JPH0891180A - 車両用ディスクブレーキ装置 - Google Patents

車両用ディスクブレーキ装置

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JPH0891180A
JPH0891180A JP6231058A JP23105894A JPH0891180A JP H0891180 A JPH0891180 A JP H0891180A JP 6231058 A JP6231058 A JP 6231058A JP 23105894 A JP23105894 A JP 23105894A JP H0891180 A JPH0891180 A JP H0891180A
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brake shoe
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head
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則道 熊谷
Hideyuki Yasuda
秀行 保田
Kazuhiko Okazaki
和彦 岡崎
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    • F16D55/00Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes
    • F16D55/02Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members
    • F16D55/22Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads
    • F16D55/224Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members
    • F16D55/2245Brakes with substantially-radial braking surfaces pressed together in axial direction, e.g. disc brakes with axially-movable discs or pads pressed against axially-located rotating members by clamping an axially-located rotating disc between movable braking members, e.g. movable brake discs or brake pads with a common actuating member for the braking members in which the common actuating member acts on two levers carrying the braking members, e.g. tong-type brakes

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 高速走行中の車両を、制輪子のパッドを焼損
させることなく、停止させることができる車両用ディス
クブレーキ装置を提供すること。 【構成】 少なくとも二以上の制輪子7を保持金具4a
に取り付け、保持金具4aの中心部分にブレーキテコ
2,22を取り付ける。また、ブレーキテコ2,22の
他端にはシリンダー5と戻しバネ6から構成される駆動
機構を設ける。シリンダー5を駆動すると、ブレーキテ
コ2,22はブレーキテコ支点部2d,22dを軸とし
て回動し、制輪子7が車輪9のディスク面9bを圧接
し、車輪に制動力が加わる。制輪子7を二以上設けてい
るので、一個あたりの制輪子のパッドが分担する制動熱
量を軽減することができ、パッドの焼損を軽減すること
ができる。また、制輪子7をブレーキテコ2,22に対
し動けるように取り付けることにより、制輪子を車輪の
