JPH0891101A - 可倒式リヤシートバックのロック機構 - Google Patents
可倒式リヤシートバックのロック機構Info
- Publication number
- JPH0891101A JPH0891101A JP22712994A JP22712994A JPH0891101A JP H0891101 A JPH0891101 A JP H0891101A JP 22712994 A JP22712994 A JP 22712994A JP 22712994 A JP22712994 A JP 22712994A JP H0891101 A JPH0891101 A JP H0891101A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- rear seat
- seat back
- retractable rear
- trunk room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 title claims abstract description 54
- 230000003578 releasing effect Effects 0.000 claims abstract description 116
- 230000007306 turnover Effects 0.000 claims abstract description 22
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 abstract description 10
- 230000009471 action Effects 0.000 abstract description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 230000008569 process Effects 0.000 description 4
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車室側およびトランクルーム側の双方からロ
ック解除できるとともに、車室側からのロック解除を容
易に不能にできる簡単且つ安価な可倒式リヤシートバッ
クのロック機構を提供する。 【構成】 車室14側から押込み操作される第1操作部
40およびトランクルーム16側から操作される第2操
作部42を備えたロック解除手段36を、第1操作部4
0が押込み操作可能で且つ第2操作部42を引張り操作
可能な第1位置(図示)と、第1操作部40が可倒式リ
ヤシートバック12内に没入して操作不能で且つ第2操
作部42が押込み操作可能な第2位置との間の移動可能
に配設し、ターンオーバ装置50により中間位置を境と
して第1位置および第2位置へ択一的に移動させるとと
もに、第1位置から中間位置へ移動させられる過程で爪
部材38によりラッチ部材26を回動させてロック状態
を解除する。
ック解除できるとともに、車室側からのロック解除を容
易に不能にできる簡単且つ安価な可倒式リヤシートバッ
クのロック機構を提供する。 【構成】 車室14側から押込み操作される第1操作部
40およびトランクルーム16側から操作される第2操
作部42を備えたロック解除手段36を、第1操作部4
0が押込み操作可能で且つ第2操作部42を引張り操作
可能な第1位置(図示)と、第1操作部40が可倒式リ
ヤシートバック12内に没入して操作不能で且つ第2操
作部42が押込み操作可能な第2位置との間の移動可能
に配設し、ターンオーバ装置50により中間位置を境と
して第1位置および第2位置へ択一的に移動させるとと
もに、第1位置から中間位置へ移動させられる過程で爪
部材38によりラッチ部材26を回動させてロック状態
を解除する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は可倒式リヤシートバック
のロック機構に係り、特に、車室側およびトランクルー
ム側の双方からロック解除できるとともに、車室側から
のロック解除を不能とできる簡単且つ安価なロック機構
に関するものである。
のロック機構に係り、特に、車室側およびトランクルー
ム側の双方からロック解除できるとともに、車室側から
のロック解除を不能とできる簡単且つ安価なロック機構
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】後部座席の後方にトランクルームを有す
る乗用自動車には、起立状態において車室とトランクル
ームとを分離するとともに車室側へ倒伏させられること
により車室とトランクルームとを連通させる可倒式リヤ
シートバックが配設されることにより、トランクルーム
と車室側とをひと続きのスペースとして利用できるよう
にしたものがある。すなわち、リヤシートバックをその
下端部において車幅方向と略平行な回動軸心まわりの回
動可能に配設し、必要に応じて車室側へ倒伏させ得るよ
うにするのである。かかる可倒式リヤシートバックに
は、それを車体に係止して起立状態にロックしたり、ロ
ック解除手段の操作によりその車体への係止を解除して
可倒式リヤシートバックが倒伏することを許容したりす
るロック機構が設けられているのが一般的である。
る乗用自動車には、起立状態において車室とトランクル
ームとを分離するとともに車室側へ倒伏させられること
により車室とトランクルームとを連通させる可倒式リヤ
シートバックが配設されることにより、トランクルーム
と車室側とをひと続きのスペースとして利用できるよう
にしたものがある。すなわち、リヤシートバックをその
下端部において車幅方向と略平行な回動軸心まわりの回
動可能に配設し、必要に応じて車室側へ倒伏させ得るよ
うにするのである。かかる可倒式リヤシートバックに
は、それを車体に係止して起立状態にロックしたり、ロ
ック解除手段の操作によりその車体への係止を解除して
可倒式リヤシートバックが倒伏することを許容したりす
るロック機構が設けられているのが一般的である。
【0003】図12に示すロック機構はその一例であ
り、可倒式リヤシートバック150に固設されるブラケ
ット152と、そのブラケット152に、車幅方向と略
平行な第1軸心Aまわりの回動可能に設けられ、可倒式
リヤシートバック150が起立させられることにより、
車体に固設されたストライカ154と係合させられると
ともにアンロック位置からロック位置へ回動させられ、
そのロック位置に位置決めされることにより可倒式リヤ
シートバック150を起立状態にロックするフック部材
156と、上記第1軸心Aと略平行な第2軸心Bまわり
の回動可能にブラケット152に配設され、前記ロック
位置へ回動させられたフック部材156と係合させられ
ることにより、フック部材156を機械的にロック位置
に位置決めする一方、非係合位置へ回動させられること
によりフック部材156がアンロック位置へ回動するこ
とを許容するラッチ部材158と、そのラッチ部材15
8に連結され、手動操作されることによりラッチ部材1
58を第2軸心Bまわりに非係合位置へ回動させるロッ
ク解除部材160とを備えて構成されている。上記フッ
ク部材156には係合溝156aが設けられており、車
体に固設されたストライカ154がその係合溝156a
内に入り込んでフック部材156がロック位置へ回動さ
せられると、そのフック部材156とストライカ154
とが離間不能に係合させられて可倒式リヤシートバック
150が起立状態にロックされる。また、ラッチ部材1
58にはポール158aが設けられ、そのポール158
aがフック部材156の噛合溝156bと噛み合わされ
ることにより、フック部材156が第1軸心Aの左まわ
りに回動することを阻止してロック位置に位置決めする
ようになっている。フック部材156とラッチ部材15
8との間には引張コイルスプリング162が張設され、
ポール158aと噛合溝156bとの噛合状態を維持す
るように付勢しているとともに、ロック解除部材160
の引き上げ操作によってラッチ部材158がフック部材
156から離間させられると、そのフック部材156を
第1軸心Aの左まわり、すなわちアンロック位置側へ回
動させるように付勢する。
り、可倒式リヤシートバック150に固設されるブラケ
ット152と、そのブラケット152に、車幅方向と略
平行な第1軸心Aまわりの回動可能に設けられ、可倒式
リヤシートバック150が起立させられることにより、
車体に固設されたストライカ154と係合させられると
ともにアンロック位置からロック位置へ回動させられ、
そのロック位置に位置決めされることにより可倒式リヤ
シートバック150を起立状態にロックするフック部材
156と、上記第1軸心Aと略平行な第2軸心Bまわり
の回動可能にブラケット152に配設され、前記ロック
位置へ回動させられたフック部材156と係合させられ
ることにより、フック部材156を機械的にロック位置
に位置決めする一方、非係合位置へ回動させられること
によりフック部材156がアンロック位置へ回動するこ
とを許容するラッチ部材158と、そのラッチ部材15
8に連結され、手動操作されることによりラッチ部材1
58を第2軸心Bまわりに非係合位置へ回動させるロッ
ク解除部材160とを備えて構成されている。上記フッ
ク部材156には係合溝156aが設けられており、車
体に固設されたストライカ154がその係合溝156a
内に入り込んでフック部材156がロック位置へ回動さ
せられると、そのフック部材156とストライカ154
とが離間不能に係合させられて可倒式リヤシートバック
150が起立状態にロックされる。また、ラッチ部材1
58にはポール158aが設けられ、そのポール158
aがフック部材156の噛合溝156bと噛み合わされ
ることにより、フック部材156が第1軸心Aの左まわ
りに回動することを阻止してロック位置に位置決めする
ようになっている。フック部材156とラッチ部材15
8との間には引張コイルスプリング162が張設され、
ポール158aと噛合溝156bとの噛合状態を維持す
るように付勢しているとともに、ロック解除部材160
の引き上げ操作によってラッチ部材158がフック部材
156から離間させられると、そのフック部材156を
第1軸心Aの左まわり、すなわちアンロック位置側へ回
動させるように付勢する。
【0004】図12はフック部材156がロック位置に
位置決めされて可倒式リヤシートバック150が起立状
態にロックされている状態である。この状態から紐状の
ロック解除部材160が図の上方へ引張り操作されてラ
ッチ部材158が第2軸心Bの左まわりに回動させられ
ると、ラッチ部材158とフック部材156との係合が
外れ、フック部材156が第1軸心Aの左まわり方向、
すなわちアンロック位置側へ回動することが許容され
る。このようにフック部材156が左まわり方向へ回動
することを許容する非係合位置の領域までラッチ部材1
58が第2軸心Bの左まわりに回動させられた状態で、
可倒式リヤシートバック150を車室側、すなわち図の
右方向へ引っ張れば、フック部材156は第1軸心Aの
左まわりに回動しながらストライカ154から離間させ
られ、可倒式リヤシートバック150を倒伏させること
ができる。この倒伏状態において、フック部材156は
図12の状態よりも第1軸心Aの左まわりに回動したア
ンロック位置に位置させられるとともに、引張コイルス
プリング162の付勢力に基づいてそのアンロック位置
に保持される。なお、ロック解除のためにはラッチ部材
158を左まわりに回動させればよいので、一点鎖線で
示すようにラッチ部材158の一端部にロッド状のロッ
ク解除部材164を取り付け、それを押し下げ操作する
ようにしても良い。
位置決めされて可倒式リヤシートバック150が起立状
態にロックされている状態である。この状態から紐状の
ロック解除部材160が図の上方へ引張り操作されてラ
ッチ部材158が第2軸心Bの左まわりに回動させられ
ると、ラッチ部材158とフック部材156との係合が
外れ、フック部材156が第1軸心Aの左まわり方向、
すなわちアンロック位置側へ回動することが許容され
る。このようにフック部材156が左まわり方向へ回動
することを許容する非係合位置の領域までラッチ部材1
58が第2軸心Bの左まわりに回動させられた状態で、
可倒式リヤシートバック150を車室側、すなわち図の
右方向へ引っ張れば、フック部材156は第1軸心Aの
左まわりに回動しながらストライカ154から離間させ
られ、可倒式リヤシートバック150を倒伏させること
ができる。この倒伏状態において、フック部材156は
図12の状態よりも第1軸心Aの左まわりに回動したア
ンロック位置に位置させられるとともに、引張コイルス
プリング162の付勢力に基づいてそのアンロック位置
に保持される。なお、ロック解除のためにはラッチ部材
158を左まわりに回動させればよいので、一点鎖線で
示すようにラッチ部材158の一端部にロッド状のロッ
ク解除部材164を取り付け、それを押し下げ操作する
ようにしても良い。
【0005】一方、実公昭63−26975号公報に記
載の装置は、ロック解除手段によるロック解除を不能と
するキャンセル機構が設けられ、必要に応じて可倒式リ
ヤシートバックの倒伏を不能とすることにより、トラン
クルーム内の荷物を車室側から取り出すことができない
ようにして、盗難防止等を図っている。
載の装置は、ロック解除手段によるロック解除を不能と
するキャンセル機構が設けられ、必要に応じて可倒式リ
ヤシートバックの倒伏を不能とすることにより、トラン
