JPH0887967A - カラー陰極線管用電子銃 - Google Patents

カラー陰極線管用電子銃

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JPH0887967A
JPH0887967A JP22495794A JP22495794A JPH0887967A JP H0887967 A JPH0887967 A JP H0887967A JP 22495794 A JP22495794 A JP 22495794A JP 22495794 A JP22495794 A JP 22495794A JP H0887967 A JPH0887967 A JP H0887967A
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electrode
ray tube
color cathode
electron gun
cathode ray
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JP22495794A
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Inventor
Nobuaki Hiromitsu
延昭 廣光
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー陰極線管において、蛍光体スクリーン
面の全域においてスポット径を縮小し、高解像度を得
る。 【構成】 加速電極12と集束電極13の間に設けた付
加電極77及び集束電極13の2つの電極に、偏向角度
の増大にともなって電圧が変化するダイナミック電圧を
印加し、画面周辺部を走査する際にメインレンズ7の集
束作用を弱め、垂直方向におけるオーダーフォーカス化
減少を緩和すると共に、付加電極77により電子ビーム
の水平方向の径を拡大し、ビーム径の拡大によるメイン
レンズ7の集束作用の増大と、メインレンズ7自体の集
束作用の減少によるアンダーフォーカス化を相殺する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛍光体スクリーン面の
全域において高い解像度が得られるように構成したカラ
ー陰極線管用電子銃に関するものである。
【0002】
【従来の技術】3つの電子ビーム放射部を水平に配列し
た従来のインライン型電子銃の構成を図16及び図17
を用いて説明する。図16は従来のインライン型電子銃
1の垂直断面図である。図16に示すように、水平方向
に3つ配列された(図示せず)カソード18を囲むよう
に制御電極11が設けられ、その前方に加速電極12、
集束電極13、最終加速電極14が順に設けられてい
る。カソード18から出射された電子ビーム6は、制御
電極11及び加速電極12を通り、加速電極12と集束
電極13で形成されるプリフォーカスレンズ8により予
備集束を受け、さらに集束電極13と最終加速電極14
で形成されるメインレンズ7で細く絞られ、図17に示
すようなビームスポット21a・・・が蛍光体スクリー
ン面3に形成される。なお、集束電極13には、一定電
圧もしくは偏向電流に同期した変化する電圧のどちらか
一方が印加されている。
【0003】一般に、インライン型電子銃を用いたカラ
ー陰極線管では、セルフコンバーゼンス効果を得るた
め、水平偏向磁界をピンクッション状に、また垂直偏向
磁界をバレル状にそれぞれ歪せる。そのため、水平偏向
磁界及び垂直偏向磁界を通過した電子ビームの断面形状
は偏向磁界による収差の影響を受け、図17に示すよう
に、蛍光体スクリーン面3に形成されたスポット21
b、21c、21d等は非円形に歪む。特に、画面周辺
部23に生成されるスポット21cや21dは歪みが大
きい。このようなスポットの歪みを少なくするため、上
記インライン型電子銃1では、メインレンズ7に非点収
差を与えたり、電子ビーム6の形状を(図示しない)偏
向磁界による収差の影響を受けにくいような形状にする
などの考慮が行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のインライン型電
子銃1では、電子銃1から出射された電子ビーム6は、
蛍光体スクリーン面3に射突する前に、偏向磁界発生装
置(図示せず)により偏向され、強い偏向歪を受ける。
そのため、蛍光体スクリーン面3の画面周辺部では水平
偏向磁界により非点収差が生じ、図17に示すようなヘ
イズ20の発生により画面周辺部の解像度が著しく劣化
するという問題点を有していた。本発明は以上のような
問題点を解決するためになされたものであり、蛍光体ス
クリーン面の全域において高い解像度が得られるカラー
陰極線管用電子銃を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のカラー陰極線管用電子銃は、3つの陰極
と、制御電極と、加速電極と、集束電極と、最終加速電
極と、前記加速電極と前記集束電極の間に設けられた付
加電極とを具備し、偏向角度の増大にともない変化する
ダイナミック電圧を前記付加電極及び前記集束電極に印
加するように構成されている。または、本発明のカラー
陰極線管用電子銃は、3つの陰極と、制御電極と、加速
電極と、2つに分割された集束電極と、最終加速電極
と、前記分割された集束電極の間に設けられた付加電極
とを具備し、偏向角度の増大にともない変化するダイナ
ミック電圧を前記付加電極及び前記集束電極に印加する
ように構成されている。上記構成において、付加電極の
ビーム通過孔の水平断面形状と垂直断面形状とが異なる
ことが好ましい。また、上記構成において、付加電極を
