JPH0887752A - 光学的情報記録再生装置 - Google Patents

光学的情報記録再生装置

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JPH0887752A
JPH0887752A JP21983594A JP21983594A JPH0887752A JP H0887752 A JPH0887752 A JP H0887752A JP 21983594 A JP21983594 A JP 21983594A JP 21983594 A JP21983594 A JP 21983594A JP H0887752 A JPH0887752 A JP H0887752A
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JP21983594A
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Hisatoshi Baba
久年 馬場
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置起動時におけるサーボ系及び信号処理系
のパラメータの校正時間を短縮できるようにする。 【構成】 光磁気ディスク16から再生された再生信号
を処理する信号処理部15と、光ビームのサーボ制御を
行うと共に、該サーボ制御におけるパラメータの設定及
び信号処理部16におけるパラメータの設定を行うマイ
クロプロセッサ5とを有し、該マイクロプロセッサ5は
パラメータの設定を行う場合は、前記サーボ制御の状態
を変化させたときの情報再生信号振幅に基づいてサーボ
制御におけるパラメータを設定し、かつ該サーボ制御に
おける設定パラメータに対応する情報再生信号振幅に応
じて前記信号処理部15のパラメータを設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録媒体に光学的
に情報を記録、再生する光学的情報記録再生装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の一般的な光磁気ディスク装
置を示した構成図である。図8の光磁気ディスク装置
は、大別してコントロール部A、ドライブ部B、電源部
32から構成されている。コントロール部Aは、SCS
Iコントローラ1、バッファメモリ2、ドライブ部Bへ
のデータ転送及びドライブBの動作を制御するドライブ
コントロール部21、再生データのエラー訂正を行うE
CC処理部31、データバッファを制御するバッファコ
ントロール部30、及びこれらの各部を制御するマイク
ロプロセッサ20などから構成されている。
【0003】ドライブ部B内には媒体着脱機構10が設
けられ、この機構によって光磁気ディスク16はドライ
ブ部本体に対して着脱できる構造になっている。光磁気
ディスク16はディスク回転機構9の駆動により所定速
度で回転する。また、光磁気ディスク16の上面には外
部磁界(磁気ヘッド)、下面には光学系14とアクチュ
エータ12を含む光学ヘッドが設けられている。光学系
14の内部には光源の半導体レーザ、そのレーザビーム
を微小光スポットに絞る対物レンズ、光磁気ディスク1
6からの反射光を検出する光センサなどが設けられてい
る。信号処理部15では記録データの変調やデータ再生
信号の処理が行われ、サーボ制御部22ではセンサの検
出信号をもとに光学系14の光スポットのトラッキング
制御やフォーカス制御が行われる。
【0004】ドライブ部B内には、2つのマイクロセッ
サ23と33が設けられていて、マイクロプロセッサ2
3でサーボ制御部22が制御され、マイクロプロセッサ
33で信号処理部15が制御される。即ち、近年におい
ては、光磁気ディスクの大容量化が図られており、こう
した大量化を実現するためには、トラック密度の向上及
び線方向データ密度の向上によって装置の高精度化が必
要である。そのため、マイクロプロセッサを2つ用い
て、サーボ信号のオフセット調整や振幅調整などがマイ
クロプロセッサ23で行われ、データ再生信号の振幅調
整や記録再生時のレーザパワー校正などがマイクロプロ
セッサ33で行われる。
【0005】ここで、光磁気ディスク16に情報を記録
する場合は、信号処理部15で記録データが変調され、
この変調信号に基づいて光学系14の光スポットが強度
変調される。そして、この光スポットを光磁気ディスク
16に照射し、かつ所定の外部磁界を印加することで、