クルーム内の荷物を車室側から取り出すことができない
ようにして、盗難防止等を図っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来のロック機構は車室側からしかロック解除操作でき
ないため、例えばトランクルームに荷物を積み込む際に
シートバックを倒す必要が生じた場合でも、一々車室側
へ廻ってロック解除操作する必要があり、必ずしも操作
性が良くなかった。また、ロック解除手段によるロック
解除を不能とするキャンセル機構を備えた装置は、構造
が複雑で部品点数や組付工数が多くなり、コスト高にな
る。
従来のロック機構は車室側からしかロック解除操作でき
ないため、例えばトランクルームに荷物を積み込む際に
シートバックを倒す必要が生じた場合でも、一々車室側
へ廻ってロック解除操作する必要があり、必ずしも操作
性が良くなかった。また、ロック解除手段によるロック
解除を不能とするキャンセル機構を備えた装置は、構造
が複雑で部品点数や組付工数が多くなり、コスト高にな
る。
【0007】本発明は以上の事情を背景として為された
もので、その目的とするところは、車室側およびトラン
クルーム側の双方からロック解除できるとともに、車室
側からのロック解除を容易に不能とできる簡単且つ安価
なロック機構を提供することにある。
もので、その目的とするところは、車室側およびトラン
クルーム側の双方からロック解除できるとともに、車室
側からのロック解除を容易に不能とできる簡単且つ安価
なロック機構を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための第1の手段】かかる目的を達成
するために、第1発明は、起立状態において車室とトラ
ンクルームとを分離するとともに、車幅方向と略平行な
回動軸心まわりに回動して前記車室側へ倒伏させられる
ことによりそれら車室とトランクルームとを連通させる
可倒式リヤシートバックに配設され、その可倒式リヤシ
ートバックを車体に係止して前記起立状態にロックする
とともに、手動操作でそのロックが解除されることによ
り可倒式リヤシートバックが倒伏することを許容するロ
ック機構であって、(a)前記可倒式リヤシートバック
に設けられ、その可倒式リヤシートバックが起立させら
れることにより前記車体に係止させられるとともに、そ
の係止状態に機械的にロックする係止手段と、(b)前
記車室側から押込み操作される第1操作部と、前記トラ
ンクルーム側から操作される第2操作部と、それら第1
操作部と第2操作部とを機械的に連結して互いに連動さ
せる連結機構とを有し、前記第1操作部を前記車室側か
ら押込み操作可能で且つ前記第2操作部を前記トランク
ルーム側から操作可能な第1位置と、前記第1操作部が
前記可倒式リヤシートバック内に没入して前記車室側か
らの操作が不能で且つ前記第2操作部を前記トランクル
ーム側から操作可能な第2位置との間の移動可能に、前
記可倒式リヤシートバックに配設されたロック解除手段
と、(c)そのロック解除手段と前記係止手段とに跨が
って設けられ、そのロック解除手段が前記第1位置と前
記第2位置との間のロック解除位置を移動させられる際
に前記ロックを解除する一方、そのロック解除手段がそ
の第1位置または第2位置に位置させられた状態では係
止手段のロックを許容する解除作用部材と、(d)前記
ロック解除位置へ移動させられた前記ロック解除手段を
前記第1位置へ移動させるように付勢する付勢手段と、
(e)前記ロック解除位置を越えて前記第2位置側へ移
動させられた前記ロック解除手段をその第2位置に位置
決めする位置決め手段とを有することを特徴とする。
するために、第1発明は、起立状態において車室とトラ
ンクルームとを分離するとともに、車幅方向と略平行な
回動軸心まわりに回動して前記車室側へ倒伏させられる
ことによりそれら車室とトランクルームとを連通させる
可倒式リヤシートバックに配設され、その可倒式リヤシ
ートバックを車体に係止して前記起立状態にロックする
とともに、手動操作でそのロックが解除されることによ
り可倒式リヤシートバックが倒伏することを許容するロ
ック機構であって、(a)前記可倒式リヤシートバック
に設けられ、その可倒式リヤシートバックが起立させら
れることにより前記車体に係止させられるとともに、そ
の係止状態に機械的にロックする係止手段と、(b)前
記車室側から押込み操作される第1操作部と、前記トラ
ンクルーム側から操作される第2操作部と、それら第1
操作部と第2操作部とを機械的に連結して互いに連動さ
せる連結機構とを有し、前記第1操作部を前記車室側か
ら押込み操作可能で且つ前記第2操作部を前記トランク
ルーム側から操作可能な第1位置と、前記第1操作部が
前記可倒式リヤシートバック内に没入して前記車室側か
らの操作が不能で且つ前記第2操作部を前記トランクル
ーム側から操作可能な第2位置との間の移動可能に、前
記可倒式リヤシートバックに配設されたロック解除手段
と、(c)そのロック解除手段と前記係止手段とに跨が
って設けられ、そのロック解除手段が前記第1位置と前
記第2位置との間のロック解除位置を移動させられる際
に前記ロックを解除する一方、そのロック解除手段がそ
の第1位置または第2位置に位置させられた状態では係
止手段のロックを許容する解除作用部材と、(d)前記
ロック解除位置へ移動させられた前記ロック解除手段を
前記第1位置へ移動させるように付勢する付勢手段と、
(e)前記ロック解除位置を越えて前記第2位置側へ移
動させられた前記ロック解除手段をその第2位置に位置
決めする位置決め手段とを有することを特徴とする。
【0009】
【作用および第1発明の効果】このような可倒式リヤシ
ートバックのロック機構においては、ロック解除手段が
付勢手段の付勢力に従って第1位置に保持された状態、
或いは位置決め手段によって第2位置に位置決めされた
状態で、可倒式リヤシートバックが起立させられると、
車体に設けられたストライカ等に係止手段が係止させら
れるとともにその係止状態に機械的にロックされる。こ
れにより、可倒式リヤシートバックが起立状態に保持さ
れる。
ートバックのロック機構においては、ロック解除手段が
付勢手段の付勢力に従って第1位置に保持された状態、
或いは位置決め手段によって第2位置に位置決めされた
状態で、可倒式リヤシートバックが起立させられると、
車体に設けられたストライカ等に係止手段が係止させら
れるとともにその係止状態に機械的にロックされる。こ
れにより、可倒式リヤシートバックが起立状態に保持さ
れる。
【0010】一方、上記可倒式リヤシートバックを倒伏
させる場合、ロック解除手段が付勢手段の付勢力に従っ
て第1位置に保持された状態では、第1操作部を車室側
から押込み操作するか第2操作部をトランクルーム側か
ら操作し、付勢手段の付勢力に抗してロック解除手段を
ロック解除位置へ移動させれば、解除作用部材を介して
係止手段のロックが解除され、可倒式リヤシートバック
を倒伏させることが可能となる。ロック解除位置へ移動
させられたロック解除手段は、位置決め手段によって第
2位置に位置決めされない限り付勢手段の付勢力に従っ
て第1位置へ戻されるため、車室側およびトランクルー
ム側の双方からロック解除できるようにロック解除手段
を第1位置に戻す場合は、ロック解除手段が位置決め手
段によって位置決めされない範囲で操作すれば良い。
させる場合、ロック解除手段が付勢手段の付勢力に従っ
て第1位置に保持された状態では、第1操作部を車室側
から押込み操作するか第2操作部をトランクルーム側か
ら操作し、付勢手段の付勢力に抗してロック解除手段を
ロック解除位置へ移動させれば、解除作用部材を介して
係止手段のロックが解除され、可倒式リヤシートバック
を倒伏させることが可能となる。ロック解除位置へ移動
させられたロック解除手段は、位置決め手段によって第
2位置に位置決めされない限り付勢手段の付勢力に従っ
て第1位置へ戻されるため、車室側およびトランクルー
ム側の双方からロック解除できるようにロック解除手段
を第1位置に戻す場合は、ロック解除手段が位置決め手
段によって位置決めされない範囲で操作すれば良い。
【0011】また、ロック解除手段がロック解除位置を
越えて第2位置側へ移動させられ、位置決め手段により
第2位置に位置決めされた状態では、可倒式リヤシート
バック内に没入した第1操作部を車室側から引張り操作
することはできないため、専らトランクルーム側から第
2操作部を操作してロック解除することになる。ロック
解除手段を第2位置からロック解除位置まで移動させる
と、そのロック解除手段は付勢手段の付勢力に従って第
1位置へ移動させられるため、車室側からのロック解除
操作を不能とするためにロック解除手段を第2位置に戻
す場合には、ロック解除手段を第2位置側へ移動させて
位置決め手段により第2位置に位置決めすれば良い。
越えて第2位置側へ移動させられ、位置決め手段により
第2位置に位置決めされた状態では、可倒式リヤシート
バック内に没入した第1操作部を車室側から引張り操作
することはできないため、専らトランクルーム側から第
2操作部を操作してロック解除することになる。ロック
解除手段を第2位置からロック解除位置まで移動させる
と、そのロック解除手段は付勢手段の付勢力に従って第
1位置へ移動させられるため、車室側からのロック解除
操作を不能とするためにロック解除手段を第2位置に戻
す場合には、ロック解除手段を第2位置側へ移動させて
位置決め手段により第2位置に位置決めすれば良い。
【0012】ここで、ロック解除位置を広範囲とし、そ
の途中の位置を境として付勢手段により第1位置へ移動
させられるか、位置決め手段により第2位置に位置決め
されるかが切り換わるようにすることも可能で、その場
合は、位置決め手段により第2位置へ戻される範囲でロ
ック解除手段を操作すれば、一々第2位置側へ戻し操作
する必要がない。要するに、ロック解除手段を第1位置
に保持し、第1操作部を押込み操作してロック解除した
場合に、付勢手段によりロック解除手段が第1位置へ戻
されるようになっておれば良いのである。
の途中の位置を境として付勢手段により第1位置へ移動
させられるか、位置決め手段により第2位置に位置決め
されるかが切り換わるようにすることも可能で、その場
合は、位置決め手段により第2位置へ戻される範囲でロ
ック解除手段を操作すれば、一々第2位置側へ戻し操作
する必要がない。要するに、ロック解除手段を第1位置
に保持し、第1操作部を押込み操作してロック解除した
場合に、付勢手段によりロック解除手段が第1位置へ戻
されるようになっておれば良いのである。
【0013】このように、本発明のロック機構において
は、ロック解除手段を第1位置に保持しておけば車室側
およびトランクルーム側の双方からロック解除操作を行
うことが可能で、解除操作が容易になる一方、位置決め
手段によりロック解除手段を第2位置に位置決めしてお
けば、車室側からのロック解除が不能となって盗難防止
等を図ることができる。しかも、本発明ではロック解除
手段を第1位置および第2位置間の移動可能に配設し、
必要に応じて第2位置に位置決めできるようにしただけ
であるため、従来のようにキャンセル機構を設けてロッ
ク解除を不能とする場合に比較して装置を簡単且つ安価
に構成することが可能である。
は、ロック解除手段を第1位置に保持しておけば車室側
およびトランクルーム側の双方からロック解除操作を行
うことが可能で、解除操作が容易になる一方、位置決め
手段によりロック解除手段を第2位置に位置決めしてお
けば、車室側からのロック解除が不能となって盗難防止
等を図ることができる。しかも、本発明ではロック解除
手段を第1位置および第2位置間の移動可能に配設し、
必要に応じて第2位置に位置決めできるようにしただけ
であるため、従来のようにキャンセル機構を設けてロッ
ク解除を不能とする場合に比較して装置を簡単且つ安価
に構成することが可能である。
【0014】なお、上記ロック解除手段がロック解除位
置を移動する際に係止手段のロックを解除する解除作用
部材は、ロック解除手段の移動方向に拘らずロック解除
するものでも、ロック解除手段が第1位置または第2位
置の何れか一方へ移動する場合にだけロック解除するも
のでも良く、係止手段の構成などを考慮して適宜定めら
れる。
置を移動する際に係止手段のロックを解除する解除作用
部材は、ロック解除手段の移動方向に拘らずロック解除
するものでも、ロック解除手段が第1位置または第2位
置の何れか一方へ移動する場合にだけロック解除するも
のでも良く、係止手段の構成などを考慮して適宜定めら
れる。
【0015】また、前記付勢手段は例えばスプリングに
よって構成され、位置決め手段は例えばばね力や摩擦力
などで付勢手段の付勢力に抗してロック解除手段を移動
不能に位置決めするように構成されるが、前記第1位置
と前記第2位置との間であって第1位置側に前記ロック
解除位置が含まれる中間位置を境として、ロック解除手
段をそれ等の第1位置または第2位置へ択一的に移動さ
せるターンオーバ装置によってそれ等の付勢手段および
位置決め手段を構成することも可能で、その場合は装置
が一層簡単かつ安価に構成される。
よって構成され、位置決め手段は例えばばね力や摩擦力
などで付勢手段の付勢力に抗してロック解除手段を移動
不能に位置決めするように構成されるが、前記第1位置
と前記第2位置との間であって第1位置側に前記ロック
解除位置が含まれる中間位置を境として、ロック解除手
段をそれ等の第1位置または第2位置へ択一的に移動さ
せるターンオーバ装置によってそれ等の付勢手段および
位置決め手段を構成することも可能で、その場合は装置