2以上による電極板で構成し、集束電極側電極板は水平
断面形状と垂直断面形状とが異なるビーム通過孔を有
し、加速電極側電極板は集束電極側電極板のビーム通過
孔よりも小さい形状寸法のビーム通過孔を有することが
好ましい。また、上記構成において、制御電極及び加速
電極のビーム透過孔のうち少なくとも1つのビーム透過
孔は水平断面形状と垂直断面形状とが異なることが好ま
しい。また、上記構成において、集束電極の付加電極側
のビーム透過孔は水平断面形状と垂直断面形状とが異な
ることが好ましい。また、上記構成において、2つに分
割された集束電極の加速電極側のビーム透過孔は水平断
面形状と垂直断面形状とが異なることが好ましい。ま
た、上記構成において、2つに分割された集束電極の付
加電極側のビーム透過孔は水平断面形状と垂直断面形状
とが異なることが好ましい。また、上記構成において、
偏向角度の増加に伴い、3色の電子ビームのコンバーゼ
ンスのずれが発生した場合に、偏向磁界により補正する
ことが好ましい。または、上記構成において、偏向角度
が0の時に、付加電極に印加する電圧と、加速電極に印
加する電圧とが同じであることが好ましい。または、上
記構成において、偏向角度が0の時に、付加電極に印加
する電圧を、加速電極に印加する電圧よりも、常に一定
電位高くすることが好ましい。または、上記構成におい
て、偏向角度が0の時に、付加電極に印加する電圧を、
加速電極に印加する電圧よりも、常に一定電圧低くする
ことが好ましい。または、上記構成において、偏向角度
が0の時に、付加電極に印加する電圧を、加速電極に印
加する電圧とは無関係に設定することが好ましい。また
は、上記構成において、スクリーン中央部のビームスポ
ットにアスティグマを与えることが好ましい。
【0006】
【作用】このような好ましい構成によれば、画面周辺部
を走査する際、集束電極にダイナミック電圧を印加する
ことにより、メインレンズの集束作用が弱くなり、垂直
方向のオーバーフォーカス状態が最適フォーカス状態近
くに改善され、画面周辺部における垂直方向の解像度の
向上を図ることができる。また、付加電極にもダイナミ
ック電圧を印加することにより、付加電極のレンズ作用
により付加電極を通過する際、電子ビームの径が水平方
向に大きく拡大される。メインレンズによる集束作用が
一定である場合、水平方向のビーム径が大きい場合の方
がビーム径の小さい場合よりも、メインレンズによる強
い集束作用を受ける。そのため、ダイナミック電圧の印
加によるメインレンズの集束作用の弱化は、水平方向の
電子ビームの径の拡大による集束作用の強化により相殺
され、水平方向のアンダーフォーカス化が相殺され、水
平方向のの解像度の向上を図ることができる。結果的
に、画面全域での解像度を向上をすることができる。
【0007】付加電極のビーム通過孔の水平断面形状と
垂直断面形状とが異なるように構成することにより、付
加電極のレンズ作用が水平方向と垂直方向とで異なり、
電子ビームがメインレンズを通過する際、水平方向のビ
ーム径を大きくすることができ、水平方向のアンダーフ
ォーカス化を相殺することができる。同様に、付加電極
を2以上による電極板で構成し、集束電極側電極板は水
平断面形状と垂直断面形状とが異なるビーム通過孔を有
し、加速電極側電極板は集束電極側電極板のビーム通過
孔よりも小さい形状寸法のビーム通過孔を有するように
構成しても、同様の効果が得られる。また、制御電極及
び加速電極のビーム透過孔のうち少なくとも1つのビー
ム透過孔は水平断面形状と垂直断面形状とが異なるよう
に構成しても同様である。また、集束電極の付加電極側
のビーム透過孔は水平断面形状と垂直断面形状とが異な
るように構成しても同様である。また、2つに分割され
た集束電極の加速電極側のビーム透過孔は水平断面形状
と垂直断面形状とが異なるように構成しても同様であ
る。また、2つに分割された集束電極の付加電極側のビ
ーム透過孔は水平断面形状と垂直断面形状とが異なるよ
うに構成しても同様である。
【0008】また、偏向角度の増加に伴い、3色の電子
ビームのコンバーゼンスのずれが発生した場合に、偏向
磁界により補正することにより、周辺部でのスタティッ
クコンバーゼンスのずれを少なくすることができる。ま
た、付加電極に印加する電圧と、加速電極に印加する電
圧とを同じにすることにより、カラー陰極線管装置側の
供給電圧の種類を少なくすることができる。同様に、付
加電極に印加する電圧を、加速電極に印加する電圧より
も、常に一定電位高くし、または、常に一定電圧低くす
ることによってもカラー陰極線管装置側の供給電圧の種
類を少なくすることができる。同様に、付加電極に印加
する電圧を、加速電極に印加する電圧とは無関係に設定
することによっても、カラー陰極線管装置側の供給電圧
の種類を少なくすることができる。また、スクリーン中
央部のビームスポットにアスティグマを与えることによ
り、画面周辺部分を走査する際に付加電極及び集束電極
に印加するダイナミック電圧を低減することができる。
【0009】
【実施例】
(第1の実施例)本発明のカラー陰極線管用電子銃の好
適な第1の実施例を図面を参照しつつ説明する。図1は
第1の実施例に係るカラー陰極線管用電子銃の構成を示
す垂直断面図であり、図2はその水平断面図である。図
1及び図2において、第1の実施例の電子銃1は、水平
方向に配列された3個のカソード18と、カソード18
を囲むように設けられた制御電極11と、制御電極11
の前方に順に設けられた加速電極12、付加電極77、
集束電極13及び最終加速電極14等で構成されてい
る。加速電極12、付加電極77及び集束電極13は、
それぞれカソード18に対応して水平方向に配列された
3個のビーム通過孔を有している。
