JPH0890535A - 無機質セメント板の製造方法 - Google Patents
無機質セメント板の製造方法Info
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- JPH0890535A JPH0890535A JP22757394A JP22757394A JPH0890535A JP H0890535 A JPH0890535 A JP H0890535A JP 22757394 A JP22757394 A JP 22757394A JP 22757394 A JP22757394 A JP 22757394A JP H0890535 A JPH0890535 A JP H0890535A
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02W—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
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- Y02W30/50—Reuse, recycling or recovery technologies
- Y02W30/91—Use of waste materials as fillers for mortars or concrete
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- Press-Shaping Or Shaping Using Conveyers (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Producing Shaped Articles From Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 セメントと骨材とを主成分として繊維成分を
含有する水性スラリーを抄造してグリーンシートを形成
し、このグリーンシートを凹凸模様付金型を用いてプレ
ス成形した後、養生硬化する無機質セメント板の製造方
法を採用するに当たって、プレス成形する際に、付与さ
れたグリーンシートの凹凸模様にクラックが生じるのを
防止した無機質セメント板の製造方法を提供する。 【構成】 セメントと骨材とを主成分として繊維成分を
含有する水性スラリーを抄造してグリーンシートを形成
し、このグリーンシートを凹凸模様付の金型を用いてプ
レス成形した後、養生硬化する無機質セメント板の製造
方法であって、抄造工程において、水性スラリーをシー
ト化し、この上面に流動化剤を散布し、下面側から減圧
して余剰水を脱水する際の減圧吸引力を利用して流動化
剤をグリーンシート内部に均一に浸透させる。
含有する水性スラリーを抄造してグリーンシートを形成
し、このグリーンシートを凹凸模様付金型を用いてプレ
ス成形した後、養生硬化する無機質セメント板の製造方
法を採用するに当たって、プレス成形する際に、付与さ
れたグリーンシートの凹凸模様にクラックが生じるのを
防止した無機質セメント板の製造方法を提供する。 【構成】 セメントと骨材とを主成分として繊維成分を
含有する水性スラリーを抄造してグリーンシートを形成
し、このグリーンシートを凹凸模様付の金型を用いてプ
レス成形した後、養生硬化する無機質セメント板の製造
方法であって、抄造工程において、水性スラリーをシー
ト化し、この上面に流動化剤を散布し、下面側から減圧
して余剰水を脱水する際の減圧吸引力を利用して流動化
剤をグリーンシート内部に均一に浸透させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外装材等の建築材料とし
て用いられる無機質セメント板の製造方法に関するもの
である。
て用いられる無機質セメント板の製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来から、無機質セメント板は、ハチェ
ック抄造法または長網抄造法等の抄造方式か、或いは押
出成形か注型成形かのいずれかの方式で製造されてい
る。このうち、抄造方式による無機質セメント板の製造
方法が生産性に優れているために一般によく行われてい
る。この場合、セメントと骨材を主成分とする水性スラ
リーを抄造してグリーンシートを形成し、このグリーン
シートをプレス成形して凹凸模様を付与した後、養生硬
化して無機質セメント板が製造されている。ところで、
無機質セメント板には補強材量として繊維成分が含有さ
れたものが知られており、繊維成分を含有する水性スラ
リーを抄造して得られたグリーンシートから製造されて
いる。
ック抄造法または長網抄造法等の抄造方式か、或いは押
出成形か注型成形かのいずれかの方式で製造されてい
