JPH0890077A - 板材の多点成形方法及びその装置 - Google Patents

板材の多点成形方法及びその装置

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JPH0890077A
JPH0890077A JP6227583A JP22758394A JPH0890077A JP H0890077 A JPH0890077 A JP H0890077A JP 6227583 A JP6227583 A JP 6227583A JP 22758394 A JP22758394 A JP 22758394A JP H0890077 A JPH0890077 A JP H0890077A
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punch
punches
point
plate
group
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JP6227583A
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English (en)
Inventor
Yasuyuki Nakajima
靖之 中島
Keiichi Nakamura
敬一 中村
Akio Shima
昭夫 島
Takashi Sugawara
孝志 菅原
Kenichiro Ishimori
謙一郎 石森
Shinobu Watanabe
忍 渡辺
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D31/00Other methods for working sheet metal, metal tubes, metal profiles
    • B21D31/005Incremental shaping or bending, e.g. stepwise moving a shaping tool along the surface of the workpiece

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】多数のポンチ群を用いた板材の複曲面方法にお
いて、板厚が10mmを越える厚板材と、板厚が数mm
程度の薄板材を唯一の設備を用いて、不正変形生を抑止
して高精度に複曲面成形する装置と方法を安価に提供す
る。 【構成】素板の上下両面側に配置した多数のポンチ群の
うち、少なくとも片面側のポンチ群には高さと速度を調
整する手段を設け、さらに各ポンチに加工力を与えるア
クチュエ−タと、アクチュエ−タを取り付けるフレ−ム
から構成され、加圧能力が異なるポンチを少なくとも2
種類以上有し、板材の複曲面成形用多点式成形加工部1
01と、加圧能力の高いポンチを目標形状より多く突出
して加工能力不足の部分を補う曲げ加工制御部104
と、成形完了後の成形品形状を機上測定する測定手段1
03とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】最近の重電機器、大形船舶等に
は、各辺が数メ−トルにおよぶ大形厚板材から成形され
た3次元形状部品が用いられている。一方、自動車、鉄
道用車両等の外板には、各辺が数十センチ程度の薄板材
から成形された3次元形状部品が用いられている。本発
明は、大形厚板材や薄板材の3次元形状成形を対象とし
た成形装置及び成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】重電機器、大形船舶等に使われる板厚1
0mm以上で各辺が数メートルにおよぶ大形厚板材の3
次元成形品は、多種少量品であることを考えると、総型
の使用では型製作期間が長くかつ型費が割高になるなど
の問題がある。しかも、成形には大きな加工力が必要で
あることから1000トン以上もの加工力を持つ高価な
大形プレス機や、あるいは加工力を下げるための熱間成
形の設備が要求される。
【0003】そのため、このような多種少量の大形板材
部品は、数百トンクラスのプレスと部分型を用いて、順
次加圧成形する方法が行われていた。しかし、この作業
は熟練者の経験と勘が必要であると同時に、目的に応じ
た多数の部分型を必要とし、しかも型交換等の段取り変
えと加工に長時間を要するため、製品コストが高くなる
要因となっている。
【0004】また、自動車、鉄道用車両等の外板に用い
る板厚10mm未満で各辺が数十センチ程度の薄板材で
ゆるやかな連続曲面を持つ3次元成形品には通常総型を
用いた冷間加工もしくは熱間加工を行なう。
【0005】この金型を実生産に適用するためには、し
わ等の欠陥が発生せずかつ成形品の要求精度を満足する
ための試行錯誤的な型調整が欠かせないため、型調整の
熟練者の経験と勘が必要であるとともに金型立ち上げ期
間の長期化が避けられなかった。
【0006】特に自動車用の板厚数mm以下の成形品で
は上下の総型を用いる変わりにしわ押えを用いた張出し
成形や対向液圧成形等の成形方法が行なわれてきたが、
金型を全く使わない訳ではないので、上記問題点は解消
した訳ではない。
【0007】総型を用いる替わりに、例えば特開平1−
95829に記載されているように高さ調整が可能な多
数のポンチを設置し、それらの高さを調整することによ
って、所要の曲げ形状に対応したプレス型(多点ポンチ
型)とし、これを用いて加工する方法が大形の厚板材を
対象として実施されている。これは各ポンチの位置を金
型の上、下型の曲面に相当する位置に高さ調整した後に
これを金型の変わりにして加圧するので型調整が容易に
かつ立ち上げ期間が短縮化できる。
【0008】他に多数のポンチを用いる方法としては、
例えば、日本造船学会論文集第132号、481〜50
1頁(昭47−12)、同第133号、291〜305
頁(昭48−7)や三菱重工技報Vol.13、No.
