JPH0888535A - 弾性表面波マッチドフィルタ - Google Patents
弾性表面波マッチドフィルタInfo
- Publication number
- JPH0888535A JPH0888535A JP24735194A JP24735194A JPH0888535A JP H0888535 A JPH0888535 A JP H0888535A JP 24735194 A JP24735194 A JP 24735194A JP 24735194 A JP24735194 A JP 24735194A JP H0888535 A JPH0888535 A JP H0888535A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- piezoelectric substrate
- matched filter
- temperature
- drive current
- temperature measuring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 圧電体基板3上にはマッチドフィルタ電極5
が形成され、更にこれに隣接して測温用抵抗体7を形成
している。圧電体基板3はケース1に搭載され支持され
る。測温用抵抗体7はブリッジの一辺を構成し、例えば
外気温が上昇して抵抗値が高くなれば電流を一定の方向
に流し、サーモモジュール4により圧電体基板3を冷却
する。反対に外気温が低くなれば、電流を反対方向に流
してサーモモジュールによって圧電体基板3を加熱す
る。 【効果】 圧電体基板3はこの制御により常に基準の温
度に保持される。
が形成され、更にこれに隣接して測温用抵抗体7を形成
している。圧電体基板3はケース1に搭載され支持され
る。測温用抵抗体7はブリッジの一辺を構成し、例えば
外気温が上昇して抵抗値が高くなれば電流を一定の方向
に流し、サーモモジュール4により圧電体基板3を冷却
する。反対に外気温が低くなれば、電流を反対方向に流
してサーモモジュールによって圧電体基板3を加熱す
る。 【効果】 圧電体基板3はこの制御により常に基準の温
度に保持される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スペクトル拡散通信装
置等の受信側の復号化手段として使用される弾性表面波
マッチドフィルタ(SAWマッチドフィルタ)の改良に
関する。
置等の受信側の復号化手段として使用される弾性表面波
マッチドフィルタ(SAWマッチドフィルタ)の改良に
関する。
【0002】
【従来の技術】通信内容を秘密にするために、送信器側
及び受信機側で信号に一定の処理をするスペクトル拡散
通信方式が知られている。この通信方式では簡略な秘密
通信手段として、送信側で送信信号にPNコード(疑似
雑音)と称する特殊なコード化された符号を重畳して暗
号化し、受信側でPNコードを予めそれ自身の電極パタ
ーン(マッチングパターン)として形成し、受信したP
Nコードが電極パターンと一致したとき、受信信号を次
段の処理回路に送る弾性表面波マッチドフィルタを装備
したものが知られている。
及び受信機側で信号に一定の処理をするスペクトル拡散
通信方式が知られている。この通信方式では簡略な秘密
通信手段として、送信側で送信信号にPNコード(疑似
雑音)と称する特殊なコード化された符号を重畳して暗
号化し、受信側でPNコードを予めそれ自身の電極パタ
ーン(マッチングパターン)として形成し、受信したP
Nコードが電極パターンと一致したとき、受信信号を次
段の処理回路に送る弾性表面波マッチドフィルタを装備
したものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の弾性表面波マッチドフィルタには次のような解
決すべき課題があった。上記のようなマッチング処理を
行う弾性表面波マッチドフィルタは、隣接する櫛電極間
の距離が重要な要素であり、この櫛電極間の距離が温度
変化等で誤差を生じるとマッチング処理に誤りが生じ最
悪の場合、通信断となる。一般に、弾性表面波マッチド
フィルタは、通常基板材料として、温度特性が水晶より
劣るものの、電気/機械変換効率に優れたリチウムナイ
オベート(ニオブ酸リチウム)は温度依存性が高く、温
度変化が激しいところでは基板の伸縮等によりマッチン
グ処理に誤りが生じるという不都合があった。
