JPH0888950A - 電動機の軸受装置 - Google Patents
電動機の軸受装置Info
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- JPH0888950A JPH0888950A JP22031594A JP22031594A JPH0888950A JP H0888950 A JPH0888950 A JP H0888950A JP 22031594 A JP22031594 A JP 22031594A JP 22031594 A JP22031594 A JP 22031594A JP H0888950 A JPH0888950 A JP H0888950A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】防塵効果を向上させるとともに、軸受本体から
発生する熱を効果的に発散させるような軸受装置を得
る。 【構成】電動機回転軸と嵌合して設けられた円筒状の防
塵用突部を有する保護部片8を軸受ブラケットと別部材
の熱伝導性の良い部材で構成し、この保護部片8は端部
8bを軸受本体3の非回転部分に熱的に接合させる。
発生する熱を効果的に発散させるような軸受装置を得
る。 【構成】電動機回転軸と嵌合して設けられた円筒状の防
塵用突部を有する保護部片8を軸受ブラケットと別部材
の熱伝導性の良い部材で構成し、この保護部片8は端部
8bを軸受本体3の非回転部分に熱的に接合させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、車両用電機品等に用
いられる電動機の軸受装置に関するものである。
いられる電動機の軸受装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は例えば実開昭57−151961
号公報に示された従来の電動機の軸受構造を示す断面図
であり、図において、1は鋼板で構成された電動機の軸
受ブラケット、2は軸受ブラケット1の電動機内側の筒
部、2aは軸受を所定位置に固定するための凸部、1a
は軸受ブラケット1から軸受3と反対側に成形等により
突出させた円筒状の防塵用突部で、軸受3に挿着して支
承された回転軸4との間に小隙間cを有している。した
がって、軸受3に問題を生じさせるような塵埃が電動機
外部から侵入する場合、前記突部1aがない場合に比
べ、小隙間cの長さdの距離だけ塵埃の侵入経路が増
え、結果として塵埃の侵入の機会が小隙間cと長さdに
依存して小さくなる。
号公報に示された従来の電動機の軸受構造を示す断面図
であり、図において、1は鋼板で構成された電動機の軸
受ブラケット、2は軸受ブラケット1の電動機内側の筒
部、2aは軸受を所定位置に固定するための凸部、1a
は軸受ブラケット1から軸受3と反対側に成形等により
突出させた円筒状の防塵用突部で、軸受3に挿着して支
承された回転軸4との間に小隙間cを有している。した
がって、軸受3に問題を生じさせるような塵埃が電動機
外部から侵入する場合、前記突部1aがない場合に比
べ、小隙間cの長さdの距離だけ塵埃の侵入経路が増
え、結果として塵埃の侵入の機会が小隙間cと長さdに
依存して小さくなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】円筒状の防塵用突部の
長さd分の小隙間cに依存する従来例の軸受保護構造に
おいて、軸受ブラケットから成形等により突出させる突
部の成形長さは、軸受ブラケットの材料や板厚、また回
転軸の直径などによっておのずと限界がある。また、突
部の成形の際の寸法精度もそれほど精密なものができな
いため、小隙間cを小さく設定することは容易ではな
く、より防塵性能を高めようとする場合に十分な効果を
得られないという問題点があった。また、このような構
造を採用することにより、軸受部は、より気密構造とな
るため、軸受部から発生する熱が軸受ブラケットの材質
によっては発散しにくくなり、かえって軸受を痛めてし
まうという不具合もあった。
長さd分の小隙間cに依存する従来例の軸受保護構造に
おいて、軸受ブラケットから成形等により突出させる突
部の成形長さは、軸受ブラケットの材料や板厚、また回
転軸の直径などによっておのずと限界がある。また、突
部の成形の際の寸法精度もそれほど精密なものができな
いため、小隙間cを小さく設定することは容易ではな
く、より防塵性能を高めようとする場合に十分な効果を
得られないという問題点があった。また、このような構
造を採用することにより、軸受部は、より気密構造とな
るため、軸受部から発生する熱が軸受ブラケットの材質
によっては発散しにくくなり、かえって軸受を痛めてし
まうという不具合もあった。
