JPH0890304A - 工作機械の主軸装置 - Google Patents

工作機械の主軸装置

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JPH0890304A
JPH0890304A JP25306394A JP25306394A JPH0890304A JP H0890304 A JPH0890304 A JP H0890304A JP 25306394 A JP25306394 A JP 25306394A JP 25306394 A JP25306394 A JP 25306394A JP H0890304 A JPH0890304 A JP H0890304A
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JP
Japan
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preload
pressure
spindle
main shaft
detector
Prior art date
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Pending
Application number
JP25306394A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Suzuki
鈴木敏之
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Enshu Ltd
Original Assignee
Enshu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 予圧低下を直接に検出器で検出し、主軸の軸
方向への熱膨張にも素早く応答して予圧制御する主軸装
置を提供する。 【構成】 主軸頭11内に主軸10の先端10A、中腹
10B、後端10C等を複数の軸受1,2,3,4,5
にて複列配置させたものにして、主軸の中腹及び後端を
支持る軸受部材に、主軸の後端方向への熱膨張による予
圧低下を検出する圧力検出器Pと、予圧低下を設定値に
補正演算する比較器26とで圧力調節供給手段27の流
体供給圧を加減制御して流体圧力発生器12,19を設
定値の予圧力F1,F2に制御させる予圧付与手段2
0,30を各々独立して装備するほか、上記主軸の回転
検出器28からの回転数に対応して比較器26の制御出
力を加減補正し、予圧付与手段を圧力制御する主軸装置
100である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械の主軸装置に
関し、主軸の中腹部や後部等の軸受に予圧部材を装備し
たものに係る。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械の主軸装置においては、
主軸の後部軸受のみに一組の予圧部材を装備したものが
主流である。この予圧部材は、主軸の高速回転に伴い主
軸の高剛性が要求されることからと、主軸の高速回転に
伴う軸方向への熱膨張によることからの必要部品になっ
ている。また、主軸がロングノーズになっていることか
らも、必要部品になっている。
【0003】即ち、主軸の高速化に伴い軸受の発熱は増
加する。この発熱の増加で主軸等部材が熱膨張し、軸受
部の予圧が増え、更に発熱を促す。この繰返しが、軸受
部材の焼き付き等の損傷につながっている。又、逆に主
軸等部材の熱膨張で、軸受部の予圧が低下する傾向に構
成されていると、軸受部にガタを生じさせる。上記予圧
部材は、これらの軸受部に生ずる問題を解消する手段と
して採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記工作機械の主軸装
置においては、主軸の後部軸受のみに一組の予圧部材を
装備したものであるから、主軸の高速回転等に伴う軸受
発熱による軸方向への熱膨張には対応できるものの、主
軸の高速回転に伴う剛性不足による主軸中腹部の芯振れ
に対応出来ない。更に、主軸がロングノーズになってい
るものにおいては、上記主軸中腹部の芯振れが拡大し、
加工精度に多大の悪影響を及ぼすという問題点がある。
更に、主軸回転速度が増大する程、上記軸受予圧力を増
加する必要がある。
【0005】本発明は、上記従来の工作機械の主軸装置