【0010】特に、付加電極77に設けられているビー
ム通過孔の形状を図3に例示する。図3において、(a
1)から(a6)まではそれぞれビーム通過孔の第1か
ら第6までの各例の断面形状を示し、(b1)から(b
6)まではそれぞれビーム通過孔の第1から第6までの
各例の正面形状を示す。(a1)及び(b1)は平板に
矩形(長手方向を水平方向とする長方形)のビーム通過
孔を設けた第1例を示す。(a2)及び(b2)は平板
に長軸を水平方向とする楕円形のビーム通過孔を設けた
第2例を示す。(a3)及び(b3)は矩形(略正方
形)のビーム通過孔の上下に突起を設けた第3例を示
す。(a4)及び(b4)は矩形(横長の長方形)のビ
ーム通過孔の上下に突起を設けた第4例を示す。(a
5)及び(b5)は略円形のビーム通過孔の上下に円弧
状の突起を設けた第5例を示す。(a6)及び(b6)
は略円形のビーム通過孔の上下に平板状の突起を設けた
第6例を示す。なお、ビーム通過孔の上下に突起を有す
る第3例から第6例までの各例では、突起の設けられて
いる面を加速電極12及び集束電極13のいずれの側に
面するように用いてもよい。
【0011】動作時に各電極に供給される代表的電位を
例示する。例えば、カソード18には50V〜250
V、制御電極11には0V、加速電極12には350V
〜1200V、付加電極77には200V〜2500
V、集束電極13には5500V〜9000V、最終加
速電極には23kV〜32kVの電圧をそれぞれ印加す
る。さらに、付加電極77及び集束電極13に、例えば
図4に示すような、偏向電流と同期するダイナミック電
圧を印加する。図4(a)及び(b)において、偏向電
流が0となる時、すなわち画面中央部を走査する時の付
加電極77の電圧をVapとし、集束電極13の電圧を
Vfcとする。このとき、付加電極77は電子ビームに
対する影響は小さいので、集束電極13の電圧Vfcと
最終加速電極14の電圧Vaとの間にVa−Vfcの電
位差が生じ、ここにメインレンズ7が生成される。各カ
ソード18から出射された3本の電子ビーム6は、メイ
ンレンズ7の作用により、蛍光体面3の画面中央部22
に最適フォーカス状態で集束される。
【0012】次に、走査位置が画面中央部22から画面
周辺部23に移動した場合、偏向電流の増加に伴い、付
加電極77に印加される電圧を図4(a)に示すように
Vap+Vdy1まで上昇する。また、集束電極13に
印加される電圧も図4(b)に示すようにVfc+Vd
y2まで上昇する。偏向電流が0の時、すなわち画面中
央部22を走査する場合と比較すると、加速電極12と
付加電極77の電位差がVdy1だけ大きくなる。付加
電極77の電位がVdy1だけ大きくなると、付加電極
77を通過する際、電子ビームの形状が水平方向に大き
く拡大される。メインレンズによる集束作用が一定であ
る場合、水平方向のビーム径が大きい場合の方がビーム
径の小さい場合よりも、メインレンズによる強い集束作
用を受ける。
【0013】同時に、集束電極13の電圧がVdy2だ
け高くなると、メインレンズ7の部分の電位差がVdy
2だけ小さくなり、メインレンズ7の集束作用が弱くな
る。メインレンズ7の集束作用が弱くなると、電子ビー
ムのビームスポットの変形に関しては、アンダーフォー
カス化する。メインレンズ7の集束作用の弱化により、
垂直方向のオーバーフォーカス状態が最適フォーカス状
態近くに改善される。一方、ダイナミック電圧の印加に
よるメインレンズ7の集束作用の弱化は、水平方向の電
子ビームの径の拡大による集束作用の強化により相殺さ
れる。その結果、水平方向のアンダーフォーカス化が相
殺される。また、ピンクッション状の水平偏向磁界によ
り電子ビームスポットが受ける歪に対して逆作用を持つ
ため、水平方向に長いスポット21c等の歪を低減する
ことができ、蛍光体面3の画面周辺部23においても、
径小にして真円に近いスポットを生成せしめることが可
能となる。
【0014】また、図5に示すような加速電極12と集
束電極13により形成されるプリフォーカスレンズ8に
より電子ビーム6を偏向し、スタテックコンバーゼンス
をとる方式では、付加電極77と共に集束電極13にダ
イナミック電圧を印加することにより、プリフォーカス
レンズ8の強度変化が少なくなる。そのため、集束電極
13にダイナミック電圧を印加しているにもかかわら
ず、スタテックコンバーゼンスのずれを少なくすること
ができる。
【0015】また、図6に示すようなメインレンズ7に
よりスタテックコンバーゼンスをとる方式では、ダイナ
ミック電圧が印加されたときメインレンズ7の強度が変
化するため、スタテックコンバーゼンスのずれが生じ
る。しかし、この問題は、ダイナミック電圧が印加され
たとき、すなわち、画面周辺部23に電子ビーム6を偏
向するとき、偏向による磁界強度をなすシステムにする
ことにより、画面周辺部23でのスタテックコンバーゼ
ンスのずれを少なくすることができる。
【0016】なお、インラインカラー陰極線管では、水
平偏向のみに同期するダイナミック電圧を印加するだけ
でも、画面周辺部23における解像度をかなり改善する
ことができる。しかし、より完全な効果を望む場合、垂
直偏向に同期したダイナミック電圧を重畳印加すればよ
い。
【0017】(第2の実施例)次に、本発明のカラー陰
極線管用電子銃の好適な第2の実施例を図面を参照しつ
つ説明する。なお、第2の実施例に係るカラー陰極線管
用電子銃の基本的構成は、上記第1の実施例に係るカラ
ー陰極線管用電子銃の構成と同様である。但し、制御電
極11又は加速電極12に設けられているビーム通過孔
の形状が、図7に示すように、水平方向断面及び垂直方
向断面において異なる形状を有するように構成されてい