る。このうち、抄造方式による無機質セメント板の製造
方法が生産性に優れているために一般によく行われてい
る。この場合、セメントと骨材を主成分とする水性スラ
リーを抄造してグリーンシートを形成し、このグリーン
シートをプレス成形して凹凸模様を付与した後、養生硬
化して無機質セメント板が製造されている。ところで、
無機質セメント板には補強材量として繊維成分が含有さ
れたものが知られており、繊維成分を含有する水性スラ
リーを抄造して得られたグリーンシートから製造されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、グリー
ンシートを構成する無機質材料が繊維成分を含有してい
ると、無機質材料が繊維成分で拘束されて流動性が低下
するために、プレス成形にて付与する凹凸模様を、深
く、鋭いエッジを有する凹凸模様とすると、プレス成形
する際に、付与されたグリーンシートの凹凸模様にクラ
ックが生じるという問題があった。
ンシートを構成する無機質材料が繊維成分を含有してい
ると、無機質材料が繊維成分で拘束されて流動性が低下
するために、プレス成形にて付与する凹凸模様を、深
く、鋭いエッジを有する凹凸模様とすると、プレス成形
する際に、付与されたグリーンシートの凹凸模様にクラ
ックが生じるという問題があった。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、その目的とするところは、セメントと骨
材とを主成分として繊維成分を含有する水性スラリーを
抄造してグリーンシートを形成し、このグリーンシート
を凹凸模様付金型を用いてプレス成形した後、養生硬化
する無機質セメント板の製造方法を採用するに当たっ
て、プレス成形する際に、付与されたグリーンシートの
凹凸模様にクラックが生じるのを防止した無機質セメン
ト板の製造方法を提供することにある。
されたもので、その目的とするところは、セメントと骨
材とを主成分として繊維成分を含有する水性スラリーを
抄造してグリーンシートを形成し、このグリーンシート
を凹凸模様付金型を用いてプレス成形した後、養生硬化
する無機質セメント板の製造方法を採用するに当たっ
て、プレス成形する際に、付与されたグリーンシートの
凹凸模様にクラックが生じるのを防止した無機質セメン
ト板の製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の無機質セメント
板の製造方法は、セメントと骨材とを主成分として繊維
成分を含有する水性スラリーを抄造してグリーンシート
を形成し、このグリーンシートを凹凸模様付の金型を用
いてプレス成形した後、養生硬化する無機質セメント板
の製造方法であって、抄造工程において、水性スラリー
をシート化し、この上面に流動化剤を散布し、下面側か
ら減圧して余剰水を脱水する際の減圧吸引力を利用して
流動化剤をグリーンシート内部に均一に浸透させること
を特徴とするものである。ここで流動化剤とは、グリー
ンシートの構成材料に流動性を付与するもののことをい
うものである。
板の製造方法は、セメントと骨材とを主成分として繊維
成分を含有する水性スラリーを抄造してグリーンシート
を形成し、このグリーンシートを凹凸模様付の金型を用
いてプレス成形した後、養生硬化する無機質セメント板
の製造方法であって、抄造工程において、水性スラリー
をシート化し、この上面に流動化剤を散布し、下面側か
ら減圧して余剰水を脱水する際の減圧吸引力を利用して
流動化剤をグリーンシート内部に均一に浸透させること
を特徴とするものである。ここで流動化剤とは、グリー
ンシートの構成材料に流動性を付与するもののことをい
うものである。
【0006】本発明の無機質セメント板の製造方法にお
いて、抄造工程において、水性スラリーをシート化し、
この上面に流動化剤を散布した後、上面に樹脂フィルム
を被装すると好ましいものである。この樹脂フィルムと
しては、シート上面の密閉作用を有するものであれば特
に限定されず、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリ塩化ビニール等からなるものが用いられる。
いて、抄造工程において、水性スラリーをシート化し、
この上面に流動化剤を散布した後、上面に樹脂フィルム
を被装すると好ましいものである。この樹脂フィルムと
しては、シート上面の密閉作用を有するものであれば特
に限定されず、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、
ポリ塩化ビニール等からなるものが用いられる。
【0007】また、水性スラリーの繊維成分の含有量
が、水性スラリーの固形分に対して3乃至10重量%で
あると好ましいものである。
が、水性スラリーの固形分に対して3乃至10重量%で
