JPH0889676A - 吊込部材 - Google Patents

吊込部材

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JPH0889676A
JPH0889676A JP8868095A JP8868095A JPH0889676A JP H0889676 A JPH0889676 A JP H0889676A JP 8868095 A JP8868095 A JP 8868095A JP 8868095 A JP8868095 A JP 8868095A JP H0889676 A JPH0889676 A JP H0889676A
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Hideo Tenmyo
英男 天明
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 帯状ネットの外周部に玉ぶち材を一体形成し
ただけでは吊込部材が外力のために変形し、変形が戻ら
なくなる。その変形を容易に元に戻し匡正する手段を提
供する。 【構成】 ネット3とネット3の長手方向の上部側と表
側と裏側に一体成形された玉ぶち材20と玉ぶち材20
の肉質内に埋設された1本以上の長手方向を玉ぶち材2
0の長手方向とほぼ平行させた線条22,22’とから
なる。この線条22,22’は金属線、形状記憶合金、
非金属線等からなり、その断面形状が円形、多角形に形
成されている吊込部材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ひれ状部と玉ぶち材と
からなり、前記玉ぶち材に長手方向に線条が連続して埋
設された吊込部材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来は硬質樹脂よりなる玉ぶちと軟質樹
脂よりなるひれ部を有する吊込部材が多いが使用部位に
よってはシートの表面にたるみや皺をつくってしまい易
い欠点があり、特に強い吊込みを必要とする吊込部は剛
性を有する鋼線を布等の軟い部材でくるんで使用してい
たために、コスト高になっていた。
【0003】又特開平5ー325784号公報にありて
は、熱可塑性合成樹脂よりなる縦繊維と横繊維とにて編
組された長尺のネット部材を長手方向に適宜の幅に熱切
断刃にて溶断されその溶断された切口部にアンカー部を
有する帯状ネットを形成し、この帯状ネットのアンカー
部付近のネットを熱可塑性合成樹脂よりなる玉ぶちにて
被覆したネット吊込部材が開示されている。
【0004】しかしこのネット吊込部材の玉ぶちは可撓
性に富むという利点もあるが、自動車、ソファ等の背凭
部に被覆したシートの裾の部分に縫付けた際、玉ぶちが
撓められても復元性が少ないために、シートが変形した
ままとなり、皺や折り目ができ外観不良となる場合があ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来の欠
点を無くすために、違和感のない、布、不織布、樹脂薄
膜、網状物等よりなるひれ状部に、肉厚状の玉ぶちを同
時成形しその長手方向にほぼ平行して線条を埋設縦貫さ
せ、吊込部材をシートカバー等に取付けて吊り込む際、
シートがねじれれば吊込部材もねじれる。しかしシート
及び吊込部材に対する外力が無くなると玉ぶちに埋設し
た前記線条の復帰力にてシート及び吊込部材のねじれを
元に戻し解消することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は(1)ひれ状部
と玉ぶち材とからなり、この玉ぶち材に玉ぶちに働く外
力と直角に長手方向を向けて線条を内蔵したことを特徴
とする吊込部材であって、(2)ひれ状部とひれ状部の
根元に取付けられた玉ぶち材とが一体成形されており、
該玉ぶち材に、玉ぶち材に働く外力と直角に長手方向を
向けて1本以上複数本の線条を内蔵したことを特徴とす
るネット吊込部材であって、(3)玉ぶち材に内蔵した
線条が1本以上複数本の金属線条よりなることを特徴と
する吊込部材であって、(4)玉ぶち材に内蔵した線条
が形状記憶合金よりなることを特徴とする吊込部材であ
って、(5)玉ぶち材に内蔵した線条が1本以上複数本
の非金属線条よりなることを特徴とする吊込部材であっ
て、(6)玉ぶち材に内蔵した線条は断面多角形に形成
されていることを特徴とする吊込部材であって、(7)
玉ぶち材の一側首下部にひれ状部材としてネット3をそ
の抜止め強度を強化するためによだれ部と玉ぶち材とに
ネットの基部を包摂し一体にかつ線条をその長さ方向を
玉ぶち材の断面と直角方向に内蔵して押出機により加熱
加圧成形した吊込部材であって、(8)玉ぶち材の外周
面にその長手方向に沿って突設した隆条を1本以上玉ぶ
ち材と共に加熱成形した吊込部材であって、(9)玉ぶ
ち材に基端部に屈曲押入部3bを形成したひれ状部材3
をモールドした吊込部材であって、(10) 玉ぶち材
にモールドされたひれ状部材3の基端部の外周面を2色
成形部となした吊込部材であって、(11)玉ぶち材と
基端部をモールドした2色成形部とが接着剤により加圧
加熱して一体に成形された吊込部材である。
【0007】
【作用】玉ぶち材に玉ぶちに働く外力と直角に長手方向
を向けて金属線条、非金属線条、形状記憶合金線条等を
内蔵したから、玉ぶちに異状負荷が加わり変形しても玉
ぶちは経時変化して元の姿勢に復帰することによって吊
込部分の表側に皺ができるのを防止する。線条、形状記
憶合金等は玉ぶち材に加わる負荷の大小に応じて1本以
上複数本埋設することができるから、その応用範囲は極
めて大きい。
【0008】