6、64〜72(1976−11)に記載されているよ
うに、上型のポンチ群のみを複曲面状に設定した後にこ
れを降下させ、下型のポンチ群は油圧ピストンにより従
動する方法も実施されている。
【0009】これらの装置に関連した特許としては、特
開昭56−154223及び特開昭60−174222
等が挙げられる。
【0010】これらの装置及び方法では、各辺が数メ−
トルを越え、かつ板厚が10mmを越える厚板材を対象
としているため、同一の装置で板厚が数mm程度の薄板
を成形する場合には、加工力過多や隣接するポンチの位
置が不適当なことによるしわ(座屈)や圧痕が発生する
場合がある。
【0011】また、変形が大きい場合は被加工材からの
反力に耐えられず、予め設定した形状にポンチが到達し
ない荷重不足の現象が起こり、その後何回突いてもこの
現象が解消されない問題点があった。即ち、上記2問題
点により精度的或は設備の能力的な成形限界が大幅に低
下する問題があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決する課題
は、板厚が10mmを越える厚板材と、板厚が数mm程
度の薄板材を唯一の設備を用いて、圧痕やしわ(座屈)
の発生を抑止して複曲面成形する多数のポンチ群を用い
た板材の3次元形状複曲面成形方法及びその装置を安価
に提供することにある。
【0013】本発明が解決する別の課題は、板厚が10
mmを越える厚板材と板厚が数mm程度の薄板材を唯一
の設備を用いて成形する際に発生するポンチ荷重不足を
解消して成形限界を向上させることで加工精度を向上す
る多数のポンチ群を用いた板材の3次元形状複曲面成形
装置及び成形方法を提供することにある。
【0014】また、その装置の設備費を安価に提供する
ことにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、少なくとも片側のポンチ群に加工中の位置と同時
に速度を制御する手段を付与すればよい。
【0016】上記別の問題点を解決するために、他のポ
ンチより加圧能力の高いポンチを少なくとも1本持つ装
置構成にする。このポンチを用いて被加工材の端部を目
標形状以上に押し込む加工を行なえばよい。
【0017】上記別の問題点を解決するために、加工終
了後の成形品形状を機上で測定する手段を持つ装置構成
とし、その測定データをもとに修正工程を行なう。この
際に目標値の許容範囲に入らなかった前回の修正値とそ
の前の修正値を比較して、上記加圧能力が高いポンチの
使用あるいは不使用を判断すればよい。
【0018】
【作用】以上のように、各ポンチの加工中の位置及び速
度を制御する手段を持っているので隣接するポンチの位
置関係を加工中を通じて常に適切に保てる。従って成形
過程に合わせて多くのポンチを被加工材に押しつけるこ
とが出来るので、一部ポンチのみに荷重が集中すること
で発生する被加工材のしわや座屈を抑止できる。
【0019】また、成形品の機上測定手段を持っている
ので、被加工材の形状や面内異方性や残留応力状態等に
起因する被加工材の面内のばらついたスプリングバック
率を実測値に基づいて修正する修正工程が行える。
【0020】場所により加圧能力を変えたポンチを持っ
ているので、一つの装置で厚板材及び薄板材の両方の3
次元曲面の成形が可能である。また、厚板材を成形する
のに必要な一部分のポンチ群の加圧能力のみを強くする
ことで、高価な加圧能力の高いポンチの本数を削減でき
るので、設備費を安価にすることができる。
【0021】多数配置した各ポンチの一部を加圧能力が
高いポンチとしたため、特に加工力不足の発生しやすい
ポンチを周囲にある加圧能力の高いポンチで補うこと
で、全体として所要の製品形状に加工あるいは修正がで
きる。また、外周部のポンチを加工力の大きなものにし
たので、被加工材に与える曲げモーメントが増加して加
圧能力の向上を安価に行える。
【0022】
【実施例】
実施例1 以下、本発明の1実施例を図1乃至4を用いて説明す
る。図1は本発明に係る装置の1実施例の概略を示す外
観図、図2は本発明に係る装置の1実施例のポンチの配
置を示す略図、図3は従来の上ポンチ1及び下ポンチ2
の制御方式を説明する略図、図4は本発明に係る上ポン
チ1及び下ポンチ2の制御方式を説明する略図である。
【0023】図1に示すように、本実施例の装置構成は
大きく分けて加工部101、測定部103、制御部10
4および106である。本実施例の装置の加工部101
には大きな加圧力が安定して出力できるように油圧ユニ
ット105で駆動する上ポンチ群1A、同じく油圧駆動
の下ポンチ群2Aを、上側と下側のポンチ群を同一の等
ピッチで対向し合う配列とし、上下に各42本(6行×
7列)配置し、両方で合計84本を配置した。図2
(a)は被加工材側から見た上ポンチ群1Aの配置図、
図2(b)は被加工材側から見た下ポンチ群2Aの配置
図である。ポンチ形状は被加工材と接触する部分が略半
球状であり、上ポンチ群1Aの上側もしくは下ポンチ群
2Aの下側で隣接するポンチと摺動できるように正方形
断面を有する。上ポンチ群1A及び下ポンチ群2Aの
内、各ポンチの加圧能力を以下に説明する。コーナー部
の3本ずつ合計24本(図中1a及び2aで示す)は加
圧能力が強く200kNを、その他の60本(図中1及
び2で示す)については100kNを出力することが出
来る。
【0024】また、上ポンチ群1A及び下ポンチ群2A
の外側には、従来の多点式成形装置と同様に、それぞれ