【0004】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、軸受ブラケットの材質に依ら
ず、塵埃の侵入を困難にする小隙間の十分な突出長さを
持ち、軸受部から発生する熱を効果的に発散させるよう
な軸受装置の保護構造を得ることを目的としている。
ためになされたもので、軸受ブラケットの材質に依ら
ず、塵埃の侵入を困難にする小隙間の十分な突出長さを
持ち、軸受部から発生する熱を効果的に発散させるよう
な軸受装置の保護構造を得ることを目的としている。
【0005】第1の発明は、塵埃の侵入から軸受本体を
保護するための保護部片の材質を適切に選定でき、十分
な長さの防塵用突部を持つことができるとともに、回転
軸部分との小隙間を確実に設定できる保護部片を有する
電動機の軸受装置を得ることを目的とする。
保護するための保護部片の材質を適切に選定でき、十分
な長さの防塵用突部を持つことができるとともに、回転
軸部分との小隙間を確実に設定できる保護部片を有する
電動機の軸受装置を得ることを目的とする。
【0006】第2の発明は、塵埃の侵入から軸受本体を
保護する保護部片を適切な位置に確実に保持できる電動
機の軸受装置を得ることを目的とする。
保護する保護部片を適切な位置に確実に保持できる電動
機の軸受装置を得ることを目的とする。
【0007】第3の発明は、塵埃の侵入から軸受本体を
保護する保護部片の保護性能を一層確実に向上できる電
動機の軸受装置を得ることを目的とする。
保護する保護部片の保護性能を一層確実に向上できる電
動機の軸受装置を得ることを目的とする。
【0008】第4の発明は、塵埃の侵入から軸受本体を
保護する保護部片を、特別の保持手段を用いることな
く、確実に保持できる電動機の軸受装置を得ることを目
的とする。
保護する保護部片を、特別の保持手段を用いることな
く、確実に保持できる電動機の軸受装置を得ることを目
的とする。
【0009】第5の発明は、軸受本体からの発生熱を効
果的に電動機外に発散できる電動機の軸受装置を得るこ
とを目的とする。
果的に電動機外に発散できる電動機の軸受装置を得るこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明では、電動機
回転軸と小隙間を保持して設けられた円筒状の防塵用突
部を有し、前記軸受本体よりも外側において軸受ブラケ
ットに装着された保護部片を、前記軸受ブラケットと別
部材で構成する。
回転軸と小隙間を保持して設けられた円筒状の防塵用突
部を有し、前記軸受本体よりも外側において軸受ブラケ
ットに装着された保護部片を、前記軸受ブラケットと別
部材で構成する。
【0011】第2の発明では、保護部片は鍔状の基部を
有し、この基部は軸受ブラケットに設けた軸受本体支持
用の筒部に嵌合して軸受ブラケットの内側に装着され
る。
有し、この基部は軸受ブラケットに設けた軸受本体支持
用の筒部に嵌合して軸受ブラケットの内側に装着され
る。
【0012】第3の発明では、電動機回転軸の外周面部
分に、軸受側ほど順次細径となる段差部をもつカラー部
材を設けるとともに、これに対向する保護部片の突部内
周面には、軸受側ほど順次太径となる段差部を、前記カ
ラー部材の対向する面と小隙間を保持して形成する。
分に、軸受側ほど順次細径となる段差部をもつカラー部
材を設けるとともに、これに対向する保護部片の突部内
周面には、軸受側ほど順次太径となる段差部を、前記カ
ラー部材の対向する面と小隙間を保持して形成する。
【0013】第4の発明では、前記保護部片の基部を、
軸受ブラケットと軸受本体との間において、軸受本体の
端部に圧接し固定する。
軸受ブラケットと軸受本体との間において、軸受本体の
端部に圧接し固定する。
【0014】第5の発明では、保護部片を軸受ブラケッ
トよりも熱伝導性の良い部材で構成し、かつ、前記保護
部片の基部を、軸受本体と熱的に結合させる。
トよりも熱伝導性の良い部材で構成し、かつ、前記保護
部片の基部を、軸受本体と熱的に結合させる。
【0015】
【作用】第1の発明においては、保護部片を軸受ブラケ
ットと別部材とすることによって、それぞれの材質を適
切なものとすることができ、保護部片の加工を容易かつ
適切に行うことができる。
ットと別部材とすることによって、それぞれの材質を適
切なものとすることができ、保護部片の加工を容易かつ
適切に行うことができる。
【0016】第2の発明によれば、保護部片の基部は、
軸受ブラケットに設けた軸受本体支持用の筒部に嵌合し
て軸受ブラケットの内側に確実に装着される。
軸受ブラケットに設けた軸受本体支持用の筒部に嵌合し
て軸受ブラケットの内側に確実に装着される。
【0017】第3の発明によれば、外側ほど順次大径と
なる段差部を有する小隙間が形成され、小隙間の延べ長
さが大きく確保される。
