JPH088924A - 車両用電子制御装置 - Google Patents
車両用電子制御装置Info
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- JPH088924A JPH088924A JP6136043A JP13604394A JPH088924A JP H088924 A JPH088924 A JP H088924A JP 6136043 A JP6136043 A JP 6136043A JP 13604394 A JP13604394 A JP 13604394A JP H088924 A JPH088924 A JP H088924A
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Landscapes
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の制御装置を通信線(LAN)にて接続
した機能分散型の車両用電子制御装置において、他の装
置からの送信データに基づく受動的な処理動作を行なう
装置が、起動直後にデータ受信前に処理動作を開始する
のを防止する。 【構成】 I/O処理装置と噴射/点火制御装置とパワ
ートレイン制御演算装置とにより内燃機関の燃料噴射量
を制御する機能分散型の制御装置において、演算装置
は、初期化終了後、他の装置から噴射量演算のためのデ
ータを受信した後、燃料噴射量の演算及び演算結果の送
信といった受動処理を開始し、噴射/点火制御装置は、
初期化終了後、センサ類からの検出信号の取り込み及び
送信といった自律処理は開始するものの、受動処理であ
るインジェクタの駆動制御は、演算装置からの燃料噴射
指令値を受信してから開始するように構成する。この結
果、装置の起動直後から機関状態に応じた最適な噴射量
制御を実行できるようになる。
した機能分散型の車両用電子制御装置において、他の装
置からの送信データに基づく受動的な処理動作を行なう
装置が、起動直後にデータ受信前に処理動作を開始する
のを防止する。 【構成】 I/O処理装置と噴射/点火制御装置とパワ
ートレイン制御演算装置とにより内燃機関の燃料噴射量
を制御する機能分散型の制御装置において、演算装置
は、初期化終了後、他の装置から噴射量演算のためのデ
ータを受信した後、燃料噴射量の演算及び演算結果の送
信といった受動処理を開始し、噴射/点火制御装置は、
初期化終了後、センサ類からの検出信号の取り込み及び
送信といった自律処理は開始するものの、受動処理であ
るインジェクタの駆動制御は、演算装置からの燃料噴射
指令値を受信してから開始するように構成する。この結
果、装置の起動直後から機関状態に応じた最適な噴射量
制御を実行できるようになる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用電子制御装置に
関し、特に、車両に搭載された制御対象を駆動制御する
のに必要な各種制御処理をマイクロプロセッサ等からな
る複数の制御装置で分散して行ない、各制御装置間で車
両制御のためのデータを送受信するようにした機能分散
型の車両用電子制御装置に関する。
関し、特に、車両に搭載された制御対象を駆動制御する
のに必要な各種制御処理をマイクロプロセッサ等からな
る複数の制御装置で分散して行ない、各制御装置間で車
両制御のためのデータを送受信するようにした機能分散
型の車両用電子制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両には、例えば、内燃機関
や変速機等の車両駆動系を制御するパワートレイン制御
装置等、種々の電子制御装置が搭載されている。そし
て、こうした車両用電子制御装置においては、センサに
よる検出信号を取り込み制御対象の制御量を演算して制
御対象を駆動するといった一連の制御処理を一つのマイ
クロプロセッサで行なう集中型の電子制御装置が長く用
いられてきた。
や変速機等の車両駆動系を制御するパワートレイン制御
装置等、種々の電子制御装置が搭載されている。そし
て、こうした車両用電子制御装置においては、センサに
よる検出信号を取り込み制御対象の制御量を演算して制
御対象を駆動するといった一連の制御処理を一つのマイ
クロプロセッサで行なう集中型の電子制御装置が長く用
いられてきた。
【0003】一方、近年では、制御の高度化に伴い、電
子制御装置で実行すべき制御処理が複雑化してきてお
り、集中型の電子制御装置では対応できなくなってきて
いる。また、制御が複雑化する程、電子制御装置に接続
されるワイヤハーネスも増加するため、車両に搭載する
際の作業が煩雑になるということもある。
子制御装置で実行すべき制御処理が複雑化してきてお
り、集中型の電子制御装置では対応できなくなってきて
いる。また、制御が複雑化する程、電子制御装置に接続
されるワイヤハーネスも増加するため、車両に搭載する
際の作業が煩雑になるということもある。
【0004】そこで近年では、車両内ワイヤハーネスの
削減,マイクロプロセッサの処理の軽減等を図るため
に、上記一連の制御処理を、例えば、センサからの検出
信号の取り込み処理、検出信号に基づく制御量の演算処
理、演算された制御量に基づく制御対象の駆動処理とい
ように複数に分割し、これら各制御処理を複数の制御装
置で実行するようにした機能分散型の電子制御装置が提
案されている(例えば、特開昭62−237895号公
報)。
削減,マイクロプロセッサの処理の軽減等を図るため
に、上記一連の制御処理を、例えば、センサからの検出
信号の取り込み処理、検出信号に基づく制御量の演算処
理、演算された制御量に基づく制御対象の駆動処理とい
ように複数に分割し、これら各制御処理を複数の制御装
置で実行するようにした機能分散型の電子制御装置が提
案されている(例えば、特開昭62−237895号公
報)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした機
能分散型の電子制御装置では、各制御装置に通信機能を
持たせて、通信線にて接続することにより、LAN(Lo
cal Area Network)を形成し、各装置で得られた車両制
御のためのデータを各装置間で送受信することにより、
各装置間でデータを共用するようにしているため、各制
御装置は、例えばセンサからの検出信号を処理する場合
のように、自己の能動的動作によって処理を行なう自律
型処理要素と、例えば他の制御装置からの指令によって
制御対象の駆動を行なう場合のように、他の装置からの
データに基づく受動的動作によって処理を行なう非自律
型処理要素との、どちらか一方或はその両方の要素を有
することになる。
能分散型の電子制御装置では、各制御装置に通信機能を
持たせて、通信線にて接続することにより、LAN(Lo
cal Area Network)を形成し、各装置で得られた車両制
御のためのデータを各装置間で送受信することにより、
各装置間でデータを共用するようにしているため、各制
御装置は、例えばセンサからの検出信号を処理する場合
のように、自己の能動的動作によって処理を行なう自律
型処理要素と、例えば他の制御装置からの指令によって
制御対象の駆動を行なう場合のように、他の装置からの
データに基づく受動的動作によって処理を行なう非自律
型処理要素との、どちらか一方或はその両方の要素を有
することになる。
【0006】一方、各制御装置は、制御パラメータの初
期化等のために、電源投入後、実際に処理動作を開始で
きるようになるまでに所定の立ち上がり時間を要し、そ
の立ち上がり時間は、各制御装置のばらつき等により各
装置毎に異なるもとのなる。この結果、上述の非自律型
処理要素をもつ制御装置が、電源投入後、その処理を開
始する時点で、その処理の実行に必要な指令値等のデー
タを他の装置から受けていないという事態が起こり得
る。そして、このような場合、制御装置は、電源投入直
後の初期化時の固定データをそのまま使用して、車両の
状態を全く反映しない制御を開始してしまうことがあ
る。
期化等のために、電源投入後、実際に処理動作を開始で
きるようになるまでに所定の立ち上がり時間を要し、そ
の立ち上がり時間は、各制御装置のばらつき等により各
装置毎に異なるもとのなる。この結果、上述の非自律型
処理要素をもつ制御装置が、電源投入後、その処理を開
始する時点で、その処理の実行に必要な指令値等のデー
タを他の装置から受けていないという事態が起こり得
る。そして、このような場合、制御装置は、電源投入直
後の初期化時の固定データをそのまま使用して、車両の
状態を全く反映しない制御を開始してしまうことがあ
る。
【0007】本発明は、こうした問題に鑑みなされたも
ので、上記のような機能分散型の車両用電子制御装置に
おいて、他の制御装置からのデータに基づく受動的な処
理動作を行なう制御装置が起動直後にその受動処理を開
始する際の制御タイミングを最適化することにより、起
動直後に生じる誤制御を防止することを目的としてい
る。
ので、上記のような機能分散型の車両用電子制御装置に
おいて、他の制御装置からのデータに基づく受動的な処
理動作を行なう制御装置が起動直後にその受動処理を開
始する際の制御タイミングを最適化することにより、起
動直後に生じる誤制御を防止することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めになされた請求項1に記載の発明は、図1に例示する
如く、車両に搭載された所定の制御対象を制御するのに
必要な各種運転状態を検出するセンサからの検出信号の
取り込み、該検出信号に基づく制御対象の制御量の演
算、該演算結果に応じた制御対象の駆動、といった車両
制御のための各種制御処理を各々分散して実行する複数
の制御処理手段と、各制御処理手段に設けられ、通信線
を介して、他の制御処理手段との間で車両制御のための