情報トラック上に一連の情報が記録される。一方、記録
情報を再生する場合、光学系14から再生パワーの光ビ
ームが照射され、信号処理部15ではこのときの光セン
サの検出信号をもとに所定の信号処理を行うことで記録
情報が再生される。再生データはコントロール部Aを介
してホストコンピュータ(図示せず)へ転送される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来におい
ては、光磁気ディスク装置の高精度化のために、装置の
起動時に各種の装置パラメータの校正が行われるのであ
るが、こうした精度を向上するには、この校正時間を十
分にとらなければならない。そのため、従来にあって
は、このような装置パラメータの校正時間にともすれば
10秒程度もかかるという問題があった。そこで、こう
した問題に対して、ユーザサイドからみると起動時間は
短い方が好ましいので、校正時間を短縮して装置の起動
時間を早めるように望まれている。
【0007】しかし、装置内の各パラメータは完全に独
立しているのではなく、相互に関連をもっているので、
信号処理系のパラメータの校正をした後、サーボ系のパ
ラメータの校正を行ったとすると、サーボ系の校正によ
り信号処理系の状態が変化してしまう。そのため、再度
信号処理系のパラメータの校正を行う必要があり、また
信号処理系の校正を行うとサーボ系の状態が変化するの
で、再びサーボ系のパラメータの校正を行わなければな
らない。このようにパラメータの校正を行うには、信号
処理系とサーボ系のパラメータを交互に何度か繰り返し
校正する必要があるので、パラメータの校正時間が著し
く増大してしまう。また、信号処理系とサーボ系のパラ
メータの校正を実行するために必要なマイクロプロセッ
サ23とマイクロプロセッサ33の間の情報通信時間も
増大するので、これも全体の校正時間が長くなる原因と
なっていた。
【0008】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たもので、その目的は、装置起動時におけるサーボ系及
び信号処理系のパラメータの校正時間を大幅に短縮でき
るようにした光学的情報記録再生装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、光源か
ら射出された光ビームを光学的情報記録媒体に照射する
ことにより、前記記録媒体上に情報の記録及び/又は再
生を行う光学的情報記録再生装置において、前記記録媒
体から再生された再生信号を処理する信号処理手段と、
前記光ビームのサーボ制御を行うと共に、該サーボ制御
におけるパラメータの設定及び前記信号処理手段におけ
るパラメータの設定を行う演算処理手段とを有し、該演
算処理手段はパラメータの設定を行う場合は、前記サー
ボ制御の状態を変化させたときの情報再生信号振幅に基
づいてサーボ制御におけるパラメータを設定し、かつ該
サーボ制御における設定パラメータに対応する情報再生
信号振幅に応じて前記信号処理手段のパラメータを設定
することを特徴とする光学的情報記録再生装置によって
達成される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て詳細に説明する。図1は本発明の光学的情報記録再生
装置の一実施例を示したブロック図である。なお、図1
では図8の光磁気ディスク装置と同一部分は同一符号を
付してある。即ち、バッファメモリ2、ディスク回転機
構9、光学系14、信号処理部15、光磁気ディスク1
6は各々図8に示したものと同じである。また、入出力
制御部1、ロード/イジェクト機構10はそれぞれ図8
のSCSIコントローラ1、媒体着脱機構10に相当す
る。
【0011】マイクロプロセッサ5は装置内に1つだけ
設けられたプロセッサ回路であり、1つのCPU8とそ
れと同一チップ内に設けられた内蔵ROM6、内蔵RA
M7の内部メモリから構成されている。装置内には、こ
の内部メモリのほかにプログラムを格納したり、変数を
格納したりするための外部ROM3、外部RAM4が設
けられている。誤差検出器13では光学系14に設けら
れた光センサの検出信号をもとに光ビームの位置誤差、
即ちフォーカス誤差、トラッキング誤差が検出され、得
られた誤差信号はA/D,D/A変換部11でデジタル
値に変換された後、マイクロプロセッサ5へ送られる。
アクチュエータ12aは光学系14内の対物レンズをト
ラッキング方向に移動させるトラッキングアクチュエー
タと対物レンズをフォーカス方向に移動させるフォーカ