なる段差部を有する小隙間が形成され、小隙間の延べ長
さが大きく確保される。
【0018】第4の発明においては、保護部片の基部
は、軸受ブラケットと軸受本体との間において、軸受端
部に圧接して確実に固定される。
は、軸受ブラケットと軸受本体との間において、軸受端
部に圧接して確実に固定される。
【0019】第5の発明においては、軸受本体からの発
生熱は、軸受本体から保護部片を介して電動機外に確実
に発散される。
生熱は、軸受本体から保護部片を介して電動機外に確実
に発散される。
【0020】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明による電動機軸受部の断面図であ
る。図1において、従来例と同一部分は同一符号で表し
ている。1は鋼板で構成され電動機ケースの一部を構成
する電動機の軸受ブラケット、2は軸受ブラケットの電
動機内側に設けた筒部、2aは凸部、3はこの筒部2に
保持され凸部2aにより所定位置に固定される軸受本
体、4はこの軸受本体により支承される電動機回転軸、
5は電動機外側へ向かって回転軸4に沿った小隙間aを
有する円筒状の防塵用突部5aを備え、他方を軸受ブラ
ケット1の内側に前記筒部2に嵌合し適宜の手段で固定
したスペーサーからなる保護部片である。
する。図1はこの発明による電動機軸受部の断面図であ
る。図1において、従来例と同一部分は同一符号で表し
ている。1は鋼板で構成され電動機ケースの一部を構成
する電動機の軸受ブラケット、2は軸受ブラケットの電
動機内側に設けた筒部、2aは凸部、3はこの筒部2に
保持され凸部2aにより所定位置に固定される軸受本
体、4はこの軸受本体により支承される電動機回転軸、
5は電動機外側へ向かって回転軸4に沿った小隙間aを
有する円筒状の防塵用突部5aを備え、他方を軸受ブラ
ケット1の内側に前記筒部2に嵌合し適宜の手段で固定
したスペーサーからなる保護部片である。
【0021】次に、上記構成からなる実施例の作用につ
いて説明する。図1において、円筒状の防塵用突部5a
を有するスペーサーからなる保護部片5は軸受ブラケッ
ト1と別の部品として別部材で構成されているので、小
隙間aの長さb、すなわち外部からの塵埃の侵入経路の
長さを任意に設定することができるとともに、回転軸4
との小隙間aを最小に設定することができるため、所要
の防塵性能に応じた保護部片5の設定が可能となり、円
筒状の突部5aの長さを大きくしたり、小隙間bを小さ
く設定したりすることで、さらなる防塵性の向上が図れ
る。
いて説明する。図1において、円筒状の防塵用突部5a
を有するスペーサーからなる保護部片5は軸受ブラケッ
ト1と別の部品として別部材で構成されているので、小
隙間aの長さb、すなわち外部からの塵埃の侵入経路の
長さを任意に設定することができるとともに、回転軸4
との小隙間aを最小に設定することができるため、所要
の防塵性能に応じた保護部片5の設定が可能となり、円
筒状の突部5aの長さを大きくしたり、小隙間bを小さ
く設定したりすることで、さらなる防塵性の向上が図れ
る。
【0022】実施例2.上記実施例1では、スペーサー
からなる保護部片5と回転軸4の形状について特に指定
しなかったが、保護部片5の円筒状突部5a内周面と、
それに対向する回転軸4外周面を多段構成としてもよ
い。図2は、この発明の他の実施例を示す電動機軸受部
の断面図である。図において、従来例と同一部分は同一
符号で表している。1は鋼板で構成され電動機ケースの
一部を構成する電動機の軸受ブラケット、2は軸受ブラ
ケットの電動機内側に設けた筒部、2aは凸部、3はこ
の筒部2に保持され凸部2aにより所定位置に固定され
る軸受本体、4はこの軸受本体により支承される電動機
回転軸、6は電動機外側へ向かって円筒状の防塵用突部
6aを備え、突部6aの内周を、回転軸4に固着された
多段構成のカラー7の各段と小隙間aを保持して、軸受
ブラケット1の内側に筒部2に嵌合し適宜の手段で固定
したスペーサーからなる保護部片である。
からなる保護部片5と回転軸4の形状について特に指定
しなかったが、保護部片5の円筒状突部5a内周面と、
それに対向する回転軸4外周面を多段構成としてもよ
い。図2は、この発明の他の実施例を示す電動機軸受部
の断面図である。図において、従来例と同一部分は同一
符号で表している。1は鋼板で構成され電動機ケースの
一部を構成する電動機の軸受ブラケット、2は軸受ブラ
ケットの電動機内側に設けた筒部、2aは凸部、3はこ
の筒部2に保持され凸部2aにより所定位置に固定され
る軸受本体、4はこの軸受本体により支承される電動機
回転軸、6は電動機外側へ向かって円筒状の防塵用突部
6aを備え、突部6aの内周を、回転軸4に固着された
多段構成のカラー7の各段と小隙間aを保持して、軸受
