JPH0890694A - 断熱パネル - Google Patents
断熱パネルInfo
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- JPH0890694A JPH0890694A JP22840894A JP22840894A JPH0890694A JP H0890694 A JPH0890694 A JP H0890694A JP 22840894 A JP22840894 A JP 22840894A JP 22840894 A JP22840894 A JP 22840894A JP H0890694 A JPH0890694 A JP H0890694A
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- Japan
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- core material
- heat insulating
- styrene resin
- insulating panel
- insulation panel
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 実用上満足しうる断熱性および耐熱性を有
し、実使用中にほとんど吸湿あるいは吸水することがな
く、また芯材と表面材との接着性にすぐれた断熱パネル
を提供すること。 【構成】 芯材の両面に表面材が接着剤を介して接着さ
れた断熱パネルであって、前記芯材がスチレン系樹脂発
泡体からなり、前記芯材の接着面の少なくとも片面に細
溝が設けられたことを特徴とする断熱パネル。
し、実使用中にほとんど吸湿あるいは吸水することがな
く、また芯材と表面材との接着性にすぐれた断熱パネル
を提供すること。 【構成】 芯材の両面に表面材が接着剤を介して接着さ
れた断熱パネルであって、前記芯材がスチレン系樹脂発
泡体からなり、前記芯材の接着面の少なくとも片面に細
溝が設けられたことを特徴とする断熱パネル。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、断熱パネルに関する。
さらに詳しくは、断熱性および耐熱性が要求される冷凍
自動車などに好適に使用しうる断熱パネルに関する。
さらに詳しくは、断熱性および耐熱性が要求される冷凍
自動車などに好適に使用しうる断熱パネルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、冷凍自動車などの冷凍室に用い
られている断熱パネルには、冷凍室の内部で冷凍状態を
保持させるために断熱性が要求されているが、かかる断
熱性のほかにも、直射日光が照射したときに外壁を介し
て高温に加熱されることがあるので、耐熱性も要求され
ている。
られている断熱パネルには、冷凍室の内部で冷凍状態を
保持させるために断熱性が要求されているが、かかる断
熱性のほかにも、直射日光が照射したときに外壁を介し
て高温に加熱されることがあるので、耐熱性も要求され
ている。
【0003】こうした断熱性および耐熱性にすぐれた断
熱パネルに用いられる芯材として、従来硬質ポリウレタ
ン発泡体が用いられている。
熱パネルに用いられる芯材として、従来硬質ポリウレタ
ン発泡体が用いられている。
【0004】しかしながら、断熱パネルの芯材として、
硬質ポリウレタン発泡体を用いたばあいには、使用中に
吸湿あるいは吸水し、軽量化の要請に反する結果を招く
ことのほか、吸水したときに断熱性の低下を招くという
問題があった。
硬質ポリウレタン発泡体を用いたばあいには、使用中に
吸湿あるいは吸水し、軽量化の要請に反する結果を招く
ことのほか、吸水したときに断熱性の低下を招くという
問題があった。
【0005】そこで、近年、断熱パネルとして、硬質ポ
リウレタン発泡体に代わるものとして、スチレン系樹脂
発泡体に表面材を貼付したものを用いることが検討され
ているが、該スチレン系樹脂発泡体を断熱パネルに用い
たばあいには、断熱パネルの塗装乾燥工程や実使用中
に、該スチレン系樹脂発泡体と表面材とが剥離すること
があるという問題があった。
リウレタン発泡体に代わるものとして、スチレン系樹脂
発泡体に表面材を貼付したものを用いることが検討され
ているが、該スチレン系樹脂発泡体を断熱パネルに用い
たばあいには、断熱パネルの塗装乾燥工程や実使用中
に、該スチレン系樹脂発泡体と表面材とが剥離すること
