JPH0889589A - 放射線治療計画に用いる表示方法及び放射線治療計画装置 - Google Patents

放射線治療計画に用いる表示方法及び放射線治療計画装置

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JPH0889589A
JPH0889589A JP6228002A JP22800294A JPH0889589A JP H0889589 A JPH0889589 A JP H0889589A JP 6228002 A JP6228002 A JP 6228002A JP 22800294 A JP22800294 A JP 22800294A JP H0889589 A JPH0889589 A JP H0889589A
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JP
Japan
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irradiation
radiation
shape
angle
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JP6228002A
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English (en)
Inventor
Shigeru Kojima
滋 小島
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GE Healthcare Japan Corp
Original Assignee
GE Yokogawa Medical System Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 放射線照射領域について動きのある被検体の
複数の体動状態を考慮して治療計画を立てることが可能
な放射線治療計画に用いる表示方法を実現する。 【構成】 複数の異なる状態のそれぞれで得た一連のC
T画像を読み込み(ステップ)放射線照射領域と放射
線非照射領域と放射線治療パラメータとを設定し(ステ
ップ,)、放射線照射領域と放射線非照射領域とに
ついて放射線照射と同じ幾何学条件を用いて照射野面上
に投影し、複数の異なる状態における投影形状を生成し
(ステップ)、前記投影形状を各照射角度毎に重ね合
わせ、各照射角度毎に重ね合わされた放射線照射領域と
設定された放射線治療パラメータとにより各照射角度毎
の照射野形状を生成し(ステップ)、重ね合わされた
放射線照射領域と生成された照射野形状とを各照射角度
毎に重ね合わせて表示する(ステップ)放射線治療計
画に用いる表示方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放射線照射領域について
動きのある被検体の複数の状態を考慮した放射線治療計
画に用いる表示方法及び放射線治療計画装置に関する。
【0002】
【従来の技術】各種の高エネルギー放射線治療が発展す
るにつれ、精度の高い放射線照射が行える治療計画が重
視されるようになってきている。
【0003】ここで、治療計画とは、診断時の諸情報を
基に、治療線種,線量,照射方向等被検体への応用を総
合的に確定し、被検体に対し照射野の位置決め等を行う
ことである。
【0004】このような治療計画の一般的な手順につい
て図8のフローチャートを参照して説明する。 安静呼気等の被検体の体動状態が安定した時に撮影し
た一連のCT画像を治療計画装置内に読み込む(図8ス
テップ)。
【0005】一連のCT画像を表示装置に順次表示し
て、表示された各々のCT画像上にトラックボール等の
ポインティングデバイスを用いて照射対象とする標的臓
器(以下、照射標的臓器)の断面形状,照射すべきでな
い臓器(以下、非照射臓器)の断面形状を描く(図8ス
テップ)。図9は一連のCT画像に照射標的臓器の断
面形状と非照射臓器に断面形状を描いた様子を示す説明
図である。尚、照射標的臓器と非照射臓器とに配慮して
治療計画を立案するものであり、それ以外の臓器につい
ては特に配慮はしない。
【0006】一連のCT画像上に書かれた照射標的臓
器の断面形状,非照射臓器の断面形状,これら断面形状
の位置関係に基づき、治療ISOセンタ位置及び照射方
法等の照射治療パラメータを設定する(図8ステップ
)。
【0007】照射標的臓器の断面形状と非照射臓器の
断面形状とを、設定した治療ISOセンタ位置及び照射
治療パラメータに基づき、使用する放射線治療装置と同