る点が異なる。
【0018】図7において、(a)は、水平方向に3個
配列された略矩形開口を有する第1の電極板と、同じく
水平方向に3個配列された略円形開口を有する第2の電
極板を重ねて構成し、第1の電極板の方が第2の電極板
よりも垂直方向の幅が狭い第1例を示す。(b)は、水
平方向に3個配列された略矩形開口と、水平方向に3個
配列された略円形開口とが1つの電極板に設けられてい
るか、または上記第1例において、第1の電極板と第2
の電極板の大きさが実質的に同じである第2例を示す。
(c)は、1つの電極板に水平方向に略矩形開口が3個
配列された第3例を示す。(d)は、水平方向に3個配
列された略楕円形開口を有する第1の電極板と、同じく
水平方向に3個配列された大きさの小さい略楕円形開口
を有する第2の電極板を重ねて構成し、第1の電極板の
方が第2の電極板よりも垂直方向の幅が狭い第4例を示
す。(e)は、水平方向に3個配列された略楕円形開口
と、水平方向に3個配列された大きさの小さい略楕円形
開口とが1つの電極板に設けられているか、または上記
第4例において、第1の電極板と第2の電極板の大きさ
が実質的に同じである第5例を示す。(f)は、1つの
電極板に水平方向に略楕円形開口が3個配列された第6
例を示す。(g)は、水平方向を長手方向とする1つの
長方形開口を有する第1の電極板と、水平方向に3個配
列された略円形開口を有する第2の電極板を重ねて構成
し、第1の電極板の方が第2の電極板よりも垂直方向の
幅が狭い第7例を示す。(h)は、水平方向を長手方向
とする1つの長方形開口と、水平方向に3個配列された
略円形開口とが1つの電極板に設けられているか、また
は上記第7例において、第1の電極板と第2の電極板の
大きさが実質的に同じである第8例を示す。(i)は、
1つの電極板に水平方向を長手方向とする1つの長方形
開口が設けられた第9例を示す。
【0019】このように、制御電極11又は加速電極1
2に設けられているビーム通過孔の形状を、水平方向断
面及び垂直方向断面において異なる形状を有するように
構成することにより、メインレンズ7を通過する際の水
平方向の電子ビーム径が大きくなる。前述のとうり、電
子ビーム径が大きくなるとメインレンズ7による強い集
束作用を受けるため、画面周辺部23におけるアンダー
フォーカス化を相殺することができ、蛍光体面3の画面
周辺部23における径小で、かつ真円に近いスポットを
生成することが可能となる。
【0020】(第3の実施例)次に、本発明のカラー陰
極線管用電子銃の好適な第3の実施例を図面を参照しつ
つ説明する。なお、第3の実施例に係るカラー陰極線管
用電子銃の基本的構成は、上記第1の実施例に係るカラ
ー陰極線管用電子銃の構成と同様である。但し、集束電
極13の付加電極77側のビーム通過孔が、図8に示す
ような形状を有している点が異なる。
【0021】図8において、(a1)から(a6)まで
はそれぞれビーム通過孔の第1から第6までの各例の断
面形状を示し、(b1)から(b6)まではそれぞれビ
ーム通過孔の第1から第6までの各例の正面形状を示
す。(a1)及び(b1)は平板に矩形(長手方向を垂
直方向とする長方形)のビーム通過孔を設けた第1例を
示す。(a2)及び(b2)は平板に長軸を垂直方向と
する楕円形のビーム通過孔を設けた第2例を示す。(a
3)及び(b3)は矩形(略正方形)のビーム通過孔の
左右に突起を設けた第3例を示す。(a4)及び(b
4)は矩形(縦長の長方形)のビーム通過孔の左右に突
起を設けた第4例を示す。(a5)及び(b5)は略円
形のビーム通過孔の左右に円弧状の突起を設けた第5例
を示す。(a6)及び(b6)は略円形のビーム通過孔
の左右に平板状の突起を設けた第6例を示す。
【0022】このように構成することにより、水平方向
の電子ビーム径が大きくなり、メインレンズ7を通過す
る際、強い集束作用を受ける。そのため、画面周辺部2
3におけるアンダーフォーカス化を相殺することがで
き、蛍光体面3の画面周辺部23において、径小で、か
つ真円に近いビームスポットを生成することが可能とな
る。
【0023】(第4の実施例)次に、本発明のカラー陰
極線管用電子銃の好適な第4の実施例を図面を参照しつ
つ説明する。なお、第2の実施例に係るカラー陰極線管
用電子銃の基本的構成は、上記第3の実施例に係るカラ
ー陰極線管用電子銃の構成と同様である。但し、付加電
極77を2枚の電極板の張合わせ構造とし、図9及び図
10に示すように、ビーム通過孔の加速電極12側の形
状を位置規制の行える形状とし、また、集束電極13側
の電極を形状を水平方向及び垂直方向のレンズ作用が異
なるような形状とした点が異なる。
【0024】図9において、(a1)から(a6)まで
はそれぞれビーム通過孔の第1から第6までの各例の断
面形状を示し、(b1)から(b6)まではそれぞれビ
ーム通過孔の第1から第6までの各例の正面形状を示
す。また、図10において、(a1)から(a6)まで
はそれぞれビーム通過孔の第7から第12までの各例の
断面形状を示し、(b1)から(b6)まではそれぞれ
ビーム通過孔の第7から第12までの各例の正面形状を
示す。
【0025】図9において、(a1)及び(b1)は平
板状の第1の電極板に矩形(長手方向を水平方向とする
長方形)のビーム通過孔を設け、第2の電極板に略円形
のビーム通過孔を設けた第1例を示す。また、(a2)
及び(b2)は平板状の第1の電極板に矩形(長手方向
を水平方向とする長方形)のビーム通過孔を設け、第2
の電極板にも大きさの小さい矩形のビーム通過孔を設け
た第2例を示す。(a3)及び(b3)は第1の電極板
に矩形(略正方形)のビーム通過孔及びその上下に第2