があるという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記従来技
術に鑑みてなされたものであり、実用上満足しうる断熱
性および耐熱性を有し、実使用中にほとんど吸湿あるい
は吸水することがなく、また芯材と表面材との接着性に
すぐれた断熱パネルを提供することを目的とする。
術に鑑みてなされたものであり、実用上満足しうる断熱
性および耐熱性を有し、実使用中にほとんど吸湿あるい
は吸水することがなく、また芯材と表面材との接着性に
すぐれた断熱パネルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明は、ス
チレン系樹脂発泡体からなる芯材の両面に表面材が接着
剤を介して接着された断熱パネルであって、前記芯材の
接着面の少なくとも片面に細溝が設けられたことを特徴
とする断熱パネルに関する。
チレン系樹脂発泡体からなる芯材の両面に表面材が接着
剤を介して接着された断熱パネルであって、前記芯材の
接着面の少なくとも片面に細溝が設けられたことを特徴
とする断熱パネルに関する。
【0008】
【作用および実施例】本発明の断熱パネルは、前記した
ように、スチレン系樹脂発泡体からなる芯材の両面に表
面材が接着剤を介して接着されたものであって、前記芯
材の接着面の少なくとも片面に細溝が設けられたことを
特徴とするものである。
ように、スチレン系樹脂発泡体からなる芯材の両面に表
面材が接着剤を介して接着されたものであって、前記芯
材の接着面の少なくとも片面に細溝が設けられたことを
特徴とするものである。
【0009】このように、本発明においては、芯材にス
チレン系樹脂発泡体が用いられているので、従来の硬質
ポリウレタン発泡体が用いられたときのように、使用中
に空気中の水分が吸収されたり、結露によって生じた水
分が吸収されるようなことがほとんどないため、たとえ
ば冷凍自動車などの冷凍室の断熱パネルとして用いたば
あいには、かかる冷凍自動車などの軽量化の要請に応え
ることができるのである。
チレン系樹脂発泡体が用いられているので、従来の硬質
ポリウレタン発泡体が用いられたときのように、使用中
に空気中の水分が吸収されたり、結露によって生じた水
分が吸収されるようなことがほとんどないため、たとえ
ば冷凍自動車などの冷凍室の断熱パネルとして用いたば
あいには、かかる冷凍自動車などの軽量化の要請に応え
ることができるのである。
【0010】前記芯材として用いられるスチレン系樹脂
発泡体としては、たとえば押出発泡法によって成形され
たスチレン系樹脂押出発泡体をはじめ、スチレン系樹脂
型内発泡成形体などがあげられるが、これらのなかで
は、スチレン系樹脂押出発泡体は、使用中における吸湿
・吸水量が少ないので、本発明においてはとくに好適に
使用しうるものである。
発泡体としては、たとえば押出発泡法によって成形され
たスチレン系樹脂押出発泡体をはじめ、スチレン系樹脂
型内発泡成形体などがあげられるが、これらのなかで
は、スチレン系樹脂押出発泡体は、使用中における吸湿
・吸水量が少ないので、本発明においてはとくに好適に
使用しうるものである。
【0011】前記スチレン系樹脂押出発泡体は、たとえ
ばスチレン系樹脂に、必要により、気泡調節剤、無機充
填剤などを添加し、たとえばスクリュータイプの押出機
を用いて加熱溶融混練させたのち、発泡剤を圧入し、つ
いでスリットダイなどの通常用いられている発泡装置を
介してたとえば大気圧などの低圧域に押出す方法などの
通常の押出発泡法によって成形することができる。
ばスチレン系樹脂に、必要により、気泡調節剤、無機充
填剤などを添加し、たとえばスクリュータイプの押出機
を用いて加熱溶融混練させたのち、発泡剤を圧入し、つ
いでスリットダイなどの通常用いられている発泡装置を
介してたとえば大気圧などの低圧域に押出す方法などの
通常の押出発泡法によって成形することができる。
【0012】前記スチレン系樹脂発泡体に用いることが
できるスチレン系樹脂としては、たとえばポリスチレン
をはじめ、スチレンと、α−メチルスチレン、無水マレ
イン酸、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル
酸、メタクリル酸エステルなどとの共重合体、ポリスチ
レンにスチレン−ブタジエンゴム(SBR)などを適宜
添加して改質したものなどがあげられるが、本発明はか
かる例示のみに限定されるものではない。
できるスチレン系樹脂としては、たとえばポリスチレン
