JPH0889493A - Mri撮像方法 - Google Patents

Mri撮像方法

Info

Publication number
JPH0889493A
JPH0889493A JP6232768A JP23276894A JPH0889493A JP H0889493 A JPH0889493 A JP H0889493A JP 6232768 A JP6232768 A JP 6232768A JP 23276894 A JP23276894 A JP 23276894A JP H0889493 A JPH0889493 A JP H0889493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetization
image
magnetic field
images
pulse
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6232768A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Nabeshima
貴之 鍋島
Yoshitaka Bito
良孝 尾藤
Tomotsugu Hirata
智嗣 平田
Etsuji Yamamoto
悦治 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6232768A priority Critical patent/JPH0889493A/ja
Publication of JPH0889493A publication Critical patent/JPH0889493A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Magnetic Resonance Imaging Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】MRIの撮像方法において、磁化の緩和状態が
異なる画像を短時間で且つ高い分解能で取得することが
可能なMRI撮像方法を提供する。 【構成】n個の縦緩和状態に関して、それぞれの画像を
計測空間で分割した一部を、一回の緩和過程の間に取得
する。これを繰り返し、n枚の画像を作成するために必
要な全信号を取得する。この方法により、一枚の画像作
成に多くのエコー信号を用いることや、一連のエコー信
号の強度の大きい部分を選択して利用することが可能に
なる。また、時間分解能の劣化を防げる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被検体中に含まれる水
素,燐,炭素などの原子核からの磁気共鳴(MR)信号
を測定し、生体内の組織に関する情報を映像化する磁気
共鳴撮影(MRI)装置において、磁化の縦緩和状態が
異なる複数の画像を短時間に且つ高い空間分解能で取得
することを可能とするMRI撮像方法に関する。
【0002】
【従来の技術】MRI装置では、被検体の関心部位に含
まれる水素,燐,炭素などの原子核からの磁気共鳴信号
を取得して、被検体内の様子を非侵襲に画像化してい
る。この磁気共鳴信号には多くの物理化学的な情報が混
在しており、それぞれが臨床上重要な意味を持つ。それ
らの情報のうちの一つにスピン−格子緩和(以下、縦緩
和)がある。縦緩和の状態が異なる画像を複数枚取得す
ることによって、縦緩和の時定数T1 の空間分布を求め
ることができる。しかし、現在臨床で用いられている方
法ではT1 の空間分布を求めるのに多くの時間がかかり
問題となっている。
【0003】これを解決するために、短時間で縦緩和の
状態が異なる複数枚の画像を取得する方法として、次の
ような方法が報告されている。
【0004】静磁場中に置かれ一方向(以下、これを縦
方向と呼ぶ)に揃った被検体内の原子核の磁化に対し、
180度反転RFパルスを印加して磁化の方向を反転さ
せる。時間Ta経過後、第一のθ度(θ<90)RFパ
ルスを印加し、磁化を縦方向に対してθ度倒す。倒され
た磁化を縦方向の成分とそれに直交する方向(以下、こ
れを横方向と呼ぶ)の成分とに分解し、その横方向の成
分から、第一の縦緩和状態の画像作成のために必要な全
エコー信号をエコープラーナ法で取得する。第一のθ度
(θ<90)RFパルスにつづいて、時間Tb間隔でθ
度RFパルスの印加をn回繰り返す。各θ度RFパルス
の印加ごとに各々の画像作成に必要な全エコー信号の取
得を行う。これにより、一回の緩和過程の間に、n枚の
異なる縦緩和状態の画像を取得できる。
【0005】取得した緩和状態の異なる画像から、縦緩
和の時定数T1と原子核密度M0を未知数としてT1の分
布画像を求めることができる。
【0006】この方法の詳しい原理についてはマグネテ
ィック・レゾナンス・イン・メディスン(Magnetic Reso
nance in Medicine)30巻351頁から354頁(19
93年)に記載されている。
【0007】上記方法において画像取得に用いられたエ