データを送受信する通信手段と、を備えた機能分散型の
車両用電子制御装置において、上記複数の制御処理手段
のうち、他の制御処理手段から送信されてきたデータに
基づく受動的な制御処理を実行する制御処理手段には、
当該装置の起動後、該受動処理の実行に必要なデータを
受信するまでの間、該受動処理の実行を禁止する受動処
理禁止手段を設けたことを特徴としている。
めになされた請求項1に記載の発明は、図1に例示する
如く、車両に搭載された所定の制御対象を制御するのに
必要な各種運転状態を検出するセンサからの検出信号の
取り込み、該検出信号に基づく制御対象の制御量の演
算、該演算結果に応じた制御対象の駆動、といった車両
制御のための各種制御処理を各々分散して実行する複数
の制御処理手段と、各制御処理手段に設けられ、通信線
を介して、他の制御処理手段との間で車両制御のための
データを送受信する通信手段と、を備えた機能分散型の
車両用電子制御装置において、上記複数の制御処理手段
のうち、他の制御処理手段から送信されてきたデータに
基づく受動的な制御処理を実行する制御処理手段には、
当該装置の起動後、該受動処理の実行に必要なデータを
受信するまでの間、該受動処理の実行を禁止する受動処
理禁止手段を設けたことを特徴としている。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、上記請求
項1に記載の車両用電子制御装置において、上記複数の
制御処理手段のうち、上記受動処理を実行する制御処理
手段に、上記受動処理禁止手段が上記受動処理の実行を
禁止している時間が所定の故障判定時間以上経過する
と、当該装置のデータ伝送系の故障を判定して、当該受
動処理実行のための受信データとして予め設定された基
準値を設定し、該受動処理の実行を許可する故障判定許
可手段を設けたことを特徴としている。
項1に記載の車両用電子制御装置において、上記複数の
制御処理手段のうち、上記受動処理を実行する制御処理
手段に、上記受動処理禁止手段が上記受動処理の実行を
禁止している時間が所定の故障判定時間以上経過する
と、当該装置のデータ伝送系の故障を判定して、当該受
動処理実行のための受信データとして予め設定された基
準値を設定し、該受動処理の実行を許可する故障判定許
可手段を設けたことを特徴としている。
【0010】また更に、請求項3に記載の発明は、上記
請求項1又は請求項2に記載の車両用電子制御装置にお
いて、上記複数の制御処理手段のうち、上記受動処理と
して上記制御対象駆動のための駆動処理を実行する制御
処理手段には、更に、上記制御対象の駆動要求を外部か
ら直接入力するための駆動要求入力手段と、上記受動処
理禁止手段が上記駆動処理の実行を禁止している間に、
上記駆動要求入力手段から上記制御対象の駆動要求が入
力され、しかも、該駆動要求入力後の経過時間が上記故
障判定時間よりも短い所定の駆動判定時間に達すると、
当該駆動処理実行のための受信データとして予め設定さ
れた基準値を設定して、該駆動処理の実行を許可する駆
動判定許可手段と、を設けたことを特徴としている。
請求項1又は請求項2に記載の車両用電子制御装置にお
いて、上記複数の制御処理手段のうち、上記受動処理と
して上記制御対象駆動のための駆動処理を実行する制御
処理手段には、更に、上記制御対象の駆動要求を外部か
ら直接入力するための駆動要求入力手段と、上記受動処
理禁止手段が上記駆動処理の実行を禁止している間に、
上記駆動要求入力手段から上記制御対象の駆動要求が入
力され、しかも、該駆動要求入力後の経過時間が上記故
障判定時間よりも短い所定の駆動判定時間に達すると、
当該駆動処理実行のための受信データとして予め設定さ
れた基準値を設定して、該駆動処理の実行を許可する駆
動判定許可手段と、を設けたことを特徴としている。
【0011】また請求項4に記載の発明は、上記請求項
2又は請求項3に記載の車両用制御装置において、上記
複数の制御処理手段のうち、上記受動処理を実行する制
御処理手段に、上記故障判定許可手段又は駆動判定許可
手段が上記受動処理の実行を許可した後、該受動処理の
実行に必要なデータを受信した場合に、該受動処理の実
行に使用する受信データを、上記故障判定許可手段又は
駆動判定許可手段が設定した基準値から実際の受信デー
タに除々に変化させて、当該受動処理を正常処理に除々
に復帰させる受動処理復帰手段を設けたことを特徴とし
ている。
2又は請求項3に記載の車両用制御装置において、上記
複数の制御処理手段のうち、上記受動処理を実行する制
御処理手段に、上記故障判定許可手段又は駆動判定許可
手段が上記受動処理の実行を許可した後、該受動処理の
実行に必要なデータを受信した場合に、該受動処理の実
行に使用する受信データを、上記故障判定許可手段又は
駆動判定許可手段が設定した基準値から実際の受信デー
タに除々に変化させて、当該受動処理を正常処理に除々
に復帰させる受動処理復帰手段を設けたことを特徴とし
ている。
【0012】
【作用及び発明の効果】上記のように構成された請求項
1に記載の車両用電子制御装置においては、車両制御の
ための各種制御処理を各々分散して実行する複数の制御
処理手段のうち、他の制御処理手段から送信されてきた
データに基づく受動的な制御処理を実行する制御処理手
段に、受動処理禁止手段を設け、この受動処理禁止手段
によって、当該装置の起動後、受動処理の実行に必要な
データを受信するまでの間、その受動処理の実行を禁止
するようにされている。
1に記載の車両用電子制御装置においては、車両制御の
ための各種制御処理を各々分散して実行する複数の制御
処理手段のうち、他の制御処理手段から送信されてきた
データに基づく受動的な制御処理を実行する制御処理手
段に、受動処理禁止手段を設け、この受動処理禁止手段
によって、当該装置の起動後、受動処理の実行に必要な
データを受信するまでの間、その受動処理の実行を禁止
するようにされている。
【0013】このため、本発明の車両用電子制御装置に
よれば、他の制御処理手段からの送信データに基づく受
動処理を行なう制御処理手段が、当該装置の起動後、他
の制御処理手段からの送信データを受けることなく受動
処理を実行するのを防止でき、当該装置の起動直後か
ら、車両状態に応じた最適な制御を実行することができ
るようになる。
よれば、他の制御処理手段からの送信データに基づく受
動処理を行なう制御処理手段が、当該装置の起動後、他
の制御処理手段からの送信データを受けることなく受動
処理を実行するのを防止でき、当該装置の起動直後か
ら、車両状態に応じた最適な制御を実行することができ
るようになる。
【0014】次に、請求項2に記載の車両用電子制御装
置においては、複数の制御処理手段のうちの受動処理を
実行する制御処理手段、換言すれば受動処理禁止手段を
備えた制御処理手段には、故障判定許可手段が設けら
れ、受動処理禁止手段が受動処理を禁止している時間が
所定故障判定時間以上経過すると、故障判定許可手段
が、当該装置のデータ伝送系が故障したと判定して、受
動処理実行のための受信データとして予め設定された基
準値を設定し、受動処理の実行を許可する。
置においては、複数の制御処理手段のうちの受動処理を
実行する制御処理手段、換言すれば受動処理禁止手段を
備えた制御処理手段には、故障判定許可手段が設けら
れ、受動処理禁止手段が受動処理を禁止している時間が
所定故障判定時間以上経過すると、故障判定許可手段
が、当該装置のデータ伝送系が故障したと判定して、受
動処理実行のための受信データとして予め設定された基
準値を設定し、受動処理の実行を許可する。
【0015】すなわち、受動処理禁止手段によって受動
処理を単に禁止するようにした場合、受動処理のための
データを送信する制御処理手段側から受動処理を行なう
制御処理手段側へのデータ伝送系に異常が生じた場合に
は、当該装置の起動後、受動処理が禁止され続け、当該
装置によって制御対象を駆動できなくなってしまうた
め、本発明では、受動処理を禁止している時間が所定時
間以上経過した場合には、データ伝送系に何等かの異常
が生じたとして、受信データとして予め設定された基準
値を設定して受動処理の実行を許可することにより、制
御対象を駆動できるようにしているのである。
処理を単に禁止するようにした場合、受動処理のための
データを送信する制御処理手段側から受動処理を行なう
制御処理手段側へのデータ伝送系に異常が生じた場合に
は、当該装置の起動後、受動処理が禁止され続け、当該
装置によって制御対象を駆動できなくなってしまうた
め、本発明では、受動処理を禁止している時間が所定時
間以上経過した場合には、データ伝送系に何等かの異常
が生じたとして、受信データとして予め設定された基準
値を設定して受動処理の実行を許可することにより、制
御対象を駆動できるようにしているのである。
【0016】このため、本発明によれば、データ伝送系
に異常が生じた場合に、制御対象を駆動できなくなるの
を防止して、例えば、車両の退避走行等を行なうことが
できるようになる。また次に、請求項3に記載の車両用
電子制御装置においては、複数の制御処理手段のうち、
受動処理として制御対象駆動のための駆動処理を実行す
る制御処理手段には、駆動要求入力手段と駆動判定許可
手段とが設けられており、受動処理禁止手段が駆動処理
の実行を禁止している間に、駆動要求入力手段から制御
対象の駆動要求が入力され、しかも駆動要求入力後の経
過時間が上記故障判定時間よりも短い所定の駆動判定時
間に達すると、駆動判定許可手段が、駆動処理実行のた
めの受信データとして予め設定された基準値を設定し
て、駆動処理の実行を許可する。
に異常が生じた場合に、制御対象を駆動できなくなるの
を防止して、例えば、車両の退避走行等を行なうことが
できるようになる。また次に、請求項3に記載の車両用
電子制御装置においては、複数の制御処理手段のうち、
受動処理として制御対象駆動のための駆動処理を実行す