じ幾何学的条件でのビームズ・アイ・ビュー(Beam´s
Eye View )法により照射野面上に投影し、当該被検体
状態における照射標的臓器及び非照射臓器の投影形状
(以下、照射標的臓器投影形状,非照射臓器投影形状と
いう)を作成する(図8ステップ)。尚、上述のビー
ムズ・アイ・ビュー法による照射野面上への投影とは、
図10に示すようにして、使用する放射線治療装置と同
じ幾何学的条件を満たすように仮想線源を考慮して一連
のCT画像を用いて投影形状を得る方法である。この図
10に示したものは、ある特定の照射角度θにおける照
射標的臓器投影形状であるが、この投影を各照射角度に
ついて行って各照射角度での照射標的臓器投影形状を得
るようにする。図11はこのようにして得られた照射標
的臓器投影形状及び非照射臓器投影形状を示している。
【0008】各照射角度での照射標的臓器投影形状か
ら、それぞれの照射角度における照射野形状を求める
(図8ステップ)。図12は照射標的臓器投影形状か
ら照射野形状を求めた様子を示している。尚、この照射
野形状は、放射線の照射範囲を限定し整形するためのコ
リメータの絞りの形状でもある。
【0009】上述の照射野形状は照射標的臓器投影形
状並びに各種パラメータから自動的に求められるもので
あるが、この照射野形状が満足できるものであるか(照
射野の妥当性)を判断する(図8ステップ)。このた
めに、各照射角度毎に、照射標的臓器投影形状,非照射
臓器投影形状並びに照射野形状を表示装置上に重ねて合
わせて表示し(図11参照)、照射野形状が照射標的臓
器投影形状の全体を十分にカバーしているか、照射野形
状が非照射臓器投影形状に掛かっていないか(照射野の
妥当性)を評価する。このようにして表示画面上で照射
標的臓器投影形状,非照射臓器投影形状と照射野形状と
を評価した結果、十分でない場合には上述のに戻り、
照射治療パラメータの設定から繰り返す。このようにし
て、照射標的臓器に放射線を照射し、かつ、非照射臓器
に放射線が当たらないようにする。
【0010】
【発明が解決しようとす課題】以上のような治療計画は
被検体の呼吸性体動等による変化(以下、体動変化とい
う)が小さい状態で撮影した一連のCT画像を用いて行
っている。
【0011】しかし、このような治療計画は被検体の体
動変化が反映されていないため、この治療計画に基づく
放射線治療を実行した場合には、被検体の体動変化によ
り照射標的臓器が照射野の外に出たり、非照射臓器が照
射野内に入ったりすることがある。従って、照射野位置
若しくは照射野形状が体動変化等の複数の状態を考慮し
て定められておらず、必ずしも最適な治療計画ではなか
った。
【0012】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、放射線照射領域について動きのある被
検体の複数の状態を考慮して治療計画を立てることが可
能な放射線治療計画に用いる表示方法を実現することに
ある。
【0013】また、第2の目的は、放射線照射領域につ
いて動きのある被検体の複数の状態を考慮して治療計画
を立てることが可能な放射線治療計画装置を実現するこ
とにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する第
1の手段は、複数の異なる状態のそれぞれで得た一連の
CT画像を読み込んで放射線照射領域と放射線非照射領
域並びに放射線治療パラメータを設定し、放射線照射領
域と放射線非照射領域とについて、放射線照射と同じ幾
何学条件を用いて照射野面上に投影して、複数の異なる
状態における投影形状を生成し、複数の異なる状態毎に
生成した放射線照射領域についての投影形状を各照射角
度毎に重ね合わせ、各照射角度毎に重ね合わされた放射
線照射領域と設定された放射線治療パラメータとにより
各照射角度毎の照射野形状を生成し、重ね合わされた放
射線照射領域と生成された照射野形状とを各照射角度毎
に重ね合わせて表示することを特徴とする放射線治療計
画に用いる表示方法である。
【0015】前記の課題を解決する第2の手段は、一連
のCT画像について放射線照射領域と放射線非照射領域
と放射線治療パラメータとをそれぞれ異なる状態につい
て設定する設定手段と、放射線照射領域と放射線非照射
領域とについて、放射線照射と同じ幾何学条件を用いて
照射野面上に投影して、複数の異なる状態における投影
形状を生成する投影形状生成手段と、複数の異なる状態
毎に生成した放射線照射領域についての投影形状を各照
射角度毎に重ね合わせ、各照射角度毎に重ね合わされた
放射線照射領域と設定された放射線治療パラメータとに
