JPH089006Y2 - 上蓋反転機構付きヒンジキャップ - Google Patents
上蓋反転機構付きヒンジキャップInfo
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- JPH089006Y2 JPH089006Y2 JP1990083674U JP8367490U JPH089006Y2 JP H089006 Y2 JPH089006 Y2 JP H089006Y2 JP 1990083674 U JP1990083674 U JP 1990083674U JP 8367490 U JP8367490 U JP 8367490U JP H089006 Y2 JPH089006 Y2 JP H089006Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、液体や粉体等種々の内容物を収納した容器
の口頸部に装着する合成樹脂製ヒンジ付きキャップに係
り、より詳細には、上蓋の開閉状態を弾性的に反転保持
させることの出来る使い易い上蓋反転機構付きヒンジキ
ャップに関する。
の口頸部に装着する合成樹脂製ヒンジ付きキャップに係
り、より詳細には、上蓋の開閉状態を弾性的に反転保持
させることの出来る使い易い上蓋反転機構付きヒンジキ
ャップに関する。
(従来の技術) 従来、本体キャップに対して上蓋の開閉状態を弾性的
に反転保持させて、使用中の上蓋たれ下がり防止機構や
使用操作性を追求した合成樹脂製ヒンジ付きキャップと
しては、第11図及び第12図に示す如くキャップ本体に対
して上蓋がヒンジ部と弾性連結帯により連結された状態
で一体成形され、この弾性連結帯の弾性中立点を利用し
たスナップ式のヒンジ付きキャップが広く知られ、また
使用されている。
に反転保持させて、使用中の上蓋たれ下がり防止機構や
使用操作性を追求した合成樹脂製ヒンジ付きキャップと
しては、第11図及び第12図に示す如くキャップ本体に対
して上蓋がヒンジ部と弾性連結帯により連結された状態
で一体成形され、この弾性連結帯の弾性中立点を利用し
たスナップ式のヒンジ付きキャップが広く知られ、また
使用されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、第11,12図に示した従来のヒンジ付き
キャップは、構造上ヒンジ部が外筒側面に突出している
為、以下の問題がある。
キャップは、構造上ヒンジ部が外筒側面に突出している
為、以下の問題がある。
ヒンジ部で指を傷付けるおそれがあり安全性にかけ
る。
る。
容器本体がチューブ状の場合、第13図の如く、トレ
イの中に逆立ちさせて店頭販売する場合が多く、この場
合、突出したヒンジ部が邪魔になる。
イの中に逆立ちさせて店頭販売する場合が多く、この場
合、突出したヒンジ部が邪魔になる。
又、キャップ本体と上蓋が一体成形されている為、以
下の問題がある。
下の問題がある。
ヒンジ部と弾性連結帯部の金型構造が複雑となり寸
法設計が難しくなる。
法設計が難しくなる。
キャップ本体と上蓋との色を変えることが出来ずデ
ィスプレイ効果に劣る。
ィスプレイ効果に劣る。
材質を変えることが出来ず、この種のキャップは折
り曲げ耐性に優れた比較的硬質のポリプロピレンでキャ
ップ本体も上蓋も成形されるので、取出口の密封性の精
度を上げることが難しくなる。
り曲げ耐性に優れた比較的硬質のポリプロピレンでキャ
ップ本体も上蓋も成形されるので、取出口の密封性の精
度を上げることが難しくなる。
そこで、上記からの問題を解決するものとして、
実開昭62−159354号公報に記載されているものが提案さ
れている。
実開昭62−159354号公報に記載されているものが提案さ
れている。
この公報には、キャップを、キャップ本体,化粧板部
材,上蓋の3つの部品で構成し、ヒンジは化粧板部材に
設けられた小突条部を有する軸と、上蓋に形成され、前
記軸を両側から挟持する弾性板とで構成されたものが示
されている。
材,上蓋の3つの部品で構成し、ヒンジは化粧板部材に
設けられた小突条部を有する軸と、上蓋に形成され、前
記軸を両側から挟持する弾性板とで構成されたものが示
されている。
しかしながら、この従来技術においても下記に述べる
問題を残している。
問題を残している。