ブラケット1の内側に筒部2に嵌合し適宜の手段で固定
したスペーサーからなる保護部片である。
【0023】次に、上記構成からなる実施例の作用につ
いて説明する。図2において、スペーサー6の円筒状の
突部6aの内周を、それに対向する外周面を多段構成と
し回転軸4に固定したカラー7と、小隙間aを保持して
軸受ブラケットに適宜の方法で固定しているので、従来
例や上記実施例1での防塵用突部1a、5aに対して、
軸受ブラケット1からの突出長さが同一であっても、外
部からの塵埃の侵入経路の延べ長さを大きく設定するこ
とができ、塵埃の侵入をより困難にし、少ない突出長さ
での防塵性能の向上を実現している。
いて説明する。図2において、スペーサー6の円筒状の
突部6aの内周を、それに対向する外周面を多段構成と
し回転軸4に固定したカラー7と、小隙間aを保持して
軸受ブラケットに適宜の方法で固定しているので、従来
例や上記実施例1での防塵用突部1a、5aに対して、
軸受ブラケット1からの突出長さが同一であっても、外
部からの塵埃の侵入経路の延べ長さを大きく設定するこ
とができ、塵埃の侵入をより困難にし、少ない突出長さ
での防塵性能の向上を実現している。
【0024】実施例3.上記実施例2および3では、ス
ペーサーからなる保護部片5、6について、材質や軸受
ブラケット1側の形状について特に指定しなかったが、
保護部片5、6を熱伝導性の良い部材で構成し、軸受ブ
ラケット側の保護部片の基部に設けた突部を軸受本体2
の非回転部分に圧接させて固定し、熱的に接合してもよ
い。図3はこの発明の他の実施例による電動機軸受部の
断面図である。図において、従来例と同一部分は同一符
号で表している。8は電動機外側へ向かって回転軸4に
沿った小隙間aを有する円筒状の防塵用突部8aを備
え、他方に鍔状の基部8bを有し、かつ、この基部8b
の突部8cを軸受3の非回転部分に熱的に接合させたス
ペーサーからなる保護部片である。なお、前記スペーサ
ーからなる保護部片8は、熱伝導性の良い部材で構成し
たもので、その材質は軸受ブラケット1の材質よりも熱
伝導性に優れている。
ペーサーからなる保護部片5、6について、材質や軸受
ブラケット1側の形状について特に指定しなかったが、
保護部片5、6を熱伝導性の良い部材で構成し、軸受ブ
ラケット側の保護部片の基部に設けた突部を軸受本体2
の非回転部分に圧接させて固定し、熱的に接合してもよ
い。図3はこの発明の他の実施例による電動機軸受部の
断面図である。図において、従来例と同一部分は同一符
号で表している。8は電動機外側へ向かって回転軸4に
沿った小隙間aを有する円筒状の防塵用突部8aを備
え、他方に鍔状の基部8bを有し、かつ、この基部8b
の突部8cを軸受3の非回転部分に熱的に接合させたス
ペーサーからなる保護部片である。なお、前記スペーサ
ーからなる保護部片8は、熱伝導性の良い部材で構成し
たもので、その材質は軸受ブラケット1の材質よりも熱
伝導性に優れている。
【0025】次に、上記構成からなる実施例の作用につ
いて説明する。なお、スペーサーからなる保護部片8の
円筒状の突部8aによる防塵効果については前記実施例
1と全く同様であるので説明を省略する。図3におい
て、スペーサーからなる保護部片8の防塵用突部8aを
電動機の外部に突出させ、かつ、軸受ブラケット1側の
基部8bの突部8cを軸受3と熱的に接合させているの
で、電動機の回転により発生する熱、特に軸受本体から
発生する熱は、熱的接合され、熱的に結合されたスペー
サーからなる保護部片8の突部8cを通じてスペーサー
からなる保護部片8へと伝導する。さらにスペーサーか
らなる保護部片8へと伝導した熱は、電動機外部へ突出
した突部8aへも伝導し、外部の雰囲気によって冷却さ
れる。したがって、電動機の回転によって発生した熱
は、軸受の防塵構造を機密化しても、効果的に外部へ放
熱されることになり、発生した熱による軸受部および周
辺への熱影響を軽減することが可能となる。
いて説明する。なお、スペーサーからなる保護部片8の
円筒状の突部8aによる防塵効果については前記実施例
1と全く同様であるので説明を省略する。図3におい
て、スペーサーからなる保護部片8の防塵用突部8aを
電動機の外部に突出させ、かつ、軸受ブラケット1側の
基部8bの突部8cを軸受3と熱的に接合させているの
で、電動機の回転により発生する熱、特に軸受本体から
発生する熱は、熱的接合され、熱的に結合されたスペー
サーからなる保護部片8の突部8cを通じてスペーサー
からなる保護部片8へと伝導する。さらにスペーサーか
らなる保護部片8へと伝導した熱は、電動機外部へ突出
した突部8aへも伝導し、外部の雰囲気によって冷却さ
れる。したがって、電動機の回転によって発生した熱
は、軸受の防塵構造を機密化しても、効果的に外部へ放