な従来の弾性表面波マッチドフィルタには次のような解
決すべき課題があった。上記のようなマッチング処理を
行う弾性表面波マッチドフィルタは、隣接する櫛電極間
の距離が重要な要素であり、この櫛電極間の距離が温度
変化等で誤差を生じるとマッチング処理に誤りが生じ最
悪の場合、通信断となる。一般に、弾性表面波マッチド
フィルタは、通常基板材料として、温度特性が水晶より
劣るものの、電気/機械変換効率に優れたリチウムナイ
オベート(ニオブ酸リチウム)は温度依存性が高く、温
度変化が激しいところでは基板の伸縮等によりマッチン
グ処理に誤りが生じるという不都合があった。
【0004】本発明は以上の点に着目してなされたもの
で、温度変化によるマッチング処理の誤りを防止するこ
とができる弾性表面波マッチドフィルタを提供すること
を目的としている。
で、温度変化によるマッチング処理の誤りを防止するこ
とができる弾性表面波マッチドフィルタを提供すること
を目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、圧電体基板
上にマッチドフィルタ電極を形成し、かつ、そのマッチ
ドフィルタ電極と並べて、前記圧電体基板上に測温用抵
抗体を配置し、この測温用抵抗体を一辺に含めて構成し
たブリッジ回路により、駆動電流の方向制御を行う制御
部と、この制御部から供給される駆動電流が所定の方向
に流れるとき、前記圧電体基板を冷却し、駆動電流が反
対方向に流れるとき前記圧電体基板を加熱するサーモモ
ジュールを設けたことを特徴とするものである。
上にマッチドフィルタ電極を形成し、かつ、そのマッチ
ドフィルタ電極と並べて、前記圧電体基板上に測温用抵
抗体を配置し、この測温用抵抗体を一辺に含めて構成し
たブリッジ回路により、駆動電流の方向制御を行う制御
部と、この制御部から供給される駆動電流が所定の方向
に流れるとき、前記圧電体基板を冷却し、駆動電流が反
対方向に流れるとき前記圧電体基板を加熱するサーモモ
ジュールを設けたことを特徴とするものである。
【0006】また、別の発明では、圧電体基板上にマッ
チドフィルタ電極を形成し、かつ、そのマッチドフィル
タ電極と並べて、前記圧電体基板上に測温用抵抗体を配
置し、この測温用抵抗体の抵抗値を基準値と比較して、
駆動電流の方向制御を行う制御部と、この制御部から供
給される駆動電流が所定の方向に流れるとき、前記圧電
体基板を冷却し、駆動電流が反対方向に流れるとき前記
圧電体基板を加熱するサーモモジュールを設けたことを
特徴とする。
チドフィルタ電極を形成し、かつ、そのマッチドフィル
タ電極と並べて、前記圧電体基板上に測温用抵抗体を配
置し、この測温用抵抗体の抵抗値を基準値と比較して、
駆動電流の方向制御を行う制御部と、この制御部から供
給される駆動電流が所定の方向に流れるとき、前記圧電
体基板を冷却し、駆動電流が反対方向に流れるとき前記
圧電体基板を加熱するサーモモジュールを設けたことを
特徴とする。
【0007】
【作用】圧電体基板上にはマッチドフィルタ電極が形成
され、更にこれに隣接して測温用抵抗体を形成してい
る。圧電体基板はケースに搭載され支持される。測温用
抵抗体はブリッジの一辺を構成し、例えば外気温が上昇
して抵抗値が高くなれば電流を一定の方向に流し、サー
モモジュールにより圧電体基板を冷却する。反対に外気
温が低くなれば、電流を反対方向に流してサーモモジュ
ールによって圧電体基板を加熱する。こうして、圧電体
基板は基準の温度に保持される。これにより、マッチン
グ電極の隣接する電極間の距離を一定に保つ。従って、
外気温に関わらず櫛歯電極パターンがPNコードと正確
に一致して良好な出力が得られる。圧電体基板上の測温
用抵抗体の抵抗値を基準値と比較しても同様に作用す
る。
され、更にこれに隣接して測温用抵抗体を形成してい
る。圧電体基板はケースに搭載され支持される。測温用
抵抗体はブリッジの一辺を構成し、例えば外気温が上昇
して抵抗値が高くなれば電流を一定の方向に流し、サー
モモジュールにより圧電体基板を冷却する。反対に外気
温が低くなれば、電流を反対方向に流してサーモモジュ
ールによって圧電体基板を加熱する。こうして、圧電体
基板は基準の温度に保持される。これにより、マッチン
グ電極の隣接する電極間の距離を一定に保つ。従って、
外気温に関わらず櫛歯電極パターンがPNコードと正確
に一致して良好な出力が得られる。圧電体基板上の測温