る制御処理手段には、駆動要求入力手段と駆動判定許可
手段とが設けられており、受動処理禁止手段が駆動処理
の実行を禁止している間に、駆動要求入力手段から制御
対象の駆動要求が入力され、しかも駆動要求入力後の経
過時間が上記故障判定時間よりも短い所定の駆動判定時
間に達すると、駆動判定許可手段が、駆動処理実行のた
めの受信データとして予め設定された基準値を設定し
て、駆動処理の実行を許可する。
【0017】すなわち、例えば、自動車において内燃機
関を始動する際には、運転者の手動操作によるスタータ
モータの回転と共に、内燃機関への燃料供給を行なう必
要があるが、このような場合に、データ伝送系の立上が
り遅れ、或はデータ伝送系の故障等によって、制御対象
である燃料噴射弁の駆動制御が受動処理禁止手段によっ
て禁止されていると、運転者の手動操作によってスター
タモータが回転しているにもかかわらず、内燃機関を始
動できなくなってしまう。
関を始動する際には、運転者の手動操作によるスタータ
モータの回転と共に、内燃機関への燃料供給を行なう必
要があるが、このような場合に、データ伝送系の立上が
り遅れ、或はデータ伝送系の故障等によって、制御対象
である燃料噴射弁の駆動制御が受動処理禁止手段によっ
て禁止されていると、運転者の手動操作によってスター
タモータが回転しているにもかかわらず、内燃機関を始
動できなくなってしまう。
【0018】そこで本発明では、制御対象を駆動する制
御処理手段に駆動要求入力手段を設けて、制御対象の駆
動要求を外部から直接入力できるようにし、この駆動要
求入力手段から制御対象の駆動要求が入力されると、た
とえ受動処理禁止手段が駆動処理の実行を禁止していた
としても、所定の駆動判定時間経過後には、駆動判定許
可手段が、駆動処理実行のための受信データとして予め
設定された基準値を設定して、駆動処理の実行を許可す
るようにしているのである。
御処理手段に駆動要求入力手段を設けて、制御対象の駆
動要求を外部から直接入力できるようにし、この駆動要
求入力手段から制御対象の駆動要求が入力されると、た
とえ受動処理禁止手段が駆動処理の実行を禁止していた
としても、所定の駆動判定時間経過後には、駆動判定許
可手段が、駆動処理実行のための受信データとして予め
設定された基準値を設定して、駆動処理の実行を許可す
るようにしているのである。
【0019】このため、本発明によれば、データ伝送系
の故障や立上がり遅れ等によって、制御系駆動のための
駆動処理を実行する制御処理手段側で、駆動処理実行の
ためのデータを受信できていない場合にでも、制御対象
の駆動要求を入力することにより、その後所定の駆動判
定時間経過後に、制御対象を始動させることができるよ
うになる。従って、車両乗員が内燃機関等の制御対象を
早く始動させたいにもかかわらず、制御対象がなかなか
始動できないといったことを防止できる。
の故障や立上がり遅れ等によって、制御系駆動のための
駆動処理を実行する制御処理手段側で、駆動処理実行の
ためのデータを受信できていない場合にでも、制御対象
の駆動要求を入力することにより、その後所定の駆動判
定時間経過後に、制御対象を始動させることができるよ
うになる。従って、車両乗員が内燃機関等の制御対象を
早く始動させたいにもかかわらず、制御対象がなかなか
始動できないといったことを防止できる。
【0020】また、駆動判定時間には、故障判定時間よ
りも短い時間が設定されているため、故障判定許可手段
を備えた装置において、制御対象の駆動要求が入力され
た後、故障判定許可手段にてデータ伝送系の故障が判定
されるまでに、駆動判定時間が経過すると、駆動判定許
可手段が制御対象の駆動処理を許可することになる。つ
まり、駆動判定許可手段は、制御対象の駆動要求を受け
ることにより、故障判定許可手段に比べて、より早く制
御対象の駆動処理を実行させることができる。
りも短い時間が設定されているため、故障判定許可手段
を備えた装置において、制御対象の駆動要求が入力され
た後、故障判定許可手段にてデータ伝送系の故障が判定
されるまでに、駆動判定時間が経過すると、駆動判定許
可手段が制御対象の駆動処理を許可することになる。つ
まり、駆動判定許可手段は、制御対象の駆動要求を受け
ることにより、故障判定許可手段に比べて、より早く制
御対象の駆動処理を実行させることができる。
【0021】従って、本発明によれば、請求項2に記載
の装置に比べて、例えば内燃機関を始動させて車両を速
やかに移動させたい場合の退避走行等を、より早く開始
することができるようになり、安全性をより向上するこ
とができる。また次に、請求項4に記載の車両用電子制
御装置においては、受動処理を実行する制御処理手段
に、故障判定許可手段及び/又は駆動判定許可手段に加
えて、更に、受動処理復帰手段が設けられ、故障判定許
可手段又は駆動判定許可手段が受動処理の実行を許可し
た後、受動処理の実行に必要なデータが受信されると、
受動処理復帰手段が、受動処理の実行に使用する受信デ
ータを、故障判定許可手段又は駆動判定許可手段が設定
した基準値から実際の受信データに除々に変化させる。
の装置に比べて、例えば内燃機関を始動させて車両を速
やかに移動させたい場合の退避走行等を、より早く開始
することができるようになり、安全性をより向上するこ
とができる。また次に、請求項4に記載の車両用電子制
御装置においては、受動処理を実行する制御処理手段
に、故障判定許可手段及び/又は駆動判定許可手段に加
えて、更に、受動処理復帰手段が設けられ、故障判定許
可手段又は駆動判定許可手段が受動処理の実行を許可し
た後、受動処理の実行に必要なデータが受信されると、
受動処理復帰手段が、受動処理の実行に使用する受信デ
ータを、故障判定許可手段又は駆動判定許可手段が設定
した基準値から実際の受信データに除々に変化させる。
【0022】従って、本発明によれば、故障判定許可手
段又は駆動判定許可手段が、データ伝送系の故障判定又
は外部から直接入力される駆動要求に従って、受動処理
を行なう制御処理手段に対して基準値に基づく受動処理
を開始させた後に、その受動処理実行のためのデータを
受信できるようになった場合に、受動処理に使用される
受信データが、基準値から実際に受信したデータにその
まま切り替えられて、制御処理手段の動作が急変すると
いったことはなく、受動処理を実際に受信したデータに
基づく正常処理に除々に復帰させることができる。
段又は駆動判定許可手段が、データ伝送系の故障判定又
は外部から直接入力される駆動要求に従って、受動処理
を行なう制御処理手段に対して基準値に基づく受動処理
を開始させた後に、その受動処理実行のためのデータを
受信できるようになった場合に、受動処理に使用される
受信データが、基準値から実際に受信したデータにその
まま切り替えられて、制御処理手段の動作が急変すると
いったことはなく、受動処理を実際に受信したデータに
基づく正常処理に除々に復帰させることができる。
【0023】従って、データ伝送系の一次的な故障、デ
ータ伝送の遅れ等によって、一次的に基準値を用いた受
動処理を行い、その後、データ伝送が正常に復帰した場
合には、制御処理手段の動作を除々に実際の受信データ
を用いた正常動作に除々に復帰させることができ、延い
ては、制御対象を除々に最適な状態に変化させることが
できる。
ータ伝送の遅れ等によって、一次的に基準値を用いた受
動処理を行い、その後、データ伝送が正常に復帰した場
合には、制御処理手段の動作を除々に実際の受信データ
を用いた正常動作に除々に復帰させることができ、延い
ては、制御対象を除々に最適な状態に変化させることが
できる。
【0024】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。まず図2は、本発明が適用されたパワートレイン制
御装置全体の構成を表わすブロック図である。
る。まず図2は、本発明が適用されたパワートレイン制
御装置全体の構成を表わすブロック図である。
【0025】本実施例のパワートレイン制御装置は、車
両に搭載された内燃機関や自動変速機等、内燃機関から
駆動輪に至る車両駆動系の制御を行なうためのものであ
り、図2に示す如く、制御対象となる内燃機関や変速機
等の制御量を演算して制御指令値を発生するパワートレ
イン制御演算装置2と、パワートレイン制御演算装置2
からの制御指令値に応じて、インジェクタ,フューエル
ポンプを駆動制御すると共に、点火コイルを通電制御す
る噴射/点火制御装置4と、パワートレイン制御演算装
置2からの制御指令値に応じて、自動変速機の変速段や
ロックアップ状態を切り換えるためのソレノイド類を通
電制御する変速機制御装置8と、パワートレイン制御演
算装置2からの制御指令値に応じて、内燃機関の吸気系
に設けられたサブスロットルバルブを開閉するモータを
駆動制御するスロットル制御装置10と、パワートレイ
ン制御演算装置2からの制御指令値に応じて、上記各制
御装置に接続されていない車両駆動系のアクチュエータ
類を駆動制御すると共に、上記各制御装置に接続されて
いない内燃機関等の各種運転状態を検出するセンサ類か
らの検出信号を取り込むI/O処理装置6とから構成さ
れている。
両に搭載された内燃機関や自動変速機等、内燃機関から
駆動輪に至る車両駆動系の制御を行なうためのものであ
り、図2に示す如く、制御対象となる内燃機関や変速機
等の制御量を演算して制御指令値を発生するパワートレ
イン制御演算装置2と、パワートレイン制御演算装置2
からの制御指令値に応じて、インジェクタ,フューエル
ポンプを駆動制御すると共に、点火コイルを通電制御す
る噴射/点火制御装置4と、パワートレイン制御演算装
置2からの制御指令値に応じて、自動変速機の変速段や
ロックアップ状態を切り換えるためのソレノイド類を通
電制御する変速機制御装置8と、パワートレイン制御演
算装置2からの制御指令値に応じて、内燃機関の吸気系
に設けられたサブスロットルバルブを開閉するモータを
