JPH088929A - 光atmスイッチ - Google Patents

光atmスイッチ

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JPH088929A
JPH088929A JP13996594A JP13996594A JPH088929A JP H088929 A JPH088929 A JP H088929A JP 13996594 A JP13996594 A JP 13996594A JP 13996594 A JP13996594 A JP 13996594A JP H088929 A JPH088929 A JP H088929A
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JP
Japan
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optical
input
output
delay
optical signal
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JP13996594A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Nakahira
佳裕 中平
Tetsuya Akaboshi
哲也 赤星
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 作製が容易な光ATMスイッチを提供するこ
と。 【構成】 入力端から入力されたセル信号を予め定めた
m種の波長中の所定の波長の光信号に変換する波長変換
手段31-1〜31-N、これら波長変換手段からの光信号が入
力されるL入力N出力の規模の方路切換手段32、方路切
換手段の後段にそれぞれ設けられ、m個の出力を有し、
かつ、前記変換された光信号が入力されるとそれをその
波長に応じて前記出力のうちの1の出力に導く導波手段
33-1〜33-N、これら導波手段の後段にそれぞれ設けら
れ、m本の遅延線で構成された光信号遅延手段であって
これら遅延線は1セル分ずつ遅延時間が長くなるよう遅
延量がそれぞれ調整されている光信号遅延手段34-1〜34
-N、及び、これら光信号遅延手段の後段にそれぞれ設け
られ、対応する光信号遅延手段に所属する遅延線から出
力される光信号を合波する合波手段35-1〜35-Nを具え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ATM(Asyncronus
Transfer Mode)交換機のスイッチング部分を構成する
光ATMスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】パケット交換の一種であるATM交換機
のスイッチングを司る部分を、光回路網で構成しようと
する方式が、考えられている。この光回路網部分は、光
ATMスイッチと称される。このような光ATMスイッ
チの従来例として、例えば文献I(イーシーオーシー
(ECOC)'93 september 12-16,1993 Proceeding,Volume
3の第77〜80頁)に開示のものがあった。以下、図3及
び図4を参照してこの従来のATMスイッチの構成およ
び動作について説明する。
【0003】この従来の光ATMスイッチは、入力用フ
ァイバ10-1〜10-Lから入力した光セル信号を出力用ファ
イバ16-1〜16-Nに交換して出力するものである。このた
め、この光ATMスイッチは、入力用光ファイバ10-1〜
10-Lの後段にそれぞれ設けられ、対応する入力用ファイ
バから入力された光セル信号を波長λ1 〜λN の波長中
のある波長の光信号に変換する波長変換手段11-1〜11-L
と、これらL個の波長変換手段11-1〜11-Lの後段に設け
られたL入力M出力の規模の光スイッチ12-0と(ただ
し、Mは必要とされるバッファ数に応じた値)、この光
スイッチのM個の出力に1対1対応で接続され1セル分
ずつ遅延時間が延長されているM個の光遅延素子13-1〜
13-Mと、これら光遅延素子13-1〜13-Mからの光を合波し
そしてN分配するスターカプラ14-0と、このスターカプ
ラ14-0のN個の出力に1対1対応で接続され、λ1 〜λ
N 波長のうちのいずれかの透過波長が割り当てられた光
