JPH0887966A - 陰極線管用電子銃 - Google Patents
陰極線管用電子銃Info
- Publication number
- JPH0887966A JPH0887966A JP22192094A JP22192094A JPH0887966A JP H0887966 A JPH0887966 A JP H0887966A JP 22192094 A JP22192094 A JP 22192094A JP 22192094 A JP22192094 A JP 22192094A JP H0887966 A JPH0887966 A JP H0887966A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- connector
- electron gun
- ray tube
- cathode ray
- grid electrode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 コネクタ26A、26B自体に充分な弾性力
を持たせ、電子銃11の組立作業時のハンドリングによ
るコネクタ26A、26Bの変形を防止するようにした
陰極線管用電子銃を提供する。 【構成】 陰極構体13R、13G、13Bと、陰極構
体13R、13G、13Bから放出される電子ビームの
放射方向に順次配設され、ビードガラス20によって支
持される複数のグリッド電極14乃至17、18A、1
8B、19と、複数の接続ピン25A、25Bが立設さ
れているステム24と、ステム24の接続ピン25A、
25Bとそれに対応するグリッド電極18B、16とを
電気的に連結するコネクタ26A、26Bとを有する陰
極線管用電子銃において、コネクタ26A、26Bを弾
性復元力の大きなバネ用ステンレスで構成した。
を持たせ、電子銃11の組立作業時のハンドリングによ
るコネクタ26A、26Bの変形を防止するようにした
陰極線管用電子銃を提供する。 【構成】 陰極構体13R、13G、13Bと、陰極構
体13R、13G、13Bから放出される電子ビームの
放射方向に順次配設され、ビードガラス20によって支
持される複数のグリッド電極14乃至17、18A、1
8B、19と、複数の接続ピン25A、25Bが立設さ
れているステム24と、ステム24の接続ピン25A、
25Bとそれに対応するグリッド電極18B、16とを
電気的に連結するコネクタ26A、26Bとを有する陰
極線管用電子銃において、コネクタ26A、26Bを弾
性復元力の大きなバネ用ステンレスで構成した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管用電子銃に係
わり、特に、コネクタ部分の耐電圧特性の劣化の発生を
防ぎ、高い信頼性を有する陰極線管用電子銃に関する。
わり、特に、コネクタ部分の耐電圧特性の劣化の発生を
防ぎ、高い信頼性を有する陰極線管用電子銃に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、陰極線管用電子銃は、少なくと
も、陰極構体と、この陰極構体から放出される電子ビー
ムの放射方向に順次配設され、ビードガラスによって支
持される複数のグリッド電極と、複数の接続ピンが立設
されているステムと、これら接続ピンとそれに対応する
グリッド電極をそれぞれ電気的に連結する複数本のコネ
クタとで構成されている。
も、陰極構体と、この陰極構体から放出される電子ビー
ムの放射方向に順次配設され、ビードガラスによって支
持される複数のグリッド電極と、複数の接続ピンが立設
されているステムと、これら接続ピンとそれに対応する
グリッド電極をそれぞれ電気的に連結する複数本のコネ
クタとで構成されている。
【0003】そして、前記複数本のコネクタは、ステム
に立設されている複数の接続ピンと複数のグリッド電極
とを電気的に連結する際に、各グリッド電極の外周部分
を通るように配置構成されているもので、この場合に、
それぞれのコネクタは、他のいずれのグリッド電極にも
接触しないように、隣合うコネクタ同志が接触しないよ
うに、ガラス管体のネック部内壁に接触しないように配
置構成されている。
に立設されている複数の接続ピンと複数のグリッド電極
とを電気的に連結する際に、各グリッド電極の外周部分
を通るように配置構成されているもので、この場合に、
それぞれのコネクタは、他のいずれのグリッド電極にも
接触しないように、隣合うコネクタ同志が接触しないよ