ディスク面に均等な圧力で接触させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用のディスクブレ
ーキ装置に関し、特に、本発明は、高速鉄道車両および
自動車に適用するに好適な車両用ディスクブレーキ装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は従来の高速鉄道車両用ディスクブ
レーキ装置機構の斜視図、図7は従来の制輪子取付装置
の斜視図、図8はブレーキ力と車輪とレール間の粘着力
の関係を示す図であり、図6〜図8により従来の高速鉄
道車両用ディスクブレーキ装置について説明する。
【0003】図6において、9は車輪、9aは車輪踏
面、9bはディスク面、10は車軸、11はレールであ
り、台車枠8に装架されたディスクブレーキ架台1に、
ブレーキテコ2および22が、ブレーキテコ支点部2
d,22dで保持され、また、ブレーキテコ支点部2
d,22dはブレーキテコ受けピン3aにより、ブレー
キテコ支点部支え金具3に支持されている。
【0004】一方、ブレーキテコ2および22の車輪9
側の一端部に連結金具2aが設けられ、連結金具2a
に、保持金具4が取り付けられている。そして、保持金
具4にはディスク片面当たり制輪子7が一個取り付けら
れている。また、ブレーキテコ2および22の他端部に
はブレーキシリンダー5が設けられ、ブレーキシリンダ
ー5とブレーキテコ支点部2d,22dとの間に、戻し
バネ6が設けられている。
【0005】同図において、ブレーキシリンダー5が操
作されると、制輪子7のディスク面9bへの押し付け力
Pはブレーキテコの支点2d,22dのテコ作用により
シリンダー5の力Pcが所定の値に増幅され、ブレーキ
力=2kPr としてディスク面に作用する。なお、kは
ディスク面9bと制輪子7の間の摩擦係数である。ただ
し、実効ブレーキ力は車輪の踏面9aにおけるブレーキ
力に換算されたものであり、これが、図8に示すQ=μ
・wに対抗される。ここで、Qは車輪踏面9aのレール
11への粘着力、wはブレーキ軸上の相当重量、μは車
輪とレール11間の摩擦係数である。
【0006】図7は、図6における制輪子取付装置の構
成を示す図であり、同図により、制輪子7の取り付けに
ついて説明する。車輪側のブレーキテコ2,22の一端
部に設けられている連結金具2aには、制輪子頭41の
取り付け用丸孔2bが設けられ、制輪子頭41には連結
金具2a側の側面に丸棒41aが埋め込まれている。そ
して、上記取り付け用丸孔2bの中心は制輪子頭41の
丸棒が抜けないように連結金具2aの側面より内側にさ
れている。
【0007】そして、連結金具2aの側面と、制輪子頭
41の側面との間にはすきまGができるようにされ、制
輪子頭41が連結金具2aに対して、所定の角度で自由
首振り運動できるように構成されている。また、制輪子
頭41の他の平行端面部には制輪子取り付け用アリミゾ
41bが設けられ、制輪子7には、該アリミゾ41bに
挿入用のアリミゾ挿入突起7aが設けられている。さら
に、制輪子7の他端側面にはパッド7bが取り付けられ
ている。
【0008】上記構成部品を図7に示すように連結して
取り付け、制輪子頭41の首振りを妨げないようにすき
まGを確保して、押さえ板42で上下端面部を締めつけ
る。そして、連結金具2aを図6に示したブレーキテコ
2,22に取り付けディスクブレーキ装置を構成する。
上記のように、従来のディスクブレーキ装置は車輪のデ
ィスク面片面当たり一組の制輪子取付装置を設け、制輪
子取付装置に一つの制輪子を取り付けた構成であった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】高速で運行される車両
が平常運転の場合、ブレーキをかける際、高速のとき
は、発電ブレーキ、電気ブレーキで制御し、低速になっ
てから空気または油圧ブレーキを作動させ、停車させて
いる。しかしながら、電気系統が故障した状態または地
震や災害により送電が停止された状態で高速運転中の車
両を高速より緊急停止させるような場合、空気あるいは
油圧シリンダーの力だけで停止させなければならなくな
