JPH0890379A - 送りねじ機構 - Google Patents
送りねじ機構Info
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- JPH0890379A JPH0890379A JP22802094A JP22802094A JPH0890379A JP H0890379 A JPH0890379 A JP H0890379A JP 22802094 A JP22802094 A JP 22802094A JP 22802094 A JP22802094 A JP 22802094A JP H0890379 A JPH0890379 A JP H0890379A
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- Japan
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- screw shaft
- feed screw
- bearing
- ball screw
- tension
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 過度の熱膨張による精度や剛性の悪化を抑制
することができる、送りねじ機構を実現する。 【構成】 ボールネジ軸(送りねじ軸)17の両端を基
台11に対して軸受支持し、一端にロックナット37を
螺着して軸受33を軸方向に押圧して基台側の対応ベー
ス面34に係合させ、なおもロックナット37を締め込
むことによりボールネジ軸17に予張力を付与する熱対
策を講じた送りねじ機構において、軸受33と基台11
に固定されたベアリングケース32との間に、更なる予
張力を付与する皿ばね31を介装し、前記対応ベース面
34との係合による予張力が消失しても、皿ばね31に
よる予張力がボールネジ軸に残存作用するようにする。
することができる、送りねじ機構を実現する。 【構成】 ボールネジ軸(送りねじ軸)17の両端を基
台11に対して軸受支持し、一端にロックナット37を
螺着して軸受33を軸方向に押圧して基台側の対応ベー
ス面34に係合させ、なおもロックナット37を締め込
むことによりボールネジ軸17に予張力を付与する熱対
策を講じた送りねじ機構において、軸受33と基台11
に固定されたベアリングケース32との間に、更なる予
張力を付与する皿ばね31を介装し、前記対応ベース面
34との係合による予張力が消失しても、皿ばね31に
よる予張力がボールネジ軸に残存作用するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械や三次元測定
機等の精密機械における送りねじ機構に関し、更に詳細
には、熱対策のために予張力を付与する送りねじ機構に
関する。
機等の精密機械における送りねじ機構に関し、更に詳細
には、熱対策のために予張力を付与する送りねじ機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、送りねじ軸に付与した予
張力とその熱変位との関係に着目し、これに関する新規
な技術を提供した(特公昭47−29224号公報参
照)。これは、ピッチを若干短くした送りねじ軸を用意
し、その送りねじ軸の両端を軸受支持し、その軸端に螺
着したナットを締め込んで送りねじ軸に予張力を付与し
て送りねじ軸のピッチが正規寸法になるまで伸ばすとい
う基本的・実用的な技術であり、この技術により、送り
ねじの熱膨張による応力を、予張力を付与することによ
って予め発生させてあった引張り応力で吸収して、送り
ねじ機構の送り精度や剛性等を高く維持することが可能
となった。
張力とその熱変位との関係に着目し、これに関する新規
な技術を提供した(特公昭47−29224号公報参
照)。これは、ピッチを若干短くした送りねじ軸を用意
し、その送りねじ軸の両端を軸受支持し、その軸端に螺
着したナットを締め込んで送りねじ軸に予張力を付与し
て送りねじ軸のピッチが正規寸法になるまで伸ばすとい
う基本的・実用的な技術であり、この技術により、送り
ねじの熱膨張による応力を、予張力を付与することによ
って予め発生させてあった引張り応力で吸収して、送り
ねじ機構の送り精度や剛性等を高く維持することが可能
となった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記実用技
術といえども最近の送り速度の高速化のもとでは完全無
欠ではない。すなわち、上記ナットの締め込みのみによ
る予張力の単一付与形式では、高速回転による高温発生
のため送り軸の膨張による応力が所定の引張り応力を越
えてしまい、予張力が消失してしまうという不都合があ
り、精度や剛性の面で改善の余地がある。かと言って予
張力を大きくすると軸受に大きな力が作用し、軸受の発
熱が必要以上に生じたり、寿命を短かくする問題が発生
する。
術といえども最近の送り速度の高速化のもとでは完全無