うに、ガラス管体のネック部内壁に接触しないように配
置構成されている。
【0004】かかる配置構成を有するコネクタは、通
常、構成材料として、他の電極構成材料と同じようにス
テンレス(JIS規格のSUS310相当)や、ニッケ
ル(Ni)42%、残りが鉄(Fe)の組成をもつファ
ーニ等が用いられており、その形状も、両端部をプレス
整形によって平たくした細い線状のものや、両端部をプ
レス整形によって平たくした薄い板状のものからなって
いる。そして、これらコネクタの両端部は、ステムに立
設されている対応する接続ピンと対応するグリッド電極
にそれぞれ溶接によって接続固定されるものである。
常、構成材料として、他の電極構成材料と同じようにス
テンレス(JIS規格のSUS310相当)や、ニッケ
ル(Ni)42%、残りが鉄(Fe)の組成をもつファ
ーニ等が用いられており、その形状も、両端部をプレス
整形によって平たくした細い線状のものや、両端部をプ
レス整形によって平たくした薄い板状のものからなって
いる。そして、これらコネクタの両端部は、ステムに立
設されている対応する接続ピンと対応するグリッド電極
にそれぞれ溶接によって接続固定されるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】既知の陰極線管用電子
銃は、複数本のコネクタが限られた狭いスペース内で、
他のいずれのグリッド電極や、他のコネクタや、ガラス
管体のネック部内壁にそれぞれ接触しないような配置構
成にする必要があるため、各コネクタ自体の成形精度も
かなり高いものが要求される。
銃は、複数本のコネクタが限られた狭いスペース内で、
他のいずれのグリッド電極や、他のコネクタや、ガラス
管体のネック部内壁にそれぞれ接触しないような配置構
成にする必要があるため、各コネクタ自体の成形精度も
かなり高いものが要求される。
【0006】かかるコネクタ自体の成形精度は、通常の
プレス整形によって充分に得られるものであるが、この
コネクタを接続ピン及びグリッド電極にそれぞれ溶接す
る溶接作業時や、その後に行われる電子銃の各種の処理
作業時に、コネクタに何等かの物体が接触または衝突し
て外力が加わると、細い線状または薄い板状のコネクタ
は簡単に曲がってしまい、加わる外力が大きいときに
は、コネクタが変形するようになる。そして、コネクタ
の変形の度合いが比較的大きくなると、変形したコネク
タが他のグリッド電極や、他のコネクタや、ガラス管体
のネック部内壁のいずれかに接触するようになって、陰
極線管が絶縁不良を起こすという問題があり、また、接
触するに至らなくても、変形したコネクタが他のグリッ
ド電極や、他のコネクタや、ガラス管体のネック部内壁
のいずれかに近接した状態になれば、陰極線管の耐電圧
の劣化を招くという問題がある。
プレス整形によって充分に得られるものであるが、この
コネクタを接続ピン及びグリッド電極にそれぞれ溶接す
る溶接作業時や、その後に行われる電子銃の各種の処理
作業時に、コネクタに何等かの物体が接触または衝突し
て外力が加わると、細い線状または薄い板状のコネクタ
は簡単に曲がってしまい、加わる外力が大きいときに
は、コネクタが変形するようになる。そして、コネクタ
の変形の度合いが比較的大きくなると、変形したコネク
タが他のグリッド電極や、他のコネクタや、ガラス管体
のネック部内壁のいずれかに接触するようになって、陰
極線管が絶縁不良を起こすという問題があり、また、接
触するに至らなくても、変形したコネクタが他のグリッ
ド電極や、他のコネクタや、ガラス管体のネック部内壁
のいずれかに近接した状態になれば、陰極線管の耐電圧
の劣化を招くという問題がある。
【0007】このような問題に対処するため、複数本の
コネクタの表面をセラミックス等の絶縁体で被覆し、コ
ネクタ同志またはコネクタと他の部品との間の絶縁性を
確保する手段が、実開平2−91140号によって既に
提案されている。
コネクタの表面をセラミックス等の絶縁体で被覆し、コ
ネクタ同志またはコネクタと他の部品との間の絶縁性を
確保する手段が、実開平2−91140号によって既に
提案されている。
【0008】しかるに、前記実開平2−91140号の
提案のように、コネクタの表面をセラミックス等の絶縁
体で被覆すれば、コネクタの絶縁性を確保することはで
きるものの、コネクタの表面にセラミックス等の絶縁体
を被覆する場合に、被覆の形成に多くの手間を必要と
し、しかも、被覆が欠落したときには陰極線管内に不要
なゴミが増えるという別の問題がある。
提案のように、コネクタの表面をセラミックス等の絶縁