コープラーナ法とは、RFパルス印加後に信号読み出し
のために印加するリードアウト傾斜磁場の極性を高速に
反転することによって、多くのエコー信号を発生させる
撮像方法である。
【0008】RFパルスで励起した磁化は、時間の経過
とともに指数関数的に減衰する。従って、エコープラー
ナ法のように一回のRFパルスの印加で複数のエコー信
号を発生させる場合、発生順序が後のものほど信号強度
が弱くなる。画像の空間分解能は画像作成に使用するエ
コー信号の数に依存し、空間分解能の高い画像を得るた
めには、画像作成に使用可能な強度を有するエコー信号
を多数発生させる必要がある。しかし、傾斜磁場の駆動
能力の限界から、一回のRFパルスの印加で発生可能な
エコー信号の数は制限されるため、得られる画像の空間
分解能もそれに従って制限される。
【0009】これを解決し、空間分解能の高い画像を得
る方法として、次のような方法が報告されている。
【0010】一回のRFパルスの印加では、画像作成に
必要な全エコー信号を複数に分割したうちの一部を取得
する。RFパルスの印加を分割数と同数だけ繰り返し、
画像作成に必要な全エコー信号を取得する。これによ
り、一枚の画像作成に多数のエコーを使用することがで
き、高い分解能の画像を得ることができる。本明細書中
では、この方法を計測空間分割と呼ぶことにする。ここ
で、計測空間とは、信号読み出しのために印加するリー
ドアウト傾斜磁場の印加量を横軸に、それと直交して位
置情報を付加するために印加するエンコード傾斜磁場の
印加量を縦軸にとり、傾斜磁場の印加量に従ってエコー
信号のサンプリングポイントを配列したものである。こ
のエコープラーナ法を用いて計測空間分割撮像を行った
報告には、例えば、日本磁気共鳴医学会雑誌,11S,
175頁(1993年)などがある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の技術におい
て、それぞれ以下のような課題があげられる。
【0012】上記第一の従来技術において、画像取得の
ために印加するRFパルスにはθ度RFパルスを用いて
いる。一枚の画像作成に必要な全エコー信号は、一回の
θ度RFパルスの印加で励起された磁化からエコープラ
ーナ法によって取得される。画像作成に用いられる磁化
の横方向成分は、縦磁化の大きさのsinθ倍(θ<9
0,sinθ<1)になるため、信号強度は弱くなり、
使用可能なエコー信号の数が少なくなる。従って、この
方法で得られる画像の信号対雑音比は低くなり、傾斜磁
場の駆動能力の限界から、空間分解能は制限を受ける。
【0013】また、上記従来の技術を用いて得られた縦
緩和状態が異なる複数の画像から、T1 の分布画像を求
める場合に、各画像の空間分解能が低いと、一画素内に
1が異なる複数の原子核が含まれることが多くなるた
め、得られるT1 の精度が劣化するという問題が生じ
る。T1 の分布を得る上で、時間分解能を向上させるこ
とについてはこれまでにも議論されていた。しかし、そ
れと同時に空間分解能も向上させ、T1 の精度劣化を防
ぐことについては議論されていない。
【0014】上記第二の従来技術では、一枚の画像作成
に必要な全エコー信号を分割して取得し、画像の空間分
解能を向上させる。この撮像方法ではRFパルスを分割
数と同数だけ印加するが、RFパルス間の時間が数百ms
から数sに及ぶため、画像作成の時間分解能が低下す
る。一つの縦緩和状態についての画像を撮像する場合、
この時間分解能の低下はほとんど問題にならないが、縦
緩和状態が異なる画像複数枚をこの撮像方法で取得する
場合には、条件を変えて、これを繰り返す必要があるた
め、時間分解能の劣化は大きな問題となる。
【0015】本発明の目的は、傾斜磁場の駆動に関する
要求を軽減し、緩和状態の異なる複数の画像を短時間に
且つ高い分解能で取得することが可能なMRI撮像方法
を提供するもので、以上の二つの課題を同時に解決する
ものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の手段は、緩和状態の異なるn枚の画像を計測空間にお
いて分割し、一回の緩和過程の間に、n枚それぞれの一
部を取得する方法が考えられる。具体的には、以下のよ
うに行う。
【0017】まず、180度RFパルスによって被検体
内に含まれる原子核の磁化を反転させる。時間Ta経過
後、第一のθ度(θ<90)RFパルスを印加する。こ
のとき、第一の縦緩和状態の画像を作成するのに必要な
全エコー信号を計測空間において複数に分割し、その一
部を取得する。第一のθ度RFパルスから時間Tb間隔
で、第二から第nまでのθ度RFパルスを繰り返し印加
する。各θ度RFパルスの印加ごとに、第二から第nま
での縦緩和状態の画像を作成するのに必要な全エコー信
号を計測空間で分割し、それぞれ、その一部を取得す
る。これにより、一回の緩和過程の間に、n枚の縦緩和
状態の異なる画像を作成するのに必要な信号の一部を取
得することができる。