用抵抗体の抵抗値を基準値と比較しても同様に作用す
る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図の実施例を用いて詳細に説
明する。図1は、本発明の弾性表面波マッチドフィルタ
を示す斜視図である。図のフィルタは、ケース1に必要
な数だけ端子2を取り付け、その上に圧電体基板3とサ
ーモモジュール4とを重ね合わせて固定したものであ
る。圧電体基板3の上面には従来からよく知られたマッ
チドフィルタ電極5が形成されている。なお、これらの
電極はリード線6を介して各端子2の頭部に電気接続さ
れている。
明する。図1は、本発明の弾性表面波マッチドフィルタ
を示す斜視図である。図のフィルタは、ケース1に必要
な数だけ端子2を取り付け、その上に圧電体基板3とサ
ーモモジュール4とを重ね合わせて固定したものであ
る。圧電体基板3の上面には従来からよく知られたマッ
チドフィルタ電極5が形成されている。なお、これらの
電極はリード線6を介して各端子2の頭部に電気接続さ
れている。
【0009】一方、圧電体基板3の上面にはマッチドフ
ィルタ電極5と並ぶように測温用抵抗体7が適当な長さ
だけ貼り付けられている。その両端はリード線8を介し
てケース1の電極9に電気接続されている。この電極9
は、後で図2を用いて説明するブリッジ回路に電気接続
されている。なお、上記のケース1はプラスチック等か
ら構成され、圧電体基板3はリチウムナイオベート等の
圧電材料から構成される。また、サーモモジュール4に
はよく知られたペルチェ素子が適する。このペルチェ素
子は供給する電流の方向によって圧電体基板3に密着し
た面を加熱したり冷却することができる。本発明ではこ
のような作用によって圧電体基板3を一定の温度に保持
する制御を行う。
ィルタ電極5と並ぶように測温用抵抗体7が適当な長さ
だけ貼り付けられている。その両端はリード線8を介し
てケース1の電極9に電気接続されている。この電極9
は、後で図2を用いて説明するブリッジ回路に電気接続
されている。なお、上記のケース1はプラスチック等か
ら構成され、圧電体基板3はリチウムナイオベート等の
圧電材料から構成される。また、サーモモジュール4に
はよく知られたペルチェ素子が適する。このペルチェ素
子は供給する電流の方向によって圧電体基板3に密着し
た面を加熱したり冷却することができる。本発明ではこ
のような作用によって圧電体基板3を一定の温度に保持
する制御を行う。
【0010】図2は、本発明のマッチドフィルタの要部
結線図である。図1に示すマッチドフィルタはこれを装
着する図示しない電子機器の回路から電源の供給を受け
る。図2に示す定電流源11はそのような電源から構成
される。また、この定電流源11にはブリッジ12が接
続されている。このブリッジ12は4つの辺にそれぞれ
固定抵抗器12−1,12−2と、可変抵抗器12−3
と、測温用抵抗体7を配置している。そして、固定抵抗
器12−1と測温用抵抗体7の一端が定電流源11のプ
ラス端子に接続される。固定抵抗器12−2の一端と可
変抵抗器12−3の一端は定電流源11のマイナス端子
に接続されている。また、測温用抵抗体7の他端と可変
抵抗器12−3の他端は増幅器13の一方の端子に接続
され、固定抵抗器12−1,12−2の他端は増幅器1
3のもう一方の端子に接続されている。
結線図である。図1に示すマッチドフィルタはこれを装
着する図示しない電子機器の回路から電源の供給を受け
る。図2に示す定電流源11はそのような電源から構成
される。また、この定電流源11にはブリッジ12が接
続されている。このブリッジ12は4つの辺にそれぞれ
固定抵抗器12−1,12−2と、可変抵抗器12−3
と、測温用抵抗体7を配置している。そして、固定抵抗
器12−1と測温用抵抗体7の一端が定電流源11のプ
ラス端子に接続される。固定抵抗器12−2の一端と可
変抵抗器12−3の一端は定電流源11のマイナス端子
に接続されている。また、測温用抵抗体7の他端と可変
抵抗器12−3の他端は増幅器13の一方の端子に接続
され、固定抵抗器12−1,12−2の他端は増幅器1
3のもう一方の端子に接続されている。
【0011】増幅器13は入力する信号電流を増幅する
ための回路である。ドライバ14は増幅器13の出力側
に接続され、入力する電流の大きさに従ってサーモモジ
ュール4に対し対応する駆動電流を供給する回路から構
成される。増幅器13やドライバ14の回路構成自体