が持つ問題点に鑑み、流体圧力発生器による予圧部材方
式にした新規な工作機械の主軸装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
すべく、主軸頭内に主軸の先端、中腹、後端等を複数の
軸受にて複列配置させたものにして、主軸の中腹及び後
端を支持る軸受部材に、主軸の後端方向への熱膨張によ
る予圧低下を検出する圧力検出器と、予圧低下を設定値
に補正演算する比較器で圧力調節供給手段の流体供給圧
を加減制御して流体圧力発生器を設定値の予圧力に制御
させる予圧付与手段を各々独立して装備するほか、上記
主軸の回転検出器からの回転数に対応して比較器の制御
出力を加減補正し、予圧付与手段を圧力制御することを
特徴とする工作機械の主軸装置である。
【0007】
【作用】本発明によると、主軸の高速回転等に伴い軸受
部が発熱し、この発熱で主軸が軸方向へ熱膨張して軸受
部のボールに隙間が生じょうとすると、この隙間を予圧
低下として圧力検出器が検出し、上記圧力検出器からの
検出圧が設定圧となるように予圧付与手段を圧力制御す
る。しかも主軸回転に対応して予圧力を加減補正するか
ら、主軸の低速から高速回転にまで広く対応する他、高
速回転時の剛性不足による主軸中腹部の芯振れにも対応
する。
【0008】特に、予圧低下を直接に検出器で検出し、
これが一定圧になるよう予圧付与手段を圧力制御するか
ら、主軸の軸方向への熱膨張にも素早く応答し、従来の
ように主軸の熱膨張を測定して、これの伸び分を打ち消
す様にして予圧低下を補正する間接的な補正方法の問題
点が解消される作用効果がある。
【0009】
【実施例】以下、図面に示す実施例につき説明する。図
1は本発明に係る工作機械の主軸装置100の正断面
図、図2は主軸先端側の拡大断面図であり、図3は主軸
後端側の拡大断面図である。更に、図4は図3の要部作
用を示す部分断面図である。
【0010】上記工作機械の主軸装置100において、
図1の主軸装置100はビルトイン・モータ方式であ
り、主軸10の中腹部10Bにビルトイン・モータBM
のロータRを嵌着し、ロングノーズの主軸先端10Aを
前後2群の軸受1,2によって支持し、中腹部10Bを
1群の軸受3によって支持し、主軸の芯振れを起さない
よう支持している。更に、主軸10の後端10Cは、前
後2群の軸受4,5によって主軸の芯振れを起さないよ
う支持している。以上のように、主軸10は主軸頭11
内において、その前後3ヵ所を2群から3群の軸受部材
によって高剛性に支持されている。
【0011】上記主軸10は、その中腹部10Bにビル
トイン・モータBMのロータRを嵌着しているから、こ
こでの軸線後端方向(上方向)への熱膨張が大きく発生
し、各軸受3と4,5と主軸間に隙間Z,Z´を生じ、
軸線方向への予圧の低下を招くことになる。しかし、上
記主軸10の中腹部10B及び後端10Cの軸受部材3
及び4,5には、各々独立した予圧付与手段20,30
を装備している。その詳細構成は、図2,3,4に示す
ようになっている。
【0012】先ず、主軸10の中腹部10Bの軸受部材
3に備える予圧付与手段20は、図2のようになってい
る。主軸先端10Aの前後3群の軸受1,2,3は主軸
の奥方となる段部(イ)に内輪3Aを当接させ、順次に
奥方から先端側へスペーサ6,軸受2,スペーサ7,軸
受1,締付リング(ナット)8のように組込まれてい
る。上記段部(イ)に内輪3Aを当接させた軸受3の外
輪3B側は、主軸頭11の拡大空間11A内に摺動可能
に嵌合し、外輪3B側に環状の圧力検出器Pを当接さ
せ、これにピストン式の流体圧力発生器CPとスペーサ
13を介在させている。しかして、圧力検出器P(11
A)で予圧を検出し、所定の圧力になるようピストン式
の流体圧力発生器12への加圧力を加減制御し予圧力F
1が付与されている。この予圧力F1で、主軸10の軸
方向膨張(軸受1を基準点として)による中腹部10B
の軸受3に掛る主軸間の隙間Zを打ち消すように機能す
る。
【0013】また、主軸10の後側軸受部材4,5に備
える予圧付与手段30は、図3のようになっている。主
軸後端10Cの前後2群の軸受4,5は、主軸の奥方と
なる段部(ロ)と、主軸10に固定したフランジ体15
間に、スペーサ14,16を介在させて各内輪4A,5
Aを組み込ませ、且つ調圧筒体17の内周面17Aで各
外輪4B,5Bを抱持している。上記軸受5の外輪5B
には圧力検出器Pを介在させており、内輪5Aと主軸1