フィルタ15-1〜15-Nとを具えるものであった。
【0004】この光ATMスイッチでは、入力された光
セルを、出力したいファイバの前段にある光フィルタに
割り当てられている透過波長と同じ波長の光信号に変換
することにより、この光セルを目的の出力用ファイバに
交換し出力できた。以下、具体的に説明する。図3に
は、入力用ファイバ10-1から出力用ファイバ16-2へ、お
よび、入力用ファイバ10-2から出力用ファイバ16-1へ光
信号セルをそれぞれ交換する例を示している。ここで、
出力用ファイバ16-1の前段にある光フィルタに割り当て
られている透過波長はλ1 、出力用ファイバ16-2の同波
長はλ2 である。したがって、入力用ファイバ10-1から
入力された光セルを波長λ2 の光信号に変換し、また、
入力用ファイバ10-2から入力された光セルを波長λ1
光信号に変換する。この結果、上記所定の交換が行なえ
る。ところで、ATM交換では、複数の入力用ファイバ
に同時に到着した光セルを同じ出力用ファイバに出力す
る場合がある。その場合は、出力用ファイバにおいて光
セル同士が競合するのを回避する必要がある。これは、
この従来の光ATMスイッチでは、次のように行なわれ
る。図4はその一例を示したもので、入力用ファイバ10
-1および10-2にそれぞれ入力された光セルを出力用ファ
イバ16-2へ共に出力する例を示した図である。2つの入
力セルそれぞれは波長λ2 の光信号に変換される。光ス
イッチ12-0は、2つの光信号の一方を光遅延素子13-1
に、他方を光遅延素子13-2に出力する。2つの光信号は
両遅延素子13-1,13-2 において1セル分だけ時間差がつ
けられるので、競合しなくなる。次に、これら光信号は
スターカプラ14-0で多重され、そしてこの多重光信号は
N個の光フィルタ15-1〜15-Nに分配される。分配されて
も、この多重光信号の波長がλ2 であるので、光フィル
タ15-2においてのみ多重光信号は透過する。したがっ
て、入力用ファイバ10-1および10-2にそれぞれ入力され
た光セルを競合を回避しつつ出力用ファイバ16-2へ出力
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光ATMスイッチでは、これに高負荷をかけたときの
(つまり、ある時間内にセルが大量に入力されたとき
の)セル破棄を少なくするためにバッファ数を増やす
と、バッファが光スイッチ12-0及び光遅延素子13-1〜13
M で構成されていることから、光スイッチ12-0の規模も
それに伴い大きくする必要があった。例えば、従来構成
の光ATMスイッチであって、8×8規模のものでかつ
負荷95%においてセル破棄率10-10 を満たす光AT
Mスイッチを構成しようとした場合、バッファ数はシミ
ュレーションによれば64になる。したがってこの場合
は、光スイッチ12-0として、8×64の規模のものを作
製する必要があるが、このような規模の光スイッチを作
製するのは現状ではかなり困難である。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明では、L
個の入力端及びN個の出力端を具える光ATMスイッチ
において、以下の各手段(a)〜(e)を具えたことを
特徴とする。
【0007】(a)L個の入力端の後段にそれぞれ設け
られ、対応する入力端から入力された電気若しくは光の
セル信号を予め定めたm種の波長中の所定の波長の光信
号に変換する波長変換手段。
【0008】(b)上記L個の波長変換手段からの光信
号が入力される、L入力N出力の規模の方路切換手段。
【0009】(c)上記方路切換手段のN個の出力の後
段にそれぞれ設けられ、最大m個の出力を有し、かつ、
前記変換された光信号が入力されるとそれをその波長に
応じて前記出力のうちの1の出力に導く導波手段。
【0010】(d)上記N個の導波手段の後段にそれぞ
れ設けられ、最大m本の遅延線で構成された光信号遅延
手段であってこれら遅延線は1セル分ずつ遅延時間が長
くなるよう遅延量がそれぞれ調整されている、光信号遅
延手段。
【0011】(e)上記N個の光信号遅延手段の後段に
それぞれ設けられ、対応する光信号遅延手段に所属する
遅延線から出力される光信号を合波する合波手段であっ
てその出力が当該光ATMスイッチの出力端に接続され
ている合波手段。
【0012】ただし、L,Nは正の整数値であり、L=