は、ペルチェ素子を駆動するためのごく一般的な構成の
ものでよく、具体的な回路は図3に示した。
ための回路である。ドライバ14は増幅器13の出力側
に接続され、入力する電流の大きさに従ってサーモモジ
ュール4に対し対応する駆動電流を供給する回路から構
成される。増幅器13やドライバ14の回路構成自体
は、ペルチェ素子を駆動するためのごく一般的な構成の
ものでよく、具体的な回路は図3に示した。
【0012】この図は、上記の増幅器13とドライバ1
4の部分の具体的な回路図である。増幅器13は入力端
子A,Bを持ち、入力端子Aから入力する信号電流は増
幅器13−1により増幅される。また、端子Bより入力
する信号電流は増幅器13−2により増幅される。この
端子A,Bは、図2に示すブリッジの2本の出力に接続
されている。増幅器13−3は、増幅器13−1,13
−2の出力信号を受け入れて比較し、その差に相当する
信号を増幅して出力端子Cに向けて出力する回路であ
る。従って、増幅器13からは端子AとBに入力する信
号電流の向きに応じた極性であって、その信号電流の差
の絶対値に比例した大きさの信号が出力される。
4の部分の具体的な回路図である。増幅器13は入力端
子A,Bを持ち、入力端子Aから入力する信号電流は増
幅器13−1により増幅される。また、端子Bより入力
する信号電流は増幅器13−2により増幅される。この
端子A,Bは、図2に示すブリッジの2本の出力に接続
されている。増幅器13−3は、増幅器13−1,13
−2の出力信号を受け入れて比較し、その差に相当する
信号を増幅して出力端子Cに向けて出力する回路であ
る。従って、増幅器13からは端子AとBに入力する信
号電流の向きに応じた極性であって、その信号電流の差
の絶対値に比例した大きさの信号が出力される。
【0013】ドライバ14には、演算増幅器14−1と
スイッチング回路14−2及び14−3が設けられてい
る。端子Dに増幅器13からの信号が入力すると、その
信号は演算増幅器14−1により増幅され、スイッチン
グ回路14−2あるいは14−3を駆動する。即ち、端
子Dに入力する信号の極性によって、例えば一方のスイ
ッチング回路14−2のみがオンとなる。これによっ
て、端子Eがプラスとなる駆動電流がサーモモジュール
に供給される。また、その端子Dの入力信号電圧が逆の
極性になると、スイッチング回路14−3のみがオン
し、今度は端子Eがマイナス、Fがプラスの駆動電流が
サーモモジュールに供給される。ドライバ14はこのよ
うに動作し、増幅器13から入力する信号の極性と大き
さに応じた駆動電流をサーモモジュールに供給する。
スイッチング回路14−2及び14−3が設けられてい
る。端子Dに増幅器13からの信号が入力すると、その
信号は演算増幅器14−1により増幅され、スイッチン
グ回路14−2あるいは14−3を駆動する。即ち、端
子Dに入力する信号の極性によって、例えば一方のスイ
ッチング回路14−2のみがオンとなる。これによっ
て、端子Eがプラスとなる駆動電流がサーモモジュール
に供給される。また、その端子Dの入力信号電圧が逆の
極性になると、スイッチング回路14−3のみがオン
し、今度は端子Eがマイナス、Fがプラスの駆動電流が
サーモモジュールに供給される。ドライバ14はこのよ
うに動作し、増幅器13から入力する信号の極性と大き
さに応じた駆動電流をサーモモジュールに供給する。
【0014】図4に、上記のような回路による本発明の
マッチドフィルタの動作説明図を示す。図は、基板温度
に対する図2に示したブリッジ12の出力電流の変化を
表すグラフである。横軸には基板温度をT℃にとり、縦
軸にはブリッジ出力電流をアンペアで表示した。なお、
上記マッチドフィルタの制御温度、即ち安定に動作させ
るために予め設定しておく目標温度はt℃とする。
マッチドフィルタの動作説明図を示す。図は、基板温度
に対する図2に示したブリッジ12の出力電流の変化を
表すグラフである。横軸には基板温度をT℃にとり、縦
軸にはブリッジ出力電流をアンペアで表示した。なお、
上記マッチドフィルタの制御温度、即ち安定に動作させ
るために予め設定しておく目標温度はt℃とする。
【0015】ここで、まず基板温度がt℃の場合には、
ブリッジの出力電流が0アンペアになるように図2に示
す可変抵抗器12−3を調整しておく。即ち、固定抵抗
器12−1と12−2の比が測温用抵抗体7と可変抵抗
器12−3の比に等しくなるように可変抵抗器12−3