0との予圧力を検出する。上記調圧筒体17は、主軸頭
11の後端絞部11Bにボルト21で嵌着した筒体18
に嵌合しており、下端鍔部17Bが軸受部材4,5の外
輪側に係止し、頂端の円板17Cが筒体18の頂面円周
上に配置された複数のピストン式の流体圧力発生器19
により、所定の予圧力F2で軸受部材4,5全体を浮上
させている。この予圧力F2の大きさは、圧力検出器P
で予圧を検出し、所定の圧力になるようピストン式の流
体圧力発生器12への加圧力を加減制御し予圧力F2を
付与している。これで、主軸10の軸方向膨張による各
軸受4,5に掛る主軸間の隙間Z´を打ち消すように機
能する。尚、上記二つの流体圧力発生器12,19が発
生する予圧力F1,F2は、実質的に同一値に設定され
ている。
【0014】上記軸受1,2,3,4,5の予圧力F
1,F2の制御は、図5に示すように軸受1,2,3,
4,5に予圧力F1,F2を付与するピストン式の流体
圧力発生器12,19と、予圧力F1,F2を検出する
圧力検出器Pと、この圧力検出器の出力値と予圧設定器
25の設定値との比較器26による比較演算により、流
体圧力発生器12,19への空圧又は油圧を調節制御す
る圧力調節供給手段27を加減制御する制御回路40を
構成する。この制御回路40では、主軸10の回転数を
検出する回転検出器28からの回転信号t1を比較器2
6にも入力し、この回転信号t1と圧力検出器Pの出力
値e1と、予圧設定器25の設定値f1とを比較器26
による比較演算し、流体圧力発生器12,19への空圧
又は油圧を調節制御する圧力調節供給手段27の加減制
御信号とする。図6は流体圧力発生器12,19への空
圧又は油圧の供給流体圧の変動に対する予圧力F1,F
2の増減関係を主軸回転数に加味される状態を示してい
る。
【0015】本発明の主軸装置100によると、主軸1
0には予圧力F1,F2が予め予圧付与手段20,30
によって付与されている。この主軸10において、高速
回転等に伴いビルトイン・モータBMのロータRや各軸
受1,2,3,4,5が発熱し、この発熱で主軸10の
下端の軸受1を基準点として軸上方向へ熱膨張して主軸
10の中腹部側及び後端側の2箇所に設置した各軸受3
と4,5のボールに隙間Z,Z´が生じょうとする。
【0016】しかし、この隙間Z,Z´による圧力低下
は、素早く予圧付与手段20,30の各圧力検出器Pが
検出し、この圧力検出器の出力値e1と、予圧設定器2
5の設定値(予圧力F1,F2が設定値である)f1と
を比較器26による比較演算する一方で、主軸の回転検
出器28からの回転信号t1も入力して複合演算する。
この演算結果を、流体圧力発生器12,19への空圧又
は油圧を調節制御する圧力調節供給手段27の加減制御
信号とする。即ち、主軸10の停止又は低速回転時の回
転信号t1と、予圧設定器25での設定値(予圧力F
1,F2)f1から実際の予圧力F1,2が変動する
と、これを補正すべく圧力調節供給手段27から流体圧
力発生器12,19へ送られる流体圧力を加減制御す
る。この予圧力F1,2の設定値への制御により、各軸
受3,4,5を所定の予圧力F1,2で上方へ持ち上
げ、隙間Z,Z´を打ち消す。
【0017】上記所定の予圧力F1,2で上方へ持ち上
げられた主軸10が、低域回転から中域の回転時の回転
信号t2になると、圧力検出器Pの出力値e1がe2
(予圧力F1´,F2´)になるように比較器26で演
算処理され、圧力調節供給手段27から流体圧力発生器
12,19へ送られる流体圧力を増加制御する。そし
て、中域回転から高域の回転時の回転信号t3になる
と、圧力検出器Pの出力値e2がe3(予圧力F1〃,
F2〃)になるように比較器26で演算処理され、圧力
調節供給手段27から流体圧力発生器12,19へ送ら
れる流体圧力を更に増加制御する。上記のように主軸1
0の低域、中域、高域の各回転数t1,t2,t3に対
応して、予圧力を(イ)の如く三段階「F1,F2、F
1´,F2´、F1〃,F2〃」に調節制御する。
【0018】尚、上記比較器26への入力は、圧力検出
器Pや回転検出器28の他、室温検出器S他からのデー
タを数多く入れても良く、このようにすると予圧力を
(ロ)や(ハ)の如く上下に微調節した予圧力となる。
【0019】本発明は、上記実施例に限定されることな
く発明の要旨内での細部の設計変更が可能である。例え
ば、工作機械は横型であってもよいし、各部の詳細構成
も適宜に設計変更可能である。また、上記予圧低下を補