体で被覆すれば、コネクタの絶縁性を確保することはで
きるものの、コネクタの表面にセラミックス等の絶縁体
を被覆する場合に、被覆の形成に多くの手間を必要と
し、しかも、被覆が欠落したときには陰極線管内に不要
なゴミが増えるという別の問題がある。
【0009】本発明は、かかる問題点を全て解決するも
のであって、その目的は、コネクタ自体に充分な弾性力
を持たせ、電子銃の組立作業時のハンドリングによるコ
ネクタの変形を防止するようにした陰極線管用電子銃を
提供することにある。
のであって、その目的は、コネクタ自体に充分な弾性力
を持たせ、電子銃の組立作業時のハンドリングによるコ
ネクタの変形を防止するようにした陰極線管用電子銃を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、陰極構体と、前記陰極構体から放出され
る電子ビームの放射方向に順次配設され、ビードガラス
によって支持される複数のグリッド電極と、複数の接続
ピンが立設されているステムと、前記ステムの接続ピン
とそれに対応するグリッド電極とを電気的に連結するコ
ネクタとを有する陰極線管用電子銃において、前記コネ
クタをバネ用ステンレスで構成した手段を備える。
に、本発明は、陰極構体と、前記陰極構体から放出され
る電子ビームの放射方向に順次配設され、ビードガラス
によって支持される複数のグリッド電極と、複数の接続
ピンが立設されているステムと、前記ステムの接続ピン
とそれに対応するグリッド電極とを電気的に連結するコ
ネクタとを有する陰極線管用電子銃において、前記コネ
クタをバネ用ステンレスで構成した手段を備える。
【0011】
【作用】前記手段においては、ステムの接続ピンとグリ
ッド電極とを電気的に連結するコネクタを、弾性の大き
な金属、即ち、バネ用ステンレスで構成している。
ッド電極とを電気的に連結するコネクタを、弾性の大き
な金属、即ち、バネ用ステンレスで構成している。
【0012】かかる構成による前記手段によれば、電子
銃の組立作業時のハンドリングにより、コネクタに外力
が加わり、それによってコネクタが一時的に変形したと
しても、コネクタ自身の大きな弾性によって容易に復元
するようになり、コネクタに変形状態が残留しない。こ
のため、コネクタが他のグリッド電極や、他のコネクタ
や、ガラス管体のネック部内壁等に接触または近接する
ことがなく、コネクタ部分の耐電圧特性の劣化の発生を
防いで、高い信頼性を有する陰極線管用電子銃を得るこ
とができる。
銃の組立作業時のハンドリングにより、コネクタに外力
が加わり、それによってコネクタが一時的に変形したと
しても、コネクタ自身の大きな弾性によって容易に復元
するようになり、コネクタに変形状態が残留しない。こ
のため、コネクタが他のグリッド電極や、他のコネクタ
や、ガラス管体のネック部内壁等に接触または近接する
ことがなく、コネクタ部分の耐電圧特性の劣化の発生を
防いで、高い信頼性を有する陰極線管用電子銃を得るこ
とができる。
【0013】また、前記手段によれば、電子銃に組み込
む前であっても、コネクタ自体が変形し難いものである
ため、部品としてのコネクタの取扱いが大幅に楽にな
り、自動化等に適した量産性の高い陰極線管用電子銃を
得ることができる。
む前であっても、コネクタ自体が変形し難いものである
ため、部品としてのコネクタの取扱いが大幅に楽にな
り、自動化等に適した量産性の高い陰極線管用電子銃を
得ることができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
説明する。
【0015】図1は、本発明による電子銃が使用される
カラー陰極線管の構成の一例を示す概要断面構成図であ
る。
カラー陰極線管の構成の一例を示す概要断面構成図であ
る。
【0016】図1において、1はパネル部、2はファン
ネル部、3はネック部、4は螢光面、5はシャドウマス
ク、6は磁気シールド、7は偏向ヨーク、8はピュリテ
イ調整用マグネット、9はセンタービームスタティック
コンバーゼンス調整用マグネット、10はサイドビーム
スタティックコンバーゼンス調整用マグネット、11は
本発明による電子銃、12は電子ビームである。
ネル部、3はネック部、4は螢光面、5はシャドウマス
ク、6は磁気シールド、7は偏向ヨーク、8はピュリテ
イ調整用マグネット、9はセンタービームスタティック
コンバーゼンス調整用マグネット、10はサイドビーム
スタティックコンバーゼンス調整用マグネット、11は
本発明による電子銃、12は電子ビームである。