の値を設定しておく。ここで、基板温度が高くなると、
図2に示す測温用抵抗体7の抵抗値が上がる。これによ
って、測温用抵抗体7と可変抵抗器12−3の接続部分
の電位がブリッジ12のもう一方の端子の電位よりも低
くなる。従って、増幅器13には矢印Pの方向に電流が
供給される。これによって、サーモモジュール4は冷却
動作を開始し、圧電体基板3が冷却されて目標温度tに
近付くように制御される。
ブリッジの出力電流が0アンペアになるように図2に示
す可変抵抗器12−3を調整しておく。即ち、固定抵抗
器12−1と12−2の比が測温用抵抗体7と可変抵抗
器12−3の比に等しくなるように可変抵抗器12−3
の値を設定しておく。ここで、基板温度が高くなると、
図2に示す測温用抵抗体7の抵抗値が上がる。これによ
って、測温用抵抗体7と可変抵抗器12−3の接続部分
の電位がブリッジ12のもう一方の端子の電位よりも低
くなる。従って、増幅器13には矢印Pの方向に電流が
供給される。これによって、サーモモジュール4は冷却
動作を開始し、圧電体基板3が冷却されて目標温度tに
近付くように制御される。
【0016】一方、基板温度が低くなると、測温用抵抗
体7の抵抗値が下がり、ブリッジ12からこれまでとは
逆の矢印Q方向の電流が増幅器13に供給される。これ
によって、サーモモジュール4は圧電体基板3を加熱す
るように動作する。こうして、やはり目標温度tに近付
くように制御される。ブリッジ12の出力電流は、圧電
体基板3の温度に比例して増減する。従って、目標温度
tより離れるほど制御電流が大きくなり、より強力に目
標温度tに近付くように加熱あるいは冷却動作が行われ
ることになる。
体7の抵抗値が下がり、ブリッジ12からこれまでとは
逆の矢印Q方向の電流が増幅器13に供給される。これ
によって、サーモモジュール4は圧電体基板3を加熱す
るように動作する。こうして、やはり目標温度tに近付
くように制御される。ブリッジ12の出力電流は、圧電
体基板3の温度に比例して増減する。従って、目標温度
tより離れるほど制御電流が大きくなり、より強力に目
標温度tに近付くように加熱あるいは冷却動作が行われ
ることになる。
【0017】弾性表面波マッチドフィルタは、櫛歯電極
パターンがPNコードと一致したとき、ピーク電圧を出
力する。従って、ある周波数の入力信号が基板を伝播す
る場合、一定の距離を一定の時間で、しかも隣接する櫛
歯電極間の距離が一定であることがマッチングをとる上
で必要である。本発明によれば、圧電体基板が一定の目
標温度に保持され、外気温の変動があってもマッチング
電極間の距離を精密に一定値に保つことができる。
パターンがPNコードと一致したとき、ピーク電圧を出
力する。従って、ある周波数の入力信号が基板を伝播す
る場合、一定の距離を一定の時間で、しかも隣接する櫛
歯電極間の距離が一定であることがマッチングをとる上
で必要である。本発明によれば、圧電体基板が一定の目
標温度に保持され、外気温の変動があってもマッチング
電極間の距離を精密に一定値に保つことができる。
【0018】図2に示すような回路は極めて小型に構成
できる。従って、マッチドフィルタ全体を十分に小型化
することができる。しかも、ブリッジのような簡単な回
路を用いても精密に制御できるため、装置の十分なコス
トダウンを図ることができる。
できる。従って、マッチドフィルタ全体を十分に小型化
することができる。しかも、ブリッジのような簡単な回
路を用いても精密に制御できるため、装置の十分なコス
トダウンを図ることができる。
【0019】本発明は以上の実施例に限定されない。上
記の制御は測温用抵抗体を一辺に含めたブリッジにより
構成したが、測温用抵抗体の抵抗値を基準値と比較して
駆動電流の方向制御を行うような構成にしてもよい。こ
の場合には、図5に示すように、演算増幅器の入力側に
基準となる抵抗値を持つ抵抗器と測温用抵抗体とを接続
して比較するようにすればよい。
記の制御は測温用抵抗体を一辺に含めたブリッジにより
構成したが、測温用抵抗体の抵抗値を基準値と比較して
駆動電流の方向制御を行うような構成にしてもよい。こ
の場合には、図5に示すように、演算増幅器の入力側に
基準となる抵抗値を持つ抵抗器と測温用抵抗体とを接続
して比較するようにすればよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明した本発明の弾性表面波マッチ