あると好ましいものである。
【0008】以下、詳しく説明する。グリーンシートを
形成する抄造法としては、例えば長網式抄造法やハチェ
ック式抄造法等を採用することができる。
形成する抄造法としては、例えば長網式抄造法やハチェ
ック式抄造法等を採用することができる。
【0009】また、グリーンシートを構成するセメン
ト、骨材及び繊維成分について説明すると、セメントと
しては従来から一般に用いられている、例えば普通ポル
トランドセメント、高炉セメント等を用いることができ
る。骨材としては特に限定はなく、目的とする無機質セ
メント板の用途に応じて一般に用いられている無機系骨
材や有機系骨材の中から選択して使用され、例えば、珪
石粉、珪砂、シリカ、砂利、パーライト、フライアッシ
ュ、シラスバルーン、ガラスバルーン等を用いることが
できる。繊維成分としては、セルロース系のパルプ繊
維、石綿等の鉱物性繊維、ポリプロピレン、ビニロン等
有機質の樹脂系繊維、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維
等を用いることができる。この繊維成分は、得られる無
機質セメント板の補強材であり、すなわち強度、靱性、
耐衝撃性を向上させるために添加されるもので、水性ス
ラリーの固形分に対して3乃至10重量%添加されるの
が好ましいものである。
ト、骨材及び繊維成分について説明すると、セメントと
しては従来から一般に用いられている、例えば普通ポル
トランドセメント、高炉セメント等を用いることができ
る。骨材としては特に限定はなく、目的とする無機質セ
メント板の用途に応じて一般に用いられている無機系骨
材や有機系骨材の中から選択して使用され、例えば、珪
石粉、珪砂、シリカ、砂利、パーライト、フライアッシ
ュ、シラスバルーン、ガラスバルーン等を用いることが
できる。繊維成分としては、セルロース系のパルプ繊
維、石綿等の鉱物性繊維、ポリプロピレン、ビニロン等
有機質の樹脂系繊維、ガラス繊維、炭素繊維、金属繊維
等を用いることができる。この繊維成分は、得られる無
機質セメント板の補強材であり、すなわち強度、靱性、
耐衝撃性を向上させるために添加されるもので、水性ス
ラリーの固形分に対して3乃至10重量%添加されるの
が好ましいものである。
【0010】また、シート化した水性スラリーの上に散
布する流動化剤としては、グリーンシートの構成材料に
流動性を付与するものであれば特に限定はされず、例え
ば、ナフタリンスルホン酸ホルムアルデヒド高縮合物
塩、メラミン樹脂スルホン酸ホルムアルデヒド縮合物
塩、特殊リグニンスルホン酸塩、ポリカルボン酸の水溶
性塩、等を用いることができる。この流動化剤は適当な
濃度に希釈して散布されるもので、その散布量は流動化
剤の重量で10乃至100g/m2 とすることが好まし
いものである。
布する流動化剤としては、グリーンシートの構成材料に
流動性を付与するものであれば特に限定はされず、例え
ば、ナフタリンスルホン酸ホルムアルデヒド高縮合物
塩、メラミン樹脂スルホン酸ホルムアルデヒド縮合物
塩、特殊リグニンスルホン酸塩、ポリカルボン酸の水溶
性塩、等を用いることができる。この流動化剤は適当な
濃度に希釈して散布されるもので、その散布量は流動化
剤の重量で10乃至100g/m2 とすることが好まし
いものである。
【0011】流動化剤の散布は、シート化した水性スラ
リーの下面から減圧して脱水する前に行っても、あるい
は、その途中に行ってもよく、水性スラリーの含水率や
流動化剤の散布量等によって、適切な散布時期を決定す
ればよいものである。
リーの下面から減圧して脱水する前に行っても、あるい
は、その途中に行ってもよく、水性スラリーの含水率や
流動化剤の散布量等によって、適切な散布時期を決定す
ればよいものである。
【0012】さらに、グリーンシートを凹凸模様付き金
型でプレス成形した後、養生硬化すると無機質セメント
板が得られるもので、このときグリーンシートを養生硬
化する方法としては、特に限定されるものではなく、湿
熱状態で養生する方法、オートクレーブ中で養生する方
法、またはこれらを併用する方法等を行うことができ
る。
型でプレス成形した後、養生硬化すると無機質セメント
板が得られるもので、このときグリーンシートを養生硬
化する方法としては、特に限定されるものではなく、湿
熱状態で養生する方法、オートクレーブ中で養生する方
法、またはこれらを併用する方法等を行うことができ
る。
【0013】
【作用】本発明の無機質セメント板の製造方法による
と、グリーンシートを形成する抄造工程において、水性
スラリーをシート化し、この上面に流動化剤を散布し、
下面側から減圧して余剰水を脱水する際の減圧吸引力を
利用して流動化剤をグリーンシート内部に均一に浸透さ
せるので、グリーンシートの構成材料に流動性が付与さ
