や耐久性能の向上を期待で
きる。
【0020】またシールは、上述の凸条4bと環状突条
4cのみでなく、下端縁に延設した環状舌片4dでも行
なわれるので、少なくともシール面の3箇所においてシ
ールがなされ、その結果、例えば魔法瓶を落として内瓶
2のシール面2cの一部が変形してしまい一部のシール
に支障が起きたような場合でも、他のシールによって補
うことができ、信頼性を高めることができる。
【0021】しかも、環状突条4cの基部が太く疲労度
が少ないのと同様に、環状舌片4dについても、その基
部が環状突条4cの下部から下方に延設された形状とな
結果、シール時において無理な負荷がかからず、長期
の使用に耐えるシール状態を得ることができ、より一層
の密封効果を期待することが可能である。
【0022】なお、以上の一実施例の説明では、内瓶と
口金とのシール構造を用いて説明したが、例えば内瓶
と、これの開口部に螺着する中栓との間のシール構造に
採用するもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パッキンを示す一部断面側面図。
【図2】 魔法瓶の要部断面図。
【符号の説明】
1…真空二重魔法瓶 2…内瓶 2c…シール面 4…パッキン 4c…環状突条 4d…環状舌片

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】密封状態にすべく内瓶開口部のシール面に
    環状のパッキンを圧接してシールを行なう魔法瓶のシー
    ル構造であって、 前記内瓶のシール面を、下方ほど小径となる湾曲面に形
    成し、 前記環状のパッキンの外周面における上下方向の中間部
    に、前記シール面側に突出し、シール時に上記シール面
    湾曲面形状に沿って圧縮変形頂部が鋭角でない環状
    突条を形成し上記環状突条の下方の パッキンの下端縁、上記シール
    時にシール面の湾曲面形状に沿って内側方向に圧縮させ
    られる環状舌片に形成した魔法瓶のシール構造。
JP1992033797U 1992-04-21 1992-04-21 魔法瓶のシール構造 Expired - Lifetime JPH088751Y2 (ja)

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JPH0621548U JPH0621548U (ja) 1994-03-22
JPH088751Y2 true JPH088751Y2 (ja) 1996-03-13

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5912179A (ja) * 1982-07-13 1984-01-21 Koji Kitayama 動力増幅機

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JPH0621548U (ja) 1994-03-22

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