1)小突条部を有する軸の成形性の点から化粧板部材を
必須の構成としている為、キャップを構成する部品が3
部品となる。
必須の構成としている為、キャップを構成する部品が3
部品となる。
2)軸に形成された小突条部による最大径と軸径の径差
で上蓋の開閉時に上蓋を弾性反転させる復元力を生じさ
せる構成である為、大きな復元力を得ようとしても径差
の設定に限界があり、上蓋開閉操作時の開閉節度感を大
きくとれない。
で上蓋の開閉時に上蓋を弾性反転させる復元力を生じさ
せる構成である為、大きな復元力を得ようとしても径差
の設定に限界があり、上蓋開閉操作時の開閉節度感を大
きくとれない。
3)軸に形成された小突条部は軸を挟持する弾性板によ
り開閉時に摩耗し易い。従って、復元力の初期状態が維
持されず、上蓋の開閉を繰り返えすうちに、開閉節度感
が小さくなっていく。
り開閉時に摩耗し易い。従って、復元力の初期状態が維
持されず、上蓋の開閉を繰り返えすうちに、開閉節度感
が小さくなっていく。
本考案は、上述のような問題に着目してなされたもの
で、上蓋開閉操作時に開閉節度感を持たせた上蓋反転機
構付きヒンジキャップにおいて、スナップ式のヒンジ付
きキャップの持つ問題を一挙に解決しながら、部品点数
の削減と、上蓋開閉操作時に大きな開閉節度感を持たせ
ると共にその節度感を長く維持することを課題とする。
で、上蓋開閉操作時に開閉節度感を持たせた上蓋反転機
構付きヒンジキャップにおいて、スナップ式のヒンジ付
きキャップの持つ問題を一挙に解決しながら、部品点数
の削減と、上蓋開閉操作時に大きな開閉節度感を持たせ
ると共にその節度感を長く維持することを課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本考案の上蓋反転機構付き
ヒンジキャップでは、キャップ本体に上蓋を弾性反転可
能なヒンジで連結させ、上蓋の開き角度を90°以上の大
きな角度に設定した上蓋反転機構付きヒンジキャップで
あって、 前記キャップ本体には、容器口頸部に嵌合する係止部
を内側に有する外筒部と、容器口内部に密接する内筒部
と、取出孔を有する天頂部とが設けられ、 前記上蓋には、前記取出孔を開閉せしめるノズルが設
けられ、 前記ヒンジは、前記キャップ本体の天頂部の端部に設
けられた切除部と、該切除部を介して左右に対面立設さ
れ、該切除部側から見て上部が円弧状となったかまぼこ
形の突状部と、前記切除部上方を横断すると共に前記突
状部中心のやや下方位置に中心を持つように架設された
円形断面の軸部と、該軸部に回動可能に係合するかぎ形
係合部がその先端部に形成されると共に下向きに延びて
前記上蓋に設けられた弾性フック板と、該弾性フック板
の基部両側に前記突状部に当接するように設けられた回
動突子とを有し、前記軸部の中心軸線から前記突状部の
前後方向の側面までの短径よりも、該中心軸線から前記
突状部の円弧状の頂部までの長径が長くなるように構成
されていることを特徴とする手段とした。
ヒンジキャップでは、キャップ本体に上蓋を弾性反転可
能なヒンジで連結させ、上蓋の開き角度を90°以上の大
きな角度に設定した上蓋反転機構付きヒンジキャップで
あって、 前記キャップ本体には、容器口頸部に嵌合する係止部
を内側に有する外筒部と、容器口内部に密接する内筒部
と、取出孔を有する天頂部とが設けられ、 前記上蓋には、前記取出孔を開閉せしめるノズルが設
けられ、 前記ヒンジは、前記キャップ本体の天頂部の端部に設
けられた切除部と、該切除部を介して左右に対面立設さ
れ、該切除部側から見て上部が円弧状となったかまぼこ
形の突状部と、前記切除部上方を横断すると共に前記突
状部中心のやや下方位置に中心を持つように架設された
円形断面の軸部と、該軸部に回動可能に係合するかぎ形
係合部がその先端部に形成されると共に下向きに延びて
前記上蓋に設けられた弾性フック板と、該弾性フック板
の基部両側に前記突状部に当接するように設けられた回
動突子とを有し、前記軸部の中心軸線から前記突状部の
前後方向の側面までの短径よりも、該中心軸線から前記
突状部の円弧状の頂部までの長径が長くなるように構成
されていることを特徴とする手段とした。
(作用) キャップの上蓋を開閉させる場合、まず、閉状態から
上蓋を上方へ開けてゆくと、軸部を中心として上蓋の回
動突子がキャップ本体の突状部上をその前側短径方向の