る。
【0010】本発明者は、上記のような緊急の場合を想
定して、最高速度500km/hの高速ブレーキ性能試
験装置で試験した結果、高速より空気あるいは油圧のシ
リンダーの力で車輪のディスク面にブレーキ力をかけた
場合、従来のディスクブレーキ装置では、制輪子のパッ
ド7bが発熱のため、短時間で溶けてしまうことを確認
した。これは、車両の運動エネルギーを主にディスクと
制輪子のパッドで熱として蓄えるためであるが、熱容量
を増加させる方法として、ディスクはその厚さ及び半径
を増加させることが可能であるが、制輪子のパッドはそ
の艤装スペース上から容易に厚さを増すことができない
場合がある。
【0011】従来のディスクブレーキ装置は上記した問
題点を持っており、車両の高速化にともない、制輪子の
パッドの材質の改良とともに、高速ディスクブレーキ装
置並びに制輪子取り付け装置の開発が緊急の課題となっ
てきている。本発明は上記した従来技術の問題点を解決
するためになされたものであって、本発明は第1の目的
は、高速走行中の車両を、高速より緊急停止させること
ができる車両用ディスクブレーキ装置を提供することで
ある。
【0012】本発明は第2の目的は、ブレーキテコの両
側に複数対の制輪子を配設することにより、高速走行中
の車両を緊急停止させる際、パッドを焼損させることな
く、車両の暴走を防ぐことができる車両用ディスクブレ
ーキ装置を提供することである。本発明の第3の目的
は、制輪子の摩擦パッドが片当たりすることなく、パッ
ド全面に均等に圧力を加えることができる車両用ディス
クブレーキ装置を提供することである。
【0013】本発明の第4の目的は、組み立てが容易
で、信頼性の高い車両用ディスクブレーキ装置を提供す
ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1の発明は、車輪の両側面に当接す
る制輪子と、この制輪子をそれぞれ駆動させる連結金具
と、この連結金具の間に装設される駆動機構からなる車
両用ディスクブレーキ装置において、上記車輪の両側面
に当接する制輪子を、少なくとも、片面に2個以上設け
たものである。
【0015】本発明の請求項2の発明は、請求項1の発
明において、片面に2個以上設けた制輪子を、一台の駆
動機構で駆動するようにしたものである。本発明の請求
項3の発明は、請求項1または請求項2の発明におい
て、連結金具を、制輪子を装着せしめる保持金具と、こ
の保持金具と係合するブレーキテコとから構成し、保持
金具の中心部分にブレーキテコの一端を取り着け、保持
金具の両側に複数対の制輪子を配設し、ブレーキテコの
他端に駆動機構を設けたものである。
【0016】本発明の請求項4の発明は、請求項1,2
または請求項3の発明において、制輪子をブレーキテコ
に対し、自由度をもって動けるように取り付けたもので
ある。本発明の請求項5の発明は、請求項1,2,3ま
たは請求項4の発明において、駆動機構を、戻しバネと
シリンダーから構成したものである。
【0017】本発明の請求項6の発明は、請求項1,
2,3,4または請求項5の発明において、制輪子を、
ディスク面の周上に配設したものである。本発明の請求
項7の発明は、請求項1,2,3,4または請求項5の
発明において、制輪子を、ディスク面の径方向に配設し
たものである。
【0018】
【作用】本発明の請求項1の発明においては、車輪の両
側面に当接する制輪子と、この制輪子をそれぞれ駆動さ
せる連結金具と、この連結金具の間に装設される駆動機
構からなる車両用ディスクブレーキ装置において、上記
車輪の両側面に当接する制輪子を、少なくとも、二以上
設けているので、制動をかける場合、一個あたりの制輪
子のパッドが分担する圧力および制動熱量を軽減するこ
とができる。このため、高速走行中の車両を停止させる
際のパッドの焼損を軽減し、車両の暴走を防止すること
ができる。
【0019】本発明の請求項2の発明においては、請求
項1の発明において、制輪子を、一台の駆動機構で駆動
するようにしたので、ブレーキ装置の駆動機構を簡単に
することができる。本発明の請求項3の発明において