上側板3及び下側板4を設けた。これは、加工に伴う被
加工材からの反力の水平分力によって、ポンチが外側へ
曲がることを抑止するためのものである。
【0025】次にポンチの位置と速度の制御について説
明する。
【0026】従来の多点式成形装置で、加工中にポンチ
が動き続け、かつ加工中に大部分のポンチが被加工材に
接触し続けるものとしては特開平5−76937のもの
が挙げられる。図3にそのポンチの制御方式を示す。油
圧サーボアンプ14によりサーボバルブ13を制御する
ことで上ポンチ1は位置制御されている。一方、下ポン
チ2は最終位置が設定できるようになっている。加工中
の下ポンチ2は上ポンチ1の動きに追従するように動
く。この際の下ポンチ2の加圧力は加工直前の油圧を保
っており、上ポンチ1がそれより大きな加圧力を与える
ことで、成形が行なわれる。加工終了の判断条件は、予
め決めてあった位置に下ポンチが達したことをポテンシ
ョメータ11がシーケンサ104に伝えるか、あるいは
予め設定した加工の時間を超えるかのいずれかである。
これの特徴は下ポンチは最終位置のみを決定でき、加工
中のポンチの位置までは制御できないことである。
【0027】従来例に対して本実施例では図4に示すよ
うに、上側ポンチ1を制御部104の指令に基づきサー
ボバルブ13を制御するサーボアンプ14による油圧サ
ーボ駆動としポンチの位置と速度を制御している。下側
ポンチ2は任意の加圧力と最終位置を設定できるよう
に、サーボバルブ13とサーボアンプ14が設けてあ
る。サーボアンプ14は、ポンチの加圧力を歪ゲージ式
の圧力変換器15を介して取り込んだ加圧力データによ
り、ポンチの加圧力を一定値以下になるようにバルブ1
3を制御する。さらにすべてのポンチにはポンチの上下
位置を知るためのポテンショメータ11をポンチ位置測
定手段として取り付けている。
【0028】これらの動作や効果は後で詳細に述べる。
【0029】本実施例の装置には加工後の被加工物の測
定を機上で行うための測定部103を設けている。加工
が終了した被加工物は下ポンチ群に載ったまま加工部1
01から図1中点線で示す測定位置102に移動する。
測定位置102に移動した被加工物はガントリー式の測
定部103により所望のXY座標の高さデータを得られ
る。このデータに基づき加工の終了判定を行い、目標形
状を満足しなければ加工部101に被加工物を送り返し
て修正工程を行う。
【0030】本方式では測定を機上で行うことで各ポン
チと被加工物の相対位置を一定に保てるので、修正工程
における各ポンチの新たな目標位置を与えることが容易
にできる。特に、測定時に各ポンチ中心位置に相当する
被加工材の高さを測れば修正工程における目標位置を最
も簡単に導出できる効果がある。これにより、ポンチ群
の一部もしくは全部を用いて修正工程を行い、製品が目
標に対して許容精度に収まれば加工を終了すれば良い。
【0031】尚、本測定部103は製品の被加工物内の
位置を描くマーキング部も兼ねており、測定子の先端に
フェルトペン等を取り付けて行う。これにより作業性が
向上し、生産時間の短縮できる効果がある。
【0032】さらに本実施例の装置にはパソコンを含む
操作盤106とシーケンサ104からなる制御部が設け
てある。これにより多数のポンチの位置と速度あるいは
の加圧力の目標値を容易に設定できるようにしている。
加工中は全ての上ポンチ1の位置と速度をサーボ制御す
るため、各上ポンチ1に設けられたポテンショメータ1
1をパソコンが走査して位置データを決められた時間間
隔で常に取り込み、前回の走査時との差を計算して速度
データを取りだしている。この位置、速度データを用い
て予め決めておいた加工経路を実現するように加工終了
時までシーケンサ104に位置と速度の目標値を与え続
ける。一方、全ての下ポンチ2にはポテンショメータ1
1と加圧力調整手段が設けられている。ある一定値以上
の加圧力がかかるとシリンダ10から油圧を抜くことで
それ以上の加圧力が極一部のポンチにかからない。これ
により過大な加圧力は周りの一定値以上の加圧力に達し
ていないポンチに分散される。さらに加工が進むと油圧
がかかり、再び適正な加圧力で加工を続けることができ
る。
【0033】被加工材に常にある一定値以下の加圧力を
与えるように制御すると、多くのポンチが加圧するの
で、極一部のポンチに大きな加圧力が掛かることで発生
する被加工材のしわや座屈の発生を抑止できる効果があ
る。
【0034】次に図5、6を用いて図1に示した本装置
の成形動作を説明する。図5は本発明の図1の装置に係
る加工直前の概念図、図6は本発明の装置に係る加圧終
了直後の概念図である。
【0035】まず図5のように、下ポンチ群2Aの最終
ストロ−クに応じて、各ストッパ5を調整し、下ポンチ
2はすべて上昇してある加圧力が加えられた状態で素板
9を下側板3内に載置する。本概念図ではストッパ5は
機械的なものとして描いているが、図1で示す装置では
電気的なものとして与えており、図3中の油圧バルブ1
2を操作することで本概念図を実現している。油圧バル
ブ12と電機的なリミットを用いることで装置に余分な
可動部あるいは固定部を付ける必要が無くなり、装置の
廉価化及び小形化の効果がある。
【0036】次に上ポンチ群1Aをすべて引き戻した状
態で、素板9に上ポンチ群1Aの先端が接する位置まで
上フレ−ム8を下降させ、その位置で上フレ−ム8を固
定する。この状態から、上ポンチ1のシリンダ10に、