の電極板とは反対方向の突起を設け、第2の電極板に略
円形のビーム通過孔を設けた第3例を示す。(a4)及
び(b4)は第1の電極板に矩形(略正方形)のビーム
通過孔及びその上下に第2の電極板方向の突起を設け、
第2の電極板に略円形のビーム通過孔を設けた第4例を
示す。(a5)及び(b5)は第1の電極板に矩形(長
手方向を水平方向とする長方形)のビーム通過孔及びそ
の上下に第2の電極板とは反対方向の突起を設け、第2
の電極板に略円形のビーム通過孔を設けた第5例を示
す。(a6)及び(b6)は第1の電極板に矩形(長手
方向を水平方向とする長方形)のビーム通過孔及びその
上下に第2の電極板方向の突起を設け、第2の電極板に
略円形のビーム通過孔を設けた第6例を示す。
【0026】また、図10において、(a1)及び(b
1)は第1の電極板に略円形のビーム通過孔及びその上
下に第2の電極板とは反対方向の円弧状の突起を設け、
第2の電極板に大きさの小さい略円形のビーム通過孔を
設けた第7例を示す。(a2)及び(b2)は第1の電
極板に略円形のビーム通過孔及びその上下に第2の電極
板方向の円弧状の突起を設け、第2の電極板に大きさの
小さい略円形のビーム通過孔を設けた第8例を示す。
(a3)及び(b3)は第1の電極板に略円形のビーム
通過孔及びその上下に第2の電極板とは反対方向の平板
状の突起を設け、第2の電極板に大きさの小さい略円形
のビーム通過孔を設けた第9例を示す。(a4)及び
(b4)は第1の電極板に略円形のビーム通過孔及びそ
の上下に第2の電極板方向の平板状の突起を設け、第2
の電極板に大きさの小さい略円形のビーム通過孔を設け
た第10例を示す。(a5)及び(b5)は第1の電極
板に長軸を水平方向とする楕円形のビーム通過孔を設
け、第2の電極板に大きさの小さい略円形のビーム通過
孔を設けた第11例を示す。(a6)及び(b6)は第
1の電極板に矩形(長手方向を水平方向とする長方形)
のビーム通過孔及びその上下に第2の電極板方向の突起
を設け、第2の電極板に長軸を水平方向とする楕円形の
ビーム通過孔を設けた第12例を示す。
【0027】このように構成することにより、水平方向
の電子ビーム径が大きくなり、メインレンズ7を通過す
る際、強い集束作用を受ける。そのため、画面周辺部2
3におけるアンダーフォーカス化を相殺することがで
き、蛍光体面3の画面周辺部23において、径小で、か
つ真円に近いビームスポットを生成することが可能とな
る。
【0028】(第5の実施例)次に、本発明のカラー陰
極線管用電子銃の好適な第5の実施例を図面を参照しつ
つ説明する。図11は、第5の実施例に係るカラー陰極
線管用電子銃の構成を示す断面図である。図11におい
て、この電子銃1は、カソード18と、制御電極11
と、加速電極12と、第1の集束電極15と、付加電極
77と、第2の集束電極16と、最終加速電極14とを
具備する。第1の集束電極15及び第2の集束電極16
には同一電圧が印加される。また、制御電極11及び加
速電極12のビーム透過孔のうち、少なくとも1つは、
水平方向の断面形状と垂直方向の断面形状が異なるよう
に形成されている。なお、各電極のビーム透過孔の形状
については、上記第1の実施例から第4の実施例までに
示されたような形状を有するように構成しても良い。
【0029】第1の実施例の場合と同様に、付加電極7
7及び集束電極13に、例えば図4に示すような、偏向
電流と同期するダイナミック電圧を印加する。偏向電流
が0となる時、すなわち画面中央部を操作する時、付加
電極77の電圧はVapであり、集束電極13の電圧は
Vfcである。このとき、付加電極77は電子ビームに
対する影響は小さいので、集束電極13の電圧Vfcと
最終加速電極14の電圧Vaとの間にVa−Vfcの電
位差が生じ、ここにメインレンズ7が生成される。各カ
ソード18から出射された3本の電子ビーム6は、メイ
ンレンズ7の作用により、蛍光体面3の画面中央部22
に最適フォーカス状態で集束される。
【0030】次に、走査位置が画面中央部22から画面
周辺部23に移動した場合、偏向電流の増加に伴い、付
加電極77に印加される電圧をVap+Vdy1まで上
昇する。また、第1の集束電極15及び第2の集束電極
16に印加される電圧もVfc+Vdy2まで上昇す
る。偏向電流が0の時、すなわち画面中央部22を走査
する場合と比較すると、加速電極12と第1の集束電極
15の電位差がVdy1だけ大きくなる。第1の集束電
極15の電位がVdy1だけ大きくなると、第1の集束
電極15を通過する際、電子ビームの形状が水平方向に
大きく拡大される。メインレンズによる集束作用が一定
である場合、水平方向のビーム径が大きい場合の方がビ
ーム径の小さい場合よりも、メインレンズによる強い集
束作用を受ける。
【0031】同時に、第2の集束電極16の電圧がVd
y2だけ高くなることにより、相対的に最終加速電極1
4との電位差がVdy2だけ減少し、その分メインレン
ズ7の集束作用が弱くなる。メインレンズ7の集束作用
が弱くなると、電子ビームのビームスポットの変形に関
しては、アンダーフォーカス化する。メインレンズ7の
集束作用の弱化により、垂直方向のオーバーフォーカス
状態が最適フォーカス状態近くに改善される。一方、ダ
イナミック電圧の印加によるメインレンズ7の集束作用
の弱化は、水平方向の電子ビームの径の拡大による集束
作用の強化により相殺される。その結果、水平方向のア
ンダーフォーカス化が相殺され、蛍光体面3の画面周辺
部23においても、径小にして真円に近いスポットを生
成せしめることが可能となる。
【0032】(第6の実施例)次に、本発明のカラー陰
極線管用電子銃の好適な第6の実施例を図面を参照しつ