が一層簡単かつ安価に構成される。
【0016】また、ロック解除手段が位置決め手段によ
って第2位置に位置決めされる手前、すなわちロック解
除位置と第2位置との間でロック解除手段の移動抵抗を
高める節度付与手段を設ければ、ロック解除手段が付勢
手段の付勢力に従って第1位置へ移動させられるか、位
置決め手段によって第2位置に保持されるかが、操作抵
抗によって容易に認識できるようになり、第1操作部を
押込み操作してロック解除する際に意に反してロック解
除手段を第2位置まで押し込んでしまうことを防止でき
る。
って第2位置に位置決めされる手前、すなわちロック解
除位置と第2位置との間でロック解除手段の移動抵抗を
高める節度付与手段を設ければ、ロック解除手段が付勢
手段の付勢力に従って第1位置へ移動させられるか、位
置決め手段によって第2位置に保持されるかが、操作抵
抗によって容易に認識できるようになり、第1操作部を
押込み操作してロック解除する際に意に反してロック解
除手段を第2位置まで押し込んでしまうことを防止でき
る。
【0017】
【課題を解決するための第2の手段】第2発明は、前記
第1発明の一具体例であり、起立状態において車室とト
ランクルームとを分離するとともに、車幅方向と略平行
な回動軸心まわりに回動して前記車室側へ倒伏させられ
ることによりそれら車室とトランクルームとを連通させ
る可倒式リヤシートバックに配設され、その可倒式リヤ
シートバックを車体に係止して前記起立状態にロックす
るとともに、手動操作でそのロックが解除されることに
より上記可倒式リヤシートバックが倒伏することを許容
するロック機構であって、(f)前記可倒式リヤシート
バックに固設されるブラケットと、(g)前記回動軸心
と略平行な第1軸心まわりの回動可能に前記ブラケット
に設けられ、前記可倒式リヤシートバックが起立させら
れることにより、前記車体に係止させられるとともにア
ンロック位置からロック位置へ回動させられ、そのロッ
ク位置に位置決めされることにより上記可倒式リヤシー
トバックを起立状態に保持するフック部材と、(h)前
記第1軸心と略平行な第2軸心まわりの回動可能に前記
ブラケットに配設され、前記ロック位置へ回動させられ
た前記フック部材と係合させられることにより、そのフ
ック部材を機械的に上記ロック位置に位置決めする一
方、非係合位置へ回動させられることによりそのフック
部材が前記アンロック位置側へ回動することを許容する
ラッチ部材と、(i)そのラッチ部材を常には前記フッ
ク部材と係合する方向へ付勢するスプリングと、(j)
前記車室側から押込み操作される第1操作部と、前記ト
ランクルーム側から操作される第2操作部と、それら第
1操作部と第2操作部とを機械的に連結して互いに連動
させる連結機構とを有し、前記第1操作部を前記車室側
から押込み操作可能で且つ前記第2操作部を前記トラン
クルーム側から操作可能な第1位置と、前記第1操作部
が前記可倒式リヤシートバック内に没入して前記車室側
からの操作が不能で且つ前記第2操作部を前記トランク
ルーム側から操作可能な第2位置との間の移動可能に、
前記可倒式リヤシートバックに配設されたロック解除手
段と、(k)そのロック解除手段と前記ブラケットとに
跨がって配設され、そのロック解除手段を前記第1位置
と前記第2位置との間の中間位置を境としてそれら第1
位置または第2位置へ択一的に移動させるターンオーバ
装置と、(l)第3軸心まわりの回動可能に前記ロック
解除手段に配設され、そのロック解除手段が前記第1位
置から前記中間位置へ移動させられる際には係合位置に
保持され、前記ラッチ部材と係合してそのラッチ部材を
前記スプリングの付勢力に抗して前記非係合位置へ回動
させるが、そのロック解除手段の逆方向への移動時に
は、上記ラッチ部材との係合に伴って前記第3軸心まわ
りに回動させられる一方、そのロック解除手段が前記第
1位置または第2位置に位置させられた状態ではそのラ
ッチ部材が前記スプリングの付勢力に従って前記フック
部材と係合することを許容する爪部材とを有することを
特徴とする。
第1発明の一具体例であり、起立状態において車室とト
ランクルームとを分離するとともに、車幅方向と略平行
な回動軸心まわりに回動して前記車室側へ倒伏させられ
ることによりそれら車室とトランクルームとを連通させ
る可倒式リヤシートバックに配設され、その可倒式リヤ
シートバックを車体に係止して前記起立状態にロックす
るとともに、手動操作でそのロックが解除されることに
より上記可倒式リヤシートバックが倒伏することを許容
するロック機構であって、(f)前記可倒式リヤシート
バックに固設されるブラケットと、(g)前記回動軸心
と略平行な第1軸心まわりの回動可能に前記ブラケット
に設けられ、前記可倒式リヤシートバックが起立させら
れることにより、前記車体に係止させられるとともにア
ンロック位置からロック位置へ回動させられ、そのロッ
ク位置に位置決めされることにより上記可倒式リヤシー
トバックを起立状態に保持するフック部材と、(h)前
記第1軸心と略平行な第2軸心まわりの回動可能に前記
ブラケットに配設され、前記ロック位置へ回動させられ
た前記フック部材と係合させられることにより、そのフ
ック部材を機械的に上記ロック位置に位置決めする一
方、非係合位置へ回動させられることによりそのフック
部材が前記アンロック位置側へ回動することを許容する
ラッチ部材と、(i)そのラッチ部材を常には前記フッ
ク部材と係合する方向へ付勢するスプリングと、(j)
前記車室側から押込み操作される第1操作部と、前記ト
ランクルーム側から操作される第2操作部と、それら第
1操作部と第2操作部とを機械的に連結して互いに連動
させる連結機構とを有し、前記第1操作部を前記車室側
から押込み操作可能で且つ前記第2操作部を前記トラン
クルーム側から操作可能な第1位置と、前記第1操作部
が前記可倒式リヤシートバック内に没入して前記車室側
からの操作が不能で且つ前記第2操作部を前記トランク
ルーム側から操作可能な第2位置との間の移動可能に、
前記可倒式リヤシートバックに配設されたロック解除手
段と、(k)そのロック解除手段と前記ブラケットとに
跨がって配設され、そのロック解除手段を前記第1位置
と前記第2位置との間の中間位置を境としてそれら第1
位置または第2位置へ択一的に移動させるターンオーバ
装置と、(l)第3軸心まわりの回動可能に前記ロック
解除手段に配設され、そのロック解除手段が前記第1位
置から前記中間位置へ移動させられる際には係合位置に
保持され、前記ラッチ部材と係合してそのラッチ部材を
前記スプリングの付勢力に抗して前記非係合位置へ回動
させるが、そのロック解除手段の逆方向への移動時に
は、上記ラッチ部材との係合に伴って前記第3軸心まわ
りに回動させられる一方、そのロック解除手段が前記第
1位置または第2位置に位置させられた状態ではそのラ
ッチ部材が前記スプリングの付勢力に従って前記フック
部材と係合することを許容する爪部材とを有することを
特徴とする。
【0018】
【作用および第2発明の効果】このような可倒式リヤシ
ートバックのロック機構においては、ロック解除手段が
ターンオーバ装置によって第1位置または第2位置に位
置させられた状態では、可倒式リヤシートバックが起立
させられることにより、フック部材が車体に固設された
ストライカ等に係止させられるとともにアンロック位置
からロック位置へ回動させられる一方、ラッチ部材がス
プリングの付勢力に従ってフック部材に係合させられ、
フック部材をロック位置に機械的に位置決めする。これ
により、可倒式リヤシートバックが起立状態に保持され
る。
ートバックのロック機構においては、ロック解除手段が
ターンオーバ装置によって第1位置または第2位置に位
置させられた状態では、可倒式リヤシートバックが起立
させられることにより、フック部材が車体に固設された
ストライカ等に係止させられるとともにアンロック位置
からロック位置へ回動させられる一方、ラッチ部材がス
プリングの付勢力に従ってフック部材に係合させられ、
フック部材をロック位置に機械的に位置決めする。これ
により、可倒式リヤシートバックが起立状態に保持され
る。
【0019】一方、上記可倒式リヤシートバックを倒伏
させる場合、ロック解除手段が第1位置に保持された状
態では、第1操作部を車室側から押込み操作するか第2
操作部をトランクルーム側から操作し、ターンオーバ装
置の付勢力に抗してロック解除手段を第1位置から中間
位置の手前(第1発明のロック解除位置に相当する位
置)まで移動させれば、その移動過程で爪部材がラッチ
部材に係合させられ、そのラッチ部材をスプリングの付
勢力に抗して非係合位置へ回動させる。これにより、フ
ック部材がアンロック位置側へ回動することが許容さ
れ、可倒式リヤシートバックを倒伏させることが可能と
なる。ロック解除手段は、ターンオーバ装置により中間
位置を境として第1位置または第2位置へ択一的に移動
させられるため、車室側およびトランクルーム側の双方
からロック解除できるようにロック解除手段を第1位置
へ戻す場合は、ロック解除手段が中間位置よりも第1位
置側に位置する状態で操作を解除すれば良い。
させる場合、ロック解除手段が第1位置に保持された状
態では、第1操作部を車室側から押込み操作するか第2
操作部をトランクルーム側から操作し、ターンオーバ装
置の付勢力に抗してロック解除手段を第1位置から中間
位置の手前(第1発明のロック解除位置に相当する位
置)まで移動させれば、その移動過程で爪部材がラッチ
部材に係合させられ、そのラッチ部材をスプリングの付
勢力に抗して非係合位置へ回動させる。これにより、フ
ック部材がアンロック位置側へ回動することが許容さ
れ、可倒式リヤシートバックを倒伏させることが可能と
なる。ロック解除手段は、ターンオーバ装置により中間
位置を境として第1位置または第2位置へ択一的に移動
させられるため、車室側およびトランクルーム側の双方
からロック解除できるようにロック解除手段を第1位置
へ戻す場合は、ロック解除手段が中間位置よりも第1位
置側に位置する状態で操作を解除すれば良い。
【0020】また、ロック解除手段が第2位置に保持さ
れた状態では、車室側から第1操作部を引張り操作する
ことはできないため、専らトランクルーム側から第2操
作部を操作してロック解除することになる。その場合
に、爪部材はロック解除手段が第1位置から中間位置へ
移動させられる際にラッチ部材と係合させられ、そのラ
ッチ部材を非係合位置へ回動させるようになっているた
め、ロック解除手段を一旦第1位置まで移動させた後再
び中間位置まで戻してロック解除することになる。ロッ
ク解除手段が第1位置へ戻る過程で爪部材は再びラッチ
部材と係合させられるが、爪部材が第3軸心まわりに回
動させられることにより、ロック解除手段が第1位置ま
で移動することが許容される。また、車室側からのロッ
ク解除操作を不能とするためにロック解除手段を第2位
置へ戻す場合は、ロック解除手段が中間位置よりも第2
位置側に位置する状態で操作を解除すれば良い。
れた状態では、車室側から第1操作部を引張り操作する
ことはできないため、専らトランクルーム側から第2操
作部を操作してロック解除することになる。その場合
に、爪部材はロック解除手段が第1位置から中間位置へ
移動させられる際にラッチ部材と係合させられ、そのラ
ッチ部材を非係合位置へ回動させるようになっているた
め、ロック解除手段を一旦第1位置まで移動させた後再
び中間位置まで戻してロック解除することになる。ロッ
ク解除手段が第1位置へ戻る過程で爪部材は再びラッチ
部材と係合させられるが、爪部材が第3軸心まわりに回
動させられることにより、ロック解除手段が第1位置ま
で移動することが許容される。また、車室側からのロッ
ク解除操作を不能とするためにロック解除手段を第2位
置へ戻す場合は、ロック解除手段が中間位置よりも第2
位置側に位置する状態で操作を解除すれば良い。
【0021】このように、第2発明のロック機構におい
ても、ロック解除手段を第1位置に保持しておけば車室
側およびトランクルーム側の双方からロック解除操作を
行うことが可能で、解除操作が容易になる一方、ロック
解除手段を第2位置に保持しておけば、車室側からのロ
ック解除が不能となって盗難防止等を図ることができ
る。しかも、ロック解除手段を第1位置および第2位置
間の移動可能に配設し、必要に応じて第2位置に保持で
きるようにしただけであるため、従来のようにキャンセ
ル機構を設けてロック解除を不能とする場合に比較して
装置を簡単且つ安価に構成することが可能である。特
に、この第2発明では、ターンオーバ装置によってロッ
ク解除手段を第1位置または第2位置へ択一的に移動さ
せるようになっているため、装置が一層簡単且つ安価に
構成される。
ても、ロック解除手段を第1位置に保持しておけば車室
側およびトランクルーム側の双方からロック解除操作を
行うことが可能で、解除操作が容易になる一方、ロック
解除手段を第2位置に保持しておけば、車室側からのロ
ック解除が不能となって盗難防止等を図ることができ
る。しかも、ロック解除手段を第1位置および第2位置
間の移動可能に配設し、必要に応じて第2位置に保持で
きるようにしただけであるため、従来のようにキャンセ
ル機構を設けてロック解除を不能とする場合に比較して
装置を簡単且つ安価に構成することが可能である。特
に、この第2発明では、ターンオーバ装置によってロッ
ク解除手段を第1位置または第2位置へ択一的に移動さ
せるようになっているため、装置が一層簡単且つ安価に
構成される。
【0022】なお、上記フック部材やラッチ部材、スプ