Nの場合があっても良い。また、mは光信号の競合具合
を考慮し予め定められる正の整数値である。
【0013】なお、上述の導波手段および光信号遅延手
段の説明において、出力の数および遅延線の数を最大m
個あるいはm本と述べた理由は、N個の入力系統の中に
は信号セルの競合がそれほどには生じない系統がある場
合もあり、そのような系統では導波手段や光信号遅延手
段の規模をmより小さくしても目的は達成できるからで
ある。
【0014】
【作用】この発明の構成によれば、方路切換手段(例え
ば光スイッチ)の規模は光ATMスイッチの規模と同じ
L×Nの規模で済む。上述の従来技術ではバッファ数M
を考慮したL×M(M>>N)の規模の方路切換手段が
必要であったことと比べると、本発明は従来技術と大き
く相違する。また、本発明では波長は光セルの競合制御
のための遅延線を特定するパラメータとなる。上述の従
来技術では波長は出力用ファイバを特定するパラメータ
であったことと比べると、本発明は従来技術と大きく相
違する。ここで、本発明では、バツファ数と同じだけの
異なる波長数mが必要になる。しかし、例えば文献II(I
EICE TRANS. COMMUN.,Vol.E75-B,No.4 APRIL 1992 )に
は、多数の半導体レーザと、ある程度の規模のスターカ
プラとを主に用い例えば100チャネルもの光学的振動
数(Optical Frequency )が得られるシステムが開示さ
れているので、多波長を得ることは可能と考える。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明の光ATMス
イッチの実施例について説明する。ただし、いずれの図
もこの発明を理解出来る程度に各構成成分の寸法、形状
及び配置関係を概略的に示してある。また、説明に用い
る各図において同様な構成成分については同一の番号を
付して示してある。
【0016】1.構成の説明 先ず、実施例の光ATMスイッチの構成について説明す
る。図1はその説明に供する図であって、実施例の光A
TMスイッチの構成を示した図である。
【0017】この光ATMスイッチは、詳細は後述する
が、L個の入力端30-1〜30-Nと、L個の波長変換手段31
-1〜31-Lと、L入力N出力の規模の方路切換手段32と、
N個の導波手段33-1〜33-Nと、N個の光信号遅延手段34
-1〜34-Nと、N個の合波手段35-1〜35-Nと、N個の出力
端36-1〜36-Nとを具える。ただし、L,Nは、光ATM
スイッチの規模に応じ決定される値であり、L=Nの場
合もあり得る値である。以下、個々の構成成分について
順に説明する。
【0018】先ず、L個の入力端30-1〜30-Nは、この光
ATMスイッチに電気若しくは光のセルを入力するため
のもので、入力信号の形態に応じた種々のものである。
入力信号が光セルの場合であれば、L個の入力端30-1〜
30-Nそれぞれは、例えば、光ファイバで構成できる。
【0019】また、波長変換手段31-1〜31-Lそれぞれ
は、対応する入力端から入力される電気若しくは光のセ
ル信号(以下、「入力信号」ともいう。)を、予め定め
たm種の波長(λ1 〜λm )中の所定の波長の光信号に
変換するものである。これらL個の波長変換手段31-1〜
31-Lは、入力端30-1〜30-Nの後段に、1対1対応で設け
てある。すなわち、入力端30-1の後段に波長変換手段31
-1を接続し、入力端30-2の後段に波長変換手段31-2を接
続し、・・・、入力端30-Lの後段に波長変換手段31-Lを
接続してある。これら波長変化手段31-1〜31N は、例え
ば変調器で構成出来る。例えば、上述の文献IIに開示の
システムは、ここでいう波長変換手段31-1〜31-Lとして
用い得る。また、波長変換の制御は、例えば、入力信号
のヘッダ部に記憶させた情報を図示しない制御装置が読
み取りこれに基づいて制御装置が波長変換手段を制御す
ることで行なえる(詳細は後述の動作説明の項参照)。
【0020】なお、この発明において波長変換手段を用
いてλ1 〜λm m種の波長を使い分ける理由は、複数の
入力端から入った入力信号が1つの出力端に競合するの
を避けるためであるので、入力信号をλ1 〜λm のうち
のどの波長の光信号に変換するかは、競合する入力信号
を出力端からどのようなタイミングで出力させるかに応
じ決定することになる。これについても、後述の動作説
明の項において説明する。