【0017】そして、カラー陰極線管を構成するガラス
管体は、前側に配置されたパネル部1と、電子銃11を
収納しているネック部3と、パネル部1及びネック部3
の中間に配置されたファンネル部2とからなっている。
パネル部1は、その内面に螢光面4が配置形成され、こ
の螢光面4に対向してシャドウマスク5が配置される。
パネル部1とファンネル部2の結合部分の内側に磁気シ
ールド6が配置され、ファンネル部2とネック部3の結
合部分の外側に偏向ヨーク7が設けられる。ネック部3
の外側に、ピュリテイ調整用マグネット8、センタービ
ームスタティックコンバーゼンス調整用マグネット9、
サイドビームスタティックコンバーゼンス調整用マグネ
ット10が並設配置され、電子銃11から放射された3
本の電子ビーム12(図1では1本だけが示されてい
る)は、偏向ヨーク7で所定方向に偏向された後、シャ
ドウマスク5を通して螢光面4における対応する画素に
到達するように構成されている。
管体は、前側に配置されたパネル部1と、電子銃11を
収納しているネック部3と、パネル部1及びネック部3
の中間に配置されたファンネル部2とからなっている。
パネル部1は、その内面に螢光面4が配置形成され、こ
の螢光面4に対向してシャドウマスク5が配置される。
パネル部1とファンネル部2の結合部分の内側に磁気シ
ールド6が配置され、ファンネル部2とネック部3の結
合部分の外側に偏向ヨーク7が設けられる。ネック部3
の外側に、ピュリテイ調整用マグネット8、センタービ
ームスタティックコンバーゼンス調整用マグネット9、
サイドビームスタティックコンバーゼンス調整用マグネ
ット10が並設配置され、電子銃11から放射された3
本の電子ビーム12(図1では1本だけが示されてい
る)は、偏向ヨーク7で所定方向に偏向された後、シャ
ドウマスク5を通して螢光面4における対応する画素に
到達するように構成されている。
【0018】前記構成によるカラー陰極線管における動
作、即ち、画像表示動作は、既知のカラー陰極線管にお
ける画像表示動作と全く同じであるので、このカラー陰
極線管における画像表示動作については、その説明を省
略する。
作、即ち、画像表示動作は、既知のカラー陰極線管にお
ける画像表示動作と全く同じであるので、このカラー陰
極線管における画像表示動作については、その説明を省
略する。
【0019】続く、図2は、図1に図示のカラー陰極線
管における電子銃部分の構成を示す一部断面構成図であ
って、(a)は電子銃部分の全体を示す構成図であり、
(b)はそのA−A’線部分の断面図である。
管における電子銃部分の構成を示す一部断面構成図であ
って、(a)は電子銃部分の全体を示す構成図であり、
(b)はそのA−A’線部分の断面図である。
【0020】図2(a)、(b)において、13Rは赤
色(R)用陰極構体、13Gは緑色(G)用陰極構体、
13Bは青色(B)用陰極構体、14は第1のグリッド
電極(G1電極)、15は第2のグリッド電極(G2電
極)、16は第3のグリッド電極(G3電極)、17は
第4のグリッド電極(G4電極)、18Aは一方の第5
のグリッド電極(G5−1電極)、18Bは他方の第5
のグリッド電極(G5−2電極)、19は第6のグリッ
ド電極(G6電極)、20はビードガラス、21はシー
ルドカップ、22はコンタクトばね、23はカーボン
膜、24はステム、25Aは第1の接続ピン、25Bは
第2の接続ピン、26Aは第1のコネクタ、26Bは第
2のコネクタであり、その他、図1に示された構成要素
と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
色(R)用陰極構体、13Gは緑色(G)用陰極構体、
13Bは青色(B)用陰極構体、14は第1のグリッド
電極(G1電極)、15は第2のグリッド電極(G2電
極)、16は第3のグリッド電極(G3電極)、17は
第4のグリッド電極(G4電極)、18Aは一方の第5
のグリッド電極(G5−1電極)、18Bは他方の第5
のグリッド電極(G5−2電極)、19は第6のグリッ
ド電極(G6電極)、20はビードガラス、21はシー
ルドカップ、22はコンタクトばね、23はカーボン
膜、24はステム、25Aは第1の接続ピン、25Bは
第2の接続ピン、26Aは第1のコネクタ、26Bは第
2のコネクタであり、その他、図1に示された構成要素
と同じ構成要素については同じ符号を付けている。
【0021】そして、電子銃11は、3個の陰極構体1
3R、13G、13Bが水平に並んで配置された、いわ