リングは第1発明の係止手段に対応するもので、ターン
オーバ装置は第1発明の付勢手段および位置決め手段に
対応するものである。
リングは第1発明の係止手段に対応するもので、ターン
オーバ装置は第1発明の付勢手段および位置決め手段に
対応するものである。
【0023】また、ターンオーバ装置の付勢方向が反転
する中間位置でロック解除手段の移動抵抗を高める節度
付与手段を設ければ、ロック解除手段が第1位置および
第2位置の何方へ移動させられるかが操作抵抗によって
容易に認識できるようになり、第1操作部を押込み操作
してロック解除する際に意に反してロック解除手段を第
2位置まで押し込んでしまうことを防止できる。
する中間位置でロック解除手段の移動抵抗を高める節度
付与手段を設ければ、ロック解除手段が第1位置および
第2位置の何方へ移動させられるかが操作抵抗によって
容易に認識できるようになり、第1操作部を押込み操作
してロック解除する際に意に反してロック解除手段を第
2位置まで押し込んでしまうことを防止できる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。図1は、第1発明の一具体例である第2発
明が適用された可倒式リヤシートバックのロック機構
(以下、単にロック機構という)10を示す一部を切り
欠いた正面図であり、図2はそのロック機構10を備え
た可倒式リヤシートバック12の配設状態を示す車両構
造の部分的な概略図である。可倒式リヤシートバック1
2は、図2に実線で示す如き起立状態においては車室1
4とトランクルーム16とを分離するとともに、下端部
において車幅方向と略平行な支持軸(回動軸心O)まわ
りの回動可能に配設され、一点鎖線で示すように車両前
方側へ倒伏させられることにより車室14とトランクル
ーム16とを連通状態とし、それらをひと続きのスペー
スとして利用できるようにするためのものであり、この
ような連通状態では、車外へ出ることなくトランクルー
ム16内の荷物などを車室14側へ取り出したり、長尺
物を双方に跨がって収容したりすることが可能となる。
に説明する。図1は、第1発明の一具体例である第2発
明が適用された可倒式リヤシートバックのロック機構
(以下、単にロック機構という)10を示す一部を切り
欠いた正面図であり、図2はそのロック機構10を備え
た可倒式リヤシートバック12の配設状態を示す車両構
造の部分的な概略図である。可倒式リヤシートバック1
2は、図2に実線で示す如き起立状態においては車室1
4とトランクルーム16とを分離するとともに、下端部
において車幅方向と略平行な支持軸(回動軸心O)まわ
りの回動可能に配設され、一点鎖線で示すように車両前
方側へ倒伏させられることにより車室14とトランクル
ーム16とを連通状態とし、それらをひと続きのスペー
スとして利用できるようにするためのものであり、この
ような連通状態では、車外へ出ることなくトランクルー
ム16内の荷物などを車室14側へ取り出したり、長尺
物を双方に跨がって収容したりすることが可能となる。
【0025】図1において、ロック機構10は、ブラケ
ット18を介して上記可倒式リヤシートバック12の側
部に固設されており、そのブラケット18には、それぞ
れ車両幅方向と略平行に且つ上下に離間して一対の回動
軸20,22が設けられているとともに、それら回動軸
20,22まわりの回動可能にフック部材24およびラ
ッチ部材26がそれぞれ取り付けられている。回動軸2
0,22の軸心A,Bはそれぞれ第1軸心および第2軸
心に相当する。起立状態の可倒式リヤシートバック12
の背後には係止部材であるストライカ28が車体から前
方へ突き出して固設されており、ブラケット18には、
そのストライカ28が入り込むための切欠き18aが形
成されている。なお、図示は省略するが、ブラケット1
8の下半分の部分と略同じ形状のブラケットが図1の紙
面の表側からフック部材24およびラッチ部材26を覆
う状態に配設され、回動軸20,22の両端をブラケッ
ト18と共に支持するように構成される。
ット18を介して上記可倒式リヤシートバック12の側
部に固設されており、そのブラケット18には、それぞ
れ車両幅方向と略平行に且つ上下に離間して一対の回動
軸20,22が設けられているとともに、それら回動軸
20,22まわりの回動可能にフック部材24およびラ
ッチ部材26がそれぞれ取り付けられている。回動軸2
0,22の軸心A,Bはそれぞれ第1軸心および第2軸
心に相当する。起立状態の可倒式リヤシートバック12
の背後には係止部材であるストライカ28が車体から前
方へ突き出して固設されており、ブラケット18には、
そのストライカ28が入り込むための切欠き18aが形
成されている。なお、図示は省略するが、ブラケット1
8の下半分の部分と略同じ形状のブラケットが図1の紙
面の表側からフック部材24およびラッチ部材26を覆
う状態に配設され、回動軸20,22の両端をブラケッ
ト18と共に支持するように構成される。
【0026】上記フック部材24は、可倒式リヤシート
バック12が起立させられることにより、上記ストライ
カ28が係合溝24aに入り込んでアンロック位置から
図1の如くロック位置へ軸心Aの右まわりに回動させら
れ、ラッチ部材26によりそのロック位置に位置決めさ
れると、ストライカ28との係合状態を維持して可倒式
リヤシートバック12を起立状態に保持する。上記係合
溝24aは、ストライカ28との相対位置に応じてラッ
クとピニオンとの噛合いに類似した係合関係が得られる
ようにその形状が定められている。また、フック部材2
4には噛合溝24bが設けられている一方、ラッチ部材
26のそれに対向する部分にはポール26aが設けられ
ており、ポール26aが噛合溝24bに噛み合わされる
ことにより、フック部材24が軸心Aの左まわりに回動
することが阻止されてロック位置に位置決めされるので
ある。
バック12が起立させられることにより、上記ストライ
カ28が係合溝24aに入り込んでアンロック位置から
図1の如くロック位置へ軸心Aの右まわりに回動させら
れ、ラッチ部材26によりそのロック位置に位置決めさ
れると、ストライカ28との係合状態を維持して可倒式
リヤシートバック12を起立状態に保持する。上記係合
溝24aは、ストライカ28との相対位置に応じてラッ
クとピニオンとの噛合いに類似した係合関係が得られる
ようにその形状が定められている。また、フック部材2
4には噛合溝24bが設けられている一方、ラッチ部材
26のそれに対向する部分にはポール26aが設けられ
ており、ポール26aが噛合溝24bに噛み合わされる
ことにより、フック部材24が軸心Aの左まわりに回動
することが阻止されてロック位置に位置決めされるので
ある。
【0027】ブラケット18にはストッパ30が設けら
れており、フック部材24の軸心Aの左まわりの回動端
を規定している。すなわちフック部材24の前記アンロ
ック位置はストッパ30により規定される。また、フッ
ク部材24の回動軸20よりも右側に設けられた係止部
とラッチ部材26の回動軸22よりも右側に設けられた
係止部との間には引張コイルスプリング34が配設され
ており、それらフック部材24およびラッチ部材26が
それぞれ軸心Aの左まわりおよび軸心Bの右まわりに回
動して互いに接近するように付勢している。したがっ
て、図1のようにポール26aが噛合溝24bに噛み合
っている状態では、引張コイルスプリング34の付勢力
によりその噛合いが維持される。
れており、フック部材24の軸心Aの左まわりの回動端
を規定している。すなわちフック部材24の前記アンロ
ック位置はストッパ30により規定される。また、フッ
ク部材24の回動軸20よりも右側に設けられた係止部
とラッチ部材26の回動軸22よりも右側に設けられた
係止部との間には引張コイルスプリング34が配設され
ており、それらフック部材24およびラッチ部材26が
それぞれ軸心Aの左まわりおよび軸心Bの右まわりに回
動して互いに接近するように付勢している。したがっ
て、図1のようにポール26aが噛合溝24bに噛み合
っている状態では、引張コイルスプリング34の付勢力
によりその噛合いが維持される。
【0028】しかし、ラッチ部材26が引張コイルスプ
リング34の付勢力に抗して軸心Bの左まわりに回動さ
せられると、ラッチ部材26とフック部材24との噛合
いが外れてフック部材24が軸心Aの左まわりにアンロ
ック位置へ回動することが許容される。このようにフッ
ク部材24が左まわりにアンロック位置へ回動すること
を許容する非係合位置の領域、例えば図5に示す位置ま
でラッチ部材26を軸心Bの左まわりに回動させた状態
で、可倒式リヤシートバック12を車室14側へ引っ張
れば、フック部材24は軸心Aの左まわりに回動しなが
らストライカ28から離間させられ、可倒式リヤシート
バック12を倒伏させることができる。フック部材24
がロック位置から軸心Aの左まわりに回動した後におい
ては、ラッチ部材26が引張コイルスプリング34の付
勢力に従って軸心Bの右まわりに回動しても、ポール2
6aはフック部材24の凸部24cに当接させられるよ
うになり、可倒式リヤシートバック12の倒伏に伴って
フック部材24は係合溝24aとストライカ28との係
合により軸心Aの左まわりに回動させられるとともに、
ストッパ30に略当接するアンロック位置においてスト
ライカ28が係合溝24aから完全に抜け出す。ストッ
パ30はロック解除後における引張コイルスプリング3
4のミニマムテンションを確保することも目的として設
けられており、引張コイルスプリング34の離脱やがた
つきが防止される。
リング34の付勢力に抗して軸心Bの左まわりに回動さ
せられると、ラッチ部材26とフック部材24との噛合
いが外れてフック部材24が軸心Aの左まわりにアンロ
ック位置へ回動することが許容される。このようにフッ
ク部材24が左まわりにアンロック位置へ回動すること
を許容する非係合位置の領域、例えば図5に示す位置ま
でラッチ部材26を軸心Bの左まわりに回動させた状態
で、可倒式リヤシートバック12を車室14側へ引っ張
れば、フック部材24は軸心Aの左まわりに回動しなが
らストライカ28から離間させられ、可倒式リヤシート
バック12を倒伏させることができる。フック部材24
がロック位置から軸心Aの左まわりに回動した後におい
ては、ラッチ部材26が引張コイルスプリング34の付
勢力に従って軸心Bの右まわりに回動しても、ポール2
6aはフック部材24の凸部24cに当接させられるよ
うになり、可倒式リヤシートバック12の倒伏に伴って
フック部材24は係合溝24aとストライカ28との係
合により軸心Aの左まわりに回動させられるとともに、
ストッパ30に略当接するアンロック位置においてスト
ライカ28が係合溝24aから完全に抜け出す。ストッ
パ30はロック解除後における引張コイルスプリング3
4のミニマムテンションを確保することも目的として設
けられており、引張コイルスプリング34の離脱やがた
つきが防止される。
【0029】なお、可倒式リヤシートバック12を起立
させた時にストライカ28等の車体側に当接して弾性変
形させられるゴムブロックやスプリングなどのクッショ
ン部材を可倒式リヤシートバック12に配設しておけ
ば、ラッチ部材26が一旦非係合位置まで回動させられ
てポール26aと噛合溝24bとの噛合いが解除される
と、その時点でクッション部材の復元力によって可倒式
リヤシートバック12は図5における右方向へ僅かに回
動させられ、それに伴ってフック部材24もストライカ
28から離間しながら軸心Aの左まわりに回動させられ
る。これにより、ラッチ部材26が圧縮コイルスプリン
グ34の付勢力に従って軸心Bの右まわりに回動させら
れても、ポール26aと噛合溝24bとが再係合するこ
とはなく、単にラッチ部材26を非係合位置まで回動さ
せるだけでロック状態を解除でき、その後に可倒式リヤ
シートバック12を倒伏操作すれば良い。
させた時にストライカ28等の車体側に当接して弾性変
形させられるゴムブロックやスプリングなどのクッショ
ン部材を可倒式リヤシートバック12に配設しておけ
ば、ラッチ部材26が一旦非係合位置まで回動させられ
てポール26aと噛合溝24bとの噛合いが解除される
と、その時点でクッション部材の復元力によって可倒式
リヤシートバック12は図5における右方向へ僅かに回
動させられ、それに伴ってフック部材24もストライカ
28から離間しながら軸心Aの左まわりに回動させられ
る。これにより、ラッチ部材26が圧縮コイルスプリン
グ34の付勢力に従って軸心Bの右まわりに回動させら
れても、ポール26aと噛合溝24bとが再係合するこ
とはなく、単にラッチ部材26を非係合位置まで回動さ
せるだけでロック状態を解除でき、その後に可倒式リヤ
シートバック12を倒伏操作すれば良い。
【0030】可倒式リヤシートバック12の前記ラッチ
部材26よりも上側の部分には、車両前後方向の移動可
能にロック解除手段36が配設されている。このロック
解除手段36は、車室14側から押込み操作される第1
操作部40と、トランクルーム16側から押込み,引張
り操作される第2操作部42と、それら第1操作部40
と第2操作部42とを相対移動不能に連結して互いに連
動させる連結機構としての連結ロッド44とを有してい
る。第1操作部40が可倒式リヤシートバック12の車
室14側に設けられた支持部材46にガイドされるとと
もに、第2操作部42がトランクルーム16側に設けら
れた支持部材48にガイドされており、ロック解除手段
36全体が図1に示す車室14側の第1位置と、図6に
示すトランクルーム16側の第2位置との間の移動可能