をはじめ、スチレンと、α−メチルスチレン、無水マレ
イン酸、アクリル酸、アクリル酸エステル、メタクリル
酸、メタクリル酸エステルなどとの共重合体、ポリスチ
レンにスチレン−ブタジエンゴム(SBR)などを適宜
添加して改質したものなどがあげられるが、本発明はか
かる例示のみに限定されるものではない。
【0013】前記スチレン系樹脂発泡体の密度は、軽量
化の要請に応えるために、40kg/m3 以下であるこ
とが好ましく、また充分な機械的強度を有するようにす
るために、25kg/m3 以上であることが好ましい。
化の要請に応えるために、40kg/m3 以下であるこ
とが好ましく、また充分な機械的強度を有するようにす
るために、25kg/m3 以上であることが好ましい。
【0014】前記スチレン系樹脂発泡体からなる芯材の
厚さは、とくに限定がなく、目的、用途などに応じて適
宜調整すればよい。好ましい断熱性を付与せしめるため
には、シートのように薄いものよりも通常の板状物のよ
うに厚さが大きいものが好ましく、また撓みやすさを付
与せしめるためには、薄いものが好ましい。通常、前記
芯材の厚さは、10〜200mm程度の範囲内にあるこ
とが望ましい。
厚さは、とくに限定がなく、目的、用途などに応じて適
宜調整すればよい。好ましい断熱性を付与せしめるため
には、シートのように薄いものよりも通常の板状物のよ
うに厚さが大きいものが好ましく、また撓みやすさを付
与せしめるためには、薄いものが好ましい。通常、前記
芯材の厚さは、10〜200mm程度の範囲内にあるこ
とが望ましい。
【0015】前記スチレン系樹脂発泡体として、本発明
においては、一般に市販されているものを用いることが
できる。かかるスチレン系樹脂発泡体の代表的なものと
しては、たとえば鐘淵化学工業(株)製、カネライトフ
ォームAK、カネライトフォームF−III などがあげら
れ、これらは、いずれも本発明において好適に使用しう
るものである。
においては、一般に市販されているものを用いることが
できる。かかるスチレン系樹脂発泡体の代表的なものと
しては、たとえば鐘淵化学工業(株)製、カネライトフ
ォームAK、カネライトフォームF−III などがあげら
れ、これらは、いずれも本発明において好適に使用しう
るものである。
【0016】本発明においては、芯材の表面材と接着さ
れる面、すなわち芯材の接着面の少なくとも片面に細溝
が設けられている点に、大きな特徴を有する。
れる面、すなわち芯材の接着面の少なくとも片面に細溝
が設けられている点に、大きな特徴を有する。
【0017】このように、本発明の断熱パネルには、接
着面の少なくとも片面に細溝が設けられた芯材が用いら
れているので、えられた断熱パネルに塗装を施し、乾燥
させた際に高温に加熱されたばあいや、実使用中に、た
とえば直射日光を長時間受けるなどによって高温に加熱
されたばあいであっても、芯材の細溝が設けられた接着
面で表面材が剥離するようなことが生起しがたい。
着面の少なくとも片面に細溝が設けられた芯材が用いら
れているので、えられた断熱パネルに塗装を施し、乾燥
させた際に高温に加熱されたばあいや、実使用中に、た
とえば直射日光を長時間受けるなどによって高温に加熱
されたばあいであっても、芯材の細溝が設けられた接着
面で表面材が剥離するようなことが生起しがたい。
【0018】本発明の断熱パネルが、高温に加熱された
ばあいであっても、芯材の細溝が設けられた接着面で表
面材が剥離するようなことが生起しがたい理由は、定か
ではないが、おそらく、表面材を接着するための接着剤
の一部が芯材の細溝内に入り込んで固定されており、該
接着剤が、加熱によって芯材が長手方向あるいは幅方向
に伸長するのを防ぐ、いわゆるリブ効果を発揮すること
によるものと想定される。また、従来のように表面材
と、細溝が設けられていない芯材とを接着剤で接着させ
た際には、両者間あるいは接着剤中に空気が取り込ま
れ、逃げ場を失なった空気が両者間に取り込まれるた
め、両者間に接着不良箇所が生じて浮きが発生するのに
対して、本発明においては、表面材と芯材とのあいだに
挟まった空気は、芯材に設けられた細溝を介して外部に
放出されるため、浮きの発生がなくなるものと考えられ
る。
ばあいであっても、芯材の細溝が設けられた接着面で表
面材が剥離するようなことが生起しがたい理由は、定か
ではないが、おそらく、表面材を接着するための接着剤
の一部が芯材の細溝内に入り込んで固定されており、該
