JPH08875Y2 - 棒状揚物用素材の成形装置 - Google Patents

棒状揚物用素材の成形装置

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JPH08875Y2
JPH08875Y2 JP1990004360U JP436090U JPH08875Y2 JP H08875 Y2 JPH08875 Y2 JP H08875Y2 JP 1990004360 U JP1990004360 U JP 1990004360U JP 436090 U JP436090 U JP 436090U JP H08875 Y2 JPH08875 Y2 JP H08875Y2
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JPH0395795U (ja
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三郎 小此木
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Nitto Kohki Co Ltd
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Nitto Kohki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、粉粒体食品原料を揚物用の棒状体に成形
する揚物用素材の成形装置に関する。
[従来の技術] 食用生植物を千切り状に加工して、油で揚げた食品は
周知である。しかし、千切加工された生植物は日持ちが
悪く、即刻フライ加工しないと風味が損われるため、冷
凍保存が強いられる。しかも、千切り状に加工された原
料は、裁断前の原料に比べて嵩が大きくなる。このよう
に、前述のような揚物食品は、製造に当たって、原料保
管のための大型の冷凍庫を必要とし、多額の保管費や運
送費を負担しなければならないという厄介な問題があっ
た。
[考案が解決しようとする課題] この考案は、食用生植物の原料を用いて揚物素材を形
成した場合には、前記のような問題が生じている現状に
おいて、斯る問題点を解決し、棒状の揚物素材を簡単に
成形できるようにすることを課題とするものである。
[課題を解決するための手段] 前記の課題を解決するために、この考案は、比較的偏
平な上型、受け部材及び下型の3部材を順次に上下に対
向させて具え、下型は定位置に水平に設置されると共に
複数の衝立状仕切りを上端部を上方に向けて並設させて
成り、受け部材は前記下型の衝立状仕切り相互間に進入
可能で粉粒体食品原料を受ける原料受け部を上面に有し
て成り、上型は前記食品原料への散水装置を下向きに具
え、かつ、前記下型の上面に対して進退し前記食品原料
に対する加工面を持つ偏平型部を具えて構成し、所期の
目的を達成したものである。
[作用] 受け部材を上昇位置に置き、計量された粉粒体食品原
料を当該受け部材上に概ね平らに収容する。次いで、上
型の散水装置により、所定量の水分を粉粒体食品原料に
含ませる。しかる後、上型を受け部材に向けて下降させ
ると、上型の加圧面により押圧された含水原料は、受け
部材で保持されたまま下型に向けて押し下げられ、下型
の衝立状仕切りによって平行に分断されて加圧され棒状
の揚物素材に成形される。最後に、上型を上昇させるこ
とにより、上型に追従させて受け部材を当所の位置に戻
す。
なお、受け部材上の揚物素材は、例えば、油の満たさ
れた揚物用パンの中に入れられ、揚げ加工される。
[実施例] 以下、この考案を図面に示す実施例に基づいて説明す
る。
第1図において、1は円筒形の偏平上型で、フレーム
2に形成された円筒形案内部3内を上下に摺動可能に設
けられている。又、4は、上型1の真下に圧縮コイルば
ね5で上方に付勢させて上下動可能に設けられた円筒形
の原料受け部材であり、6は、受け部材4を挟んで上型
1の真下に位置させてベッド7上に固定された円筒形の
下型である。
上型1は受け部材4と平行状態に対向する偏平型部8
と、該偏平型部8の周縁部を支えるリム部9と、偏平部
8とリム部9とを上下方向に摺動可能に支えるロッド部
10から成り、リム部9は偏平型部8の下面を構成する加
圧面11より下方へ突出し、上端部はロッド部10の下部周
側壁にピン12で固定されている。なお、受け部材4と下
型6の詳細は後記するが、上型1には、前記加圧面11の
溝部13と多数の散水穴14を有する条状散水部15とが交互
に平行に形成されている。また、リム部9の下端面部に
は下向きに突起8aを3乃至4箇所に設け、リム部9の大