つ説明する。図12は、第6の実施例に係るカラー陰極
線管用電子銃の構成を示す断面図である。図12におい
て、この電子銃1は、カソード18と、制御電極11
と、加速電極12と、第1の集束電極15と、付加電極
77と、第2の集束電極16と、最終加速電極14とを
具備する。第1の集束電極15及び第2の集束電極16
には同一電圧が印加される。
【0033】また、各電極のビーム透過孔に形状に関
し、以下の各条件のうち、少なくとも1つを満たしてい
る。 条件1:制御電極11及び加速電極12のビーム透過孔
のうち、少なくとも1つは水平断面形状と垂直断面形状
とが異なる。 条件2:付加電極77は、水平方向に長軸をおく3つの
横長ビーム通過孔を有する。 条件3:第1の集束電極15の付加電極77側のビーム
通過孔及び第2の集束電極16の付加電極77側のビー
ム通過孔の少なくとも1つは垂直方向に長軸をおく縦長
ビーム通過孔である。
【0034】第1の実施例の場合と同様に、付加電極7
7及び集束電極13に、例えば図4に示すような、偏向
電流と同期するダイナミック電圧を印加する。偏向電流
が0となる時、すなわち画面中央部を操作する時、付加
電極77の電圧はVapであり、集束電極13の電圧は
Vfcである。このとき、付加電極77は電子ビームに
対する影響は小さいので、集束電極13の電圧Vfcと
最終加速電極14の電圧Vaとの間にVa−Vfcの電
位差が生じ、ここにメインレンズ7が生成される。各カ
ソード18から出射された3本の電子ビーム6は、メイ
ンレンズ7の作用により、図13に示す蛍光体面3の画
面中央部22に最適フォーカス状態で集束される。
【0035】次に、走査位置が画面中央部22から画面
周辺部23に移動した場合、偏向電流の増加に伴い、付
加電極77に印加される電圧をVap+Vdy1まで上
昇する。また、第1の集束電極15及び第2の集束電極
16に印加される電圧もVfc+Vdy2まで上昇す
る。偏向電流が0の時、すなわち画面中央部22を走査
する場合と比較すると、加速電極12と第1の集束電極
15の電位差がVdy1だけ大きくなる。第1の集束電
極15にVdy2が印加されると、加速電極12との電
位差が大きくなる。また、第1の集束電極15、付加電
極77及び第2の集束電極16により構成されるレンズ
効果により電子ビームの形状は水平方向に大きく拡大さ
れる。メインレンズによる集束作用が一定である場合、
水平方向のビーム径が大きい場合の方がビーム径の小さ
い場合よりも、メインレンズによる強い集束作用を受け
る。
【0036】同時に、第2の集束電極16の電圧がVd
y2だけ高くなることにより、相対的に最終加速電極1
4との電位差がVdy2だけ減少し、その分メインレン
ズ7の集束作用が弱くなる。メインレンズ7の集束作用
が弱くなると、電子ビームのビームスポットの変形に関
しては、アンダーフォーカス化する。メインレンズ7の
集束作用の弱化により、垂直方向のオーバーフォーカス
状態が最適フォーカス状態近くに改善される。一方、ダ
イナミック電圧の印加によるメインレンズ7の集束作用
の弱化は、水平方向の電子ビームの径の拡大による集束
作用の強化により相殺される。その結果、水平方向のア
ンダーフォーカス化が相殺され、蛍光体面3の画面周辺
部23においても、径小で、かつ真円に近いスポットを
生成することが可能となる。
【0037】(第7の実施例)次に、本発明のカラー陰
極線管用電子銃の好適な第7の実施例を図面を参照しつ
つ説明する。なお、第7の実施例における電極構成は、
上記第1の実施例から第6の実施例までに示した構造の
うち、どの構造を有してもよい。
【0038】偏向電流が0となる時、すなわち、付加電
極77の電圧がVap、集束電極13の電圧がVfcと
なっている時点では、集束電極13の電圧Vfcと最終
加速電極14の電圧Vaとの間にVa−Vfcの電位差
が生じる。この電位差によりメインレンズ7が生成され
る。このとき、メインレンズ7に水平方向と垂直方向の
レンズ作用の差である多少のアスティグマを与える。こ
れにより、メインレンズ7を通過した3本の電子ビーム
6は、図13中、9aで示すように、蛍光体面3の画面
中央部22にほぼ最適にフォーカスする。
【0039】第1の実施例から第6の実施例では、偏向
電流を増していった時、すなわち、画面周辺部23に電
子ビーム6を偏向する時、電子ビーム6をジャストフォ
ーカスさせるために、高いダイナミック電圧Vdy2を
必要とした。しかし、第7の実施例では、画面中央部2
2にアスティグマを与えているため、ダイナミック電圧
Vdy2をさほど高くすることなく、画面周辺部23に
近いところでジャストフォーカスさせることが可能であ
る。例えば、ダイナミック電圧の最大の点を図14にお
ける直線24で示すような場所に設定する。このことに
より、例えば図15に示すように、ダイナミック電圧の
必要量を低減することができる。ダイナミック電圧を垂
直偏向に無関係に一定の波形で印加する。それにより、
画面周辺部23については、図13中、9b、9c、9
dで示すように、アンダーフォーカス状態となりビーム
垂直径が大きくなることによりモアレを低減することが
でき、蛍光体面3の画面周辺部23でも、径小で、かつ
真円に近いスポットを生成することが可能となる。つま
り、画面全域でジャストフォーカスしていることにな
る。
【0040】(第8の実施例)次に、本発明のカラー陰
極線管用電子銃の好適な第8の実施例を図面を参照しつ
つ説明する。なお、第8の実施例における電極構成は、
上記第1の実施例から第6の実施例までに示した構造の
うち、どの構造を有してもよい。
【0041】第8の実施例では、加速電極12に印加す
る電圧と同一の電圧を付加電極77に印加する。この場