接着剤が、加熱によって芯材が長手方向あるいは幅方向
に伸長するのを防ぐ、いわゆるリブ効果を発揮すること
によるものと想定される。また、従来のように表面材
と、細溝が設けられていない芯材とを接着剤で接着させ
た際には、両者間あるいは接着剤中に空気が取り込ま
れ、逃げ場を失なった空気が両者間に取り込まれるた
め、両者間に接着不良箇所が生じて浮きが発生するのに
対して、本発明においては、表面材と芯材とのあいだに
挟まった空気は、芯材に設けられた細溝を介して外部に
放出されるため、浮きの発生がなくなるものと考えられ
る。
【0019】前記細溝の深さ、幅および断面形状につい
てはとくに限定がないが、表面材と芯材とを充分に接着
させ、かつ断熱パネルが高温に加熱されたときに剥離が
発生しないようにするためには、細溝の深さは1〜4m
m程度、幅は0.5〜3mm程度であることが好まし
い。また、細溝の断面形状としては、たとえば三角形、
四角形、台形などの多角形、円形、楕円形などがあげら
れるが、本発明は、かかる形状によって限定されるもの
ではない。
てはとくに限定がないが、表面材と芯材とを充分に接着
させ、かつ断熱パネルが高温に加熱されたときに剥離が
発生しないようにするためには、細溝の深さは1〜4m
m程度、幅は0.5〜3mm程度であることが好まし
い。また、細溝の断面形状としては、たとえば三角形、
四角形、台形などの多角形、円形、楕円形などがあげら
れるが、本発明は、かかる形状によって限定されるもの
ではない。
【0020】また、芯材の水平方向から見た細溝の形状
は、直線状および曲線状のいずれであってもよく、ま
た、これらを組み合わせたものであってもよい。
は、直線状および曲線状のいずれであってもよく、ま
た、これらを組み合わせたものであってもよい。
【0021】前記細溝は、1本だけ設けられているばあ
い、本発明の目的が達成されがたいので、通常複数本を
横断的に設けることが好ましく、また各細溝は、剥離な
どが生じないようにするためには、満遍なく均一に分布
されていることが好ましい。かかる観点から、前記細溝
は、複数本で、たがいに平行となるように設けられてい
ることが好ましく、とくに各細溝の間隔が等しいことが
好ましい。また、各細溝の間隔は、とくに限定がない
が、表面材と芯材とのあいだで剥離などが発生すること
を防止するためには、通常10〜50mm程度とするこ
とが好ましい。
い、本発明の目的が達成されがたいので、通常複数本を
横断的に設けることが好ましく、また各細溝は、剥離な
どが生じないようにするためには、満遍なく均一に分布
されていることが好ましい。かかる観点から、前記細溝
は、複数本で、たがいに平行となるように設けられてい
ることが好ましく、とくに各細溝の間隔が等しいことが
好ましい。また、各細溝の間隔は、とくに限定がない
が、表面材と芯材とのあいだで剥離などが発生すること
を防止するためには、通常10〜50mm程度とするこ
とが好ましい。
【0022】前記細溝は、複数本を一方向に横断的に設
けることが好ましいが、必ずしも平行となるように設け
る必要がない。すなわち、本発明においては、表面材と
芯材とのあいだに挟まった空気を逃がすことができるか
ぎり、細溝の深さ、幅および断面形状、ならびに細溝の
間隔およびその数などは任意であり、とくに限定がな
い。
けることが好ましいが、必ずしも平行となるように設け
る必要がない。すなわち、本発明においては、表面材と
芯材とのあいだに挟まった空気を逃がすことができるか
ぎり、細溝の深さ、幅および断面形状、ならびに細溝の
間隔およびその数などは任意であり、とくに限定がな
い。
【0023】前記芯材に細溝が設けられた面の代表例と
しては、たとえば図1の平面図に示されているように、
芯材1の各細溝2が横断的にたがいに平行となるように
複数本設けられた面、図2の平面図に示されているよう
に、芯材1に複数本の直線状の細溝2が交差するように
設けられた面などがあげられる。なお、図2において
は、各細溝2がたがいに交差する角度は、とくに限定が
なく、たとえば図2に示されているように、ある程度の
角度をもって交差されていてもよく、また直交されてい
てもよい。
しては、たとえば図1の平面図に示されているように、
芯材1の各細溝2が横断的にたがいに平行となるように
複数本設けられた面、図2の平面図に示されているよう
に、芯材1に複数本の直線状の細溝2が交差するように
設けられた面などがあげられる。なお、図2において
は、各細溝2がたがいに交差する角度は、とくに限定が
