JPH0888120A - 積層コイル - Google Patents

積層コイル

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Publication number
JPH0888120A
JPH0888120A JP22220894A JP22220894A JPH0888120A JP H0888120 A JPH0888120 A JP H0888120A JP 22220894 A JP22220894 A JP 22220894A JP 22220894 A JP22220894 A JP 22220894A JP H0888120 A JPH0888120 A JP H0888120A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
conductor pattern
laminated
forming
laminated coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP22220894A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutaka Suzuki
一高 鈴木
Masanori Tomaru
昌典 渡丸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Yuden Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Yuden Co Ltd
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Publication date
Application filed by Taiyo Yuden Co Ltd filed Critical Taiyo Yuden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高湿環境においても十分な信頼性が得られる
積層コイルを提供する。 【構成】 コイル10Aを形成する導体パターンと高透
磁率フェライト10Bとの間にガラスセラミックス10
Cを介在させるて積層コイル10を構成する。 【効果】 コイル10Aを形成する導体パターンと高透
磁率フェライト10Bとの間にガラスセラミックス10
Cが介在されるため、高耐湿環境にさらされても、高透
磁率フェライト10Bに浸透した水分はコイル導体パタ
ーンには達することがないので、コイル10Aの導体パ
ターンを形成するAgの移行、及び層間抵抗の低下等を
引き起こすことがなくなり、高湿環境においても高い信
頼性を確保することができる。さらに、製造時におい
て、高透磁率フェライト10Bを形成するフェライトグ
リーンシート等と共にガラスセラミックスシートを積
層、或いは印刷形成することが容易に行えるため、製造
工程の簡略化を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐湿性に優れた積層コ
イルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示すような積層コイル1を
製造する際には、高透磁率フェライトベース上にコイル
3を構成するように、導体ペースト、高透磁率フェライ
ト2のペーストを順に印刷形成して積層素体を構成し、
この積層素体を焼成後に外部電極4を形成して積層コイ
ル1が完成される。
【0003】また、これとは別の製造方法としてシート
積層法があり、図3に示すような積層コイルを組み合わ
せた積層トランス5を製造する際には、高透磁率フェラ
イト6からなるフェライトグリーンシートに層間接続用
のスルーホールを開けた後、Ag等の導体材料ペースト
を印刷して1次コイル7及び2次コイル8を構成する導
体パターンを形成し、これらのシートを複数枚積層して
周回コイルを形成している。このような積層素体を構成
し、素体焼成した後に外部電極9を形成して、積層トラ
ンス5が完成される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の積層コイルにおいては、焼成後のフェライトに
ポーラスで小さな空洞が多く発生するため、信頼性試験
で高温高湿環境にさらすと水分が内部まで浸透し、コイ
ル部におけるAgの移行、層間抵抗の低下等を引き起こ
し、十分な信頼性が確保できないという問題点があっ
た。
【0005】本発明の目的は上記の問題点に鑑み、高湿
環境においても十分な信頼性が得られる積層コイルを提
供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するために請求項1では、コイルを形成する導体パタ
ーン及び複数の磁性体層を積層してなる積層コイルにお
いて、前記コイルを形成する導体パターンと前記磁性体
層との間に非透湿性材料を介在させた積層コイルを提案
する また、請求項2では、請求項1記載の積層コイルにおい
て、前記非透湿性材料はガラスセラミックスである積層
コイルを提案する。
【0007】
【作用】本発明の請求項1によれば、コイルを形成する
導体パターンと磁性体層との間に非透湿性材料が介在さ
れる。これにより、高耐湿環境にさらされても、前記磁
性体層に浸透した水分は前記コイル導体パターンには達
することがなく、導体パターンを形成するAgの移行、
及び層間抵抗の低下等を引き起こすことがない。
【0008】また、請求項2によれば、前記非透湿性材
料はガラスセラミックスからなるので、製造時におい
て、前記磁性体層を形成するフェライトグリーンシート
等と共に積層、或いは印刷形成することが容易に行え
る。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の一実施例を説
明する。図1は本発明の第1の実施例の積層コイルを示
す断面図、図4は製造工程図である。
【0010】この積層コイル10は、図1に示すよう
に、コイル10Aを構成する導体パターンと高透磁率フ
ェライト10Bとの間にガラスセラミックス10Cが介
在されている。
【0011】本実施例の積層コイル10の作成において
は、印刷法によりコイル10Aを構成する導体パターン
が順次形成されると共に、コイル10Aの導体パターン
と高透磁率フェライト10Bとの間にガラスセラミック
ス10C層が形成される。
【0012】即ち、図4に示すように、高透磁率フェラ
イトベース11上に(A)、ガラスセラミックスペース
ト12をコイル導体パターンよりも300μm幅を広げ
て印刷し(B)、コイルを構成するための導体パターン
13をAgペーストにて印刷すると共に(C)、導体パ
ターン13を印刷した側半分の導体パターン13の接続
部13a上に高透磁率フェライトペースト14を印刷す