正する流体圧力発生器Pと、この予圧付与手段20,2
3は、最少限として一組だけ主軸上に備えれば足りる。
【0020】
【効果】本発明によると、従来の単列の予圧部材では無
理であった発熱抑制や軸芯振れの抑制作用が発揮される
効果がある。更に、主軸の高速回転等に伴い軸受部が発
熱し、この発熱で主軸が軸方向へ熱膨張して軸受部のボ
ールに隙間が生じょうとすると、この隙間を予圧低下と
して圧力検出器が検出し、上記圧力検出器からの検出圧
が設定圧となるように予圧付与手段を圧力制御して常に
設定値の予圧を付与し続けられ、しかも主軸回転に対応
して予圧力を加減補正するから、主軸の低速から高速回
転にまで広く対応する他、高速回転時の剛性不足による
主軸中腹部の芯振れにも対応する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る工作機械の主軸装置の正断面図で
ある。
【図2】本発明に係る主軸先端側の拡大断面図である。
【図3】主軸後端側の拡大断面図である。
【図4】要部作用を示す部分断面図である。
【図5】流体圧力発生器への空圧又は油圧を加減制御す
る制御回路のブロック図である。
【図6】予圧力と主軸回転数との関係を示す特性図であ
る。
【符号の説明】
1〜5 軸受 10 主軸 10A 主軸先端 10B 主軸中腹 10C 主軸後端 12,19 流体圧力発生器 20 予圧付与手段 30 予圧付与手段 F1,F2 予圧力 e1,e2,e3 出力値 f1 設定値 t1,t2,t3 回転信号 Z 隙間 P 圧力検出器 25 予圧設定器 26 比較器 27 圧力調節供給手段 28 回転検出器 40 制御回路 100 主軸装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主軸頭内に主軸の先端、中腹、後端等を
    複数の軸受にて複列配置させたものにして、主軸の中腹
    及び後端を支持る軸受部材に、主軸の後端方向への熱膨
    張による予圧低下を検出する圧力検出器と、予圧低下を
    設定値に補正演算する比較器とで圧力調節供給手段の流
    体供給圧を加減制御して流体圧力発生器を設定値の予圧
    力に制御させる予圧付与手段を各々独立して装備するほ
    か、上記主軸の回転検出器からの回転数に対応して比較
    器の制御出力を加減補正し、予圧付与手段を圧力制御す
    ることを特徴とする工作機械の主軸装置。
JP25306394A 1994-09-21 1994-09-21 工作機械の主軸装置 Pending JPH0890304A (ja)

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JP25306394A JPH0890304A (ja) 1994-09-21 1994-09-21 工作機械の主軸装置

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JP25306394A JPH0890304A (ja) 1994-09-21 1994-09-21 工作機械の主軸装置

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JPH0890304A true JPH0890304A (ja) 1996-04-09

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JP25306394A Pending JPH0890304A (ja) 1994-09-21 1994-09-21 工作機械の主軸装置

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JP (1) JPH0890304A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100402206C (zh) * 2006-02-10 2008-07-16 东南大学 预紧力可控智能化高速加工电主轴

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100402206C (zh) * 2006-02-10 2008-07-16 东南大学 预紧力可控智能化高速加工电主轴

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