とされている。第1位置は、第1操作部40を車室14
側から押込み操作可能で且つ第2操作部42をトランク
ルーム16側から操作可能な位置であり、第2位置は、
第1操作部40が可倒式リヤシートバック12内に没入
して車室14側からの操作が不能で且つ第2操作部42
をトランクルーム16側から操作可能な位置である。第
1操作部40は押釦形状を成しているとともに、第2操
作部42は、図1の上方より見たZ矢視図である図3に
示すように、輪形状のレバー部をトランクルーム16内
に突き出す状態で備えている。
部材26よりも上側の部分には、車両前後方向の移動可
能にロック解除手段36が配設されている。このロック
解除手段36は、車室14側から押込み操作される第1
操作部40と、トランクルーム16側から押込み,引張
り操作される第2操作部42と、それら第1操作部40
と第2操作部42とを相対移動不能に連結して互いに連
動させる連結機構としての連結ロッド44とを有してい
る。第1操作部40が可倒式リヤシートバック12の車
室14側に設けられた支持部材46にガイドされるとと
もに、第2操作部42がトランクルーム16側に設けら
れた支持部材48にガイドされており、ロック解除手段
36全体が図1に示す車室14側の第1位置と、図6に
示すトランクルーム16側の第2位置との間の移動可能
とされている。第1位置は、第1操作部40を車室14
側から押込み操作可能で且つ第2操作部42をトランク
ルーム16側から操作可能な位置であり、第2位置は、
第1操作部40が可倒式リヤシートバック12内に没入
して車室14側からの操作が不能で且つ第2操作部42
をトランクルーム16側から操作可能な位置である。第
1操作部40は押釦形状を成しているとともに、第2操
作部42は、図1の上方より見たZ矢視図である図3に
示すように、輪形状のレバー部をトランクルーム16内
に突き出す状態で備えている。
【0031】ロック解除手段36とブラケット18とに
跨がってターンオーバ装置50が配設されている。この
ターンオーバ装置50は、上記第1位置と第2位置との
間の中間位置を境としてロック解除手段36をその第1
位置または第2位置へ移動させるように付勢するもの
で、前記軸心Bと略平行なピン54まわりの回動可能に
ブラケット18に配設された回動レバー52を備えてい
る。回動レバー52は、その先端部に形成された係合溝
52aを介して連結ロッド44に軸心Bと略平行に固設
されたピン56と係合させられており、ロック解除手段
36の移動に連動してピン54まわりに回動させられる
とともに、その回動範囲はブラケット18に設けられた
一対のストッパ58,60によって規定されている。回
動レバー52がストッパ58に当接させられることによ
り、図1に示すようにロック解除手段36の第1位置が
定められ、回動レバー52がストッパ60に当接させら
れることにより、図6に示すようにロック解除手段36
の第2位置が定められている。また、回動レバー52の
中央部に固設されたピン62と、ブラケット18に上記
ピン54よりも図1において上側に離間して固設された
ピン64との間には、引張コイルスプリング66が張設
されており、ピン54とピン64とを結ぶ直線上にピン
62が位置する中間位置(思案点)を境として、ロック
解除手段36が上記第1位置または第2位置へ択一的に
移動させられる。
跨がってターンオーバ装置50が配設されている。この
ターンオーバ装置50は、上記第1位置と第2位置との
間の中間位置を境としてロック解除手段36をその第1
位置または第2位置へ移動させるように付勢するもの
で、前記軸心Bと略平行なピン54まわりの回動可能に
ブラケット18に配設された回動レバー52を備えてい
る。回動レバー52は、その先端部に形成された係合溝
52aを介して連結ロッド44に軸心Bと略平行に固設
されたピン56と係合させられており、ロック解除手段
36の移動に連動してピン54まわりに回動させられる
とともに、その回動範囲はブラケット18に設けられた
一対のストッパ58,60によって規定されている。回
動レバー52がストッパ58に当接させられることによ
り、図1に示すようにロック解除手段36の第1位置が
定められ、回動レバー52がストッパ60に当接させら
れることにより、図6に示すようにロック解除手段36
の第2位置が定められている。また、回動レバー52の
中央部に固設されたピン62と、ブラケット18に上記
ピン54よりも図1において上側に離間して固設された
ピン64との間には、引張コイルスプリング66が張設
されており、ピン54とピン64とを結ぶ直線上にピン
62が位置する中間位置(思案点)を境として、ロック
解除手段36が上記第1位置または第2位置へ択一的に
移動させられる。
【0032】上記連結ロッド44のピン56は、図1の
IV−IV断面図である図4からも判るように、連結ロッド
44を略水平に貫通して両側へ所定寸法ずつ突き出した
状態で圧入などにより固設されており、前記回動レバー
52が係合させられている側と反対側には爪部材38が
回動可能に取り付けられているとともに、その爪部材3
8と連結ロッド44との間には捩りコイルスプリング6
8がピン56の外周まわりに巻回して配設されている。
捩りコイルスプリング68の一端および他端は、連結ロ
ッド44に固設されたピン70および爪部材38の掛止
孔72にそれぞれ掛け止められており、その捩りコイル
スプリング68の付勢力によって爪部材38は常には前
記ラッチ部材26と係合可能な係合位置、すなわち図1
においてピン56の左まわりに回動した位置に保持され
るようになっている。この係合位置は、連結ロッド44
にピン56と略平行に固設されたストッパピン74に爪
部材38の突起38aが当接することより規定されてお
り、ロック解除手段36が第1位置から中間位置へ移動
する過程でラッチ部材26と係合させられることによ
り、図5に示すようにラッチ部材26を非係合位置まで
回動させる。図5は、ロック解除手段36がロック解除
位置に位置させられた状態で、そのロック解除位置は、
ターンオーバ装置50の付勢方向が反転する中間位置と
第1位置との間に設定されている。ピン56の軸心Cは
第3軸心に相当する。
IV−IV断面図である図4からも判るように、連結ロッド
44を略水平に貫通して両側へ所定寸法ずつ突き出した
状態で圧入などにより固設されており、前記回動レバー
52が係合させられている側と反対側には爪部材38が
回動可能に取り付けられているとともに、その爪部材3
8と連結ロッド44との間には捩りコイルスプリング6
8がピン56の外周まわりに巻回して配設されている。
捩りコイルスプリング68の一端および他端は、連結ロ
ッド44に固設されたピン70および爪部材38の掛止
孔72にそれぞれ掛け止められており、その捩りコイル
スプリング68の付勢力によって爪部材38は常には前
記ラッチ部材26と係合可能な係合位置、すなわち図1
においてピン56の左まわりに回動した位置に保持され
るようになっている。この係合位置は、連結ロッド44
にピン56と略平行に固設されたストッパピン74に爪
部材38の突起38aが当接することより規定されてお
り、ロック解除手段36が第1位置から中間位置へ移動
する過程でラッチ部材26と係合させられることによ
り、図5に示すようにラッチ部材26を非係合位置まで
回動させる。図5は、ロック解除手段36がロック解除
位置に位置させられた状態で、そのロック解除位置は、
ターンオーバ装置50の付勢方向が反転する中間位置と
第1位置との間に設定されている。ピン56の軸心Cは
第3軸心に相当する。
【0033】第1操作部40或いは第2操作部42を操
作してロック解除手段36をトランクルーム16側へ前
記中間位置を越えて移動させることにより、図6に示す
ように回動レバー52がストッパ60に当接して規定さ
れる第2位置へ位置させることができる。ロック解除手
段36が中間位置を越えたことからターンオーバ装置5
0による付勢方向が第2位置側へ切り替わっているた
め、その付勢力によりロック解除手段36は第2位置に
位置決めされる。ターンオーバ装置50は付勢手段およ
び位置決め手段として機能している。図6の如きロック
解除手段36が第2位置に達する手前の時点で、爪部材
38とラッチ部材26との係合が外れ、ラッチ部材26
は引張コイルスプリング34の付勢力に従って軸心Bの
右まわりに回動させられる。第1操作部40が可倒式リ
ヤシートバック12内に没入しているこの状態からは、
第1操作部40を引き出して第1位置へロック解除手段
36を移動させることができないため、車室14側から
のロック解除操作が不能となる。これにより、盗難防止
を図ることができる。すなわち、車外からのトランクル
ーム16の解錠が不可能なドア兼イグニッションキー
(所謂サブキー)を用いれば、可倒式リヤシートバック
12が配設されていない車両における場合と同様に、車
両を預けたときなどにおけるトランクルーム16内の盗
難防止を図ることが可能となるのである。
作してロック解除手段36をトランクルーム16側へ前
記中間位置を越えて移動させることにより、図6に示す
ように回動レバー52がストッパ60に当接して規定さ
れる第2位置へ位置させることができる。ロック解除手
段36が中間位置を越えたことからターンオーバ装置5
0による付勢方向が第2位置側へ切り替わっているた
め、その付勢力によりロック解除手段36は第2位置に
位置決めされる。ターンオーバ装置50は付勢手段およ
び位置決め手段として機能している。図6の如きロック
解除手段36が第2位置に達する手前の時点で、爪部材
38とラッチ部材26との係合が外れ、ラッチ部材26
は引張コイルスプリング34の付勢力に従って軸心Bの
右まわりに回動させられる。第1操作部40が可倒式リ
ヤシートバック12内に没入しているこの状態からは、
第1操作部40を引き出して第1位置へロック解除手段
36を移動させることができないため、車室14側から
のロック解除操作が不能となる。これにより、盗難防止
を図ることができる。すなわち、車外からのトランクル
ーム16の解錠が不可能なドア兼イグニッションキー
(所謂サブキー)を用いれば、可倒式リヤシートバック
12が配設されていない車両における場合と同様に、車
両を預けたときなどにおけるトランクルーム16内の盗
難防止を図ることが可能となるのである。
【0034】次に、以上のように構成されたロック機構
10の作動を説明する。ロック解除手段36がターンオ
ーバ装置50によって図1に示す第1位置または図6に
示す第2位置に位置させられた状態では、可倒式リヤシ
ートバック12が起立させられることにより、フック部
材24がストライカ28に係止されるとともにアンロッ
ク位置からロック位置へ回動させられる一方、ラッチ部
材26が引張コイルスプリング34の付勢力に従ってフ
ック部材24に係合させられ、フック部材24をロック
位置に機械的に位置決めする。これにより、可倒式リヤ
シートバック12が起立状態に保持される。
10の作動を説明する。ロック解除手段36がターンオ
ーバ装置50によって図1に示す第1位置または図6に
示す第2位置に位置させられた状態では、可倒式リヤシ
ートバック12が起立させられることにより、フック部
材24がストライカ28に係止されるとともにアンロッ
ク位置からロック位置へ回動させられる一方、ラッチ部
材26が引張コイルスプリング34の付勢力に従ってフ
ック部材24に係合させられ、フック部材24をロック
位置に機械的に位置決めする。これにより、可倒式リヤ
シートバック12が起立状態に保持される。
【0035】一方、可倒式リヤシートバック12を倒伏
させる場合、まず、図1のようにロック解除手段36が
第1位置に位置している状態からロック解除操作を行う
場合は、車室14側からであれば第1操作部40を押込
み操作し、トランクルーム16側からであれば第2操作
部42を引張り操作し、図5に示すロック解除位置まで
ロック解除手段36を移動させ、爪部材38を介してラ
ッチ部材26を軸心Bの左まわりに引張コイルスプリン
グ34の付勢力に抗して非係合位置の領域へ回動させる
ことにより、ラッチ部材26とフック部材24との係合
が外れ、フック部材24が軸心Aの左まわり方向、すな
わちアンロック位置側へ回動することが許容される。こ
のような図5の状態で可倒式リヤシートバック12を車
室14側、すなわち図の右方向へ引っ張れば、フック部
材24は軸心Aの左まわりに回動しながらストライカ2
8から離間させられ、可倒式リヤシートバック12を倒
伏させることができる。ロック解除手段36は、ターン
オーバ装置50により中間位置を境として第1位置また
は第2位置へ択一的に移動させられるため、車室14側
およびトランクルーム16側の双方からロック解除でき
るようにロック解除手段36を第1位置へ戻す場合は、
ロック解除手段36が中間位置よりも第1位置側に位置
する状態で操作を解除すれば良い。
させる場合、まず、図1のようにロック解除手段36が
第1位置に位置している状態からロック解除操作を行う
場合は、車室14側からであれば第1操作部40を押込
み操作し、トランクルーム16側からであれば第2操作
部42を引張り操作し、図5に示すロック解除位置まで
ロック解除手段36を移動させ、爪部材38を介してラ
ッチ部材26を軸心Bの左まわりに引張コイルスプリン
グ34の付勢力に抗して非係合位置の領域へ回動させる
ことにより、ラッチ部材26とフック部材24との係合
が外れ、フック部材24が軸心Aの左まわり方向、すな
わちアンロック位置側へ回動することが許容される。こ
のような図5の状態で可倒式リヤシートバック12を車