なく、たとえば図2に示されているように、ある程度の
角度をもって交差されていてもよく、また直交されてい
てもよい。
【0024】なお、細溝は、芯材の作製と同時に形成さ
せてもよく、また芯材を作製したのち、たとえば刃物、
プレスなどで形成させてもよい。
せてもよく、また芯材を作製したのち、たとえば刃物、
プレスなどで形成させてもよい。
【0025】芯材には、少なくともその片面に細溝が設
けられていることが必要であるが、とくに少なくともそ
の加熱される接着面に細溝が設けられていることが好ま
しい。
けられていることが必要であるが、とくに少なくともそ
の加熱される接着面に細溝が設けられていることが好ま
しい。
【0026】本発明の断熱パネルは、図3に示されるよ
うに、少なくとも片面に細溝2が設けられた芯材1の両
面に接着剤(図示せず)を介して表面材3、3を接着さ
せることにより、えられる。
うに、少なくとも片面に細溝2が設けられた芯材1の両
面に接着剤(図示せず)を介して表面材3、3を接着さ
せることにより、えられる。
【0027】前記接着剤としては、芯材と表面材とを接
着させることができるものであればよく、とくに限定が
ない。芯材と表面材との接着に好適に使用しうる接着剤
として代表的なものに、たとえばエポキシ接着剤などが
あげられる。
着させることができるものであればよく、とくに限定が
ない。芯材と表面材との接着に好適に使用しうる接着剤
として代表的なものに、たとえばエポキシ接着剤などが
あげられる。
【0028】前記接着剤の使用量は、表面材の種類、細
溝の幅、深さ、間隔などによって異なり、一概には決定
することができないが、あまりにも多いばあいおよびあ
まりにも少ないばあいのいずれのばあいにも、接着力が
低下する傾向があるので、通常100〜400g/m2
程度であることが好ましい。
溝の幅、深さ、間隔などによって異なり、一概には決定
することができないが、あまりにも多いばあいおよびあ
まりにも少ないばあいのいずれのばあいにも、接着力が
低下する傾向があるので、通常100〜400g/m2
程度であることが好ましい。
【0029】前記接着剤は、芯材に塗布してもよく、ま
た表面材に塗布してもよく、あるいは芯材と表面材の双
方に塗布してもよい。
た表面材に塗布してもよく、あるいは芯材と表面材の双
方に塗布してもよい。
【0030】前記表面材は、通常用いられているもので
あればよく、とくに限定がないが、その代表例として、
たとえばアルミニウム板、FRP板などがあげられる。
あればよく、とくに限定がないが、その代表例として、
たとえばアルミニウム板、FRP板などがあげられる。
【0031】本発明の断熱パネルは、芯材としてスチレ
ン系樹脂発泡体が用いられているので、断熱性および耐
熱性にすぐれ、また使用中に空気中の水分などが吸収さ
れることがなく、軽量化の要請に応えるものであり、芯
材と表面材とが強固に接着したものである。
ン系樹脂発泡体が用いられているので、断熱性および耐
熱性にすぐれ、また使用中に空気中の水分などが吸収さ
れることがなく、軽量化の要請に応えるものであり、芯
材と表面材とが強固に接着したものである。
【0032】したがって、本発明の断熱パネルは、たと
えば冷凍自動車などの冷凍室の断熱パネルとして好適に
使用しうるものである。
えば冷凍自動車などの冷凍室の断熱パネルとして好適に
使用しうるものである。
【0033】つぎに、本発明の断熱パネルを実施例にも
とづいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施
例のみに限定されるものではない。
とづいてさらに詳細に説明するが、本発明はかかる実施
例のみに限定されるものではない。
【0034】実施例1 芯材として、スチレン系樹脂押出発泡体板(鐘淵化学工
業(株)製、カネライトフォームAK、密度30kg/
m3 、910×910×50mm)を用い、該芯材の両
面に幅1mm、深さ3mmの断面形状が長方形である直
線状のスリット(細溝)を25mmの等間隔で設けた。
業(株)製、カネライトフォームAK、密度30kg/
m3 、910×910×50mm)を用い、該芯材の両
面に幅1mm、深さ3mmの断面形状が長方形である直
線状のスリット(細溝)を25mmの等間隔で設けた。
【0035】つぎに、該芯材の両面に、エポキシ接着剤
(カネボウNSC(株)製、KBK−ER−10)を塗
布量が250g/m2 となるように、ロールコーターを
用いて塗布し、ついでFRP板(910×910×1.
5mm)を重ね合わせ、圧着させて断熱パネルをえた。
(カネボウNSC(株)製、KBK−ER−10)を塗
布量が250g/m2 となるように、ロールコーターを
用いて塗布し、ついでFRP板(910×910×1.
5mm)を重ね合わせ、圧着させて断熱パネルをえた。
【0036】えられた断熱パネルを7日間室温中で放置
したのち、以下の方法にしたがって耐熱性を調べた。
したのち、以下の方法にしたがって耐熱性を調べた。
【0037】その結果を表1に示す。
【0038】(耐熱性)断熱パネルを80℃または90
℃の熱風乾燥機中に垂直に立てた状態で6時間放置した
のち、表面を目視にて表面材のフクレの有無を観察し、
ついで室温中で1時間放冷し、表面材を剥させて芯材表
面のヘコミ(密閉ガスの膨張による芯材の変形と想定さ
れる)を目視にて観察する。
℃の熱風乾燥機中に垂直に立てた状態で6時間放置した
のち、表面を目視にて表面材のフクレの有無を観察し、
ついで室温中で1時間放冷し、表面材を剥させて芯材表
面のヘコミ(密閉ガスの膨張による芯材の変形と想定さ
れる)を目視にて観察する。
【0039】比較例1 実施例1において、芯材にスリットを設けなかったほか
は、実施例1と同様にして断熱パネルをえた。
は、実施例1と同様にして断熱パネルをえた。
【0040】えられた断熱パネルの耐熱性を実施例1と
同様にして調べた。その結果を表1に示す。
同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0041】比較例2 実施例1において、芯材として硬質ポリウレタン発泡体
板(密度50kg/m3 、910×910×50mm)
を用い、芯材にスリットを設けなかったほかは、実施例
1と同様にして断熱パネルをえた。
板(密度50kg/m3 、910×910×50mm)
を用い、芯材にスリットを設けなかったほかは、実施例
1と同様にして断熱パネルをえた。
【0042】えられた断熱パネルの耐熱性を実施例1と
同様にして調べた。その結果を表1に示す。
同様にして調べた。その結果を表1に示す。
【0043】
【表1】
【0044】表1に示された結果から、芯材としてスチ
レン系樹脂押出発泡体が用いられ、該芯材に細溝が設け
られた断熱パネル(実施例1)は、耐熱性にすぐれるの
に対し、芯材に細溝が設けられていないばあい(比較例
1)あるいは芯材として硬質ポリウレタン発泡体板が用
いられ、芯材に細溝が設けられていないばあい(比較例
2)には、耐熱性におとることがわかる。
レン系樹脂押出発泡体が用いられ、該芯材に細溝が設け
られた断熱パネル(実施例1)は、耐熱性にすぐれるの
に対し、芯材に細溝が設けられていないばあい(比較例
1)あるいは芯材として硬質ポリウレタン発泡体板が用
いられ、芯材に細溝が設けられていないばあい(比較例
2)には、耐熱性におとることがわかる。
【0045】実施例2 芯材として、スチレン系樹脂押出発泡体板(鐘淵化学工
業(株)製、カネライトフォームAK、密度30kg/
m3 、910×910×50mm)を用い、該芯材の両
面に幅1mm、深さ3mmの断面形状が長方形である直
線状のスリット(細溝)を25mmの等間隔で設けた。
業(株)製、カネライトフォームAK、密度30kg/
m3 、910×910×50mm)を用い、該芯材の両
面に幅1mm、深さ3mmの断面形状が長方形である直
線状のスリット(細溝)を25mmの等間隔で設けた。
【0046】つぎに、このスリットが設けられた両面
に、エポキシ接着剤(カネボウNSC(株)製、KBK
−ER−10)を塗布量が250g/m2 となるよう
に、ロールコーターを用いて塗布し、ついでアルミニウ
ム板(910×910×0.9mm)を重ね合わせ、圧
着させて断熱パネルをえた。
に、エポキシ接着剤(カネボウNSC(株)製、KBK
−ER−10)を塗布量が250g/m2 となるよう
に、ロールコーターを用いて塗布し、ついでアルミニウ
ム板(910×910×0.9mm)を重ね合わせ、圧
着させて断熱パネルをえた。
【0047】えられた断熱パネルを7日間室温中で放置
したのち、実施例1と同様にして耐熱性を調べた。
したのち、実施例1と同様にして耐熱性を調べた。
【0048】その結果を表2に示す。
【0049】比較例3 実施例2において、芯材にスリットを設けなかったほか
は、実施例2と同様にして断熱パネルをえた。
は、実施例2と同様にして断熱パネルをえた。
【0050】えられた断熱パネルの耐熱性を実施例1と
同様にして調べた。その結果を表2に示す。
同様にして調べた。その結果を表2に示す。
【0051】
【表2】
【0052】表2に示された結果から、芯材としてスチ
レン系樹脂押出発泡体が用いられ、該芯材に細溝が設け
られた断熱パネル(実施例2)は、耐熱性にすぐれるの
に対し、芯材に細溝が設けられていないばあい(比較例
3)には、耐熱性におとることがわかる。
レン系樹脂押出発泡体が用いられ、該芯材に細溝が設け
られた断熱パネル(実施例2)は、耐熱性にすぐれるの
に対し、芯材に細溝が設けられていないばあい(比較例
3)には、耐熱性におとることがわかる。
【0053】実施例3 芯材として、スチレン系樹脂押出発泡体板(鐘淵化学工
業(株)製、カネライトフォームAK、密度30kg/
m3 、910×910×50mm)を用い、該芯材の両
面に幅1mm、深さ3mmの断面形状が長方形である直
線状のスリット(細溝)を25mmの等間隔で設けた。
業(株)製、カネライトフォームAK、密度30kg/
m3 、910×910×50mm)を用い、該芯材の両
面に幅1mm、深さ3mmの断面形状が長方形である直
線状のスリット(細溝)を25mmの等間隔で設けた。
【0054】つぎに、このスリットが設けられた両面
に、エポキシ接着剤(カネボウNSC(株)製、KBK
−ER−10)を塗布量が300g/m2 となるよう
に、ロールコーターを用いて塗布し、ついでFRP板
(910×910×1.5mm)を重ね合わせ、圧着さ
せて断熱パネルをえた。
に、エポキシ接着剤(カネボウNSC(株)製、KBK
−ER−10)を塗布量が300g/m2 となるよう
に、ロールコーターを用いて塗布し、ついでFRP板
(910×910×1.5mm)を重ね合わせ、圧着さ
せて断熱パネルをえた。
【0055】えられた断熱パネルの耐熱性を実施例1と
同様にして調べた。その結果を表3に示す。
同様にして調べた。その結果を表3に示す。
【0056】比較例4 実施例3において、芯材にスリットを設けなかったほか
は、実施例3と同様にして断熱パネルをえた。
は、実施例3と同様にして断熱パネルをえた。
【0057】えられた断熱パネルの耐熱性を実施例1と
同様にして調べた。その結果を表3に示す。
同様にして調べた。その結果を表3に示す。
【0058】
【表3】
【0059】表3に示された結果から、芯材としてスチ
レン系樹脂押出発泡体が用いられ、該芯材に細溝が設け
られた断熱パネル(実施例3)は、耐熱性にすぐれるの
に対し、芯材に細溝が設けられていないばあい(比較例
4)には、耐熱性におとることがわかる。
レン系樹脂押出発泡体が用いられ、該芯材に細溝が設け
られた断熱パネル(実施例3)は、耐熱性にすぐれるの
に対し、芯材に細溝が設けられていないばあい(比較例
4)には、耐熱性におとることがわかる。
【0060】実験例 冷凍自動車に用いられている断熱材として、硬質ポリウ
レタン発泡体またはスチレン系樹脂押出発泡体(鐘淵化
学工業(株)製、カネライトフォームAK)を床部に用
い、昭和59年9月から平成5年5月まで実走試験を行
ない、硬質ポリウレタン発泡体およびスチレン系樹脂押
出発泡体の吸水蓄積による密度の変化を調べた。その結
果を表4に示す。
レタン発泡体またはスチレン系樹脂押出発泡体(鐘淵化
学工業(株)製、カネライトフォームAK)を床部に用
い、昭和59年9月から平成5年5月まで実走試験を行
ない、硬質ポリウレタン発泡体およびスチレン系樹脂押
出発泡体の吸水蓄積による密度の変化を調べた。その結
果を表4に示す。
【0061】
【表4】
【0062】表4に示された結果から、スチレン系樹脂
押出発泡体を用いたばあいには、硬質ポリウレタン発泡
体を用いたばあいと対比して、吸水量が格段に少ないこ
とがわかる。
押出発泡体を用いたばあいには、硬質ポリウレタン発泡
体を用いたばあいと対比して、吸水量が格段に少ないこ
とがわかる。
【0063】したがって、従来の硬質ポリウレタン発泡
体からなる断熱パネルと対比して、本発明のスチレン系
樹脂発泡体からなる断熱パネルは、吸水量が少なく、軽
量化の要請に応えるものであり、かつ断熱性能の低下が
小さいことがわかる。
体からなる断熱パネルと対比して、本発明のスチレン系
樹脂発泡体からなる断熱パネルは、吸水量が少なく、軽
量化の要請に応えるものであり、かつ断熱性能の低下が
小さいことがわかる。
【0064】
【発明の効果】本発明の断熱パネルは、実用上満足しう