【0021】また、方路切換手段32は、L個の波長変換
手段からの光信号を入力信号として動作するもので、か
つ、N個の出力を有したものである。すなわちL×N規
模の方路切換手段である。入力信号は、この方路切換手
段32により、N個の出力端のうちのいずれに出力される
かが決定される。この方路切換手段32は、例えば光マト
リクススイッチで構成出来る。なお、方路切換の制御
は、例えば、入力信号のヘッダ部に記憶させた情報を図
示しない制御装置が読み取りこれに基づいて制御装置が
方路切換手段を制御することで行なえる。
【0022】また、導波手段33-1〜33-Nは、それぞれ、
最大m個の出力を有し、かつ、前述の波長変換手段で変
換された光信号が入力されるとこれをその波長に応じて
前記出力(最大m個の出力)のうちの1の出力に導くも
のである。ただし、図1及び図2の例の場合は、導波手
段33-1〜33-Nは、いずれも、m個の出力を有した例とな
っている。また、これら導波手段33-1〜33-Nは、方路切
換手段32のN個の出力に1対1対応で設けてある。そし
て、それぞれの導波手段33-1〜33-Nは、いずれも、波長
λ1 の光信号が入力されるとm個の出力のうちの第1の
遅延線(34-11,34-21,・・・34-N1)に接続されている出力
に光信号を出力し、・・・、波長λm の光信号が入力さ
れるとm個の出力のうちの第mの遅延線(34-1m,34-2m,
・・・34-Nm)に接続されている出力に光信号を出力するよ
うにしてある。このような導波手段は、例えばm個の光
フィルタと必要数の分波器とを組み合わせた光回路で構
成出来る。
【0023】また、光信号遅延手段34-1〜34-Nは、上述
の導波手段33-1〜33-Nの後段に1対1対応で接続された
ものであり、最大m本の遅延線で構成されかつこれら遅
延線が1セル分ずつ遅延時間が長くなるよう遅延量が調
整されているものである。ただし、図1及び図2の例で
は、光信号遅延手段34-1〜34-Nは、いずれも、m本の遅
延線で構成してある。したがって、導波手段33-1のm個
の出力には光信号遅延手段34-1のm本の遅延線34-11 〜
34-1m が重複なく接続してある。また、m本の遅延線34
-11 〜34-1m は、この順に、遅延量0、遅延量1セル
分、・・・、遅延量mセル分という遅延時間が得られる
ようになっている。他の光信号遅延手段34-2〜34-mも、
光信号遅延手段34-1と同様な構成としてある。なお、こ
れら光信号遅延手段は、例えば長さの異なる光ファイバ
を用いるなど任意好適なもので構成出来る。
【0024】また、合波器35-1〜35-Nは、対応する光信
号遅延手段に所属する遅延線から出力される光信号を合
波し、その光信号を対応する出力端(36-1〜36-Nのいず
れか)に出力するものである。これら合波器35-1〜35-N
は、従来公知の光合波器で構成できる。
【0025】2.動作の説明 次に、この発明の光ATMスイッチの理解を深めるため
にこの光ATMスイッチの動作について図1及び図2を
参照して説明する。
【0026】2−1.出力の競合がない場合の動作 先ず、出力の競合がない場合の動作について図1を参照
して説明する。なお、この説明を、入力端30-1から入力
された入力信号を出力端36-2に交換して出力し、及び、
入力端30-2から入力された入力信号を出力端36-1に交換
して出力する例により行なう。
【0027】入力端30-1、30-2にそれぞれ入力された入
力信号は、対応する波長変換手段31-1、31-2において、
波長λ1 〜λm のうちの所定の波長の光信号に変換され
る。この例は出力競合がない例であるので、2つの入力
信号は同一の波長の光信号に変換されても、異なる波長
の光に変換されても問題はない。ただし、光信号遅延手
段において無用な遅延がない方が好ましいので、遅延量
0の遅延線に入力信号を送るべく、いずれも波長λ1
光信号に変換する。なお、変換する波長は、入力信号の
ヘッダ部に予め記憶させた波長情報を図示しない制御装
置が読み取ってこれにより波長変換手段を制御する等、
任意好適な方法で決定出来る。
【0028】波長変換手段31-1、31-2で生成された光信
号それぞれは方路切換手段32に入力され、所定の方路に
スイッチングされる。すなわち、ここでは波長変換手段
31-1から送られてきた光信号は、方路切換手段32のN個