は、請求項1または請求項2の発明において、連結金具
を、制輪子を装着せしめる保持金具と、この保持金具と
係合するブレーキテコとから構成し、保持金具の中心部
分にブレーキテコの一端を取り着け、保持金具の両側に
同数の制輪子を配設し、ブレーキテコの他端に駆動機構
を設けたので、一対のブレーキテコにより複数対の制輪
子をバランスよく作動させることができる。
【0020】本発明の請求項4の発明においては、請求
項1,2または請求項3の発明において、制輪子をブレ
ーキテコに対し、自由度をもって動けるように取り付け
たので、制動時、制輪子を車輪のディスク面に均等な圧
力で接触させることができ、片当たりを防止することが
できる。本発明の請求項5の発明においては、請求項
1,2,3または請求項4の発明において、駆動機構
を、戻しバネとシリンダーから構成したので、簡単な機
構によりブレーキ装置を駆動することができる。
【0021】本発明の請求項6の発明においては、請求
項1,2,3,4または請求項5の発明において、制輪
子を、ディスク面の周上に配設したので、複数の制輪子
に加わる摩擦力を略等しくすることができる。本発明の
請求項7の発明においては、請求項1,2,3,4また
は請求項5の発明において、制輪子を、ディスク面の径
方向に配設したので、制輪子を装着する保持金具の構造
を簡単にすることができる。
【0022】
【実施例】図1は本発明の第1の実施例の車両用ブレー
キ装置の全体構成を示す図であり、同図により本発明の
実施例について説明する。本実施例は、図1に示すよう
に、車輪9の両側面に当接する制動子7と、この制動子
7をそれぞれ駆動する連結金具Xと、この連結金具Xの
間に装設される駆動機構Yからなる車両用ディスクブレ
ーキ装置において、車輪9の両側面に当接する制動子7
を少なくとも片面に2個以上設け(同図では2組)、こ
れら制輪子7を一台の駆動機構Yで駆動させるように構
成したものである。
【0023】図1において、9は車輪、9aは車輪踏
面、9bはディスク面、10は車軸、11はレールであ
り、図6に示した従来例と同様、台車枠8に装架された
ディスクブレーキ架台1に、ブレーキテコ2および22
が、ブレーキテコ支点部2d,22dで保持され、ま
た、ブレーキテコ支点部2d,22dはブレーキテコ受
けピン3aにより、ブレーキテコ支点部支え金具3に支
持されている。
【0024】連結金具Xは、制輪子7を装着する保持金
具4aと、この保持金具4aと係合するブレーキテコ2
からなり、保持金具4aの中心部分4bにブレーキテコ
2の一端が取り付けられている。そして、その両側に同
数の制輪子7を一組つづ配設し、ブレーキテコ2の他端
に、戻しバネ6とシリンダー5から構成される駆動機構
Yを設けている。
【0025】また、ブレーキテコ2の一端部に設けた金
具2aに、制輪子7が複数個取り付けられた保持金具4
aが連結されている。そして、同図では、半径Rの車輪
9のディスク面9bの円周方向に車輪の中心より半径r
の位置にα°の角度で制輪子7がディスク片面当たり2
個取り付けられており、制輪子7は保持金具4aを介し
て金具2aに連結されている。
【0026】なお、後述するように、ディスク面の半径
方向に複数個の制輪子7を取り付けた制輪子金具を設け
ることもできる。上記のように、ディスクブレーキ装置
の制輪子を複数とすることにより、制輪子一個当たりが
分担する車輪ディスク面への押し付け力は、従来の場合
より減少し、分担制動熱量を軽減させることができる。
【0027】次に、上記車両用ディスクブレーキ装置に
おける制輪子取付装置の具体的構成について説明する。
図2、図3、図4、図5は上記制輪子取付装置の第1な
いし第4の実施例を示す図であり、図2は図1のように
制輪子を取り付けた場合の制輪子取付装置の分解斜視
図、図3は制輪子を車輪の径方向に配置した場合の制輪
子取付装置の分解斜視図、図4は図2の制輪子取付装置
の変形例を示す分解斜視図、図5は制輪子取付装置の他
の変形例の分解斜視図を示している。
【0028】図2において、2aはブレーキテコ2の一
端部に設けられた直方体の金具であり、ブレーキテコ2
が取り付けられる反対側の面に同図の縦方向に丸孔2b