側面から長径方向の円弧状の頂部に向けて回転圧接運動
し、同時に上蓋の弾性フック板が徐々に変形を増す。そ
して、回動突子が突状部の円弧状の頂部を乗り越えると
回動突子の圧接が解かれ、弾性フック板が復元する。こ
の復元力により回動突子が突状部の円弧状の頂部から更
に後側(反対側)短径方向位置まで回転し上蓋が後方に
反転保持され、上蓋が90°以上の大きな角度の開き角度
にて開かれる。
上蓋を上方へ開けてゆくと、軸部を中心として上蓋の回
動突子がキャップ本体の突状部上をその前側短径方向の
側面から長径方向の円弧状の頂部に向けて回転圧接運動
し、同時に上蓋の弾性フック板が徐々に変形を増す。そ
して、回動突子が突状部の円弧状の頂部を乗り越えると
回動突子の圧接が解かれ、弾性フック板が復元する。こ
の復元力により回動突子が突状部の円弧状の頂部から更
に後側(反対側)短径方向位置まで回転し上蓋が後方に
反転保持され、上蓋が90°以上の大きな角度の開き角度
にて開かれる。
この上蓋の開状態から逆に上蓋を上方へ回動させる
と、軸部を中心として回動突子が突状部の円弧状の頂部
を乗り越えた時点で弾性フック板の復元力により上蓋が
前方に反転し閉鎖される。
と、軸部を中心として回動突子が突状部の円弧状の頂部
を乗り越えた時点で弾性フック板の復元力により上蓋が
前方に反転し閉鎖される。
(第1実施例) まず、構成を説明する。
第1図は本考案第1実施例の上蓋反転機構付きヒンジ
キャップの縦断面図、第2図は同ヒンジキャップの平面
図である。
キャップの縦断面図、第2図は同ヒンジキャップの平面
図である。
図中1はキャップ本体であり、該キャップ本体1はポ
リプロピレンやポリエチレン等の樹脂で形成されてお
り、容器口頸部31へ嵌合する係止部11を内側に有した外
筒部12と容器口内部32へ嵌入し密封させるための内筒部
13を取出孔14を備えた天頂部15から垂設させている。
リプロピレンやポリエチレン等の樹脂で形成されてお
り、容器口頸部31へ嵌合する係止部11を内側に有した外
筒部12と容器口内部32へ嵌入し密封させるための内筒部
13を取出孔14を備えた天頂部15から垂設させている。
この天頂部15の後方には切除部16が設けられ該切除部
16を介して左右の天頂面上に切除部16側から見て縦長の
山形をしたかまぼこ形の突状部17,17′を対面するよう
に立設させ、更に該突状部17,17′の中心よりやや下が
った位置から前記切除部16の上方を横断するように軸部
18が架設されている。
16を介して左右の天頂面上に切除部16側から見て縦長の
山形をしたかまぼこ形の突状部17,17′を対面するよう
に立設させ、更に該突状部17,17′の中心よりやや下が
った位置から前記切除部16の上方を横断するように軸部
18が架設されている。
そして、第3図はヒンジキャップの分解斜視図を示
し、第4図は第3図のB−B断面を示すもので、この第
4図において、軸部18の中心軸線から突状部17,17′の
前後方向の側面までの短径aよりも頂部までの長径bが
長くなるように形成されている。
し、第4図は第3図のB−B断面を示すもので、この第
4図において、軸部18の中心軸線から突状部17,17′の
前後方向の側面までの短径aよりも頂部までの長径bが
長くなるように形成されている。
第2図において、2は上蓋を示している。該上蓋2は
剛性に富んだポリプロピレン等の樹脂で成形されており
前記取出孔14を開閉せしめるノズル21が第1図や第5図
に示すように天面内側に垂設されている。そして、該上
蓋2の後部には、第3図に示すように、前記キャップ本
体1の軸部18に回動自在に係合する下向きのかぎ形係合
部221を有する弾性フック板22が形成され、該弾性フッ
ク板は、第2図に示すように、キャップ本体1の外筒部
12から突出しないように形成されている。更に該弾性フ
ック板22の基部両側には第3図や第5図にも示すよう
に、突状部17,17′に当接する回動突子23,23′が設けら
れている。
剛性に富んだポリプロピレン等の樹脂で成形されており
前記取出孔14を開閉せしめるノズル21が第1図や第5図
に示すように天面内側に垂設されている。そして、該上
蓋2の後部には、第3図に示すように、前記キャップ本
体1の軸部18に回動自在に係合する下向きのかぎ形係合
部221を有する弾性フック板22が形成され、該弾性フッ