欠ではない。すなわち、上記ナットの締め込みのみによ
る予張力の単一付与形式では、高速回転による高温発生
のため送り軸の膨張による応力が所定の引張り応力を越
えてしまい、予張力が消失してしまうという不都合があ
り、精度や剛性の面で改善の余地がある。かと言って予
張力を大きくすると軸受に大きな力が作用し、軸受の発
熱が必要以上に生じたり、寿命を短かくする問題が発生
する。
【0004】そこで、本願は、上記技術を発展させ、送
りねじ軸の精度や剛性等を更に改善させ得る合理的な技
術を提供することをその課題とする。尚、特開平3−1
733号公報には、一見すると本願構成に似ている構造
が開示されているが、この公報の構造は、送りねじ軸が
過大に伸びても軸受が破損しないように、圧縮ばねで送
りねじ軸に圧縮荷重をかけておくものであって、本願と
は、その目的、構成、作用・効果の面で全く異なる、と
いうことに留意されたい。
りねじ軸の精度や剛性等を更に改善させ得る合理的な技
術を提供することをその課題とする。尚、特開平3−1
733号公報には、一見すると本願構成に似ている構造
が開示されているが、この公報の構造は、送りねじ軸が
過大に伸びても軸受が破損しないように、圧縮ばねで送
りねじ軸に圧縮荷重をかけておくものであって、本願と
は、その目的、構成、作用・効果の面で全く異なる、と
いうことに留意されたい。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る送りねじ機構は、送りねじ軸のピッチを
予め若干短かく作り、前記送りねじ軸のピッチを正規の
寸法に伸ばすべく前記送りねじ軸に所定の予張力を付与
し、回転可能に支持した送りねじ機構において、前記送
りねじ軸の両端をベースに軸受支持し、前記送りねじ軸
に圧縮ばね手段を介在させて前記所定の予張力を付与
し、その送りねじ軸に所定の引張り応力を発生させた状
態で回転可能に支持し、前記送りねじ軸の動作中に発生
する温度上昇の熱膨張による応力を前記所定の引張り応
力で吸収し、前記送りねじ軸の温度上昇が過度に発生
し、その熱膨張による応力が前記所定の引張り応力を越
えたときにも前記送りねじ軸に更に張力を付与するよう
に前記圧縮ばね手段を前記軸受とベースとの間に設けた
ことを構成上の特徴とする。
に本発明に係る送りねじ機構は、送りねじ軸のピッチを
予め若干短かく作り、前記送りねじ軸のピッチを正規の
寸法に伸ばすべく前記送りねじ軸に所定の予張力を付与
し、回転可能に支持した送りねじ機構において、前記送
りねじ軸の両端をベースに軸受支持し、前記送りねじ軸
に圧縮ばね手段を介在させて前記所定の予張力を付与
し、その送りねじ軸に所定の引張り応力を発生させた状
態で回転可能に支持し、前記送りねじ軸の動作中に発生
する温度上昇の熱膨張による応力を前記所定の引張り応
力で吸収し、前記送りねじ軸の温度上昇が過度に発生
し、その熱膨張による応力が前記所定の引張り応力を越
えたときにも前記送りねじ軸に更に張力を付与するよう
に前記圧縮ばね手段を前記軸受とベースとの間に設けた
ことを構成上の特徴とする。
【0006】
【作用】熱的要因によって送りねじ軸が膨張して伸びる
際に、その熱膨張による応力が所定の引張り応力を越え
たときにも圧縮ばね手段による張力が引き続き作用し、
これにより送りねじ軸の張力が完全に消失してしまう事
態は発生しない。
際に、その熱膨張による応力が所定の引張り応力を越え
たときにも圧縮ばね手段による張力が引き続き作用し、
これにより送りねじ軸の張力が完全に消失してしまう事
態は発生しない。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1は、工作機械の送り軸に対して本発明を適用
した場合の一実施例を示す要部断面側面図である。同図
を参照すると、基台11の左方側に固定された送り軸用
モータ13のモータ軸15は、両側を支承されるボール
ネジ軸17の一端と突き合わされて、両者を橋渡しする
ようなカップリング機構19によって一体的に連結され
ている。
する。図1は、工作機械の送り軸に対して本発明を適用
した場合の一実施例を示す要部断面側面図である。同図
を参照すると、基台11の左方側に固定された送り軸用
モータ13のモータ軸15は、両側を支承されるボール
ネジ軸17の一端と突き合わされて、両者を橋渡しする
ようなカップリング機構19によって一体的に連結され
ている。
【0008】ボールネジ軸17の左方側においては、3
つの軸受23及びスペーサ25がボールネジ軸17の段
付き嵌合軸部に装着され、その後にロックナット27が
螺着・締結され、これにより、ボールネジ軸17は、軸
受(内輪)23と一体的に連結される。そして、これら
の軸受(外輪)23が基台11の嵌合穴部に装着され、
その後にベアリング押さえ板29がボルト止めされ、こ
れにより、軸受23は、基台11と一体的に連結され
る。以上により、ボールネジ軸17の左方側は、基台1
1に対し、軸受23を介して回転可能ではあるが、軸方
向移動が殆ど不能な支持形式でガッチリと剛性支承され