【実施例】図面について本発明の実施例としてひれ部材
Aとしてネットを使用した場合を説明する。図1におい
て、1はネット3の縦糸、2はネット3の横糸であっ
て、これらの縦糸及び横糸は数本の合成繊維からなり、
縦糸1と横糸2の間に隙間10を存して荒目に織ったネ
ット3を構成する。
【0009】20はネット3の長手方向の一側縁に、ネ
ット3の上部側を上方に貫通させて上部側と表側と裏側
に一体成形した玉ぶち材である。22,22’は1本又
は1本以上複数本からなり、前記玉ぶち材20の肉質内
に、その長手方向を玉ぶち材20の長手方向とほぼ平行
させて埋設した金属、非金属材等からなる線条である。
図3、図4、図5及び図6はその実施例の断面図であ
る。
【0010】玉ぶち材20のネット3を自動車の背凭布
に縫付け玉ぶち材20に張力を加えると玉ぶち材20は
可撓性があるために力の加えられた方向に変形して復原
しなくなる。この状態で使用を継続すると玉ぶち材20
及びネット3に半永久皺や歪みを生ずる。この欠点を無
くすため本発明にありては、1本以上の細い線条22と
22’を玉ぶち材20内にその長手方向に沿って一体に
成形したことにより玉ぶち材20の長手方向と直角方向
に外力が加わって変形しても線条22,22’の復原力
にて皺や折目を無くし元の形状に復帰する。
【0011】線条22,22’の材料には鉄、非鉄金
属、形状記憶合金、弾性合成樹脂繊維、ガラス繊維、炭
素繊維等が用いられ、その外径は玉ぶち材の所要強度に
合わせて適宜に選択することができる。又、線条22,
22’は、ネット3と玉ぶち材20とを押出し成形する
とき、同時に玉ぶち材20の肉質内に挿入して成形する
ことができるから、製作上の困難性はない。前記説明に
おいてネット3について説明したが、ネットに限らず1
枚のシート或いは布、不織布等よりなる吊込部材を用い
ることは何等差支えない。
【0012】図3は、線条22と22’を2本玉ぶち材
20に内蔵した場合、図4は、線条22を4本玉ぶち材
20に内蔵した場合、図5は、線条22,22’を5本
玉ぶち材20に内蔵した実施例を示す。
【0013】図7は玉ぶち材20に内蔵される線条とし
て断面4角形の形状記憶合金23を用いた場合を示す。
図8は玉ぶち材20に内蔵される線条24として断面6
角形の材料を用い、適宜の間隔で線条の抜け止め用異形
凹凸部25を形成した場合の拡大斜視図である。
【0014】図9は他の実施例を示す。玉ぶち材20の
一側の首下部30にひれ状部材としてネット3をその抜
止め強度を強化するためによだれ部27を玉ぶち材20
といっしょに一体に、かつ線条22を長さ方向を玉ぶち
材20の断面と直角方向に内蔵して押出機(図示省略)
により加熱加圧成形した場合である。31,32,33
は玉ぶち材20の首下部30の面を除く他の三面に玉ぶ
ち材20の長さ方向に突設した隆条であって、玉ぶち材
20の捩れや、撓みを防止すると共に玉ぶち部材の強度
を増大することができる。
【0015】図10はさらに他の実施例を示す。すなわ
ち、玉ぶち材20の一側面に突設したよだれ部27より
その内方にネット3の基端部に形成した屈曲押入部3a
を介在して玉ぶち材3と共に押出機にて加熱加圧成形し
た場合である。この屈曲押入部3aの存在によりひれ状
部材(ネット)3が玉ぶち材20より分離することがな
い。その他の構造は図9について説明したと同じであ
る。
【0016】図11は金型40の開口部41の内方にネ
ット3の一端折曲折返し部3bを挿入した場合であっ
て、金型40の開口部は基部より先端部に行くに従って
先細りとなり最後に図15に示すように玉ぶち材20が
内側部に折返し部3bを咬えて、該折返し部3bが玉ぶ
ち材20より抜け出さないように一体に成形される。図
12に示すように、図10のよだれ部27が成形されて
いない状態を示す。その他の箇所の名称は図9、図10
について説明したのと同じである。
【0017】図13は、玉ぶち材20を透明又は半透明
の合成樹脂材にて成形し、ネット3の先端部に異質材部
3cを帯状に形成した場合である。
【0018】図14は、図13の異質材部3cを型40
にて成形部3に形成する順序を示すものであって、図1
0に示すよだれ部27を省略した図面である。異質材部
3cと玉ぶち部材20との固定には接着剤を使用しても
よい。
【0019】図15は、図14の金型を用いて製造され
た玉ぶち材の断面図である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の斜視図である。
【図2】ひれ状帯体の一部の拡大斜視図である。
【図3】全体の縦断側面図である。
【図4】他例の縦断側面図である。
【図5】さらに他例の縦断側面図である。
【図6】分解して示す一部の拡大斜視図である。
【図7】線条の他例の一部の拡大斜視図である。
【図8】線条の他例の一部の拡大斜視図である。
【図9】さらに他例の縦断側面図である。
【図10】さらに他例の縦断側面図である。
【図11】さらに他例の製造工程の縦断側面図である。
【図12】図11の完成品の縦断側面図である。
【図13】さらに他例の2色成形品の縦断側面図であ
る。
【図14】さらに他例の製造工程の縦断側面図である。
【図15】図14の完成品の縦断側面図である。
【符号の説明】
1 ネットの縦糸 2 ネットの横糸 3 ネット 3a ひれ状部材の基端部 3b ひれ状部材の屈曲押入部 3c ひれ状部材の異質材部 3d 接着剤 A ひれ部材 10 隙間 20 玉ぶち材 22,22’ 線条 23 形状記憶合金 24 ガラス繊維、炭素繊維、針金等よりなる6角形線
条 25 異形凹凸部 27 よだれ部 30 2色成形部 31,32,33 隆条 40 金型