下ポンチ2側より圧力の高い圧油を注入することによ
り、上ポンチ1が下降し、下ポンチ2が押し戻される。
下ポンチ2はストッパ5によりあらかじめ決められてい
る位置に達すると移動が停止し、全体として所定の形状
が成形できる。
【0037】ストッパ5は図1の実施例では電気的なも
のとして説明したが、図5の概念図通りに機械的なもの
であってもよい。
【0038】本装置の加工プロセスの特徴は加工中にポ
ンチが動いていることである。予め金型の包絡面の形状
にポンチ群を固定して一時に加工するやり方では少数の
ポンチに荷重が集中し、その結果被加工材にしわや圧痕
が発生する場合が多い。これを抑止するためには本方式
のように、周りのポンチに荷重を分散させてやり、部分
的に過大な荷重がかからないようにすることが有効であ
る。
【0039】尚、この考え方は本方式を用いて初めて実
現できることであり、従来のような総型や上記金型包絡
面にポンチ群を固定して成形する方式では実現できな
い。
【0040】本装置は油圧サーボによってポンチ群の位
置と速度を制御しているが、動力をこれに限る訳ではな
く、油圧サーボの変わりに例えばパルスモータ等の電動
機を使っても良い。この場合は加工能力が十分あれば応
答性が良い、即ち加工速度を速くする効果がある。
【0041】また、その場合のストッパ5は図5の概念
図が実現できれば良いので、電気的あるいは機械的なも
のでもかまわない。
【0042】以上述べてきたように本発明に係る装置で
は従来の特開平5−76937に示される多点式成形装
置に対して異なる点が3点ある。第1は成形後の被加工
材を機上測定する測定部を持つこと、第2は少なくとも
片側のポンチ群の位置のみではなく速度も制御したこ
と、第3は加圧能力の違うポンチを配置したことであ
る。これらの効果について、別の実施例も挙げながら以
下詳細に述べる。
【0043】実施例2 図1の測定部103はガントリー式で測定子が被加工物
に接触して測定データを得るものであるが、これに変わ
って非接触式の測定部の1実施例を以下示す。
【0044】本実施例は図7に示す画像処理を利用した
非接触式の測定機の1実施例である。本実施例において
測定部の構成は光切断法を応用した格子投射部とCCD
カメラ等の受像部と受像データを画像処理して成形品形
状を計算する演算部からなる。この場合は非接触式なの
で特に薄板製品に余分な変形を与えず正確な成形データ
が採れる効果がある。光切断法を応用した格子投射法は
画像の取り込み時間が短く、1m四方程度なら1/2秒
程度である。また、画像処理もそれほど複雑ではないの
で演算部がパソコン程度でも、機械式に比べて10倍以
上早くデータが取り込める。光切断法の他にモアレ干渉
縞を解析するモアレ法やモアレ・トポグラフィ法でも非
接触測定は行なえる。この場合格子投射法と装置構成は
ほぼ同じである。モアレ法やモアレ・トポグラフィ法の
場合上記の格子投射投射法に比べて、画像の取り込み速
度やデータ演算時間は格子投射法に比べて遅くなるが、
測定精度は1桁あるいは2桁は良くなる。従って成形精
度が高精度に要求される場合はモアレ法やモアレ・トポ
グラフィ法を用いた非接触測定方式を用いるのが良い。
【0045】このように機上測定手段を多点式成形装置
に付与することはそれ自体で作業性の向上の効果がある
ので実用的である。
【0046】実施例3 本発明に係る1実施例を既に図4に示した。この構成の
特徴は全てのポンチの位置と速度を制御するのではな
く、例えば上側のポンチ群のみ位置と速度を制御し、か
つ下側のポンチ群はポンチ荷重を測定する手段を取付け
て、ポンチにかかる荷重をフィードバックできるように
したことにある。本実施例では能動的なポンチの加圧力
の制御を行なうことになる。これの特徴は応答速度に優
れていることにある。従ってその効果は成形速度の向上
及びしわ等の不正変形のより確実な抑止にある。また、
本実施例では確実にポンチの加圧力を制御できるので、
誤動作が少なくなる効果もある。
【0047】本実施例ではフィードバックのし易さから
ポンチ荷重測定手段としてシリンダ10の内部の油圧を
測定する歪ゲージ式の圧力変換器15を用いているが、
他の加圧力制御方法の1例としては次のものも挙げられ
る。。
【0048】即ち、歪ゲージ式の圧力変換器15と油圧
サーボ機構を用いる替わりに、リリースバルブとアキュ
ームレータの組合せによる機械的なフィードバック方法
である。この方法は過大になった油圧をリリースバルブ
から抜く受動的な制御であるが、油圧サーボ機構の高価
なポンチが少ないので設備費が安価になる効果がある。
【0049】このように加工中に、少なくとも被加工材
の片側のポンチ群の位置と速度を制御でき、かつ反対側
のポンチ群は位置だけでなくポンチ荷重を測定する手段
を取付けてポンチにかかる荷重をフィードバックすれば
目的は達する。この時の設定荷重値は1種の敷居値とな
っており、加工が進み、ある一定値以上の荷重がかかる
とそのポンチが敷居値以下になるまでポンチの位置が戻
る。戻った位置では周りのポンチでも荷重を受け持つこ
とになるので敷居値を超えることなく加工が終了する。
その結果しわや座屈の無い成形品を得ることができる。
【0050】実施例4 上記実施例においては下ポンチ群2Aを下死点と加工中
のポンチの加圧力を決定できるようにしたが、上ポンチ
群1Aと同様に油圧サーボ等を用いて位置と速度の制御
を行なってもよい。この時設備費自体は高価になるが、
成形品精度の上では有利になる。その理由を述べる。