が設けられており、丸孔2bの中心は金具2aの側面よ
り内側にされている。42aは山形状の中間頭であり、
その中央Oを基点に車軸中心方向OCに対してθ°の角
度のOA,OB軸を持つ二辺よりなり、軸上の端面42
dはそれぞれ上記軸と直角な面を形成している。また、
A点、B点は後述する制輪子7の取り付け中心部になっ
ている。
【0029】中間頭42aのA,B線上の中央部面上に
は丸棒42bが埋め込まれている。そして、丸棒42b
の中心は上記面より外側にされており、丸棒42bは前
記金具2aの丸孔2bに嵌合される。また、中間頭42
aの丸棒42bが埋め込まれた面の反対側の面は丸棒4
2bの軸線と平行で、車輪9のディスク面9bと平行な
平らな面に形成されており、後述する制輪子頭41と制
輪子7を押さえる突起部42eが設けられている。
【0030】そして、中間頭42aの側面部にAO,B
Oの軸方向に丸孔42cが設けられ、これら丸孔42c
の中心は、上記面の内側になるように形成されている。
41は制輪子頭であり、制輪子頭41は直方体の形状を
持ち、その一方の面に上記中間頭42aの丸孔42cと
嵌合する丸棒41aが埋め込まれ、丸棒41aの中心は
その取り付け面より外側にされている。また、制輪子頭
41の反対側の面には後述する制輪子7が嵌合されるア
リミゾ41bが設けられている。
【0031】7は制輪子であり、制輪子7は片面にアリ
ミゾ挿入突起7aが設けられ、その反対側の面に摩擦板
のパッド7bが取り付けられている。上記構成部品を次
のように組み立て制輪子取付装置を形成する。まず、金
具2aの丸孔2bに中間頭42aの丸棒42bを取り付
ける。次に中間頭42aの丸孔42cに制輪子頭41の
丸棒41aを取り付け、制輪子頭のアリミゾ41bに制
輪子7のアリミゾ突起7aを取り付け固着する。そし
て、各部品を支持するため、中間頭42aの両端面部4
2dに押さえ板44を固定するとともに、金具2aの両
端面2cに押さえ板43を固定する。
【0032】ここで、制輪子頭41と中間頭42aの
間、および、制輪子頭41の側面と押さえ板44の間に
は、それぞれ、ギャップG,G1が形成され、また、金
具2aと中間頭42aの間、および、金具2aの両端面
2cと押さえ板43の間にはそれぞれ、ギャップG,G
1が形成されており、制動子頭41は中間頭42aに対
して所定の角度回動することができ、中間頭42aは金
具2aに対して所定角度回動することができる。
【0033】以上のように構成された制輪子取り付け装
置を図1に示したブレーキ装置に組み込み、シリンダー
5を駆動すると、ブレーキテコ2は支点2dを中心とし
て回動し、制輪子7は車輪9のディスク面9bに押し付
けられる。ここで、上記のように、中間頭42aは金具
2aに対して所定角度回動でき、また、制動子頭41は
中間頭42aに対して所定の角度回動できるように構成
されているので、制輪子7のパッド7bは車輪9のディ
スク面9bに順応して圧接し、パッド7bの全面積に対
して、均等に圧力を加えることができる。
【0034】さらに、パッド7bが車輪9の同一円周上
に配置され、また、ブレーキテコ2に対して対称の位置
にパッド7bが取り付けられているので、2個のパッド
7bの加わる圧力をバランスさせることができる。さら
に、丸孔2b,42cに丸棒42b,41aを嵌合する
とともに、アリミゾ41bにアリミゾ挿入突起7aを嵌
合し、中間頭42aの両端面42d、および、金具2a
の両端面2cに押さえ板43,44を取り付けて、制輪
子取付装置を組み立てるように構成したので、装置を容
易に組み立てることができるとともに構造的に強固なも
のとすることができ、ブレーキ装置の信頼性を向上させ
ることができる。
【0035】図3は制輪子を車輪の径方向に配置した場
合の制輪子取付装置の分解斜視図であり、同図により本
発明の制輪子取付装置の第2の実施例について説明す
る。同図において、2aは、ブレーキテコ2の一端部に
設けられる図2に示した金具と同一の部品であり、ブレ
ーキテコ2が取り付けられる反対側の面に同図の縦方向
に丸孔2bが設けられており、丸孔2bの中心は金具2
aの側面より内側にされている。