【0018】第nのθ度RFパルスの印加後、磁化の回
復を待ち、再度、磁化の180度反転、n回のθ度RF
パルス印加と信号取得の過程を複数回繰り返す。これに
より、緩和状態の異なるn枚の画像を作成するために必
要な全信号を取得することができる。
【0019】
【作用】上記課題を解決するための手段には、以下のよ
うな作用がある。
【0020】(1)画像作成に必要なエコー信号を分割し
て取得するので、一回のRFパルスで発生させる信号数
を少なくでき、傾斜磁場の駆動に対する要求を軽減でき
る。
【0021】(2)一枚の画像を作成するのに、多くのエ
コー信号を用いることが可能となるので、高い空間分解
能の画像を得ることができる。
【0022】(3)一連のエコー信号の強度の大きい部分
を選択して利用することができる。
【0023】(4)複数の縦緩和状態に関して、それぞれ
の画像を計測空間で分割した一部を一回の緩和過程の間
に取得するので、時間分解能の劣化が防げる。
【0024】
【実施例】図1は、本発明に係る磁気共鳴装置の全体構
成例を示すブロック図である。この磁気共鳴装置は、M
R現象を利用して被検体101の断層画像を得るもの
で、静磁場発生磁石102と信号処理部103とRF送
信部104とRF受信部105と傾斜磁場発生部106と
表示部107及びこれらを制御する制御部108からな
る。
【0025】静磁場発生磁石102は、被検体101を
配置した空間に強く均一な静磁場を発生させるもので、
被検体101の周りの空間に配置されている。RF送信
部104の出力は、送信コイル109に送られRF磁場
を発生する。傾斜磁場発生部106の出力は、傾斜磁場
コイル110に送られ、X,Y,Zの三方向の傾斜磁場
Gx,Gy,Gzを発生する。これらRF磁場と傾斜磁
場の加え方により、被検体101に対する断層面を設定
することができる。RF受信部105は、受信コイル1
11の信号を受信する。RF受信部105の出力は、信
号処理部103で画像再構成等の処理をされ、その後、表
示部107で表示される。ここで、画像再構成とは、計
測空間上で2次元の複素フーリエ変換を施すことによっ
て、一枚の画像を作成する処理を言う。なお、図1にお
いて、送信コイル109と受信コイル111と傾斜磁場
コイル110は、被検体101の周りの空間に配置され
ている。
【0026】図2は本発明を実現するシーケンス(RF
パルス及び傾斜磁場印加手順)の一例を示す。このシー
ケンスによって、緩和状態の異なるn枚の32×32マ
トリックスの画像を得るためには、以下の手順で測定を
行う。
【0027】(1)180度RFパルス201を印加して
被検体内の原子核の磁化を反転させる。
【0028】(2)ディフェィズ傾斜磁場203を印加し
残留している横方向の磁化を打ち消す。
【0029】(3)θ度RFパルス202とスライス選択
傾斜磁場204を同時に印加して、被検体の注目スライ
スを決定し、スライス内にある原子核の磁化を縦方向に
対してθ度倒す。
【0030】(4)スライス選択傾斜磁場204に対する
リフェイズ傾斜磁場205,位置情報を付加するための
エンコード傾斜磁場に対するディフェイズ傾斜磁場20
6、及び信号読み出しのためのリードアウト傾斜磁場に
対するディフェイズ傾斜磁場208を印加する。
【0031】(5)エンコード傾斜磁場207とリードア
ウト傾斜磁場209を図のように印加する。このとき画
像作成のために必要なエコー信号のうち8エンコード分
のエコー信号を取得する。
【0032】(6)(2)から(5)までを順にn回繰り返す
手順210によって、緩和状態の異なるn枚の画像に関
して各々8エンコード分のエコー信号を取得する。
【0033】(7)ディフェイズ傾斜磁場206の大きさ
を変化させ、手順210を4回繰り返す。これにより、
n枚の画像を作成するために必要な全エコー信号を取得
できる。
【0034】図2のシーケンスでは、180度RFパル
ス201とθ度RFパルス202の間の時間をTa,θ
度RFパルス202同士の間の時間をTbとしている。
【0035】図3は図2のシーケンスを実行したとき
の、手順210における縦磁化の振舞いをRFパルスの
印加タイミングにあわせて示したものである。初期磁化
301に180度RFパルス305を印加して磁化を1
80度反転させる。反転した磁化は、時間Taの間縦緩
和し、磁化302になる。磁化302に対して第1番目
のθ度RFパルス306を印加して磁化をθ度倒す。θ
度倒れた磁化の横方向成分は、第1の緩和状態の画像作
成に寄与する信号としてエコープラーナ法によって検出
される。残された縦方向成分は、さらに時間Tbの間縦
緩和し、磁化303になる。以下同様にして、n枚目の磁
化304に対する信号取得までを繰り返し、n枚の緩和
状態が異なる画像を作成するために必要なエコー信号の
一部を取得できる。
【0036】図4は、図2のシーケンスを実行し、緩和
状態の異なる八枚の画像を得たときに取得する信号を計
測空間上に配列した説明図で、一枚目の画像402から
八枚目の画像403までを表している。ここで、計測空