合、カラー陰極線管装置側の供給電圧の種類を増やさず
に上記の各実施例に示した効果を得ることができる。ま
た、付加電極77に印加する電圧を加速電極12に印加
されている電圧より高く設定し、付加電極77の電圧と
加速電極12電圧の供給を回路側抵抗で落とすようにし
てもよい。この場合も、カラー陰極線管装置側の供給電
圧の種類を増やさずに上記の各実施例の効果を得ること
ができる。なお、常に最適動作をさせたいときには別に
電源電圧を設けても上記各実施例の効果を得ることがで
きる。
【0042】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、画面周
辺部を走査する際、集束電極にダイナミック電圧を印加
することにより、メインレンズの集束作用が弱くなり、
垂直方向のオーバーフォーカス状態が最適フォーカス状
態近くに改善され、画面周辺部における垂直方向の解像
度の向上を図ることができる。また、付加電極にもダイ
ナミック電圧を印加することにより、付加電極のレンズ
作用により付加電極を通過する際、電子ビームの形状が
水平方向に大きく拡大される。メインレンズによる集束
作用が一定である場合、水平方向のビーム径が大きい場
合の方がビーム径の小さい場合よりも、メインレンズに
よる強い集束作用を受ける。そのため、ダイナミック電
圧の印加によるメインレンズの集束作用の弱化は、水平
方向の電子ビームの径の拡大による集束作用の強化によ
り相殺され、水平方向のアンダーフォーカス化が相殺さ
れ、水平方向のの解像度の向上を図ることができる。結
果的に、画面全域での解像度を向上をすることができ
る。
【0043】付加電極のビーム通過孔の水平断面形状と
垂直断面形状とが異なるように構成することにより、付
加電極のレンズ作用が水平方向と垂直方向とで異なり、
電子ビームがメインレンズを通過する際、水平方向のビ
ーム径を大きくすることができ、水平方向のアンダーフ
ォーカス化を相殺することができる。同様に、付加電極
を2以上による電極板で構成し、集束電極側電極板は水
平断面形状と垂直断面形状とが異なるビーム通過孔を有
し、加速電極側電極板は集束電極側電極板のビーム通過
孔よりも小さい形状寸法のビーム通過孔を有するように
構成しても、同様の効果が得られる。また、制御電極及
び加速電極のビーム透過孔のうち少なくとも1つのビー
ム透過孔は水平断面形状と垂直断面形状とが異なるよう
に構成しても同様である。また、集束電極の付加電極側
のビーム透過孔は水平断面形状と垂直断面形状とが異な
るように構成しても同様である。また、2つに分割され
た集束電極の加速電極側のビーム透過孔は水平断面形状
と垂直断面形状とが異なるように構成しても同様であ
る。また、2つに分割された集束電極の付加電極側のビ
ーム透過孔は水平断面形状と垂直断面形状とが異なるよ
うに構成しても同様である。
【0044】また、偏向角度の増加に伴い、3色の電子
ビームのコンバーゼンスのずれが発生した場合に、偏向
磁界により補正することにより、周辺部でのスタティッ
クコンバーゼンスのずれを少なくすることができる。ま
た、付加電極に印加する電圧と、加速電極に印加する電
圧とが同じにすることにより、カラー陰極線管装置側の
供給電圧の種類を少なくすることができる。同様に、付
加電極に印加する電圧を、加速電極に印加する電圧より
も、常に一定電位高くし、または、常に一定電圧低くす
ることによってもカラー陰極線管装置側の供給電圧の種
類を少なくすることができる。同様に、付加電極に印加
する電圧を、加速電極に印加する電圧とは無関係に設定
することによっても、カラー陰極線管装置側の供給電圧
の種類を少なくすることができる。また、スクリーン中
央部のビームスポットにアスティグマを与えることによ
り、画面周辺部分を走査する際に付加電極及び集束電極
に印加するダイナミック電圧を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラー陰極線管用電子銃の好適な第1
の実施例の構成を示す垂直断面図
【図2】図1に示す第1の実施例のカラー陰極線管用電
子銃の水平断面図
【図3】第1の実施例における付加電極77のビーム通
過孔の形状を例示列挙した図
【図4】(a)付加電極77に印加するダイナミック電
圧の1例を示す図、(b)は集束電極に印加するダイナ
ミック電圧の1例を示す図
【図5】第1の実施例において、プリフォーカスレンズ
8によりスタティックコンバーゼンスを取る場合を示す
水平断面図
【図6】第1の実施例において、メインレンズ7により
スタティックコンバーゼンスを取る場合を示す水平断面
【図7】本発明のカラー陰極線管用電子銃の好適な第2
の実施例における制御電極又は加速電極の形状及びそれ
らのビーム通過孔の形状を例示列挙した図
【図8】本発明のカラー陰極線管用電子銃の好適な第3
の実施例における集束電極の加速電極側のビーム通過孔
の形状を例示列挙した図
【図9】本発明のカラー陰極線管用電子銃の好適な第4
の実施例における付加電極のビーム通過孔の形状を例示
列挙した図
【図10】本発明のカラー陰極線管用電子銃の好適な第
4の実施例における付加電極のビーム通過孔の形状を例
示列挙した図
【図11】本発明のカラー陰極線管用電子銃の好適な第
5の実施例の構成を示す垂直断面図
【図12】本発明のカラー陰極線管用電子銃の好適な第
6の実施例の構成を示す垂直断面図
【図13】本発明のカラー陰極線管用電子銃の好適な第
7の実施例における蛍光体スクリーン上のビームスポッ
トの形状を示す図
【図14】本発明のカラー陰極線管用電子銃の好適な第
7の実施例における蛍光体スクリーン上の最適フォーカ
ス点(線)を示す図
【図15】本発明のカラー陰極線管用電子銃の好適な第