駆動制御するスロットル制御装置10と、パワートレイ
ン制御演算装置2からの制御指令値に応じて、上記各制
御装置に接続されていない車両駆動系のアクチュエータ
類を駆動制御すると共に、上記各制御装置に接続されて
いない内燃機関等の各種運転状態を検出するセンサ類か
らの検出信号を取り込むI/O処理装置6とから構成さ
れている。
【0026】そして、これら各装置2〜10は、通信線
12を介して相互に接続されて所謂LANを形成してお
り、通信線12を介して、各装置2〜10間でパワート
レイン制御のためのデータを送受信することにより、内
燃機関や自動変速機等からなる車両駆動系を最適に制御
する。
12を介して相互に接続されて所謂LANを形成してお
り、通信線12を介して、各装置2〜10間でパワート
レイン制御のためのデータを送受信することにより、内
燃機関や自動変速機等からなる車両駆動系を最適に制御
する。
【0027】すなわち、上記各装置2〜10は、CP
U,ROM,RAM等からなる通信機能を有するマイク
ロコンピュータにより構成されており、予め設定された
制御プログラムに従い、パワートレイン制御のための各
種制御処理を実行すると共に、通信線12を介して他の
装置との間でデータ通信を行なうことによって、車両駆
動系を内燃機関や車両の運転状態に応じて最適に制御す
るのである。
U,ROM,RAM等からなる通信機能を有するマイク
ロコンピュータにより構成されており、予め設定された
制御プログラムに従い、パワートレイン制御のための各
種制御処理を実行すると共に、通信線12を介して他の
装置との間でデータ通信を行なうことによって、車両駆
動系を内燃機関や車両の運転状態に応じて最適に制御す
るのである。
【0028】ここで、パワートレイン制御演算装置2
は、車室内に設けられており、他の装置から送信されて
きた車両各部の運転状態を表わす各種データに基づき、
車両駆動系各部の制御量を演算して、その演算結果を制
御指令値として他の装置に送信する受動的な演算処理を
実行する。また、パワートレイン制御演算装置2は、制
御量の演算及び送信といった受動処理を実行するだけで
なく、車室内に設けられたスイッチ類からの信号を取り
込むスイッチ信号入力処理や、車室内に設けられた表示
ランプを点灯して当該装置の動作状態等を表示する表示
制御処理といった自律型の制御処理も併せて実行する。
は、車室内に設けられており、他の装置から送信されて
きた車両各部の運転状態を表わす各種データに基づき、
車両駆動系各部の制御量を演算して、その演算結果を制
御指令値として他の装置に送信する受動的な演算処理を
実行する。また、パワートレイン制御演算装置2は、制
御量の演算及び送信といった受動処理を実行するだけで
なく、車室内に設けられたスイッチ類からの信号を取り
込むスイッチ信号入力処理や、車室内に設けられた表示
ランプを点灯して当該装置の動作状態等を表示する表示
制御処理といった自律型の制御処理も併せて実行する。
【0029】一方、噴射/点火制御装置4,I/O処理
装置6,変速機制御装置8及びスロットル制御装置10
は、夫々、車両のエンジンルーム内に設けられている。
そして、噴射/点火制御装置4には、内燃機関の燃料噴
射量制御及び点火時期制御のための制御対象であるイン
ジェクタ,フューエルポンプ,及び点火コイルが接続さ
れると共に、吸入空気量を検出するエアフロメータ、ア
クセルペダルに連動して開閉されるメインスロットルバ
ルブの開度を検出するメインスロットルセンサ、内燃機
関のノッキングを検出するノックセンサ、スタータの駆
動状態を検出するスタータスイッチ、内燃機関のアイド
ル状態を検出するアイドルスイッチ、内燃機関の回転速
度を検出するためのクランク角センサ等、燃料噴射量及
び点火時期の基本制御量を演算するのに必要な各種セン
サ類が接続されている。
装置6,変速機制御装置8及びスロットル制御装置10
は、夫々、車両のエンジンルーム内に設けられている。
そして、噴射/点火制御装置4には、内燃機関の燃料噴
射量制御及び点火時期制御のための制御対象であるイン
ジェクタ,フューエルポンプ,及び点火コイルが接続さ
れると共に、吸入空気量を検出するエアフロメータ、ア
クセルペダルに連動して開閉されるメインスロットルバ
ルブの開度を検出するメインスロットルセンサ、内燃機
関のノッキングを検出するノックセンサ、スタータの駆
動状態を検出するスタータスイッチ、内燃機関のアイド
ル状態を検出するアイドルスイッチ、内燃機関の回転速
度を検出するためのクランク角センサ等、燃料噴射量及
び点火時期の基本制御量を演算するのに必要な各種セン
サ類が接続されている。
【0030】そして、噴射/点火制御装置4は、上記の
ように、パワートレイン制御演算装置2からの制御指令
値を受けて、インジェクタ,フューエルポンプ,点火コ
イルを制御する受動的な制御処理を実行するだけでな
く、上記各センサ類からの検出信号やバッテリ電圧を送
信用のデータとして取り込んで、通信線12を介して他
の装置に送信する自律型の制御処理も実行する。
ように、パワートレイン制御演算装置2からの制御指令
値を受けて、インジェクタ,フューエルポンプ,点火コ
イルを制御する受動的な制御処理を実行するだけでな
く、上記各センサ類からの検出信号やバッテリ電圧を送
信用のデータとして取り込んで、通信線12を介して他
の装置に送信する自律型の制御処理も実行する。
【0031】また、変速機制御装置8には、自動変速機
の変速段やロックアップ状態を切り替えるためのソレノ
イド類が接続されると共に、変速制御の基本的な制御量
を演算するのに必要なセンサ類、すなわち、トルクコン
バータの回転数を検出する回転数センサ、車両運転者に
より操作されるシフトレバーの位置を検出するシフトス
イッチ、自動変速機内の作動油の温度を検出する油温セ
ンサ等が接続されている。そして、変速機制御装置8
は、噴射/点火制御装置4と同様、パワートレイン制御
演算装置2からの制御指令値を受けて、変速制御のため
のソレノイド類を通電制御する受動的な制御処理を実行
するだけでなく、上記各センサ類からの信号を送信用の
データとして取り込んで、通信線12を介して他の装置
に送信する自律型の制御処理も実行する。
の変速段やロックアップ状態を切り替えるためのソレノ
イド類が接続されると共に、変速制御の基本的な制御量
を演算するのに必要なセンサ類、すなわち、トルクコン
バータの回転数を検出する回転数センサ、車両運転者に
より操作されるシフトレバーの位置を検出するシフトス
イッチ、自動変速機内の作動油の温度を検出する油温セ
ンサ等が接続されている。そして、変速機制御装置8
は、噴射/点火制御装置4と同様、パワートレイン制御
演算装置2からの制御指令値を受けて、変速制御のため
のソレノイド類を通電制御する受動的な制御処理を実行
するだけでなく、上記各センサ類からの信号を送信用の
データとして取り込んで、通信線12を介して他の装置
に送信する自律型の制御処理も実行する。
【0032】また次に、スロットル制御装置10には、
内燃機関の吸気系にアクセルペダルと連動して開閉され
るメインスロットルバルブとは別に設けられたサブスロ
ットルバルブを開閉するモータが接続されると共に、こ
のモータにより開閉されるサブスロットルバルブの開度
を検出するサブスロットルセンサが接続されている。そ
して、スロットル制御装置10は、上記各制御装置4,
6と同様、パワートレイン制御演算装置2からの制御指
令値を受けて、モータを駆動し、サブスロットルバルブ
の開度を制御する受動的な制御処理を実行するだけでな
く、サブスロットルバルブの開度制御に必要なサブスロ
ットルセンサからの検出信号を送信用のデータとして取
り込んで、通信線12を介して他の装置に送信する自律
型の制御処理も実行する。
内燃機関の吸気系にアクセルペダルと連動して開閉され
るメインスロットルバルブとは別に設けられたサブスロ
ットルバルブを開閉するモータが接続されると共に、こ
のモータにより開閉されるサブスロットルバルブの開度
を検出するサブスロットルセンサが接続されている。そ
して、スロットル制御装置10は、上記各制御装置4,
6と同様、パワートレイン制御演算装置2からの制御指
令値を受けて、モータを駆動し、サブスロットルバルブ
の開度を制御する受動的な制御処理を実行するだけでな
く、サブスロットルバルブの開度制御に必要なサブスロ
ットルセンサからの検出信号を送信用のデータとして取
り込んで、通信線12を介して他の装置に送信する自律
型の制御処理も実行する。
【0033】また更に、I/O処理装置6には、エンジ
ンルーム内に設けられたセンサ,アクチュエータのうち
で、他の装置4,8,10に接続する必要のないセンサ
類及びアクチュエータ類が接続されており、上記のよう
に、パワートレイン制御演算装置2からの制御指令値に
応じてアクチュエータ類を駆動制御する受動的な制御処
理と、当該装置に接続されたセンサ類からの検出信号を
送信用データとして取り込み、通信線12を介して他の
装置に送信する自律型の制御処理とを夫々実行する。
ンルーム内に設けられたセンサ,アクチュエータのうち
で、他の装置4,8,10に接続する必要のないセンサ
類及びアクチュエータ類が接続されており、上記のよう
に、パワートレイン制御演算装置2からの制御指令値に
応じてアクチュエータ類を駆動制御する受動的な制御処
理と、当該装置に接続されたセンサ類からの検出信号を
送信用データとして取り込み、通信線12を介して他の
装置に送信する自律型の制御処理とを夫々実行する。
【0034】なお、噴射/点火制御装置4は、通信線1
2の断線等、通信系が故障した場合に、内燃機関を駆動
して車両を走行可能にするのに必要な信号、たとえばク
ランク角センサからの検出信号等をパワートレイン制御
演算装置2に直接伝送できるようにされており、噴射/
点火制御装置4とパワートレイン制御演算装置2との間
には、こうした信号を個別伝送するための信号線14も