間とは、リードアウト傾斜磁場の印加量を横軸kxに、
エンコード傾斜磁場の印加量を縦軸kyにとり、傾斜磁
場の印加量に従ってエコー信号のサンプリングポイント
401を配列したものである。図に示すようにエコー信
号のサンプリングポイント401は線404,405,
406,407上にそれぞれ並んでおり、測定はこの線
に沿って順番に行われる。この線をここでは信号取得系
列と呼ぶ。各画像は、一つの信号取得系列404に関し
て一枚目から順に八枚目まで測定し、その後次の信号取
得系列405に関して一枚目から八枚目まで測定する。
これを406,407と繰り返すことにより、n枚の画
像の全信号が取得できる。
【0037】図5は本発明を実現するシーケンスの他の
例を示す。このシーケンスによって、緩和状態の異なる
n枚の32×32マトリックスの画像を得るためには、
以下の手順で測定を行う。
【0038】(1)180度RFパルス501を印加して
被検体内の原子核の磁化を反転させる。
【0039】(2)ディフェィズ傾斜磁場503を印加し
残留横磁化を打ち消す。
【0040】(3)θ度RFパルス502とスライス選択
傾斜磁場504を同時に印加して、被検体の注目スライ
スを決定し、スライス内にある原子核の磁化をθ度倒
す。
【0041】(4)スライス選択傾斜磁場504に対する
リフェイズ傾斜磁場505,位置情報を付加するための
エンコード傾斜磁場に対するディフェイズ傾斜磁場50
6を印加する。
【0042】(5)エンコード傾斜磁場507とリードア
ウト傾斜磁場508を図5のように印加する。このとき
画像作成のために必要なエコー信号のうち8エンコード
分のエコー信号を取得する。
【0043】(6)(2)から(5)までを順にn回繰り返す
手順509によって、緩和状態の異なるn枚の画像に関
して各々8エンコード分のエコー信号を取得する。
【0044】(7)ディフェイズ傾斜磁場506の大きさ
を変化させ、手順509を4回繰り返す。これにより、
n枚の画像を作成するために必要な全エコー信号を取得
できる。
【0045】図5のシーケンスでは、180度RFパル
ス501とθ度RFパルス502の間の時間をTa,θ
度RFパルス502間の時間をTbとしている。
【0046】図5に示すシーケンスが図2のシーケンス
と異なる点は、エンコード傾斜磁場とリードアウト傾斜
磁場の印加方式であり、測定されたエコー信号のサンプ
リングポイントの計測空間での配列が異なってくる。図
6にその様子を示す。
【0047】図6は、図5のシーケンスを実行し、緩和
状態の異なる画像八枚を得たときに信号を計測空間上に
配列したもので、一枚目の画像の計測空間602から八
枚目の画像の計測空間603までを表している。A/D
のサンプリングポイント601は信号取得系列604,6
05,606,607に沿って順番に測定される。各画
像は、一つの信号取得系列604に関して一枚目から順
に八枚目まで測定し、その後次の信号取得系列605に
関して一枚目から八枚目まで測定する。これを606,
607と繰り返すことにより、八枚の画像の全信号が取
得できる。
【0048】上記方法で得られる緩和状態が異なる複数
の画像を用いて、縦緩和時間の時定数T1 求めることが
できる。次にその方法を示す。数1は図3に示した縦磁
化の振舞いを表す式で、Mnはn番目のθ度RFパルス
を印加する前の磁化の大きさ、M0 は最初の磁化の大き
さ,nは撮像枚数を表している。数1においてαはcos
θ ,βは数2,γは数3,Ta,Tbは緩和の待ち時
間である。また、ψは最初に核磁化が倒れる角度で数4
で表される。数4において、θ0 は核磁化を倒すために
装置で設定する角度,θは核磁化が実際に倒れている角
度を表す。数1において、n枚(この場合,n≧3)の
画像の各画素に注目し、その信号強度変化からT1 ,M
0 ,θを未知数とした非線形最小自乗近似を行えば、そ
れぞれの値を決定することができる。
【0049】
【数1】
【0050】
【数2】
【0051】
【数3】
【0052】
【数4】
【0053】RFパルスによって磁化の倒れる角度θ
は、印加するRFパルスの強度に比例し、被検体中の場
所によって異なる。また、一般にθの絶対値を決めるこ
とは困難である。次にその様子を示す。
【0054】図7は、RFの磁場強度分布の一例を示し
ている。これは、直径12.5cm ,1ターンの円形表面
コイル701の作るRFの強度分布である。数1によれ
ば、このようなRFの強度が不均一であっても、T1
決定することが出来る。また、絶対値を決めることが困
難な、磁化が実際に倒れている角度θも、数1によれ
ば、求めることができる。
【0055】図8は、T1 の異なる二つの原子核が同一
画素内に混在するときの縦磁化の変化の様子を示した図
である。T1=T1A であるような原子核が単一で一画素
内に存在するときの縦磁化の変化の様子801と、T1
=T1B であるような原子核が単一で一画素内に存在す
るときの縦磁化の変化の様子803に対して、それら二