より各照射角度毎の照射野形状を生成する照射野形状生
成手段と、重ね合わされた放射線照射領域と生成された
照射野形状とを各照射角度毎に重ね合わせて表示する表
示制御手段とを備えたことを特徴とする放射線治療計画
装置である。
【0016】前記の課題を解決する第3の手段は、複数
の異なる状態毎に生成した放射線照射領域についての投
影形状を各照射角度毎に重ね合わせ、各照射角度毎の複
数の異なる状態の放射線照射領域の全てを含むようにし
て、各照射角度毎の照射野形状を生成する照射野形状生
成手段を備えたことを特徴とする放射線治療計画装置で
ある。
【0017】
【作用】解決する第1の手段である放射線治療計画に用
いる表示方法においては、複数の異なる状態のそれぞれ
で得た一連のCT画像が読み込まれ、読み込まれた複数
の異なる状態のそれぞれの一連のCT画像について放射
線照射領域と放射線非照射領域とが設定され、放射線治
療パラメータを設定され、放射線照射領域と放射線非照
射領域とについて、放射線照射と同じ幾何学条件を用い
て照射野面上に投影されて、複数の異なる状態における
投影形状が生成され、複数の異なる状態毎に生成された
放射線照射領域についての投影形状が各照射角度毎に重
ね合わされ、各照射角度毎に重ね合わされた放射線照射
領域と設定された放射線治療パラメータとにより各照射
角度毎の照射野形状が生成され、重ね合わされた放射線
照射領域と生成された照射野形状とが各照射角度毎に重
ね合わされて表示され、これにより各照射角度における
照射野の妥当性が評価される。
【0018】解決する第2の手段である放射線治療計画
装置においては、一連のCT画像について放射線照射領
域と放射線非照射領域と放射線治療パラメータとが設定
手段でそれぞれ異なる状態について設定され、放射線照
射領域と放射線非照射領域とについて、放射線照射と同
じ幾何学条件を用いて照射野面上に投影され、複数の異
なる状態における投影形状が投影形状生成手段で生成さ
れ、複数の異なる状態毎に生成された放射線照射領域に
ついての投影形状が各照射角度毎に重ね合わされ、各照
射角度毎に重ね合わされた放射線照射領域と設定された
放射線治療パラメータとにより各照射角度毎の照射野形
状が照射野形状生成手段により生成され、重ね合わされ
た放射線照射領域と生成された照射野形状とが各照射角
度毎に重ね合わせて表示制御手段により表示される。
【0019】課題を解決する第3の手段である放射線治
療計画装置においては、前記照射野形状生成手段で、複
数の異なる状態毎に生成した放射線照射領域についての
投影形状が各照射角度毎に重ね合わされ、各照射角度毎
の複数の異なる状態の放射線照射領域の全てを含むよう
にして、各照射角度毎の照射野形状が生成される。
【0020】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。図1は本発明の一実施例の放射線治療計画
に用いる表示方法の処理手順を示すフローチャートであ
り、図2は本発明の一実施例の放射線治療計画装置の概
略構成を示す構成図である。
【0021】まず、図2を用いて放射線治療計画装置の
構成を説明する。コンピュータ1は外部のCT装置から
CT画像(断層像)のデータを受け取り、投影形状の計
算,照射野形状の計算を実行し、また表示及び重ね合わ
せ表示を制御し、治療計画を行うものである。このた
め、このコンピュータ1が投影形状生成手段,照射野形
状生成手段,表示制御手段を構成している。ここで、治
療計画とは、診断時の諸情報を基に、治療線種,線量,
照射方向等被検体への応用を総合的に確定し、被検体に
対し照射野の位置決め等を行うことである。キーボード
2はオペレータからの各種指示を受けるものであり、特
に照射治療パラメータ等の指示を受けてコンピュータ1
に伝達する入力装置である。トラックボール3はポイン
ティングデバイスの一種であり、画像領域の指定をグラ
フィックを用いて行うための入力装置である。尚、この
キーボード2とトラックボール3とで設定手段を構成し
ている。メモリ4はコンピュータが各種計算,画像処理
等を行う際の共通作業領域である。表示装置5はコンピ
ュータ1からの指示により各種画像表示や、画像入力,
数値入力の際の入力表示がなされるものである。画像記
憶装置6はコンピュータ1での計算途中,計算結果など
で生成される画像データが記憶されるものである。CT
インターフェース7は外部のCT装置からのCT画像を
放射線治療計画装置に読み込むためのインターフェース
である。
【0022】次に、上記のように構成された放射線治療
計画装置の動作並びに放射線治療計画に用いる表示方法