れて、凹凸模様付の金型を用いてプレス成形する際に、
凹凸模様が付与されたグリーンシートにクラックが発生
しにくくなる。また、グリーンシートは流動化剤によっ
てプレス成形前は流動性が付与されるものの、プレス成
形後はグリーンシート内から余剰水が絞り出されて流動
性を失い、付与された凹凸模様が型崩れしない。
と、グリーンシートを形成する抄造工程において、水性
スラリーをシート化し、この上面に流動化剤を散布し、
下面側から減圧して余剰水を脱水する際の減圧吸引力を
利用して流動化剤をグリーンシート内部に均一に浸透さ
せるので、グリーンシートの構成材料に流動性が付与さ
れて、凹凸模様付の金型を用いてプレス成形する際に、
凹凸模様が付与されたグリーンシートにクラックが発生
しにくくなる。また、グリーンシートは流動化剤によっ
てプレス成形前は流動性が付与されるものの、プレス成
形後はグリーンシート内から余剰水が絞り出されて流動
性を失い、付与された凹凸模様が型崩れしない。
【0014】本発明の無機質セメント板の製造方法にお
いて、抄造工程において、水性スラリーをシート化し、
この上面に流動化剤を散布した後、上面に樹脂フィルム
を被装すると、上面が密閉されて流動化剤が下面に全て
抜けてしまうのが防止され、流動化剤をグリーンシート
内部により均一に浸透させることができる。
いて、抄造工程において、水性スラリーをシート化し、
この上面に流動化剤を散布した後、上面に樹脂フィルム
を被装すると、上面が密閉されて流動化剤が下面に全て
抜けてしまうのが防止され、流動化剤をグリーンシート
内部により均一に浸透させることができる。
【0015】また、水性スラリーの繊維成分の含有量
が、水性スラリーの固形分に対して3乃至10重量%で
あると好ましいものであり、すなわち、繊維成分の含有
量が3重量%未満であると無機質セメント板における十
分な補強効果が得られず、10重量%を越えるともはや
良好な流動性が得られなくなる。
が、水性スラリーの固形分に対して3乃至10重量%で
あると好ましいものであり、すなわち、繊維成分の含有
量が3重量%未満であると無機質セメント板における十
分な補強効果が得られず、10重量%を越えるともはや
良好な流動性が得られなくなる。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0017】図1は本発明の無機質セメント板の製造方
法に係る製造工程の一例を示す側面図である。まず、普
通ポルトランドセメント40重量%、フライアッシュ4
0重量%、ケイ石粉15重量%、及びパルプ(LUK
P)5重量%を水に分散させて水性スラリー1を調製す
る。そして図示の如く、この水性スラリー1を帯状の金
網の上にフェルトを張設してなるベルト6を用いたコン
ベア上にほぼ均一な厚みに流し出してシート10とし、
このシート10からベルト6の下面に設けられた吸引脱
水装置4を用いて余剰水を取り除き、グリーンシート7
が形成される。
法に係る製造工程の一例を示す側面図である。まず、普
通ポルトランドセメント40重量%、フライアッシュ4
0重量%、ケイ石粉15重量%、及びパルプ(LUK
P)5重量%を水に分散させて水性スラリー1を調製す
る。そして図示の如く、この水性スラリー1を帯状の金
網の上にフェルトを張設してなるベルト6を用いたコン
ベア上にほぼ均一な厚みに流し出してシート10とし、
このシート10からベルト6の下面に設けられた吸引脱
水装置4を用いて余剰水を取り除き、グリーンシート7
が形成される。
【0018】本発明の実施例1乃至4においては、吸引
脱水装置4にてシート10から脱水中に、シート10の
上面に流動化剤3をスプレーノズル2から散布する。こ
のとき流動化剤3として、実施例1、2、3において
は、メラミン樹脂スルホン酸ホルムアルデヒド縮合物塩
水溶液(日曹マスタービルダース株式会社製、商品名:
ポゾリスNP−20)を用いて、流動化剤3の固形分と
してそれぞれ50、50、10g/m2 散布し、実施例
4においては、ナフタリンスルホン酸ホルムアルデヒド
高縮合物塩水溶液(藤沢薬品工業株式会社製、商品名:
パリックFL)を用いて、流動化剤3の固形分として5
0g/m2 散布したものである。
脱水装置4にてシート10から脱水中に、シート10の
上面に流動化剤3をスプレーノズル2から散布する。こ
のとき流動化剤3として、実施例1、2、3において
は、メラミン樹脂スルホン酸ホルムアルデヒド縮合物塩
水溶液(日曹マスタービルダース株式会社製、商品名:
ポゾリスNP−20)を用いて、流動化剤3の固形分と
してそれぞれ50、50、10g/m2 散布し、実施例
4においては、ナフタリンスルホン酸ホルムアルデヒド
高縮合物塩水溶液(藤沢薬品工業株式会社製、商品名:
パリックFL)を用いて、流動化剤3の固形分として5