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ひれ状部材と玉ぶち材とからなり、この
    玉ぶち材に玉ぶちに働く外力と直角に長手方向を向けて
    線条を内蔵したことを特徴とする吊込部材。
  2. 【請求項2】 ひれ状部材とひれ状部材の根元に取付け
    られた玉ぶち材とが一体成形されており、該玉ぶち材
    に、玉ぶち材に働く外力と直角に長手方向を向けて1本
    以上複数本の線条を内蔵したことを特徴とする吊込部
    材。
  3. 【請求項3】 玉ぶち材に内蔵した線条が1本以上複数
    本の金属線条よりなることを特徴とする請求項1又は請
    求項2記載のネット吊込部材。
  4. 【請求項4】 玉ぶち材に内蔵した線条が形状記憶合金
    線条よりなることを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の吊込部材。
  5. 【請求項5】 玉ぶち材に内蔵した線条が1本以上複数
    本のガラス繊維、合成樹脂繊維、炭素繊維、等の非金属
    線条よりなることを特徴とする請求項1又は請求項2記
    載の吊込部材。
  6. 【請求項6】 玉ぶち材に内蔵した線条が断面多角形に
    形成されかつ断面に異形凹凸部を有することを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の吊込部材。
  7. 【請求項7】 玉ぶち材の一側首下部にひれ状部材をモ
    ールドしたよだれ部が設けられた請求項1又は請求項2
    記載の吊込部材。
  8. 【請求項8】 玉ぶち材の外周面にその長手方向に沿っ
    て突設した隆条を1本以上玉ぶち材と共に加熱成形した
    請求項1又は請求項2記載の吊込部材。
  9. 【請求項9】 玉ぶち材に基端部に屈曲押入部を形成し
    たひれ状部材をモールドした請求項1又は請求項2記載
    の吊込部材。
  10. 【請求項10】 玉ぶち材にモールドされたひれ状部材
    の基端部の外周面を2色以上の成形部とした請求項1又
    は請求項2記載の吊込部材。
  11. 【請求項11】 玉ぶち材と基端部をモールドした2色
    以上の成形部とが接着剤により加圧加熱して一体に成形
    された請求項1又は請求項2記載の吊込部材。
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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5929999U (ja) * 1982-08-18 1984-02-24 東海興業株式会社 座席シ−トの表皮つり部材
JPS61107391U (ja) * 1984-12-19 1986-07-08
JPH0515900U (ja) * 1991-08-20 1993-03-02 高島屋日発工業株式会社 シート用玉縁
JP3060596U (ja) * 1998-12-28 1999-09-07 学校法人東海大学 放物線型玉当て教具

Patent Citations (4)

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