設けられている。
2の断線等、通信系が故障した場合に、内燃機関を駆動
して車両を走行可能にするのに必要な信号、たとえばク
ランク角センサからの検出信号等をパワートレイン制御
演算装置2に直接伝送できるようにされており、噴射/
点火制御装置4とパワートレイン制御演算装置2との間
には、こうした信号を個別伝送するための信号線14も
設けられている。
【0035】このように本実施例のパワートレイン制御
装置は、内燃機関や自動変速機等、車両駆動系各部に設
けられたアクチュエータ類を駆動し、しかもそのアクチ
ュエータ類の制御に必要な各種運転状態を検出するセン
サ類からの検出信号を取り込む制御装置4〜10と、主
としてこれら各制御装置4〜10における制御量の演算
を行なうパワートレイン制御演算装置2を備え、各装置
2〜10間を互いに通信線12で接続して、各装置2〜
10間でデータ通信を行なうことにより、車両の駆動系
を最適に制御する分散型の電子制御装置として構成され
ている。そして、各装置2〜10は、他の装置からの送
信されてきたデータに基づく受動的な制御処理(以下、
受動処理という。)と、センサやスイッチからの信号を
取り込む自律型の制御処理(以下、自律処理という。)
とを夫々実行する。
装置は、内燃機関や自動変速機等、車両駆動系各部に設
けられたアクチュエータ類を駆動し、しかもそのアクチ
ュエータ類の制御に必要な各種運転状態を検出するセン
サ類からの検出信号を取り込む制御装置4〜10と、主
としてこれら各制御装置4〜10における制御量の演算
を行なうパワートレイン制御演算装置2を備え、各装置
2〜10間を互いに通信線12で接続して、各装置2〜
10間でデータ通信を行なうことにより、車両の駆動系
を最適に制御する分散型の電子制御装置として構成され
ている。そして、各装置2〜10は、他の装置からの送
信されてきたデータに基づく受動的な制御処理(以下、
受動処理という。)と、センサやスイッチからの信号を
取り込む自律型の制御処理(以下、自律処理という。)
とを夫々実行する。
【0036】ところで、各装置2〜10において実行さ
れる受動処理は、他のセンサから正確なデータを受けて
はじめて正常に実行できるものであり、当該制御装置へ
の電源投入後、各装置2〜10が個々に通常の制御処理
を開始するようにしていると、各装置2〜10が、受動
処理に必要な正確なデータを受信しないうちに受動処理
を開始してしまい、電源投入直後には、内燃機関や自動
変速機が車両の運転状態に関係なく制御されてしまうこ
とがある。
れる受動処理は、他のセンサから正確なデータを受けて
はじめて正常に実行できるものであり、当該制御装置へ
の電源投入後、各装置2〜10が個々に通常の制御処理
を開始するようにしていると、各装置2〜10が、受動
処理に必要な正確なデータを受信しないうちに受動処理
を開始してしまい、電源投入直後には、内燃機関や自動
変速機が車両の運転状態に関係なく制御されてしまうこ
とがある。
【0037】そこで本実施例では、電源投入後、各装置
2〜10が起動して各種制御処理を実行する際、受動処
理に関しては、その処理に必要なデータを他の装置から
受け取るまでは、受動処理の実行を禁止するようにして
いる。以下、こうした受動処理禁止のために上記各装置
2〜10において実行される制御処理について、図3に
示すフローチャートを用いて説明する。なお、図3に示
すフローチャートは、各装置2〜10が電源供給を受け
て立ち上がった後、繰返し実行されるメインルーチンの
概要を表わしている。
2〜10が起動して各種制御処理を実行する際、受動処
理に関しては、その処理に必要なデータを他の装置から
受け取るまでは、受動処理の実行を禁止するようにして
いる。以下、こうした受動処理禁止のために上記各装置
2〜10において実行される制御処理について、図3に
示すフローチャートを用いて説明する。なお、図3に示
すフローチャートは、各装置2〜10が電源供給を受け
て立ち上がった後、繰返し実行されるメインルーチンの
概要を表わしている。
【0038】図3に示す如く、上記各装置2〜10は、
電源が投入されると、まずステップ100にて、各種制
御に用いる制御パラメータを初期化する初期化処理を実
行し、初期化処理が完了すると、続くステップ110に
て、主としてセンサ類やスイッチ類からの信号を取り込
んで他の装置に送信する自律処理を実行する。
電源が投入されると、まずステップ100にて、各種制
御に用いる制御パラメータを初期化する初期化処理を実
行し、初期化処理が完了すると、続くステップ110に
て、主としてセンサ類やスイッチ類からの信号を取り込
んで他の装置に送信する自律処理を実行する。
【0039】ステップ110にて自律処理を実行する
と、今度はステップ120にて、ステップ100の初期
化処理の完了後、換言すれば当該装置が起動した後、受
動処理を実行するのに必要なデータを受信したか否かを
判断する。そして、受動処理のためのデータを受信して
いなければ、ステップ130にて、上記初期化処理が完
了して当該装置が起動した後、予め故障判定時間として
設定された所定時間が経過したか否かを判断し、所定時
間経過していなければ、再度ステップ110に移行す
る。
と、今度はステップ120にて、ステップ100の初期
化処理の完了後、換言すれば当該装置が起動した後、受
動処理を実行するのに必要なデータを受信したか否かを
判断する。そして、受動処理のためのデータを受信して
いなければ、ステップ130にて、上記初期化処理が完
了して当該装置が起動した後、予め故障判定時間として
設定された所定時間が経過したか否かを判断し、所定時
間経過していなければ、再度ステップ110に移行す
る。
【0040】つまり、当該装置が上記ステップ100の
初期化処理の完了に伴いデータ受信等の各種処理を実行
可能な状態になった後(つまり当該装置の起動後)、他
の装置から送信されてくる受動処理実行のためのデータ
を受信しておらず、しかもその状態が所定時間以上経過
していない場合には、上記ステップ110〜ステップ1
30の処理を繰返し実行することにより、自律処理のみ
を実行するのである。
初期化処理の完了に伴いデータ受信等の各種処理を実行
可能な状態になった後(つまり当該装置の起動後)、他
の装置から送信されてくる受動処理実行のためのデータ
を受信しておらず、しかもその状態が所定時間以上経過
していない場合には、上記ステップ110〜ステップ1
30の処理を繰返し実行することにより、自律処理のみ
を実行するのである。
【0041】一方、ステップ130にて、当該装置の起
動後、所定時間が経過したと判断されると、つまり、受
動処理実行のためのデータを受信していない状態で所定
時間が経過すると、データの通信系に何等かの異常が生
じたものとして、ステップ140に移行し、受動処理の
ためのデータとして、予め設定された基準値を設定し、
ステップ210の受動処理に移行する。
動後、所定時間が経過したと判断されると、つまり、受
動処理実行のためのデータを受信していない状態で所定
時間が経過すると、データの通信系に何等かの異常が生
じたものとして、ステップ140に移行し、受動処理の
ためのデータとして、予め設定された基準値を設定し、
ステップ210の受動処理に移行する。
【0042】次に、ステップ120にて、当該装置の起
動後、受動処理のためのデータを受信できたと判断され
ると、ステップ150に移行して、受動処理に必要な最
新の受信データを読み込み、続くステップ160に移行
する。ステップ160では、今まで受動処理実行のため
に基準値を設定していたか否か、つまり今まで基準値を
用いた受動処理を実行していたか否かを判断し、今まで
基準値による受動処理を実行していたのであれば、ステ
ップ170にて、現在設定されている基準値を受信デー
タの値に近付けるべく、基準値に所定値を加算または減
算することにより、基準値を更新する。
動後、受動処理のためのデータを受信できたと判断され
ると、ステップ150に移行して、受動処理に必要な最
新の受信データを読み込み、続くステップ160に移行
する。ステップ160では、今まで受動処理実行のため
に基準値を設定していたか否か、つまり今まで基準値を
用いた受動処理を実行していたか否かを判断し、今まで
基準値による受動処理を実行していたのであれば、ステ
ップ170にて、現在設定されている基準値を受信デー
タの値に近付けるべく、基準値に所定値を加算または減
算することにより、基準値を更新する。
【0043】そして続くステップ180にて、この更新
した基準値と受信データの値との偏差が所定値以下であ
り、更新後の基準値と受信データの値とが略同じになっ
たか否かを判断し、更新後の基準値が受信データの値と
略同じではないと判断されると、ステップ190に移行
して、受動処理のためのデータとして上記更新後の基準
値を設定した後、ステップ210の受動処理に移行す
る。
した基準値と受信データの値との偏差が所定値以下であ
り、更新後の基準値と受信データの値とが略同じになっ
たか否かを判断し、更新後の基準値が受信データの値と
略同じではないと判断されると、ステップ190に移行
して、受動処理のためのデータとして上記更新後の基準
値を設定した後、ステップ210の受動処理に移行す
る。
【0044】一方、ステップ180にて更新後の基準値
が受信データの値と略同じになったと判断されるか、ス
テップ160にて今まで受動処理実行のために基準値を
設定していないと判断されると、ステップ200に移行
して、受動処理のためのデータとして、ステップ150
にて読み込んだ最新の受信データを設定し、ステップ2
10の受動処理に移行する。
が受信データの値と略同じになったと判断されるか、ス
テップ160にて今まで受動処理実行のために基準値を
設定していないと判断されると、ステップ200に移行
して、受動処理のためのデータとして、ステップ150