0g/m2 散布したものである。
【0019】また、実施例2乃至4においては、流動化
剤3を散布した後、シート10の上面に樹脂シート5を
被装して、シート10からの吸引脱水を続行し、吸引脱
水終了後に樹脂シート5を剥がすようにしてグリーンシ
ート7を形成したものである。
剤3を散布した後、シート10の上面に樹脂シート5を
被装して、シート10からの吸引脱水を続行し、吸引脱
水終了後に樹脂シート5を剥がすようにしてグリーンシ
ート7を形成したものである。
【0020】さらに、実施例1乃至4に対する比較とし
て行った比較例1においては、流動化剤3を散布せず、
また樹脂シート5の被装も行わなわずにグリーンシート
7を形成したものである。
て行った比較例1においては、流動化剤3を散布せず、
また樹脂シート5の被装も行わなわずにグリーンシート
7を形成したものである。
【0021】上述の如き実施例1乃至4及び比較例1に
おいてそれぞれ得られたグリーンシート7を、凹凸模様
付き金型で、圧力50kg/cm2 の条件でプレス成形
した後、湿熱状態で80℃−12時間養生し、さらにオ
ートクレーブにて170℃−10時間養生して、厚み1
5mmの無機質セメント板が得られたものである。プレ
ス成形にて用いた凹凸模様付き金型としては、平滑な下
金型と、図2に示す如く、下方に突出する、高さ10m
m,角度80°を有する断面台形の凸部8をピッチ10
0mmで複数備えた上金型9とからなるものを用いたも
のである。
おいてそれぞれ得られたグリーンシート7を、凹凸模様
付き金型で、圧力50kg/cm2 の条件でプレス成形
した後、湿熱状態で80℃−12時間養生し、さらにオ
ートクレーブにて170℃−10時間養生して、厚み1
5mmの無機質セメント板が得られたものである。プレ
ス成形にて用いた凹凸模様付き金型としては、平滑な下
金型と、図2に示す如く、下方に突出する、高さ10m
m,角度80°を有する断面台形の凸部8をピッチ10
0mmで複数備えた上金型9とからなるものを用いたも
のである。
【0022】上述の如く得られた、実施例1乃至4及び
比較例1に係る無機質セメント板について、クラックの
有無を目視確認を行い、その結果を(表1)に示す。
比較例1に係る無機質セメント板について、クラックの
有無を目視確認を行い、その結果を(表1)に示す。
【0023】
【表1】
【0024】(表1)の結果より、流動化剤を用いた実
施例1乃至4においては、クラックの発生が防止されて
いることがわかる。また、無機質セメント板の凹凸模様
も流動化剤の影響で型崩れすることがないものであっ
た。すなわち、該実施例においては、プレス成形時にお
ける、グリーンシート7の構成材料に流動性が付与され
て、上金型9の凹凸模様に沿って材料がクラックを発生
することなく滑らかに移動して固まったものと考察され
る。
施例1乃至4においては、クラックの発生が防止されて
いることがわかる。また、無機質セメント板の凹凸模様
も流動化剤の影響で型崩れすることがないものであっ
た。すなわち、該実施例においては、プレス成形時にお
ける、グリーンシート7の構成材料に流動性が付与され
て、上金型9の凹凸模様に沿って材料がクラックを発生
することなく滑らかに移動して固まったものと考察され
る。
【0025】
【発明の効果】本発明の無機質セメント板の製造方法に
よると、セメントと骨材とを主成分として繊維成分を含
有する水性スラリーを抄造してグリーンシートを形成
し、このグリーンシートを凹凸模様付金型を用いてプレ
ス成形した後、養生硬化する無機質セメント板の製造方
法において、抄造工程において、水性スラリーをシート
化し、この上面に流動化剤を散布し、下面側から減圧し
て余剰水を脱水する際の減圧吸引力を利用して流動化剤
をグリーンシート内部に均一に浸透させるので、グリー
ンシートの構成材料に流動性が付与されて、凹凸模様付
の金型を用いてプレス成形する際に、凹凸模様が付与さ
れたグリーンシートにクラックが発生しにくくなる。ま
た、グリーンシートは流動化剤によってプレス成形前は
流動性が付与されるものの、プレス成形後はグリーンシ
ート内から余剰水が絞り出されて流動性を失い、付与さ
れた凹凸模様が型崩れしない。
よると、セメントと骨材とを主成分として繊維成分を含
有する水性スラリーを抄造してグリーンシートを形成
し、このグリーンシートを凹凸模様付金型を用いてプレ
ス成形した後、養生硬化する無機質セメント板の製造方
法において、抄造工程において、水性スラリーをシート
化し、この上面に流動化剤を散布し、下面側から減圧し
て余剰水を脱水する際の減圧吸引力を利用して流動化剤
をグリーンシート内部に均一に浸透させるので、グリー
ンシートの構成材料に流動性が付与されて、凹凸模様付
の金型を用いてプレス成形する際に、凹凸模様が付与さ