ることになる。
つの軸受23及びスペーサ25がボールネジ軸17の段
付き嵌合軸部に装着され、その後にロックナット27が
螺着・締結され、これにより、ボールネジ軸17は、軸
受(内輪)23と一体的に連結される。そして、これら
の軸受(外輪)23が基台11の嵌合穴部に装着され、
その後にベアリング押さえ板29がボルト止めされ、こ
れにより、軸受23は、基台11と一体的に連結され
る。以上により、ボールネジ軸17の左方側は、基台1
1に対し、軸受23を介して回転可能ではあるが、軸方
向移動が殆ど不能な支持形式でガッチリと剛性支承され
ることになる。
【0009】ボールネジ軸17の右方側においては、基
台11に固定されたベアリングケース32の内部に一対
の皿ばね31、2つの軸受33、及びスペーサ35がこ
の順序でボールネジ軸17の段付き嵌合軸部に装着さ
れ、その後にロックナット37が螺着される。このロッ
クナット37の締結の初期の段階においては、軸受33
の外輪が先ず皿ばね31に当接し、それを押圧しながら
軸方向に移動する。この際、皿ばね31による予張力を
受ける。そして、軸受33の外輪が、軸受33を受容す
るベアリングケース32の嵌合穴部の底面部分34(対
応ベース面)に当接・係合すると、軸受33は、これ以
上軸方向に移動することができなくなる。この時、皿ば
ね31は、奥側の小径穴部にスッポリ収まり、従って、
これ以上圧縮されることはない。この締結段階から、更
にロックナット37を締め込むと、軸受33が軸方向内
方に移動し得ないので、ボールネジ軸17がその分、軸
方向外方に引っ張られ、従って、ボールネジ軸17に
は、ロックナット締め付けに応じた大きな引張応力(組
立応力)が付与されることになる。
台11に固定されたベアリングケース32の内部に一対
の皿ばね31、2つの軸受33、及びスペーサ35がこ
の順序でボールネジ軸17の段付き嵌合軸部に装着さ
れ、その後にロックナット37が螺着される。このロッ
クナット37の締結の初期の段階においては、軸受33
の外輪が先ず皿ばね31に当接し、それを押圧しながら
軸方向に移動する。この際、皿ばね31による予張力を
受ける。そして、軸受33の外輪が、軸受33を受容す
るベアリングケース32の嵌合穴部の底面部分34(対
応ベース面)に当接・係合すると、軸受33は、これ以
上軸方向に移動することができなくなる。この時、皿ば
ね31は、奥側の小径穴部にスッポリ収まり、従って、
これ以上圧縮されることはない。この締結段階から、更
にロックナット37を締め込むと、軸受33が軸方向内
方に移動し得ないので、ボールネジ軸17がその分、軸
方向外方に引っ張られ、従って、ボールネジ軸17に
は、ロックナット締め付けに応じた大きな引張応力(組
立応力)が付与されることになる。
【0010】以上のロックナット37の締結を更に具体
的に説明するに、図2を参照すると、締結初期段階にお
いては、A点及びB点を結ぶ(傾きの小さな)直線で示
されるような皿ばね31による小さな予張力がボールネ
ジ軸17に作用し、締結後期段階(B点以降)において
は、B点及びC点を結ぶ(傾きの大きな)直線で示され
るような対応ベース面34との係合による大きな予張力
(ボールネジ軸引張りによる予張力)がボールネジ軸1
7に作用する。例えば、B点における予張力が約300
kgfであり、C点におけるそれが約1155kgfで
あるから、予張力全体の1/3程度を皿ばね31に負担
させ、残りは、ロックナット37を対応ベース面34と
の間で締め付けて得られるボールネジ軸引張りによる予
張力で行う、というように2段階構成される。尚、皿ば
ね31は、後述するボールネジ軸17の発熱による伸び
よりも充分大きなストロークで必要な力がでるように選
定される必要がある。
的に説明するに、図2を参照すると、締結初期段階にお
いては、A点及びB点を結ぶ(傾きの小さな)直線で示
されるような皿ばね31による小さな予張力がボールネ
ジ軸17に作用し、締結後期段階(B点以降)において
は、B点及びC点を結ぶ(傾きの大きな)直線で示され
るような対応ベース面34との係合による大きな予張力
(ボールネジ軸引張りによる予張力)がボールネジ軸1
7に作用する。例えば、B点における予張力が約300
kgfであり、C点におけるそれが約1155kgfで
あるから、予張力全体の1/3程度を皿ばね31に負担
させ、残りは、ロックナット37を対応ベース面34と
の間で締め付けて得られるボールネジ軸引張りによる予
張力で行う、というように2段階構成される。尚、皿ば
ね31は、後述するボールネジ軸17の発熱による伸び
よりも充分大きなストロークで必要な力がでるように選
定される必要がある。
【0011】以上説明した予張力がボールネジ軸17に
2段階的に付与される本実施例の送りねじ機構は、次の
ような作用を奏する。すなわち、先ずボールネジ軸17
は、主としてそれ自体の発熱により、C点からB点に至
るように予張力が減少しながら伸び始める。そして、B