【0051】成形品精度の悪化には3つの要因がある。
1つはしわの発生によるもの、2つめは圧痕によるも
の、最後の1つは目標値までポンチが押し切れなかった
ものである。しわや圧痕の発生は基本的に設備の加工能
力が大きいときに発生する。
【0052】図8中A,Bに示すように、隣接する上下
ポンチ間の位置の不適当があるとしわや圧痕が発生す
る。これを抑止するためには上下ポンチの相対間隔を加
工前、中、後を通じて適正に保つ必要がある。加工中に
この状態が発生しないためにはポンチの位置のみではな
く、速度も制御する必要がある。
【0053】そこで図1及び2に示されている構成の装
置を用いて、図9に示すように上下ポンチ群とも位置と
速度が制御できる油圧サーボとした場合を別の1実施例
として示す。
【0054】本実施例では加工の進度に応じて要求され
る、時々刻々変化する上下ポンチの相対間隔を油圧サー
ボにより予め決められた経路を要求を満たしながら通れ
るので、しわの発生を抑止できる。本実施例では上下ポ
ンチの相対間隔の決定には2方向の円弧法の近似を用い
ている。
【0055】圧痕の発生原因は図8中Bに示すように、
上下ポンチの相対間隔が過小なことが原因である。これ
を抑止するには加工前、中、後を通じて上下のポンチ間
隔を適正に保つ必要がある。これを行うのにもポンチの
位置のみではなく、速度も制御する必要がある。本実施
例の構成はこれを満足する。
【0056】本装置は図11に示すような、クローズド
ループフィードバック制御形式の成形プロセスを行って
いる。しかし、これでは何度修正工程をかけても被加工
材が目標精度に到達しない場合がでて来る。これは、被
加工材の変形に伴う反力がポンチの加圧能力以上になる
場合である。従って、被加工材の成形する目標形状によ
っては一部のポンチの目標値と実際のポンチの最終位置
が一致できないことになる。
【0057】各ポンチが十分大きな加工力を持っていれ
ばこの事態は起こらない。しかし、これを見越して敢え
て過大な加圧能力を不必要なポンチにまで持たせるのは
不経済である。
【0058】そこで、装置の価格を低減し、かつ上記問
題を解決するための別発明を以下述べる。別発明は装置
の構造に関するものと、その装置を用いた加工方法の2
件からなる。
【0059】実施例5 本実施例は装置の低価格化に関する1例であり、加圧能
力の高いポンチを配置したことを特徴としている。
【0060】一般に油圧サーボを始めとする動力源は、
その加工能力が増加するに従って価格も上昇する。予め
対象形状が特定できない場合はポンチの加圧能力を大き
めに設定しておくのが一般的である。しかし、余分なポ
ンチに必要以上の加圧能力を与えるのは装置価格の点で
不利である。いま、板材の3次元形状の代表例として図
12(a),(b)に示す2形状を考える。これを考えれ
ば、他の3次元複曲面形状はこの2つの間にあると考え
られるので、総ての3次元形状に対する対策を考えたこ
とになる。
【0061】図12(a)に示すものは各対角線の面外曲
率の中心が被加工材に対して反対側にあるねじれ形状も
しくは鞍形形状と呼ばれるものである。これを長方形の
素板から成形することを考える。この形状の特色は、相
対する各辺の中点を結んだ線上の任意の点は加工の前後
を通して不動である。従って最も大きな反力を受けるの
は各対角上のポンチであるのは力学的に自明である。従
って他のポンチより加圧能力を大きくするべき位置は、
図13(a),(b)に示す1a,2aの上下各4本計8本
の各対角ポンチであるといえる。ここで図13(a)は被
加工材側から見た上ポンチ群1Aの配置図、図13(b)
は被加工材側から見た下ポンチ群2Aの配置図である。
以下に示すポンチの配列は図13と同様な視点から見た
ものである。1a,2a以外のポンチは加工能力を小さ
くできるので設備費の低価格化の効果がある。
【0062】実施例6 さらにこの形状の成形する方向を特定すれば図14
(a),(b)に示す1a,2aの上下各2本計4本でよい
ことになる。これは図13よりさらに低価格化の効果が
ある。
【0063】実施例7 力学的に考えて各対角ポンチに近いほど加工能力不足が
発生するのは当然である。よって、余裕を持って加工す
るために、すでに示した図2(a),(b)に示す各対角及
びそれに隣接するポンチを加工能力が高いものにしてお
けばよい。
【0064】実施例8 上記同様この形状の方向を特定すれば図15(a),(b)
に示す1a,2aの上下各6本計12本でよいことにな
る。これは図14よりさらに低価格化の効果がある。
【0065】図14のポンチ配置の装置を用いてさらに
加工力不足が発生した場合の、対策である1実施例を以
下に示す。
【0066】実施例9 上記の例は装置自体の機械的な対策である別発明であっ
たが、以下の例は図14(a),(b)のポンチ構成を用い
たポンチ加工能力不足を補う曲げ加工法に関するもの
で、上記3発明とは別の発明に関する1実施例である。
【0067】従来の、総てのポンチの加圧能力一定方式
では一度加圧能力が不足すれば対策の仕方が無かった。
なぜならクローズドループフィードバック制御をかけて
いる限り、ポンチの新たな指令値は前回の加工力不足を
起こした値から更新できないからである。従って何度加
工を繰り返しても同じように目標値に入らず、無限ルー
プに入ることになる。これを解消するためには従来のク
ローズドループを打破する必要がある。
【0068】図14の例で初めに加圧能力不足をきたす