にて読み込んだ最新の受信データを設定し、ステップ2
10の受動処理に移行する。
【0045】そして、ステップ210では、ステップ1
40,ステップ190,またはステップ200にて設定
された受動処理用のデータに基づき、制御量の演算,制
御対象の駆動といった所定の受動処理を実行し、再度ス
テップ110に移行する。このように、本実施例の車両
用パワートレイン制御装置では、各装置2〜10がパワ
ートレイン制御のための各種制御処理を各々分散して実
行するに当たって、センサ類やスイッチ類からの信号を
取り込み、必要に応じてそのデータを他の装置に送信す
る自律処理については、各装置2〜10の起動後、初期
化処理を実行した後、速やかに開始するが、他の装置か
ら送信されてきたデータに基づく、制御量の演算,制御
対象の駆動といった受動処理については、起動後、所定
時間(故障判定時間)経過するまでの間は、受動処理に
必要なデータを受信するまで受動処理の実行を禁止す
る。
40,ステップ190,またはステップ200にて設定
された受動処理用のデータに基づき、制御量の演算,制
御対象の駆動といった所定の受動処理を実行し、再度ス
テップ110に移行する。このように、本実施例の車両
用パワートレイン制御装置では、各装置2〜10がパワ
ートレイン制御のための各種制御処理を各々分散して実
行するに当たって、センサ類やスイッチ類からの信号を
取り込み、必要に応じてそのデータを他の装置に送信す
る自律処理については、各装置2〜10の起動後、初期
化処理を実行した後、速やかに開始するが、他の装置か
ら送信されてきたデータに基づく、制御量の演算,制御
対象の駆動といった受動処理については、起動後、所定
時間(故障判定時間)経過するまでの間は、受動処理に
必要なデータを受信するまで受動処理の実行を禁止す
る。
【0046】例えば、内燃機関の燃料噴射量制御は、パ
ワートレイン制御演算装置2が、I/O処理装置6及び
噴射/点火制御装置4から送信されてくる内燃機関等の
各種運転状態(冷却水温,バッテリ電圧,スロットル開
度等)を表わす検出データに基づき、インジェクタから
の燃料噴射量を演算して送信する受動処理を実行し、更
に、噴射/点火制御装置4が、パワートレイン制御演算
装置2から送信されてきた燃料噴射量(指令値)に基づ
き、インジェクタを駆動する受動処理を実行することに
よって実現されるが、図4に示す如く、本実施例では、
パワートレイン制御演算装置2は、電源投入後、初期化
の処理が完了しても、噴射/点火制御装置4及びI/O
処理装置6から燃料噴射量制御のためのデータを受信す
るまでは、燃料噴射量の演算を開始せず、全てのデータ
を受信してはじめて、燃料噴射量の演算を開始して、そ
の演算結果を燃料噴射指令値として噴射/点火制御装置
4に送信し、また噴射/点火制御装置4は、電源投入後
初期化の処理が完了すると、センサ類からの検出信号の
取り込み及び送信といった自律処理は実行するものの、
インジェクタの駆動制御は、パワートレイン制御演算装
置2から送信されてくる燃料噴射指令値を受信するまで
実行せず、燃料噴射指令値を受信してから、インジェク
タの駆動制御を開始する。
ワートレイン制御演算装置2が、I/O処理装置6及び
噴射/点火制御装置4から送信されてくる内燃機関等の
各種運転状態(冷却水温,バッテリ電圧,スロットル開
度等)を表わす検出データに基づき、インジェクタから
の燃料噴射量を演算して送信する受動処理を実行し、更
に、噴射/点火制御装置4が、パワートレイン制御演算
装置2から送信されてきた燃料噴射量(指令値)に基づ
き、インジェクタを駆動する受動処理を実行することに
よって実現されるが、図4に示す如く、本実施例では、
パワートレイン制御演算装置2は、電源投入後、初期化
の処理が完了しても、噴射/点火制御装置4及びI/O
処理装置6から燃料噴射量制御のためのデータを受信す
るまでは、燃料噴射量の演算を開始せず、全てのデータ
を受信してはじめて、燃料噴射量の演算を開始して、そ
の演算結果を燃料噴射指令値として噴射/点火制御装置
4に送信し、また噴射/点火制御装置4は、電源投入後
初期化の処理が完了すると、センサ類からの検出信号の
取り込み及び送信といった自律処理は実行するものの、
インジェクタの駆動制御は、パワートレイン制御演算装
置2から送信されてくる燃料噴射指令値を受信するまで
実行せず、燃料噴射指令値を受信してから、インジェク
タの駆動制御を開始する。
【0047】このため、本実施例によれば、制御量の演
算,制御対象の駆動といった受動処理を、他の装置から
のデータを受けることなく開始してしまうのを防止で
き、当該装置の起動直後から、車両状態に応じた最適な
制御を実行することができるようになる。
算,制御対象の駆動といった受動処理を、他の装置から
のデータを受けることなく開始してしまうのを防止で
き、当該装置の起動直後から、車両状態に応じた最適な
制御を実行することができるようになる。
【0048】また本実施例では、各装置2〜10におい
て、起動後、受動処理を実行するためのデータを受信で
きない時間が所定時間(故障判定時間)に達すると、そ
の制御のためのデータとして、所定の基準値を設定し、
その値に基づき受動処理を実行する。
て、起動後、受動処理を実行するためのデータを受信で
きない時間が所定時間(故障判定時間)に達すると、そ
の制御のためのデータとして、所定の基準値を設定し、
その値に基づき受動処理を実行する。
【0049】例えば、内燃機関の燃料噴射量制御を実行
するに当たって、パワートレイン制御演算装置2は、起
動後、I/O処理装置6及び噴射/点火制御装置4から
のデータを受信できない状態が所定の故障判定時間(例
えば、0.2sec.)以上継続すると、そのデータ値とし
て、例えば冷却水温は80℃、といように所定の基準値
を設定して燃料噴射量の演算を開始し、また噴射/点火
制御装置4は、起動後、パワートレイン制御演算装置2
から送信されてくる燃料噴射指令値を受信できない状態
が所定の故障判定時間(例えば、0.4sec.)以上継続
すると、燃料噴射指令値として所定の基準値を設定して
インジェクタの駆動制御を開始する。
するに当たって、パワートレイン制御演算装置2は、起
動後、I/O処理装置6及び噴射/点火制御装置4から
のデータを受信できない状態が所定の故障判定時間(例
えば、0.2sec.)以上継続すると、そのデータ値とし
て、例えば冷却水温は80℃、といように所定の基準値
を設定して燃料噴射量の演算を開始し、また噴射/点火
制御装置4は、起動後、パワートレイン制御演算装置2
から送信されてくる燃料噴射指令値を受信できない状態
が所定の故障判定時間(例えば、0.4sec.)以上継続
すると、燃料噴射指令値として所定の基準値を設定して
インジェクタの駆動制御を開始する。
【0050】従って、本実施例によれば、各装置2〜1
0間でのデータ伝送系に何等かの異常が発生して、デー
タ通信を実行できなくなったような場合には、受動処理
を実行する装置側で、所定の基準値に基づき受動処理を
開始するようになるため、データ伝送系の異常によっ
て、車両を駆動できなくなるのを防止でき、故障時の退
避走行等を実現できるようになる。
0間でのデータ伝送系に何等かの異常が発生して、デー
タ通信を実行できなくなったような場合には、受動処理
を実行する装置側で、所定の基準値に基づき受動処理を
開始するようになるため、データ伝送系の異常によっ
て、車両を駆動できなくなるのを防止でき、故障時の退
避走行等を実現できるようになる。
【0051】また更に、本実施例では、こうした基準値
に基づく受動処理を実行しているときに、その受動処理
に必要なデータを受信できるようになると、受動処理に
使用するデータを、その受信データにそのまま切り替え
るのではなく、上記ステップ170〜ステップ180の
処理により、今まで受動処理に使用していた基準値を順
次更新することにより、受動処理に使用する基準値を受
信データに除々に近付け、基準値が受信データと略同じ
値になった時点で、受動処理に使用するデータを受信デ
ータに切り替えるようにしている。
に基づく受動処理を実行しているときに、その受動処理
に必要なデータを受信できるようになると、受動処理に
使用するデータを、その受信データにそのまま切り替え
るのではなく、上記ステップ170〜ステップ180の
処理により、今まで受動処理に使用していた基準値を順
次更新することにより、受動処理に使用する基準値を受
信データに除々に近付け、基準値が受信データと略同じ
値になった時点で、受動処理に使用するデータを受信デ
ータに切り替えるようにしている。
【0052】このため、本実施例によれば、一旦、デー
タ伝送系の故障を判定して、基準値を用いた受動処理を
実行している最中に、データ伝送系が正常に戻って、各
装置2〜10間でデータ通信を行なえるようになった際
に、制御データが急変するようなことはなく、制御デー
タを運転状態に対応した正常な値に除々に復帰させて、
制御対象を除々に最適な状態に変化させることができ
る。
タ伝送系の故障を判定して、基準値を用いた受動処理を
実行している最中に、データ伝送系が正常に戻って、各
装置2〜10間でデータ通信を行なえるようになった際
に、制御データが急変するようなことはなく、制御デー
タを運転状態に対応した正常な値に除々に復帰させて、
制御対象を除々に最適な状態に変化させることができ
る。
【0053】ここで、上記実施例においては、各装置2
〜10が、起動後、受動処理実行のためのデータを受信
するか、故障判定時間として設定された所定時間経過し
たときに、受動処理を開始するように構成したが、例え
ば、噴射/点火制御装置4において実行されるインジェ
クタの駆動制御についても、こうした実行条件下で制御
を開始するようにしていると、起動後、パワートレイン
制御演算装置2から送信されてくる燃料噴射指令値を受
信するか、所定の故障判定時間(例えば、0.4sec.)