れたグリーンシートにクラックが発生しにくくなる。ま
た、グリーンシートは流動化剤によってプレス成形前は
流動性が付与されるものの、プレス成形後はグリーンシ
ート内から余剰水が絞り出されて流動性を失い、付与さ
れた凹凸模様が型崩れしない。
【0026】本発明の無機質セメント板の製造方法にお
いて、抄造工程において、水性スラリーをシート化し、
この上面に流動化剤を散布した後、上面に樹脂フィルム
を被装すると、上面が密閉されて流動化剤が下面に全て
抜けてしまうのが防止され、流動化剤をグリーンシート
内部により均一に浸透させることができる。
いて、抄造工程において、水性スラリーをシート化し、
この上面に流動化剤を散布した後、上面に樹脂フィルム
を被装すると、上面が密閉されて流動化剤が下面に全て
抜けてしまうのが防止され、流動化剤をグリーンシート
内部により均一に浸透させることができる。
【0027】また、水性スラリーの繊維成分の含有量
が、水性スラリーの固形分に対して3乃至10重量%で
あると好ましいものであり、すなわち、繊維成分の含有
量が3重量%未満であると無機質セメント板における十
分な補強効果が得られず、10重量%を越えるともはや
良好な流動性が得られなくなる。
が、水性スラリーの固形分に対して3乃至10重量%で
あると好ましいものであり、すなわち、繊維成分の含有
量が3重量%未満であると無機質セメント板における十
分な補強効果が得られず、10重量%を越えるともはや
良好な流動性が得られなくなる。
【図1】本発明の無機質セメント板の製造方法に係る製
造工程の一例を示す側面図である。
造工程の一例を示す側面図である。
【図2】本発明の実施例におけるプレス成形において用
いた上金型の要部を示す拡大断面図である。
いた上金型の要部を示す拡大断面図である。
1 水性スラリー 3 流動化剤 5 樹脂シート 7 グリーンシート
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C04B 18:08 B 14:04 Z 16:02 24:30) A 103:30 111:20
Claims (3)
- 【請求項1】 セメントと骨材とを主成分として繊維成
分を含有する水性スラリーを抄造してグリーンシートを
形成し、このグリーンシートを凹凸模様付の金型を用い
てプレス成形した後、養生硬化する無機質セメント板の
製造方法であって、抄造工程において、水性スラリーを
シート化し、この上面に流動化剤を散布し、下面側から
減圧して余剰水を脱水する際の減圧吸引力を利用して流
動化剤をグリーンシート内部に均一に浸透させることを
特徴とする無機質セメント板の製造方法。 - 【請求項2】 抄造工程において、水性スラリーをシー
ト化し、この上面に流動化剤を散布した後、上面に樹脂
フィルムを被装することを特徴とする請求項1記載の無
機質セメント板の製造方法。 - 【請求項3】 水性スラリーの繊維成分の含有量が、水
性スラリーの固形分に対して3乃至10重量%であるこ
とを特徴とする請求項1又は請求項2記載の無機質セメ
ント板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22757394A JPH0890535A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 無機質セメント板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22757394A JPH0890535A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 無機質セメント板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0890535A true JPH0890535A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16863037
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22757394A Withdrawn JPH0890535A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 無機質セメント板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0890535A (ja) |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP22757394A patent/JPH0890535A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020115 |