【0036】43aは直方体の中間頭であり、中間頭4
3aの金具2a側の中央部面上には丸棒43bが埋め込
まれ、丸棒43bの中心は上記面より外側にされてお
り、丸棒43bは前記金具2aの丸孔2bに嵌合され
る。また、中間頭43aの丸棒43bが埋め込まれた面
の反対側の面は丸棒43bの軸線と平行な平らな面に形
成されており、その両端部に丸孔43cが設けられ、こ
れら丸孔43cの中心は、上記面の内側になるようにさ
れている。
【0037】41は制輪子頭、7は制輪子であり、制輪
子頭41と制輪子7は図2に示したものと同一の部品か
ら構成されている。上記構成部品を、図2と同様、次の
ように組み立て制輪子取付装置を形成する。すなわち、
金具2aの丸孔2bに中間頭43aの丸棒43bを嵌入
し、中間頭の丸孔43cに制輪子頭41の丸棒41aを
取り付ける。そして、図2の実施例と同様、制輪子頭の
アリミゾ41bに制輪子7のアリミゾ突起7aを取り付
け固着する。そして、各部品を支持するため、中間頭4
3aの両端面部に押さえ板44を固定するとともに、金
具2aの両端面に押さえ板43を固定する。
【0038】ここで、制輪子頭41と中間頭43aの
間、および、制輪子頭41の側面と押さえ板44の間に
は、それぞれ、ギャップG,G1が形成され、また、金
具2aと中間頭43aの間、および、金具2aの両端面
と押さえ板43の間には、それぞれ、ギャップG,G1
が形成されており、図2の実施例と同様、制動子頭41
は中間頭43aに対して所定の角度回動することがで
き、中間頭43aは金具2aに対して所定角度回動する
ことができる。
【0039】以上のように構成された制輪子取り付け装
置を、図2に示した第1の実施例と同様、図1に示した
ブレーキ装置に組み込み、シリンダー5を駆動すると、
ブレーキテコ2は支点2dを中心として回動し、制輪子
7は車輪9のディスク面9bに押し付けられる。その
際、上記のように、中間頭43aは金具2aに対して所
定角度回動でき、また、制動子頭41は中間頭43aに
対して所定の角度回動できるように構成されているの
で、第1の実施例と同様、制輪子7のパッド7bは車輪
9のディスク面9bに順応して圧接し、パッド7bの全
面積に対して、均等に圧力を加えることができる。
【0040】さらに、ブレーキテコ2に対して対称の位
置にパッド7bが取り付けられているので、2個のパッ
ド7bの加わる圧力をバランスさせることができる。ま
たさらに、図2に示した第1の実施例と同様、装置を容
易に組み立てることができるとともに構造的に強固なも
のとすることができ、ブレーキ装置の信頼性を向上させ
ることができる。
【0041】図4は図2の制輪子取付装置の変形例を示
す分解斜視図であり、同図により本発明の制輪子取付装
置の第3の実施例について説明する。本実施例は図2に
示した第1の実施例において、中間頭の丸孔をOA,O
B軸に対して直角方向に設け、制輪子頭の丸棒を上記丸
孔に対応させて設けたものであり、その他の構成は基本
的には図2の実施例のものと同一である。
【0042】図4において、中間頭52aの両端部に、
OA軸、OB軸に直交する端面に平行に丸孔52cが設
けられており、また、制輪子頭51には、上記丸孔52
cと同方向に丸棒51aが埋め込まれている。また、前
記第1の実施例と同様、制輪子頭51と中間頭52aの
間にはギャップGが形成され、制輪子頭51は、中間頭
52aに対して所定の角度回動できるように構成されて
いる。
【0043】そして、第1の実施例と同様、中間頭52
aの丸孔52cに制輪子頭51の丸棒51aを取り付
け、制輪子頭のアリミゾ51bに制輪子7のアリミゾ突
起7aを取り付け固着し、中間頭52aに押さえ板45
を取り付け固定する。本実施例においては、第1の実施
例と同様な効果を得ることができるとともに、丸孔2
b,丸棒42bの方向と丸孔52c,丸棒51aの方向
が略直交しているため、制輪子7はブレーキテコ2に対
して車輪の径方向および周方向に運動することができ、
車輪のディスク面9bにより順応して圧接触することが
可能となる。
【0044】図5は制輪子取付装置の他の変形例の分解