ク板は、第2図に示すように、キャップ本体1の外筒部
12から突出しないように形成されている。更に該弾性フ
ック板22の基部両側には第3図や第5図にも示すよう
に、突状部17,17′に当接する回動突子23,23′が設けら
れている。
尚、第6図から第8図は、第1図におけるA部の拡大
図であるが、この第6図から第8図において、切除部16
は、軸部18の成形を容易にし更に弾性フック板22の回転
を妨げないように設けられている。
図であるが、この第6図から第8図において、切除部16
は、軸部18の成形を容易にし更に弾性フック板22の回転
を妨げないように設けられている。
次に、作用についてする。
上蓋2を開ける時には、第6図から第7図にかけて、
上蓋2を上方に回動すると、軸部18を中心として上蓋2
の回動突子23,23′がキャップ本体1の突状部17,17′の
上を、その前側短方向側から長方向の頂部に向けて回転
圧接移動するに伴い、上蓋2の弾性フック板22が徐々に
変形を増す。
上蓋2を上方に回動すると、軸部18を中心として上蓋2
の回動突子23,23′がキャップ本体1の突状部17,17′の
上を、その前側短方向側から長方向の頂部に向けて回転
圧接移動するに伴い、上蓋2の弾性フック板22が徐々に
変形を増す。
そして、第7図から第8図にかけて、回動突子23,2
3′が突状部17,17′の頂部を乗り越えると回動突子23,2
3′の圧接が解かれて弾性フック板22が復元しようとす
る。
3′が突状部17,17′の頂部を乗り越えると回動突子23,2
3′の圧接が解かれて弾性フック板22が復元しようとす
る。
この復元力により第8図に示すように、回動突子23,2
3′が突状部17,17′の頂部から後部の短方向位置まで回
転移動することにより上蓋2が開状態に反転保持され
る。
3′が突状部17,17′の頂部から後部の短方向位置まで回
転移動することにより上蓋2が開状態に反転保持され
る。
上蓋を閉める時には、上記とは逆に、第8図から第7
図を経て第6図に至る手順で行なわれる。つまり、上蓋
2を上方へ回動させると軸部18を中心として回動突子2
3,23′が突状部17,17′の頂部を乗り越えた時点で、圧
接が解かれて弾性フック板22の復元力ににより上蓋2が
反転閉鎖される。この時、第5図に示す、キャップ本体
1の取出孔14内に上蓋2のノズル21が嵌入し、取出孔14
は密封される。
図を経て第6図に至る手順で行なわれる。つまり、上蓋
2を上方へ回動させると軸部18を中心として回動突子2
3,23′が突状部17,17′の頂部を乗り越えた時点で、圧
接が解かれて弾性フック板22の復元力ににより上蓋2が
反転閉鎖される。この時、第5図に示す、キャップ本体
1の取出孔14内に上蓋2のノズル21が嵌入し、取出孔14
は密封される。
尚、内容物によって優れた密封精度を必要とする場合
は、例えば、上蓋2の材料を剛性に富んだポリプロピレ
ン樹脂で成形した場合、キャップ本体1の材料をピリプ
ロピレン樹脂より軟質の例えばポリエチレン樹脂で成形
すれば、取出孔14とノズル21の嵌合性が向上し、密封精
度が向上する。
は、例えば、上蓋2の材料を剛性に富んだポリプロピレ
ン樹脂で成形した場合、キャップ本体1の材料をピリプ
ロピレン樹脂より軟質の例えばポリエチレン樹脂で成形
すれば、取出孔14とノズル21の嵌合性が向上し、密封精
度が向上する。
以上説明してきたように、第1実施例の上蓋反転機構
付きヒンジキャップにあっては、下記に列挙する効果を
併せて得ることが出来る。
付きヒンジキャップにあっては、下記に列挙する効果を
併せて得ることが出来る。
スナップ式のヒンジ付きキャップの持つ問題が一挙
に解決される。
に解決される。
即ち、外筒側面からヒンジの突出を無くした為、ヒン
ジ部で指を傷付けるおそれが無く安全性が向上するし、
トレイの中に逆立ちさせて店頭販売する場合にも支障な
く挿入することが可能である。又、キャップ本体1と上
蓋2とを別体成形としている為、金型構造をシンプルと
し寸法設計が容易となるし、キャップ本体1と上蓋2と
の色を変えることが可能となりディスプレイ効果に優
れ、さらに、キャップ本体1と上蓋2の材質を変えるこ
とでヒンジの耐久性及び取出口の密封性を良くすること
が出来る。
ジ部で指を傷付けるおそれが無く安全性が向上するし、