る断熱性および耐熱性を有し、実使用中にほとんど吸湿
あるいは吸水することがなく、また芯材と表面材との接
着性にすぐれたものであるから、たとえば冷凍自動車な
どの冷凍室用断熱パネルなどとして好適に使用しうるも
のである。
る断熱性および耐熱性を有し、実使用中にほとんど吸湿
あるいは吸水することがなく、また芯材と表面材との接
着性にすぐれたものであるから、たとえば冷凍自動車な
どの冷凍室用断熱パネルなどとして好適に使用しうるも
のである。
【図1】本発明に用いられる芯材の細溝が設けられた面
の一実施態様を示す平面図である。
の一実施態様を示す平面図である。
【図2】本発明に用いられる芯材の細溝が設けられた面
の他の一実施態様を示す平面図である。
の他の一実施態様を示す平面図である。
【図3】本発明の断熱パネルの作製方法の概略説明図で
ある。
ある。
1 芯材 2 細溝 3 表面材
Claims (6)
- 【請求項1】 スチレン系樹脂発泡体からなる芯材の両
面に表面材が接着剤を介して接着された断熱パネルであ
って、前記芯材の接着面の少なくとも片面に細溝が設け
られたことを特徴とする断熱パネル。 - 【請求項2】 芯材の接着面に複数の細溝が横断的に設
けられた請求項1記載の断熱パネル。 - 【請求項3】 細溝がたがいに平行となるように配列さ
れた請求項1または2記載の断熱パネル。 - 【請求項4】 芯材が押出発泡法によって成形されたス
チレン系樹脂押出発泡体である請求項1、2または3記
載の断熱パネル。 - 【請求項5】 スチレン系樹脂発泡体の密度が40kg
/m3 以下である請求項1、2、3または4記載の断熱
パネル。 - 【請求項6】 細溝の幅が0.5〜3mm、深さが1〜
4mmである請求項1、2、3、4または5記載の断熱
パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22840894A JPH0890694A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 断熱パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22840894A JPH0890694A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 断熱パネル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0890694A true JPH0890694A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16876007
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22840894A Pending JPH0890694A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 断熱パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0890694A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008132676A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Kaneka Corp | 断熱パネル |
| JP2009249979A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Achilles Corp | 外断熱用パネル |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP22840894A patent/JPH0890694A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008132676A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Kaneka Corp | 断熱パネル |
| JP2009249979A (ja) * | 2008-04-10 | 2009-10-29 | Achilles Corp | 外断熱用パネル |
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