つの原子核が同一画素内に存在するときには、その画素
の信号強度変化は、見かけ上T1 =T1kであるような原
子核と同一の変化803を示す。このときT1kはT1A
1Bを用いて数5で表される値である。
【0056】
【数5】
【0057】得られた縦緩和状態の異なる複数の画像そ
れぞれの空間分解能が低く、このようにT1 の異なる複
数の原子核が同一画素内に混在するときには、得られる
1分布の精度は劣化する。この問題点に対しても本方
法が有効である。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、縦緩和の状態が異なる
複数の画像を、短時間に且つ高い分解能で取得すること
が可能なMRI撮像方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施するための装置構成を示すブロッ
ク図。
【図2】本発明の第一の実施例のシーケンスを示す図。
【図3】本発明の実施例での縦磁化を示すタイミングチ
ャート。
【図4】本発明の実施例での取得信号の配列を示す説明
図。
【図5】本発明の第二の実施例のシーケンスを示す図。
【図6】本発明の第二の実施例での取得信号の配列を示
す説明図。
【図7】RFの磁場強度の一例を示す図。
【図8】Tiの異なる二つの原子核が同一画素内に混在
するときの縦磁化の変化を示すグラフ。
【符号の説明】
201,202…RFパルス、203…スポイラー傾斜
磁場、204…スライス選択傾斜磁場、205…リフェ
イズ傾斜磁場、206,208…ディフェイズ傾斜磁
場、207…エンコード傾斜磁場、209…リードアウ
ト傾斜磁場、210…信号取得の1パターン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 悦治 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原子核の磁化の縦緩和状態が異なる画像を
    取得するためのMRI撮像方法において、180度RF
    パルスを印加して被検体内の原子核の磁化を反転させる
    ステップ1と、前記ステップ1の時間Ta経過後から、
    θ度(θ<90)RFパルスを印加し画像一枚を作成す
    るために必要な全エコー信号の一部をエコープラーナ法
    により取得することを時間Tb間隔でn回行うステップ
    2を有し、前記ステップ1と前記ステップ2を磁化の回
    復期間を挟んで繰り返すことにより縦緩和状態が異なる
    画像をn枚取得することを特徴とするMRI撮像方法。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の撮像方法により取得する
    緩和状態の異なるn枚の画像を用い、各画素毎にスピン
    密度M0 ,縦緩和の時定数T1 を求め、M0 ,T1 の分
    布像を得るMRI撮像方法。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の撮像方法により取得する
    緩和状態の異なるn枚の画像を用い、スピン密度M0
    縦緩和の時定数T1 ,磁化の倒れる角度θの三数をパラ
    メータとした非線形最小自乗近似法によって、各画素毎
    にM0 ,T1 ,θを求め、分布画像を得るMRI撮像方
    法。
JP6232768A 1994-09-28 1994-09-28 Mri撮像方法 Pending JPH0889493A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6232768A JPH0889493A (ja) 1994-09-28 1994-09-28 Mri撮像方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6232768A JPH0889493A (ja) 1994-09-28 1994-09-28 Mri撮像方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0889493A true JPH0889493A (ja) 1996-04-09

Family

ID=16944443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6232768A Pending JPH0889493A (ja) 1994-09-28 1994-09-28 Mri撮像方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0889493A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998053738A1 (en) * 1997-05-30 1998-12-03 Hitachi Medical Corporation Nuclear magnetic resonance imaging method