ゆる、インライン型の電子銃を構成している。各グリッ
ド電極14乃至19は、3個の陰極構体10R、10
G、10B側から第1のグリッド電極(G1電極)1
4、第2のグリッド電極(G2電極)15、第3のグリ
ッド電極(G3電極)16、第4のグリッド電極(G4
電極)17、一方の第5のグリッド電極(G5−1電
極)18A、他方の第5のグリッド電極(G5−2電
極)18B、第6のグリッド電極(G6電極)19の順
に配置され、ビードガラス20によって所定の間隔を保
つように固定配置される。第6のグリッド電極19には
この第6のグリッド電極19と同電位に保持されたシー
ルドカップ21が続けて配置される。シールドカップ2
1の端部にコンタクトばね22が固定され、コンタクト
ばね22はファンネル部2の内壁とネック部3の内面と
の間に塗布されたカーボン膜23に導電接続される。
3R、13G、13Bが水平に並んで配置された、いわ
ゆる、インライン型の電子銃を構成している。各グリッ
ド電極14乃至19は、3個の陰極構体10R、10
G、10B側から第1のグリッド電極(G1電極)1
4、第2のグリッド電極(G2電極)15、第3のグリ
ッド電極(G3電極)16、第4のグリッド電極(G4
電極)17、一方の第5のグリッド電極(G5−1電
極)18A、他方の第5のグリッド電極(G5−2電
極)18B、第6のグリッド電極(G6電極)19の順
に配置され、ビードガラス20によって所定の間隔を保
つように固定配置される。第6のグリッド電極19には
この第6のグリッド電極19と同電位に保持されたシー
ルドカップ21が続けて配置される。シールドカップ2
1の端部にコンタクトばね22が固定され、コンタクト
ばね22はファンネル部2の内壁とネック部3の内面と
の間に塗布されたカーボン膜23に導電接続される。
【0022】各グリッド電極14乃至19は、第1及び
第2のコネクタ26A、26Bを介してそれれぞれステ
ム24に設けられた第1の接続ピン25A及び第2の接
続ピン25Bに電気的に接続される。この場合、本実施
例の電子銃11は、U−BPF(Uni Potent
ial Focusing)型多段レンズ構成のもので
あるので、第2のグリッド電極15と第4のグリッド電
極17、及び、第3のグリッド電極16と一方の第5の
グリッド電極18Aは、いずれも電極側において共通接
続されており、第2のグリッド電極15と第4のグリッ
ド電極17に1本のコネクタ(図示なし)が接続され、
第3のグリッド電極16と一方の第5のグリッド電極1
8Aに1本の第2のコネクタ26Bが接続される。ま
た、他方の第5のグリッド電極18Bと第6のグリッド
電極19との間には主レンズが形成されるとともに、一
方の第5のグリッド電極18Aと他方の第5のグリッド
電極18Bとの間には静電4重極レンズが形成され、こ
の静電4重極レンズによって水平方向の偏向収差をダイ
ナミックに補正する、いわゆるダイナミックフォーカス
の機能が達成される。
第2のコネクタ26A、26Bを介してそれれぞれステ
ム24に設けられた第1の接続ピン25A及び第2の接
続ピン25Bに電気的に接続される。この場合、本実施
例の電子銃11は、U−BPF(Uni Potent
ial Focusing)型多段レンズ構成のもので
あるので、第2のグリッド電極15と第4のグリッド電
極17、及び、第3のグリッド電極16と一方の第5の
グリッド電極18Aは、いずれも電極側において共通接
続されており、第2のグリッド電極15と第4のグリッ
ド電極17に1本のコネクタ(図示なし)が接続され、
第3のグリッド電極16と一方の第5のグリッド電極1
8Aに1本の第2のコネクタ26Bが接続される。ま
た、他方の第5のグリッド電極18Bと第6のグリッド
電極19との間には主レンズが形成されるとともに、一
方の第5のグリッド電極18Aと他方の第5のグリッド
電極18Bとの間には静電4重極レンズが形成され、こ
の静電4重極レンズによって水平方向の偏向収差をダイ
ナミックに補正する、いわゆるダイナミックフォーカス
の機能が達成される。
【0023】この場合、本実施例においては、電子銃1
1に用いられている全てのコネクタ26A、26Bに
は、弾性の大きな金属材料、即ち、バネ用ステンレスで
構成されたコネクタ26A、26Bが用いられている。
そして、本実施例に用いられるコネクタのバネ用ステン
レスとしては、溶接が容易であるとの観点から、JIS
規格のSUS302等のバネ用ステンレス鋼線が好まし
い。
1に用いられている全てのコネクタ26A、26Bに