ポンチは力学的に対角線上の角から2つ目である。これ
を目標形状に入れるために加工能力の強い3本のポンチ
を目標値より多めに突き出してやればよい。図16中1
bで示されるポンチが加圧能力不足である場合を例に取
り説明する。図16は加圧能力の高いポンチ1aを目標
値より多めに突き出す場合の1実施例であるがこれによ
り加圧力不足が生じたポンチは目標値に入り、成形品精
度を確保できた。同様に1b以外の加圧能力が低い内側
のポンチ1,2についても外側の加圧力の強いポンチ1
a,2aを多めに突き出すことで加圧力不足を解消でき
る。これは被加工材の加工前後の不動点から最も遠いと
ころにある加圧能力の強いポンチが、加圧力不足を起こ
したポンチの位置に曲げモーメントを余分に付与したこ
とによる。即ち、本実施例のポンチ配置により初めてこ
の加工法が実現できる。この加工法が実現できたこと
で、従来の加工方式と本加工方式の使い分けを行うこと
ができる。その判断基準は、前回の加工結果との比較で
有効な変化が有るか否かとすれば良い。この判断基準の
敷居値は成形品の目標精度の少なくとも半分以上が良
い。
【0069】また、本方法では製品寸法より少なくとも
1ポンチピッチ分だけ大きな素板を用いると、加圧力の
増加により起こりうる圧痕の発生を製品にならない部分
で受け持てるので、より好適である。
【0070】図17に本発明の加工方法の流れを示す。
これは従来のクローズドループを打破して、新たなルー
プを加えたことを特徴としている。
【0071】実施例10 次に、図11(b)に示す碗形形状について考える。図1
1(b)に示すものは各対角線の面外曲率の中心が被加工
材に対して同一側にある。これを長方形の素板から成形
することを考える。この形状の特色は、成形プロセスに
よって変わるが、成形品の最高点又は最低点もしくはそ
の間の或る等高線上での点列が、加工の前後を通して不
動なことである。
【0072】いま、簡単の為図11(b)の成形品の最高
点が加工の前後で不動であったとする。この場合最も大
きな反力を受けるのは成形品の最高点に最も近い下側ポ
ンチであるのは力の釣合いから考えて当然である。また
最高点付近のポンチの加圧能力が十分大きいときは曲げ
モーメントの付与の観点から上側ポンチの外周部ポンチ
の加圧能力を大きくするべきである。従って他のポンチ
より加圧能力を大きくするべき位置は、図18(a),
(b)に示す1a,2aの上ポンチ22本,下ポンチ6本
計28本の各ポンチであるといえる。これ以外のポンチ
は加工能力を小さくできるので設備費の低価格化の効果
がある。さらに上記加圧能力の不足を強いポンチで補う
加工法を採用することを前提とすれば図19(a),(b)
に示す1a,2aの上ポンチ12本、下ポンチ6本の計
18本でよいことになる。これは図18よりさらに低価
格化の効果がある。
【0073】以上まとめると任意の3次元形状複曲面形
状を得るときに6行×7列の配置での最も効率的な加圧
能力の大きなポンチ配列は図20(a),(b)のようにな
る。
【0074】実施例11 以上の例はポンチ配列が6行×7列の場合を例にとり説
明したが、配列をこれに限るわけではない。3次元複曲
面の成形におけるポンチ配列は例えば3行×3列や図2
1に示す5行×5列の場合でもできるし、他に図22に
示す6角形状配列でもできる。特に碗形のみを対象形状
とするならば図22の碗形の方が力のバランスから見て
良いであろう。しかし本発明はこれらに対しても、ポン
チ配列が6行×7列の場合と同様に考えれば、有効であ
ることは容易に判る。
【0075】そこで図21及び図22のポンチ配列を対
象に説明する。
【0076】図23(a),(b)は図21の5行×5列の
ポンチ配列に対して本発明の加圧能力が高いポンチ1
a,2a,2bの配列を施した1実施例である。本実施
例では50本のうち19本だけを加圧能力の高いポンチ
にし、残りの31本は加圧能力の低いポンチにできるの
で設備費の低減の効果がある。
【0077】実施例12 図24(a),(b)は図21の5行×5列のポンチ配列に
対して本発明の加圧能力が高いポンチ1a,2aの配列
を施した上記とは別の1実施例である。本実施例では加
工対象を鞍形形状に限定しているので、50本のうち1
2本だけを加圧能力の高いポンチにし、残りの38本は
加圧能力の低いポンチにできるので図23で示した上記
実施例よりさらに設備費の低減の効果がある。
【0078】実施例13 図25(a),(b)は図23の6角形状ポンチ配列に対し
て本発明を適用した1実施例である。本実施例では加工
対象を碗形形状に限定しているので、38本のうち13
本だけを加圧能力の高いポンチ1a,2aにし、残りの
25本は加圧能力の低いポンチにできるので設備費の低
減の効果がある。
【0079】実施例14 図26(a),(b)は図23の6角形状ポンチ配列に対し
て本発明を適用した別の1実施例である。本実施例では
加工対象を碗形形状に限定している。最小限の設備費で
かつ本発明にかかる加工方法を実現するためには、38
本のうち7本だけを加圧能力の高いポンチ1a,2aに
し、残りの31本は加圧能力の低いポンチにすればよ
い。
【0080】本実施例の設備費低減の効果は本配列で最
高のものとなる。
【0081】以上述べたように本発明の目的の1つはし
わ、圧痕の抑止をすることにある。
【0082】そのための手段は、加工直前・加工中及び
と加工後のポンチ位置を適正化するために被加工材の上
あるいは下もしくは上下のポンチ群の位置及び速度をサ