熱されることになり、発生した熱による軸受部および周
辺への熱影響を軽減することが可能となる。
【0026】以上のように、この発明の実施例によれば
防塵用のスペーサーからなる保護部片を電動機軸受ブラ
ケットと別部品で構成したので、軸受ブラケットの材質
や形状等によらず、所要の防塵効果を持った電動機軸受
構造を得ることができる。
防塵用のスペーサーからなる保護部片を電動機軸受ブラ
ケットと別部品で構成したので、軸受ブラケットの材質
や形状等によらず、所要の防塵効果を持った電動機軸受
構造を得ることができる。
【0027】また、スペーサーからなる保護部片の内周
と、それに対向するカラー外周面を小隙間を保持して多
段構成としているので、軸受ブラケットからの突出長さ
が少ない場合でも、塵埃の侵入経路を比較的長く設定す
ることができ、防塵効果を高めることができる。
と、それに対向するカラー外周面を小隙間を保持して多
段構成としているので、軸受ブラケットからの突出長さ
が少ない場合でも、塵埃の侵入経路を比較的長く設定す
ることができ、防塵効果を高めることができる。
【0028】また、防塵用のスペーサーからなる保護部
片の電動機内側となる端部を、軸受端部に圧接したの
で、スペーサーを適宜の位置に固定するための部材や手
段を別途設ける必用がなく、単純な構造での構成が可能
となり低コストな軸受保護装置を提供できる。
片の電動機内側となる端部を、軸受端部に圧接したの
で、スペーサーを適宜の位置に固定するための部材や手
段を別途設ける必用がなく、単純な構造での構成が可能
となり低コストな軸受保護装置を提供できる。
【0029】また、防塵用のスペーサーを熱伝導性の良
い部材で構成し、スペーサーからなる保護部片の円筒状
の突部を電動機外部へ突出させ、他端を軸受へ熱的に接
合させる構成としたので、電動機の回転などによる軸受
部及び周辺より発生する熱を効果的に外部へ放熱し、防
塵効果だけでなく、発生した熱による軸受部及び周辺へ
の熱影響を軽減することができる。
い部材で構成し、スペーサーからなる保護部片の円筒状
の突部を電動機外部へ突出させ、他端を軸受へ熱的に接
合させる構成としたので、電動機の回転などによる軸受
部及び周辺より発生する熱を効果的に外部へ放熱し、防
塵効果だけでなく、発生した熱による軸受部及び周辺へ
の熱影響を軽減することができる。
【0030】
【発明の効果】第1の発明よれば、塵埃の侵入から軸受
本体を保護するための保護部片の材質を適切に選定で
き、十分な長さの防塵用突部を持つことができるととも
に、回転軸部分との小隙間を確実に設定できる保護部片
を有する電動機の軸受装置を得ることができる。
本体を保護するための保護部片の材質を適切に選定で
き、十分な長さの防塵用突部を持つことができるととも
に、回転軸部分との小隙間を確実に設定できる保護部片
を有する電動機の軸受装置を得ることができる。
【0031】第2の発明によれば、塵埃の侵入から軸受
本体を保護する保護部片を適切な位置に確実に保持でき
る電動機の軸受装置を得ることができる。
本体を保護する保護部片を適切な位置に確実に保持でき
る電動機の軸受装置を得ることができる。
【0032】第3の発明によれば、塵埃の侵入から軸受
本体を保護する保護部片の保護性能を一層確実に向上で
きる電動機の軸受装置を得ることができる。
本体を保護する保護部片の保護性能を一層確実に向上で
きる電動機の軸受装置を得ることができる。
【0033】第4の発明によれば、塵埃の侵入から軸受
本体を保護する保護部片を、特別の保持手段を用いるこ
となく、確実に保持できる電動機の軸受装置を得ること
ができる。
本体を保護する保護部片を、特別の保持手段を用いるこ
となく、確実に保持できる電動機の軸受装置を得ること
ができる。
【0034】第5の発明によれば、軸受本体からの発生
熱を効果的に電動機外に発散できる電動機の軸受装置を
得ることができる。
熱を効果的に電動機外に発散できる電動機の軸受装置を
得ることができる。
【図1】この発明の一実施例による電動機軸受保護装置
の断面図である。
の断面図である。
【図2】この発明の他の実施例による電動機軸受保護装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図3】この発明の他の実施例による電動機軸受保護装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図4】従来の電動機軸受構造の断面図である。
1 軸受ブラケット 3 軸受 4 電動機回転軸 5 スペーサーからなる保護部片 5a 円筒状の防塵用突部 5b 鍔状の基部 6 スペーサーからなる保護部片 6a 鍔状の基部 7 カラー 8 スペーサーからなる保護部片 8b 端部
Claims (5)