の出力のうちの導波手段33-2に接続されている出力に出
力され、一方、波長変換手段31-2から送られてきた光信
号は、方路切換手段32のN個の出力のうちの導波手段33
-1に接続されている出力に出力される。なお、方路の決
定は、入力信号のヘッダ部に予め記憶させておいて方路
情報を図示しない制御装置が読み取ってこれにより方路
切換手段32を制御する等、任意好適な方法で行なえる。
【0029】方路切換手段32でスイッチングされた2つ
の光信号のうちの一方(入力端30-1からきたもの)は導
波手段33-2に、また、他方(入力端30-2からきたもの)
は導波手段33-1にそれぞれ入る。導波手段33-1または33
-2に入ったこれら光信号は、導波手段が有する波長選択
性とこれら光信号自信が有する波長とによって導波手段
内を導波されるので、光信号遅延手段の所定の遅延線こ
こでは34-11 、34-21に出力される。その後、これら光
信号は対応する合波手段35-1または35-2をぞれぞれ経由
した後目的の出力端36-1または36-2にそれぞれ出力され
る。
【0030】2−2.出力の競合がある場合の動作 次に、複数の入力端から入力された入力信号それぞれを
1つの出力端に出力しようとした場合の動作について、
図2を参照して説明する。なお、この説明を、入力端30
-1と入力端30-2それぞれから入力された2つの入力信号
を、出力端36-2に交換して出力する例により行なう。
【0031】入力端30-1、30-2にそれぞれ入力された入
力信号は、対応する波長変換手段31-1、31-2において波
長λ1 〜λm のうちの所定の波長の光信号に変換され
る。この際、これら2つの信号が出力端36-1に同時刻に
出力されないようにするため(競合しないようにするた
め)、両者を異なる波長の光信号に変換する。ここで
は、入力端30-1から入力された入力信号を波長λ1 の光
信号に変換し、入力端30−2から入力された入力信号
を波長λ の光信号に変換する。もちろん、この逆で
も良く、或は、別の波長をそれぞれ用いても良い。
【0032】波長変換手段31-1、31-2で生成された光信
号それぞれは方路切換手段32に入力され、所定の方路に
スイッチングされる。すなわち、ここでは波長変換手段
31-1から送られてきた2つの光信号は、方路切換手段32
のN個の出力のうちの導波手段33-1に接続されている出
力に出力される。
【0033】導波手段33-1に入ったこれら光信号は、導
波手段が有する波長選択性とこれら光信号自信が有する
波長とによって導波手段内を導波されるので、光信号遅
延手段34-1の所定の遅延線に出力される。すなわち、入
力端30-1から入力された入力信号に関連する光信号は、
それが波長λ1 の光信号であるので、遅延線34-11 に出
力され、一方、入力端30-2から入力された入力信号に関
連する光信号は、それが波長λ2 の光信号であるので、
遅延線34-12 に出力される。それぞれの遅延線34-11 、
34-12 に入った時点で両光信号はタイミングは同じであ
るが、遅延線34-11 は遅延量が0(0と考える)であ
り、遅延線34-12 は遅延線34-12 に対し1セル分遅延量
が多いものであるため、それぞれの遅延線を出るとき両
光信号間には1セル分の時間差が生じる。
【0034】これら時間差を持った2つの光信号はその
時間差を有したまま合波手段35-1を経由した後、出力端
36-1にそれぞれこの時間差をもって出力される。したが
って、出力端36-1で2つの光信号が競合することを防止
出来る。
【0035】なお、上述の2つの入力信号に続くタイミ
ングで入力端に入力される信号が上記2つの信号と同様
に競合状態にある場合は上記同様の操作をするが、その
場合、遅延線34-11 、34-12 以外の遅延線例えば遅延線
34-13 、34-14 が使用されるように、2つの入力信号の
一方を例えば波長λ3 の光信号に、他方を例えば波長λ
4 の光信号にそれぞれ変換するのが良い。このようにす
ると、連続して競合状態が生じる危険があってもそれを
回避できる。
【0036】この発明の光ATMスイッチでは、L=N
=8すなわち8×8規模の光ATMスイッチの例を考え
た場合、方路切換手段32は8×8規模のもので良い。従
来技術では8×64規模のものが必要であったのに対
し、この発明では方路切換手段の作製が容易になる。た
だし、8×8規模のものでかつ負荷95%においてセル