スアクチュエータから構成されている。また、アクチュ
エータ12bはキャリッジ18を駆動して光学ヘッドを
トラック横断方向に移動させるリニアモータである。光
学ヘッドは光学系14とアクチュエータ12aを一体化
して構成され、アクチュエータ(リニアモータ)12b
の駆動により光磁気ディスク16の半径方向に移動して
所望のトラックにアクセスできるように構成されてい
る。
【0012】更に、図8のサーボ制御部22の機能は、
本実施例では、マイクロプロセッサ5、A/D,D/A
変換部11、誤差検出部13で受け持つようになってい
る。即ち、本実施例では、サーボ制御はデジタルサーボ
制御で構成され、マイクロプロセッサ5では誤差検出器
13で検出された誤差信号に基づいて所定の演算処理を
行い、その演算結果をA/D,D/A変換部11を介し
てアクチュエータ12aに出力することで、トラキッグ
サーボやフォーカスサーボが行われる。また、光学ヘッ
ドのシーク制御もデジタルサーボによって行われる。ホ
ストコンピュータ17は情報記録再生装置に記録/再生
などの指令を発行する装置で、本実施例の光学的情報記
録再生装置はホストコンピュータ17に外部記憶装置と
して接続されている。入出力制御部1はホストコンピュ
ータ17の指令を受け、その指定をマイクロプロセッサ
5に送るためのものである。また、マイクロプロセッサ
5は本実施例の情報記録再生装置の主制御部をなすもの
で、コントロール部の制御やサーボ系の制御、信号処理
系の制御、及びパラメータの設定はマイクロプロセッサ
5で行われる。なお、図1ではバッファコントロール部
30、ECC処理部31、電源部32は不図示としてい
る。
【0013】図2はマイクロプロセッサ5に構築されて
いるプログラムの構成を示した概念図である。ここで
は、リアルタイムモニタ(リアルタイムOSと同義)を
ベースとしたタスク管理部の構成である。例えば、ホス
トコンピュータ17から記録の指令があると、図中の入
出力タスクの優先順位が高く設定(イベントによって指
定される)され、入出力タスクが起動される。入出力タ
スクでは、入出力制御部1によってコマンドを受け取
り、動作を行い、マイクロプロセッサ5でコマンドを受
け取る。この時、他のタスクは待機もしくは、停止状態
となる。フォーカス/トラッキング等のサーボ制御は、
この時割り込み処理にて、時分割で平行して処理され
る。入出力処理が終了すると、入出力タスクの優先順位
が下がり、他の優先順位の高いタスクが代わりに起動さ
れる。本実施例では、記録/再生するデータの制御や、
ロード/イジェクト制御、装置のエラー処理、サーボ系
の自動調整、信号処理系の自動調整などをタスク管理で
実行し、光学ヘッドの位置制御、シーク制御などのサー
ボ制御は、時分割な処理形態で見かけ上タスク実行と並
行して実行される。
【0014】次に、上記実施例の起動時における動作に
ついて説明する。まず、装置の電源が投入されると、マ
イクロプロセッサ5では様々なイニシャライズやイニシ
ャルチェックが行われ、このとき装置本体に光磁気ディ
スク16が装着されているか否かもチェックされる。も
し、このとき光磁気ディスク16が装着されていればデ
ィスク回転機構9によってディスク16を回転させ、以
下所定の手順に従って装置の立ち上げ処理が行われる。
一方、電源投入時にディスク16が装着されていなけれ
ば、ユーザによってディスク16がセットされるのを待
って、ディスク16の回転や立ち上げ処理が行われる。
いずれにしても、ディスク16が装着されたら、ディス
ク16を回転させて装置の立ち上げが行われる。
【0015】装置の立ち上げに際しては、まず光学系1
4内に設けられた光源の半導体レーザを点灯し、次いで
光学系14内の対物レンズをフォーカス方向に移動させ
てフォーカスサーボの引き込みが行われる。このフォー
カスサーボを引き込んだ際に詳しく後述するようにフォ
ーカスオフセットの自動調整が行われる。一般に、光磁
気ディスク装置では、光ビームを対物レンズで微小光ス
ポットに絞り込んでディスク上に照射するので、光ビー
ムが絞り込まれている状態では、トラッキング誤差信
号、情報再生信号の振幅は大きくなる。これに対し、デ
フォーカスして光ビームが広がると、トラッキング誤差
信号、情報再生信号の振幅は小さくなってしまう。本実
施例では、この特性を利用してフォーカスセットの自動
調整が行われる。また、一般に光学系の収差によってト
ラッキング誤差信号が最大振幅となるフォーカスポイン