7の実施例におけるダイナミック電圧を示す図
【図16】従来のカラー陰極線管用インライン型電子銃
の構成を示す垂直断面図
【図17】従来のカラー陰極線管用インライン型電子銃
における蛍光体スクリーン上のビームスポットの形状を
示す図
【符号の説明】
1 : 電子銃 3 : 蛍光体面 6 : 電子ビーム 7 : メインレンズ 8 : プリフォーカスレンズ 9a: 電子ビームスポット 9b: 電子ビームスポット 9c: 電子ビームスポット 9d: 電子ビームスポット 11 : 制御電極 12 : 加速電極 13 : 集束電極 14 : 最終加速電極 15 : 第1の集束電極 16 : 第2の集束電極 18 : カソード 20 : ヘイズ 21a: 電子ビームスポット 21b: 電子ビームスポット 21c: 電子ビームスポット 21d: 電子ビームスポット 22 : 画面中央部 23 : 画面周辺部 24 : 最適フォーカス点(線) 77 : 付加電極

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3つの陰極と、制御電極と、加速電極
    と、集束電極と、最終加速電極と、前記加速電極と前記
    集束電極の間に設けられた付加電極とを具備し、偏向角
    度の増大にともない変化するダイナミック電圧を前記付
    加電極及び前記集束電極に印加するカラー陰極線管用電
    子銃。
  2. 【請求項2】 3つの陰極と、制御電極と、加速電極
    と、2つに分割された集束電極と、最終加速電極と、前
    記分割された集束電極の間に設けられた付加電極とを具
    備し、偏向角度の増大にともない変化するダイナミック
    電圧を前記付加電極及び前記集束電極に印加するカラー
    陰極線管用電子銃。
  3. 【請求項3】 付加電極のビーム通過孔の水平断面形状
    と垂直断面形状とが異なる請求項1又は2記載のカラー
    陰極線管用電子銃。
  4. 【請求項4】 付加電極を2以上による電極板で構成
    し、集束電極側電極板は水平断面形状と垂直断面形状と
    が異なるビーム通過孔を有し、加速電極側電極板は集束
    電極側電極板のビーム通過孔よりも小さい形状寸法のビ
    ーム通過孔を有する請求項1又は2記載のカラー陰極線
    管用電子銃。
  5. 【請求項5】 制御電極及び加速電極のビーム透過孔の
    うち少なくとも1つのビーム透過孔は水平断面形状と垂
    直断面形状とが異なる請求項1から4のいずれかに記載
    のカラー陰極線管用電子銃。
  6. 【請求項6】 集束電極の付加電極側のビーム透過孔は
    水平断面形状と垂直断面形状とが異なる請求項1から5
    のいずれかに記載のカラー陰極線管用電子銃。
  7. 【請求項7】 2つに分割された集束電極の加速電極側
    のビーム透過孔は水平断面形状と垂直断面形状とが異な
    る請求項2から6のいずれかに記載のカラー陰極線管用
    電子銃。
  8. 【請求項8】 2つに分割された集束電極の付加電極側
    のビーム透過孔は水平断面形状と垂直断面形状とが異な
    る請求項2から7のいずれかに記載のカラー陰極線管用
    電子銃。
  9. 【請求項9】 偏向角度の増加に伴い、3色の電子ビー
    ムのコンバーゼンスのずれが発生した場合に、偏向磁界
    により補正する請求項1から8のいずれかに記載のカラ
    ー陰極線管用電子銃。
  10. 【請求項10】 偏向角度が0の時に、付加電極に印加
    する電圧と、加速電極に印加する電圧とが同じである請
    求項1から8のいずれかに記載のカラー陰極線管用電子
    銃。
  11. 【請求項11】 偏向角度が0の時に、付加電極に印加
    する電圧を、加速電極に印加する電圧よりも、常に一定
    電位高くする請求項1から8のいずれかに記載のカラー
    陰極線管用電子銃。
  12. 【請求項12】 偏向角度が0の時に、付加電極に印加
    する電圧を、加速電極に印加する電圧よりも、常に一定
    電圧低くする請求項1から8のいずれかに記載のカラー
    陰極線管用電子銃。
  13. 【請求項13】 偏向角度が0の時に、付加電極に印加
    する電圧を、加速電極に印加する電圧とは無関係に設定
    する請求項1から8のいずれかに記載のカラー陰極線管
    用電子銃。
  14. 【請求項14】 スクリーン中央部のビームスポットに
    アスティグマを与える請求項1から8のいずれかに記載
    のカラー陰極線管用電子銃。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5994826A (en) * 1997-01-30 1999-11-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Color cathode ray tube
US6608435B1 (en) 1999-07-12 2003-08-19 Kabushiki Kaisha Toshiba Cathode ray tube apparatus with electron beam forming structure

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5994826A (en) * 1997-01-30 1999-11-30 Kabushiki Kaisha Toshiba Color cathode ray tube
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