ドフィルタは、圧電体基板上にマッチドフィルタ電極を
形成し、これに並べて測温用抵抗体を配置し、この測温
用抵抗体を一辺に含めたブリッジによって駆動電流の方
向制御を行い、駆動電流の方向によって加熱あるいは冷
却を行うサーモモジュールを用いて温度制御をしたの
で、回路構成が簡単になり、低いコストでかつ小型化さ
れた温度特性のよいマッチドフィルタを提供できる。ま
た、基板の温度特性が向上するため、温度変化に影響さ
れること無く、マッチング処理を正確に行うことができ
る。また、同様にして測温用抵抗体の抵抗値を基準値と
比較して駆動電流の方向制御を行うようにしても同様の
温度制御を行うことができ、同様の効果が得られる。
ドフィルタは、圧電体基板上にマッチドフィルタ電極を
形成し、これに並べて測温用抵抗体を配置し、この測温
用抵抗体を一辺に含めたブリッジによって駆動電流の方
向制御を行い、駆動電流の方向によって加熱あるいは冷
却を行うサーモモジュールを用いて温度制御をしたの
で、回路構成が簡単になり、低いコストでかつ小型化さ
れた温度特性のよいマッチドフィルタを提供できる。ま
た、基板の温度特性が向上するため、温度変化に影響さ
れること無く、マッチング処理を正確に行うことができ
る。また、同様にして測温用抵抗体の抵抗値を基準値と
比較して駆動電流の方向制御を行うようにしても同様の
温度制御を行うことができ、同様の効果が得られる。
【図1】本発明のマッチドフィルタ実施例を示す斜視図
である。
である。
【図2】本発明のマッチドフィルタの要部結線図であ
る。
る。
【図3】本発明のマッチドフィルタの具体的な主要部回
路図である。
路図である。
【図4】本発明のマッチドフィルタの動作説明図であ
る。
る。
【図5】本発明の変形例要部結線図である。
1 ケース 3 圧電体基板 4 サーモモジュール 5 マッチドフィルタ電極 7 測温用抵抗体
Claims (2)
- 【請求項1】 圧電体基板上にマッチドフィルタ電極を
形成し、 かつ、そのマッチドフィルタ電極と並べて、前記圧電体
基板上に測温用抵抗体を配置し、 この測温用抵抗体を一辺に含めて構成したブリッジ回路
により、駆動電流の方向制御を行う制御部と、 この制御部から供給される駆動電流が所定の方向に流れ
るとき、前記圧電体基板を冷却し、駆動電流が反対方向
に流れるとき前記圧電体基板を加熱するサーモモジュー
ルを設けたことを特徴とする弾性表面波マッチドフィル
タ。 - 【請求項2】 圧電体基板上にマッチドフィルタ電極を
形成し、 かつ、そのマッチドフィルタ電極と並べて、前記圧電体
基板上に測温用抵抗体を配置し、 この測温用抵抗体の抵抗値を基準値と比較して、駆動電
流の方向制御を行う制御部と、 この制御部から供給される駆動電流が所定の方向に流れ
るとき、前記圧電体基板を冷却し、駆動電流が反対方向
に流れるとき前記圧電体基板を加熱するサーモモジュー
ルを設けたことを特徴とする弾性表面波マッチドフィル
タ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24735194A JPH0888535A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 弾性表面波マッチドフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24735194A JPH0888535A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 弾性表面波マッチドフィルタ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0888535A true JPH0888535A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=17162125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24735194A Pending JPH0888535A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 弾性表面波マッチドフィルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0888535A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6229409B1 (en) | 1997-04-25 | 2001-05-08 | Kazuo Tsubouchi | Surface acoustic wave matched filter |