トレイの中に逆立ちさせて店頭販売する場合にも支障な
く挿入することが可能である。又、キャップ本体1と上
蓋2とを別体成形としている為、金型構造をシンプルと
し寸法設計が容易となるし、キャップ本体1と上蓋2と
の色を変えることが可能となりディスプレイ効果に優
れ、さらに、キャップ本体1と上蓋2の材質を変えるこ
とでヒンジの耐久性及び取出口の密封性を良くすること
が出来る。
円形断面を持つ軸部18をキャップ本体1に一体成形
し、上蓋反転機構付きヒンジキャップをキャップ本体1
と上蓋2との2部品で構成した為、従来技術で示した3
部品によるキャップに比べ部品点数の削減が図られる。
し、上蓋反転機構付きヒンジキャップをキャップ本体1
と上蓋2との2部品で構成した為、従来技術で示した3
部品によるキャップに比べ部品点数の削減が図られる。
この結果、コスト的に有利となる。
上蓋開閉操作時に大きな開閉節度感を持たせること
が出来ると共にその節度感を長く維持することが出来
る。
が出来ると共にその節度感を長く維持することが出来
る。
即ち、ヒンジで生じる復元力は、第4図に示した軸部
18の中心軸線から突状部17,17′の前後方向の側面まで
の短径aと頂部までの長径bとの径差に比例する。この
ように、従来技術のように軸部で径差をとるのではな
く、軸支持部に設けられた突状部17,17′で径差をとる
ようにしていることで径差の設定自由度が大幅に拡大す
る。
18の中心軸線から突状部17,17′の前後方向の側面まで
の短径aと頂部までの長径bとの径差に比例する。この
ように、従来技術のように軸部で径差をとるのではな
く、軸支持部に設けられた突状部17,17′で径差をとる
ようにしていることで径差の設定自由度が大幅に拡大す
る。
また、上蓋2の開閉時には、曲率半径の大きな突状部
17,17′に回動突子23,23′が接する為、多数回の開閉に
よっても最初に設定した開閉節度感が繰り返し開閉使用
においても低下することなく維持される。
17,17′に回動突子23,23′が接する為、多数回の開閉に
よっても最初に設定した開閉節度感が繰り返し開閉使用
においても低下することなく維持される。
即ち、従来技術の場合には、曲率半径の非常に小さな
小突条部を軸部に有するものである為、多数回の開閉を
行なった場合に、摩耗部分がこの小突条部に集中し、早
期に軸部の断面形状が円形断面に近づいてゆく。
小突条部を軸部に有するものである為、多数回の開閉を
行なった場合に、摩耗部分がこの小突条部に集中し、早
期に軸部の断面形状が円形断面に近づいてゆく。
(第2実施例) 次に、第9図に示す第2実施例について説明する。
この第2実施例は、外筒部12の外側に更に外周円筒部
19が設けられた場合を示している。
19が設けられた場合を示している。
この場合、第1実施例で示した切除部16,かまぼこ形
の突状部17,17′及び軸部18は、外筒部12と外周円筒部1
9の間に設けられ、上蓋2に形成された弾性フック板22
及び回動突子23,23′もこれに対応した位置に設けられ
ている。
の突状部17,17′及び軸部18は、外筒部12と外周円筒部1
9の間に設けられ、上蓋2に形成された弾性フック板22
及び回動突子23,23′もこれに対応した位置に設けられ
ている。
尚、他の構成,作用及び効果は第1実施例と同様であ
るので対応部分に同一符号を付して説明を省略する。
るので対応部分に同一符号を付して説明を省略する。
(第3実施例) 次に、第10図に示す第3実施例について説明する。
この第3実施例は、上蓋2に形成された弾性フック板
22の基部にスリット24,24′を設け、このスリット24,2
4′の長さを変えることで、上蓋2を反転させる力であ
る復元力を比較的簡単に調整することが可能で、突状部
17,17′等の設計変更を行なうことなく、スリット24,2
4′の長さ設定により上蓋2の開閉節度感を調整するこ
とが出来る。
22の基部にスリット24,24′を設け、このスリット24,2
4′の長さを変えることで、上蓋2を反転させる力であ
る復元力を比較的簡単に調整することが可能で、突状部
17,17′等の設計変更を行なうことなく、スリット24,2
4′の長さ設定により上蓋2の開閉節度感を調整するこ
とが出来る。
尚、他の構成,作用及び効果は第1実施例と同様であ
るので対応部分に同一符号を付して説明を省略する。