斜視図であり、同図は、図3と同様、車輪のディスク面
の径方向に制輪子を設けた場合の実施例を示している。
次に、同図により本発明の制輪子取付装置の第4の実施
例について説明する。本実施例は図3に示した第2の実
施例において、中間頭の丸孔を中間頭の長手方向に平行
に設け、制輪子頭の丸棒を上記丸孔に対応させて設けた
ものであり、その他の構成は基本的には図3の実施例の
ものと同一である。
【0045】図5において、中間頭53aに、その長手
方向と平行に丸孔53cが設けられており、また、制輪
子頭51には、上記丸孔53cと同方向に丸棒51aが
埋め込まれている。また、前記第2の実施例と同様、制
輪子頭51と中間頭53aの間にはギャップGが形成さ
れ、制輪子頭51は、中間頭53aに対して所定の角度
回動できるように構成されている。
【0046】そして、第2の実施例と同様、中間頭の丸
孔53cに制輪子頭51の丸棒51aを取り付け、制輪
子頭のアリミゾ51bに制輪子7のアリミゾ突起7aを
取り付け固着し、中間頭52aに押さえ板46を取り付
け固定する。本実施例においては、第2の実施例と同様
な効果を得ることができるとともに、丸孔2b,丸棒4
2bの方向と丸孔53c,丸棒51aの方向が直交して
いるため、制輪子7はブレーキテコ2に対して車輪の径
方向および周方向に運動することができ、車輪のディス
ク面9bに順応して圧接触することが可能となる。
【0047】なお、上記実施例においては、ブレーキテ
コ2、シリンダ5、戻しバネ6等を用いているが、ブレ
ーキテコ2、シリンダ5、戻しバネ6等の代わりにキャ
リパー・シリンダ・ユニットとすることもできる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明において
は、以下の効果を得ることができる。 車輪の両側面に当接する制輪子を、少なくとも、片
面に2個以上設けているので、制動をかける場合、一個
あたりの制輪子のパッドが分担する圧力および制動熱量
を軽減することができる。このため、高速走行中の車両
を停止させる際のパッドの焼損を軽減し、車両の暴走を
防止することができる。 前項記載の円周方向に配置した複数対の制輪子を、
一台の駆動機構で駆動することにより、ブレーキ装置の
駆動機構を簡単にすることができ、かつ、駆動機構の重
量の増加がないこと、および、駆動機構を新たに取り付
けることがないので台車の艤装スペースを節約できる。 連結金具を、制輪子を装着せしめる保持金具と、こ
の保持金具と係合するブレーキテコとから構成し、保持
金具の中心部分にブレーキテコの一端を取り着け、保持
金具の両側に同数の制輪子を配設し、ブレーキテコの他
端に駆動機構を設けることにより、一対のブレーキテコ
により複数の制輪子をバランスよく作動させることがで
きる。 制輪子をブレーキテコに対し、自由度をもって動け
るように取り付けることにより、制動時、制輪子を車輪
のディスク面に均等な圧力で接触させることができ、片
当たりを防止することができる。 駆動機構を、戻しバネとシリンダーから構成するこ
とにより、簡単な機構によりブレーキ装置を駆動するこ
とができる。 制輪子を、ディスク面の周上に配設することによ
り、複数の制輪子に加わる摩擦力を略等しくすることが
できる。 制輪子を、ディスク面の径方向に配設することによ
り、制輪子を装着する保持金具の構造を簡単にすること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のディスクブレーキ装置の構成
を示す図である。
【図2】本発明の制輪子取付装置の第1の実施例を示す
図である。
【図3】本発明の制輪子取付装置の第2の実施例を示す
図である。
【図4】本発明の制輪子取付装置の第3の実施例を示す
図である。
【図5】本発明の制輪子取付装置の第4の実施例を示す
図である。
【図6】従来のディスクブレーキ装置の構成を示す図で
ある。
【図7】従来の制輪子取付装置の構成を示す図である。
【図8】ブレーキ力と、車輪とレール間の粘着力の関係
を示す図である。
【符号の説明】