- 【請求項1】 電動機回転軸を支承する軸受本体と、前
記軸受本体を装着する軸受ブラケットと、電動機回転軸
と小隙間を保持して設けられた円筒状の防塵用突部を有
し、前記軸受本体よりも外側において軸受ブラケットに
装着された保護部片とを備え、この保護部片を前記軸受
ブラケットと別部材で構成したことを特徴とする電動機
の軸受装置。 - 【請求項2】 保護部片は鍔状の基部を有し、この基部
は軸受ブラケットに設けた軸受本体支持用の筒部に嵌合
して軸受ブラケットの内側に装着されることを特徴とす
る請求項1に記載の電動機の軸受装置。 - 【請求項3】 電動機回転軸の外周面部分に、軸受側ほ
ど順次細径となる段差部をもつカラー部材を設けるとと
もに、これに対向する保護部片の突部内周面には、軸受
側ほど順次太径となる段差部を、前記カラー部材の対向
する面と小隙間を保持して形成したことを特徴とする請
求項1または請求項2に記載の電動機の軸受装置。 - 【請求項4】 前記保護部片の基部を、軸受ブラケット
と軸受本体との間において、軸受本体の端部に圧接し固
定したことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいず
れかに記載の電動機の軸受装置。 - 【請求項5】 前記保護部片を軸受ブラケットよりも熱
伝導性の良い部材で構成し、かつ、前記保護部片の基部
を、軸受本体と熱的に接合させたことを特徴とする請求
項4に記載の電動機の軸受装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22031594A JPH0888950A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 電動機の軸受装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22031594A JPH0888950A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 電動機の軸受装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0888950A true JPH0888950A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=16749220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22031594A Pending JPH0888950A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 電動機の軸受装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0888950A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012055110A (ja) * | 2010-09-02 | 2012-03-15 | Mitsubishi Electric Corp | 回転子シャフト及び車両用交流発電機 |
| JP2016512870A (ja) * | 2013-03-17 | 2016-05-09 | パウル ミュラー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー ウンターネーメンスベタイリグンゲン | 密閉要素 |
| WO2024166206A1 (ja) * | 2023-02-07 | 2024-08-15 | 三菱電機株式会社 | モータ、送風機および空気調和装置 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP22031594A patent/JPH0888950A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012055110A (ja) * | 2010-09-02 | 2012-03-15 | Mitsubishi Electric Corp | 回転子シャフト及び車両用交流発電機 |
| JP2016512870A (ja) * | 2013-03-17 | 2016-05-09 | パウル ミュラー ゲーエムベーハー ウント コンパニー カーゲー ウンターネーメンスベタイリグンゲン | 密閉要素 |
| WO2024166206A1 (ja) * | 2023-02-07 | 2024-08-15 | 三菱電機株式会社 | モータ、送風機および空気調和装置 |
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