点以降においては、本来であれば(皿ばね31がない従
来のものであれば)、B点からD点に至るように予張力
が引き続き減少・消失して、以降は予張力なしに伸びる
ことになる。しかしながら、本構成では、B点以降は、
ボールネジ軸引張りによる予張力に成り代わって、皿ば
ね31によるそれが効き始め、すなわち、ボールネジ軸
引張りによる予張力が消失しても、皿ばねによる張力が
ボールネジ軸に作用し、それが存在し続けるのである。
2段階的に付与される本実施例の送りねじ機構は、次の
ような作用を奏する。すなわち、先ずボールネジ軸17
は、主としてそれ自体の発熱により、C点からB点に至
るように予張力が減少しながら伸び始める。そして、B
点以降においては、本来であれば(皿ばね31がない従
来のものであれば)、B点からD点に至るように予張力
が引き続き減少・消失して、以降は予張力なしに伸びる
ことになる。しかしながら、本構成では、B点以降は、
ボールネジ軸引張りによる予張力に成り代わって、皿ば
ね31によるそれが効き始め、すなわち、ボールネジ軸
引張りによる予張力が消失しても、皿ばねによる張力が
ボールネジ軸に作用し、それが存在し続けるのである。
【0012】このように、皿ばね併用の予張力付与形式
を採用する本実施例においては、ボールネジ軸17に予
張力が複合的・有機的に与えられるので、ボールネジ軸
17の熱変位を極めて低いレベルに安定的に抑えること
ができるとともに、予張力の消失による剛性の劣化が防
止できる。具体的には、過度の温度上昇があってもピッ
チエラーがほとんどないことが実験的に認められた。
を採用する本実施例においては、ボールネジ軸17に予
張力が複合的・有機的に与えられるので、ボールネジ軸
17の熱変位を極めて低いレベルに安定的に抑えること
ができるとともに、予張力の消失による剛性の劣化が防
止できる。具体的には、過度の温度上昇があってもピッ
チエラーがほとんどないことが実験的に認められた。
【0013】尚、例えば、C点及びA点を結ぶ直線で示
される予張力と伸びの関係を有する皿ばねを別途用意
し、この皿ばねのみでC点までの予張力を全部負担させ
るように構成することも理論的には可能である。しかし
ながら、この場合、ボールネジ軸を支承する軸受にスラ
スト方向の過度の力(引張力に応じた力)が常に作用す
るようになるので、その発熱や寿命等の面で実用的・実
際的でない。
される予張力と伸びの関係を有する皿ばねを別途用意
し、この皿ばねのみでC点までの予張力を全部負担させ
るように構成することも理論的には可能である。しかし
ながら、この場合、ボールネジ軸を支承する軸受にスラ
スト方向の過度の力(引張力に応じた力)が常に作用す
るようになるので、その発熱や寿命等の面で実用的・実
際的でない。
【0014】ところで、上記ボールネジ軸の右方側の支
持構造に代えて、次のように構成することもできる。す
なわち、図3(同図の上半分は、皿ばね41の圧縮前な
いし途上の状態を示し、同図の下半分は、皿ばね41圧
縮後に更にロックナット37を締め込んだ状態を示す)
に示したように、軸受33を受容する基台11の嵌合穴
部(ボールネジ軸17)に、内周が面取りされたリング
状の座金43をその間に挟み込んだ大径の一対の皿ばね
41が先に装着され、それに重なるように2つの軸受3
3が装着される。この支持構造の場合、皿ばね41の圧
縮後において、皿ばね41と座金43とが一体の(弾性
変形しない)剛体となり、軸受33に当接・係合し、こ
れが、軸受33の移動を阻止する(すなわち、上記実施
例の軸受33が対応ベース面34に当接・係合したこと
に相当する)。この構造においても上記実施例の場合と
実質的に同様であって、両者は、上記実施例の意図する
作用・効果の面で本質的違いがあるわけではない。
持構造に代えて、次のように構成することもできる。す
なわち、図3(同図の上半分は、皿ばね41の圧縮前な
いし途上の状態を示し、同図の下半分は、皿ばね41圧
縮後に更にロックナット37を締め込んだ状態を示す)
に示したように、軸受33を受容する基台11の嵌合穴
部(ボールネジ軸17)に、内周が面取りされたリング
状の座金43をその間に挟み込んだ大径の一対の皿ばね
41が先に装着され、それに重なるように2つの軸受3
3が装着される。この支持構造の場合、皿ばね41の圧
縮後において、皿ばね41と座金43とが一体の(弾性
変形しない)剛体となり、軸受33に当接・係合し、こ
れが、軸受33の移動を阻止する(すなわち、上記実施
例の軸受33が対応ベース面34に当接・係合したこと
に相当する)。この構造においても上記実施例の場合と
実質的に同様であって、両者は、上記実施例の意図する
作用・効果の面で本質的違いがあるわけではない。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、送
りねじが熱膨張によって過度に伸びても、張力が完全に
消失することがなくなり、送り系の剛性劣化が防止で
き、高精度送りが維持できる。また、送りねじ全体で必