室14側、すなわち図の右方向へ引っ張れば、フック部
材24は軸心Aの左まわりに回動しながらストライカ2
8から離間させられ、可倒式リヤシートバック12を倒
伏させることができる。ロック解除手段36は、ターン
オーバ装置50により中間位置を境として第1位置また
は第2位置へ択一的に移動させられるため、車室14側
およびトランクルーム16側の双方からロック解除でき
るようにロック解除手段36を第1位置へ戻す場合は、
ロック解除手段36が中間位置よりも第1位置側に位置
する状態で操作を解除すれば良い。
【0036】なお、この倒伏状態において、フック部材
24は引張コイルスプリング34の付勢力に基づいてア
ンロック位置に保持される。倒伏状態から可倒式リヤシ
ートバック12を起立させる場合は、ロック解除手段3
6を何ら操作することなくそのまま可倒式リヤシートバ
ック12を起こせばよい。この起立時には、ストライカ
28の係合溝24a内への入り込みに伴ってフック部材
24はロック位置側へ回動させられ、ラッチ部材26の
ポール26aが噛合溝24bに噛み合うとともに引張コ
イルスプリング34の付勢力によりその噛合いが維持さ
れることにより、フック部材24がロック位置に位置決
めされ、可倒式リヤシートバック12が起立状態に維持
される。
24は引張コイルスプリング34の付勢力に基づいてア
ンロック位置に保持される。倒伏状態から可倒式リヤシ
ートバック12を起立させる場合は、ロック解除手段3
6を何ら操作することなくそのまま可倒式リヤシートバ
ック12を起こせばよい。この起立時には、ストライカ
28の係合溝24a内への入り込みに伴ってフック部材
24はロック位置側へ回動させられ、ラッチ部材26の
ポール26aが噛合溝24bに噛み合うとともに引張コ
イルスプリング34の付勢力によりその噛合いが維持さ
れることにより、フック部材24がロック位置に位置決
めされ、可倒式リヤシートバック12が起立状態に維持
される。
【0037】また、図5のロック解除位置から更にロッ
ク解除手段36をトランクルーム16側へ移動させ、中
間位置を越えるまで第1操作部40の押込み操作または
第2操作部42の引張り操作をすると、ターンオーバ装
置50の付勢力の反転により第2位置側へロック解除手
段36が移動させられ、図6のように第2位置に位置決
めされる。途中、爪部材38と係合していたラッチ部材
26は爪部材38の移動に伴って係合が外れ、引張コイ
ルスプリング34の付勢力に従って非係合位置の領域か
らフック部材24と噛み合う噛合い位置へと復帰する。
ク解除手段36をトランクルーム16側へ移動させ、中
間位置を越えるまで第1操作部40の押込み操作または
第2操作部42の引張り操作をすると、ターンオーバ装
置50の付勢力の反転により第2位置側へロック解除手
段36が移動させられ、図6のように第2位置に位置決
めされる。途中、爪部材38と係合していたラッチ部材
26は爪部材38の移動に伴って係合が外れ、引張コイ
ルスプリング34の付勢力に従って非係合位置の領域か
らフック部材24と噛み合う噛合い位置へと復帰する。
【0038】このようにロック解除手段36が第2位置
に保持された状態では、車室14側から第1操作部40
を引張り操作することができないため、専らトランクル
ーム16側から第2操作部42を押込み操作してロック
解除することになる。その場合に、爪部材38はロック
解除手段36が第1位置からロック解除位置へ移動させ
られる際にラッチ部材26と係合させられ、そのラッチ
部材26を非係合位置へ回動させるようになっているた
め、ロック解除手段36を一旦第1位置まで移動させた
後、再びロック解除位置まで戻してロック解除すること
になる。ロック解除手段36が第1位置へ戻る過程で爪
部材38はラッチ部材26と係合させられるが、その係
合に伴って爪部材38は軸心Cの右まわりに回動させら
れ、ロック解除手段36が第1位置まで移動することが
許容される。また、引き続き車室14側からのロック解
除操作を不能とするためにロック解除手段36を第2位
置へ戻す場合は、ロック解除手段36が中間位置よりも
第2位置側に位置する状態で操作を解除すれば良い。
に保持された状態では、車室14側から第1操作部40
を引張り操作することができないため、専らトランクル
ーム16側から第2操作部42を押込み操作してロック
解除することになる。その場合に、爪部材38はロック
解除手段36が第1位置からロック解除位置へ移動させ
られる際にラッチ部材26と係合させられ、そのラッチ
部材26を非係合位置へ回動させるようになっているた
め、ロック解除手段36を一旦第1位置まで移動させた
後、再びロック解除位置まで戻してロック解除すること
になる。ロック解除手段36が第1位置へ戻る過程で爪
部材38はラッチ部材26と係合させられるが、その係
合に伴って爪部材38は軸心Cの右まわりに回動させら
れ、ロック解除手段36が第1位置まで移動することが
許容される。また、引き続き車室14側からのロック解
除操作を不能とするためにロック解除手段36を第2位
置へ戻す場合は、ロック解除手段36が中間位置よりも
第2位置側に位置する状態で操作を解除すれば良い。
【0039】このように、本実施例の可倒式リヤシート
バックのロック機構10においては、ロック解除手段3
6を第1位置に保持しておけば車室14側およびトラン
クルーム16側の双方からロック解除操作を行うことが
可能で、解除操作が容易になる一方、ロック解除手段3
6を第2位置に保持しておけば、車室14側からのロッ
ク解除が不能となって盗難防止等を図ることができる。
しかも、ロック解除手段36を第1位置および第2位置
間の移動可能に配設し、必要に応じて第2位置に保持で
きるようにしただけであるため、従来のようにキャンセ
ル機構を設けてロック解除を不能とする場合に比較して
装置を簡単且つ安価に構成することが可能である。ま
た、ターンオーバ装置50によってロック解除手段36
を第1位置または第2位置へ択一的に移動させるように
なっているため、装置が一層簡単且つ安価に構成され
る。
バックのロック機構10においては、ロック解除手段3
6を第1位置に保持しておけば車室14側およびトラン
クルーム16側の双方からロック解除操作を行うことが
可能で、解除操作が容易になる一方、ロック解除手段3
6を第2位置に保持しておけば、車室14側からのロッ
ク解除が不能となって盗難防止等を図ることができる。
しかも、ロック解除手段36を第1位置および第2位置
間の移動可能に配設し、必要に応じて第2位置に保持で
きるようにしただけであるため、従来のようにキャンセ
ル機構を設けてロック解除を不能とする場合に比較して
装置を簡単且つ安価に構成することが可能である。ま
た、ターンオーバ装置50によってロック解除手段36
を第1位置または第2位置へ択一的に移動させるように
なっているため、装置が一層簡単且つ安価に構成され
る。
【0040】次に、本発明の他の実施例を説明する。な
お、前述の実施例と共通する部分には同じ符号を付して
詳しい説明を省略する。
お、前述の実施例と共通する部分には同じ符号を付して
詳しい説明を省略する。
【0041】図7に示す可倒式リヤシートバックのロッ
ク機構11は、図1の実施例に対して前記ロック解除手
段36に節度を与えるように構成されたものであり、前
記回動レバー52に突起52bを設けるとともに、その
突起52bに当接して回動レバー52の回動範囲、更に
はロック解除手段36の第1位置および第2位置を規定
するストッパ59,61を前記ストッパ58,60の代
わりにブラケット19に設ける一方、上記ストッパ61
の近傍には板ばね76の基端部が取り付けられ、その先
端係合部76aが突起52bの回動軌跡上に位置させら
れている。この板ばね76は、先端係合部76aに突起
52bが係合するまで回動した回動レバー52の回動量
に対応する移動量だけロック解除手段36が移動させら
れた位置で節度を与えるもので、図7に示す第1位置か
ら移動したロック解除手段36が図8に示すようにロッ
ク解除位置に到達し且つ中間位置に到達する手前で移動
抵抗を付与するようになっている。
ク機構11は、図1の実施例に対して前記ロック解除手
段36に節度を与えるように構成されたものであり、前
記回動レバー52に突起52bを設けるとともに、その
突起52bに当接して回動レバー52の回動範囲、更に
はロック解除手段36の第1位置および第2位置を規定
するストッパ59,61を前記ストッパ58,60の代
わりにブラケット19に設ける一方、上記ストッパ61
の近傍には板ばね76の基端部が取り付けられ、その先
端係合部76aが突起52bの回動軌跡上に位置させら
れている。この板ばね76は、先端係合部76aに突起
52bが係合するまで回動した回動レバー52の回動量
に対応する移動量だけロック解除手段36が移動させら
れた位置で節度を与えるもので、図7に示す第1位置か
ら移動したロック解除手段36が図8に示すようにロッ
ク解除位置に到達し且つ中間位置に到達する手前で移動
抵抗を付与するようになっている。
【0042】このようなロック機構11においては、第
1位置に保持されたロック解除手段36をロック解除位
置へ移動させてロック解除する際に、ターンオーバ装置
50の付勢方向が反転する中間位置の手前で板ばね76
により移動抵抗が付与されるため、ロック解除手段36
が第1位置および第2位置の何方へ移動させられるかが
操作抵抗によって容易に認識できるようになり、第1操
作部40を押込み操作してロック解除する際に意に反し
てロック解除手段36を第2位置まで押し込んでしまう
ことを防止できる。上記板ばね76は節度付与手段とし
て機能している。
1位置に保持されたロック解除手段36をロック解除位
置へ移動させてロック解除する際に、ターンオーバ装置
50の付勢方向が反転する中間位置の手前で板ばね76
により移動抵抗が付与されるため、ロック解除手段36
が第1位置および第2位置の何方へ移動させられるかが
操作抵抗によって容易に認識できるようになり、第1操
作部40を押込み操作してロック解除する際に意に反し
てロック解除手段36を第2位置まで押し込んでしまう
ことを防止できる。上記板ばね76は節度付与手段とし
て機能している。
【0043】図9は、第1発明の別の一実施例である可
倒式リヤシートバックのロック機構(以下、単にロック
機構という)80を示す一部を切り欠いた正面図であ
る。前述の実施例と同様に可倒式リヤシートバック12
に固設されるブラケット82には、上下に離間して設け
られた一対のガイドピン84,86を介してスライド部
材88が可倒式リヤシートバック12に沿った上下方
向、言い換えれば可倒式リヤシートバック12の回動中
心と略直交する方向(以下、スライド方向という)の移
動可能に取り付けられているとともに、前記ブラケット
18と同様にストライカ28が入り込むための切欠き8
2aが形成されている。ブラケット82とスライド部材
88との間には、引張コイルスプリング90が張設され
ており、常にはスライド部材88をストライカ28との
係合状態を維持するように図9の略下方へ付勢してい
る。スライド部材88は、ストライカ28と係合する係
合溝92を備えている他、上記ガイドピン84,86が
挿し通される一対の長穴94,96、およびそれらの中
間に略V字形状の長穴98を備えている。スライド部材
88および引張コイルスプリング90を含んで係止手段
が構成されている。
倒式リヤシートバックのロック機構(以下、単にロック
機構という)80を示す一部を切り欠いた正面図であ
る。前述の実施例と同様に可倒式リヤシートバック12
に固設されるブラケット82には、上下に離間して設け
られた一対のガイドピン84,86を介してスライド部
材88が可倒式リヤシートバック12に沿った上下方
向、言い換えれば可倒式リヤシートバック12の回動中
心と略直交する方向(以下、スライド方向という)の移
動可能に取り付けられているとともに、前記ブラケット
18と同様にストライカ28が入り込むための切欠き8
2aが形成されている。ブラケット82とスライド部材
88との間には、引張コイルスプリング90が張設され
ており、常にはスライド部材88をストライカ28との
係合状態を維持するように図9の略下方へ付勢してい
る。スライド部材88は、ストライカ28と係合する係
合溝92を備えている他、上記ガイドピン84,86が
挿し通される一対の長穴94,96、およびそれらの中
間に略V字形状の長穴98を備えている。スライド部材
88および引張コイルスプリング90を含んで係止手段
が構成されている。
【0044】一方、可倒式リヤシートバック12には、
前記スライド部材88のスライド方向と略直角で可倒式
リヤシートバック12を表裏方向に貫通するロック解除
手段100が、その貫通方向の移動可能に配設されてい
る。ロック解除手段100は、前記車室14側から押込
み操作される第1操作部102と、前記トランクルーム
16側から押込み,引張り操作される第2操作部104
と、それら第1操作部102と第2操作部104とを相
対移動不能に連結して互いに連動させる連結機構として
の連結ロッド106とを有しており、第1操作部102
が可倒式リヤシートバック12の車室14側に設けられ
た支持部材108にガイドされるとともに、第2操作部
106がトランクルーム16側に設けられた支持部材1
10にガイドされている。第1操作部102は押釦形状
を成しているとともに、第2操作部104は、前記図3
と同様の輪形状のレバー部をトランクルーム16内に突
き出す状態で備えている。
前記スライド部材88のスライド方向と略直角で可倒式