トと、情報再生信号が最大振幅となるフォーカスポイン
トは若干ずれを生じる。よって、フォーカスオフセット
の調整を行う場合は、トラッキング誤差信号によって粗
調整を行ってトラッキングサーボがかかる状態とし、そ
の後情報再生信号によって微調整を行うものとする。
【0016】フォーカスサーボが引き込まれると、マイ
クロプロセッサ5では、A/D,D/A変換部11によ
って誤差検出器13からトラッキング誤差信号を取り込
み、光ビームのトラック横断時のトラッキング誤差信号
の振幅及びそのオフセットを測定する。このとき、マイ
クロプロセッサ5はフォーカスサーボループに対して何
種類かのオフセットを順次加えていって、その都度トラ
ッキング誤差信号の振幅を検出し、トラッキング誤差信
号の振幅が最も大きくなるフォーカスオフセットを検索
する。つまり、これが前述のようなトラッキング誤差信
号によるフォーカスオフセットの粗調整である。
【0017】次に、トラッキングサーボループをオンし
て光磁気ディスク16に記録されている信号を再生す
る。光磁気ディスク16には、記録セクタ毎にヘッダー
部と呼ばれるアドレス情報などが記録され、ISO規格
のディスクなどにはフォーカスオフセット調整用として
比較的高い周波数の信号が特定領域に記録されている。
このアドレス情報やフォーカスオフセット調整用の信号
を利用してフォーカスオフセットの微調整及び信号処理
部15における再生信号振幅のゲイン調整(パラメータ
設定)が行われる。
【0018】図3はマイクロプロセッサ5と信号処理部
15の構成を詳細に示したブロック図である。この中の
マイクロプロセッサ5はフォーカスオフセット調整機能
をブロック図で示している。図3において、誤差検出部
13で得られたフォーカス誤差信号及びトラッキング誤
差信号はA/D変換部11aでマイクロプロセッサ5に
取り込まれる。図3のA/D変換部11a及びD/A変
換部11bは図1のA/D,D/A変換部11の中に設
けられている。フォーカス誤差信号はフォーカス誤差ブ
ロック105、加算点111、位相補償部108、サー
ボゲイン可変部106を経てD/A変換部11bに出力
され、更にD/A変換部11bでアナログ信号に変換さ
れてから図示しないドライバに出力されてアクチュエー
タ12a内のフォーカスアクチュエータを駆動するよう
に構成されている。以上の誤差検出部13からフォーカ
スアクチュエータまでの構成要素によってフォーカスサ
ーボループが構成され、光学系14内の対物レンズをフ
ォーカス方向に変位させることで、光スポットのフォー
カス制御が行われる。
【0019】一方、トラッキング誤差信号はトラッキン
グ誤差ブロック116を介して自動調整コントロール部
110に送られる。自動調整コントロール部110で
は、マイクロプロセッサ5内の各部のシーケンス制御、
フォーカスオフセットの調整のための演算処理などが行
われる。メモリ部115は自動調整コントロール部11
0の処理に必要なデータの記憶に用いられる。
【0020】光学系14からの情報再生信号は信号処理
部15に入力される。この情報再生信号は、前述のよう
なアドレス情報やフォーカスオフセット調整用信号を再
生した再生信号である。信号処理部15は再生信号の振
幅を可変する再生信号振幅可変部112、再生信号の振
幅を検出する振幅検出部114、情報再生信号の波形等
化、2値化、クロック抽出などを行うデータセパレータ
113から構成されている。振幅検出部114で検出さ
れた再生信号振幅はA/D変換部11aでデジタル化さ
れ、再生信号振幅ブロック109を介して自動調整コン
トロール部110へ送られる。自動調整コントロール部
110では、先のフォーカスオフセットの調整のほかに
詳しく後述するように再生信号振幅可変部112のゲイ
ンを調整してパラメータの設定が行われる。
【0021】次に、マイクロプロセッサ5の具体的なフ
ォーカスオフセットの設定動作、及び信号処理部15に
おけるパラメータの設定動作について説明する。まず、
装置の起動時にフォーカスサーボを引き込む場合、誤差
検出部13で得られたフォーカス誤差信号とトラッキン
グ誤差信号はA/D変換部11aでマイクロプロセッサ
5に取り込まれる。このとき、トラッキングサーボはオ
フであるので、光ビームがトラックを横断したときのト
ラッキング誤差信号が得られる。フォーカス誤差信号は
デフォーカス量に対して図4に示すように変化し、点a
を目標としてフォーカス制御が行われる。
【0022】フォーカスオフセットを調整する場合、前