る(D)。次いで、導体パターン13の接続部13bを
除く導体パターン13上に導体パターン13よりも30
0μm幅を広げてガラスセラミックスペースト12を印
刷する(E)。この後、接続部13bに導通するように
ガラスセラミックスペースト12上に導体パターン13
を印刷すると共に(F)、高透磁率フェライトペースト
14上に再度高透磁率フェライトペースト14を印刷す
る(G)。さらに、導体パターン13の接続部13bを
除く導体パターン13上にガラスセラミックスペースト
12を印刷する(H)。以降、これを複数回繰り返して
コイル10Aが形成される(B)〜(V)。
【0013】最後に、表面全体に高透磁率フェライトペ
ースト14を印刷する(W)。この後、これを焼成し、
外部電極15を形成して積層コイル10が完成する。
【0014】このようにしてできあがった積層コイル1
0を、温度60℃、湿度95%の恒温槽に500時間放
置した後、インダクタンスの変化を調べたところ、従来
構造の積層コイルでは−20%のインダクタンス変化を
生じたのに対し、本実施例の積層コイルでは−1%のイ
ンダクタンス変化しか生じなかった。
【0015】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
図5及び図6は本発明を適用した第2の実施例の積層ト
ランスを示す断面図及び分解斜視図である。本実施例で
はシート積層法により積層トランスを作成した。
【0016】第2の実施例の積層トランス20では、1
次コイル20A及び2次コイル20Bと高透磁率フェラ
イト20Cとの間に、1次及び2次コイル20A,20
Bを構成する導体パターンを包むようにガラスセラミッ
クス20Dが介在されている。
【0017】前述した積層トランス20の作成において
は、まず、コイル中心部、例えばコイル導体パターン
(以下、コイルパターンと称する)から500μm離れ
た所に孔21aをあけたガラスセラミックスシート21
上に1次コイル20A及び2次コイル20Bを構成する
コイルパターン22をAgにて形成し、該コイルパター
ン22が形成されたガラスセラミックスシート21と、
これと同形状のコイルパターンが形成されないガラスセ
ラミックスシート23を図6に示すように1次コイル2
0Aと2次コイル20Bとの間にガラスセラミックスシ
ート23が挟まれるように所定の順序で積層すると共
に、中心部の孔21aに高透磁率フェライト24を詰め
た後、この上下にダミーの高透磁率フェライトシート2
5を積層して、全体を圧着する。これを焼成した後、外
部電極26を形成することにより、積層トランス20が
完成する。
【0018】第2の実施例の積層トランス20は、前述
した第1の実施例の積層コイル10と同様に、1次及び
2次コイル20A,20Bの導体パターンと高透磁率フ
ェライト20Cとの間にガラスセラミックス20Dが介
在されているので、従来例の積層トランスに比べて耐湿
性に優れ、さらに湿度による1次コイル20Aと2次コ
イル20Bとの間の絶縁劣化も大幅に改善された。
【0019】尚、1次コイル20Aと2次コイル20B
の巻方がバイファラ巻であっても同様の効果が得られる
ことは言うまでもない。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
よれば、コイルを形成する導体パターンと磁性体層との
間に非透湿性材料が介在されるため、高耐湿環境にさら
されても、前記磁性体層に浸透した水分は前記コイル導
体パターンには達することがないので、導体パターンを
形成するAgの移行、及び層間抵抗の低下等を引き起こ
すことがなくなり、高湿環境においても高い信頼性を確
保することができる。
【0021】また、請求項2によれば、上記の効果に加
えて、前記非透湿性材料はガラスセラミックスからなる
ので、製造時において、前記磁性体層を形成するフェラ
イトグリーンシート等と共に積層、或いは印刷形成する
ことが容易に行えるため、製造工程の簡略化を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の積層コイルを示す断面
【図2】従来例を示す断面図
【図3】従来例を示す断面図
【図4】本発明の第1の実施例における製造工程を示す
【図5】本発明の第2の実施例の積層トランスを示す断
面図
【図6】本発明の第2の実施例の積層トランスを示す分
解斜視図
【符号の説明】
10…積層コイル、10A…コイル、10B…高透磁率
フェライト、10C…ガラスセラミックス、11…高透
磁率フェライトベース、12…セラミックペースト、1
3…導体パターン、14…高透磁率フェライトペース
ト、15…外部電極、20…積層トランス、20A…1
次コイル、20B…2次コイル、20C…高透磁率フェ
ライト、20D…ガラスセラミックス、21…ガラスセ
ラミックスシート、22…コイルパターン、23…ガラ
スセラミックスシート、24…高透磁率フェライト、2
5…高透磁率フェライトシート、26…外部電極。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コイルを形成する導体パターン及び複数
    の磁性体層を積層してなる積層コイルにおいて、 前記コイルを形成する導体パターンと前記磁性体層との
    間に非透湿性材料を介在させたことを特徴とする積層コ
    イル。
  2. 【請求項2】 前記非透湿性材料はガラスセラミックス
    であることを特徴とする請求項1記載の積層コイル。
JP22220894A 1994-09-16 1994-09-16 積層コイル Pending JPH0888120A (ja)

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JP22220894A JPH0888120A (ja) 1994-09-16 1994-09-16 積層コイル

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JPH0888120A true JPH0888120A (ja) 1996-04-02

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006093568A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Kyocera Corp ガラスセラミック基板
JP2010232343A (ja) * 2009-03-26 2010-10-14 Murata Mfg Co Ltd 電子部品及びその製造方法

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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030819