ーボ制御することと、ポンチピッチを適正化することで
あり、特に鞍形形状を加工対象にする場合にはポンチピ
ッチを板厚の17.0倍以内に設定することである。
【0083】本発明の別の目的の1つは同一の設備上で
修正工程を行ない、成形品精度を確保することにある。
そのための手段は、機上測定する測定部を持ち、この測
定データをもとに一部あるいは全部のポンチの位置など
の加工条件を変えて再成形することである。
【0084】本発明の別の目的の1つはポンチの加工力
不足を安価に機械的に解消する。
【0085】その手段は少なくとも2種類の加圧能力の
ポンチを持つことである。
【0086】本発明の別の目的の1つはポンチの加工力
不足を安価にプロセス的に解消して成形品精度を向上さ
せる。
【0087】その手段は加圧能力の強いポンチを目標値
より多めに突出して加工力不足に陥った部分を補助して
成形することである。
【0088】これを順に説明した。その結果それぞれの
目的を満足させる発明を5つ述べた。
【0089】いずれも成形品精度を向上できる効果を持
っており、後の2発明については設備費を低減させる効
果も併せ持つ。また、加工法に関する2つの発明はこの
装置構成及び考え方無しには実現できないものである。
【0090】
【発明の効果】ポンチの位置と速度を同時に制御できる
手段を持つことにより、圧痕としわ(座屈)の発生を抑
止して、板厚10mm以上の厚板と、板厚数mm程度の
薄板の両方に対し、3次元曲面の成形精度が向上する。
【0091】また、別の本発明の効果として上下に配置
する高価な加圧能力の高いポンチの本数を減らすことが
できるので、設備費を安価にすることができる。さらに
加圧能力の高いポンチを用いて、加圧力不足が発生した
ポンチ付近の被加工材に付与する曲げモーメントを大き
くさせることにより、目標精度に到達できる加工が行な
えるので被加工材の成形限界と成形精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる装置の1実施例の概略を示す外
観図
【図2】本発明にかかる装置のポンチの配列の1実施例
を示す略図 (a)上ポンチ群(b)下ポンチ群
【図3】従来の装置の上ポンチと下ポンチの制御方式を
説明する略図
【図4】本発明にかかる装置の上ポンチと下ポンチの制
御方式の1実施例を説明する略図
【図5】本発明にかかる装置の加工直前の概念図
【図6】本発明にかかる装置の加工終了直後の概念図
【図7】機上測定に非接触測定機を用いた例を示す概念
【図8】上下ポンチの位置の不適正と適正を示す略図
【図9】本発明にかかる装置の上ポンチと下ポンチの制
御方式の1実施例
【図10】本発明に関する成形方法の鞍形形状を対象と
した、しわ・圧痕の発生領域を示す実験結果
【図11】本発明に関する成形プロセスを示す1実施例
【図12】3次元複曲面形状を示す外観図 (a)鞍形形状(捩じれ形状)(b)碗形形状
【図13】本別発明の加圧能力の違うポンチ配列を示す
1実施例 (a)上ポンチ群(b)下ポンチ群
【図14】本別発明の加圧能力の違うポンチ配列を示す
別の1実施例 (a)上ポンチ群(b)下ポンチ群
【図15】本別発明の加圧能力の違うポンチ配列を示す
別の1実施例 (a)上ポンチ群(b)下ポンチ群
【図16】本別発明の成形方法に関する加圧能力の高い
ポンチの目標値の設定を示す1実施例
【図17】本別発明に関する成形プロセスを示す1実施
【図18】本別発明の加圧能力の違うポンチ配列を示す
別の1実施例 (a)上ポンチ群(b)下ポンチ群
【図19】本別発明の加圧能力の違うポンチ配列を示す
別の1実施例 (a)上ポンチ群(b)下ポンチ群
【図20】本別発明の加圧能力の違うポンチ配列を示す
別の1実施例 (a)上ポンチ群(b)下ポンチ群本発明に関するポン
チ群を千鳥状
【図21】上記本別発明とは違うポンチ配列を示す1例 (a)上ポンチ群(b)下ポンチ群
【図22】上記本別発明とは違うポンチ配列を示す1例 (a)上ポンチ群(b)下ポンチ群
【図23】図20に示すポンチ配列に本別発明を適用し
た場合のポンチ配列を示す別の1実施例 (a)上ポンチ群(b)下ポンチ群
【図24】図20に示すポンチ配列に本別発明を適用し
た場合のポンチ配列を示す別の1実施例 (a)上ポンチ群(b)下ポンチ群
【図25】図21に示すポンチ配列に本別発明を適用し
た場合のポンチ配列を示す別の1実施例 (a)上ポンチ群(b)下ポンチ群
【図26】図21に示すポンチ配列に本別発明を適用し
た場合のポンチ配列を示す別の1実施例 (a)上ポンチ群(b)下ポンチ群
【符号の説明】
1−−上ポンチ 1A−−上ポンチ群 1a−−加圧能力が他より強い上ポンチ 1b−−加圧力不足の発生した上ポンチ 2−−下ポンチ 2A−−下ポンチ群 2a−−加圧能力が他より強い下ポンチ 2b−−加圧能力が他より強い別の下ポンチ 3−−上側板 4−−下側板 5−−ストッパ 6−−支柱 7−−下フレ−ム 8−−上フレ−ム 9−−素板 10−−シリンダ 11−−ポテンショメータ 12−−バルブ 13−−サーボバルブ 14−−サーボアンプ 15−−圧力変換器 101−−加工部 102−−測定位置に移動した場合の加工部の位置 103−−測定部 104−−制御部(シーケンサ) 105−−加圧力供給部(油圧ユニット) 106−−制御部(操作盤) 201−−格子投射部 202−−CCDカメラ 203−−演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 菅原 孝志 茨城県日立市幸町三丁目1番1号株式会社 日立製作所日立工場内 (72)発明者 石森 謙一郎 茨城県日立市幸町三丁目1番1号株式会社 日立製作所日立工場内 (72)発明者 渡辺 忍 茨城県日立市幸町三丁目1番1号株式会社 日立製作所日立工場内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のポンチ群を制御して金属板を少なく