部分の下端面を受け部材4の上面から浮せた状態に保持
している。
16は、前記上型1の中空駆動軸で、上型1のロッド型
10の上部中央部から垂直方向に延び、その上部に形成し
た雄ねじ17を、フレーム18に軸支した歯車19の中央部に
形成した雌ねじ20に螺合し、かつ、図示しないキー溝機
構により回り止めされて歯車19の回転によって上下動の
みするようになっている。なお、歯車19は、フレーム18
上に固定された可逆転電動機21の駆動軸に固定された歯
車22と噛合しており、電動機21の回転方向に応じて、上
型1を上下動させることができるようになっている。
中空駆動軸16の軸心穴23には、上型1の偏平型部8の
上面より垂直に延びる中心軸24が嵌入されている。中心
軸24の側面に固定されたピン25を駆動軸16の側面に形成
した軸方向の長穴26に係合させ、この中心軸24と駆動軸
16との間の位置関係を調整できるようにすることによ
り、前記上型1の高さ、即ち、上型1と前記受け部材4
との間隔を調整し、ピン27によって駆動軸16に固定され
ている。
駆動軸16の、前記長穴27の直径方向反対側の側壁に
は、別の長穴28が、同じく軸方向に形成されており、こ
の長穴28に対向させて中心軸24の側面には、上昇位置設
定用凹部29を降下位置設定用凹部30が上下に所定の間隔
をあけて形成されている。
31は、上型1の前記中心軸24の位置決め用ローラ部
で、前記凹部29,30に択一的に係合する。このローラ部3
1は、付勢用圧縮コイルばね32の作用で駆動軸16の長穴2
8を貫通して中心軸24の側面に押圧され、中心軸24が上
下動すると、前記したように、凹部29と凹部30のいずれ
かに係合する。なお、ソレノイド33が付勢した時は、ロ
ーラ部31は凹部29または30から容易に外れる。
第1図において、中心軸24の中心部には、給水穴34が
貫通して形成されており、その下端が上型1の偏平型部
8内の空隙部35に連通し、前記散水部15から下向きに散
水できるようになっている。なお、散水部15を構成する
前記散水穴14は、上型1の下方に万遍なく水を散布でき
るように、第2図に示すように、偏平型部8の加圧面11
に密に形成されている。
第1図において、36は水平に設置された案内板で、ベ
ッド7上に設置されている。この案内板36には、前記受
け部材4が、該案内板36の上面より上方に上昇しないよ
うに、ストッパ部材37の上端部が挿入固定されている。
原料の受け部材4は、リム部9の外径に等しい外径を
有する円筒部38と、その下端に設けられた水平なフラン
ジ部39と、円筒部38の上端を覆う水平な原料受け部4aと
から成り、前記下型6の外周縁部に隣接させて設けたフ
ランジ部40の上面に載置されて、圧縮コイルばね41で上
方に付勢され、かつ、前述のごとく、ストッパ部材37の
下端面で最上昇位置を規制された状態で、圧縮コイルば
ね41で水平に支持れている。原料受け部40には、前記上
型1の偏平型部8に平行に形成した前記溝部13と同数
の、幅、長さ等の等しい貫通長穴42が平行に形成されて
いる。
ベッド7に固定された下型6の上面43には、第1図及
び第4図に示すように、前記受け部材4に形成したすべ
ての貫通長穴42に対して一斉に進退するように、平行
に、かつ、上端面を同一高さに形成した、該貫通長穴42
と同一の断面形状を有する垂直衝立状仕切り44が立設さ
れ、これらの衝立状仕切り44は、それらの上端面が、前
記受け部材4が最上昇位置にあるとき、受け部材4の上
面と同一平面を形成するように、また、受け部材4が最
降下位置にあるとき、該受け部材4の上面より所定寸
法、例えば、前記貫通穴42,42間の距離と同寸法だけ突
出するように設定されている。
以下、第5図乃至第8図に基づいて、上記実施例の作
用を説明する。
電動機21を逆回転させることによって、駆動軸16と共
に上型1が最上昇位置まで上昇する。このとき、予め計
量リング45で計量された棒状揚物素材である粉粒体の食
品原料46が案内板36の上面を移送板47によって横滑り状
態に上型1の真下に搬送される。なお、粉粒体の食品原
料は調味料や香辛料や糊剤などによって予め味付け加工
が施されている。
しかる後、上型1の中心軸24内に所定量の水を供給
し、上型1の加圧面11に形成した散水部15の散水穴14よ
り粉粒体食品原料46に対して散水し、即座に、食品原料
46に水をしみこませ、棒状の食品素材であるいわゆるド
ウ体直前の状態にする。
次いで、電動機21を正回転させて、駆動軸16と共に上
型1を下降させる。上型1は、先ず、リム部9の下端面
が受け部材4の周縁部上面に接近し、やがて、下端面に
形成した突起8aが受け部材4の原料受け部4aの上面に接
する。従って、該下端面と原料受け部4aの上面との間に
は僅かながら隙間ができる。更に、上型1の降下が進行
すると、受け部材4は圧縮コイルばね5の作用に抗して
押し下げられるので、定位置に固定されている下型6に
対して、受け部材4だけが下降し、受け部材4の下降が
圧縮コイルばね41の付勢力に打ち勝つと、受け部材4の
受け部4aの下面がやがて下型6の上面43に押圧されるよ
うになる。
この間、上型1の加圧面11によって押圧されているド
ウ体直前の食品原料46は、原料受け部4aから次第に上方
へ突出して来る衝立状仕切り44各々によって左右に分断
されながら、前記上型1の加圧面11によって加圧されて
行き、衝立状仕切り44相互間の形状になって棒状のいわ
ゆるドウ体48が形成されて行く。
上型1が、最降下位置に達すると、ローラ部31が降下
位置設定用凹部30に係合し、そのとき、電動機21も停止
して、上型1の降下が終る。なお、ドウ体48の一部は、
上型1のリム部9の下端面と受け部材4の受け部4aの上
面との間の僅かな隙間から外周方向に僅かに押し出さ
れ、第9図に示すように、ドウ体48の両端部を下部同志
で繋ぐ耳部49を形成する。この耳部49は次に行なわれる
詳記しない揚げ工程などの加熱調理行程に向けて移動
し、かつ、同工程で熱加工を受けるときに、ドウ体48が
ばらばらになったり、形に崩れを起したりすることを防
止する役目を果す。
以上のようにして、棒状の揚物素材を成形した後、ソ
レノイド33を励磁し、電動機21を逆回転させて、上型1
を最上昇位置へ戻す。その間、受け部材4は圧縮コイル
ばね5,41の作用で、第1図及び第8図に示す状態にまで
上昇し、成形された棒状揚物素材48が計量リング45内に
収容されたまま、案内板36と同じ高さまで上昇する。こ
の後、移送板47を水平移動させることによって、前記棒
状揚物素材48は次の加工位置、即ち、図示しない揚げ加
工位置まで搬送される。
棒状揚物素材の成形が終了して、同素材が次の工程に
向って移動すると、新たに粉粒体原料が別の計量リング
で計量されて、上型1の真下まで搬送されて来る。
[効果] この考案の棒状揚物用素材の成形装置は、粉粒体の食
品を含水状態で棒状に成形するもので、成形用の受け部
材及び下型と、押圧用上型の3種類の部材を上下に配設
し、成形後は、揚物用素材の向きに乱すことなく次工程
の揚げ装置等の加熱調理装置に移動可能にしたから、食
用生植物を棒状に裁断加工していた従前の装置とは異な
り、成形前の食品原料は粉体や粒体(顆粒体)のまま保
管が可能で、場所をとらず、多額の保管料も要らず、ま
た、揚物を作り上げるに際して、原料の冷凍処理(保
管)等の必要もなく、成形後は、そのままの状態で揚物
用のパンの中まで持ち運ぶことができる。従って、本考
案によれば、新鮮な原料を揚物加工に供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は、この考案の1実施例を示すもので、第1図は縦
断正面図、第2図は上型の底面図、第3図は受け部材の
平面図、第4図は下型の平面図、第5図乃至第8図は棒
状の揚物用素材が成形されていく過程を順を追って示し
た作用説明図、第9図は成形された揚物用素材を示す斜
視図である。 1…上型、4…受け部材、4a…原料受け部、6…下型、
8…偏平型部、11…加圧面、15…散水部、44…衝立状仕
切り、46…食品原料。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】比較的偏平な上型、受け部材及び下型の3
    部材を順次に上下に対向させて具え、下型は定位置に設
    置されると共に複数の衝立状仕切りを上端部を上方に向
    けて併設させて成り、受け部材は前記下型の衝立状仕切
    り相互間に進入可能で粉粒体食品原料を受ける原料受け
    部を上面に有して成り、上型は前記食品原料への散水装
    置を下向きに具え、かつ、前記下型の上面に対して進退
    し前記食品原料に対する加工面を持つ偏平型部を具えて
    構成されている棒状揚物素材の成形装置。
JP1990004360U 1990-01-23 1990-01-23 棒状揚物用素材の成形装置 Expired - Lifetime JPH08875Y2 (ja)

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JPH0395795U JPH0395795U (ja) 1991-09-30
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