述のようにトラッキング誤差信号をもとにフォーカスオ
フセットの粗調整が行われる。この粗調整に際しては、
自動調整コントローラ部110ではオフセット印加部1
07に指示してオフセットを加算点111からフォーカ
スサーボループに印加し、そのときのトラッキング誤差
信号の振幅を検出する。そして、オフセットを増減して
トラッキング誤差信号が最大になるときのオフセットを
検出し、得られたオフセット値をオフセット印加部10
7から加算点111に印加して粗調整を終了する。こう
して粗調整を行うことにより、トラッキングサーボがか
けられる状態となる。
【0023】次に、トラッキングサーボをオンしてフォ
ーカスオフセットの微調整が行われる。微調整に際して
は、前述のようにアドレス情報やオフセット調整用領域
の情報が再生されて信号処理部15に送られる。そし
て、信号処理部15の振幅検出部114で振幅が検出さ
れ、得られた振幅値はA/D変換部11aでマイクロプ
ロセッサ5に取り込まれる。自動調整コントロール部1
10では、オフセット印加部107にセットされたオフ
セットを加算点111からフォーカスサーボループに印
加するように制御し、オフセットに対応して再生信号振
幅ブロック109から再生信号の振幅を検出する。
【0024】具体的に説明すると、まず印加されたオフ
セット電圧によりフォーカス誤差信号が図4に示すよう
にa1 の値をもったとする。この場合、情報再生信号は
デフォーカス量に応じて変化するので、再生された再生
信号も図5に示すようにa1の値を持つ。そこで、自動
調整コントロール部110ではオフセット印加部107
に指示して図4に示すようにa2 ,a3 …というように
順次オフセット電圧を増加していき、その都度再生信号
振幅レベルを検出する。これらのオフセットと再生信号
振幅は、その都度メモリ部115に格納される。情報再
生信号の振幅レベルとしては、図5に示すように予め所
定のスレッショールドレベルが決められており、自動調
整コントロール部110では再生信号振幅レベルがスレ
ッショールドレベルとなったときのオフセット、即ち図
4に示すフォーカス誤差信号のレベルを検出する。この
レベルは図4に示すようにオフセット量bとして求めら
れる。次いで、自動調整コントロール部110ではオフ
セット電圧を図4に示すようにa4 ,a5 ,a6 …とい
うように順次減少させていき、その都度再生信号振幅レ
ベルを検出する。もちろん、オフセットと再生信号振幅
はメモリ部115に格納される。そして、図5に示すよ
うにデフォーカス量の負側において再生信号レベルが再
生信号スレッショールドレベルになったときのフォーカ
ス誤差信号レベルを検出する。このレベルは図4のオフ
セット量cで求められる。
【0025】自動調整コントロール部110では得られ
たオフセット量b及びcをもとに設定すべきオフセット
を決定する。具体的には、自動調整コントロール部11
0はbとcの平均値を算出し、図4に示すように得られ
た平均値aをオフセットとして決定し、このオフセット
をオフセット印加部107にセットすることで、フォー
カスオフセットの微調整を終了する。こうしてサーボ系
におけるパラメータの設定が行われる。
【0026】次に、自動調整コントロール部110で
は、信号処理部15におけるパラメータの設定が行われ
る。即ち、自動調整コントロール部110では、このオ
フセットaに対応する再生信号振幅をメモリ部115か
ら読み出し、この再生信号振幅に基づいて信号処理部1
5の再生信号振幅可変部112のパラメータの設定を行
う。即ち、決定されたフォーカスオフセットに対応する
再生信号振幅をもとに再生信号の振幅が所定の振幅レベ
ルとなるように再生信号振幅可変部112のゲインの設
定が行われる。このように再生信号振幅が所定レベルと
なるようにゲインを設定することにより、再生データの
品位が保たれ、信頼性の高い情報再生を行うことができ
る。こうして信号処理部15におけるパラメータの設定
が終了し、装置起動時のサーボ系及び信号処理系のパラ
メータの設定は全て終了する。
【0027】本実施例では、フォーカスオフセットを変
化させたときの情報再生信号振幅に基づいてフォーカス
サーボにおけるオフセットを設定し、またこのフォーカ
スサーボの設定オフセットに対応する情報再生信号振幅
をもとに再生信号が所定レベルとなるように信号処理部
15のゲインを設定するので、サーボ系と信号処理系の
パラメータの設定を交互に繰り返し行う必要がなく、し
かもプロセッサ間の通信時間も不要であるので、2つの