リヤシートバック12を表裏方向に貫通するロック解除
手段100が、その貫通方向の移動可能に配設されてい
る。ロック解除手段100は、前記車室14側から押込
み操作される第1操作部102と、前記トランクルーム
16側から押込み,引張り操作される第2操作部104
と、それら第1操作部102と第2操作部104とを相
対移動不能に連結して互いに連動させる連結機構として
の連結ロッド106とを有しており、第1操作部102
が可倒式リヤシートバック12の車室14側に設けられ
た支持部材108にガイドされるとともに、第2操作部
106がトランクルーム16側に設けられた支持部材1
10にガイドされている。第1操作部102は押釦形状
を成しているとともに、第2操作部104は、前記図3
と同様の輪形状のレバー部をトランクルーム16内に突
き出す状態で備えている。
【0045】ロック解除手段100の連結ロッド106
には前記長穴98に係合させられる係合ピン112が固
設されており、第1操作部102または第2操作部10
4の操作によってロック解除手段100と共に移動させ
られる。したがって、この係合ピン112と長穴98と
の係合により、ロック解除手段100の移動に伴ってス
ライド部材88が前記引張コイルスプリング90の付勢
力に抗して移動させられ、長穴98のV字の谷付近に係
合ピン112が達するロック解除位置までロック解除手
段100が操作されると、スライド部材88のストライ
カ28との係合ロックが解除される。長穴98の形状
は、スライド部材88のストライカ28に対する係合解
除に必要なストロークとロック解除手段100の移動ス
トロークとに対応して定められている。図9はロック解
除手段100が第1位置へ位置させられた状態を示して
おり、第1操作部102の押込み操作が可能であり、且
つ第2操作部材104の引張り操作が可能である。
には前記長穴98に係合させられる係合ピン112が固
設されており、第1操作部102または第2操作部10
4の操作によってロック解除手段100と共に移動させ
られる。したがって、この係合ピン112と長穴98と
の係合により、ロック解除手段100の移動に伴ってス
ライド部材88が前記引張コイルスプリング90の付勢
力に抗して移動させられ、長穴98のV字の谷付近に係
合ピン112が達するロック解除位置までロック解除手
段100が操作されると、スライド部材88のストライ
カ28との係合ロックが解除される。長穴98の形状
は、スライド部材88のストライカ28に対する係合解
除に必要なストロークとロック解除手段100の移動ス
トロークとに対応して定められている。図9はロック解
除手段100が第1位置へ位置させられた状態を示して
おり、第1操作部102の押込み操作が可能であり、且
つ第2操作部材104の引張り操作が可能である。
【0046】しかし、係合ピン112が長穴98のV字
の谷を越えて相対移動すると、引張コイルスプリング9
0の付勢力に従ってV字の反対側の移動端まで移動し、
ロック解除手段100が第2位置に位置決めされる。図
示は省略するが、ロック解除手段100が第2位置に位
置した状態では第1操作部102の操作が不能であり、
且つ第2操作部104の押込み操作が可能である。この
ため、車室14側からのロック解除操作ができなくな
り、トランクルーム16側から第2操作部104を押込
み操作しない限りは、ロック機構80のロック解除がで
きない。この実施例の場合は、ロック解除手段100の
第2位置から第1位置への移動の際にもロック解除が行
われる。本実施例では引張コイルスプリング90,長穴
98および係合ピン112が付勢手段および位置決め手
段に相当し、係合ピン112は解除作用部材にも相当す
る。
の谷を越えて相対移動すると、引張コイルスプリング9
0の付勢力に従ってV字の反対側の移動端まで移動し、
ロック解除手段100が第2位置に位置決めされる。図
示は省略するが、ロック解除手段100が第2位置に位
置した状態では第1操作部102の操作が不能であり、
且つ第2操作部104の押込み操作が可能である。この
ため、車室14側からのロック解除操作ができなくな
り、トランクルーム16側から第2操作部104を押込
み操作しない限りは、ロック機構80のロック解除がで
きない。この実施例の場合は、ロック解除手段100の
第2位置から第1位置への移動の際にもロック解除が行
われる。本実施例では引張コイルスプリング90,長穴
98および係合ピン112が付勢手段および位置決め手
段に相当し、係合ピン112は解除作用部材にも相当す
る。
【0047】一方、スライド部材88の長穴96の近傍
には突起114が設けられているとともに、ブラケット
82には板ばね116が固定されてその凸部116aが
上記突起114の移動軌跡上に位置して設けられてい
る。この板ばね116は、前記のようにロック解除手段
100のロック解除位置への移動に伴ってスライド部材
88が移動させられて係合ロックが解除されるときに凸
部116aが突起114と係合するように設けられてお
り、節度付与手段として機能することにより前記板ばね
76の場合と同様の効果が得られる。
には突起114が設けられているとともに、ブラケット
82には板ばね116が固定されてその凸部116aが
上記突起114の移動軌跡上に位置して設けられてい
る。この板ばね116は、前記のようにロック解除手段
100のロック解除位置への移動に伴ってスライド部材
88が移動させられて係合ロックが解除されるときに凸
部116aが突起114と係合するように設けられてお
り、節度付与手段として機能することにより前記板ばね
76の場合と同様の効果が得られる。
【0048】本実施例のロック機構80においても、ロ
ック解除手段100が第1位置に位置させられている状
態では、車室14側およびトランクルーム16側の双方
で選択的に解除操作が行えること、ロック解除手段10
0を第2位置に位置決めすることにより車室14側から
の操作を不能にできることなど、前述の実施例と同様な
効果が得られる。
ック解除手段100が第1位置に位置させられている状
態では、車室14側およびトランクルーム16側の双方
で選択的に解除操作が行えること、ロック解除手段10
0を第2位置に位置決めすることにより車室14側から
の操作を不能にできることなど、前述の実施例と同様な
効果が得られる。
【0049】以上、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明したが、本発明は他の態様で実施することもで
きる。
細に説明したが、本発明は他の態様で実施することもで
きる。
【0050】例えば、前記実施例のロック解除手段36
では第1操作部40および第2操作部42が連結ロッド
44により相対移動不能に構成されていたが、第1操作
部40および第2操作部42をラックとピニオンやリン
ク機構等の連結機構を用いて連動関係を有するように連
結することもでき、例えば互いに操作方向を交差させて
第1操作部40をリヤシートバック12の上部に配置し
たりすることも可能である。ロック解除手段100につ
いても同様である。
では第1操作部40および第2操作部42が連結ロッド
44により相対移動不能に構成されていたが、第1操作
部40および第2操作部42をラックとピニオンやリン
ク機構等の連結機構を用いて連動関係を有するように連
結することもでき、例えば互いに操作方向を交差させて
第1操作部40をリヤシートバック12の上部に配置し
たりすることも可能である。ロック解除手段100につ
いても同様である。
【0051】また、前記実施例ではストライカ28に係
合するフック部材24およびそれを位置決めするラッチ
部材26、またはスライド部材88により可倒式リヤシ
ートバック12を車体に係止する構成となっていたが、
他の係止部材やロック要素および位置決め要素を用いて
可倒式リヤシートバック12を車体に係止してもよく、
基本構造が異なる種々の形態で係止手段が構成され得
る。
合するフック部材24およびそれを位置決めするラッチ
部材26、またはスライド部材88により可倒式リヤシ
ートバック12を車体に係止する構成となっていたが、
他の係止部材やロック要素および位置決め要素を用いて
可倒式リヤシートバック12を車体に係止してもよく、
基本構造が異なる種々の形態で係止手段が構成され得
る。
【0052】また、前記図1の実施例ではフック部材2
4およびラッチ部材26間に引張コイルスプリング34
が配設されていたが、引張コイルスプリング34に替え
て、捩りコイルスプリングや線ばね等、他の異なるスプ
リングを用いることも可能である。
4およびラッチ部材26間に引張コイルスプリング34
が配設されていたが、引張コイルスプリング34に替え
て、捩りコイルスプリングや線ばね等、他の異なるスプ
リングを用いることも可能である。
【0053】また、前記図7および図9の実施例では板
ばね76,116が設けられてロック解除手段36,1
00にそれぞれ節度が与えられるようになっていたが、
このような節度付与手段は必ずしも設けられる必要はな
く、省略されても差支えない。また、他のばね部材等に
より節度付与手段を構成することも可能である。
ばね76,116が設けられてロック解除手段36,1
00にそれぞれ節度が与えられるようになっていたが、
このような節度付与手段は必ずしも設けられる必要はな
く、省略されても差支えない。また、他のばね部材等に
より節度付与手段を構成することも可能である。
【0054】また、前記図9の実施例では解除作用部材
としての係合ピン112がロック解除手段100に設け
られていたが、図10に示すように、スライド部材12
0に係合ピン122を固設するとともに、図示しないタ
ーンオーバ装置により付勢,位置決めされるロック解除
手段124に山形の凸部126を設けて係合ピン122
に係合させるように構成してもよい。
としての係合ピン112がロック解除手段100に設け
られていたが、図10に示すように、スライド部材12
0に係合ピン122を固設するとともに、図示しないタ
ーンオーバ装置により付勢,位置決めされるロック解除
手段124に山形の凸部126を設けて係合ピン122
に係合させるように構成してもよい。
【0055】また、前記実施例ではロック解除手段3
6,100を第1位置から第2位置側へ移動させるロッ
ク解除操作の往路においてラッチ部材26が回動させら
れ或いはスライド部材88が移動させられてロック解除
されるようになっていたが、図11に示すように、ロッ
ク解除手段130にピン132の左まわりに付勢されて
その回動端が規定されたカム134を配設し、スライド
部材136に設けた係合部138にそのカム134を係
合させるように構成することにより、第2位置側へ操作
した後で付勢手段により移動させられる復路においてロ
ック解除されるようにすることも可能である。
6,100を第1位置から第2位置側へ移動させるロッ
ク解除操作の往路においてラッチ部材26が回動させら
れ或いはスライド部材88が移動させられてロック解除
されるようになっていたが、図11に示すように、ロッ
ク解除手段130にピン132の左まわりに付勢されて
その回動端が規定されたカム134を配設し、スライド
部材136に設けた係合部138にそのカム134を係
合させるように構成することにより、第2位置側へ操作
した後で付勢手段により移動させられる復路においてロ
ック解除されるようにすることも可能である。
【0056】また、前記図9の実施例では係合ピン11
2がV字形状の長穴98に係合させられていたため、可
倒式リヤシートバック12が倒伏状態から起立させられ
た際にストライカ28との係合によるスライド部材88
の図9の上方への移動に伴ってロック解除手段100が
操作方向へ往復移動させられるが、図9に一点鎖線で示
すように長穴98の一部を切り欠くことにより、上記の
ようなロック解除手段100の不用な動作を回避するこ
とができる。
2がV字形状の長穴98に係合させられていたため、可
倒式リヤシートバック12が倒伏状態から起立させられ
た際にストライカ28との係合によるスライド部材88
の図9の上方への移動に伴ってロック解除手段100が
操作方向へ往復移動させられるが、図9に一点鎖線で示
すように長穴98の一部を切り欠くことにより、上記の
ようなロック解除手段100の不用な動作を回避するこ
とができる。
【0057】また、前記実施例ではロック機構10,1
1,80が可倒式リヤシートバック12の比較的上部に
配設される場合であったが、配設位置は適宜変更され
得、例えば、係止手段を図2のヒンジ点O付近に設ける
とともにロック解除手段をシートバック上部に設け、ロ
ッド状或いはリンク状の中間部品等を介してロック解除
手段を係止手段に連結するなどしてもよい。
1,80が可倒式リヤシートバック12の比較的上部に
配設される場合であったが、配設位置は適宜変更され
得、例えば、係止手段を図2のヒンジ点O付近に設ける
とともにロック解除手段をシートバック上部に設け、ロ
ッド状或いはリンク状の中間部品等を介してロック解除
手段を係止手段に連結するなどしてもよい。
【0058】その他一々例示はしないが、本発明は当業
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
者の知識に基づいて種々の変更,改良を加えた態様で実
施することができる。
【図1】第1発明の一具体例である第2発明が適用され
た可倒式リヤシートバックのロック機構の一実施例を部
分的に切り欠いて示す正面図である。
た可倒式リヤシートバックのロック機構の一実施例を部
分的に切り欠いて示す正面図である。