の手順についてフローチャートも参照して説明する。ま
ず、外部のCT装置からCTインターフェース7を介し
てCT画像をコンピュータ装置1が読み込む。ここで
は、複数の異なる体動状態のそれぞれで得た一連のCT
画像を読み込むようにする(図1ステップ)。例え
ば、被検体の呼気状態と吸気状態などのように違いの大
きい複数の状態のCT画像であることが望ましい。ま
た、呼気と吸気のように2種類のCT画像のみならず、
3種類以上の複数の状態のCT画像であっても構わな
い。そして、この複数の異なる体動状態の一連のCT画
像は画像記憶装置6内に一旦格納する。そして、以下の
各処理の必要に応じてメモリ4に移して処理を実行す
る。
【0023】このようにして読み込んだ一連のCT画像
を表示装置5の表示画面に順次表示して、表示された各
々のCT画像上にトラックボール3等のポインティング
デバイスを用いて照射対象とする標的臓器(照射標的臓
器)の断面形状,照射すべきでない臓器(非照射臓器)
の断面形状を描く(図1ステップ)。この作業を複数
の体動状態の一連のCT画像全てについて実行する。
【0024】図3は複数の状態の一連のCT画像に照射
標的臓器の断面形状と非照射臓器に断面形状を描いた様
子を示す説明図である。ここでは、体動状態の違いによ
り、状態1と状態2との2種類の状態について一連のC
T画像を示している。この図3に示すように、照射標的
臓器,非照射臓器の断面形状をトラックボール3を用い
て指示する。このような指示入力を受けたコンピュータ
1はメモリ1上のCT画像のデータの該当領域にフラグ
を立てる等の処理を行ってから当該指示された領域につ
いて以後の処理を実行する。
【0025】そして、一連のCT画像上に書かれた照射
標的臓器の断面形状,非照射臓器の断面形状,これら断
面形状の位置関係に基づき、キーボード2,トラックボ
ール3を用いて、治療ISOセンタ位置及び照射方法等
の照射治療パラメータを設定する(図1ステップ)。
【0026】また、照射標的臓器の断面形状と非照射臓
器の断面形状とを、設定した治療ISOセンタ位置及び
照射治療パラメータに基づき、使用する放射線治療装置
と同じ幾何学的条件でのビームズ・アイ・ビュー(Beam
´s Eye View )法により照射野面上に投影し、当該被
検体状態における照射標的臓器及び非照射臓器の投影形
状(照射標的臓器投影形状,非照射臓器投影形状)を作
成する(図1ステップ)。この投影形状についても複
数の状態のそれぞれについて行う。このビームズ・アイ
・ビュー法による照射野面上への投影は、図10を用い
て説明したものと同じである。
【0027】図4はこのようにして得られた照射標的臓
器投影形状及び非照射臓器投影形状の一例を示してい
る。ここでは、ある照射角度θにおける照射標的臓器投
影形状及び非照射臓器投影形状であり、図4(a)は前
述の状態1についてであり、図4(b)は前述の状態2
についてのものである。また、この図4(a),(b)
に示したものは、ある照射角度θにおける照射標的臓器
投影形状であるが、この投影を各照射角度について行っ
て各照射角度での照射標的臓器投影形状及び非照射臓器
投影形状を得るようにする。
【0028】そして、各照射角度での照射標的臓器投影
形状を重ね合わせ、この重ね合わせた照射標的臓器投影
形状の全領域をカバーするように、それぞれの照射角度
における照射野形状をコンピュータ1が求める(図1ス
テップ)。図5は照射標的臓器投影形状から照射野形
状を求める際の様子を示している。尚、この照射野形状
は、放射線の照射範囲を限定し整形するためのコリメー
タの絞りの形状でもある。
【0029】上述の照射野形状は照射標的臓器投影形状
並びに各種パラメータからコンピュータ1の計算により
自動的に求められるものであるが、この照射野形状が満
足できるものであるか(照射野の妥当性)をオペレータ
が判断する(図1ステップ)。
【0030】このために、各照射角度毎に、複数の体動
状態の照射標的臓器投影形状,非照射臓器投影形状並び
に照射野形状を表示装置上に重ねて合わせて表示する
(図5参照)。そして、このような表示をオペレータが
観察し、照射野形状が複数の体動状態の照射標的臓器投
影形状の全体を十分にカバーしているか、照射野形状が
非照射臓器投影形状に掛かっていないかという観点から
照射野の妥当性を評価する。
【0031】このようにして表示画面上で照射標的臓器
投影形状,非照射臓器投影形状と照射野形状とを評価し
た結果、十分でない場合には上述のに戻り、照射治療
パラメータの設定から繰り返す。このようにして、照射
標的臓器に放射線を照射し、かつ、非照射臓器に放射線