系のパラメータを短時間、かつ高精度で設定することが
可能となる。また、1つのマイクロプロセッサ5でサー
ボ制御やパラメータの設定が行えるので、装置のコスト
を低減できるばかりでなく、開発効率も向上することが
可能となる。
【0028】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。この実施例では、まず自動調整コントロール部11
0はフォーカスサーボループにオフセットを印加し、そ
のときの再生信号振幅を検出する。そして、得られた再
生信号振幅に基づいて信号処理部15の再生信号振幅可
変部112にパラメータを設定する。つまり、再生信号
振幅をもとに再生信号の振幅が所定レベルとなるように
再生信号振幅可変部112のゲインを調整する。これに
より、再生信号は例えば1Vの一定レベルとなる。この
ときのパラメータは、そのとき印加したオフセットとと
もにメモリ部115に格納される。自動調整コントロー
ル部110では、オフセットを順次変えていって同様の
パラメータの設定が行われる。
【0029】例えば、印加したオフセットによってフォ
ーカス誤差信号が図4のa1 の値をもったとすると、情
報再生信号は図5のa1 の値、即ちaよりもやや高い値
をもつ。この振幅値をもとに前述のように再生信号振幅
可変部112のゲインの設定即ちパラメータの設定が行
われる。この場合、パラメータとしては図6にa1 で示
すようにaよりも小さな値となる。自動調整コントロー
ル110では、図4の如くオフセットをa2 ,a3 …と
いうように増加していき、その都度再生信号振幅を検出
して得られた値をもとに再生信号が所定レベルとなるよ
うに再生信号振幅可変部112のパラメータの設定を行
う。パラメータはメモリ部115に印加したオフセット
とともに記憶しておく。そして、このようにオフセット
を増加していき、図6に示すようにパラメータの値が予
め決められた規定のパラメータスレッショールド以上に
なったときのフォーカス誤差信号、即ち図4のbの値が
求められる。この値もメモリ部115に記憶しておく。
【0030】次に、自動調整コントロール部110で
は、図4のようにオフセットをa4 ,a5 ,a6 …とい
うように減少させていき、その都度再生信号の振幅を検
出して再生信号振幅可変部112のパラメータの設定を
行う。そして、図6に示すようにパラメータの値が規定
のパラメータスレッショールド以上になったときのフォ
ーカス誤差信号、即ち図4のcの値が求められる。この
値はメモリ部115に格納される。自動調整コントロー
ル部110では、得られたb、cの値から設定すべきオ
フセットを決定する。ここでも、先の実施例と同様にb
とcの平均値のaが設定すべきオフセットとして決定さ
れる。また、自動調整コントロール部110では、メモ
リ部115のデータから信号処理部15の再生信号振幅
可変部112のパラメータが最終的に設定される。即
ち、設定されたオフセット値aに対応するパラメータ
(図6のaの値)が最終的に信号処理部15の再生信号
振幅可変部112に設定される。
【0031】本実施例では、フォーカスオフセットを発
生させた状態においても、再生信号を一定値にすること
で、再生信号振幅の品位を向上することができ、調整の
ために自動調整コントロール部110で検出する再生信
号振幅の測定精度を著しく向上することができる。ま
た、これらの自動調整中は再生信号中に含まれるアドレ
ス情報の再生も常時行っており、このアドレス情報によ
るタイミングによって再生信号の振幅の測定タイミング
を生成したり、あるいは現在トラックがフォーカス調整
用領域であるかをアドレスによって判断している。つま
り、パラメータの設定に際しては、たとえデフォーカス
状態であっても情報再生信号が正しく再生される必要が
あるが、本実施例ではデフォーカス状態であっても再生
信号振幅を精度よく検出できるので、パラメータを高精
度で設定することができる。
【0032】また、本実施例では、再生信号振幅可変部
112に設定したパラメータをその都度メモり部115
に記憶しているが、最終的にオフセットを決定したとき
に、再生信号振幅を測定してパラメータを設定しなおす
ようにすれば、フォーカスオフセットを変化させるごと
にパラメータとオフセット値をメモリ部115に記憶さ
せる必要はない。この場合、メモリ部115が不要にな
る利点がある。
【0033】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。図7はフォーカスサーボゲインと情報再生信号振幅