るので対応部分に同一符号を付して説明を省略する。
以上、実施例を図面に基づいて説明してきたが、具体
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本考案
の要旨を逸脱しない範囲における設計変更などがあって
も本考案に含まれる。
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本考案
の要旨を逸脱しない範囲における設計変更などがあって
も本考案に含まれる。
例えば、第1実施例から第3実施例において、上蓋2
の開き角度が略180°になるようにかまぼこ形の突状部1
7,17′の形状を半円状に形成させているが、必要に応じ
て該突状部17,17′の形状を変えることにより任意に上
蓋2の開き角度を変えるようにしてもよい。
の開き角度が略180°になるようにかまぼこ形の突状部1
7,17′の形状を半円状に形成させているが、必要に応じ
て該突状部17,17′の形状を変えることにより任意に上
蓋2の開き角度を変えるようにしてもよい。
(考案の効果) 以上説明してきたように、本考案にあっては、キャッ
プ本体に上蓋を弾性反転可能なヒンジで連結させ、上蓋
の開き角度を90°以上の大きな角度に設定した上蓋反転
機構付きヒンジキャップにおいて、請求項に記載の構成
としたため、上蓋開閉操作時には、キャップ本体に設け
られた円弧状の突状部面上を滑るように、上蓋の回動突
子が圧接移動するので、突状部と回動突子が圧接力によ
り削られる心配がなく、多数回の開閉によっても最初に
設定した、即ち、上蓋の回動突子が圧接移動し、突状部
の円弧状の頂部を乗り越える時の開閉節度感が低下する
ことなく維持されると共に、上蓋の開閉運動が滑らかで
使い易い。
プ本体に上蓋を弾性反転可能なヒンジで連結させ、上蓋
の開き角度を90°以上の大きな角度に設定した上蓋反転
機構付きヒンジキャップにおいて、請求項に記載の構成
としたため、上蓋開閉操作時には、キャップ本体に設け
られた円弧状の突状部面上を滑るように、上蓋の回動突
子が圧接移動するので、突状部と回動突子が圧接力によ
り削られる心配がなく、多数回の開閉によっても最初に
設定した、即ち、上蓋の回動突子が圧接移動し、突状部
の円弧状の頂部を乗り越える時の開閉節度感が低下する
ことなく維持されると共に、上蓋の開閉運動が滑らかで
使い易い。
また、外筒側面からヒンジの突出を無くしたため、ヒ
ンジ部で指を傷付けるおすれがなく安全性が向上し、ト
レイの中に逆立ちさせて店頭販売する場合にも支障なく
挿入することが可能である。
ンジ部で指を傷付けるおすれがなく安全性が向上し、ト
レイの中に逆立ちさせて店頭販売する場合にも支障なく
挿入することが可能である。
第1図は本考案第1実施例の上蓋反転機構付きヒンジキ
ャップを示す縦断面図、第2図は第1実施例ヒジキャッ
プの平面図、第3図は第1実施例ヒジキャップの分解斜
視図、第4図は第3図B−B線によるキャップ本体の要
部断面詳細図、第5図は開蓋状態を示す斜視図、第6図
〜第8図は要部であるヒンジの動作状態を示す断面詳細
図、第9図は本考案第2実施例の上蓋反転機構付きヒン
ジキャップを示す縦断面図、第10図は本考案第3実施例
の上蓋反転機構付きヒンジキャップを示す斜視図、第11
図は従来のスナップ式のヒンジ付きキャップの閉蓋状態
を示す側面図、第12図は従来のスナップ式のヒンジ付き
キャップの開蓋状態を示す斜視図、第13図はトレイにチ
ューブ容器をセットしている状態の斜視図である。 1…キャップ本体 2…上蓋 12…外筒部 13…内筒部 14…取出孔 15…天頂部 16…切除部 17…突状部 18…軸部 21…ノズル 22…弾性フック板 23…回動突子 221…かぎ形係合部 31…容器口頸部 32…容器口内部
ャップを示す縦断面図、第2図は第1実施例ヒジキャッ
プの平面図、第3図は第1実施例ヒジキャップの分解斜
視図、第4図は第3図B−B線によるキャップ本体の要
部断面詳細図、第5図は開蓋状態を示す斜視図、第6図
〜第8図は要部であるヒンジの動作状態を示す断面詳細
図、第9図は本考案第2実施例の上蓋反転機構付きヒン
ジキャップを示す縦断面図、第10図は本考案第3実施例
の上蓋反転機構付きヒンジキャップを示す斜視図、第11
図は従来のスナップ式のヒンジ付きキャップの閉蓋状態