が当たらないようにする。
【0032】そして、治療計画の設定が完了したら、コ
ンピュータ1から治療計画についてのデータを受けた図
示しない放射線治療装置が放射線の照射を開始する。図
6は放射線治療計画装置の他の構成例を示す構成ブロッ
ク図である。この図6で上述の図2と同一物には同一番
号を付してある。異なるのは、MRIインターフェース
8を備えており、図示しないMRI装置からのMRI画
像を受けて治療計画を立てることである。放射線治療計
画に用いる表示方法については図1で説明を行ったもの
と、CT画像をMRI画像にした以外は同一である。
【0033】また、図7は放射線治療計画装置の更に他
の構成例を示す構成ブロック図である。この図7で上述
の図2と同一物には同一番号を付してある。異なるの
は、ディジタイザ9(またはスキャナ)等の入力装置を
備えており、ディジタイザ9でフィルムから読み込んだ
データを用いて治療計画を立てることである。放射線治
療計画に用いる表示方法については図1で説明を行った
ものと同一である。
【0034】以上説明したように、以上の各実施例で
は、照射標的臓器と非照射臓器とのそれぞれについて複
数の体動状態の投影形状を重ねて表示し、これをもって
照射野の妥当性の判断を行えるようにしているので、体
動変化による照射標的臓器や非照射臓器の位置関係や照
射野の関係についての情報がオペレータに的確に伝わる
ようになる。従って、このような位置関係を把握したう
えで、治療計画を立てることが可能になる。また、複数
の体動状態における照射標的臓器の全領域をカバーする
ようにして照射領域を定めているので、体動状態の変化
によって照射標的臓器が照射野の外に出ることは予め防
止することができる。更に、体動状態の変化によって非
照射臓器が照射野内に入ることを防止することができ
る。
【0035】すなわち、複数の異なる状態のそれぞれで
得た一連のCT画像を読み込んで放射線照射領域と放射
線非照射領域並びに放射線治療パラメータを設定し、放
射線照射領域と放射線非照射領域とについて、放射線照
射と同じ幾何学条件を用いて照射野面上に投影して、複
数の異なる状態における投影形状を生成し、複数の異な
る状態毎に生成した放射線照射領域についての投影形状
を各照射角度毎に重ね合わせ、各照射角度毎に重ね合わ
された放射線照射領域と設定された放射線治療パラメー
タとにより各照射角度毎の照射野形状を生成し、重ね合
わされた放射線照射領域と生成された照射野形状とを各
照射角度毎に重ね合わせて表示することで、放射線照射
領域について動きのある被検体の複数の状態を考慮して
治療計画を立てることが可能な放射線治療計画に用いる
表示方法を実現することができる。
【0036】また、一連のCT画像について放射線照射
領域と放射線非照射領域と放射線治療パラメータとをそ
れぞれ異なる状態について設定する設定手段と、放射線
照射領域と放射線非照射領域とについて、放射線照射と
同じ幾何学条件を用いて照射野面上に投影して、複数の
異なる状態における投影形状を生成する投影形状生成手
段と、複数の異なる状態毎に生成した放射線照射領域に
ついての投影形状を各照射角度毎に重ね合わせ、各照射
角度毎に重ね合わされた放射線照射領域と設定された放
射線治療パラメータとにより各照射角度毎の照射野形状
を生成する照射野形状生成手段と、重ね合わされた放射
線照射領域と生成された照射野形状とを各照射角度毎に
重ね合わせて表示する表示制御手段とを備えたことで、
放射線照射領域について動きのある被検体の複数の状態
を考慮して治療計画を立てることが可能な放射線治療計
画装置を実現することができる。
【0037】そして、照射野形状生成手段は、複数の異
なる状態毎に生成した放射線照射領域についての投影形
状を各照射角度毎に重ね合わせ、各照射角度毎の複数の
異なる状態の放射線照射領域の全てを含むようにして、
各照射角度毎の照射野形状を生成することで、放射線照
射領域について動きのある被検体の複数の状態を考慮し
て治療計画を立てることが可能で、体動状態の変化によ
って照射標的臓器が照射野の外に出ることを確実に防止
することができることが可能な放射線治療計画装置を実
現することができる。
【0038】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、照射標的臓
器と非照射臓器とのそれぞれについて複数の体動状態の
投影形状を重ねて表示し、これをもって照射野の妥当性
の判断を行えるようにしているので、体動変化による照
射標的臓器や非照射臓器の位置関係や照射野の関係につ
いての情報がオペレータに的確に伝わるようになる。従
って、このような位置関係を把握したうえで、治療計画
を立てることが可能になる。また、複数の体動状態にお
ける照射標的臓器の全領域をカバーするようにして照射
領域を定めているので、体動状態の変化によって照射標
的臓器が照射野の外に出ることは予め防止することがで
きる。更に、体動状態の変化によって非照射臓器が照射
野内に入ることを防止することができる。この結果、放
射線照射領域について動きのある被検体の複数の状態を
考慮して治療計画を立てることが可能な放射線治療計画
に用いる表示方法を実現することができ、また、放射線
照射領域について動きのある被検体の複数の状態を考慮
して治療計画を立てることが可能な放射線治療計画装置
を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の放射線治療計画に用いる表
示方法の手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の一実施例の放射線治療計画装置の構成
を示す構成図である。
【図3】本発明の一実施例の途中経過における断面形状
の領域指定の様子を説明する説明図である。
【図4】本発明の一実施例の途中経過における投影形状
の様子を説明する説明図である。
【図5】本発明の一実施例の途中経過における投影形状
の重ね合わせの様子を説明する説明図である。
【図6】本発明の他の実施例の放射線治療計画装置の構
成を示す構成図である。
【図7】本発明の更に他の実施例の放射線治療計画装置
の構成を示す構成図である。
【図8】従来の放射線治療計画に用いる表示方法の手順
を示すフローチャートである。
【図9】従来の治療計画の途中経過における断面形状の
領域指定の様子を説明する説明図である。
【図10】一連のCT画像から投影形状を生成する様子
を示す説明図である。
【図11】従来の処理手順の途中経過における投影形状
の様子を説明する説明図である。
【図12】従来の処理手順の途中経過における投影形状
と照射野との様子を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 コンピュータ 2 キーボード 3 トラックボール 4 メモリ 5 表示装置 6 画像記憶装置 7 CTインターフェース

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の異なる状態のそれぞれで得た一連
    のCT画像を読み込んで放射線照射領域と放射線非照射
    領域並びに放射線治療パラメータを設定し、 放射線照射領域と放射線非照射領域とについて、放射線
    照射と同じ幾何学条件を用いて照射野面上に投影して、
    複数の異なる状態における投影形状を生成し、 複数の異なる状態毎に生成した放射線照射領域について
    の投影形状を各照射角度毎に重ね合わせ、各照射角度毎
    に重ね合わされた放射線照射領域と設定された放射線治
    療パラメータとにより各照射角度毎の照射野形状を生成
    し、 重ね合わされた放射線照射領域と生成された照射野形状
    とを各照射角度毎に重ね合わせて表示することを特徴と
    する放射線治療計画に用いる表示方法。
  2. 【請求項2】 一連のCT画像について放射線照射領域
    と放射線非照射領域と放射線治療パラメータとをそれぞ
    れ異なる状態について設定する設定手段と、 放射線照射領域と放射線非照射領域とについて、放射線
    照射と同じ幾何学条件を用いて照射野面上に投影して、
    複数の異なる状態における投影形状を生成する投影形状
    生成手段と、 複数の異なる状態毎に生成した放射線照射領域について
    の投影形状を各照射角度毎に重ね合わせ、各照射角度毎
    に重ね合わされた放射線照射領域と設定された放射線治
    療パラメータとにより各照射角度毎の照射野形状を生成
    する照射野形状生成手段と、 重ね合わされた放射線照射領域と生成された照射野形状
    とを各照射角度毎に重ね合わせて表示する表示制御手段
    とを備えたことを特徴とする放射線治療計画装置。
  3. 【請求項3】 前記照射野形状生成手段は、 複数の異なる状態毎に生成した放射線照射領域について
    の投影形状を各照射角度毎に重ね合わせ、各照射角度毎
    の複数の異なる状態の放射線照射領域の全てを含むよう
    にして、各照射角度毎の照射野形状を生成することを特
    徴とする請求項2記載の放射線治療計画装置。
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