の関係を示した図である。図7から明らかなように、図
5の情報再生信号のデフォーカス特性と同様にフォーカ
スサーボゲインが大きすぎても低すぎても情報再生信号
の振幅は低下してしまう。これは、サーボゲインが低い
とサーボの追従性が悪く、デフォーカスが生じやすいた
めであり、逆にサーボゲインが高いと、サーボループの
安定性が落ちて発振気味になり、やはりデフォーカスが
生じるためである。本実施例では、この関係を利用して
フォーカスオフセットの設定を行う。
【0034】具体的に説明すると、まず自動調整コント
ロール部110ではサーボゲイン可変部106に所定の
規定値のゲイン、例えばゲイン1倍を設定する。そし
て、このときの情報再生信号の振幅値を検出し、得られ
た振幅値を設定ゲインとともにメモリ部115に格納す
る。次いで、自動調整コントロール部110ではサーボ
ゲイン可変部106に先に設定したゲインよりも少し高
い、例えばゲイン1.1倍を設定する。このとき、設定
したゲインにより情報再生信号は図7のa1 の値をも
つ。この振幅値は設定したオフセットとともにメモリ部
115に記憶しておく。以下、同様にサーボゲイン可変
部106のゲインを段階的に増加していき、その都度情
報再生信号を検出すると、図7のように再生信号振幅は
2 ,a3 となる。ここで、自動調整コントロール部1
10ではこのようにゲインを増加していった場合に、再
生信号振幅が図7の予め決められた再生信号スレッショ
ールド以下になったときの設定ゲイン、即ち図7のbの
値が求められる。
【0035】次に、自動調整コントロール部110で
は、サーボゲイン可変部106のゲインを段階的に減少
させて、その都度再生信号振幅を検出する。ゲインと振
幅値は同様にメモリ部115に記憶させておく。このと
き、再生信号振幅は図7のようにa4 ,a5 ,a6 とな
り、自動調整コントロール部110では再生信号振幅が
再生信号スレッショールド以下になったときの設定ゲイ
ン、即ち図7のcの値が求められる。cの値もメモリ部
115に格納される。自動調整コントロール部110で
は、得られたbとcからサーボゲイン可変部106の設
定すべきゲインを決定し、このときも図7のようにbと
cの平均値aが設定すべきゲインとして決められる。
【0036】また、自動調整コントロール部110では
設定ゲインaに対応する再生信号振幅をメモリ部115
から読み出し、その値に基づいて信号処理部15の再生
信号振幅可変部112のゲインの設定を行う。即ち、設
定ゲインaに対応する再生信号振幅をもとに再生信号振
幅が所定値となるように再生信号振幅可変部112のゲ
インの設定、即ち信号処理部15におけるパラメータの
設定を行う。本実施例では、情報再生信号の振幅をもと
にフォーカスサーボループのゲインを設定するので、サ
ーボループの安定性の点からも最も情報再生信号品位を
高く維持することができる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、1つの演
算処理手段でサーボ系及び信号処理系のパラメータの設
定を同時に行うことが可能となり、しかもサーボ系と信
号処理系のパラメータの校正を交互に繰り返し行う必要
がなく、また演算処理手段の間の通信時間も不要である
ので、パラメータの校正時間を従来に比べて大幅に短縮
でき、かつパラメータを高精度で設定できるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学的情報記録再生装置の一実施例を
示した構成図である。
【図2】図1の実施例のプログラム構成を示した概念図
である。
【図3】図1の実施例におけるパラメータの自動調整の
ための装置を示したブロック図である。
【図4】デフォーカス量を変化させたときのフォーカス
誤差信号の変化を示した図である。
【図5】デフォーカス量を変化させたときの情報再生信
号の変化を示した図である。
【図6】デフォーカス量を変化させたときの信号処理部
のパラメータの変化を示した図である。
【図7】フォーカスサーボゲインを変化させたときの情
報再生信号の変化を示した図である。
【図8】従来の光磁気ディスク装置を示した構成図であ
る。
【符号の説明】