and device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998053738A1 (en) * 1997-05-30 1998-12-03 Hitachi Medical Corporation Nuclear magnetic resonance imaging method and device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5909119A (en) Method and apparatus for providing separate fat and water MRI images in a single acquisition scan
CN1138156C (zh) 用于扩散加权的成像的快速自旋回波脉冲序列
US7015696B2 (en) Magnetic resonance imaging apparatus and magnetic resonance imaging method
US5704357A (en) Method of producing MR image and MRI system
US4901020A (en) Pulse sequence for operating a nuclear magnetic resonance tomography apparatus for producing images with different T2 contrast
US6445184B1 (en) Multiple gradient echo type projection reconstruction sequence for MRI especially for diffusion weighted MRI
US8482280B2 (en) System and method for propeller magnetic resonance imaging with non-parallel bladelets
US5459400A (en) Method to enhance the sensitivity of MRI for magnetic susceptibility effects
JP2000135206A5 (ja) 4重フィールドエコーシーケンスを用いて水と脂肪を定量的にmr撮影する装置
US5537039A (en) Virtual frequency encoding of acquired NMR image data
US7863895B2 (en) System, program product, and method of acquiring and processing MRI data for simultaneous determination of water, fat, and transverse relaxation time constants
US7328054B2 (en) Perfusion magnetic resonance imaging using encoded RF tagging pulses
US20050001619A1 (en) MRI method and apparatus with elimination of the ambiguity artifact
JP2000262489A (ja) Mriシステムによる画像形成方法及びmriシステム
US6169398B1 (en) Magnetic resonance imaging apparatus and imaging method
CN102378910A (zh) 利用液体衰减反转恢复(flair)的双对比度mr成像
US5079505A (en) Method in the form of a pulse sequence for fast calculation of images of the fat and water distribution in an examination subject on the basis of nuclear magnetic resonance
US5043665A (en) Magnetic resonance imaging system
JPH02224741A (ja) 三次元nmr脈管撮影像及び静止組織nmr画像を同時的に得る方法及び装置
US4717879A (en) Pulse sequence for NMR image acquisition
US5798642A (en) Magnetic resonance imaging apparatus
US7157909B1 (en) Driven equilibrium and fast-spin echo scanning
JP3884227B2 (ja) 磁気共鳴撮影装置
JP5291852B2 (ja) パルス列、核磁気共鳴断層撮影装置及びイメージング法
JPH0889493A (ja) Mri撮像方法