は、弾性の大きな金属材料、即ち、バネ用ステンレスで
構成されたコネクタ26A、26Bが用いられている。
そして、本実施例に用いられるコネクタのバネ用ステン
レスとしては、溶接が容易であるとの観点から、JIS
規格のSUS302等のバネ用ステンレス鋼線が好まし
い。
【0024】一般に、他方の第5のグリッド電極18B
に接続される第1のコネクタ26Aは、長さがそれ以外
のグリッド電極14、15、16等に接続される第2の
コネクタ26B等の長さに比べてかなり長くなっている
ので、電子銃11の組立作業時のハンドリング等による
外力が加わり易く、その外力によって変形することがあ
る。勿論、第1のコネクタ26Aよりも長さの短い第2
のコネクタ26B等においても、その径に比べて長さが
かなり長いので、同様な外力が加われば、容易に変形す
ることがある。
に接続される第1のコネクタ26Aは、長さがそれ以外
のグリッド電極14、15、16等に接続される第2の
コネクタ26B等の長さに比べてかなり長くなっている
ので、電子銃11の組立作業時のハンドリング等による
外力が加わり易く、その外力によって変形することがあ
る。勿論、第1のコネクタ26Aよりも長さの短い第2
のコネクタ26B等においても、その径に比べて長さが
かなり長いので、同様な外力が加われば、容易に変形す
ることがある。
【0025】ところで、前記構成による本実施例におい
ては、第1のコネクタ26Aや第2のコネクタ26B等
を弾性の大きな金属、即ち、バネ用ステンレスで構成す
るようにしているので、電子銃の組立作業時のハンドリ
ング等において外力が加わり、その外力によって第1の
コネクタ26Aまたは第2のコネクタ26B等が一時的
に変形したとしても、バネ用ステンレスの復元力によっ
て前記変形が解除され、所定のコネクタ配置位置を維持
できるものである。
ては、第1のコネクタ26Aや第2のコネクタ26B等
を弾性の大きな金属、即ち、バネ用ステンレスで構成す
るようにしているので、電子銃の組立作業時のハンドリ
ング等において外力が加わり、その外力によって第1の
コネクタ26Aまたは第2のコネクタ26B等が一時的
に変形したとしても、バネ用ステンレスの復元力によっ
て前記変形が解除され、所定のコネクタ配置位置を維持
できるものである。
【0026】そして、外力が加わった第1のコネクタ2
6Aまたは第2のコネクタ26B等を有する電子銃11
をカラー陰極線管のネック部3に封止させたとしても、
このカラー陰極線管の動作時に、当該第1のコネクタ2
6Aまたは第2のコネクタ26B等が他のグリッド電極
や、他のコネクタや、ネック部3内壁等に接触または近
接することがなく、当該コネクタ部分の耐電圧特性の劣
化の発生を防ぎ、高い信頼性を有する陰極線管用電子銃
を得ることができる。
6Aまたは第2のコネクタ26B等を有する電子銃11
をカラー陰極線管のネック部3に封止させたとしても、
このカラー陰極線管の動作時に、当該第1のコネクタ2
6Aまたは第2のコネクタ26B等が他のグリッド電極
や、他のコネクタや、ネック部3内壁等に接触または近
接することがなく、当該コネクタ部分の耐電圧特性の劣
化の発生を防ぎ、高い信頼性を有する陰極線管用電子銃
を得ることができる。
【0027】また、本実施例においては、第1のコネク
タ26Aまたは第2のコネクタ26B等を電子銃11に
組み込む前であっても、当該コネクタ26A、26B
は、その豊富な弾性復元力によって変形し難くなってい
るため、部品としての当該コネクタ26A、26Bの取
扱いが大幅に楽になり、自動化等に適した量産性の高い
陰極線管用電子銃を得ることができる。
タ26Aまたは第2のコネクタ26B等を電子銃11に
組み込む前であっても、当該コネクタ26A、26B
は、その豊富な弾性復元力によって変形し難くなってい
るため、部品としての当該コネクタ26A、26Bの取
扱いが大幅に楽になり、自動化等に適した量産性の高い
陰極線管用電子銃を得ることができる。
【0028】なお、本実施例においては、陰極線管とし
てインライン型電子銃11を備えたカラー陰極線管を用
いた例を挙げて説明しているが、本発明による陰極線管
は、インライン型電子銃11を備えたカラー陰極線管に
限られるものではなく、他の型の電子銃を備えたカラー
陰極線管や単色陰極線管にも同様に適用することができ
る。
てインライン型電子銃11を備えたカラー陰極線管を用
いた例を挙げて説明しているが、本発明による陰極線管
は、インライン型電子銃11を備えたカラー陰極線管に