| JP2003036139A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-07 | Koji Toda | 多周波数駆動型超音波信号処理器 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP24735194A patent/JPH0888535A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6229409B1 (en) | 1997-04-25 | 2001-05-08 | Kazuo Tsubouchi | Surface acoustic wave matched filter |
| JP2003036139A (ja) * | 2001-07-26 | 2003-02-07 | Koji Toda | 多周波数駆動型超音波信号処理器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6094918A (en) | Thermoelectric cooler control circuit | |
| US7568388B2 (en) | Thermal flow sensor having an amplifier section for adjusting the temperature of the heating element | |
| CA2224969A1 (en) | Temperature control device of an optical semiconductor device | |
| KR970704266A (ko) | 수정발진장치와 그 조정방법 | |
| JP2697700B2 (ja) | 温度制御型半導体レーザ装置およびその温度制御方法 | |
| JPH09246944A (ja) | 温度補正付きドライバ回路 | |
| JPH0888535A (ja) | 弾性表面波マッチドフィルタ | |
| US3818254A (en) | Thermally compensated crystal unit | |
| US5637993A (en) | Error compensated current mirror | |
| CA1039818A (en) | Filter circuit having an acoustic surface-wave filter device | |
| US6829263B1 (en) | Semiconductor laser | |
| US5702188A (en) | Thermal head and head drive circuit therefor | |
| JP2010258432A (ja) | ペルチェ素子の駆動装置および駆動方法 | |
| JP2001117645A (ja) | 温度制御回路 | |
| JP2001024445A (ja) | トランジスタの温度を用いてバイアス制御する高周波電力増幅器 | |
| JP3537354B2 (ja) | 温度制御方法及び装置 | |
| JPH09283710A (ja) | Fetのゲートバイアス回路 | |
| JPS61273614A (ja) | 温度制御装置 | |
| US7154325B2 (en) | Using active circuits to compensate for resistance variations in embedded poly resistors | |
| JP2546148B2 (ja) | 温度制御回路 | |
| JPS6221024A (ja) | 赤外撮像装置の信号補正回路 | |
| JP2005123375A (ja) | スイッチング装置 | |
| JPS60194601A (ja) | 温度補償型の水晶発振器 | |
| CN117405740A (zh) | 一种用于气体传感器的控制装置、方法和气体传感器 | |
| JPS6222494A (ja) | 半導体レ−ザ安定装置 |