1 入出力制御部 2 バッファメモリ 5 マイクロプロセッサ 6 内蔵ROM 7 内蔵RAM 8 CPU 11 A/D,D/A変換部 12a,12b アクチュエータ 13 誤差検出器 14 光学系 15 信号処理部 106 サーボゲイン可変部 107 オフセット印加部 108 位相補償部 110 自動調整コントロール部 112 再生信号振幅可変部 113 データセパレータ 114 振幅検出部 115 メモリ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源から射出された光ビームを光学的情
    報記録媒体に照射することにより、前記記録媒体上に情
    報の記録及び/又は再生を行う光学的情報記録再生装置
    において、前記記録媒体から再生された再生信号を処理
    する信号処理手段と、前記光ビームのサーボ制御を行う
    と共に、該サーボ制御におけるパラメータの設定及び前
    記信号処理手段におけるパラメータの設定を行う演算処
    理手段とを有し、該演算処理手段はパラメータの設定を
    行う場合は、前記サーボ制御の状態を変化させたときの
    情報再生信号振幅に基づいてサーボ制御におけるパラメ
    ータを設定し、かつ該サーボ制御における設定パラメー
    タに対応する情報再生信号振幅に応じて前記信号処理手
    段のパラメータを設定することを特徴とする光学的情報
    記録再生装置。
  2. 【請求項2】 前記演算処理手段は、サーボ制御ループ
    に印加するオフセットを変化させたときの情報再生信号
    振幅に基づいてサーボ制御におけるパラメータを設定す
    ることを特徴とする請求項1に記載の光学的情報記録再
    生装置。
  3. 【請求項3】 前記演算処理手段は、サーボ制御ループ
    に印加するオフセットを変化させたときの前記信号処理
    手段のパラメータに基づいてサーボ制御におけるパラメ
    ータを設定することを特徴とする請求項1に記載の光学
    的情報記録再生装置。
  4. 【請求項4】 前記演算処理手段は、サーボ制御ループ
    のゲインを変化させたときの情報再生信号振幅に基づい
    てサーボ制御におけるパラメータを設定することを特徴
    とする請求項1に記載の光学的情報記録再生装置。
JP21983594A 1993-10-13 1994-09-14 光学的情報記録再生装置 Pending JPH0887752A (ja)

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JP21983594A JPH0887752A (ja) 1994-09-14 1994-09-14 光学的情報記録再生装置
ES94307427T ES2168289T3 (es) 1993-10-13 1994-10-11 Aparato de disco magneto-optico con microprocesador unico.
DE69429609T DE69429609T2 (de) 1993-10-13 1994-10-11 Magnetooptisches Plattengerät mit einem einzigen Mikroprozessor
EP94307427A EP0649134B1 (en) 1993-10-13 1994-10-11 Magnetooptical disc apparatus having single micro-processor
US08/321,616 US5699330A (en) 1993-10-13 1994-10-12 Magnetooptical disc apparatus having single micro-processor for controlling input/output processing of information by causing an interruption in the processing

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109074046A (zh) * 2016-05-17 2018-12-21 三菱电机株式会社 控制器系统

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109074046A (zh) * 2016-05-17 2018-12-21 三菱电机株式会社 控制器系统
CN109074046B (zh) * 2016-05-17 2021-07-13 三菱电机株式会社 控制器系统

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