    とも2方向以上に曲率を持つ3次元形状に曲げ加工する
    装置において、少なくとも2種類以上の加圧能力のポン
    チを持つことを特徴とする多点式成形装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の加圧能力が違うポンチは、
    その他のポンチより加圧能力が高く、マトリクス配列さ
    れたポンチ群のうち少なくとも1つの対角に配置した2
    本以上とすることを特徴とした請求項1記載の多点式成
    形装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の加圧能力が違うポンチはそ
    の他のポンチより加圧能力が高く、マトリクス配列され
    たポンチ群のうち略中心に配置した1本以上とすること
    を特徴とした請求項1記載の多点式成形装置。
  4. 【請求項4】請求項1記載の加圧能力が違うポンチは、
    その他のポンチより加圧能力が高く、マトリクス配列さ
    れた下ポンチ群または上ポンチ群あるいはその両方のポ
    ンチ群の略中心に配置した1本以上とし、かつ加圧能力
    が高く略中心に配置したポンチを持つものの逆側のポン
    チ群である上ポンチ群または下ポンチ群あるいはその両
    方のポンチ群のうち少なくとも1つの対角に配置した2
    本以上を加圧能力の高いポンチとすることを特徴とした
    請求項1記載の多点式成形装置。
  5. 【請求項5】複数のポンチの時間に応じた位置と速度を
    同時に制御できる手段を持つことを特徴とする板材の3
    次元形状多点式成形装置。
  6. 【請求項6】金属板を少なくとも2方向以上に曲率を持
    つ3次元形状に成形する装置において、複数のポンチ群
    のうちの大部分が加工前、加工中に被加工材に常に当接
    する装置であり、ポンチの間隔が被加工材の板厚の1
    7.0倍より小さいことを特徴とする多点式成形装置
  7. 【請求項7】複数のポンチ群を用いて金属板を少なくと
    も2方向以上に曲率を持つ3次元形状に成形する曲げ加
    工方法において、材料である素板の製品となる部分より
    少なくともポンチ間隔分広い面積を持つものを使うこと
    を特徴とした多点式成形方法。
  8. 【請求項8】複数のポンチ群を用いて、製品より広い面
    積を持つ金属素板を少なくとも2方向以上に曲率を持つ
    3次元形状に成形する曲げ加工方法において、製品とな
    らない部分のポンチの負荷力を積極的に付与することを
    特徴とした多点式成形方法。
  9. 【請求項9】時間に応じた位置と速度を同時に制御でき
    る複数のポンチは少なくとも材料の素板の片面側にある
    ことを特徴とする請求項8記載の板材の3次元形状多点
    式成形装置。
  10. 【請求項10】複数のポンチの位置とポンチにかかる負
    荷力を制御できる手段を持つことを特徴とする板材の3
    次元形状多点式成形装置。
  11. 【請求項11】位置制御できる複数のポンチは少なくと
    も材料の素板の片面側にあることを特徴とする請求項1
    0記載の板材の3次元形状多点式成形装置。
  12. 【請求項12】位置と速度を同時に制御できる手段を持
    つ複数のポンチを材料の素板の片面側に配し、反対面側
    にある複数のポンチはそれにかかる負荷力を制御できる
    手段を持つことを特徴とする板材の3次元形状多点式成
    形装置。
  13. 【請求項13】複数のポンチ群を制御して金属板を少な
    くとも2方向以上に曲率を持つ3次元形状に曲げ加工す
    る装置において、少なくともポンチが配置されている部
    分の成形品高さを測定する手段を持つことを特徴とする
    多点式成形装置。
  14. 【請求項14】複数のポンチの位置と速度を同時に制御
    できる手段を持つことを特徴とする請求項13記載の多
    点式成形装置。
  15. 【請求項15】最終目標とする成形品形状に対して、あ
    らかじめ予測したスプリングバック量等の誤差を見越し
    た成形品予測値と、被加工材の各部の実測値の差を足し
    込んで新たなポンチの位置及び速度の目標値を与え、ポ
    ンチの1部あるいは全部を用いて修正工程を行うことを
    特徴とした板材の3次元複曲面の多点式成形方法。
  16. 【請求項16】上記修正工程に用いる新たなポンチ目標
    値に対し、ある設定した敷居値以上に修正工程が進まな
    いときに、加圧能力の高いポンチを上記目標値より多く
    突き出して修正工程を進めることを特徴とした請求項1
    5記載の板材の3次元複曲面の多点式成形方法。
  17. 【請求項17】上記請求項の何れかを満たす装置や方法
    を実施した構造物。
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