を示す側面図、第12図は従来のスナップ式のヒンジ付き
キャップの開蓋状態を示す斜視図、第13図はトレイにチ
ューブ容器をセットしている状態の斜視図である。 1…キャップ本体 2…上蓋 12…外筒部 13…内筒部 14…取出孔 15…天頂部 16…切除部 17…突状部 18…軸部 21…ノズル 22…弾性フック板 23…回動突子 221…かぎ形係合部 31…容器口頸部 32…容器口内部
Claims (1)
- 【請求項1】キャップ本体に上蓋を弾性反転可能なヒン
ジで連結させ、上蓋の開き角度を90°以上の大きな角度
に設定した上蓋反転機構付きヒンジキャップであって、 前記キャップ本体には、容器口頸部に嵌合する係止部を
内側に有する外筒部と、容器口内部に密接する内筒部
と、取出孔を有する天頂部とが設けられ、 前記上蓋には、前記取出孔を開閉せしめるノズルが設け
られ、 前記ヒンジは、前記キャップ本体の天頂部の端部に設け
られた切除部と、該切除部を介して左右に対面立設さ
れ、該切除部側から見て上部が円弧状となったかまぼこ
形の突状部と、前記切除部上方を横断すると共に前記突
状部中心のやや下方位置に中心を持つように架設された
円形断面の軸部と、該軸部に回動可能に係合するかぎ形
係合部がその先端部に形成されると共に下向きに延びて
前記上蓋に設けられた弾性フック板と、該弾性フック板
の基部両側に前記突状部に当接するように設けられた回
動突子とを有し、前記軸部の中心軸線から前記突状部の
前後方向の側面までの短径よりも、該中心軸線から前記
突状部の円弧状の頂部までの長径が長くなるように構成
されていることを特徴とする上蓋反転機構付きヒンジキ
ャップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990083674U JPH089006Y2 (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 上蓋反転機構付きヒンジキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990083674U JPH089006Y2 (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 上蓋反転機構付きヒンジキャップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0441852U JPH0441852U (ja) | 1992-04-09 |
| JPH089006Y2 true JPH089006Y2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=31631534
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990083674U Expired - Fee Related JPH089006Y2 (ja) | 1990-08-07 | 1990-08-07 | 上蓋反転機構付きヒンジキャップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089006Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5605808B2 (ja) * | 2010-11-29 | 2014-10-15 | 株式会社吉野工業所 | 振り出し容器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6024753U (ja) * | 1983-07-26 | 1985-02-20 | 日本クラウンコルク株式会社 | 振出し容器用キヤツプ |
| JPH052459Y2 (ja) * | 1985-03-20 | 1993-01-21 |
-
1990
- 1990-08-07 JP JP1990083674U patent/JPH089006Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0441852U (ja) | 1992-04-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |