JPH089069Y2 - 湿潤物質塊の空気搬送設備における吹き抜け防止装置 - Google Patents
湿潤物質塊の空気搬送設備における吹き抜け防止装置Info
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- JPH089069Y2 JPH089069Y2 JP1991010414U JP1041491U JPH089069Y2 JP H089069 Y2 JPH089069 Y2 JP H089069Y2 JP 1991010414 U JP1991010414 U JP 1991010414U JP 1041491 U JP1041491 U JP 1041491U JP H089069 Y2 JPH089069 Y2 JP H089069Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、下水廃水処理場等から
排出されるスクリーンかす、除砂、脱水汚泥、繊維性産
業廃棄物、土砂等の多種物質からなる湿潤状態の物質塊
を空気搬送する設備の内、各部から常圧で送入されてく
る搬送物を一時貯蔵したのち、圧力空気等によって下流
側に搬送するエゼクターポットにおける吹き抜け防止装
置に関するものである。
排出されるスクリーンかす、除砂、脱水汚泥、繊維性産
業廃棄物、土砂等の多種物質からなる湿潤状態の物質塊
を空気搬送する設備の内、各部から常圧で送入されてく
る搬送物を一時貯蔵したのち、圧力空気等によって下流
側に搬送するエゼクターポットにおける吹き抜け防止装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3および図4は、従来技術の1例を示
すもので、特公昭51−5225号公報に記載された汚
物灰運搬装置の図である。図3および図4において、エ
ゼクター51の頂部には入口弁59を担持する入口シュ
ート53が取設され、その上部にはじょうご52が取設
されており、入口弁59は入口シュート53を閉塞して
容器を気密に保持するようになっている。エゼクター5
1の円錐形部分58にはエゼクター51を支配する垂直
脚54,55,56,57が一体に結合されている。圧
力空気配管61はその下流側を空気入口62に連結さ
れ、その上流側は制御パネル63を介して圧縮空気供給
源64に連通している。上記制御パネル63はエゼクタ
ー51への圧縮空気の導入を自動あるいは手動のいずれ
かにより制御するよう設計されている。
すもので、特公昭51−5225号公報に記載された汚
物灰運搬装置の図である。図3および図4において、エ
ゼクター51の頂部には入口弁59を担持する入口シュ
ート53が取設され、その上部にはじょうご52が取設
されており、入口弁59は入口シュート53を閉塞して
容器を気密に保持するようになっている。エゼクター5
1の円錐形部分58にはエゼクター51を支配する垂直
脚54,55,56,57が一体に結合されている。圧
力空気配管61はその下流側を空気入口62に連結さ
れ、その上流側は制御パネル63を介して圧縮空気供給
源64に連通している。上記制御パネル63はエゼクタ
ー51への圧縮空気の導入を自動あるいは手動のいずれ
かにより制御するよう設計されている。
【0003】エゼクター51の円錐形部分58の底部は
清掃プラグ66を有するエルボ65と連結し、フランジ
67によって排出ゲート弁68と結合し、更に排出パイ
プ69と結合している。また排出パイプ69はホッパ状
の受取り装置71に連通されている。
清掃プラグ66を有するエルボ65と連結し、フランジ
67によって排出ゲート弁68と結合し、更に排出パイ
プ69と結合している。また排出パイプ69はホッパ状
の受取り装置71に連通されている。
【0004】水追加装置はマニホルド80に連がる配水
管72系によって示されている。すなわち、マニホルド
80に通じる水供給管83には、水制御弁84及びイン
ラインろ過器85が配設され、更にエゼクター51の内
部に開口する端部には、オリフィス81,82およびス
プレーノズル86,87が装着されている。
管72系によって示されている。すなわち、マニホルド
80に通じる水供給管83には、水制御弁84及びイン
ラインろ過器85が配設され、更にエゼクター51の内
部に開口する端部には、オリフィス81,82およびス
プレーノズル86,87が装着されている。
【0005】下水汚物を焼却して生じた灰は約48.1
〜64.1kg/m3 の範囲の体積密度を有している
が、この灰を的確に噴出させるためには、約20〜90
重量%の水で、均一にしめらせることが必須要件となっ
ている。該従来技術においては上記要件を満足させるた
めに、エゼクター51内へ灰を導入すると同時にマニホ
ルド80内のスプレーノズル86,87から散水して所
望の湿り度を得るようにしている。
〜64.1kg/m3 の範囲の体積密度を有している
が、この灰を的確に噴出させるためには、約20〜90
重量%の水で、均一にしめらせることが必須要件となっ
ている。該従来技術においては上記要件を満足させるた
めに、エゼクター51内へ灰を導入すると同時にマニホ
ルド80内のスプレーノズル86,87から散水して所
望の湿り度を得るようにしている。
【0006】しめった灰がエゼクター51の円錐形部分
58内にぎっしり詰められたのち、入口弁59を閉じて
灰の流入を停止させ、圧力空気配管61を通じてエゼク
ター51内に圧力空気を送入する、それに伴なってエゼ
クター51内に堆積していた灰は排出ゲート弁68,エ
ルボ65、更に排出パイプ69を通じて受取り装置71
内に送入される。
58内にぎっしり詰められたのち、入口弁59を閉じて
灰の流入を停止させ、圧力空気配管61を通じてエゼク
ター51内に圧力空気を送入する、それに伴なってエゼ
クター51内に堆積していた灰は排出ゲート弁68,エ
ルボ65、更に排出パイプ69を通じて受取り装置71
内に送入される。
【0007】灰を押し出す圧力空気の圧力は、エゼクタ
ー51の容積あるいはエゼクター51と受取り装置71
との相対的位置関係等に応じて約0.35〜7kg/c
m2gの範囲で制御する。
ー51の容積あるいはエゼクター51と受取り装置71
との相対的位置関係等に応じて約0.35〜7kg/c
m2gの範囲で制御する。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】このように上記従来の
技術においても、エゼクターに送入した灰に散水してし
めり度を調整し、エゼクターに充満した灰を適切な圧力
の圧力空気によって押し出して受取り装置内に輸送する
ことにより、従来必要であった多くの手作業を減少さ
せ、周辺の空気を汚染することなく、衛生的かつ的確に
燃焼灰を輸送することが可能であった。
技術においても、エゼクターに送入した灰に散水してし
めり度を調整し、エゼクターに充満した灰を適切な圧力
の圧力空気によって押し出して受取り装置内に輸送する
ことにより、従来必要であった多くの手作業を減少さ
せ、周辺の空気を汚染することなく、衛生的かつ的確に
燃焼灰を輸送することが可能であった。
【0009】しかし上記従来技術は、エゼクターに送入
される輸送対象物が本来比較的に流動性の良い乾燥した
汚物燃焼灰であるために、エゼクター内に流入後は一定
した安息角を有してエゼクター内に拡散され、充満され
るものであった。
される輸送対象物が本来比較的に流動性の良い乾燥した
汚物燃焼灰であるために、エゼクター内に流入後は一定
した安息角を有してエゼクター内に拡散され、充満され
るものであった。
【0010】それに対して輸送対象物が下水廃水処理場
等から排出されるスクリーンかす、除砂、脱水汚泥、繊
維性産業廃棄物、土砂等の湿潤物質塊である場合、その
多くは粘性が高いうえ投入時の形状が不安定であるため
に、エゼクター内における堆積安息角が大きく、且つ堆
積中心が偏って堆積層に著しい厚さの不均一を生じるこ
とがある。輸送対象物が湿潤物質塊である場合、上記従
来技術におけるエゼクターにおいては不均一層を平準化
させる機構を有していないことにより、エゼクターに送
入された排出・搬送用圧力空気は堆積厚さの薄い部分を
吹き抜けてエゼクター下部から流出し、エゼクター内に
堆積した輸送対象物の送り残しあるいは停滞を招くとい
う不具合を有するものであった。
等から排出されるスクリーンかす、除砂、脱水汚泥、繊
維性産業廃棄物、土砂等の湿潤物質塊である場合、その
多くは粘性が高いうえ投入時の形状が不安定であるため
に、エゼクター内における堆積安息角が大きく、且つ堆
積中心が偏って堆積層に著しい厚さの不均一を生じるこ
とがある。輸送対象物が湿潤物質塊である場合、上記従
来技術におけるエゼクターにおいては不均一層を平準化
させる機構を有していないことにより、エゼクターに送
入された排出・搬送用圧力空気は堆積厚さの薄い部分を
吹き抜けてエゼクター下部から流出し、エゼクター内に
堆積した輸送対象物の送り残しあるいは停滞を招くとい
う不具合を有するものであった。
【0011】また、他の従来技術において、例えばエゼ
クターポットに振動を加えて、偏積している輸送対象物
を平準化する方法があるが、湿潤物質塊からなる堆積物
は多少の振動では容易に崩壊することがない。そのほか
エゼクターポット内に直接レーキを取り付けて、堆積物
を直接平坦化させる方法もあるが、高圧空気等によって
搬送を行うエゼクターポットは、それ自体が圧力容器に
属するため、可動物の貫通部を有することは、技術的な
困難を伴い好ましくない、等の不具合を有するものであ
った。
クターポットに振動を加えて、偏積している輸送対象物
を平準化する方法があるが、湿潤物質塊からなる堆積物
は多少の振動では容易に崩壊することがない。そのほか
エゼクターポット内に直接レーキを取り付けて、堆積物
を直接平坦化させる方法もあるが、高圧空気等によって
搬送を行うエゼクターポットは、それ自体が圧力容器に
属するため、可動物の貫通部を有することは、技術的な
困難を伴い好ましくない、等の不具合を有するものであ
った。
【0012】本考案は上記の不具合を解消し、簡潔な構
成によってエゼクター内に送入された湿潤物質塊を平準
化し、輸送用空気の吹き抜けを防止する装置を提供する
ことを目的としている。
成によってエゼクター内に送入された湿潤物質塊を平準
化し、輸送用空気の吹き抜けを防止する装置を提供する
ことを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、前記特許
請求の範囲に記載された湿潤物質塊の空気搬送設備にお
ける吹き抜け防止装置によって達成される。すなわち、
エゼクターポットを有し湿潤状態の多種物質塊からなる
搬送物を空気搬送する設備において、エゼクターポット
内搬送物のレベルを検知する手段と、エゼクターポット
側部の1箇所または複数箇所に配設した、エゼクターポ
ット内の搬送物のレベルを平準化するための高圧ガス噴
出ノズルと、上記搬送物のレベルを平準化するための高
圧ガスを供給する手段と、上記エゼクターポット内搬送
物のレベルを検知する手段によって検知された搬送物の
レベルに基づいて、上記搬送物のレベルを平準化するた
めにエゼクターポット内に供給する高圧ガスの動作を制
御する手段と、エゼクターポットの搬送物送入部に配設
され、搬送物の流路を遮断する入口止弁と、エゼクター
ポットの上部に配設され、エゼクターポット内の搬送物
を加圧して排出・搬送する搬送用空気ノズルと、上記搬
送用空気を供給する手段とを有する湿潤物質塊の空気搬
送設備における吹き抜け防止装置である。以下本考案の
作用等について実施例に基づいて説明する。
請求の範囲に記載された湿潤物質塊の空気搬送設備にお
ける吹き抜け防止装置によって達成される。すなわち、
エゼクターポットを有し湿潤状態の多種物質塊からなる
搬送物を空気搬送する設備において、エゼクターポット
内搬送物のレベルを検知する手段と、エゼクターポット
側部の1箇所または複数箇所に配設した、エゼクターポ
ット内の搬送物のレベルを平準化するための高圧ガス噴
出ノズルと、上記搬送物のレベルを平準化するための高
圧ガスを供給する手段と、上記エゼクターポット内搬送
物のレベルを検知する手段によって検知された搬送物の
レベルに基づいて、上記搬送物のレベルを平準化するた
めにエゼクターポット内に供給する高圧ガスの動作を制
御する手段と、エゼクターポットの搬送物送入部に配設
され、搬送物の流路を遮断する入口止弁と、エゼクター
ポットの上部に配設され、エゼクターポット内の搬送物
を加圧して排出・搬送する搬送用空気ノズルと、上記搬
送用空気を供給する手段とを有する湿潤物質塊の空気搬
送設備における吹き抜け防止装置である。以下本考案の
作用等について実施例に基づいて説明する。
【0014】
【実施例】図1〜2は本考案に基づく空気吹き抜け防止
装置を適用した湿潤物質塊の空気搬送設備の一例を示す
図で、図1は全体系統を示す図、図2は図1におけるエ
ゼクターポット部の部分拡大図である。
装置を適用した湿潤物質塊の空気搬送設備の一例を示す
図で、図1は全体系統を示す図、図2は図1におけるエ
ゼクターポット部の部分拡大図である。
【0015】図1〜2において、1はエゼクターポッ
ト、2はレベル検知器、3はエゼクターポット内湿潤物
質塊の平準化のための高圧ガス噴出ノズル、4は上記3
を通じてエゼクターポット内に高圧ガスを噴出させるた
めの高圧ブロー装置、5はエゼクターポット内から湿潤
物質塊等の搬送物を外部に搬送するための搬送用空気ノ
ズル、6は高圧ブロー装置に平準化用高圧ガスを供給す
る制御用空気タンク、7は上記4および5に高圧の空気
を供給する圧縮空気源、8は搬送用空気タンク、9は入
口止弁、10はエルボ、11は排出管、12は受槽、1
3は投入機、14は除塵装置、15は消音機、16は基
準レベル、17は湿潤物質塊である。
ト、2はレベル検知器、3はエゼクターポット内湿潤物
質塊の平準化のための高圧ガス噴出ノズル、4は上記3
を通じてエゼクターポット内に高圧ガスを噴出させるた
めの高圧ブロー装置、5はエゼクターポット内から湿潤
物質塊等の搬送物を外部に搬送するための搬送用空気ノ
ズル、6は高圧ブロー装置に平準化用高圧ガスを供給す
る制御用空気タンク、7は上記4および5に高圧の空気
を供給する圧縮空気源、8は搬送用空気タンク、9は入
口止弁、10はエルボ、11は排出管、12は受槽、1
3は投入機、14は除塵装置、15は消音機、16は基
準レベル、17は湿潤物質塊である。
【0016】エゼクターポット1内の湿潤物質塊17等
の搬送物のレベルを平準化させるためのガス源として、
エゼクターポット1内の搬送物を加圧して排出・搬送す
る空気の供給源と同じものを使用することもあるが、本
願明細書においては、平準化用と搬送用の区分をより明
確にするために、平準化用は高圧ガス、搬送用は搬送用
空気と呼称することにする。
の搬送物のレベルを平準化させるためのガス源として、
エゼクターポット1内の搬送物を加圧して排出・搬送す
る空気の供給源と同じものを使用することもあるが、本
願明細書においては、平準化用と搬送用の区分をより明
確にするために、平準化用は高圧ガス、搬送用は搬送用
空気と呼称することにする。
【0017】まず本願考案に基づく空気吹き抜け防止装
置を適用した湿潤物質塊の空気搬送設備の全体系統の概
要について、図1に基づいて説明する。下水廃水処理場
等から排出されたスクリーンかす、脱水汚泥あるいは繊
維性産業廃棄物等は、前処理装置で除鉄、脱水あるいは
破砕され、湿潤物質塊の状態で大気圧のもとで入口弁9
を通じてエゼクターポット1内に送入される。エゼクタ
ーポット1内に送入された湿潤物質塊17はそれが偏積
している場合には高圧ガス噴出ノズル3から噴出される
高圧のガスによって吹き崩され平準化されながら堆積し
ていく。
置を適用した湿潤物質塊の空気搬送設備の全体系統の概
要について、図1に基づいて説明する。下水廃水処理場
等から排出されたスクリーンかす、脱水汚泥あるいは繊
維性産業廃棄物等は、前処理装置で除鉄、脱水あるいは
破砕され、湿潤物質塊の状態で大気圧のもとで入口弁9
を通じてエゼクターポット1内に送入される。エゼクタ
ーポット1内に送入された湿潤物質塊17はそれが偏積
している場合には高圧ガス噴出ノズル3から噴出される
高圧のガスによって吹き崩され平準化されながら堆積し
ていく。
【0018】レベル検知器2によってエゼクターポット
1内の平準化された湿潤物質塊17が所定のレベルに達
したことが確認されたのちエゼクターポット1上部に配
設された入口止弁9を閉じる。搬送用空気ノズル5から
搬送用空気を送入することにより、エゼクターポット1
内の湿潤物質塊17は下部のエルボ10を通じて排出管
11内に押し出され、排出管11内に湿潤物質塊17に
よるプラグを形成した状態で進行して下流側に配設され
た受槽12内に送入される。
1内の平準化された湿潤物質塊17が所定のレベルに達
したことが確認されたのちエゼクターポット1上部に配
設された入口止弁9を閉じる。搬送用空気ノズル5から
搬送用空気を送入することにより、エゼクターポット1
内の湿潤物質塊17は下部のエルボ10を通じて排出管
11内に押し出され、排出管11内に湿潤物質塊17に
よるプラグを形成した状態で進行して下流側に配設され
た受槽12内に送入される。
【0019】受槽12内に流入した湿潤物質塊17は搬
送用空気と分離し、受槽12の下部からしさ投入機13
を通じて除塵装置14で分離されたダストとともに焼却
炉等の設備に送られ、他方、受槽12内において湿潤物
質塊17と分離した搬送用空気は受槽12の上部から排
出されて除塵装置14、消音器15等を経て大気中に放
出される。
送用空気と分離し、受槽12の下部からしさ投入機13
を通じて除塵装置14で分離されたダストとともに焼却
炉等の設備に送られ、他方、受槽12内において湿潤物
質塊17と分離した搬送用空気は受槽12の上部から排
出されて除塵装置14、消音器15等を経て大気中に放
出される。
【0020】本考案は上記プロセスの内、エゼクターポ
ット1内に送入された湿潤物質塊17が高圧の搬送用空
気によってエゼクターポット1の下部から押し出される
際に、エゼクターポット1内に堆積した湿潤物質塊17
の表面のレベルが不均一である場合に、搬送用空気が湿
潤物質塊17を押し出さずに堆積した湿潤物質塊17の
厚みが薄い部分を選択的に流れ、搬送用空気のみがエル
ボ10を通じて流出する、いわゆる吹き抜けが生ずるの
を防止する装置に係るものである。以下にその構造およ
び作用等について詳述する。
ット1内に送入された湿潤物質塊17が高圧の搬送用空
気によってエゼクターポット1の下部から押し出される
際に、エゼクターポット1内に堆積した湿潤物質塊17
の表面のレベルが不均一である場合に、搬送用空気が湿
潤物質塊17を押し出さずに堆積した湿潤物質塊17の
厚みが薄い部分を選択的に流れ、搬送用空気のみがエル
ボ10を通じて流出する、いわゆる吹き抜けが生ずるの
を防止する装置に係るものである。以下にその構造およ
び作用等について詳述する。
【0021】エゼクターポット1の上部に配設された入
口止弁9を通じて大気圧の状態でエゼクターポット1内
に送入された湿潤物質塊17は、まず下部のエルボ10
部に堆積し、次第に上部の円錐部、更に円筒部へと順次
堆積して行く。投入された物質が乾燥した粒状物等の場
合には上面に一定の安息角を形成しながら均一に堆積層
の厚さを増して行く。しかし投入された物質が前記のよ
うに多様な湿潤物質である場合には投入部の直下部にの
み集中的に堆積することにより、それ以外の箇所には空
間が残り、全体としてみた場合に深い穴状あるいは溝状
等の空間が形成された状態になる。
口止弁9を通じて大気圧の状態でエゼクターポット1内
に送入された湿潤物質塊17は、まず下部のエルボ10
部に堆積し、次第に上部の円錐部、更に円筒部へと順次
堆積して行く。投入された物質が乾燥した粒状物等の場
合には上面に一定の安息角を形成しながら均一に堆積層
の厚さを増して行く。しかし投入された物質が前記のよ
うに多様な湿潤物質である場合には投入部の直下部にの
み集中的に堆積することにより、それ以外の箇所には空
間が残り、全体としてみた場合に深い穴状あるいは溝状
等の空間が形成された状態になる。
【0022】そのような状態で上部から搬送用の高圧空
気が送入された場合、上記深い空間部を通じて搬送用空
気がエルボ10および排出管11側に短絡的に流れ、エ
ゼクターポット1内の堆積物が排出されないと言う、い
わゆる吹き抜けの現象が発生し、この状態は何らかの要
因によって堆積物の層が崩れて上記空間部が消滅するま
で持続される。
気が送入された場合、上記深い空間部を通じて搬送用空
気がエルボ10および排出管11側に短絡的に流れ、エ
ゼクターポット1内の堆積物が排出されないと言う、い
わゆる吹き抜けの現象が発生し、この状態は何らかの要
因によって堆積物の層が崩れて上記空間部が消滅するま
で持続される。
【0023】図2におけるエゼクターポット1内の基準
レベル16は、エゼクターポット1内の湿潤物質塊17
を前記の吹き抜け状態を生じることなく搬送用空気によ
って押し出すために最低限必要な湿潤物質塊17のレベ
ルを示している。
レベル16は、エゼクターポット1内の湿潤物質塊17
を前記の吹き抜け状態を生じることなく搬送用空気によ
って押し出すために最低限必要な湿潤物質塊17のレベ
ルを示している。
【0024】エゼクターポット1内に湿潤物質塊17の
送入を開始するとともに一定時間経過毎にレベル検知器
2によって内部堆積物のレベルを検知する。
送入を開始するとともに一定時間経過毎にレベル検知器
2によって内部堆積物のレベルを検知する。
【0025】やがて検知された堆積物のレベルが、基準
レベル16を越える値が得られた時、基準レベル16と
等しいレベルのエゼクターポット1の外壁に配設された
最少1個、最大4個の平準化用の高圧ガス噴出ノズル3
から高圧ガスをエゼクターポット1内部に噴出させ、偏
積している堆積物を吹き飛ばして穴状あるいは溝状の空
間部に落下させて堆積物の平準化を行う。高圧ガス噴出
ノズル3が2個以上からなる場合にはタイマーによって
順次1個宛噴出させて平準化を行う。
レベル16を越える値が得られた時、基準レベル16と
等しいレベルのエゼクターポット1の外壁に配設された
最少1個、最大4個の平準化用の高圧ガス噴出ノズル3
から高圧ガスをエゼクターポット1内部に噴出させ、偏
積している堆積物を吹き飛ばして穴状あるいは溝状の空
間部に落下させて堆積物の平準化を行う。高圧ガス噴出
ノズル3が2個以上からなる場合にはタイマーによって
順次1個宛噴出させて平準化を行う。
【0026】噴出させる高圧ガスとして、該実施例にお
いては図1に示すように制御用空気を使用しているが、
その場合吹き出し、吹き止まり時において堆積物平準化
に有効に作用しない空気が無意味に消費されることを防
ぐために、堆積物を平準化させるのに必要な速度と量の
空気を貯蔵し得るタンクと、動作時間の短い電磁弁等を
有して構成された高圧ブロー装置4を備えることが有効
である。
いては図1に示すように制御用空気を使用しているが、
その場合吹き出し、吹き止まり時において堆積物平準化
に有効に作用しない空気が無意味に消費されることを防
ぐために、堆積物を平準化させるのに必要な速度と量の
空気を貯蔵し得るタンクと、動作時間の短い電磁弁等を
有して構成された高圧ブロー装置4を備えることが有効
である。
【0027】レベル検知器2によって堆積物のレベルが
基準レベル16を越えたことが検知されたのち、堆積物
平準化用高圧ガス噴出ノズル3から高圧ガスを1回から
3回噴射し、更に湿潤物質塊17の供給を一定時間継続
したのち、再び平準化用高圧ガスの噴射を行う。そして
再び堆積物のレベルの検知を行い堆積物のレベルが基準
レベル16よりも高い位置にあることが確認されたの
ち、入口止弁9を閉止して湿潤物質塊17の送入を停止
するとともに平準化のための高圧ガスの噴出も停止す
る。(一定時間湿潤物質塊17の供給を行ったあと平準
化用高圧ガスの噴射を行い、そのあと行ったレベル検知
器2による堆積物のレベルが基準レベル16を越えない
場合には、それが越えるまで一定時間毎の湿潤物質塊1
7の供給と平準化用高圧ガスの噴出およびレベル検知器
2によるレベルの検知を繰り返す。)
基準レベル16を越えたことが検知されたのち、堆積物
平準化用高圧ガス噴出ノズル3から高圧ガスを1回から
3回噴射し、更に湿潤物質塊17の供給を一定時間継続
したのち、再び平準化用高圧ガスの噴射を行う。そして
再び堆積物のレベルの検知を行い堆積物のレベルが基準
レベル16よりも高い位置にあることが確認されたの
ち、入口止弁9を閉止して湿潤物質塊17の送入を停止
するとともに平準化のための高圧ガスの噴出も停止す
る。(一定時間湿潤物質塊17の供給を行ったあと平準
化用高圧ガスの噴射を行い、そのあと行ったレベル検知
器2による堆積物のレベルが基準レベル16を越えない
場合には、それが越えるまで一定時間毎の湿潤物質塊1
7の供給と平準化用高圧ガスの噴出およびレベル検知器
2によるレベルの検知を繰り返す。)
【0028】しかるのち、圧縮空気源7から送出され、
搬送用空気タンク8内に貯蔵された搬送用空気を、エゼ
クターポット1の上部に配設した搬送用空気ノズル5を
通じてエゼクターポット1内上部空間に送入する。それ
に従ってエゼクターポット1内の湿潤物質塊17は下部
のエルボ10部を通じて排出管11内に押し出され、下
流側に配設された受槽12内に送り込まれる。
搬送用空気タンク8内に貯蔵された搬送用空気を、エゼ
クターポット1の上部に配設した搬送用空気ノズル5を
通じてエゼクターポット1内上部空間に送入する。それ
に従ってエゼクターポット1内の湿潤物質塊17は下部
のエルボ10部を通じて排出管11内に押し出され、下
流側に配設された受槽12内に送り込まれる。
【0029】
【考案の効果】このように本考案によれば、上記実施例
から明らかなように下記に示す効果を奏する。
から明らかなように下記に示す効果を奏する。
【0030】圧力容器であるエゼクターポットを、平
準化用レーキ駆動軸等の可動物が貫通することがないこ
とから、容器の健全性が保たれる。
準化用レーキ駆動軸等の可動物が貫通することがないこ
とから、容器の健全性が保たれる。
【0031】レベル検知器と高圧ブロー装置のほか
は、空気源装置等すべて従来の機器を流用したものであ
り、機器の動作も検知したレベルに基づいて高圧ガス系
をON−OFFさせるのみの、極めて簡潔な構成になる
ことから、設備費および可動費ともに低廉である。
は、空気源装置等すべて従来の機器を流用したものであ
り、機器の動作も検知したレベルに基づいて高圧ガス系
をON−OFFさせるのみの、極めて簡潔な構成になる
ことから、設備費および可動費ともに低廉である。
【0032】高圧空気による湿潤物質塊の平準化は本
願考案者が実機によって確認試験を実施してその有効性
を明らかにしているものであり、従来の機械式装置に比
べて極めて短時間で、しかも的確な効果が得られるもの
である。
願考案者が実機によって確認試験を実施してその有効性
を明らかにしているものであり、従来の機械式装置に比
べて極めて短時間で、しかも的確な効果が得られるもの
である。
【0033】制御動作が簡潔であり、かつ的確な作用
を有することから、無人運転に際しての信頼性が高い。
を有することから、無人運転に際しての信頼性が高い。
【0034】堆積物に噴射する高圧気体は、前記実施
例において記載した圧縮空気以外の、例えば窒素ガス等
の不活性ガス等を使用しても同様の効果を得ることが可
能である。
例において記載した圧縮空気以外の、例えば窒素ガス等
の不活性ガス等を使用しても同様の効果を得ることが可
能である。
【0035】レベル検知および平準化ともに間接的手
段によって実施することにより、堆積物の形状あるいは
性状に関わりなく適用することが可能である。
段によって実施することにより、堆積物の形状あるいは
性状に関わりなく適用することが可能である。
【図1】本考案に基づく、空気吹き抜け防止装置を適用
した湿潤物質塊の空気搬送設備の全体系統図である。
した湿潤物質塊の空気搬送設備の全体系統図である。
【図2】図1におけるエゼクターポット部の部分拡大図
である。
である。
【図3】従来技術の例である。
【図4】従来技術の例である。
1 エゼクターポット 2 レベル検知器 3 平準化用の高圧ガス噴出ノズル 4 高圧ブロー装置 5 搬送用空気ノズル 6 制御用空気タンク 7 圧縮空気源 8 搬送用空気タンク 9 入口止弁 10 エルボ 11 排出管 12 受槽 13 投入機 14 除塵機 15 消音機 16 基準レベル 17 湿潤物質塊 51 エゼクター 52 じょうご 53 入口シュート 54,55,56,57 垂直脚 58 円錐形部分 59 入口弁 61 圧力空気配管 62 空気入口 63 制御パネル 64 圧縮空気供給源 65 エルボ 66 清掃プラグ 67 フランジ 68 排出ゲート弁 69 排出パイプ 71 受取り装置 72 排水管 80 マニホルド 81,82 オリフィス 83 水供給管 84 水制御弁 85 インラインろ過器 86,87 スプレーノズル
Claims (1)
- 【請求項1】 エゼクターポットを有し湿潤状態の多種
物質塊からなる搬送物を空気搬送する設備において、 エゼクターポット内搬送物のレベルを検知する手段と、 エゼクターポット側部の1箇所または複数箇所に配設し
た、エゼクターポット内の搬送物のレベルを平準化する
ための高圧ガス噴出ノズルと、上記搬送物のレベルを平準化するための 高圧ガスを供給
する手段と、上記エゼクターポット内搬送物のレベルを検知する手段
によって検知された 搬送物のレベルに基づいて、上記搬
送物のレベルを平準化するためにエゼクターポット内に
供給する高圧ガスの動作を制御する手段と、エゼクターポットの搬送物送入部に配設され、搬送物の
流路を遮断する入口 止弁と、 エゼクターポットの上部に配設され、エゼクターポット
内の搬送物を加圧して排出・搬送する搬送用空気ノズル
と、 上記搬送用空気を供給する手段 とを有することを特徴と
する湿潤物質塊の空気搬送設備における吹き抜け防止装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991010414U JPH089069Y2 (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 湿潤物質塊の空気搬送設備における吹き抜け防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991010414U JPH089069Y2 (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 湿潤物質塊の空気搬送設備における吹き抜け防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04100124U JPH04100124U (ja) | 1992-08-28 |
| JPH089069Y2 true JPH089069Y2 (ja) | 1996-03-13 |
Family
ID=31743435
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991010414U Expired - Lifetime JPH089069Y2 (ja) | 1991-02-05 | 1991-02-05 | 湿潤物質塊の空気搬送設備における吹き抜け防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH089069Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB9913909D0 (en) * | 1999-06-16 | 1999-08-18 | Clyde Pneumatic Conveying Limi | Pneumatic conveying |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH064457B2 (ja) * | 1983-11-02 | 1994-01-19 | 石川島播磨重工業株式会社 | 粉粒体排出方法 |
-
1991
- 1991-02-05 JP JP1991010414U patent/JPH089069Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04100124U (ja) | 1992-08-28 |
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