限られるものではなく、他の型の電子銃を備えたカラー
陰極線管や単色陰極線管にも同様に適用することができ
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ステムの各接続ピンと対応するグリッド電極とを電気的
に連結するコネクタを、弾性の大きな金属、即ち、バネ
用ステンレスで構成するようにしているので、電子銃の
組立作業時のハンドリングにより、コネクタに外力が加
わり、それによってコネクタが一時的に変形したとして
も、コネクタ自身の大きな弾性によって容易に復元する
ようになり、コネクタに変形状態が残留しない。このた
め、コネクタが他のグリッド電極や、他のコネクタや、
ガラス管体のネック部内壁等に接触または近接すること
がなく、コネクタ部分の耐電圧特性の劣化の発生を防い
で、高い信頼性を有する陰極線管用電子銃が得られると
いう効果がある。
ステムの各接続ピンと対応するグリッド電極とを電気的
に連結するコネクタを、弾性の大きな金属、即ち、バネ
用ステンレスで構成するようにしているので、電子銃の
組立作業時のハンドリングにより、コネクタに外力が加
わり、それによってコネクタが一時的に変形したとして
も、コネクタ自身の大きな弾性によって容易に復元する
ようになり、コネクタに変形状態が残留しない。このた
め、コネクタが他のグリッド電極や、他のコネクタや、
ガラス管体のネック部内壁等に接触または近接すること
がなく、コネクタ部分の耐電圧特性の劣化の発生を防い
で、高い信頼性を有する陰極線管用電子銃が得られると
いう効果がある。
【0030】また、本発明によれば、電子銃に組み込む
前であっても、コネクタ自体が変形し難いものであるた
め、部品としてのコネクタの取扱いが大幅に楽になり、
自動化等に適した量産性の高い陰極線管用電子銃が得ら
れるという効果がある。
前であっても、コネクタ自体が変形し難いものであるた
め、部品としてのコネクタの取扱いが大幅に楽になり、
自動化等に適した量産性の高い陰極線管用電子銃が得ら
れるという効果がある。
【図1】本発明による電子銃が使用されるカラー陰極線
管の構成の一例を示す概略断面構成図である。
管の構成の一例を示す概略断面構成図である。
【図2】図1に図示のカラー陰極線管における電子銃部
分の構成を示す一部断面構成図である。
分の構成を示す一部断面構成図である。
1 パネル部 2 ファンネル部 3 ネック部 4 螢光面 5 シャドウマスク 6 磁気シールド 7 偏向ヨーク 8 ピュリテイ調整用マグネット 9 センタービームスタティックコンバーゼンス調整用
マグネット 10 サイドビームスタティックコンバーゼンス調整用
マグネット 11 電子銃 12 電子ビーム 13R 赤色(R)用陰極構体 13G 緑色(G)用陰極構体 13B 青色(B)用陰極構体 14 第1のグリッド電極(G1電極) 15 第2のグリッド電極(G2電極) 16 第3のグリッド電極(G3電極) 17 第4のグリッド電極(G4電極) 18A 一方の第5のグリッド電極(G5−1電極) 18B 他方の第5のグリッド電極(G5−2電極) 19 第6のグリッド電極(G6電極) 20 ビードガラス 21 シールドカップ 22 コンタクトばね 23 カーボン膜 24 ステム 25A 第1の接続ピン 25B 第2の接続ピン 26A 第1のコネクタ 26B 第2のコネクタ
マグネット 10 サイドビームスタティックコンバーゼンス調整用
マグネット 11 電子銃 12 電子ビーム 13R 赤色(R)用陰極構体 13G 緑色(G)用陰極構体 13B 青色(B)用陰極構体 14 第1のグリッド電極(G1電極) 15 第2のグリッド電極(G2電極) 16 第3のグリッド電極(G3電極) 17 第4のグリッド電極(G4電極) 18A 一方の第5のグリッド電極(G5−1電極) 18B 他方の第5のグリッド電極(G5−2電極) 19 第6のグリッド電極(G6電極) 20 ビードガラス 21 シールドカップ 22 コンタクトばね 23 カーボン膜 24 ステム 25A 第1の接続ピン 25B 第2の接続ピン 26A 第1のコネクタ 26B 第2のコネクタ
Claims (1)
- 【請求項1】 陰極構体と、前記陰極構体から放出され
る電子ビームの放射方向に順次配設され、ビードガラス
によって支持される複数のグリッド電極と、複数の接続
ピンが立設されているステムと、前記ステムの接続ピン
とそれに対応するグリッド電極とを電気的に連結するコ
ネクタとを有する陰極線管用電子銃において、前記コネ