【図2】図1のロック機構が可倒式リヤシートバックに
備えられた車両構造の部分概略図である。
備えられた車両構造の部分概略図である。
【図3】図1におけるロック解除手段の第2操作部を示
すZ矢視図である。
すZ矢視図である。
【図4】図1におけるIV−IV断面図である。
【図5】図1のロック機構においてロック解除手段がロ
ック解除位置へ移動させられた状態を示す図である。
ック解除位置へ移動させられた状態を示す図である。
【図6】図1のロック機構においてロック解除手段が第
2位置へ移動させられた状態を示す図である。
2位置へ移動させられた状態を示す図である。
【図7】図1のロック機構に節度付与手段が設けられた
態様を示す図である。
態様を示す図である。
【図8】図7のロック機構においてロック解除手段がロ
ック解除位置へ移動させられた状態を示す図である。
ック解除位置へ移動させられた状態を示す図である。
【図9】第1発明の別の実施例である可倒式リヤシート
バックのロック機構を部分的に切り欠いて示す正面図で
ある。
バックのロック機構を部分的に切り欠いて示す正面図で
ある。
【図10】解除作用部材の他の態様を説明する図であ
る。
る。
【図11】解除作用部材の更に別の態様を説明する図で
ある。
ある。
【図12】従来の可倒式リヤシートバックのロック機構
を説明する図である。
を説明する図である。
10,11,80:可倒式リヤシートバックのロック機
構 12:可倒式リヤシートバック 14:車室 16:トランクルーム 18,19:ブラケット 24:フック部材 26:ラッチ部材 34:引張コイルスプリング(スプリング) 36,100,124,130:ロック解除手段 38:爪部材 40,102:第1操作部 42,104:第2操作部 44,106:連結ロッド(連結手段) 50:ターンオーバ装置 88,120,136:スライド部材(係止手段) 90:引張コイルスプリング(付勢手段,位置決め手
段) 112,122:係合ピン(解除作用部材) 134:カム(解除作用部材) A:第1軸心 B:第2軸心 C:第3軸心
構 12:可倒式リヤシートバック 14:車室 16:トランクルーム 18,19:ブラケット 24:フック部材 26:ラッチ部材 34:引張コイルスプリング(スプリング) 36,100,124,130:ロック解除手段 38:爪部材 40,102:第1操作部 42,104:第2操作部 44,106:連結ロッド(連結手段) 50:ターンオーバ装置 88,120,136:スライド部材(係止手段) 90:引張コイルスプリング(付勢手段,位置決め手
段) 112,122:係合ピン(解除作用部材) 134:カム(解除作用部材) A:第1軸心 B:第2軸心 C:第3軸心
Claims (2)
- 【請求項1】 起立状態において車室とトランクルーム
とを分離するとともに、車幅方向と略平行な回動軸心ま
わりに回動して前記車室側へ倒伏させられることにより
該車室とトランクルームとを連通させる可倒式リヤシー
トバックに配設され、該可倒式リヤシートバックを車体
に係止して前記起立状態にロックするとともに、手動操
作で該ロックが解除されることにより該可倒式リヤシー
トバックが倒伏することを許容するロック機構であっ
て、 前記可倒式リヤシートバックに設けられ、該可倒式リヤ
シートバックが起立させられることにより前記車体に係
止させられるとともに、その係止状態に機械的にロック
する係止手段と、 前記車室側から押込み操作される第1操作部と、前記ト
ランクルーム側から操作される第2操作部と、該第1操
作部と第2操作部とを機械的に連結して互いに連動させ
る連結機構とを有し、前記第1操作部を前記車室側から
押込み操作可能で且つ前記第2操作部を前記トランクル
ーム側から操作可能な第1位置と、前記第1操作部が前
記可倒式リヤシートバック内に没入して前記車室側から
の操作が不能で且つ前記第2操作部を前記トランクルー
ム側から操作可能な第2位置との間の移動可能に、前記
可倒式リヤシートバックに配設されたロック解除手段
と、 該ロック解除手段と前記係止手段とに跨がって設けら
れ、該ロック解除手段が前記第1位置と前記第2位置と
の間のロック解除位置を移動させられる際に前記ロック
を解除する一方、該ロック解除手段が該第1位置または
第2位置に位置させられた状態では該係止手段のロック
を許容する解除作用部材と、 前記ロック解除位置へ移動させられた前記ロック解除手
段を前記第1位置へ移動させるように付勢する付勢手段
と、 前記ロック解除位置を越えて前記第2位置側へ移動させ
られた前記ロック解除手段を該第2位置に位置決めする
位置決め手段とを有することを特徴とする可倒式リヤシ
ートバックのロック機構。 - 【請求項2】 起立状態において車室とトランクルーム
とを分離するとともに、車幅方向と略平行な回動軸心ま
わりに回動して前記車室側へ倒伏させられることにより
該車室とトランクルームとを連通させる可倒式リヤシー
トバックに配設され、該可倒式リヤシートバックを車体
に係止して前記起立状態にロックするとともに、手動操
作で該ロックが解除されることにより該可倒式リヤシー
トバックが倒伏することを許容するロック機構であっ
て、 前記可倒式リヤシートバックに固設されるブラケット
と、 前記回動軸心と略平行な第1軸心まわりの回動可能に前
記ブラケットに設けられ、前記可倒式リヤシートバック
が起立させられることにより、前記車体に係止させられ
るとともにアンロック位置からロック位置へ回動させら
れ、該ロック位置に位置決めされることにより該可倒式
リヤシートバックを起立状態に保持するフック部材と、 前記第1軸心と略平行な第2軸心まわりの回動可能に前
記ブラケットに配設され、前記ロック位置へ回動させら
れた前記フック部材と係合させられることにより、該フ
ック部材を機械的に該ロック位置に位置決めする一方、
非係合位置へ回動させられることにより該フック部材が
前記アンロック位置側へ回動することを許容するラッチ
部材と、 該ラッチ部材を常には前記フック部材と係合する方向へ
付勢するスプリングと、 前記車室側から押込み操作される第1操作部と、前記ト
ランクルーム側から操作される第2操作部と、該第1操
作部と第2操作部とを機械的に連結して互いに連動させ
る連結機構とを有し、前記第1操作部を前記車室側から
押込み操作可能で且つ前記第2操作部を前記トランクル
ーム側から操作可能な第1位置と、前記第1操作部が前
記可倒式リヤシートバック内に没入して前記車室側から
の操作が不能で且つ前記第2操作部を前記トランクルー
ム側から操作可能な第2位置との間の移動可能に、前記
可倒式リヤシートバックに配設されたロック解除手段
と、 該ロック解除手段と前記ブラケットとに跨がって配設さ
れ、該ロック解除手段を前記第1位置と前記第2位置と
の間の中間位置を境として該第1位置または第2位置へ
択一的に移動させるターンオーバ装置と、 第3軸心まわりの回動可能に前記ロック解除手段に配設
され、該ロック解除手段が前記第1位置から前記中間位
置へ移動させられる際には係合位置に保持され、前記ラ
ッチ部材と係合して該ラッチ部材を前記スプリングの付
勢力に抗して前記非係合位置へ回動させるが、該ロック
解除手段の逆方向への移動時には、該ラッチ部材との係
合に伴って前記第3軸心まわりに回動させられる一方、
該ロック解除手段が前記第1位置または第2位置に位置
させられた状態では該ラッチ部材が前記スプリングの付
勢力に従って前記フック部材と係合することを許容する
爪部材とを有することを特徴とする可倒式リヤシートバ
ックのロック機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22712994A JPH0891101A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 可倒式リヤシートバックのロック機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22712994A JPH0891101A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 可倒式リヤシートバックのロック機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0891101A true JPH0891101A (ja) | 1996-04-09 |
Family
ID=16855936
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22712994A Pending JPH0891101A (ja) | 1994-09-22 | 1994-09-22 | 可倒式リヤシートバックのロック機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0891101A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100715899B1 (ko) * | 2005-10-12 | 2007-05-08 | 현대자동차주식회사 | 차량 뒷좌석 시트백의 각도 조절을 위한 2단 록킹 장치 |
| KR100726731B1 (ko) * | 2005-12-09 | 2007-06-11 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 리어 시트백의 록킹장치 |
| JP2011201410A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両シートの骨格構造 |
| US9114740B2 (en) | 2011-01-27 | 2015-08-25 | Bae Industries, Inc. | Trunk located second row seatback dump latch assembly |
-
1994
- 1994-09-22 JP JP22712994A patent/JPH0891101A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100715899B1 (ko) * | 2005-10-12 | 2007-05-08 | 현대자동차주식회사 | 차량 뒷좌석 시트백의 각도 조절을 위한 2단 록킹 장치 |
| KR100726731B1 (ko) * | 2005-12-09 | 2007-06-11 | 현대자동차주식회사 | 자동차용 리어 시트백의 록킹장치 |
| JP2011201410A (ja) * | 2010-03-25 | 2011-10-13 | Daihatsu Motor Co Ltd | 車両シートの骨格構造 |
| US9114740B2 (en) | 2011-01-27 | 2015-08-25 | Bae Industries, Inc. | Trunk located second row seatback dump latch assembly |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8360528B2 (en) | Vehicle seats | |
| US5383699A (en) | Folding vehicle seat assembly with self advancing backrest | |
| US7494186B2 (en) | Folding recliner of seat for vehicles | |
| US6568756B2 (en) | Foldable vehicle seat | |
| US20100327609A1 (en) | Vehicle door lock device | |
| US20070120407A1 (en) | Vehicle door opening/closing device | |
| JP4132723B2 (ja) | 車両用ドアロック装置 | |
| JPH11348626A (ja) | トランクスルー装置 | |
| JPH0891101A (ja) | 可倒式リヤシートバックのロック機構 | |
| JP4566152B2 (ja) | 車両用シート装置 | |
| CN107791903B (zh) | 车辆用双折叠座椅的锁定组件 | |
| JPH0858449A (ja) | 可倒式リヤシートバックのロック機構 | |
| JPH0233528B2 (ja) | Jidoshanoshiitosochi | |
| KR102286446B1 (ko) | 차량 시트용 폴딩 레버 장치 | |
| JP2000103289A (ja) | 自動車のコンソールボックス | |
| JPH0228979Y2 (ja) | ||
| JP3871812B2 (ja) | スライドシートの跳ね上げ規制構造 | |
| JP2004330813A (ja) | 車両用シート装置 | |
| JP4079696B2 (ja) | 車両用シートのスライド機構 | |
| JP3142765B2 (ja) | 車両用折り畳みシート装置 | |
| JPH0428843Y2 (ja) | ||
| JPS6326974Y2 (ja) | ||
| JP3766539B2 (ja) | パーキングブレーキ操作装置 | |
| JPS6246729A (ja) | 自動車のリヤシ−ト装置 | |
| JPH0228980Y2 (ja) |