継続するまでの間は、インジェクタの駆動、つまり内燃
機関への燃料噴射を実行することができず、この間に、
車両運転者が、内燃機関の始動のためにスタータスイッ
チを操作して、スタータモータを回転させても、内燃機
関に燃料が供給されないために、内燃機関を始動させる
ことができない。
〜10が、起動後、受動処理実行のためのデータを受信
するか、故障判定時間として設定された所定時間経過し
たときに、受動処理を開始するように構成したが、例え
ば、噴射/点火制御装置4において実行されるインジェ
クタの駆動制御についても、こうした実行条件下で制御
を開始するようにしていると、起動後、パワートレイン
制御演算装置2から送信されてくる燃料噴射指令値を受
信するか、所定の故障判定時間(例えば、0.4sec.)
継続するまでの間は、インジェクタの駆動、つまり内燃
機関への燃料噴射を実行することができず、この間に、
車両運転者が、内燃機関の始動のためにスタータスイッ
チを操作して、スタータモータを回転させても、内燃機
関に燃料が供給されないために、内燃機関を始動させる
ことができない。
【0054】従って、噴射/点火制御装置4において
は、インジェクタ駆動等の受動処理を、車両運転者がス
タータスイッチを操作してスタータモータを回転させた
ときにも開始できるようにすることが望ましい。そし
て、このためには、噴射/点火制御装置4において、図
3に示した処理に代えて、図5に示す如き手順で処理を
実行するようにすればよい。
は、インジェクタ駆動等の受動処理を、車両運転者がス
タータスイッチを操作してスタータモータを回転させた
ときにも開始できるようにすることが望ましい。そし
て、このためには、噴射/点火制御装置4において、図
3に示した処理に代えて、図5に示す如き手順で処理を
実行するようにすればよい。
【0055】すなわち、図5に示す如く、ステップ12
0にて、起動後、受動処理のためのデータを受信してい
ないと判断された場合には、ステップ310にて、既に
受動処理実行のための基準値が設定されているか否かを
判断し、基準値が設定されていなければ(つまり受動処
理が開始されていなければ)、ステップ130にて、当
該装置の起動後、故障判定時間として設定された所定時
間(例えば0.4sec.)経過したか否かを判断し、起動
後、故障判定時間としての所定時間が経過していなけれ
ば、更に、ステップ320にて、スタータスイッチがオ
ン状態であるか否か(つまり現在車両スタータモータが
回転しており、運転者が内燃機関を始動させようとして
いるか否か)を判断し、スタータスイッチがオン状態で
あれば、ステップ330にて、スタータスイッチのオン
状態が駆動判定時間としての所定時間(例えば50mse
c.)経過したか否かを判断して、スタータスイッチのオ
ン状態が駆動判定時間としての所定時間経過している場
合には、ステップ140に移行し、インジェクタの駆動
制御等の受動処理のためのデータとして予め設定された
基準値を設定して、ステップ210の受動処理を実行す
るようにすればよい。
0にて、起動後、受動処理のためのデータを受信してい
ないと判断された場合には、ステップ310にて、既に
受動処理実行のための基準値が設定されているか否かを
判断し、基準値が設定されていなければ(つまり受動処
理が開始されていなければ)、ステップ130にて、当
該装置の起動後、故障判定時間として設定された所定時
間(例えば0.4sec.)経過したか否かを判断し、起動
後、故障判定時間としての所定時間が経過していなけれ
ば、更に、ステップ320にて、スタータスイッチがオ
ン状態であるか否か(つまり現在車両スタータモータが
回転しており、運転者が内燃機関を始動させようとして
いるか否か)を判断し、スタータスイッチがオン状態で
あれば、ステップ330にて、スタータスイッチのオン
状態が駆動判定時間としての所定時間(例えば50mse
c.)経過したか否かを判断して、スタータスイッチのオ
ン状態が駆動判定時間としての所定時間経過している場
合には、ステップ140に移行し、インジェクタの駆動
制御等の受動処理のためのデータとして予め設定された
基準値を設定して、ステップ210の受動処理を実行す
るようにすればよい。
【0056】なお、図5のフローチャートにおいて、ス
テップ100〜ステップ210の処理は、前述の図3と
全く同様であるため、説明は省略する。またステップ3
10にて既に基準値が設定されていると判断された場合
には、基準値に基づく受動処理を継続して実行するため
にステップ140に移行し、ステップ320にて、スタ
ータスイッチがオン状態ではないと判断された場合、及
び、ステップ330にてそのオン状態が所定時間経過し
ていないと判断された場合には、自律処理のみを実行す
るためにステップ110に移行する。
テップ100〜ステップ210の処理は、前述の図3と
全く同様であるため、説明は省略する。またステップ3
10にて既に基準値が設定されていると判断された場合
には、基準値に基づく受動処理を継続して実行するため
にステップ140に移行し、ステップ320にて、スタ
ータスイッチがオン状態ではないと判断された場合、及
び、ステップ330にてそのオン状態が所定時間経過し
ていないと判断された場合には、自律処理のみを実行す
るためにステップ110に移行する。
【0057】そして、このようにスタータスイッチのオ
ン状態が所定時間(駆動判定時間)経過したときに、基
準値を用いた受動処理を実行するようにすれば、図6に
示す如く、電源投入後、初期化処理が完了して、噴射/
点火制御装置4が起動した後、他の装置からのデータ伝
送系の立上がり遅れ、或はデータ伝送系の故障等によっ
て、インジェクタ駆動制御のためのデータを受信できて
いないにもかかわらず、スタータスイッチがオンされた
場合には、その後、駆動判定時間として設定された所定
時間(図に示す△T1:例えば50msec.)経過した時
点で、インジェクタの駆動制御が開始されることにな
る。
ン状態が所定時間(駆動判定時間)経過したときに、基
準値を用いた受動処理を実行するようにすれば、図6に
示す如く、電源投入後、初期化処理が完了して、噴射/
点火制御装置4が起動した後、他の装置からのデータ伝
送系の立上がり遅れ、或はデータ伝送系の故障等によっ
て、インジェクタ駆動制御のためのデータを受信できて
いないにもかかわらず、スタータスイッチがオンされた
場合には、その後、駆動判定時間として設定された所定
時間(図に示す△T1:例えば50msec.)経過した時
点で、インジェクタの駆動制御が開始されることにな
る。
【0058】従って、本実施例によれば、車両運転者が
内燃機関を始動させたいにもかかわらず、噴射/点火制
御装置側でインジェクタの駆動(つまり燃料噴射)がな
かなか実行されないといったことを防止でき、車両運転
者の駆動要求に応じて内燃機関を速やかに始動させるこ
とができるようになる。
内燃機関を始動させたいにもかかわらず、噴射/点火制
御装置側でインジェクタの駆動(つまり燃料噴射)がな
かなか実行されないといったことを防止でき、車両運転
者の駆動要求に応じて内燃機関を速やかに始動させるこ
とができるようになる。
【0059】また、図6に示す如く、スタータスイッチ
がオンしてインジェクタの駆動制御を開始するまでの駆
動判定時間△T1(例えば50msec.)には、当該装置
の起動後、故障を判定してインジェクタの駆動制御を開
始するまでの故障判定時間△T2(例えば0.4sec.)