クタをバネ用ステンレスで構成したことを特徴とする陰
極線管用電子銃。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22192094A JPH0887966A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 陰極線管用電子銃 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22192094A JPH0887966A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 陰極線管用電子銃 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0887966A true JPH0887966A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16774235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22192094A Pending JPH0887966A (ja) | 1994-09-16 | 1994-09-16 | 陰極線管用電子銃 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0887966A (ja) |
-
1994
- 1994-09-16 JP JP22192094A patent/JPH0887966A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0424888B1 (en) | Color cathode ray tube apparatus | |
| JPH0640471B2 (ja) | カラ−表示管 | |
| EP0469540A2 (en) | Electron gun for cathode-ray tube | |
| US4857796A (en) | Cathode-ray tube with electrostatic convergence means and magnetic misconvergence correcting mechanism | |
| JPH07226170A (ja) | カラー陰極線管用電子銃 | |
| CN1105394C (zh) | 带电子枪的图象显示装置及其所用的电子枪 | |
| JP3649744B2 (ja) | テンションマスクフレーム用ディテンションロッドアセンブリを有する陰極線管 | |
| US4217566A (en) | In-line type color picture tube apparatus | |
| JPH0887966A (ja) | 陰極線管用電子銃 | |
| JP3507493B2 (ja) | カラーcrt用中空チェーンリンク主レンズ設計 | |
| TW439082B (en) | Color cathode-ray tube | |
| US4933598A (en) | Cathode-ray tube with internal insulated electrical conductors | |
| US6294872B1 (en) | Cathode ray tube | |
| JPH0334239A (ja) | カラー映像管 | |
| US3619688A (en) | Electron gun with connector of alternate electrodes shielding intermediate electrode | |
| JP2595948B2 (ja) | 陰極線管 | |
| JPH04147545A (ja) | カラー受像管 | |
| JPH057721Y2 (ja) | ||
| JPH0451412Y2 (ja) | ||
| US6455999B1 (en) | Color picture tube | |
| JP2638836B2 (ja) | 陰極線管 | |
| JP2003331749A (ja) | カラー陰極線管 | |
| JPH09245666A (ja) | 陰極線管用電子銃 | |
| JPH054191Y2 (ja) | ||
| SU284738A1 (ru) | Телевизионная трубка для воспроизведения цветного изображения |