1 ディスクブレーキ架台 2,22 ブレーキテコ 2a 金具 2b 丸孔 2c 両端面 2d,22d ブレーキテコ支点部 3 ブレーキテコ支点部支え金具 3a ブレーキテコ受けピン 4,4a 保持金具 5 シリンダー 6 戻しバネ 7 制輪子 7a アリミゾ挿入突起 7b パッド 8 車両台車枠 9 車輪 9a 車輪踏面 9b ディスク面 10 車軸 11 レール 41,51 制輪子頭 41a,51a 丸棒 41b,51b アリミゾ 42a,52a 中間頭保持金具 42b 丸棒 42c,52c,53c 丸孔 42d 両端面 42e 制輪子受け 43a,53a 中間頭 42,43,44,45,46 押さえ板 G,G1 ギャップ P ディスク面への制輪子押し付
け力 Pc シリンダーの力 R 車輪の軸心から踏面までの半
径 r ディスク面上の軸心から制輪
子取付部までの半径 OA,OB 中間頭山形辺の軸方向 OC 車軸中心方向 OO 車軸中心 A,B 制輪子P/2圧中心点 α° 角A−OO−O,角B−OO
−O θ° 角A−O−OO,角B−O−
OO Pa 車輪踏面への制輪子押し付け
力 F ブレーキ力 W ブレーキ軸上の重量 Q 車輪踏面へのレールの粘着力 k 車輪と制輪子間の摩擦係数 u 車輪とレール間の摩擦係数
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡崎 和彦 神奈川県横浜市金沢区福浦三丁目8番地 東洋電機製造株式会社横浜事業所内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車輪の両側面に当接する制輪子と、この
    制輪子をそれぞれ駆動させる連結金具と、この連結金具
    の間に装設される駆動機構からなる車両用ディスクブレ
    ーキ装置において、 上記車輪の両側面に当接する制輪子を、少なくとも、片
    面に2個以上設けたことを特徴とする車両用ディスクブ
    レーキ装置。
  2. 【請求項2】 片面に2個以上設けた制輪子を、一台の
    駆動機構で駆動することを特徴とする請求項1の車両用
    ディスクブレーキ装置。
  3. 【請求項3】 連結金具は、制輪子を装着せしめる保持
    金具と、この保持金具と係合するブレーキテコからな
    り、 保持金具の中心部分にブレーキテコの一端を取り着け、
    この両側に複数対の制輪子を配設し、ブレーキテコの他
    端に駆動機構を備えたことを特徴とする請求項1または
    請求項2の車両用ディスクブレーキ装置。
  4. 【請求項4】 制輪子がブレーキテコに対し、自由度を
    もって動けるように取り付けられていることを特徴とす
    る請求項1,2または請求項3の車両用ディスクブレー
    キ装置。
  5. 【請求項5】 駆動機構が、戻しバネとシリンダーから
    構成されたことを特徴とする請求項1,2,3または請
    求項4の車両用ディスクブレーキ装置。
  6. 【請求項6】 制輪子を、ディスク面の周上に配設した
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4または請求項5
    の車両用ディスクブレーキ装置。
  7. 【請求項7】 制輪子を、ディスク面の径方向に配設し
    たことを特徴とする請求項1,2,3,4または請求項
    5の車両用ディスクブレーキ装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102788107A (zh) * 2012-08-07 2012-11-21 浙江海森纺机科技有限公司 一种无结渔网机上的离合器
CN113277398A (zh) * 2021-07-01 2021-08-20 湖北勒华装备制造有限公司 一种防坠安全器

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CN102788107A (zh) * 2012-08-07 2012-11-21 浙江海森纺机科技有限公司 一种无结渔网机上的离合器
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