に比べて、きわめて短い時間が設定されているため、デ
ータ伝送系の故障時にも、単にデータ伝送系の故障を判
定して制御を開始するようにした場合に比べて、スター
タスイッチオン後のインジェクタの駆動制御を早く開始
することができる。従って、本実施例によれば、データ
伝送系の故障時に車両を退避走行させる際にも、スター
タスイッチのオン(つまり車両運転者による内燃機関の
始動要求)に応じて、内燃機関を早く始動することがで
き、車両の退避走行を速やかに行うことができるように
なる。
がオンしてインジェクタの駆動制御を開始するまでの駆
動判定時間△T1(例えば50msec.)には、当該装置
の起動後、故障を判定してインジェクタの駆動制御を開
始するまでの故障判定時間△T2(例えば0.4sec.)
に比べて、きわめて短い時間が設定されているため、デ
ータ伝送系の故障時にも、単にデータ伝送系の故障を判
定して制御を開始するようにした場合に比べて、スター
タスイッチオン後のインジェクタの駆動制御を早く開始
することができる。従って、本実施例によれば、データ
伝送系の故障時に車両を退避走行させる際にも、スター
タスイッチのオン(つまり車両運転者による内燃機関の
始動要求)に応じて、内燃機関を早く始動することがで
き、車両の退避走行を速やかに行うことができるように
なる。
【0060】つまり、噴射/点火制御装置において、図
3に示した制御手順で内燃機関の駆動制御を実行するよ
うにした場合、データ伝送系の故障時には、たとえスタ
ータスイッチがオン状態になっていたとしても、当該装
置の起動後、故障判定時間△T2経過後に、インジェク
タの駆動制御を開始するため、内燃機関の始動タイミン
グはその後始動に要する時間が経過した時点t2となっ
てしまうが、本実施例のように、噴射/点火制御装置に
おいて、図5に示した制御手順で内燃機関の駆動制御を
実行する要にした場合には、スタータスイッチがオンさ
れてから速やかにインジェクタの駆動制御が開始される
ため、スタータスイッチオン後の内燃機関の始動タイミ
ングを時点t2から時点t1へと早めることができ、デ
ータ伝送系故障時の退避走行を車両運転者の要求に応じ
て速やかに行ない、車両の走行安全性を向上することが
できるようになるのである。
3に示した制御手順で内燃機関の駆動制御を実行するよ
うにした場合、データ伝送系の故障時には、たとえスタ
ータスイッチがオン状態になっていたとしても、当該装
置の起動後、故障判定時間△T2経過後に、インジェク
タの駆動制御を開始するため、内燃機関の始動タイミン
グはその後始動に要する時間が経過した時点t2となっ
てしまうが、本実施例のように、噴射/点火制御装置に
おいて、図5に示した制御手順で内燃機関の駆動制御を
実行する要にした場合には、スタータスイッチがオンさ
れてから速やかにインジェクタの駆動制御が開始される
ため、スタータスイッチオン後の内燃機関の始動タイミ
ングを時点t2から時点t1へと早めることができ、デ
ータ伝送系故障時の退避走行を車両運転者の要求に応じ
て速やかに行ない、車両の走行安全性を向上することが
できるようになるのである。
【0061】以上、本発明を車両用のパワートレイン制
御装置に適用した実施例について説明したが、本発明は
こうした実施例に限定されるものではなく、種々の態様
をとることができる。例えば、本発明は、パワートレイ
ン制御装置以外にも、車両制動時や加速時に車輪に生じ
るスリップを防止するスリップ制御装置、車高やショッ
クアブソーバの減衰力を制御するサスペンション制御装
置等、各種電子制御装置の機能を複数の制御装置に分散
させた分散型の電子制御装置であれば適用でき、またこ
れら各装置間を通信線で接続して、車両の統合制御を行
なう装置であっても適用できる。
御装置に適用した実施例について説明したが、本発明は
こうした実施例に限定されるものではなく、種々の態様
をとることができる。例えば、本発明は、パワートレイ
ン制御装置以外にも、車両制動時や加速時に車輪に生じ
るスリップを防止するスリップ制御装置、車高やショッ
クアブソーバの減衰力を制御するサスペンション制御装
置等、各種電子制御装置の機能を複数の制御装置に分散
させた分散型の電子制御装置であれば適用でき、またこ
れら各装置間を通信線で接続して、車両の統合制御を行
なう装置であっても適用できる。
【図1】本発明の構成を例示するブロック図である。
【図2】実施例のパワートレイン制御装置全体の構成を
表わすブロック図である。
表わすブロック図である。
【図3】実施例のパワートレイン制御装置を構成する各
装置において実行される制御処理の概要を表わすフロー
チャートである。
装置において実行される制御処理の概要を表わすフロー
チャートである。
【図4】燃料噴射量制御のために各装置間で実行される
データ通信及び各装置の処理動作を模式的に表わす説明
図である。
データ通信及び各装置の処理動作を模式的に表わす説明
図である。
【図5】噴射/点火制御装置にて実行される制御処理の
他の例を説明するフローチャートである。
他の例を説明するフローチャートである。
【図6】図5の制御処理によるインジェクタ駆動制御の
開始タイミングを説明する説明図である。
開始タイミングを説明する説明図である。
2…パワートレイン制御演算装置 4…噴射/点火制
御装置 6…I/O処理装置 8…変速機制御装置 10…スロットル制御装置 12…通信線 14…
信号線
御装置 6…I/O処理装置 8…変速機制御装置 10…スロットル制御装置 12…通信線 14…
信号線
Claims (4)
- 【請求項1】 車両に搭載された所定の制御対象を制御
するのに必要な各種運転状態を検出するセンサからの検
出信号の取り込み、該検出信号に基づく制御対象の制御
量の演算、該演算結果に応じた制御対象の駆動、といっ
た車両制御のための各種制御処理を各々分散して実行す
る複数の制御処理手段と、 各制御処理手段に設けられ、通信線を介して、他の制御
処理手段との間で車両制御のためのデータを送受信する
通信手段と、 を備えた機能分散型の車両用電子制御装置において、 上記複数の制御処理手段のうち、他の制御処理手段から
送信されてきたデータに基づく受動的な制御処理を実行
する制御処理手段には、当該装置の起動後、該受動処理
の実行に必要なデータを受信するまでの間、該受動処理
の実行を禁止する受動処理禁止手段を設けたことを特徴
とする車両用電子制御装置。 - 【請求項2】 上記複数の制御処理手段のうち、上記
受動処理を実行する制御処理手段に、上記受動処理禁止
手段が上記受動処理の実行を禁止している時間が所定の
故障判定時間以上経過すると、当該装置のデータ伝送系
の故障を判定して、当該受動処理実行のための受信デー
タとして予め設定された基準値を設定し、該受動処理の
実行を許可する故障判定許可手段を設けたことを特徴と
する請求項1に記載の車両用電子制御装置。 - 【請求項3】 上記複数の制御処理手段のうち、上記受
動処理として上記制御対象駆動のための駆動処理を実行
する制御処理手段には、更に、 上記制御対象の駆動要求を外部から直接入力するための
駆動要求入力手段と、 上記受動処理禁止手段が上記駆動処理の実行を禁止して
いる間に、上記駆動要求入力手段から上記制御対象の駆
動要求が入力され、しかも、該駆動要求入力後の経過時
間が上記故障判定時間よりも短い所定の駆動判定時間に
達すると、当該駆動処理実行のための受信データとして
予め設定された基準値を設定して、該駆動処理の実行を
許可する駆動判定許可手段と、 を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
の車載用電子制御装置。 - 【請求項4】 上記複数の制御処理手段のうち、上記受
動処理を実行する制御処理手段に、上記故障判定許可手
段又は駆動判定許可手段が上記受動処理の実行を許可し
た後、該受動処理の実行に必要なデータを受信した場合
に、該受動処理の実行に使用する受信データを、上記故
障判定許可手段又は駆動判定許可手段が設定した基準値
から実際の受信データに除々に変化させて、当該受動処
理を正常処理に除々に復帰させる受動処理復帰手段を設
けたことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の車
両用電子制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13604394A JP3453850B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 車両用電子制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13604394A JP3453850B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 車両用電子制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH088924A true JPH088924A (ja) | 1996-01-12 |
| JP3453850B2 JP3453850B2 (ja) | 2003-10-06 |
Family
ID=15165848
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13604394A Expired - Fee Related JP3453850B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 車両用電子制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3453850B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006290152A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Denso Corp | 車両用制御装置および車両用制御装置に用いるプログラム |
| JP2007247430A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Toyota Motor Corp | 可変動弁機構の制御装置 |
| JP2012002212A (ja) * | 2010-06-21 | 2012-01-05 | Denso Corp | 制御システム及び通信機能付センサ装置及び電子制御装置 |
-
1994
- 1994-06-17 JP JP13604394A patent/JP3453850B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006290152A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Denso Corp | 車両用制御装置および車両用制御装置に用いるプログラム |
| US8164214B2 (en) | 2005-04-11 | 2012-04-24 | Denso Corporation | Vehicle control apparatus having function for preventing erroneous operation due to delay in activation of other vehicle control apparatus |
| JP2007247430A (ja) * | 2006-03-14 | 2007-09-27 | Toyota Motor Corp | 可変動弁機構の制御装置 |
| JP2012002212A (ja) * | 2010-06-21 | 2012-01-05 | Denso Corp | 制御システム及び通信機能付センサ装置及び電子制御装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3453850B2 (ja) | 2003-10-06 |
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