破棄率10-10 を満たす光ATMスイッチを構成しよう
とした場合、バッファ数はシミュレーションによれば6
4になるので、波長変換手段で変換可能な波長数mは6
4必要になる。しかし、このような波長変換は、例えば
上述の文献IIに開示の技術などで容易に実現出来ると考
えられる。これらの点から、この発明の光ATMスイッ
チの従来技術に対する優位性が理解出来る。
【0037】上述においては、この発明の光ATMスイ
ッチの実施例について説明したがこの発明は上述の実施
例に限られない。例えば、上述においては、導波手段33
-1〜33-Nそれぞれをいずれも同数の出力mを有するもの
とし、かつ、光信号遅延手段34-1〜34-Nそれぞれをいず
れもm本の遅延線を有するものとしていた。しかし、各
信号遅延手段の遅延線の数は場合によっては全部または
一部で違えても良い。たとえば、出力端36-1〜36-Nのう
ちに競合状態で信号が出力される危険が少ないもの(ト
ラヒックが少ないもの)がある場合それに対応する光信
号遅延手段の遅延線数は減らしても良いからである。も
ちろん、この場合は、遅延線数を減らした光信号遅延手
段の前段にある導波手段はそれに応じ出力数の少ないも
の(波長選択数の少ないもの)とできる。
【0038】
【発明の効果】上述した説明からも明らかなように、こ
の発明の光ATMスイッチによれば、所定の波長変換手
段、所定の方路切換手段、所定の導波手段、所定の光信
号遅延手段および所定の合波手段を具えたので、方路切
換手段(例えば光スイッチ)の規模を光ATMスイッチ
の規模と同じL×Nの規模とできる。従来技術ではバッ
ファ数Mを考慮したL×M(M>>N)の規模の方路切
換手段が必要であったことと比べると、本発明は方路切
換手段の規模を小さく出来る。このため、作製が容易な
光ATMスイッチが実現できると考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の光ATMスイッチの構成及び、競合し
ないときの動作の説明に供する図である。
【図2】実施例の光ATMスイッチの、競合ありのとき
の動作の説明に供する図である。
【図3】従来技術及びその問題点の説明図である。
【図4】従来技術及びその問題点の説明図である。
【符号の説明】
30-1〜31-N:入力端 31-1〜31-L:波長変換手段 32:方路切換手段 33-1〜33-N:導波手段 34-1〜34-N:光信号遅延手段 34-11 〜34-1m 、34-21 ・・・・、34-N1 〜34-Nm :遅延線 35-1〜35-N:合波手段 36-1〜36-N:出力端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 3/52 B 9566−5G

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 L個の入力端及びN個の出力端を具える
    光ATMスイッチにおいて、 L個の入力端の後段にそれぞれ設けられ、対応する入力
    端から入力された電気若しくは光のセル信号を予め定め
    たm種の波長中の所定の波長の光信号に変換する波長変
    換手段と、 これらL個の波長変換手段からの光信号が入力される、
    L入力N出力の規模の方路切換手段と、 該方路切換手段のN個の出力の後段にそれぞれ設けら
    れ、最大m個の出力を有し、かつ、前記変換された光信
    号が入力されるとそれをその波長に応じて前記出力のう
    ちの1の出力に導く導波手段と、 これらN個の導波手段の後段にそれぞれ設けられ、最大
    m本の遅延線で構成された光信号遅延手段であってこれ
    ら遅延線は1セル分ずつ遅延時間が長くなるよう遅延量
    がそれぞれ調整されている、光信号遅延手段と、 これらN個の光信号遅延手段の後段にそれぞれ設けら
    れ、対応する光信号遅延手段に所属する遅延線から出力
    される光信号を合波する合波手段であってその出力が当
    該光ATMスイッチの出力端に接続されている合波手段
    とを具えたことを特徴とする光ATMスイッチ(ただ
    し、L,Nは正の整数値であり、L=Nの場合があって
    も良い。また、mは光信号の競合具合を考慮し予め定め
    られる正の整数値である。)。
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