要な予張力の一部を圧縮ばねで発生させているので、送
りねじ両端に設けた軸受の発熱を抑えることができ、軸
受寿命も延ばすことができる。
りねじが熱膨張によって過度に伸びても、張力が完全に
消失することがなくなり、送り系の剛性劣化が防止で
き、高精度送りが維持できる。また、送りねじ全体で必
要な予張力の一部を圧縮ばねで発生させているので、送
りねじ両端に設けた軸受の発熱を抑えることができ、軸
受寿命も延ばすことができる。
【図1】図1は、工作機械の送り軸に対して本発明を適
用した場合の一実施例を示す要部断面側面図である。
用した場合の一実施例を示す要部断面側面図である。
【図2】図2は、ボールネジ軸の張力と伸びとの関係を
示す図である。
示す図である。
【図3】図3は、ボールネジ軸の支持構造の変更例を示
す要部断面側面図である。
す要部断面側面図である。
11…基台 13…モータ 15…モータ軸 17…ボールネジ軸 19…カップリング機構 23、33…軸受 25、35…スペーサ 27、37…ロックナット 29…ベアリング押さえ板 31、41…皿ばね 43…座金
Claims (1)
- 【請求項1】 送りねじ軸のピッチを予め若干短かく作
り、前記送りねじ軸のピッチを正規の寸法に伸ばすべく
前記送りねじ軸に所定の予張力を付与し、回転可能に支
持した送りねじ機構において、 前記送りねじ軸の両端をベースに軸受支持し、 前記送りねじ軸に圧縮ばね手段を介在させて前記所定の
予張力を付与し、その送りねじ軸に所定の引張り応力を
発生させた状態で回転可能に支持し、 前記送りねじ軸の動作中に発生する温度上昇の熱膨張に
よる応力を前記所定の引張り応力で吸収し、 前記送りねじ軸の温度上昇が過度に発生し、その熱膨張
による応力が前記所定の引張り応力を越えたときにも前
記送りねじ軸に更に張力を付与するように前記圧縮ばね
手段を前記軸受とベースとの間に設けたことを特徴とす
る送りねじ機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22802094A JPH0890379A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 送りねじ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22802094A JPH0890379A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 送りねじ機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0890379A true JPH0890379A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16869941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22802094A Pending JPH0890379A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 送りねじ機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0890379A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102166720A (zh) * | 2011-04-30 | 2011-08-31 | 山东威能数字机器有限公司 | 一种滚珠丝杠副支撑结构 |
| CN104325344A (zh) * | 2014-10-28 | 2015-02-04 | 蒋瑾 | 立式加工中心的丝杠固定进给传动装置 |
| CN105032960A (zh) * | 2015-07-30 | 2015-11-11 | 南通科技投资集团股份有限公司 | 一种丝杆拉伸装置 |
| CN105922049A (zh) * | 2016-07-08 | 2016-09-07 | 江苏元利数控机床有限公司 | 滚珠丝杠预拉伸机构及其预拉伸方法 |
| JP2016169804A (ja) * | 2015-03-13 | 2016-09-23 | 株式会社不二越 | ボールねじの支持機構 |
| JP2019090572A (ja) * | 2017-11-15 | 2019-06-13 | 株式会社Ihiエアロスペース | レドームの組付構造体 |
| CN113927351A (zh) * | 2021-11-26 | 2022-01-14 | 沈阳机床股份有限公司 | 适用于竖直轴的丝杠传动结构及其预拉伸工艺 |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP22802094A patent/JPH0890379A/ja active Pending
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